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12月20日-03号

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  1. 館山市議会 2022-12-20
    12月20日-03号


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    令和 4年 12月 定例会(第4回)1 令和4年12月20日(火曜日)午前10時1 館山市役所議場1 出席議員 15名       1番  佐 野 聖 一          2番  長谷川 秀 徳       3番  倉 田 孝 浩          4番  鈴 木 ひとみ       6番  石 井 敏 宏          9番  望 月   昇      10番  石 井 敬 之         11番  太 田   浩      12番  龍 﨑   滋         13番  石 井 信 重      14番  鈴 木 正 一         15番  秋 山 光 章      16番  榎 本 祐 三         17番  本 橋 亮 一      18番  鈴 木 順 子1 欠席議員  1名       8番  瀬 能 孝 夫1 出席説明員  市     長  森   正 一     副  市  長  鈴 木 雄 二  総 合 政策部長  亀 井   徹     危 機 管理部長  中 村 吉 昭  総 務 部 長  手 島   隆     健 康 福祉部長  小 澤 一 典  経 済 観光部長  和 田   修     建 設 環境部長  笠 井 善 幸                                教 育 委 員 会  出 山 裕 之     教 育 部 長  岡 田 賢太郎  教  育  長                              1 出席事務局職員  事 務 局 長  新 井   耐     書     記  君 塚 和 則  書     記  渡 邊 秀 美     書     記  内 藤 和 也  書     記  粕 谷 佳 克     書     記  大 澤 晴 伸  書     記  加 藤 浩 一                     1 議事日程(第3号) 令和4年12月20日午前10時開議 日程第1 行政一般通告質問 △開議午前10時00分 ○議長(石井敬之) 本日の出席議員数15名、これより第4回市議会定例会第3日目の会議を開きます。 △行政一般通告質問 ○議長(石井敬之) 日程第1、これより通告による行政一般質問を行います。 質問の方法は、19日と同じであります。 これより順次発言を願います。 18番鈴木順子議員。御登壇願います。         (18番議員鈴木順子登壇) ◆18番(鈴木順子) おはようございます。質問に入ります前に一言申し上げます。市長選によって市長就任されましたこと、おめでとうございます。市長職は大変激務でございますので、体のほう健康に留意されまし務めいただくよう、よろしくお願いいたします。 それでは、質問に入ります。私の質問は、新市長の市政運営について。市民の声は、変化を求める市民の声でありましたどうお応えになりますのか、4点からの質問となります。 まず、第1点目であります。「若者戻っくる、戻っきたい」と思えるまちにするための具体策をお聞きしたいと思います。 次に、2点目であります。高校3年生まで子ども医療費の助成範囲を拡大ということについてであります。市議であった新市長は高校3年生までの医療費無償化を訴えていたと思います、考えに変化があったのですか、お聞かせください。 次に、3点目であります。食のまちづくり事業についあります。この間、多くの市民から私は食のまちづくり事業の拠点あそこでいいのかというような声を多く聞きました。その中で私自身、市民の声に本当に応えられ食のまちづくり事業を進めることを認めたのかどうなのか考えさせる問題の一つでありました。この事業、継承されるのでしょうか、お聞かせください。 次に、最後に4点目であります。館山市の雇用状況について考えるに、農水産業、医療、介護事業などへの就業支援ということを訴えおられました。具体的にするためには何をどう支援するのか、お聞かせをください。 以上私の質問であります御答弁によりましては再質問をさせいただきます。 ○議長(石井敬之) 森市長。         (市長森 正一登壇) ◎市長(森正一) おはようございます。鈴木順子議員の質問にお答えいたします。 第1点目、「若者戻っくる、戻っきたいと思えるまち」にするための具体策についてであります今館山市抱える一番の課題は若者の流出であります。持続可能なまちづくりには若い世代の力必要不可欠であり、若者の力館山を変えいくための鍵だと考えおります。進学や就職で一度地元を離れた若者生まれ育った故郷に戻っ働き、子育てできるようなまちにしなくはなりません。また、館山で働きたい、子育てしたい、住んでみたいと選ばれることも大切です。 具体的には、私はやはり企業誘致重要な方策の一つでありこれ以外にも地元の中小企業の振興や起業支援に積極的に取り組んでいくこと必要であると認識しおります。昨日鈴木ひとみ議員にもお答えしたとおり、地元の中学生や高校生のみならず、県北や県外に進学している学生、さらには地域外に転出し働いている若者に対するアンケート調査など実施いたしましまずは現状分析を行うとともに、UIJターンの雇用の受皿となる企業誘致や地元の中小企業の振興や起業支援に引き続き積極的に取り組んでいくほか、子供たちに深い地元愛を育むための教育や地域活動の充実を図っまいりたいと考えおります。 さらに、大学や専門学校の卒業後において、地元への就職や地元での起業を希望する若者に対しての支援、安心し子供を産み育てられる環境整備や支援についても様々な方策を検討しいきたいと思っています。 次に、第2点目、高校3年生までの子ども医療費の助成範囲の拡大についてであります、館山市は子ども医療費助成制度を国全体としての根幹をなす公的制度と認識しおり、全国的に統一的な運用必要と思われるため、国や千葉県への働きかけを継続し実施しているところです。今後も国や千葉県、他市町村の動向や館山市の財政状況等を確認しながら、できる限り早期に導入できるよう検討を続けまいりたいと考えおります。 次に、第3点目、食のまちづくり事業の継続についてでございます現在令和6年2月開業を目指し、食のまちづくり拠点施設の整備を進めています。この施設はでき終わりではなく、ここを拠点として地域の生産者や事業者と連携し、館山市の食のまちづくりを進めいこうとするものであり、館山市の強みの一つである多彩で豊かな農水産物や新たな食資源であるジビエなど食の魅力を生かしまずは人や物ここを目的地として集まる拠点化を図り、徐々に地域に合った発展を進めいきたいと考えています。 また、本施設の整備に当たっては、学生や若者、新規就農者の参加促進、さらには高齢者、障害者との農福連携など、多様な人々参画することでにぎわいを生み出し、経済的なメリット得られるような環境づくりを目指しまいります。 次に、第4点目、農水産業、医療、介護事業などへの就業支援についてです現在の館山市の雇用状況を申し上げますと、今年の10月の館山公共職業安定所管内有効求人倍率は2.19倍となっおり、特に福祉、介護分野では3.55倍と、人手不足の状況顕著となっおります。このような状況の中ではありますまず農水産業の就業支援について、農業では、青年の新規就農者に就農意欲の喚起と就農後の定着を図るための経営開始資金を活用し、若者の新規就農への支援を行います。また、認定農業者などの担い手農家には、経営の強化を図るため、園芸生産施設や機械の整備について支援し、ITやAIを活用したスマート農業の導入を促進し農作業の省力化を図るなど、農業の成長産業化を進めいきたいと考えています。 水産業については、館山市も会員となっおります安房・君津地区水産教育振興連絡協議会による中高生を対象とした水産業インターンシップや海洋教室、国や千葉県による漁業就業支援相談会漁業技術研修、漁業学校等での研修費用の補助などにより、引き続き水産業と水産教育機関及び関係行政機関との連携を密にし、また、他の自治体の先進事例なども参考としながら新規就業への支援を図っいきたいと考えおります。 医療の就業支援については、将来看護師等として働くことを希望する市民に対し修学資金の貸付けを行っおります。今後も看護師等を目指す市民の修学を経済的に支援しつつ、地域医療の安定や充実に欠かすことのできない医療資源の育成、確保を図っまいります。 介護事業に関する就業支援につきましは、介護の基礎を学ぶことできる介護職員初任者研修を受講した市民介護サービス事業所等で就労した場合に受講料の半額を補助する館山市介護職員初任者研修等受講費等助成事業を実施しおります。この助成事業では、初任者研修のほかに介護福祉士国家試験の受験要件となっおります実務者研修の受講費も対象としています。介護職員としてキャリアアップしながら働いいただくための支援を継続しまいります。 以上です。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 何点か再質問をさせいただきたいと思います。 まず1点目なんです1点目に入る前に私の感想も含めた意見を述べたいと思うんです今回の市長選挙において、様々な取組、市のこれからの取組を大変多く載せていた文章を見ました。その中で、私も多くの市民にこの間会う中で市民変わることを求めたんだなというのは実感としてあります。ただ、それどう変わるのかというのはちょっとまだ選んだ市民のほうも見えていない。当然私のほうも具体的に何を聞いているわけではありませんので、今回の質問はそういったことから、せめて方向性。まだ登庁し2日ですか。そういった中ですので、無理なことは言いません今後また取り組んでいくであろうということは重々承知の上で、せめてその方向性は教えいただきたいというの今回の私の質問の趣旨でありますので、まず1点目の質問に移ります昨日も議論になっていましたけれども、企業誘致について、非常にこれから取り組む若者の人たち若い人たちこのまちで勤め暮らしいけることを多分目指しの発言だというふうに思います。重大な事案の一つであるということを市長自らおっしゃっていますので、そのことは私は否定するものでもなく、そうあればいいなというふうなことは思っています、企業誘致、市長も一度館山を出られ戻っそのきっかけとなった企業にお勤めになっその企業館山から解散しいっしまったということで、当然お仲間の方々も含め多くの働いてた人たち新たな職を求め市外に出たりとかということがありました。企業誘致ということを意外と言うんです、企業はやっぱり誘致しそれ長い間このまちに根を下ろしそしていてくれるかどうかというのは、非常に企業から考えるとなかなか難しいところもあるのではないかなということを思います。そのために、市長は例えばその企業誘致に向けた取組の中で、自らセールスに回るとか、そういうこともお考えになっているのかどうか、お聞かせを願いたいというふうに思うんですいかがでしょうか。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) お答えいたします。 私過去に外に出戻っ戻っきたのは、地元に大きな企業があって働くことできたことから戻れたんですけども、やはり出いった若い子たち地元で働くためには、働く場は本当に必要です。もちろん企業誘致もそうですし、地元企業の振興を支援させいただい工場を拡張するとか、そういったことでまた雇用を増やしいくということも大事であると考えおります。そういった中で、新たに1,000人規模とか2,000人規模の大きな企業を呼び込むというのは、前回経験した半導体メーカー、工場の件もあります撤退されたときの痛手というのは、全国各地でもほかの例も出ていると思います。しかしながら、企業進出する場合にはある程度リサーチとかもかけていると思いますので、そういったリサーチをかけたりし新たな進出拠点を探しているような企業、これをまず探したい。そして、そういったところにアプローチをかけぜひとも私自ら訪問するなりしお話をしいきたいなとは考えおります。 以上です。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) それは、自ら御自身で足で歩い取り組んでいくという、そういう決意ということで考えよろしいですか。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) はい、そのとおりでございます。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) ありがとうございます。それは、ぜひとも期待をしたいというふうに思います。市長自らそういうことで足を運んで動いいただくこと、市民もそこに期待を持つというふうに思うんです。ぜひそれは見える形で動いいただくということ必要ではなかろうかなというふうに思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 ちょっと気になるんですけど、この館山市は高齢化率もう40%を超えました。そういった中で、若者このまちで働い暮らしいくということ、それは当然でありますやはりまちというのは、若者だけではなく、高齢者も共に、赤ちゃんからお年寄りまで共に暮らしいける総体的なまちづくりをしいかなければならないというふうに思うんです。そういったことからしやっぱり高齢者の施策のほうも共に暮らしいけるような施策を取り組むべきではないかなということをまず申し上げおきたいなというふうに思いますその点どうお考えですか。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) 鈴木順子議員おっしゃるとおり、赤ちゃんからお年寄り、高齢者の方々まで、館山市において楽しく生きがいを持っ、赤ちゃん生きがいというのはあれですけど、持っ暮らしできるようなまちにしいきたいと考えおります。御高齢の方にとりましても、まだまだ70代でも元気に働かれている方もいらっしゃいますし、そういった御高齢の方しっかりと働けるような土台づくりも大事だと考えおりますし、また日頃の趣味であったり習い事であったり、そういったことを続けながら、本当にそれ生きがいになると思うので、そういったサークル活動的な市民に関わるような件に関しましても、いろいろな御支援できる範囲でやっいけたらなと考えおります。 以上です。
    ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 分かりました。先ほど申し上げましたけど、私の今回の質問は、ほとんど働く場、働く人たちをどうつなぎとめるかということ、言葉はあまりよくないかもしれませんそういったことちりばめられているのではなかろうかという想定の下に質問をしています。そういった中で、今市長答弁されたこときちんと動き出されるのであれば、それはとても館山市にとっては暮らしやすいまちになっいくのだろうというふうに思います。これから若い人たち大学であるとか専門学校であるとか、そういうところに行く人たちへの支援ということまで、そこまで意識をしおられるということのようですので、それはまた期待をしながら、私たちもそれはぜひやるべきだということについては協力しなければいけないというふうに思っています。 次に、2点目に移ります、高校3年生までの医療費の無償化についてなんですすみません、市長選のときの文章からは、私は市長だったら一番先に高校3年生までの医療費無償化という言葉大きく紙の一番上段に載るのではないかなというぐらい、高校3年生までの医療費の無償化については市長自らかなりの気持ちを持っ市議時代取り組んでたんじゃないかなというふうな思いもありました。高校3年生までの医療費の無償化についてです、市長はどういった思いからこの高校3年生までの医療費の無償化を訴えられていたのか、その辺をちょっとお聞かせください。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) 議員時代から子ども医療費の無償化、助成範囲の拡大に関しては、恐らくもう5回、10回要望しきたと思います。恐らく前市長もまたこの質問かと思われていたのではないかなと思いますやはり子育て支援という面もありますし、特に高校になっくると、2人、3人お子さんがいる場合、特に学費であったりいろいろとかかるもの多いので、少しでも子育て楽になるようにという思いで高校生まで子ども医療費の助成範囲の拡大をしいっもらいたいと。県内も毎年毎年助成する自治体増えていますし、館山市としても安房の中心地として、まず先駆け高校生まで助成することで、近隣市町も足並みそろっ地域一体として子育て支援をしいくような地域になるのかなという思いがありましずっと質問しまいりました。 以上です。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 私も高校3年生までの医療費の無償化というのは何度か訴えさせいただいおります私に関しては、特に近隣でいえば、一番近隣でいえば、いすみ市の取組、かなり長く、もう恐らく、正確な年数は分かりませんけれども、20年近く前から高校3年生までの医療費の無償化というのは取組をしていたというふうに思います。いすみ市に関しては、あまり高校3年生までの医療費の無償化ということについて近隣でやっているところなかったもんですから、国のほうからちょっと待ったかかっ一回無償化というのはなくなりましたけれども、また復活をされ現在に至っているというところであります。 私もここでなぜ高校3年生までの医療費の無償化訴えられているのかということを少し勉強させいただきました。いすみ市に関しては、やはり今森市長言ったように、子育て支援の観点から始めたということは聞いています。そういった中で、私は実はこのことによって、市民、いわゆる移住される方増えくることを想定していたのかというふうなことでいたんです実はそうではなく本当に困った御家庭、ちょうど年代的に親御さん大変な状況にられる、お金のかかる、そういったときに親御さんの負担を少しでもなくすというのその事の発端だというふうに伺っています。そういった中、そうはいっもこの制度を使えば少しは移住者増えるんじゃないかということを頭の片隅に置きながら運営していたようです実は今ではいすみ市はそういったことよりもサーフィンの関連の移住者増えているということで、3年生までの医療費の無償化とはちょっと関係なかったというふうなことを担当の方もおっしゃっているようなんですそういったことから、高校3年生までというと、子供たち、学生たちの医療費というのは主に、病気はもちろんあるでしょうけれども、病気というよりは、一番多いのはけがの関連があるのかなというふうに思います。そういった中、その医療費のかかる度合いというのも高齢者の医療費の度合いとはちょっと違う、異質なのかなというふうに思うんですただ先ほども言いましたように、いすみ市でも言っているように、やはり親御さんの世代の生活の大変さ、困窮している家庭も含め大変な状況があるということで、この制度があるということで大変救われているがいるということも事実であります。今後、市長は拡大という言い方をされおりますけれども、拡大イコール無償化なのか、その辺はどう思いますか。例えば拡大をしいく最終地点に無償化があるのか、その辺をはっきりとお答え願いたいと思います。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) まずは、いきなり全部無償化というのは財政的に厳しいところがあると思いますので、まずは幅広く、公平公正に多くの方医療費の助成の恩恵を得られるようなところからまず始めさせいただいいずれ状況許せば無償化まで本当は行きたいところとは考えおります。今現在、県内恐らく半分強ぐらいの自治体で高校まで無償化進んでおりましこれもっと6割、7割と進んでいくと、以前入院医療費に関しましても中3まで延びたり、小学生3年まで通院延びたりとか、助成をしている自治体の数に比例し恐らくは県のほうも考えくれていると思うんです。実際にこういう助成をしている市町増えることによって、県のほうも重い腰を上げくれるんじゃないかという、そういう期待もしおります。 以上です。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) それは、財政的にも負担があるものですから、館山市独自でやろうということではなく県、できれば国も一緒にやっくれればありがたいなという、そういう捉え方でしょうか。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) 例えば県内全部の市町村高校生まで子ども医療費の助成を拡大したとしても県動かない可能性もありますやはり県、国として子育てを支援しいくという体制をしっかりと見せたい、そうは考えおります。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 今後、今まで言っこられたこと、そしてまた今御答弁になったことを踏まえながら、県にまずは呼びかけを強めるという、その行動も必要になろうかというふうに思います。ぜひともそれは口だけではなく行動で示しいただかなければいけないということを申し上げおきたいというふうに思います。 次に、3点目の質問なんです食のまちづくり事業についてなんですこの間食のまちづくり事業については、多くの市民の方から言われたの何であの場所なのかということを随分言われました。拠点ということになると、バスとか、そういうもの入ることも想定しているのかということも逆に問われたりしました。そういう交通の行き来あの場所でいいのかということを随分言われました。市長は、この間多くの方にお会いしているはずです。そういった声というのはお聞きになっていませんか。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) お答えします。 場所に関しても何件かは話がありましたそれ以前にまず中身のほう、中身の品物のほう、これちゃんとそろうのか、地元産でそろうのかというお話のほう多かったと思います。 以上です。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 昨日も議論になっていました。この安房の管内に道の駅何か所あるかということ、そしてまた私たちはのどかな農道のほうを車で走っていると、それこそ道端に野菜を売っていたりとかというところたくさんあります。そういった中で品物を売る場所ではないんです。私は、食のまちづくりの拠点ということからすると、館山で作られた農水産物を売る場所ではなくまずその前に館山で農水産物を作る、そして加工するということないと、なかなか食のまちづくりの拠点といっもこの事業は本当に成功しいくんだろうかというのはずっと思っています。今全国でも言われている作る農業、自然相手にどうにも立ち行かないときの作る農業、いわゆる農産物を工場で作っいくという、そういうやり方、あるいは漁業であっても、今は地球温暖化で漁獲の量も、あるいは品種も変わっている。そうしたら、おかで魚を作る、あるいは漁業関係のものを作るというようなこと日本全国で、そう多くはないですけども、作られ始めているということを考えたときに、私たちのこの館山でも、海には囲まれています。そしてまた、本当に気候のいい温かい土地ですから、作物もよく取れます。そういった中で、やはり災害があったりしたときのことを考えたり、あるいは高校生、高校を卒業しそして市外に出いかなくも、ここで農業、漁業で作っ売っいくというふうなことを考えも私はいいのではないかなというふうに思うんです、市長はどうお考えになりますか。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) もともと館山は観光地です一次産業盛んであったと思います。この20年ほど農業従事者も漁業従事者もそれぞれ半分以下に減っている中で、やはり高齢化だけ進んでいっ地元での産物減っているような気します。しかし、若い子たち、移住した子たちとかNPOとか立ち上げながら、新たな取組をしている方々もますし、若い方々の働く場として、農業、漁業、これを支えることも市としてしいかなきゃいけませんし、実際法人化なども取り組みたいと考えている農業者などもいらっしゃいますので、もっと若者の働く場として一次産業受皿となるような形をつくれるように、市としてもできる限りの支援をしいきたいと考えおります。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) ちょっと教育委員会のほうにお聞きしたいんです今現在学校給食は御飯に関しては、鴨川の業者で作っいただい運んでいるという状況ですよね。これを例えば館山市内でそういうお米を、御飯を炊い卸すということは可能ですか。 ○議長(石井敬之) 岡田教育部長。 ◎教育部長(岡田賢太郎) 先日館山市内のJA安房から新米を贈呈いただきました。その新米につきましは、炊飯するところへ持っいっ炊飯し子供たちに食べいただいているという状況ございますので、市内できちんと量確保できそういった流通できれば可能かなというふうには考えおります。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 私なぜこういう質問をしたかといいますと、市長は先ほど食のまちづくりの事業の中身問題だということをおっしゃっています。私も問題は中身だろうというふうに思っています。事業を私は否定するものではないです。ただ、例えばですよ、今やり取りがあったように、学校給食の御飯を鴨川の業者にお願いし卸しているという、こういうことなぜ館山でできないんだろう。この食のまちづくり事業の中でこれできないんだろうかというの私の率直な思いでありますそれをどう思いますか。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) 継続的に例えば毎回毎回御飯食のたびに市のもの、館山市産のお米を使っできるのであればやっあげたい気はいたします恐らく学校給食会のほうのお米を頼んでいる理由としては、災害時なんかの供給なんかも含め総合的に勘案しているものと思います今後担当課を含めできる限り館山産のものを使えるような状況できるのかどうか、また確認しながらちょっと検討させいただければと思います。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 食のまちづくりの拠点というんですから、館山産のものを館山で加工し販路を求めいくというの正常な考えじゃないかなというふうに思うんです。私は、そういうこと可能であるならば、例えばJA本当に御寄附いただいありがたいなと。時々の季節には様々な寄附をいただきながら、給食を子供たち喜んで食べたりしているという状況も承知しおりますけれども、やはり館山の学校ですから、館山の中で取れたものを館山で加工し卸しもらうというのできるということであれば、私はそれをしたらいいと。この食のまちづくりの中で加工部門の拡大を私はすべきだというふうに思います。事業として一応案があって進めている事業ですから、それは市長の思い、考え一つで私はできないことはないというふうに思いますので、今後考えいただきたいということを強く申し上げおきたいというふうに思います。重ね言いますけれども、食のまちづくり拠点事業というのは、やはり館山のものを館山で加工し館山で売る、あるいは販路を求めいくという、こういうことなかったら食のまちづくり事業というのは何か中途半端なものになっしまうのではないかなという危惧を持っています。そのことについて、私の今までの質問の中で市長は何かお考えがありますでしょうか。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) 全て館山産のものでできれば一番いいと思いますただ近隣市町との連携ということも考えましある程度、もちろん館山のものをほかの市で売っもらうとか、あるいはほかの市のものを館山で売るとか、そういった面も含め極力館山市産のものは、地元で作ったものをそこで加工するなりし売るの一番いいですけれども、そういったいろいろな連携も少し含めた中で安房地域一体としてという考え方もなきにしもあらずと思いますので、その辺を含めまた今後、今回スタート時点はもう最初の形決まっていますけども、そこから事業者なり、あるいは生産者なり利用者なりの意見、お考えを受け入れながら、少しずつ進化、発展させいきたいなというような思いでおります。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 先ほども言いました。度々お話しさせいただきますけど、いすみ市ではいすみ米を使った学校給食やっていますよね。御存じだと思います。例えばこの辺でいいますと鴨川では、いわゆるブランド米というのを扱っいろんなところでブランド名を出し販売しおります。鋸南町でいえば、山の地滑り地帯で取れた田んぼの米を地すべり米として売っている。人気で、すぐなくなっしまうそうです。そういったことからしも、やはり館山はもっともっと館山を前面に出し売るという行為必要なのかなというふうに思います。何かこのままだと中途半端に終わっしまうのではなかろうかなという気します。先ほど市長ここに関わる働く人たちのことだろうというふうに思います農業者や障害者も含めた福祉関連の人たちとのその雇用の関係のことを多分言ったんだろうというふうに認識しましたけれども、今館山市だけではなく非常に障害者の方々の雇用の場というの実はあるようでなかなかないというの実情でありますので、こういった方々も巻き込んでの雇用の場になるような取組をぜひすべきではないかなということを申し添えおきたいというふうに思います。 次に、4点目の最後の質問になります農水産業の話なんです農業は、館山市では本当に季節季節に取れる作物は大変種類も多く、館山市外の方でも贈り物として贈ったりなんかすると非常に喜ばれる傾向のもの多い。それは、食だけではなく花であったり見るものとしても非常に喜ばれるもの多いというふうに、私はこのまちに住む人間として大変誇りに思っているところであります。それをさらに今高齢化しているこの状況の中で、農業、漁業抱えている問題点の解消を先ほど、前に遡りますけれども、市長言ったように、若い人たちこの市内で働い暮らしいけるための施策の一つに農業も漁業もなければいけない。だけど、なかなかそこには人集まっこないというの現状ですから、これをぜひ、先ほども一例を申し上げましたけれども、作る農業、作る漁業というところにも少し目を向け勉強しみるのもいいのかなというふうに思いますどう思いますか。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) 若い方々しっかり勉強しいただく、そういった土台づくりとして、農業をされている方のところに、弟子入りという言葉正しいか分かりませんどんどんそういった形で入れるような支援もできたらなとは考えおりますなかなかそういった制度今現在あるかどうかまだ私も調べていませんので、今後そういったことも調べいきたいなと思っています。ただ、実際私よりも若い年代の方農業経営に入っ知っているところでは、五、六人雇われ耕作放棄地等を利用しながら少しずつ農業を始めている方もますので、そういった方々の事例を紹介するなりしながら、若い方でも頑張っ農業しているんだよということもお伝えしつつ、そういった方々次々と現れるように持っいけるように、市のほうでも考えやっいけたらなと思います。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 市長のお考えは大体分かりました。そうはいえども、なかなかそこに関わっくる人たちというのは圧倒的に足りない。足りていないわけですから、やっぱりその辺は何かしらの工夫必要なんだろうということを申し上げおきたいというふうに思います。就業支援ということではありますそこに支援しいくプラス、やっぱり他のほうにも目を向け勉強しいくという、検討しいくということも必要だということを重ね言っおきたいというふうに思います。 次に、医療の関係なんです、市民求める医療支援というのは、看護師さんへの支援というのも、それも正しい支援策の一つであろうかと思うんですただ医療現場で私たち見たときに、24時間体制の病院があるにもかかわらず、24時間体制ですから、緊急ですよね。そこに緊急で行っも、担当医師なかなかないというの現状じゃないでしょうか。この担当の医師今24時間体制の医療センターには、私聞いている限りでは、1つの科目しか先生がいないというふうに緊急時の場合の夜など聞いていますけれども、この現状というのは、担当の部長のほうからお答え願いたいんです現状はどういうふうな体制になっていますか。 ○議長(石井敬之) 小澤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小澤一典) 今議員おっしゃる救急の関係なんですけども、この安房管内で救命救急センターを設置しているいわゆる三次救急は亀田総合病院になっています。館山の場合は、医療センター二次救急ということで、それで救急を受け付けはおります例えば救急で行くときに、いろんな症状があって全部その専門の医師そこにいるか、また救急医がいるかというと、現実的にはないというの現状です。そういった医師を確保するについては、各医療機関それぞれのパイプもしかり、いろんなつながりの中で医師を確保しているという現状もあって確かにこの安房地域については、そういった医療機関は、多分安房地域以外の県内の地域と比べると、ある意味充実しはおりますただし医師きっちり充足をしているかというと、そういう状況にはなっていないというの現状だと思われます。 以上です。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 県内には医療圏があります。9つですよね。この中で、人口に対してどういう病院どこにあるというのは全部決まっているんですけれども、ただこの安房管内というのは非常に広い。土地広いところですよね。そういった中で、お年寄り多いということで、緊急時の対応というのは非常に求められる地域ではないかなというふうに思っています。そういったときに、医療センターですけれども、地域医療センター、かつては違う呼び名でありましたけれども、建設したときは2.5次医療なんていうことを言われました。2.5次医療なんていうのはないんですけれども、二次医療ではなく、それにプラス0.5、2.5次医療なんていうことを言われていたんですけども、それ今や2次医療といっもどうなんだろうというような状態になっているのではないかなと。病気の症状によりますけれども、緊急で時間で左右するような場合に、遠くまで1時間もかけ行かなければならないようなところを本当に救命救急と言っいいのかという、そういう考え方を私は持っています。私自身も経験していますから、時間及ぼす後遺症の大変さというのも、あのときすぐ近くに診くれるお医者さんがいれば歩けたのに、だけど遠くまで行かなきゃいけないというふうなことを考えたときに、車椅子生活になっしまったというような状況、私だけではない、多くの方そういった状況を抱え生きているんです、今このまちで。ですから、やはり私たちは、健康で生きいくためには、自分たちの身近に診くれる、安心できる病院体制があるということをあえて言わなければいけないというふうに思っています。看護師も不足しているのは承知しています。看護師に対しての支援もそれは必要でありましょう。しかしながら、医師への支援というのも、ぜひともこれは行うべきだというふうに思うんです、市長はどう思われますか。 ○議長(石井敬之) 森市長。 ◎市長(森正一) もちろん地元からも医学部に入っ医者になられた方もますし、実際同級生がいましもともと医者を目指していたわけじゃなく国立大、普通の文系に入っ、企業に入られから辞めまた医学部を受けられ医者になった方もます。実際その方は館山に戻っ働いおりますやはり医師を育てるにはかなりの、医学部ですね、お金かかりますから、そういった支援も、看護師の奨学金がありますけれども、そういったことを医師に対しても今後できるのかどうか検討する必要もあるのではないかなと思います。 ○議長(石井敬之) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 私は、そこまでできるかどうかは分かりませんけれども、やはり医師をこの地に連れくる、お願いできるような行動というのは求められるんだろうなというふうなことは思いますので、それはないからこのままでということではなくやっぱり市民の命を守るという観点からすれば、市長の責任の重さというのは考えおいいただきたいというふうに思います。これは単なる病院だけの問題ではなくやっぱり行政として動いいくということを強く申し上げおきたいというふうに思います。 最後に、介護の問題なんです介護事業に関して、いわゆる免許を取るための支援ということだけでいいのか。私は、実は介護している方々、皆さんも恐らくそうだろうと思うんですたくさんの方にお会いしていますけれども、なかなか一つの職場にとどまるということできにくいということでありましそれはやっぱり安心し生活しいけるだけの賃金体系になっていないというのこの問題点の一つなんだろうというふうに思っています。国のほうでも、介護されている方、事業所への支援ですよね。私は、直接介護されている本当に大変な仕事をされているのに、こんな賃金でいいんだろうかということをかねから思っていますので、この辺に関しては、やはり賃金体系をもう少し見直しもらうようなこと、大きく言えばやはりこれは国の責任だろうと。介護保険をつくり上げた国の責任というのは、そこにはやっぱりあるんだろうというふうに思いますので、これは経過でいいですから、国に対して物を言っいくということはやっぱり求められるんだろうと思います。でなければ、結局介護保険つくったけれども、最初つくった制度と全くさま変わりしちゃっていて非常にいい制度であるに違いないんですなかなかうまくいっていないというの現状ですので、よろしくお願いをしおきたいというふうに思います。 以上本日の私の質問であります。ありがとうございました。 ○議長(石井敬之) 岡田教育部長。 ◎教育部長(岡田賢太郎) 先ほどの学校給食の関係で一部私の発言を訂正させいただきたいと思います。学校給食につきましは、館山産を条件にし炊飯をしいただいているということで、全部現在館山産になっているということでございますので、修正をさせください。よろしくお願いします。 ○議長(石井敬之) 以上で18番鈴木順子議員の質問を終わります。 次、6番石井敏宏議員。御登壇願います。         (6番議員石井敏宏登壇) ◆6番(石井敏宏) では、質問に入ります。 まず初めに、新市長就任ということで、3か月ぐらい前までは隣の席にた方市長席にいるということで、ちょっと不思議な感じしますし、昨日の朝お出迎えを受け正式登庁2日目だったということなので、まだいろいろ慣れていないかなと。でも、そのうち多分そっちからの景色慣れいくと思いますので、それはそれでいいんですけど、こっちに11年半いらしたということなので、こちらの気持ちも半分ぐらい覚えていてほしいなということと、あとそれ以前に議員じゃなかった時代もありますので、そのときの気持ちをもっと大切にしいただければと思いまし前置きはそのぐらいにし早速質問に入ります。 大きな1番、市長の選挙チラシの政策について。1番、これは鈴木順子議員の先ほどの質問とかぶるところ多々あるわけです通告に従いまして質問させいただきます。子ども医療費の助成範囲のさらなる拡大です、高校生の入院及び通院の医療費助成について、実現のめどはいかがでしょうか。 2番、学校給食費の無償化に関して、財政的な制約もあるので、第3子の無償化は最低限継続しほしいところです第1子、第2子も含め給食費の在り方についての考えを伺います。 3番、中高生議会の導入です中高生の意見を市政に反映する民主主義的な意義があると同時に、学校現場の多忙さという実現の難点もあると思います。現時点における構想を伺います。 4番、「市長と話そう!」の会、地区別、年代別など毎月開催とありますつ頃から始めるのでしょうか。 5番、「情報発信力を強化し、館山市のよさを最大限にアピールする」とあります拡散力高いのはツイッターなので、市長個人始めはいかがでしょうか。 大きな2番、多様な働き方に応じた子供の柔軟な受入れ体制について。1、館山市子ども・子育て支援事業計画には、一時保育、延長保育、土曜保育、休日保育、乳児保育、障害児保育、病児・病後児保育についての実施と検討記載されていましたそれぞれの保育の受入れ体制について伺います。 2番、計画には、公設学童クラブに関しても、土曜、日曜、祝日の保育ニーズへの対応や、利用希望者集中する夏季休暇中の体制への対応と記載されています対応状況を伺います。 大きな3番、温水プールについて。11月11日にスポーツ推進審議会に初めて出席したところ、委員たちから温水プールの存続を望む声結構ありました。小中学校のプールや宮城のプールは老朽化し使えなくなったら廃止もやむを得ないかなと思いますしっかりとした通年型のバリアフリー化した公営プールは1つあるべきではないでしょうか。 以上になります。答弁によりましては、再質問させいただきます。 ○議長(石井敬之) 森市長。         (市長森 正一登壇) ◎市長(森正一) 石井敏宏議員の質問にお答えします。 大きな第1、市長選挙チラシの政策についての第1点目、子ども医療費の助成範囲のさらなる拡大に関する高校生の入院及び通院の医療費助成の実現の目途についあります、館山市は子ども医療費助成制度を国全体としての根幹をなす公的制度と認識しおり、全国的に統一的な運用必要と思われるため、国や千葉県への働きかけを継続し実施しおります。今後も国や千葉県、他市町村の動向や館山市の財政状況を確認しながら、できる限り早期に導入できるよう検討を続けいきたいと考えおります。 次に、第2点目、学校給食費の無償化についてであります現在多子世帯の子育てに対する経済的負担の軽減を図るため、千葉県の公立学校給食無償化支援事業等を活用し、令和5年1月から令和5年3月までの第3子以降の学校給食費を無償化としたところです。次年度以降についても、千葉県の補助制度継続する間は館山市としても引き続き第3子以降の学校給食費の無償化を維持しいきたいと考えています。 学校給食費を全て無償化することは、当然のことながら多額の財源必要となることは十分認識しおり、すぐに着手できる事業とは考えおりません。しかしながら、私の政策の一つである「若者戻っくる、戻っきたいと思えるまちに」を実現する上で大切な施策であると考えおります。まずは、3市1町と連携をし、千葉県に対し補助枠の拡大について要望活動を行うなど、財政負担の軽減をいかに図るか大きな課題と捉えおり、見通しついた段階で無償化枠の拡大をしいきたいと考えています。 次に、第3点目、中高生議会の導入についてであります次代を担う中高生たち市政やまちづくり、学校や地域の身近な問題などについて質問や提案を行い、市政や市議会への関心や理解を深めることは、中高生社会に参画する資質や能力を培い、若者まちづくりへの関心を持つためにも有効な手段であると考えています。また、若い人や世代の声市政に反映されることでまちづくりは自分事であると意識しもらうこと、館山市の活性化、さらには魅力あるまちづくりにつながるものと私自身確信をしおります。 最近では、館山リノベーションまちづくり事業として実施しているあんもかんもナイトや安房六軒高校のほかに、北条海岸ビーチマーケット、防災訓練、ビーチクリーン活動など、館山市の事業実施時に積極的に市内の高等学校に参加を呼びかけ、事業を通じて市政を身近に感じもらう機会も増えおります。これらの活動を通じ、中高生主体的に館山市のまちづくりに関わるという機会を設けることは、ふるさとに対する愛着を強く持っもらい、若者の流出を抑制する手段の一つとしても大変重要なことだと考えおります。 館山市では、過去に中学生議会を開催していた時期があります生徒や学校現場の負担軽減という課題を考慮した結果、現在は実施していないと承知しています。中高生議会の実現には、生徒自身はもとより、学校の協力必要不可欠であり近年の学校における働き方改革の推進等の教育現場を取り巻く環境も考慮しながら、他の自治体の先進事例を参考に、若者のまちづくりへの関心を持っもらえる取組を進めいきたいと考えています。 次に、第4点目、「市長と話そう!」の会の開催時期であります、館山市ではこれまで、市民の声を市政に反映することを目的に、中学校区単位での市政懇談会のほか、北条地区の市長を囲む会などの各地区や区主催する懇談会に市長出席し、市政に対する意見を伺っまいりました。また、総合計画をはじめとした各種計画の策定時には、広く市民の皆様に館山市のまちづくりについて知っいただくとともに、市政に関心を持っいただき、幅広い方からの意見や提案を取り入れることを目的にまちづくりタウンミーティングや地区別の懇談会を開催しまいりました。このような会を市内各地で開催することは、市民の皆様の多様な意見を館山市のまちづくりに反映するために非常に有効であると考えています。 一方で、これまでの懇談会の傾向として、地域の役員や地域事情に精通している高齢者の参加目立ち、道路の補修や溢水の対応などの要望寄せられおりました年齢や職業など隔たることなく幅広く参加者を募ることは、懇談会の実施効果を上げるためにはとても重要だと考えています。これからは、若い世代や子育て世代をはじめ、世代や性別にとらわれることなく、多くの市民にこれまで以上に市長や市役所を身近に感じもらえるよう、開催場所や時間帯、開催手段など、様々な市民と対話をできる仕組みを検討しいきたいと考えおります。 私の選挙チラシでは、地区別、年代別という例を示しましたまずは「若者に選ばれるまち、戻っいきたいと思えるまち」を目指すために、高等学校を卒業し進学、就職する若者や子育て世代の声を聞きたいと考えおりますので、学校や公民館等での開催にこだわらず、ウェブアンケートの活用など柔軟に検討しまいります。開催方法や対象の選定等、準備必要であることから、開催につきましは新年度での開催を目指しおります。 次に、第5点目、情報発信の強化についてであります、館山市は、都心からのアクセスのよさ、豊かな自然環境や温暖な気候、新鮮でおいしい農水産物、歴史とともに育んできた産業や文化、スポーツ環境等、魅力にあふれおります。この魅力をより多くの方に発信することで館山市への関心を高めたいと考えおります。市長としての情報発信は、現在も館山市の公式な情報発信ツールである広報「だん暖たてやま」、ホームページ、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムを活用しいきたいと考えています。 次に、大きな第2及び第3については教育長から答弁いたします。 以上です。 ○議長(石井敬之) 出山教育長。         (教育長出山裕之登壇) ◎教育長(出山裕之) 大きな第2、多様な働き方に応じた子供の柔軟な受入れ体制についての第1点目、館山市子ども・子育て支援事業計画に実施と検討記載されたそれぞれの保育の受入れ体制についてですこの計画は、策定段階でのニーズ調査を踏まえ、館山市これから目指す子育ての方向性と具体的な施策を掲げているものです。それらの個別施策はどれも館山市の子育て支援にとって重要なものと位置づけていますまずは法により実施義務課されている通常の保育において待機児童を発生させないことを最優先に、各事業についても人的、財政的な制約を受ける中、取り組んでいるところです。 具体的には、病児・病後児保育については、市内医療機関と委託契約を結び、安定した受入れ体制を維持しています。土曜保育、乳児保育については、全保育園及びこども園で実施しおり、一時保育、延長保育、障害児保育については、実施可能な保育園及びこども園で受入れを行っています。休日保育に関しては、現状受入れ体制整っおらず、実施している保育園及びこども園はありません引き続き体制整備の検討を続けいきます。 次に、第2点目、公設学童クラブについてです、館山市では、学童保育へのニーズの高まりから、段階的に定員の拡充に努め、平成27年度のスタート時点の定員数230人から現在の定員数360人へと、130人の定員の拡大を行っきました。土曜日の保育については、現在月1回の開所をしているところです実際の利用者は少数となっています。日曜日及び祝日の学童開所については、希望者少なく、実施していませんニーズの把握に努めながら検討を継続しいきます。 利用希望者集中する長期休業中の体制については、令和元年度から夏休み期間中は通常の学童に加え臨時学童を1クラス開所し、より多くの児童利用できるよう対応しています。このことで、保育の必要性高い低学年児童の保育の希望者は学童を利用し夏休みを過ごすこと可能となりました。多様な働き方に応じた子供の柔軟な受入れについては、子育て家庭の切なる希望であると捉えていますので、可能な限り対応できるよう検討しいきます。 次に、大きな第3、温水プールについてです市営25メートル温水プールは、昭和45年の開設以来、52年を経過し、安全性の確保難しくなっています。現在市営25メートル温水プールは、市民や団体の水泳使用のほか、子供から大人までのスイミングやアクアエクササイズ、水中関節運動の定期水泳教室、小学校の水泳授業受入れなどに利用されています。今後人生100年時代を迎え、ロコモ予防やリハビリなど、健康で元気なアクティブシニア層を増やすためにも、年間を通じて気軽に利用できるユニバーサルデザイン化された温水プールは必要であると考えています。 なお、令和元年度から導入した指定管理者による管理令和5年度で終了となり、また個別施設計画において令和4年度から令和5年度までの間に今後の在り方について検討するとしていますので、財政状況や利用者ニーズ、学校プールの集約化等を勘案した中で、民間施設との連携も視野に入れ早急に方向性を示したいと考えています。 以上です。 ○議長(石井敬之) 石井敏宏議員。 ◆6番(石井敏宏) では、大きな1番の子ども医療費の助成、財政非常に厳しい。昨今は燃料費の高騰とか物価の高騰があって最近では懇親会に行けるようになると、5,000円の会費だったやつ6,000円になっちゃうとかいろいろあるので、そうすると館山市もいろいろ大変なんじゃないかと思うのと、自分も行財政改革委員をやらせもらっているんですけど、なかなかこの財政的な難しい状況を改善するさくっといい方法思いつかず、やっぱりこつこつと徴収率とか高めふるさと納税を高め公共施設の再編を苦しいけど頑張っやっ事業仕分けをやったりしこつこつと見直しいかなきゃ、とにかくこつこつやり続けるしかないかなというところなんです。財政的に厳しいことは重々承知しおるつもりです。ただ、子ども医療費は、病気になったときに多額の出費出ないということは非常に子育てをしいく意味で安心できると。もちろんこれ社会保障制度なので、非常に保険的な意味合いがあって意義大きいんじゃないかと。財政支出一応かかるんですけど、政策効果も大きいんじゃないかということで、自分も賛成の立場であります。再質問に入るんですけど、通院はちょっと難しい。すぐには難しいかなと思うんですけど、入院については、過去の答弁とか聞くと、100万円程度の財源で可能かもしれません。入院についての先行実施についての考えをお伺いします。 ○議長(石井敬之) 小澤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小澤一典) 子ども医療費の助成拡大の検討につきましは、先ほど来申し上げおります市の少子化対策や子育て支援の優先順位、また大規模事業の進捗状況、そういったことの中での財政状況、そういったことを総合的に勘案し考えいきたいというふうに考えおります。したがって、その入院についてもどうするか、その状況によっては、考えいく必要くれば考えいきたいとは思います現段階ではそうしたことはまだ検討段階であるということになります。 以上です。 ○議長(石井敬之) 石井敏宏議員。 ◆6番(石井敏宏) ちょっと古い話なんですけど、今は熊谷知事ですけど、前森田知事選挙公約で、最初当選したときに中学3年まで県責任持っ助成しいくってやったんですけど、できないで、でも全くやらないわけにはいかないから、入院医療費だけ県持つという形にしもちろんいまだに中3までちゃんと出しくれと、それは市からも言っほしいというのも、ちょっと知事代わったとはいえ続いているので、思うんですけど、でも森田知事のとき入院医療費だけやったというのは一理あると思っ入院だってやっぱりかなり多額の費用かかるので、それで入院だけだと財政的負担も少ないという形なので、入院の検討されているということなので、本当は一遍にやるの入院、通院分かりやすくいいと思うんですここら辺は頑張っいただきたいなというところであります。 再質問で、話の内容全然今と違うんですけど、薬代の自己負担を取ったらどうかということです。それで、医療費は300円の自己負担があるわけです調剤については例えば200円とか自己負担の仕組みできないか研究しはいかがでしょうか。これ前何か自分も、予算委員会だったか決算委員会だったか忘れたんですけど、いきなり提案したことがあってそのときは考えていませんという答弁で、あと最近千葉市でもいろいろ、千葉市は調剤の自己負担を導入したんですけど、批判もあるようで、なかなか政治的ハードル高いかなと思うんですけど、ただ調剤についても、ゼロ円でやっていると、取りあえず薬出しおけとか、そうなりかねないと思うんですよね。千葉市は結構高く通院の診療と薬代合わせ中学生だと1,000円だとか、その金額になっちゃうと、それはいかんなと思うんだけど、診察300円、薬代200円、合わせ500円ぐらいだったら可能じゃないかと思うので、調剤についての自己負担化、これについての考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(石井敬之) 小澤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小澤一典) 子供の医療費助成事業につきましは、子供の保健対策の充実及び保護者の経済的負担の軽減を図ることを目的としおります。したがって、調剤について自己負担金を設定する予定は現在のところございません。 以上です。 ○議長(石井敬之) 石井敏宏議員。 ◆6番(石井敏宏) ないと思っ聞いているんですけど、ただ行財政改革方針、毎回のように書かれている受益と負担の適正化みたいなこと書いてあるので、これも一つの対象になるんじゃないかということなので、今後研究しいただきたいと思います。 それと、医療費は終わりで、次は給食費に行きます。再質問です。第3子だけだとざっくり2,000万円ぐらいで、それで県半分くらい持っくれると館山市の負担は1,000万円ぐらいで済むと、そう自分は理解しているんですけど、無償化した場合の減収額って何か2億ぐらい近かったかなと思うんです。第2子だけの場合さっぱり分からないんですけど、では聞きます給食費を全て無償化した場合の減収額と第2子から無償化した場合の減収額を伺います。 ○議長(石井敬之) 岡田教育部長。 ◎教育部長(岡田賢太郎) お答えします。 給食費を全て無償化した場合の減収額でございます令和4年12月1日現在の小中学校、市内の小中学校の全児童生徒数で試算した場合でございます年間で約1億5,000万円となる見込みでございます。また、第2子から無償化した場合の減収額についてです転出ですとか転居者、あと被扶養者の情報確実に把握できませんので、概算額になります約8,000万円ぐらいというふうに考えおります。いずれにせよ、給食費を無償化した場合には非常に多額の予算必要になっくるかなというふうに考えおります。 以上です。 ○議長(石井敬之) 石井敏宏議員。 ◆6番(石井敏宏) 第2子からで8,000万円というと、国、県もやっくれないとなかなか難しいかなということを感じます。財政的に豊かなところは全部無償とかやっているところがあってできるところってできるんだなと思うんだけど、館山だとどうやればいいんだろうというところがありますので、やっぱり国、県必要なのかなと思います。 それと、これは細かいことなので、そんな細かいことを聞くべきでもないんですけど、一応第3子までなんですけど、細かいことはいいんですけど、見ていると、館山市のホームページを見こういった意見もあったんですけど、扶養していて3人目館山市の公立小中にいればもちろん給食無料になると。だけど、3人目の子供だけど、1人高校を出働き始め扶養から外れちゃったというと、給食費の無償化の対象にならぬと。扶養3人だと、そういう考えのようなんですけど、いろいろ見ていると不思議なのは、結構それはそれで一理あるかと思うんですけど、中には不思議な事例もあって市のホームページと、あと保護者に配ったやつで事例4という、ちょっと細かいんですけど、一番上高校生、2番目館山市の公立の中学校のお子さんと。それで、3番目私立に通っているお子さんだと。そうすると、私立に通っているお子さんだと当然館山市の給食食べていないから、そこ無償にならないのは分かるんだけど、3人子供がいて2人目の子は館山市の中学にいらっしゃると。それ要は逆だったら無償化になるわけですよ。私立に行っている2番目で、3番目公立だったら、通っていれば無償化になるけど、この事例4なんか見ていると、3人子供がいて2人目の子供公立の館山の学校にいるんだったら、その子無償でもいいんじゃないかとかっているとシンプルに。そんなに人数いっぱい事例があるわけじゃないから、3人目の子供はみんな無償にしちゃえばいいんじゃないかと、ごちゃごちゃやるよりも。私もいろいろ統計とか見ると、2人目まではそんなに生活親御さんも大変じゃないんですけど、3人目以上だと結構苦労されている。統計的に出ているので、3人目生まれた親御さん、御家庭を支援するために、全部無償にしちゃうのもありじゃないかと思うところなんですこの紙作っているのは市だけど、県のやつに100%合わせているんじゃないかと思うので、市独自でやるとすると全部市で出さなきゃいけないということなっちゃうんでしょうけど、この制度って、ある意味県の基準そのまま。質問なんですけど、県の基準そのまま行っているんでしょうか。 ○議長(石井敬之) 岡田教育部長。 ◎教育部長(岡田賢太郎) 基本的に県の制度をそのままやっおります。 以上です。 ○議長(石井敬之) 石井敏宏議員。 ◆6番(石井敏宏) 県の制度そのままだと、なかなかすぐどうこう等は難しいと思うんですけど、無償化を独自にやっいくとしたら、こういったいろいろ市民の声を聞いこうした穴を埋めいくというのも一つの方法じゃないかなと思うので、これは一つの意見とさせいただい給食費はこれで終わりにします。 次は、大きな2番、多様な働き方に応じた子供の柔軟な受入れ体制について再質問をいたします。以前は、そもそも保育園に入れない幼児出ないようにしようと。待機児童の解消急務だった感があります近年は一時保育、延長保育など、多様な保育ニーズの受皿課題になっていると思います。社会事情を考えると、離婚比較的自由になっシングルマザー増えまた祖父母の近くに住む夫婦も減り、子育てを頼みづらくなっまた地縁、血縁のない移住者も増えもともと館山は観光など勤務時間固定できないサービス業も多いという、そういった状況も感じるところなんです。それで、見解をお伺いしたいんですけど、昨今多様な保育ニーズ増えている理由はなぜだと考えいらっしゃるんでしょうか。 ○議長(石井敬之) 岡田教育部長。 ◎教育部長(岡田賢太郎) 議員御指摘のとおり、核家族化ですとか離婚の増加、また移住者の増加などによりまして、これまでのように、保護者の就業中に保育を頼める人近くにないとか、そういった要因考えられおります。また、館山市では医療や介護に従事されている多いということもありますし、議員のおっしゃるとおり観光地でもありますので、いろいろな働き方があると。そういった仕事に従事されている方の働き方かなり多様化しているのではないかなというふうに考えおります。 以上です。 ○議長(石井敬之) 石井敏宏議員。 ◆6番(石井敏宏) 多様な保育ニーズを満たすには、財源の問題、あとは実施できる民間事業者がいるかの問題、あと保育士そもそもいるかの問題があります。その中で、保育士なんですけど、都市部だとかなりの不足があるようです、館山市の保育士はどれくらいらっしゃるかとか、そういった状況はいかがでしょうか。 ○議長(石井敬之) 岡田教育部長。 ◎教育部長(岡田賢太郎) 保育士についての御質問でございます、館山市でも保育士の確保非常に課題となっおります。公立保育園でも会計年度任用職員の保育士の募集を随時行っおりますなかなか確保できない状況でございます。民間の保育園でも保育士の確保難しいというふうに聞いおります。保育士の確保につきましは、民間保育園等とも協力し、館山市全体で保育士の確保できるように努力しまいりたいというふうに考えおります。 以上です。 ○議長(石井敬之) 石井敏宏議員。 ◆6番(石井敏宏) なかなか保育士結構ないということで、いろいろ難しいなと感じるところなんですけど、自分の今回の質問のメインは、多様な働き方の保育ニーズの受皿を増やしいくと、そういう要望であるんですとはいえ詰め込みとかブラック労働でそれを実現しも本末転倒ということで、やっぱり保育の安全性の確保維持されること最も大事なんじゃないかと思います。最近保育園のバスで子供亡くなっちゃったとか、あるいは静岡県で逆さづりとかすごい虐待逮捕された事件があってたまたまそういう事件があったのかと思いきや、結構保育の関係の方々からいろいろ悲鳴上がっていてこれは氷山の一角なんじゃないかと。ある意味もともと少ない保育士で、ぎりぎりの状況で働かせ過ぎたんじゃないかと。もともと国の配置基準タイトなんじゃないかと。その上で、いろいろ事務作業とか保護者対応とかむちゃくちゃあって給料もなかなか少ないとかひどいじゃないかと、そういう批判起きていると。それで、苦しい状況でなかなか人も増やせないというと、全国的な議論ではカメラをもう設置すべきじゃないかと、そういったものもあります。監視カメラと言うと語弊があるかもしれないですけど、カメラで安全確保とか、あるいは保育士ちゃんとやっていたんだけど、運悪く事故っちゃった場合は保育士を守る手段になるんじゃないかとか、ここら辺は賛否両論なんですけど、館山市としては保育士の負担軽減と幼児の安全対策をどのように考えいらっしゃるんでしょうか。 ○議長(石井敬之) 岡田教育部長。 ◎教育部長(岡田賢太郎) 昨日の長谷川議員の御質問にもお答えしましたけれども、館山市では国の基準に基づい配置しているということと、個別に支援必要な場合は配置人数を増やし対応しおります。なお、各園では園長先生ですとか保育主任各クラスの様子を見もらっ言葉遣いも含め気になる指導や対応を確認した際には、個別に、または職員会議を開い問題点の共有と改善に努めおります。ヒヤリハットなども実施をしているというふうに伺っています。また、園長経験者の元ベテラン保育士等を接続コーディネーターということで雇用しまし各園を巡回しながら、保育士等の職員へのアドバイスや指導支援を行うことによって、保育技術の向上による負担軽減、安全性の向上を図っおります。 以上です。 ○議長(石井敬之) 石井敏宏議員。 ◆6番(石井敏宏) 自分の感じるところだと、保育やっている方と園長さんとかまれに話す機会があるんですけど、結構頑張っちゃう人多いなという印象があって随分抱え込んでいるなと思うんですよね。うちらはプロだから、やれ当たり前なんだみたいな、確かにすごく保育に対する見識を持っているんですけど、どうも頑張り方に何か無理があるような感じするので、こども課の方々にはしっかりと保育の現場の感覚とか御意見をつかんでほしいなと思うところであります。 最後に、温水プールに行きますね。温水プール、何年前かな、試しに一回利用者リハビリに行ったら、スロープもないし、つらいと。リハビリやるのにくたびれちゃうじゃないかという話を聞い自分も行ったんです、何十年かぶりに。そうしたら、すごくぼろく確かにこれは昭和だなと。昭和からタイムスリップしたかのようなところで、それはいいとして、一応自分は健康な部類だと思うんですよ。それで、プールに入ったら結構筋力がいるんですよ、入るのにも。入るんじゃなかったかな。出るのえらく大変で、慣れている高齢の方とかはすいすいと出ている方もいらっしゃるんですけど、けがされている初めて行っあのプールから出るのって非常に大変じゃないかと思うところなので、確かにバリアフリー化というか、何か本当にしっかりとしたスロープがあればいいなと実感したところであります。答弁にもありましたとおりなんですけど、スポーツ推進審議会に出たら、この議会でも温水プールの維持と、あるいはその一元化、温水プールの集約も意見ているんですけど、自分は少数派だと。自分を含め少数派なんじゃないかと思ったら、スポーツ推進審議会では結構それ多数派だったと気づいちょっと心強く感じたところなので、結論としては4年度から5年度に個別施設計画で検討しいくということなので、ぜひ前向きに検討しほしいと思います。 それで、現在問題として、それ以前の問題として、そろそろボイラーぶっ壊れるんじゃないかと。老朽化したしか自分議員になったときに行財政改革方針を読んだら、ボイラー壊れたら終わるんだということで、でも意外とこのボイラーもつんだよと言っていたら12年ぐらいたっさすがに本当にまずいんじゃないかと。そういうまずいんじゃないかという声いろいろちらほら本当に聞こえるようになっきましそれで今指定管理者に任せていて契約中にボイラー壊れちゃったら非常に契約している相手に対して迷惑をかけちゃうんじゃないかということで、そうすると今後、指定管理まだ5年たっていないんですけど、今後5年たっ再契約というか、再公募なんかは、ちょっとそれは状況にもよるでしょうけど、そういったボイラーの状況と今後のそういった指定管理の在り方みたいな、そういった今の現状のお考えを伺いたいと思います。 ○議長(石井敬之) 岡田教育部長。 ◎教育部長(岡田賢太郎) ボイラーについての御質問でございます確かに製造から50年以上経過しまし耐用年数の30年を大きく超え附帯設備を含め不具合や故障も増えおり、随時修繕等によって対応している状況でございます。毎年行われるボイラー等性能検査の検査官からは、あと数年はもつと思う経年劣化による老朽化著しいので、ボイラー施設全体の更新を考えたほうよいのではないか、またボイラー管理業務の請負業者からも現在のボイラーを点検整備できる技師や工具の確保も難しくなっているとの御意見をいただいおります。指定管理の継続については、現時点では未定でございますプール施設の今後の在り方を検討する中で協議をしまいりたいというふうに考えおります。 以上です。 ○議長(石井敬之) 石井敏宏議員。 ◆6番(石井敏宏) 最後のコメントなんですけど、できればいい温水プールを館山市に1個造れればと。あと中学とかほかのところにあるプールは寿命尽きたら終わりで、これはしようがないので、あと民間のスポーツ施設1つあるので、そこと連携しながら、しっかりとした温水プールを1個残しほしいなと。造っほしいなということで、質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(石井敬之) 以上で6番石井敏宏議員の質問を終わります。 午前の会議はこれで休憩とし、午後1時再開いたします。          午前11時53分 休憩          午後 1時00分 再開 ○副議長(望月昇) 議長午後欠席のため、私職務を行います。よろしくお願いします。 午後の出席議員数14名。午前に引き続き会議を開きます。 16番榎本祐三議員。御登壇願います。         (16番議員榎本祐三登壇) ◆16番(榎本祐三) 質問の前に、まず森市長、このたびは就任おめでとうございます。これから館山市のために全力で頑張っいただきたいと思います。期待しおります。よろしくお願いします。 それでは、質問に移ります。11月13日の市長選挙の前に、地元紙の房日新聞「市長選挙を前に」というタイトルで館山市の課題を3回に分け掲載しました。私は、館山市の課題を的確に把握し、市民に問題提起されていることに、私たち市議会議員にも警鐘を鳴らしているものと痛感したところです。このような地元報道機関の問題提起は、市民共通の認識を持つ上で極めて重要かつ効果的なもので、館山市の発展に寄与するものであり地方紙の使命でもあると思っています。そのような意味で、房日新聞のこのたびの市長選挙を前にとして館山市の課題を提起されたことに対しては、深甚なる敬意を表したいと思う次第です。 そこで、今回の一般質問は、市長交代しも変わることのない房日新聞提起した館山市の課題、つまり生産年齢人口の減少、少子化と学校再編、厳しい財政の見通しに関連した事項についてお聞きすることといたしました。なお、少子化と学校再編につきましは、前々回の6月議会で議論させいただき、私も学校再編調査検討委員会の委員となりましたので、当該調査検討委員会で議論することとし、今回は割愛させいただきました。 それでは第1に、生産年齢人口の減少に関してお聞きします。房日新聞の指摘にもあるとおり、全国的な地方の課題である、高校卒業と同時に若者流出しいく、そして戻っきたくとも戻れないという構図は、生産年齢人口の減少に拍車をかけています。生産年齢人口の減少は、地域経済の停滞や産業の減少など、地域の活力低下につながりますので、中長期的に改善のための特段の施策や事業の取組必要ではないかと考えています。 そこでお聞きします。初めに、館山市の生産年齢人口の減少について、館山市としてはどのように受け止めているのかお聞かせください。 2番目に、生産年齢人口の減少を少しでも遅らせる方策として、どのようなことを実行しようとしているのかお聞かせください。 3番目に、昨日の鈴木ひとみ議員の質問にもありました、市長選挙の争点にもなった若者のUターンを推進する方策として考えている事項についてお聞かせください。 次に、厳しい財政の見通しに関連しお聞きします。房日新聞の記事にもあるように、このまま何もしなければ、令和9年度には財政調整基金は枯渇し、行政サービスにも影響出るおそれ指摘されています。現在この問題を克服するために第4次行財政改革方針の策定に取り組んでいると思います初めにこの第4次行財政改革方針についてお聞きします。 1番目に、当該方針の策定経過等についてお聞きします。現在当該方針の策定を進めているところと思います計画や策定過程はどのようになっているのかお聞かせください。 2番目に、策定に当たり考慮していることについてお聞きします。第4次行財政改革方針では従来の方針と変わる特別なものはあるんでしょうか。また、策定に当たり考慮していることはどのようなことかお聞かせください。 3番目に、目標値の設定についてお聞きします。当該方針では、対応する取組についてそれぞれの目標値を設定するのでしょうか。どのように考えていますか、お聞かせください。 次に、行財政改革で主要な取組となる公共施設の問題について、館山市公共施設等総合管理計画の個別施設計画を基にお聞きします。公共施設の問題は、令和3年の12月議会でも議論させいただきました令和3年度末で個別施設計画も出来上がったことから、改めて議論させいただくものです。 房日新聞の指摘の中でも「厳しい財政見通しの中、老朽化進む公共施設の対応は大きな問題だ。学校や公民館など公共施設の約8割建設から30年以上経過している。館山市の公共施設等総合管理計画では、全ての施設を維持するには、建て替えした場合283億円、改修でも160億円もの資金必要とされる」としおり、私公共施設の問題行財政改革の主要な取組になると考えているのもこのような実態からです。 公共施設を維持する上で、施設分類別に投資金額を見ると、学校教育系施設全体の41.3%を占めおり、この取組の成否今後の財政運営に大きく影響すること理解できます学校教育系施設については現在進められている学校再編計画の中で検討されるものと考えおります。したがって、ここでは学校教育系施設以外の個別施設計画について、特に市民の関心高い市庁舎の建設の取組についてお聞きすることといたしました。 初めに、現庁舎の維持管理についてお聞きします。市庁舎は、個別施設計画の施設マネジメント、老朽化の現状によれば、Cの広範囲に劣化、つまり安全上、機能上不具合の発生の兆しがあるとされています令和14年度の新庁舎への建設移転まで大丈夫なのか、考えをお聞かせください。 2番目に、新庁舎の建設位置についてお聞きします。令和7年度から令和9年度にかけて候補地を含む検討をするとなっています一方県の公共施設旧安房南高周辺に集約化されるとのことです、館山市としてはこれとの対応はどのように考えおられますか、お聞かせください。 3番目に、庁舎の建設費用についてお聞きします。第4次行財政改革方針令和5年度から令和9年度の5年間とすると、庁舎建設はさらに5年後となりますこの建設費用の確保を見越した行財政計画になる必要があると思っています。そこで、新庁舎建設の費用と建物以外の土地の取得費用についてはどのように見積もっおられるのか、お聞かせいただきたい。 以上、御答弁によりまして再質問させいただきます。 ○副議長(望月昇) 森市長。         (市長森 正一登壇) ◎市長(森正一) 榎本祐三議員の質問にお答えいたします。 大きな第1、生産年齢人口の減少についての第1点目、館山市の生産年齢人口の減少についてどのように受け止めているかについてであります生産年齢人口とは、生産活動の中心にいる人口層のことで、一般的に15歳から64歳までの人口のことを指します。国勢調査の報告によりますと、館山市の生産年齢人口は1970年の3万6,970人をピークに減少を続けおり、2020年には2万2,406人となり、50年の間に約40%減少しています。全国的にも1990年代から減少に転じおり、今後ますますこの動き加速しいくと予測されています。 社会を支える生産年齢人口の減少については、議員御指摘のとおり、地域経済の停滞や産業の減少など、地域の活力低下につながります。特に慢性的な人手不足に陥っている市内事業者にとっては、働き手確保できず、事業を継続または拡大すること困難になるため、将来的には地域の経済規模や労働市場縮小するといった影響を及ぼすこと予想されます。また、歳入の減少による館山市の財政運営に対する影響だけではなく、市民生活の基盤である地域コミュニティの担い手不足や、地域での支え合い、助け合いといった地域活力の低下、社会保障制度への負担の増大、出生数の減少などを招くおそれもあることから、持続可能なまちづくりのためにも、館山市の土台を支える生産年齢人口の減少は喫緊の課題であると認識しおります。 次に、第2点目、生産年齢人口の減少を少しでも遅らせる方策についあります生産年齢人口の減少を含む人口減少問題を根本的に解決するためには、若い世代の希望を実現できるまちづくり不可欠であると考えています。結婚、出産、子育てにふさわしい環境を整えることに加え、若者にとって魅力的な働く場を確保し、安定した雇用を創出することによって移住や地元出身者のUターンを促したいと考えています。 また、この地域の平均所得は千葉県平均と比較すると著しく低いため、地域の特性を生かした仕事をつくり、経済活動を通じて新たな雇用を創出する必要があります。具体的には、後期基本計画や総合戦略にも位置づけおりますテレワークやワーケーションの推進、移住、定住の促進などにより、特に専門性を身につけた若者や女性能力を発揮できる環境の整備を促進し、雇用や収入面での不安を解消しいきたいと考えています。 さらに、館山で子供を育てたいと思えるような特色ある教育環境の充実も欠かせません。最近では、安房地域以外の中学校や高等学校に進学する事例増えているため、市内の高等学校においても選ばれる高校になるための様々な取組行われています。館山市としても、このような取組を支援しながら、館山で安心し教育を受けられる環境を整えることにより、子育て世代の移住を増やすとともに、館山で育った子供たちふるさとに愛着を持ち、将来戻っきたいと思えるようなまちづくりを目指しまいります。 高校卒業後の進学や就職に伴い、一定数の若者市外に転出することは避けられません将来は館山で働きたい、館山で子育てしたいと思っもらえるような取組を推進するとともに、個性と多様性尊重され、多くの市民住み続けたいと思えるような持続可能なまちづくりを実現したいと考えおります。 次に、第3点目、若者のUターンを推進する方策として考えている取組についあります、館山で生まれ育った若者本人の希望に基づき、館山に残ることできる、あるいは戻っくることできる、さらには都市部住民等からも選ばれるまちづくりを進めること重要であると考えています。そこで、館山市では、都心部からの近接性と豊かな自然、1年を通じて収穫される豊かな農水産物、多様なアクティビティなど、館山市有する高いポテンシャルを生かし、テレワークやワーケーションの推進、移住、定住の促進などに力を入れています。 具体的には、テレワークの拠点施設や環境整備に対する支援、NPO法人おせっ会への委託によるきめ細やかな移住相談対応や、安房地域内の企業紹介、南房総の仕事探しイベントの実施、起業、創業に対する支援、子育て世代の移住者に対する月額家賃の助成、東京23区内に5年間在住または通勤していた方移住する場合の移住支援金の交付などを行っているほか、ワーケーションの推進に関する取組として、今年の10月12日から10月14日にかけて実施した首都圏の企業人材等を対象とした社会人向けのモニターツアーに続き、12月25日から12月27日にかけて、首都圏在住の子育て世代を対象とした親子向けのモニターツアーを実施する予定となっています。 また、地元の高校生や若者を対象とした取組では、地元企業で働く若者を紹介するリーフレットの作成、配布や、近隣市町や関係機関と連携した面接練習セミナーの開催、リノベーションまちづくりの一環として、所属する高校の枠を超えた安房地域のまちづくり部活動プロジェクト、ワーケーション推進業務に関わる2名の地域おこし協力隊員による講演などを実施しているほか、今年度内に安房地域の就職を希望する高校生を対象とした安房地区合同進路セミナーを開催する予定となっています。引き続き幅広い取組を通じて、館山市の将来を担う若者に対し、地元企業の紹介や地元で働くことの魅力を伝えるとともに、多様で柔軟な働き方を推進し、館山を離れ、資格や専門性を身につけた若者能力を生かせるような環境整備を図っいくことにより、若者のUターン増加につなげいきたいと考えおります。 次に、大きな第2、第4次行財政改革方針についての第1点目、方針策定の経緯についてです現在、構想日本総括ディレクターである伊藤伸氏を委員長として、市議会議員2名を含めた8名の委員から成る館山市行財政改革委員会において策定に向け取り組んでいるところです。先週の12月13日に開催された第4回館山市行財政改革委員会では、第3回までの会議で協議を重ねきた内容をまとめ、第4次館山市行財政改革方針の素案を委員の皆様へお示しいたしました。今後、方針全体について委員の方々の意見を反映しつつ修正を行い、年明け2月にパブリックコメントの実施を予定しています。 次に、第2点目、方針の策定に当たっての従来の方針との違いについあります現段階の方針案においては、具体的な取組を設定するに当たり、行財政改革のさらなる推進はもちろんのこと、加速する少子高齢化や人口減少に代表される様々な課題に加え、新型コロナウイルス感染症の影響やデジタルトランスフォーメーションの推進など、新たな時代の潮流への対応求められていることから、庁内の関係部署及び館山市行財政改革委員会において効果的かつ実効性のある取組を検討し、具体的な取組を盛り込んでます。また、方針の策定に当たり考慮している点です方針案に盛り込んだ取組をSDGsの目標と関連づけおり、館山市版SDGsの目標達成に資するものとなっています。 次に、第3点目、目標値の設定についてであります第4次行財政改革方針では、財政調整基金を枯渇させることなく持続可能な行財政運営を行うという目標を達成するため、方針の柱を作成し、この柱にひもづく各取組において、達成するための工程や内容、取組指標と目標数値を定めています。目標については、効果額を設定できる取組については効果額を、効果額に表わせない取組については目標件数やパーセンテージなどを目標に設定しています。各取組に目標数値を設定することにより、目標を明確化し、達成度を測ることで、財政調整基金枯渇することを回避できる指針になると考えます。 次に、大きな第3、庁舎建設の取組についての第1点目、現庁舎の維持管理についてであります平成20年度から平成24年度までの間で耐震改修工事を実施し、おおむね10年を経過しています必要なメンテナンスを実施することにより今後10年程度使用可能と考えおります。 次に、第2点目、新庁舎の建設位置についてであります現在旧千葉県立安房南高等学校跡地には、平成24年度の安房郡市消防本部・館山消防署合同庁舎の移転を皮切りに行政機関の集約を進めおり、館山警察署の新庁舎令和4年度中に供用開始を予定し、安房合同庁舎の新庁舎も令和8年度中の供用開始を目指し基本設計始まっています。現在、国や千葉県、消防本部、安房高等学校などと定期的に協議を行っおり、このエリアを安房地域の行政機能の拠点として整備するため、連携し取り組んでおります。館山市の新庁舎の移転場所についても、市民の利便性や公共交通のネットワークの観点から、旧県立安房南高等学校跡地最もふさわしい場所であると考えています。 次に、第3点目、新庁舎建設費用についあります新庁舎の建設については多額の事業費かかること予想されます。一方で、事業費の積算に大きく影響する整備規模や事業手法については、人口動態や行政需要の変化などを考慮しながら時期を見検討することとなります。そのため、新庁舎整備の必要性は十分認識しているものの、現時点では具体的な建設費用や土地の取得費用は算出しおりません。 国や自治体行政のデジタル化に取り組む中で、今後行政手続のオンライン化やワンストップ対応に適した窓口の形態など、社会状況の進展に加え、防災面での配慮など、庁舎に求められる機能も変化しいくこと予想されることから、新庁舎の整備についてはこれらの状況を総合的に勘案しながら検討しいきたいと考えています。 なお、新庁舎の整備については、財政負担を軽減できるよう、様々な選択肢を考慮するとともに、現在進めている大規模事業の進捗状況を見極めつつ、令和8年度から始まる次期館山市総合計画に位置づけ、検討に入りたいと考えおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 榎本祐三議員。 ◆16番(榎本祐三) ありがとうございました。 それでは、生産年齢人口の減少関連についてから再質問させいただきます。この問題については、館山市だけではなく、全国の地方自治体取り組まなければならない課題でもあります。御答弁にありましたように、50年間で約40%減少の現実は喫緊の課題であります。要はどのような取組で対応するのか重点と思っています。そこでお聞きします若い世代の希望を実現できるまちづくり不可欠であるとして、結婚、出産、子育てにふさわしい環境を整えるとありました具体的な事業としてはどのようなことを考えおられますか。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) お答えします。 若者の出会いや結婚を支援するとともに、出産、子育て支援として、子ども医療費の助成範囲の拡大や予防接種費用の助成、出産祝金の増額、多子世帯への助成拡大、不妊治療の助成充実などを考えおります。また、子育て世代暮らしやすいまちであるために、魅力的な雇用の場の創出や教育環境の充実、多様な価値観を認め合う環境を整えることなども重要であると認識しおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) 若い世代にとって住みやすいまちと評されるまちづくり結局は必要なんですけども、千葉県では流山市子育て世代に対応したいろんな事業をやっていてこれテレビの番組で紹介があったんですけども、いろんな取組をされている。ニーズを確実に把握しそれを施策として、事業としてやっおられる。それ物すごく好評を博し流山市には子育て世代の人たち。館山市とは、地理的な環境とか、東京へのアクセスとか、そういういろんな違いがありますけども、そういうようなニーズに対して、どういう施策必要で、どういう事業をやるかということを具体化しやっおられるので、ぜひこの辺りも参考にしいただきたいなというふうに思っています。また、若者にとって魅力的な働く場所を確保し、安定した雇用を創出するとありましたけれども、とても重要なことだと思います。これらについても具体的な取組は考えおられるんですか。 ○副議長(望月昇) 和田経済観光部長。
    ◎経済観光部長(和田修) お答えいたします。 まず、議員のおっしゃるとおり、若者にとって魅力的な働く場の確保ですとか安定した雇用の創出、これについてはとても重要なことであると考えおります。市の具体的な取組の1つ目といたしましは、事業所の新設ですとか創設をした際の固定資産税相当分を補助する立地奨励金ですとか、それに併せまし新規労働者を雇用した場合の雇用促進奨励金があります。これらの制度活用の促進によりまして事業の拡大を支援しおります。 次に、2つ目になりますけれども、創業支援セミナーの開催ですとか起業支援補助金の交付によりまして、起業者や雇用者の拡大を図っおります。 それから、3つ目といたしましは、企業誘致やサテライトオフィスの誘致、IT関連企業等の継続的な企業合宿の誘致を目指す取組をしおります。リビングエニウェア・コモンズ館山という拠点施設の整備を促進いたしまし2名の地域おこし協力隊とともにワーケーションを推進することで、地域の企業や団体と都市部の企業等の人材をマッチングする機会をより多くつくるとともに、企業間や異業種人材の交流を促進し、連携を深めることにより、新たなビジネスの創出やそれに伴う雇用の拡大を図り、魅力ある安定した雇用の創出につなげまいりたいと、このように考えおります。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) ありがとうございました。いろいろなことをやろうとされているのはよく分かります要は今部長のほうからありましたけど、役所だけでやるのではなかなかできないので、こういう問題については、地元の企業、特に銀行、そういうところも全部入っもらっ取り組んでいかなくちゃいけない重要な施策であり事業として行う場合にはそういう方たちにも参加しもらうということ必要じゃないかと思いますので、そういうことも考慮しぜひ実現できる事業を進めいただきたいというふうに思います。 後で総務委員会で視察した鳥取県の智頭町の取組についてもちょっと紹介させもらいますけれども、館山市はふるさと創生奨学金制度というのがありますよね。利息は免除されるものの、借り入れた資金は約10年で全額返済することになっていますただし就業後館山に住所がある場合は3分の1免除されることになっています現在この制度で貸付けはどれぐらいあるんですか。 ○副議長(望月昇) 岡田教育部長。 ◎教育部長(岡田賢太郎) 館山市ふるさと創生奨学金制度についての御質問でございます平成2年4月の開始以降、貸付決定者の総数は355名となっおります。令和4年11月末現在、貸付けを受けている方は11名でございます。また、貸付け終了し、返還中の方37名で、そのうち10名の方市内に在住していることで、毎月の返還額の3分の1免除されおります。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) ありがとうございました。この制度も今教育部長のほうからお話あったように、3分の1は市持ちますよと。帰っくると。いわゆるUターンを促進する取組だと思うんですけど、先般鳥取県の智頭町を総務委員会で視察させいただいた中で「おせっかい奨学パッケージ」というのがありまし智頭町といっも小さな町ですので、よそのまちの高校に行く子もかなりいるらしくその子たちにも奨学金を出しているわけです。高校生で3万円、専門学生、大学生で4万5,000円、これはUターンを視野に入れやっている事業なんです。ここで特筆できるのは、貸付資金地元の信用金庫特別な優遇金利で貸し付けているということと、ローンの利子分は町設ける奨学基金から全額補助し、卒業後10年以内にUターンした場合には元金返済も全額補助するという制度なんです。つまり大学だ、高校だとよその町に出たけども、10年以内に帰っくれたら、あなた借りた分は全部返さなくいいですよという制度なんです。町の規模違うから、対象となる人数は少ないんでしょうけども、しかし今回我々説明を受けたこの町の役場の担当者はこのUターン制度を使っ町に帰っきた人だったんです。事程左様に、優良な人たち必ず帰っもらえるという制度の一つとして、こういうやり方もあるんじゃないかなと。確かにお金はかかります。しかし、このお金も、町の予算のほかにも個人とか企業の献金、企業、個人や企業の寄附、またふるさと納税で賄っているんです。つまりこういうこと自体行政部門市の仕事としてやっている以上に市民もみんな巻き込んで、一緒にこの子供たちを私たちで館山に帰っもらえるようにやりましょうよというようなやり方でやっているということなんです。ぜひこういう先進しているところもあるんだということを御理解いただいぜひ参考にしいただきたいなというふうに思います。 ○副議長(望月昇) 岡田教育部長。 ◎教育部長(岡田賢太郎) 先ほど貸付決定者の総数で355名と言っしまったようなんです335名正しいです。すみません。訂正させいただきます。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) それでは次に、第4次行財政改革方針関連について再質問します。 館山市の行財政改革職員の並々ならぬ努力と行財政改革委員会の皆さんをはじめ関係者の尽力によって着実に進められていることには敬意を表したいと思います。しかし、地方自治体の財政運営は国のさじ加減でどうにでもなっちゃうわけです。平成18年、小泉内閣のいわゆる三位一体の改革で地方自治体は大打撃を受けました。館山市も財政調整基金百数十万円という事態にもなりました。そして、それを克服するために庁舎建設基金を活用できる条例改正もしたというのは忘れることはできません。その後、行財政改革の取組と国の地方交付税の増額、これにより経常収支比率極めて高く、厳しい財政運営と言われながらも、国、県の交付金や補助金を活用し今日まで来おります。 本年度の行財政改革委員会の会議要旨を読ませいただきました。各委員の皆さん熱心に議論されていることに敬意を表したいと思いますし、御答弁にあったように、第4次の方針策定も順調に進み、2月にはパブリックコメントを実施するとのことでした。 そこでお聞きします。行革委員からも意見提案のあった課題を市民と共有することについて、広報紙「だん暖たてやま」の連載やラインの活用も提案されていました今後の取組についてどのように考えおられますか。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) お答えいたします。 3回のシリーズで館山市の財政について広報でお知らせをしまいりました。今後は、特別編として、4回目に公共施設マネジメントの課題について市民の皆様に知っもらうべく掲載する予定でございます。そこで、第4次行財政改革方針の策定必要なこと、2月に予定しているパブリックコメントまで財政、行革を意識しもらうという流れを考えおります。そこで、ラインやSNSでの発信、パブリックコメントについても、ロゴフォームというツールを使い、ネット環境により意見をいただけるように準備をしおります。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) ありがとうございました。市民の市の情報収集、これをちょっと調べみると、広報紙「だん暖たてやま」によるもの約70%なんです。つまり広報紙いかに有効であるかということなんです。適宜適切に広報紙による行革の取組を周知することは非常に有効なことだと思いますので、今後とも今部長から答弁のあったような取組を着実にやっもらいたいというふうに思います。期待しています。 次に、これは行革委員の言葉ですけど、「第4次行革方針を策定すること目的ではなく、実行すること目的ではないか。更新時期来たから次期の方針を策定するのでなく、5年後の館山市の財政状況どうなっていなければならないのかという視点で方針を策定しもらいたい」という行革委員の意見がありましたこれはどのように受け止めおられますか。また、この意見をどのように反映させようとしているのですか。お聞かせください。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) お答えいたします。 「5年後の館山市の財政状況どうなっていなければならないのか、そういう視点で方針を策定しもらいたい」という行財政改革委員会の御意見につきましは、真摯に受け止めまし方針案の作成に当たっているところです。第3次行財政改革方針の策定の際には、○○年の決算において財政調整基金幾らなどの目標は現実的ではないということから、赤字決算を回避することを目標といたしました。今回第4次館山市行財政改革方針の策定に当たりましても、状況に変わりはなく、繰り返しになりますけれども、財政調整基金を枯渇させることなく持続可能な行財政運営を行うという目標を達成するため、まず方針の柱を設定しました。各課の取組はこの柱にひもづくものとなっおり、その全て歳出の削減ではなく、行政サービスの向上といった取組も含んでおります。財政悪化の回避と行財政改革でできること、サービスの充実ですとか向上、この両面を持ち合わせた内容を考えているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) ありがとうございました。私策定に当たり考慮していることについてお聞きしたのは、ただいま申し上げました行革委員の意見に付随するもの、第3次行革方針に追随するだけの取組ではあってはならないと思っていますので、その辺のところをよく留意し対応しいただきたいというふうに思っています。 次に、昨日長谷川議員からも質問があったんですけども、館山市の公共施設マネジメント民間提案制度、これも行革委員からの質問の中にあったんですけども、この公共施設のマネジメントを民間業者の力を借り行うことで、市の財政についてプラスとなる新しい取組と。現在富崎小学校に関してこの制度で取り組んでいるということでありますけれども、今後この取組の活用についてはどのように考えていますか。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) 今後の取組でございますけれども、学校再編、こちらの状況まだ不明でございます。この状況によりますけれども、今後廃校生じた場合の校舎をはじめとする跡地や館山市保有しながら利用予定のない遊休地、これにつきまし民間提案制度の活用を考えいきたいというような次第でございます。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) 私は、今回富崎地区の小学校をこの制度を使っやっある程度いい方向出たら、大いに活用しこれから公共施設、特に学校施設については、20%は必ず減らすことになるでしょうから、それらをどうやっ活用するかということこれからの大きな問題になっくるので、今回の旧富崎小学校の取組は、民間によってやられる取組ある程度成果上がったんだったら、大いに活用しもらいたいなと思っています。その方法しかないんじゃないかなと思っています。ただ、そこで一番大切なのは、結局最終的には地元の住民の合意得られないとできない話なので、これは学校再編の特別委員会の中でやられるんでしょうけど、地元納得した上でやるという、そのボタンのかけ違いないようにやっいく必要があるんじゃないかというふうに思っています。学校再編の問題は、以前の質問でも言ったことがあると思いますけど、行政視察に行っ学校の統廃合のお話を聞いたときに、そこの視察先の教育長さん結局市民との板挟みになっ最終的には自死されたという話を聞きましたので、非常にデリケートな話になっくるので、要するにこういう民間の会社、こういうことをやっよかった、しかし地元の意見は必ず反映されるようなやり方、ボタンのかけ違いないようなやり方を選んでいく必要があると思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、財政調整基金の取崩し進んだ場合、庁舎建設基金の流用についても可能性としては考えられるんですか。どうですか。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) 第4次行財政改革方針、今つくっおります案でございますこちらでは財政調整基金を残し、かつ令和10年度以降も赤字収支を回避できるような財政運営を図ることを目標としおります。目標達成のために様々な取組を行っいきますけれども、仮に財政調整基金不足した場合、庁舎等建設基金に限らず、他の基金からの財源手当てを行う可能性もあるというふうに考えおります。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) 現状の財政運営で早急に財政調整基金枯渇するようなことはないと思うんです。ただ、3年前の台風災害のような自然災害起きたときに、財調はやっぱりあっという間に5億、10億近いお金吹っ飛んでしまう可能性も十分あるので、その辺の確保は十分しおかなくちゃいけないんじゃないかなというふうに思っおります。 この問題の最後になりますけど、行革委員会の委員からも意見があったように、要は改革方針の取組をいかに実行するかにかかっていると思います。そこで達成状況について毎年精査し行革委員会に報告されたとおり市民にも公表されるのでしょうか。いかがですか。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) 市長からお答えしましたとおり、各取組において、数値目標、これを設定することによりまして、目標を明確化し、毎年達成度を測ることとしおります。達成状況につきましは、毎年報告しまいりたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) 先ほど広報のところでもちょっと言いましたけど、要は市民こういう取組をしているということをよく理解しいただかないと、こういう言い方はあれです下手すると市民のサービス減るんじゃないかというような、行革となるとそういう危惧の念を持たれかねないわけですので、やれるところはちゃんとやるけど、皆さんも頑張っもらうところはちょっと協力しもらえませんかという姿勢は必ず出しおくべきだと思います。打ち出の小づち持っているわけじゃないので、ないものはないということを言わなくちゃいけないときも出くるでしょうから、前から言っているように、それを一番市民に納得しもらうには補助金を一部もう一回見直したらどうですかと。毎年毎年補助金もらっているということじゃなく一回精査しますよというぐらいのことを言えば、市民だって館山市の財政厳しいんだということを納得しくれるかもしれない。それも一つの方法だということで申し上げおきますけど、先ほど総務部長言ったように、きちんと皆さんに報告をしいく、そして理解をしいただくということ大切だと思っています。私は、館山市における行財政改革というのは乾いた雑巾を絞るぐらいの取組だと思っています。だからこそ大変なんです。あっというような成果は出ませんけども、地道な積み重ねによって最終的に成果出る。市職員の皆さん一丸となっそして市民と共通の認識の下、行革委員の皆さんの知恵もいただい無事達成できるように取り組んでいただきたいと思います。 それでは、庁舎建設の取組に関連しお聞きします。個別施設計画の策定には本当に膨大な労力を要したものと想像できます。私全部見せもらいました。こんなのをよくつくったなと思っ職員御苦労だなと思いました。それはそれとしこの個別施設計画をどのように実現しいくかですよね。そこにはやっぱり先ほど言った市民の理解と英知を結集する必要があるんだろうなというふうに思っています。 さて、個別施設計画については、冒頭で申し上げましたとおり、市民の関心高い庁舎建設に関してお聞きしましたまず御丁寧な答弁をいただき、ありがとうございました。そこで、庁舎の維持管理について、必要なメンテナンスを実施することで今後10年間程度使用可能ということでした。ということは、新庁舎の建設14年度に予定されていますそれ以上の延長はないということでよろしいですか。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) 延命化の御質問でございます。まず、2号館でございますこちらは平成20年度から21年度にかけて、本館については平成23年度から24年度にかけてそれぞれ20年程度の使用を前提とした耐震改修工事を実施しおります。耐震改修後、約10年経過し、一部驅体コンクリートの剥離、防水槽の劣化、排水等の設備の不具合発生し、必要な修繕を実施している状況でございます。現在の建物の状況から推測すると、延命化を図るためには耐震改修以上の大規模改修必要になると考えられるため、さらなる延命化については考えられないかなというところでございます。大規模改修しもその費用分の延命化できないのではないかなという可能性大きいかなというところでございます。 以上です。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) ただいまの御答弁だと、あと10年は使えるけど、それ以降はもう延長しこの庁舎は使えませんよというようなお答えだったと思います。分かりました。その辺のところは、市民物すごく興味を持っているんです。新しい庁舎はいつできるんだろうか、この庁舎はいつまで使うんだろうかというような問題です。 次に、新庁舎の建設位置について、県の施設の集約化に合わせ館山市の庁舎も旧県立安房南高等学校跡地最もふさわしい場所であるとのことでした。現在国や千葉県と定期的な意見交換を実施しているとのことでした安房合同庁舎令和8年度中の供用開始となれば、大まかな館山市庁舎の位置も明らかになるのではないかと思いますそれはつ頃になるんですか。 ○副議長(望月昇) 亀井総合政策部長。 ◎総合政策部長(亀井徹) 先ほどの市長答弁で申し上げましたとおり、国や千葉県、消防本部、安房高等学校などと定期的に協議を行っおりまし、館山警察署や安房合同庁舎の進捗状況を伺っおります。そのような中で、既に館山警察署の新庁舎完成間近となり、その西側に安房合同庁舎の新庁舎建設予定されていますので、館山市庁舎を旧安房南高等学校跡地に移転するとなった場合には、館山警察署新庁舎及び安房合同庁舎新庁舎の南側で、県指定有形文化財の旧第一校舎を除いた国道128号側のエリア大まかな位置になるであろうというふうに考えおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) ありがとうございました。聞こうと思っていたんですけども、この安房南高等学校の木造の校舎は文化財ですよね。したがって、これ残さなくちゃいけないとなると、あそこを使っいったら、何かあの部分だけ邪魔になるという言い方したらいけないんでしょうけど、非常に使い勝手悪くなるんじゃないかという気するんですけども、この学校の校舎についてはどういう扱いになるんですか。 ○副議長(望月昇) 亀井総合政策部長。 ◎総合政策部長(亀井徹) 県の指定文化財であります千葉県立安房南高等学校旧第一校舎は関東大震災の経験を生かした耐震構造建築として昭和5年に建築をされたもので、昭和初期の千葉県の学校建築の姿を今に伝えている貴重な校舎となっおります。また、木造校舎を維持活用するため、「安房高等女学校木造校舎を愛する会」組織され、市民やOGなど多くの方々愛着を持ち、文化財としての価値に加え、まちのシンボルとしても重要な存在となっています。 10月29日と30日に開催されました見学会には2日間で延べ520人来場されたと伺っおり、改めて関心の高さを知ることできました。今後もその魅力を多くの人に発信し、文化財としての価値を損なわないよう、保存に配慮しながら適切に活用し、後世に伝えいく必要があるというふうに考えおります。 なお、現在は県の教育財産であることから、県立安房高等学校管理しおり、県教育委員会において年1回の一般公開を行っいただいています市といたしましも、貴重な建築物のシンボルである木造校舎をより多くの人に知っもらうため、当該文化財の普及活用に資する企画検討について県に要望しているところでございます。 以上です。 ○副議長(望月昇) 榎本議員。 ◆16番(榎本祐三) 分かりました。今のお話ですと、この木造校舎については、取り壊さないというか、そのまま残し文化財として使っいくんですよと。若干館山市の新しい庁舎に使い勝手悪くなるのかなと。私ちょっと心配していたのは、現在のこの市庁舎を見も分かるとおり、駐車場どれだけ確保できるかなんですよね。それきちんと確保できるのかなという心配があったんです。実際図面を広げそのことを皆さん考え作られるんだと思いますけども、分かりました。安房南高校の校舎については、このまま文化財として残しいくんだということで了解をいたしました。 建設費用の質問につきましは、質問すること自体時期尚早であったと反省しています。しかし、建設に当たって国、県からの支援期待できないと考えれば、行財政改革を断行している厳しい財政状況を考えると、早め早めの対応は必要と思っおりますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいというふうに思います。これから作業そのものは大変だと思いますけれども、これを公告しいかないと新しい庁舎は建ちませんので、ひとつよろしくお願いします。 終わります。 ○副議長(望月昇) 以上で16番榎本祐三議員の質問を終わります。 次、13番石井信重議員。御登壇願います。         (13番議員石井信重登壇) ◆13番(石井信重) 皆さん、こんにちは。それでは、通告に従いまして、大きく2点について質問をさせいただきます。 まず、大きな第1点目、世代交代を訴えられた市長のまちづくりに関する考えについて伺います。このたびの市長選において、世代交代を訴え、館山市を変えいきたいと、多くの市民の負託を受けられ、昨日の所信表明でも、一つ一つの課題に真摯に向き合い、解決し、館山をすばらしいまちに変えいきたいと熱く語っおられました。この12月10日に市長に就任後、最初の定例会である今回、一つの節目として、後期基本計画に位置づけられた長年の課題事業や地方自治体共通に抱えている問題、またこの地域の広域的な捉え方、台風やコロナ禍によるまちの現状など、総合的な観点からの市政運営、新市長の基本的なまちづくりに関する考えや姿勢についてここで伺っおきたいと思います。 そこで、次の4点について質問させいただきます。まず、第1点目として、船形バイパスの整備、国道127号の館富トンネルの4車線化、ごみ焼却施設の長寿命化など、長年の課題事業に対してどのように考えているのかお伺いします。 次に、第2点目として、人口減少や少子高齢化など、地方の地域共通に抱えている課題に対してどのように認識、考えているかを伺います。 次に、第3点目、安房3市1町の抱える現状と課題、またそれらに対しどのような取組を考えているかを伺います。 最後に、第4点目、台風やコロナ禍により疲弊している現状に対し、まちを元気にするための考えをお聞かせください。 続きまし大きな第2点目、コロナ禍による地域経済の立て直し、特に観光面について伺います。ただいま大きな第1の小さな4点目での質問でも触れました我がまちは令和元年の房総半島台風から始まり、続くコロナ禍と、まだまだ非常に厳しい状況に置かれていると感じています。また、最近の市内における新型コロナウイルスの新規感染者数は、先日の情報で直近7日間において400名を超える増加の中にありより意識を高くした感染防止対策求められるところであると思っおります。そのような中にはありますこの12月より「千葉で食べよう!プレミアム食事券キャンペーン」始まるなど、ここ数年多くのイベントや催物など中止され、活動の停滞による経済の低迷に対し、少しずつ経済を元気にしいこうという動きも出始めおります。コロナに対する対応はもちろん重要ではありますそろそろ地域経済の立て直しに向けた具体的な取組を始めるべきではないでしょうか。特に観光面に対する取組は喫緊の課題であると認識しおります。 そこで、館山市の持つ様々な魅力を生かした取組について、次の2点につきまし質問をさせいただきます。まず、第1点目として、海、食、スポーツなどの魅力を生かした取組について伺います。次に、第2点目として、里見まつりなど、伝統文化、文化財を生かした取組について伺います。 以上、大きく2点について質問をさせいただきました。御答弁によりまして、再質問をさせいただきます。 ○副議長(望月昇) 森市長。         (市長森 正一登壇) ◎市長(森正一) 石井信重議員の質問にお答えします。 大きな第1、まちづくりに関する考え方についての第1点目、長年の課題事業に対する考えについあります船形バイパスは、館山市の北の玄関口であり、館山湾を中心とする海浜部への来訪者の誘導のみならず、大規模災害に備えた避難路としての役割、冠水被害や狭隘な道路の利用による児童生徒等の交通事故の危険性の解消及び船形漁港の拠点機能の充実などによる地域の活性化を目的とした道路整備であり多くの効果期待されています。 国道127号館富トンネルは、国土交通省において国道127号防災事業として令和2年度から4車線化に着手しおり、緊急物資等の輸送機能の確保や災害拠点病院へのアクセス強化を図るため、事業進められています。また、館山市清掃センターのごみ焼却施設の長寿命化は、今後も館山市単独での安定的かつ適正なごみ焼却事業を維持しいくために、令和5年度中の完成を目指し、老朽化した基幹的設備の改修工事を実施しています。 これらの事業については、市民の皆様の声を聞い策定いたしました後期基本計画の重点プランに位置づけられている事業などであるとともに、館山湾を活用した海辺のまちづくりや災害にも強い安全、安心で持続可能なまちづくり、また市民生活や事業活動を支える基盤として必要な事業と認識しおり、今後も着実に各事業を推進しまいります。 次に、第2点目、人口減少や少子高齢化など、地方の地域共通に抱えている課題に対してどのように認識しているかについてであります、館山市の人口は1980年代以降減少傾向にあり国勢調査の報告によると、令和2年には4万5,153人となっおります。また、国立社会保障・人口問題研究所によると、人口減少は加速化し、令和22年には約25%減の3万5,732人になるものと推計されています。特に年少人口と生産年齢人口の減少著しく、館山市の高齢化率は既に40%を超えています。このような現象は全国的にも同様であり地方においては特にこの傾向顕著であります。 これからの未来を担う年少人口の減少や社会を支える生産年齢人口の減少については、地域経済や地域コミュニティの維持に大きな影響を及ぼすだけでなく、社会保障制度への負担の増大、将来的な出生数の減少などを招くおそれもあることから、持続可能なまちづくりのためにも過度な人口減少を抑制しいくこと必要であると認識しおります。 次に、第3点目、安房3市1町の抱える現状と課題、またそれらに対してどのような取組を考えているかについてであります安房地域は、急激な人口減少や少子高齢化、若者の流出、厳しさを増す行財政運営といった共通の課題を有しおります。特に災害対策や医療福祉体制の充実、環境対策、観光客の誘致、公共交通の維持、確保など、各市町連携し取り組むべき広域的な課題も多くなっています。 これまでも安房郡市広域市町村圏事務組合を通じ、事務の共同処理による効率化を狙いとした広域行政を進めまいりましたこれからは地域住民にとっても来訪者にとっても魅力的な地域づくりを進めいくこと求められています。この安房3市1町持続可能な地域であり続けるためにも、効果的な広域行政を推進しいきたいと考えています。 なお、現在館山市と南房総市の2市で取り組んでおります定住自立圏構想につきましも、安房は一体であり以前も取り組んでたので、将来的には鴨川市と鋸南町加わり、安房3市1町へ拡大しいくことを期待しているところです。 次に、第4点目、台風やコロナ禍により疲弊している現状に対し、まちを元気にするための考えについあります令和元年度の台風から始まり、コロナ禍も長引く中、ウクライナ侵攻や円安による最近の物価高騰もあり経済と市民の気持ち疲れていることは強く認識しおります。今回の選挙では、多くの市民からこの現状を変えほしいという願いを託されました。私は、この負託に応えるため、職員一丸となっこの局面に立ち向かいたいと考えおります。 まちを元気にするための考えであります先月館山の玄関口である館山駅東口駅前では、房州第一ビルの1階に「sPARK tateyama」開業し、駐輪場跡地広場に地元飲食店やキッチンカー出店するマルシェ開催されたほか、トークライブやワークショップなど大変にぎわいました。また、市内には、これまでも開催されきた北条海岸ビーチマーケットや長い歴史のある地域の祭礼など、市民の皆様生き生きと楽しく参加する活気みなぎるイベント数多くございます。私は、このように市民の皆様と共につくり上げるイベント多数開催されることで、館山市は元気を取り戻しつつあると感じおります。 このほか、文化やスポーツの分野でも、市民の皆様日頃から取り組んでいることを発表できる場を増やしいくことで日常生活に張り合い出るものと考えています。これらの各種イベントを継続的に開催することにより、市民の皆様の生き生きとした笑顔を増やし、まちを元気にしいきたいと考えています。 次に、大きな第2、コロナ禍による地域経済の立て直しについての第1点目、海、食、スポーツなどの魅力を生かした取組についあります今年度は、コロナ禍においても、感染症対策を十分に講じながら、たてやま海まちフェスタ、館山湾花火大会、北条海岸ビーチマーケットなどの観光集客イベントや、館山わかしおトライアスロン大会、オープンウォータースイムフェスティバルなどのスポーツイベント等、様々なイベントを開催することできました。 来年1月には、館山市の一大スポーツイベント、館山若潮マラソン大会も開催予定となっおり、約6,000人の参加申込みをいただき、館山市にも来訪者戻っていると実感しているところであります。今後もアフターコロナを見据え、感染症対策を十分に講じながら各種イベントを開催しいくとともに、海をはじめとした豊かな自然環境を活用し、館山市の魅力を積極的にPRすることで、観光振興による地域経済の活性化を図っいきたいと考えおります。 また、食の魅力については、令和6年2月の開業に向け、食のまちづくり拠点施設の整備を現在進めおります。首都圏へのアクセス性に優れた安房地域に対する関心はこれまで以上に高まっおり、この食のまちづくり拠点施設は地域経済回復の一つの起爆剤になるものと考えています。地産地消や館山ジビエなど、これまでの食のまちづくりの取組と併せ、さらなるPR強化と事業推進により、食の魅力を生かした地域産業の振興に努めまいります。 次に、2点目、南総里見まつりなど伝統文化、文化財を生かした取組についあります南総里見まつりは、地元の関係者で構成される実行委員会で実施されています平成30年度の第37回を最後に、令和元年房総半島台風や新型コロナウイルス感染症の影響により3年連続で中止となっしまいました。令和3年度については、中止となったものの、代替事業として南総SATOMIフェス実施されています。 今年度については、今後の基本的な取組として、里見による観光誘客の促進及び観光消費の拡大を促す事業を実施することとし、新型コロナウイルス感染症などの流行下においても、できる限り実施できるイベントを念頭に実行委員会にて検討を重ね、従来の1日開催のイベントを廃止し、今年度から年間を通してキャンペーン事業を行う方法へと一新することといたしました。このことは、令和4年6月9日の全員協議会にて報告させいただいおります。 今年度の里見のまちづくり事業は、現在その一部継続中となりますナイトタイムエコノミーの活用及びインバウンド観光の推進に寄与する2回のランタンナイト、コロナ禍で公共交通の利用者激減している中、二次交通の充実を図り、観光客の公共交通利用促進と地域循環を目的とした里見タクシーツアーと里見バスツアー、千葉大学デザイン文化計画研究室、千葉県立安房高等学校、里見甲冑サークルなどの学生、地域団体の皆様の御協力による、八犬伝を知らない人でも楽しめ、興味を持っいただける体感型展示の館山城企画展、目で楽しむ南総里見八犬伝、地元の飲食店やお土産店などへの誘客を促すことを目的とした里見のまちスタンプラリーを実施しています。 なお、本事業は市内の文化財や名所である那古寺、養老寺、妙音院、崖観音、安房神社、赤山地下壕跡、城山公園などを巡る事業となっおり、民放のテレビ局やNHKラジオなどのメディアで取り上げられたことから、番組を御覧いただいたという観光客の方々にも御利用いただき、基本的な取組とした里見による観光誘客の促進及び観光消費の拡大を促す事業になったものと認識しおります。あわせ、市民の皆様にも御利用いただいおり、地域内観光の推進によるシビックプライドの醸成も図られたものと認識しています。 このほかにも、令和4年第4回市議会臨時会の補正予算による地域観光等振興補助金でも文化財を活用したツアー企画予定されています。里見のまちづくり実行委員会より、「今年度から里見のまちづくり事業も、少しずつではあるが関係者の皆様と館山の観光のために育ていきたい」と伺っおり、地元の関係者で構成される実行委員会で実施される里見のまちづくり事業は市内の文化財や名所を生かした観光振興事業となっていると考えています。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) 御答弁ありがとうございました。それではまず、大きな第1、世代交代を訴えられた市長のまちづくりに関する考えについての再質問をさせいただきます。 まず、その第1点目です御回答のとおり、船形バイパスは館山湾を中心とする海岸部への来訪者の誘導というの整備の一つの目的になっていると思います。その中で、ただその道を整備することはもちろんなんです海岸部で今まで進められきた例えばシンボルロードや多目的観光桟橋、“渚の駅”たてやま、またビーチ利用促進モデル事業などいろいろあったと思うんですそうした来訪客の受皿となるもののさらなるブラッシュアップを同時に進めいくようなことも重要だと私は思っおります。それらの事業や施設などと今後どのように結びつけ、例えば戦略を抱いているか、展望などがありましたら、お考えがあればお聞かせください。 ○副議長(望月昇) 和田経済観光部長。 ◎経済観光部長(和田修) お答えいたします。 館山市の大きな魅力の一つは海であると考えおります。この中で、後期基本計画におきましても海の魅力アップを重点プランの一つに掲げまし海辺のまちづくりを推進しているところでございます。船形バイパスの完成によりまして、富浦インターチェンジから海浜部への観光客の動線整備されること期待されおりますこれをチャンスとして捉えましさらなる海辺のにぎわいの創出に努めいきたいと考えています。 具体的に申し上げますと、“渚の駅”たてやまにおきましては、今年度ウィズコロナ、アフターコロナを見据えまし渚の博物館1階のさかなクンギャラリーの展示のリニューアル、それから各種案内表示の更新などに取り組んでいるところでございます。 また、例えば夕日桟橋におきましては、千葉県によりまして先端部の一部拡幅の整備工事現在行われおります。完成後には、大型バスの待機する場所をはじめといたしまし客船の寄港時の歓迎セレモニーなどとして、さらなる活用可能となります。 引き続き、“渚の駅”たてやまや館山夕日桟橋を中心としたみなとオアシス“渚の駅”たてやまの魅力アップを図るとともに、海の魅力を生かしたイベントの開催などによりまして、海辺のまちづくりを推進しいきたいと考えおります。あわせまし“渚の駅”たてやまにつきましては、食のまちづくり拠点との連携などによりまして、市内周遊の拠点としての機能も強化しまいりたいと、このように考えおります。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) ありがとうございます。本当におっしゃるとおり、海辺のにぎわいづくりは観光客を引きつけるための重要な課題だと思います。特に“渚の駅”たてやまを中心とした各拠点との連携など、本当に海辺のまちづくりの推進はまさに鍵になっくるのかなと私も思っおります。船形バイパスと並行したさらなる取組にも今後期待したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、国道127号の館富トンネルのことですけれども、4車線化は確かに既に着手されおりまし現在川名地区で切土工事進められていると思います。こういう状況ではございますけど、今後の事業スケジュールというものもし分かれば教えください。 ○副議長(望月昇) 笠井建設環境部長。 ◎建設環境部長(笠井善幸) 館富トンネルを含めたところの今後の事業スケジュールということでございますこの事業は国のほうで事業を行っいただいおります。現在道路設計中ということで、今後その中で出きたスケジュールをまたこちらのほうに教えいただけると。現在のところは、まだつ何をやるというところまではっきりしたものていないという状況でございます。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) 分かりました。まだはっきりできないということで、なるべく早い動き見たいところなんですけれども、分かりました。 この文化ホール前から富浦インターチェンジまでという国道127号バイパスの4車線化事業というものは、市今までに国をはじめとする各関係機関に要望を積み重ねに積み重ね形づくっきたものであると認識しています。その中で、特にこのボトルネックの解消ともなる館富トンネルの4車線化はその最後の悲願とも言うべき事業であるというふうに私は思っおりましこのトンネル工事だけでなく、今後さらには南房総市側の橋梁ですとか、また館山市側の道路の拡幅工事も計画されていると思うんですそこまでに至るにはまだ時間かかるのかなと思うんですけれども、少しでも早く実現するために、今までと同様により一層強い要望活動、働きかけを続けいただきたいと思うんです、市長はどうお考えでしょうか。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) お答えします。 館富トンネルを含む約1キロメートルの区間の4車線化につきましては、館山市及び関係団体におきまして、国土交通省などの関係機関に対し、引き続き早期実現に向け積極的な要望活動をしいきたいと思っおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) 力強い言葉聞けありがとうございます。本当に長年にわたる大きな事業でありますので、早期完成に向けより一層の御尽力をお願いしたいと思います。 次に、最初にお聞きした後期基本計画の重点プランに位置づけられている先ほどの3つの長年の課題事業に関しては、今後も着実に各事業を推進しいきますと市長にお答えいただいおりますけれども、安心いたしました。ただ、それらの事業以外にも、例えば救急医療体制の確保ですとか情報教育環境の整備、有害鳥獣対策事業、また駅前で行われているリノベーションまちづくり事業、先ほどからお話がある企業誘致推進事業、移住・定住促進事業、そして海辺のまちづくりもそうです食のまちづくりの推進による地域産業の活性化、空き家対策、災害対応力強化など、本当にいろいろな事業があると思うんです。そういったあらゆる分野に多岐にわたって、後期基本計画において多くの重点プラン位置づけられているわけでございますけれども、これらの多くの重点プラン事業についても、今後休止ですとか、凍結ですとか、廃止とかを考えているというものはないということでよろしいでしょうか。教えください。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) お答えします。 館山市では、平成28年度から令和7年度までの10年間を期間とする基本構想を策定しまちづくりを進めまいりました。現在令和3年度から令和7年度までの5か年を計画期間とします第4次館山市総合計画の後期基本計画に基づきまし具体的な事業を進めおります全227事業のうち特に分野横断的かつ重点的に取り組む50の事業を重点プランに位置づけおります。後期基本計画は、まちづくりの根幹に関わる長期計画でありまし市の中でも最上位の計画ですので、基本的には休止や凍結、廃止は考えおりません。進捗状況を適正に管理、そして評価しながら、継続しいきたいと考えおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) 御回答ありがとうございます。 先ほど私もいろいろ述べましたけれども、227事業のうち重点プランは50事業ということですかね。かなり多くの事業重点プランとなっおりますけれども、本当に大事な事業でございます。今御回答いただいたように、凍結、廃止等は考えていないということで、総合計画に基づき続けられきた大切な事業でございますので、しっかりと継承しまたなるべく早期にそれぞれの事業形になっいくということをお願いいたしまし今後の積極的な取組を期待したいと思います。ありがとうございます。 それでは次に、第2点目の人口減少や少子高齢化など、地方の地域共通に抱えている課題に対してどのように認識、考えているかということについての質問に移らせいただきます。先ほどの御答弁のとおり、年少人口の著しい減少への対応はやはり喫緊の課題だと私も思っています。その減少抑制のためには、子供を産み育てやすい環境づくり大切であり子ども医療費の高校3年生までの助成範囲の拡大必要であると、市長は市議会議員時代に何度も要望されおりました。この話は、今日午前中、鈴木順子議員や石井敏宏議員からも同じような質問されおりますけれども、ここで改めて、高校生世代へと対象年齢をもし拡大した場合に、先ほど石井敏宏議員の話でも入院の部分のみなら100万円ぐらいの費用というような感じのお話だったと思うんですそうではなく全てを高校生世代に対象を拡大した場合、現在と比べ医療費はどのぐらいの増額になるのか、試算てあったら教えください。 ○副議長(望月昇) 小澤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小澤一典) あくまで推計値ではございます、高校生世代へ拡大した場合の医療費は約833万円程度と推計をしおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) 分かりました。推計上833万円ということで、この833万円あれば、高校3年生まで入院、通院、全て無償化になるのかなという数字なのかなと思います。 先ほどの話の中でもありましたけれども、10月1日現在で、県内54市町村中、入院ですと29自治体かな。通院であっても20自治体で、50%を超えるところ高校3年生までの助成をしているという現状であると思います。833万円を見込んでいるということで、先ほど来やはり同じような質問されおりますけれども、この833万円あれば高校3年生までできるという中で、実際その財源というものを今までずっとおっしゃっている中でどう考えているか、具体的にあればお聞かせください。 ○副議長(望月昇) 小澤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小澤一典) 先ほども申し上げましたあくまで推計値ですので、833万円程度という認識をしいただければと。この事業について、特財はありませんので、仮に実施するのであれば全額単費になります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) 全額単費ということで、全部市の負担になっくるということだと思います。この市の負担で800万円というものをどう捻出するかということではあると思うんですけれども、先ほど来鈴木順子議員や石井敏宏議員のほうにも、国や県への働きかけをするとか、現在の子育て支援だとかいろんな対策の優先順位を考えたりとか財政状況を考えみたいなお答えがありましたので、なかなか簡単に出せるものではないなというふうには思うんですけれども、市長ずっと要望されきたことでありますので、これからということです任期4年間ありますので、この任期4年間の中で実現をさせたいとか、何かそういったようなお考えとかはないでしょうか。もしお聞かせいただければ。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) お答えします。 本当言うと、すぐにでも入院、通院含め始めたいところではあります。今回予算のほうも取り組んでいる中で、いろいろと難航しているところでありますできれば最低限、まず入院からでも、石井敏宏議員のほうからも要望がありました本当はすぐに始めたい状況であります今後新年度の予算に向けまた検討させいただきたいと考えおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) 分かりました。先ほどの回答の中でも、一つ一つというか、やっいきたいというようなこともあったと思うんです任期4年間ございましあれだけ要望されていたことですし、その中で形になれば、それはいいことなのかということで、厳しい財政状況の中ではありますけれども、今後またこの件に関しては注視しいきたいと思います。 それでは次に、第3点目、安房3市1町の抱える現状と課題、またそれらに対しどのような取組を考えているかということについての再質問に移らせいただきます。昨日の市長の所信表明の中でも、「安房地域の3市1町の連携を強化しいきたい」ということで、4つの中に入っていたと思います。今年総務委員会にも請願出されたりしまし先日総務委員会で出雲市のほうへ視察にも行っまいりました御当地ナンバーの件ございました。ここで、この御当地ナンバーも安房連携した取組ということで1つお聞きしたいんですけれども、今回は意向表明ということは見送りになりましたけれども、市長としてはこの結果をどのように受け止めているのでしょうか。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) お答えします。 今年の7月以降、4回にわたりまして3市1町の担当者会議を開催いたしまし、館山中心となっ協議を重ねまいりまし8月にはウェブアンケートも実施するなど前向きに検討しまいりました。アンケートの結果、各市町で回答内容異なったため、地域名を絞ることはできず、残念ながら今回は導入を見送ることとなっしまいました。しかしながら、将来導入する機会には、今回の経験を踏まえまし成就するよう積極的に取り組んでいきたいということを3市1町で確認をすることできたということなので、次につながる議論できたのではないかと受け止めおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) ありがとうございました。今回は形的には見送りという形になりましたけれども、我が安房地域というんですか、全体的に人口も減少している経済圏も同じ、いろいろな中でこれから安房3市1町いろんな意味で連携しいく時代に入っくるのかなということを私も考えおりますので、またいずれこういう御当地ナンバーの話も出くるやもしれません。またそのときには今回いい経験になればなというふうに私も認識しおります。 次に、3市1町抱える共通の課題ということはお答えの中でも非常に多いということでございました。その中で、現在南房総市と館山市の2市で取り組んでいる定住自立圏構想ですとか、それに関しては、先ほどのお答えだと、将来的には鴨川市や鋸南町も加わるような、拡大することも期待しているなんてお話もございました。そのようにこの地域で3市1町連携しいくことは本当に大切だと私も思うんですその共通する多くある課題の中で、市長として特に連携しいきたいということ、する必要があるというか、そういったような分野というか、ものはあるんでしょうか。ありましたらお聞かせください。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) 安房3市1町は協力し取り組むべき共通の課題を抱えおりましそれを連携することによって、安房地域全体の魅力の向上、それと施策効果の増大図れるものと考えおります。特に南房総市と取り組んでおります定住自立圏構想、これで連携している地域公共交通分野であったり観光分野の取組に加えまし移住、定住の促進であったり雇用の創出、企業誘致、それから高校の魅力化、災害対策、対応などの分野で3市1町の連携を強化しいきたいと考えおります。まずは、南房総市と定住自立圏構想で連携を結んでいるところでございます先ほども申しましたけども、やはり安房3市1町で連携する中で力を出し合っ協力し地域を盛り上げいきたい。しっかりと暮らしいけるような地域にしいきたいと思いますので、引き続き連携のための努力はしいきたいと考えおります。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) ありがとうございます。実際南房総市との定住自立圏構想では、現状主に動いているのは公共交通と観光の分野かなというふうに私も認識しています。今市長おっしゃるように、これから先は移住定住ですとか、企業誘致とか、逆に単独ではなく一緒に地域を挙げやるからこそ効果があるもの、本当に多いと思いますので、そういった意味ではこれから安房3市1町どれだけ連携できるかということは大切かなと思っています。 この3市1町ということだと、今一部事務組合のほうで安房郡市広域市町村圏事務組合というものもございますけれども、例えばそれらも事務の効率化を図るという意味合いもある中で、そちらでは主に消防の関係多いと思うんですけれども、そこはやっぱり今の現時点での一部事務組合である広域の中でも各首長集まっその中でいろいろ協議されていると思うんです。これから市長になりました森市長もそちらのほうにも理事として顔を出すようになると思うんですそのときには各首長同士それぞれのまちを背負っまたこの地域全体を考えようという場になっくると思いますので、ぜひそこでは館山市の代表であるという立場でもあると思うので、安房地域全体の連携もそうです、館山を中心に据えたしっかりとした立場というか、意見を持っいい形でこれから3市1町での連携を図っいただけたらということで、それを私のほうから一応お願いをしおきたいなというふうに思います。ありがとうございます。 では、この件に関しては終わりまし次に4点目、台風やコロナ禍により疲弊している現状に対し、まちを元気にするための考えについてということで、今度はこちらの再質問に入らせいただきます。先ほどお話しいただいた中で、イベント多数開催されるということなど、そういったことから元気を取り戻しつつあるというふうに感じているというお答えでございました。確かにそういったイベントどんどん行われることはすばらしいことであると思うんですまちを元気にするということに関しますと、やはりその次というか、まず大事なのは、やはり地域経済を元気にすることであるかなというふうに感じています。そういった意味で言いますと、そのためには市内の様々な企業ですとか、また飲食業ですとか、多くのいろいろお仕事をしている皆さんいらっしゃいますけれども、そういったそれぞれの業界活気を取り戻し、さらにはそれに付随し市民の消費呼び起こされ、そして地域内での経済循環を活性化させるということ重要になっくるかなと私は思うんですけれども、そのような考えに関してどうでしょうか。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) お答えします。 地域経済の活性化、これもまちを元気にするためには本当に大切な、大変重要なことだと認識しおります。就任後、様々な業界からもいろんなこと、何をしいただけるんだというような期待する声、不安の声も聞こえまいります、企業や飲食業活気を取り戻すために、事業者何を望んでいるのか、そのためには市できるのかを話し合う場を積極的につくりましまずは意見交換をしいきたいと考えおります。 また、国や県の補助制度に関しましても、これまで以上にアンテナの精度を上げ高くし活用しいきたいなとも考えおりますし、いずれにしも市やれること、限られているとは思いますやれないことに関しましても、寄り添っ話し合っ道筋を立ていくようなお手伝いならできると思うんです。お互い寄り添っ協力し合っ信頼される市役所を目指し、市民と共に頑張っまいりたいと思っおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) 分かりました。本当にこれからだと思うんですけど、またこれから例えば各企業だとか、いろんな皆さん、商店街の皆さんだとか接する機会、お話をする機会があると思いますので、今のやはりこのコロナ、うちの地域であれば台風からということで、まだまだいろんな意味で厳しいの続く中、率直に皆様の意見をお聞きになった中で市長らしい形を見いだしいただけたらと思います。今お話があったように、国の補助制度とか、そういったこともしっかりとアンテナを高くし探しいただければと思います。今そういった企業との意見交換などという話もありましたけれども、やはりその企業に対する支援というとはやはりこれからも大変大切になっくるのかなと思います。そういった意味で言いますと、例えば今までも企業に対する設備投資ですとか運転資金の利子補給などの支援をしていると。そのほかにもやはり元気を取り戻すためには商店会自体にぎわっいかなきゃいけない。にぎわいづくりですとか、また既存のいろいろな経済団体ありますけれども、例えば地元の商工会議所ですとか、そういった団体との連携、そんなことも必要になっくると思うんですけど、いかがでしょうか。 ○副議長(望月昇) 和田経済観光部長。 ◎経済観光部長(和田修) お答えします。 今議員おっしゃったように、当然コロナ禍前、それから房総半島台風前と同じように、市の制度融資ですとか、それから今おっしゃいました信用保証協会の保証料の補給ですとか利子の補給、こういったことにつきましては当然引き続き継続しまいりたいと思っおりますし、それから商工会議所ですとか商店会連合会等の関係につきましもこれまで以上に強化する中で継続し補助金のほうも引き続き補助しいきたいと、このような考えでおります。コロナ禍におきまして、様々な制限によりまして、まだまだ思いどおりにイベント等開催できない面もあるかと思います。今後も情勢を注視しまし今までの日常に近づけられるように関係機関と連携を強化しまいりたいと、このように考えおります。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) ありがとうございます。そういった利子補給などの支援もまだ継続しいくということで、よろしくお願いしたいと思います。今部長もお話しされたように、まだまだコロナ禍において制限続く部分もございますけれども、その中でまた少しでも工夫をし今のお言葉のように日常に戻るよう、それによって、まずはやっぱりどんなにいろいろ言っも、やはり自然に人々消費し人々の笑顔増え経済活動普通に回っいくこと一番やっぱり活性化に向け大きなポイントであると思いますので、これからも私も一緒に協力しながら考えいきたいと思います。 もう一点、いろいろお答えいただいた中、市民と共につくり上げるイベントの開催ですとか、それから文化とかスポーツの発表できる場を増やすですとか、いろいろそういったことやはり元気につながるということでのお答えがあったと思います。そういった中で、現在館山市では、様々な生涯学習のサークルですとか、いろいろな活動をしているNPO団体、またそれこそスポーツ団体ですとか、地域コミュニティに数多くの市民団体等存在していると思います。それぞれ非常に高い意識と目的を持っ元気に活動されていると思うんですそういった中でもやはりこのコロナ禍の影響等の中でなかなか難しい部分もある現状であるのかなというふうに感じています。 例えばですけど、そのスポーツ団体等があった場合、市長も例えばサッカーチームを見おられますけれども、例えば練習場所の確保をすることだとか、例えば練習試合だとか試合するときの移動の手段だとか、各団体ごとに悩みの種というか、いろいろあると思うんです。市長おっしゃるように、そういったスポーツだとか元気になっくること、活発になることも大切だという観点からすれば、そういったいろいろな各団体活動をする上で、やはり行政からも何か側面的な支援必要じゃないのかなというふうに思うんですけれども、何か具体的にそういった支援についてのお考えがあればお聞かせください。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) 議員おっしゃったように、市内には各種様々な団体数多くございます。文化的であったり、スポーツであったり、私自身少年サッカーチームの代表を、今は降りましたけれども、務めおりまし練習会場に関してであったり、練習試合であったり、大会の誘致もしていましたので、そうした件に関しましていろいろ相談させいただい今まで活動しまいりました。団体活動をより活発にしいくためには、今申し上げたように、担当部署でしっかりと相談に乗ることもすごく大切なことでありましそういった各団体から課題とか様々な要望があると思いますので、しっかりそれを聞い受け止め団体に寄り添った対応を考えいけたらなと思っおりますし、実際今までやってきいただいたので、これからも引き続きそういったことをしっかりやっいただけると確信しおります。また、一例として、団体の活動内容の紹介であったり、あるいは会員の募集について、広報の面、市のSNSなども活用しまし施設利用手続の簡略化なども併せ検討しいきたいと考えおりますので、また各種団体から要望等ありましたら、どんどん投げいただければ、その対応について検討しまいりたいと思います。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) 御回答ありがとうございます、市長自ら。スポーツ等は、特に若い子供たち、若い世代をということで市長もおっしゃられていますけれども、そういう若い世代の子供たちは特にスポーツは重要だと思いますし、そこを充実しいくことというのは、元気にもつながれば、市長おっしゃるように、まちのことを好きになったり、誇りになったり、将来戻っくることにもつながる1つなのかもしれませんし、そういった意味では、今お話があったように例えば施設利用手続を簡略化するですとか、そういったちょっとしたところで例えば教える側の人間苦労していたりとか、いろいろございますよね。そういったことも含め、さらなるそういった形での寄り添った対応ということでしたかね、今のお話は。そういったことを続けいただけたら本当にありがたいと思います。 この大きな質問第1ということで、今回最初の議会定例会ということもあって全般的な質問を一応させいただいたつもりでおります。重点施策等もしっかりと止めることなく続けいくというお答えもいただきましたし、やはり市民の皆様こういう時代にあって安心し暮らせるためには、やはり今まであった事業をしっかりと継承、続けいくこと、また少しでも早期に形にしいくことであると思います。これからいろいろあると思いますけれども、市長としての責任、そしてまたしっかりとした自覚を持っいただい先頭に立っあらゆる施策をさらに力強く進めいっいただきたいなということでお願いいたしましこの大きな1番の質問は終わらせいただきます。 続きまし大きな第2点目、コロナ禍による地域経済の立て直し、特に観光面についてということで再質問に移らせいただきます。その第1点目、海、食、スポーツなどの魅力を生かした取組についてということでございますけれども、特に観光面についてということで今回質問をいたしました。まず、観光面ということですので、近年の観光入り込み客数ですとか宿泊者数などはどうなっているかということで、簡単でよろしいので、令和元年房総半島台風の前と今とで比較をし少し教えいただけたらと思います。 ○副議長(望月昇) 和田経済観光部長。 ◎経済観光部長(和田修) お答えいたします。 観光入り込み客数と宿泊者数についてです。まず、令和元年の房総半島台風ですとか新型コロナウイルス感染症影響する前の平成30年と令和3年で比較をさせいただきたいと思います。まず、観光入り込み客数につきましは、平成30年の207万5,000人、これに対しまして令和3年128万6,000人ということで、62%に落ち込んでいると。それから、宿泊者数につきましは、平成30年の42万2,000人に対し、令和3年27万9,000人で、こちらも令和3年66%という数字となっおります。 それから、もう一つ付け加えます令和4年、今年につきましなんですけれども、集計は1月から9月まで終了しおります。この9か月間なんですけれども、観光入り込み客数109万4,000人、それから宿泊者数は31万4,000人でございました。これを先ほどと同様に平成30年と比較をさせいただきますけれども、令和4年につきまし109万4,000人ということで、これも64%、それからただし宿泊者数につきましは、令和4年この9か月間31万4,000人ということで、94%ということで、数字宿泊者数につきましは戻っていると、このような状況になっおります。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。
    ◆13番(石井信重) ありがとうございました。今お答えいただい大体やはり台風前というんですかね、平成30年と昨年とで比べると6割台ということですかね、入り込み客数も宿泊数も。やはりもう少し伸びほしいなというところですでも最後のお話ですと、宿泊者数に関しては9割台に戻っているということですかね。それを聞いまたちょっと希望見えきたような気いたします。戻っているようですね。分かりました。 では、今回この海、食、スポーツということで聞いおりますけれども、次に、海ということで聞きましたので、海の魅力を生かした取組ということで1つお聞きしたいと思います。今年度は、海を生かしたということで、観光集客イベントですとかスポーツイベントなど結構コロナ禍ではあるけれども、多数開催できたということで先ほど御回答いただきました。そういった中で、今年度は久しぶりに海水浴場をしっかり期間オープンできたと思うんです海水浴場開設中に海浜パトロール等を実施していると思います。私も参加させいただいおりますその中で実際海岸利用者のマナーですとか利用状況等はどうでしょうか。また、問題点等は今年はなかったでしょうか。 ○副議長(望月昇) 和田経済観光部長。 ◎経済観光部長(和田修) お答えいたします。 今年につきましも、ゴールデンウイーク期間中ですとか海水浴場の開設期間中に、千葉海上保安部館山分室、館山警察署、千葉県などの関係機関をはじめといたしまし漁業協同組合ですとかシーバード館山、そして館山海・浜パトロール隊などの民間団体とも連携を図りまし利用する全ての方楽しめる海岸とするために合同パトロールを含めた活動を実施したところでございます。合同パトロールにつきましは、水上オートバイ愛好者を含む海岸利用者に海・浜のルールブックを配布しましルールを守っ皆さん楽しい海水浴できるようにということで、マナーの啓発ですとか禁止事項の説明等を行わせいただきました。これら毎年実施している海浜パトロール、あるいは警察官のOBを雇用した海水浴場監視官による海岸エリアパトロールにより、海岸利用者のマナー意識の向上年々図られているなというのを肌で感じているところでございます。その結果、3年ぶりに全期間開催しました、議員からもお話ありましたけれども、今年の海水浴場なんです特に大きな事故ですとかトラブルもなく、海岸の利用状況はおおむね良好なものであったと、このように認識しおります。ただ、問題点ということでも話がありましたけれども、例えばですけれども、一部の水上オートバイの愛好者によります騒音ですとか危険な航行もちょっと、昔よりは減っはおりますけれども、目についた面もございます。それから、海岸の駐車場への大型車両による複数区画の利用など、そういったところまだ問題点としてあるかと思っおります。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) ありがとうございました。比較的やはり年々マナーというか、そういったものよくなっているのかなということは私も感じさせいただいおります。また、大きな事故やトラブルもなかったということで、やはり海の魅力を生かすには、そういった安全面強調されるということは非常に大きいと思いますので、今後もお願いしたいと思います。 今海ということでしたので、次は食の魅力という部分で1点質問させいただきます。食の魅力ということの取組でいうと、御当地グルメの取組があると思うんです炙り海鮮丼、ずっとやってき多分今年ちょうどデビュー10周年を迎え12万食を達成したかなと思います。また、内容もリニューアルされたということも聞いおりますし、またいちじく寒天も以前から取り組んでいると思うんですこの炙り海鮮丼やいちじく寒天など、こういったグルメに関しては、コロナの状況ではどうだったのでしょうか。また、今後どういう形になるかということで、お願いします。 ○副議長(望月昇) 和田経済観光部長。 ◎経済観光部長(和田修) グルメの関係で御回答させいただきます。 まず、館山炙り海鮮丼についてですコロナ禍におきましては、観光集客をやはり控えるという観点から、販売を休止したことですとか、集客イベントを実施できなかったことによりまして、提供数につきましは通常期の6割から7割、販売減少したということございました。それから、もう一つ、いちじく寒天につきましは、コロナ禍においては、やはり飲食店利用の減少もありましこちらも提供数通常期の半分程度に減少したと、このような状況でございます。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) 分かりました。やはりコロナ禍という中では、少し減少しているというところがあるんですね。今はリニューアルしたところもあってまたこれから少しずつそういった販売も伸びくることになっくると思いますし、またそういった意味での新たなグルメの対応ということも期待したいと思います。今まで多分食のブランド化の推進などということもしていると思いますし、以前には今現在食のまちづくり拠点整備を行っている稲の場所でマルシェなんかをしていたこともあると思います。その辺もやはりコロナ等でずっと中止になっおりますけれども、そうしたイベントの復活ですとか、やはりグルメだとかイベントだとかというものを少しずつですコロナ禍の中で復活させることで元気につながると思いますので、そういったこともぜひまた動いいけますよう御検討いただけたらということで、お願いいたします。 もう時間もございませんので、最後に大きな質問の第2点目の南総里見まつりなど伝統文化、文化財を生かした取組についてということで再質問させいただきます。先ほどの回答で、南総里見まつりは平成30年、第37回を最後にもうずっと3年連続中止ということで、また現在はその中で里見による観光誘客の促進という形で、従来の1日開催のイベントからそれは廃止となり、今年度から年間を通したキャンペーン事業に一新したということでございました。そういった中で、以前の1日開催のイベントの中では、いろんなパレードであったりとかある中で、やはりその地域の山車やみこしというような形のお祭りの部分も花を飾っていたところがあるのかなというふうに思います。館山は、このように大変お祭り盛んな地域でありますし、私も非常に好きなので、いろんな形で参加させいただきますけれども、その本来の神社だったり年に1回ある地域の祭礼というのもあれば、また祭礼の種類も、今言った山車だ、おみこしだもあれば、例えばかっこ舞だとか、その地域それぞれ特色を持ったすばらしい伝統文化、お祭りがあると思います。また、最近では、新聞等にも載っおりましたけれども、民間の有志の皆さんで、祭りの力でまちを元気にしたいということで、館山を元気にする城まつりという名前でしたかね、そんな形で民間でお祭りのイベントを開催したりとか、やはり我が地域は、そのお祭りを生かした地域の活性化、観光振興という意識やはり強い地域なのかなと思っています。 そういった中で、やはりそのお祭り、里見まつりの中では一旦ちょっと形変わりましたけれども、今後も観光振興、地域活性化という観点から、やはりもっとお祭りという伝統文化を生かすべきじゃないかなと考えているんですそれに対してはどのようにお考えでしょうか。 ○副議長(望月昇) 和田経済観光部長。 ◎経済観光部長(和田修) 議員おっしゃるとおり、南総里見まつりを実施していたときには、山車ですとかみこしもパレードをやっいただきまし祭りとしては大変盛り上がっていたと思います。ただ、観光協会のほうに話を聞きますと、なかなか観光の誘客に結びついているかどうかという観点でかなり実行委員会のほうでお話合いをされたというふうに伺っています。そういった中で、今回コロナ禍という状況もありますけれども、そういった中でいかに館山に観光誘客を図るかという観点一番強かったと私は思っているんですけれども、そういった中で前の南総里見まつりから形を変えリスタートしたと、そのように認識をしおります。観光振興を図るために、一番はやはり観光で館山を訪れいただける方どのようなニーズを持っ館山に来いただいているかというのは大変重要なことだと思いますので、その辺につきましは、今定住自立圏の事業でもニーズ調査等を行っていますので、そういったものの結果を用いながら今後の展開について観光協会と話合いをしいきたいと、そのように考えおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) 私は、フェイスブックで投稿したところ、地元紙にも輝いている姿と。来年以降もっと大きくできたらいいなということをフェイスブックに載せましたら、地元紙に掲載されたんですやはり地元から出いった方々帰っくるんです、お祭りのために。そういった地元を出いった方々つながりを持ち続けるためにも、実際の神社、あとお祭りでなかったとしても、山車出る、みこし出るというと、やはり血騒ぐんでしょうね。帰っ地元の仲間と楽しむと。こういう機会を増やすことによって、やはり地元にいずれ戻っきたいという気持ちも醸成されると思いますので、市としても、お金的なものじゃないとしても、いろんな面で御支援できるところはしいっ、館山のためになることはどんどんやっいきたいと思います。 以上です。 ○副議長(望月昇) 石井信重議員。 ◆13番(石井信重) ありがとうございました。それぞれのそういった御支援にまた期待しいきたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございました。 ○副議長(望月昇) 以上で13番石井信重議員の質問を終わります。 暫時休憩いたします。          午後2時59分 休憩          午後3時20分 再開 ○副議長(望月昇) 休憩前に引き続き会議を開きます。 1番佐野聖一議員。御登壇願います。         (1番議員佐野聖一登壇) ◆1番(佐野聖一) よろしくお願いいたします。通告に従いまして、質問いたします。私のほうからは、大きく2点についてお伺いいたします。 1つ目は、館山市職員の職場環境についてお伺いいたします。こちらは、以前質問のほうでも市長は、市の職員しっかり働ける環境、風通しのいい環境、職員にしっかり働いもらっ職員と一緒にいいまちをつくっいきたいというお話をされおりました。 そこで、小さな1点目、現状の職員数で過不足はございますか。こちらは、やはり職員の数によって、仕事量、また行政サービス等も変わっくると思いますので、現状どのような状況かをお伺いしたいと思います。 小さな2点目、こちらはハラスメント対策について、現況と、また今後の対応についてお伺いしたいと思います。働きやすい職場といいますと、やはりハラスメント、いろいろなタイプございますその対策も十分必要ではないかと思っおりますので、お伺いしたいと思います。 大きな2点目、こちらは選挙公約について伺いたいと思います。選挙のチラシ等にも書いてありましたところですね。 具体的な取組として、小さな1点目、海の魅力を最大限に生かすため、県の管理地の有効な活用必要だと思います。そのことについてどうお考えなのか伺いたいと思います。やはり海岸はほぼ県所有、管理をされている土地だというふうに思いますので、どういうお考えかを伺いたいと思います。 小さな2点目、不妊治療の助成充実ということを市長は掲げられおりました。私もこちらには十分前々から興味というか、助成等もろもろの支援必要ではないかという考えを持っおりますので、改めましこちらの充実について、何の施策からまず取り組んでいかれるのかをお伺いしたいと思います。 以上、大きく2点御質問させいただきまし御答弁の後に再質問させいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ○副議長(望月昇) 森市長。         (市長森 正一登壇) ◎市長(森正一) 佐野聖一議員の御質問にお答えします。 まず、大きな第1、館山市職員の職場環境についての第1点目、現状の職員数の過不足についてです社会情勢急速に変化する中で質の高い行政サービスを市民に提供し続けるために、職員にはいつの時代にも求められる役割を的確に果たすこと期待されおります。館山市職員も現在の職員数の中で行政サービスを維持し、さらに向上を図るため努力しているところであります。 また、館山市役所常に質の高い行政サービスを市民に提供できる組織であり続けるためには、時代環境に適応できる能力を有する人材、これを行政の担い手として継続的に確保する必要があります。館山市役所に限らず、国、地方ともに公務員の採用試験申込者数は減少傾向にあり民間企業等との人材獲得競争熾烈になる中で、人材確保に向けた取組は喫緊の課題であると認識し、今年度から一部の採用試験の実施時期を前倒しすることとし、7月に一般行政職の上級職員等の採用試験を行ったところです。 こうした取組に加え、職員必要な能力を培うことできるよう、計画的かつ効果的な人材育成に力を入れいくとともに、職員一人一人やりがいを持っ職務を遂行し、その能力を十分に発揮できる職場環境を整えること重要でありこうした環境公務全体のパフォーマンスを向上させるとともに、館山市役所に勤めることへの魅力となり、有為な人材を引きつけるという好循環を生み出すと考えています。 次に、第2点目、ハラスメント対策についての現況と今後の対応についてであります令和2年6月に職場におけるパワーハラスメント防止措置事業主に義務づけられたことなどを受け、館山市役所においても、館山市職員のハラスメントの防止等に関する要綱を策定し、職員や管理監督職の責務、相談窓口、ハラスメントに対する対応措置などを定めるとともに、人事院公務員研究所の客員教授を講師に迎え、管理監督者を対象にハラスメント防止に関する研修会を実施するなど、職場におけるハラスメントの防止に努めおります。 現在は、コロナウイルスの流行により、ハラスメント防止に関する研修会の実施など難しい状況となっおります今後は管理監督者に限らず、若手職員も含めた全職員を対象とした研修会を実施するなど、職員一人一人ハラスメントを個人的な問題として捉えるのではなく、組織全体の問題として意識しながら、自覚と責任を持っ職務に当たり、ハラスメントのない風通しのよい職場環境の形成に努めまいります。 次に、大きな第2、選挙公約についての第1点目、海の魅力を最大限に生かすための県管理地の有効活用についてであります海、浜など海岸線の県管理地の活用は、イベント開催や海水浴場開設の場所としてとても重要であり必要であると考えています。私の考えは、館山市の重要な観光資源である美しい砂浜などの海岸エリアを活用した様々なイベントをコロナ禍前のように開催し、すばらしい海、浜に多くの市民や観光客足を運ぶことで海辺ににぎわい空間をつくり、海の魅力を知っいただくことにより、館山市のイメージアップを図り、さらなる来訪者を呼び込む好循環となることを目指しいくことです。 ここ数年は、コロナ禍のために開催中止されていましたたてやま海まちフェスタ、館山湾花火大会、北条海岸ビーチマーケットなどの観光イベントや、館山わかしおトライアスロン大会、オープンウォータースイムフェスティバルなどのスポーツイベント等、様々なイベント今年度に入り開催されています。また、今年度は北条海岸においてビーチバレーコートの設置を再開したことにより、利用者戻っおります。これからアフターコロナを見据え、イベントの在り方や開催方法を再考しながら、コロナ禍前のように海岸エリアを活用しイベントを関連団体や民間団体とも連携しながら実施しいきたいと考えています。 次に、第2点目、不妊治療の助成充実についてであります国は少子化対策の一環として、令和4年4月から人工授精等の一般不妊治療と体外受精や顕微授精等の生殖補助医療について保険適用を開始いたしました。これにより、不妊治療にかかる費用負担軽減され、出産を前向きに考えることできる環境整いつつありますので、館山市としては、引き続き不妊治療に関する正しい知識の普及や相談窓口の周知に努めいく一方で、さらなる支援の必要性については、他の自治体の取組や近隣市町の動向を注視しまいりたいと考えおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 佐野議員。 ◆1番(佐野聖一) ありがとうございました。 では、大きな1番目、館山市職員の職場環境について何点か再質問をさせいただきます。まず、職員の1人当たりの仕事量の適正、今その仕事量は適正なのか、また近々の職員の残業時間等があると思いますので、その辺は現状どのようになっていますでしょうか。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) 仕事量ということで御質問でございます。職員1人当たりの業務量偏在することないよう、職場の巡回や各部署の所属長とのヒアリングなどにより業務実態を把握した上で人事配置や事務分掌の見直しを行い、業務量の平準化を図っているところです現状では組織全体の業務量やや多いと考えています。平成30年度に行った人的資源活用調査においては、35人の職員不足しているという結果おり、調査当時のアンケートで市全体の職員数少ないと感じている職員63.3%おりました。そこから職員の増員をし令和4年度の職員数は424人、平成30年度の404人から20人増員しきたところです。しかしながら、現在も所属長ヒアリングなどを通して現場の声を聞いているところ、職員数の増員を望む部署多いの実情でございます。増員希望の全てに応えることは、財政負担の増にも直結するため、慎重な判断の下、実施する必要があると考えおります適正な人員の確保は必要であると認識しおり、現場実態に合わせた組織体制や職員体制の見直しを図っいきたいと考えおります。 時間外勤務の状況でございます令和元年の房総半島台風以降、災害の復旧復興に向けた取組により、令和元年度の時間外は、平成30年度と比較し、約2.7倍に増加しました。現在は、災害からの復旧復興事業は収まっている一方で、令和元年度末から始まった新型コロナウイルス感染症に係る対策関連事業継続し行われていることに加え、これまで自粛していたイベントなど経済対策事業による業務の増加予想されるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 佐野議員。 ◆1番(佐野聖一) ありがとうございました。今ざっと聞くと、多いか少ないかというと、やっぱり職員は少ないのかなという印象を受けました。風通しのいい職場をつくっ、市民によりいい行政サービスを提供するためには、今こそ人への投資というもの必要ではないかと考えおります。この増員というものに関しては、なかなかハードルも高いかなと思います、市長の御見解はいかがでしょうか。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) やはり財源の話もあります仕事量多いことによってつらいということから、なかなか仕事に出られなくなる方も出る可能性も否定できませんので、ある程度の財政負担を伴っでも人員というのは増やしいく方向で考えいきたいなとは考えおります先ほども申しました財政状況を見ながらの判断ではあります。ただ、特に仕事集中する時期とか部署があると思いますので、その期間、多少手薄いというわけじゃないんです仕事量時期によっては減る部署もあると思いますので、そういったところからヘルプみたいな形でお互い補い合う、支え合う。中でも支え合いというのも必要ではないかなと考えおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 佐野議員。 ◆1番(佐野聖一) ありがとうございます。今ちょうど市長のほうからも忙しいところとそんなに多忙ではないところの人員のということで、私も1つ提案というか考えていることがありましイベント等で、例えば来年行われる若潮マラソン、各課の職員力を合わせ大会を成功させようということをやると思います。今言ったように、忙しい時期、どこの課忙しいというのは明らかにもう分かっていると思いますので、そういうときに部課をまたいだ人員の異動というんでしょうか。今週うちの課は1人余っています。ちょっと表現合っているか分かりません。1人出せますよ、今度違う課は今週1人ちょっと欲しいんだけどというような、そういう庁内でのある意味そういうシステムがあったら面白いのかなというのは思いました。というのは、それ現実になるかどうかは別として、やはりこういう一つの部課、縦の中に入っしまうと、同じ庁内、同じこの役所の中で顔を合わせない、また会っもどなたかなかなか存じ上げないという人、やはり400人、一般職だけではちょっとそこまではいきませんけども、そういう人たちと顔を合わせたり、他の部課どういう仕事をしているのかというのも見れるのかなという思いがありました。私も市の職員で仕事をしたわけではないので、現状皆さん働いていながらどういう考えを持っているか分かりませんけれども、そういう庁内、部内、この役所内から変えられることをまずやっいくというのも新たな施策なのではないのかなというふうに思います。 また、企業誘致も十分大事だと思います。ですやはり400人からの職員のいる館山市役所も大企業だと思います。ここの職場環境整わないのであれば、そういう誘致をする会社にやはり来もらいにくいのかなと。うちの館山市これだけしっかりやっているんだよ、これだけ職員の方々働きやすい職場で仕事をしています、こんな館山に来ください、ちょっと感情論と言ったらあれかもしれませんけど、そういう思いからもまず館山市職員働きやすい場をつくっいただきたいと思っ質問しました。今提案したのは、最後のほうにちょっと提案しようかなと思っていたところ、ちょうどそれに似たようなことを市長おっしゃっくださったので、途中ちょっと挟みました実行可能かどうかは分かりませんけれども、庁内で笑顔あふれる職場になるためには、やはり市の職員、どこに誰がいるというのもしっかり把握しおくとか、その部課をまたいだつながりというのも必要なのではないのかなというふうに思います。 では、ちょっとまた再質問のほうに戻ります。近年退職者等も多いかと思いますその退職者の多い年代、例えば何十代というのがあったりとか、またその退職理由等があって状況を把握しているようであれば教えください。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) 退職者に関する御質問でございます定年退職及び勧奨退職を除いた、いわゆる自己都合による退職につきましは、20代、30代、40代ともに毎年数名いるという状況でございまし突出した年代があるわけではございません。また、自己都合退職者の場合、本人からの申出のある場合以外には、具体的な退職理由については確認しおりませんけれども、理由として主なものとしては、結婚や家庭の事情、あるいはやりたい仕事があるという理由による転職など挙げられます。転職については、館山市役所に限ったことではなく民間企業を含め全国的な傾向となっているようですけれども、転職経験者や転職意向のある方は増加傾向でありましその理由の上位、これは館山市のということではなく、全国的なことということで御理解いただきたいと思います仕事内容への不満、人間関係への不満、賃金への不満、労働条件や勤務地への不満といった分析ているということでございます。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 佐野議員。 ◆1番(佐野聖一) ありがとうございます。やはり転職するというのは、入っ違うから違う仕事やりたいというのは、今の時代やはりおっしゃるとおりあるかと思います。では、逆のことを考えれば、民間から行政に入りたいという方もいるのではないか、またそう思っもらえる職場づくり必要ではないかというふうに思います。離職される方は、自分の夢、こういう仕事をしたいということで離職され、また結婚され家庭に入りたいという方もいらっしゃると思いますし、また今も来年度の職員、募集を現状しているところであるとは思います民間企業でお仕事をされ経験を持った方行政に来いただいまたそこで新しいというか、違う考え方を持っいくというのもいいのかなというふうに思います。 そこでまた、ちょっとにわかな提案でございまし申し訳ないんです現状職員の方は、市の職員として入庁されると、どこかに民間企業とか、そういうところに研修というのは行かれたりすることというのはあるんでしょうか。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) 研修のお話ですけども、現在のところ民間に職員を派遣し研修等を受けさせるというようなことはございません。 ○副議長(望月昇) 佐野議員。 ◆1番(佐野聖一) 分かりました。大学を卒業しその間アルバイト等をされ入っくる方もいらっしゃるかと思います、館山市は皆さん、いろいろ質問されも分かるように、観光を誘致しているような行政自治体だと思っています。そうすると、観光に関係する宿泊業者、またそれに関するお店等もたくさんあると思います逆にそういうところに市の職員を、研修と言っいいかちょっとあれです行っいただい様子を見もらうというのもまた1つ新しい施策なのかなというように思います。初めからそこの世界に入っしまうと、そこしか見えない。こういうところはこういう仕事、こういうふうに対応しているというの見えこないというのもあると思いますので、新入社員に限らず、1日でも何でもちょっとそういったところで研修するというのも、また市内の業者の状況を知る上でも1ついいのかなということも思いましたので、何かのときに御検討いただければと思います。 では次に、先ほどの職員数なんですけれども、「だん暖たてやま」のほうに人事行政の運営等の状況というところで5歳ずつ切っ職員数載っおりました。そこでざっくり見ると、30歳未満の職員数それ以上の年代の職員数と比べ少ないように思えたので、その辺はどうお考えなんでしょうか。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) 30歳未満の職員数少ないのではないかという御質問でございます。令和4年4月1日現在の一般行政職の職員数で見ますと、30歳未満の職員数は71名、30歳代69名、40歳代57名、50歳以上68名ということで、むしろ40歳代の人数少ないというところでございます。一方で、近年は保育士、保健師、土木技師、建築技師といった専門的な資格等を持った職員、この人材確保難しい状況でございます。このこと職員全体で見ると30歳未満の職員数ほかの年代に比べ少ないという理由になっているかと思います。市長答弁でもお答えしましたけれども、いつの時代にも質の高い行政サービスを継続的に行えるために、年齢構成の平準化に向け職員採用を進めいく必要があるというふうに考えおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 佐野議員。 ◆1番(佐野聖一) 分かりました。では、ちょっと見その表だけではなく、全体的に40歳代少ないけれども、市に入っている人はそこそこいて現状何とか行政サービスを提供できているという状況なのかなと思いますやはり20年後、30年後、この館山市を実質動かしいく優秀な職員減っくると、やはり市民に対しての行政サービスなかなか質の高いと言われる行政サービス提供できなくなる可能性もあるということだと思います。先ほど市長もお答えいただいたように、財政的に難しくなかなかすぐにはできないというところではあります今やらなかったら、また5年後、10年後に改善する見込みというのも見えていないと思います。よくなるかもしれない。悪くなるかもしれない。でも、人員を今入れ今育ていかないと、20年後、30年後には希薄になっしまう。そうすると、市全体の行政というのやはりなかなか難しい運営になっくるのかなというふうに思います。また、1人の仕事量過大になり、それまた負の連鎖を生み、転職、離職、募集に来いただけないというような状況にもなりかねないのかなと思います。ですので、市の職員400人館山市役所に入っよかったなと毎日どこかで言っていれば、来年度受けようかなと思う人も増えるのかなと思います。 皆さん、ちょっと胸を当て考えもらうと、いや、今日も仕事大変だよ、ちょっとなかなか市の職員大変だなという方多いのかもしれません。です皆さん表へ出やりがいのある仕事だぞと、館山市役所、行政、市の公務員いいぞというのをどこかで言っいったら、また優秀な人材というか、私もやっみたい、私も将来市の職員になりたい、または議員、市長になりたい、そういう方も出くるのかなと思います。これはお金かけなくできることなので、ちょっと今僣越ながら申し上げみました。職員は日々質の高い行政サービスを提供するために努力をされおります。そうすると、やはり管理監督者、ここにおいでの方たちかと思います職員能力を発揮できる職場環境の整備について現状行っていること、またもし今後そういうものを整備しいきたいということがあれば教えください。 ○副議長(望月昇) 手島総務部長。 ◎総務部長(手島隆) お答えいたします。 複雑化、多様化する行政課題に対応し、限られた人材を最大限活用するために、令和3年3月に館山市職員人材育成基本方針の改定を行ったところでございます。本方針の中でも、働きやすい職場づくり、館山市役所全体としての組織力の強化のためには、管理監督職の役割重要であり職員一人一人の能力やモチベーションをいかに引き出しいくかという人材育成は最も重要な任務であるとしています。 具体的な役割としては、部下の能力、適性を把握し、職員の意欲を引き出し、職場の活性化を図る、部下の状況を適切に把握し、心身の健康管理に努めるなど挙げられます風通しのよい明るい職場とすること大事であり管理職には積極的にコミュニケーションを図るよう指示しているところでございます。 なお、令和3年11月には管理職を対象により専門的なマネジメント能力を高めることを目的に人材育成マネジメント研修会を実施しました。今後も必要な知識や技術を習得させるための研修を実施しいくとともに、職員の健康として、健康診断や健康相談、メンタルヘルス対策などに引き続き力を入れいきたいと考えおります。 以上でございます。 ○副議長(望月昇) 佐野議員。 ◆1番(佐野聖一) 分かりました。では、部下のために皆さん御努力しいただい働きやすい職場環境になるよう御努力されている伝わっまいりましたので、今後さらに新しく入った方、また夢を持っこういうことをしたいと思っ入っきた職員の方たち働きやすい職場、風通しのいい職場をさらに目指しいただきたいと思います。 いい職場は、笑顔絶えない職場なのかなというふうに思っおります。なので、朝挨拶をするとか、同じ敷地内でスーツを着ている方は多分同じ職場の方だと思いますので、おはようございます、そういう簡単な挨拶から職場の環境というのは変わると私は思っています。これもお金かかりませんので、無理にとは言いません少しずつそういう笑顔絶えないような職場になれるようにしいただければなというふうに思います。 次の小さな2点目、ハラスメント対策についてでありますこちらは研修も今ちょっとコロナ、台風等で行えなかったということでございますこの辺はもう言わずもがなで、皆さん御承知だと思います。民間企業と公務員等では、ハラスメントに対しての法律、縛り違うというのも御存じだと思いますので、しっかりと職員の皆さんに知っいただく。要はパワーハラスメントというのは、力を持っている力のない人にやるだけではなく部下仕事をしないで、上司のために仕事をしないというのも逆のパワーハラスメントなんです。なので、上司の方たち、管理職の方たちだけハラスメントに対して熟知しているだけではなく、当然です職員の皆さんでハラスメントというものを共有しいただい、市長のおっしゃるとおりの風通しのいい職場というところを目指しいっいただければと思います。 では次、大きな2点目、選挙公約について数点市長に再質問をさせいただきます。まず、御答弁でいただいた県管理地の有効活用というところでは、とても重要であり必要であるというお答えをいただきました。これは、前回太田議員のほうからも北条海岸の駐車場等でお話がありました今回ちょっと駐車場ではなく私のほうは、具体的にちょっと例を挙げ申しますと、夏の海水浴場で県から占用許可を受け使用できる土地、具体的には海の家等を建設している北条海岸の土地ですあそこは今現状4か月最高の占用期間、県の許可をいただける占用期間になっおります。これは、海水浴場を挟んで、その建物の建て壊しも含めた4か月ですので、おおよそ6、7、8、9の4か月かなというふうに思います。です昨今ゴールデンウイーク、シルバーウイーク等もあり海岸利用のレジャーもいろいろ多様化している中で、この4か月を6か月に延ばす、これは当然県のほうのルールですので、県のほうにお話しいただくことになるかと思うんです、館山市として、そういう動きというか、要望というのをやろうかなというようなお考えというのはありますでしょうか。 ○副議長(望月昇) 和田経済観光部長。 ◎経済観光部長(和田修) まず、私のほうからお答えさせいただきます。 議員のおっしゃるとおり、現在千葉県では、海の家等の準備、それから撤去の期間を含めた設置期間につきましは、市町村長による海水浴場の開設期間を含めた最大4か月指定されているところです。これにつきましは、海岸は国民共有の財産でありまた広く一般の国民の利用に供するとともに、国土保全ですとか、津波、高潮等の自然災害から国民の生命、財産を保護する機能を持っているといったところから、原則として特定の方海岸の一部を長期間にわたって占用することは認められていないと、そのように解釈しおります。その一方で、海岸につきましは、各種レジャーですとかスポーツ、自然との触れ合いの場といった国民の健康増進、それから観光利用という点で極めて有益な自然環境を持っおりますので、現行最大4か月間、一定の条件の下で、海岸管理に支障を来さない範囲で海の家の設置を認め、海岸管理と地域振興のための利用との調和図れているものと、このようにも理解しおります。 こういった中で、森市長も海の魅力を最大限に生かしたイベントの開催を提唱しおりますので、館山市につきましは、御案内のとおり、海岸線34.3キロあるということで、海は館山市の地域振興を図る上での大変貴重な財産、資源であると、そのように考えおります。したがいまし海の家等の事業者の方々から、今議員提唱しおられる期間4か月から6か月にならないかということにつきましては、海の家等の設置期間の延長の要望になりますけれども、これにつきましは、市の観光みなと課のほうに話があれば、お話をよく聞いそれから当然千葉県と協議することになると思いますので、館山市だけではなく近隣の市町の考えも聞い場合によっては一緒に共同で千葉県と話合いを持つなど、千葉県に対しての期間延長の働きかけについて検討しまいりたいと、現状このように考えおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 佐野議員。 ◆1番(佐野聖一) ありがとうございます。では、今部長からの御答弁の内容も把握できましたので、期間を延ばしもらうことにデメリットってすぐ浮かばなかったので、2か月もし県延ばしくれたらメリットにはなるのかなと。というのは、その期間、海岸清掃等、事業者もし建てるのであれば、そういうのをしっかりやっくださいよということがあったり、利用マナーを守っ海岸を使いましょうよということになれば、ごみ問題等もろもろメリットもあるのかなと思いますので、またもしそういうような要望等、今度またありましたら、ぜひ前向きにお話を進め検討しいただければと思います。よろしくお願いいたします。 では、次の2つ目、不妊治療の助成充実についてです私も何度か質問をさせいただいている中で、なかなか難しい事業であると承知はしおります今回森市長のほう不妊治療の助成充実ということを掲げ選挙戦にお出になられ、今市長でいらっしゃいますので、まずこの助成充実ということを掲げたからには、何からやられいくのか教えください。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) 不妊治療に関して令和4年4月から保険適用されまし治療に係る経費負担軽減されているところではあります。です当時者の方々の声に耳を傾けまだ制度始まっから1年たっていませんので、プラスアルファで不妊治療の実績やニーズ、あと課題などをしっかり把握しどういった支援の在り方があるのかというのをまた検討することも必要ではないかと考えています。あとあわせ若い世代の方々自分のライフプランに合わせた健康管理を意識しいただきまし将来の健やかな妊娠、出産につながるよう、健康、それから妊娠、出産に関する正しい知識の普及啓発を併せ行っいきたいと考えおります。 また、選挙期間中、不妊治療によってお子様を授かった方から直接選挙カーのほうに寄っいらっしゃっお話を伺ったんです。そういう機会がありましその方の話によりますと、1人のお子様を授かるために高級車を1台購入できるぐらいのお金を費やしたという話を切実に受けました。タイミング的に多分本年の4月よりも前に御出産されたと思うんです。保険適用の前の事例であったと思いますそれほどの経済負担若い世代の御家庭にかかっているという事実を目の当たりしまし行政としてもっと負担の軽減をできるよう支援しいかなきゃならないと痛感したところです。この制度もまだ始まっ1年たっていませんので、プラスアルファの部分、本当にどこ必要とされているのか、どの程度不妊治療に対して保険適用になったことによって解消されているのか、そういった面のデータとかもまだございませんので、その辺を調べたりする中で、どういったことさらに必要なのかということをしっかりと精査した上で、やれるところからやっいけたらなというふうな思いではおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 佐野議員。 ◆1番(佐野聖一) ありがとうございます。私も一番最初に質問しそのときにはまだ知識も本当に薄く、今もさほどあるわけではないですお金を支援すれば何とか解決する一つの問題なのかなという認識でありました。正直今思うと恥ずかしくそうはちょっと質問できませんけれども、市長も今おっしゃっていたように、適切な知識というものを普及させるということ不妊治療の予防になるんだろうというふうに思います。当然今現在不妊治療されていて助成金支援必要な方はたくさんいらっしゃると思いますその方から新しいそういう方を生まないためにも、不妊についての知識というものを学校教育等を含め性教育を含め行っいっいただくというのは、これもさほどお金はかからないと思います。一人一人に数百万円の支援をしいったら、その支援を喜ぶ方も多いと思います根幹の元を断つことにはならないのかなと思いますので、まずは正しい知識を知っいただい不妊に挑む方、もろもろそういう治療に臨む方、いらっしゃると思いますけど、そういうところからぜひこの助成充実という部分で予防とか正しい知識の普及というところにいま一度重きを置い力を置いやっいっいただけたらというふうに思いますいかがでしょうか。 ○副議長(望月昇) 森市長。 ◎市長(森正一) 出生率下がっきた原因としては、様々な要因があると思うんです。経済的な理由であったり、生活習慣の変化によって、健康の面、妊娠しやすい、しにくい体できているかもしれないし、その辺の難しいところに関しては分かりません今議員おっしゃったように、教育関係においても、いろいろな知識の啓発というか、そういったことを子供の頃からしっかりと伝えること、教育することによって、また将来子供を授かりやすい体質になったり、そういったことがある可能性もありますので、今後いろんな文献とかも出くるのではないかと思いますので、いろんなことを研究したりもしながら、国中心となっやっいくことだと思います一自治体としてもやれることはやっいきたい。研究、勉強しいきたいというような思いではおりますので、また担当課のほうとも話をしながら、検討できるところは検討しいくと。やれることはやっいくというスタンスでいきたいと考えおります。 以上です。 ○副議長(望月昇) 佐野議員。 ◆1番(佐野聖一) ありがとうございます。はっきりこれをやるというお返事はいただけませんでしたまずは知識の普及、また職員の方も、本当に事あるごとにその不妊に対して、またそういう知識の啓発に対して御尽力をいただいているのは、私も遠くからそっと見ているだけですけれども、感じおりますので、まずは今の支援の充実、相談員、そのお話に乗っもらえる方、そういう支援があれば、そこもさほどお金はかからないというように思います。市長もおっしゃっているように、財政厳しいという中で、ではどうやっ運営しいくかというのは、もう頭ひねっみんなで考えやっいくしかない。話一番最初に戻りますけど、そういう案を考えるのは市の皆さん、職員であります。その職員の方々今厳しい状況にいらっしゃるというところを改善しながら、ぜひ風通しのいい職場、明るい若者たくさんあふれる館山を目指し私も頑張ります。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。 ○副議長(望月昇) 以上で1番佐野聖一議員の質問を終わります。 △散会午後4時06分 ○副議長(望月昇) 以上で本日の日程は終了いたしました。 次回は明21日午前10時開会とし、その議事は一般議案及び補正予算の審議といたします。 本日は、これをもって散会といたします。 〇本日の会議に付した事件1 行政一般通告質問...