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08月28日-01号

  • "産科医療保障制度"(/)
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  1. 富里市議会 2009-08-21
    08月28日-01号


    取得元: 富里市議会公式サイト
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    平成21年  9月 定例会(第5回)告示第104号 平成21年第5回富里市議会定例会を次のとおり招集する。  平成21年8月21日                           富里市長 相川堅治1 期日 平成21年8月28日2 場所 富里市議会議場応招議員   1番 塩田和夫君      11番 布川好夫君   2番 中間幸一君      12番 江原利勝君   3番 櫻井優好君      13番 柏崎のり子さん   4番 原 清一君      14番 栗原恒治君   5番 高橋益枝さん     15番 佐藤繁夫君   6番 押尾 隆君      16番 高橋保夫君   7番 鈴木英吉君      17番 秋本真利君   8番 中野信二君      18番 窪田 優君   9番 立花広介君      19番 猪狩一郎君  10番 大川原きみ子さん   20番 杉山治男君不応招議員  なし        平成21年第5回富里市議会定例会会議録(第1号)                 8月28日出席議員   1番 塩田和夫君          11番  布川好夫君   2番 中間幸一君          12番  江原利勝君   3番 櫻井優好君          13番  柏崎のり子さん   4番 原 清一君          14番  栗原恒治君   5番 高橋益枝さん         15番  佐藤繁夫君   6番 押尾 隆君          16番  高橋保夫君   7番 鈴木英吉君          17番  秋本真利君   8番 中野信二君          18番  窪田 優君   9番 立花広介君          19番  猪狩一郎君  10番 大川原きみ子さん       20番  杉山治男君        …………………………………………………欠席議員  なし        …………………………………………………地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名  市長        相川堅治君   消防長       藤崎 操君  副市長       石橋 規君   代表監査委員    川名部正一君  総務課長      岡本省三君   参事兼総務課長   林田博之君  健康福祉部長    大塚良一君   財政課長      綿貫一義君  経済環境部長    山田照好君   参事兼社会福祉課長 岩澤新一君  都市建設部長    池田光一君   産業経済課長    高岡明仁君  教育長       山中 忠君   参事兼建設課長   篠原眞司君  教育次長      細野 明君   会計管理者     小野祐一郎君  水道課長      鴇崎敏明君   教育総務課長    南條正和君  農業委員会事務局長 関 利之君   消防次長      森田武臣君  監査委員事務局長  山嵜勝美君        …………………………………………………出席した事務局職員の職氏名  参事兼議会事務局長 佐々木 智   主査        加瀬敏也  次長        加藤浩史    主査補       土屋則行        …………………………………………………議事日程               議事日程(第1号)           平成21年8月28日 午前10時開議 日程第1 会期決定の件 日程第2 会議録署名議員の指名 日程第3 諮問第1号、同意第1号、議案第1号から議案第6号まで及び認定第1号(説明・監査報告)      諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      同意第1号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて      議案第1号 富里市手数料条例の一部を改正する条例の制定について      議案第2号 富里市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第3号 平成21年度富里市一般会計補正予算(第3号)      議案第4号 平成21年度富里市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議案第5号 平成21年度富里市下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第6号 平成21年度富里市介護保険特別会計補正予算(第1号)      認定第1号 平成20年度富里市各会計歳入歳出決算の認定について 日程第4 農業委員会委員の推薦について 日程第5 一般質問(会派代表)        …………………………………………………本日の会議に付した事件  1 開会  2 諸般の報告  3 会期決定の件  4 会議録署名議員の指名  5 諮問第1号、同意第1号、議案第1号から議案第6号まで及び認定第1号(説明・監査報告)  7 農業委員会委員の推薦について  8 一般質問(会派代表)        ………………………………………………… △開会 午前10時00分 ○議長(杉山治男君) ただいまから平成21年第5回富里市議会定例会を開会します。          …………………………………           午前10時00分 開議          …………………………………出席議員  20名欠席議員  なし ○議長(杉山治男君) これから本日の会議を開きます。………………… △諸般の報告 ………………… ○議長(杉山治男君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。 まず、議員派遣結果の報告について、お手元に配付の文書のとおり議員の派遣を決定したので報告します。 次に、市長から平成20年度富里市一般会計継続費精算報告書について及び平成20年度健全化比率及び資金不足比率についてが、監査委員から例月出納検査結果報告がありました。それぞれ写しをお手元に配りしましたので、ご了承願います。 次に、議長の出席要求に対する出席者については、写しをお手元に配りましたので、ご了承願います。 次に、陳情書1件が議長あてに提出されています。写しをお手元に配りましたので、ご了承願います。 これで、諸般の報告を終わります。………………………………… △日程第1 会期決定の件………………………………… ○議長(杉山治男君) 日程第1、会期決定の件を議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から9月30日までの34日間としたいと思います。ご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(杉山治男君) 異議なしと認めます。 会期は、本日から9月30日までの34日間と決定しました。…………………………………………… △日程第2 会議録署名議員の指名…………………………………………… ○議長(杉山治男君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、富里市議会会議規則第82条の規定によって、中野信二君及び立花広介君を指名します。………………………………………………………………………………………………………… △日程第3 諮問第1号、同意第1号、議案第1号から議案第6号まで及び認定第1号………………………………………………………………………………………………………… ○議長(杉山治男君) 日程第3、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、同意第1号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、議案第1号 富里市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第6号 平成21年度富里市介護保険特別会計補正予算(第1号)まで及び認定第1号 平成20年度富里市各会計歳入歳出決算の認定についてを一括議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 市長、相川堅治君。          (市長 相川堅治君登壇) ◎市長(相川堅治君) 諮問第1号、同意第1号、議案第1号から議案第6号まで及び認定第1号について、提案理由の説明を申し上げます。 本日、ここに平成21年第5回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、出席を賜り心から感謝を申し上げます。 ただいまから、本議会に提案をいたしました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 まず、諮問第1号は、人権擁護委員の佐藤 滿氏が、平成21年12月31日をもって任期満了となるため、法務大臣に対し、再度同氏を候補者として推薦するに当たり、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものです。 次に、同意第1号は、教育委員会委員の河田厚子氏が、平成21年9月30日をもって任期満了となるため、再度同氏を任命するに当たり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものです。 次に、議案第1号及び議案第2号の2議案は、条例の一部改正です。 まず、議案第1号は、租税特別措置法の一部改正により、優良住宅認定事務の根拠規定に号の繰り上げが生じたため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第2号は、健康保険法施行令の一部改正に伴い、出産育児一時金の額を政令に準じた額に改正するため、平成21年10月1日から平成23年3月31日までの出産について、出産育児一時金の支給額を4万円引き上げるとともに、産科医療保障制度に加入している場合の出産に対し3万円を限度として加算して支給するため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第3号から議案第6号までは、平成21年度各会計補正予算です。 議案第3号、一般会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ2億1,902万9,000円を増額し、総額を131億892万9,000円とするものです。 主な歳入は、地方交付税2億1,626万3,000円、子育て応援特別手当交付金4,680万円、安全・安心な学校づくり交付金1,406万3,000円、地域活性化・公共投資臨時交付金561万2,000円、住宅手当緊急特別措置事業補助金477万3,000円、特別会計繰入金1,241万7,000円、教育施設整備基金繰入金1,000万円、市債3,640万円などの増額及び地方特例交付金3,524万4,000円、財政調整基金繰入金3,194万1,000円、繰越金6,821万円などの減額です。 主な歳出は、住宅手当緊急特別措置事業477万5,000円、子育て応援特別手当交付金事業4,964万2,000円、消費生活支援事業202万3,000円、小学校施設維持管理事業5,057万7,000円、小学校施設耐震化推進事業1,306万円、中学校施設維持管理事業2,024万2,000円、社会体育館管理運営事業398万7,000円などの増額です。 継続費の補正は、小学校耐震化推進事業について、平成21年度及び平成22年度の2カ年で、総額1,879万6,000円を設定するものです。 地方債の補正は、小学校施設整備事業債外2件の追加、臨時財政対策債の借入限度額の変更及び地方公営企業等金融機構の改組に伴う名称変更です。 議案第4号、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ3,753万7,000円を追加し、それぞれ50億7,195万9,000円とするものです。 議案第5号、下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ1,830万5,000円を追加し、それぞれ7億1,163万4,000円とするものです。 議案第6号、介護保険特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ6,852万5,000円を追加し、それぞれ17億6,843万7,000円とするものです。 最後に、認定第1号は、平成20年度一般会計及び国民健康保険特別会計外4特別会計並びに水道事業会計の歳入歳出決算を調製しましたので、監査委員の意見をつけて議会の認定を得ようとするものです。 よろしくご審議の上、可決されますようお願いいたします。 以上です。 ○議長(杉山治男君) 続いて、監査委員の報告を求めます。 代表監査委員、川名部正一君。            (代表監査委員 川名部正一君登壇) ◎代表監査委員(川名部正一君) 代表監査委員の川名部でございます。 それでは、平成20年度の決算審査の報告をいたします。 地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定により、審査に付された平成20年度富里市一般会計と特別会計、歳入歳出決算及び基金運用状況は、去る6月30日から審査を開始し、また7月27日から8月6日まで延べ7日間にわたり、関係職員から説明を求め審査いたしました。 また、地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された平成20年度富里市水道事業会計は、6月16日から審査を開始し、6月22日、7月21日の両日に関係職員から説明を求め審査いたしました。 それぞれ、各部署、事業所について、江原委員とともに審査を行い、必要と思われる事項について、検討、改善方を指摘したところであります。 審査の結果につきましては、各意見書の1ページに記載してあるとおりでございます。ここでは、一般会計と特別会計並びに公営企業会計の決算審査意見書の「むすび」を読み上げまして、報告とさせていただきます。 それでは、お手元の一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書の57ページをお開きいただきたいと思います。 平成20年度の本市の決算規模は、一般会計及び特別会計の総額でみると、歳入は195億9,672万5,500円、歳出は189億4,151万2,680円となり、前年度と比較すると、歳入においては18億4,237万7,677円、8.59パーセントの減少、歳出においては15億7,757万5,393円、7.69パーセントの減少となっている。 歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支は、6億5,521万2,820円であり、この形式収支から翌年度に繰り越すべき財源3,864万9,000円を差し引いた実質収支は6億1,656万3,820円の黒字であるが、本年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支では2億8,515万1,284円の赤字となっている。 一般会計の決算についてみると、歳入決算額は118億5,210万5,767円で、前年度と比較すると5億8,007万3,076円、4.67パーセントの減少となり、歳出決算額は113億5,079万8,385円で、前年度と比較すると4億6,793万1,101円、3.96パーセントの減少となっている。また、実質収支は4億6,358万2,382円の黒字で、単年度収支は1億4,986万6,975円の赤字となっている。 不納欠損額は1億5,654万5,148円で、前年度と比較すると4,356万7,801円、38.56パーセント増加し、収入未済額は12億7,398万9,118円で、前年度と比較すると4,971万3,790円、3.76パーセントの減少となっている。 特別会計の決算についてみると、5会計合計の歳入決算額は77億4,461万9,733円で、前年度と比較すると12億6,230万4,601円、14.01パーセントの減少となり、歳出決算額は75億9,071万4,295円で、前年度と比較すると11億964万4,292円、12.75パーセントの減少となっている。これは、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計において、保険給付費等が増加する一方で、医療制度改革に伴い平成20年度から後期高齢者医療特別会計が創設され、老人保健特別会計の歳入歳出が大幅に減少したことによるものである。 特別会計全体の不納欠損額は1億2,776万8,837円で、前年度と比較すると24.58パーセント増加し、収入未済額は17億7,081万566円で、2.86パーセントの増加となっている。 次に、普通会計における財務分析の数値を前年度と比較すると、財政力指数は0.837で0.001ポイント上昇し、公債費比率は10.1パーセントで1.6ポイント、実質公債費比率は8.2パーセントで1.4ポイント、それぞれ前年度を下回ったものの、経常収支比率は前年度同率の95.4パーセントで、依然として財政構造の硬直化の傾向が見られる。 地方債現在高は108億9,809万8,000円で、前年度と比較すると5億2,659万2,000円、4.61パーセントの減少となっている。 このような決算状況において、一般会計の歳入の根幹をなす市税の収納率は81.70パーセントで、前年度を上回っているものの、保育所運営費徴収金や学校給食費の収納率は前年度を下回っている。また、特別会計においても、国民健康保険税や下水道使用料、介護保険料の収納率は前年度を下回っている。 現在、当市においては収納体制と収納対策の強化に取り組んでいるところではあるが、今後も歳入の確保と負担の公平性の観点から、収入未済額の縮減と市民の納税等の意識向上に一層の取組を望むところである。 また、依然として厳しい財政運営に直面していることから、「富里市集中改革プラン」により行財政改革を一層推進するとともに、平成21年4月から財政健全化法が本格施行されたことも踏まえ、徹底した節減合理化に努め、財政の健全性の確保につなげられたい。 今後、当市においても、少子高齢化が顕著に進むことが予想され、社会保障関係の経費の増加が見込まれるところであり、雇用や景気対策を初め教育、環境、都市基盤整備など、各分野における行政課題に的確に対応していくためには、徹底した事務事業の精査とコスト削減が必要不可欠である。 平成20年度の予算執行は、実施計画や重点実施プラン等に沿った施策が進められており、景気対策による国の2回にわたる補正予算への対応など、全体としておおむね適正な執行がなされているところであるが、今後の財政運営に当たっては、最小の経費で最大の効果が得られるよう、引き続き、財源の確保に最大限努めるとともに、市民ニーズの適確な把握に基づく事業の選択、財源の効率的・効果的な配分を行い、住民福祉の増進を図るよう望むものである。 次に、富里市公営企業会計決算審査意見書の12ページをお開きいただきたいと思います。 平成20年度の業務状況は、年度末における給水人口が3万8,116人で、前年度と比較して115人、0.3パーセント増加し、給水件数は1万4,757件で、前年度と比較して211件、1.5パーセント増加している。また、給水区域内人口に対する普及率は74.0パーセントとなり、前年度と比較して0.3ポイント向上している。 一方、年間配水量に対する有収水量の割合を示す有収率は79.3パーセントで、前年度と比較して0.3ポイント向上しているものの、依然として全国平均数値を下回っている状況であり、引き続き、漏水調査等を継続し、有収率の一層の向上を図られたい。 建設工事は、第一次拡張事業として配水管布設工事が実施されたほか、改良工事としては、平成24年度までの継続事業として、水道事業所内の配水ピット改修工事が実施されている。 次に、経営状況では、水道事業収益は9億9,093万7,234円で、水道事業費用は9億1,411万876円となり、7,682万6,358円の当期純利益を生じたが、前年度と比較すると1,509万7,412円、16.4パーセントの減少となっている。その内容を見ると、水道事業収益で2,151万6,801円の減少、水道事業費用で641万9,389円の減少となったことから、相対的に前年度の純利益を下回る結果となっている。 また、供給単価と給水原価の比較では、1立方メートル当たりの供給単価は228円25銭に対して、給水原価232円97銭で、差し引き4円72銭の費用超過が生じている。 経営分析における収益性については、収益と費用の関連において、経営資本営業利益率や営業収支比率はそれぞれ前年度より低下している。一方、財務状態における財務分析比率については、自己資本構成比率、固定比率、固定資産対長期資本比率のいずれも前年度より向上しており、資金繰りの状況と支払い能力を示す流動比率も前年度より向上し、財政の健全性はおおむね良好であると判断される。 以上の現状をかんがみて、全体として黒字決算となっており、効率的な事業経営に努めていると言えるものの、次の幾つかの点について述べたい。 水道収益については、節水意識の向上や節水機器の普及等により、給水件数、給水人口とも微増したにもかかわらず、水道料金収入が減少している状況であり、今後も水需要の大幅な伸びは期待できないことから、未加入世帯に対する加入促進や水道料金の収納強化に向けた積極的な取組を図り、営業収益並びに営業外収益を最大限確保されたい。 水道事業費については、供給単価と給水原価の差が前年度より広がっており、依然として販売損失があることから、受水費の削減を効率的に図り、コスト意識の徹底と事業執行の効率化によって、経営基盤の強化に努められたい。 また、第一次拡張工事を実施するに当たっては、施設改修事業等に多額の資金需要が見込まれていることから、財政状況を十分勘案して公共性と経済性の調和が図られるよう望むものである。 平成21年2月の水道事業所内で発生した断水事故は、市民生活に与えた影響が大きく、今後、このような事故が起こらないよう工事施工体制を再点検するとともに、市としても万全の管理監督に務められたい。 一方、企業債、借入資本金の一部について、平成19年度の繰上償還に続き、平成20年度においても借りかえを行い、費用負担の軽減を図ったことは評価できる。 平成21年4月から財政健全化法が本格施行され、より一層の健全な経営が求められることとなったが、経営の成績及び指標については、おおむね良好な数値となっているため、今後もこの状態の維持・向上に努められたい。 最後に、水道は市民生活にとって必要不可欠な生活基盤の施設であることから、安全で良質な水の安定供給に努め、住民福祉の増進に寄与されるよう要望するものである。 以上をもちまして、報告を終わります。 ○議長(杉山治男君) しばらく休憩します。           午前10時28分 休憩          ……………………………………           午前10時29分 開議出席議員  20名欠席議員  なし ○議長(杉山治男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。……………………………………………………… △日程第4 農業委員会委員の推薦について……………………………………………………… ○議長(杉山治男君) 日程第4、農業委員会委員の推薦についてを議題とします。 本件は、農業委員会等に関する法律第12条第2項の規定に基づき、議会が推薦した農業委員会委員の辞職に伴い、後任委員を市長に推薦するものです。 お諮りします。 議会推薦の後任委員の被推薦人については、投票によって行い、得票数の多い者に決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(杉山治男君) 異議なしと認めます。 これから、農業委員会委員の被推薦人の決定についての投票を行います。 議場を閉鎖します。          (議場閉鎖) ○議長(杉山治男君) ただいまの出席議員は20人です。 お諮りします。 立会人に塩田和夫君、高橋益枝さん、秋本真利君、大川原きみ子さんを指名したいと思います。ご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(杉山治男君) 異議なしと認め、以上の諸君を立会人に指名します。 投票用紙を配付します。          (投票用紙の配付) ○議長(杉山治男君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。……配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検します。          (投票箱の点検) ○議長(杉山治男君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被推薦人の氏名を記載の上、呼名の順に投票願います。 なお、皆様方から向かって右側から登壇し、投票の後、左側へ降壇していただきますようお願いいたします。 事務局長に呼名させます。          (事務局長 呼名)          (投票) ○議長(杉山治男君) 投票漏れはありませんか。……投票漏れなしと認めます。 投票を終わります。 開票を行います。 塩田和夫君  高橋益枝さん  秋本真利君  大川原きみ子さん 開票の立会いをお願いします。          (立会人立会い)          (開票) ○議長(杉山治男君) 投票の結果を報告します。 投票総数20票   有効投票       20票   無効投票        0票です。 有効投票のうち   鈴木英吉君に対する投票の数   12票   田口勝一君に対する投票の数    8票 以上のとおりです。 したがって、鈴木英吉君が農業委員会委員の被推薦人と決定しました。 議場の閉鎖を解きます。             (議場開鎖) ○議長(杉山治男君) これから農業委員会委員の推薦についてを採決します。 地方自治法第117条の規定によって、鈴木英吉君の退場を求めます。           (鈴木英吉君退場) ○議長(杉山治男君) 農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定によって、農業委員会委員に鈴木英吉君を推薦することに賛成の方は起立願います。            (賛成者起立) ○議長(杉山治男君) 起立多数です。 よってただいま指名の鈴木英吉君を農業委員会委員に推薦することに決定しました。 鈴木英吉君の入場を許します。           (鈴木英吉君入場) ○議長(杉山治男君) しばらく休憩します。           午前10時40分 休憩          ……………………………………           午前10時40分 開議出席議員  20名欠席議員  なし ○議長(杉山治男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。…………………………… △日程第5 一般質問…………………………… ○議長(杉山治男君) 日程第5、一般質問を行います。 今定例会におきましても、一問一答方式により実施いたしますので、質問者また答弁者におきましては、議事進行についてご協力をお願いいたします。 また、質問は対面方式により行いますので、質問者席から発言願います。 なお、会派代表質問につきましては、補助者を1名まで認めることとしておりますので、補助者におかれましては、質問者席に着席願います。 本日は、通告により会派代表質問を行います。 質問時間につきましては、答弁を含め、フォーラム富里80分、市政会75分、公明クラブ70分以内です。また、関連質問は認めないとなっておりますので、議事進行にご協力願います。 初めに、フォーラム富里の会派代表質問を許します。 フォーラム富里代表、鈴木英吉君。          (鈴木英吉君質問者席) ◆(鈴木英吉君) 通告によりフォーラム富里の代表質問をさせていただきます。 富里市のビジョンについて。 重点実施プランの詳細について、平成21年度から平成23年度。(1)安心について(2)安全について(3)快適について(4)便利について(5)魅力について(6)活力について(7)協働について 以上です。 よろしくお願いします。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、相川堅治君。          (市長 相川堅治君登壇) ◎市長(相川堅治君) フォーラム富里、鈴木議員の会派代表質問にお答えいたします。 重点実施プランの詳細についてでございますが、このプランは、今後ますます多様化する市民ニーズを的確にとらえ、総合計画における基本計画に掲載されている事業をより精査し、重点的かつ積極的に推進する主要事業を市民の皆さんに明らかにすることを目的として、平成17年度から策定しております。 このプランは総合計画の目標である、笑顔あふれる「ふれあい」と「にぎわい」のまちの実現のため、基本構想にあるまちづくりの視点から7つのキーワードを設定し、これらに対し合計22の施策を取り上げ、施策ごとに重点的に実施する事業を位置づけたものです。 ご質問の平成21年度から平成23年度までの重点実施プランでは、69の事業を選定いたしました。 初めに、安心についてでございますが、健康づくりの推進、子育て支援の充実、福祉サービスの充実、救急医療体制の充実の視点から、乳幼児医療対策事業、地域子育て支援センター運営事業、障害者の自立支援として手話通訳者等派遣・設置、また、高齢者に対しましては移送サービス事業、また、救急医療体制を整えるために救急救命士養成事業などを実施しております。また、新規事業として、児童福祉施設等の耐震化及び老朽化等による大規模改修などに対し補助をする次世代育成支援対策施設整備事業や、生活習慣病の予防や筋力強化による市民の健康及び体力づくりを図る120万歩健康ウォーキング事業を実施しています。 次に、安全についてでございますが、教育施設の整備、防犯・防災、交通安全対策の推進を図ることとしております。事業につきましては、小・中学校施設耐震化推進事業や、住宅に対する木造住宅耐震診断補助事業を実施するほか、新規事業といたしまして、災害に強いまちづくりのため、地域防災計画を見直す地域防災計画修正事業、地域消防防災拠点として施設及び設備の整備を行う消防団拠点施設等整備事業、大規模災害時にも迅速に広域対応を図るための消防指令業務共同運用推進事業などを実施しています。 次に、快適につきましては、共生型社会づくりの推進、廃棄物の循環処理の推進、環境美化の推進を図ることとしております。具体的には、循環型社会の実現を目指し、ごみの排出抑制、再使用、再生利用に関する施策を継続的に実施していくとともに、適正処理を行っていくため、焼却施設、リサイクルセンター、一般廃棄物最終処分場の整備を行うごみ処理施設建設事業、地域住民や事業者が道路の里親となってボランティアで美化運動に対し支援を行うアダプトプログラムなどを推進しています。 次に、便利につきましては、生活道路・幹線道路の整備、公共交通機関の充実を図ることとしております。具体的には、道路維持補修事業、道路改良事業や、さとバス(循環バス)運行事業に加え、酒々井インターチェンジ開通に合わせ、市道の生活道路・通学路としての安全を確保し、市街地及び成田空港方面からの交通の円滑化を図るため、成田財特路線整備事業を推進します。 次に、魅力につきましては、学習機会の提供、生涯スポーツの振興、男女共同参画社会づくりの推進、市街化整備の推進を図ることとしております。校長の裁量権の拡大を推進し、さらに教育の充実を図る特色ある学校づくり推進事業、市民のだれもが気軽に参加でき、健康・体力づくりに対する理解と関心を深め、積極的にスポーツを実践するとともに、市民相互の協調と親睦を図る富里スポーツ健康フェスタ、にぎわい核としての機能を早期に発揮させるためにまちづくり交付金事業を導入し、雨水排水・交通広場・公園などの都市基盤整備を実施するまちづくり事業などに加え、新規に地域の方々の参加を得ながら、子供たちと勉強やスポーツ・文化活動、地域の方との交流活動等を行う放課後子ども教室推進事業を実施しています。 次に、活力につきましては、商工業の振興の促進と消費生活向上の促進、地域産業の振興を図ることとしております。企業誘致事業、県営畑地帯総合整備事業や農業の維持発展と農地の多面的機能の良好な保全と質的向上を図るため、地域ぐるみでの共同保全活動の推進と農業者ぐるみでの営農活動を支援する農地・水・環境保全向上対策事業などを推進します。 最後に、協働につきましては、市民参加の促進、情報化の推進、行政改革の推進を図ることとしております。事業につきましては、協働のまちづくり事業、情報システム管理事業、総合計画策定事業などです。 以上のような事業を重点事業として推進することで、富里市のビジョンである市総合計画の実現を図るものでございます。 以上でございます。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) それでは順序を追って再質問させていただきます。 まず、安心についてですけれども、先日の千葉日報の記事にもありましたけど、日赤の夜間内科救急ピンチということで、医師の補充が難航しているということで、今までも救急患者しか受け入れないという状態に、今、なっている中で、これは各自治体から補助金も出してやっているわけなんですけども、今後のそういうような市民のそれに対する危惧が大変あると思うんですけども、そのことについて、何か市のほうでは情報を把握したり対策というかそういうのはとっているでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 大塚健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大塚良一君) 日赤の関係でございますが、私もこの新聞報道を見まして初めて知ったわけでございます。 この日赤についてでございますが、この新聞報道を受けまして若干調べてみましたところ、やはり日赤としては、やはり一次救急につきましてはなかなかやり切れないというような思いはあるようでございます。そこで、その部分につきましては、周辺といいますか成田医師会のほうにそれが負担がかかってくるわけでございますけれども、医師会といたしましても、なかなかやり切れないというようなことから、成田医師会として、今、成田市との打ち合わせも入ったというように聞いているところでございます。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 日赤がかなり医師不足で大変だという中で近隣の救急車の搬入といいますか、患者の受け入れ体制の病院はどの程度あって、日赤ではそのうちの何パーセントを受け入れているのかわかりましたらお願いします。 ○議長(杉山治男君) 藤崎消防長。 ◎消防長(藤崎操君) 富里消防の救急搬送先ですけれども、市内では二次救急、二次指定とされているところで日吉台病院があるわけですけれども、近隣でいいますと、日赤病院、あるいは日本医科大学の附属病院、あるいは佐倉でいいますと東邦大附属病院、あとは佐倉中央病院であるとか、芝山のほうに行きますと高根病院であると、その辺が主なところではないかというように思っております。 今、何パーセントという形でありましたけれども、パーセンテージはちょっと今、数字がありませんけれども、概算、概略でやっぱり成田日赤がかなりの割合を占めているんではないかというように考えます。 以上です。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) そういう中で、秋ごろ建設が始まるという徳洲会病院の件なんですけども、これはそういう日赤の状態から見れば、建設が急がれることを市民も望んでいるわけですけども、これに対しての進行状況、大体の進行状況は前回の議会でも答弁されましたけども、あと、これの進行状況と、徳洲会病院は民間ということで行政がかかわるものではないという見解があるみたいですけど、やはり、これはこれだけの総合病院が、今、こういう病院が不足している中で進出してくれるということは、金銭的な、財政的なものは補助しないとしても、受入体制、また受け入れる姿勢を、きちんと市のほうで積極的に進めていかなければ、やっぱりいけないんではないかと思いますけども、そのことについてどのように考えておられるでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 大塚健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大塚良一君) 先ほどもご指摘いただいたように、救急医療体制につきましても、徳洲会さんにつきましては二次救急等については実施していくということでございますので、市といたしましても、できる限り支援していきたいというように思っているところでございまして、これにつきましては、市長の命を受けまして、6月議会中でございましたが、東京のほうにも行きましていろいろ情報交換といいますか、についても実施しているところでございまして、そのようなことからできる範囲内で支援しているところでございます。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 私の質問としては、市内の医療体制という中で、この徳洲会病院のことも含めて質問しておりますので。 それで、やはり救急医療を中心的にやるということで日赤のほうから許可を得て、285床ですか、受け入れられることになったということも含めて、やはり今後の市民の安心という意味で積極的に受け入れ体制をしていただきたいと、これは要望にしておきたいと思います。 次に、2番目の安全なんですけど、安全の施設ということで、大体、今、市内の耐震工事はおおむね進んでおりますけども、その中で浩養幼稚園の施設の老朽化ということで、これ耐震をしたほうがいいかどうかという問題が上がっていると思うんですけども、これはどういうような方向性でいっているんでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 浩養幼稚園の関係につきましては、昨年度耐震診断を実施いたしまして、その結果が年度末に出まして、教育委員会としてもそれらも受けまして、いろいろ協議してまいりました。しかしながら、現実において、浩養幼稚園の状況を言いますと、4歳児と5歳児を受け入れているわけでございますけれど、定員が35名、それぞれのところ5歳児が20名、4歳児が12名、また、全般的にもやはり少子化が進んでいるという傾向もある中で、やはり教育委員会としてももう少し時間をかけて十分検討していく必要があるのではないかというような考えでおります。 また、今後、外部の方を入れた組織を編成いたしまして、協議を経るなどして、教育委員会として方向性を、方向づけをしていきたいというように考えております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) その委員会はどういう方向での協議でしょうか。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 組織でございますけれど、こちらにつきましては教育委員会で10月くらいをめどにその辺の組織の中身について具体的に決めていきたいというように考えております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) ですから、その組織の目的ですよね。どういう形で話し合う目的でその組織をつくっていくのかお願いします。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 浩養幼稚園の今後のあり方ですね、そういったことで検討していくような形で考えております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 今後のあり方ということになると、新しい幼稚園を建設するのか、それとも統廃合するのか。情報によると、浩養小学校の教室を一部借りて、一緒に小幼一緒でやるというような話も聞いているんですが、その辺はどうですか。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) やはり、耐震診断の結果が、国で示す基準値を下回ったということで、幼い子供たちでございますから安全確保の面からどうしたらいいかということで教育委員会内部でいろいろ協議を重ねてまいりました。 やはり、そういう中で、現状の施設の中で、やはり募集するなどして、そのまま幼児教育を進めるということについては、やはりこれが問題ではないかというようなこともありまして、いろいろ他園とかいろいろな話の中の結果におきまして、やはり浩養小の中に1室、そちらのほうにプレイルームのほうに、5歳児は卒園してしまいますので、4歳児につきましては、そちらのほうに移転させまして、浩養幼稚園生として卒園させたいというようなことで、そのように考えているところでございます。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 浩養小学校は、地域の人も大変喜んでいるわけですけれども、当初、小学校だけということで建設した中で、今度幼稚園を入れるということに対しては、住民のほうからも賛否両論あるんですけども、これからの浩養幼稚園の園児確保というか園児の入園の推移はどのくらいに教育委員会では考えておりますか。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) ちょっと資料が見つかりませんので申しわけないんですけど、来年度等においても、推移から見ますと、今年度、浩養幼稚園に関しては4歳児12名だったんですけど、来年度も同様な数値になるだろうということで予測はしてございます。 それとあともう一つ何でしたっけ。すいません。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 大体、浩養幼稚園の園児の地域的な範囲はどの辺までになっていますか。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 学区でいいますと、南小学区、浩養小学区、それから富小学区、3学区から4歳児では12名、それとあと5歳児につきましては、洗心小学区、南小学区、富小学区、根木名小学区で20名ということでございます。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) わかりました。 あと、市長に聞きたいんですけども、浩養幼稚園を新しく建てたいという市長からの何か要望というか、そういう考えが出ているようなんですけれども、そのことについてお願いします。 ○議長(杉山治男君) 相川市長。 ◎市長(相川堅治君) 皆様にも浩養幼稚園は視察をしていただきまして、何分、つぎはぎでありますので、もし、耐震の結果、悪い結果があったらこれを補充するのでは好ましくないだろうという意見も聞かされておりますので、私の判断として、新しく建てるんだから研究してくださいと。何人これから上がるか、あるいはこのまま残すのか、先ほど鈴木議員が言ったように浩養小学校の中に建てるのか、あるいはほかに建てるのか、そしてまた、幼稚園と保育園一体のものにするのか、いろいろな面からぜひ研究をして新しいものに向けてほしいということを教育委員会に要望いたしました。その結果、教育委員の皆さん方が地元の意見や何かを聞いて決めてくれるということですので、それを待って、できれば建てかえたいというように思っています。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 決定でないので、詳しい金額は出ないと思いますけども、新しく建設した場合にはどのくらいの予算になるんでしょうか。概略で結構です。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 新しく建築した場合につきましては、これはあくまで超概算でございますけれど、2億数千万という形で試算して、そのうちの3分の1が交付金対応となります。その他につきましては、起債等もありますけれど単費に近いということでございます。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 2億幾らで3分の1は交付金ということですけども、今、先ほど監査委員のほうから財政状況を示された中で、また今、国会のほうでも箱物行政をやめようということの中で、まして重要ないろいろな事業が財政が困難なために停止されているわけですよね。その中で、何名だからそれをだめということではなくして、やはりいろいろなことを精査した場合に、2億幾らの金を、1億幾らになると思うんですけど、これを現在、新しく建てようという考え方が、私はちょっと腑に落ちないんですよ。まだまだやりかけの事業がいっぱいありますし、そこから自主財源が上がるような事業であれば、やっぱりそれはそれで多少の起債をあれしてもいいと思いますけども、これは、浩養幼稚園に関しては、反対に維持費がかかるわけですから、そういう意味で。 それと、あと、洗心小学校を廃校にして統廃合しようという形のそういう考え方もある中で、なぜ、これだけの人数の浩養幼稚園を新しく建てようという考えが出るのか、ちょっとわからないので、その考えをちょっと示してください。 ○議長(杉山治男君) 相川市長。 ◎市長(相川堅治君) 今、一番大切なものの中に、やはり子育てがあるというように、私は考えております。これからやはりこの恐らく一人一人のための行政というものを考えなければならない時代が来ているというようにも考えますので、人数が確かに今少ないですけれども、それを工夫して、やはり残したい。いわゆる浩養幼稚園というものが、今、建っているものなので、新しく幼稚園をふやすわけではございませんので、できればあれを修復するよりも新築してやりたいということで、なるべく費用対効果が上がるような方法を教育委員会として研究してもらいたいというように、今、言ってありますので、その結果が出ましたら、また、議員の皆様方に検討いただいて、それで進めていければというように思っているところでございますので、幼稚園を一つふやすということではございませんので、ある幼稚園を維持するために新しくしたいということですので、できればご理解を願いたいというように思います。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 私は今、市長の話を聞いて、市のリーダーとして、そういうこれから子供たちのためにそれはなくしたくないという気持ちはそれはわかるんですよ。だけど、全体の市の財政とか、いろいろな考えた場合に、一つの幼稚園を建てるよりも、向台もあるし、富里幼稚園もあるし、いろいろな面がありますから、その施設を増築するとか何らかの形で利用してしたほうが、費用の点で少なくて済むんではないかというように思いますし、私も別に、あそこの南部に、洗心小学校も浩養幼稚園もなくなった場合に、南部に何もないではないかということに関しては、もっと違う形で基幹産業の農業の中心であるところでありますから、違う施設をもう少しつくる考え方のほうを持っていったほうが、私は市のためにも農業者のためにもいいんではないかなというように考えるんです。 やはり、これからの市の方向としては、経営的な市の方向を考えていかなければ、単なる人情だけではやっていけないという、そういう方向性がありますから、やはりもう少し自主財源を確保できるような形、もっともっと違った新しいアイデアを出して、市の、富里市の方向性をきちんと決めていただきたいと。 そういうように私は考える中で、じゃ、浩養幼稚園の一部の父兄の人はそれは建ててもらえれば大変ありがたいし、それが市長の子育て支援とかそういうようになるかもしれませんけども、今までいろいろな多くの市民が要望してきた保育園は全然これを建てなくて、それをきちんとそれにこたえることができなくて、じゃ、12人か何人か人数ではないんですけれども、現在の浩養幼稚園は新しく建てて、そっちのほうはつくるんだと。既存の幼稚園なのでないやつをつくるのではないからいいだろうという考えだと思いますけども、やはりこれはちょっと考え方が違うんではないかなというように思うんですけど、ましてこれから民間の人が保育園をつくるんですけども、それに対する何か市の対応に対して、多少、不満の意見も建てる人に聞いたものもあるんですけど、そういういろんなことを総合した場合に、ここで新しく1億幾らかけて浩養幼稚園を建てることが妥当かどうかというのは、もう少しきちんと検証してほしいと思いますし。 先ほど、次長のほうから検討委員会をつくると言っていましたけども、今まで公園の検討委員会も、いろいろ図書館のいろいろな利用法の委員会もあったんですけど、すべて執行部のほうでもうできた状態で、ただ、委員会をつくって、その委員の話を聞いているだけで、その中で白紙の状態で委員会をつくって新しいものを、その意見を聞いてつくるんだと、そういう形ではないんですよ。だから、今回の浩養幼稚園のその協議会か委員会かわからないですけど、それ自体も、結局、市長のほうでもう浩養幼稚園の新しい建設をしたいという意向の中でそういうような、とりあえずクッションを置いて委員会をつくって、その中でそっちの方向へ持っていこうという考えに、私としては見えるんです。そのことについてはどうなんでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 相川市長。 ◎市長(相川堅治君) 誤解を招くと困りますので、一つだけ。 先ほど言われました向台幼稚園あるいは富里幼稚園も考えに入れなさいということですが、それは既に教育委員会の中で考えに入れた形も、提案の中の一つとして今まで話し合っております。それはそのようなことも十分話し合っております。 したがって、結果を待っているというところですので、よろしくお願いします。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) その委員会もまだ未定なのではっきりしていないと思いますけども、その委員の選出方法については、やっぱり全般の地域から選ぶのかどのような形で選出するような考えですか。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 今の件では、ちょっとそのことについては未定でございますので、これから教育委員会内部でいろいろ議論した中で10月末をめどに決定していきたいというように思っております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 今、浩養幼稚園に対してかなり詳しく質問しましたけど、これは単なる浩養幼稚園のことを言っているんではなくて、市の全体的なビジョンと自主財源の確保とかこれからの富里の将来の一環としてこれが入ることなので質問しているのであって、これは別に浩養幼稚園だけを一般質問方式に突き詰めているわけではないので、執行部の人たちも、もう少し全体的なこれからの市の自主財源、また事業をするにしても、そういうことを考えながら検証してほしいということで、これについては終わりたいと思います。 それから、防災対策の推進なんですけども、地域防災計画がいろいろ騒がれておりますけども、前回のいろいろな台風とか風水害の中でかなり死傷者が出たり、自然の脅威が実際に思っていたよりも大きいというような報道がされていますけども、富里の場合は地形的にそれほどの災害は受けるようなことはないと思いますけども、ただ、先日の水道工事の問題に関しても、工事責任は工事責任者なんですけど、次の対策が大変おくれているということを見た場合に、実際に防災になった場合に、きちんとした対処ができるかどうかと、前回のことについての反省会をして、どういうようにしたらもっと敏速に対応できるかということを皆さんで検証したんでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 岡本総務部長。 ◎総務部長(岡本昇三君) 水道事故に関連しては、当然、対応策として内部的な検証は行っております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) どのような意見が出ましたか。 ○議長(杉山治男君) 岡本総務部長。 ◎総務部長(岡本昇三君) 初めての事例といいますか、そういうこともございまして、その初期体制といいますか初期の体制等についての連携といいますか、そこら辺について反省点があったんだろうと。今後、迅速に本部等の立ち上げ等について進められるように対応していきたいというように思っております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) わかりました。では、次に移ります。 快適のほうなんですけども、快適施策。 リサイクルセンターのことについてですけど、前回、七栄の中部ふれあいセンターで山田部長さんが来ていただいて、最終処分場のことについて説明会が行われたんですけども、その後の経過報告は全然ないんですけども、最終処分場についてはどのような経過になったのか。それに伴って、リサイクルセンターの建設についてもどのような計画で進んでいるか、わかる範囲内でお願いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) 最終処分場の説明会の件でございますけども、確かに事実、説明会を行っております。その後、経過報告的なことは行っておりません。というのは、新しい新清掃工場、これが方式がガス化溶融炉シャフト式になったということで、この方式でやりますと、かなり最終処分に対しては負荷が軽減されます。そういったこともありまして、地元に対しては再度説明会的なことは行っていないわけですけども、また、それと最終処分場といいますかリサイクルセンターもそうなんですけども、非常に財政状況が非常に厳しいというようなことで、なかなか計画年度も明示できないというようなこともあって、地元に対して大変申しわけないんですけども、その辺の経過報告をしておりません。 今後につきましてですけども、リサイクルセンターにつきましては、財政状況、非常に厳しいわけですけども、さきの議会等でも申し上げているかと思いますけども、新清掃工場が完成後にリサイクルセンターの建設を計画をしていきたいと思っております。 また、最終処分場につきましては、今申し上げましたけれども、埋め立て処理する量、かなり減になりますので、負荷が軽減されますので、そういったこと、また、ここで、建設業者も確定することになりますので、今後、施設の運転管理の詳細な協議がなされます。そういったことも考慮した中で最終処分場の建設も判断をしていきたいと、こう思っております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 現在、富里市の場合は、搬入がかなり多くて、人もこれは助かっているという状況の中で、リサイクルセンターをつくる場合に、どのくらいの規模で必要なのか、建設費はどのくらいかかるんでしょう。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) まだ、最終、正確な詰めというのはもちろんなされておりませんけども、金額で申し上げますと、うちのほうの市の人口を勘案しますと、10億か10億以上というような形では思っております。リサイクルセンターの建設でございますけども。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 前回、中部ふれあいセンターへ来ていただいたときも、一応、最終処分場の位置をどこにしたらいいかという、図面で説明した中で、最終的に20億ぐらいかかるんだけど予算がないのでできませんよというような答弁を皆さんの前でしていましたけど、できないものを図面まで示して説明すること自体がいかがなものかなと思うし、それ以前に、リサイクルセンターが10億円ぐらいかかるんではないかという中で、このリサイクルセンターとかこういう廃棄物の施設というのはこれは全市民に対してやっぱり絶対に必要なものなんです。だけど、予算がないからどうなるかわかりませんという中で、ちょっとこれ質問ではないので申しわけないんですけど、浩養幼稚園をつくることに関してはそんなに考えがなくて、そういう中でつくって、こういう実際に市民が必要としているものに対しては予算がないからちょっとまだ計画も立てられませんという、そんないい加減な市の考え方で、これ重点プランとか総合計画というのをつくっていたんでは、市民に説明責任ができないと思うんです。やっぱり、一番必要なものからきちんと精査して、やっぱりやっていかないと。 その中で、これ後で、項目ではないので言いませんけど、そういう形で、今度は自主搬入の問題も出てくると思うので、やっぱりこういうことをきちんともっと計画や話し合いをしていっていただきたいということと、もっと市民に情報開示をして市民の意見をもっと吸い上げていただきたいと思うんですよ。そうすれば、もっと執行部も真剣になっていろいろ考えなければならない部分もあるし、もっといいアイデアが出て、お金のかからない、そしていい形ができるということもありますので、もっともっといろいろな面で何か下手というか、いろいろなことをやる場合に、実際に使える委員会とか、そういう意見を収集する場というのが、そういうのが本当にないんですよ。ただ何となく集まってやっているだけで、執行部のつくった資料を説明しているだけで、本当の市民の意見を聞いて、それを実施してこれだけの成果が上がったというものが少ないんですよ。だから、そういうことで、やはりもっと執行部の人がしっかりした考えで計画を立ててほしいということで次にいきます。 次に、便利施策ということで、生活道路・幹線道路の整備、これも今年度の予算の中では大変微々たるもので、いろいろ建設課の人たちも大変苦慮していると思うんですけども、市道の改修の今年度の部分ではどのくらい終了しているでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 今、議員申されましたとおり、市道全域の道路につきましては、非常に老朽化が進んでいる状況でございます。道路の維持補修につきましても、限られた予算の中で有効に利用して、道路全体の老朽化を、交通量を勘案しまして、業者発注すべき道路、また職員で対応する、補修する道路というように路線の区分けをして対応しているところです。 業者発注すべき路線につきましては、全体で舗装打ちかえする場所、また部分的に打ちかえをする路線というように分けて、できるだけ予算を有効に使うように考えているところでございます。 また、職員対応で補修できるところにつきましては、職員で補修するなど、そういったところでその浮いた予算につきまして、全面舗装打ちかえ等の業者発注工事に充当していくという対応で、私どものほうは考えて、より多く工事発注ができるようにということを考えて進めております。 今年度の予定でございますが、もう終わったところもございまして、議員ご存じのとおり、01-001号線の舗装打ちかえ、日吉台のメーン道路等につきましては、132.7メートルの全面の打ちかえを終わっております。 あと、02-003号線、ジョイフル、3・4・20号線の前のジョイフル通り、昨年もやりましたが、ことしも継続してやっているという状況でございます。 あと残っている大きな工事といたしましては、02-009号線、立沢台からメーン道路に来る部分、これにつきまして、302.2メートル、全面打ちかえ6メートルから6.4メートルを予定しているところでございます。 以上です。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 今年度は計画に入っていないと思うんですけど、小松台の道路もかなり傷んでおりまして、夜になるともうかなりスピードが出て眠れないというような状態がありますので、これも検討していただきたいと思います。 それから、02-001号線の道路なんですけども、前から私、要望というか、市民とか地権者から話がありまして、あそこの路肩が全然できていない部分がありまして、養護学校の生徒が通るのに危ないと。それも地権者が土地を寄附してもいいんだという中で、全然整備される計画というものが上がっていないように見受けられるんですけども、その点についてはどうでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 市道の02-001号線の拡幅工事につきましては、今も現在進めているところでございます。全体、日吉台のバス停の入り口の交差点から特別支援学校へ至るまでの間、延長としましては990メートル、左右になりますので全体は1,980メートルあるわけです。整備済みのその中で路肩を通れる状態にしたというのが1,340メートル、まだ確かにできていないところが左右640メートルございます。 ことしも21年度予算といたしましては、50メートルの部分をやるように考えております。ただ、議員言われましたように、16年以前から工事をやっている部分、あわせて17年、19年、20年と継続して作業してきておるんですが、予算の関係もありまして、今年度は50メートルということでございますので、あと640メートル残っているところにつきましては、路線としては整備する路線となっておりますので、順次進めていきたいというように考えております。 以上です。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 今、養護学校では先生が100人以上いるというぐらい、いるということは、やっぱりそれだけ養護学校の生徒もふえているということなので、やっぱりそういうような整備をしっかりしていただきたいということで。 ああいうニッセーデリカとかうちのほうにもピアという施設があるんですけど、ああいう施設ができて、ニッセーデリカがどのくらい搬入の車が台数が行っているかわからないんですけど、ピアに関しては何十台という大型ダンプがあの狭い道路をひっきりなしに走っているわけですよね。そういうような場合に、地元の検討委員会とかそういうのもあると思うんですけど、やっぱり市としてもう少し何かそういう施設ができるときに、道路の利用方法また道路の拡張とかそういうことについて事前協議というかそういうのはできないんですか。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。
    ◎都市建設部長(池田光一君) まず、新しい企業、特に工場等であれば、当然、交通量もふえるということもございます。あわせて、通常、そういった広い敷地を使った形であれば開発行為の許可というのが必要になってくるかと思われます。ニッセーデリカ等もそうだったんですが、まず区域内に接している道路につきましては、法律の基準によりましてセットバックしたりということが基本原則になっております。あわせて、道路を通るという意味では、建設課とか道路、そこまで至るまでの間のものにつきましては、当然、台数、大型交通量等含めて事前協議の中で出てくるということになります。 非常に法的にこうしなさいということはできないわけですけれども、その辺の交通量等を勘案して、建設課のほうでは事前に事業者のほうと協議をするようにしております。できるだけ拡幅等が必要な部分については、そういった指導をするということになると思います。あわせて、強制ではないんですができるだけやってくださいという協議を進めていくということで、今も進めております。これからもまたそういった形で進めていきたいと思います。また、途中、大型工事用車両であったり、そういったところで発注された後に道路が損傷したということであれば、当然、その側の責任において、原因者の復旧ということも当然やっていただくということに考えております。 以上です。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 今後もそういう意味で、市民の生活道路でもありますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、生涯スポーツの振興、(6)の魅力の施策、これにいきたいと思います。 健康のいろいろなことで生涯スポーツの振興を行っていると思うんですけども、その中で、内外のこの辺の周辺の自治体から見ると、富里はこういう施設が完備されていないところが結構あるんですよね。これだけの5万の市でありながら市民のスポーツを楽しむ施設が少ないということで、これは、現在は財政が厳しいということもあるけども、財政が厳しくなかった時点からもう少し考慮していればいいんではないかなというように思ったんですけども。 特に、現在は120万歩とかいろいろな形での健康増進のすばらしい企画もされているわけですけども、その中で市民の方々から要望があって、例えば、社体のアスレチックにしても、かなり最近健康の増進ということで利用している人がいるらしいんですけど、器具がすごく不足しているということを言われるんです。市のアスレチックの施設としてはちょっと貧弱ではないかと。もう少し用具を整備してほしいということを言われているんですけども、そのことについて、今後の整備状況、向上するのか、また、今の整備状況でいいのか、どういうような考え方で健康増進の形でやっているのか聞きたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) ただいまの質問ですけど、社会体育館のトレーニングルームにかかることかなと思います。 確かに、トレーニングルームの機器につきましては、大分老朽化等もありまして、故障等も上がっている状況でもあります。昨年度に、ベンチプレス、エアロバイク、バランスボールを配置いたしまして、今年度もエアロバイクを1台増置したところでございます。 また、器具の不足もありますけれど、今後とも利用者ニーズ等勘案いたしまして、充実に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) あそこで、アスレチックの利用人数はどのくらいですか、現在。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) ちょっと手元に資料ございませんので、後ほどまたお答えいたします。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) あと、今、私もゴルフやるんですけど、年配の人たちがグラウンドゴルフとか、かなり人数で私も実際に見ているんですけど、現在あるグラウンドゴルフの場所がゲートボールと重なって、なかなか練習ができないと。それと、あと、近隣市町にはグラウンドゴルフをやるきちんとした施設があって、いろいろな市町の競技大会とかをやる場合にそういうところでできるので、富里はそういう施設がないのでちょっと恥ずかしいんだというようなことを聞いていますけども、これは単なる先ほども言いましたように、グラウンドゴルフだけではなくて、いろいろな面でやはり市民が楽しめる、利用できる、そういう施設がかなり不足しているということなんですけど、グラウンドゴルフは広さがあればそれほどお金をかけなくてもできると。それで、また、そういう利用者のボランティアを通じて整備したり、そういうことで共同してやればそれほどの負担もなくできると思うんですけども。 一つの対策として、ベイシアの前にある公園が今度、完成した時点では、あそこでグラウンドゴルフができるのではないかというような形でもう考えて、この間もグラウンドゴルフの人たちに見てもらったんですけど、そういう形のいろいろな、市にも市の土地やあれがあるわけですから、いろいろな施設を工夫してこの健康増進にもう少し寄与していただきたいと、そういうように思いますし、また、そういう声を聞いて参考にするような、そういうような形をとっていただきたいということで、市民の中にいろいろなスポーツ団体があると思うんですけど、そういうような意見を聞いたり何かする場所というのはあるんですか。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) ただいま、意見を取り入れるという、その辺も努めて、今後、意見の聴取できる設定といいますか、その辺はちょっと考えていきたいと思います。 いずれにいたしましても、議員ご指摘のとおり、本市におけるスポーツ活動、十分ではないというのは私ども十分認識しております。現有施設等も含めて効率的な利用に努めまして、スポーツを利用する方あるいは団体等の要望にこたえられるよう努力してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) いろいろ検討して考えたいという意見が、現在の質問以外にもかなり出ているんですけど、やはり、皆さんはプロで、そしてこれをきちんと把握する、そういう形の仕事をしているわけですから、市民のほうから言われたり、ほかから言われて発信するのではなく、やはり先取りということをもう少し積極的にやってほしいと思うんです。 ということは、もう今や情報化の時代で、新聞やテレビとかいろいろなところで報道されているわけですから、今、どういう状態で市民や国民が何を望んでいるかということはわかるわけですから、それに対して市としてどれだけのことを整備していかなければいけないとか、そういう要望にこたえていかなければいけないということを、やっぱりこれは先取りしてやっていかないと、これからの富里市の方向性、ビジョンに関しても何もないということですよね。だから、いつもいつも言われてからやるんではなくて、言われる前にもう少し検証してほしいというように思っていますので、よろしくお願いします。 次に、市街地整備の推進、魅力としての中で17ですね、毎度騒がれておりますけども、大分、工事が整って公園の完成の様子が見受けられるようになりましたけども、まだまだ何か利用方法とかその活用対策ができていないというようなのが、すごく危惧するところでありますけども、その利用方法とかということはまた新たに何か新しいものが出ているでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 議員言われましたように、現在、造成工事を発注いたしまして、オープンに向けて整備を始めたところでございます。オープン後は市民の憩いの場として利用していただくということで、市の玄関口である富里インターに近いにぎわい核にも位置するということから、前回からもお話出ておりますが、地域のコミュニティ活動にも活用していきたいというように考えております。 まず、そのため、市では完成の記念式典、オープニングフェスティバルというのも3月には予定をしているところでございます。 また、あと、今言われました完成後の公園の活用についても、昨年度からいろいろ検討しているところでございまして、商工会、農協、学校などと協議を進めているところです。まだ、現在のところ、内容の決定にはなっておりませんけども、完成いたしましたら、発表会や農産物のPRに使ってみたいという意向も伺っているところでございます。 また、商工会等につきましては委員会を立ち上げていただけるということで、活用方法について検討の提案もこれからいただけるというように聞いてございます。 今後も、また内容を協議いたしまして考えていきたい。また、協力いただいてオープニングフェスティバルに向かって整備を進めていきたいというように考えております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 今、部長のほうがオープニングセール、オープニングセールと何回も出ましたけど、これは華やかなもので、オープニングセールがこれ主体ではないですから、それよりもいかにあれだけの1億かけた施設を市民に活用してもらえるか、また価値観あるものにするか、そっちのほうが大事で、オープニングセールはどうでもいいですよ。そういうことだけ、お祭り気分だけ一生懸命やって実際の実質的なものは全然検討もしていない、まだ実際にきちんとした詳細を発表できないということ自体のほうが恥ずかしいと思うんですよ。 それともう一つは、あれだけのハードをつくった中でソフトの部分が、ということは、あそこに今、部長が言われましたように、富里の発祥地であり場所的にも内外にいろいろな情報やいろいろなことを知らせるための場所であるにもかかわらず、その看板を掲げることに対して、看板の予算がないと。都市計画課で自分らでつくらなくてはいけないという、そんなお粗末なことで、1億かけた施設を看板も何もつくらないで、それを内外に示すということ自体が、施設に対して、ただ箱物をつくればいいんだと、そういう形態にしか見受けられないんですけども、そのことについてどう思いますか。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 私のほうで今、オープニングフェスティバルという言葉を何回も言ったために、ちょっと誤解も受けたようなんですが、申しましたように、商工会や農協、学校などと協議をさせていただいていると。その協議が見えていないというお話でしたが、イベントとしてやっている今の状況を申し上げますと、商工業につきましては、商工業者の方につきましては展示会などの催し物の開催や思い出ベンチ事業という業者紹介の相談を商工会としているということ。あと、農協さんとは例えば朝市を開催可能かどうかとかという協議、あと、学校等につきましては吹奏楽の発表会場としてはどうかと、そういった具体なところについてもいろいろ進めて協議をしているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 あと、看板等につきましては、協議してつくれるように考えておりまして、まず、今現在では、公園の名前等の募集をしまして、それを決めていこうということで考えているところでございます。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 質問に対して、かなりまだまだ考えていないんだなというような答弁しか受け取れないんですけども、私としても基幹産業は農業である時点において、やっぱりあそこがいろいろな富里の農産物のすばらしさを宣伝する場所としてはいい場所だと思うんですよ。だから、せっかくつくったんだから、やっぱりそういうような利用方法をやっぱり検討して、私も農家の人たちにこういうことを月に一回、朝市とかやったらどうなのかなと言ったら、自分らでテントやったりなんかしてぜひやらせてくださいという意見がありましたので、やっぱりそういうのもいいのかなということと。 やはり、今、東京まで高速バスが行っていますけど、ただ、こちらから行くだけではなくて、あそこにそういうような行事というか施設をつくって、簡易でもいいですけど、やっぱり東京のほうからやっぱりお客さんを呼んで、富里へ来るようなそういう往復で利用できるような、そういう考え方も必要だと思うんですよ。そういうことで、またいろいろ考えてほしいと思います。 それから、市道008号線のバイパスなんですけど、これもバイパスをつくったとき、それはすばらしいと思うんですけど、その後の先の道路の問題とか、またこの008号線のバイパスをつくることによって、いろいろな土地利用とかいろいろな形で富里にどれだけの利益というか経済効果が上がるかとか、そういうのもやはり考えないと、ただ、交通がスムーズに通っただけで、反対に交通量が多くなって通り抜けの道だけになって、そして整備は富里がやると、そういう時点であってはやはり何にもならないと思いますけども、その辺の計画はどうでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 私どもの部は道路のほうの建設もしているわけですが、都市計画課もあります。 都市計画課の中では当然そういった土地利用も総合計画、都市マスタープラン等を含めて検討する部署の一部になってございますので、その辺についても検討している、いかなければいけないというように考えてはおります。 あと、今現在、その今回できるバイパス周辺につきましては、市街化調整区域という位置づけになっているところでございまして、現時点ではなかなか区域区分を変更してほかのものを立地していくというのは、今の段階では難しいかなと思っています。 ただ、今、酒々井インターチェンジの周辺につきまして、開発構想、従前からあった開発構想等もありますし、あわせて今回できる道路の沿線ということもありますので、これからのまちづくりには非常に大事な場所だというように考えてございます。 あと、マスターの中でも、前から拠点型の産業の導入ゾーンという位置づけもございますし、そういったところも踏まえて、今後、総合計画、都市マスと合わせて土地利用のほうも、逆に言いますと15町歩もろもろいろいろほかの分もございますので、あわせて検討していくことになっていくというように考えております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 時間ないので次に移ります。 6番目の活力、地域産業の振興ということで、基幹産業の農業振興のビジョンについてですけども、今現在、産業課では北中の基盤整備以外に何か農業施策というのはやっているんですか。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) ハード・ソフトいろいろ取り組んでおります。今言った県営畑地帯総合整備事業、これ基盤整備という形、なおかつ北総中央用水事業も今、行っております。また、経営改善的な面でも認定農業者の育成とか家族経営協定等、いろいろ、それとか後継者対策ですか、そういったことも取り組んでおりますので、いろいろと総合的に市の農業の発展に取り組んでいるところでございます。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) そうはいっても、富里のかけ声だけは基幹産業、農業農業と言っているんですけど、実態的には大変やっぱり農業を経営している人たちが、裕福というかかなり収益を上げている農家もあると思いますけども、後継者不足、また魅力ある農業ということではかなり苦慮する点が多々あるので、やはり、別に私は農協の悪口を言うのではないですけども、農協さんは一生懸命努力して、農協の営業成績はかなり上げて立派な農協なんですけど、じゃ、それに比例して農家の人たちが裕福になっているかというと、やっぱり反対に反比例して資材費がかかったりですね、いろんな面で困っているわけですよ。 一番目玉のスイカも青枯病とか、またいろいろな後継者の問題で生産高が減っているという状況の中で、やっぱり農家の人たちがいろんな作物の選択をして何とか農産物の生産量は上がっていますけど、将来の、ある若い人に聞いたら、もうスイカをずっとつくっていたんだけど、青枯病や何かで将来どういうような農業をやっていいかわからないというような声も聞こえている中で、やっぱりこれはもっともっと産業課自体も農業振興に関しては細かい面でいろいろ検証していただいて、先ほども言いましたように、富里の農産物というのはもうすばらしいものですから、だからそれをもう少し内外に宣伝したり、いろいろな形で基幹産業である農業をもっと進めていかなければいけないのではないかということで。 私も北部のほうに住んでいますから、そうしてあれだけ外面的には発展しているんで向うはいいなと言われますけど、それを維持するのは大変なことなんですけど、そういう面で、ただ南部のほうはどうでもいいんだということではなくて、私も先ほど、皆さんの推薦を受けまして農業委員にさせていただきましたけど、私自身も20代まで4町歩近く農業やっていましたので、農家の苦労というのはわかるんですよね。その中で、私が先ほど言ったように、じゃ、南部をどういうように活性化するという、これも一つの課題であって、私はいつも南部のほうへ友達とか知っているところを回るたびに、やっぱりそれはどうしたらいいかということを意見聞きながら考えているんですけど、大変難しい問題なんですけども、そういう面で二次産業まで農業を持っていけるかとか、いろいろな形があると思うんです。 確かに北中やって、暗渠もあって、皆さん喜んでいる面もあるんですけど、それをやった負担もあるわけですから、それをやった後の農業政策をどうしたらいいかということを、もう少し細かく検証して産業課も商工のほうもあるんですけど、もっともっと富里の経済的な交流を図っていただきたいと、そういうように思いますので、よろしくお願いします。 次に、協働の施策ですけど、市民参加の促進。この前は何か協働のまちづくりのフォーラムがあったようなんですけど、その内容はどうだったでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 岡本総務部長。 ◎総務部長(岡本昇三君) フォーラムにつきましては8月17日と18日、2回、北部コミュニティセンターと中央公民館を会場として実施しております。両方とも47名の市民が参加していただけたということでご報告を受けております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 委員の意見とかパネラーの意見とかそういう中で、まだこれを後で集計していろいろやるんでしょうけども、それに参加したというかそこを聞きにいった人からいうと、何かいろんな意見が出てしまって、あれで意見がまとまるのというような形の話を聞いたんですけど、私も行きたいと思ったんですけどちょっと用事があって行けなかったんですけど、最終的にはいろんな意見を聞いた中でどのようにまとめていこうと思っているんですか。 ○議長(杉山治男君) 岡本総務部長。 ◎総務部長(岡本昇三君) フォーラムにつきましては、(仮称)富里市協働のまちづくり条例検討委員会の主催で行われたものでございます。検討委員会のほうで、これまで話し合った内容等を市民の皆様に説明し、広く地域の皆様の問題や課題等を把握して、条例に生かすようなことを目的として開催したものでございます。当日、アンケート調査等も行いまして、自由記入の51件のご意見をいただいたということで聞いております。 協働のまちづくり条例検討委員会は、ことし2月3日に発足しまして、これまで10回開催をしております。これから、内部的な議論を経まして提言がなされるものというように考えております。 ○議長(杉山治男君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) その中で、情報の開示の必要性ということで、やはりいろいろな情報がただ広報で伝えたというそれだけの簡易な情報しかしないで、やはり市民もほとんどの市民がいろいろな情報をわかっていないということが多いんですよ。やっぱりその中で協働のまちづくりといっても、ちょっとなかなか協力してもらえないんではないかなというように思うんです。 一つ例を挙げれば、高速道路の一方通行の面も、周りの区長さんたちが一生懸命会議してやったにもかかわらず、決定事項が決まった時点で何の連絡もないというのと、ただ、ポール立てただけで、広報に、ホームページか何かに載っているということを言っていましたけど、だれもわからなくて何でああいうの立っているのとか、いつやるのというような、そういうようなことしかないわけです。 ですから、そういう簡単なことでも情報が市民に流れていないということはやはり区長会か何か通じて、こういう形でできますからと、もっと早めに回覧を回すとか、何らかで市民に知らせる必要があるんではないですか。 市長の部屋へ来て、いつでも意見聞きますといっても、やっぱり市民が市長のところへ行って意見を述べるという人は本当に限られると思うんです。反対にやっぱりこちらからどんどん市民サイドにおりていって、やはり市民の考え方を聞いて、それでまた市の状況を職員がきちんと把握していかなかったら、ただ、市民が、まあ、私たちも含めてですけど、議員もやっぱり市民のサイドへおりていって市民の声を聞かないと、じゃ、何かあったら教えてくださいといったら反対に怒られますから。やっぱりそういう形で、もう少し親切な情報開示というものを、今後、やっていただきたいと、それは要望にとどめておきます。 次に、行政改革の推進なんですけど、やはりこれは私の考えだけかもしれませんけど、平成14年に市になりましたよね。市になってやっぱりその中でいろいろな組織体が市の考え方に、市としての考え方になっているのかというと、ちょっとまだ何か村意識の感じが多いように思われるんです。やはり、副市長、そして部長制度をしいたときに、きちんとそういう部長の指示とか、上からの指示をきちんと下まで指示されているのかということが、ちょっとされていないように見受けられるんです。 やっぱり、こういう市の頭脳の人たちがきちんと自分たちの考え方と指導力を下の人たちに示さなかったら、やっぱり下の人たちも動けないし、反対にそれが障害になって、下の課長さんたちが自分たちの考えどおり自由に動けないというような考え方もありますので、やっぱり上の人はもう少し真剣になって、これから自主財源もふやし、また地方分権の中で自分たちの力とアイデアでこの市を発展させていかなければいけない、また維持していかなければいけないという時点では、せっかくこういうような組織づくりをしたんですから、やっぱりそれがきちんと生きるような、そういうような体制にしていただきたいということと、もう一つは、やっぱり財政のないときには、人なんです。やはり、いろいろな歴史上を見ても、いろいろな財政が困ったときに、ある傑出した人が出て、そのアイデアや努力でそれを乗り越えている面がいっぱいあるわけですから、市長はよくいろいろなものを引用していますからそういうことは知っていると思うんですけど、やっぱりそういう人を育てる、若い人たちの能力を育てる、そしてそういう人たちの意見を取り上げてやれるものはやるんだと。多少困難はあっても努力すれば、人間、多少のことは困難を乗り越えられるわけですから、そういう形で富里市をきちんと持っていっていただきたいと。それがやっぱり市民にとっても一番の親切なやり方ではないかと思いますから。 きちんと内容を示せば、市民は、そんなに大変なら私たちも協力しますよということは絶対言うと思うんです。示さないからいろいろ文句だけ出て、そういう協力体制ができないというように私は考えますので、そういうことを要望して、これからの富里の発展を望みながら、私の代表質問を終わりたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 先ほどの社会体育館のトレーニングルームの利用人数の関係でございますけれど、平成20年でいいますと、利用人数は4,332名でございます。 以上です。 ○議長(杉山治男君) これで、フォーラム富里の会派代表質問を終わります。 午後1時まで休憩します。           午前11時58分 休憩          ……………………………………           午後1時00分 開議出席議員  20名欠席議員  なし ○議長(杉山治男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、市政会の会派代表質問を許します。 市政会代表、高橋保夫君。          (高橋保夫君質問者席) ◆(高橋保夫君) 市政会の代表質問を行います。なれていないので、どうぞお手やわらかにお願いいたします。(1)合併問題について 現行の合併特例法の期限が来年の3月末で終わることとなります。私たちは、成田市との2市4町合併ということで、市長に数回にわたりリーダーシップを発揮していただくようにお願い申し上げてきたところではありました。残念なことでありますが、成田市との合意を得ることはできませんでした。 そこで、確認しておきたいことが数点ございます。 ①2市4町の合併が不発に終わった最大の要因は何であったのか。 ②市長は合併に対して全力で頑張ってこられたと思っておられるのか。 ③合併について今後どのような考えでおられますか。 ④4市5町でつくられている成田国際空港都市づくり推進会議の目的はどのようなものなのか。 ⑤市長の海外視察で得られた知識と将来につながるものとはどのようなものですか。(2)(仮称)成田富里徳洲会病院について 病院建設については、いろいろな要因で今まで特別の進展は見られておりません。市長初め各議員さん、市民が一丸となって署名運動を行い、千葉県から285床の配分枠を許可されたものであります。当初の約束とは大分おくれております。市民は完成を待ち望んでおります。現状と今後の見通しについて伺います。 ①富里市と病院側との事前協議はどの辺まで進んでおりますか。 ②建設に当たって、何か病院側から富里市に対して要望がありましたか。 ③完成予定を聞いておりますか。 ④市長からの要請はなされましたか。(3)第7回富里市市民意識調査について 調査の結果、市民が何を望んでいるかが数字であらわれてきたわけであります。これらをかみ砕いて理解し、足りないところは補うよう工夫して求めるものに近づけていくことで、データは生きてくるものと思われますし、満足度も高まってくることと思われます。ぜひ、市民の意識にこたえていただきたいものであります。 そこで、調査結果の項目別の感想と今後の対応についての考えをお聞きかせください。 ①富里市の住みやすさについて ②富里市への愛着や誇り、将来イメージについて ③生活環境への満足度と期待度について ④協働のまちづくりについて ⑤行政情報や要望について ⑥生活圏と移動手段について ⑦高齢期の生活について ⑧若い世代の定住と子育てについて ⑨生涯学習、国際化、男女共同参画について ⑩富里市の発展方向について ⑪主要項目に関する地区別傾向の分析 ⑫主要項目に関する年齢別傾向の分析 ⑬富里市のまちづくりに対する意見(4)(仮称)成田市・富里市新清掃工場について いろいろと世間をにぎわせた入札問題も、株式会社川崎技研が落札ということでようやく始動に向けた準備が整いつつあると思われるが、これまでの経緯を踏まえて見解を求めます。 ①決定がもたついたことで今後富里市への影響は。また、対策について ②今後のスケジュールについて(5)ごみ収集事業について ①自主搬入者への調査結果 ②自主搬入の対策 ③ごみ収集の現状 ④今年度の契約事務 ⑤事業系ごみの有無(6)公共下水道及び空港場外下水道について 意識調査の中でも、下水道事業を整備してほしいと希望している人が非常に多かったわけであります。これらの要望にこたえるためには、言うまでもなく、常に財源がついて回るわけであります。これを理由として先送りしてきた結果が、近隣の他市町村に比較して普及率の面で格差を招いております。行政が市民のことを考えているというのであれば、この問題には口先でない真剣な対応をお願いするものであります。 ①公共下水道計画の見直しについてはいつごろになりますか。 ②第三処理分区については事業許可を取得する段階まで至っていないのが現状でありますが、次期拡張認可取得に向けてぜひ取り組んでいただきたいと思うが見解を伺いたい。 ③空港場外下水道については成田国際空港株式会社と協議は行っていますか。(7)新しく新設された納税課の効果は ①数字であらわせるものはそろっていますでしょうか。(8)新型インフルエンザ対策について ①新型インフルエンザの市内の発生状況は。 ②幼稚園児を含む各学校では今後どのように対応していかれるのか。 ③富里市民に対してどのような方法で注意指導を行っていくのか。 ④県及び医療機関との連携はどのようにして進めていかれるのか。(9)市道1-0182号線の安全対策について ①平成20年2月の質問で、トンネル通行に際しての安全性から一方通行にするよう要望していたのですが、どうなっているのでしょうか。 よろしくお願いいたします。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、相川堅治君。          (市長 相川堅治君登壇) ◎市長(相川堅治君) 市政会、高橋保夫議員の会派代表質問にお答えいたします。 なお、教育関係につきましては教育長が答弁いたします。 まず、合併問題についてでございますが、2市4町の合併が不発に終わった最大の要因につきましては、平成20年8月5日に、富里市、栄町、神崎町、多古町及び芝山町は、成田市に対し合併協議の申し入れをいたしました。また、この申し入れの後、成田商工会議所を初めとする2市4町の商工会などの11団体から、2市4町による合併実現に関する要望書が成田市長及び成田市議会議長あてに提出されましたが、これに対し、平成20年9月29日に合併協議の申し入れに関する回答が成田市よりございました。 これによりますと、成田市では、平成18年3月に旧下総町及び旧大栄町と合併し、新市のまちづくりに全力を傾け努力しており、新たな合併に取り組むよりも、当面は成田市の諸課題に全力を傾けたいとの意向であり、合併協議には応じられないとする旨の回答でした。 次に、合併に対して全力で頑張ってきたかについてでございますが、市といたしましては、平成14年から合併については検討を進め、平成19年11月から平成20年10月にかけては、富里市、栄町、神崎町、多古町及び芝山町の首長による1市4町首長懇談会を8回開催いたしました。このことにより、1市4町の首長による意思統一が図られ、成田市に対し合併協議の申し入れに至り、あわせて各種団体等への経緯の説明と合併協議に向けてご理解いただけるよう働きかけに努めました。 次に、今後どのような考えでいくのかについてでございますが、国際空港を有するこの地域において、将来、人口30万人の中核市を目指した都市づくりを進め、成田国際空港とこの地域がともに発展することを望んでおりますが、市町村合併には、機運の盛り上がりなど合併をなし遂げる上での環境が整うことも必要です。 現在、市では次期総合計画の策定を進めており、これからも自立した基礎自治体として国際空港都市の一翼を担えるまちづくりに邁進してまいります。 次に、4市5町でつくられた成田国際空港都市づくり推進会議の目的はどのようなものかについてでございますが、これは成田国際空港が将来の国際航空需要に的確に対処しなければ、国際拠点空港としての地位が危うくなるとの危機感を持ち、空港間競争に負けない空港とするために、地域が空港を支援し、空港を生かした地域づくりを中心に協議する場として、平成20年1月30日に富里市、成田市、香取市、山武市、芝山町、栄町、神崎町、多古町、横芝光町の空港周辺9市町により設置されたものです。 次に、海外視察で得られた知識と将来につながるものとはどのようなものかについてでございますが、騒音対策はもとより、将来的にこの地域が空洞化することなく、ともに発展するため、いかに連携を保ち、まちづくりに取り組んでいく必要があるか、成田国際空港都市づくり推進会議の役割はまさに重要なものであると再認識いたしました。 次に、(仮称)成田富里徳洲会病院についてでございますが、まず、事前協議の進捗状況ですが、関係11課のうち協議が未了で中断していた水道など5課については、本年6月に協議を再開し現在も協議中であります。 また、病院側からの市に対する要望は特にございません。 さらに、完成予定は平成23年11月で同月中に開院予定であり、スケジュールに変更はないと聞いております。 次に、市長から何か要請をしたかとのご質問につきましては、早期完成について要請をしております。 次に、第7回富里市市民意識調査の項目別の感想と今後の対応についてでございますが、富里市の住みやすさにつきましては、住みやすいと感じている方が67.8パーセント、住みにくいと感じている方が30.3パーセントであり、3割の方が住みにくいと感じておられます。その主な要因としては、通勤・通学に不便、医療福祉が不十分、買い物に不便など、都市的な機能の充実が求められています。 次に、富里市への愛着や誇りにつきましては、愛着や誇りを感じている方が51.7パーセントで、感じていないが41.4パーセントです。富里市のイメージとしては、緑の豊かさやのんびりといった農村的なイメージが中心であり、これは本市の長所であると感じています。 また、市民の方の4割が市に愛着や誇りを感じていないという結果につきましては真摯に受けとめ、本市の持つ農村的なイメージを強みとして生かし、保全しながら、同時に都市的機能の充実を図ることが大切であり、市民に愛着と誇りを感じていただけるまちづくりに努めなければならないと考えております。 次に、生活環境への満足度と期待度についてでございますが、公共交通、生活道路整備、医療・救急、社会保障、高齢者福祉、防犯対策、子育て支援、雇用就業などが満足度が低く、かつ重要度が高い項目となっております。少子高齢化や社会保障の問題、景気の低迷などが反映した結果であろうと思います。 一方では、生涯学習、自然環境、ごみ処理・リサイクル、農業振興、歴史文化、健康づくり、コミュニティの形成、スポーツ・レクリエーション活動については、市民の満足度が高い項目となっております。 これらの結果を踏まえ、次期総合計画の施策展開を検討してまいりたいと考えております。 次に、協働のまちづくりについてですが、協働という言葉を知らない方が80パーセントを超えています。現在、市では(仮称)協働のまちづくり条例の制定に向けて作業を進めております。これからのまちづくりにあたっては、協働のまちづくりという視点は不可欠であると認識しており、一人でも多くの方に協働という言葉が持つ意義や理念を理解していただくことが必要であると思います。 次に、行政情報や要望についてですが、行政情報の入手手段として、広報とみさとが66.8パーセントとなっており、引き続き広報の充実に努めることが必要です。 一方で、要望を伝えることについては、特に伝えないとする方が50.3パーセントで過半数を占めています。市民の意見を聞く広聴活動の大切さを感じています。 次に、生活圏と移動手段についてですが、日用品等の買い物は市内が中心であり、衣料・家電等の買い物や娯楽は成田市が中心、病院やスポーツ、習い事は市内と成田市でという傾向であり、日常生活圏が本市と成田市によって形成されていることがうかがえます。 また、市内での移動手段は自身で運転するという自動車が74.8パーセントになっております。さとバス利用の意向としては、高齢期が来たらとする方が36.2パーセントとなっております。さとバスについては、今後の高齢者の足として一定程度期待されているものと見られます。 市民の移動手段は、自身で運転される自家用車が7割を超えていることからも、道路整備と交通安全対策は重要な政策課題ですが、一方で、高齢化社会を迎えるに当たって、公共交通機関の充実も重要なものと感じています。 次に、高齢期の生活についてですが、仕事を続けると考えている方が45.6パーセントいらっしゃいます。一方で、自身が医療や介護、経済面に不安を感じているなど、生活に不安を感じている方が80パーセントを超えています。高齢化社会への対応は、さらなる行政と市民の協力が必要ではないかと感じています。 次に、若い世代の定住と子育てについてですが、若い世代の定住方策としては、働く場をふやす、移動の利便性を高める、子育て支援や学校教育の充実がどれも5割を超えています。市の活力を高めるためには、雇用や交通の対策、また保健・福祉などの子育て支援対策を進め、若い世代の定住化が必要であると感じています。 次に、生涯学習、国際化、男女共同参画についてですが、地域と学校が連携した生涯学習の推進や、子供世代を中止とした国際化が求められております。また、男女共同参画については、女性社会参加支援や慣習の改善が求められています。 次に、富里市の発展の方向についてですが、医療や福祉の充実したまちが51.8パーセント、都市基盤の整ったまちが30.3パーセント、農業が盛んで自然環境に恵まれたまちが26.5パーセントと多くなっており、医療福祉、都市基盤の充実、農業振興と自然環境の保全が求められております。 次に、地区別傾向の分析についてですが、小学校区を一つの単位として分析した結果、富里小学校区、根木名小学校区と七栄小学校区では医療サービス、公共交通の拡充や生活道路の改善、第一小学校区と南小学校区では医療サービスや通勤・買い物のための交通網の拡充、浩養小学校区では自然環境保全や医療や高齢者福祉、生活道路の整備、洗心小学校区では交通網の整備や商店や生活利便施設の充実、日吉台小学校区では医療、高齢者福祉、子育て支援の拡充や防犯対策がそれぞれ求められています。 まちづくりに当たっては、市域全体を見渡し、バランスのよい施策展開が必要であると感じております。 次に、年齢階層別傾向の分析についてですが、住みやすさについては年代で大きな違いはありません。定住意識は、年齢が高くなるにつれ移転傾向から定住傾向に変わっております。移転したい理由としては、20代までは通勤通学が不便、余暇を楽しむ場所がない、30代から50代では通勤通学が不便、医療福祉が不十分、60代以上は医療福祉が不十分、買い物が不便が多くなっております。 また、市全体の発展方向については、すべての年代で安心して長生きできる医療や福祉の充実したまちを最も多くの方が求めており、次いで、30代以下では保育サービス、子育て支援の整ったまち、45歳以上では道路や下水道など都市基盤の整ったまちが高くなっています。各世代のライフスタイルにより、まちづくりへの期待の傾向も変わっているということがうかがえます。 次に、富里市のまちづくりに対する意見についてですが、有効回収票1,988票のうち、延べ1,128件の意見が寄せられました。 意見を分野別に整理しますと、教育・文化に関するご意見が88件、健康福祉が153件、産業が98件、生活環境が167件、都市基盤が389件、行政や市民との協働が233件となっており、都市基盤の整備に関するご意見が最も多く寄せられております。 これらの結果につきましては、今後の市政運営のための貴重なご意見とさせていただき、次期総合計画の策定に当たりましては、今回の市民意識調査の結果を踏まえ、各課題の解決に向けた施策を検討してまいります。 次に、(仮称)成田市・富里市新清掃工場についてでございますが、まず、決定がもたついたことで、今後、富里市への影響は、また対策についてとのご質問につきましては、新清掃工場の完成のおくれに伴い、現クリーンセンターの運転業務委託の延長、新清掃工場への搬入するためのごみ収集体制の移行時期等影響は想定されるところでございますが、状況を見定めながら、適正に処理してまいります。 次に、今後のスケジュールについてでございますが、9月の成田市議会における契約の議決後、工事期間を27カ月として建設工事等を進めてまいります。 次に、ごみ収集事業についてでございますが、自主搬入者への調査結果につきましては、8月にクリーンセンターにて自主搬入者に対してごみの種類や搬入頻度、搬入の理由などを尋ねるアンケート調査を実施し、1,000名の方にご回答をいただきました。 その結果、一般家庭から排出されるごみが97パーセントで、搬入の頻度は月に一、二回が34パーセント、次いで週に一、二回が33パーセントでございました。搬入物については可燃ごみ搬入者が最も多く66パーセントでございました。搬入の理由につきましては、集積場所に出せないからが37パーセント、次いで、集積場所がないからが29パーセントでございました。また、集積場所がない地区で最も多かった地区は七栄地区でございました。 次に、自主搬入の対策につきましては、今後、成田市と共同で実施する新清掃工場稼動を見据え、今回のアンケート調査結果を踏まえて自己搬入を減らし、ごみの減量化、リサイクルの推進を図り、広く市民が利用しやすい体制づくりに取り組んでまいります。 次に、ごみ収集の現状につきましては、市内を北部地区、南部地区及び日吉台地区の3地区に分割し、各地区の可燃ごみと不燃ごみ等を同一業者が収集を行っております。 次に、今年度の契約事務につきましては、今年度のごみ収集業者の選定は入札参加資格者名簿に登載されている市内に本社あるいは営業所のある者、もしくは富里市一般廃棄物処理許可業者のうち市内に本社あるいは営業所のある旨届け出している業者6社を選定し、説明会を開催しました。そして、見積書と収集業務に関する提案書を提出していただき、見積金額と提案書のヒアリングをし、最低価格を基本に3業者を決定しました。 次に、事業系ごみの有無につきましては、市内各事業者から排出されるごみについて、事業者自身でクリーンセンターへの搬入と許可業者に委託し搬入されるものがあります。 次に、公共下水道及び空港場外下水道についてでございますが、まず、公共下水道事業認可の見直しにつきましては、平成22年度、事業認可区域の拡大及び事業認可時期の延伸等の手続を行う予定でございます。 次に、第三処理分区の整備の見解でございますが、第三処理分区については集中合併浄化槽を有する団地が2地区あることから、平成22年度の事業認可見直しの際、区域に編入されるよう努力いたします。 次に、空港場外下水道につきましては、現在、成田国際空港株式会社と管理や費用について協議を進めているところでございます。 次に、納税課の効果についてでございますが、納税課は徴収体制及び滞納処理の強化を図るため、本年度より創設したところでございますが、発足して間もないことや景気後退の影響もあり、課を創設した直接の効果を示す数字はございません。 しかしながら、従来から効率的な滞納整理や財産調査を心がけておりますので、差し押さえを例に挙げれば、その人数は昨年8月末の45名から本年8月末現在で93名となっており、時期を逸しない滞納処分を積極的に展開しているところでございます。 滞納整理業務は、個々に事情の違う滞納事案に対して、一つ一つ個別に状況を把握し対応していくことが必要な地道な業務であり、時間と労力が必要とされます。 自主財源の確保は、本市にとって喫緊の課題ですので、今後も効率的な徴収体制の研究を行うとともに、前段階である課税体制の充実も図ってまいります。 次に、新型インフルエンザ対策についてでございますが、まず、これまでの市内の発生状況については、6月3日東京都墨田区での結婚式に主席した29歳の女性が感染の第1例目であり、7月8日には市外の高校に通う16歳の男子高校生が第2例目として確認されています。 なお、平成21年7月24日、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の改正等に伴い、県においては集団発生等があった場合に確定患者数が発表される方針に変更されております。 このたび、市内保育園での集団発生は1名に遺伝子検査を実施し、新型インフルエンザであることが確認されたと、県より報告されているところでございます。 次に、市民に対しての注意指導の方法ですが、予防対策の方法について、これまでも市広報紙やホームページ、チラシの世帯配布、市役所等の公共施設にポスターの掲載等により周知を図ってきたところであります。今後につきましても、適時的確な情報を提供し感染の拡大防止を図ってまいります。 次に、県及び医療機関との連携はどのように進めていくのかということでございますが、県からの情報は健康危機対策室や印旛健康保健福祉センターからメール等により受け取り、市民に迅速に周知することができる体制となっております。 また、市の医師連絡協議会や休日夜間救急診療所と連絡をとりながら、情報の共有化に努めているところでございます。 次に、市道1-0182号線の安全対策についてでございますが、同様なトンネルの形態となっている市道1-0184号線を含め、これまで地元の区、成田警察署、市の三者により一方通行規制について協議を重ねてまいりました。その協議結果等を踏まえ、平成20年11月17日に成田警察署を経由して、千葉県公安委員会に当該2路線の一方通行規制の要望を行っております。その結果、平成21年10月1日から一方通行規制が開始されることになりました。 規制開始の周知につきましては、広報とみさと、市ホームページ、市政協力員回覧、区長会へのお知らせ等により行っており、さらに周知を図ってまいります。また、規制される箇所の周辺に一方通行規制をお知らせする看板を設置いたします。 以上でございます。 ○議長(杉山治男君) 教育長、山中 忠君。         (教育長 山中 忠君登壇) ◎教育長(山中忠君) 市政会、高橋保夫議員の会派代表質問にお答えいたします。 幼稚園児を含む各学校での今後の対応についてでございますが、現在、国や県教育委員会からの通知に基づき、各学校の教職員、園児・児童・生徒及びその保護者等に対し、新型インフルエンザに関する正しい知識を周知し、うがい、手洗い、せきエチケットの励行とともに、外出時等人込みの中でのマスク着用をするなど、感染予防に努めております。 教育委員会といたしましては、引き続き園児・児童・生徒の健康観察を実施し、季節性インフルエンザ疾患と同様、新型インフルエンザ症状の早期発見に努めるとともに、各学校や学校医等と連携し、新型インフルエンザの予防に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) 親切丁寧なご回答、ありがとうございます。 改めて、再質問ということでやらせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 まず、1番の③でございます。 自治体の行政基盤を強化し地方分権の受け皿をつくる、市町村合併の基本的な考え方ですが、人口の減少、少子化、高齢化社会に備えた行政の効率化を進めていくことが必要であります。今後も自主的な合併を追求し続けるべきであると思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 相川市長。 ◎市長(相川堅治君) まさに議員おっしゃるとおりでございますので、常に進められるときが来れば進めていきたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) 次は、④番ですけども、先ほどご答弁にございましたんですけども、いわゆる9市町村の置かれている立場というのは、地域によっていろいろ格差があると思うんです。これらのものをどのようにしてまず解消していかれるのか。まず、余り恩恵を受けるところとそうでないところが当然出てくるわけでございますよね。その中で、先ほど拠点づくりというようなことをおっしゃっておられましたんですけれども、こういうことでいけばまさにそのとおりだと思います。拠点をつくってこそ30万回飛行ということもある得るわけなんですけども、それについては通り一辺倒のというかそういうことではなくて、具体的に何が一番ポイントなんだろうかというようなことを感じておられれば示していただければありがたいと思いますが。 ○議長(杉山治男君) 相川市長。 ◎市長(相川堅治君) 非常にそのことについて、今、議論をしているんですが難しいところです。 それともう一つ、格差が広がっているという実態がございますので、私自身としては福祉だけは同じにしてくれ、それも福祉の格差だけはなくさないように周辺でやってほしいという意見を申し上げております。子供たちの受ける、いわゆる医療とか教育とかがこの9市町で格差があるということは非常に残念なことなので、それだけはないように資金的に使っていただきたいということは提案を申し上げておりますけれども、まだ、具体的なものになっておりません。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) まさに、やはり悩んでいる、各首長さんもそういうところでは悩んでいることではないかなと思います。 いずれにしても、これからは単独ということでなくて、やっぱり相互的に皆さんと協力し合って、地域の開発または進展に努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に移ります。2番でございます。 先ほどご答弁いただきましたんですけれども、市長はその中で数字を読み上げていて、ちょっとなかなか早いんでわからなかったんですけど。 まず、建設に当たって何か病院側から富里に対して要望がありますかという質問なんですけども、この中で、先ほど、市長のほうは特になかったようなことを言っていたんですけど、これは決定ではないと思いますけども、世間話に出ていることで恐縮なんですけども、介護老人保健施設の開設について協力要請とか、そういうものは打診はなかったんだろうかと。これは、あくまでも予測でございますけど、そういうことはなかったでしょうかしら。 ○議長(杉山治男君) 相川市長。 ◎市長(相川堅治君) その前に、ちょっと答弁に間違いがありましたので訂正をさせていただきます。 平成23年11月と申し上げたようですけれども、12月の間違いですので訂正をさせていただきます。 ○議長(杉山治男君) 大塚健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大塚良一君) 大変失礼いたしました。建設に当たって何か病院側からということに関しましてはハード面だというように理解しておったものですから、こういうようなご答弁したと思いますけれども。 ご指摘のとおり、徳洲会からは当初は医療関係のみの開設ということで考えていたわけでございますが、途中から老人保健施設、老健をやりたいというようなことの考えがありまして、要望書として介護保険の4期、5期で老健について位置づけてほしいという要望はございました。 以上でございます。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) そのことに余り深く追求するといろいろ支障がありますので、ここら辺でとめたいと思いますけども、どっちにいたしましても、私たちは待ち望んでいる病院でございますし、こういうことを余り決定しないことをぐだぐだ言って、成るものも成らなくなるというのは一番恐れるところでございますので、ぜひ、そういうお話があったということは私も小耳に挟んでおりますので、これは最終的には建物等ができ上がってからの話の段階だと思いますので、そこら辺も酌んで慎重に対応、かつまた大胆にやっていただきたいと思いますけども。 次に移りたいと思います。 先ほど、平成23年12月開設の予定だということで訂正がございましたんですけども、これは大体、そのとおりに、感触からいってそのとおりだと思ってよろしいでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 6月の議会等でも申しておりますように、まず開業ということにつきましては、言われました平成23年12月というように聞いております。 6月までの間、先ほどお話に出た老健施設、あと病院という2つの要件があって、しばらく事前協議がとまっていた状況がございましたが、市長答弁にもありましたように、6月になりましてから病院を優先していくということで事前協議が始まってございます。そういったところから、今、事前協議中でございますけども、平成23年12月に完成するということは、工事期間を約2年間ほど予定しているということでございますので、この平成21年12月に現場に着工できるようなスタンスで仕事をしていかなければいけないということになってきます。そういったところから行きますと、もう近々9月になるということですので、まず開発行為の許可を取るためには事前協議を早急に締結いたしまして、あと開発行為の許可、あわせて建築確認等の作業が必要になってきます。そういったとこから行きますと、この9月、10月、11月の間にその作業をしなければいけないという状況になってまいりますので、非常に厳しい状況の工程にはなってきているというように思います。 ただ、相手といたしましては、早急にその辺を詰めていくというように言っておりますので、委任者のほうは言っておりますので、今のところは12月に着工できるように努力していくということですから、その辺を考えていきますと平成23年12月の完成に向かって進捗しているというように考えております。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) 部長のご答弁で大体の様子はわかりましたんですけども、そういってもこれ4番に移りたいと思いますけども、市長も私も気が余り強いほうではないので、どんどんがんがん言うというような性分ではないと思いますけども、できるだけ、この中で要請は特に強い要請ということではなかったと思いますが、相手があることですからね。そうはいいながらも、市長もやっぱり皆さん望んでいるわけですから、今までの経緯を踏まえていけば、市長は物言える立場にあります、一生懸命、誘致から頑張ってきた人ですから。そういうことでは、どんどんやはり物言って、できるだけ早く、一日も早く完成という方向で動いていただきたいと思いますけどどうでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 相川市長。 ◎市長(相川堅治君) そのようにいたしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) 次に移りたいと思います。 この市民意識調査でございますけど、これ長々言っていると何でございますけど、資料にもございますとおり、また、市長も丁寧にまた答えていただきましたので、結構時間かけてしまいました。 でも、その中で一つ二つピックアップして質問させていただきたいと思いますけども、この中で11番でございますけども、この中の資料の中には、私、一般的にいわゆる南部と北部という言葉で丸めていえば、北部に住んでいる方々へどっちかというと利便性にたけているわけなんです。しかも、南部のほうに行っては、まさに田園風景ものどかに広がっているところでございますけども、その中の調査でおもしろいなと興味を引いたのは、すべては物質的とか利便性だけではないのかなというような気もします、この中では。 というのは、永住したいという方が住み続けたいという方は南部のほうの方が多いんですね、このデータから行くと。比較的、成田、JRも近いし京成も近いしという拠点に住んでいる方々が、やはり何か知らないけども定住したくないというようなことを言っていますから、これはただアクセスとかそういう面からだけをとらえていえば、はるかにそちらのほうが住みやすいわけなんですけども、生活水準からいってもですね。そこら辺はやはりすべてが物質ではないのかなという気もしますし、やっぱり精神的に非常にいい環境があるところが長く住むにはいいのかなという気もしておりますけども、この辺の分析は市長は感想として、率直に言ってどう感じますでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 岡本総務部長。 ◎総務部長(岡本昇三君) 意識調査の解析については報告書等に取りまとめて、それを、今後、総合計画の策定の中に生かしていくという形で考えております。ご質問の、現実的にどう解析するのかというと非常に難しいところがあるのかなというように思っております。 定住性というのは、年齢等の問題もございますでしょうし、その職の、職場といいますか、どのあたりに職を持っているのかとか、年齢的に結婚して新たなアパート生活、北部地域についてはアパート等に住んでいらっしゃる方もかなり多い。そういう流れの中で定住性が少し落ちるのかなというようには考えております。ただ、この辺については、今後、もうちょっと精査してまいりたいというように考えております。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) それから、12番でございますけども、やっぱり分析していくと、移転したいという理由の一つに、やはり若い人たちの中に、特に通勤通学が不便だという意見が圧倒的だったわけですね。すると、アクセスの面とかやっぱり細かい面に気をつけていかないと、配慮していかないと、若い人たちが住みつかなくなるという現象にもつながるわけですね。これは非常に大事なことだと思いますけども、これについては、先ほどいろいろと複合して答弁なさっておりましたんですけども、何かいい対策があったら教えていただきたい、またはこういうことをしたいということを考えているんだったら説明していただきたいと思いますが、よろしくお願いします。 ○議長(杉山治男君) 岡本総務部長。 ◎総務部長(岡本昇三君) まちづくりで一番いいのは、職住接近といいますか、要は就住比が高いということが一番大きな要因になろうかと思います。富里市の場合には、かなり人口動態が毎年かなりあると。これについてはずっと継続して昔からかなり人口動態として、転入転出ですね、それについてはかなり大きいと。その辺につきましてはどうしても富里市内に職場がないということで周辺に住まわれると。またアパートも多いと。そういうことも踏まえて、結構、転勤とか、また通学等の関係もあると思いますけど、職場がないために若い人たちが外に出ていってしまうと。そういうことを踏まえてそういう傾向になっているんだろうというようには思っております。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) いずれにいたしましても、せっかく意識調査したわけでございますので、単にデータ等だけで終わるのではなくて、いろいろとやはり頑張っていただいて、少しでも市民の求めている、そういった感覚に近づけていくように努力していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次でございます。(4)の(仮称)成田市・富里市新清掃工場についてでございますけども、この中で、1番でございますけども、当然、延期ということで、当初予定した期限とは、当然、業務のほうは間に合わなくなってきているわけなんですね。こうなると、少なくともいろいろな方面に狂いが生じてくるということでございますので、そうなった場合には多分、損害の賠償というようなことにもつながってくる部分もあろうかと思いますけど、この場合はどうなさるおつもりでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) 現クリーンセンターといいますか焼却施設ですけども、新施設ができるまで稼動させるということは特に問題ございません。 そういった中で、今、運転管理委託業務を平成22年度までという形で契約関係になっています。そういった形の中での平成23年度以降どうするかという問題はありますけども、施設そのものは特に問題ないという判断をしておりますので、あとは運転管理委託業務を新たに選定するか引き続きやるかと、そういった問題あるかと思いますけども、特に新しい施設が稼動するまで現施設を使うということに対しては大きな問題がないと、こう思っております。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) ただいま、問題がないということを言い切りましたんですけども、そういうことで済めば一番いいことなんですけども、そうでない場合はやはり適切にやっぱり処理していただかなくてはいけないということになると思います。よろしくお願いします。 次、(5)ごみ収集事業についてでございます。 この中で2番ですけども、今後もこのごみ事業については継続されていかれるのかということでありますけど、考えありますかということですけどもいかがでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) いずれにしても、ここで業者のほうも確定しますので、そういった中でスケジュールといいますか、工期としては、工事期間としてみれば27カ月で、工事期間としては平成23年12月31日ということでございますので、それに沿った形で我々としても対応はしていきたいと、こう思っております。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) 自主搬入でございますよ。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) ちょっとすいませんでした。 自主搬入につきましては、確かに今、アンケート調査もやっている中で、非常に多いということはこれは確認できております。そういった中では、この自主搬入をどうするかということで対策を講じていきたいと、こう思っております。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) 5番に移らせていただきます。ごみ収集事業についてでございます。 この中で④でございますけども、契約に当たり、全ステーションの位置の提示、ピットの形状などは瑕疵なく行ったのでしょうかということでございます。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) 委託する中でそこまでの検証ということはなされていなかったというように聞いております。ですから、通常の回収をしてピットに投入するということで、何トン車が使えるかどうかというところまでの話はなかったというようなことで聞いております。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) これはちょっと解せないところがありまして、当然、契約する場合、やはり内容等吟味して、またやるわけなんですね。そういう内容をわからないで契約ということは実際にはあり得ない話なので、結局、どういう仕事をどういう状況でやるかということを、例えばピットの大きさとか当然やっぱりそれ念頭に置いて話し合われたことではないのかなと思いますけども、その辺はちょっとわからないですけども。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) 施設はありますので、それを見てもらった中での対応ということになると思いますけども、その辺のやりとりが不十分だったという点は反省しております。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) もう一つでございますけども、市の各庁舎あるいは学校等から排出されるごみは、一般ごみか事業系なのかということのお示しいただきたいと思います。
    ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) 市とかそれ以外の公共施設というか会社等から出るごみにつきましては事業系のごみになると思います。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) ただいま事業系とおっしゃいました。そうであれば、一般廃棄物としては収集されることはまずくないのかということなんですけども。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) 厳密に言いますと、まずい面はあると、こう思っております。ただ、今は通常の一般家庭ごみの回収ですか、収集と合わせて行っているところでございまして、厳密に言いますとまずい点はあると、こう思っております。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) 私はそれ以上追及しません。何か善処していただくようにお願いいたします。 次に移りたいと思います。 6番でございます。公共下水道及び空港場外下水道についてでございます。 その中で2番でございます。 この事業をやるについては法律に基づいて行わなければならないわけでありますから、関係機関に働きかけて見直しを行っていただき、他地区との事業と同時進行の形で進めていただくわけにはいかないだろうかということでございますけども、いかがでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 財産処理分区のお話だと思いますが、根木名ニュータウン、富里台ニュータウン、これは市長の答弁にもありまして、2つの団地がございます。そういったところから、なおかつ東部第二幹線の接続点も近いという状況もございますので、そういったところも踏まえて許可権者である県等と協議を進めていきたいというように考えています。並行して、今回の平成22年度の認可変更の中の検討項目としては入れていきたいというように考えております。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) ぜひ、その方向で、今、部長答弁なされたように、接続点までは本当に1,000メートルないですよ、700メートルちょっとなんですね。ですから、次の事業等できる、もう先ほどから言っていますけども、本当に決断一つだと思うんですよ、えいっとやれば一遍にできてしまうんですよ、他の事業と。それをやはり踏ん切りがつかないというところにちょっともどかしさを感じるわけでございますけども、近隣住民の本当にお願いでございますので、できるだけ早く進めていただければなと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 7番に移ります。 先ほど、ご答弁にもありましたんですけども、なかなか立ち上がったばかりでデータを出すまでに至っていませんよというご返答でございました。当然だと思いますけども、ただ、その中で傾向としては、いわゆる差し押さえということでいけば、非常に昨年より倍以上も上がっているというようなご回答もございましたんですけども、加えて、やはり世の中このような景気になっておりますと、とらぬタヌキではないですけども、煮焦げたものはなかなか回収できないということもあろうかと思いますけど、いずれにしても、やはり税の公平な負担・徴収という面からいえば、より一層奮起して頑張っていただきたいと思います。これは要望しておきたいと思います。 次でございます。 インフルエンザ対策です。いろいろ当初は私が質問出した時点ではまだこれほどひどくなっていなかったわけなんです。事態は大変流動的に変化しております。 その中でもいろいろ国も県もまた各自治体も一生懸命取り組んでいるわけなんですけども、まず、この中で確認しておきたいことがございまして、8番の②になりますけど、この中で特に注意していかなくてはいけないのは、手洗いとかうがい、それは当然なんですけども、これを指して、例えば臨時休校とかクラスを閉鎖するとかということの問題になってくると思うんです。これは何名ぐらい発生したら学級閉鎖しなさいよとか、そういうような指導はなされておられますでしょうか、明確な。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) すいませんけども、先ほどのごみ回収の件でちょっと再答弁をさせていただきたいと思います。 事業系のごみにつきましては、許可業者が委託を受けて回収しておりますが、市環境の中で一部、市の回収に入っているところもあると聞いております。そういった面は今後、回収等考えていきたいと思っております。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 新型インフルエンザに係る臨時休業の対応につきましては、現在のところ季節インフルエンザの対応と同様とすることとし、欠席者数20パーセントで学級閉鎖、欠席者数15パーセントで学年閉鎖も目安として対応することとしております。 ただ、千葉県において、今、ガイドラインの見直しを図っているということもありまして、その内容においては、これが変わる可能性もあるのかなというようには思っております。全国的には新聞等の報道によりますと、都道府県、県によっては学級1人の感染者でも学級閉鎖という措置をとっているところもあるということでございます。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) まさに、課長が答弁されたとおりだと思いますけども、一つ、これつい最近の記事だったんですけども、長野県のほうでは、学級閉鎖基準を、今、課長おっしゃったように20パーセント前後、それでそれからこれをもとに早期に閉鎖できるようにしたということと、10パーセントを超えた場合に閉校するということを決めたということもあります。 逆に、A型インフルエンザの学級閉鎖の基準を簡易検査で陽性がクラスに1人以上としていた埼玉県の教育委員会では、閉鎖が続出するのを防ぐため3人以上に基準を進めていったという例もありますので、これは千葉県ではありませんので、一番危惧するのは、これから本当に勢いを増して、学校が始まると、夏休み終わると集団的に発生するおそれも十分予測できるわけなんですね。そういうときに、きっかり、じゃ、2人だから閉鎖しましょうとかということになった場合に、今後の子供たちの教育、受験なんかにも響いてくることもあるんではないだろうかという気がします。そこら辺のところはまだ県のほうからの対応待ちということでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 基本的には、例えば、6月19日付で医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針、これが改定されまして、それに基づいて、千葉県の教育委員会のほうから対応についてということで通知文が来ております。 その中では、その中においては、そういったインフルエンザの、これは発生した場合の具体的な対応といたしましては、県本部の要請に基づきまして、当該学校管轄する市町村教育委員会に対し県教育委員会が臨時休業の感染拡大の防止の要請を行うという形になっておりまして、それに基づいて対応する形となっております。基本的にはそういう考え方でございます。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) わかりました。 それと、加えて、これは児童または園児たちのことを対象にして物を言っているわけなんですけども、肝心の教える側の先生たちまたは職員たちがこれやはり感染する場合もあるわけなんですね。大量に、こういうことはあり得ないと思うんですけど、子供たちが感染しないで先生たちばかりが学校休む状況になったということだって想定されるわけですよ、場合によっては。新型というぐらいですから、どう変異するかわからないわけですから。 だから、そういうことの対応というのはできておりますでしょうか。また、例として何かありますでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 確かに、児童・生徒ではなくて教職員が感染にかかってしまうというような機会はあるのかなと思いますけれど、やはりその場合のおいても、医療機関等で、その場合については、やはり基本的には自宅療養とか、そういう形の中で感染の拡大を防ぐという形でおりますので、それが具体的にそれが先生方の何割になったときにどういう形をとるかというのは、今のところ教育委員会としてはその辺の具体的な協議はしておりません。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) 最後になります。 9番でございますけども、先ほど、10月1日から一方通行を規制開始するというようなことをホームページの閲覧とか各区長さんを通して連絡するということでございましたですけども、随分この、幸いにしてやっていただけるということでございますけども、これもう最近までやんやとやっぱり皆さんから問い合わせがあったわけなんでして、何であれくらいのことを早くやっていただけないんだろうかなということで、結局、鉢合わせしてまた帰ってくるというのがあって。 それともう一つには、あそこは一時停止ということらしいですね、トンネルというのは入る前に。それを成田警察でどんどん芋づる式に捕まってしまって、相手が来ないからといって急いで行きましょうと行ったところ、行ってからやられたということですので、こういうことでいえば、やはり大枚なお金かかるわけでもなかったわけなんですけども、随分と時間を要したなというような気がしますけど、ここら辺のことについての感想はいかがでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 岡本総務部長。 ◎総務部長(岡本昇三君) この件については、議員おっしゃるように、前からいろいろとお話があったわけでございますが、やはり、地域との合意形成の中で若干時間を費やしてしまったということでございます。今回、そういう中でこういう形で規制が図れたということはよかったのかなと。早急的に周知をし、10月1日に支障なく開始されることを祈っているところでございます。 ○議長(杉山治男君) 高橋保夫君。 ◆(高橋保夫君) 何せ、役所の事業でございます、仕事でございますから、きょう言ってあしたすぐできるということではないと思います。当然、カーブミラー一つ立てるにしても入札とかということでいろいろ入ってくると思いますけども、それによって、一にも二にもまず安全性ということで要望しておったわけですけども、これについて解決していただけたということについてはご苦労かけましたということを、まずお礼を申し上げておきたいと思います。 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(杉山治男君) これで市政会の会派代表質問を終わります。 しばらく休憩します。           午後2時12分 休憩          ……………………………………           午後2時29分 開議出席議員  20名欠席議員  なし ○議長(杉山治男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、公明クラブ会派代表質問を許します。 公明クラブ代表、大川原きみ子さん。         (大川原きみ子さん質問者席) ◆(大川原きみ子さん) 公明党の大川原きみ子です。通告に従い会派を代表して質問を行います。 現在、日本は衆院選の真っただ中でございます。各政党は、今、国民が政治に一番期待している生活を守る、暮らしを守る政治をとの声にこたえるべき、さまざまな政策をマニフェストに掲げ選挙戦を繰り広げております。その中で、今ではどの政党も掲げている子育て支援・福祉ですが、このことは政治では論じられなかったときから、我が公明党が結党以来掲げてまいりました福祉政策であります。 さて、日本は、世界的な金融市場の混乱と影響で厳しい経済情勢に陥っています。本市も直面する厳しい社会情勢、経済情勢の中、市長は、重点プランに富里市総合計画に基づき、人と緑の共生する都市を目指し、子供を産み育てることの喜びを感じることができる社会の構築が一層不可欠とし、市民ニーズに的確に対応していくため、今後も富里市集中改革プランを継続して推進し、積極的に行政改革に立ち向かい、将来の豊かなふるさと富里を築くと約束されました。しかし、地方は三位一体の改革により、行財政運営も非常に厳しい状況が続いております。その状況の中でも、総合計画に示された将来像を見失うことなく着実に事業を推進することができるように策定された重点プランに沿って以下の質問を行います。(1)「安心」なまちづくりのために 健康づくりの推進、子育て支援、福祉サービスの充実について重点的に実施するとともに、救急医療体制の充実に努め、安心感の高いまちをつくりますから、 ①健康づくり推進 予防事業について ②福祉サービスの充実 高齢者、障害者が生き生きと自立した生活を送るための事業推進について(2)「安全」なまちをつくるために 防犯対策や交通安全対策を重点に実施し、犯罪を未然に防止するとともに安全性の高いまちをつくりますから、 交通安全対策の推進   交通安全施設整備事業について(3)「快適」なまちをつくるために 快適な生活が送れるよう、人と自然の共生した社会づくりを推進するとともに、ごみの減量化、循環処理を目指す事業を積極的に実施し、快適性の高いまちをつくります。 廃棄物の循環処理の推進   ごみ処理施設建設事業について(4)「便利」なまちをつくるために 生活道路や幹線道路の整備を重点的に実施するとともに、公共交通機関を充実し利便性の高いまちをつくります。 ①生活道路、幹線道路の整備   成田財特路線整備事業について ②公共交通機関の充実について(5)「魅力」あるまちをつくるために 成田空港に隣接する地域性を生かし市民の国際感覚を高めるため、英会話を初めとした学習機会の提供を推進するとともに、男女共同参画社会の形成を目指し、男女平等の意識づくりや女性の社会参画の促進を図り魅力あふれたまちをつくりますという中から、 ①男女共同参画社会づくり推進   男女共同参画推進事業について ②市街地整備の推進   まちづくり事業について(6)「協働」でまちをつくるために 各種事業により市民参加を促進するとともに情報の送受信を推進し、行政と市民が参画したまちを目指します。また、行政改革を強力に推進し自立したまちをつくりますから、 市民参加の推進   協働のまちづくり事業について(7)教育行政について ①放課後子ども教室推進について ②読書の推進について ③子供たちの保健学習について 以上、お伺いいたします。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、相川堅治君。          (市長 相川堅治君登壇) ◎市長(相川堅治君) 公明クラブ、大川原議員の会派代表質問にお答えいたします。 なお、教育関係のご質問につきましては、教育長が答弁いたします。 まず、「安心」なまちをつくるためについてでございますが、健康づくりの推進、予防事業につきましては、保健センターを拠点に健康教室、健康教育や健康まつりを実施することや広報などにより市民の健康に対する理解と意識の高揚を図っているところでございます。 また、乳幼児から高齢者までの各種健康診査、がん検診、予防接種等を実施し、疾病の早期発見や予防に努めているところでございます。 ポリオ生ワクチン以外の予防接種におきましては、県内の医療機関で個別接種が受けることができる相互乗り入れを実施するなど、市民が受診しやすいような体制を整え、接種率の向上を図っているところでございます。 また、感染症予防の観点から、新型インフルエンザの感染拡大についての対応として、適時的確な情報と予防対策の周知を図ってまいりたいと思っております。 次に、高齢者、障害者が生き生きと自立した生活を送るための事業推進についてでございますが、市では、安心なまちづくりの視点から重点実施プランに掲げている福祉制度やサービス提供等の施策を保健・医療等ともに一体的な連携に努めながら推進しているところでございます。 高齢者施策につきましては、老人日常生活用具給付事業、移送サービス事業、家族介護支援事業(おむつ給付事業)を掲げており、日常生活で抱かれる心身の不安に係る負担等を軽減する施策、自身の社会参加への意欲にこたえるための外出支援等の施策、そして介護状態等においても自立を基本に、自分の持てる能力を発揮し、人として尊重されながら住みなれた地域や家庭で地域社会の一員として生きがいを持てるような施策等、高齢者が生涯にわたり安心して暮らせるようなまちづくりの実現を目指し、事業を推進してまいります。 障害者施策につきましては、障害者福祉総務事業における障害者福祉サービス等利用助成、障害者自立支援地域生活支援事業における手話通訳者等派遣・設置、福祉タクシー助成、グループホーム等入居者家賃補助、グループホーム等運営費補助を掲げております。 また、富里市障がい福祉計画(第1期)及び平成11年3月に策定した富里町ノーマライゼーション推進プランを昨年度同時に見直し、富里市障がい者基本計画・障がい福祉計画として策定したところでございます。この計画では、本市の目指すべき将来像を障がいのある人も地域社会の一員として自立し、自分らしく生き生きと暮らせるまちとしております。この計画の着実な推進に努めてまいります。 次に、「安全」なまちをつくるためについてでございますが、交通安全施設整備事業につきましては、自治会・PTA連絡協議会等の要望に基づき市内各所についてカーブミラー・区画線等の補修新設工事を実施しております。 また、これまでも信号機や横断歩道等の交通安全施設の設置に関しましては、千葉県公安委員会の管轄となりますので、所轄の成田警察署を通して千葉県公安委員会に要望をしております。 今後も、地域からの要望等を踏まえ、協議及び要望を行い、交通安全の推進に努めてまいります。 次に、「快適」なまちをつくるためにについてでございますが、ごみ処理施設建設事業につきましては、成田市と共同で進めております新清掃工場の建設工事が間もなく着工される予定であり、新清掃工場の完成後の財政状況を勘案しながら、富里市単独事業でございますリサイクルセンター、最終処分場の整備を検討してまいります。 次に、「便利」なまちをつくるためにについてでございますが、成田財特路線整備事業につきましては、7月に入札を行い、現在、路線測量、用地測量並びに道路設計等を実施しております。今後、ルートを検討し、地元説明を行ってまいります。また、今年度、不動産鑑定、補償物件調査を行い、一部用地の買収に着手してまいりたいと考えております。 次に、公共交通機関の充実についてでございますが、本市には鉄道がないため、バスなどの公共交通は市民の日常生活にとても重要であります。 市では、首都圏などと本市を結ぶ高速バスや、成田市、八街市に連絡するバスの維持・充実について事業者と協議を重ね、東京間の高速バスについては、本年3月より10往復から16往復に6往復増便されるなど、一定の成果を挙げております。 本市の広域的な移動手段につきましては、千葉交通株式会社が運行する路線バスや高速バスの事業が大きく寄与しており、今後も市は連携を強め、公共交通の維持・拡充に努めてまいりたいと考えております。 また、市内の移動手段については、さとバスを運行しております。 さらに、高齢者や障害者の足を確保する移送事業、障害者の外出支援のためのタクシー券の給付などの事業を市が独自で実施しているところでございます。 今後も、市としては、広域的な移動手段の確保や、さとバスでカバーできない地域などについても、さとバスの機能を補完する移動手段について検討を重ねてまいりたいと考えております。 次に、「魅力」あるまちをつくるためにでございますが、男女共同推進事業につきましては、平成15年3月に策定した富里市男女共同参画計画に基づき、平成16年度より64の施策を推進し、毎年進行管理を実施し、その結果につきましてはホームページで公開しているところでございます。 市といたしましても、委員会等各種附属機関等の委員を選定する際に、男女の構成比などにつきましても考慮し選定するよう努めております。 また、今後も市のまちづくりに関しては、性差による偏見を持つことなく進めていくことが重要であると考えており、男女共同参画社会の醸成に努めてまいります。 次に、市街地整備の推進のまちづくり事業についてでございますが、七栄新木戸地区において、土地区画整理事業や国道409号の4車線化事業にあわせ、平成17年度からまちづくり交付金を活用し、にぎわいのあるまちを目指して、富里バスターミナル、駐車場及び利根川九号雨水幹線の整備を行っております。 今年度は交付金の最終年度で、公園の整備を実施いたします。 また、新木戸土地区画整理事業の進捗についてでございますが、南新木戸土地区画整理事業につきましては、平成11年9月に事業認可を受け、現在の進捗率は約95パーセントとなっており、来年度中にはおおむね工事を終了させ、平成23年度末の事業完了を予定しております。 北新木戸土地区画整理事業につきましては、平成13年10月に事業認可を受け、現在の進捗率は約22パーセントとなっております。 次に、協働のまちづくり事業についてでございますが、(仮称)富里市協働のまちづくり条例(案)について検討し、提言をいただくため、公募委員などを募集し、今年2月3日に(仮称)富里市協働のまちづくり条例検討委員会を設置して以来、10回の検討委員会による協議と2回の検討委員会主催による地域フォーラム、3回の庁内の課長等からなる研究会、4回の担当者からなるワーキング会議を重ねてまいりました。 この条例の制定につきましては、協働のまちづくりを推進する上での基本的なルールを示すものと考えております。 今後につきましては、条例についてのパブリックコメントを実施した後、しかるべく時期に議案として議会に上程してまいりたいと考えております。 また、協働のまちづくりを推進するための個別事業につきましては、市民の皆様とともに考え、計画的に実施してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(杉山治男君) 教育長、山中 忠君。         (教育長 山中 忠君登壇) ◎教育長(山中忠君) 公明クラブ、大川原議員の会派代表質問にお答えいたします。 最初に、放課後子ども教室の推進についてですが、文部科学省が平成19年度に本事業を創設したことを受け、設置に向け学校関係者や地域の方々等に事業趣旨の説明などを行ってまいりました。 その結果、浩養小学校において地域の方々との協議が整い、本年9月から放課後子ども教室のモデル実施として8回開催する予定で、現在、準備を進めているところです。 運営につきましては、地区社会福祉協議会とPTAの皆さんが中心となり、学校及び教育委員会と連携をとりながら、体験型学習を中心に英語遊びや昔遊びなどを予定しております。 また、今後については、浩養小学校での取組が他校へ広まるよう、関係者への周知に努めるとともに、同校での本格実施に向け検討してまいりたいと考えております。 次に、当市における読書の推進についてお答えいたします。 本市は、学校図書館支援センター機能を生かし、各小・中学校の蔵書のデータベース化及び学校図書館と市立図書館のネットワーク化を進め、読書活動推進体制を整えてきました。また、学校図書館司書や市立図書館職員、司書教諭の相互連携に取り組んできましたところ、市内小・中学校の図書室が充実し、本に対する子供の興味が喚起され、読書好きの子供がふえてきたという成果を上げています。 また、読み聞かせボランティアや保護者、学校図書館司書による読み聞かせや「富里市おすすめの本100冊」を活用した読書活動の推進、団体貸し出しの実施などにより、一層生き生きとした読書活動を展開できるようになりました。 さらに、朝の読書活動を日課表に位置づけ、読書の習慣をつけて、よい本との出会いから心豊かな子供の育成を目指している学校もあります。 次に、子供たちの保健学習についてでございますが、小学校では、体育の授業の中で心の発達及び不安、悩みの対処、けがの防止や手当て、病気の予防について学習しております。 中学校では保健体育の授業の中で、心身の発達と心の健康、健康と環境、傷害の防止、健康な生活と疾病について学習しております。 また、小・中学校では、毎年、各種検診を実施し、結果を児童・生徒及び保護者に通知する際に、検診の重要性を伝えるとともに、必要に応じて治療の勧告を行うなど、児童・生徒自身がみずからの健康について考えるように指導しているところです。 以上でございます。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) では、再質問させていただきます。 「安心」なまちをつくるために、①健康づくり推進の中から、予防事業についてですが、自分の健康は自分で守るという意識をはぐくみ、生涯にわたるきめ細かな保健サービスの充実を図るとあります。 予防事業についてお伺いするんですが、今、新型インフルエンザの予防接種をどうするか、厚生労働省は議論の真っただ中です。予防接種は健康・命を守るという面からも慎重な体制で取り組んでいかなければならないし、取り組んでおられると思います。 本市の予防接種も何種類かある中のポリオについてお伺いいたします。 平成19年度は779名受けております。今年度20年度の決算を先ほど見ましたら、受診率が103.7パーセントと、何と844名と増加しております。非常にお母さん方、市民の関心も高く、すべての対象のお子様が受けようという態勢で受けておられると判断いたします。しかし、接種場所が保健センター1カ所となっております。他市町村では何カ所か開催しているところもありますけれども、保健センター1カ所というところは、どういう事情からかお伺いをしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 大塚健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大塚良一君) 予防接種につきましては、ポリオについては集団接種ということで実施しているわけでございますが、ポリオにつきましては、生ワクチンでございまして、凍結したワクチンを解凍し使用するというようなことから1カ所で現在実施しているところでございます。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 凍結したワクチンを解凍して使うという意味においては、このポリオというものは非常に安全性、またきめ細かな配慮が必要なんだなということをわかりましたけれども、ほかの市町村では会場が分かれて接種できるわけです。大きい自治体のみならず、私どもの5万の自治体でも行っているところもあるというように私は調べてまいりました。 接種対象者は年齢も小さく、上にお兄ちゃん、お姉ちゃんもいる家庭もあります。広い富里です。特にこの保健センターに来るには、今も交通の便が余りよくありません。交通の便の充実をということは、市民から再三いろいろな形で要望が出ております。そして、これだけの市民が103パーセントも受診をしようというこのポリオというものは、健康に非常に大切な予防であります。できましたら、安全面を配慮しながら、当市でも行政窓口が行っている北部コミュニティセンターに接種場所をもう一カ所設けていただけたらという市民の声もございますので、今後、その辺のところのご配慮をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 大塚健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大塚良一君) 医療機関等の委託については考えていないわけでございますけれども、その辺、例えば、日吉台地区に1カ所というようなご意見だというように感じるわけでございますが、その辺につきましてはですね、特に問題がどの辺にあるのかということにつきましては、専門家等にも聞きまして考えてみたいというように思います。 以上です。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 専門家の意見を参考にしながら、接種できる体制を前進的に考えていただいて、住民への健康サービスがもう一歩充実して図られるようによろしくお願いしたいと思います。 なお、つけ加えますけれども、当市の保健センター事業は、他市町村から見ますと、非常に充実していると、市民の声を伺っております。保健センターの建物は非常に老朽化しておりますけれども、内容は充実しているということで、市民から感謝の声も上がっております。このポリオサービスにつきましても、受診につきましても検討を早めにお願いしたいと思います。 2番目に移ります。 福祉サービスの充実につきましてでございますが、次に、施策福祉サービスの充実から、高齢者や障害者が生き生きと自立した生活が送れるようにということでありますけれども、今回、第4期の介護保険事業計画が策定され、私の手元にも届いております。その中を見ますと、高齢者世帯は8年前から約1パーセントずつ増加し、そのうち単身世帯も夫婦だけの世帯もいずれも増加しております。本市にあっては、平成20年10月で15.6パーセントと全国平均よりは低くはありますけれども、高齢者率は確実に増加すると記載されており、今後の予想も介護保険事業計画の中にも載っておりました。 要介護、要支援、認知症の高齢者が増加すると見込まれることは必至であります。増加する高齢者のニーズ調査もその計画書に載っておりました。 その中に、気軽にいつでも相談できる機能の充実や、高齢者福祉サービスの充実が求められていると、高齢者のニーズ調査から判断されております。その高齢者を支える環境というところの項目では、一つ、相談体制、一つ、制度・サービスの周知と利用の啓発、そして関係機関、組織等の連携が必要な事柄と挙げられております。 当市の現状では、気軽に相談できる体制や機能の充実というところを、市民からは求められていると私は思います。私も何件かの相談を受け、この介護サービスについてどのように進めたらいいのか、どこに相談したらいいかということを聞かれます。市役所の窓口の地域包括支援センターの職員の皆様にお伺いすることができると丁寧に教えていただき、本当に助かっておりますが、やはりそこへ到達するまでに、市民がどこへ相談をしたらいいかというところが悩んでおりますので、その辺のところの相談体制の機能の充実に向けてどう取り組んでいかれるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 大塚健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大塚良一君) 現在、包括支援センターを設置しているわけでございまして、その相談等につきましては、包括支援センターのほうで十分対応できるというように思っているわけでございますが、そのほかに市内に2カ所、在宅支援センター、これは市が委託をいたしまして、老健施設であります龍岡、また、九十九荘において設置してあります在宅支援センターがございます。いわゆる役所というと、かたいところで来づらいというそういう点もあろうかと思いますけれども、そういう民間委託をいたしまして、そういった業務につきましては実施しているところでございまして、その辺、どこに行っていいかわからないというようなご指摘であれば、現在もやっておりますけれども、さらに周知のほうを図ってまいりたいというように思っているところでございます。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 周知を図ってまいりたいということですけれども、この制度・サービスの周知と適正な利用の啓発の中に、保健師、ホームヘルパー、民生委員、サービス・事業の協力に、周知の活動や情報提供による多方面からの制度周知に努めますというように書かれてございました。在宅介護支援センターにおいても、相談体制は充実しておりました。相談に伺いますと、きちんと対応していただくんですが、そこへ高齢者がどこへ相談に行ったらいいかということをわかりやすくする、また、身近で相談できるようにするためには、今後、小さな自治会等々にそういう方が出向いて相談ができるよというようなことも、協働のまちづくり条例等も制定されますので、そういう方面からも小さな自治会がそういう一端を担えるような推進も、できましたら今後お考えいただきたいなというように思っております。いかがでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 大塚健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大塚良一君) 自治会ということでございますけれども、やはり行政といたしましては、ボランティアとか民生委員さんのご協力を得て、より周知できるような形で進めてまいりたいというように思っております。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 次に伺います。 交通安全対策の推進という中で、年々増加する交通量の中、市民が安心して通行できる交通環境と交通の安全施設整備について、各学校から上がる通学路の安全対策について、要望は出しているがまだ改善されていないんだという声もよく聞きます。子供が交通事故に巻き込まれてからでは遅いわけです。また、高齢者も多くなってまいりました。先日、視覚障害者、目の障害の方が白いステッキを頼りに郵便局の歩道を歩いておりました。やはり非常に危ない状況だなというようにも、手を差し伸べなければならないなというところも目にしております。 都市計画道路が整備され、もともと通学路であったところが抜け道となり、交通量が多くなってしまい、非常に子供たちが危険にさらされております。例えば、すぎのやさんと七栄小学校の通学路でも、あの辺のところも非常に危険であります。抜け道になっております。交通量も多くなっております。今後しっかり安全施設整備事業の対策に向けて予算の拡充なども含め対策を立てていただきたいと思いますがどのようにお考えでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 議員言われるように、ことしの交通安全対策整備事業につきましては約800万円の予算になってございます。その中では、言われましたように、各PTA連絡協議会等の要望とか多く出ておりまして、その中でも私ども危険なところを優先順位をつけまして、特別支援学校であったり、第一小学校区であったり、あと根木名の小学校の関係であったりする場所を優先して、カーブミラー等を設置したり、排水整備事業とあわせて歩道の確保をするというようなことを考えているところでございまして、財政当局にもこれからも要望していくとともに、危険な箇所を優先的に整備していくということで考えていきたいというように思います。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 危険な箇所を優先的にということですので、危険な箇所がたくさんありますので、その辺のところの判断も非常に前向きにお願いしたいと思います。 次に伺います。 快適なまちをつくるためにということですけれども、ごみ処理施設の建設事業について、(仮称)成田市・富里市新清掃工場については、先ほども質問がございましたので、私のほうからは省かせていただきます。 リサイクルセンターと循環型社会のごみ排出抑制と再使用、再利用について何点かお伺いいたします。 1、ごみの排出抑制について、当市がごみの減量化に取り組んでこられる一番進んだ事業の中に資源回収がございます。新清掃工場が建設された場合の資源回収は今後どのように取り組んでいかれるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) 資源ごみの回収につきましては、引き続き、同じような形で取り組んでまいりたいと思っております。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 今後、ごみの減量化にもつながり、環境の面からも資源回収の団体が活動を続けている地域活動を非常に推進してまいりたいと思いますので、ぜひ、よろしくお願いします。 2番目に、ごみの減量化にもつながる、CO2削減にもつながる、今回実施いたしましたマイバッグ推進についてお伺いいたします。 マイバッグは単年度予定と伺っております。マイバッグが推進されるとレジ袋の削減にもつながるわけですが、このレジ袋の削減効果について何点か教えていただきたいと思います。 まず、CO2の削減、また、ごみの減量化に伴う費用の削減等々お伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) 今回のマイバッグにつきましては啓発事業ということなのでご理解いただきたいと思います。 また、そのマイバッグを持つことによってレジ袋が削減されるわけですけれども、千葉県のデータを参考にいたしますと、千葉県の県民の一人当たりのレジ袋の消費量というのは300枚、1枚10グラムというように換算いたしますと、年間約150トンぐらいになります。それを焼却処理いたしますと、CO2というのは約3倍ぐらい出るということなので、掛ける3ということですと460トンくらいですか、CO2が出るということになります。これは県のデータをもとにした形でやるとそういうことになります。 いずれにしても、レジ袋の削減ということはCO2の削減に対してかなり重要な部分を占めておりますので、削減に対しては取り組んでいきたいと思っております。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) CO2が460トン削減されるということであります。 富里市民にマイバッグの推進をこれを機会に続けていただけるよう、大変よいことと思います。今後、市民へのマイバッグの啓発活動について、今回、単年度限りの啓発活動なのか、今後もこの啓発を市民に推進するような事業を展開していっていただけるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) 引き続きやっていきたいという考えは持ってはいますけれども、予算的な面もありますので、その辺については今後検討させていただきたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) マイバッグを市民に提供するというところは予算もかかりますけれども、マイバッグを持って買い物に行こうという推進の啓発は続けていただきたいと思います。よろしくお願いします。 次に、リサイクルセンターの新規整備を行いますと、重点実施プランにございました。リサイクルセンターの建設について、市はどのようなお考えをお持ちなのか、もう一度ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) リサイクルセンターも早く建設しなければならないということはわかっているわけですけれども、財政的なこともあるということで、何回か答弁させてもらっておりますけれども、新清掃工場が完成後という形の中で計画を立てていきたいと思っております。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 今ある焼却場は、ごみの焼却のほかに持ち込まれたごみの分別もしております。大変な作業を整然と行っていることを目にしております。 非常に、私、素人判断ではございますが、リサイクルセンターという施設を建設するには膨大な予算がかかるというように考えられます。平成18年9月議会、中野議員が一般質問しました。市長答弁では、リサイクルセンターの建設にかかる費用として概算で約10億円、また、クリーンセンターの焼却炉解体にかかわる費用は算出しておりませんが、平成15年八街市で焼却炉を解体したときの使用額として3億8,000万円であったことから、同等の費用が必要であると思われます。 そして、中間処理施設撤去後のクリーンセンターの全体的像でございますが、近隣住民の意向はもとより、市全体を考えてバランスのとれた活用方法を総合的に検討してまいりますという答弁がございました。 今あるクリーンセンターをリサイクルセンターとして何らかの形で改修改善することができれば、解体費用3億8,000万円、建設に10億円という膨大な費用を削減することにつながるのではないかと考えます。そして、習志野市では、市民に還元できるような商品の提供もしておりますが、このことはランニングコストがかかることからも、当市においては非常に経済的な負担もかかると思います。できればランニングコストがかかっても市民に安く還元できる商品の提供を、リサイクルセンターの中にあればよいとは考えますが、環境にも優しい資源の有効活用につながるリサイクルセンターの建設には、今ある場所を修繕修理して活用できないものかと、私は考えるものでございますがいかがでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 山田経済環境部長。 ◎経済環境部長(山田照好君) 今あるリサイクルセンターといいますか、不燃物の処理施設はかなりもう古い施設で、時代的にはかなりおくれております。そういった中での処理をこのまま引き続いてやっていくということはやっぱりいろいろな面でマイナスの面があると思いますので、できるだけ早く新しいリサイクルセンターと新しい施設をつくっていきたいなと、こう思っております。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 膨大な費用がかかるわけでございますが、なるべくつくっていこうということで部長のご答弁もございました。 やはり、リサイクルセンターの建設というものは、今後の環境に配慮した施設でもございますので、どうかご検討をお願いしたいと思います。 次に移ります。 「便利」なまちをつくるために、生活道路、幹線道路の整備、成田財特路線整備についてお伺いいたします。 6月議会のときに、9月に地元住民に説明会を行いますとございました。それに向けて、今、着々と準備が進んでいるとお伺いしておりますが、具体的に9月の説明会に向けていつごろなのか、また、それはどの辺まで住民に説明が行われる状況が整っているのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 8号バイパスの成田財特路線の今後のスケジュールを説明する前に一つご報告いたします。直接関係あると思いますので。 まず、県の事業であります酒々井のインター工事につきまして、完成が今まで平成22年度、ということは、平成23年の3月ということで計画されておりましたが、計画が延伸されまして平成24年度、平成25年の3月に2年間延伸になってございます。こちらに伴いまして、私どもの工事も3年間のブランクがあったところが1年で済むという状況になってきましたので、そういった意味では、これから地元の皆様の協力をいただきながら早期に事業を進めていくということで考えていきたいというように思います。 ところで、まず、今、ご質問のありましたスケジュールについてご報告いたします。 言われましたとおり、この7月に入札をいたしまして、8月1日から来年の3月25日までの工期で測量委託、設計委託を発注してございます。これからのスケジュールといたしましては、8月中にその業者によりまして、地権者、公図等の調査をいたしているところでございます。 また、議員言われましたように、9月中には、その結果をもとに路線をおおむね定めて説明会を開きたいというように考えております。説明会の後に9月後半に現地測量、9月から10月にかけての境界立ち会いということで、関係者の皆様にお願いしたいと思っております。あと、12月から2月にかけましては、その測量の結果をもとに、用地幅杭を設置いたしまして買収図をつくって、一部協力をいただきながら買収に入っていくということで考えてございます。 そういった意味から、9月中の地元説明会、これは6月のときの予定と変わっておりませんが、そういう計画を進めているところでございます。 以上です。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 地元では、やはりいろいろと考えが、あそこがこうなるのかしら、うちはどうなのかしらというように、非常に不安になっております。9月には路線の説明会が行われるということですので、この辺を早めに行っていただきたいと思います。 次に、地元より01-008号線のバイパス完成に伴って、南平台の団地の住民、またその辺の付近からはあの辺が通り抜けになるのではないか、抜け道になるのではないかという不安が上がっておりました。安全対策、また、抜け道、通り道になりますと、道路がやっぱり非常に破損もいたしますので、その辺のところが、万が一起こった場合ということになりますけれども、市としての対処を全面的に考えていただくお考えがあるのか、何も考えていないのかお伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 新規のバイパスができた場合に、今の現道である01-008号線につきましては、南平台の方、学校に行かれる通学路等にもなっておりますし、今、そういったところも踏まえて、まず、歩道整備等を進めているという状況でございます。そういった意味から、現道につきましても、歩道の確保等進めていくという計画をしております。そういったところから、今度できる通りにつきましては、当然、インターに向かう車が多くなるということですが、そちらには歩道が片側つくということになりますし、現道につきましても、安全対策を今後も進めていくということで考えていきたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 公共交通機関の充実についてお伺いいたします。 公共交通機関の充実についてですが、8年前の富里市の広報を見せていただきました。これは市になるための要件とまちの状況ということで、町が市になるためには、地方自治法と千葉県条例及び自治省通知の市制施行協議規準にそれぞれ要件が定められておりますということが書かれておりました中に、市制施行協議規準の中に、軌道、それからバス、定期船などの交通施設が整備されていることというように入っておりました。そのときご回答された内容が、路線バスが7系統、333便、日々あります。また、東京と駅を結ぶ高速バスが1系統、10往復しておりますというように記載されております。このことだけではありませんが、人口の5万人を有すること等々が含まれて、町から市になる条件として満たされたというように、この記事では報告されておりました。 それから考えますと、今現在ですけれども、路線バスが7系統で、日々333便、本当に走っているのか。廃止されてそのときの市民の交通網の整備よりもおくれてしまっているのか、その辺のところを実態をお伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 岡本総務部長。 ◎総務部長(岡本昇三君) 路線バスにつきましては、一部路線が廃止されております。当然ながら便数が減ってきていると。そういうことも含めまして、さとバスの運行を空白地域について市として行っているところでございます。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) そういうことから含めて、さとバスが運行されたというようにご答弁いただきました。 市民の中では、市になる条件として交通網の整備というものが必要であるというようにお話しされています。交通網の整備の中でさとバスをされたわけですが、今、富里市の市民の足の要になっている交通網の整備のさとバスではありますけれども、状況は非常に変わってきております。廃止された路線バスについては、両国のほうでは八街行きがありません。そして南平台、七栄では酒々井行きのバスがありません。運行要望もしてまいりますと、ご回答もいただいております。 また、本市の市民生活に密着した交通網の整備については、市民意識調査からもわかるように、また、介護保険の高齢者アンケートからも交通網の整備をと望む声が一番に上がっております。いろいろな角度から富里市の交通網の整備は早急に行っていただかなければならない現状が、意識調査の中からもわかっております。 市長は前回の議会の中でも富里市で一番の課題は交通網の整備であるというようにもおっしゃっておりました。千葉交通の運行要望とあわせて、早急に、検討ではなく取り組んでいただけるよう、市長にお願いをしたい、お願いではない、要求をしたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 相川市長。 ◎市長(相川堅治君) 言われるように、市民の要望の多いのが足の確保ということでございます。したがいまして、今度の総合計画の中にそれを位置づけて、何とかクリアしたい。方法をまずつくっていってクリアしていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 計画ではなく実施方向でお願いしたいと思います。 それでは5番目に行きます。 「魅力」あるまちをつくるために、男女共同参画事業として幅広い分野の内容で当市も取り組んでおられます。女性の人権、一人一人の個性を認め合うこと、それから協働参画、職場での女性参画、安心して暮らせる社会にと、講演やパンフレットによる啓発なども充実して行っていただいております。 一点、各種団体等における女性役員の拡充と促進について、そして方策決定への女性参画の促進という項目がありますが、それはまだ実施されております。ぜひ、当市の政策、方策を決定するに当たり、積極的に女性を起用し、決定への女性の意見を反映していただきたいと思いますが、本年度予定されているとこがありましたらお伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 相川市長。 ◎市長(相川堅治君) 今、部長が答えると思います。その前に、先ほど、平成16年度より64の施策と申し上げたんですが、67の間違いですので、よろしくお願いします。 それともう一点、修正をお願いいたします。 根木名川九号雨水幹線というのが正しいのでありまして、私が利根川九号と申し上げたようですので、根木名川に変えていただきたいと。 ○議長(杉山治男君) 岡本総務部長。 ◎総務部長(岡本昇三君) 女性委員の登用につきましては、実態としては平成20年度、法令、条例、要綱等で設置された委員会等につきましては、総数で427人中86名、20.1パーセントでございました。平成21年度につきましては、464人中100名ということで21.6パーセント、若干の増加、人数的には14名の増加になっております。 ちなみに総合計画の公募による委員さんにつきましては、逆に女性のほうが多いと、そういう状況にはなっております。これからも前向きに取り組んでまいりたいというように考えております。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。
    ◆(大川原きみ子さん) 前向きに女性が起用され、意見が反映できる当市になりつつありというように思っております。ぜひ、これからもさまざまな委員会、また審議委員会等に女性の意見が反映できるよう、よろしくお願いいたします。ここにも女性の方が一人も座っておりませんので、どうかお願いしたいと思います。 平成15年から平成24年までの男女共同参画推進事業で10年間の計画をする事業でございます。非常に長いスパンですけれども、丁寧に実現し実施していくことが、富里市民の生活の向上にもつながるとも考えます。今後、この実施計画につき、推進のほうよろしくお願いいたします。 市街地整備の推進につきまして、まちづくり事業につきましてですが、新木戸土地区画整理事業を含め都市基盤整備を行い、にぎわい核の機能を早期に発揮させるとありました。 3年前の平成18年の9月議会から具体的には商業中心にアミューズメント機能を備えた総合的な土地利用の中、さらには公共施設等も加え、交流や快適空間を提供するとした答弁が、都市建設部長からございました。 市民の中からは、あの道路はいつ完成するのだろうかとか、開発はあれで完了なのだろうかと聞かれます。まず、公園完成に向けてですけれども、名称の募集がございました。新聞にも載っておりましたけれど、8月ごろに発表予定ということが書かれておりますが、この辺のところは公園の名称募集には何名の方が募集され、どのような名前が決まったのかお伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) 募集をいたしました結果、まず、公園の名称でございますけれども、6月に広報による名称募集をいたしました。応募件数は63件、49人の方です。応募の作品の取りまとめ等を7月中にいたしまして、8月19日に選定会議というのを開きました。約5案程度にその案を絞ってございます。 あと、これからのスケジュールにつきましては、地元のほうへその5案、暫定的な5案について提示いたしまして、地元の方のご意見を伺うということで、その結果を受けて、第2回の選定会議をしていくつもりでおります。 公園名称の公表につきましては、9月及び10月ぐらいの広報で公表しようというように考えております。 以上です。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 5案に絞られたということで、非常に楽しみにしております。今、その5案の名称を伺いたいんですが、それは楽しみにしていたいと思います。 公園が完成するに当たり、商工会また朝市とか、また吹奏楽部の発表とかがこれから予定されているようです。富中は吹奏楽部では全国大会に何度も行き、非常に全国的に有名な富中の吹奏楽部でもあります。今回も関東大会に出場するとあります。富里市の芸術文化の発祥地の第一歩として、あの公園もこれから活用されるというように期待をしております。 しかし、あの区画整理は、先ほどもありましたように、まだまだ事業が進んでいないところもあるようですが、今後、予定どおり完成するのかお伺いいたします。 ○議長(杉山治男君) 池田都市建設部長。 ◎都市建設部長(池田光一君) まず、南の区画整理は市長答弁にもありましたように、95パーセント、おおむね完了しております。来年度に残した工事をいたしまして、23年度の完成を目指しております。 あと、北の区画整理でございますが、議員もご存じのとおり、今年度は事業の計画のとおりに事業進捗することが非常に難しい、財政的に難しいということを踏まえて、今、実現可能な手法を多方面から調査・検討しているところでございます。今年度中には、調査資料をもとにして、庁内や千葉県関係各機関との調整を行いながら、もちろん権利者の方等のご意見をお聞きしながら、来年度以降の事業執行について検討していきたいというように考えているところでございます。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) これ以上はここは突っ込まないと。 まちづくりという観点からです。一点だけもう一度要望させていただきます。 公園の名称も行われていることで、先ほども看板等の設置というように、他議員からもお話がございましたが、やはり、富里インター付近に富里市の観光案内の看板を設置していただけるよう、最後の事業の中ではありましょうけれども、ぜひ、このところ実現していただきたいと思います。 あれだけの公園ができ、また、文化芸術の発祥の地となるような公園、また朝市等も開催されます。富里市の市の発展に寄与するところでもございますので、また、スイカの名所でもあります。それがどこに売っているのかもよくわかるように、観光案内等の設置を要望いたします。 次に伺います。 協働でできるまちづくり条例につきましては何回かお伺いしてございますので、ここでは質問を省きます。 最後に、教育行政についてお伺いいたします。 放課後子ども教室につきましては、浩養小学校が9月8日から予定されているということで、今後、継続的に放課後子ども教室が開催されていけるよう、どうかよろしくお願いいたします。 読書の推進につきましてですが、本市は16年から18年までの間、3カ年、文科省の委託事業を受け、学校図書と市立図書館の蔵書共同利用のあり方、子供たちの読書活動の推進の調査研究を行ってきたことにより、先ほど、教育長からもございましたように、子供の読書活動の充実が図られたというように伺っております。 図書館には、本市の市立図書館には、読書推進の子供優良図書ということで表彰されておりました。あれは全国で2つしか選ばれない表彰だそうです。それが富里市で今年度いただいたということは、非常に読書が進んでいるというように、充実しているというようにもうかがえます。 また、市立図書館では、市民の要望を受け、本年10月より貸し出し期間を1時間延長するという試みにも実施もできました。しかし、富里図書館は、20万冊の蔵書ができる施設の中にあり、あと5万冊も蔵書が可能であります。蔵書施設には、経費節減のため、先日もエアコンを切った状態で非常に暑くありました。本の寿命から見ても、非常によくない状況と考えられます。富里市の市民の心を支える、心の栄養となる図書です、本です。富里市の図書館のさらなる予算の充実をお考えいただきたいと思います。削減もされておりますが、例年並みの予算を要望し、また、それにさらなる充実をしていただきたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 図書館に関する予算のことだと思いますけれども、21年度の予算でいえば、やはり枠配分という形の中で位置づけられておりますので、非常に教育委員会としてもたくさんやる事業、あるいはいろいろなことがございますので、その中での判断となりますと、非常に厳しいものがあります。 しかしながら、教育委員会としても、少しでも予算の獲得に向けて努力してまいりたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 予算の獲得に向けて努力してまいりたいという教育委員会のお話でございました。どうかその辺もあわせて要望させていただきます。 次に視覚、お目の不自由な方が図書館を利用されるに当たって、どのような整備がされているのかお伺いしたいと思います。 ○議長(杉山治男君) 細野教育次長。 ◎教育次長(細野明君) 目の不自由な方への配慮でございますけど、図書館におきましては、点字図書、これはことしの3月31日付ので申し上げますと、点字図書が57冊、それから大型活字本が1,163冊を所蔵しております。その利用においては、点字図書の利用はございませんけれども、大きな活字本につきましては、その利用が2,875冊でございまして、年々ふえている状況でございます。 また、サービスにおきまして、声の広報ということで広報紙を音声、これは社会福祉協議会のボランティアの方の協力によりまして、そのことをやっております。また、対面音訳サービスということで、これは場所的には社会福祉協議会のほうでやっているんですけど、それへの図書館のほうで橋渡しといいますか、そういった整備をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(杉山治男君) 大川原きみ子さん。 ◆(大川原きみ子さん) 充実に努めているというように伺いました。 ことしの6月に改定されました著作権法の施行により、公共の図書館は承諾がなくても図書の点字化や音声化がすることができるというように書かれておりますので、点字図書が57冊ということですが、その辺のところも充実に努めていただきいと思います。 最後ですけども、子供たちの保健学習についてお伺いいたします。 さまざまな保健学習が行われているということですが、ここで一点要望させていただきたいと思います。子供たちの命を守る、健康を守るという観点からは、保健学習の中にがん検診の大切さを授業の中に盛り込んでいただければというように要望させていただきます。 実を言いますと、がん検診の受診率は、日本の国は非常に諸外国に比べましておくれております。富里市においても、今回、無料クーポン券もお配りさせていただけるようにもなりました。受診率のアップに向け、同保健センターでも努力をしていただいております。がんに対する正しい理解が十分にされていないことが受診率の低下にもつながるというようにも考えられる。学校現場でのがん教育の推進を要望したいということで、当公明党議員の古屋さんのほうから国会で申し上げました。そうしたら、内閣府大臣の答弁は、大変重要な課題としてさらに充実した対策を図っていくというようにご答弁いただいております。私も早期発見早期治療でがんを克服してこのように仕事をさせていただくことができました。やはり、命を守るがんの早期発見、早期治療というものがどんなに健康に対して大切なことかを身をもって体験しております。 子供たちにも、大きくなって20歳から子宮がん検診の、検診はできます。ですので、子供たちが検診に行くように、そしてお父さん、お母さんに検診に行こうよと言っていただけるような検診の大切さを保健学習の中でも推進できればいいなと、私は思います。要望させていただきます。 以上です。 以上で終わります。 ○議長(杉山治男君) これで公明クラブの会派代表質問を終わります。 これで会派代表質問を終わります。 9月2日にも一般質問を行います。9月2日は個人質問を行います。 本日はこれで一般質問を終わります。 お諮りします。 議案調査等のため、明29日から9月1日までの4日間、休会したいと思います。ご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(杉山治男君) 異議なしと認めます。 明29日から9月1日までの4日間、休会することに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 9月2日は午後1時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。          …………………………………           午後3時38分 散会          …………………………………...