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  1. 大網白里市議会 2022-02-24
    02月24日-03号


    取得元: 大網白里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-01
    令和 4年  第1回定例会     令和4年2月24日(木)◯議事日程(第3号) 第1 市政に対する一般質問 第2 休会について-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 日程第1 市政に対する一般質問 日程第2 休会について-----------------------------------     午前10時00分 開議 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) おはようございます。 ただいまの出席議員数は18人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 市政に対する一般質問 ○議長(北田宏彦議員) 日程第1、市政に対する一般質問を議題といたします。 通告者、蛭田公二郎議員の発言を許します。 蛭田公二郎議員。     (蛭田公二郎議員 登壇 拍手) ◆蛭田公二郎議員 おはようございます。日本共産党蛭田公二郎です。一般質問2日目、トップバッターで質問させていただきます。 さて、コロナ感染は、やや感染の勢いが弱まったとはいえ、引き続き高いレベルでの感染が続いており、重症者や死亡者は過去最多の状況になっております。今朝のニュースでは、第6波の死亡者は4,000人を超え第5波を上回ったと、こういうことが報道されております。一昨日、執行部の答弁では、2月17日現在、本市療養者のうち、入院が3人、ホテル療養が1人、自宅療養が164人と、ほとんどが自宅療養です。もし感染してしまったときに、医療や行政は市民の命を感染から守ることができるでしょうか。 先々週の土曜日、12日、市内の80代の女性から私のところに電話がありました。同居している息子が37度5分の熱と喉の痛み、せきが出ているので、病院に電話して検査をお願いしたけれども、どこも受けてくれない。千葉県コールセンターに電話したら、いくつかの病院を紹介してもらったが、紹介された病院でどこでも受け入れてくれないで困っていると、こういう相談がありました。 土曜日ということもあって保健所も連絡が取れない。私は改めて24時間対応の千葉県コールセンターに電話しましたが、土日、週明けになったら、また病院に電話してくださいというだけでらちが明かないで、やむを得ず市内のクリニックに改めて事情を話して、何とか検査をしてもらうことになりました。結果はやはり陽性でした。 しかし、そのまま母と子どもが家にいては母親の感染リスクが高い。もし感染してしまったら重症化してしまうおそれがあるということですから、私は母親を隔離して生活するようにアドバイスしまして、母親は市外のホテルに避難しましたが、しかし、とき既に遅く、日曜日になって喉の痛みが出て、翌月曜日に保健所に電話をしたということなんですね。 やっぱり保健所からいくつかの病院を紹介されたんですが、東金市内の某大病院では、東金市と九十九里町の住民以外は検査できないというふうに言われたそうです。別の病院で何とか検査をして2日後、やはり陽性が確認された。その方は心臓病の基礎疾患があり、84歳の高齢であることから入院を希望しましたが、保健所は「息子さん共々陽性であれば、自宅に戻って様子を見てください」と言われて、自宅に戻ったとのことです。 このように高齢で基礎疾患があっても医療から切り離される。私は、医療体制や行政が市民の命を守るようにはなっていないということを改めて痛感をしました。新型コロナウイルスは、今後もいつ新たな感染の波が来ないとも限りません。国も県も、そして市も、市民の命をしっかりと守り切る体制をつくっていかなければなりません。 私は、本日、第1に、新型コロナウイルス感染症対策問題、第2に、市の環境、景観問題、第3に、公共交通、この3点について質問します。執行部の誠意あるお答えをお願いしまして、これよりは発言席にて質問をいたします。     (蛭田公二郎議員 発言席着席) ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 昨今、コロナの影響でリモートワークが広がり、都心離れが起きています。ある不動産住宅情報サイトが、コロナ禍での借りて住みたいまちランキングという調査結果を、ちょっと古いですが2020年9月8日に発表しました。それによると、新型コロナウイルスの新規感染が急増した時期の首都圏で、賃貸物件のうち、前年対比で問合せが多かった駅名を集計したところ、大網が前年対比で134.7パーセントの伸びで、3位にランキングしました。都心へのアクセスもよく、自然も豊かな大網白里市が、今、注目をされています。 さて、本市では、豊かな環境を守っていくために、平成14年に環境基本条例を制定し、その条例に基づいて環境基本計画を策定しています。この10年スパンの基本計画も今、中間見直しの時期を迎えました。 そこで、改めて環境基本計画の到達や問題点を考えたいということで、まず質問の第1、大網白里環境基本計画景観計画についてお伺いします。 1の計画の達成状況というところでは、先ほど言った平成14年の条例に基づいて、平成30年の2月には第2次環境基本計画が策定されました。こうした条例や計画に照らして、この達成状況はどうなのかお伺いします。 また、中間見直しの時期になりましたが、この見直しはどのように考えているのか、ご説明をいただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 御苑昌美地域づくり課長。     (御苑昌美地域づくり課長 登壇) ◎御苑昌美地域づくり課長 お答えいたします。 本市におきましては、環境の保全に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、環境基本計画の策定を行いました。毎年、関係課へ照会を行い、取組に関する状況の把握を行っておりますが、73項目中58項目において取組が進んでおります。 なお、計画策定から5年が経過したことから、現在、中間見直しを進めておりますが、取組状況による内容の見直しであるため、新規での事業追加などは検討していない状況でございます。 以上になります。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 それなりに環境基本計画に基づいて到達もしている、見直しは現在行っていると、こういうお話であります。この見直しについては、第6次前期総合計画でも行うということになっておりますが、ただ、膨大な労力を尽くして実効性のない絵に描いた餅をつくるんであれば、あえて見直しの必要もないわけですが、具体的にお伺いします。 ②の自然エネルギー促進状況、現在どれくらい進んでいるのか。それから、公共施設の再生可能エネルギーの活用、これもうたわれているわけですが、このへんの状況はどのようになっているのか、ご説明いただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 御苑昌美地域づくり課長。     (御苑昌美地域づくり課長 登壇) ◎御苑昌美地域づくり課長 お答えいたします。 本市におきましては、千葉県の補助事業を活用し、住宅用省エネルギー設備等導入促進事業を実施しております。直近5年間における住宅用太陽光パネル設置に関する交付実績につきましては、平成29年度が7件、30年度が11件、令和元年度、2年度、3年度がともに3件という状況でございます。 また、市内公共施設自然エネルギーの導入につきましては、現在、中部コミュニティセンターにて太陽光発電を取り入れており、消費電力の一部を賄っております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 お話しいただきましたように、中部コミュニティセンターに太陽光が設置されているという状況は分かるんですが、なかなか進んでいるという状況ではないと思うんですね。第6次総合計画でも、建設、改修に合わせて再生可能エネルギーの活用を促進するというふうにうたっているわけですけれども、例えば、このたび、これから行うという市庁舎改修計画の中にも、そういうものは全く入っていないんですね。ですから、計画にうたっても、計画は計画、それから市の行政を施行する全体の共有計画になっているのかということが、やはり大事だと思うんですね。ぜひ見直すんであれば、実効性のあるもの、そして市全体が共有できる、そういうものとして進めていただきたいと思います。 次に、③の合併浄化槽促進状況ですが、環境対策として単独浄化槽から合併浄化槽への転換が進められております。この促進状況はどうなのか伺います。 あわせて、次の(2)の大きな大網白里市の景観計画の実行についても続けてお伺いしますが、私は、現在、大網白里市の景観を損ねているものに大きく2つあるというふうに思っています。1つは、空き家が広がっているということ、もう一つは、太陽光ですね、野放図な設置が進められていた。この2つが何か景観を大いに損ねているというふうに思うんですが、その空き家は特措法が平成26年度できて、もう七、八年たちますが、空き家の広がりを市としてはどのように把握をしているのか。それから、空き家バンクの取組について説明をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 御苑昌美地域づくり課長。     (御苑昌美地域づくり課長 登壇) ◎御苑昌美地域づくり課長 お答えいたします。 まず、合併浄化槽促進状況ですが、本市におきましては、合併浄化槽の設置を推進するための補助事業を活用し、市街化調整区域内における個人住宅の合併浄化槽への転換事業を実施しております。直近5年間における設置実績につきましては、平成29年度が21件、30年度が13件、令和元年度、2年度、3年度がともに14件という状況でございます。 次に、空き家対策でございます。空き家対策につきましては、将来の住環境に影響が及ぶことが考えられることから、現在、職員にて市内の空き家の現状を把握すべく、現地調査を進めているところでございます。 今後は、現地調査と併せて空き家所有者への意向調査を進めてまいります。 なお、空き家対策の一環として実施しております空き家バンクの状況でございますが、現在までに4件の登録申請があり、全て成約済みでございます。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 担当の地域づくり課としては様々ご苦労されて、一定の成果にもなっております。合併浄化槽については、それぞれ毎年十数件あるんですが、そうはいっても、大体こう4月から始めて、何か月かすると、もう予算がなくなってしまうと、浄化槽の助成については、こういう状況ですよね。厳しい財政状況の中で、なかなか厳しいんだろうと思うんですが、環境の浄化、市民の要望に応えて、ぜひ財政的にも努力をしていただきたいと思います。 空き家バンクですが、4件全部成約したということですが、新たにどんどん空き家バンクに申込みがあるという状況ではないわけですね。私は、この空き家バンクがあるということが果たしてどれだけ市民、あるいは市外に大網白里市の土地、不動産を持っている方々に周知をされているかということ、これが今最大の問題だと思うんですね、空き家バンクでは。なかなか知られていない。 毎年、年に一度、固定資産支払通知書というのが、これ本市に不動産を持っている方には必ず行くんですね。年に1回、全ての皆さんに、市外であっても行くんです。ここに、このA3のピンクの紙が1枚入っていて、その中に地域づくり課からのお知らせということで、一番最後のところに、空き家バンクに登録してみませんかというのをこう書いてあるんです。これを読めば、ああ、なるほど、大網白里市には空き家バンクというのがあるんだなと。手続の詳細については市のホームページをご覧くださいとかというふうになっているんですが、ただここまでたくさんの字が書いてある中で、どこまで読むかということで、私はやはりもっとインパクトのある、この通知を入れるんであれば、もう1枚、インパクトのある、これを見れば直ちに大網白里市には空き家バンクがあるというようなことが分かるような、そういうものをぜひ工夫していただきたいというふうに思うんです。 次に、②の太陽光発電設置についてお伺いします。 太陽光発電については、担当課のところでは、様々住民から苦情も寄せられていると思います。そこには、やはり太陽光設置に係る様々な問題があると思うんですが、景観の問題から照らしても、いろいろ問題がある。こうした苦情が寄せられているということについて、どのようにお考えになっているのか、担当課のご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 織本慶一都市整備課長。     (織本慶一都市整備課長 登壇)
    織本慶一都市整備課長 お答えいたします。 太陽光発電につきましては、再生可能エネルギーの普及促進や地球温暖化対策の観点から、有効な手段でございます。事業用太陽光発電設備の設置の際には、景観や環境に配慮しつつ、地域住民事業計画の理解を得て、地域と共生した形で実施することが重要と考えております。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 お答えのように、確かに太陽光はCO2削減の有効な手段であります。しかし、それを設置するに当たっては、地域と共生して行っていくと、ここも非常に大事なことだと思います。課長の言われたとおりです。 先月の1月24日、衆議院予算委員会で、高市早苗自民党政調会長が全国の再エネ問題に言及した質問に対し、山口環境大臣が次のように述べています。これ山口大臣の答弁なんですけれども、「確かに2050年のカーボンニュートラルに向けて、再エネの再電源の導入が不可欠ですけれども、しかしながら、ご指摘のように太陽光発電のために、みだりに森林伐採が進めば、この自然環境、あるいは景観への影響、先ほどもありました土砂流出による濁水の発生、あるいはCO2吸収源としての機能を含めた森林の多面的機能への影響が懸念されます」と、こういうふうに環境大臣が述べています。 CO2を削減するはずの自然エネルギーが、乱暴な設置のおかげでCO2吸収に貢献している森林を伐採している。何とも皮肉な結果をもたらしていることに対して、大臣は警鐘を鳴らしているんです。この太陽光の設置、どのような仕組みで認可をされているのか、この仕組みについて説明いただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 織本慶一都市整備課長。     (織本慶一都市整備課長 登壇) ◎織本慶一都市整備課長 事業用太陽光発電設備を設置するためには、太陽光発電事業者電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法に基づき、再生可能エネルギー発電事業計画経済産業省資源エネルギー庁に申請し、経済産業大臣から認定を受ける仕組みとなっております。 国のガイドラインでは、事業者が事業計画を策定する際の遵守事項を定めており、この中で地域住民との適切なコミュニケーションを図り、地域住民に十分配慮して事業を実施することや、自治体が個別に策定するガイドラインを遵守することなどが努力義務として示されております。経済産業大臣から認定を受けた後に、出力の合計が20キロワット以上、または事業計画区域の面積が600平方メートル以上の太陽光発電事業については、市のガイドラインに基づき、事業着手の60日前までに住民説明会を行った上で、市と事前協議を行うこととなっております。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 お答えいただきましたように、太陽光設置についての認可権は国にあるわけです。市もないし、県もないわけですね。お答えいただいたように、管轄は所管は経済産業省資源エネルギー庁、ここが認可をするわけですね。しかし、実際の認可は、ほとんど規制がない状態なんですね。 もとより、太陽光の促進自体は、今日の気候変動の下でおそらく反対する者はいないと思う。しかし、それが、先ほど山口大臣が話したように、森林を伐採するなどの環境破壊、災害への懸念、住宅地を目の前にした設置、景観の破壊、様々な市民生活破壊などをもたらすようなものについては、これは規制が必要だと思うんですが、今そういう規制がないんですね。 一定規模以上のものについては規制はあると言えばあります。例えば森林法、1ヘクタールということで、だいぶ大きな面積ですけれども、1ヘクタール以上のものについては、一定の森林伐採などについては規制があります。それから、50キロワット以上の太陽光は、高圧という概念で、様々な規制や届出をしなくてはいけない、50キロ以上。そのために事業者は50キロワット未満、例えば、49.5キロワットをいくつもつくると、49.5ってどういうのかと言えば、つまり50キロ未満ということなんですね。 そういう小分けをするというようなことが横行して、国は平成26年に分割禁止ルールというルールを定めました。ところが、実際には様々な法の抜け穴で通り抜けているというのが実態なんですね。太陽光がなぜ無秩序に広がったかという、その背景には、国による固定価格買取制度、こういうことで事業者が売電で安定して利益が保証されということで、本市でもこの10年ぐらい前から、どんどんと太陽光ができているわけで、事業者は決して気候変動対策のためでも、CO2削減のためでもなくて、金もうけのためにやっているわけですから、その結果、住民生活や環境が事業者のもうけの犠牲になるというようなことがあってはならないと思うんです。 先ほど課長がお話しあった、本市でも一定の規制があり、このガイドラインという形でありますけれども、このガイドライン遵守状況事前協議を行うこと、あるいは説明会を行うこと、これらについてはちゃんと守られているのかどうか。 それから、条例の制定についてお伺いします。 さきの12月議会、太陽光設置を規制する条例制定を求める請願が可決をしました。しかし、本議会の冒頭、市長の事務報告では、「まずは他自治体の事例等を参考に、現行のガイドラインの改正により運用を図っていきたい」と、こういう説明がありました。つまり、先送りして実質的に条例はつくらないと。これは、私は議会軽視だと思うんですね。条例改正の考え方について、改めて説明をいただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 織本慶一都市整備課長。     (織本慶一都市整備課長 登壇) ◎織本慶一都市整備課長 まず、遵守状況についてお答えいたします。 事業用太陽光発電設備の設置の際には、地域住民事業計画の理解を求め、地域と共生した形で事業を実施することが重要と考えております。そのため、市のガイドラインでは、事業者が太陽光発電設備設置工事の計画段階で、地域住民に対して説明会を開催し、事業計画に対する地域住民から要望や意見があった場合は誠意を持って対応し、合意形成に努めることと定めております。 市との事前協議においては、事業者に住民説明会の結果報告書の添付を求めております。説明会の実施の状況をその中で確認を行っております。 続きまして、条例制定の考え方についてお答えします。 令和3年第4回定例会において、太陽光発電設備設置及び同発電事業により、自然環境と住民を守る条例制定に関する請願が採択されたことを受け、他自治体の条例等の調査研究を進めているところでございます。 引き続き、国や他自治体の状況を注視しながら、請願の趣旨や本市の実情を踏まえて、条例案の検討を進めてまいります。     (「議会軽視と聞いているんだから、答えなさい」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 遵守状況などについてご説明がありました。なぜガイドラインじゃなくて条例にするべきかというのは、今やっている事業者、違法なことをやっているわけじゃないんですね。もちろん違法なことやっていれば事業もできない。合法であればいいのかというと、法の抜け道を通って様々な環境破壊森林伐採、横行しているんですね。こういうことに対して規制をかける、これはやはりガイドラインではなかなか限界があるということだと思うんです。 長野市の例をご紹介します。長野市では、現在ガイドラインがあるんだけれども、見直しをして条例化をしました。これはガイドラインには不備があるから条例化する。金坂市長が冒頭言ったように、ガイドラインを強化して改正すると、ここにとどまらないで条例化するというところが長野市は違うんですが、長野市は、もともと平成27年9月に、長野市太陽光施設の設置に関するガイドラインというのを設置しているんですね。しかし、その後、ガイドラインでは対応できないケースが増えるという事態もあって、このような事態に対応するため、このたびガイドラインを見直し、令和3年4月1日から長野市太陽光の設置と地域環境との調和に関する条例を新たに施行します、こういうふうに長野市のホームページには書いてあります。 この千葉県内でも、近年、ガイドラインや条例の制定が相次いでおりますし、県レベルでも行われているところがあります。例えば、山梨県、昨年10月1日施行、一部は今年の4月1日施行ですけれども、やはり条例ができました。非常に厳しくて、設置規制区域内に新設する場合は知事の許可が必要。場合によっては事業の中止勧告、またはこれまで既に設置している太陽光も、今年6月まで既存施設の届出、維持管理計画の作成、公表すると、こういうことまでなっていて、一定の条件の下では、設置結果の許可の取消し、それから罰則などもあって、果たして法律的にここまでできるのかという、そんな感じもするぐらい非常に厳しいんですが、やはりガイドラインと条例では重みが違うと思うんですね。 私は、言ってみればガイドラインというのは努力義務、条例は遵守義務、もうこれくらいの違いがあるんではないかと思うんです。だからこそ、12月議会では条例の改正を求める請願が出されたんだと思うんですね。そして、この請願は、産業建設常任委員会で全会一致、本会議でも全会一致で採択されたわけで、ガイドラインの改正で済むはずがないと思います。議会蔑視と思うんですね。 昨年9月議会で、小・中学校のトイレの洋式化を求める陳情が出されて、これもやはり全会一致で可決しました。本市では、それを受けて来年度予算、小・中学校のトイレの洋式化、久しぶりに行うこととしました。この新しい新年度予算3,227万4,000円、これを予算計上したわけです。 太陽光設置について、これはトイレの洋式化と同様に、住民の皆さんから署名が寄せられ、そして岡田議員が紹介議員となって請願を提出したわけです。条例をできない理由はないわけですから、市長、こういう状況で、私、あえて答弁、お答えいただきませんが、担当の皆さんのところでは確かに大変かもしれませんが、他自治体の状況なども大いに参考にしながら、できないはずはないわけですから、誠意を持ってガイドラインの見直しで済ますことなく、条例化に向けて鋭意努力していただくことを申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。 次の質問は、地域公共交通計画についてであります。 地域公共交通計画が1月11日にパブコメに供されました。市内公共交通の現状や、今後の対策などについてきめ細かな80ページにわたる力作で、作成にご尽力された関係の皆さんに敬意を表するものです。その上で、計画案の今後の検討のために、意見、提案などを申し上げたいと思います。 最初に、(1)計画の策定についてということで、パブコメの状況、件数、あるいは意見の概要についてご説明いただきたいと思います。 それから、計画策定までのスケジュール、これも概要を説明いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 市では、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき、持続可能な交通サービスの実現を目指すため、令和4年度から5か年を計画期間とする大網白里地域公共交通計画の策定を進めているところでございます。 その中で、市民及び公共交通利用者へのアンケートや交通事業者、地域公共交通活性化協議会からいただいたご意見を踏まえて計画案を取りまとめ、去る1月11日から同月24日にわたりパブリックコメントを実施いたしました。その結果、3名の方から、コミュニティバスの運行本数の増便や乗合タクシーなどの新たな交通手段の導入などについてご意見をいただいたところでございます。 今後は、このパブリックコメントの結果を踏まえまして、地域公共交通活性化協議会にお諮りした上で、年度内の策定に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 パブコメで寄せられた意見を踏まえて、またこれから地域公共交通の活性化協議会も開くということですから、そうした意見も、単にこれそういうことを行ったという、アリバイづくりの会に終わらせないように、ぜひ意見を反映していただきたいと思うんです。 寄せられたパブコメは3件寄せられたということですが、そのうちの1件は私ですので、改めて私のほうから詳細な質問をしたいと思うんですが、(2)の計画の課題と基本方針について、①コミュニティバスについて、最初にお伺いしたいと思います。 資料によると、公共交通に対する市民からの意見要望で最も多かったのは、路線の新設、それから延伸ということですが、この要望に対してはどのように応えていくんでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 地域公共交通計画の策定に当たり、昨年8月に、16歳以上の市民2,000人及び市内を運行する路線バスとコミュニティバス利用者を対象にアンケートを実施したところでございます。 アンケートの内容は、鉄道や路線バス、コミュニティバスなどの公共交通の利用状況や満足度などについてお聞きしたほか、公共交通に対する自由意見欄を設けたところでございます。 アンケートの回収数は、市民アンケートでは、2,000人のうち1,026人で、回収率51.3パーセント、そのうち43名の方から自由意見として、路線新設や延伸についてのご意見、ご要望をいただいたところでございます。 また、利用者アンケートでは、306人のうち145人で回収率47.3パーセント、そのうち10名の方から同様のご意見、ご要望をいただいたところでございます。 市といたしましては、人口減少や少子高齢化が進展する中で、公共交通空白地域における地域の活力の維持向上を図るため、地域の実情に合った公共交通の在り方について、地域公共交通活性化協議会でのご議論を踏まえながら、検討を重ねてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 路線の新設や延伸という意見が多かったということですから、ぜひそれは前向きに検討いただいて、延伸ということについて、1つの地域、柳橋地域ちょっとお答えいただきたいんですが、執行部が作ったこの計画の資料の中で、人口上位10地区というのがあって、それから高齢者率上位10地区というのがあるんですね。どちらにも入っている高齢化率も多いし、人口も多いというのが1か所だけ、1地域だけあって、これ柳橋地区なんですね。ここは、増穂コミバスの近い地域でもありますけれども、柳橋地域の皆さんから前からそういう要望も出ているんですが、延伸ということで、柳橋地区への延伸というのはできないものかと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 コミュニティバスは、民間バス事業者が運行するバス路線を補完し、それと一体となって地域の交通ネットワークを形成する役割を担ってございます。そのため、増穂地区コミュニティバスの現在の運行ルートは、上谷新田地区や清名幸谷地区、南飯塚地区など、半径1キロメートル以内にバス停留所が設置されていない公共交通空白地域を経由し、大網駅や大網病院、公共施設、商業施設など、市内の主要施設を結ぶルートとなっております。 議員ご指摘の柳橋地区につきましては、高齢化が進む地域ではございますが、民間路線バスのバス停留所がおおむね1キロメートル以内に設置されていることや、地区内に狭隘道路が多く、現行の車両では円滑な運行を確保することが難しいため、早期の延伸は困難と考えているところでございます。 しかしながら、高齢化が進む中で公共交通ネットワークを構築するに当たり、今後、競合する既存の交通事業者に与える影響などを考慮しながら、地域のニーズや費用対効果も含めまして、慎重に検討する必要があると考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 なかなかキロ数の問題なんかもあって、延伸というのは難しいかもしれないということですけれども、延伸でなくて、例えば新設ということもあるわけで、柳橋だけじゃなくて、南横川なども比較的今走っているコミバスの近くを走っているわけですけれども、延伸だとか新設を含めて民間の影響も考えて、ぜひ検討していただきたいと思います。 コミバスで最大の問題は、先ほどの問題は、今走っていないところは私のところ走ってくださいよという要望だったんですけども、今コミバスが走っているところの皆さんの一番の要望は何かと言えば、これは増便なんですね。一貫して増便を求める声がコミバスが一番多いわけです。 ところが、この増便要望について、今回の計画の課題、あるいは方針の中でどうなっているかというと、コミバスの年間パスポートや回数券の導入の検討、ダイヤ調整、運行ルートの見直しなどなどを行うということになっていますが、最大のテーマである増便について全く触れていないというのはどういうことなんでしょうか、ご説明いただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 コミュニティバスの運行本数を増やすことにより利用者の利便性が高められ、新たな利用者の獲得につながる効果も考えられますが、現状における市の財政状況や、コロナ禍による利用者数が伸び悩む中で、増便により運行経費を増加させることは難しいと考えております。 市といたしましては、利用者数の推移に注視し、競合する既存の交通事業者の経営に与える影響を考慮しながら、地域ニーズや費用対効果のほか、地域公共交通活性化協議会におけるご議論を踏まえまして、検討を行ってまいります。 以上です。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 何かと、これ財政上厳しいというのは分かりますけれども、増穂のコミバス、一体市からどれだけの財政出動がされているかというと、非常にこんなに効率のいいコミバスって、おそらく近隣見てもないと思うんですね。非常に利用も増えている。ほとんどお金、国の交付金だとか補助金見れば、ほとんど増穂のコミバスは市の財政負担なくてやっているんですね。せめて、やはり増便という、最大の要望に対しては応えるべき、検討していただきたいと思います。 次の、②の乗合タクシーについてお伺いしますけれども、乗合タクシー、これは計画案によると、空白地域に対して、次のように述べています。「市内に現存する公共交通空白地域の解消や、高齢者や障害者等の移動手段を確保するため、市の財政状況、効率性を考慮し、必要に応じて乗合タクシーなどの新たな移動手段を検討します」と、こういうふうに述べて、まさにおっしゃるとおり、この空白克服のためには、乗合タクシーが最も適切だと思うし、もし乗合タクシーの運行が実現すれば、今まで言ってきたコミバスの延伸とか、新設とか、そういうことももうみんなこう解決しちゃうものだと思うんです。 ただ、今回の計画を見ると、乗合タクシーについては、令和5年度から検討するということなんですけれども、何で5年度なのか。もう来年から直ちに検討は着手すべきだというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 地域公共交通計画案の実施事業に掲げております、乗合タクシーなどの新たな移動手段の導入検討に当たりましては、令和4年度から様々な自治体の導入事例の収集と併せまして、本市の実情に合った持続可能な交通手段を調査研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 1つ近隣の情報をお知らせしたいと思うんですが、お隣の横芝光町、ここも先ほど地域公共交通計画というのが、2月1日から先週火曜日の2月15日まで、パブコメに供されているんですね。横芝の計画案見たら、現在運行している巡回バスの利用が少ないという路線は廃止をし、それに代わって「のりあいよこぴー」というふうに呼ばれている乗合タクシーがあるようなんですが、それを現行の3便から、3台から4台にすると、こういう計画を今立てている。この計画でいくと、町外、横芝光町以外の町外施設への利用も拡大するということで、例えば匝瑳市の駅、九十九里病院、山武市へは松尾駅などにも行くことを新たに検討して、こうなれば匝瑳市民病院、さんむ医療センターへ、この乗合タクシーを使って移動することが可能になるということなんですね。 この計画案、周知期間も含めて、今年の12月から運行するというパブコメをやったんです。その結果、パブコメでどういう結果かというと、寄せられた意見は、本市と同じ3件寄せられて、私その3件の意見見たんですが、3件のうち2件がデマンドに関するもので、「もっと時間帯を広めてほしい」「もっと運行日を広げてほしい」こういうことで、やはり市民のデマンド利用に関する関心が高いということをうかがわせております。 横芝光町は、東西に細長く、形も本市と同じような形で、人口2万3,000は、千葉県では町としては一番大きい町だそうですけれども、ぜひ、参考にしていただきたいと思います。 最後に、ちょっと、これも紹介なんですが、東金市では、ヤックスの移動スーパーが2コースを12月から市内運行を始めました。それから東金のカスミが先週の月曜日の2月14日から移動スーパーを始めました。その時刻表なども市役所のロビーにも置かれていましたけれども、この移動スーパーとなると、これは担当は高齢者支援課になると思うんですが、おそらく東金でも勝手にスーパーがそういうものを運行するということじゃなくて、行政と相談しながらやっているんだと思うんですが、東金でやれることは本市でできないはずはないわけで、ぜひこうした民間活力の活用もぜひ使って、市民の交通の便を図っていただきたいというふうに思います。 次に、時間があまりありませんでしたけれども、3番目のコロナの感染防止対策についてお伺いします。 コロナの中で、市民あるいは事業者に対する支援が様々行われています。国の補正予算ですね、様々な制度が行われています。こうした支援制度が果たしてどれだけ市民に周知をされているのかということ、これが大事だと思うんですね。 1つ例を挙げますと、2月18日、先週ホームページでアップされた住民税非課税世帯に対する臨時特例給付金、非課税のところはいいんですけれども、家計急変世帯、つまり昨年の年収が非課税クラスになってしまった世帯に10万円給付すると、こういう情報については、なかなかホームページで環境にない高齢の方もおられるわけです。こうしたことも含めて紙媒体で、まだ3月号広報もあるわけですから、必要な支援制度の周知を紙媒体でやっていく必要があるんじゃないかと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 新型コロナウイルス関連の各種支援制度につきましては、これまでも、市民や事業者が必要とする情報をホームページや広報紙等によりお知らせしているところでございます。また、広報3月号では、コロナワクチン接種情報に加えまして、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金や事業復活支援金等の支援情報を取りまとめ掲載する予定でございます。 以上です。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 3月の広報では住民税非課税世帯に対する給付金、あるいは事業者復活事業について掲載するということですか、いろいろな機会を持ってホームページだけじゃ分からない、日々更新する状況がホームページで載っていますけれども、ホームページをなかなか見られない方もたくさんいるわけですから、3月号広報だけでなくて、ぜひよろしくお願いしたいと思うんです。 私ちょっと気になるのは、10日間、学校が臨時休校になりましたよね。親御さんたちが仕事行かなくて本当に困っている。こういうことに対する、今、助成金もありますよね。小学校休業等対応助成金、果たしてどれだけ活用しているのか。なかなかそういう制度があるということを知らない。今、国会でも問題になっていて、この助成金については、事業者の関わりがなくても申請できるようにするというようなことにだいぶ緩和されていますけれども、ぜひ、そういうことも含めて、市民に対する周知をよろしくお願いしたいと思います。 ②の市民への情報提供ということで、昨日も同僚議員から、プロバスケットボールを見ていた子どもたちの感染の問題がありましたけれども、私は最大の問題は、なぜもっと早く公表しなかったのか、1月13日ですね、ホームページはね。これちょっと機動的じゃなかったと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(北田宏彦議員) 石井一正教育委員会生涯学習課長。     (石井一正生涯学習課長 登壇) ◎石井一正教育委員会生涯学習課長 お答えいたします。 令和4年1月4日、5日に大網白里アリーナにおいて、岡山と千葉のプロバスケットボールリーグの公式試合が開催され、翌日に主催者側の千葉のチーム関係者から、対戦相手の岡山の選手1名とスタッフ1名に新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとアリーナに報告がありました。その際に岡山のチームの所轄保健所からは、アリーナに来場された観客の方々は、陽性者となった選手やスタッフとの濃厚接触者には該当しないとの報告も併せてありました。その後、1月9日の午前に、山武保健所からアリーナに連絡があり、1月5日の試合を観戦していた市内のミニバスケットボールチームに所属する児童から、複数名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたことについて報告を受けました。 これに伴い、今後の対応について協議するための情報収集を行い、関係部局と情報の共有と確認を行いながら対応方針を検討した結果、1月13日に市のホームページにおいて、1月4日、5日に開催されたプロバスケットボールリーグの試合に出場した選手及びスタッフ、並びに試合を観戦に来られた一部の観客の方から、新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたことを公表いたしました。 なお、陽性者が確認された選手及びスタッフと、試合を観戦した市内の児童を含む一般の観客の方々とは、会場内での動線が分かれており、双方が接触する機会もなく、保健所から観客は濃厚接触者に該当しないことの確認もされておりましたので、1月6日に選手等の陽性者が確認されたことの報告を受けての公表は行いませんでした。 また、感染経路が分からないまま公表することは、陽性者への配慮や市民への不安、誹謗中傷を招くおそれがあることから、関係部署とも情報を共有しながら公表を行ったところです。 今後も、このような場合には、陽性者や関係者に最大の配慮を行いながら、的確な情報の公表に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 保健所の指導もありますしね、いろいろ情報の共有したり、対策を練ったりの結果だと思うんですが、私は、4日5日のバスケットを見た子どもたちから感染があったと、このことが明らかになったときに、やはり保健所の指導がどうというよりも、やっぱり、例えば市役所でも誰かが感染すると、名前とか全部公表するわけですね、感染経路についても。やっぱり市民の安全を考えたら、市民の皆さんが使う公共施設ですから、これはやっぱり早めに公表すべきだったというふうに思います。個人情報はもちろん大事にしながら、それはぜひ適宜的確な情報提供ということについて、お知らせをしていただきたいと思います。 時間がありませんので、あとの質問はいたしませんが、最後に要望だけしておきます。 私、冒頭申し上げましたように、今本当に感染しても、保健所から連絡来ないという状況なんですね。県のホームページ見ると、こういうふうに書いてあります。「千葉県では、感染者が急増する中、重症化リスクのある方への支援に重点化するため、重症化リスクの低いと考えられる方については、原則として保健所からの電話連絡は実施しないこととし、健康観察などは、そのハーシスというシステム、これでやると、切り替えています」ということが2月16日のホームページに書いてある。本当に医療に結びつかない。冒頭私が申し述べたような、そういう状況です。 確かに、今、保健所が大変業務が逼迫しているということは分かりますけれども、しかし自宅で亡くなる方が出てきている中で、仕方がないということでは済まされない問題だと思います。県と国と市が一丸となって、市民の命を守るために対策を取っていく必要、改めて述べて私の質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして、蛭田公二郎議員の質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。 なお、午前11時10分から再開いたします。     午前10時59分 休憩-----------------------------------     午前11時10分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次の通告者、林 正清子議員の発言を許します。 林 正清子議員。     (林 正清子議員 発言席着席 拍手) ◆林正清子議員 皆様、こんにちは。大網白里市議会議員、林 正清子です。発言席にてご挨拶させていただきます。 令和4年、立春も迎えましたが、俄然コロナウイルスのパンデミックの収束の実現はなし得ていません。また、我が国、我が市において、主に変異型ウイルス、オミクロンの感染拡大の歯止めは利かず、まん延防止重点措置策が3月まで延長され、緊張と窮屈な日々が続いております。発病されている方々には、心よりお見舞い申し上げ、一刻も早くご回復をされますよう願いまして、令和4年第1回の定例市議会、身を引き締め、真摯に議案審議していく所存でおります。 第1回定例議会の一般質問に入らせていただきます。 本市のSDGsへの取組について。SDGsについて、会派議員の方も質問されていらっしゃいましたが、私も改めて伺います。 1、本市の集積ごみについての現状の課題について伺います。 本市の集積ごみの現状の課題について、どのような問題点があるのか改めて問います。 先日、私の住んでいる近くのごみ集積場でカラスが集積される市の指定ごみ袋に入ったごみを散乱させる被害を何度か見かけました。往来の妨げ、しかもふだんはJR大網駅周辺の場所で、終始ごみもなく、きれいに整然とされている場所を散らかし、好ましくない状況であります。市担当課の方にも報告させていただきました。その場所は、緑の網ネットが張られていましたが、他地区で黄色の網ネットが張られている場所を見かけました。 以前、報道番組で、鳥は黄色の色が識別できず、カラスなどの被害対策で黄色の網ネット、黄色の指定ごみ袋にしたほうがよいという内容のものでした。近隣の市で黄色の袋にしているところもあるようです。以前にカラスの被害を相談された地区に、黄色の対策効果アドバイスをし、実際黄色の網ネットにしたら効果が出たと報告をもらいました。実際に効果があるのか把握されていますか。 また、ほかに課題点もあるようでしたら、併せてご回答をお願いします。答弁をお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 御苑昌美地域づくり課長。     (御苑昌美地域づくり課長 登壇) ◎御苑昌美地域づくり課長 お答えいたします。 現在、市内には各区長や自治会長等から申出がありました1,300か所ほどの集積場がございます。ごみの収集につきましては、各集積場ごとに行っており、集積場の管理清掃につきましては、各地区で対応をお願いしております。 ご指摘のカラス等による集積場のごみの散乱被害につきましても、各地区ごとに対応をお願いしている状況でございます。 市としまして、カラス等鳥獣からの被害相談があった場合には、散乱防止を目的としたネットなどの設置による対応をお願いしております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 林 正清子議員。 ◆林正清子議員 ありがとうございました。 集積ごみについての課題は、カラスが指定ごみ袋の中身をついて、発泡トレーやビニール袋を散らかしてしまうさまを見て、環境美化の問題とSDGsの取組が今後ますます重要と感じたからです。そして、ごみの減量についても、市独自の施策がさらに重点課題になると思った次第です。 次の質問に移ります。 2、SDGsに向けて、つなげての対策について伺います。 1月13日に、千葉県内議員研修会がアリーナで開催され、講演は、「なぜ自治体にとってSDGsが必要なのか」の講演内容で、これからの本市における重点課題として、非常に貴重な講演でありました。ご承知のように、SDGs、2030年までに達成する持続可能な開発目標、17ゴールは大きな目標であり、講演内容抜粋から、SDGsのレンズを使って地域を見直すとあり、17ゴールの内容を見て、自分の地域でできること、自分の地域でできないことを考えるとありました。3R、リユース、繰り返し使うこと、リデュース、ごみの発生を減らすこと、リサイクル、資源として再利用、持続可能な資源利用を実現できる循環型の社会システムデザインであると推奨していました。自分の注目する地域の活動、事業SDGsの視点から見直してみると、新しい意味が見えるかもとありました。身近なごみ問題について、市担当課としてのSDGsの取組についてお聞かせください。答弁をお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 御苑昌美地域づくり課長。     (御苑昌美地域づくり課長 登壇) ◎御苑昌美地域づくり課長 お答えいたします。 本市のごみ減量化政策といたしまして、ごみの減量であるリデュース、再利用を目的としたリユース、再資源化を行うリサイクルの3R活動を実施しております。その周知につきましては、各世帯へ配布しております、家庭ごみの出し方や広報紙、及びホームページにて市民の皆様へ協力をお願いしているところでございます。 3R活動の主な内容につきましては、生ごみ処理機等の助成制度を活用したごみの減量化、市の窓口においてリユースコーナー利用の案内、市内4か所に設置したリサイクル倉庫の活用と併せて、市の資源再生利用促進奨励金制度を活用し、区や自治体等において協働による再資源化活動などに取り組んでいただいております。 なお、資源再生利用促進奨励金制度の対象品目につきましては、スチール缶やアルミ缶、新聞紙や段ボール等の紙類、洋服等の繊維類、及びビール瓶や一升瓶等の瓶類を回収対象としております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 林 正清子議員。 ◆林正清子議員 ありがとうございました。市の取組について知ることができました。 次の質問に移ります。 3、今後のごみ処理への取組について、①バイオ炭について伺います。 もみ殻を原料としたバイオ炭は、肥料として施用することで炭素を地中に閉じ込められ、地球温暖化防止等に効果があります。J-クレジットの対象となりましたが、農家が個別で取り込むことはハードルが高いかもしれません。行政が中心となり、関係者が連携することで実現することも可能ではないでしょうか。市の考えをお聞かせください。答弁をお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 大塚 好農業振興課長。     (大塚 好農業振興課長 登壇) ◎大塚好農業振興課長 農業におけるバイオ炭の活用につきましてお答えいたします。 樹木や竹、もみ殻といった生物由来資源、いわゆるバイオマスを原料に作られるバイオ炭を土壌にすき込むことにより、土壌の透水性の改善やアルカリ特性による酸性土壌の調整など土壌改良の効果もあることから、バイオ炭は農業において有用性があるものと考えられます。 また、J-クレジット制度については、温室効果ガスの削減に取り組む事業者等に対して、温室効果ガスの削減量や吸収量について、クレジットとして国が認証する制度であり、民間事業者等の省エネ、低炭素投資を促進し、国内の資金循環を促すことで環境と経済の両立を目指すものです。そして、この制度におけるバイオ炭を農地に活用することは、昨年度に定められたところでございます。 バイオ炭の活用につきましては、環境にやさしい農業の推進効果も期待できる反面、農地に投入する場合には10アール当たり200キログラムの数量が必要であり、また10アール当たり2万円程度の費用がかかると言われております。さらに、その原材料調達に係る農家等の協力や農業従事者の高齢化が進む中、農地にバイオ炭をすき込む作業の負担などの課題が多くあります。 このことから、市といたしましては、今後の国・県の動向や他自治体における取組を注視しながら研究してまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 林 正清子議員。 ◆林正清子議員 ありがとうございました。 もみ殻のさらに有効活用の観点から、もみ殻を炭化してCO2削減にも貢献して、高度な肥料になる装置を開発している会社を見学してきました。もみ殻はごみ対応ではありませんが、処理対応に難儀している農家もあることを伺っています。あわせて、助成金の活用も市が従来サポートされていることを承知しておりますが、今後も、もろもろの助成金内容の把握、検討していただき、官民一体となり、市の基幹産業、農業の発展、SDGsの取組も踏まえて、進めていただきますようお願いいたします。 次の質問に移ります。 プラスチックごみについて伺います。 先日、あるテレビ番組が家庭ごみを減らす知恵について放送していました。生ごみを分解して堆肥にする方法もありましたが、生ごみより多く出されるプラスチックごみを減らす方法としては、とにかく分類して再利用することが効果的であるとのことでした。しかし、大網白里市の現状では、分別したプラスチックごみの行き先がありません。新聞、衣類、段ボールなどはリサイクル品として扱われますが、プラと表示されたごみは燃やすごみとなっています。分類再利用が有効となる施策の検討は必要ではないでしょうか。答弁をお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 御苑昌美地域づくり課長。     (御苑昌美地域づくり課長 登壇) ◎御苑昌美地域づくり課長 お答えいたします。 本市におきましては、現状ではプラスチックごみのうちペットボトルのみの回収を行っております。プラスチックごみの分別収集につきましては、保管場所や受入れ先の課題もありますことから、今後はリサイクルが可能な受入れ先が見込まれます食品トレーにつきまして、リサイクル倉庫を活用した拠点回収を検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 林 正清子議員。 ◆林正清子議員 ありがとうございました。 プラスチックごみを減らすことがごみ処理費削減につながりますので、今後も重点課題として官民一体となり研究、取組されていくことを望みます。 次の質問に移ります。 2、有事の際の市民への周知の現状について伺います。 地震、津波等の注意報・警報についての市内防災行政無線の放送の在り方について伺います。 1月15日土曜日13時10分頃、南太平洋のトンガ諸島の海底火山が噴火し、世界でもデータがない海底噴火に、日本でも津波注意報、避難指示も出されました。改めて緊急時放送について本市の在り方、体制などの現状況をコロナ対策放送も含めてお聞かせください。答弁をお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 北山正憲安全対策課長。     (北山正憲安全対策課長 登壇) ◎北山正憲安全対策課長 お答えいたします。 防災行政無線の放送は、市の運用規則により緊急放送、定時放送、臨時放送、時報放送となっており、災害の発生または発生のおそれのある場合の予報及び警報などを緊急放送として、その都度放送することとなっております。 なお、地震や津波情報においては、気象庁の発表に合わせて全国瞬時警報システム、通称Jアラートとの連携により、本市を含む千葉県北東部で最大震度5弱以上の地震の発生が予想される場合の緊急地震速報や、千葉県九十九里外房区域に津波注意報、津波警報、大津波警報が発表された場合など、自動的に放送されるシステムとなっております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 林 正清子議員。 ◆林正清子議員 ありがとうございました。 以前にも、有事の際に、市長自らの放送が市民にとって励みになることを述べさせていただき、取り入れてくださいました。やはり市長の放送は、重きものがあり、ただごとではない緊張感や引き締まるものがあると感じます。今回のコロナウイルスまん延防止重点措置策においても、延長されれば乗り切りましょうと、市長自らの激励を発していただければ、市民にとって大変心強いものになると思います。その有事の際も同様でございます。市長、再度、ご検討をお願いいたします。 次の質問に移ります。 (2)有事の際、県管理「陸閘」に関する開閉時の周知について。 今回のトンガの海底火山噴火により津波で新設された陸閘について、閉鎖されたのかどうか、市民の方々から問合せがありました。どのような条件で閉鎖されるのか、基準について改めてお聞かせください。 また、会派の議員の方も陸閘について質問されていましたが、私も改めて質問させていただきます。答弁をお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 林 浩志建設課長。     (林 浩志参事(建設課長事務取扱) 登壇) ◎林浩志参事[建設課長事務取扱] お答えいたします。 陸閘につきましては、九十九里沿岸の津波対策といたしまして、千葉県が九十九里有料道路、通称波乗り道路の6か所のアンダーパス部分に整備し、令和3年12月15日から運用が開始されたところでございます。陸閘が閉鎖される基準につきましては、気象庁から津波警報、もしくは大津波警報が発表され、Jアラートを受信した際に、現地で人が操作することなく、陸閘の扉が自動的に閉鎖されるものでございます。 なお、扉が閉鎖される際は、陸閘に設置されているスピーカーや回転灯、電光掲示板などにより海岸利用者へ扉の閉鎖、避難について周知が行われ、その後、扉がゆっくりと閉まり始め、設置されている扉の大きさにより異なりますが、津波警報、もしくは大津波警報の発表から11分ないし14分程度で閉鎖が完了する仕組みとなっております。 ○議長(北田宏彦議員) 林 正清子議員。 ◆林正清子議員 ありがとうございました。 九十九里海岸一帯に設置された減災につながる大切な施設に対して、県管理とはいえ県に任せきりであってはならないと思います。市のほうも見届けているかと存じますが、改めて市、市民の皆様とともに十分に把握して、日頃の見届けとともに、有事の際の災害の適宜な対応も図っていくことを望みます。 また、市民から改善点などの意見が上がったら、県に素早く伝える対応も市のほうにお願いしたいと思います。 昨日、白里海岸のほうへ陸閘の確認をしてきました。海岸にサーフィンや遊びに来られている方々、結構いらっしゃいました。避難表示など分かりやすく表示されていました。また、私も県の陸閘の説明会に参加、県担当課の方にゲートをくぐるトンネル部分、桁下、高さメートル表示をしてほしいと要望を出し、後日、表示しますとの回答が得られ、さきの議会の一般質問の際にご報告いたしましたが、昨日の時点では表示されていませんでした。今後、表示されるでしょうが、海岸に来られる方々がいられ、表示は万全であってほしいです。 私の車は、車椅子を車天井部に乗せるため高さがあります。くぐり抜けができるのを確認していますが、高さの表示がないと、ちゅうちょしてしまいます。やはり素早い対応を図られるよう、市のほうからもお願いできたら幸いです。よろしくお願いいたします。 次の質問に移ります。 公民館等活用について、コロナ禍の現状の受入れと今後の対応について伺います。 現状の受入れについて、公民館は、教育基本法や社会教育法により、日本の教育体系の中に位置づけられていて、目的は、主に地域住民のために教育、学術及び文化に関する各種の事業と住民の教育の向上、健康増進、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することが挙げられています。料理教室、茶道、サークル活動など、地域住民の公民館の目的に合った活動が展開されています。長引くコロナ禍、事業の運営が気になるところです。受入れと課題点があればお聞かせください。答弁をお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 石井一正生涯学習課長。     (石井一正生涯学習課長 登壇) ◎石井一正教育委員会生涯学習課長 はじめに、公民館等での活動状況についてご説明させていただきます。 中央公民館、白里公民館及び中部コミュニティセンターでは、施設ごとに主催事業を実施し、また自主活動団体である同好会及びサークルへの支援等を行っております。今年度の公民館主催事業につきましては、中央公民館では定期講座、いわゆる主催教室を9講座、特別講座を4講座、白里公民館では定期講座を7講座、特別講座を3講座、中部コミュニティセンターでは定期講座を2講座、特別講座の4講座を実施しております。 自主活動団体である同好会及びサークルにつきましては、中央公民館では93団体、白里公民館では15団体、中部コミュニティセンターでは23団体が活動を行っております。 コロナ禍における公民館等での受入れの状況ですが、利用者の皆様には基本的な新型コロナウイルス感染症の感染対策を徹底した上で、当日の出席者を各団体で名簿管理していただいております。しかしながら、新型コロナウイルスまん延防止等重点措置や緊急事態宣言が発出された際には、午後8時以降の利用や不特定多数の参加による利用を中止し、利用人数の制限や施設の利用を停止するなどの対応に、ご理解とご協力をいただいてきたところです。 また、現在は市内での新型コロナウイルス感染症の新規感染者の急増と、千葉県全域へのまん延防止等重点措置が発出されたことから、1月14日の午後5時から施設の利用を停止とさせていただいており、公民館活動を含め利用者の皆様には大変ご迷惑をおかけしているところです。 今後の課題といたしましては、コロナ禍での自主的に活動を休止している団体や、自主的に外出を控えている方もいらっしゃいますので、活動の再開に向けては、施設の利用時間や利用人数の制限を設けるべきかなど、研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 林 正清子議員。 ◆林正清子議員 ありがとうございました。現状況がよく分かりました。 次の質問に移ります。 公民館活動の維持、市民活用の向上について伺います。 住民に公民館活動の意義、利用法など、従来から知らしめているかと存じます。教室の更新時に定数の課題があり、日本の伝統文化を広める教室が存続の危機にあることを伺いました。事前のPRもどのようにされているのか、対応策などお聞かせください。伝統を守り、また、地域住民の活動を守るため、柔軟な対応をお願いいたします。答弁をお願いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 石井一正生涯学習課長。     (石井一正生涯学習課長 登壇) ◎石井一正教育委員会生涯学習課長 お答えいたします。 公民館等で実施している各教室の次年度の募集につきましては、例年、広報3月号及び市ホームページに記事を掲載するとともに、各施設へ申込書を兼ねたチラシを配置し、PRに努めております。また、現に受講されている方には、3月の教室開催時にチラシを手渡しし、窓口にて継続手続をしていただいているところです。 各教室の開講に当たっては、適切にその成果を期すため、募集人数等を定めており、最低受講者数としては10名以上とさせていただいており、申込者が満たない場合は、講師にも状況報告して教室を開講しないこととしております。しかしながら、令和2年度及び3年度につきましては、コロナ禍で公民館等が休館となり教室が開講できない時期があったことに加え、自主的に教室の参加を控える方もおりました。そのため、コロナ禍においては、10名に満たない教室についても開講する対応を取ったところです。 なお、最低受講者数を満たせず教室を開講できない場合には、受講希望者に同様の活動を行っている同好会を紹介しております。 今後も、新型コロナウイルス感染症の影響による特別な事情が発生した場合は、どのような対策を取り、市民の皆様に学習機会の提供が可能か、検討しながら対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 林 正清子議員。 ◆林正清子議員 ありがとうございました。 長引くコロナ禍で、市民の皆様も、公民館活動ができず、気持ちも晴れない日々を送りかと存じます。文化、芸術、サークル活動にいそしむ方がたくさんいらして、一日も早くコロナウイルス感染収束を望むところであります。私も公民館活用をさせていただいていますが、職員の方々がしっかり管理してくれていて、いつも心地よく活用させていただいております。今日の公民館の在り方を伺い、通常どおりの公民館等活用復帰を望み、市民の方々の生き生きした姿が見られますことを心より願います。 以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。誠にありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして、林 正清子議員の質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。 なお、午後1時から再開いたします。     午前11時44分 休憩-----------------------------------     午後1時00分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次の通告者、石渡登志男議員の発言を許します。 石渡登志男議員。     (石渡登志男議員 登壇 拍手) ◆石渡登志男議員 皆さん、こんにちは。新政ネットの石渡登志男でございます。今回は個人質問となります。私も来週の3月3日で65歳の高齢者の仲間入りという形になりますかね。     (「若いね」と呼ぶ者あり) ◆石渡登志男議員 ありがとうございます。それで、やっぱり若いときは何とも思いませんでしたね、65歳に自分がなるということ自体思わなかったですね。でも、今こうしてもうすぐ65歳になるに当たりまして、まだまだやれるじゃないかと、そういう思いが湧き出てきますね。 自分のことはさておくとしまして、昨年の12月の議会のときに、市街化調整区域の開発についての条例が成立しました。誠にということであります。これにうまく乗ってきましてね、企業の方々も、大いに大網白里市が発展していっていただければ、これはもう最高だなと、そのように思っています。 そういう中において、白里地区でも、今、本市最大なるキャンプ場が建設されています。建設中でありますね。近隣自治体から見ても割かし大きいキャンプ場になるんでしょう。そういった意味では、市長の言われていた交流人口を増やすということにも、ある意味つながってくるかもしれませんね。 それと、分譲地、波乗り道路のすぐ、海から非常に近いんですけれども、波乗り道路の分譲地もいくつかありましてね。そのいくつかがもう売れているということでございました。 市街化調整区域に住んでいる方々というのは、なかなかね、利便性の面でちょっと、いま一歩だったんですけれども、これから大いに市街化区域の皆様方と同様に、そういった方々につきましても利便性が高まっていけば、私は最高だなと、このように思っています。 それとあと、ちょっと壇上からお話ししたいなと思っていることがありましてね、12月議会において、私は、駅前歩道の屋根の設置について、これ進捗状況はどうなっていますかと、こういう質問をいたしました。そのときに、財政課長のほうから「大網駅前広場通路屋根の整備に当たり、設置予定箇所となる歩道部分にかかるJR用地の取得については、現在も協議を継続しております」と、「引き続きJRとの用地売買条件と、具体的な内容に関する協議を進めるとともに、通路屋根の設置についても見直しを検討してまいります」と、こういう言葉が答弁の中にありました。 どうして設置が延びているのか。これは駅前歩道の土地の部分にJRの土地があるからでありますね。大網駅というのは、大網白里市の玄関口であります。そういった意味では非常に重要な場所の一つでもあると私は思っています。協議がうまくいっていないということなんでしょう。ですから、あの駅前広場の歩道の部分には、市が全て所有しているわけではないということであります。バス停の降りたところから、それから駅構内に入るところまで、何とかそこだけでも屋根がつけばなという思いもあるんですけれども、これもやはり用地売買の件が成立しないとなかなか難しいということも聞いております。 ただ、ちょっと気になったのは、見直しも検討するという言葉であります。どういう見直しなのか、見直しと言えば、そういうことなんでしょう。皆さんの思っていることだと思います。 実は、だいぶ以前になりますが、26年の9月議会、屋根の設置について、金坂市長のほうに答えていただきました。「雨天や降雪時に、駅前広場利用者の皆様が安全に通行できる環境、これを整えるということは大変重要であるというふうに認識しております。現在、駅前広場では公衆トイレを改築する計画を進めております」、これはできましたね。「これに併せまして、屋根の設置方法等の調査、これを今年度に行った上で、屋根の設置を進めてまいります。今後も市民の皆様が快適に利用できる駅前広場ということをしっかりと守っていきたいと思います」と。 ところで、かなり昔の話になりますが、東京都では、都市博開催を進めていった時期がありましたね。そのとき、議会の圧倒的多数で開催の決議を実は可決しています。しかし、都知事選で当選した青島幸男は、当選後、こんなこと言っていました。「青島は約束を守る男か、そうでないのか、信義の問題なんだ」と述べ反対し、中止を決定しました。この言葉はなぜだか分かりませんが、今でもよく覚えています。まさにこれですね。公の議会の場ではっきりと市長がこのとき「屋根の設置を進めてまいります」と言っておりますね。金坂昌典市長は約束を守れる男か、そうでないのか。まさにその信義の問題だと、私はそのように思っています。 議会ではっきりとこう言われたということは、金坂市長ならば必ず実行に移すんだと。時間もかかりますね。本市の場合はお金もありません。なかなか大変な状況下であります。でも、これを中止することなく、皆様方は、通勤者の方々は期待もしています。私にもよく聞いてきます。いつになったらできるんだろうねと。今、懸命に話合いをしていますから、すぐには無理かもしれませんけれども、その点はどうぞご理解していただきながら、皆様方が待っていただければ幸いでありますと、そんなことを言わせていただきました。 今言ったとおり、市長ならば必ず実行に移してくださると、市長ね、ありがとうございます。財政課も何かと大変だと思います。そう簡単にはいきませんね。引き続き財政課長のほうも職員の皆様方もどうぞよろしくお願いできればと思っています。 さらにもう一点、入札問題、今まで入札監視委員会設置、こういったことについて請願、陳情、こういったものがあったと思います。談合はなくならないよと言われる方もきっと多いはずであります。私は、今の最新IT技術を使えば、電子入札など使えば談合は防げるかなと、こう思っていたんですけど、その後の調査で、なかなかこれも難しいと。じゃ、入札監視委員会において談合を見抜ける要素があるのかどうかについては、要素の一つとしてよく挙げられるのが、落札率の問題であります。積算基準の単価や中央公契約モデル、最低制限価格の算出が公表されており、予定価格や最低制限価格が推測できると、また一概に落札率で判断することはできないため、見抜くことは難しいということまで分かっております。ということは、ただ単に落札率だけで談合だと言い切れない面も実はあります。事前に予定価格を公表している自治体も今ではありますが、この場合競争の原理は働かなくなりますね。談合がしやすくなるとも言えるかもしれません。ある意味、動揺を防ぐことも可能となります。それぞれ一長一短があるんですね。 落札率のそもそもその意味ですけれども、例えば、仮にですよ、役所の予定価格が100万円、落札金額が99万円ならば、落札率は99パーセントになります。もしも入札額が101万なら、これは落札しませんね。予定価格が事前に分かっていれば、企業にしてみればもうけを大きくしたいと、それは当然そう思いますでしょう。できる限り予定価格、あるいはその近くにて落札したいはずであります。でも、予定価格が分からなくても話合いの上、入札金額の調整をすればよいということになりませんか。各企業が入札しても、先ほどお伝えしました101万円では落札しませんね。ならば2回目、あるいは3回目、再々入札と入札金額の調整を行えば、予定価格が見えてくるかもしれません。ただ、市が発注する建設工事業務委託、物品購入等に係るそういったお金は、皆様方からの貴重な税金となります。だから本来談合があってはならない問題であります。 本市でも、もちろん入札結果はきちんと公表しています。中には落札率が99.98パーセント、過去には99.97パーセントというものもありますけれども、かなりの高率です。でも、落札率だけで談合だとははっきりと言えない面も実はあります。私たちが以前行政視察に行きました、ある自治体においては、過去の建設等の入札状況の調査や分析をかなり行ってきました。弁護士2名、公認会計士1名による入札執行等調査委員会が行い、市に提言もしています。談合に参加しないと仕事がなくなってしまう、一般的にこういう言葉が出てきますが、あるいは干されてしまうよという気持ちも分からなくはありません。 では、アメリカの実態はどうなっているんですかと。大体アメリカから日本に来るようなケースが多いですね。アメリカの場合は、厳しくてできないんですね。ほぼ談合はできない、罰則が半端ない。判明した場合どうなるか、倒産も免れない、それが十分にあります。そもそもそんなリスクを負ってまで談合しようなんて企業は思わないんですね。例えば、個人に対しての数千万円もの罰金、実刑判決が課せられると。割に合わないということなんですね。 ただ、談合というのは、そもそも固い信頼という絆である意味守られているのでありましょうが、固い絆ほど時にはもろいものはありません。 話を戻しますが、行政視察に行ったこの市では、入札制度改革前と後における主要工事の落札率が大きく変化しています。例えば、改革前の土木工事一式の工事の落札率が件数59件で92.88パーセントあったものが、本格的な改革の実施後、件数51件では73.17パーセントまで、こういう状態になっています。ちなみに2011年10月22日の毎日新聞によりますと、この市では、落札率低下で26億円削減されたということで、市長へ初報告書を実は提出しています。また、減少し始めた借金、増え続けていった人口、それはお金がないということは、市民サービスが低下していきますから、そういう市にはやっぱり行きたくありませんね。市民サービスの充実したところにやっぱり住んでみたいという意向があるんですよ。 ですから、財政力をつけていかなければいけないという問題が実はあります。この市の財政と、それから人口というのは、ある意味では密接な関連があると。ですから、市側もこういったこともやはり考えていかなければいけない問題ではないかなと、私はそのように思っています。 ただ、災害が起きれば、地元の業者が力になってくれることは間違いない事実なんです。ある意味では、そういった地元業者も、相反するかもしれませんけれども、しっかりと生き残っていけるような、これからいつ災害が来るか分かりません。こういったものを片づけなきゃならない、こういったものをやらなきゃいけない、地元業者がほとんどいないんじゃないかと。これでもやはりいけないんですね。そのへんのさじ加減が非常に難しい問題ではないかと、私はそんなことを思っています。 では、これからはいつものように発言席から一般質問を行います。     (石渡登志男議員 発言席着席) ○議長(北田宏彦議員) 石渡登志男議員。 ◆石渡登志男議員 一番最初は、防災対策についてであります。 先ほどね、私、あの駅前の屋根の歩道について、市長に「ね、市長」と言ったとき、市長がうなずいていただいたんで、非常に気分よく実はできる、これはうれしいことでありますね。この防災対策につきましては、非常に懸念しています。災害発生時に市民をどう守っていくかということがとても重要になることになってきますでしょう、犠牲者出しちゃいけないということですよ。一人でも出しちゃいけないということなんです。これは、ここにおられる全員の皆様方がそういう思いを持っているのではないかと思っています。一人で避難が困難な方っていますでしょう。例えば元気な人ならば、たったたった先逃げればいいんですよ、どんどんね。そういう人は逃げ切ることができるんですよ。でも逃げ切れない人もいるんです。寝たきりの人、足腰の不自由な人、こういった高齢者の方、あるいは障がいを持っている方々など、俗に言う災害弱者ですね、そういう人たちをどう守っていくのか。それを市に私は聞いてみたいんですね。 以前、災害時住民支え合いマップというものをこの場でお伝えしました。いろいろ調べまして、その結果、こういったものが一つのとても役に立つものだとこう判断したんですね。一人ひとりに対応しているんですよ。例えば、私が寝たきりで動けない、じゃあ、津波が発生した、地震が発生した、そういうときどうするんだと。そのときにAさんが助けてくれる、Aさんがいない場合もありますね。Bさんが助けてくれる、Cさんも助けてくれる、こういう形で持っていきますと、割かしその方を助けることが実はできるんだと。ある意味では、今お伝えしました住民支え合いマップというのは、災害時におけるね、そういったものでもあります。 避難行動要支援者名簿を作成することを国が定めていますが、それに基づいて大網白里市もきちんと対応していますね。そこまでは全く問題ありません。何かよいものがあれば、それ以外で対応しちゃっていいわけでありますよ。これは以前、私この場で言った記憶もするんですね。何もそれにこだわる必要はありませんと。じゃ、ここで災害時には個別避難対策が必要不可欠だということになりますが、でないとその方々は逃げ遅れて命を失うことになりますでしょう。 そういったことを考えましてね、質問したいと思うんですが、白里地区、白里地区以外も同様であります。津波時、地震時、こういうときにはどのような対応で要支援者、災害弱者、配慮していかなきゃいけない方々を守っていくんですか、その対策を教えてください。 ○議長(北田宏彦議員) 北山正憲安全対策課長。     (北山正憲安全対策課長 登壇) ◎北山正憲安全対策課長 お答えいたします。 市では、災害時において、高齢者や障がい者など自力で避難することが困難な避難行動要支援者の方々が安全に避難するために、避難行動要支援者名簿を作成し、地域住民などの幅広い協力を得た中で、避難行動要支援者の迅速な避難や安否確認などができるよう、環境整備に努めております。このような中で、津波による被害が想定される白里地区などにおいては、津波の発生が予測されてから津波の到達までの時間が限られ、迅速な避難が求められることになり、その一方で、区、自治会、自主防災組織、消防機関などの支援する側の安全も確保された上での避難支援が必要となってまいります。 以上を踏まえ、津波発生時の避難行動要支援者の対策につきましては、避難行動要支援者名簿に登録されている方々の避難の実効性を確保するため、要支援者ごとに、あらかじめ避難時における支援者や避難方法などを定める個別避難計画を福祉関連各課と連携して作成を進めるとともに、市民一人ひとりの素早い避難行動が取れるよう、防災関係機関も含め津波に対する防災意識の向上に努めてまいりたいと考えております。 また、白里地区以外の対策につきましては、地震、洪水、土砂災害など市内各地域の災害特性に合った個別避難計画の作成を含め、ハザードマップなどによりハザードエリアの周知を行い、防災訓練などを通して避難行動要支援者対策に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 石渡登志男議員。 ◆石渡登志男議員 個別避難対策、昨日も同僚議員のほうから、その進捗状況についてのお話がございましたけれども、大変いいことでありましょうね。今まで、もう何年もこれについては訴え続けてきた問題でもあります。それがいよいよ実行に移されてくると。今は何とか津波もなくて、あるいは地震もなくて平穏なんですけれども、いつこれが打ち破られるか分かりませんね。そういうときに、こういった方々をいかに避難させていくかと。大網白里市は大したもんだねと。津波が来ても誰も亡くなっていないじゃないかと。こうなればね、やっぱり私は一番すばらしいことだと思っていますし、大網白里市はどうやって守っていったんだというようなことにもつながりますでしょう。引き続き担当課のほうでよろしくお願いいたします。 続きまして、みずほ台の交差点についての問題でございます。危険なんですね、今月みずほ台住民の方々と話合いを実は行いました。そのときに重要な資料も実はいただいております。いくつもいただいているんですけれども、私が手元に持っているのは、交通事故多発交差点といいましてね、1番目から51番目まで持っているんですよ。全部あるんですけれども、交差点ね。ワースト1位が大網白里市なんですよ。2位以下を見ますとね、びっくりなんですよ、都市部なんですよ。ちなみに第2位の交差点が千葉市にあり、3位が柏市、4位と5位が千葉市、6位が市川市、その後も千葉市や市川市並びに浦安、松戸、成田、市原市などが続いています。どれも大網白里市以外は、みな都市部での交差点事故。その堂々の、堂々と言っちゃあれかもしれませんけど、第1位が大網白里市であります。 ですから、これはちょっと問題ありますよと。交通量が増えれば増えるほど、事故の確率というのは高まりますよね。第2位の千葉市における事故多発交差点というのは、ワースト第2位ね。何と国道16号にあるんですよ。あの16号の交通量とみずほ台の交通量は全然桁違いですよ。にもかかわらず、みずほ台の交差点での事故というのは、やはり多い、特に人身事故なんていうのは県内トップに位置すると。全くいい状態ではありませんね。片側2車線ある見通しのよい広い道路であります。でも、その先行きますと1車線でありますね。何で1車線になるんだろうと思ったら、歩道をやっぱり確保したんですね、これはね。これはこれでよく分かる。私は気持ち的にはよく分かると思っています。だから、何もあそこだけの単独事故じゃなくて、1車線になっていってしまう、それに附帯する事故というのも、実は、事故原因を調べてみますと、発生しているんですね。それを考えますとね、交差点における迅速なる改善対策を実施していくことがまずとにかく必要だろうと。 これに対しまして、地元住民の方々もほっておいたわけじゃないんですよ。市への要望書も提出しています。令和2年7月27日、さらに、みずほ台4自治会から市への追加要望書、令和2年12月28日にも実は提出しています。それを受けて市長のほうから、東金警察署への要望書、7月30日、早いですね。令和2年7月27日で令和2年7月30日、令和2年ですよ。僅か3日ぐらいですかね、迅速に対応しているんですね。その回答が令和2年9月25日にありました。セイムス前の交差点の信号機の歩車分離地区への変更においての要望と、調査結果を踏まえて実施の可否を判断するとの回答でございました。まだ回答は来ていないということであります。2番目の規制速度の変更についての要望、この2点は、みずほ台の住民の方々からの要望を受けて、市長がそれにのっとりまして、実は急いで迅速に対応してくださったということであります。 また、それ以外にセイムス前の交差点の青信号の時間についても、時間短いんですね。ですから児童や幼児や高齢者は渡り切れないと、4自治会から令和2年12月28日、市に対して要望書という形でこれまた出されていますね。こういった時間の経過等もあるんですね、今までの結果でね。 では、ここで質問したいんですが、この進捗状況というのはどうなっているんでしょうか。 もう一点、道路の構造上の問題でも何かあるのかどうか、その点についてお答えください。 ○議長(北田宏彦議員) 北山正憲安全対策課長。     (北山正憲安全対策課長 登壇) ◎北山正憲安全対策課長 お答えいたします。 みずほ台セイムス前の交差点の交通安全対策につきましては、令和3年第2回定例会において、他の議員より同様の質問をいただき答弁させていただいておりますが、これまでに横断歩道ラインの引き直し、横断歩道の手前部分にガードポールを設置するとともに、交通安全協会大網白里支部の協力により、定期的な街頭監視を実施しております。 また、地元自治会と協議し、交差点における歩行者の安全確保の観点から、現在の普通信号機を歩車分離式信号機へと変更するための要望書を令和2年7月に東金警察署に提出し、その要望を受け、千葉県警察本部において変更可否の判断をするため、関係機関の合同による詳細な現地調査などを実施しているところでございます。 ○議長(北田宏彦議員) 林 浩志建設課長。     (林 浩志参事(建設課長事務取扱) 登壇) ◎林浩志参事[建設課長事務取扱] 建設課から、道路構造上の交通安全対策につきましてお答えいたします。 みずほ台セイムス前の交差点の交通安全対策につきましては、昨年6月に警察関係、交通安全協会、関係行政機関などによる共同現地診断が実施され、安全対策について協議したところでございます。この協議の中で、道路構造上の交通安全対策につきましては、大きく2点、歩道部分の植樹帯の植え込みの剪定について対策を講じることと、交差点手前に路面標示設置を検討することとなったものでございます。 進捗状況としましては、植え込みの剪定については昨年中に実施しており、これからも定期的に実施してまいります。また、路面標示設置については、来年度の早い時期に実施の方向で検討しているところでございます。 ○議長(北田宏彦議員) 石渡登志男議員。 ◆石渡登志男議員 あの交差点は、市のほうで横断歩道の前にこういうポールみたいな丈夫なものをちょっと設置してくださったんですね。これは大変ありがたいことだなと思って、実はこの間、住民の方と一緒に見ていました。そのときに、ちょっとお話があったのが、そこのところに何か車が突っ込んだらしいですね。そして、たまたまそこを子どもがちょっと通っていたことがあったと。ところが、市が設置したそれによって、難を免れたというんですかね。ということは、やっぱりどんどん積極的にやることによって、こうやって命を守っていったと、これは大変すばらしいことではないかなと思っています。とにかく迅速にやっていきませんとね、協議が必要だと思いますし、単独ではできない問題もありますんで、警察との協議も必要でしょう。そういったことをしながら、とにかく早めに一日も早く事故が起きないような、減少するような、そんな改善をお願いしたいと思っています。 それから、住民の方と話合いを行ったと言いましたけれども、要はメールでもちょっといろいろ話したんですけれども、1つは、事故を防ぐ何か有効なる方法を専門家のほうに委ねたいと、住民の方々もね。それから2つ目は、市、警察、市民の方々等の3者によって、話合いの場があれば本当はいいですねと、そのあたりも市のほうで検討を加えていただければと思いますと、こういう意見がございましたので、どうぞそのへんも市のほうで検討を加えていただきたいと思います。 そして最後に、市民の方々にもお伝えしたいんですけれども、交差点を車やバイクで通行するとき、あるいは徒歩や自転車で行かれるときは、その危険性を思い出していただきたい。この交差点の危険性ですね。十分に安全運転を、また歩行者の方も横断時、決してご無理をなさらないように、ご注意をいただきたいと。ここを実は子どもたち、小さな子どもたち、幼児、こういったこと、あるいは児童、さっき言ったとおり高齢者、こういった方々が通りますね、スーパーもありますんで、小学校もありますんでね。だから、やっぱりなおさらこういったものを不名誉なワースト1位というものを返上していきたいと。 そして、以前私がほら、この場で言ったんですけれども、ここで横断歩道を歩いている人が、高齢の市民の方なんですけれども、大網白里市民の住民の運転によって、ここでちょっと歩行者がはねられちゃったんですね。その直後に行ったことがありますよと、本当に直後でした。もううずくまっていましたね。その方に聞きましたところ、今日引っ越してきたばっかりなんですと。かわいそうですよね、変な話ね。引っ越してきた初日に、ちょっと買物に行こうと。それを思った初日にやられてしまった。加害者側の奥様のほうにも聞いたんですね。もう気が動転していますから警察呼んだりしましたけれども、どうしてこうなっちゃったんでしょうかねと聞きましたら、歩行者は見えなかったって言うんですよ。本当に見えなかったんですと。 私もこれ本当なのかなと思って、実は、実際車の高い低いで、気候、天気も曇りのとき、晴れているときとか、雨のときとか、そういったとき踏まえて行ったことあるんですよ、自分で実際実験してみたことあるんですね。私自身が見た限りでは、見えていたんですね、十分。ただ高齢者の方、女性の方、車の車種によっては、このピラーがありますから、このピラーによって、場合によっては見えなくなる可能性があるのかなとも思いました。そういった話を違う方にしましたら、それを言ってから云々じゃなくして、私あそこを歩行者見えなくて危ないときがあったんでという話が出たんですよ、やっぱり高齢者の方でしたね。そういったこともやっぱりあるのかなという思いで感じておりました。 どうぞそのあたりを思いながら、ひとつ交通事故を防ぐと、あそこでの、みずほ台の交通事故、もういいかげん何とか対応しなきゃいけない、事故を防がなきゃいけない、そういう気持ちでお願いできればなと思っていますので、担当課は、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。 それから、3つ目の質問に入ります。 太陽光発電設備の設置についてであります。 これはね、今日も午前中にありましたでしょう。以前もありましたよね。私の質問というのは期待をした地区の皆様方ですよ、具体的に。これは頭を悩ませて、本当に困り果てているというのが実態だと思います。実際現場見に行かないと分かりませんでしょう。だから、現場を見に行きました。何とか現場分かったんですけれども、1件目のところ、なかなか分からなくて、1件目のところに何かこうのぼり旗みたいのがあったんで、聞きましたら、ピンポンしたら出てきた方がおられましてね。通勤者の方でございました。私よく知っていた方でありました。ちょっと案内されたら、ここにできるんだよと、自分ちのね。これはたまりませんねという話をさせていただきましたよ。 何かもう一つ大きな現場があるということを聞いたんですけれども、と言ったら、向こうのほうですと言って、ちょっと教えていただきまして、そっちのほうに行きましたらね、ありました、ありました、現場が。ただ、まだつくられていませんよ。どういうところかといいますと、非常にいいとこなんですね、住環境が最高にすばらしいところ。私これ見たときに、この方々はきっとこの住環境を気に入って、周りの景色景観も気に入って、ここに家を建てられたのだろうと、お住まいになったのだろうと、そんなことを思ったんですね。 ところが、この森林を伐採すると、伐採して太陽光発電設備の設置を行いたい。ある意味では、こんな感じでしょうと。今まで森林でね、夏なんか私あれ、大変いいところだと思いますよ、夏の写真見せてもらいましたけれどもね。非常に爽やかないいところだなと。その中の一つ、ちょっと右側のほう、先行って右側のほうに行きましたら、その中の森林、森みたいなの見ましたら、大木が倒れているんですね。これ何で倒れているんですかと聞いたんです。区長と一緒に歩いていきましてね。そうしたら、数年前のあの台風の影響だそうですよ。この木でさえ破壊してしまうのか、倒しちゃうのかと。じゃ、この木が全部伐採されたら、ここに住んでいる人たちはおそらくかなりの大きなダメージ、住宅もダメージを受けたんじゃないかなと私は想像しましたね。現実、屋根まで吹っ飛んじゃったケースありましたでしょう。屋根がなくなっちゃったというのは、私知っているだけで2件ぐらいありますよ。それほど強風なんですね。 ちょっと聞きましたら、フクロウも生息をするんですと。野鳥の声も聞こえるんですという非常にすばらしい自然環境ですよ。そういう中において、実はここにつくるんだと。今まで2回ほど説明会が開催されていますね。そして、その後、住民の質問、1月27日業者に届いておりますが、回答そのものがすぐにはなかったと。2月16日になってやっと業者から内容を精査し、回答書の作成を進めている最中なので、回答書が完成次第、送付します。これ私2月15日に県の新エネルギー推進課から連絡を取った。途端、これが実は2月17日に、今挙げたように内容を精査し、回答書の作成を進めている最中ですので、今しばらく待っていてねと、回答書が完成したら、送付しますからと、こういうことにつながったのではないかなと。 この方々は、県の新エネルギーの推進課、いろいろ資料いただきましてね、第3回の説明会中止の理由を説明してくださいと言ったらしいですよ、業者に。自然環境、自然や環境モデル、住民の皆様方に寄り添う対応をしてください。住民との合意形成に努めてくださいと。市長も、以前業者に、誠意を持って対応するように、こういう形で実は行っているんですね。それから第3回住民説明会もどうぞ開いてください、小まめに連絡してくださいと。これ以外にもまだあるんですけれどもね。こういったことを実は県の新エネルギーの推進課から、実は業者のほうに話が行ったらしいのでございます。 規制のない、比較的に緩やかなこういったところを実は、そして住民の住宅数が少ない、こういったところをある意味では、言葉悪いかもしれませんけど、狙われたと。私はそう思っているんですね。反対なんか大したことないだろうと思ったら、大反対運動が起きたと。自分たちもここまでは思っていなかったんでしょう。それもね、わざわざ以前、同僚議員からも話があったかもしれませんが、関西の業者がわざわざこっちに来て、それでそれを設置する。しかも設置した、その後どうなるかと、売り飛ばすと。これ何なんでしょうかね。 これにつきまして、市のほうはなかなか難しいですね。なぜか。だって、国はこれ認めているんですから、やってくださいよと言っていたんですから。国の禁止しているものならば、課長とも話しましたけれども、禁止は可能ですよね。国は禁止しているものを地方自治体が認めるわけいかないから、禁止もぱっとできますよね。これ、国は禁止していないんですね。そこをやるということはなかなか大変なことなんですよ。そういったジレンマも実はありますでしょう。 そういう中において、この期待した地区における担当課の対応というのはどのように行っていくか。どうぞお答えください。 ○議長(北田宏彦議員) 織本慶一都市整備課長。     (織本慶一都市整備課長 登壇) ◎織本慶一都市整備課長 お答えいたします。 事業用太陽光発電設備の設置に当たっては、災害の防止、環境及び景観の保全、市民の安全・安心を確保するため、事業者に対して市への事前協議住民説明会の開催のほか、事業実施に当たり配慮する事項や、適切な維持管理について定めた大網白里太陽光発電設備の設置及び管理に関するガイドラインを遵守するよう求めているところでございます。市のガイドラインでは、地域住民から事業計画に対する要望、意見があった場合は、事業者が誠意を持って対応するよう定めております。市に地域住民から直接要望や意見が出されたものにつきましても、市から事業者へお伝えし対応するよう依頼しております。 ○議長(北田宏彦議員) 石渡登志男議員。 ◆石渡登志男議員 今日もちょっと午前中、一日も早く条例制定されたほうのがいいんですけれども、なかなか難しい問題もありますよ。今日明日すぐにできるかと、そういう問題じゃないですね。今日もちょっとお話ししましたけれども、住民からのパブリックコメント、こういったものもやはり聞いてみなければいけません。そして条例、全国の片っ端から条例制定の内容を実は調べて見てみました、事前に。地域によって多少なりとも違いはありますね、自治体によりましてね。説明会開催しなさいよとかね。どちらかというとガイドラインに近いような内容について書いてあります。 そういったことを考えれば、やがて本市も条例制定をしてくださるでしょう。なぜなら、委員会でも全会一致、そして、議会においても、これまた今日もお話ありましたとおり全会一致、これについては誰一人の反対も実はありませんね。そういった意味において、条例制定へと大きく動いてくださるんでしょうが、その手続上の問題もあるのでしょう。その間にガイドラインの改正を少しでも行っていきながら、そして条例制定へと大きく動いていきたいと、そういう市の思惑があるのではないかと、私はそのように実は思っています。 この業者の資料見ましたら、立派によくできています。私感心しましたよ。もうすごいものだなと思うよ。これにかける執念というのはすげえなと思いましたよ。ただ、この業者に私は一つ言いたいのは、ちょっとこれ欠けていませんかと。何欠けているかといいますとね、業者というのは、手続を踏んでいますよね、正規の。ということは、いつでもできるんですね、やる気になればね。できるんですけれども、それだけのものを実はもう持っているわけですよ。そういう中において、私は、もう一歩誠意がないんじゃないのと、なぜか。だって、説明会開いてくださいよと言ったにもかかわらず、説明会は実施しません、3回目の説明会は。なぜですか、そう聞いてみた。本事業の関連会社様に地域住民の方が押しかけ業務に支障が起きているためですと。 じゃ、住民の方にしてみれば、押しかけた住民に聞いてみるとなるじゃないですか。聞きましたら、2人のうち1人に確認したところ、測量屋には会ったそうです。会いましたけれども、お世話になったお礼を駐車場で申し上げただけと。分かりました。そのようなことが判明しましたと。業務に支障が来すようなことは一切していませんと。となると、押しかけたということは、業者の担当者様が単なる勘違いか、あるいは第3回目を回避するためのこじつけということになりませんかと。さらに中止になったということは、3回目の住民説明会を予定したということになりますかと尋ねましたところ、住民の皆様方の要望があれば3回でも4回でもやるつもりはありますよとお答えになったということでしたので、本日12月21日、住民の総意として、3回目の住民説明会を要望しますと、このような形で要望書を実は出しているわけでありますね。 今、市は、なかなかこの3回目のこれについて、一旦事実上の中止、拒否されましたので、市側からも言っていただきました。市民の皆様方は何と言っているかというと、市の対応に対しましてね、こう言っているんですよ。都市整備課からは温かいお言葉をいただいております。住民目線です。信頼して業者との間に入っていただき、お願いをしています。しっかり対応しているんですよ。市も、これをきちっと止められる力があれば、きっと止めているでしょう。でも、それだけの国の認可が必要になっているもので、市にはそれを止める権限がないんですよね。そういう中において、いかに住民に寄り添って、何とかよい方向に持っていこうじゃないかということで、担当課も懸命に、市長も懸命になっているんだろうと、私は今まで出された資料を見ながら、そのような思いを実は持っています。 その資料というのがね、すごいでしょう、これ、こんないっぱいあるんですよ。最後の封筒は中身持っていますけれども、今ね。この資料というのは、住民の悲しみなんですね。住民の苦しみなんです。住民のどうしようもないむなしさなんです。やるせなさがいっぱい詰まっている資料だと思っています。どうぞ引き続き、担当課のほうは、今現在、業者と協議を行っていると思います。どうぞよい方向に向かっていけるよう、住民の方々はね、あそこに静かな環境で落ち着いて、ただ生活したいだけなんですね。それ以上それ以下のことはないんですよ。 それが脅かされるということになりますと、実際私はあそこへ行く前までは、そうでもないんじゃないのかなと正直思っていましたよ。見て、実際案内されて、こここうなっちゃうのと、これは大変なことだよと。この自然の木、みんな伐採しちゃうの。自然エネルギーですからと。こういう名の下に次々に森林が破壊され、そして次々に住民の生活環境が破壊されるようになってはいけませんね。どうぞ引き続き担当課のほうでは、そのようなお言葉もいただいています。それを思いながら対応していただければなと思っています。 もう少しお時間がありますので、最後の質問に入ります。 子どもたちのいじめ問題、これ率直に聞きます。令和元年、令和2年度、3年度はまだ出ていないということなものですから、小・中学校のいじめ認知件数はどれぐらいありますか。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸管理課長。     (石原治幸管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 文部科学省が毎年実施している児童・生徒の問題行動、不登校等、生徒指導上の諸課題に関する調査において、本市の小・中学校がいじめと認知し、報告した令和元年度の認知件数は、小学校で200件、中学校で30件、合計230件でありました。また、令和2年度の認知件数は、小学校で184件、中学校で13件、合計197件でありました。 ○議長(北田宏彦議員) 石渡登志男議員。 ◆石渡登志男議員 この大人の社会でもいじめというのがありますんでね、子どもの社会でもいじめは当然出てくるんでしょう。ある意味では仕方ないのかもしれませんけれども、ただ、ここからが大事なことでしてね。各国によっていじめ問題って違いますでしょう。大事なことは、その対策だと思うんですね。子どもたちが明るく元気よく楽しい学校生活を送られるようにするのが一番ですね。また、それが私たちの仕事でもありますよね。そういう意味で、その対策はどのように取っていますか、引き続きお願いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸管理課長。     (石原治幸管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 市では、いじめ防止基本方針に基づき、全ての学校において、全児童・生徒に対する、月1回程度の生活アンケートを実施しております。いじめはどの学校、どの学級でも起こり得るものであるという認識の下、ささいな兆候であっても見逃すことがないよう努めるとともに、積極的にいじめを認知し、状況について学級担任、教育相談担当職員、スクールカウンセラー等が児童・生徒から丁寧に聞き取り対応することで、早期発見、早期解決の姿勢で鋭意取り組んでおります。 また、いじめを許さないという思いの醸成に努め、事後の状況を小まめに確認することで、再発防止にも努めているところでございます。
    ○議長(北田宏彦議員) 石渡登志男議員。 ◆石渡登志男議員 先ほどお伝えしましたとおりで、いじめは個々によってやっぱり違うんですね。ですから、その個々に応じた対応が私はとても必要ではないかなと、このように思っています。私は、昔、塾の先生やっていたときに、千葉市のほうでは、ある千葉市の中学校で壮絶ないじめがやっぱりありました。お母さんから相談を受けました。お母さんね、お子さん死んじゃいますよと、男の子でしたよ、中学2年生ぐらいですかね。このままでいったら大変なことになりますと、お母さんも、もう涙目ですね。それで学校に行きまして、お母さんクラスの前で話をしてくださいと。お母様も言ってください。時間を担任の先生にいただいてくださいと言って、学校側も配慮してくださいまして、行きました。 そうしたらお母さんね、うちの子をいじめないでくださいということで、涙ぼろぼろ流したそうです。最後泣き崩れたと。それを見た子どもたちはどうなったかと。やっぱり子ども心に思いますでしょう。母親の姿を見て、そこに男の子いるんですよ、男の子はたまったものじゃないかもしれません。でも、どうなったか。いじめなくなったんですね、そこからぱたっと。そういう雰囲気ではないんですよ、クラス自体がもう。 だから、やっぱり個々に応じて、やっぱりいじめというのは違いがありますんで、どうぞそのあたりを考慮しながら、楽しい小学校6年生、6年間楽しかった、お父さん、お母さん、先生、中学校3年間も楽しかったと思っていただけるような学校生活を送ることができるように、私たちも全力を挙げて対応していこうじゃありませんか。それをお伝えいたしまして、3分ほど早いですが、私の質問を終了させていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして、石渡登志男議員の質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。 なお、午後2時10分から再開いたします。     午後1時57分 休憩-----------------------------------     午後2時10分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次の通告者、岡田憲二議員の発言を許します。 岡田憲二議員。     (岡田憲二議員 登壇 拍手) ◆岡田憲二議員 令和4年度第1回定例会一般質問の部、最後に質問いたします岡田憲二であります。 冒頭に申し上げます。市議会は、市民に代わって、その声を市政に反映するところで、市の意思を決定する議事機関であります。我々議員は、二元代表制の下、共に住民を代表する首長と議会が、相互の抑制と均衡によって緊張関係を保ちながら、議会が首長と対等の機関として、自治体の運営の基本的な方針を議決により決定し、その執行を監視する行政へのチェック機関として、また、積極的な政策提案を通して政策形成の具体となることこそ、二元代表制の本来の在り方であると承知いたしております。 このことに鑑みて、私は、令和3年第1回定例会に上程された議案第28号 指定管理者の指定に対する市側の対応になぜか釈然としないところが多々あったため、これは調べてみる必要があるなと、このように判断し独自で調査いたしました。議案第28号の内容は、市営サッカー場の指定管理にするための事業者選定でありました。私の調査の結果は、議場にて公表してまいりましたので、議場の皆様には詳細はご存知と思います。よって、省略させていただきますが、調査に基づいた1年間の長きにわたっての私の質問に、市側の答弁は真摯な答弁が少なかったことを記憶しておりますが、少しながら真実の答弁もあったことも事実でありますので、これより申し述べます。 まず、議案第28号、この議案を審議されることを付託されたのは文教福祉常任委員会でありましたので、その質疑の中で、例えば、融資は取ってあるから、人工芝は仮に差し押さえてある、こういうふうに言っているが、そういうことをきちんと確かめたのかと。この問いに対しまして、担当課長の答弁は「それについては確認はしてございません」、こういう答弁でありました。応募要項に記載されている審議会の議決を得るまでの間に、指定管理者に指定することを著しく不適当と認められる事情が生じた場合には、当該候補者を指定管理者にしないこととするとの1行が記載されているが、これを遵守するのかと、この質問に深田教育長は「市長と協議した結果、委員会で採決してくださいと、市長がこのように言っているので、採決してください」と、こういうことでありましたので、直ちに採決した結果、反対多数で否決されました。 次に、フィールドオブドリームス社は、私に指摘されて慌てて次の日、会社を移転したが、どこに移転したのかという問いに「従業員のアパートに会社を移転した」と、このような答弁でありました。そんな会社をあなた方は早々と指定管理候補者に認定したんですよと、そのことについて何か言うことありませんかと。深田教育長の答弁は「議員に指摘いただくまで気づかなかったことについては、本当に残念に思っております」、こういう答弁でありました。 また、フィールド社、相馬代表が市に応募申請書を提出したのは1月29日、市側が指定管理者選考委員会を開催したのは2月3日と、あまりの手際のよさに驚いた次第であります。選定委員会の構成は、委員長に深井副市長、副委員長に深田教育長、ほか課長クラス7人、合計9名の陣容で、委員会プレゼン開始から閉会まで僅か30分、7項目に分類しプレゼンを終了後、委員それぞれが7項目に点数をつけて合格点を60点に設定、集計の結果、合計で一番高い点をつけたのが深井委員長、2番目に高い点をつけたのは深田教育長と、この事実が判明いたしました。結果、評価点が64.5点となり合格点数を上回っていたので、めでたく市側では、フィールド社を大網白里市市営サッカー場指定管理候補者に正式に認定いたしました。 以上が選定委員会の経緯でありますが、本来ならばフィールド社の応募申請書を厳しく審査して選考委員会に臨むべきでありますが、その形跡は見られませんでした。 令和3年6月9日は、この本会議場で私の質問に深井副市長が答弁いたしましたが、答弁の途中に突然「それから……」、このように言ったまま答弁ができなくなり、そのまま自席に戻ってしまうというハプニングがありました。深井副市長におかれましては、頭脳明晰、弁舌明瞭、爽やかなること、誰もが認めるところでしたので、このような事態に皆々驚いたところであります。 ハプニングは続きました。6月21日に深井副市長は任期途中にもかかわらず、突然辞表を提出、その後6月30日をもって退任いたしました。まさに青天のへきれきでございました。この辞任劇、いわゆる6月21日に副市長が辞表を提出した、そのときに「もうここには来ないから」と、このようなことを言っていたと多くの職員が言っておりました。その言葉どおり、辞表を出してから退任するまで、一度も市のほうには顔を出していないと、こういうふうに聞いております。ましてや議会に出すわけもない。 しかしながら、どこに顔を出さなくても議会にだけは出すべきなことではないでしょうか。なぜならば、金坂市長が深井君を副市長にということで推薦し、我々議員がこの本会議場でそれを認めて副市長に就任したと、こういう経緯がありますから、当然退任するときは議会に挨拶をするのが良識ある人の道ではないでしょうか。しかし、今回はそういうこともなかったと。どういうことでありましょうか。おかしなことばかりが続いていたわけであります。 いま一つ、令和4年第1回定例会に臨み、議会全員協議会が招集されました。深田教育長より議員の皆様にお話ししたいことがあるので、全員協議会に出席させてもらいたいとの要請がありましたので、議長の許可を得て深田教育長が出席、議員全員を前にして、次のような発言をいたしました。 「本日は、会議の貴重なる時間を割いていただきましてありがとうございます。来週から始まる令和4年市議会第1回定例会に当たり、御礼とご報告がありお邪魔いたしました。昨年提案させていただいたサッカー場の指定管理の件につきまして、議員の皆様には大変ご心配いただき、またご指導いただきありがとうございました」と、「ご指摘いただくまで状況を把握できなかった内容があり、遺憾に思っているところであります。今回のことを精査し、今後は、よりよい取組ができるようにしていきたいと思っております。引き続きのご指導をお願いいたします」と、こういうような発言をされました。 次に、令和3年第4回定例会で、私の質問に対して、金坂市長より「申請者、相馬代表から事務所の移転については、正式に移転した後に報告するつもりであった。今回、指摘を受けて、もっと早く報告すべきであったと反省していると、このような報告があった」由の発言がありました。このことにより、応募申請した相馬代表自ら自分の非を認めていることが実証されました。 以上のことを鑑み、小さなことは多々ありますけれども、重要なことの第1は、このたびの市営サッカー場指定管理の推薦に指導的な立場にあったとされる深井副市長が突然辞職の理由も説明せずに退任してしまったこと、第2に、応募申請者たる相馬代表が自らの間違いを認めているということ、第3は、今回の事業を所管した教育委員会の責任者たる深田教育長が、指定管理の進め方に過ちのところもあったことを認めるような発言を全議員を前にして述べていること、第4は、令和3年第1回定例会、議案第28号 指定管理者の指定を議決した際、賛成2名、反対15名をもって否決されたこと等を省みて、私なりの総括をして、ご報告申し上げます。 加えて、私の1年間にわたる調査に基づく議会活動の中で、今まで分からなかった事実が市民の皆様の知るところとなり、またそのことにより、私の今までの議会活動の正当性が実証されましたとのことで、所期の目的を果たせたことと判断いたします。よって、市営サッカー場指定管理に係る市側の対応を正すという、今までの議会活動は終わらせることといたします。ご支援賜りました皆々様には、感謝、御礼を申し上げる次第であります。誠にありがとうございました。 また、議員の皆様方には、議案第28号を反対多数にて否決されましたことは、二元代表制の本意、在り方を、その一つ、市行政に過ちがあれば、これを正すことと、大網白里市議会議員の良識、見識の高さを近隣議会に知らしめたことと、まさに敬意を表する次第であります。誠にご苦労さまでした。 以後、発言席より質問いたします。     (岡田憲二議員 発言席着席) ○議長(北田宏彦議員) 岡田憲二議員。 ◆岡田憲二議員 通告にありますのは、小中池公園再整備構想委員会における内容となっております。これは金坂市長の肝煎りで、小中池公園再整備構想というものは…… ○議長(北田宏彦議員) 発言者は起立して発言をお願いします。 ◆岡田憲二議員 ああ、ごめん、ごめん、失礼、年寄りだから。 そういうことで検討委員会を立ち上げて、6回にわたり審議して、そして答申を市長に出して検討委員会は収束したと、こういうことでありますけれども、担当課にこの進捗ですね、簡単に説明いただきたいと思います、どうぞ。 ○議長(北田宏彦議員) 織本慶一都市整備課長。     (織本慶一都市整備課長 登壇) ◎織本慶一都市整備課長 お答えについては、まず検討委員会の設置目的と委員会の第6回やったんですけれども、その経過についてご説明させていただきます。 小中池公園は、平成8年の開園から25年以上経過し、各施設の老朽化が進行し、施設の更新等の課題が生じておりました。また、圏央道スマートインターチェンジの開通により、県内外から公園へのアクセスが向上し、来園者の増加が見込まれることから、現在の大網白里市にふさわしい公園を目指すため、小中池公園再整備構想を平成30年7月に策定したところです。 策定に当たりましては、市職員だけでなく、学識経験者、地区の代表者、関係機関、公園を利用する市民など外部有識者を構成員に加え、小中池公園再整備構想検討委員会を組織し、検討を進めたところでございます。 検討委員会は、公園の知識を有する学識経験者1名、市観光協会及び土地改良団体代表者を2名、用途地区代表者1名と、公募による市民を代表する2名、県や市の関係機関7名の合計13名で構成され、平成29年11月から計6回の検討委員会を開催し、意見を取りまとめ、翌30年7月に検討委員会委員長から、小中池公園再整備構想案を市長へ答申を行い、同月、小中池公園再整備構想が決定いたしました。 次に、小中池公園再整備構想の内容についてですが、大きく構想の骨格となる3つの基本理念がございます。 1つ目といたしまして、子どもから高齢者まで幅広い人たちに愛される公園、2つ目は、公園の立地、自然環境を活用した特色ある公園、3つ目は、市の愛着を育み、市のシンボルとなる魅力ある公園であります。これら3つの基本理念を踏まえ、具体的な方向性を示す基本方針として10項目ございます。順次申し上げさせていただきます。 市民の手軽な運動の場の提供、小中池公園及び周辺のサイン整備、バリアフリーやユニバーサルデザインを用いた施設整備、四季を通じて観光客を誘致できる公園整備、昭和の森との連携、スマートインターチェンジからのアクセスを生かした公園附帯設備の整備、小中池公園を通じて市全体をPRし、魅力を発信の拠点整備、小中池周辺の自然環境を観光学習やレクリエーションの場として活用、立地を生かし市内外へのPR、最後に、各種イベントに活用できるようなソフト面の充実、以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 岡田憲二議員。 ◆岡田憲二議員 今、簡単に進捗状況を説明していただきました。実は、この小中池公園に関しましては、私も深く深く関わっているというところであります。平成8年に小中池公園として現在の整備された経過がありますが、実は私初めて議員に当選してからのいわゆる提案というものを市民の皆さんに示しましたね、まあ公約ですね、7項目示して、それを中心にずっと議会活動を行ってきているんです。これ7つは言ってもいいけれども、時間があるからいいかな。 1つは、既存住民のための排水対策の強化、郡南病院の拡張と、駅北側及びバイパスの調整区域の解除と、河川堤及び堰の整備公園化、市制移行準備委員会の設置、ごみ焼却場の建設の検討、増穂コミュニティセンターの建設と、この7つの項目でもって議会活動をやると、こう公約しましてね、これほとんど今現在は完成しているんですね。 そのうちの一つ、河川堤及び堰の整備公園化、これは私が大網にはいくつかの池だとか、そういうものがある、それをそのままほっておくにはもったいない、整備すればいい観光地になるところもあるから、それを公園化しましょうということでずっとこの議会で訴えてきた。そして、そのときの町長でありました石橋捷洋町長のご理解を得まして、今現在の小中池、そのときはただ単なる池だったんですね。それを公園化するということで、小中池公園が開設されたんです。 こういうような経過があるから、非常に私も思い入れが多い。そういう中で、今回もこの老朽化のために再整備するという、金坂市長の肝煎りでできた検討委員会。どういうふうになるのかなと思っていたんですけれども、議会からの委員はもう、これは駄目ですよという話。それならばということで、民間枠のほうで、私ならば小中池公園再整備はこういうふうにしますよという小論文を書いて、それで民間の枠の申込みしたら、2人のうちの1人になっちゃったということで、この再整備構想委員会、ずっと最初から関わってきたんですね。 それで、お伺いいたしますけれども、これ30年に検討委員会から金坂市長のほうに答申が出されているんですね。そうですね、課長。それから今までこの小中池公園整備に係ることは何か進んでおりますか、どうぞ。 ○議長(北田宏彦議員) 堀江和彦副市長。     (堀江和彦副市長 登壇) ◎堀江和彦副市長 お答えいたします。 ただいまご質問いただきました、小中池公園再整備に向けての取組状況についてお答えいたします。 先ほど、担当課長からもお話ありましたとおり、平成30年7月に検討委員会委員長より答申を受けまして、市といたしましては、原案どおり小中池公園再整備構想を決定したところでございます。この再整備構想を踏まえまして、庁内検討会議を設定し、県立自然公園区域内に位置するという特性も生かしつつ、構想に沿った整備内容としての基本計画を策定するため、そのたたき台について取り組んできておるところでございます。 具体的には、関係する法令、また上位計画との整合を図りながら、整備構想に盛り込まれました課題の整理、利用目的ごとの公園機能の配置案、いわゆるゾーニングや、また訪れる方が楽しんでいただける動線などについて、その方向性を定めるための検討をしておるところでございます。 また一方、これまでの間、小中池公園再整備構想の基本方針にあります、バリアフリーやユニバーサルデザインを用いた施設整備に基づきまして、老朽化が著しかった公園内トイレにつきましては、令和2年度に千葉県の観光地魅力アップ整備事業補助金を活用いたし、先行して改修を行ったところでございます。 また、昨年の11月には、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社と締結いたしました地域活性化包括連携協定に基づき、小中池公園広場に大型複合遊具を設置完了したところでございます。そして今年度、公園利用者の方々のご意見や感想を伺うためのアンケート調査も実施したところでございます。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 岡田憲二議員。 ◆岡田憲二議員 それでは、この基本計画、これはまだ完成していないんですか。答申は30年ですよ、今、令和4年。この4年間かかって、まだこの初期段階の基本計画も完成していないというのは、これどういうことですか。ちょっとゆっくりし過ぎじゃないですか。このようなペースでいけば、次は設計施工管理と、ここに行くまでには相当な時間がかかる。私生きているか自信がないくらい時間がかかるんじゃないですか、それまでに。なぜこれだけ検討委員会からきちんとした答申が出ているんだから、それを基にして、庁内で協議して、基本計画を立ち上げるには、何でもう4年かかったってまだできないという答弁していましたよね。おかしいじゃないですか。あなたは長く総務課長やったりして、おかしいと思いませんか、どうぞ。 ○議長(北田宏彦議員) 堀江和彦副市長。     (堀江和彦副市長 登壇) ◎堀江和彦副市長 時間がかかり過ぎるというご指摘でございます。 この点につきましては、様々な理由がございます。先ほども申し上げましたとおり、関係する法令ですとか上位計画との整合、また検討委員会から出されました答申に基づいた3つの基本理念、そして10の基本方針、こういったものの内容の精査、課題の整理、こういったものに時間がかかっておる状況でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 岡田憲二議員。 ◆岡田憲二議員 大網白里市の職員はね、優秀ですよ、職員はね。その職員をもってして、こんな長く時間がかからなきゃ基本計画というのはできないのか、非常に私は不審に思う。それでこの基本方針、私もこれ参画して策定したんですが、今、副市長が答弁していた中で、今までいくつかやっていますよということなわけだけれども、これほとんどこの答申の基本方針は手つかずじゃないんですか。私はそのように思えてなりませんよ。時間がかかることを私はおかしいなと言っているけれども、私はもうそもそもこの検討委員会でも、当初から10年スパンでやりましょうよということは言っていたんだよ。 それはなぜかと言うと、お金があれば、ぱぱっとやっちゃえばいいんだよ。うちは財政難でもうどうしようもないところまで来ているような状況の中で、そんなことはできないから、今年はここまで、次はここまでという10年スパンでもって、10年かかって公園が完成するという、そういうような形でやっていったらいいという提言をして、そういうふうになった。だから時間がかかるのはいいんですよ。でも時間はかかるは、大した進め方はしないんじゃ、何をやっているんだということになっちゃう。 一番いい例がね、小中池公園にある、目玉って言ったらそうにもなるんだろうけれども、木橋というんですか、橋ですね。あれ老朽化して使いものにならなくなって、今はロープを張って立入禁止になっている。それ何年かかっているんだよ、今。あの橋がきちんと整備されると、されないんじゃ全然違うんですよ。もうロープを張って入れないようにしてほったらかしにしているじゃないですか。そういうところから整備していかなきゃならない。お金はかかりますよね、確かに。 だから、それでさっき私が言ったでしょうよ。一遍にやろうと思っても無理だから、今年は撤去するために予算つけましょうと。撤去が終われば、次はじゃ、新しく建設する、せめて半分ぐらい予算つけましょうよとかね、そういうふうにしてやっていかなきゃ、できるものもできないんですよ。基本計画で大層な名前はついているけれども、4年もたってこれまだ完成していないというのは、私どうも納得がいかない。聞きますけれども、あの木橋に関してはこれからどうするの、お答えください。 ○議長(北田宏彦議員) 織本慶一都市整備課長。     (織本慶一都市整備課長 登壇) ◎織本慶一都市整備課長 小中池に設置してあります木橋につきましては、多くの市民の皆様にご利用いただいたところですが、著しく腐食が進行し、利用される皆様の安全確保が困難であることと判断し、平成29年から立入禁止となっております。老朽化した木橋の対応方法につきましては、現在策定を進めております基本計画の中で検討してまいりたいと考えております。 ○議長(北田宏彦議員) 質問者並びに答弁者に申し上げます。 残り時間が少なくなっておりますので、質問答弁は簡潔にお願いします。 岡田憲二議員。 ◆岡田憲二議員 これからの私の一般質問は、この行うべき再整備が主になるから、今回はもう時間どおりびしっと終わらせるけれども、今どき、あなた、その木橋をどうするか、これから検討しますなんて言って遅いよ、何をやっているの。公園じゃなくなっちゃうよ。公園のメインの木橋を使えなくなって何年ほったらかしにしているの。次回からまた質問させていただきますので、今回はこれでいいでしょう。次回きちんとした答えが出るようにやっておいてくださいよ。私の質問がまた、1年もかかって追及し、最後は今回みたいな話になるというのは笑い話だからね。ひとつよろしくどうぞ。 これにて私の一般質問終了いたします。ご苦労さまでした。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして、岡田憲二議員の質問を終結いたします。 以上で、市政に対する一般質問を終結いたします。----------------------------------- △日程第2 休会について ○議長(北田宏彦議員) 次に、日程第2、休会についてを議題といたします。 明25日から3月1日までの5日間について、休日及び議案調査のため休会といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) 異議ないものと認め、さよう決しました。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 なお、3月2日は定刻より会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。     午後2時50分 散会...