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  1. 福島市議会 2020-03-19
    令和2年3月19日予算特別委員会経済民生分科会-03月19日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    令和2年3月19日予算特別委員会経済民生分科会-03月19日-01号令和2年3月19日予算特別委員会経済民生分科会  予算特別委員会経済民生分科会記録 令和2年3月19日(水)午前10時00分~午後0時18分(9階904会議室) 〇出席委員(8名)   分科会長     二階堂武文   副分科会長    佐々木 優   委員       高木直人   委員       川又康彦   委員       石山波恵   委員       阿部 亨   委員       小松良行   委員       山岸 清 〇欠席委員(なし) 〇市長等部局出席者(市民・文化スポーツ部)   市民・文化スポーツ部長           横田博昭   市民・文化スポーツ部次長          国分英男
      生活課長                  河野裕之   生活課課長補佐兼安全安心・避難者支援係長  吉田典生   生活課消費生活センター所長         古川直美   生活課市民会館館長             菅野美紀子   市民課長                  佐藤雅宏   市民課課長補佐兼総合窓口係長        安藤勝章   市民課戸籍係長               齋藤 淳   市民課登録係長               大和夏樹   市民課西口行政サービスコーナー主任     菊田美由紀   国保年金課長                高橋義彦   国保年金課課長補佐兼庶務係長        尾形祐紀   国保年金課国保給付係長           府野秀雄   国保年金課国保資格係長           林谷康彦   国保年金課高齢者医療係長          高橋早苗   国保年金課主任主査兼国保年金係長      中原利也   市民協働課長                山田正明   市民協働課課長補佐兼市民協働係長      高橋弥江   市民協働課地域振興係長           菅野信幸   定住交流課長                橋本江理   定住交流課課長補佐出会い定住応援係長   長島晴司   定住交流課都市間交流係長          清野博光   文化スポーツ振興室長            齋藤義弘   文化振興課課長補佐兼文化振興係長      渡辺謙司   文化振興課文化財係長            古川麻里子   文化振興課埋蔵文化係長           新井達哉   スポーツ振興課長              平塚 剛   スポーツ振興課課長補佐スポーツ振興係長  加藤 淳   スポーツ振興課スポーツ施設係長       斎藤輝雄 〇案件   1 議案審査(市民・文化スポーツ部)     議案第1号 令和2年度福島市一般会計予算中、市民・文化スポーツ部所管分     議案第5号 令和2年度福島市国民健康保険事業費特別会計予算中、市民・文化スポーツ部所管分     議案第11号 令和2年度福島市後期高齢者医療事業費特別会計予算 ─────────────────────────────────────────────                午前10時00分    開  議 ○二階堂武文 分科会長  おはようございます。ただいまから予算特別委員会経済民生分科会を開会いたします。  議案第1号令和2年度福島市一般会計予算中、市民・文化スポーツ部所管分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎市民・文化スポーツ部長 皆さん、おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。  説明の前に関係資料を配付させていただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。 ○二階堂武文 分科会長  はい、お願いします。      【資料配付】 ◎市民・文化スポーツ部長 それでは、令和2年度市民・文化スポーツ部所管の予算の概要につきましてご説明いたします。  初めに、ただいま配付いたしました資料の1ページを御覧ください。市民・文化スポーツ部が所管しておりますのは、福島市一般会計予算の一部と国民健康保険事業費特別会計及び後期高齢者医療事業費特別会計でございます。一番下の欄、③に記載しておりますが、3つの会計の合計で令和2年度歳入予算総額は303億2,303万9,000円、令和元年度と比較しますと2億4,712万3,000円の増、率で申しますと0.8%増えております。同じく令和2年度歳出予算総額は363億452万3,000円、令和元年度と比較しますと3億8,126万8,000円の増、率で申しますと1.1%増えております。  次に、一番上の欄、①、一般会計予算を御覧ください。令和2年度歳入予算額の計は31億7,809万4,000円、令和元年度と比較しますと4億6,268万4,000円の増、率で申しますと17.0%増えております。同じく令和2年度歳出予算総額は91億5,957万8,000円、令和元年度と比較しますと5億9,682万9,000円の増、率で申しますと7.0%増えております。  一般会計予算の詳細につきましては、次長よりご説明いたしますので、よろしくご審議の上、認定を賜りますようお願い申し上げます。 ◎市民・文化スポーツ部次長 議案第1号令和2年度一般会計予算のうち、市民・文化スポーツ部所管分につきまして、資料に基づき、主なものについてご説明をさせていただきます。  各項目の職員の人件費等につきましては、各事業の説明の後に、予算説明書により一括してご説明させていただきますので、ご了承願います。  なお、配付資料の右側に予算説明書のページを記載しておりますので、併せて御覧いただきたいと存じます。  それでは最初に、主な歳入を説明させていただきます。2ページを御覧ください。歳入の15款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料、2節市民会館使用料863万6,000円は、施設及び備付け備品等の使用料です。  その下、9目教育使用料、3節保健体育施設使用料369万4,000円は、体育施設の行政財産使用料及び現在市直営で運営しております十六沼公園サッカー場天然芝コートの施設使用料です。  その下、2項手数料、1目総務手数料、3節戸籍住民基本台帳関係手数料の1億999万1,000円は、戸籍証明書及び住民票の写し等の交付手数料です。  3ページをお開きください。16款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、2節保険基盤安定負担金2億2,272万1,000円は、国民健康保険保険基盤安定負担金の保険者支援分です。  その下、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節総務管理費補助金外国人受入環境整備交付金326万2,000円は、新たに外国人のためのワンストップ生活相談窓口を開設するための費用に係る補助金です。  その下、2節戸籍住民基本台帳費補助金2億5,423万2,000円は、個人番号カード等に関連する事務を地方公共団体情報システム機構に委任するための補助金及び個人番号カードを交付するための費用に係る補助金です。  その下、7目教育費国庫補助金、6節社会教育費補助金1,490万1,000円は、文化財保存事業費補助金992万5,000円が旧広瀬座再整備に向けた基本設計に係る補助金です。  その下、7節保健体育費補助金500万円は、信夫ヶ丘競技場メインスタンドの耐震診断に係る補助金です。  その下、3項委託金、2目民生費委託金、1節社会福祉費委託金3,656万8,000円は、国民年金の事務委託金及び年金生活者支援給付金事務委託金です。  その下、5目教育費委託金、1節社会教育費委託金7,887万円は、福島西道路延伸に伴う発掘調査に係る国からの委託金です。  4ページを御覧ください。17款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、2節保険基盤安定負担金11億747万1,000円は、国民健康保険保険基盤安定負担金の保険税軽減分、保険者支援分及び後期高齢者医療保険基盤安定負担金です。  その下、2項県補助金、1目総務費県補助金、1節総務管理費補助金1,115万円は、出会いの場創出事業を実施するための地域少子化対策重点推進交付金、東京圏からの移住就業者等を支援し、定住人口の確保を図るUIJターン移住支援事業費補助金です。  5ページをお開きください。19款寄附金、1項寄附金、4目教育費寄附金139万円は、文化施設整備基金古関裕而音楽賞基金スポーツ振興基金に係る寄附金です。  その下、20款繰入金、1項基金繰入金、13目文化施設整備基金繰入金、1節文化施設整備基金繰入金3,327万9,000円は、写真美術館の再整備のため、所要額の一部を基金から繰り入れるものです。  その下、14目古関裕而音楽賞基金繰入金、1節古関裕而音楽賞基金繰入金2,020万円は、古関裕而記念音楽祭の開催にあたり、所要額の全額を基金から繰り入れるものです。  その下、15目スポーツ振興基金繰入金、1節スポーツ振興基金繰入金1億500万円は、中央市民プールの改修事業、東部体育館雨漏り修繕事業、十六沼公園サッカー場人工芝コート張り替え等の体育施設の設備更新等のための所要額の一部を基金から繰り入れるものです。  次に、22款諸収入、5項雑入、2目雑入、4節ネーミングライツ収入1,276万円のうち、550万円は福島市音楽堂、726万円は福島市パークゴルフ場、福島市体育館・武道場及び国体記念体育館の3施設のネーミングライツに係る収入です。  その下、5節市民交通災害共済組合交付金636万6,000円は、福島県市民交通災害共済組合から共済加入事務等に対して交付されるものです。  その下、7節保険者インセンティブ交付金936万4,000円は、後期高齢者の保健事業を実施するにあたり、事業の企画、調整等を行う保健師の賃金及び事業に係る費用に対して福島県後期高齢者医療広域連合から交付されるものです。  その下、22節スポーツ振興くじ助成金3,000万円は、十六沼公園サッカー場の人工芝コート2面の張り替え工事に係る独立行政法人日本スポーツ振興センターから交付される助成金を見込んだものです。  6ページを御覧ください。24節雑入682万1,000円の主なものは、コミュニティ助成金500万円が宝くじの社会貢献広報事業として認定された場合に一般財団法人自治総合センターから交付される2件分の助成金を見込んだものです。  7ページをお開きください。23款市債、1項市債、8目教育債、6節社会教育債の文化施設整備債2億5,370万円は、写真美術館の再整備事業に係る市債です。  その下、7節保健体育債の体育施設整備債8億3,390万円は、中央市民プールの改修事業、東部体育館雨漏り修繕事業、十六沼公園サッカー場人工芝コート張り替え等の体育施設の設備更新等に係る市債です。  次に、歳出についてご説明をさせていただきます。8ページを御覧ください。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、復興事業費の笑顔つなぐまち交流事業費85万円は、長期避難者の交流支援を促進するための補助金です。その下、自主避難者支援事業費51万7,000円は、県外避難者を対象とする行政相談や交流会への参加等の経費です。  その下、2目文書広報費、広報広聴費516万9,000円は、自治振興協議会連合会補助金300万円、地区自治振興協議会交付金170万8,000円は、28地区の協議会の活動を支援するものです。  その下、相談処理費の法律相談事業費217万5,000円は、市民法律相談を委託しております福島県弁護士会福島支部への委託料などです。  9ページをお開きください。2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、企画諸費の66万円は、令和3年度以降の次期実施計画を地区ごとに策定する地域の個性を生かしたまちづくり計画策定事業費51万円です。協働のまちづくり推進事業費15万円は、協働のまちづくり推進指針の改定に向けた市民会議を開催するものです。  その下、多文化共生のまち推進費1,709万6,000円は、国際交流推進費688万3,000円が国際交流員の配置に係る費用及び市内在住外国人留学生への生活補助に関する費用です。また、外国人生活相談事業費572万4,000円は、国庫補助の外国人受入環境整備交付金を活用して、新たに福島市役所本庁1階に外国人のためのワンストップ生活相談窓口を開設する費用です。日本語教育推進事業費121万5,000円は、帰国外国出身児童生徒やその保護者と学校とのコミュニケーションギャップの解消を図るため、小学生への日本語サポーターの派遣及び新たに親子教室を開催する費用です。  都市間交流費866万2,000円は、荒川区や山口市などとの交流事業費及び市民の交流施設であります旧佐久間邸の管理運営費等です。  10ページを御覧ください。定住推進費4,754万円で新規の、上から2つ目でございますが、広報推進事業費430万円は、本市への移住定住を促進するためのガイドブック作成やポータルサイトを開設する費用です。新生活応援事業費534万6,000円は、移住応援サポーターの活動支援や新たに移住者に対し移住準備支援金として15万円を限度に引っ越し費用を補助する事業費を盛り込んだものです。下から3つ目の地域おこし協力隊活用事業費1,320万円は、大波地区に1名、土湯温泉町地区に1名、飯坂地区に1名、合計3名の協力隊員を導入し、地域協力活動を実施する費用です。UIJターン移住支援事業費1,296万円は、東京23区の在住者等が本市へ転入し、県のマッチングサイトに掲載の中小企業に就職するなどの要件を満たした場合に支援金を交付するものです。  11ページをお開きください。9目安全安心なまちづくり推進費、安全なまち推進費1,089万5,000円は、上から3つ目ですが、防犯協会連合会補助金980万円が福島地区と福島北地区の防犯協会連合会に対する補助金です。  交通教育専門員費1,871万5,000円は、交通教育専門員42名の報酬1,134万円などです。  12ページを御覧ください。交通安全対策費1,599万3,000円は、上から2つ目ですが、交通安全運動推進事業費122万7,000円が年間を通して実施する交通安全運動に関する費用などです。交通安全教育推進事業費229万円は、自転車安全利用推進事業として、市内の中学生を対象に実施するスケアードストレートや各種交通安全教室の費用です。また、一番下の交通安全関係団体補助金996万7,000円は、福島市交通対策協議会、福島地区及び福島北地区の交通安全協会、福島市交通安全母の会連絡協議会への補助金です。  13ページをお開きください。市民交通災害共済事業費629万4,000円は、市民交通災害共済事務に係る人件費等です。  次に、10目会館費、市民会館費6,675万9,000円は、市民会館の管理運営に係る人件費、施設管理経費及び建物維持補修費等です。上から4つ目、管理費3,443万7,000円は、施設管理のための清掃業務委託、エレベーター及びビル管理委託料のほか、光熱水費等です。その下、維持補修費300万円は、市民会館の小規模修繕の費用です。  14ページを御覧ください。13目住みよい地域づくり推進費地域づくり支援事業費1,740万円は、地域の課題解決や地域コミュニティーの活性化、環境美化活動などの地域のまちづくりに資する事業を支援する地域コミュニティ等支援事業費補助金です。  その下、14目諸費、上から2つ目ですが、市民生活諸費1億2,184万6,000円は、市民活動活性化支援事業費186万8,000円が社会貢献活動を行う立ち上げ期の市民活動団体を支援するものです。まちなか交流施設事業費1,196万2,000円は、今議会に福島市まちなか交流施設条例を上程させていただいているところですが、施設の管理運営を委託して行うとともに、市民や各種団体を巻き込んだ交流イベントなどを開催するものです。町内会等交付金7,867万円は、町内会等の円滑な活動を促進し、併せて地域住民のコミュニティー活動の推進に資するため、868町内会に交付するものです。集会所建設費等補助金810万9,000円は、町内会が実施する集会所の改修及び小規模修繕、バリアフリー化を支援するものです。令和2年度の改修につきましては、4か所の補助を予定しております。  15ページをお開きください。市民活動サポートセンター費1,770万円は、指定管理者制度を導入しております同センターの管理運営費等です。  その下、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費戸籍住民基本台帳諸費7,243万2,000円は、会計年度任用職員費3,583万3,000円、コンビニ交付サービス事業費2,668万8,000円、ももりん記念日祝福事業費205万円と事務費786万1,000円です。  個人番号カード交付事業費2億6,074万9,000円は、地方公共団体情報システム機構に事務を委任するための交付金1億6,559万7,000円と事務費9,515万2,000円です。  16ページを御覧ください。西口行政サービスコーナー費1,170万3,000円は、会計年度任用職員費と事務費です。  次に、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、社会福祉諸費356万5,000円は、国民健康保険や国民年金などの窓口で対応する会計年度任用職員1人分の人件費です。  17ページをお開きください。特別会計繰出金18億5,781万1,000円は、保険基盤安定繰出金ほか、国民健康保険事業費特別会計への繰出金です。前年度比3,077万7,000円の減となっておりますが、その主な要因は被保険者数の減少などによるものです。  その下、4目国民年金費、国民年金諸費642万1,000円は、事務費及び会計年度任用職員費です。  18ページを御覧ください。6目後期高齢者医療費、療養給付費に対する福島市負担分であります療養給付費負担金25億162万7,000円は、被保険者の増や医療の高度化等により医療費の増加が見込まれますことから、前年度比1,109万3,000円の増となったものです。  歯科口腔健康診査事業費負担金172万円、県後期高齢者医療広域連合負担金9,320万3,000円は、県後期高齢者医療広域連合の事務等に対する負担金です。  最後に、後期高齢者医療事業費特別会計への繰出金は合わせて7億4,733万5,000円となっております。  なお、令和元年度に事業を実施しております生活習慣病等重症化予防モデル事業費につきましては、令和2年度から後期高齢者保健事業として、健康福祉部に業務を移管して実施する予定となっております。  19ページをお開きください。7款商工費、1項商工費、6目消費者保護対策費消費者保護対策事業費1,786万6,000円は、会計年度任用職員費589万3,000円が消費生活相談員2名分の人件費です。その下、消費者行政推進事業費524万6,000円は、消費生活相談員1名分の人件費、高齢者宅への悪質電話撃退装置の貸与は新たに40台購入とし、全国的に被害が後を絶たないなりすまし詐欺対策を強化いたします。また、相談員のレベルアップを図る研修会への参加、消費者教育及び啓発のための出前講座等において配布するパンフレット作成に係る費用などを計上しております。消費者啓発事業費352万円は、消費者啓発のための各学習会の開催やテレビスポット放送等を通じて消費者教育及び啓発を図るための費用です。  20ページを御覧ください。10款教育費、6項社会教育費、4目文化振興費、文化財費1億5,888万6,000円は、上から4つ目でございますが、埋蔵文化財事業費9,279万5,000円が市内遺跡の試掘調査や福島西道路延伸に係る本調査の経費です。しゃがむ土偶ドキドキ事業費489万8,000円は、新規事業でございますが、国の重要文化財しゃがむ土偶の魅力発信のための展示会や講演会の開催等に係る経費です。公益財団法人市振興公社補助金5,326万7,000円は、文化財調査室の管理運営に係る補助金となっております。  21ページをお開きください。芸術文化振興費2億2,682万5,000円は、一番下でございますが、古関裕而を活かしたまちづくり事業費1億8,120万円が古関裕而記念音楽祭の開催や古関裕而記念館のリニューアル、また古関裕而ゆかりのまちサミットの開催など、連続テレビ小説、エールの放映を契機として古関裕而と音楽を生かしたまちづくりを推進するため、各種事業を実施するための経費です。
     22ページに移りまして、市史編さん費1,996万3,000円は、歴史的、文化的に貴重な資料の収集や史料双書の刊行に係る経費等です。  その下、10款教育費、6項社会教育費、6目文化施設費、音楽堂費8,517万円、古関裕而記念館費2,032万円は、それぞれ施設の維持管理に係る指定管理料などの管理運営費です。  23ページをお開きください。民家園費7,408万6,000円は、管理費7,177万円で施設の維持管理に係る指定管理料などのほか、旧広瀬座の再整備に係る費用です。また、民家園地域協働活用事業費131万8,000円は、民家園活用推進協議会や地元関係団体と連携を図り、民家園の新たな魅力を発信するため各種事業を実施するための経費です。  その下、じょーもぴあ宮畑費6,058万円は、施設の維持管理に係る指定管理料などの管理運営費5,052万7,000円、じょーもぴあ宮畑まつりなどの活用推進事業費1,005万3,000円です。  その下、写真美術館費3,380万2,000円は、施設の維持管理等に係る経費1,447万1,000円、写真家、秋山庄太郎氏の生誕100周年記念の写真展開催などの企画展示事業費1,933万1,000円です。  一番下、復興事業費2億8,697万9,000円は、震災により閉館中の写真美術館の再整備に係る費用です。再整備は、令和元年度から令和2年度までの継続事業となっており、令和3年度のリニューアルオープンを目指しております。  25ページをお開きください。10款教育費、7項保健体育費、2目体育振興費8,342万1,000円の主なものは、中ほどにございますが、スポーツコミッション運営事業費345万円で、スポーツ大会や合宿を誘致し、受入れに関するワンストップ窓口障害者スポーツ推進のための窓口として、市とスポーツ団体、観光団体、障害者団体などが一体となり、スポーツを通じて地域活性化に取り組む組織であるスポーツコミッションを新たに設立するものです。パラスポーツ振興事業費123万円は、こちらも新規事業でございますが、用具の貸出しやパラスポーツの体験機会を設けるなど、パラスポーツの普及、振興を図るものです。  26ページを御覧ください。10款教育費、7項保健体育費、3目体育施設費14億2,401万4,000円は、体育施設管理運営に係る指定管理料などの管理運営費4億3,237万円、その下、9億8,946万4,000円は中央市民プール改修、十六沼公園人工芝張り替え工事、東部体育館屋根修繕工事国体記念体育館サブアリーナバスケットゴール設置工事などの体育施設の整備事業費です。  次に、各所管の主な人件費についてご説明させていただきます。予算説明書の82、83ページをお開きください。2款総務費、1項総務管理費、10目会館費、1、報酬775万2,000円の内訳ですが、市民会館業務に従事する会計年度任用職員5人分の人件費でございます。2、給料950万1,000円は、市民会館職員2人分の給料です。3、職員手当等666万5,000円の内訳は、扶養手当、通勤手当、時間外、休日勤務手当、期末手当、勤勉手当等から成っております。4、共済費437万5,000円の内訳は、市町村職員共済組合負担金や公務災害に係る事業主負担金及び会計年度任用職員に係る社会保険料などです。  続きまして、92ページ、93ページをお開きください。2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、1、報酬6,530万円は、市民課業務に従事する会計年度任用職員44人分の報酬です。2、給料2億5,663万1,000円は、市民課職員39人、支所職員35人分の計74人分の給料です。その他、職員及び会計年度任用職員に係る予算といたしましては、3、職員手当等1億4,329万9,000円、4、共済費8,724万6,000円となっております。  次に、108ページ、109ページを御覧ください。一番下のほうですが、3款民生費、1項社会福祉費、4目国民年金費の1、報酬312万円、2、給料1,663万3,000円、3、職員手当等922万3,000円、4、共済費521万2,000円は、国保年金課の年金担当職員5人分の給与及びパートタイム会計年度任用職員2人分の報酬等です。  次に、216ページ、217ページをお開きください。10款教育費、6項社会教育費、1目社会教育総務費、2、給料9,567万2,000円のうち6,150万1,000円でございますが、文化スポーツ振興室及び文化振興課の職員16人分の給料です。その他、職員に係る予算といたしましては、3、職員手当等5,493万円のうち3,369万5,000円、4、共済費3,173万8,000円のうち2,004万5,000円となっております。  次に、220ページ、221ページをお願いいたします。10款教育費、6項社会教育費、4目文化振興費、1、報酬1,007万1,000円、これらのうち979万9,000円は、文化振興課業務に従事する会計年度任用職員5人分の報酬です。2、給料342万8,000円は、文化振興課職員1人分の給料です。その他、職員及び会計年度任用職員に係る予算は、3、職員手当等322万5,000円、4、共済費237万6,000円です。  次に、224ページ、225ページをお開きください。10款教育費、6項社会教育費、6目文化施設費の1、報酬1,077万1,000円は、文化振興課業務に従事する会計年度任用職員7人分の報酬です。その他、会計年度任用職員に係る予算は、3、職員手当等190万2,000円、4、共済費212万8,000円です。  次に、228ページ、229ページをお開きください。10款教育費、7項保健体育費、1目保健体育総務費、2、給料3,105万4,000円は、スポーツ振興課職員8人の給料でございます。その他、職員に係る予算は、3、職員手当等1,791万4,000円、4、共済費995万8,000円となっております。  最後に、230ページ、231ページをお開きください。一番下のほうですが、10款教育費、7項保健体育費、3目体育施設費、1、報酬156万円は、スポーツ振興課業務に従事する会計年度任用職員1人分の報酬です。その他、会計年度任用職員に係る予算は、3、職員手当等13万5,000円、4、共済費30万円となっております。  説明は以上でございます。 ○二階堂武文 分科会長  それでは、ご質疑のある方お述べください。 ◆川又康彦 委員  すみません。細かいの幾つかになってしまうので、1個ずつ伺っていきたいと思います。  頂いた資料の8ページの長期避難の交流支援のものなのですが、令和2年度は大分予算のほうが減ってきますけれども、これは人数が大分減ってきているからというふうに考えてよろしいのですか。 ◎生活課安全安心・避難者支援係長 1つが仮設住宅、こちらのほうが減ったということ、あとは昨年度の実績を基に算出したというような形となります。 ◆川又康彦 委員  具体的には対象となる人というのは何人ぐらいいるのですか。 ◎生活課安全安心・避難者支援係長 現在復興公営住宅、来年度は復興公営住宅のみが残る予定でございます。合計いたしまして700名程度と見込んでございます。 ◆川又康彦 委員  その下の自主避難者支援のほうも、対象人数が減ってきているということですか。そこの人数も併せてお願いします。 ◎生活課安全安心・避難者支援係長 こちら自主避難者支援事業費でございますが、福島市から県外に避難された方を対象としてございます。最大ピーク値で7,400名程度でございましたが、令和2年1月末現在で2,266名いらっしゃいます。この事業につきましては、主に2つございます。1つは、本市から避難されている方が多い山形県、この中の山形市、米沢市に相談窓口を設置するということ。あとは、秋田、東京等で開かれます交流会等の参加となってございます。今回予算のほうが落ちましたものとしましては、山形への東北自動車道、今まで山形市に行くのに東北自動車道を使っていたのですけれども、東北中央道、こちらができたことによって、料金が減額となったということが1つでございます。もう一つは、各種交流会の参加人数、こちらのほうの見直しを図ったというところで金額のほうが減となってございます。 ◆川又康彦 委員  9ページの都市間交流で、山口市というのは今どういった形で交流のほう続けていられるのでしたか。 ◎定住交流課都市間交流係長 山口市の交流ですが、人事交流等を行っておりますが、それ以外には和合亮一先生の中原中也賞受賞を契機としまして、詩をテーマとした交流事業を行っておりまして、市民も募集をしまして、山口のほうにお邪魔しまして、詩をテーマとした交流を行っているという状況でございます。 ◆山岸清 委員  10ページで地域おこし協力隊活用事業って、いいことをやっているのだけれども、地域協力活動事業って実際はどういったことをやっている。 ◎定住交流課出会い定住応援係長 今福島のほうの市内、先ほど説明があったかと思いますが、土湯温泉町、大波地区でそれぞれ活動してございます。土湯温泉町では地域の特色を生かして地場特産品の開発ということで、今現在はエビの養殖であったり、どぶろくの製造のほうの活動を行っている方が現在2名、大波地区については大波地区のお米を中心として大波米の全国への販売促進なり、また、今年から始めているのが6次化商品ということで、干し芋の製造、販売だったり、南高梅の苗を植えて、そういった地域活動だったり、あとは小学生に対しての見守りということで寺子屋だったり、老人の関係の町なかへの送迎、そういった地域活動を積極的に展開して、やってございます。  以上です。 ◆山岸清 委員  では、もう一つ、上の広報推進事業費で、聞くはいっときの恥だから、聞くのだけれども、ポータルサイトってどんなことなのだい。 ◎定住交流課出会い定住応援係長 こちらにつきましては、インターネットの総合サイトということで、今市のホームページでこういう全国に市の情報を流しているのですが、どうしてもやっぱり市のホームページですと移住定住、福島市の暮らしだったり、仕事だったり、生活するという全体のサイトがないものですから、例えば移住希望者が福島市で生活をしたいというときには、例えば住むところを探すということになりますと、例えば不動産情報だったり、あとは福島市の例えば移住支援の内容を知りたいというときにはホームページを見たりとか、あとは子育てとか、そういったものに興味を持っているということであれば、そういったホームページのサイトを見るということなのですが、そういった暮らしとか仕事、住むところ、そういうところの暮らし全般を一括で移住定住の専用のサイトに集約させていただいて、移住希望者が移住する際、福島市の生活、暮らしをイメージできるように、また新しい情報だったり、その情報が分かりやすく検索しやすいサイトを立ち上げるということでのポータルサイト、移住定住のポータルサイトということでございます。  ちなみに、近隣市町村でも、ホームページのほかに、例えば二本松市さん、本宮市さん、郡山市さん、伊達市さん、会津若松、さらには白石市さんなんていうのも魅力的な写真とか動画を持ったポータルサイトを構築しています。  さらに、もう一つ加えますと、今のホームページですと一方通行なのです。相手にお知らせするということなので、お知らせするだけの一方通行の情報発信なのですが、今考えているのが、移住希望者に登録をしていただいて、登録された方にこちらからアプローチをかけると、いろいろな情報が、こういう情報を教えてほしいなんていう登録をしていただければこちらのほうからアプローチできるような、そういったサイトにしていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ◆石山波恵 委員  20ページなのですけれども、新規事業としてしゃがむ土偶の事業が掲載されているのですけれども、どうして今回このしゃがむ土偶に注目を当てたかというのが1つと、あと500万円近いお金がここに事業費として掲載されているのですけれども、魅力発信のための展示会や講演会などをこれから行うということで、果たして費用対効果、500万円ほどかけてやっていく、この500万円近いお金はどこからこの金額が出てきたのかという、その2点お願いいたします。 ◎文化振興課埋蔵文化財係長 まず、1点目、このしゃがむ土偶にスポットを当てたというふうな理由でございます。こちらの土偶につきましては、土偶単体、全国の中で約15体という中で、土偶単品としては県内1体しかないというふうなところがあります。ですので、この国の重要文化財、福島市の宝としてスポットを当てるというふうなことをまず行っています。  2点目のしゃがむ土偶ドキドキ事業についてですけれども、事業の中身としましては、しゃがむ土偶及び全国の国宝の土偶5体のレプリカ及び福島県内、市内の土偶の企画展、またしゃがむ土偶の学術的価値を探るとともに、国宝、重要文化財の土偶を有する都市ならではのまちづくりを考えるシンポジウム、土偶をテーマにした縄文演劇等の上演を予定しております。 ◆石山波恵 委員  私も先日見に行ってきたのですけれども、いきなり今回取り上げたというか、前から土偶はあった、私先日見てきたばかりなので、前の状況が分からないのですけれども、いきなり今回このように注目を浴びて予算が計上されているというのは、何か理由はありますか。 ◎文化振興課埋蔵文化財係長 現在、こちらのしゃがむ土偶、実物につきましてはじょーもぴあ宮畑での常設展示というふうなことを行っております。常設展示の場合ですと、宮畑に来られた方だけが見るというふうな、積極的なアピールというよりは、見学された方だけしか見られないというふうなところがございました。その点につきまして、本市としてはこのしゃがむ土偶をもっと対外的にアピールをするというふうなところを念頭に置きまして、これらの事業を進めていくというふうなことで考えました。 ◆石山波恵 委員  じょーもぴあ宮畑で常設していたものを改めて今年度注目を浴びようということで立ち上げた事業と考えてよろしいのですか。 ◎文化振興課埋蔵文化財係長 今年度しゃがむ土偶のレプリカ2体というふうなものを作製しました。こちらにつきまして、2体を製作したうちの1体については、実物を貸出しをしたときの展示代替品というふうなこと。2体目につきましては、このしゃがむ土偶のレプリカを、国の重要文化財のレプリカを市民の方だとか宮畑に来られた方等に触ってもらおうというふうなことで製作をしたものが今年度ございます。ですので、今年度製作したレプリカにつきましても、さらに対外的に活用していきたいというふうなところがありまして、新年度のみならず、今年度につきましてもこのしゃがむ土偶にスポットを当てた形で事業展開を進めているのですけれども、さらに新年度につきましては事業展開を拡大していこうというふうな考えでございます。 ◆高木直人 委員  9ページの国際交流推進費ですけれども、外国人留学生の生活費の一部補助となっておりますけれども、実際外国人留学生何名に対し、お一人当たりどの程度の生活費補助をされているのか、教えてください。 ◎定住交流課都市間交流係長 外国人留学生の生活補助ということで、本市では国保税相当額について、生活支援ということで助成を行っております。平成30年度の実績で言いますと、留学生109名に対しまして補助を行っております。留学生総数としては、現在117名ということで伺っております。  以上です。 ◆高木直人 委員  この留学生の人数なのですが、震災前と震災直後、あと現在での増減とかというのはちょっと分かりますでしょうか。 ◎定住交流課都市間交流係長 具体的な数字は今手元に持っておりませんが、震災時に、福島市の在住外国人同様、大きく外国人留学生の数が減少しましたが、その後、在住外国人も留学生の数も今増えている状況にございます。  以上です。 ◆小松良行 委員  資料13ページの市民交通災害共済事業費で交通災害共済事業費が昨年度よりも大幅に減額になっていましたけれども、どういう理由でしたっけ。 ◎生活課安全安心・避難者支援係長 こちらにつきましては、以前は臨時職員等がこちらのほうに計上されておりまして、その後に、来年度から会計年度任用職員として雇用するという形になりましたので、このような動きを示してございます。 ◆小松良行 委員  これは掲載の仕方が違くなったからということなの。 ◎生活課安全安心・避難者支援係長 臨時職員の人件費を計上する項目名が変わったというふうに見ていただければいいと思います。 ◆小松良行 委員  細かいところなのですけれども、予算説明書83ページのところで一番下の公会堂費313万1,000円とあるのですけれども、これって何にかかっているものなのですか。 ◎生活課安全安心・避難者支援係長 公会堂費につきましては、こちらは市民・文化スポーツ部の所管で計上したものではございません。 ◆阿部亨 委員  頂いた資料の10ページの定住推進費の中のずっと福島市応援プロジェクト事業費ということが令和2年度はなしで、所管替えになるかもしれませんけれども、これ政策調整部、所管が替わったということなのですけれども、これは福島市産官学連携プラットフォーム推進事業費ですか、これはどういうふうにこの間に入っていったというか、具体的にちょっとお願いします。 ◎定住交流課長 福島市応援プロジェクト事業につきましては、平成27年度から、5年間、定住交流課のほうで所管しておりました。総合計画に基づいて事業をしてきましたけれども、5年たったということで今回検証を行いました。その後、本事業実施につきましては、市内の大学であったり、短期大学、市内企業と連携することが重要ということから、令和2年度以降については、市内大学や商工会議所、市内の企業等が参画している福島市産官学連携プラットフォームで引き続いて行うということがより事業を展開するというふうに考えまして、今回所管替えということで、こちらのほうの予算のほうから外させていただいております。実際の事業の所管につきましては、政策調整課のほうで引き続きやっていただくような形になるかと思います。 ◆阿部亨 委員  続きまして、14ページの市民生活諸費の中の町内会等交付金ということ、これマイナスになってきてはいるのですが、町内会そのものはやはり数は減ってきているということでいいのでしょうか。 ◎市民協働課地域振興係長 町内会の数ですけれども、平成30年4月1日では872件ありましたけれども、今年度、平成31年4月1日時点では868件となっておりますので、若干ですけれども、少なくなってきている状況です。 ◆阿部亨 委員  その町内会に加入する世帯といいますか、それも減ってはきていると思うのですけれども、町内会に加入するということは義務というか、そういうわけではないのですよね。その加入することに関して、強制とかというのはないと思うのですけれども、ますますこれ減ってはきていると。実際に生活なりは普通にしているのですが、加入はしないという、そういう家庭なり、そういう戸数が、世帯が増えてきているということで、その取扱いといいますか、それに関しては、町内会に加入している人、加入していない人、これはやはり同じく、市民サービスとか福祉とか、そういう点の取扱いの考え方というものをちょっと教えてください。入っていない人がやっぱりいるわけです。いろいろ聞かれたりもするので、その辺の対応というのですか、何かあれば教えてください。 ◎市民協働課長 町内会の加入、未加入において、市の行政としては区別をした取扱いをするということはないと思っております。 ◆山岸清 委員  市政だよりは、町内会入っていない人にもくれるのだっけかい。 ◎市民協働課長 町内会に加入されている方につきましては、確かに町内会を通じてお手元に行っているかと思います。それ以外の方につきましては、それぞれ支所、市役所等でお配りできる状況になっております。 ◆山岸清 委員  12ページ、防犯協会の補助金は、北署が230万円で、福島署が750万円なのだけれども、交通のほうになると、福島署が1,700万円で、北署が950万円なのだよね。補助金の交付規約が違うから、しようがないのだと思うのだけれども、何だかこれを見ると、北署のほうは防犯協会のほうの補助金少ないのだよね。これは、どういうふうに理解すればいいのですか。この差は何だい。 ◎生活課安全安心・避難者支援係長 まず、算出の根拠となりますのが、1つは、防犯協会のほうでいきますと、人口に対する単価というような考え方でございます。すなわち福島地区と北地区の人口の差が大きいものです。個別の出し方としまして、防犯協会のほうには単純に単価、もう一方、交通のほうに関しましては基本額があり、それプラス単価というような考え方でございます。 ◆山岸清 委員  では、算出方法が違うと理解すればいいのですね。 ◎生活課安全安心・避難者支援係長 はい、そうです。 ◆川又康彦 委員  頂いた資料の21ページの古関裕而を活かしたまちづくり事業費について確認ですが、今年度非常に重要な事業になっていくかと思うのですが、市民・文化スポーツ部と商工観光部で二本立てでいろいろ事業を行っていると思うのですが、その辺の連携について、特に古関裕而記念の館内展示リニューアル、また官民協働による取組の推進という部分等で、古関裕而記念館で今回リニューアルも行うということで、例えばあそこで、商工観光部のほうだと、古関裕而にちなんだお土産とか、そういった開発なんかも様々な団体と併せてやっていますけれども、そういったものを古関裕而記念館の中で販売するとか、またまちなか交流施設の中で販売するとか、そういう商工観光部との連携みたいなのというのは逐次行われているのかどうなのかということについてちょっと確認させていただきたいと思います。また、もしこの事業の中にそういったものが入っているのであれば、その辺についてもご説明お願いいたします。 ◎文化振興課文化振興係長 今ほどお話しになられた、まず商工観光部との連携については、まずNHKの窓口の職員が商工観光部1人に集約するようにNHKからの指示がありましたので、そういったものも含めて、かなり密に連絡は取って、連携を取って、事業を推進しております。古関裕而記念館のリニューアルの件ですが、今回の古関裕而記念館のリニューアルにつきましては、館が始まって以来初めてのリニューアル作業になりまして、もちろん今ご指摘のような物販コーナーの拡充も含めた充実、あとは見やすさ、今入ったところでどうしても見逃してしまいがちな右側の死角のところにあったりするものですから、そういったもののディスプレーの工夫ですとか、あと場合によっては特設コーナー的なものも、これから、今基本計画というか、計画を立てている最中なので、そこら辺も踏まえて計画は立てますが、具体的な商工観光部でやっているようなお土産関係の何を置くとか、どの程度のものを置くとかというものについては、まだちょっと協議段階にはございません。ただ、将来的に、市長からの指示もありまして、あそこでお土産を買えるようにしなければならないということで、どこに行けば買えるのですかとあそこで聞いて買いに行ったのではというところがありますので、そこら辺はちょっと調整をさせていただきたいと今進めているところではございます。 ◆川又康彦 委員  もう一つ、まちなか交流施設の話もさせてもらいましたけれども、生家の部分で、あそこをどうしても通る方が多分多くなる。どこを見に行けばいいのかというのも、はっきり言って見る場所がない。そういった部分で、何らかのいろんなことを考えられるという話は昨日もありましたけれども、そこも含めてお土産の販売等も、こちらでもできるのかできないのか、現状の条例の中でそれができるのかどうなのかも含めて、ちょっと確認させていただきたいと思います。 ◎文化スポーツ振興室長 今町なかのほうとの連携ということなのですが、現在古関裕而記念館は、今文化振興係長のほうからありましたように、物産販売を視野に入れると。あともう一つは、今民間でやっている町なかのほうでの交流、青春館とか、いろいろ動いておりますが、こちらにつきましてもその民間の中で、やはり地場産品とともに、今観光コンベンション協会のほうを中心としてまとめている観光物産も、やはり町なかで買えるものというところで、青春館のほかに店舗を借りまして、これは補助金の中で空き店舗を借りまして、そこに物産館みたいなものを置いて、買えるところを集約するというような取組をしているところで、これにつきましては商工観光部のほうで、やはり駅を降りて、そこから先ほどあった交流機能のスペースとチェンバおおまち、そして交流館、また一方としては古関裕而記念館というルートがあります。それと、古関裕而まちなか青春館から町なかの商店街に回るような仕掛けということで、これは民間の商店街のほうで進めておりますので、そういう形でやはりいろんな人がいろんな、自分なりのコースで歩けるような取組を官民協働で今進めているということでございますので、そのような形で、民間、あるいは商工観光部、市民・文化スポーツ部、連携して今取り組んでいるところでございます。 ◆川又康彦 委員  分かりました。では、ぜひ進めていただきたいと思います。  次、25ページですけれども、スポーツを通じて地域活性化ということで、合宿とか、そういった部分も含めた活性化のためにスポーツコミッションの設立と運営ということで、非常に期待している部分ではあるのですけれども、これはコミッションの設立となると、これはどういう形態で、どこが窓口で、ここは何をしていくような感じになるのか。協議会みたいなのをつくるということなのですか。その辺についてちょっと詳しく教えてください。 ◎スポーツ振興課スポーツ振興係長 まず、このコミッションでございますが、どういう内容の性質のものかというところからご説明したいと思いますが、スポーツと地域資源を掛け合わせて、戦略的に活用するという中身でございまして、国でこのコミッションの要件4つほど出しております。1つ目は、常設の組織で、年間を通じて活動を行うこと。2つ目につきましては、スポーツツーリズムの推進、イベントの開催、大会、合宿、キャンプの誘致、こういったものと地域資源を掛け合わせたまちづくり、地域活性化を主要な活動の一つとすること。3つ目は、地方自治体、スポーツ団体、民間団体、こういったものが一体となり組織を形成する、または協働して活動すると。4つ目につきましては、特定の大会、イベントの開催、そういったものに特化せずに、スポーツによる地域活性化に向けた幅広い活動を行うことというようなものがコミッションという形になっておりまして、福島市につきましては、そういったものを受けまして、今想定でございますが、市の体育協会、あるいはスポーツ振興公社、それから観光面がもちろん入ってまいりますので、観光コンベンション協会、あと飯坂、土湯、高湯の観光協会、それから市の町なかのほうにございますけれども、旅館ホテル協同組合、あとは交流事業ということも考えておりまして、福島ユナイテッドFCであるとか、あとは大学でございまして、福島大学であるとか医大、それから障害者のスポーツという部分もございますので、県の障がい者スポーツ協会、それからふくしまバリアフリーツアーセンターというNPOがございますが、こういったところと一体となって任意の組織をつくると。こちらにつきましては、スポーツコミッションという組織で、法人化するものではございませんが、市が事務局を当面担うというような考えでございます。具体的にやる事業の内容でございますが、大会、合宿等へ向けた周知、啓発活動及び誘致活動でございます。さらに、お問合せいただいた合宿等の問合せにつきまして、スポーツ施設であるとか宿泊施設、こういったものに対する取りまとめといいますか、一本化、また利用の支援、それから観光面でのお問合せについての回答、交通手段であるとかについての照会の対応、それから先ほど申し上げた交流事業の部分では、大学であるとか地域のクラブチームとの連絡調整、あと障害者のスポーツの推進の窓口と、こういう内容を考えておりまして、来年度中の発足というのを目指しているものでございます。  以上でございます。 ◆川又康彦 委員  事務局のほう市のほうに置くということで、今のお話だと各スポーツ団体とか、大学とか、合宿誘致とか連絡調整とかというお話ありましたけれども、それは誰がやるのですか。 ◎スポーツ振興課スポーツ振興係長 まず、事務局でございますので、当然市のほうでそのコーディネートといいますか、会議なり組織の形成にあたっての連絡調整というのは市の職員がやる想定でございます。その上で、関係する部門、障害の部門とか交流の部門というのがありますので、逐次その辺の情報交換をしながら円滑に進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆川又康彦 委員  形については分かりました。非常に期待している部分ではあるので、ぜひ機能するように頑張っていただきたいということ。あと、要望として、商工観光部のほうでコンベンション補助金がありますけれども、これスポーツについても、当然ご承知だと思いますけれども、全国大会とか、規模の大きいものについてはスポーツでも対象になるはずですので、所管のほうであまりそういうのに出したくないのか分からないけれども、ポスターにもちょっとしか書いていないのですけれども、そういうものもぜひいろんな団体に周知していただければと思います。  もう一つ、体育振興交付金について。市民体育祭、市家庭バレーボール大会、ふくしま健康マラソン大会への交付金ということで、それぞれ大会ごとの金額を教えていただきたいのですが。 ◎スポーツ振興課スポーツ振興係長 体育振興交付金3つございますが、まず市民体育祭の交付金、予算ベースで475万円でございます。それから、ふくしま健康マラソン大会、こちらが190万円でございます。3点目、家庭バレーボール大会につきましては47万5,000円という内容でございます。  以上でございます。 ◆川又康彦 委員  市家庭バレーボール大会についてですけれども、市民体育祭、ふくしま健康マラソン大会、これは市民であればどなたでも参加できるようになっているかと思います。市家庭バレーボール大会について、各地区からのお話で、出たいのだけれども、地元の体協でメンバーなかなかそろわないと出れないと。ほかの体協に交ざって出れるのかというと、そういうことはできないようになっていると。出たくても出れない市民がいる大会というのにこういう補助金を出すというのはどうなのかなと。その辺の改善、来年に向けてやっていただかないと、この予算どうなのかなという話しさせていただきたいと思っていますので、ぜひご検討いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎スポーツ振興課長 従前そういうご意見あるものですから、家庭バレーボール協会の会長さん、事務局に話は伝えております。今言ったように体育協会の選抜チームとPTAでチームがありますので、そのどちらかに加盟していない人は出れないというご意見、ご質問がありますので、改善できるように今後進めていきたいと思っております。 ◆小松良行 委員  同じ25ページなのですが、生涯スポーツ推進事業費ですけれども、これ減額、また競技スポーツ振興事業費も減額ということで、オリンピック・パラリンピック開催という年において、さらにこういったことの活性化のためにお金が使われるのかなと思ったら軒並み減額なのですが、それぞれ、生涯スポーツ推進事業費、競技スポーツ振興事業費の減額の理由を具体的に教えてください。 ◎スポーツ振興課スポーツ振興係長 まず、1点目の生涯スポーツ推進事業費でございますが、こちらは前年度比6万円の減ということでございます。こちらは、地区の体協でございますけれども、この活動育成事業補助金というのがこの中に1つございます。こちらにつきましては前年同額でございますが、46の地区体協への運営補助金という内容と地域スポーツ振興懇談会、こういったものの内容で、この部分は337万6,000円、前年同額と。実際減った部分でございますが、もう一つございまして、スポーツ少年団の活動育成事業補助金というものがございます。こちらは予算で358万5,000円で、6万円減、この部分なのですが、こちらにつきましては、少年団の登録団が3団体減ることで、その団員数、20人以上、20人以下でそれぞれ補助金を交付するものでございますが、そういった部分での減額ということでございます。  それから、もう一点、競技スポーツのほうでございますが、こちらにつきましては予算対比13万3,000円の減ということでございまして、減額した部分を申し上げますと、大きなものとしては競技スポーツ振興事業交付金ということで、競技団体である市の体協の加盟団体に対する補助等がありますが、そちらは変わらないのですが、減額した部分としましては消耗品、備品の部分でございまして、1つは競技スポーツ振興事業事務局職員被服貸与というのがありまして、これは我々事務局用の被服の部分でございますが、防寒着であるとかトレーニングウエア、こういったものに従事する職員に被服を貸与するための消耗品がございましたが、この辺が4万1,000円減、併せまして修繕関係で施設関係の部分がありましたが、こちらはこの予算の費目からは減らすということで、併せて減額というような内容でございます。 ◆阿部亨 委員  同じページのパラスポーツ振興事業費ということなのですが、令和2年度にこれ新たに始まるということで、パラスポーツが注目されているところなのですけれども、この競技、ボッチャとか出ていたと思うのですけれども、どのような競技で、あとパラスポーツのボッチャ以外とかもいろいろあるのかもしれないですけれども、どのような競技の普及、振興、あと競技人口というのですか、パラスポーツの、大体把握している部分でもあれば。 ◎スポーツ振興課スポーツ振興係長 パラ競技につきましては、私どものほうで調べた限りでは、東京パラリンピックの競技がございます。これが22競技ございまして、例えばアーチェリーとか、パラバドミントン、あと今委員からおっしゃったボッチャ、あとは5人制サッカーとか、あと今回備品を購入する予定でございますシッティングバレーボールというバレーボールがございます。そのほか、車椅子バスケとか、ウィルチェアーラグビーとかあるのですが、今回の予算の中に上げておりますのはシッティングバレーボールの用具を購入するという内容でございます。シッティングバレーボールは何ぞやというところでございますが、こちらは床にお尻をつきまして、座った状態でプレーをする6人制のバレーボールということでございます。なぜこの用具を購入するかというところなのですが、障害者の方、あと健常者の方、それぞれ一緒に競技ができるという内容になりますので、健常者につきましても座った状態でバレーをする。バレーのコートなんかも少し通常のものよりは狭い状態でございまして、健常者も障害者も一緒にできる競技ということでのシッティングバレーの用具の購入という内容でございます。  あと、それぞれの競技人口につきましては、大変申し訳ございません、把握はしていない部分なのですが、ただ競技団体としまして市内に障害者スポーツ連絡協議会という団体がありまして、ボッチャを行うような団体、それからシッティングバレーを行う団体、それぞれ市内にもございますので、そういった観点からもこういった用具の購入を考えたというところでございます。 ◆山岸清 委員  スポーツも今いろんな大会あって、あと古関裕而さんのまちづくり事業とか、ふれあいオパールコンサートをはじめ、こういう本当になかなか有意義な事業があるのだけれども、分かっているとおり、今日、学識者会議でコロナのどうしたこうした出てくるのだよね。そうすると、せっかくこれいいのだけれども、みんなやらないようになってしまったときは予算が不用残になって残ってくるのかい。無理やりやらせるわけにいかないでしょう、これ。どうなのだい。 ◎スポーツ振興課長 現在の状況でコロナ感染がまだ拡大懸念がある状況でございますけれども、それがいつまで続くか分からない状態ですが、一応できるように備品等をそろえた上で、事業費の点検についても秋口、冬口を目指してやっていきたいと思います。  以上になります。 ◆佐々木優 委員  15ページのコンビニ交付サービス事業についてなのですが、96万3,000円増えるということで、これ例えば昨年度の実績をまずお聞きしたいと思います。 ◎市民課登録係長 平成30年度の実績でございますが、4,100件となっております。 ◆佐々木優 委員  これが増えていく予測ということで予算が増えているということでよろしいですか。 ◎市民課登録係長 委員おっしゃるとおりでございます。 ◆佐々木優 委員  これ年々増えてきていると思うのですけれども、市としてはどのぐらいの利用が適正かというふうな、そういう目標的なものってあるのでしたっけ。 ◎市民課登録係長 まず、令和元年度につきましては2月まで出ておりまして、2月で5,500件、3月はシーズン的に増える時期でございますので、プラスの500件程度あるのかな、6,000件程度になるのかなと見込んでおるところでございます。  なお、令和2年度に関しましては目標といたしまして1万件というような形で想定しております。  以上です。 ◆佐々木優 委員  その下の個人番号カードの関連事務交付金と、その下、事務費もですけれども、前年度の6倍、5倍ぐらいになっていますが、この理由をお願いします。
    ◎市民課登録係長 こちらに関しましては、令和2年度、人員のほう、体制のほう強化いたしまして、会計年度任用職員に関して15名増員する予定となっております。また、交付枚数に関しましても、今年度よりも多い交付枚数のほうを見込んで、対応を予定しておるところでございます。  以上です。 ◆山岸清 委員  会計年度任用職員の方、大体それぞれのところで見ていて、分かっていたのだけれども、大体年間200万円ちょっと上くらいでいっているのだけれども、こっちの予算説明書の231ページの体育施設の人は156万円なのだよね、年間、たしか。これは、この差というのは何だい。こっちの仕事は楽なのかい。最後のところに来て、がくっと低くなっているから、これはどうしたものだろうな。 ◎スポーツ振興課長 会計年度任用職員の給与につきましては、委員おっしゃる156万円なのですが、それプラス職員手当、合算しますので、あと共済費、あと旅費、この1番、3番、4番、9番の合算した費用で218万円になりますので、ご了解願えればと思います。 ◆山岸清 委員  そうすると、ほかの会計年度職員の人も、ほかの人らはそういう旅費とか費用がないから、200万円ちょっと出たところで抑えてあるというふうに考えるのかい、これは。それぞれの職場でそれ出張とか行くことないところの人には旅費計上しないからかい。どういうふうにしてこういうふうになってしまうのだい。 ◎スポーツ振興課スポーツ振興係長 まず、ここにあります会計年度は、スポーツの部分にある方につきましてはお一人ということで、218万円でございます。ほかの課ではそれぞれ要求をしておりますが、まず人数、うちのほうは1人だけということと、あとは少し違いが出てくるというのは、フルタイムかパートタイムか等の勤務時間等の雇用形態の違いで若干違いは出るものかと思いますが、おおよそこのぐらいの額というのは、それほどの差はないのかなと思っております。  以上です。 ◆川又康彦 委員  先ほどの佐々木委員の個人番号カード関連事務交付金についての関連なのですけれども、多分増えるのが、マイナポイントとか、そういったものでかなり大幅に増えるのではないかということで、こういう想定になっているのではないかと思うのですけれども、この個人番号カード、政策調整課のほうで、利用環境整備事業は政策調整課で所管するようになっていますけれども、これは何でこちらではなくて政策調整課で所管するようになっているのですか。 ◎市民課長 政策調整課のほうでやっておるマイナポイント関係の事業なのでございますけれども、マイナンバーカードの利活用の部分ということで、利活用に関しては政策調整部のほうで行い、マイナンバーカードの発行に伴う事務につきましては市民・文化スポーツ部のほうで行っている状況でございます。その違いでございます。 ◆二階堂武文 委員  先ほど古関裕而を活かしたまちづくり事業費のところでいろいろ質問が出ておりまして、室長のほうの答弁を頂いたわけですけれども、古関裕而まちなか青春館ですか、県庁通りの、NTT大町ビルということで、官民で協力して進めていきたいというようなことでご答弁を頂戴したのですが、昨日委員会が終わった後で時間を少し取りまして、ふくふるのほうへちょっとお邪魔しまして、それが終わってからすずらん通りの商店街、セキヤさんと岡崎陶器店さんですか、オーナーの方といろいろ話ししたのですけれども、改めてふくふるさんのところがやはり古関裕而さんの今回のまちづくりの一つのやっぱりゲートになるなというのをすごく何か私自身は意識したのですけれども、その場合、先ほど官民連携してという話でご答弁を頂いたわけなのですけれども、実は私も一番大事だと思った、駅前通り側のウインドーのディスプレーなんかも含めて、やはりあそこはNPOさんのほうに、多分写真の展示とか、ポスターとか、WiFi、とか、いろいろステッカーとか何か、ばっと貼ってあるのですが、ただ2階、3階のフロアの紹介も含めて、何かただ貼ってあるだけという形で、何か統一感がちょっとなくて、写真が展示してある、あとは、無料で飲食できますよとかってステッカーが貼ってあったりして、統一感がなくて、何かあの辺せっかくの入り口と私は思うので、官民でいろいろやるということではありますが、その辺の回遊性とか何かを持たせるのであれば、コーディネートというか、1つ、一体的な統一感があっての人の流れをつくっていく、そのために、官民協働とは言いながらも、やはりリーダーシップを持って、その回遊性をうまく考えていく、コーディネートしていくというような役回り、責任者というか、リーダーみたいな方をきちっと決めてやらないと、同じことをやっているにしても、効果がうまく発揮できなくてもったいないのではないかなという気がちょこっとしましたので、ちょっと意見として言わさせていただきました。よろしくお願いします。 ◆山岸清 委員  せっかく今町なか交流のほうに行ったから、いよいよ私もちょっと言わなければならないなと思ったのだけれども、1つは、これ今回の令和2年度は1,196万2,000円、これ去年は1,590万円で、393万円の減額になっているのだけれども、前はどういうことをやっていて、そして今度やめたやつがあるのかい、これは。町なか交流事業で、前はこういうのをやっていました、ただその分は今度抜けましたというのがあれば、まず最初にそのことを聞くよ。 ◎市民協働課市民協働係長 今年度改修工事費がございましたので、その分の減額がほぼです。 ◆山岸清 委員  要するにこの1,196万円には600万円のNPOの委託費が入っているわけ。 ◎市民協働課市民協働係長 委託費600万円プラス家賃300万円と、そのほかは施設の通常の経費、機械警備等とか光熱水費ですとか事務費等になります。 ◆山岸清 委員  委託をやったNPOに委託した、これは入札とかなんとかかけたのかい。それとも、今までのいろんなしがらみからNPOに行ってしまったのかい。どうなのだい。 ◎市民協働課市民協働係長 本施設は、随契でNPOネットワークセンターさんにお願いしているのですが、こちらのスペース、施設、休憩施設だけではなく、情報発信施設としての機能と市民相互の交流促進や市民活動活性化の拠点としての機能を持たせるということで、市民活動団体やそれに類する団体の情報を把握して、かつそれらを結びつけ、新たな活動を生み出すことに対する支援や助言ができる能力があると、こちらのNPOネットワークセンターさんは、考えられますので、こちらのほうにお願いしたところでございます。 ◆山岸清 委員  考えるのはいいのだけれども、能力だよね。900万円かけていて、10万円だと。どういう努力するの、これから。10万円も集まるのだか。私は、これ反対討論するから、そのときよく聞いてもらえばいいのだけれども、これは考えられないよ。ぱっと見た瞬間、聞いた瞬間。もう頭の中真っ赤だよ。真っ白とか真っ黒でない、赤字だ。それで、これらの市民からの要望とか、そういうのがあったのかい、こういうのを造ってくださいとか、こういうのをやってくださいとか。この地元町内会はいいわね。集まるところができれば、なお結構だけれども。ただ、これ昨日も言ったように、お茶もつかない、何にもつかないところにただ集まるのかなというのは感じているのだけれども、どうだい。 ◎市民協働課長 東口行政サービスコーナーが廃止されて、その後にどのような形でこの施設を使っていけばよいかということについて、市民の方々からご意見を頂いております。また、それに併せて、昨日も申し上げましたが、運営協議会というのを立ち上げて、その運営協議会の中で自由に意見を出していただいて、取りまとめをしていただいた内容がこういった交流関係、情報発信、それから休憩の施設として使ってみてはどうだというご提案でございます。 ◆山岸清 委員  運営協議会の人は、言いっ放しで何の責任もないのだよ。いいことならいいことだけ言うよ。交流してこうで、みんな集まっていって。ただ、今これコロナだから、せっかく造っても、昨日も言ったけれども、3か月後に、だから遅らせればいいのだけれども、本当にこのやつは時期が悪いよ。今コロナの時期、こうやって集まって交流しましょうなんて、やらないでくださいだよ。フランス辺りはレストランだのバーだの、やるなと言われているのだよ、今。日本はそこまでいっていないけれども、今日どういうやつやるのだか、朝からどこのテレビもコロナ対策ばかり。私は、あまり大したことないなと思っていたのだけれども、やっぱりみんな神経質になるのだよね。あと、ウイルスはやらすぞなんて言ってたとんでもない人、死んでしまったでしょう。だから、ああいうのをやると、死亡率高いようだけれども、そうではないのだ。インフルエンザだの風邪で肺炎で毎年何千人と亡くなっているのだから。  あともう一つ、今日新聞見たら、向かい側に今度民間で4階建ての同じようなの造ると出ていたよ。そして、あっち何ぼでやるのか分からないけれども、あっちはおそらく高いはずなのだよ。市は、これはいいことだと思うよ。ただ、市は民間でやれることは民間でやっていてもらっていいのだよ。ただ、市役所でやるやつは、私はこれ900万円出して10万円はうまくないと言っているけれども、市役所でやる事業は採算になんか乗らなくたってやらなければならないのだ。消防だってそうでしょう。消防、今年火事一件もありませんでしたなんて、いや、何だか全然水使わないで損していますなんていう話はないのだから。市役所の仕事というのは、民間でできない、やれない、そういうやつをやっているのが市だからね。公務員さんの仕事は。これは今日の民友に出てきて、4階建てで、そしたらあっちとこっちでけんかする。こっちは市営だけれども、市営というか、委託してやっているけれども、あっちはサービスいいとなったらあっちに取られてしまって、同じようなのを右、左でやったら、これ大変だよ。だから、民間でやれないやつをやるのはいいけれども、この運営委員会とか、いろんなところから話し合ったって、それは空いていれば何かに使いたいというのはありますよ。ただ、がっかりしてしまうね、市役所がこんな仕事しているようでは。誰の発案なのだい、これ。市長なのかい。 ◎市民協働課長 昨年の5月にオープンいたしまして、様々なイベント、それから展示等がございました。実際には写真展、それから能面の展示会など、それで17回ほどお使いいただいております。日数的には221日ございます。それから、アート的なものを展示していただいたということも5回、54日ほどございました。それ以外には、我々の会議を含めてしまっておりますけれども、32回、真ん中のスペースでいろいろな会議等を行っていただいたり、中には寄席なんかもそこでしていただく。それから、アレンジメントの教室を開いたりとか、あとは街コスとして使っていただいたりということで、実際には77.36%ぐらいの稼働率と考えております。実際に多くの方が見に来ていただいておりまして、今年の2月末までですと1万3,537名おいでいただいております。1日当たり50人ぐらいになるのかなというふうに思うのですけれども、そのぐらいの来庁者がございます。こちらのほうは、休憩だけではなくて、交流のことも考えているというのは、実際にその場にいた人だけをつなぐ、その場だけでつなぐのではなくて、管理人のほうに実際に我々としてお願いしているのが、おいでいただいた方に交流を持ってもらえるように仕掛けてほしいということもしておりますので、実際には交流も今後生まれていくものと考えております。コロナの状況は、今後どういうふうな形になるのか見通せませんけれども、こちら公の施設として稼働するということになりますと、条例の制定が必要でありますので、実際にこの制定をした上で、そのコロナの状況によっての対応はまた考えていきたいと思っております。 ◆山岸清 委員  ただだったのかい。料金取ったのかい。その点どうだい。 ◎市民協働課長 委員ご指摘の点につきましては、無料で取り扱っております。 ◆山岸清 委員  無料と有料では違うからね。無料なら来るけれども、有料なら来ない。保育所のまたこれ待機児童増えてきたのは、家に今までじいちゃん、ばあちゃんで面倒見ていた子供さんも、無料だからといって、どんと出てきたのだよ。有料と無料は違うのです。無料だから、このくらい来たからなんて考えていたら、とんでもないよ。有料は大変なのだ。何ぼの金額でも。 ◎市民協働課長 昨年度の実績を1年間として計算し直して、それが全て有料だった場合だと、20万円余りでございまして、それで安全性も考えて10万円ぐらいの収入というふうには考えてはおったところではございますが、実際に取組状況を確認してみますと、このぐらいのスペースで自分の趣味的なものを実際に発表してみたいという方が思った以上にいらっしゃるのだなというのが分かったところでございます。大きな展示というのは、あのスペースの大きさでございますので、それはアオウゼとか、ほかのところで、写真館でなさっていただければよろしいかと思うのですが、あのぐらいのもので個人的なものができるのだなということを喜んでいただいているという点もございます。 ◆山岸清 委員  お言葉を返すようだけれども、上町、あそこにもあるのだよね。あそこでもやっているよ。写真館とか、あと絵を描いた人ら。あと、県立図書館に行ってみな。壁面ギャラリーであるよ、県立図書館の中に。大体毎回違うよ。絵だったりなんだったり。結構発表する場所はあるのです。ただ、これ安いから、いいかもしれないけれども、ここに行くのにやっぱり駐車場がないと駄目だから、基本的に。あとは反対討論で話しをする。  ただ、やっぱりあともう一つ、福島市民は合わないのだよ、これ。福島は催物成功しないところだから。だから、歌でも何でも郡山に取られたり、會津風雅堂に取られているのだよ。福島市の文化センターになんか来ないよ、この頃。五木ひろしも来ない。要するに福島の市民の人は地味と言っては、おとなしいというか、違うのだよね、市民性が。郡山と福島なんかでは。会津とも。だから、福島は割合テストパターンされているのだよ。お菓子屋でも何でも。福島ではやれば全国的にはやるというのが企業では分かった。あと、福島では興行、歌でも演劇でもはやらないというのが通り相場だから。 ○二階堂武文 分科会長  ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。  次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。 ◆佐々木優 委員  昨日も補正のところで申し上げましたが、個人番号カードは、来年度はすごく予算を増やして、いっぱい作ってもらおうということだと思うのですけれども、その中身がやっぱりマイナポイントだったり、ポイントがつくというところで発行してもらうという、分かる人と分からない人と、情報を持っている人と持っていない人と、パソコンを持っている、持っていないとか、そういうところで差がついてくるようなところで増やしていくというのは、やっぱり市民のニーズがない中でそうやって何とか増やすという方法をするしかないのだろうなというふうに思うのです。やっぱり個人番号は犯罪に巻き込まれる可能性がすごく高くなっていくと、外国でもそういう事例がたくさん発生していて、それに対応するものが、コールセンターありますよとおっしゃいましたけれども、でもやっぱりそれは個人の対応になってしまうのです。なので、市民をそういう危険な目に遭わせてしまう可能性があるものを推進していくことには反対なので、予算に反対します。 ◆川又康彦 委員  そうすると、個人番号カード交付事業とコンビニ交付サービスの2つに特に反対ということですか。 ◆佐々木優 委員  そうです。 ○二階堂武文 分科会長  よろしいですか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○二階堂武文 分科会長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案に対する反対のご意見がございましたので、採決の方法は挙手採決といたします。  なお、挙手をされない方は否とみなします。  お諮りいたします。議案第1号令和2年度福島市一般会計予算中、市民・文化スポーツ部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。      【賛成者挙手】 ○二階堂武文 分科会長  賛成多数。  議案第1号中、市民・文化スポーツ部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号令和2年度福島市国民健康保険事業費特別会計予算中、市民・文化スポーツ部所管分についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎市民・文化スポーツ部長 議案第5号令和2年度福島市国民健康保険事業費特別会計予算について、資料に基づきご説明いたします。  お配りした資料の27ページをお開き願います。令和2年度歳入予算総額は234億443万1,000円で、令和元年度と比較しますと4億7,251万4,000円の減額、率では1.98%減となっております。  また、令和2年度歳出予算につきましても、総額及び令和元年度との比較額とも、歳入予算と同額でございます。  詳細につきましては、次長よりご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◎市民・文化スポーツ部次長 それでは、配付資料及び予算説明書によりご説明をさせていただきます。  予算説明書では416ページから459ページに記載しておりますが、初めに配付資料の28ページを御覧ください。歳出の主要な部分を占める保険給付費は、まず次年度の被保険者数を見込み、これに1人当たりの医療費を乗じるなどして予算額を見積もっております。したがいまして、被保険者数等よりご説明をいたします。ページ左上、表1、被保険者数を御覧ください。令和2年度の被保険者数は5万3,007人、前年度比2,664人の減と見込んでおります。なお、この令和2年度の被保険者数の推計は、まず令和元年度見込みを5万4,463人とし、そこに過去の月ごとの増減率を考慮し、見込んだものです。  次に、右側の表2、世帯数を御覧ください。令和2年度の世帯数は3万4,282世帯、前年度比1,287世帯の減と見込んでおります。  また、左下のグラフ1、被保険者数と世帯数の推移では、被保険者数を折れ線グラフで、世帯数を棒グラフで表しておりますが、いずれも減少傾向が続いております。  次に、医療費についてご説明いたします。右側のグラフ2、医療費の推移(療養給付費全体)を御覧ください。下の棒グラフは、療養給付費と窓口負担分と保険者負担分を合わせた医療費全体の額であります。費用額を示しております。このうち、令和元年度見込みの費用額は、平成31年3月から令和元年8月診療分までの6か月間の医療費の実績に、以降令和2年2月診療分までの被保険者の年代ごとの推計額を加えて算出しております。  次に、令和2年度当初予算の費用額は令和元年度見込みを基に192億8,327万5,000円と推計し、令和元年度見込み比およそ6,000万円の増額と見込んでおります。一方で、上方の折れ線グラフは1人当たり費用額を示しておりますが、令和2年度当初予算では36万3,787円と見込み、前年度比約5%の増となっております。  次に、主な予算科目について、初めに歳出よりご説明させていただきます。資料の31ページをお開きください。なお、一部括弧書きで財務部納税課及び健康福祉部保健所健康推進課所管分も記載しております。  1款総務費は4億9,940万9,000円で、前年度比2,873万5,000円の増となっております。  次に、2款保険給付費は163億7,738万3,000円です。主な内容は、1項療養諸費の療養給付費及び療養費並びに2項高額療養費などでありますが、被保険者1人当たりの医療費の増加及び被保険者の高齢化の進展などから、前年度比1億4,506万5,000円の増と見込んだところです。  続いて、32ページを御覧ください。3款国民健康保険事業費納付金は61億5,643万9,000円で、県が保険給付費の交付金の財源を各市町村の被保険者数や所得水準、医療費水準に応じて算定し、市町村から徴収するものです。前年度比6億2,834万8,000円の減となっております。なお、この金額は県が昨年12月に仮算定いたしました額となっておりますので、令和2年6月定例会議に補正予算として確定納付額を改めてお示しする予定でございます。  次に、4款保健事業費は2億7,819万7,000円で、前年度比1,216万6,000円の減となっておりますが、令和2年度から健康福祉部保健所健康推進課に業務を移管し、本市の健康増進事業として一体的に実施するものです。  続きまして、主な歳入についてご説明いたします。恐れ入りますが、29ページにお戻りいただきたいと思います。1款国民健康保険税は47億8,099万6,000円で、説明欄にも記載したとおり、歳出総額から県支出金、繰入金等を差し引いた結果、前年度比5億1,773万9,000円の減となっております。なお、令和2年度の本算定の結果は、先ほどの県の納付金額の確定及び直近の被保険者数などを精査し、税率の設定と併せて、令和2年6月定例会議において補正予算としてお示しさせていただきます。  次に、4款県支出金は165億3,866万7,000円で、前年度比6,202万6,000円の増となっておりますが、歳出予算の保険給付費の増額に伴い、その財源となる普通交付金が1億5,200万円余増額となったことなどによるものです。  30ページを御覧ください。6款繰入金は19億5,946万4,000円で、3,686万円の減となっております。  最後に、人件費についてご説明いたします。予算説明書の430ページ、431ページをお開きください。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、1、報酬156万円は、パートタイム会計年度任用職員1人分に対する報酬です。2、給料4,204万4,000円は、常勤職員12人分に係る給料の合計額です。3、職員手当等2,190万6,000円の内訳は、扶養手当、住居手当、通勤手当、時間外、休日勤務手当、期末手当、勤勉手当等から成っております。4、共済費1,348万5,000円の内訳は、市町村職員共済組合負担金、公務災害に係る事業主負担金及び会計年度任用職員に係る社会保険料から成っております。  その下、2項徴税費、1目税務総務費、2、給料6,360万1,000円、3、職員手当等3,582万7,000円、4、共済費1,984万2,000円は、国保年金課常勤職員10人、財務部納税課常勤職員10人に係る職員給与の合計額です。なお、人件費につきましては、財務部納税課所管分も含めて国保年金課で予算計上しております。  次に、432ページ、433ページをお開きください。2目賦課徴収費、1、報酬515万7,000円のうち312万円、3、職員手当等68万8,000円のうち27万円、4、共済費94万6,000円のうち55万8,000円が国保年金課パートタイム会計年度任用職員2人分に対する人件費の合計額となっております。なお、残りの金額は、納税課のパートタイム会計年度職員2人分の人件費となっております。  次に、434ページ、435ページをお開きください。4項1目収納率向上等特別対策事業費、1、報酬、3、職員手当等及び4、共済費は全て納税課所管分です。  次に、448ページ、449ページをお開きください。こちらの給与費明細書、特別職につきましては国民健康保険運営協議会委員14人分に対する報酬の合計額です。  最後に、450ページ、451ページをお開きください。こちらは、ただいまご説明いたしました一般職32人分の給与費などの内訳となっております。  説明は以上でございます。 ○二階堂武文 分科会長  それでは、ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○二階堂武文 分科会長  発言がなければ、質疑を終結いたします。  次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○二階堂武文 分科会長  ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第5号令和2年度福島市国民健康保険事業費特別会計予算中、市民・文化スポーツ部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○二階堂武文 分科会長  ご異議ございませんので、議案第5号中、市民・文化スポーツ部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号令和2年度福島市後期高齢者医療事業費特別会計予算についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎市民・文化スポーツ部長 議案第11号令和2年度福島市後期高齢者医療事業費特別会計予算について、資料に基づきご説明いたします。  資料の33ページをお開きください。令和2年度歳入予算総額につきましては37億4,051万4,000円で、令和元年度と比較しますと2億5,695万3,000円の増額、率では7.4%増となっております。  また、令和2年度歳出予算につきましても、総額及び令和元年度との比較額とも、歳入予算と同額でございます。  詳細につきましては、次長よりご説明いたします。よろしくお願いします。 ◎市民・文化スポーツ部次長 それでは、配付資料と予算説明書によりご説明をさせていただきます。  予算説明書では574ページから589ページに記載しておりますが、配付資料の33ページを御覧ください。歳入の主なものについてご説明いたします。1款1項1目後期高齢者医療保険料29億8,287万6,000円は、現年度分及び滞納繰越し分を合わせた保険料です。前年度より2億2,275万円の増となりますが、これは被保険者数の増加や保険料軽減特例の見直し、保険料率の改定によるものです。  3款繰入金、1項1目一般会計繰入金7億4,733万5,000円は、一般会計からの繰入金で、低所得者等の保険料軽減分を公費で負担する保険基盤安定負担金や職員給与費等に対する繰入金であります。  次に、歳出の主なものについてご説明いたします。資料の34ページを御覧ください。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金36億4,046万4,000円は、徴収した後期高齢者医療保険料等の広域連合への納付金であります。前年度より2億8,197万1,000円の増でありますが、これは歳入の保険料及び保険基盤安定負担金の増によるものです。  次に、人件費についてご説明いたします。予算説明書の581ページをお開きください。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、2節給料2,366万6,000円は、常勤職員7人分に係る給料の合計となっております。3節職員手当等1,270万3,000円の内訳は、扶養手当、住居手当、通勤手当、時間外、休日勤務手当、期末手当、勤勉手当等から成っております。4節共済費683万2,000円は、内訳は市町村職員共済組合負担金及び公務災害に係る事業主負担金から成っております。  最後に、584ページ、585ページをお開きください。こちらは、ただいまご説明いたしました一般職7人分の給与費などの内訳となっております。  説明は以上でございます。 ○二階堂武文 分科会長  それでは、ご質疑のある方はお述べください。 ◆川又康彦 委員  後期高齢者の保険料のほうが人数が増えてきたこと等により増えていっているようですが、前回、決算のほうだと、平成30年で対象というのはまだ4万1,000人強というお話だったかと思うのですが、現在、令和元年及び令和2年においては想定される人数というのはどれぐらいになっているのか教えていただけますか。 ◎国保年金課高齢者医療係長 すみません。質問がちょっと後ろで聞こえなかったのですが、この当初予算を計算した際の被保険者数で大丈夫でしょうか。 ◆川又康彦 委員  当初予算と令和元年度。今年度と、あと当初予算の想定人数と、2つ。 ◎国保年金課高齢者医療係長 令和元年度の被保険者の数ですが、2月末現在で4万2,802人の方が被保険者数としておりますが、賦課された方については転出された方ですとか死亡された方も含みますので、その方の分を含めますと、もう少し、4万3,000人ほどの賦課の人数になるのではないかと思います。それを踏まえて、令和2年度のほうですが、4万4,000人ほどの被保険者の数に賦課になるのではないかと見込んでおります。 ◆佐々木優 委員  確認なのですけれども、さっき保険料率の改定とおっしゃいましたが、これは詳しくもう一回お願いします。 ◎国保年金課高齢者医療係長 率の改定なのですけれども、所得割と均等割がありまして、まず均等割のほうですが、今年度は4万1,600円でしたが、来年度は4万3,300円になります。所得割については、7.94%でしたが、8.23%に引上げになります。
    ○二階堂武文 分科会長  ほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○二階堂武文 分科会長  それでは、ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。  次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。 ◆佐々木優 委員  今回課率が上がるということで、高齢者の皆さんも今本当に暮らしが大変になっている中で、消費税も上がったり、あと年金も下がったりということで、本当に大変な状況になっていますので、やっぱり何か方法があるのではないか、社会保障のために消費税を上げると言っていたのですけれども、社会保障も上がっているということの実態はおかしいなというふうになると思うのです。なので、私たちはこれに反対します。 ○二階堂武文 分科会長  ほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○二階堂武文 分科会長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案に対する反対のご意見がありましたので、採決の方法は挙手採決といたします。  なお、挙手をされない方は否とみなします。  お諮りいたします。議案第11号令和2年度福島市後期高齢者医療事業費特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。      【賛成者挙手】 ○二階堂武文 分科会長  賛成多数。  議案第11号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、市民・文化スポーツ部の予算審査は終了いたしました。  予算特別委員会経済民生分科会のまとめは、23日の総括質疑終了後に行います。  また、総括質疑の締切りは最終分科会終了後から2時間となりますので、よろしくお願いいたします。  ただいまをもって当分科会を終了し、予算特別委員長へ審査終了を報告いたします。  本日は、これをもって散会いたします。                午後0時18分    散  会                             経済民生分科会長 二階堂 武文...