留萌市議会 2021-02-17
令和 3年 2月 第1常任委員会-02月17日-01号
令和 3年 2月 第1常任委員会-02月17日-01号令和 3年 2月 第1常任委員会
───────────────────────
令和3年第3回第1常任委員会
留萌市議会会議録
令和3年2月17日(水曜日)
第1委員会室
開 会 9時58分
閉 会 13時33分
途中休憩 52分
───────────────────────
1 所管事務調査
(1)総務部
【議案事項】
1 専決処分の報告(工事請負契約の金額変更)
2 専決処分の報告(令和2年度留萌市
一般会計補正予算(第19号))
3 専決処分の報告(令和2年度留萌市
一般会計補正予算(第20号))
4 令和2年度各
会計補正予算概要及び令和3年度各会計予算概要
5 令和3年度
総務部主要事業予算
6 専決処分の報告(令和2年度留萌市
一般会計補正予算(第21号))
【情報提供事項】
1 留萌市職員採用試験の実施状況
2 防災協定の締結状況
3 新たな
災害情報伝達環境の整備
(2)地域振興部
【報告事項】
1 道の駅るもい屋内交流・遊戯施設(仮称)の概要等
2 JR留萌線(留萌・増毛間)鉄道用地譲渡等の協議状況
3 第7回
JR留萌本線沿線自治体会議の開催結果
4
新型コロナウイルス感染症の公表に関する基本指針の制定
5 留萌市
感染予防対策設備整備事業補助予定額の増額
【議案事項】
1 令和2年度
一般会計補正予算(第22号)
2 令和3年度
地域振興部主要事業予算
3 留萌市児童館条例及び留萌市
コミュニティセンター設置条例の一部を改正する条例制定
4 留萌市
国民健康保険条例及び留萌市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例の一部を改正する条例制定
【情報提供事項】
1 令和2年度第2回留萌市
公共施設整備検討会議開催結果
2 留萌市役所及び公共施設等における
キャッシュレス決済導入実証実験の延長
(3)都市環境部
【議案事項】
1 損害賠償に係る専決処分の報告
2 令和2年度3月補正予算
3 令和2年度留萌市
水道事業会計補正予算
4 令和3年度主要事業予算
5 令和3年度留萌市
水道事業会計予算
6 留萌市
一般廃棄物収集支援条例の制定
【情報提供事項】
1 留萌市
上下水道事業運営委員会開催結果
2 「市民と議会の意見交換会」
事前アンケート各種意見の対応方針について
3 その他
───────────────────────
●出席委員(6名)
横 田 美 樹 君
珍 田 亮 子 君
米 倉 靖 夫 君
戸 水 美保子 君
笠 原 昌 史 君
村 山 ゆかり 君
───────────────────────
●欠席委員(1名)
野 崎 良 夫 君
───────────────────────
●委員外議員 議長 小 野 敏 雄 君
───────────────────────
●説明員
総務部長 高 橋 一 浩 君
地域振興部長 向 井 智 仁 君
都市環境部長 大 和 俊 賢 君
総務課長 柴 谷 理 意 君
財務課長 渡 辺 剛 彦 君
管財課長 本 山 彰 君
政策調整課長 海 野 聡 君
地域戦略室長 大 塚 真 也 君
農林水産課長 榎 昭 博 君
経済港湾課長 吉 田 博 幸 君
経済港湾課主幹 湯 浅 俊 之 君
都市整備課長 前 田 和 宏 君
都市整備課主幹 村 岡 信 人 君
建築住宅課長 安 田 周 史 君
上下水道課長 近 藤 恒 幸 君
上下水道課主幹 泉 幸 仁 君
環境保全課長 塚 本 健 君
───────────────────────
●
議会事務局職員
事務局次長 杉 山 啓 之 君
主査 小 畑 陽 子 君
───────────────────────
午前 9時58分開会
△開会・開議宣告
○委員長(村山ゆかり君) 本日の出席委員は、野崎委員より欠席の届出が出されており、ただいまのところ6名であります。
よって、定足数に達しておりますので、これより令和3年第3回第1常任委員会を開会いたします。
小沼議員から傍聴の届出が出ておりますので、許可しております。
最初に、昨日からの低気圧の発達による暴風雪によって、市内でも少なからず影響が出ているようなので、その状況について、総務部長より報告を求めたいと思います。
総務部長。
◎総務部長(高橋一浩君) それでは、昨日からの暴風雪に関わる、こちらで押さえております被害状況について、簡単に御説明をさせていただきます。
ほとんど消防を通じて、こちらに報告をいただいております。報告された被害件数は全部で12件ございました。簡単に内訳で答えますと、屋根の一部剥離が6件、壁の一部剥離が1件、お店の看板等が壊れたとか落ちたとかというのが3件、その他が2件ございました。
これをさらに店舗等か個人かということで分けますと、個人宅が5件、店舗が4件、アパート1件、公共施設が2件ございます。
この公共施設は留萌小学校のプロパン庫の扉が壊れてしまった件と、沖見配水場の、今は使われていないんですけれども、職員宿舎だった建物の屋根が一部剥離したということで確認をしているところでございます。
被害状況は以上ですが、現在の暴風は、今日のお昼までがピークだということで、お昼以降は徐々に風も弱まっていくと聞いております。今のところ、18時までは警報が出ている状況ではないかということでした。これについては、逆に低気圧の動きで、もしかしたら延びるかもしれないということでございます。
私からは以上です。
○委員長(村山ゆかり君) 本日は報告ということでとどめたいと思いますが、何か確認事項がございましたらお受けいたします。特にありませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) それでは、本日の調査案件は所管事務調査であります。
総務部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。
総務部長。
◎総務部長(高橋一浩君) 本日の
総務部所管事務は、議案事項が6件、情報提供事項が3件の合わせて9件でございます。それぞれ担当課長より御説明、また御報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村山ゆかり君) 初めに、議案事項1の説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) それでは、議案事項1、専決処分の報告(工事請負契約の金額変更)につきまして、資料1により御説明いたします。
地方自治法第180条第1項の規定に基づきまして、平成28年3月1日の議会の議決により指定されました「議会の議決を経て締結した工事又は製造の請負契約について、その議決の趣旨に反しない範囲内で契約金額の10分の1以内の金額に係る変更契約を締結すること。」により行いました専決処分について報告するものでございます。
件数としては、2本ございます。
まず初めに、
留萌橋長寿命化補修工事ということで、契約の相手方につきましては萌州・
阿部経常建設共同企業体、現契約金額は1億5,620万円、変更後契約金額を1億5,998万4,000円とするもので、増額は378万4,000円となります。
変更理由は、橋梁塗装工の変更及び
産業廃棄物処理費の確定によるものでございます。
次のページになります。
工事名、公共下水道南部10-1号幹線布設工事、契約の相手方は堀口・八
晃経常建設共同企業体、現契約金額は2億9,304万円で、変更後契約金額を3億176万3,000円、増額については872万3,000円となります。
変更理由は、推進工によります発生土(汚泥)が増加したことに伴う処理費の増となってございます。
以上、議案事項1の説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項1につきまして、何か確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項1を終了します。
次に、議案事項2の説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) 議案事項2、専決処分の報告(令和2年度留萌市
一般会計補正予算(第19号))につきまして、資料2により御説明をいたします。
この補正予算は、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けているひとり親世帯への支援を行うための
臨時特別給付金を給付する事業につきまして、
全額国庫補助金を充当財源として事業を実施するため、補正予算編成の必要が生じたことから、地方自治法第180条第1項及び専決処分事項の指定について第6項の規定に基づき、令和2年12月16日付で専決処分をしたものでございます。
補正予算の内容ですが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,647万3,000円を追加いたしまして、補正後の歳入歳出総額を173億5,268万6,000円としたものであります。
以上、議案事項2の説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項2につきまして、何か確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項2を終了します。
次に、議案事項3の説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) 続きまして、議案事項3、専決処分の報告(令和2年度留萌市
一般会計補正予算(第20号))につきまして、資料3により御説明をいたします。
この補正予算は、
新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種について、予防接種法の臨時接種に関する特例に基づき、国の指示の下、都道府県の協力により市町村が予防接種を実施することとなり、
全額国庫補助金を充当財源として事業を実施するため、補正予算編成の必要が生じたことから、地方自治法第180条第1項及び専決処分事項の指定について第6項の規定に基づき、令和3年2月1日付で専決処分したものであります。
補正予算の内容ですが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ554万9,000円を追加いたしまして、補正後の歳入歳出総額を173億5,823万5,000円としたものであります。
以上、議案事項3の説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項3につきまして、何か確認したいことございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項3を終了します。
次に、議案事項4の説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) それでは、議案事項4、令和2年度各
会計補正予算概要及び令和3年度各会計予算概要につきまして、資料1により御説明いたします。
まず初めに、令和2年度各
会計補正予算概要から御説明いたします。
1ページ目を御覧ください。
この補正予算は、各種事務事業の精算により予算を整理するという意味合いを持っている補正予算でありますので、補正項目が非常に多くなっています。
一般会計の補正予算(第22号)ですが、歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ3億4,929万8,000円を追加いたしまして、補正後の予算額を177億1,659万3,000円とするものであります。
補正の内訳につきましては、まず歳出予算から、事業精算ではなく、追加する項目の中で金額が1,000万円を超えているようなものに絞りまして御説明いたしますので、まず2ページ目を御覧ください。
初めに、第2款総務費でございます。前年度決算剰余金の積立てに係ります財政調整基金の積立金、こちらを1億4,553万6,000円の追加、JR留萌線に係る負担金を
公共施設整備基金に積み立てる5億450万円の追加となってございます。
次に、第3款民生費です。民生費では、
デイサービスセンターはーとふるの利用者増加に伴います運営委託料1,100万1,000円の追加でございます。
続きまして、第4款衛生費では、
新型コロナウイルスワクチン接種事業といたしまして4,260万4,000円の追加でございます。
第8款土木費につきましては、国の3次補正の採択を受けまして、
直轄港湾整備事業管理者負担金を2,400万円追加いたします。
なお、この3次補正分の
直轄港湾整備事業につきましては、令和3年度に一部を繰り越して実施をする予定となっています。
第14款職員給与費では、特別職並びに一般退職手当の増額となってございます。
続きまして、歳入につきまして、主なものを御説明いたしますので、1ページ目にお戻りください。
まず、第1款市税につきましては、個人市民税の所得割で1,140万円の減額。
第11款地方交付税は、普通交付税の確定に伴う追加と特別交付税の減額。
第14款使用料及び手数料は、
デイサービスセンターはーとふるの利用者増加に伴います通所介護手数料の追加となります。
第15款国庫支出金は、
新型コロナウイルス感染症への対策のため、留萌市応援基金を充当していた
PUSHプロジェクト等の各種事業の財源を国の
地方創生臨時交付金に振り替えるために4,361万7,000円を追加しております。また、
新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保に4,260万4,000円を追加しています。
第19款繰入金につきましては、全体の収支が改善したこともありまして、補正予算の財源対策として計上しておりました財政調整基金及び
公共施設整備基金の繰入れを全額中止いたします。また、
地方創生臨時交付金への財源充当の振替もありましたので、留萌市応援基金の繰入れも減額しております。
第20款繰越金は、前年度繰越金の未計上分であります1億3,329万9,000円を追加いたします。
第21款諸収入は、JR留萌線(留萌・増毛間)の
鉄道施設等撤去費用負担金として5億450万円の追加。
最後に、第22款市債でございますが、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴います地方自治体の収入減少分を補填する減収補てん債を追加します。
この減収補てん債になりますけれども、普通交付税では、その年度に予想されます自治体の歳入を控除して、交付税が交付されるんですけれども、その予想される収入が、今回
新型コロナウイルス感染症の影響で入ってこなくなったということもあります。そういったこともありまして、今年度に限り、国が特別に認めた減収に関わる地方債ということになります。
地方消費税交付金、
地方揮発油譲与税、たばこ税、この3項目が留萌市に該当する項目になります。こちらの項目を合わせまして6,020万円を計上しておりますが、最終的には3月末の実際の収納状況を確認した上で発行額が決定することになりますので、この額以下になってくると考えてございます。
なお、今回発行します減収補てん債という特別な地方債につきましては、その償還額に対して、国から100%ないし75%の交付税措置がある地方債となっておりますので、原則、普通交付税の交付を受けている全ての自治体で発行されるものと考えております。
次に、資料の3ページ目を御覧ください。
こちらは
一般会計繰越明許費となりますけれども、令和3年度に繰越しをしまして事業を実施することから、表のとおり繰越明許費を設定しようとするものであります。
また、3番、
一般会計債務負担行為補正では、翌年度以降にわたって事業を実施することから、表のとおり債務負担行為を追加しようとするものでございます。
次に、資料の4ページ目を御覧ください。
こちらは地方債の補正でございまして、5ページまでまたがって表記しておりますが、表のとおり、事業を追加、廃止、変更しようとするものであります。
減収補てん債の6,020万円、過年度債として発行します
河川災害復旧事業債の20万円を追加するほか、各事業の精算となってございます。
次に、資料の5ページ目を御覧ください。
こちらは各特別会計の補正予算の概要となりますが、一般会計と同様に予算の整理となっておりまして、前年度繰越金の計上を含めて、各会計が事業の精算を行ってございます。
次に、資料の6ページ目を御覧ください。
こちらは各企業会計の補正予算の概要となりますが、水道事業会計及び
病院事業会計ともに予算の整理となってございまして、病院事業会計では、収益的収入において国の
緊急包括支援交付金を追加するほか、各事業の精算となっております。
最後に、7番、主な財政指標等につきましては、本補正予算をベースとした、あくまで参考数値ということになります。
1、連結実質収支の状況ですが、令和2年度最終予算では、病院事業会計におきまして4億6,710万3,000円の資金不足となっておりまして、予算ベースではございますが、連結実質収支が2億3,224万4,000円の赤字となっております。決算段階では、一般会計やほかの会計において実質収支が見込まれることから、連結実質収支は黒字になる予定ではございますが、病院事業会計においては、年度末に向けて、
新型コロナウイルス感染症の対応と併せて、通常医療の収支改善にも努めているところでございます。
次に、2、健全化判断比率の状況は表のとおりとなっておりますけれども、連結実質赤字が発生していることから、予算上ではありますが、
連結実質赤字比率3.04%が生じていることになります。
また、3、資金不足比率では、病院事業会計の資金不足が12.0%となる見込みとなってございます。
以上、令和2年度の補正予算の概要説明といたします。
続きまして、令和3年度の各会計の予算概要につきまして御説明をいたします。
令和3年度各
会計予算概要説明書を御覧ください。
資料の1ページ目です。
令和3年度一般会計予算の概要でございますけれども、まず、1番の予算編成につきまして、新しく令和3年度からスタートする予定の留萌市中期財政計画に基づきまして、引き続き5つの財政規律を考慮した上で予算編成を行っております。
歳入面では、長引く
新型コロナウイルス感染症の影響で、国や地方の財政状況、非常に厳しい状況にあります。また、固定資産税の3年に一度の評価替えも重なったことで市税が大幅に減少しており、歳出面では、退職手当等の増加の影響もありまして、9,365万円の財政調整基金を繰り入れる当初予算となってございます。
財政規律の対象でもあります財政調整基金は、令和3年度末残高で11億円となる見込みでありまして、
新型コロナウイルス感染症の影響や今後の人口減少に伴う歳入の影響、また、老朽化した公共施設等の更新も考慮すると、今後も厳しい財政運営が続いていく見通しとなってございます。
2つ目の段落ですけれども、令和3年度の投資事業や臨時事業、補助事業のうち、新たに実施する事業と主な特徴を記載しております。道の駅るもいの整備に係る経費や
新型コロナウイルスワクチン接種に係る事業などを新たに計上しております。
3つ目の段落ですが、病院事業会計への繰出金は、令和2年度に改定予定だった国の
公立病院改革ガイドラインが令和3年度に延期されております。そのため、基準内繰り出しを原則として、令和2年度までの
病院改革プランに基づく特別支援を上積みした繰出金を本予算には計上しておりますが、
新型コロナウイルス感染症の対応については、国から
緊急包括支援交付金で空床補償を含めて支援されているものの、通常医療分につきましては、患者数の減少の影響を受け、厳しい経営状況が続いているところになります。
次に、2番の予算総額(一般会計)です。一般会計の当初予算総額は、前年度比プラス2.0%、金額にすると2億6,674万9,000円の増となる137億7,286万1,000円となっております。
主な増加要因といたしましては、道の駅るもい整備事業、留萌市応援寄附金の増加に伴う
ふるさと応援推進事業の増、職員の退職手当などが増加する一方で、
留萌中学校整備事業や
漁業振興対策事業補助金、
土地開発公社貸付金などが減少しております。
2ページの上段の部分には、各会計の予算総額をまとめてございます。
その下、3番地方財政計画の概要(通常収支分)とありますけれども、これは参考までに、国の地方財政計画の主な数値等について記載をしております。
内容をまとめますと、地方の財政規模自体は大きく変わらないんですが、
新型コロナウイルス感染症の影響で地方の税収が大幅に減少しているというところを、国が何とか財源を工面して、地方交付税を増額して確保しています。それでも不足する分については、
臨時財政対策債の発行を増額することで対応していく内容になってございます。
また、
新型コロナウイルス感染症の対応に係る
臨時特例交付金、また
緊急包括支援交付金等については、令和2年度の国の3次補正予算の中で既に別枠で計上されておりますので、当初予算には影響しないということになります。
次に、資料の2ページから4ページ目にかけましては、歳入の主な特徴について記載をしております。この中で、令和2年度から大きく変化がある項目につきまして御説明いたします。
まず、2ページの4、1)市税については、
新型コロナウイルス感染症の影響もありまして個人所得割や法人税割の減少、また、固定資産税の評価替えによる減を見込んでいるため、前年度比でマイナス3.0%、6,654万2,000円の減少としています。
続きまして、3ページ目、3)地方交付税ですが、市税が減少していることと5年に一度の国勢調査における人口減少、また、地方財政計画に基づく増減や公債費の償還などを反映した上で、地方交付税の振り替わりでもあります
臨時財政対策債の増額発行をする影響で、前年度比マイナス1.3%、6,800万円の減少と見込んでおります。
続きまして、4)国・道支出金は、道の駅るもい整備事業や
新型コロナウイルスワクチン接種事業などで、前年度比プラス8.0%、2億1,172万6,000円の増となってございます。
5)寄附金につきましては、留萌市応援寄附金の増加に伴い、前年度比プラス67.0%、1億9,301万1,000円の増。
6)繰入金は、収支不足を補填するための
財政調整基金繰入金で9,364万9,000円の増など、前年度比プラス57.4%、8,840万6,000円の増です。
ページを進んで、4ページ目です。
こちらは、留萌市応援基金を充当した各事業の一覧となります。
ページを進んでいただきまして、5ページ目になります。
8)市債につきましては、道の駅るもい屋内交流・
遊戯施設整備事業債で3億2,420万円の増、
臨時財政対策債が1億4,000万円の増となっておりますが、
留萌中学校整備事業債で3億7,170万円の減、
漁業振興対策補助事業債で5,020万円の減少となっていることから、前年度比でマイナス3.6%、5,080万円の減少となっております。
また、下の表は、中期財政計画の基準での市債発行の状況を示している表ですけれども、令和3年度予算は建設事業債と
過疎債ソフト分の合計発行額、表の中段ほどにありますが、9億3,030万円となり、財政規律の目安であります9億円を3,000万円ほど上回っておりますが、今後、計画期間中の5年間での発行総合計額の45億円、こちらを目安にして収まるようにしていくということになります。
続きまして、5ページ目中段から8ページ目にかけましては、歳出の主な特徴を記載しております。こちらも、令和2年度から大きく変化がある項目に絞って御説明いたします。
まず、2)総務費につきましては、留萌市応援寄附金の増加に伴う事業費の増などで、前年度比プラス28.9%の2億72万4,000円の増。
続いて、6ページ目、4)衛生費につきましては、
新型コロナウイルスワクチン接種事業の増や病院事業の繰出金の増などで、前年度比プラス3.5%、6,654万8,000円の増。
次に、7ページ目にあります8)土木費は、道の駅るもい整備事業の増や橋梁長寿命化事業の増で、前年度比プラス28.6%、5億8,918万1,000円の増。
10)教育費は、
留萌中学校整備事業の減の影響が大きく、前年度比でマイナス41.8%、4億7,879万7,000円の減少。
8ページ目の13)職員給与費は、退職手当の増などで、前年度比プラス7.0%、1億123万4,000円の増となってございます。
9ページ目は、一般会計の主な歳入歳出構成のグラフとなっております。
構成状況について、大きく整理しますと、歳入では市税が減少しておりますが、真ん中の地方交付税等で補っているということ、また、様々な事業を推進していくに当たりまして、国や北海道の財源を活用しておりますので、左端にあります依存財源と書かれている部分の金額が増加をしているということになります。
一方、歳出につきましては、真ん中の辺りにあります公債費ですが、償還が一段落していること、また、留萌市応援寄附金の増加や退職手当の増加もありまして、予算規模自体が大きくなっているということが挙げられます。
最後に、10ページ目の各特別会計予算の概要でございます。
この概要の中では、4番、港湾事業特別会計につきまして、公債費の償還等が減少していることで、前年度比でマイナス20.9%、3,807万2,000円の減。
また、11ページの下水道事業特別会計につきましては、下水道建設費が増加していることで、前年度比プラス4.7%の8,483万7,000円の増となってございます。
12ページ目は、主な基金残高や各会計別市債残高を参考までに記載しております。
1番の主な基金残高状況ですけれども、一番上の財政調整基金につきましては、令和3年度末には11億3,776万円に、
公共施設整備基金は13億1,497万8,000円、留萌市応援基金は6億826万5,000円となる見込みとなってございます。こちらについては、3月に出します補正予算、そして令和3年度の積立てと取崩額を反映したものとなってございます。
続きまして、2番の各会計別市債残高につきましては、各会計で増減はございますけれども、下のグラフで示しておりますとおり、市全体としては若干増加に転じるというところになります。表にありますR3の発行額とR3の元金償還額を比較していただきますと、R3の発行額が多いということは、返している額よりも借りる額が多いということになりますので、市債残高が増加している会計となります。
その中で、一般会計につきましては、地方交付税の振り替わりであります
臨時財政対策債を4億円発行を見込んでおりますことから、令和3年度の元金償還額を上回り、市債残高が増加する大きな要因となってございます。
なお、
臨時財政対策債は、その償還について、国から後年度、100%の財政措置を受けることになります。
また、現在、投資事業を実施しております下水道事業並びに水道事業につきましては、市債残高が増加をしていく状況でございます。
以上、議案事項4、令和2年度各
会計補正予算概要及び令和3年度各会計予算概要についての説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項4につきまして、何か確認したいことございますか。
米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 市税の減った理由は何ですか。
○委員長(村山ゆかり君) 財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) 市税が減った理由につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響もあるという部分と、個人の所得割や法人税割の減少、そして、一番大きかったのが固定資産の3年に一度の評価替えによるもので、固定資産税だけで3,575万7,000円の減少となっております。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 新年度予算で市税6,600万円を減額していることについて、これは
新型コロナウイルス感染症の影響となっていますが、払えない人は分割というのもあるんですか。
○委員長(村山ゆかり君) 暫時休憩いたします。
午前10時29分休憩
───────────────────────
午前10時31分再開
○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) 市税の減少につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響というのもありますが、算定の中で、令和2年中に活動した内容による税額の決定ということになりますので、担当課でぎりぎりまで確認をしながら、翌年度に賦課できる金額というのをはじき出した結果、固定資産税では3,500万円ほどの減、市民税につきましては2,900万円ほどの減ということで、大幅な減少となっているところでございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 留萌市の収入源が減るということは大変だということですよね。
○委員長(村山ゆかり君) 財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) 市税の収入につきましては、やはり自主財源ということで、我々の一番の基幹になる税収ですので、こちらが下がるということは、かなり大きな影響があると考えてございます。
○委員長(村山ゆかり君) そのほか、確認したいことございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 他になければ、議案事項4を終了します。
次に、議案事項5の説明を求めます。
総務課長。
◎総務課長(柴谷理意君) 議案事項5、令和3年度
総務部主要事業予算のうち、総務課関係予算につきまして、資料5により御説明申し上げます。
初めに、1ページ目の本庁舎等省エネ改修事業でございますが、現在の市役所各庁舎の照明器具につきましては、平成22年度に行いました留萌市本庁舎省エネ改修事業により、共用部分の一部及び3階の議場内についてのみ、LED照明器具への取替工事を行っておりましたが、水銀に関する水俣条約の採択による一般照明用の水銀ランプ、蛍光灯器具、蛍光灯の製造等の規制に伴い、庁舎内全ての照明器具につきまして、LED化を図るものとなってございます。
費用につきましては、費用対効果や保守内容等も比較検討いたしまして、10年リースによるものとし、事業費合計1,184万円となり、初年度の令和3年度予算額につきましては88万8,000円で、全額一般財源となってございます。
また、令和4年度以降につきましては、資料の表のとおり、令和13年度までの債務負担行為の設定により予算計上させていただきたいと考えてございます。
なお、この照明器具のLED化により、二酸化炭素の排出抑制など環境面においても効果が見込まれますとともに、電気使用料の大きな削減も見込まれており、概算ではございますが、年間約175万円、25%の電気料削減となりますことから、試算上、約7年でリース投資額の回収が見込まれているところでございます。
続きまして、2ページ目の防災備蓄品・資機材整備事業でございますが、令和元年度に策定をいたしました留萌市防災備蓄計画に基づき、大規模災害発生時における被災者の避難生活に必要な備蓄物資及び防災資機材の計画的な整備を図るものとして、令和2年度より整備を始めたものでございます。
令和3年度の整備内容でございますが、資料の表のとおり、防災備蓄食糧・保存水の整備として、アルファ化米や非常用食糧及び飲料水、冬期間の災害発生や停電時における避難所運営に必要な備蓄品の整備といたしまして、毛布やアルミロールマットなどの寝具をはじめ、電源コードリールやガソリン携行缶、カセットガスコンロなどの資機材を整備することとし、事業費につきましては、令和2年度と同様600万円、財源といたしましては、北海道の地域づくり総合交付金(地域防災力強化事業)の300万円及びその他財源の300万円で、その他財源は繰入金として、留萌市応援基金を活用させていただく事業となってございます。
○委員長(村山ゆかり君) 管財課長。
◎管財課長(本山彰君) 引き続きまして、管財課関係分につきまして、資料5、3ページより御説明をいたします。
管財課に関係する予算は、留萌十字街西ビル補修等経費市負担金でございます。留萌十字街西ビルの共用部分などの補修等に関する経費を市が負担するための予算措置をしようとするものであります。予算額は1,102万円を計上しております。
内容ですが、1点目は、留萌十字街西ビルの非常用発電機に異常が判明したことに伴い、発電機の取替えに係る負担金についてであります。これは、火災発生などの際の停電時に消防用設備に電源を供給するための設備であり、消防法などで設置が義務づけられているものであります。8月の定期検査において、北海道電気保安協会から不適合との判定を受けているところです。発電機の取替えが必要となりまして、取替えに係る負担金1,027万円を計上しております。
2点目は、防犯カメラを新たに設置するための負担金となります。こちらは、留萌十字街西ビル周辺における防犯対策として、不審者情報に対応し、また駐車場の不法投棄に対応し、抑制効果も期待できると思われるもので、カメラ4台と周辺機器合わせて75万円を計上しております。
以上、議案事項5、令和3年度
総務部主要事業予算のうち、管財課関係分の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項5につきまして、何か確認事項ございますか。
米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 照明器具の交換をする業者はどこですか。
○委員長(村山ゆかり君) 総務課長。
◎総務課長(柴谷理意君) リースを活用いたしますことからリース会社との契約となりますが、仕様の中で、市内業者を必ず使っていただくこととしております。
以上です。
○委員長(村山ゆかり君) そのほか、確認したいことございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 他になければ、議案事項5を終了します。
次に、議案事項6の説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) それでは、議案事項6、専決処分の報告(令和2年度留萌市
一般会計補正予算(第21号))につきまして、資料9により御説明をいたします。
この補正予算は、
新型コロナウイルス感染症の集団感染が発生している中で、市民の安心や安全の確保、市内の感染拡大の防止を目的に、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者や基礎疾患を有する方、また、介護事業所等の職員及び入所者を対象にPCR検査を行った際に係る費用を助成するため、補正予算編成の必要が生じたことから、審議のための議会を招集する時間的余裕がないことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和3年2月15日付で専決処分をしたものであります。
補正予算の内容ですが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ906万円を追加いたしまして、補正後の歳入歳出総額を173億6,729万5,000円としたものであります。
なお、事業の財源といたしましては、全額、留萌市応援寄附金のうちコロナ寄附金分を充当します。
以上、議案事項6の説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項6につきまして、確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項6を終了します。
それでは、情報提供事項1から情報提供事項3の説明を求めます。
総務課長。
◎総務課長(柴谷理意君) 情報提供事項1、留萌市職員採用試験の実施状況といたしまして、資料6により御説明申し上げます。
令和2年度の採用試験につきましては、昨年度と同様、事務職につきましては、他の自治体との併願などによる採用辞退者が生じないよう日程調整を行い、試験を実施するとともに、国が進める就職氷河期世代への支援プランを踏まえた社会人枠の採用試験についても実施をしてきたところでございますが、採用予定の名簿登録後、今回につきましては、初級事務職において3名の辞退者が生じるなど、当初予定しておりました採用者数を確保できなかったことから、現在、事務職3区分について追加の採用試験を実施しているところでございます。
また、以前より課題となっております技術職、保健師職、理学療法士、建築職、土木職といった職種の確保につきましても、通年募集の実施や学校訪問などのPR活動に引き続き取り組んでおりますが、特に保健師職、土木職につきましては、今年度の採用予定者はゼロとなっており、技術職の確保に苦慮している状況となってございます。
現時点における令和3年4月1日採用予定者でございますが、資料の令和2年度職員採用試験の実施状況、令和3年2月9日現在の一覧表を御覧いただきたいと思います。
初めに、事務職ですが、初級事務職につきましては、受験者数15名に対し、試験の結果、合格した名簿登録者数4名、うち3名から辞退の申出があり、採用予定者につきましては、地元高校卒業の1名となってございます。
上級職につきましては、受験者数12名、試験の結果、名簿登録者数3名、うち、辞退者については今のところおりませんので、採用予定者が3名となってございます。
また、社会人枠につきましては、受験者数7名、試験の結果、名簿登録者数1名となり、既にこの1名が年度内採用となってございます。
なお、事務職につきましては、先ほど申し上げましたとおり、初級で3名の辞退者が出ましたことから、現在追加で採用試験を行っているところであり、1月24日に1次試験を実施いたしまして、初級4名、上級3名、氷河期世代2名の受検があり、現在2次試験を終えているところでございます。
次に、技術職でございますが、上級土木職は今年度応募者なし、初級土木職、受験者数1名で、名簿登録者数はゼロ名、通年募集を行っております土木職の職務経験者は、受験者数2名で、名簿登録者数1名となりましたが、御本人より辞退の申出があり、採用予定者は現在ゼロ名となってございます。
初級建築職につきましては、受験者数1名で、名簿登録者数1名が採用予定者、地元高校卒業となってございます。
建築職の有資格者及び保健師職につきましても、通年募集を行っておりますが、今年度の応募者はなし、理学療法士につきましては、受験者数1名で、名簿登録者1名が採用予定となり、既にこの1名が年度内採用となってございます。
最後に、初級消防職につきましては、受験者数8名で、名簿登録者数4名が採用予定者、うち3名が地元高校卒業となっております。
以上、大変厳しい職員採用の状況となってございますが、新年度以降に向けて、採用の方法、またPRの仕方、人の集め方などについて工夫をしていきながら、できる限り優秀な人材の確保が図られますよう取り組んでまいりたいと考えてございます。
以上、情報提供事項1、留萌市職員採用試験の実施状況についての説明とさせていただきます。
続きまして、情報提供事項2、防災協定の締結状況につきまして、資料7により御説明申し上げます。
留萌市では、地震や津波、風水害などの大規模な自然災害等への防災・危機管理対策といたしまして、災害発生時の応急対策や災害復旧などに協力や支援をいただける民間団体や企業、行政機関等との各種防災協定の締結を進めているところでございますが、現在の締結状況と、本年度、これまでに締結いたしました協定内容につきまして御報告をさせていただきます。
初めに、1の現在の締結状況についてでございますが、行政機関との協定につきましては、北海道市長会、町村会及び道北9市、留萌管内各町村との応援協定といたしまして、応急対策に必要な職員の派遣、食糧・資機材・物資の提供・あっせん、避難住民の受入れ等についての協力、また、陸上自衛隊留萌駐屯地との災害派遣や情報・資料の共有、防災訓練等の実施協力、北海道開発局との土木施設等の被害状況の把握、2次被害防止に資する応急措置についての協力など、10件の協定を締結してございます。
次に、情報・広報対策につきましては、市民の皆様への防災情報の広報に関する協定といたしまして、株式会社エフエムもえるとの災害緊急事態等における非常放送やヤフー株式会社との緊急情報発信等に関する協定など4件。
物資等供給対策につきましては、コープさっぽろ、サントリーフーズ株式会社、株式会社セブンイレブン・ジャパン、株式会社中央スーパー等との食糧・飲料水、生活物資の供給や運搬に関する協力、また、北海道建設機械リース業協会留萌支部との仮設トイレ、移動式暖房機器、発電機等の機器調達、合同容器株式会社との避難所で使用いたします段ボール製品の物資調達など、7件となってございます。
燃料供給対策につきましては、留萌地方石油業協同組合との避難所運営や災害対応車両、非常用電源に必要な燃料の安定供給についての協力として1件。
建築土木対策につきましては、留萌管工事業協同組合、留萌建設業協会、道北電気工事業協同組合などとの、電気、ガス、水道の復旧や応急処置などについて6件。
輸送対策といたしまして、旭川地区トラック協会との物資緊急・救援輸送、道北倉庫協会との救援物資の保管・管理などとして2件。
その他応援対策として、北海道コカ・コーラボトリングとの災害対応自動販売機の電光掲示板による災害情報の提供など2件。
避難所に関する協力といたしまして、社会福祉法人萌寿会との福祉避難所の指定に関する協定として1件。
その他といたしまして、NTT東日本との災害時における特殊公衆電話の設置など2件。
以上、合計いたしまして35件の防災協定を締結しているところでございます。
続きまして、次のページになりますが、2の令和2年度に締結いたしました3件の防災協定について御報告をさせていただきます。
初めに、行政関係といたしまして、災害時における道の駅るもいの防災拠点化に関する協定を留萌開発建設部と令和2年7月2日に締結しております。
内容につきましては、地域住民や道路利用者のための災害発生時における施設の開放、一時避難所としての活用及び防災拠点としての活用といたしまして、大規模災害発生時における救援物資の中継・分配拠点としての活用や、救援に来られる広域支援部隊等のベースキャンプ地としての活用といった内容となってございます。
次に、建築土木対策関係といたしまして、災害時における
応急仮設住宅の建設に関する協定について、千歳市が本社の一般社団法人日本ムービングハウス協会と令和2年10月8日に締結いたしました。内容につきましては、大規模災害発生時における移動式
応急仮設住宅の優先提供となってございます。
次に、その他といたしまして、地域防災力向上に関する連携協定につきまして、損害保険ジャパン株式会社と令和3年1月21日に協定を締結しております。内容につきましては、市民・企業等向けの防災セミナーの実施や市民防災訓練への参画として、防災に関する知識の普及や防災意識の向上に向けた支援をいただく内容となっております。
以上、今年度締結いたしました防災協定3件の概要でしたが、市といたしましては、今後も災害応急対策や災害復旧に御協力をいただけます民間団体や民間企業、行政機関等との防災協定の締結につきまして積極的に進めていきたいと考えておりますが、これに併せ、市民の皆様に対する災害への備え、家庭内備蓄などの啓発につきましても積極的に周知をしていきながら、大規模災害への備えについて、しっかり取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
以上、情報提供事項2、防災協定の締結状況についての説明とさせていただきます。
続きまして、情報提供事項3、新たな
災害情報伝達環境の整備につきまして、資料8により御説明申し上げます。
初めに、目的及び現状と課題についてでございますが、災害発生時におきましては、避難勧告や避難指示などをはじめとした様々な災害情報につきまして、迅速かつ確実に市民の皆様へ周知・伝達することが求められており、そのためには、一つの情報伝達手段によることなく、複数の情報伝達手段を組み合わせることによる多重化・多様化を図る必要がございます。
そうした中、現在、市からの情報伝達につきましては、津波浸水想定区域を中心とした防災行政無線アナログ方式の屋外拡声器や防災行政ラジオ、広報車や防災連絡員へのメール連絡などにより災害発生時の情報発信を行っておりますが、現在の防災行政無線アナログ式につきましては、平成8年度の整備以来、大変老朽化が進んでおりますとともに、電波法の改正により、現在のアナログ方式の防災行政無線の利用が令和4年12月以降使用できなくなりますことから、防災行政無線に代わる新たな
災害情報伝達環境の整備を進めているところでございます。
新たに整備いたします内容でございますが、1点目といたしまして、コミュニティFM(エフエムもえる)放送への緊急割り込み装置の導入でございます。こちらにつきましては、災害の発生またはそのおそれがある場合に、市または消防署に設置をいたしました緊急割り込み装置からエフエムもえるの放送に直接緊急で割り込み放送を行い、国のJアラートから発信される緊急情報や市からの避難情報などを伝達するものとなっており、起動電波の発信により緊急告知防災ラジオを自動起動させる機能もありますことから、災害が発生したそのときにエフエムもえるをお聴きになっている方々だけでなく、緊急告知防災ラジオを所有する世帯に対しては、瞬時に自動で災害情報を伝達できる仕組みとなってございます。
次に、2点目、緊急告知防災ラジオの貸与でございますが、緊急告知防災ラジオとは、ただいま御説明いたしました緊急時の割り込み放送につきまして、電源を切っている状態であっても自動で電源が入り、市からの緊急放送を最大音量で鳴らすとともに、ラジオについてございます、緊急という文字とライトが点滅いたしますことにより、緊急事態を通知する機能を持つラジオとなってございます。こちらにつきましては、津波浸水想定区域における津波対策といたしまして、浸水区域内の世帯に配付いたしますとともに、留萌川が氾濫した場合に浸水するおそれのあります留萌川上流域、大和田、藤山、幌糠方面の世帯、また、市内公共施設や指定避難所を対象といたしまして、無償貸与により配付するものとなってございます。
続きまして、3点目の消防サイレンの活用についてでございますが、消防のサイレンにつきましては、火災発生時の吹鳴や正午のサイレンなど、市民の皆様にもなじみの深いものとなっておりますが、10種類登録可能なサイレンパターンのうちの一つについて、津波・国民保護のためのサイレンパターンとして設定をし、大津波警報や津波警報の発令時やミサイルによる武力攻撃などの非常事態が発生した際のサイレンとして吹鳴することにより、速やかに非常事態の発生を市民の皆様へ周知するものとなってございます。
具体的なサイレンのパターンといたしましては、津波・国民保護信号といたしまして、15秒吹鳴、2秒休止を3回繰り返すものとなってございます。このサイレンパターンにつきましては、新たな災害情報の伝達手段といたしまして、ふだん聞き慣れないサイレンが鳴った場合については速やかに、在宅中の場合はテレビやラジオをつけていただく、また、外や車の中にいる場合でも、スマートフォンや車のテレビやラジオ等により速やかに災害情報を御確認いただき、必要に応じて避難行動等を取っていただくよう、広報誌やホームページ、エフエムもえるやお茶の間トーク等、様々な場面でも広く市民の皆様に周知を進めてまいりたいと考えてございます。
なお、スピーカーの設置場所につきましては、新たに設置するということではなく、現在設置されております消防署、市役所、港西・港東・港北・旧三泊・幌糠分団詰所、浜中会館の計8か所からのサイレンをそのまま活用するものとなってございます。
最後に、今後のスケジュールでございますが、令和3年4月から緊急割り込み放送及び消防サイレンの運用を開始いたしまして、6月から緊急告知防災ラジオの無償貸与の配付を開始したいと考えてございます。
現在の防災行政無線の利用につきましては、令和4年3月末をもって終了し、令和3年度中が移行期間となってございます。
以上、情報提供事項3、新たな
災害情報伝達環境の整備の御説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) 情報提供事項1から情報提供事項3につきまして、何か確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、情報提供事項1から情報提供事項3までを終了します。
以上で、総務部より提出のありました案件につきましては全て終了しました。
そのほか、
総務部所管事務につきまして確認しておきたい事項、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など、何かございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) なければ、
総務部所管事務の調査を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午前10時56分休憩
───────────────────────
午前10時57分再開
○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。
地域振興部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。
地域振興部長。
◎地域振興部長(向井智仁君) 本日の地域振興部所管事務は、報告事項5件、議案事項4件、情報提供事項2件の合わせて11件です。それぞれ担当課長等より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村山ゆかり君) 初めに、報告事項1の説明を求めます。
政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 報告事項1、道の駅るもい屋内交流・遊戯施設(仮称)の概要等について、資料1により御説明いたします。
道の駅るもいの開業後、留萌エリアを目的に多くの来訪者が訪れ、新たな観光需要を誘導できる可能性が十分に示唆された反面、道の駅エリア内での新たな施設整備、施設機能の充実が求められているところでございます。
今般、道の駅るもいのエリア内に、留萌地域の魅力的なブランド発信と子どもの遊び場を兼ね備えた交流拠点施設として、地域や域外からの若い世代や家族連れなどが道の駅を訪れることにより、新たなにぎわいや観光交流・定住人口の増加につなげるため、新たに屋内交流・遊戯施設の整備を行うものでございます。
施設のコンセプトでございますが、親子や家族で時間を過ごせるくつろぎの空間と、地域特産品等の魅力を発信する道の駅の新たな交流拠点としております。
施設の概要につきましては、鉄筋コンクリート造り平家建てで、建築面積784平米、施設の概要につきましては、遊戯ひろば、アンテナショップ、交流・休憩スペース、カフェコーナー、情報コーナー、授乳室、おむつ替え室、事務室等になってございます。
また、男子トイレ、女子トイレ、また手洗い場所、多目的トイレの台数については、資料のとおりでございます。
事業費等につきましては、建設費5億1,100万円、備品購入費で1,300万円を予定してございまして、うち、国の補助金は2億4万4,000円、起債につきましては過疎対策事業債を3億2,400万円、残りの一般財源については留萌市応援寄附金を充当しようと考えているところでございます。
供用開始日につきましては、令和4年春を予定してございます。
2ページ目の平面図でございますが、左側の風除室入口から入りまして、左側は現在の仮設店舗の約2倍の大きさを確保したアンテナショップスペースとして地域の特産品等を扱い、留萌市の広告塔として多種多様な品ぞろえでの展開を目指し、通年での開館としております。
カフェコーナーにつきましては、軽食メニューのほかスイーツ等の提供など、子どもから大人まで楽しめる飲食メニューの提供を検討するほか、ロビーと表示している休憩スペースには、自動販売機の設置や情報コーナーの設置、また、遊戯室に面してカウンターと椅子を設置してございまして、子どもたちの様子を見守りながら休憩できる空間として開放したいと考えてございます。
遊戯室の入口付近に事務室を配置いたしまして施設全体を見渡せる配置とし、防犯・事故防止等の観点から防犯カメラの設置と事務室からのモニター確認ができる設備を整備したいと考えてございます。
また、トイレにつきましては、昼間は道の駅への来訪者用のトイレとして開放いたしますが、夜間につきましてはシャッターで施錠いたしまして、イベント時のみの臨時的な開館としたいと考えてございます。
3ページ目でございますが、遊びのひろば(仮称)の設置遊具案でございます。こちらにつきましては、保護者が安心して見守りながら、幼児から小学生までの子どもたちが、家庭で遊ぶことのできない遊具などを使って自由に体を動かし、バランス感覚を育む、体力を育む、想像力を育む、安全・安心に遊ぶの4つの視点から、飽きの来ない、また消毒のしやすさを観点に遊具を選定したところでございます。
恐縮ですが、当日配付している資料を御参照いただきたいと思います。
こちら、ただいまお話しいたしました遊びのひろばのイメージ図でございます。
奥側のメインとなるアクティブゾーンには、バランス感覚を育む視点から、跳ねる、転がるといった青色のエアートラックと呼ばれる遊具、また、ぶら下がる・くぐるのコンビネーション遊具として、真ん中の滑り台等の設置を配置してございます。
また、体力を育む視点から、登る・滑るといった固定式の遊具を基本に、左側には木質のバンクを設置し、さらに奥側には、クライミングウオールを壁に設置しているという状況でございます。
また、想像力を育む視点からは、自由な遊びのできる、プレイハウスのようなものの幼児用の遊具のほか、手前の部屋につきましては、大型のブロック等で遊ぶことができる、また、木製の遊具も配置したいと考えているところでございます。
本施設については、必ず親子での入場としていることから、施設の壁沿いには、遊具周辺に親が子どもを見守りながら休憩できるベンチの設置や、赤い半円形になっている、こちらはベビーコーナーも設置して、安心に遊べる空間を心がけているところでございます。
また、夏には、はだしで人工芝を配置した屋外のスペースに出られるような室内にもしてございます。
なお、開館時間については、遊戯室部分は1クール約1時間半程度として、3クール程度に分けて時間制限の上、開放したいと考えてございまして、1クールの利用数については、おおむね60名程度の子どもの数ということで、今後、感染対策や密対策なども考慮しながら、運営方法については慎重に検討してまいりたいと考えているところでございます。
先ほどの資料にお戻りいただきたいと思います。
下の部分でございますが、可動式の遊具につきましては、現在、子育て世帯をはじめ、最終的に意見をいろいろな形で集約しているところでございます。こちらの意見も参考にしながら決定してまいりたいと考えており、さきに子ども・子育て会議の委員の会を持たせていただいております。
また、現在、アンケートによる意見募集ということで、幼稚園、保育園、子育て支援センター、児童センターを利用する保護者の方々に個別にアンケートを配付しているほか、市のホームページでも周知して、意見募集を行っている状況でございます。
また、今月末に発行される広報3月号での特集記事や、2月中に予定してございます次回の公共施設整備検討会議の中でも、こちらの施設についての概要説明を行って、随時、対外的な説明の機会を設けていきたいと考えているところでございます。
以上、報告事項1の説明といたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(村山ゆかり君) 報告事項1につきまして、質疑をお受けいたします。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、次に意見を求めます。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、報告事項1を終了します。
次に、報告事項2の説明を求めます。
政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 報告事項2、JR留萌線(留萌・増毛間)鉄道用地譲渡等の協議状況につきまして、資料2により御説明申し上げます。
初めに、これまでの協議経過でございますが、平成28年にJR留萌線(留萌・増毛間)の鉄道事業廃止に伴いまして、主に将来における上水道の送水管布設用地としての活用などを目的として、鉄道用地をはじめとする施設の無償譲渡を受けるべく、譲渡時のJR側の費用負担の範囲や前提となる安全性確認調査の実施などを盛り込んだ覚書を5月に締結いたしまして、12月の鉄道事業の廃止を経て、平成29年7月から調査に着手し、橋梁・構造物点検のほか、鉄道施設撤去及び道路改良、補修設計等を行い、平成30年12月に調査を完了したというところでございます。
特に、留萌港に架かる第10留萌川橋梁、大きな橋梁でございますが、こちらの下部の橋台につきましては2橋ございまして、1橋がJR北海道(旅客)、もう一橋がJR貨物の資産となってございまして、その下部の橋台を共用しているということもございまして、貨物側との協議も必要となったところでございまして、調査結果に基づき、こちらから譲渡の際に必要となる金額の提示を行いまして、それぞれおおむね、こちらの積算した相当額について折り合いがつき、JR貨物とは昨年の12月、また、JR北海道とは今後、本年度中に協定書を締結して、本年度末に留萌市に対して入金が予定されているという状況でございます。
鉄道施設等の撤去費用及び納付時期でございますが、JR北海道(旅客)側からは7億344万5,084円、JR貨物からは4億700万円、合計で11億1,044万5,084円の費用を求めることといたしまして、JR北海道側からは、本年3月から3年にわたって分割しての納付、JR貨物からは、本年度末に一括して納付を受けることとし、こちらの撤去費用等については、市の
公共施設整備基金に積立てを行いまして、後年度に必要な対策等の財源に確保してまいりたいと考えているところでございます。
今後想定される必要な対策等でございますが、1つ目に鬼鹿街道架道・市街道路架道として、一部港に通じる市道の道路の道幅が現在狭くて、大型車の通行が困難な状態にあることから、改良工事を検討すると。
また、2つ目に、瀬越地区の土留壁といいまして、港町の黄金橋の下にある掘り割りの箇所でございますが、調査時におきましては、必要な補修費といたしまして約4,400万円程度見積もっているところでございますが、改めてコンクリートの強度や中性化の有無を確認するために2次調査の実施を行って、今後の安全対策を検討したいと考えているところでございます。
3つ目の瀬越地区の崩壊のり面でございますが、付近に現在民家はございませんが、一部大雨の影響により、のり面が崩れている箇所がございまして、排水の側溝が土砂で埋没している状況であるということから、のり面の所有者である国と協議しながら対策を講じていくというものでございます。
また、橋梁やトンネルにつきましては、今後必要な補修等を検討していく。
さらに、駅舎、軌道についても、今後協議しながら、必要に応じて撤去等を考えてまいりたいと考えてございます。
最後に、譲渡用地の活用方法でございますが、3,000平米以上の所有用地が譲渡ということになりますので、JRで国の認可に一定程度期間を要することから、令和3年度中に用地取得の協定を締結するということになってございます。
また、信砂川付近からオタロマセタベツ川付近の用地については、将来的には上水道の送水管の布設として活用する予定です。
それ以外につきましては、安全対策を講じた上で管理する箇所と、特に駅周辺や港周辺、道の駅るもいとの隣接部分については、跡地の利用も含めた面的な事業構想について、市民の皆さんとも情報提供しながら、活用について協議してまいりたいと考えているところでございます。
以上、報告事項2の説明といたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(村山ゆかり君) 報告事項2につきまして、質疑をお受けいたします。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、次に意見を求めます。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、報告事項2を終了いたします。
次に、報告事項3の説明を求めます。
政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 報告事項3、第7回
JR留萌本線沿線自治体会議の開催結果につきまして、資料3により御説明申し上げます。
先般、2月2日に第7回
JR留萌本線沿線自治体会議を開催したところでございます。出席者につきましては、資料のとおりでございます。
議題につきましては、大きく3点ございまして、まず、1つ目は、国からの令和3年度以降のJR北海道に対する支援パッケージの内容についての説明でございます。
また、2つ目に、北海道が今後検討してございます、特に、新たに黄色線区を対象とした観光列車等の車両購入、導入の支援についての説明がございます。
また、3つ目に、JR北海道から、以前
JR留萌本線沿線自治体会議から求めていた沼田・深川間の部分的な移送密度や存続するために必要な経費についてのほか、改めてJR留萌本線に対してのJRの社としての考え方が示されたというところでございます。
各団体の考え方並びに沿線市町の意見については資料のとおりでございまして、今後の対応でございますが、北空知3自治体で部分存続の詰めの協議と、一方で、JR北海道として、個別にバス事業者との協議を行った上で、代替交通、必要な支援策等の案を
JR留萌本線沿線自治体会議に提示するということで確認したところでございます。
なお、次回の
JR留萌本線沿線自治体会議の開催日程については未定となってございます。
以上、報告事項3の説明といたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(村山ゆかり君) 報告事項3につきまして、質疑をお受けいたします。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、次に意見を求めます。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、報告事項3を終了します。
次に、報告事項4の説明を求めます。
政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 報告事項4、
新型コロナウイルス感染症の公表に関する基本指針の制定につきまして、資料4により御説明申し上げます。
市内におけるさらなる感染拡大を防止し、
新型コロナウイルス感染症による健康リスクが個人や社会に与える影響を最小限にとどめ、市民の不安を解消し、市民の安全で安心な生活を維持するとともに、公表に際して、新型コロナウイルス感染者及び濃厚接触者に対する不当な差別、偏見、誹謗中傷等が生じることのないよう、正確な情報を提供することを目的に、今般、指針について制定したものでございます。
公表の対象につきましては、市職員の感染のほか、感染者が発生した場合、市民の方々に大きな影響を及ぼすと考えられます市内の保育施設や小・中学校の幼児、児童・生徒、教職員等、また、市の公共施設での感染者や留萌医師会、留萌歯科医師会との連携協力の下、市内の病院、歯科医院で感染者が発生した場合ということとしてございます。
公表の内容につきましては、感染者及び濃厚接触者の範囲、感染経路、感染拡大のリスク等を総合的に勘案いたしまして、留萌保健所の公表内容を基本としながらも、さらなる感染拡大の防止と、市民に対して不安を取り除くということを最優先にいたしまして、留萌保健所とも十分協議した上で、必要な情報について公表していくということとしてございます。
また、公表の方法につきましては、北海道が留萌市における
新型コロナウイルス感染症に関する情報の公表を行った後に、プレスリリース、また留萌市のホームページ、またコミュニティFM放送で公表したいと考えてございます。
最後に、施行期日につきましては、令和3年2月1日からの施行としてございます。
指針の本文につきましては、別添に添付してございますので、御参照いただければと思います。
以上、報告事項4の説明といたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(村山ゆかり君) 報告事項4につきまして、質疑をお受けいたします。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、次に意見を求めます。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、報告事項4を終了いたします。
次に、報告事項5の説明を求めます。
経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) 報告事項5、留萌市
感染予防対策設備整備事業補助予定額の増額といたしまして、資料5により御説明させていただきます。
本事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症予防対策を講じた上で事業を継続する市内の事業者等に対しまして、感染対策のために行った設備導入に係る経費の一部を補助し、新北海道スタイルの実践と感染防止の強化を図り、消費者にも安心して店舗等を利用していただこうとするものでございます。
今回、補助予定額を増額いたしました経過ですが、本事業につきましては10月から実施しておりましたが、11月以降、全国的に感染が拡大してきたため、12月に補助率の引上げなど見直しを行い、特に接客を伴う市内事業者、店舗等へ、早期の感染予防対策を促してきたところでございます。
また、その後、1月中旬に留萌市内でクラスターが発生したことにより、さらに市内事業者の皆様の間で感染対策の必要性の認識が高まったと思われ、その後、申請者が大きく増加したものでございます。
こうした中、申請ベースですが、1月末までには、補助予定額に達する見込みとなってきたことと、このような状況の中で、留萌商工会議所から補助予定額の増額などの要望を受けたこと、これらを踏まえまして、庁内での協議の結果、財源といたしまして、他の
新型コロナウイルス感染症対策に係る国の交付金事業の執行残を調整し、本事業の補助予定額の増額を決定したものであります。
補助予定額といたしましては、当初3,000万円を予定しておりましたが、2,000万円を増額し、総額5,000万円を現在予定しているところでございます。
次のページを御覧ください。
2月10日までの申請状況です。飲食店や小売業など206件の申請がありまして、対策を実施した設備等につきましては、空気清浄機の導入が183件、消毒液噴霧機器等の導入が70件、アクリル板などの間仕切り設備等が51件などとなっております。
また、これら設備導入などには、179件、全体の87%が市内の事業者からの購入または施工となっており、市内での経済循環にも一定程度効果があったものと考えております。
以上、報告事項5の説明とさせていただきますので、よろしく御意見のほどお願い申し上げます。
○委員長(村山ゆかり君) 報告事項5につきまして、質疑をお受けいたします。
米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) これは、250件になるまで待っているんですか。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。
総額を今回増額させていただきまして、予定額に達する、もしくは、もともと2月末で申請を締め切る予定ですので、いずれかの時点で終了という形を考えております。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) そういう人が集まるところでも、新星マリン漁業協同組合とか、当てはまらないと言われているんですが、まだ44件枠があるなら、もう少し間口を広げて、卸売業はいいというようなことはできないんですか。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。
こちらの事業は、不特定多数の方とか、接客を伴う事業者の方を対象とした
新型コロナウイルス感染症対策ということで進めさせていただいております。こちらの対策をして、例えば飲食店、小売店を含めて、お客さんに安心して買物していただけるとか、消費活動していただけるといったところの観点で進めさせていただいている事業となっているところでございますので、よろしく理解のほどお願い申し上げます。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) まだ250件まで44件枠があるから、埋まっていないのなら、もう少し間口を広げることはできないのかと聞いているんだわ。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。
先ほども説明させていただきました、基本的に店舗、事業者等を対象としておりまして、委員おっしゃるように事務所等を対象とした場合、問合せもあるんですが、これらの残件数では間に合わないということが、まず一つ想定されます。
いずれにいたしましても、今回の事業対象としているのは、あくまで消費活動を優先している店舗等の対策とさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) それはよく分かりますが、新星マリン漁業協同組合は卸売業だけれども、15人とか人が集まっているんで、もしも枠が余ったら間口を広げることは考えていないのかと聞いているんだ。
○委員長(村山ゆかり君) 暫時休憩いたします。
午前11時23分休憩
───────────────────────
午前11時24分再開
○委員長(村山ゆかり君) 再開します。
経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。
今委員おっしゃるような業種に広げた場合、他の業種に広がるということも当然懸念されるところでございますので、今回の枠では収まらない部分がございます。
いずれにいたしましても、感染対策につきまして、また別の事業も含めて研究してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村山ゆかり君) 笠原委員。
◆委員(笠原昌史君) 今回の感染予防対策設備整備事業なんですけれども、備品の購入もしくは工事の施行につきましては、該当事業者が先に工事費もしくは購入費を精算して、市に請求する形になると思うんですが、これにまず間違いないか確認させてください。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。
今回の事業の流れですが、事業者がこのような設備を導入したい、施工したいということをまず申請いただきます。市で決定した事業をその後実施していただいて、事業者の方がその施工した費用を支払った後に市に請求、市が補助金を払うという流れになっています。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 笠原委員。
◆委員(笠原昌史君) ちょっと工夫していただきたいんですけれども、私のほうにも何人かの方から、やはり先にお金を払う、この行為が、払いたいけれども、非常に事業が大変で、工事費に該当するもの、導入費に該当するものの資金繰りが厳しい、でもこういう感染対策をやりたいという方の声が聞こえてきます。この辺をうまくやりくりできるような方法があれば、ぜひ導入していただきたいのと、時間が短いということで多分難しいとは思うんですけれども、今後のために、そういう懸念もあることもお伝えして、回答いただければと思います。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。
今委員おっしゃるお話は、事業者からも数件お伺いしたことは実際ございます。ただ、今回の事業も含めて、どうしても、対策を実施したという実績を踏まえた中の補助金という形で実施させていただいておりますので、今回の事業に関しましては、この流れということで御理解いただければと思いますし、委員おっしゃるような状況も踏まえながら、また今後の事業に対しては検討していくということで御理解いただきたいと思います。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 珍田委員。
◆委員(珍田亮子君) 今月の28日までの申請という形に書類上なっていて、数字的には分かるんですけれども、現在打診されている件数があるかどうか、聞いておきたいと思います。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。
今、私どもで集計させていただいておりまして、補助金決定ベースと申請ベースで若干ずれるんですが、申請ベースでいきますと、2月10日現在で206件とお話しさせていただいておりますが、この後10件程度、決定はしていないんですけれども、申請は受けております。そのほか、また相談等を受けているものも数件ございまして、この件数よりは今、増えている状況ではございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 珍田委員。
◆委員(珍田亮子君) 概数として250件ということで、今回2,000万円の補助金が確保されたということですが、例えば250件の中で5,000万円に満たない場合が出てきたときの対応はどのようにするのか、聞いておきたいと思います。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。
委員おっしゃるとおり、1件20万円まで全てが使っているというわけではございません。当然250件、5,000万円というのは最大で見ているものですから、当然5,000万円に達するまでということで、250件をオーバーした分についても、予算の範囲で対応させていただきたいと考えております。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) そのほか質疑または意見はございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 他になければ、報告事項5を終了いたします。
続いて、議案事項1の説明を求めます。
政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 議案事項1、令和2年度
一般会計補正予算(第22号)につきまして、政策調整課所管分について御説明申し上げます。
1枚目をお開きください。
公共施設整備基金積立金でございまして、補正額5億450万円を補正しようとするものでございます。こちらにつきましては、先ほど御説明したとおり、JR留萌線(留萌・増毛間)の鉄道施設等撤去費用相当額について、JR北海道またJR貨物から受ける金額を、将来の設備事業に充当するために積立金として積むものでございます。
次のページをお開きください。
関係・交流人口創出事業でございますが、補正額194万4,000円を減額補正しようとするものでございます。こちらにつきましては、
新型コロナウイルス感染症拡大により、スポーツ・文化合宿の助成件数、また、つくばユナイテッドSunGAIAの合宿招致事業を中止したために減額補正をするものでございます。
続きまして、音楽合宿のまち「るもい」事業でございますが、444万8,000円を減額補正しようとするものでございます。こちらも
新型コロナウイルス感染症拡大により、予定していた合宿及び航空自衛隊中央音楽隊による演奏会が中止となったことによる減額を行うものでございます。
次に、地域おこし協力隊事業でございますが、785万9,000円を減額しようとするものでございます。当初5名の地域おこし協力隊員を予定し、予算を組んでございましたが、現時点におきまして3名の配置となっており、不用額が発生したということから減額を行うものでございます。
次に、生活路線バス輸送維持費補助金でございますが、253万1,000円を減額しようとするものでございます。こちらにつきましては、広域路線バス持続化支援金という形で、臨時交付金を活用した支援を行ったということから、その分を減額するものでございます。
次に、寺子屋・るもいっこ事業でございますが、23万円を減額しようとするものでございます。こちらも、
新型コロナウイルス感染症の拡大により開催日数が減少したということで、減額しようとするものでございます。
政策調整課所管分につきましては以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 地域戦略室長。
◎地域戦略室長(大塚真也君) 続きまして、地域戦略室所管事業について御説明させていただきます。
地域戦略推進事業を67万1,000円減額しようとするものでございます。本事業につきましては、今年度からの新規事業でございますが、今般の
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、積極的な企業訪問活動などを実施することができなかったことから、事業費の一部を減額しようとするものでございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 農林水産課長。
◎農林水産課長(榎昭博君) 次に、農林水産課所管分の補正でございます。
初めに、農業振興費の新規就農者支援事業でございますが、174万4,000円を減額しようとするものでございます。新規就農者に対する各種支援についてですが、研修生2名分の支援を予定しておりましたが、うち1名につきましては国の支援制度を活用できたこと、また、もう1名については新規受入実績がなかったことから、減額補正しようとするものでございます。
次に、林業振興費の市有林整備事業ですが、249万円を減額補正しようとするものでございます。市有林整備事業のうち保育間伐について、実施を予定していた箇所までの路網が整備されていなく、現地まで到達することが困難なことから事業を断念したこと、また、間伐につきましては、伐採予定箇所を実測した結果、面積が減少したことから、減額補正をしようとするものでございます。
次に、市有林作業道整備事業、繰越明許費の補正でございます。大和田ペンケペサン線の新設につきまして、本年度、2回の指名競争入札を執行いたしましたが、2回とも不落の結果となり、今後、冬期施工と年度内の実施が困難なため、本事業費4,104万6,000円を令和3年度へ繰越しするものでございます。
農林水産課所管事業分につきましては、以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) 経済港湾課所管分につきまして、引き続き説明させていただきます。
労働諸費、地元若者人材育成事業ですが、
新型コロナウイルス感染症拡大によりアドバイザーの来訪ができない時期があったことや、参加予定のSBP全国大会の中止による事業費の減額により、335万円を減額補正し、補正後の金額を247万7,000円にしようとするものでございます。
次に、商工振興費、中小企業特別融資保証料補給金ですが、現段階において対象となる融資実行がないため、今後の融資実行想定分を留保した上で7万2,000円を減額補正し、補正後の金額を7万3,000円にしようとするものでございます。また、今後の融資実行があった場合に備え、今年度負担に係る債務負担行為の設定を併せて行うものでございます。
次に、同じく商工振興費、小規模事業者経営改善資金融資利子補給金ですが、こちらも
新型コロナウイルス感染症拡大により、融資利用事業者の多くが
新型コロナウイルス感染症対策による低利率の融資の対象となり、本事業の対象となる融資実行が1件のみと、当初想定を大きく下回ったことから、利子補給金131万8,000円を減額補正し、補正後の金額を3万2,000円とするものでございます。また、後年度負担に係る債務負担行為の設定も併せて行うものでございます。
次に、観光費、観光ブランド向上・販路拡大PR事業ですが、
新型コロナウイルス感染症拡大により、予定しておりました市内外でのイベントやPR事業が中止となるなど事業の実施ができなかったことにより、旅費や委託料、負担金などの事業経費291万9,000円を減額補正し、補正後の金額を319万1,000円にしようとするものです。
なお、歳入におきましても北海道からの地域づくり総合交付金150万円及び留萌市応援基金繰入金141万9,000円も併せて減額補正するものでございます。
次に、観光費、西海岸集客力向上事業委託料ですが、本事業も
新型コロナウイルス感染症拡大により、予定しておりましたるもいシーサイドキャンプを中止したことに伴い、これら事業経費の減額により36万7,000円を減額補正し、補正後の金額を53万3,000円にしようとするもので、歳入につきましても、留萌市応援基金繰入金も同額、減額補正しようとするものでございます。
次に、観光施設管理費、観光施設管理事業ですが、観光施設に係る指定管理委託料のうち、燃料単価増により燃料経費が増加したことに伴い、基本協定に基づく5%を超える変動による超過分を補填するため、3,000円を増額補正し、補正後の金額を3,080万7,000円にしようとするものでございます。また、歳入につきましても、観光施設環境維持管理に使ってほしいとの寄附を受けたことから、留萌市応援寄附金5万円を補正するものでございます。
次に、地域経済活性化対策費、オンライン特産品販売支援委託料ですが、当初想定より販売数量が少なかったことなどにより、販売経費の減額となったことから、50万5,000円を減額補正し、補正後の金額を49万5,000円にしようとするもので、財源としている
地方創生臨時交付金についても、同額、減額補正しようとするものでございます。
次に、地域経済活性化対策費、サハリン経済戦略協議会負担金ですが、本事業につきましても、
新型コロナウイルス感染症拡大により事業実施負担分が減額になったことから、10万円を減額補正し、補正後の金額を3万円にしようとするものでございます。
○委員長(村山ゆかり君)
経済港湾課主幹。
◎
経済港湾課主幹(湯浅俊之君) 引き続き、港湾関係分につきまして御説明させていただきます。
直轄港湾整備事業管理者負担金として2,400万円を増額補正し、補正後の金額を6,750万円としようとするものでございます。本負担金は、国の令和2年度第3次補正予算で防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策として南防波堤改良が認められ、
直轄港湾整備事業費が増額となったため、対応する管理者負担金を増額補正しようとするものでございます。
直轄港湾整備事業の内訳ですが、南防波堤改良の補正予算、管理者負担金として3,300万円を計上し、当初予算で計上しました負担金の不足額2,400万円を増額補正し、財源といたしましては、全額地方債を充てようとするものでございます。
また、国の補正予算に対応する管理者負担金3,300万円のうち、前金払い10分の4に相当する額を除いた1,980万円の繰越明許費を設定しようとするものでございます。
以上、議案事項1、令和2年度
一般会計補正予算(第22号)についての説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項1につきまして、何か確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項1を終了します。
次に、議案事項2の説明を求めます。
政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 議案事項2、令和3年度
地域振興部主要事業予算につきまして、政策調整課所管分について、資料7により御説明申し上げます。
2ページ目をお開きください。
関係・交流人口創出事業について、こちらは継続事業でございますが、ふるさと納税寄附者などを対象とした感謝祭の開催、また、移住者の視点から地域の魅力を動画等で発信するための移住体験等の動画等の作成、また、スポーツ合宿等の合宿支援に対しての一部を助成する事業でございます。事業費につきましては、344万1,000円といたしまして、財源につきましては、過疎対策事業債を充当することとしてございます。
次に、3ページ目でございますが、公共施設官民プロジェクト事業でございます。現在実施してございます官民プロジェクトでございまして、船場公園、道の駅、商店街等との連携によるまちの拠点づくりと駅周辺地区の再生に向けて、社会機能を有する新たな公共施設の整備について、検討会議を開催しようというものでございます。内訳としては、検討会議の委員に対する報酬、また、一部会議等の支援に対する委託料となってございます。事業費につきましては、395万7,000円といたしまして、財源につきましては、ふるさと応援基金を充当しようというものでございます。
続きまして、地域公共交通調査事業補助金でございます。市内の公共交通における市民ニーズの利用実態把握やバス路線網の利用実態調査等を行い、また交通事業者の状況把握に努め、地域公共交通計画の策定に向けた素案を策定するために、民間事業者に対して、調査事業費として委託を行うものでございます。事業費につきましては、446万6,000円で、こちらにつきましても、ふるさと応援基金を充当しようというものでございます。
続きまして、道の駅るもい運営事業でございます。現在の道の駅るもいの運営に係るアンテナショップ、チャレンジショップの施設経費、また、新たなソフト事業といたしまして観光コンシェルジュ機能の育成、道の駅新商品の開発支援、駐車場の交通誘導警備員に対する委託料を積算してございます。事業費につきましては、905万9,000円で、財源につきましては、国の社会資本整備総合交付金234万円、その他といたしましては、出店事業者からの受益者負担金と、残りについてはふるさと応援基金を充当しようというものでございます。
続きまして、道の駅るもい整備事業でございます。先ほど御説明いたしました屋内交流・遊戯施設の整備のほか、都市再生整備計画に基づく広域交流拠点の形成に向けた誘導サインを整備しようというもので、道の駅の看板の設置、また、市道早道通り沿いに3か所の道の駅案内標識を設置しようというものでございます。
事業費につきましては、合わせて5億5,598万3,000円、そのうち、国の補助金といたしまして2億1,694万円、地方債として過疎対策事業債3億2,420万円、その他につきましては、ふるさと応援基金を充当しようというものでございます。
政策調整課所管分については、以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 農林水産課長。
◎農林水産課長(榎昭博君) 次に、農林水産課所管事業分でございます。
まず初めに、農業関係事業といたしまして、新規就農者支援事業でございますが、新規就農者の確保と安定経営を図るための支援事業でございます。新規就農予定者支援2名分、新規就農者支援4名分として、234万6,000円を予算化しようとするものでございまして、このうち230万円を過疎対策事業債で見込んでいるところでございます。
次に、スマート農業推進事業でございます。令和2年度
地方創生臨時交付金を活用いたしまして、幌糠地区にGPS基地局が設置されたため、今後はホクレンのシステムを活用した中で、トラクターの自動操舵化が推進されることとなっております。次年度におきましては、ドローンの普及や圃場の管理観測システム化など新たな取組の推進に向け、先進地視察や講習会の開催を計画しておりまして、その経費といたしまして、一般財源で12万6,000円を予算化しようとするものでございます。
次に、農業競争力基盤強化特別対策事業負担金でございます。道営農地整備事業で実施いたします基盤整備事業に対しまして、北海道と市が連携した農家の負担軽減を図るための特別対策事業負担金といたしまして、258万9,000円を予算化しようとするもので、このうち、200万5,000円を国・道補助金、50万円を過疎対策事業債で見込んでいるところでございます。
次に、林業関係事業でございます。
まず、森林経営管理事業でございますが、森林経営管理法に基づき、私有林の整備促進を図る事業でございまして、林相の判断調査や所有者に対する意向調査の経費といたしまして、森林環境譲与税財源を活用し、164万8,000円を予算化しようとするものでございます。
次に、私有林等整備支援事業でございます。私有林の計画的な森林整備を促進するため、森林所有者が実施いたします森林整備事業等に対する補助事業でございまして、これも森林環境譲与税財源を活用した中で、517万7,000円を予算化しようとするものでございます。
次に、森づくり対策調査事業でございます。市が主体となりまして、森林組合や国・北海道などと連携し、森林資源の有効活用策や林業の課題解決についての調査検討を行う事業でございまして、これにつきましても森林環境譲与税財源を活用した中で、53万1,000円を予算化しようとするものでございます。
次に、漁業関係事業でございます。
産学官連携強化事業でございますが、産学官連携を強化した中で、新たな漁業資源の増大、また付加価値生産に関する試験・研究を行う事業でございます。次年度からは新たな取組として、ミズダコの種苗生産試験、またアオノリの陸上養殖試験を計画しておりまして、その経費として、213万1,000円を予算化しようとするものでございます。財源につきましては、留萌市応援基金と産学官連携強化事業負担金を充てるものでございます。
次に、新規漁業就業者支援事業でございます。新規漁業就業者の確保と安定経営を図るための支援事業でございまして、就業予定者支援1名分、新規就業者支援3名分といたしまして、412万4,000円を予算化しようとするもので、このうち410万円を過疎対策事業債で見込んでいるところでございます。
次に、留萌市水産研究・蓄養センター整備検討事業でございます。これまでの研究成果を基に、資源増大策の事業化機能と産学官連携による試験・研究機能、さらには活魚出荷など水産物の販売流通機能などを有する一体的な拠点施設整備に向け、令和3年度、施設の設置場所や規模、事業内容と施設の運営方法などについて調整するゼロ予算事業でございます。
農林水産課所管事業分については以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) 引き続き、経済港湾課所管分について御説明させていただきます。
地元若者人材育成事業ですが、平成30年度から実施しており、令和3年度においても引き続き、一般社団法人未来の大人応援プロジェクト代表の岸川氏をアドバイザーに迎え、地元高校生が地域課題をビジネスの手法で解決するための取組をサポートしていただくという事業でございます。新年度予算といたしましては、583万1,000円を計上しようとするものでございます。
次に、中小企業特別融資保証料補給金については、市の中小企業特別融資のうち、新規創業、設備投資への融資を受ける際に係る保証料の一部を補填しようとするものでございまして、新年度予算といたしまして、20万8,000円を計上しようとするものでございます。
次の小規模事業者経営改善資金融資利子補給金については、こちらも留萌商工会議所が窓口となり実施しております小規模事業者経営改善資金融資に係る利子の一部を補給し、事業者負担の軽減を図ろうとするものでございまして、融資に係る利子の1%分、2年以内を限度に支援しようとするもので、新年度予算といたしましては、44万円を計上しているところでございます。
次のページですが、大変申し訳ございません、事業名が小規模事業指導推進費補助金となっておりますが、こちら、中小規模事業指導推進費補助金でございます。訂正をお願いいたします。
本事業につきましては、中小企業相談所に対する支援ということで、北海道の小規模事業指導推進費補助金に準じて、中小企業相談所に対して補助を行うものでございます。新年度予算といたしましては、480万円を計上しているものでございます。
次に、住宅改修促進助成事業ですが、こちらも住宅改修の費用の一部を助成し、住環境の整備、市内建設業の振興、雇用の安定を図ることを目的として実施しているものでございまして、100万円以上の住宅改修に対し、20万円を上限に助成するものでございます。新年度予算といたしましては、30件分600万円を計上しようとするものでございます。
次のページを御覧ください。
商店街振興組合連合会振興対策事業費補助金ですが、こちらも留萌市商店街振興組合連合会が運営する事務経費及び事業経費に対する助成ということで、新年度予算100万円を計上しようとするものでございます。
次のページを御覧ください。
民間活力・企業振興制度検討事業についてですが、本事業は、民間活力を後押しするための新たな制度支援策の創出による地元企業に対する支援のほか、新たな産業創出と雇用につながる取組に対する支援を検討しようとするものでございます。
実施内容といたしましては、既存の留萌市中小企業振興条例、留萌市企業振興促進条例を見直し、地元企業の振興、また新たな企業の誘致や産業の創出などを進めるための理念を明確にした基本条例を制定し、その中に企業振興、産業進出促進の核となる基本方針を定め、その方針に沿った助成制度を策定しようとするもので、その時々の情勢に合致した柔軟で実効性の高い助成制度を確立していこうとするものでございます。本事業は、ゼロ予算事業として、新年度当初予算においては予算計上せず、今後の制度確立時に必要な予算を協議させていただきたいと考えているところでございます。
次に、観光・地域ブランド力向上事業についてですが、道内外のイベントにおける留萌地域の知名度向上の事業を継続するほか、道の駅るもい開業を契機とした観光グランドデザインを構築し、新たな交流人口の拡大につなげていくことを目的としております。
実施内容につきましては、市内外、都市部、道外での観光PR事業のほか、観光グランドデザイン検討業務として、市の地域戦略と新たな観光グランドデザインを再構築するため、観光消費動向や域外からの消費流入を増加させるための周遊資源の分析など、官民連携による調査研究を進めようとするものでございます。新年度予算といたしまして、916万2,000円を計上し、その財源として、北海道の地域づくり総合交付金、留萌市応援基金繰入金を充てようとするものでございます。
○委員長(村山ゆかり君)
経済港湾課主幹。
◎
経済港湾課主幹(湯浅俊之君) 引き続き、港湾関係分につきまして御説明させていただきます。
港湾施設改修事業についてですが、国費を活用しながら、令和元年度から計画的に実施しているものでございます。令和3年度につきましては、保安設備更新といたしまして、北岸地区、古丹浜地区にあります拡声設備6基、監視制御操作設備一式の老朽化に伴う更新に係る予算といたしまして、3,000万円を計上しようとするものでございます。
次に、
直轄港湾整備事業管理者負担金についてですが、令和2年度に引き続き、西防波堤の改良を行い、平成29年12月の高波により被災しました灯台を含む施設を復旧完成させるほか、南防波堤の消波ブロック製作及び古丹浜マイナス10メートル航路の調査設計の各事業に対する管理者負担金の予算といたしまして、4,000万円を計上しようとするものでございます。
以上、議案事項2、令和3年度
地域振興部主要事業予算についての説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項2につきまして、何か確認事項ございますか。
米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 最初の2ページにふるさと納税寄附者などを対象に感謝祭とありますが、結構留萌市応援基金を事業費で使っているのに、ふるさと納税をいかに集めるかという予算というのは組んでいないんですが、今年はふるさと納税を増やそうとする事業は考えていないんですか。
○委員長(村山ゆかり君) 暫時休憩いたします。
午前11時55分休憩
───────────────────────
午前11時55分再開
○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。
政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。
ふるさと納税の推進を図るための事業といたしましては、別途計上事業として、
ふるさと応援推進事業がございまして、そちらの中で一部、事務費程度でございますが、いろいろ事業開拓等の企業訪問等も含めた予算を計上してございます。
こちらの関係・交流人口創出事業につきまして、さらに、ふるさと納税の応援してくれた方々も対象にして関係・交流人口を深く進めようということで、一つの手法として感謝祭のようなものを行いたいというものでございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 事務費では増えないと思います。もっと考えたほうがいいと思います。
次に、14ページの対象者ですが、船に乗って従事している人が漁業をやりたいとかというのに対応していると思うんですが、息子でも当てはまるんですか。
○委員長(村山ゆかり君) 農林水産課長。
◎農林水産課長(榎昭博君) お答えします。
まず、新規漁業の予定者ということで、いわゆるこれから漁師になりたいという、漁業協同組合規則でいえば、組合員になっていない前段の方を予定者と。新規就業者という方につきましては、あくまで組合資格を得た漁業者ということになります。当然対象といたしましては、現在漁業者の子弟、いわゆるお子さんですとか、そういう方も対象にするという内容でございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 15ページの予算の金額は、検討するという事業について、今年は施設を壊さないといううわさを聞きました。壊さないと、この事業も進んでいかないような気がするんですが、どうなんですか。
○委員長(村山ゆかり君) 農林水産課長。
◎農林水産課長(榎昭博君) お答えします。
漁業振興施設という構想でございまして、設置場所等については、委員御指摘の場所も想定には入っているんですが、そこら辺も総体的に、今度どのような施設がいいかということで、関係機関と令和3年度をかけて検討していきたいと考えているところでございます。
以上です。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 壊さないと言っているけれども、来年壊すという確約はあるんですか。
○委員長(村山ゆかり君) 農林水産課長。
◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。
まず、漁業協同組合施設の解体の件につきましては、市場の改修工事の計画の段階から予定はされていたんですが、今回、私どもの所管といたしましても、漁業協同組合のいろいろ資金繰りの関係とかで、令和3年度に実施できるかどうかはまだ分からないということを聞いているところでございます。
以上です。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 次に、住宅改修促進助成事業について、ここ何年も100万円以上で20万円となっているんですが、新年度もやっぱりこれでいくんですよね。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。
委員おっしゃるとおり、同様の形で実施したいと考えているところでございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 次に、観光・地域ブランド力向上事業について、具体的な案は載っていますが、これも毎年同じ案で、また今年もいくんですか。
○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。
◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。
委員おっしゃるのは、都市部等へのイベント等へのPR事業かと思いますが、場所的には同じような場所にお邪魔させていただきまして、継続してPRをしていくというものでございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) そのほか、確認したいことございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 他にないようですので、議案事項2を終了いたします。
次に、議案事項3の説明を求めます。
政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 議案事項3、留萌市児童館条例及び留萌市
コミュニティセンター設置条例の一部を改正する条例制定につきまして、資料8により御説明いたします。
こちらにつきましては、地籍調査事業の完了に伴いまして、公共施設における位置表示の地番の変更が生じたために、一部条例の改正を行うものでございます。
私ども所管してございますのは、留萌市
コミュニティセンター設置条例でございまして、改正内容につきましては、以下の3施設についての改正となってございます。
説明については以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項3について、何か確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項3を終了します。
次に、議案事項4の説明を求めます。
政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 議案事項4、留萌市
国民健康保険条例及び留萌市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例の一部を改正する条例制定につきまして、資料9により御説明申し上げます。
改正理由といたしましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴いまして、
新型コロナウイルス感染症の定義の部分が改正された法律改正があったということで、これに伴う関係条例の一部を改正しようというものでございます。
私ども所管してございますのは、留萌市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例でございまして、改正内容については、以下の定義の部分の改正ということでございます。
説明については以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項4につきまして、何か確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項4を終了します。
続いて、情報提供事項1の説明を求めます。
政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 情報提供事項1、令和2年度第2回留萌市
公共施設整備検討会議開催結果につきまして、資料10により御説明申し上げます。
去る1月26日に第2回留萌市公共施設整備検討会議を行ったところでございます。会議の内容につきましては、まず前回の振り返りといたしまして、私どもから第1回検討会議の内容についての振り返りを行った後に、市から資料説明といたしまして、新たな公共施設の整備検討に当たっての市の考え、候補地の検討に係る内容、駅周辺地区の立地の考え方などについて説明し、グループでの協議を行ったところでございます。
意見内容については、抜粋して掲載してございますが、立地場所については、まちの中心がどこであるかを踏まえて検討すべきといった意見や、反面、現在のメリット・デメリットを検討した結果、駅周辺地区よりもふさわしい代替の場所が出てこないため、こちらで進めるべきだといった意見もあったところでございます。
また、施設の機能については、500席程度のホールは必要だが、公民館については機能を縮小してもいいのではないかといった意見や、産業会館など現在老朽化している施設も一体的に整備することも考えられるのではないかといった意見、また、バスターミナルの確保や公共交通機能の集約により乗り継ぎをスムーズにする必要があり、駅周辺地区に交通結節点が整備された場合、非常に利便性が高まるのではないかといった意見がございました。
また、今後の会議の進め方につきましては、次のページでございますが、津波・洪水についても、どの程度の確率で、どのような被害となるのか根拠を示してほしいといった意見や、JRの跡地を想定しているということであれば、廃線の見通しについて早めに示してほしいといった意見、また、道の駅るもいの現在検討を進めている施設の内容について情報提供いただきたいという意見や、いろいろ市民の声を聴いて、最終的な取りまとめを行ってほしいといった意見がございました。
検討会議におきましては、現段階においては、留萌駅周辺地区を候補地に検討を進めていくということとしましたが、市民のワークショップや団体アンケート等で有効な提案がなされた場合には再検討を行っていくということで、まとまったところでございます。
今後の予定スケジュールにつきましては、今年度中に2回、1回は第3回検討会議、また3月の末に市民のワークショップ等を開催し、次年度には、5回程度の検討会議や市民ワークショップを経て、秋頃までには基本的な考えとしてまとめてまいりたいと考えているところでございます。
情報提供事項1については以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 情報提供事項1につきまして、何か確認事項ございますか。
米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 検討会議はいいことだと思いますが、7名欠席というのは会議にならないんじゃないですか。
○委員長(村山ゆかり君) 政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 7名の欠席は、ちょうどこの時期、
新型コロナウイルス感染症の疑い等の話が市内で出て、急遽欠席したいということがあって、やむを得ず、そのまま開催したというところでございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) この委員というのは、留萌市では優秀な人たちの集まりですか。
○委員長(村山ゆかり君) 政策調整課長。
◎政策調整課長(海野聡君) 経済界、スポーツ関係者、また市民の公募から成り立っており、さらに市の4部長も参加した、官民で構成しているという状況でございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) そのほか、確認したいことございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) なければ、情報提供事項1につきましては終了いたします。
次に、情報提供事項2の説明を求めます。
地域戦略室長。
◎地域戦略室長(大塚真也君) 情報提供事項2、留萌市役所及び公共施設等における
キャッシュレス決済導入実証実験の延長につきまして、資料11により御報告させていただきます。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、全国的に生活様式の変化が求められている中、今後のアフターコロナ期を考慮し、政府におけるデジタル庁の創設を踏まえた場合、現金のやり取りが伴わない電子決済システムなど、新しい生活様式への取組は留萌市においても重要であると認識しているところであり、これらの状況を踏まえ、昨年11月にPayPay株式会社と公共施設の使用料等のバーコード等決済に関する協定書を締結し、留萌市役所及び公共施設等における
キャッシュレス決済導入実証実験を昨年12月21日より実施しているところでございます。
2番目の利用実績については表のとおりとなっておりますが、1月までの利用としては、市民課における窓口手数料に集中しており、全体では約4%の実績であったというところでございます。
本協定につきましては、会計年度末であります今年3月までとしていたところでございますが、実証実験期間が短いこと、窓口やホームページの周知に伴う市民への浸透、また、現在実施中のキャッシュレスポイント還元キャンペーンによる普及などを踏まえた場合、今後における必要性の検証のためにも実証実験延長が必要であることから、無料期間であります今年9月末までの、およそ6か月間を延長することといたしました。
なお、今後につきましては、実証実験期間延長後の利用実績などの動きを見定めながら、継続等の必要性などについて、庁内で検討していくこととしております。
以上、情報提供事項2の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) 情報提供事項2につきまして、何か確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、情報提供事項2を終了します。
以上で、地域振興部より提出のありました案件につきましては全て終了いたしました。
そのほか、地域振興部所管事務につきまして確認しておきたい事項、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など、何かございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) なければ、地域振興部所管事務の調査を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午後 0時10分休憩
───────────────────────
午後 0時57分再開
○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。
都市環境部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。
都市環境部長。
◎都市環境部長(大和俊賢君) 本日の都市環境部所管事務は、議案事項6件、情報提供事項1件の合わせて7件です。それぞれ担当課長等より御説明、御報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村山ゆかり君) 初めに、議案事項1の説明を求めます。
都市整備課長。
◎都市整備課長(前田和宏君) 議案事項1、損害賠償に係る専決処分の報告につきまして御説明させていただきます。
資料1を御覧ください。
事故の発生状況についてですが、令和3年1月13日午前7時30分頃、市の車両センターや市民雪捨て場に通じる市道8線左通りにおきまして、路肩積雪で狭くなっておりました道路の幅出し、拡幅作業を行っていましたところ、作業時の安全確認不足によりまして、大型ロータリー除雪車のシュートと呼ばれます雪の吐き出し口から飛んだ雪氷が走行中の車両に当たり、フロントガラス及びサイドミラーを破損させたものでございます。
示談の内容につきましては、車両破損箇所の修理費23万6,280円を支払うものであります。
なお、この損害賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会によりまして全額補填されるものであります。
今後の防止策についてでございますが、除排雪事業の開始時におきましては、市の直営作業に従事します職員及び交通誘導員、また委託事業者に対しましても、交通法規の遵守、安全運転の励行や事故防止に努めるよう、研修会を開催いたしまして指導・教育を行ってきているとともに、直営班の職場安全講習も定期的に実施しているところではございます。
今後も、より一層徹底した安全教育を職場全体で取り組みまして、事故防止の意識啓発に努めてまいります。
以上、損害賠償に係る専決処分の報告の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項1につきまして、何か確認事項ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項1を終了します。
次に、議案事項2の説明を求めます。
都市整備課長。
◎都市整備課長(前田和宏君) 議案事項2、令和2年度3月補正予算のうち、都市整備課所管分につきまして、御説明させていただきます。
資料2を御覧ください。
初めに、見晴通整備付帯事業についてですが、北海道が施行しております見晴通改築工事の際に、沖見町5丁目、市道千望台通りの道路脇に設置されております慰霊碑が支障となるため、移設する予定でありましたが、北海道によります支障物件移設補償が令和3年度になってしまったため、移設工事に係る費用213万円を減額補正するものであります。
次に、橋梁長寿命化事業につきましては、国庫補助金の増額決定見込みによりまして、財源内訳の振替を行うものでありまして、2,340万円を地方債から国庫補助金に振り替えるものであります。
次の除雪対策事業につきましては、橋梁長寿命化事業と反対にはなりますが、国庫補助金の減額決定見込みによる財源内訳の振替でありまして、5,269万2,000円を国庫補助金から一般財源に振り替えるものであります。
除雪機械整備事業につきましては、除雪ドーザを購入するものでありますが、入札執行の結果、1,215万5,000円が執行残となったことによりまして、これに伴います国庫補助金854万4,000円と地方債390万円を減額するものであります。
なお、国庫補助金と地方債の減額に伴いまして、28万9,000円が一般財源に振り替わるものであります。
次に、地方道路等整備事業につきましては、実施精査と市道正覚寺通りの改良工事を令和3年度施行とするために、地方債、一般財源合わせまして2,250万円を減額補正するものであります。
また、市道旭町4号通りの改良・舗装工事につきましては、隣接しておりましたガソリンスタンド解体工事の相談が期間限定で持ち上がりまして、周辺家屋への影響を抑えるとともに、障害が発生した場合の原因を特定できるようにしておく必要が生じたために、本工事を後施行といたしまして、これに伴う工事費及び水道補償費2,100万円を繰り越すものであります。
次に、河川改修工事につきましては、緊急自然災害の防止といたしまして、春日町奥側のマサリベツ川の河道内土砂掘削、伐木処理などを2か年で計画したものでありますが、事業採択区分の変更に伴いまして、全体事業計画の変更を行う必要が生じたために、予算1,000万円を減額補正するものであります。
次に、公園管理事業につきましては、船場公園内に道の駅るもいがオープンしたことによる来場者の大幅な増加に伴い、運営管理上の増加費用を負担するものであります。
道の駅るもい開設により訪れた来場者が、管理棟、トイレの利用者で、前年までの年間平均8万人に対しまして、4月から12月の実績で約25万9,000人と3倍以上に増加しておりまして、この大幅増加に伴います管理運営への負担は、契約時において予測計上できるものではなく、指定管理者の責によらないものでありますことから、やむを得ないものとして負担するものであります。
船場公園の指定管理によります管理運営は、市からの指定管理委託料のほか、利用料及び各種事業収入を基に、人件費、事務費、管理経費と事業費などの各支出・経費を賄って実施されているところであります。今回負担いたします経費につきましては、管理運営経費のうち、実際に超過すると見込まれる分のみでありまして、額につきましては、11月分までの実績額に、12月以降は、前年をベースといたしました執行見込額を基に算出したものであります。
内容につきましては、来場者対応や公園内の巡回、清掃回数の増加などに対応します人員配置体制が必要になったことによる人件費の増加211万円、トイレットペーパー、清掃用の消耗品などを主といたしました事務費の増加33万円、水道使用料や館内清掃委託など管理費の増加97万円、指定管理への委託事業費のうち、公園活用のふなば学校やイングリッシュキッチンなど未執行となった分の71万円を減額した上で、公園運営管理増額分の経費270万円を負担するものであります。
次に、公園施設長寿命化事業についてでありますが、事業概要及び内容の内訳に誤りがありました。歳出部分の工事名につきまして、河川改修工事と誤記してしまっておりますが、公園施設長寿命化工事が正しい表記となります。申し訳ありません。
公園施設長寿命化事業につきましては、国庫補助金の増額決定見込みによる財源内訳の振替でありまして、320万円を地方債から国庫補助金に振り替えるものであります。
以上、令和2年度3月補正予算のうち都市整備課所管分についての説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) 建築住宅課長。
◎建築住宅課長(安田周史君) 続きまして、建築住宅課所管分の補正につきまして御説明させていただきます。
主要事業であります公営住宅ストック総合改善事業につきまして、補正前の額1億1,940万円に対し、937万4,000円の減額補正をするものであります。概要といたしましては、入札による執行残や設計変更に伴う増減となっております。
事業ごとの内訳としましては、基幹事業では、末広町ポプラA棟の外部改修工事について589万4,000円の増額、沖見町あかしあ6・7号棟給排水管改修工事において88万2,000円の減額となっております。
効果促進事業であります解体工事では、一部解体事業の工事の先送りによる減や入札減及び設計変更による増を差し引きまして、1,320万9,000円の減額となっております。移転補償費では、実施設計額との差額で4万6,000円の減となり、補助事業の合計では、824万3,000円の減額となっております。
また、基幹事業における単独費では、外部改修工事、給排水管改修工事を合わせまして、184万7,000円の減額となっております。
市営住宅改善事業につきまして、非常用照明改修工事、補正前の額1,706万2,000円、補正額38万6,000円、非常用照明の改修工事で37万3,000円の増額、住宅用火災警報器改修で75万9,000円の減額となっております。
以上、建築住宅課所管分の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) 上下水道課長。
◎上下水道課長(近藤恒幸君) 続きまして、上下水道課所管、下水道事業特別会計補正予算について御報告いたします。
下水道事業の補正は、歳入歳出それぞれ3,824万5,000円を減額いたしまして、事業総額を17億6,925万4,000円とするものでございます。
主な内容ですが、歳出では、国の補助事業の事業予算が減額されたことに伴い、下水道建設費を減額しております。
歳入では、下水道使用料で収納率の増加見込みや家事用での使用料の増額がありますが、下水道建設費の減額に伴い、補助金、起債が減額されているという補正予算となっております。
以上、議案事項2の説明を終わります。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項2につきまして、何か確認しておきたいことはありますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項2を終了いたします。
次に、議案事項3の説明を求めます。
上下水道課長。
◎上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項3、令和2年度留萌市
水道事業会計補正予算について、資料3により御報告いたします。
補正予算では、純利益につきましては2,621万6,000円の増額を見込みまして、3,191万2,000円を予定しております。
主な増減理由ですが、収益的収入につきましては、水道料金収入の増加や退職給付引当金戻入益などによりまして2,216万6,000円の増額となり、収益的支出では、職員給与費の減や申告消費税の増加などによりまして364万2,000円の増額となっております。
資本的収支につきましては、投資事業の減少によりまして、資本的支出では建設改良費の減額、資本的収入では企業債の減額などにより、収支差引きで2億3,628万円のマイナスとなります。
こちらにつきましては、消費税資本的収支調整額や当年度分損益勘定留保資金、減債積立金取崩額などによりまして補填する形となります。
下段に、主な数値ということで、流動資産、流動負債などを載せております。
公営企業の経営状態を図る指標であります資金不足額は、流動資産引く流動負債で計算されますが、流動資産が流動負債を上回っておりますので、資金不足額は発生しておりません。
現金につきましては、若干の減少を見込んでいるところでございます。
以上、議案事項3の説明を終わります。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項3につきまして、何か確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項3を終了します。
次に、議案事項4の説明を求めます。
都市整備課主幹。
◎
都市整備課主幹(村岡信人君) それでは、議案事項4、令和3年度主要事業予算のうち、都市整備課所管分について御説明いたします。
初めに、橋梁長寿命化事業についてですが、補修工事は今年度に引き続き、留萌橋の補修を予定しています。工事の概要については、上部アーチ部分の塗装及びつり材補強材の補修となっております。
次ページに、補修箇所の現況写真を添付させていただいています。
なお、留萌橋の補修は令和3年度で完了いたします。
また、橋梁点検については、南九条橋ほか13橋の点検を行います。これで2巡目点検は、61橋中、46橋となります。
続きまして、地方道路等整備事業ですが、新規路線の正覚寺通り、住之江1号通り、開運6号通りの3路線で262メートルの改良舗装を行う予定です。これにより、第4次留萌市道路整備5箇年計画での整備延長は1,928メートルとなる予定です。
続きまして、過疎対策道路整備事業ですが、南9条通りと北8条通りの309メートルの改良舗装を行う予定です。これにより、第4次留萌市道路整備5箇年計画での整備延長は1,851メートルとなります。
地方道路整備事業及び過疎対策道路整備事業の実施箇所は、次ページに添付させていただいています。
続きまして、公園施設長寿命化事業ですが、今年度までに16公園62施設について、改修及び補修を実施いたしました。
令和3年度ですが、次ページを御覧ください。
令和3年度は、南町2丁目のもみじ公園、堀川町2丁目のほりかわ公園、東雲町1丁目の昭和公園、平和台1丁目の平和台公園の4公園で、8遊具の更新を行う予定です。
次に、塩見地区法面崩壊対策事業ですが、次のページに図面を添付させていただいていますので、御覧ください。
この箇所は地滑り防止区域の中にあるため、北海道が崩れた箇所についてののり面の状態の監視を行っていましたが、地滑りの兆候は見られませんでした。このため、土地所有者である留萌市がのり面の修復及び崩壊対策の工事を施行することとなり、令和3年度にのり面保護のための工事を施行する予定であります。
次に、河川改修工事ですが、河川断面内に土砂の堆積や樹木が繁茂し、流下能力を阻害し、河川の溢水が発生するおそれがあるため、これを防ぐため、土砂のしゅせんつや樹木の撤去を行い、河川断面を確保するものです。
全体計画は、マサリベツ川が1.5キロメートル、八線沢川が1.5キロメートルですが、令和3年度については、マサリベツ川の750メートルを予定しています。
続きまして、除雪機械整備事業ですが、令和3年度は歩道用ロータリ除雪車の更新を予定しています。この機械には、特別装置として、夏場に使用する草刈り装置も併せて整備する予定であります。
以上、都市整備課所管分の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) 建築住宅課長。
◎建築住宅課長(安田周史君) 次に、建築住宅課所管分について御説明いたします。
令和3年度公営住宅ストック総合改善事業につきまして、外部改修工事、給排水管改修工事、用途廃止及び移転を予定しております。
外部改修工事では、末広町ポプラB棟、1棟24戸につきまして、外壁の塗装、屋上の防水を予定しております。
また、平和台木造平家建てにつきましては、屋根のふき替え、外壁の塗装など、3棟6戸の改修を予定しております。
給排水管改修工事では、沖見町あかしあ8号棟・9号棟の2棟36戸につきまして、住宅内及び共用部分の給排水管をステンレス管に、排水管を耐火二層管にそれぞれ取り替える材質のグレードアップを施す長寿命化型の工事を予定しております。
用途廃止では、沖見町4丁目・5丁目のコンクリートブロック造平家建て4棟16戸の老朽化が著しい空き住戸の解体を予定しております。
移転では、今後の用途廃止事業を円滑に進めていくため、5件の移転を予定しております。
また、2枚目、3枚目に図面を添付させていただいておりますので、御確認をしていただければと思います。
訂正をお願いしたいんですが、令和3年度公営住宅等ストック総合改善事業基幹事業(個別改善、共用部改善)というところで、一番下の黒枠で四角く赤に塗ったところが平和台なんですが、横に説明が書いてあるんですけれども、吹き出しをそこまで引っ張っていただければと思います。よろしくお願いいたします。
続きまして、市営住宅改善事業につきまして、五十嵐町リラA・B棟の共用廊下や階段室などの非常用照明器具157か所をLEDに取り替える工事を予定しております。
非常用照明につきましては、平成29年度から令和3年度の5か年をかけて行う事業でございますが、次年度が最終となります。
また、10年後には、非常用照明器具内のバッテリーなどが交換となりますので、再度事業化し、安全・安心な住環境に努めていきたいと考えております。
以上、建築住宅課所管分についての御説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) 環境保全課長。
◎環境保全課長(塚本健君) 資料4のうち、環境保全課関係分につきまして御説明をいたします。
1つ目の事業は、ごみ収集支援事業で、家庭から排出されるごみを所定のクリーンステーションへ搬出することが困難な世帯に対しまして、ごみを戸別に収集するとともに、声かけなどによる安否の確認を行うものです。
支援を受けることができる世帯としましては、介護保険認定者、肢体不自由、視覚障がい1級・2級の方のみで構成される世帯となります。収集するごみは、生ごみなど5種類で、週1回の収集となります。
なお、本支援の利用に当たり、手数料として市民税の課税状況により、月額600円または300円を納めていただくこととなります。
次に、2つ目の事業といたしましては、ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物処理事業です。
PCBを使用した電気機器などにつきましては、法の規定に基づき適正に廃棄しなければならないことから、市の施設において使用されていたPCB使用の高圧安定器3個を処理するものです。
PCB廃棄物の収集運搬につきましては、当該廃棄物に係る収集運搬業の許可を受けている事業者に委託し、処理につきましては、国内で唯一、当該廃棄物の処理を実施しております中間貯蔵・環境安全事業株式会社に委託することとなります。
以上で、環境保全課関係分の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君)
上下水道課主幹。
◎
上下水道課主幹(泉幸仁君) 続きまして、令和3年度留萌市下水道事業特別会計の主要事業について、1ページから6ページの資料がございますが、そのうち、4ページから6ページの箇所図で御説明いたします。
最初に、雨水管整備でございますが、4ページをお開きください。
こちらは、北海道が行っている街路事業、見晴通り関連で、令和2年度から整備を進めており、全体計画延長は1,800メートルで、令和2年度に300メートルを完了しております。令和3年度の工事予定は赤色で着色している3か所で、寿町の留萌小学校付近で1工区、沖見町の港南コミュニティセンター付近で1工区、見晴町の住宅地で1工区の合計約800メートルの工事を予定しております。
続きまして、次に汚水管整備ですが、5ページをお開きください。
令和元年度から進めている南町潮静地区の全体計画延長は6,700メートルで、令和2年度までに2,300メートルを完了しております。令和3年度の工事予定は赤色で着色している4か所で、国道を挟んで南町のホーマック側で1工区、留萌川側の潮静住宅地で3工区の合計約2,100メートルの工事を予定しております。
最後に、処理場についてですが、6ページをお開きください。
①の管理棟の耐震診断調査と、今年度設計を行っている②の汚泥棟の中にある汚泥貯留槽撹拌機更新工事の電気・機械設備の工事を予定しております。
以上、議案事項4の説明といたします。
説明は以上です。
○委員長(村山ゆかり君) 議案事項4につきまして、何か確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項4を終了します。
暫時休憩いたします。
午後 1時22分休憩
───────────────────────
午後 1時22分再開
○副委員長(米倉靖夫君) 再開します。
委員長に代わり、副委員長の私が進行します。よろしくお願いします。
次に、議案事項5の説明を求めます。
上下水道課長。
◎上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項5、令和3年度留萌市
水道事業会計予算について、資料5により報告いたします。
1ページを御覧ください。
表の下から3番目に当年度純利益の項目がありますが、令和3年度予算では、損益ベース、税抜きで104万7,000円の純利益を見込んでおります。令和2年度決算見込みから大きく減少していますが、その要因としては、一つは予算ベースであること、また、給水収益が人口減少に伴い、減少見込みであることなどが挙げられます。
現金につきましては、表の一番下に表示しておりますが、2億2,833万6,000円を見込んでおりまして、こちらも予算ベースではありますが、前年度から大きく減少する見込みとなっております。
引き続き、2ページ目からの主要な投資事業の概要につきまして、主幹から説明をさせていただきます。
○副委員長(米倉靖夫君)
上下水道課主幹。
◎
上下水道課主幹(泉幸仁君) それでは、私から、令和3年度留萌市水道事業の主要事業について、2ページから11ページの資料がございますが、そのうち、7ページから11ページの箇所図で説明させていただきます。
配水管網整備事業につきましては、箇所図の7ページをお開きください。
北海道が行う街路事業「見晴通」千鳥町地区と見晴町地区及び市が単独で行う上水道整備の末広町「末広11号通り」、合わせて約1,330メートルの更新及び新設工事を行います。
また、見晴通の同区間において、既設管の廃止として口径75ミリメートルから150ミリメートルまで、約500メートルの撤去工事を行います。
次に、配水施設整備事業でございますが、箇所図の8ページをお開きください。
沖見町6丁目の高台にあります高区配水池の場内整備として、立入禁止フェンスと西側斜面ののり面整形とU字側溝を整備するものです。
次に、浄水場設備更新工事としまして、9ページをお開きください。
平成8年度に建設・設置された管理棟内にある運転管理心臓部の中央監視システム更新工事と、沈殿池に設置しております取水用の電磁流量計更新工事でございます。
次に、幌糠地区上水道整備事業につきましては、箇所図10ページをお開きください。
昨年度建設した、幌糠神社裏に配水池を設けたんですけれども、それの防水工と外部仕上げ及び電気機械設備工事、また、市道加藤の沢通りに増圧ポンプ室築造と電気機械設備工事、さらには幌糠神社下のJR国道横断推進工の整備を行い、年度内の完成予定となっております。
最後に、消火栓更新工事につきましては、11ページをお開きください。
消火栓の更新工事として、宮園町の市道寿4号通り、聖園幼稚園の駐車場付近に設置されている消火栓1基を更新するものでございます。
以上、議案事項5の説明といたします。
○副委員長(米倉靖夫君) 議案事項5について、確認ありますか。
〔発言する者なし〕
○副委員長(米倉靖夫君) 特にないようですので、議案事項5を終了します。
次、議案事項6の説明を求めます。
環境保全課長。
◎環境保全課長(塚本健君) 議案事項6、留萌市
一般廃棄物収集支援条例の制定につきまして資料6により御説明をいたします。
先ほど御説明しました令和3年度から実施いたしますごみ収集支援事業を実施するに当たり、新たに関係する条例を制定するもので、条例の目的、支援事業の内容、支援事業を利用することができる世帯、手数料などを規定しております。
なお、本条例の施行期日は、令和3年6月1日としておりますが、支援事業の利用に必要な申請等の行為については、条例の施行期日前から行えるように規定をしております。
以上、議案事項6の説明とさせていただきます。
○副委員長(米倉靖夫君) 議案事項6の確認、ございますか。
〔発言する者なし〕
○副委員長(米倉靖夫君) 特にないようですので、議案事項6を終了します。
次に、情報提供事項1の説明を求めます。
上下水道課長。
◎上下水道課長(近藤恒幸君) 情報提供事項1、留萌市
上下水道事業運営委員会開催結果について、資料7により御説明いたします。
令和3年2月8日に、市役所の3・4号会議室におきまして、令和3年第1回留萌市上下水道事業運営委員会を開催したところでございます。
議題は、先ほど説明いたしました上下水道事業会計の令和2年度補正予算と令和3年度当初予算並びに水道料金改定について御説明をさせていただきました。
質疑につきましては、資料のとおりとなっており、水道料金改定につきましては、令和4年度からの10%改定について了承をいただいたところでございます。
以上、情報提供事項1の説明を終わります。
○副委員長(米倉靖夫君) 情報提供事項1について、何か確認ありますか。
〔発言する者なし〕
○副委員長(米倉靖夫君) 特にないようですので、情報提供事項1を終了します。
以上で、都市環境部より提出のあった案件については全て終了いたしました。
その他、都市環境部所管事務について確認しておきたい事項、また次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など、何かありませんか。
〔発言する者なし〕
○副委員長(米倉靖夫君) なければ、都市環境部所管事務の調査を終了いたします。
暫時休憩します。
午後 1時30分休憩
───────────────────────
午後 1時31分再開
○副委員長(米倉靖夫君) 再開します。
「市民と議会の意見交換会」
事前アンケート各種意見の対応方針についてです。
前回の第1常任委員会で協議した意見の市の考え方・方向性について、議長より執行部へ照会し、資料のとおり回答がありました。
このことについて、確認事項等、何かございますか。
〔発言する者なし〕
○副委員長(米倉靖夫君) なければ、議長へ回答いたしますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副委員長(米倉靖夫君) では、そのように決定いたします。
その他として、皆さんから何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
───────────────────────
△閉会宣告
○副委員長(米倉靖夫君) ないようなので、令和3年第3回第1常任委員会を閉会いたします。
午後 1時33分閉会
───────────────────────
留萌市議会委員会条例第77条第1項の規定により、ここに署名する。
令和 年 月 日
第1常任委員長 村 山 ゆ か り...