厚真町議会 > 2020-06-11 >
06月11日-01号

  • "応急仮設住宅"(/)
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  1. 厚真町議会 2020-06-11
    06月11日-01号


    取得元: 厚真町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-01
    令和 2年  6月 定例会             令和2年第2回厚真町議会定例会●議事日程(第1号)                  令和2年6月11日(木)午前9時30分開会   開会   開議宣告   議事日程の報告第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定   諸般の報告第3 報告第8号 所管事務調査報告(各常任委員会)第4 報告第9号 委員会調査報告(北海道胆振東部地震復興特別委員会)第5 報告第10号 現金出納例月検査の結果報告第6 一般質問第7 提案理由の説明第8 同意第1号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第2号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第3号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第4号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第5号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第6号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第7号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第8号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第9号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第10号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第11号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第12号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第13号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第14号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第15号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第16号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第17号 厚真町農業委員会委員の任命   同意第18号 厚真町農業委員会委員の任命第9 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦第10 議案第1号 厚真町税条例等の一部改正第11 議案第2号 厚真町国民健康保険条例の一部改正第12 議案第3号 厚真町介護保険条例の一部改正第13 議案第4号 新町地区大規模盛土造成地滑動崩落防止工事(その1)請負契約の締結第14 議案第5号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定第15 議案第6号 令和2年度厚真町一般会計補正予算(第5号)第16 議案第7号 令和2年度厚真町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)第17 議案第8号 令和2年度厚真町介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定補正予算(第1号))第18 承認第1号 専決処分の承認(奥地林道幌内宇隆線幌内工災害復旧工事請負契約の締結)第19 承認第2号 専決処分の承認(令和元年度厚真町一般会計補正予算(第18号))第20 報告第1号 厚真町情報公開条例及び厚真町個人情報保護条例の運用状況の報告第21 報告第2号 厚真町土地開発公社の業務等の報告第22 報告第3号 予算(令和元年度厚真町一般会計)の繰越    報告第4号 予算(令和元年度厚真町簡易水道事業特別会計)の繰越第23 報告第5号 令和元年度事故繰越し繰越計算書第24 報告第6号 専決処分の報告(厚真地区簡易水道施設災害復旧工事(機械・電気)請負契約の変更)    報告第7号 専決処分の報告(厚真地区簡易水道施設災害復旧工事(土木・建築)請負契約の変更)第25 提案理由の説明第26 議案第9号 厚真町特別職の給与に関する条例の特例条例の制定第27 議員の派遣(議会議員町内行政視察)第28 所管事務調査の申出    閉会宣告---------------------------------------●出席議員(10名)    議長  渡部孝樹君    副議長 吉岡茂樹君    議員  橋本 豊君    議員  森田正樹君    議員  伊藤富志夫君   議員  高田芳和君    議員  大捕孝吉君    議員  下司義之君    議員  木本清登君    議員  三國和江君●欠席議員(なし)---------------------------------------●地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 町長          宮坂尚市朗君  副町長         西野和博君 教育長         遠藤秀明君   復旧復興担当理事(まちづくり                     推進課地方創生・復旧復興                     計画策定室長)     大坪秀幸君 防災担当理事(総務課長)        総務課参事(財政)   高安 正君             吉田良行君 総務課参事(情報防災)         まちづくり推進課長   藤岡隆志君 (まちづくり推進課町史・ 災害史編さん室長)   木戸知二君 まちづくり推進課都市計画担当参事    住民課長(総合ケアセンター長)             小松豊直君               青木雅人君 住民課参事(福祉、子育て支援)     住民課参事(健康推進) (総合福祉センター長) 中村信宏君   (子育て世代包括支援センター長)                                 宮本幸世君 産業経済課長      加藤克彦君   産業経済課参事(林業水産)                                 齋藤雪美君 産業経済課参事(農業)         産業経済課参事(農業農村整備) (農業委員会事務局長) 佐藤大輔君               中井 徹君 建設課長        伊藤文彦君   建設課参事(建築住宅) 森本雅彦君 建設課参事(上下水道) 佐藤義彦君   上厚真支所長      當田美範君 会計管理者       中田倫子君   生涯学習課長(学校給食センター長)                                 宮下 桂君 生涯学習課参事(青少年センター長)   代表監査委員      佐藤公博君             甫 一樹君 農業委員会会長     小谷和宏君---------------------------------------●職務のため議場に出席した者の職氏名 議会事務局長      木戸達也    議会事務局主幹     青木陽子 議会事務局主査     田中咲詠子--------------------------------------- △開会の宣告 ○議長(渡部孝樹君) ただいまから令和2年第2回厚真町議会定例会を開会いたします。                              (午前9時30分)--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(渡部孝樹君) 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(渡部孝樹君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。--------------------------------------- △会議録署名議員の指名 ○議長(渡部孝樹君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に木本議員、三國議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(渡部孝樹君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 本定例会の会期については、さきの議会運営委員会で本議会の運営等について協議がなされておりますので、その結果について報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(三國和江君) 本定例会の会期等の議会運営について、6月5日に議会運営委員会を開催したので、その結果を報告いたします。 本定例会に提案されている議案は、町長提出案件として同意18件、諮問1件、議案9件、承認2件、報告7件であります。また、議会提出案件は報告3件であります。 一般質問は3名の議員から通告があり、質問項目は8件であります。 請願、陳情、要望等の受理及び取扱いについてでありますが、昨日までに受理したものは4件であり、その内容につきましては議員配付のとおりでありますが、協議の結果、1件につきましては、委員会付託として取り扱うことにいたしました。 議員の派遣についてでありますが、コロナ禍の影響により、例年参加しております北海道町村議会議長会主催による北海道町村議会議員研修会及び北海道町村議会広報研修会が、本年度は中止となりまして、議員の派遣はありません。 また、例年7月上旬におこなっております議会議員町内行政視察につきましては、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、実質、時期を延期します。したがって、状況を見据えながら8月下旬、または9月上旬に実施を予定していることから、この1件について、閉会中に議員を派遣することといたします。 次に、各委員会から閉会中の所管事務調査の申出については、本日午後1時までといたします。 なお、会期中に議員協議会を予定しております。 以上のことによりまして、本定例会の会期については、議案等の件数を勘案いたしまして、本日と明日の2日間とすることに決定いたしました。 最後に、本定例会におきましても、新型コロナウイルス感染拡大防止及び予防を図るため、議員及び説明員はマスクの着用をしてもらうとともに、議事堂入室の際には、備付けの消毒液で手指消毒をお願いいたします。 また、双方におきましては、簡潔明瞭な質疑、答弁をお願いいたします。時間短縮を心がけていただくようにご協力をお願いいたします。 以上、本定例会の会期等の決定について報告といたします。 ○議長(渡部孝樹君) お諮りいたします。 本定例会の会期については、ただいまの委員長報告のとおり、本日と明日の2日間といたしたいと思います。 これについてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、そのように決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(渡部孝樹君) 諸般の報告を行います。 議会閉会中における動向については、お手元に配付のとおりであります。--------------------------------------- △報告第8号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第3、報告第8号 所管事務調査報告を議題といたします。 内容等について説明を求めます。 最初に、総務文教常任委員長。 ◆総務文教常任委員長(高田芳和君) 議案書別冊2の2ページをお開きください。 令和2年第1回定例会において、閉会中の委員会活動の議決を得た所管事務について、4月28日に本委員会を開催し、調査を終了いたしましたので、厚真町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。 調査事件につきましては、事務調査として、厚真町サービス付高齢者向け住宅の整備事業に対する財政支援の要請について、循環福祉バスの運行についての2件でございます。 内容につきましては、3ページから12ページに記載しておりますので、ご一読をお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 報告が終わりましたので、質疑を許します。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(下司義之君) 議案書別冊2の13ページをお開きください。 令和2年第1回定例会において閉会中の委員会活動の議決を得た所管事務について、4月27日と5月8日に本委員会を開催し、調査を終了いたしましたので、厚真町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。 調査事件につきましては、4月27日、現地調査として、共同仮設店舗kyoumachicubeの1店舗の1件、事務調査として、高丘地区大規模開発跡地の状況について、起業化人材育成事業について、厚真町交流促進センター運営事業について、新型コロナウイルス感染症に係る小規模事業者に対する緊急要望についての4件であります。 5月8日の調査につきましては、事務調査として継続調査となりました起業化人材育成事業についての1件であります。 内容につきましては、14ページから32ページに記載しておりますので、ご一読願います。 なお、起業化人材育成事業について、につきましては、再度継続調査となっております。 以上でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 報告が終わりましたので、質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 報告第8号は以上をもって報告済みといたします。--------------------------------------- △報告第9号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第4、報告第9号 委員会調査報告を議題といたします。 内容等について説明を求めます。 北海道胆振東部地震復興特別委員長。 ◆北海道胆振東部地震復興特別委員長(吉岡茂樹君) 議案書別冊2の34ページをお開きください。 令和2年第1回定例会において付託された委員会調査事件について、3月30日、5月8日、5月28日に本特別委員会を開催し、調査を終了いたしましたので、厚真町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。 調査事件につきましては、3月30日の事務調査として、厚真町復旧・復興計画第2期(案)についての1件であります。 内容につきましては、35ページから38ページに記載しておりますので、ご一読願います。 次に、5月8日及び5月28日の調査事件につきましては、事務調査として、導水管の復旧状況と復旧スケジュールについての1件であります。 内容につきましては、35ページから52ページに記載しておりますので、ご一読願います。 以上でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 報告が終わりましたので、質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 報告第9号は以上をもって報告済みといたします。--------------------------------------- △報告第10号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第5、報告第10号 現金出納例月検査の結果報告を議題といたします。 本件は、議案書別冊2に記載の報告書をもって報告済みといたします。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(渡部孝樹君) 日程第6、一般質問に入ります。 質問、答弁ともに簡潔かつ明瞭にお願いいたします。 それでは、順次質問を許します。--------------------------------------- △伊藤富志夫君 ○議長(渡部孝樹君) 最初に、伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 第2回定例会一般質問、通告どおり、今回大きく2点について質問通告しております。関係もする話ですので、昨日の新聞記事の話から、町長の見解を、見解というよりも今の考えをお聞きしたいと思います。 昨日の道新で、災害公営住宅及び復興住宅、申込みが4割という大きな見出しで書かれていました。私は今日も敷金等の問題、話をするんですが、負担が大き過ぎると申込みをためらい、減免を求める希望もいたというところでは、町はそうでないという見方を表明し、この4割の今後の見通し、その辺について、今、町長はどうお考えになっておられるか、お願いします。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 伊藤議員のご質問にお答えさせていただきたいと思います。 議員は、災害公営住宅などの敷金、いわゆる初期費用、あるいは家賃等についての被災者向けの減免等についてご質問でございます。冒頭、昨日の道新の新聞の記事についての見解ということでございますが、これらについて関連があるようで、実は全くございません。それは再度申し上げたいと思います。 私たち、災害公住を32戸、それから公営住宅を46戸建設予定ということでございますが、それぞれについて申込みされる方々と、これまで度重なる打合せをしてきて、そして、その方々の希望、あるいは今後の恒久住宅へ対する取組、これらを総合的に勘案して、災害公住と公営住宅を新築する計画としたところでございますが、その後、当然時間が経過しておりまして、少しずつ落ち着いた状況、あるいは公的な資金が、かなりの金額が提供される、あるいは支援されるという状況から、大分方針転換をされた方々が大勢いらっしゃるということでございます。 その結果、今現在、全体としてトータル78戸に対して31戸の申込みがあるということでございます。 悩まれていた方々も、確かにその中には大勢いらっしゃいます。特に、今回の質問につながる一時金、いわゆる敷金の準備、それから家賃に対する評価、これらについて悩まれている方も少なからずいらっしゃいましたが、それらの方については、既に申込みを受けておりますので、その裏返しとして考えると、あくまでも公住の申込みの低調さは、我々の追跡した状況によりますと、公営住宅を選択せずに、あえて別な道を選択されている方が思った以上に多くなっているという状況でございます。 さらに言えば、まだ10戸ほど悩まれている方がいらっしゃるということも事実でございますので、そういった方々に対して、以前から申し上げておりますように、ケースマネジメント、様々な専門家を1チームにして、精神的なフォローなのか、あるいは資金的なフォローなのか、あるいは建物そのものに対する考え方について丁寧に説明してまいりたいなと、そういうふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 今、これから質問する敷金や家賃と連動するようでしていないだとか、あと、別の道の選択が想像以上に出てきているという見解ではありますよね。 この辺はきちんと、今後恐らく議員団も議論の対象になってくると思うんですが、やっぱりどういうふうにこれをきちんと今後進めていくのか、さらにはどうなっていくのかというのは、注視する中身でありますので、今日は私は通告しておりませんので、ただ、記事が出ていて、今日の話につながっていきますので、前段少し話をさせていただきましたが、引き続き継続で、議員との関わりで話合いが進んでいくというふうにお伝えしておきます。 今日、私は災害公営住宅、特に災害公営住宅です、先ほどの話でちょっといくと、新聞記事の33世帯、昨日、担当者に聞きましたら、21世帯が災害公営住宅希望があるんですよね。ですから、7割はもう災害公営住宅は希望があるんです。一方、普通のというか、公営住宅のほうが12ですので、その分はまだ3割弱ですから、これからの問題というふうになると思うんですが、私は今町長がちらっと言ったけれども、敷金と家賃の問題が、災害公営住宅を希望する人たちは問題ないかのような言い方をされましたが、そうじゃないんです。やっぱり切実なんです。 災害公営住宅は、そこしかこれから自分が関わるというか、行く家はないわけで、そこらあたりが本当に切実だという問題があるんです、そこには。ですので、今7割はもう災害公営住宅が埋まっているというのは、私は当然だと思っています。その方たちの声が、本当に多く敷金、ちょっと今、原稿を作っていますから、そのとおり話ししていきますけれども、怒ってくるんですよ。私も聞いていて怒ってきました。ちょっとやっていきますね。 5月の連休明けから災害公営住宅、被災者向け公営住宅の入居説明会が個別に行われました。入居説明会資料がここにあります。災害公営住宅資料と公営住宅資料と分けて、それぞれ説明しております。その資料によればですよ、6月8日です。ですからあの新聞記事が話題にしているのは、ちょうどこの6月8日の時期なんです。1次募集、締切りです、6月8日。これからです。7月に契約書の送付です。そして、その際には敷金納付書を送付し、8月に敷金納付確認とここには書かれております。そして、5ページ、この5ページには、家賃や駐車場使用料、これが3か月分を入居前に納めていただきたいじゃなくて、いただきますというふうに書かれています。 併せてQ&Aを載せているんですけれども、Q&Aというのは、普通は困っている人に対するQ&Aですから、それを読んで、少しは、あ、そうすればいいのかと思う中身なんです、Q&Aというのは。私はこれを読んで、例えば敷金はありますか、Q-6です、そうしたらこういうふうに答えています。入居前に敷金として、家賃の3か月分を納めていただきます。また、駐車場についても1台当たり駐車料金の3か月分を保証料として納めていただきます。これがQ&Aですよ。つまり、後押しですよ。 とにかく、前段で敷金や駐車料金3か月分の全納をお願いしますと言って、そしてQ&Aで、もしなかったらどうしたらいいんですかというふうな気持ちでQ&A読んだ、そのときは相談に乗りますよとか、そのときはこういうふうにしましょうとか、Q&Aが書かれているならまだしも、納めていただきます、この説明会を受けた方たちは、ほとんどというか、私が聞いた全員じゃないですからね、多くの方のほとんどが、もうびっくりしていました。そして、ええという感じです。敷金は納めなきゃいけないんだろうか、そういうような状況でした。 私も担当者にももちろん聞きましたし、厚真町の条例があります。厚真町の条例は、厚真町の住宅の設置及び管理に関する条例というのが、住宅に関してあります。16条は、家賃の減免または徴収猶予という条文があって、その16条の第3項は、入居者または同居者が災害により著しく損害を受けた、このときは減免または猶予ができるよと、条例で、いわゆる大義名分ですよ、この条例というのは、これが書かれているんです。敷金についても同じです。19条についても同じことが書かれています、敷金についても。 にもかかわらず、例えばQ&Aで、条例がこういうふうに書いてあって、こういうふうに検討していますだとか、これからも、例えば相談に乗りますよという世界ならまだしも、納めていただきます、これだけだったんですよ。 そういう世界ですので、やはりこれから災害公営住宅しか行くところのない人たちにとっては、本当に悩んで、悩んで、そして相談に来るわけですよ。そして、ほかも調べてみました。私ども議員団は、去年、11月に東日本大震災のところの石巻市と女川町を訪問してきました。私は女川町だとか石巻市もどうなっているんだ、ほかの地域を調べ、もちろん、大規模の、大きさが違うというふうに言われるかも分からんけれども、被災を受けた一人一人はそんなに変わらないんです。気持ちは全然、被災者は同じなんですよ。 そういうところの状況は、これ宮城県21ありますけれども、21全てが特別家賃低減事業、これは国の事業です、これの事業で進められております。そして、石巻市では、敷金は全額減免です。女川町は、町独自の低所得者向け家賃減免ということで、大体家賃を9,000円ぐらいに下げて、3割ぐらいに下げているんです。もともと取る家賃を3割ぐらいに下げて、その家賃で3か月、3か月だったかな、ちょっと何か月の敷金をもらっている、3か月ですね、もらっているというふうに書かれていました。 というようなことがありまして、私は、厚い真心の町ですよ、ここは。せめて被災者の方たちが、本当によくやってもらっていると言うんですよ、皆言っています、よくやってもらっている。だけれども、一つずつのことで、今回このことでは、本当にもう厚い真心の町が、もう裏切られているというふうに聞きました。 ぜひ、今、質問1です。災害公営住宅などの敷金、家賃について、厚真町営住宅の設置及び管理に関する条例第16条、第19条にあるように、家賃の減免、または執行猶予の取組について、町の考えはどうなっているか、お伺いします。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 大分、伊藤議員も興奮されているようでございますが、以前に話したように、我々も公営住宅、約300戸抱えてございます。そういう意味では、既に入っている方々と、これから全く公営住宅がない状態で、新規に公営住宅を用意して、そして全員を収容するという場合と、当然取組も、それから配慮しなければならないことも多々ある、違ってくるということは、前提としてお話ししておきます。 結論から申し上げますと、当然、個別の相談を受ける前提で説明してございますので、その説明会で様々ご意見をいただいた中で、厚真町としても、この敷金と、それから家賃について、負担軽減を図るということにさせていただいておりますので、そういう意味ではご安心いただきたいなと思います。 その手法でございますが、当然、減免型と給付型がございますので、それは今、伊藤議員が東北震災の例でも説明していただいたように、両方ございますので、厚真町としては給付型の負担軽減を図る計画にしてございます。総額にして30万円、1件につき30万円程度を給付したいというふうに考えてございます。 当然、災害公住の場合は、ご存じのように全壊が前提です。それから、所得の上限がございます。1階層から4階層まで所得階層がございます。そういう意味で、率にすると逆進性が生まれますので、定額制で1月当たり平均的にこのぐらいの軽減をし、それを何十か月分、プラス敷金1か月分相当になるような金額として、30万円を給付するということで考えてございます。 当然、家賃というのは長期間、住み続ける間、ずっと支払う形になりますので、その当座の安い、高いというそういう感覚とは別に、やはり家賃のことよりは、当座、新しい家で生活を始めるために必要な様々な負担があるということも含めると、やはり給付型のほうが、そういった方々には向いているのではないか、適切ではないかと考えているわけでございます。 また、敷金は我々が付加していただくものではなくて、あくまでも預り金でございますので、これらについて3か月最大ということで、公営住宅の規則にのっとって、これまで前納していただいておりますが、今回の災害公営住宅、それから新しくできる46戸の公営住宅等に入居される方のうち、いわゆる災害によって家をなくされた方々、失われた方々については、同じように敷金は分納ということで、3年分納で初期的負担を軽減していくということで考えてございます。 その根拠は、あくまでも伊藤議員が例示していただいた、この厚真町公営住宅の設置及び管理に関する条例第16条、これに従って減免、あるいは軽減の措置を取るということでございますので、ご安心いただきたいなと思います。 特に、家を、住まいをなくされて入られる方々にとって、災害公営住宅も無料とは考えていなかったと思いますが、最低でも2万5,000円、特に災害公営住宅は少し敷地が大きい、建坪が大きい関係があって2万5,000円の金額になります。いわゆる年金収入の方々は、この1階層に当たりますので、1階層の方々に3割程度の家賃の負担軽減につながるような計算をして、36か月プラス敷金1か月分相当ということで、30万円を設計したものでございます。 そういう意味では、皆さん方、最初から負担軽減を先に出せと、そうすればそんな問題がなかったのではないかというふうに言われるかもしれませんが、一応うちの条例、あるいは施行規則に基づいて、一旦皆さん方に説明させていただいて、そして様々なご意見を伺ってから、この内容を決定させていただきたいということで考えてございました。そういう意味で、個別相談を受けますのでお申出くださいという職員の説明会でのフォローがあったというふうに聞いてございますので、これまで、それを受けた立場として、聞いていた立場として、非常に、いわゆる丁寧さ、あるいは細やかさに欠けていたのではないかなと、そういうお叱りは甘んじて真摯に受け止めたいと、そのように思いますが、いずれにしてもこの8日までの申込み期限と、それから内部検討の時期、これについて迅速でなかったことについてはおわび申し上げたいと、そのように思ってございます。 先ほど申し上げましたように、繰り返しになりますが、低調な申込みと、それから公営住宅の家賃軽減、あるいは最初の敷金の負担軽減、あるいは分納、これと影響はデータ的に突き合わせるとほとんどないというふうに考えてございますので、なぜ低調だったかの事情については、個別案件ごとに細かく事情が違ってまいりますので、プライバシーのこともございまして、皆さん方に説明する説明方法についても工夫が要るなと、そういうふうには考えてございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 今言われましたが、減免型と給付型で、給付型で厚真町はやると。言われたとおり、3割の3年の敷金分ということで30万円相当というふうに言われていますが、言い方はちょっとおかしいですけれども、一般的というか、それで本当にありがたい、そういう人はたくさんいると思います。 私は本当に特例というか、個別のところで話をしていくと、所得が本当に低所得、年金しかない、それでそこの災害公営住宅に入って、それこそ3年ではそこで終わらないわけですよね。ついの住みかだと言われているんですよ、そこの中で。ですから、まだ10年、15年、100歳まで行けば20年かも分からない。そこで生活するわけですよ。そうすると、私はやはり減免型がどうしても必要になるのではないかと思っています。 それで、進んだ東北の、確かに実践ばかり話ししても、なかなか絵に描いた餅のような世界かも分かりませんけれども、でも東北の多くは、5年間は3割程度、6年から10年は徐々に上げていって、そして11年からまた元に戻していくというところが、私が見た資料、朝日新聞2018年ですけれども、その時点でも据置き、家賃の据置き、それが書かれています。ですから、6年から11年の間も、家賃でまだ推移していくと。 私は先ほど町長が言われたような給付型で30万円、確かに引っ越し代も出てきますよね。それと、ここには、もうこのことも本当は聞きたいんだけれども、いろいろな物は自分でそろえてくださいというのが書かれていますね。そういうのを用意していけば、本当にもらう30万円というのは、恐らく一気になくなりますよ。そして、家賃だけが2万4,000円、今2LDKの所得区分1の話ですけれども、2万4,000円がずっと続くわけですよ。これは重いですよ。 そういう意味では、やはり東北型というか減免型のような、最初にやっぱり3割程度、そして5年間やったあとの向こうは徐々にというような、こういう段階的な対応が求められるのではないかと思うのですが、いかがですか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) もう一つ説明が足りなかったと思います。 今回の災害公住等の建設スケジュールと、それから災害救助法でいう厚真町における建設型の仮設住宅の入居期限、非常に災害公住が建ってから退去するまでの期間というのは、非常に短い日数になってございますので、そういうことも考慮して、引っ越し費用について、町としてはプロの引っ越し事業者に依頼をして一斉に引っ越しをする。それから、家の中の配置についてはボランティアセンターにボランティアの要請をするという組合せで、いわゆる引っ越しに関わる負担、あるいは心配事が軽減されるのではないかなというふうに考えてございます。 それから、ずっと軽減すればいいのではないかという話の質問でございますが、もともと災害公住に限らず公営住宅、法に定められた家賃というのがございます。それはあくまでも所得に応じて家賃設定されておりますので、自分たちが自己所有していた建物がなくなったとか、あるとかということは基本的には関係なく、毎年の収入に応じた家賃設定がされている前提からいくと、先ほど言いましたように厚真町に約300戸の公営住宅がございます。当然、国民年金だけで暮らされる方々もたくさんいらっしゃいます。そういった方と、家をなくされて、確かに被災して、そのショッキングな出来事を体験されて、収入については、仮に国民年金しかない。確かに、その体験の重さ、程度は違います。だけれども、毎年の所得そのものについては、ほかの方々も皆同じ状態ですし、当然9.6のときには、家財道具を失った方々もたくさんいらっしゃいまして、ほとんどの方が被災者という前提で物事を考えますと、一部の方々だけをずっと、いわゆる公住の法に定める所得に応じた家賃設定の構成そのものを、非常に無視する形になりますので、当然不公平感が出てくる形になります。 そういう意味では、この減免についても、立てつけ上はあくまでも短期間、当然、家を流されてしまうケースもございますよね。そういった、ある特定の事象に基づいて、あるいは病気をして、世帯主が病気をして短期間収入が得られない、そういった前提のときに、あくまでも短期間減免をするという状況でございますので、いわゆる家賃体系を全く無視するようなものは、減免体系とは申し上げられませんので、そういう意味で永久とか長期ということは、今の段階では非常にバランスを欠く話になるなというふうに考えています。 ただ、給付型であれば、あくまでも短期措置として手当てをするということになりますので、不公平感は和らぐのではないかなと、そのように思います。 私も被災者の皆さんが、被災したこと自体は非常に悲しい出来事で、なかなか安定した気持ちになれない、それから将来をゆっくり明るい気持ちで語れる状況にならないという、それは重々承知でございますが、厚真町にもたくさんの4,500人から、様々な形で苦しんでいたり、元気を取戻そうとしている、努力をされている方もいらっしゃるという中では、当面この給付型で新しい生活を始めることの手助け、あるいはそれを少し留保しておいていただいて、少しずつ家賃に充填していただいて、自分たちが実際に家賃負担を軽減していく、あるいはそういう調整をしていくということを努力していただきたいなと、そのように思ってございます。 また、あまりここで申し上げる話ではないのかもしれませんが、実際に災害に遭われて、その罹災の程度によって、様々な公的な資金が手当てされている方がたくさんいらっしゃいます。そういう意味では、公営住宅に既に入られていて、そして被災されて家財を失われた方と比べると、単純に手元資金だけで考えますと、なかなか手当てされない側から見ると不公平感の生じる可能性もあるというところも、我々としては配慮しなければならないなというふうに考えてございまして、今回については、仮設住宅から公営住宅に移る方だけ対象に、限定的に給付型の軽減措置を取りたいというふうに考えているところでございます。 確かに全国大規模で、全町民の財産全て、家が流されて、全て公営住宅に移らざるを得ない地域と厚真町の状況は、非常に似て非なるものだということもご理解いただきたいなと思ってございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) この議論というか、いわゆる厚真町の長としての、全体をいつも見るという、そしてバランス、公平性というところが、町長と話をするときに、よく私はそういう話を感じる。それは間違っていないと思っています。 ただ本当に困って、これから先、やっぱり大変なんだ、どうしたらいいんだろうという問題が起きたときには、どうしたらいいんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 今おっしゃっているように、災害に関わらず、当然、今の生活を維持する、あるいはこれからの生活を維持するのは大変だ、様々な条件が、あるいは要因があるわけでございます。 そういったものに対応するのは、災害という視点ではなくて、あくまでも福祉という視点で対応していきたいというふうに考えてございます。これは、既に全国各地、福祉制度が充実しております。その福祉制度の中で、個別案件に応じて対応していくのが、やはり行政としては真っ先にしなければならないことだというふうに考えてございます。 それと、災害については当然原形復旧ということが大きな課題でございますので、その個々の財産を失った方々に対する応急的な手当て、これに対し、被災者生活再建給付金という制度と、全国から寄せられた義援金をフル活用して、個人的な損害については、ある程度補填をする。そして、実はそれだけではなくて、以前から抱えている生活に対する不安、いわゆる裏を返すと所得ですよね、所得を安定的に確保できない、そういう事情のある方、身体的だとか様々な事情のある方、年齢が行って難しいんだという方々向けには、当然福祉政策として対応していくというふうに考えておりますし、それは今もたくさんございますので、個別案件としては、先ほど申し上げましたようにケースマネジメント部隊を派遣して、この方にはこういった制度を使って安心してもらう、あるいは医療が必要な方には医療をフル活用する、そういった仕組みで十分対応していけるなというふうに考えてございます。 ですから、災害一辺倒で全部丸のみするということではなくて、既にある福祉住宅をメインに、困った方の、いわゆる安心感、将来の生活に対する安心感については、そちらの福祉行政としてしっかりと対応していきたいというふうに考えてございますので、我々既にケースマネジメントで関わっている方々についても、今おっしゃったような話、落ち着き、様子を見ながら、様々なステップで様々な提案をしているという状況でございますので、災害だから全員困って、何とかしなきゃならないという気持ちはもちろん分かります。それは細かく要因分析をして、一番最適な行政対応、行政サービスの提供という在り方が正しいのではないかと、そういうふうに考えてございます。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 対応のやり方で、最後いみじくも正しいという言い方をされましたけれども、私は災害を受けた方たちの気持ちというのは、一般で、福祉で対応するようなときの対応と、結果対応が同じであっても、レベル、心の質の問題だとか、受け止め方では全然違うと思っています。 ですから、あんまりここだけでやると進みませんから止めますけれども、ぜひ一歩譲って、福祉政策ででも、そういう問題が起きたときにはきちんと対応して、それにやっぱりその人が本当に困らない状況で進めていただきたいと、そう思っております。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) そのためにも、議員から、以前からご指摘されているケースマネジメント、その人の一人一人の事情にしっかりと寄り添って、そしてサポートしていく。決して、一つの体系だけではフォローし切れないものがございますので、ケース、ケースに応じた一番適正な、適正という言い方は申し訳ない、最適な行政サービスでフォローしていきたいというふうに考えてございます。 うちのほうに通常案件で、もう関わっている方々がいらっしゃって、処方箋を書いて、そしてその被災者の気持ちの今の変化を見ながら、一番落ち着いている、あるいは我々を信頼していただいているときにしっかりとした説明をして、将来に対する不安を除いていくということに努めておりますので、そういう意味では、一概に断片的にその面を切取って物事を言うよりは、長い目で見て、その人に合った行政サービスをしっかり提供していく、その説明をして、理解をして、納得していただくのが一番適正ではないかなというふうに考えてございますので、ご安心いただきたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 2つ目に入りたいんですが、ちょっと1つだけ、ぜひ取り組んでほしいのがあって、仮設住宅にあるカーテンや照明やもろもろのものは、いわゆる災害公営住宅のほうへ持っていけないというふうに聞いているんですが、道と交渉して持っていけるようにならないかということなんです。希望者だけですよ。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 仮設住宅に、建設したときに当初からついていたものについては難しいんですが、後づけで、例えば白物家電、それから自らつけたもの、当然そういったもの、あるいはエアコンもどきって申し訳ないんですが、エアコンの廉価版の、ああいったものについては、後で町がつけたもの、あるいは北海道がつけたもの、これについては全員、希望者はお持ちいただくということになっています。 その希望を取って、引っ越し事業者に依頼をするということを考えてございますので、今差し当たって使えないのがガスコンロですか、初めからついている、仮設についているガスコンロについては持っていけない。後でつけたものについては持っていける、大きく分けてそういうふうに考えていただければよろしいかなと思います。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 2つ目に行きます。これは一遍に聞いていきます。 災害公営住宅の施設の中身についてですが、1つ目はバリアフリー化、どの程度。特に聞かれたのは、トイレの手すりがあるだろうかとか、ほかのところに手すりがあるだろうかという話を聞きました。もちろん、直接担当者に聞いて、すぐ答えというのは分かるわけですけれども、取りあえず1番目あります。 2番目も、これだけホームページで、今ネットを通してものの情報が入ってくる時代になっています。ネットの環境整備はどうなっているだろうかということを聞いてくれということで、聞かれました。これも2番目に書きました。 3番目は、これは私が災害公営住宅の、調べていけば調べていくほど、何て言いましょう、私自身の不勉強があって、本当に今こういうふうに話をしていても駄目だなと思っているんです。それでもまだ間に合う段階ですので、言いたいのは、指針を持っているんです。どこの地域も、どこの市町村も、災害公営住宅に対する先導的モデルという、こういうモデルをこの災害公営住宅ではつくり出していこうじゃないかというモデルを持っているんです。 そういう意味では、厚真町もおそらく全道の災害公営住宅を今後見に来る、見学に来る、ちょうどものになってくるんです、厚真町の災害公営住宅そのものが。そういう意味では、厚真町はこういうところに力をかけて、こういうふうにしている。先ほどのバリアフリーなんていうのは、もう今、時代的には当たり前です。それは、時代が一定のここまで到達したからですよね。そういう意味でいけば、インターネット化も災害公営住宅に限っては、もう当たり前だ、太陽光発電についても災害公営住宅については当たり前だ、みたいな世界があってもいいと思っています。 ですから、ぜひそういうもの、今後間に合えばの話ですけれども、ひとつ新しいモデル、いわゆる厚真町の災害公営住宅はこういうモデルなんだ、こういうところを先進行っているんだというモデルをつくり出していったらどうかという話で、この2番目は質問も含めて聞いているところです。どうですか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 設計され、建設が始まっている中で、新しい感覚で、あるいは指針でという問合せには非常にお答えづらいわけでございますが、一応我々も災害公営住宅に必要なコンセプトは何かということで考え、そして設計をし、そして発注をしているところでございます。一番最初にあった、当然バリアフリー、これは当然のごとく全て対応している。それから、何より新しい地区に転居しますので、いかに新しい地区で孤立していかないか、これが最も災害公住の場合は大切だと考えております。 そういう意味で、近所付き合いがしやすいような配置、あるいは建物の形、そして、そういったところで元の生活を取戻しやすいような環境を整えていくということを、このコンセプトにしてございます。いわゆるなじみやすい、あるいは安全・安心だなと、そういうことと、それ以外には何よりお隣同士の付き合いがしやすい、また、家庭菜園等、いわゆる農家の方々が多かったわけですから、そういう庭仕事がしたいということは、随分仮設にいる方々から聞きました。そういったものが可能になるような敷地をしっかり用意しておこうということが、今回の災害公営住宅のコンセプトでございますので、その32戸と46戸は全く造り方が違います。 その32戸については、今言ったようなコンセプトで災害公営住宅、厚真町が日本で最先端のモデルかどうかということよりは、やはり厚真町にこれまで長い間、農村部で住んでいる方々が、あるいは都市部においても、都市と言えないほどの疎でございますので、いわゆるゆったりと暮らしてきた方々が災害公住でもゆったり暮らして行けるような、ゆとりを持って暮らしていけるような災害公営住宅にしていきたいと、そういう思いで、今の災害公営住宅を建設しているわけでございます。 それから、インターネットの話がございましたが、インターネットについては、あくまでも個人個人が使うものでございますので、当然いわゆるプロバイダーに申込めば、通信事業者に申込めば、すぐ使える状態にはなってございます。後で特別に改めて線を引くとか、そういうことなく、契約して、全てどの部屋でも、どの家庭でも、インターネットが使えるように管は敷設されておりますので。聞いている方は、町が管理して、全部ただで使えるインターネットを要望しているのかもしれませんが、あくまでもこれは個人が申込めば、個人個人の負担ですぐ使えるようになっているという状況でございますので、民間が建てるマンションタイプとか、そういうものと違って、あくまでも戸建の住宅を想定しながら契約をしていただければいいのではないかなと、そのように考えています。 また、災害公住なので、災害公住のコンセプトの中に、多分でございますが、いわゆる被災、これからまた再び起きるかもしれない災害のときに、非常にその災害公営住宅だからこそ、より周りの住宅と違って安心で安全な設備が整っているのかというところも、注目されていると思います。厚真町としては、特に再生可能エネルギーを利用した、そういったものを外づけでつけているわけではございませんが、外部電源を給電できるような、そういった仕組みを整えてございます。これは一般家庭でつけるとかなりの費用と、それから実際に使うためには相当難しい手順がありまして、なかなか難しいものでございますが、いざというときは、厚真町として、各戸1キロワットアワーではございますが、外部給電ができる状況になっております。外づけの発電機、あるいは我々が構想している地産地防事業の公的な発電施設から供給する、そういったことが順調に進めば、ブラックアウトしたときのような、あるいは長時間停電したときのようなときも、外から1キロワットアワーですから水回り、暖房、それからお風呂、こういったところに限られますが、安心して生活し続けられる、そういう仕組みにはしてございますので、そういうことも含めて、災害には比較的強い、そういう住宅設計とさせていただいておりますことを申し上げたいと思います。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 仮設は談話室があって、あの談話室が本当に機能していて、皆さんのコミュニティ、交流の場になっているんですよね。談話室にはネットが引いてあって、それを通して見ていけるんです。コピー機ももちろんあったり、黒板もあったり、いろいろな意味で機能が本当に今あって、重宝というか、非常にいいものとしてあるんですが、どうですか、この災害公営住宅や今の復興住宅の、いわゆる談話室みたいなものはあるんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) 今、災害公営住宅建設と被災者向けの公営住宅ということで整備をさせていただいておりますが、災害公営住宅の団地の中には、集会所的なものは、いろいろ建物の配置、通路、駐車場の関係で、ちょっと配置ができませんでした。ただ、公営住宅団地のほうには、これは新町地区、旧パークゴルフ場のところを今整備しておりますけれども、そこの住棟の団地の中には、今応急仮設住宅にある談話室程度の規模の、そういうコモンスペースといいますか、集会できるようなスペースは、整備を今しようとしております。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) そこでは、例えばインターネットが見られるなんてことは可能なんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 建設課参事。 ◎建設課参事[建築住宅](森本雅彦君) 今のところは、ちょっとそこまでは整備しておりません。テレビの受信ですとか、普通の給湯ですとか、そういうところまではできるんですけれども、今のところインターネットの設備というところまでは、ちょっと整備はしておりません。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) ぜひ検討をお願いします。 この件については、もう終わりますが、災害公営住宅は、ちょっとよく言われましたように、1戸建が全壊された方たちのために面積が広いわけですよね。本当に普通のところの2LDKでいけば61、62のところが、73平米あるわけですよ。それは確かに、先ほど言われたような厚真町の公営住宅は、こういうところを大事に造り上げているという一つのポイントですよね。 だけれども、これはジレンマというか、広い分、家賃が高くなるわけですよ、面積で計算しているから。ここもやっぱり考えどころなんですよ。せめて、普通の公住と同じぐらいの、例えば2万円とか、2万4,000円の4,000円というのは結構なものなんですよ。1,000円でも何とかならんかという声ですからね。 ぜひこの辺は、広いから広いからとすごく宣伝のように言われるけれども、その分、自己負担が多くなりますので、その辺を少し配慮というか、考慮というか、再考というか、再びちょっと考えていただければうれしいなと思っております。コメントいいですから。 2つ目に行きます。 もう一点は、1年単位の教員変形労働制導入について、今度は教育委員会ですから、教育長のほうへ顔を向けるんですけれども、この質問は、実は3月に出して、3月は一般質問を避けましたので、6月に、今回っていますが、時間も限られていますので、ちょっと流れを話しします。 昨年、2019年12月4日に、安倍政権が公立学校に1年単位の変形労働時間制の導入を可能とする法案を成立させました。コロナで今止まっていたり、動きが鈍くなっていたりするんですが、いずれ各自治体で、この制度導入の議論が始まる。背景がはっきりしていますから、教職員の長時間問題、そして多忙化問題、こういう問題があるというのが前提ですので、いずれこれが出てくるし、来年の4月からの施行ですから、この1年間はおそらくこういう問題が出てくるだろうと思って、この6月に取り上げております。 どんな制度かというと、もうご存じだとは思いますが、教員だって労働者ですからね、1日8時間の労働が原則になっています。しかし、その原則を崩して、繁忙期と閑散期に分けると。繁忙期の、いわゆる8時間以上の延びた時間を、今度は閑散期のほうへ時間をずらして、そして1年間という枠で帳尻を合わせるというか、平均8時間も労働にしていくという制度だと、勉強してそういうふうに学びました。 簡単に言うと、私も教員をやっていましたから、例えば修学旅行に行く、24時間体制ですよ、子どもの面倒を見るということになると。8時間でもう俺は今、労働時間が終わったから、おまえら面倒見ないなんていうふうにはならないわけで、そうすると24時間体制になるわけで、その分、長時間、いわゆる8時間以上の延長時間があるわけで、それを今までだったら、その行事の前後4週間でしたか、前後4週間でまとめ取りできていたわけですよね。ところが、これは行事に限っては、割合うまくいくんです。話合いもできますしね。ところが、もともと教員、今特に大きな問題になっているのは、部活動の問題なんですが、こういう問題は、なかなか解決していないんです、現実に。ご存じのとおりです。 ですから、こういうところをどういうふうに解決していくかというと、先ほどの話ですよね。繁忙期と閑散期と分けて、そして忙しいその時間は、今度暇になる、暇になりませんよ、教員はなりませんけれども、その時期に持っていって、何とかクリアというか、平均8時間の労働というふうに見ていきましょうというような話だったんですが、恐らく皆さん、聞いていても分かると思いますが、ここには幾つも問題点があるんです。 例えば、一番端的にすぐ分かるのが、労働で疲れた、これを翌日その疲れを解消していけば問題ない。修学旅行でも、前後4週間ですから、もう1か月後に取っても、恐らくその疲れがどうなっているか分かりません。でも、まだ1か月後でした。ところが、この変形労働制でいくと、随分夏休みまで、4月、5月でやった行事の疲れを、夏休みにその疲れを取ってくれなんてことはあり得ないわけですよ。そういうような、いわゆる疲れの解消を先送りなり、その前に取り上げるということもできないという話があります。 2つ目は、残業代です。今、部活動でいうと、曲がりなりにも4時間で千幾ら出ています。これは、小中は難しいけれども、高校の場合はそうでした。そういう残業代が曲りなりにも出ているのが、全部、今後はチャラになっていきます。 さらに3つ目は、これ労働時間の問題ですから、交渉をして、話合いをして、決定していくというふうになります。ですけれども、教職員はそういうふうになりません、交渉権がありませんから。ですから、彼らはどういうふうにやっていくか法律で決めるんですよ、条例で決めていくんです。教育委員会も規則で決めていくんです、これから。 今、北海道の条例は、本来ならこの6月議会で提案されて決まってくる動きになっていると思いますけれども、コロナで延びてきましたから、ちょっと今、分かりませんけれども、いずれにしてもそういうような問題が、法律でそういう問題を押し付けていくというふうになれば、これまた教員の本来持っている姿勢からいえば、大きな問題になっていきますので、私はまだ来年の4月以降の話になるかも分かりませんが、まずこの問題、現在、遠藤教育長はどういうお考えかをお聞きしたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 教育長。 ◎教育長(遠藤秀明君) この1年単位の教員の変形労働制の導入についてでございますが、今、伊藤議員がおっしゃったように、昨年の12月に、国がこの制度を導入可能とする法律の改正をおこなったとところでございます。 内容につきましては、今、概略ではございましたけれども、その仕組みについてご説明いただきましたので、私からの再度の説明は省略させていただきたいと思います。 ただ、今回の法改正は、社会的問題となっております教員の長時間勤務について、その是正に向けた一方策としての条件整備が図られたものであって、ほかの施策と併せて、学校における働き方改革を進める上での一つの選択肢となるものというふうに承知しているところでございます。教員の皆さんの長時間労働には、様々な要因が絡んでおります。この制度をもって、根本的な解決につながるものではないとは承知しております。 この制度の導入によって、メリットというものも示されてはおりますけれども、一方では教育現場の皆さん、また一部専門家から、長時間労働の削減につながらないのではないかといった反対の意見があることも事実でございます。 法制度の適用の要件に関する指針や省令、またこれに基づく関係条例、規則の例示等につきましては、中央教育審議会で審議を経まして、本年3月中に国から示される予定となっておりましたけれども、新型コロナウイルスの影響もありまして、現在のところ、まだそれを示されていない状況でございます。 したがいまして、この制度の実施等について、現段階で本町として、その考えをお示しするということは、ちょっと今は難しいのではないかというふうに判断しているところでございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 今は確かにコロナの関係がありますので、難しいというのは分かりますが、2番目にもありますけれども、今後の動きとか、どういうふうになっていくんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 教育長。 ◎教育長(遠藤秀明君) この1年単位の変形労働時間制につきましては、自治体の判断で実施されると、これが可能だということでございます。まず各学校で検討を重ね、また我々市町村教育委員会と相談をしまして、市町村教育委員会の意向を踏まえた北海道教育委員会が、国から今後示されるであろう省令や指針、条例規則の例示等を踏まえまして、条例の制定について検討を進めることになると思います。 仮に、北海道が今後、条例の制定をするとなった場合におきましては、北海道教育委員会採用の教職員の皆さんでございますので、この制度は適用されるということで承知しておりますので、適切に私ども、教職員の皆さん、学校の現場との共通理解の下、適切に対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 教育長、これはやっぱり問題だと言って、厚真町だけでこの制度導入をしないということはできないんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 教育長。 ◎教育長(遠藤秀明君) この制度は、一律に道内の学校全て、それからその市町村の学校、厚真町ですと4校ございますけれども、一律に対象とはなっても、すぐ導入するかどうかという判断は個々になります。ですから、学校の事情であったり、先生のそれぞれの、対象になる先生がいらっしゃいますので、それについては個々に判断をしながら決定をしていくということになると思います。 ただ、厚真町が全面的にこの導入をしませんとなったときに、先生方は少なくとも管内、全道の中で将来教員としてのステージを移る可能性はございますので、それぞれの市、町によって働く条件が変わるということについては、少し避けなければならないんだと思っております。 そういった意味では、少なくとも管内での教育委員会の足並みをそろえるですとか、全道的な情報を今後、北海道が調整しながら、また私たちもそういったものを、現場の声を拾いながらそろえていくと。それはする、しないという、1なのかゼロかではなくて、柔軟に対応できるような形で調整が進められるものと、また、私たちもそういうふうに進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 一番最後の③に関わることになっていくんですが、今言われるように、個々に決定が進められますので、特に現場の声を大事にしながら、現場と調節しながら進めていくしかないというところがあると思うんです。そういう意味で、それを進めるに当たっての、特に今、私が思っているのは部活動の問題。厚真町がそれに該当するかというのは、ちょっと難しいかも分かりませんけれども、でも部活動の問題や、あと教職員の定数の問題、これも定数も割合プラスにしながらやられているというふうに聞いてはいるんですが、それでも定数の問題。 さらには、不要不急、今コロナ、不要不急と自粛の話が出てきますけれども、不要不急というのは、必要だけれども、その作業は、何て言いましょう、そんなに慌ててやらなくてもいいよだとか、別にそれをカットして、1、2、3でなくて、1、4へ行くような、やっぱり作業の手順の中で飛ばすこともできるような業務は、きっとあると思うんです。それを1つずつ小まめに小まめに報告を求めるようなところがあったり、そういう問題が起きてくると、学校もやっぱり、特に教職員は疲れてきます。教職員が疲れてくれば、子どもとの対応に問題が出てきますからね。やっぱりゆとりだとか、そういう一定の余裕がないとどうしようもないので、その辺をきちんとやっぱり現場と進めながら取り組んでいけないかというか、いくと思いますけれども、いってほしいという思いがあるんですが、いかがですか。 ○議長(渡部孝樹君) 教育長。 ◎教育長(遠藤秀明君) この制度の導入に始まって、今、議論させていただいているんですけれども、根本的には学校における先生方の業務、こういったものを見直し、軽減、そして効率よく子どもたちに、先生方が健康を維持しながら、子どもたちに教育の質を高めて接していただくというのが、本来の目的だと思っております。 そういった意味では、この働き方改革というものを進めている中では、もう昨年の段階で、私のほうでこの話題が出てきた頃には、2月には、まず部活の件でございますけれども、厚真町立の中学校に関わる部活動の方針というのを定めました。これは、国、道によるガイドラインを明確に示したもので、例えば、1週間の平日における1日、プラス週末の1日、年間52週はございますので、104日以上は休みましょう。また、平日の活動時間は2時間、3時間といったような、そういう上限を決めながら、先生も生徒にも負担のないような部活動をしなければならないねということを定めたものを、中学校にはお示しをして、中学校は独自にそれを実行されているという状況でございます。 これは、管内でも統一した動きがございまして、管内にもこういった働き方改革の協議会というのがございますので、その中で、こういう部活動についても一律に皆さん取り組みましょう、いろいろな個々の学校から地域の大会であったり、全道規模の大会とかというような、そういう大会もございますので、そういったものの在り方についても、この部活動について全体的で見直していきませんかという動きになって、既に厚真町では取り組んでいるところではございます。 また、昨年の11月ですけれども、厚真町の学校業務の改善の研修会というのを行いました。これは、学校長であったり教務主任であったり、学校の状況をふだん関わりながらよくご存じの先生方に集まっていただきまして、今後、厚真町ができる、それぞれの学校ができる働き方改革の一つに何かできないかということを、研修を兼ねて検討させていただいたところでございます。 その中の一つとして上がってきたものが、学期末面談を実施しましょうということになりました。これは通常、学期ごとに、俗に通知表、総合所見欄というのがございますけれども、そちらのほうに先生方が子どもたちの様子を書いて、ご家庭に、保護者の皆様にお返しして、保護者はそれを見て、自分のお子さんの様子を確認するということなのでございますけれども、でも実際にそれに関わる先生方の時間というのは、非常にその時期になると費やされているのが事実でございます。 それよりは、実質的に学期末に保護者の皆さんと先生で、直接、個々にお子さんについて面談をして、直接伝えると、そういったものを重視することによって、総合所見欄というものの書いて伝えるというものについての時間を、質も高めることもできるし、時間も短縮できるのではないかということで取り組み始めたというところでございますし、一部家庭訪問というものも見直ししながらということで、先生方が、できるだけ時間を通常時の教育活動に少しでも質を高めるような方向性に向くように、学校側でも今、検討していただいておりますし、私たちもそれを後押しをしているという状況でございます。 また、教職員の定数でございますけれども、この定数については国の基準、定めがございますので、厚真町は、現状では加配教員という制度を活用させていただきまして、可能な限り、現状では災害加配であったり、それから英語に特色ある英語活動をしておりますので、英語専科加配であったり、特定の少人数の指導加配ということで、数学の指導をするための加配をいただいたりだとか、また今年からは通級指導のための加配ということで、先生も配置していただいております。 そういったことで、この制度を活用しながら、先生方の少しでも負担を軽減するような、学校教育の質を高めるための人員配置について努力はしています。ただ、これについては、あくまでも加配でございますので、定数そのものが教育にしっかり安定した先生方が子どもたちに接する、目が行き届くようになる、寄り添うということが可能になるような定数の在り方というものにつきましては、これはタイミングを常に計りながら北海道、国のほうに要望させていただきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 3月の時点でしたけれども、私も校長先生2人と普通の一般の先生2人に会って、この話を聞きました。まだその時点では、全くその当時は全然この問題がまだクローズアップされていないような話でしたので、ただ、進んだ校長先生は、やっぱりこの問題点を指摘されている。今言われた部活動の問題なんかを、やっぱりまず教育委員会や国や、そういうところで解決してもらわないと、自分たち現場ではどうすることもできないみたいな話をされておりました。 ぜひ、今言われたようなことを、現場の声を、本当に一緒になって声を聞きながら、取組を進めていただければと思います。終わります。 ○議長(渡部孝樹君) 以上で伊藤議員の一般質問を終わります。 ここで、休憩といたします。 再開を11時5分といたします。 △休憩 午前10時52分 △再開 午前11時05分 ○議長(渡部孝樹君) 休憩前に引き続き一般質問を続けます。--------------------------------------- △橋本豊君 ○議長(渡部孝樹君) 橋本議員。 ◆(橋本豊君) 第2回定例会一般質問通告に当たり、私のほうからも2点ほど質問したいと思います。 まず最初に、平成30年に起きました胆振東部地震におきましては、この胆振3町、特に本町も、もう全般にわたり大変な被害を被りました。特にその中で、北部地区は尊い人命も失い、大々的な被害を被りました。そういった中で、特に道路等にもともとありました街灯と、また防犯灯が数多くあったわけでありますけれども、もちろん今、復旧半ばではございますが、日々復興に向けて改善されてきてはおりますけれども、そういった中で特に、もちろんまだ仮設に入られている方も大勢いらっしゃいますが、徐々に元の場所にお戻りになっている方も大勢いらっしゃいます。 そういった中で、夜遅く地元に帰る際、特に道路沿いは暗いというか、特に北部地区は、一地域におきましては本当に壊滅的な被害を被りまして、もともとあった民家がございません。そういった中で、私も夜遅く地元に戻るときは、本当に何か暗く、大変寂しい気持ちになります。それとともに、もちろんこれは北部に限ったわけではありませんけれども、特に上地区は、そういう小動物も時として、もちろん鹿柵で町内囲っておりますけれども、特に道路網が暗いわけで、やっぱりそういう車との接触等々、大変怖いという町民の声を聞いております。 そういった中で、早期の復旧をしていただけないかどうかお伺いしたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 橋本議員からは、胆振東部地震で被害のあった街灯、これは、定義はいろいろありますが、街灯の修復の計画についてのお尋ねだと、そのように思います。 今現在、いわゆる街灯と言われているもの、道路管理者が設置するもの、それから防犯を主にして町が設置するもの、大きく分けて2種類がございます。 道路管理者が設置するものについては、もちろん道道は道が、町道については町がということでございますが、この道道で212基、それから町道で166基、また、先ほど申し上げました、防犯を主にした防犯灯については414基ございます。全町に合わせますと700基、800基近くあるということでございます。その都度、破損したたびに、速やかに直していくということが必要だと考えてございます。 今回、特にその胆振東部地震で、北部山間地中心に道路が大きく損壊して、それと併せて、いわゆるこの道道にある道路照明、それから町が設置している道路照明、あるいは町が設置している防犯灯が破損した状況にあるということでございます。 道路の修復工事の関連もございますので、修復工事が進んだところについては、当然、元の基数分は元どおり回復させるということでございます。今のところ、富里地区では1基が壊れ、宇隆地区では2基が損傷し、これらについては既に復旧が終わってございますが、高丘地区では2基が破損し、そのうち1基だけ修復してございます。残りの1基についても今、発注は済んでいるんですが、なかなか北電との接続の問題と、それから、その修復している工事との関連もあって、また資機材の準備、こういったものも含めて、なかなか時間がかかっていることは確かでございます。もうしばらくお待ちいただきたいなと、そのように思っております。 また、皆さん方が気にされている吉野地区、この道路線形の改良が進んでいますが、基本的には、以前は防犯灯が1基ございました。これが現在ゼロという状況になっておりますので、これについて1基を元に戻すことは当然でございますが、やはり線形改良している、非常に交通安全上も不安だという状況を見て、もう1基増設して2基体制にしたいというふうに考えてございます。これらについても、既に発注は済んでいるんですが、先ほど申し上げましたように、非常に言い訳がましいんですが、発注は済んでも、なかなか設置まで時間がかかっているという状況でございます。この辺、受注業者にもなるべく早く取りかかれるように催促はしてまいりますが、決して手を抜いているわけではなくて、様々な状況の上、遅れているということをお互いに理解し合いながら、気をつけて通行していただきたいなと、そのように思っているところでございます。 特に富里地区については、今までの基数以上に3基ほど、交通量が多いですし、非常に高丘地区だとか、それから幌内地区に続く結節線ということもあって、3基増設して対応してございます。富里としては、以前から見ると非常に明るくなっていると思います。 それと比較すると、今言った吉野地区、高丘地区、あるいは幌内地区が照明が十分ではないのではないかというご指摘は、十分承知しておりますので、道路状況の工事の進み具合に応じて、あるいは曲線の状況に応じて、あるいは今後の家の張りつきの状況も含めて、必要なところに必要な防犯灯、あるいは道路照明を設置してまいりたいというふうに考えてございます。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 橋本議員。 ◆(橋本豊君) 私の先ほどの質問の用紙に、まだお話ししていない件まで、今、町長の答弁、先に前倒しでご答弁いただきました。 そういった中で、本町も南北に細長い町村ではありますけれども、もちろん地震、前からもやっぱり、実際僕自身も、また町民の方も、本来ならここにもそういう防犯灯、街灯があったらいいなという、もちろん北部ばかりじゃなく、上厚真といいましょうか、その地区においても町民の方、本来ならここにも何か明かりが欲しいなという、そう思っている方はたくさんいらっしゃると思います。 そういったことで、少しでも、あまりスパンを遠くじゃなく、なるべく近いスパンで証明の増設、増設というか整備をお願いできないかどうか、再度お伺いしたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 全町的に申し上げますと、設置するときには経費がかかりますし、設置してまえばランニングコストがかかる。そういう意味では、全町の交通安全対策、あるいは防犯対策として必要なところの場所から優先的に増設をしていって、町全体としての管理経費との見合いで増設できる限りの予算は計上していきたいなと、そういうふうに思っておりますが、そういう意味では一定のルールはどうしても必要になります。これまでは、その一定のルールに基づいて、必要なところに優先的に配置してきたということでございますが、今回の北部地区の状況においては、これまでのルールどおりにすれば、それで我々の責任が済むという状況ではございません。やはり、被災山間地のより安全、いわゆる防犯上も、それから交通安全上も含めて、より重点的に評価をしていかなければならないというふうに考えてございますので、修復状況を見ながら、道路が修復して、北電柱が並ばないとつけられませんので、そういった状況を見ながら配置をしてまいりたいなと、そういうふうに思ってございます。 先ほど申し上げました、北電に申請したら時間がかかっているという話もいたしましたが、今現在は60日程度、発注からかかっているということでございますので、これは北電側の準備も含めてかかっているということでございますので、皆さんにとっては、いつつくんだと心配されている方、よく耳にします。最善を尽くしてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 橋本議員。 ◆(橋本豊君) そういう町長の答弁でございますが、いずれにしても前向きなご検討で、今後ともお願いしたいと思います。 それでは、なるべく時短に努めまして、次の質問にまいりたいと思います。 先ほど平成30年胆振東部地震のお話をいたしましたけれども、また今年になりまして、年明け早々、世界的に新型コロナウイルスということで、もう大変、今度は全く我々人間には目に見えない敵と闘う、闘うといいましょうか、皆さん本当に日常の生活、いろいろな形で日々、困惑しているかと思います。 そういった中で、本町も町長の陣頭指揮の下、3月に新型コロナウイルス対策チームを町で立ち上げていただき、それに関して様々な措置をなされてきているところではございますが、そういった中で厚真町、学校が4校ございます。もちろん児童・生徒、学校を休みにしたり分散登校等、今までいろいろな形で教育委員会をはじめ児童、これからの学習の遅れることなく対応してきているかとは思いますが、そういった中で、今後どのように進めていくのか、教育長にお伺いしたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 教育長。 ◎教育長(遠藤秀明君) この新型コロナウイルス感染拡大の影響、いまだになかなか終息の状況が見えにくいということで、国としては新しい生活スタイルの中で、そういったものの脅威とともに力強く歩み出したというステージに入ったんだというふうに私も認識しております。 さて、この年明けから新型コロナウイルスの感染拡大予防という観点から、国と知事の要請を受けまして、本町におきましても町内の小・中学校は、昨年度の3学期、2月27日から春休み、また今年度に入りまして、4月20日から5月31日までが臨時休業というふうにさせていただいたところでございます。 それぞれこの臨時休業期間中には、3学期には小学校、中学校それぞれ2回の分散登校をおこなって、子どもたちの健康管理だとか、そういう生活の状況なんかを確認させていただいたところでございます。また、新年度にはいりましては、小学校で5回、中学校で8回の分散登校を実施しておりまして、6月1日に通常日課での教育活動を再開したというところではございます。 この臨時休業期間によりまして、昨年度は18日間、今年度に入っては25日間登校日が削られていました。この期間中、この期間に履修すべき内容、そういったことや、またこれまで学習した内容についての家庭学習を課したりですとか、必要に応じて家庭訪問を行う、また分散登校で学習状況を把握、そういったことをしながら児童・生徒の学習に著しい遅れがないように努めてまいったところではございます。 ただし、この長期間にわたる臨時休業によって、家庭学習が中心とならざるを得なかったということもございます。今後の教育活動の中では、この学習内容の定着状況を丁寧に把握した、そうした上で児童・生徒に過度の負担とならない、これも大前提となると思います。そして、必要に応じて補充学習であったり家庭学習を課す、または長期休業期間、行事の見直し、そういったものを検討しながら授業実数の確保というものをおこなったりして、あらゆる方法を講じながら、時間をかけて学習の遅れを取戻していきたいというふうに考えているところでございます。 現時点では、厚真町においては2学期終了までに、現教育課程の正常化を目指して、各学校における指導計画の見直しをおこなったところでございます。 一方で、今後この新型コロナウイルスの感染拡大、この流行が2波、3波ということも予想されております。再度の臨時休業も、こういったことも考えられますので、教育委員会といたしましては、こうした不測の事態に備えまして、児童・生徒の学習機会をさらに充実させる、または学びの保障という観点から、IC機器を活用したオンライン学習、オンライン教育、こういったものの導入に向けた準備を、今進めておりますし、本定例会で関連の補正予算を提出させていただいたところでございます。 このコロナ禍における児童・生徒の学びの保障というのは、教育の大きな課題の一つ、これはもう全国的な課題となっております。いずれにしましても、この学習の遅れを1つの方法で一度に取戻すことはできませんので、教育現場と連携し、また地域、家庭の皆さんと協力もいただきながら、児童・生徒の学習の定着状況をしっかり把握して、あらゆる手段を講じながら、工夫を組合せて対応してまいりたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 橋本議員。 ◆(橋本豊君) この新型コロナウイルス感染というか発生に関しましては、児童・生徒に関しては、ちょうど3月卒業式、また4月の入学式等々、子どもたちにとっては一生に一度しか体験できない、そういう時期にこういう、本当にもう大変な病原菌が世界中に流行したということでございます。 今、教育長の答弁にもございましたけれども、まだまだ予断を許すことなく、これからまだ第2波、第3波が懸念されているわけでございますが、もしそういう、本当は全くこれで終息していただきたい、もう信念ではございますが、万が一そういうことがまた発生した場合にも、やっぱりそういう迅速な対応を教育長筆頭に、これから未来ある子どもたちのために、よろしく教育のほどをお願いして、私の質問はこれで以上といたします。ありがとうございました。 ○議長(渡部孝樹君) 以上で橋本議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △下司義之君 ○議長(渡部孝樹君) 続いて、下司議員。 ◆(下司義之君) 令和2年第2回定例会に当たり、4項目について質問させていただきたいと思います。 宮坂町長、3期12年ということで、さっき数えてみたんですけれども、48回ほど熱烈なる議論をさせていただいたと思います。本日も質問項目4つ用意してありますので、ぜひ今まで同様、建設的な答弁をお願いしたいところであります。 それでは、1つ目の質問に入ります。 1つ目は、エネルギー地産地防事業ということで、令和元年11月26日に開催された第12回厚真町議会臨時会において、調査委託料等93万1,000円が決定されたエネルギー地産地防事業、認定事業名、厚真町「地産地防」エネルギー6次産業化プロジェクト事業として、最長3年間を事業期間としている事業が決定されていました。 実施主体はコンソーシアムであり、その代表者がエーゼロ株式会社ではありますが、町長も構成員ということで、公共施設と密接な関係のある事業ということでもあるから、その進捗状況について説明をお願いしたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) ご質問の厚真町の地産地防エネルギー6次化プロジェクトの進捗状況でございます。 令和元年度において調査をし、そして計画をつくって、それは道に報告をし、道で審査をして、そして2年目に当たる令和2年度の事業計画の着手がなされるわけでございますが、ちょうどコロナウイルスが感染拡大し始めた時期が重なりまして、現実には北海道の事務処理、そして、いわゆる審議会の会合が開けないという状況が続いておりまして、あくまでもペーパーの質疑応答、そして持ち回りでの審議会、そしてそこでのご意見を伺いながら、キャッチボールをずっとしてきている状況でございます。そういう意味では、我々にとってもまだ第2年度目の、令和2年のこの地産地防事業の事業計画を着手していいというゴーサインが、まだ出ていない状況でございます。 また、大きな論点は、その骨格をなす木質バイオマスの発電設備、それから太陽光発電設備、こういったものの、やはり製造拠点が中国にもあるということもございまして、いわゆるサプライチェーンの課題が出て、なかなか我々が通常市場で調達してきたこれまでの価格と、全く見積りが合わない状況ということも一つの事情があって、なかなかすんなりとその変化、それからこれからの見通しについて、北海道と十分な協議が調っていない状況が現実でございます。できる限り早くその協議を調えて、そして令和2年度の計画のゴーサインをいただいて、そして令和2年度中の実施設計、そして令和3年に向けての工事の施工、こういったものを今、見通しているところでございます。 市場的には、大分中国での生産、あるいは日本国内での在庫、こういったものの洗い出しが進んでいるようでございまして、大分それぞれの設備に関する費用についても先が見えてきているかなという状況でございますので、北海道とはこれから順調に協議が調っていくのではないかなと、そのように思ってございます。 また、質問にありました、令和元年度にあった町の単独の予算であります93万1,000円、これについては旅費等、視察を兼ねた旅費等、こういったものに30万円くらいを執行している状況でございます。本格的には、令和2年、令和3年の2か年で5億円の事業が展開されていくということになります。 再度になりますが、今現在まだ協議が完全に終わっていなくて、令和2年度の計画着手にゴーサインがまだ北海道から出ていないという状況でございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 確認させていただきますが、コンソーシアム側としては、もうやるべきことは計画どおり終わっているという解釈でよろしいですか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 北海道に対して、令和元年度分の義務づけられた報告はしていると。必要な市場の動向も調べた上で、必要に応じた計画変更の申出もしているということでございますので、いわゆるこのコンソーシアムとしてのするべきことはしている。あとは、その審査会の皆さんとの協議が、どうしても会合でできなくて、なかなか協議が順調に進まないというところと、もう一つの理由は、先ほど言いましたように、市場の価格が非常に乱れていて、見通しがつかないことを丁寧に面談で説明できないので、時間がかかっているということでございます。 町としても、それからコンソーシアムが当初から計画している概要どおり実施すべく、北海道と協議を重ね、予定どおり進めていきたいという、そういったスタンスはコンソーシアムには変更はございません。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) この事業、大変注目されている事業でもありますし、今後は町の公共施設とも関連性が高いということもありますので、変化があったときに、議会にも報告をいただければというふうに思います。 次に、2つ目の質問に移りたいと思います。 地域おこし協力隊についての質問です。 厚真町では、起業型地域おこし協力隊を積極的に受け入れていて、そのほかの協力隊も含めてですが、定住率などが、他に誇れるような状況になっていると思います。一方で、協力隊の人数が多くなったということもあり、町民には、最近その活動が目立たなくなっているんだろうというふうに思います。そういう意味で町民の方から、協力隊の方は今何をしているんですかというような質問が寄せられたということであります。 地域おこし協力隊を応援していくという意味においても、いま一度、町民に対し、この制度の紹介と、それから協力隊の活動状況を積極的に発信していくという必要があるのではないかというふうに思います。いかがでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。
    ◎町長(宮坂尚市朗君) そのとおりだと思います。我々ホームページだとか、それから広報の紙媒体、あるいは年度末の事業実績活動報告会を繰り返してきておりますが、当然、限られた方の参加しかいただけない状況でございますので、もう少し身近に感じていただく必要があるかなと、そういうふうに思ってございます。 そういう意味では、厚真町にしっかりとした応援団をつくっていくということが必要かなと、そういうふうに思っておりまして、令和元年度中には、その応援団、いわゆる協議会を立ち上げて、そして様々なそういった方々を通じて、町民に活動状況を細やかに発信したり、あるいは耳に届くように、あるいは町民の声が、逆に活動している方々に届くような、そういうパイプ役が必要だなと思って設置を準備しておりました。 ただ、いよいよ活動が始まるときに、これがまた新型コロナウイルスの関係で外出自粛要請、それから集まることを自粛するということになりまして、実際にはその活動が、そこも止まっておりますので、間もなく次のステップ、6月18日から次のステップに入りますので、町も積極的にそういった応援団、組織を実際に動かして、そしてこの起業型地域おこし協力隊、あるいは他の地域おこし協力隊との町民との接点を、さらにきちっと整理をしていきたい、そういうふうに考えてございます。 併せて、数あるSNS、あるいは紙媒体を通じて、より一層丁寧に、町民の皆さんに今実施されている、展開されている活動について説明をしていきたい、そのように思います。 ちなみに、これは質問されておりませんが、本町1丁目1番地で吉岡ふとん店を改装して活動している方々の中にも、この起業型地域おこし協力隊の隊員がおりまして、これからオープン目指して様々な取組をされているようでございます。そういった方々も、周りから見ると一体誰が何をしていると、町民から見るとそういうふうに見ざるを得ないと思います。こういうのも上手に、先手先手で町民の皆さんにその活動状況、あるいは目標、あるいは目的を明確にPRしていく、そういうサポートを広報側でも、それから現課のほうでも、それから先ほど申し上げた応援団組織でも、積極的にフォローしていくということが必要だと考えておりますので、今後は少しコロナウイルスで止まっていた動きを活発化させていきたいなと、そういうふうに思ってございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 本町1丁目、本町… ◎町長(宮坂尚市朗君) 京町。 ◆(下司義之君) そうですよね、京町ですよね、京町1丁目1番地ですね。6月21日オープンということで、イチカラという名前でやるということで、昨日、私のところにも事業のご案内をいただきました。まだ手探りでこれからというような状況のようですが、いろいろ期待ができる拠点になるかなということは思いました。 町長の今の答弁の中で協議会という表現がありましたが、この協議会について、もう少し詳しく説明いただけますか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 今現在は仮称なのでございますが、厚真町地域産業活性化推進協議会として、若手商業者を中心に構成をしております。その第1回会議が、要するに名前を決める第1回の会議が止まった状態だということでございます。 総体、規模等については、担当課長のほうから説明させていただきたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) この仮称の協議会でございますけれども、現状をお知らせいたします。 この協議会につきましては、設置に向けて令和2年2月14日、ローカルベンチャーと連携いたしまして、人材育成事業として、町内関係団体から担当者を招集いたしまして、第1回の協議会を開催し、協議会の設置の説明会を開催していたところでございます。その後、第2回目に向かっていたところ、今回の自粛ということで停滞しているという状況にございます。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) すみません、第2回目が止まっているということでございますので、私の先ほどの答弁、訂正させていただきます。 これから本格的に自分たちでどうサポートしていくか、伴走していくか、それを決めると。ましてや一方的でなくて、あくまでも起業型の地域おこし協力隊、それ以外の方々の様々な地域おこし協力隊と町民の応援団が寄り添うということが大事ではないかなというふうに捉えております。 そういう意味で、この地域産業活性化推進協議会、この活動ぶりも、これからの地域おこし協力隊の成長に大きく寄与していただけるのではないかなと、そういうふうに思ってございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 活動内容については、まだこれから協議ということでよろしいですか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 当然サポートする側にありますが、どういった切口で、どういったところまで、あるいはどういう予算でというのがこれからだということでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 最初に戻りますけれども、地域おこし協力隊、厚真町にとってはいろいろな変化をもたらしてくれるという非常に重要な役割を、皆さん持っていただいているかと思います。 ただ、一方で外へPRしていくということに関して、新しい地域おこし協力隊の方が厚真町に来ていただく、厚真町に来てみたいなというようなことを考えるときに、やはりそのPRを先頭に立ってするのは町民だと思っているんですよ。 だからそういう意味では、やはり町民に対する情報提供、情報発信、まずそこを、外向けも大事ですけれども、やぱり内に向けての情報発信ということも重要だということで、取組をしていかなければいけないというふうに思います。 3番目の質問に移ります。 経済活性化対策ということで、今回の新型コロナ感染症に伴うものなんですが、新型コロナ感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言により、町内でも影響を大きく受けた業種があります。 町では、道内でも先進的に対策を打ち出し、事業者も緊急的な運転資金の確保はできたものの、宣言が解除されても第2波、第3波と心配され、感染症の脅威が終息するまでには相当な期間が必要かと思われる中、影響の大きかった業種の経営立て直しも喫緊の課題となっています。 第1弾の金融、第2弾の助成金に続く第3弾に対する考えをお伺いします。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) コロナウイルス対策について、町として取り組む概要は、3月の金融対策、融資対策を講じたときに、既に予告をさせていただきました。第1弾は融資、つなぎ融資、それから第2弾については、当然休業を余儀なくされている方々の、休業してもかかる固定経費についての支援をしたい、そして第3弾については、コロナウイルスの感染拡大が落ち着いた頃に、町民の皆さんに参加していただいて、景気動向の改善策を打っていきたい、そういうふうにお話をさせていただいたところでございます。 そういう意味では、そろそろ準備をしなければならない時期かなというふうに考えてございます。町が予算措置すれば、すぐ明日から取り組める問題ではございませんので、実はこの6月の定例会の補正予算に、この第3弾に係る経費を計上させていただいてございます。もう一度申し上げますが、日増しに影響が大きくなってきている、これは飲食業、観光業、運輸業だけでなくて、実は1次産業にもじわじわじわじわと影響が出始めている、それは私がそういう実感をしているところでございます。 今後、さらに第2波、第3波、あるいは景気動向が元に戻らない、あるいはモチベーションが上がらないという心配もされる中で、ひとまず第3弾を打たせていただいて、そしてまた状況の変化を見ていきたいなと、そういうふうに考えてございます。 そこで第3弾の内容ではございますが、まずは消費拡大、消費動向の改善を図るために、これまでも幾度となく必要な場面で使ってきたプレミアム商品券、これを発行させていただきたいと考えてございます。 今現在、このプレミア付商品券については、プレミア率25%、総額にして1億5,625万円の直接購買額に当たる1億5,625万円になるような25%のプレミア率の部分の補助をするということが一つでございます。 また、もう一つは、国が今マイナンバーカードを活用したマイナポイントを9月から25%分上乗せするという事業が始まります。これに地方公共団体も協力をしてほしいという国からの要請もございまして、町として国のマイナポイントに上乗せ、横出しする感覚で25%のプレミアポイントを町として付与する予定でございます。これらが購買に影響する額としては、2,400万円ほどになります。そういうふうに見込んでおります。併せて1億8,000万円を超える町内での直接購買拡大というふうになるのではないかと想定してございます。 それと併せて、これは町民の皆さんに協力していただく面もございますので、やはりそれを受けるだけではなくて、今各個店、いわゆる事業者も独自に販路開拓だとか、それから誘客努力、こういった事業をこの際9月1日に向けた期間の間に、様々な工夫をしていただきたいと考えておりまして、それらの取組に対して、改めて町としても公立の補助をするという計画でございます。これらについては、補助額として600万円予算計上させていただきました。 繰り返しになりますが、第3弾としては町民の消費動向の改善、それと事業者の誘客努力、こういったものを併せて厚真町で消費、経済循環が、域内循環が高まっていくように工夫をしていきたいなというふうに考えております。 先ほど話ししたように、今回予算を計上しても、実際にプレミア商品券が発行できるのは9月1日というふうに、実行委員会の皆さん話しておりましたので、それまでの間、各個店で様々な努力をして、自分たちのところに引っ張ってくる、あるいは町外から引っ張ってくる、こういう努力も重ねていただければ、それをしっかりと町として応援していきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) この件に関しては、今回、補正予算も組まれているということなので、質問を私が独り占めするのも何なので、ほかの議員にも質問する機会を分けたいと思いますので、この辺で終わらせていただきたいと思います。 では、最後の4番目の質問に移りたいと思います。 ふるさと納税に関してですけれども、この件、ふるさと納税、今までも何回か質問させていただいたり、調査もしたこともありましたかね。今回なんですが、令和元年度の決算が、まだ数字が出ていないので、令和2年度の数字をもって質問させていただいています。 基本的な考え方は変わらないと思いますので、予算委員会でこの質疑は終わっていますので、それに対するものではないんですけれども、まずふるさと納税、今年4億円の予算を組んでいます。返礼品、謝礼という表現かな、資料と予算書とか、いろいろ表現が変わっているので、もしかするとちょっとうまく合致していないのかもしれないですけれども、これは予算書の書き方だったと思います、寄附金謝礼というふうになっていたと思うんですけれども、4億円のうち1億2,000万円、通信運搬費が4,000万円、ふるさと納税事務委託料として3,887万円、ふるさと寄附金ポータルサイト委託料として3,925万円、それと、ふるさと応援基金積立金として1億5,650万円というふうになっています。 その他ちょっとありますけれども、545万円ぐらいなんですけれども、その中で、何を言いたいかといいますと、返礼品の委託事業者が、町から委託手数料を支払っているんですけれども、さらに、実はそのふるさと納税の返礼品の納入業者といいますか、そこからも手数料を取っているのではないかということなんです。 これ両方から手数料を取っているということがどうなんだろうというふうに思ったので、ちょっと実数を上げて調べてというか、説明したいと思いますが、例えば、これ予算額の4億円を基本にしますと、返礼品の発送業務委託料は4%と言われています。1,600万円です。返礼品の納入業者が委託業者に支払う額が、返礼品の額の30%なんです。30%ではなく10%なんですね。それで、返礼品が大体4億円の30%で1億2,000万円なので、それの10%となると1,200万円なんです。ですから、この2つが合わさって2,800万円が返礼品の、町から委託を受けている事業者の収入となっているんじゃないかと思うんです。 とすると、以前から返礼品の委託事業者が受けているのは、4%という説明をずっと受けていたんですが、この2つを合わせると7%になるんです。まずそのことについて事実関係を確認したいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) まず、結論から申し上げますと、以前、特産品開発機構が業務をおこなっていたときに、協力店舗から10%を納めていただく、これはいわゆる事業を展開するときにPRもあり、それから実際の賃金、人材を必要とするということで、町が応援する分と、それから売上げが上がる個店のほうから手数料を頂くということで10%と決めさせていただきました。これについては、今の請負事業者、いわゆる発送業務を請け負っている事業者も同じ考え方でございます。いわゆる4億円に対して30%、1億2,000万円のうちの10%分は、個店も相変わらず出資を、額を提供していただいて、それと町の委託費で人件費を賄っているというのが現実でございます。 4億円掛ける4%ということに単純にいかないのがこの予算の見方、決算の見方が非常に難しくなる一つの理由でございますが、受託している業者について、実は発注業務と発送業務をしている。発注業務を必要としないサイトもあって、発注業務を丸まんま請け負っているポータルサイトもあって、それは、実はこの厚真町の今、中心的な話題になっている発注発送業務の事業者の収入にはカウントされないということになります。 少し細かいんですが、具体的な話を申し上げますと、現在4億円を見込んでございます。そのうちの3億5,000万円相当の寄附分については4%を手数料として支払う。そこから広告費用分を出していただいて、差引き3億5,000万円掛ける4%イコール1,540万円になりますので、そこから広告費用を引いた1,291万円が実際に発注、発送するメインの事業者の収入になるということでございます。それプラス、先ほど申し上げました個店からの10%負担分、これらが合わせてこの発注発送業務のメイン事業者に入るということになります。 数字としましては、現実にその商品代で割り返しますと、この3億5,000万円掛ける30%ですので1億500万円になります。そして、実際に1,291万円の収入がございますので、受注事業者としては12%ほどの委託費ということに、商品代から見ますと、寄附額から見るのではなくて、商品代から見ますと12.3%ほどになる。プラス、協力店から10%ということになりますので、20%少しというのが商品代から見る発注発送業務を受けている事業者の受取手数料率になります。 それ以外に、たまたま本来は町がやらなければならない納税事務、こういったものを、いわゆる許可が必要な分野でございますので、特定の電算会社に、寄附額の約5%を支払っている。それから、ポータルサイトも5から12%と、手数料そのものがばらついている。それプラス公金収納代行手数料、こういったものも複雑に絡み合ってきますので、ちょっとお答えとずれますが、現実には4億円という収入に対して1億5,600万円という基金でございますので、単純にいくと39.1%しか残っていないのではないかということになりますが、この本来の町がやるべき仕事、外出ししないで、全部町職員がやれば、約44%ぐらいの収入ということになります。そういう意味では国が、総務省が指導している5割をめどにしなさいというところの目安と、少し乖離があるというところでございますので、いわゆる北海道の弱点である郵送料、こういったところの節約だとか、それから先ほど申し上げました納税事務を委託している、こういったところの町へ取戻すというところ、いわゆる域内循環と考えますと、外出しするのを極力地元に取戻す努力はしていかなければならないなと思います。 そんな中の中心に、今話題の発注発送業務を請け負っている会社があるということでございますが、今現在3人雇用して、町内で従事しているということでございますので、町としてのこのふるさと納税で、なるべく域内で雇用の場を設け、そして町外に町内の品物を売って外貨を稼ぐという流れについては、ある程度構想が順調に進んでいるなというふうに思ってございます。 なかなか厚真町の状況で、実際4億円の寄附を頂くのは、非常に難しい状況だとは思います。これから各事業者に、いろいろな特徴のある加工品等を造っていただいて、そしてさらに外貨を稼ぐ努力はしていきたいと、そういうふうに考えているところでございます。 ちょっと細かいパーセンテージが擦り合っていないのは、どれを分母にして、どれを分子にするかの差がございますので、大ざっぱに申し上げますとそういうことになるということでございます。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 私のほうは、議会に提出された資料を基に計算していますので、町長の答弁から、若干それと違うものはあるというのは見えてきました。 それで、委託料に関してなんですが、平成30年の震災もあり、それから令和元年に関しては、まだ決算の数字が出ていないわけですけれども、実際にこの委託事業者に払われた金額というのは幾らだったのかということを、もう一度ちょっと確認させていただきたいと思います。 それと、先ほどの返礼品の納入事業者が、この委託事業者に納める率の10%に相当する金額も、分かるのであれば、ちょっと説明いただきたいというふうに思います。 もう一つは、返礼品の納入業者が委託事業者に納める10%、この10%というのに対して、町は関与しているのかどうかということをお伺いしたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 令和元年度分については、今、細かく手元に整理されたものを持ってきておりません。財政のほうで令和元年度分の集計ができているようでございますので、今ご質問のあった件については、財政の担当のほうから説明させていただきます。 また、いわゆる協力店が10%を納めることに町が関与しているかというご質問については、当初、いわゆる特産品開発機構を通じて10%の約束をしているということをそのまま引き継いでいるということ以後、それ以外は、町が直接関与していることはございません。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 資料はあるということが分かりました。 議長にちょっとお願いがあるんですが、この件については、町長の説明からも結構複雑なので、議会のほうでしかるべき所管で調査をしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員から、今指摘ありましたとおり、議会でそういった時を設けて調査をしたいと思いますけれども、よろしいですか。     〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) よろしいですね。そうしたら、そのようにさせていただきます。 下司議員。 ◆(下司義之君) それでは、これで私の一般質問を終わりたいと思います。 調査が残って、町長の任期が一度先に終わるかもしれません。また引き続きよろしくお願いしたいと思います。では終わります。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 私は冒頭で、この12年間に48回という一般質問のやり取りがあったという話がありましたので、私のほうからも、この48回にわたる定例会で、各議員の皆さんに様々ご指導いただいたことを改めてお礼を申し上げたいと思います。 今後ともどうぞ、これ言っちゃいけないね、町民の皆さんの福祉の増進のために、皆さん方のご意見を反映させていただいたと思ってございますので、これからも議員の皆さんのさらなるご指導を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡部孝樹君) 以上で下司議員の一般質問を終わります。 ここで休憩といたします。 再開を午後1時といたします。 △休憩 午後零時04分 △再開 午後1時00分 ○議長(渡部孝樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △提案理由の説明 ○議長(渡部孝樹君) 日程第7、提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 本日ご提案申し上げる案件は、同意18件、諮問1件、議案8件、承認2件、報告7件であります。 同意第1号から同意第18号 厚真町農業委員会委員の任命について。 厚真町農業委員会委員は、令和2年7月19日をもって任期満了となることから、新たに任命することについて、農業委員会等に関する法律の規定に基づき、議会のご同意をいただこうとするものであります。 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について。 人権擁護委員の加藤恒光氏は、令和2年9月30日をもって任期満了となることから、引き続き同氏を議会のご意見を賜り、人権擁護委員に推薦しようとするものであります。 議案第1号 厚真町税条例等の一部改正について。 新型コロナウイルス感染症対策などによる地方税法の改正に伴い、厚真町税条例等の一部を改正しようとするものであります。 議案第2号 厚真町国民健康保険条例の一部改正について。 新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した世帯に対する国民健康保険料を減免するため、厚真町国民健康保険条例の一部を改正しようとするものであります。 議案第3号 厚真町介護保険条例の一部改正について。 新型コロナウイルス感染症対策に伴う1号被保険者の介護保険料の減免を行うため、厚真町介護保険条例の一部を改正しようとするものであります。 議案第4号 新町地区大規模盛土造成地滑動崩落防止工事(その1)請負契約の締結について。 5月27日に実施した入札の結果に基づき、工事請負契約を締結することについて、地方自治法及び厚真町議会に付すべき契約等に関する条例に基づき、議会の議決をいただこうとするものであります。 議案第5号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について。 防災施設整備事業を富里地区の辺地対策事業として実施するため、北海道知事と協議を進めてまいりましたが、協議が調いましたので、本計画を策定しようとするものであります。 議案第6号 令和2年度厚真町一般会計補正予算(第5号)について。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億1,788万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ126億9,419万円とするものであります。 歳出における補正の主な内容について、総務費では町内LAN管理事業、個人番号カード交付事業などの追加、民生費では介護保険事業特別会計繰出金、子育て世代包括支援事業などの追加、衛生費では災害廃棄物処理事業の追加、農業費では経営体育成支援事業、畑作構造転換事業などの追加、商工費では新型コロナウイルス感染症緊急経済対策事業などの追加、土木費ではサービス付高齢者向け住宅建設事業、宅地耐震化推進事業の追加、教育費ではICT教育推進事業、ふるさと教育推進事業、文化財保護事業などの追加、給与費では給料費、職員手当等費などの追加、災害復旧費では河川災害復旧事業の追加であります。 この補正の財源として国・道支出金、地方債などの特定財源で4,685万7,000円、一般財源の繰越金で2億7,102万8,000円と見積り、収支のバランスを取ったところであります。 議案第7号 令和2年度厚真町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ105万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,978万4,000円とするものであります。 歳出における補正の主な内容については、保険料減免に係る還付金の追加であります。 議案第8号 令和2年度厚真町介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定補正予算(第1号))について。 今回の補正は、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ859万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億6,559万2,000円とするものであります。 歳出における補正の主な内容については、システム改修委託料、保険料減免に係る還付金の追加であります。 承認第1号 専決処分の承認について。 奥地林道幌内宇隆線幌内工災害復旧工事請負契約の締結について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定により議会の承認をいただこうとするものであります。 承認第2号 専決処分の承認について。 令和元年度厚真町一般会計補正予算(第18号)について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定により議会の承認をいただこうとするものであります。 報告第1号 厚真町情報公開条例及び厚真町個人情報保護条例の運用状況の報告について。 本町における情報公開及び個人情報保護制度の運用状況について、条例の規定に基づき議会に報告するものであります。 報告第2号 厚真町土地開発公社の業務等の報告について。 厚真町土地開発公社から経営状況に関する報告を受けたので、地方自治法の規定に基づき議会に報告するものであります。 報告第3号 予算(令和元年度厚真町一般会計)の繰越について。 令和元年度厚真町一般会計の繰越明許費について繰越金計算書のとおり繰越ししたので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものであります。 報告第4号 予算(令和元年度厚真町簡易水道事業特別会計)の繰越について。 令和元年度厚真町簡易水道事業特別会計の繰越明許費について、繰越金計算書のとおり繰越ししたので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものであります。 報告第5号 令和元年度事故繰越し繰越計算書について。 令和元年度厚真町一般会計予算の事故繰越しについて、地方自治法施行令第150条第3項の規定に基づき、議会に報告するものであります。 報告第6号 専決処分の報告について。 令和元年7月2日開催の令和元年第5回厚真町議会臨時会で議決をいただいた厚真地区簡易水道施設災害復旧工事(機械・電気)請負契約について、工事施工中に設計変更が生じたため、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 報告第7号 専決処分の報告について。 令和元年7月2日開催の令和元年第5回厚真町議会臨時会で議決をいただいた厚真地区簡易水道施設災害復旧工事(土木・建築)請負契約ついて、工事施工中に設計変更が生じたため、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 本日ご提案申し上げております議案の提案理由であります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡部孝樹君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後1時10分 △再開 午後1時11分 ○議長(渡部孝樹君) 再開します。--------------------------------------- △同意第1号ないし同意第18号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第8、同意第1号から同意第18号までの厚真町農業委員会委員の任命を一括して議題といたします。 農業委員会会長は退席ください。     〔農業委員会会長退場〕 ○議長(渡部孝樹君) 本案について説明を求めます。 副町長。 ◎副町長(西野和博君) それでは、厚真町農業委員会委員の任命につきまして、同意第1号から第18号まで一括してご説明させていただきます。 説明資料も1ページからでございますが、併せてご覧をいただきたいと思います。 議案書1ページ。 同意第1号 厚真町農業委員会委員の任命について。 現任の厚真町農業委員会委員が令和2年7月19日をもちまして任期満了となることから、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき、厚真町農業委員会委員の任命について議会の同意をいただこうとするものでございます。 2ページをお開きください。 厚真町農業委員会委員として、厚真町字上野48番地、山家拓也氏でございます。 説明資料は1ページでございます。 山家拓也氏の略歴を記載しております。本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴につきましては、記載のとおりでございます。 公職歴等でございますが、平成29年7月から農業委員を、現在1期目を務めていただいております。 続いて、議案書3ページでございます。 同意第2号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 4ページでございます。 厚真町字富野350番地、中島広幸氏でございます。 説明資料は2ページでございます。 中島広幸氏の略歴を記載しております。本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴については、記載のとおりでございます。 平成23年7月から3期にわたりまして農業委員を務めていただいております。 議案書5ページでございます。 同意第3号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 6ページでございます。 厚真町字美里186番地、中島純一氏でございます。 説明資料は3ページでございます。 中島純一氏の略歴を記載しております。本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴については、記載のとおりでございます。 公職歴等でございますが、平成29年7月から農業委員を務めていただいております。 議案書7ページでございます。 同意第4号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 8ページでございます。 厚真町字高丘225番地、小谷和宏氏でございます。 説明資料は4ページでございます。 小谷和宏氏の略歴を記載してございます。本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴については、記載のとおりでございます。 平成17年7月より5期にわたりまして農業委員を務めていただいております。 議案書9ページでございます。 同意第5号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 10ページでございます。 厚真町字朝日279番地、米澤慶一氏でございます。 説明資料は5ページでございます。 本籍、住所、生年月日、学歴、職歴については、記載のとおりでございます。 平成29年7月より農業委員を務めていただいております。 議案書11ページでございます。 同意第6号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 12ページでございます。 厚真町字豊丘473番地、角田長久氏でございます。 説明資料は6ページでございます。 本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴については、記載のとおりでございます。 平成23年7月より3期にわたり農業委員を務めていただいております。 議案書13ページでございます。 同意第7号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 14ページでございます。 厚真町字豊川490番地の4、奥井貢氏でございます。 説明資料は7ページでございます。 本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴については、記載のとおりでございます。 平成26年7月から平成29年7月まで、農業委員を1期、務めていただいております。 議案書15ページでございます。 同意第8号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 16ページでございます。 厚真町字軽舞379番地、斉藤仁氏でございます。 説明資料は8ページでございます。 本籍、現住所、生年月日は、記載のとおりでございます。学歴、職歴、公職歴等につきましても記載のとおりでございます。 議案書17ページでございます。 同意第9号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 18ページでございます。 厚真町字厚和238番地、佐々木浩氏でございます。 説明資料は9ページでございます。 本籍、現住所、生年月日は、記載のとおりでございます。学歴、職歴、公職歴等につきましても記載のとおりでございます。 議案書19ページでございます。 同意第10号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 20ページでございます。 厚真町字幌内547番地、高橋宥悦氏でございます。 説明資料は10ページでございます。 略歴を記載してございます。本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴につきましては、記載のとおりでございます。 公職歴等でございますが、平成23年7月より3期にわたり農業委員を務めていただいております。 議案書21ページでございます。 同意第11号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 22ページでございます。 厚真町字鹿沼417番地の5、長谷川和司氏でございます。 説明資料は11ページでございます。 本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴につきましては、記載のとおりでございます。 公職歴等でございますが、平成20年7月より4期にわたりまして農業委員を務めていただいてございます。 議案書23ページでございます。 同意第12号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 24ページでございます。 厚真町字幌里420番地、山田喜代治氏でございます。 説明資料は12ページでございます。 本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴につきましては、記載のとおりでございます。 公職歴等でございますが、平成23年7月より3期にわたりまして農業委員を務めていただいております。 議案書25ページでございます。 同意第13号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 26ページでございます。 厚真町字上厚真220番地の6、上田輝美氏でございます。 説明資料は13ページでございます。 本籍、現住所、生年月日は記載のとおりでございます。学歴、職歴、公職歴等につきましても記載のとおりでございます。 議案書27ページでございます。 同意第14号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 28ページでございます。 厚真町表町107番地の1、日西善博氏でございます。 説明資料は14ページでございます。 日西善博氏の略歴を記載しております。本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴につきましては、記載のとおりでございます。 平成15年2月より6期にわたりまして農業委員を務めていただいております。 29ページでございます。 同意第15号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 30ページでございます。 厚真町字富野473番地の5、細川隆雄氏でございます。 説明資料は15ページでございます。 本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴につきましては、記載のとおりでございます。 平成29年7月より農業委員を務めていただいております。 31ページでございます。 同意第16号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 32ページでございます。 厚真町字豊沢559番地の4、藤本裕一氏でございます。 説明資料は16ページでございます。 本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴につきましては、記載のとおりでございます。 平成29年7月より農業委員を務めていただいております。 議案書33ページでございます。 同意第17号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 34ページでございます。 厚真町字宇隆239番地の1、安田久美子氏でございます。 説明資料は17ページでございます。 本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴につきましては、記載のとおりでございます。 公職歴等でございますが、平成29年7月より農業委員を務めていただいております。 議案書35ページでございます。 同意第18号、同じく農業委員会委員の任命についてでございます。 36ページでございます。 厚真町字鯉沼171番地の15、工藤英暢氏でございます。 説明資料は18ページでございます。 本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴、公職歴等につきましては、記載のとおりでございます。 以上、同意第1号の山家拓也氏から同意第18号の工藤英暢氏の18名の方の選任の手続にについてでございますが、法令に規定するもののほか、厚真町農業委員会の委員の選任に関する規則に基づきまして、農業者からの推薦、農業者が組織する団体その他関係者からの推薦、それから一般募集を実施し、選任手続を進めてまいりました。 推薦、応募の結果につきましては、地区の農業者及び農事組合からの推薦が12名、厚真町農業振興協議会をはじめ、農業者が組織する団体その他の関係者からの推薦が、中立の方1名を含めまして6名、一般募集については応募者はおりませんでした。 以上18名を、町が設置しております厚真町農業委員候補者選考委員会で選考し、町長が任命同意案として提案させていただいたものでございます。任期は令和2年7月20日から令和5年7月19日までの3年間でございます。 いずれの方も、厚真町農業委員会委員として人格、識見とも適任の方でございますので、何とぞご同意賜りますようお願いを申し上げまして説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、同意第1号から同意第18号までに対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、同意第1号から同意第18号まで討論及び採決を行います。 採決は簡易評決で行います。 ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) したがって、そのように決定いたしました。 議事を進行します。 最初に、同意第1号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第1号について採決をいたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第1号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第2号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第2号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第2号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第3号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第3号について採決を行います。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第3号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第4号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第4号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第4号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 ここで、農業委員会会長の入場を許します。     〔農業委員会会長入場・出席〕 ○議長(渡部孝樹君) 次に、同意第5号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第5号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第5号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第6号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第6号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第6号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第7号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第7号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第7号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第8号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第8号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第8号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第9号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第9号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第9号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第10号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第10号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第10号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第11号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第11号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第11号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第12号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第12号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第12号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第13号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第13号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第13号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第14号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第14号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第14号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第15号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第15号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第15号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第16号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第16号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第16号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第17号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第17号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第17号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第18号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、同意第18号について採決いたします。 本案について、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第18号は原案のとおり同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △諮問第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第9、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦を議題といたします。 本案について説明を求めます。 副町長。 ◎副町長(西野和博君) 議案書37ページをお開き願います。 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてご説明を申し上げます。 現人権擁護委員の加藤恒光氏は、令和2年9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦することにつきまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見をいただこうとするものでございます。 38ページでございます。 厚真町新町450番地の1、加藤恒光氏でございます。 説明資料で説明をさせていただきます。説明資料19ページをお開き願います。 ここに加藤恒光氏の略歴を記載しております。本籍、現住所、生年月日、学歴、職歴につきましては記載のとおりでございます。 公職歴等でございますが、平成29年10月から人権擁護委員を務めていただいております。人権擁護委員につきましては、法務大臣から委嘱され、人権問題に関する相談に応じ、国民に保障されている基本的人権を守るとともに人権意識を高めることを目的としており、任期は3年でございます。同氏は人格温厚で識見も高く、地域においても信頼が厚く、人権擁護委員としてふさわしい方でございますので、何とぞ同氏の推薦についてご決定賜りますようお願いを申し上げます。 説明は以上でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、諮問第1号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、諮問第1号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、諮問第1号について採決いたします。 本案について原案による候補者を適任と認めることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、諮問第1号は原案による候補者を適任と認めることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第10、議案第1号 厚真町税条例等の一部改正を議題といたします。 本案について説明を求めます。 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第1号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。 下司議員。
    ◆(下司義之君) 説明資料の20ページをお願いしたいと思います。 固定資産税関係の説明がありましたけれども、令和3年度の固定資産税ということなので、この場合は令和2年度の収入ということになると思うんですけれども、収入と書かれていますから収入だと思うんですが、そこの部分の確認と、あとは、新型コロナウイルスの影響かどうかというのを、その判定をどこでするのかということなんですが。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) まず最初の固定資産税の軽減時における関係規定の整備の中の中小企業等の固定資産税の減免の関係でよろしかったでしょうか。 これにつきましては、これの収入か所得かというところなんですけれども、あくまでも収入の部分での関係を言ってございまして、令和2年2月1日から令和2年10月31日までの任意で抽出しました3か年分の事業収入が、対前年度同期比に比べて50%以上、または30%以上であれば、この減免の対象になるということです。     〔「3か月」と呼ぶ者あり〕 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) 3か月。申し訳ございません、連続する3か月です。 新型コロナウイルスの影響かどうかということにつきましては、あくまでも個人の申告に基づいて判断をさせていただくということでございます。 以上でございます。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 下司議員。 ◆(下司義之君) 個人事業者ということなので、収入の種類に関しては事業収入だけで見るということでよろしいですか。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) そのとおりでございます。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。 次に、議案第1号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第1号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第1号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第11、議案第2号 厚真町国民健康保険条例の一部改正を議題といたします。 本案について説明を求めます。 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第2号に対する質疑を許します。 下司議員。 ◆(下司義之君) 説明資料の53ページですけれども、今度は所得ということですよね。そこの確認なんです。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) ここのところに収入と所得ということが出てきております。 最初の新型コロナ、52ページの(2)の部分でございますが、ここのアの部分でございます。その事業収入の減少額というのが10分の3、これは収入金と判定します。そして、イとアについては、その収入金に係る所得に対して保険料がかかってございますので、その分に対して所得額で割返すという形になっております。 以上でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) このウのところなんですけれども、事業収入等に係る所得以外の所得の金額が400万円というふうになっていますよね。 今回のコロナウイルスに関連するいろいろな助成金があるんですが、その助成金が所得というか収入のほうでは雑収入になるのかなと思うんですけれども、その扱いというのはどうなるんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) 今回、いろいろな給付金制度がございまして、世帯に係る一律10万円については非課税ということでございます。国、北海道から出ている給付金については、課税所得ということになってございます。ここでうたわれている事業収入等の割返しの400万円のところについては、今の段階では、その分は含まないような形で考えているということです。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 決算書のほうでは、事業収入の、おそらく下の欄の雑収入に入れるんじゃないかと思うんですけれども、そうすると、ここでいうそのウのところだと、事業収入等に含まれるという解釈でいいですか。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) 大変失礼いたしました。所得換算にしますと、雑収入については所得に反映されますので、その辺につきましては道のほうに確認をしまして、この割返しに使えるかどうかのことについて確認をさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。     〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。 次に、議案第2号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第2号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第12、議案第3号 厚真町介護保険条例の一部改正を議題といたします。 本案について説明を求めます。 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第3号に対する質疑を許します。 下司議員。 ◆(下司義之君) 説明資料の56ページですけれども、Cのところなんですけれども、被保険者の属する世帯の主たる生計維持者及び当該世帯に属する全ての被保険者となっていますよね。これでいくと、主たる生計維持者が被保険者でないということを想定して、こういう文章になっているんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) 介護保険料は、あくまでも本人に対してかかるものでございますが、同一世帯に属する者のうち、生計を主として維持する者が本人でない場合もございますので、その場合は主たる生計維持者の前年の合計所得金額という扱いになってございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 及びの後ありますよね、当該世帯に属する全ての被保険者についてという、それだけで被保険者の分は全部網羅できるはずなんだけれども、世帯の主たる生計維持者というのは、及びということで別に記載されているということです。その意味なんですよ。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) 大変失礼いたしました。 資料のほうで誤りがございまして、正しくは、被保険者の属する世帯の主たる生計維持者の前年の合計所得金額となります。国民健康保険料の記載をちょっと引用したものですから、「及び当該世帯に属する全ての被保険者につき算定をした」の部分が、これは介護保険については不要になっておりまして、繰り返します、被保険者の属する世帯の主たる生計維持者の前年の合計所得金額ということが正しくなります。 誠に申し訳ございませんでした。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。 次に、議案第3号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第3号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第13、議案第4号 新町地区大規模盛土造成地滑動崩落防止工事(その1)請負契約の締結を議題といたします。 本案について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第4号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 それでは、議案第4号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第4号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第14、議案第5号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定を議題といたします。 本案について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第5号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。 下司議員。 ◆(下司義之君) この位置なんですけれども、富里187というのはどの辺になるんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) 富里の一番評価額の高い地点ということで、旧富里生活会館があった、その地点でございます。     〔「高丘の入り口か」と呼ぶ者あり〕 ◎総務課参事[財政](高安正君) そうです、高丘との入り口の3差路のところの、ちょうど手前のところです。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。 次に、議案第5号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第5号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 ここで休憩といたします。 再開を2時40分といたします。 △休憩 午後2時25分 △再開 午後2時40分 ○議長(渡部孝樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第15、議案第6号 令和2年度厚真町一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 本案について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 続いて、補足説明を求めます。 最初に、産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) (資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、生涯学習課長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 次に、生涯学習課参事。 ◎生涯学習課参事[青少年センター長](甫一樹君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第6号に対する質疑を許します。 下司議員。 ◆(下司義之君) ちょっと財源のことをお伺いしたいと思うんですが、議案の別冊1の28ページの事業番号1227番です、災害廃棄物処理事業。それから、30ページですけれども、一番下ですね、1166番宅地耐震化推進事業。 両方とも財源、一般財源ということになっているんですけれども、この財源に手当てする見込みのある資金があるのであれば、説明をいただきたいんですが。 ○議長(渡部孝樹君) まちづくり推進課都市計画担当参事。 ◎まちづくり推進課都市計画担当参事(小松豊直君) これは家屋調査で、対象が160戸ございます。当初予算といたしましては、まだ詳細の調査内容が明確ではございませんでしたので、概算ということで調査費を計上いたしておりました。今回、再精査、調査内容を精査した結果、不足額が生じたということで、今回補正をお願いしているところです。 それで、調査は160戸、対象はございますが、実際の調査というのはおこなって、部屋数とか調査の箇所、これは実際にやりながら減っていくことがございますので、実際は精算という形になり、今これの予算上よりも何割か減った形での精算ということになると思います。 当初から国費の総額の対象額が決まってございましたので、発注としてはフルスペックということでの予算を、今お願いしているところでございます。最終的には工事費との兼ね合い、それらを精査してまいりますので、今回の追加分というのは、全額単独費ということで計上し、最終的には工事費と合わせた中で国費、起債等の金額というのが確定するというふうに考えてございます。 ○議長(渡部孝樹君) 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) 続きまして、28ページの1227番災害廃棄物処理事業の財源でございますが、平成2年3月31日まで処理した災害廃棄物につきましては、災害等廃棄物処理事業費補助金として交付されておりましたが、4月以降に対する災害廃棄物の処理については、補助対象となりませんので、全て一般財源となっているところです。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 下司議員。 ◆(下司義之君) 別冊1の32ページなんですけれども、校舎維持管理事業ですが、レバー型への変更という説明だったんですが、今コロナ禍の中で、非接触型の給水施設というのが、飲食店とかそういうところでは推奨され始めているんですよね。そういう意味では、学校も非接触型を、せっかく取り替えるのであれば、そのほうが間違いないと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) お答えいたします。 今回はレバー式ということで、非接触型となると費用も、箇所数が300近くになりますので、それを全部非接触型にしますと相当な予算になります。今回はスピード感というところも重視しておりまして、とにかく手での接触を極力減らしたいという学校の声も聞いた上で予算要求となっておりますので、スピード感と学校の要望に応じるということでご理解をいただきたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) レバーを肘で使えということなんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) できるだけ手のひらを使用しないで操作をするということになります。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 今、いろいろなクラスター感染のことが言われていますけれども、なかなかその正しい情報というのが伝わってこない中で、一番リスクが高いのが、やはりドアノブとか、トイレの手で触る部分とかなんです。その中に当然、給水弁も入っているんですよ。 ですから、そういう意味では、これはせっかく替えるのであれば、こういうものを強く要望していって、一遍にとはいかないかもしれませんが非接触型、使用頻度の高いところに関しては、それに替えていったほうがいいと思うんですよね。 ○議長(渡部孝樹君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) 今回の補正予算において、非接触型にするかどうかというところは、ちょっとまだ厳しいものがあると思いますが、今後このレバー型に替えていった中で、また使用に関して課題等が出てくると思いますので、それらを十分に検討して、その上で必要に応じて要望をしてまいりたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 高田議員。 ◆(高田芳和君) 説明資料60ページ、商品券事業でございます。 冷え込んだ経済のV字回復を図るということで、プレミアム率25%ですけれども、この25%だとパンチ力に欠けるのではないかなというふうに思っております。それで、もっと思い切ったプレミアム率で実施できないものか。 それと、有効期間が令和3年2月28日で切っているんですけれども、年度末としなかった理由はなんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。
    ◎産業経済課長(加藤克彦君) まず最初に2月28日にした理由でございます。商品券につきましては、法律に基づいて6か月間以内ということになっております。6か月を超えると財務省に届出が必要ということで、届出を出して承認を得るために2、3か月かかってしまうということで、実際必要な時期に間に合わないということもあって、6か月間というのがまず1つの課題でございます。 今回この事業につきましては、今現在、一般財源となっておりますけれども、国の臨時交付金、これを今調整中ということで、これが承認されると、その事業に乗っかるということですけれども、この事業につきましては繰越しができないという中で、精算は3月31日で実施しなさいということなものですから、商品券が終わって精算をする、これまでの時間が1月ほど要るということで、商工会ともいろいろ相談して、2月28日が終わって精算行為が1月かかるということで、販売から6か月間、さらに精算ということで、逆算してこの時期になってしまうと。また、一番使いたい正月時期、年末年始時期にも使えるということで、この時期に照準を合わせたということになっております。 今、臨時交付金ということで話したんですけれども、この中で国のほうが推奨するパーセントが25%ということになっておりますので、これに合わせているというところでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 高田議員からパンチ力に欠けるという話がありました。私もちょっと思うところがありまして、名称なんですけれども、パンチ力に欠けるなと。ここはちょっと工夫する方法はあるんじゃないかと思うんですが、どうですか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 名称につきましては、いろいろと担当とも話して、二転三転していろいろ考えたところでございます。確かにいろいろな案も出ましたので、これは実施に向けて、まだこれは仮称ということで、皆さん考えていただきたいということで、実施に向けて、またさらに考えていきたいと考えております。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 実は4月の頭に商工会と観光協会と、厚真を明るくする会だったかな、が原資を出し合って発行した商品券があったんですけれども、結局お客さんの中ではコロナ券という言い方をするんですよ。ちょっともらったほうがショックを受けまして、コロナ券というのは勘弁してほしいなと思ったんですよね。そういう意味では、何か活性化に向けた、ちょっといいネーミングを、ぜひつけていただきたいなというふうに思います。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) 説明資料66ページのふるさと教育推進事業についてお伺いします。 いつだか覚えていませんが、上厚真の小学校だったかな、発表会に行ったことがありまして、随分、本当にふるさとというか、地域の方のところへ訪問して、地域の活動をやっているのを映像というか発表を見て、感動したのを覚えています。 ここで改めて補正を組んで、ふるさと教育推進を新たにやっていくのか。今までもやっていたのではないかと思っていたんですが、ここに取り上げた新たな理由というか、取組の意義というのは何なんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 生涯学習課参事。 ◎生涯学習課参事[青少年センター長](甫一樹君) 今までの事業は、授業の中の体験としてやらせていただいていたんですけれども、今回、その9年間の集大成として、3年生がフェイスブックで動画を配信するために、その動画の作成する機材等を購入する金額が、今回のメインの補正予算の形になっております。 今までの事業は授業としてやってはいくんですけれども、そこの部分をつくり込むための費用になっております。 以上です。 ○議長(渡部孝樹君) 伊藤議員。 ◆(伊藤富志夫君) これは年度当初からの計画の中の一環として位置づいているんですか。 ○議長(渡部孝樹君) 生涯学習課参事。 ◎生涯学習課参事[青少年センター長](甫一樹君) 本来の小中一貫の想定としては、来年度で予定をしておりました。ただ、このコロナの関係で、生徒たちが心に残るものが、今年度でいくと何もないという部分がありまして、先生たちの要望とかも、お気持ちとかも含めた状態で、今年度このタイミングにはなるんですけれども、上げさせていただいております。 ○議長(渡部孝樹君) 高田議員。 ◆(高田芳和君) 先ほど商品券、ちょっと1つ聞き忘れたんですけれども、去年の商品券発行で購入限度額希望者が多過ぎて、限度額いっぱい購入できなかった方がたくさんいるんですけれども、今回のこのやつでは、そういったケースが起こらないように配慮されているのかどうか、お聞きします。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 今回の商品券につきましては、前回1万口でございました。実績として1万2,300数件の口数が要望されたということで、申し訳ないんですけれども減額させてもらったということを踏まえまして、実績に基づいて1万2,500口という形で、前回の口数に合わせて、今回要求させていただいております。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。 下司議員。 ◆(下司義之君) 今の商品券の件ですけれども、国の臨時交付金を当てにしているというお話がありましたけれども、真水の持ち出しという意味では、昨年と比べて今年はどういうことになるんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) すみません、時間がかかりまして。 今回、これで一般財源として、後に臨時交付金を当てがうということでございますけれども、臨時交付金が承認された場合には100%と考えております。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 今、100%と言ったんですけれども、まだ全然協議中ということで、承認されるかどうかが正念場というところでございまして、今希望しているのが100%ということで、これが何%になるか、認められるかというのは、今後になります。認められ次第、財源振分け等を提案させていただくという形の流れになっていくかと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) それで令和元年度がどうだったかということなんですよ。 ○議長(渡部孝樹君) 復旧復興理事。 ◎復旧復興担当理事[まちづくり推進課地方創生・復旧復興計画策定室長](大坪秀幸君) 昨年担当していましたので、ちょっと私のほうから答えさせていただきます。 昨年につきましては、1万口を25%ということで、真水でいうと2,500万円、今回が発行1万2,500で3,000万円ということですから、500万円去年よりも真水の部分で増えているということです。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 産業経済課長の説明では、臨時交付金が充当されると町の手出しは全くなくなるんですよね。臨時交付金が交付されなければ、この事業はやらないんじゃないかと思っているんですけれども、そうすると2,500万円、昨年持ち出しがあったわけなので、2,500万円持ち出したら、プレミアム率というのはかなり高くできるかなと思うんですよね。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 国も最初1兆円の地方創生臨時交付金で、コロナ対策を市町村に委ねたと。この補正予算がもう間もなく通って、2兆円上乗せするという予定でございます。 ただ、市町村と都道府県との配分、あるいは医療関係者に重点的に配分するということもございまして、1次、それから2次、どの程度の金額になるか、これについてはまだ確定バージョンでありません。厚真町として、1次分として現在4,600万円ほどの、一応内示は受けております。ただ、まだ30%ほどの留保財源も国のほうにあるというふうに聞いてございますので、いわゆる知恵比べということになります。 また、あまり充当率を高くして、一遍にこの時期に使い切って、これから以降の第2波、第3波、あるいは町内の、実際にまだ陽性者が出ておりませんが、今後の各公共施設、あるいは公共サービスを展開している中で、どのような不測事態が発生しないとも限りませんので、そういう意味では財源は慎重に配分していきたいなと、そういうふうに考えてございます。 できる限り町民の皆さんに協力していただいて、この1万2,500口を全部買っていただいて、町内に落としていただく。それから、これからそれ以外のプレミアムポイント等もフル活用していただいて、とにかく域内の循環値を少しずつ高めていくということは考えております。 ただ、まだ正直なところ、実際の家庭での消費動向等を考えますと、一遍にどっと外に外食、あるいは町内の買物にずっと消費者の皆さんが、この際だから一気に外に出るという環境にはなっておりませんので、これから9月までの間のコロナウイルスの終息、こんな状況も非常に影響するんじゃないかなと思っておりますから、単純にプレミアム率を上げて無理やり引っ張り出すというよりは、我々も町内でコロナウイルス感染が拡大しないように、とにかく徹底的に目配りをし、そして自分たちの気持ちとして町内は安全だなと思っていただいて、そして各個店の頑張りが、この店であれば安全だなという思いを重ねていかないと、幾ら我々が様々な仕掛けをしても、フル活用して生きていかない可能性もございますので、ひとまず1億2,500万円のプレミアム券を、うまく町民の皆さんに活用できるような環境に整えていく、その努力もしていきたいなと、そのように思ってございます。 また、今回でコロナウイルス終わるわけでは、私もないと思っています。やっぱり第2波、第3波が押し寄せますので、町内の医療機関等についても、やっぱり緊張感を持って対応していただいております。そういった意味で、限られた財源を、とにかく町民の皆さんの命を守る、それから安全・安心感を守っていくということも欠かせない視点だなと思っておりますので、ひとまず25%のプレミアム率でご理解いただきたいと思ってございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) ここは、厚真町の実質の真水の持ち出しが、臨時交付金が決定した段階ではゼロになるというのは分かりました。 ここにやはり町の持ち出しを入れて、ほかの町でプレミアム率が50%というのは、もう出ているんですよ。そういう意味で、高田議員が言いましたけれども、インパクトが弱いんじゃないかという話が出てくるわけですよ。そういうことで、まだ実施期間までちょっと期間がありますので、決定をされたのであれば、そこで新たに補正を組んで、制度自体の見直しをかけるということもあってもいいかなというふうに私は思います。どうですか。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) しばらく情勢を見させていただいて、それから国との協議の調い方、そういったことを十分に参酌していきたいと、そのように思っております。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 61ページ、今の商品券の次のページですけれども、資料の中で、補助対象者の中で共同体という言葉が出てきますね。5事業者以上で構成される共同体という表現ですけれども、このイメージをもうちょっと具体的に説明をお願いしたいのと、その共同体の事業者の中の要件、町内の事業者で組まないといけないのか、それとも個人事業者でもいいのか、その辺をちょっと説明いただけますか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 基本的に共同企業体につきましては、1事業者当たり100万円の事業者と考えて、5事業者が集まって5事業体という形で想定しております。 これが一般的な共同企業体の形になるかなということで、共同企業体というのは、ある程度の事業費が膨らむということで、一応一般的な想定をしております。 あと、事業者につきましては、あくまでも町内の事業者の共同企業体ということで想定しております。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 具体的にはどういうようなことになるんですか。共同企業体というのは、建設業のJVとかだと制度的にはあるからイメージはできるんですけれども、事業者間の共同企業体というのは、なかなかありそうでないですよね。例えば、協同組合法にのっとった協同組合をつくらないといけないとか、そういう決めがあるのか、協定書を結ばないといけないというような決めがあるのか、その辺はどうなんでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 共同企業体的な協定書等は考えておりません。あくまでもPR用のチラシだとかを数店が集まってやるだとか、そのような形で共同で事業を起こすということを考えております。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 共同企業体という形になりますと、分厚い協定書が想定されると思いますが、我々として考えているのは、コンソーシアムという、そういった協力者が集まって、そんなに分厚い協定書を結ばないで、事業計画書で、連判状みたいな仕組みで交付申請をするということで構わないのではないかなというふうに思ってございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) いつもそうですけれども、この手の制度をつくると、実施段階になってかなりの書類が必要になってくるんですよね。ですから、その辺が整理されているのかというのを、ちょっとお伺いしたいんですよ。 また、単独でいけば75万円が限度で、共同企業体の場合は400万円だから、100万円まではいかないですよね。5だから80万円ですか、ということになるんですかね。さっき100万円というのは、たしか数字が出たと思うんですけれども、ちょっと違うんですかね。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 先ほど100万円と言ったのは、100万円と限っているわけではございませんので、100万円程度ということで考えて算出しているということになります。 ですから、補助金を計算したときに10万円を超えた部分、個人でいくと10万円を超えた部分、75%ということで、本来100万円使った場合には77万5,000円になるかと思います。ただ、それは75万円で打切りと。 それで共同企業体についても、1事業当たり、計算上で算出するときに1事業者100万円程度で、5事業者が集まって500万円の事業をやったときに、10万円掛ける5事業で50万円が100%の補助、残りの450万円に対して85%と計算すると細かい端数が出るんですけれども、400万円を上限にするということで、概算で計算しています。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) ちょっとここはやっぱり不明瞭なんですよ。制度の中で、後で要綱で縛ってくるんだと思うんですけれども、要綱になった段階では、私たちがそれを見るというか、審査とかそういう立場にはなくなりますので、どうもちょっと、もしかしたら、これ具体的な対象があるんじゃないかというふうに思うんですよね。どうですか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 実際、今回コロナの関係で影響を受けているということで、集客等、景気回復に向けていろいろな事業を起こしたいんだという相談は、いろいろ周りからあるところでございます。それを参考に、いろいろと今回の事業について検討させてもらっております。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) その共同体というものの具体的なものということですよ。本来であれば、これ例えば共同事業で、個別のというよりも観光協会に任せるとか、商工会に任せるとか、そういうような制度設計のほうがいいんじゃないかと思うんですけれども。これは何となく特定な個人が、個人というかそのグループが見えていないと、ここではこういうものは出てこないというふうに思うんです。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) この事業の発端としては、提案型ということを重視しております。今まで各団体がやって、それに皆さんが付随するという形ではなくて、今回は自分がやりたいことを取り入れてやっていきたいということもございますので、提案型ということで取上げておりまして、観光協会、商工会が皆さん会員を集めて提案してくるというのもありますし、自分方で何人かが集まって申請してくるという形も受け入れるという形で、このような形になっております。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) ということは、相談はあったということですよね。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 経済回復に向けての相談は、いろいろとございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) あのね、そんなところ隠したって駄目だって。だって、自分でそうやって言っているんだから。共同体としてなり得る相談があったということじゃないですか。 ○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(加藤克彦君) 相談はございます。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 今回の各個店において、顧客獲得のために様々知恵を出していこうと。これは厚真町だけではなくて、全道的にも、全国的にもそういう動きがございます。 先ほど申し上げ、また、町民の力を借りて景気動向を改善していく、それと一緒に町民だけでなくて、町外のお客さんも含めて新たな顧客拡大を自分たちの力で切り開いていくためには、やはり積極的に様々な提案事業があるだろうというふうに、我々も想定しておりました。 そんな中で、大きな団体と、それからそれに関わる、共同歩調を取るという、そういう提案ももう既に出ておりまして、ちょうどいい機会ですので、9月1日までの間にそういった積極的な提案を受け付けて、そして我々としては公募型で、あくまでも提案の評価をして、優先順位でこの事業を採択していくということでございます。 そういう意味で、町としてはその効果と、それから補助上限額を決めるという形で商工会、あるいは個店のほうに呼びかけて、そして応募を待つというふうに考えてございます。 先ほど意見、大きな中心事業者から、共同者を募ってこういったことをやりたいということの提案もあったことは事実でございますので、それらも含めて皆さんに呼びかけて、そして事業内容を審査した上での優先配分というふうな採択、あるいは配分をしてまいりたいなと、そういうふうに思ってございます。 また当然、皆さんに参加していただいて、様々な形で提案があればよりいいわけでございますので、これらに関しては、先ほどのプレミアム商品券と同じように、第2次の予算が配分されることも我々として当てにしていて、できるだけ多くの方々に積極的に提案をしていただく。基本的にはほとんど採択になっていけるような予算組みをしていきたいなと、そういうふうに思っております。 そのためにもアナウンス、PRをしていかなければなりませんので、今回、頭出しとして600万円用意させていただいたということでございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 制度をつくるときに、実際に対象がいなければ空振りになるということもあるので、対象がいることを前提に制度をつくるのは、決して悪いことではないと思うんですよ。 ただ、募集に当たっての広報、周知を徹底する、皆さんに公平な機会が提供されるということは、やっぱり大事なので、これは近い存在といいますか、常に例えば相談に来ている人たちだけ分かればいいんだというような考え方では進めないほうがいいということだと思います。そうすると、やはり後で、何か仲間内でやっているんじゃないかみたいな誤解を招くということはありますので、そこは徹底してやっていただきたいというふうに思います。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) まさしくそのとおりでございまして、当然、相談があったから、そこだけを採択するための事業を起こしたということではございません。先ほどから申し上げましたように、全国的に各個店で様々な工夫が始まっているということを受けて、厚真町内でも実際に提案があって、それを支援していただきたいという要望もあると。 ただ、それは当然全個店に、しっかりとこういう事業を用意したので、ぜひ皆さん方も参加してほしいというそのPRをしっかりさせていただいて、そして全体像の中で優先順位をつけて採択、あるいは、全部採択するために必要であれば、さらに追加補正をするという、そういうつもりでおります。そういう意味で頭出し、補助上限額だけを決めて、そして目的、いわゆる顧客拡大のためにどんな手法を取られても、その明確な目的があれば、町としては補助していく、採択していくという、そんな予定でございます。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 教育委員会のほう、ちょっとお願いしたいと思うんですけれども、1つは、予算説明資料の作成に当たって、今回教育委員会ではフォーマットを使わなかったですよね。 これ、やはり予算書と後で比較するということもあるので、そのフォーマットは必ずつけてほしい。かがみでもいいですからつけていただきたいというふうに思います。 もう一つ、ICT教育の推進の話がありましたが、家庭環境の通信整備というのは、先ほど説明がありましたので、考え方は分かりましたけれども、やはりそこはちょっと差が出る可能性があるので、丁寧にやらなければいけないなと思ったのと、もう一つはスタジオ機能ですよね、これをやはり持ったほうがいいと思うんですよ。 スタジオ機能といっても、何を言っているんだという話になるかもしれないですけれども、例えばライティングとか、マイクとか、そういうような基本的なことぐらいなんですけれども。こういったものがあると、やはり見栄えをする映像の配信ができると思いますので、教育委員会と各学校ぐらいあってもいいかなと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(渡部孝樹君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長[学校給食センター長](宮下桂君) 資料の不備につきましては、おわびを申し上げたいと思います。以降、気をつけて作成をしてまいります。 2番目の貸出し用の通信機器について、公平性という点でしょうか。 一応30台というのは根拠を持っておりまして、実は、3月の長期休業が長引きそうになった時点で保護者アンケートを取りまして、どれだけ通信環境、家庭に整っているのかというのを、調査をさせていただきました。その調査に基づいた数字でございますが、あとはこのランニングコストとか、誰がどう払うんだという点においては、既に家庭に環境がある方は、自前でその通信費用をお支払いいただいている。他方、今回貸出す方は、町が払ってくれるんじゃないかという、ちょっと勘違いをされるかもしれないんですが、基本的に通信費については、準要保護世帯以上の認定を受けた方については、別途そういう制度で救っていくという方法を考えておりまして、原則的に今まだないところを、とにかく貸出すための機器ということの認識でお願いをしておきたい、ご理解をいただければというふうに思います。 もう一つ、スタジオ機能は、確かに言われてみたら、ごもっともかなと思います。学校にどの程度のライティングですとか、マイクについては今回の中で十分入っておりますので、ライティング設備等、十分あるかどうかも踏まえた上で、今限られた予算を上手に使いながら、できる範囲で工夫をしながら、整備が可能であれば整備をしてきたいと思いますし、今後まずは整備をして使っていく中で、こういうのも必要だねということになるかもしれませんので、そうなったらまた検討して、予算要求をしてまいりたいと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 下司議員。 ◆(下司義之君) 私たちも、最近やっぱりウェブ会議をやるんですけれども、ライティングというか、顔の表情が暗いと見ているほうも暗くなるんです。そういう意味では、今回ICT化が進んで、今後通信の勉強なんかも、結構機会が多くなると思う。そういう意味ではそういう施設があるといいと思います。 町側にも、逆に言うと、町長が定期的に発信するようなものがあったらいいと思います。ね、町長。町側にもウェブで発信できるような、そういう環境があったほうが、町長が定期的にそこから発信するというようなことがあってもいいんじゃないかなと思いますので、ぜひ、そのライティングは結構重要なんです、ライティングとマイクとカメラと、このセットをした、本当は部屋が欲しいですね、そういうものをちょっと検討していただけたほうがいいのかなと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 厚真町には無線放送、ラジオ放送の放送局も施設もあります。今言った映像も、私も何度かウェブ会議に参加させていただいて、見劣りするところがたくさんあります。厚真町もそういう意味では見劣りします。そういうことを考えると、ちゃんとしたウェブ会議用のスペースは必要だなというふうに考えておりますし、学校は学校で、まさか役場に来るわけにいきませんので、そういう空き教室、それからコンピューター教室を利用して、そういったせっかくの情報発信でございますので、見づらいような画面でないように工夫はしていきたいなと思います。 また、実はこれ以外にも関連しておりますが、こういった事業等も先ほどから話題にしています地方創生臨時交付金の一環の中に、全て取り込んでいくということになりますので、町としてもかなりの事業費がかさんでくるのではないかなと、これはポストコロナ社会の変容のために必要な準備だと思っておりますので、いろいろなところで前倒しをさせていただいて対応していくということになります。その中で、また少しでも余裕があれば、思い切った手を打っていきたいなと思いますし、今まで単費でやってきたものがあるんだから、それはそのとおり確保しろよというご意見も十分に心に止めて、せっかくですからしっかりとした事業に組立てていきたいなと、そういうふうに考えてございます。 ○議長(渡部孝樹君) ほかに。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。 次に、議案第6号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第6号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第16、議案第7号 令和2年度厚真町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本案について説明を求めます。 住民課長。 ◎住民課長[総合ケアセンター長](青木雅人君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第7号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第7号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第7号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第17、議案第8号 令和2年度厚真町介護保険事業特別会計補正予算保険事業勘定補正予算(第1号))を議題といたします。 本案について説明を求めます。 住民課参事。 ◎住民課参事[福祉、子育て支援][総合福祉センター長](中村信宏君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第8号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第8号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、議案第8号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △承認第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
    ○議長(渡部孝樹君) 日程第18、承認第1号 専決処分の承認(奥地林道幌内宇隆線幌内工災害復旧工事請負契約の締結)を議題といたします。 本案について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 続いて、補足説明、まずお願いします。 ◎産業経済課参事[林業水産](齋藤雪美君) (資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、承認第1号に対する質疑を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、承認第1号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、承認第1号について起立により採決いたします。 本案について、報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、承認第1号は報告のとおり承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △承認第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第19、承認第2号 専決処分の承認(令和元年度厚真町一般会計補正予算(第18号))を議題といたします。 本案について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、承認第2号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、承認第2号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。 それでは、承認第2号について起立により採決いたします。 本案について、報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立全員であります。 したがって、承認第2号は報告のとおり承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △報告第1号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第20、報告第1号 厚真町情報公開条例及び厚真町個人情報保護条例の運用状況の報告を議題といたします。 本件について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[情報防災][まちづくり推進課町史・災害史編さん室長](木戸知二君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 報告第1号は、以上をもって報告済みといたします。--------------------------------------- △報告第2号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第21、報告第2号 厚真町土地開発公社の業務等の報告を議題といたします。 本件について説明を求めます。 まちづくり推進課都市計画担当参事。 ◎まちづくり推進課都市計画担当参事(小松豊直君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 報告第2号は、以上をもって報告済みといたします。--------------------------------------- △報告第3号及び報告第4号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第22、報告第3号 予算(令和元年度厚真町一般会計)の繰越及び報告第4号 予算(令和元年度厚真町簡易水道事業特別会計)の繰越を一括して議題といたします。 本案について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、報告第3号及び報告第4号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 報告第3号及び報告第4号は、以上をもって報告済みといたします。--------------------------------------- △報告第5号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第23、報告第5号 令和元年度事故繰越し繰越計算書を議題といたします。 本件について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、報告第5号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 報告第5号は、以上をもって報告済みといたします。--------------------------------------- △報告第6号及び報告第7号の報告 ○議長(渡部孝樹君) 日程第24、報告第6号及び報告第7号 専決処分の報告を一括して議題といたします。 内容等について説明を求めます。 総務課参事。 ◎総務課参事[財政](高安正君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、報告第6号及び報告第7号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 報告第6号及び報告第7号は、以上をもって報告済みといたします。--------------------------------------- △提案理由の説明 ○議長(渡部孝樹君) 日程第25、提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(宮坂尚市朗君) 追加案件について提案理由を説明いたします。 議案第9号 厚真町特別職の給与に関する条例の特例条例の制定について。 地方自治法に基づき契約議決に係る専決処分を執行し、速やかに議会承認をいただくべきところ、震災復旧の途上で繁忙を極めていたとはいえ、大幅に遅延させてしまうという不適切な事務処理により町民の信頼を損ね、また皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことに対し、改めて深くおわびを申し上げます。 この件について、町行政の責任者であります私自身と副町長の責任を明らかにするため、厚真町特別職の給与に関する条例の特例条例の制定について提案するものであります。 以上、ご提案申し上げております追加議案の提案理由であります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。--------------------------------------- △議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡部孝樹君) 日程第26、議案第9号 厚真町特別職の給与に関する条例の特例条例の制定を議題といたします。 本案について説明を求めます。 防災担当理事。 ◎防災担当理事[総務課長](吉田良行君) (議案書及び資料により説明) ○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第9号に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第9号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。 高田議員。 ◆(高田芳和君) 本議案に対しまして、反対の立場から申し上げます。 今回の事案につきましては、大規模な被害をもたらしました胆振東部地震からの早期の復旧工事を発注するため、国あるいは北海道などの機関から応援をいただきながら設計、発注と、その繰り返しをされていた極めて多忙な職務環境にあった中で発生した事例と理解をしております。 通常業務で発生した事例ではございませんので、当時の大混乱にあった業務環境を考慮しますと、今回の案件は町長の陳謝で終了させる事例だと判断いたしますので、反対をいたします。 ○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。 ◆(吉岡茂樹君) 今、提案がありましたこの議案第9号の関係でございますけれども、今説明を聞いていた中で、専決処分は専決処分として規定どおりおこなった。その後、事業費が膨らんで、それを議会に報告しなかったというような流れなんですけれども、これは確かに災害関係で非常に忙しかったということは、私も承知しております。けれども、組織として、やっぱり手続するものはきちんと手続して、取り進めていくということで進めていったらいかがかと思います。 ○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員、賛成か反対かちゃんと。     〔「賛成です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 木本議員。 ◆(木本清登君) 反対討論をいたします。 今、町長選目前で、どの評価を求めてこういうことをしたのか、なぜこういう提案が出てくるのか、ちょっと分からなくて不思議であります。しかし、今の時期は新型コロナ対策を最優先で、雑念に惑わされず、厚真町からただ1人の感染者も犠牲者も出さないということを心して町政に取り組んでいただきたく、今回の提案については反対いたします。 ○議長(渡部孝樹君) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 以上で討論を終わります。 それでは、議案第9号について起立により採決いたします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(渡部孝樹君) 起立少数であります。 したがって、議案第9号は否決されました。--------------------------------------- △議員の派遣 ○議長(渡部孝樹君) 日程第27、議員の派遣を議題といたします。 議会議員町内行政視察を新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮しながら、議員を閉会中に派遣したいと思います。これについてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、そのように決定いたしました。--------------------------------------- △所管事務調査の申出 ○議長(渡部孝樹君) 日程第28、所管事務調査の申出を議題といたします。 申出の内容を局長に説明させます。 ◎議会事務局長(木戸達也君) 所管事務調査の申出内容について説明いたします。 初めに、総務文教常任委員会から事務調査4件、現地調査1件の調査申出となっております。事務調査として1件目、コロナウイルス感染拡大防止に関わる学校教育活動の今後の対応について。2件目、育英資金貸付金の貸付状況及び各種教育振興基金の状況について。3件目、冒険の杜活動状況について。4件目、土日学校活動状況について。現地調査として冒険の杜であります。 続いて、産業建設常任委員会から事務調査3件の申出となっております。1件目、起業家人材育成事業について、これについては継続調査でございます。2件目、新型コロナウイルス感染症に係る小規模事業者等に関する緊急要望について。3件目、鳥獣害対策の状況について。 なお、ふるさと納税につきましては、全員協議会の協議案件とさせていただきます。 また、これ以外に、両常任委員会における次回の所管事務調査に係る日程調査内容に関する事項であります。 次に、北海道胆振東部地震復興特別委員会から、委員会調査として事務調査1件の申出となっております。調査名につきましては、災害公営住宅の建設の進行状況についてでございます。 これ以外に、議会運営委員会から事務調査といたしまして、次期議会の会期など議会運営に関する事項についてと、議長の諮問に関する事項についての2件であります。 以上でございます。 ○議長(渡部孝樹君) ただいまの説明内容のとおり、閉会中の委員会開催についてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。 したがって、そのように決定いたしました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(渡部孝樹君) 以上をもって、本定例会に付議された案件の審議が全て終了いたしましたので、本日の会議を閉じます。 これをもって令和2年第2回厚真町議会定例会を閉会いたします。 どうもご苦労さまでした。                              (午後4時55分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。        議長        署名議員        署名議員...