野々市市議会 > 2019-09-05 >
09月05日-01号

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  1. 野々市市議会 2019-09-05
    09月05日-01号


    取得元: 野々市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 元年  9月 定例会(第4回)      ----------------------------- △撮影録音許可 ○議長(中村義彦議員) 初めに、本定例会の開催に当たり、報道各社から議場内での撮影及び録音の申し出がございましたので、議長においてこれを許可しておきましたことをご報告いたしておきます。      ----------------------------- △開会・開議   9月5日午前10時00分開会               出席議員15名     1番  梅野智恵子議員     2番  朝倉雅三議員     3番  小堀孝史議員      4番  向田誠市議員     5番  北村大助議員      6番  馬場弘勝議員     7番  安原 透議員      8番  西本政之議員     9番  中村義彦議員      10番  杉林 敏議員     11番  辻 信行議員      12番  早川彰一議員     13番  土田友雄議員      14番  大東和美議員     15番  岩見 博議員      ----------------------------- ○議長(中村義彦議員) 会議に先立ち、8月15日に四国から九州に上陸した台風10号、また記録的な大雨となった8月28日の九州北部豪雨により犠牲となられました方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災されました方々に心からお見舞いを申し上げます。 被災されました方々には、一日も早く安全・安心の生活が戻り、また被災地の早期の復旧復興がなされますことを願っております。 それでは、これより令和元年第4回野々市市議会定例会を開会いたします。 出席議員は地方自治法第113条に規定する定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。      ----------------------------- △議長諸報告 ○議長(中村義彦議員) 議事日程は、お手元に配付のとおりです。 これより日程第1として諸報告を行います。 地方自治法第121条の規定によって、本定例会の説明のため出席を求めた者及び委任を受けた者の氏名は、お手元に配付のとおりです。  出席を求めた者        市長         粟 貴章君                 教育長        堂坂雅光君  委任を受けた説明員      副市長        常田功二君                 総務部長       山口 良君                 企画振興部長     北 洋一君                 健康福祉部長     肥田千春君                 土木部長       北川 勝君                 教育文化部長     大久保邦彦君                 総務課長       横山貴広君                 秘書室長       中田八千代君                 財政課長       粟 信幸君                 税務課長       中川弥生君                 市民課長       市川由美子君                 環境安全課長     東 和之君                 企画課長       木戸口浩士君                 地域振興課長     荒木俊雄君                 市民協働課長     山下かおり君                 産業振興課長     押田浩三君                 福祉総務課長     増山 浄君                 介護長寿課長     堤 喜一君                 保険年金課長     北坂義明君                 子育て支援課長    徳野伸一君                 健康推進課長     若松裕里君                 建設課長       浅野 昇君                 建築住宅課長     道下和宏君                 都市計画課長     中藪孝志君                 上下水道課長     鶴見裕一君                 会計管理者      源野喜啓君                 教育総務課長     塩田 健君                 学校教育課長     松田英樹君                 生涯学習課長     松村隆一君                 文化課長       田村昌宏君                 スポーツ振興課長   清水 実君                 監査委員事務局長   東田敏彦君      -----------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(中村義彦議員) これより日程第2として、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、10番議員、杉林敏議員、11番議員、辻信行議員を指名いたします。      ----------------------------- △会期の決定 ○議長(中村義彦議員) これより日程第3として、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月27日までの23日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、会期は23日間と決定いたしました。      ----------------------------- △議案の上程 ○議長(中村義彦議員) これより日程第4として、議案第37号から議案第51号までの15件を一括して議題といたします。      ----------------------------- △提案理由の説明 ○議長(中村義彦議員) 市長から提案理由の説明を求めます。あわせて、報告第5号から報告第7号までの3件の説明を求めます。粟市長。   〔市長(粟貴章君)登壇〕 ◎市長(粟貴章君) おはようございます。 9月に入り、ここ数日は気温が30度を下回る日があるなど、朝晩の涼しい風に秋の訪れを感じているところでございます。 ことしの梅雨は例年と異なり、梅雨前線がなかなか北上しないことで例年より長く雨の日が続き、肌寒さを感じる梅雨寒でしたが、梅雨明け後は一転、連日、危険な暑さと報道されるほど真夏日が続き、大変厳しい夏でありました。 台風の発生が少なかった7月から一転し、お盆の8月15日には、四国から九州に上陸した大型の台風10号がもたらした強風や大雨により、お盆をふるさとや行楽地で過ごした方々のUターンラッシュにも甚大な影響をもたらしました。また、8月28日の九州北部豪雨では記録的短時間大雨が連続して観測され、本県においても30日には警報が発令されるなど、大きな被害をもたらしました。犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。 本市では、これらの事態に備え、災害への警戒を強化し、河川並びに道路のパトロールを実施し、また庁舎を初めとした公共施設の安全管理の徹底、注意喚起を促すことで、風水害の予防に備えてきたところでございます。 幸いにも台風10号や大雨による本市への影響はありませんでしたが、これから秋の長雨や本格的な台風のシーズンを迎え、異常気象とも言える予測不能で局所的なゲリラ豪雨や台風などに備えるため、関係機関との連携を密にしながら、河川管理、水防体制に万全を期してまいりたいと考えております。 大変暑い夏ではありましたが、本市にとりまして、スポーツに関連した大変うれしいニュースが数多くあった夏でもありました。 8月24日、大阪市で開催された令和元年度全国中学校体育大会第46回全日本中学校陸上競技選手権大会で、男子100メートルに出場した布水中学校3年生の新藤千馬君が見事優勝し、日本一の栄冠に輝きました。 全国中学校体育大会陸上競技100メートルでの男子優勝は、石川県内で初めてとなる快挙であります。なお、新藤君は、7月に行われました全日本通信陸上県大会においても県の中学新記録を樹立しており、今後の活躍に大いに期待をしているところでございます。 同じく全国中学校体育大会第49回全国中学校バスケットボール大会では、北信越代表として出場した布水中学校男子バスケットボール部が予選リーグを突破し、決勝トーナメントへと勝ち進み、ベスト8入りを果たしました。 また、夏の甲子園大会「第101回全国高校野球選手権大会」におきましては、県代表の星稜高校野球部が準優勝に輝きました。本市からは、布水中学校野球部出身の鈴木快明君もベンチ入りを果たし、チャンスに代打に起用されるなど活躍の場面がありました。3回戦での延長タイブレークを制した激闘や、大阪代表、履正社との決勝戦はまさに球史に残る試合となり、その奮闘ぶりは石川県に元気を、そして大きな感動をもたらしました。「必笑」と笑顔で戦った星稜ナインには、感謝の気持ちでいっぱいでございます。 さらに、同じく星稜高校1年生で野々市中学校出身の谷口ゆきさんが、全国高等学校総合体育大会インターハイ陸上女子800メートルにおきまして第4位入賞を果たされました。 野々市の若い皆さんが全国の舞台で活躍する姿は、本市にとっての大きな誇りであり、今後さらなる飛躍を願うものであります。 それでは、議員各位におかれましては、酷暑であった夏のお疲れもなく、全員ご健勝でご参集いただきましたことに感謝を申し上げまして、提案説明に入らせていただきます。 本日、令和元年第4回野々市市議会定例会が開催されるに当たり、提出いたしました令和元年度野々市市一般会計補正予算(第2号)を初めとする諸議案につきまして、その概要をご説明申し上げ、あわせて市政運営について所信の一端を述べさせていただきます。 6月議会定例会以降の本市の出来事を振り返ってみますと、まず、ことし4月にオープンいたしましたにぎわいの里ののいちカミーノでございますが、オープンからの入館者数が6月末に4万人を突破いたしました。4万人という数字は、以前の中央公民館の利用者数で申し上げますと、年間の利用者数が4万2,000人であったことから、3カ月間で年間の利用者数と等しい数の入館者数があったことになります。 多くの皆様に期待や関心を寄せていただく中で、7月2日には、ご寄附をいただきました自転車を活用し、本市へ観光などで来られた方々が坂道の少ない野々市を自転車で手軽に、そして気楽に市内を移動、楽しんでもらうため、カミーノでレンタサイクル事業も開始いたしました。いただいた5台の自転車正面のかごには1の1NONOICHIを一目でわかるデザインを施し、本市の観光振興に寄与することや、観光による渋滞緩和など交通対策の一助となるよう、大変期待をしているところでございます。 今後、自転車で観光を楽しむモデルコースの設定や、利用された方の声を伺いながら、利用拡大に向けた取り組みを行ってまいりたいと思っております。 また、野々市じょんからまつりにあわせて、8月3日には1の1NONOICHIょんからフェスが開催され、これまでのじょんからまつりのポスター展示や当時の祭りの様子を紹介したモニターには、旧野々市町役場周辺で開催していたころの様子でありますとか、会場がフォルテ周辺に移り、初めてサンバ調の踊り「踊れ!じょんから・La」を取り入れたときの様子など、大変懐かしい映像が流れ、時代とともに移り変わるじょんからまつりに足をとめて見入っていた方もたくさんいらっしゃいました。 また、ホールでのライブステージでは、1の1NONOICHIヒップホップ調の校歌の披露や、本市を中心に活動するミュージシャンを初め、県内のロックバンドやアイドルの迫力ある生演奏に会場全体が熱気とエネルギーに満ちあふれ、カミーノは、いつもにはない空間になったように感じられました。 このように、大変多くの方々が、これまでと一味違った形の、またこれまでにない複合施設であるカミーノに大変期待をされて訪れている方が多いのではないかと感じているところであります。 古くから、尋常高等小学校や旧野々市町役場などがあり、本市の歴史や文化の刻み込まれたこの地において、市民の皆様の主体的な取り組みによって、まさに市民の皆様の活躍の舞台として利用されていることを大変うれしく思っておりますし、市といたしましても、この地からさらににぎわいが創出されるよう取り組んでまいりたいと思っております。 6月26日には、旧北国街道の魅力をより多くの方々に知っていただく取り組みの一つといたしまして、シリーズ「北国街道を学ぶ」をスタートいたしました。関東、関西、中部、そして北陸を結ぶ北国街道は、古来より多くの人や物が行き交い、また江戸時代には大名の参勤交代などにも使用されたことで道路整備が進んだことなど、9月まで4回にわたりシリーズとして開催することで、北国街道の歴史に理解を深めていただくことといたしております。参加者からは大変好評でありますので、今後もこのような取り組みを継続することで北国街道の魅力を発信してまいりたいと思っております。 7月6日には、御経塚を皮切りに、夏の風物詩として農業とともに歴史を刻んできた野々市の伝統行事であります虫送りが、ことしも富奥、押野、各地区で盛大に行われました。夜の訪れとともに、手づくりのたいまつを持った子どもたちが地域を練り歩き、会場では、夜空を焦がすほどの勢いある炎と威勢よく太鼓を打ち鳴らす姿に、大勢の市民が魅了されたのではないかと思っております。 7月27日から8月27日にかけまして、本市出身の世界的アニメーター米林宏昌監督の企画展「アニメーションのチカラ ちいさな英雄原画展」が学びの杜ののいちカレードで開催されました。米林監督が手がけた「ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-」の原画などの展示や、アニメーションが完成するまでの仕事が体感できるパネルやブースなども設置され、アニメファンを初め、親子連れの方々など大勢の方々がご来場されました。 企画展に来られた子どもたちからは、「どうしたらこんな絵が描けるのかな」「こんな絵を描けるようになりたい」といった声も聞かれ、きらきらと輝く子どもたちの目が大変印象的でございました。 これからも、本市の将来を担う子どもたちにとって夢や希望を与える、そんな取り組みを行ってまいりたいと思っております。 7月28日には、第67回石川県消防操法大会が石川県消防学校で開催され、野々市市消防団第2分団が本市から4年連続で出場をいたしました。 惜しくも上位入賞はかないませんでしたが、団員の方々におかれましては、仕事でお疲れの中、大会前日まで連日厳しい訓練に取り組んでいただきましたことに感謝を申し上げる次第であります。 今後とも、市の安全・安心を守るためご尽力を賜りますようお願いを申し上げるものでございます。 8月に入り、3日、4日には、本市の夏を彩る恒例の野々市じょんからまつりが盛大に開催されました。 昨年は台風の通過で開催が危惧される中での実施となりましたが、ことしは両日とも強い日差しがじりじりと照りつけ、気温32度を超える中、市の内外から3万2,000人を超える方々にご来場をいただきました。 実行委員会の皆様には、2日間にわたる祭りを盛り上げるため、幾つもの趣向を凝らした楽しいイベントを企画していただきました。中でも、水鉄砲合戦や、誰でも気軽に参加できるeスポーツ体験は人気があり、会場は大きな歓声と笑顔に包まれていました。 令和となって初めての開催となりましたじょんからまつりでございますが、商工会、野々市じょんから節保存会を初め、関係団体、関係者の皆様のご協力により、ことしも多彩なイベントやあでやかな踊り、そして、先ほど申し上げましたが、じょんからフェスなど関連事業も拡大する中、大きな盛り上がりと元気とにぎわいにあふれた祭りであったと思っております。かかわっていただいた関係の皆様に感謝を申し上げる次第でございます。 また、同日には、小松市を主会場に第71回石川県民体育大会夏季大会が開催され、本市からは39種目に770名余りの選手が参加し、大変ご健闘をいただきました。 冬季大会と合わせた総合成績は、男子が昨年と同じ6位入賞、女子は昨年から2つ順位を上げ7位でありました。さらに、前回よりエントリーした競技がふえたことによりますスポーツ奨励賞と、総合順位が2位以上上昇したことによるスポーツ躍進賞の2つの賞をいただいたことを大変うれしく思っております。 猛暑の中、本市の代表として大健闘された選手の皆様に対し、心から敬意を表するとともに、さらなるご活躍を期待しているところでございます。 8月5日、6日には、ことしで31回目となりました本市の平和都市宣言推進事業「平和の旅」に、野々市と布水両中学校から合わせて14名の生徒が、広島市で開催されました平和記念式典に参加をいたしました。一行は、原爆の子の像の前で平和宣言文を力強く読み上げ、原爆資料館や原爆ドームなどの見学を通して、戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさなどについて学ぶよい機会になったものと思っております。 令和という新しい時代になった今だからこそ、改めて平和であることの大切さに感謝し、令和の時代におきましても、平和を推進する取り組みを継続して実施してまいりたいと考えております。 8月8日には、市内の防災士の方々など70名余りの参加により野々市市防災士会設立総会情報交流館カメリアで開催をされました。 防災士とは、自助、共助、協働を原則として、社会のさまざまな場において防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識や技能を修得したことを認定特定非営利活動法人日本防災士機構が認証した方々であります。 防災士会の設立により、防災士のスキル向上はもとより、ネットワークの構築や情報の共有が図られ、行政や防災関係機関や団体との連携の強化が図られることは、本市の防災、そして減災の面からも大変大きな効果があるものと思っております。 本市といたしましても引き続き、防災、減災に向けしっかり取り組んでまいりたいと思っております。 最後に、ご功績のご報告をさせていただきますが、本年5月14日にお亡くなりになられました故山下志津枝元町議会議員に旭日単光章が叙され、去る7月30日にご遺族に伝達をいたしたところでございます。山下元町議会議員のご遺徳をしのび、そのご功績に感謝を申し上げますとともに、謹んで哀悼の意を表する次第でございます。 それでは、本定例会の提出案件及び報告の大要につきましてご説明をさせていただきます。 初めに、議案第37号令和元年度野々市市一般会計補正予算(第2号)についてでございます。 今回の補正は、歳入においては、普通交付税等の交付額の決定に伴う調整を行うとともに、歳出においては、次期総合計画市営墓地実施計画の策定に係る費用を計上いたしました。 令和4年度からスタートする第二次総合計画については、第一次総合計画のこれまでの取り組みの成果と課題を踏まえた上で、市民協働のまちづくりをさらに加速させたいと思っております。 このため、副市長を委員長とする総合計画策定委員会でこれまで、策定の方針や策定体制などの検討を行ってきたところでございます。特に、今後の市政運営を担う若手職員の育成も必要だと感じておりまして、これまでの「市民参画」に加え「職員参画」の観点から、若手職員と中堅職員から成るワーキンググループも設置をいたしたところでございます。 策定体制も整ってまいりましたので、今年度は市民アンケートや基礎調査に着手いたしたく、計画策定に必要な経費を計上するとともに、計画の策定支援業務が2年半の契約となることから、令和2年度から令和3年度までの債務負担行為として1,900万円の限度額を設定したところでございます。 あわせて、本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略でありますののいち創生総合戦略についても今年度で完了となりますが、国からは、関係人口の拡大など、新たな視点を盛り込んで引き続き策定することが求められておりますので、第2期ののいち創生総合戦略を今年度中に策定いたしたく、所要額を計上いたしました。 市営墓地の整備計画についてでありますが、市営墓地検討委員会で墓地に対する最新のニーズを把握するため、今般、市民アンケートを実施いたしたところでございます。この結果をもとにさらに検討を進め、市民が望む、野々市らしい墓地公園を整備するための実施計画を策定いたしたく、所要額を計上いたしました。 あわせて、10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い必要となる予算の調整を行うものでございまして、歳入歳出それぞれ1億6,259万3,000円を追加し、予算の総額を183億859万3,000円とするものでございます。 なお、債務負担行為補正といたしまして、第二次総合計画策定支援業務のほか2件について債務負担行為の設定を行うものでございます。 次に、議案第38号令和元年度野々市市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 今回の補正は、保険給付費等交付金特別調整交付金申請に必要な業務の委託費を追加するもので、歳入歳出それぞれ385万円を追加し、予算の総額を44億6,885万円とするものでございます。 次に、議案第39号令和元年度野々市市公共下水道事業会計補正予算(第1号)についてでございます。 今回の補正は、流域下水道事業国庫補助事業の追加を受け、建設工事負担金及び企業債を追加するとともに、企業債の対象事業を見直し、補正するものでございます。 これにより、資本的収入予定額において1,770万円を追加し7億4,170万円、資本的支出予定額において1,536万円を追加し11億5,736万円とするものでございます。 次に、議案第40号から議案第46号までの7件は、平成30年度の各会計の決算認定等についてでございます。 まず、議案第40号一般会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。 平成30年度は、野々市中央地区整備事業の完了年度でもあり、残るにぎわいの里ののいちカミーノを整備いたしました。また、本市の将来を担う子どもたちの教育環境を充実させるため、御園小学校増築事業や館野小学校大規模改造事業などに取り組んでまいりました。 決算規模につきましては、歳入総額198億2,797万8,732円に対し、歳出総額は195億1,034万1,299円であり、収支差し引きでは3億1,763万7,433円となりました。ここから繰越明許財源を除いた実質収支では2億5,872万1,636円の黒字となりました。 歳入面では、景気の回復に伴い、市税が前年度に比べ2.3%の増、普通交付税と臨時財政対策債を合わせた実質交付税が前年度に比べ1.4%の増となった一方で、特別交付税が前年度に比べ、除雪経費が落ちついたことから40.9%の大幅減、私立保育園の認定こども園への移行により分担金及び負担金が前年度に比べ48.9%の大幅減、学びの杜ののいちカレードの建設や野々市中央公園リニューアル工事の完了に伴い国庫支出金が21.7%の減となるなど、歳入全体としては前年度を9.2%下回る決算となりました。 次に、歳出面では、のっティ車両の更新や市税還付金の増などにより総務費が前年度に比べ12.3%の増、学びの杜ののいちカレードの管理運営費用が年間を通じて必要となったことにより教育費が前年度に比べ3.1%の増となる一方で、石川平野排水対策事業費の減により農林水産業費が前年度に比べ34.9%の減、完了を迎えた野々市中央地区整備事業費や除雪費用の減により土木費が前年度に比べ33.1%の減となるなど、歳出全体としては前年度を9.1%下回る決算となりました。 財政指標では、経常収支比率が95.8%、財政健全化判断比率につきましては実質赤字比率及び連結実質赤字比率については該当なし、実質公債費比率が6.2%、将来負担比率が36.5%という結果となりました。いずれも、財政の健全性が保たれている比率と言えますが、経常収支比率が前年度に比べ1.9ポイント悪化していることから、今後の推移には十分注意していかなければならないと考えております。 次に、議案第41号国民健康保険特別会計についてでございます。 国民健康保険制度を将来にわたって安定化させるため、平成30年度より県が財政運営の責任を担うこととなりましたが、本市としては引き続き、高齢化の進展などによる医療費抑制のため、生活習慣病に着目した特定健康診査・特定保健指導事業や脳ドックに対する助成などを実施し、疾病の早期発見、早期治療に努めるとともに、国民健康保険税の収入の確保に取り組んでまいりました。 この結果、決算規模は、歳入総額45億2,906万3,227円に対し、歳出総額が44億1,986万2,049円であり、実質収支では1億920万1,178円の歳入超過となり、翌年度に繰り越すものでございます。 この歳入超過につきましては、主に翌年度の国民健康保険事業費納付金、平成30年度保険給付費等交付金の確定に伴う返還金の財源とするものでございます。 次に、議案第42号後期高齢者医療特別会計についてでございます。 本市では、運営主体である石川県後期高齢者医療広域連合と連携し、保険料の収納管理のほか、市民の方への身近な相談窓口として制度の周知や各種届け出の受付業務等を行っております。 歳入歳出決算状況は、歳入総額4億8,967万3,000円に対し、歳出総額は4億8,811万2,849円であり、実質収支では156万151円の歳入超過となり、翌年度に繰り越すものでございます。 歳入超過額の主なものは、出納整理期間中に収納した保険料で、翌年度において後期高齢者医療広域連合納付金として石川県後期高齢者医療広域連合へ納めるものでございます。 次に、議案第43号介護保険特別会計についてでございます。 本市における高齢化率は、2025年には、いわゆる超高齢社会と呼ばれる21%を超えると見込んでいるところであります。この状況を踏まえ策定いたしました第7期介護保険事業計画の基本目標「野々市版地域包括ケアシステム構築プロセスの確立」を実現するために、平成30年度におきましては、介護予防や生活支援のための基盤整備、在宅医療と介護の連携の推進等に取り組むとともに、介護保険事業の適正な運営に努めてまいりました。 これらの結果、決算規模は、歳入総額26億5,980万4,556円に対して、歳出総額は26億1,484万7,516円となり、実質収支では4,495万7,040円の歳入超過となり、翌年度へ繰り越すものでございます。 なお、この歳入超過額につきましては、主に、平成30年度に概算交付を受けました介護給付費国庫負担金等の確定に伴う返還金として、翌年度に国庫等に返納する財源とするものでございます。 次に、水道事業会計についてご説明申し上げます。 議案第44号野々市市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてでございますが、次の議案第45号と関連がございますので、一括してご説明を申し上げます。 水道事業会計における平成30年度未処分利益剰余金につきましては1億6,142万1,722円となってございますが、当年度純利益に相当する1億3,142万1,722円につきましては、これを自己資本金へ組み入れるものとし、3,000万円を次年度に繰り越しとすることについて、地方公営企業法の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 平成30年度の水道事業会計決算についてでございますが、建設事業では、第2号水源の削井工事及び電気機械設備工事や、西部中央地区及び中林地区の土地区画整理事業に関連する配水管の整備を行うとともに、市内各所に布設されております幹線配水管の耐震化工事を行いました。 この結果、決算規模は、収益的収支では、事業収益は9億111万5,764円で、前年に比べ0.3%の減、事業費用は7億4,742万6,375円で、前年に比べ1.7%の増となり、1億5,368万9,389円の黒字となりました。 一方、資本的収支では、収入が2億4,360万8,900円に対し、支出が5億2,494万3,993円であり、不足する2億8,133万5,093円につきましては、損益勘定留保資金などで補填を行ったところでございます。 次に、議案第46号平成30年度野々市市公共下水道事業会計の決算についてご説明を申し上げます。 平成30年度の公共下水道事業につきましては、整備面積7.8ヘクタール、管渠延長1.8キロメートルの整備を進め、年度末における整備済面積の累計は、事業認可区域面積の96.1%に当たる1,106.1ヘクタールとなっております。 この結果、決算規模は、収益的収支では事業収益は12億5,144万5,566円で、前年に比べ0.9%の減となり、事業費用は13億3,096万7,580円で、前年に比べ0.4%の増となり、7,952万2,014円の不足となりました。 一方、資本的収支では、収入が7億1,490万891円に対し、支出が10億9,223万342円であり、不足する3億7,732万9,451円につきましては、損益勘定留保資金などで補填を行ったところでございます。 以上の各会計決算の具体的内容につきましては、平成30年度「主要な施策の成果に関する説明書」に記載のとおりでございます。 事務事業全般にわたりまして、計画どおり着実な進展を図ることができましたことをご報告申し上げ、決算の説明とさせていただきます。 次に、議案第47号野々市市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例及び野々市市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、条例中に引用しております子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第48号野々市市印鑑条例の一部を改正する条例についてでございます。 住民基本台帳法施行令等の一部改正により、印鑑証明に係る旧姓や性別などの表示について、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第49号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてでございます。 地方公務員法等の改正に伴い、制度化されます会計年度任用職員制度等について、関係する条例などの改正を行うものでございます。 次に、議案第50号野々市市水道給水条例及び野々市市公共下水道条例の一部を改正する条例についてでございます。 水道法の改正に伴い、給排水設備指定工事事業者の認定・更新手数料の徴収について所要の改正を行うものであります。 次に、議案第51号野々市市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例についてでございます。 議案第49号に関連し、新たに制度化されます会計年度任用職員の給与その他の給付の支給に関し必要な事項を定めるものでございます。 次に、報告第5号は、平成30年度決算に基づく健全化判断比率等の報告についてでございます。 詳細な数値につきましては報告書のとおりでございまして、いずれも健全な状況でございます。 次に、報告第6号及び報告第7号につきましては、地方自治法の規定により、野々市市土地開発公社、公益財団法人野々市市情報文化振興財団のいずれも市が出資する法人について、平成30年度の経営状況についてご報告するものでございます。 最後に、寄附採納についてご報告をさせていただきます。 別紙のとおり、ふるさと納税で3件、企業版ふるさと納税で6件、民生費寄附金で2件、寄附物件で1件のご寄附をいただきました。ご厚意に心から感謝とお礼を申し上げ、ご報告させていただきます。 以上、提出いたしました諸案件につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。      ----------------------------- △閉議 ○議長(中村義彦議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 再開は9月12日午前10時といたします。 本日はこれにて散会いたします。  午前10時47分散会┌―――――┬―――――――――――――――――――――――――――――――┐│招集年月日│           令和元年9月5日            │├―――――┼―――――――――――――――――――――――――――――――┤│招集の場所│           野々市市議会議事堂           │├―――――┼―――┬――――――――――――――┬―――┬――――――――┤│開閉会日時│開 会│令和元年9月5日午前10時00分│議 長│  中村義彦  ││  及び ├―――┼――――――――――――――┼―――┼――――――――┤│  宣告 │閉 議│令和元年9月5日午前10時47分│議 長│  中村義彦  │├―――――┼―――┴┬―――――┬――――┬――┴―┬―┴―――┬――――┤│出席及び │議席番号│ 氏 名 │出欠の別│議席番号│ 氏 名 │出欠の別││ 欠席議員├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 1  │梅野智恵子│ ◯  │ 9  │中村義彦 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 2  │朝倉雅三 │ ◯  │ 10  │杉林 敏 │ ◯  ││出席15名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 3  │小堀孝史 │ ◯  │ 11  │辻 信行 │ ◯  ││欠席 0名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 4  │向田誠市 │ ◯  │ 12  │早川彰一 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 5  │北村大助 │ ◯  │ 13  │土田友雄 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│凡例   │ 6  │馬場弘勝 │ ◯  │ 14  │大東和美 │ ◯  ││◯は出席 ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│▲は欠席 │ 7  │安原 透 │ ◯  │ 15  │岩見 博 │ ◯  ││×は不応招├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 8  │西本政之 │ ◯  │    │     │    │├―――――┴―――┬┴―――――┼――――┴―┬――┴―――┬―┴――――┤│ 会議録署名議員 │ 10 番  │ 杉林 敏 │ 11 番  │ 辻 信行 │├―――――――――┼――――――┼――――――┼――――――┼――――――┤│ 職務のため出席 │事務局長  │ 加藤良一 │事務局長補佐│ 源入陽子 ││ した者の氏名  ├――――――┼――――――┼――――――┼――――――┤│         │書記    │ 宮岸芳幸 │      │      │├―――――┬―――┴―――┬――┴――――┬―┴―――――┬┴――――――┤│     │市長     │ 粟 貴章  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │教育長    │ 堂坂雅光  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │副市長    │ 常田功二  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │総務部長   │ 山口 良  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │企画振興部長 │ 北 洋一  │       │       ││地方自治法├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│第121条│健康福祉部長 │ 肥田千春  │       │       ││により説明├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│のため出席│土木部長   │ 北川 勝  │       │       ││した者の職├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│氏名   │教育文化部長 │ 大久保邦彦 │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │財政課長   │ 粟 信幸  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │企画課長   │ 木戸口浩士 │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │福祉総務課長 │ 増山 浄  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │建設課長   │ 浅野 昇  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │教育総務課長 │ 塩田 健  │       │       │├―――――┴―――――――┴―――――――┼―――――――┴―――――――┤│ 議事日程・会議に付した議件・会議の経過 │    別紙のとおり     │└―――――――――――――――――――――┴―――――――――――――――┘...