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2021-02-26 令和3年第2回定例会(1日目) 本文
2021-02-26 令和3年第2回定例会(1日目) 名簿

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  1. 荒尾市議会 2021-02-26
    2021-02-26 令和3年第2回定例会(1日目) 本文


    取得元: 荒尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    2021-02-26:令和3年第2回定例会(1日目) 本文 (文書 53 発言中)0 発言ヒット ▼最初のヒットへ(全 0 か所)/ 表示中の内容をダウンロード 1:◯議長(安田康則君)                         午前10時01分 開会 ◯議長(安田康則君) これより、令和3年第2回荒尾市議会(定例会)を開会いたします。  直ちに、本日の会議を開きますが、日程に入ります前に、この際、議長より申し上げます。  現在、本会議中のマスクの着用を義務づけておりますが、マスク着用のまま長時間にわたり発言を続けることは、体調を崩す一因と考えられますことから、飛沫感染防止のために、議長席、壇上、質問席の3カ所については、飛沫感染防止シートを設置しておりますので、この3カ所で発言する場合は、マスクの着用を求めないものとしますで、その旨よろしくお願いいたします。  それでは、日程に従い会議を進めます。    ────────────────────────────────   日程第1 会議録署名議員の指名について 2:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  5番、古城義郎議員、6番、小田龍雄議員、以上両名を指名いたします。    ────────────────────────────────   日程第2 会期の決定について 3:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月23日までの26日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 4:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、会期は26日間と決定いたしました。    ────────────────────────────────   日程第3 市長所信表明及び施政方針演説 5:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 日程第3、市長所信表明及び施政方針演説を行います。浅田市長。   〔市長浅田敏彦君登壇〕 6:◯市長(浅田敏彦君) ◯市長(浅田敏彦君) 先に行われました荒尾市長選挙におきまして、私は、無投票での再選という結果により、引き続き、市政運営を担わせていただくこととなりました。
     これまで、市民の皆様から率直な御意見を聞く機会や市政の動きをお伝えする機会をできるだけ多く設けるなど、市民の皆様とのコミュニケーションを重視するとともに、スピード感を持った市政運営に当たってまいりましたが、そうした姿勢に一定の評価をいただいたのではないかと受け止めております。これからも、所信を忘れず、謙虚に、誠実に市民の皆様と向き合い、ともに荒尾の明るい未来を築いていきたいと考えております。  今、荒尾市は、少子高齢化への対応、人口の減少、経済の活性化、防災対策などの課題が山積し、さらに新型コロナウイルス感染症の対応も加わり、まさしく今、自治体としての真価が問われている状況であります。  このような重要な時期に、市長として再び重責を担うことに改めて身の引き締まる思いでございます。市民の皆様の大きな期待に応えて、荒尾市をもっと暮らしやすく、しあわせを実感していただけるまちにするために、全身全霊を注ぐ決意であります。  それでは、この4年間の市政運営について、私の所信の一端を申し上げます。  昨年は、二つの大きな危機が荒尾市を襲いました。新型コロナウイルスと7月豪雨であります。したがいまして、まずは喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症の収束と地域経済など、市民生活への影響の最小化及び早期の災害復旧と暮らしの再建を最優先に取り組んでまいります。  一方で、新型コロナウイルスと7月豪雨は、幾つかの示唆も与えてくれました。そのうち、特に私が重要と考える2点について述べたいと思います。  1点目は、災害を引き起こす要因への対応であります。  本市は災害の少ないまちと言われてきましたが、昨年の豪雨では57年ぶりの大きな災害となりました。また、国内全体で見ると、毎年のようにどこかの地域で豪雨や台風などで大きな災害が発生しており、世界規模でもその脅威は増し、多くの生命や財産が失われ、自然環境も破壊されています。その要因と言われているのが、CO2(二酸化炭素)の増加による地球の温暖化であります。  持続可能な開発目標SDGsが国際社会共通の目標として定められ、誰一人取り残されないために、先進国と発展途上国が一体となって取組が進んでいます。SDGsの17の目標の一つに、「気候変動への具体的取組」があります。  荒尾市は、かつては「石炭のまち」として発展し、日本の戦後復興にも大きく貢献してきた歴史がありますが、今では、太陽光発電やバイオマス発電などの再生可能エネルギーにより、一般家庭の消費電力を上回る発電が行われ、「新エネルギーのまち」へと変貌しています。私は、こうした地域特性を有する荒尾市こそ、地球温暖化防止を率先すべきと考え、「2050年までにCO2を実質ゼロ」にすることを、ここに宣言をいたします。そして、まず市役所でできることを積極的に先行実施し、さらに市内事業所や市民に広げていくことにより、市全体でCO2削減による地球温暖化防止へとつなげていきたいと考えております。  2点目は、デジタル社会の必要性についてであります。  新型コロナウイルスで社会や市民の暮らしが大きく変化し、行政・民間・地域においても新しい生活様式による対応が求められております。また、少子高齢化により人口が減少する中、行政サービスを維持していくためにもデジタル化は不可欠であります。  本市は、新型コロナウイルスの感染が始まる前から、先進技術をまちづくりに活用して、より便利で快適な暮らしを目指す、国のスマートシティプロジェクトに応募して、移動、エネルギー、健康などのテーマで、大学や企業と連携しながら準備を進めてきました。ソーラーと蓄電池を組み合わせたエネルギーの最適利用や人工知能を活用した予約型「おもやいタクシー」は、既に実動しており、健康状態が分かる鏡についても実証実験段階に入るなど、全国で「スマートシティ」に名乗りを上げている団体の中でもトップクラスの進捗状況であります。国の選定を受けてから、僅か2年間というスピードと何より市民の暮らしに関わる取組であることが評価され、国内外の様々なメディアに紹介されるなど注目されています。  「スマートシティ」は、決して特定の地域や特定の人がサービスを享受するものではなく、多くの市民が対象となるものです。今後も、行政サービスや市民の暮らしに関する幅広い分野で可能性を探り、市民目線で取組を広げてまいります。  また、デジタル社会を進めていく上では、高齢者など幅広い世代の方々が利用できることが重要となりますので、民間や地域の皆様とも協力しながら、必要な社会基盤の整備・普及に取り組んでまいります。  先ほど申し上げましたように、新型コロナウイルスにより暮らし方や働き方など社会が大きく変化し、行政や民間を問わず、日本中でその対応が求められています。しかし、見方を変えれば、東京一極集中の是正が必要なことやリモートワークが定着したことなど、地方にとって大きなチャンス、地方分権社会への重い扉が開いた事象であることも示しています。  これからの荒尾市は、こうした新時代へ果敢にチャレンジし、『暮らしたいまち 日本一』を目指してまいります。“小さなまち”荒尾市の“大きな挑戦”であります。  そのために、先ほど申し上げました全国的にも先進的でSDGsにも合致するJ-クレジットや「スマートシティ」の取組に加え、まちづくりの基本となる、しっかりとした市の中心拠点を整備、充実してまいります。  本市の中心拠点に位置付ける荒尾駅周辺地区及び緑ケ丘地区に、買物・医療・公共施設などの都市機能を集積し、周辺地域から両拠点に移動できる公共交通を確保する「コンパクト+ネットワーク」を進め、市全体として必要な都市機能や人口を維持し、暮らしやすさを向上してまいります。  荒尾駅周辺地区においては、荒尾競馬場跡地を含む南新地地区での土地区画整理事業を推進し、住宅のほか、「ウェルネスタウン」を基本コンセプトに、市と民間が連携しながら、有明海の夕陽などの自然と「スマートシティ」の先進性を融合した統一感のあるまちづくりに取り組みます。また、荒尾駅のリニューアルの検討を着手し、有明海沿岸道路とも一体となったオンリーワンの魅力ある中心拠点づくりを進めてまいります。  もう一つの中心拠点である緑ケ丘地区においては、第三セクターで運営するあらおシティモール内に、官民連携により市立図書館を移転整備いたします。幅広い世代がゆっくり本に親しむ良質な空間を創るとともに、充実したデジタルライブラリーデジタルコンテンツの導入などにより、様々な利用が広がり、「本のまち」づくりを進める核として、全国に類を見ない先進的な図書館を目指してまいります。  そのほか、「あらお未来プロジェクト」でこれまで準備してきた急性期医療をはじめ、地域包括ケアシステムの要となる荒尾市民病院の建て替え、荒尾の将来を担う子供の教育や子育て支援への積極的投資、災害に強いまちづくりへのハード・ソフトの一体的取組、地区協議会などとの協働のまちづくりなどを、市民の皆様とともに一つずつ着実に形にしてまいります。  最後に、ただいま申し上げてきました政策の実施に当たっては、経営理念である『現場主義の徹底と市役所イノベーション』に基づき、「市民をしあわせにする」ことを市役所の使命とし、新しい時代に柔軟な発想でチャレンジする市役所や職員の力を結集して、『暮らしたいまち 日本一』を目指してまいります。  続きまして、令和3年度の主要な取組について御説明いたしますが、その前に、新型コロナウイルスと昨年7月の豪雨災害に関する考え方を述べたいと思います。  新型コロナウイルスの対応につきましては、令和2年度におきましても数次にわたる補正予算を編成し、感染拡大防止対策、経済的な下支え策、暮らしの支援及び子育て施設職員への支援などを行ってきたところであります。  今後におきましても、本市における影響を十分把握した上で、必要な対策を講じていきたいと考えており、まず当面は、円滑なワクチン接種に取り組んでまいります。  また、昨年7月の豪雨災害対策につきましては、被害を受けた農地の復旧や義援金の配分など早急に取り組むほか、中期的・長期的な対策の調査等にも取り組んでいくこととしております。  それでは、令和3年度の主要な取組について、「第6次 荒尾市総合計画」の重点戦略「あらお未来プロジェクト」の五つの柱に沿って御説明いたします。  まず、一つ目の「切れ目のない充実した子育て環境をつくる」であります。  子育てしやすい環境づくりのため、子ども医療費助成につきましては、令和3年1月診療分から市内全ての小・中学生の通院・入院を対象として無償化し、小学校の給食費無償化と併せて、子育て世代の経済的負担の軽減を図ってまいります。  妊娠期から子育て期までにわたる切れ目のない支援として、新生児の聴覚障害の早期発見・早期治療を図るために、新生児の聴覚検査にかかる費用の助成を行います。  また、老朽化の進む荒尾市中央保育園の改築工事に対して助成を行い、保育環境を整えるとともに、保育士確保のための保育補助者の雇用に対する補助及び新規転入保育士に対する家賃補助を引き続き実施します。  教育行政につきましては、本市として取り組むべき教育目標を掲げる「荒尾市教育振興基本計画」の第2期計画を策定し、荒尾の将来を担う子供たちが確かな学力と大きな夢を持てる教育を進めます。  教育環境につきましては、児童・生徒1人に1台のタブレット端末を配備し、より分かりやすく、理解が深まる授業の実践に役立てるとともに、情報活用能力の向上を推進してまいります。また、学校施設等長寿命化計画に基づき、清里小学校、桜山小学校及び荒尾海陽中学校の外壁補修・屋上防水に取り組みます。  長洲町と共同で整備する新学校給食センターにつきましては、本体建築工事に着工します。  学力の向上につきましては、3年間で培った子供の主体性のある授業「あらおベーシック」を基に、全ての子供の学力を高める授業づくりを深化させます。  また、英語教育の日常化を目指した取組を全ての小・中学校で展開していくために、中学生全員を対象とする英語検定助成、5人のALT配置及び英語教育指導力向上のための教職員研修を引き続き実施します。  また、孫文と宮崎滔天の友情により始まったシンガポールとの交流につきましては、コロナ禍を踏まえ、本市の中学2年生とシンガポールの中学生とのオンライン交流を実施し、地域アイデンティティの醸成を図りながら、異文化・多文化を尊重する姿勢を育んでまいります。  不登校対策としましては、令和2年度に新設した「ハートフルルーム」及び小岱教室において、支援が必要な生徒の学習指導やカウンセリングを行うことで、不登校の改善や未然防止を図ってまいります。  次に、二つ目の「誰もがつながりを持ち、健康でいきいきとした暮らしをつくる」であります。  新市民病院の建設につきましては、令和5年10月の開院を目指し、4月に着工いたします。特徴としては、一般病床の全室個室化のほか、コロナ禍にも対応した感染症専用エレベーターや空調システムを導入します。  健康長寿社会の実現に向けては、特定健診の結果を踏まえた特定保健指導のほか、運動教室や透析予防教室を引き続き実施し、生活習慣病の重症化予防を図ってまいります。  また、グッドデザイン賞を受賞した「あらお健康手帳」の普及・活用により地域包括ケアシステムを推進するとともに、保健事業と介護予防事業を一体的に実施することで、高齢者が住み慣れた場所で、できる限り長く、健やかに、自立して生活されることを支援してまいります。  介護保険料の設定につきましては、3年間の計画期間で保険料を設定するという基本的な考え方に立ち、今後、介護予防事業をより積極的に推進することで、介護保険事業の安定した運営に努め、結果的に保険料の上昇を抑える取組を行ってまいります。  地域共生社会の実現に向けては、認知症の症状や障害があっても地域で安心して暮らせるよう、成年後見制度の利用促進を図るための体制を整備します。  障害者の社会参画につきましては、コミュニケーションボードの配布・活用をはじめとした障害者への理解の促進、合理的配慮に取り組むことにより、障害のある人もない人も地域で安心していきいきと暮らすことができるまちづくりを進めます。  また、長期にわたり就業していないなど、社会的に孤立しやすい方々に対しては、生活相談支援センターによるきめ細やかな支援を積極的に行います。  豊かな地域社会を築くため、職場・家庭・地域などの身近な場所において、男女共同参画社会づくりを力強く進めることのできる地域リーダーを育成するなど、お互いを尊重し、地域でつながりを持つことができるような環境をつくってまいります。  生涯学習の推進につきましては、新しい市立図書館の令和4年4月のオープンを目指し、多くの市民の皆様に利用していただけるよう、あらおシティモールへの移転整備に取り組みます。  また、地域住民の見守り活動や児童・生徒の地域活動への参加といった地域と学校の連携・協働の組織体制を構築することで、学校教育の充実、地域教育力の向上、地域の活性化を図ってまいります。  次に、三つ目の「雇用の確保と所得の向上で安定した暮らしをつくる」であります。  市内企業の振興につきましては、情報交換や交流を通じて企業ニーズを把握し、効果的な支援を行います。  企業誘致につきましては、サテライトオフィスソフトウェア関連など、コロナ禍においては地方での企業活動が有利となる業種の誘致を図り、雇用の創出に努めてまいります。  地元就職の促進につきましては、市内企業の視察ツアー、大牟田市と合同での地元企業と学校の情報交換の場の設置、在学中に借り入れた奨学金の返済に係る費用への助成を引き続き実施します。また、事業者向けの働き方改革に関するセミナーを開催するなど、全ての人が働きやすい職場づくりを推進してまいります。  農業の振興につきましては、農業者所得の向上を図るため、新規推奨作物や農業用機械等の導入への支援を行います。  生産性向上に向けた取組として、圃場整備をはじめとする基盤強化や荒尾らしいスマート農業を研究・実践するためのスマート農業に関する研究会を立ち上げます。  本市特産の梨につきましては、近年の高温障害によるヤケ梨対策として、県推奨品種への転換に対する苗木の補助を行います。  水産業につきましては、覆砂、エイによる食害対策等の支援を行い、アサリ等の漁獲量の向上を図るとともに、ノリの色落ち対策及び新たな収入源確保として、マガキの養殖試験を行います。  次に、四つ目の「あらおファンを増やすとともに移住しやすい環境をつくる」であります。  まず、本市と継続的に多様な形で関わる関係人口・交流人口である「あらおファン」の拡大に向けて、より効果的なシティプロモーションを行うために、広報業務の見直しを進め、積極的な情報発信を進めてまいります。観光振興につきましては、荒尾干潟と万田坑という二つの世界基準の観光資源を生かし、本市の観光資源を周遊できるよう、観光アプリによるデジタルスタンプラリーを実施します。  万田坑では、経年劣化が著しい「倉庫及びポンプ室」などの保存修理と構造補強工事を引き続き実施します。また、コロナ禍の影響で実施を見送った世界遺産登録5周年記念イベントを実施するなど、世界遺産価値についての情報を市内外に発信してまいります。  荒尾干潟では、テーラー乗車をはじめとする体験プログラムなどにより、ここにしかない魅力の向上に努めてまいります。  文化交流につきましては、宮崎兄弟の生家において、延期した荒尾市日中友好促進会議設立40周年の記念イベントを実施します。  移住・定住につきましては、積極的な情報発信、移住コーディネーターによるきめ細やかなサポート、お試し暮らし体験住宅事業の実施、空家・空地バンクを通じた住宅確保への支援、移住・定住希望者に対する経済的支援策に加えて、県による東京都市圏からの移住者に対する費用の支援制度を活用して促進してまいります。  最後に、五つ目の「先進的で持続可能なまちをつくる」であります。  南新地土地区画整理事業につきましては、戸建住宅街区等で土地の利活用を開始するほか、アクセス道路などの一部の道路が開通いたします。また、有明海や雲仙普賢岳などの素晴らしい眺望を将来にわたり持続できるよう、電線地中化に取り組みます。  また、荒尾駅のリニューアルを含めた荒尾駅周辺地区の整備に向けた調査・検討を開始します。  地域高規格道路有明海沿岸道路」につきましては、地域経済の活性化に寄与するだけではなく、災害時の緊急輸送路として大変重要な道路であり、一日も早い着工に向けて、引き続き要望活動や国との協力体制をとってまいります。  南新地地区のまちづくりにつきましては、道の駅と保健・福祉・子育て支援施設の整備構想を進めてまいりました。道の駅においては「しあわせと元気の創造ステーション」をコンセプトとして、農水産物直売所体験プログラムの開発・県北のゲートウェイとしての観光情報発信などの機能を充実する検討を進めております。  保健・福祉・子育て支援施設につきましては、総合的な健康づくりを通じた健康寿命の延伸や福祉、子育てのワンストップサービスを提供するため、基本計画の策定に取り組みます。  また、先進コアゾーンを中心に、ウェルネス拠点基本構想を踏まえた民間施設誘致に取り組みます。  このような行政主体の事業と民間主体の事業が相互に連携を図りながら、ウェルネス拠点全体としての魅力を相乗効果で高める必要があるため、各事業の機能連携や進捗状況を一元管理し、目指すべき方向性を共有するためのマネジメントを引き続き行います。  スマートシティの推進につきましては、昨年、国土交通省スマートシティプロジェクト先行モデルプロジェクトに選定され、具体的な取組内容やロードマップをまとめた実行計画を策定し、「ウェルビーイング・ミラー」を用いた実証実験も実施いたしました。今後も実行計画に基づき、産官学の強力なパートナーシップで快適さを実感できるまちづくりを進めます。  また、行政サービスのデジタル化につきましては、「荒尾市行政DX推進計画」を策定し、ICTを積極的に活用した効率的な行政運営と人による温かい行政サービスの調和を図ってまいります。  地域コミュニティの充実・活性化策としましては、荒尾市防災アプリを活用した地域情報発信システムを整備し、幅広い世代に地域からのタイムリーな情報をお届けします。  交通ネットワークにつきましては、AIを活用した「おもやいタクシー」をはじめ、公共交通の利用者増加に向け、普及・啓発を図っていくとともに、バス・タクシーを含めたベストミックスによる公共交通政策を進めます。  空き家対策につきましては、地域や関係機関と連携した総合的な空き家対策に取り組むために、「第2期荒尾市空家等対策基本計画」を策定します。  持続可能な循環型社会の形成への取組としましては、市民、事業者及び行政が連携して、地球温暖化対策の推進に取り組むことで、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするための計画を策定します。まずは、本市の公共施設の電力についてJ-クレジット制度を活用し、排出する二酸化炭素を理論上ゼロにする取組を実施します。  廃棄物対策につきましては、大牟田・荒尾清掃施設組合を中心に、環境に配慮した新しいごみ処理施設の整備に向け、準備に取り組んでまいります。  荒尾干潟の保全につきましては、荒尾干潟水鳥・湿地センターにおいて、小・中学校をはじめとする団体を受け入れ、干潟の重要性を学習できる取組を行うとともに、市民参画による荒尾干潟の清掃活動を実施します。  災害に強いまちづくりにつきましては、「令和2年7月豪雨」の教訓から、雨水対策について調査に取り組むとともに、熊本県と連携して関川の早期復旧に努めてまいります。  また、近年頻発する集中豪雨の自然災害から市民生活を守るため、ハード・ソフト両面から強化を図ってまいります。  ハード面では、防災情報伝達システムを稼働させ、必要な方への戸別受信機の配布を行います。また、避難所等に物資を速やかに供給するため、備蓄倉庫を2カ所設置します。  ソフト面では、引き続き地区の防災計画の策定を支援します。また、自主防災組織をはじめとする避難支援等関係者からの御協力をいただきながら、避難行動要支援者の個別計画の策定に取り組みます。  防犯対策につきましては、防犯カメラを追加設置するとともに、地域におけるLED防犯灯設置費用を助成することで、安心・安全な生活空間の維持に努めてまいります。  公共施設の維持管理につきましては、官民連携により複数の施設を包括的に管理することにより、安全性の向上と効率化を図ってまいります。導入に当たっては、市内事業者の活用を図るとともに、将来は市内事業者が総括的に施設管理を担えることを目指してまいります。  次に、令和3年度当初予算の概要であります。  令和3年度当初予算に対する考え方は、ただいま主要施策ごとに一般会計を中心に述べたところであります。このほか特別会計、企業会計を含めた規模について申し上げますと、一般会計が230億8,000万円、特別会計が150億1,572万6,000円、企業会計が139億6,695万7,000円で、全会計の総計は520億6,268万3,000円といたしました。これを前年度当初予算と比較しますと、一般会計は1.2%の減、特別会計は2.0%の減、企業会計は21.1%の増、総計で3.7%の増となっております。  以上、私の市政運営に当たっての所信や「あらお未来プロジェクト」に沿って令和3年度の主要施策を述べさせていただきました。  今、本市で進めている様々なプロジェクトや施策は、今後、人口減少が避けられない状況下にあっても、長期的に持続可能な荒尾市を築くための今しかできない投資であり、将来にわたって市民の皆様を幸せにするための布石であります。これらによる公共投資や民間誘導策は、何より本市における資産価値や社会的価値を高め、経済の好循環を築き、結果として税収増加などによる安定した行財政運営を行い、その果実として新たな行政サービスの提供や住民福祉の向上につなげることを目的とした取組であります。  短期、中期、長期の視点を持って推進していきたいと考えております。  1期目の4年間を振り返ってみますと、市民の皆様の荒尾市に対する愛情の深さや、荒尾市を暮らしやすいまちにしたいという思いを、私も何度となく実感いたしました。私は、「市民力」とも言えるその皆様の思いを政策推進の大きな指針と位置付け、本市を「暮らしたいまち 日本一」にするため、皆様の先頭に立って取り組んでいく決意をしているところでございます。  議員各位及び市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げ、市政運営に対する私の見解とさせていただきます。    ────────────────────────────────   日程第4議第3号令和3年度荒尾市一般会計予算から日程第27議第26号   令和2年度荒尾市下水道事業会計補正予算(第4号)まで(提案理由説明) 7:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 日程第4、議第3号令和3年度荒尾市一般会計予算から、日程第27、議第26号令和2年度荒尾市下水道事業会計補正予算(第4号)まで、以上、一括議題といたします。  議案の朗読は省略し、件名のみを事務局長をして朗読いたさせます。前田事務局長。   〔前田事務局長朗読〕 8:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) これより、上程議案についての提案理由及び議案内容の説明を求めます。浅田市長。
      〔市長浅田敏彦君登壇〕 9:◯市長(浅田敏彦君) ◯市長(浅田敏彦君) 今回の定例会に上程いたします議案は、条例の制定1件、条例の一部改正8件、令和3年度当初予算8件、令和2年度補正予算5件、市道路線の認定1件、専決処分1件、人事案件1件、合わせて25件でございます。  このうち、人事案件の議案を除きます各議案の具体的内容につきましては、病院事業管理者、企業管理者及び担当部長より御説明いたしますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 10:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 石川総務部長。   〔総務部長石川陽一君登壇〕 11:◯総務部長(石川陽一君) ◯総務部長(石川陽一君) 私のほうから、総務部所管の関連議案4件について御説明します。  まず最初に、議第3号令和3年度荒尾市一般会計予算についてでございます。  議案書1の1ページをお開き願います。  第1条にありますとおり、予算総額は歳入歳出それぞれ230億8,000万円でございます。また、第2条以降に、債務負担行為、地方債、一時借入金、歳出予算の流用について定めております。  内容につきましては、議案資料により御説明しますので、議案資料の1ページをお開き願います。歳入の総括表でございます。  前年度との比較により、主な項目を御説明します。  まず、1款の市税でございますが、市民税及び固定資産税等の減収等で約3億2,000万円、6.2%の減となっております。  次は、10款の地方特例交付金でございますが、地方税法等の一部改正による中小企業の固定資産税の軽減分は本交付金で補填されるため、1億5,500万円の増を見込んでおります。  11款の地方交付税は、国の地方財政対策の内容などを勘案して、1億5,000万円の増額といたしております。  15款の国庫支出金は、社会資本整備総合交付金の減等により、約8,100万円の減額となっております。  18款の寄附金は、ふるさと応援寄附金の増によるものです。  19款の繰入金について、約1億3,500万円の減となるのは、財政調整基金取崩しについて、昨年度が約6億3,000万円の計上に対し、本年度は約2億3,000万円としているためです。  22款の市債は、総額は約1億8,000万円の減、うち一般財源では3億7,000万円の増となりますが、臨時財政対策債の増によるものです。  以上、歳入合計として230億8,000万円となり、前年度当初予算に比べまして2億7,000万円の減となっており、一般財源の比較では前年度当初予算比2億4,000万円ほどの増となっております。  2ページは目的別、3ページは性質別に分類した歳出の総括表です。  歳出合計は、歳入と同額の230億8,000万円でございます。  3ページを御覧ください。  性質別の表で、歳出の主な増減内容を中心に御説明いたします。  まず、人件費におきましては、約5,600万円の増となっておりますが、職員退職手当や会計年度任用職員の増によるものです。  扶助費におきましては、私立保育所運営費や生活保護費の減等により、約2億5,800万円の減となっております。  物件費でございますが、ふるさと応援寄附金の伸びに伴う関連事務費や小・中学校ICT環境整備事業費の増のほか、広報業務の見直しに伴う増が主なものでございます。  次の補助費等におきましても、ふるさと応援寄附金の伸びに伴い、返戻品の関連経費のほか、公共下水道事業会計や市民病院会計への支出金が増となっております。  普通建設事業費でございますが、まず、補助事業費についてですが、保育所等施設整備事業費の増がある一方、社会資本整備総合交付金活用事業費については、令和2年度の国の3次補正の活用等による補正対応で減となっております。単独事業費の減につきましては、防災情報伝達システムや川登川護岸整備などの事業が終了したため、約5億円の減となっております。  4ページをお開きください。  ここから14ページまでは、臨時的経費等について掲載いたしております。新規や拡充の中をかいつまんで御説明いたします。  まず、総務費の下から2番目、地域情報発信支援事業費は、地区協議会に専用端末を配布し、地域での情報発信を支援するものです。  次のページをお願いします。  下から6行目の自治公民館再建支援事業費は、昨年の7月豪雨により被災した公民館の再建を、県補助金を活用して支援するものです。  6ページをお願いします。  下から5番目の窓口整備事業費は、マイナンバーカードの普及促進のため、庁舎1階の市民課と市民サービスセンターに専用カウンターを増設するものになります。  7ページをお願いします。  3款民生費になりますが、上から7番目、避難行動要支援者個別支援計画策定事業費は、昨年の7月豪雨で被害が著しかった地区をモデル地区とし、介護事業所等と連携して個別支援計画を策定するものです。  8ページをお願いします。  4款衛生費になりますが、上から4番目の新生児聴覚検査助成事業費は、子ども未来基金を活用して、新生児に対する聴覚検査の費用を助成するものです。  次に、このページの一番下の地球温暖化対策実行計画策定事業費及び9ページの一番上の自治体版RE100推進事業費は、2050年までに温室効果ガス排出量ゼロに向け、排出量削減計画の策定及びJ-クレジット制度を活用した取組を行うものです。  次は、6款農林水産業費になりますが、上から3番目の荒尾スマート農業推進事業費は、研究会を立ち上げ、荒尾らしいスマート農業の確立を目指すものです。  10ページをお願いします。  中段くらいにあります農作物栽培支援事業費、果樹経営支援事業費、農業用機械・施設等整備事業費は、道の駅への出荷を視野に、農業産出額の増加や農業者の所得向上に資する補助となります。  次の11ページをお願いします。  上から1番目、浜の活力再生事業費は、干潟を活用したマガキの養殖を実証実験するものです。  12ページをお願いします。  8款土木費、上から3番目、都市再生整備計画事業費は、荒尾駅周辺地区の整備に向けた調査・検討を行うものです。  土木費の一番下、令和2年7月豪雨住まいの再建支援事業費は、県補助金を活用して被災者の民間賃貸住宅や市営住宅への転居を支援するものです。  次は、10款教育費です。  13ページの中段あたり、小学校振興費及び次のページの一番上、中学校振興費は、それぞれ就学援助費を拡充するものになります。  続きまして、16ページをお開きください。  集約表でございまして、投資的経費について説明いたします。  補助事業の総額は約11億2,800万円で、前年度に比べ約7,400万円の減、単独事業の総額は約7億5,700万円で、こちらも約5億円の減となっております。  次の17ページからは、補助事業の内訳でございます。  上から2番目の3款民生費、保育所等施設整備事業費は、中央保育園の建て替え工事への補助金となります。  8款土木費は、国の社会資本整備総合交付金を活用しての道路、港湾、公園、市営住宅等の整備事業でございます。  続いて19ページからは、単独事業でございます。  2款総務費の4番目、荒尾総合文化センター施設改修費は、非常用自家発電設備更新及び小ホールの舞台機構設備の改修経費です。  3款民生費の一番上、放課後児童クラブ施設整備費は、荒尾第一小学校敷地内に放課後児童クラブを整備するための設計費用です。  20ページをお願いします。  7款商工費の一番上、プロローグ広場施設改修費は、プロローグ広場内の水路改修等を実施するものです。  21ページをお願いします。  9款消防費、上から3番目、防災対策事業費は、ポータブル蓄電池及び防災情報伝達システムに係る配布用戸別受信機分でございます。  次の10款教育費、下から2番目、市立図書館移転整備事業費は、市立図書館の移転に伴う設計負担金でございます。  次の22ページでは、緊急時の災害復旧費を計上いたしております。  さらに、次の23ページでは、特別会計への繰出金をまとめております。  24ページから47ページまでは、各新規事業、拡充事業のうち、主なものについて事業の詳細を掲載しておりますので、後ほど御参照願います。  48ページをお開きください。  地方消費税交付金が充てられる社会保障施策に要する経費でございます。  消費税率の引上げ部分については、使途を明確化するためにお示ししているものです。  議第3号令和3年度荒尾市一般会計予算については、以上です。  続きまして、議第11号専決処分について(令和2年度荒尾市一般会計補正予算(第13号))でございます。  議案書3の1ページをお願いします。  本補正予算第13号について、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。  3ページをお願いします。  令和3年2月10日付で、歳入歳出予算の補正を専決処分したものでございます。  補正の内容につきましては、議案資料で御説明しますので、議案資料の59ページをお開き願います。  まず、4款衛生費ですが、新型コロナウイルスワクチン接種事業費につきましては、本年1月の臨時議会に続き、コールセンター業務及び予約受付等業務委託、会計年度任用職員の雇用、消耗品や備品等の経費です。  財源といたしましては、全額国庫補助金となります。  次の10款教育費の学校保健特別対策事業費は、国の3次補正により2度目の措置となりますが、小・中学校において学校教育活動の継続に資する取組を、学校長の判断で速やかに実施するものです。  第13号の補正額は、7,252万8,000円となっております。  なお、これらの事業はともに年度をまたぐ執行となりますことから、併せまして繰越明許費を計上しております。  議第11号については、以上です。  続きまして、議第13号荒尾市職員定数条例の一部改正についてでございます。  議案書3の25ページをお開き願います。  提案理由といたしましては、新病院の開院に向け、医療体制の充実を図るため、病院事業職員の定数を増員したいからでございます。  内容につきましては、次のページをお願いします。  病院事業の職員定数を、420人から470人に改めるものでございます。  改正の趣旨としましては、令和5年10月に新病院の開院を目指しており、今後の病床の有効活用や診療機能の拡充等に伴う人員体制の強化により、さらなる医療体制の充実を図るため、所要の改正を行うものでございます。  議案資料の新旧対照表は、後ほど御参照ください。  議第13号については、以上です。  最後に、議第22号令和2年度荒尾市一般会計補正予算(第14号)についてでございます。  議案書3の97ページをお開き願います。  本補正予算は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ15億1,935万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ331億1,070万3,000円とすること、繰越明許費及び地方債の補正でございます。  補正内容につきましては、議案資料で御説明しますので、議案資料の81ページをお開き願います。  事業量の変動等による補正を除き、主立ったものを御説明します。  2款総務費、上から3番目、総務課人件費は、職員の早期退職等による退職手当の増額になります。  少し飛びますが、85ページをお願いします。  7款商工費、1番目の新型コロナウイルス対策事業費(産業振興)は、次年度以降の新型コロナ対策制度融資利子補給の財源として基金を積み立てるものです。  8款土木費ですが、社会資本整備総合交付金事業である2番目の中央野原線、3番目の小野高倉線、同じページの下から3番目の荒尾港海岸堤防は、国の補正に伴い増額するものです。
     87ページをお願いします。  10款教育費ですが、上から2番目の小学校施設改修費は、桜山小学校の外壁改修及び屋上防水工事になり、最後の給食センター整備推進事業費とともに、国の補正に伴う国庫補助金を活用します。  なお、学校給食センター整備は、工事の発注契約、支払い等は本市で一括して行い、長洲町から負担金をいただく形としております。  そのほか、財政調整基金をはじめとする既存の各基金への積立てや、各指定管理者への昨年10月から本年3月までの減収補填分を計上しております。  以上によりまして、補正総額は15億1,935万円となっております。  次に、繰越明許費補正でございますが、議案書3の101ページをお開きください。  こちらのほうは、103ページまでが追加が23件、変更が2件ございますので、御参照いただければと思います。  議第22号については、以上でございます。  以上、総務部所管の関連議案についての説明を終わります。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 12:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 松村市民環境部長。   〔市民環境部長松村英信君登壇〕 13:◯市民環境部長(松村英信君) ◯市民環境部長(松村英信君) 私のほうからは、市民環境部所管の議案2件につきまして御説明を申し上げます。  議案書3の85ページをお開き願います。  議第19号荒尾市消防団条例の一部改正についてでございます。  提案理由といたしましては、消防団員に対する貸与品及び副分団長の報酬について、所要の改正を行いたいからでございます。  内容につきましては、議案資料により御説明いたしますので、議案資料の73ページをお開き願います。  改正の趣旨でございますが、消防団員への被服の貸与について、条例で品目等を定めておりますが、災害や国が定める消防団の装備基準の改正に対応するため、貸与品目を増やす必要性が生じているとともに、今後も災害等に迅速かつ柔軟に対応できるよう改正を行うものでございます。  また、災害等の緊急時における分団長の負担軽減等を図るため、副分団長を任命した際の副分団長の報酬を定めるものでございます。  74ページに新旧対照表をつけておりますので、後ほど御参照願います。  なお、附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行することとしております。  続きまして、議第20号荒尾市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正についてでございます。  議案書3の89ページをお開き願います。  提案理由といたしましては、副分団長の退職報償金について、所要の改正を行いたいからでございます。退職報償金について、副分団長の報酬が定められていないため、これを定めるものでございます。  内容につきましては、議案資料により御説明いたしますので、議案資料の76ページをお開き願います。  内容といたしましては、新旧対照表にあります改正後の別表、退職報償金支給額表にあります分団長、指導員の項の次に副分団長を加え、その勤務年数に応じて退職報償金の支給額を定めるもので、それぞれの額は下線部分のとおりでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行することとしております。  以上で、市民環境部所管の議案の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 14:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 片山保健福祉部長。   〔保健福祉部長片山貴友君登壇〕 15:◯保健福祉部長(片山貴友君) ◯保健福祉部長(片山貴友君) 保健福祉部所管の議案9件について、御説明をいたします。  議案書2の1ページをお開き願います。  議第4号令和3年度荒尾市国民健康保険特別会計予算でございます。  歳入歳出予算の総額を、それぞれ70億9,063万2,000円と定めるほか、債務負担行為、一時借入金及び歳出予算の流用について定めております。予算総額は、対前年度比3.3%の減でございます。  主な内容を御説明いたします。議案資料の50ページをお開き願います。  歳出の2款保険給付費は、対前年度比3.7%減の52億801万1,000円、3款国保事業費納付金は、県による算定額15億6,073万1,000円、6款保健事業費は、対前年度比0.4%増の7,492万9,000円を計上いたしております。  49ページをお願いいたします。  歳入でございます。  1款国民健康保険税は、税制改正及び新型コロナウイルス感染症の影響による収入減を考慮し、対前年度比4.5%減の9億359万7,000円を計上いたしております。  4款県支出金は、県からの補助金で対前年度比2.2%減の54億4,603万円を計上しております。今後とも、健康増進計画、データヘルス計画及び国民健康保険事業計画などに基づき保健事業を推進し、国保財政の健全化に取り組んでまいりたいと考えております。  続きまして、議案書2の65ページをお開き願います。  議第5号令和3年度荒尾市介護保険特別会計予算でございます。  保険事業勘定と介護サービス事業勘定を合計した歳入歳出予算の総額を、それぞれ60億2,597万7,000円と定めるほか、一時借入金、歳出予算の流用について定めております。  予算総額といたしましては、対前年度比5.2%減でございます。  主な内容を御説明いたします。議案資料の52ページをお開き願います。  保険事業勘定の歳出でございます。  2款の保険給付費は、第8期介護保険事業計画における給付費の見込みとして、対前年度比5.4%減の56億893万3,000円、5款の地域支援事業費は、総合相談事業や地域包括支援センターの運営に係る費用で、対前年度比9.4%減の2億157万5,000円を計上いたしております。  次に、歳入です。51ページをお願いいたします。  1款の保険料は、対前年度比9.3%減の10億592万2,000円を計上しておりますが、これは介護保険料を引き下げた影響によるものでございます。  以上、保険事業勘定につきましては、予算総額を対前年度比5.3%減の59億9,588万円といたしております。  続きまして、介護サービス事業勘定についてです。  53ページをお願いいたします。  介護サービス事業勘定は、要支援1及び要支援2と認定された方の介護予防サービス計画作成に係る人件費や委託料などの費用で、対前年度比29.1%増の3,009万7,000円を計上いたしております。  続きまして、議案書2の149ページをお開き願います。  議第6号令和3年度荒尾市後期高齢者医療特別会計予算でございます。  歳入歳出予算の総額を、それぞれ8億4,401万4,000円と定めるほか、債務負担行為について定めております。対前年度比では、1.2%減となっております。  主な内容を御説明いたしますので、議案資料の54ページをお開き願います。  まず、下段の歳出です。  2款後期高齢者医療広域連合納付金は、本市で徴収しました保険料と保険料軽減のための保険基盤安定繰入金等を広域連合に納付するものでございまして、対前年度比0.9%減の7億7,039万7,000円を計上しております。  3款の保健事業費は、広域連合からの委託を受けて高齢者健康診査を実施する費用等で、対前年度比11.9%減の2,260万6,000円を計上しております。  続きまして、上段の歳入でございます。  1款の後期高齢者医療保険料は、前年度比1.7%減の5億4,903万5,000円、6款の諸収入においては後期高齢者医療広域連合受託事業収入として、被保険者の健康診査事業の費用2,328万6,000円を計上いたしております。  特別会計の予算については、以上でございます。  続きまして、条例の一部改正4件について御説明をいたします。  提案理由につきましては、議案書3にそれぞれ記載をしているとおりでございますので、内容につきましては議案資料にて御説明をいたします。  議案資料の61ページをお開き願います。  議第14号荒尾市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。改正の概要をまとめております。  2の改正内容ですが、一つ目が(1)保育所との連携に係るもので、乳幼児に対する保育の提供が終了した際に、その乳幼児に優先的に引き続き必要な教育または保育が受けられるよう措置を講じている場合には、連携施設の確保が不要とされたこと。  二つ目が(2)でございます。居宅訪問型保育の実施に関し、保護者の疾患や障害等により養育を受けることが困難な乳幼児に対しても、保育が提供されることを明文化するものでございます。  なお、(3)その他、文言の整理を行っております。  施行期日は、公布の日からといたしております。  次に、67ページをお願いいたします。  議第15号荒尾市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明いたします。  改正の内容は、放課後児童支援員の認定資格研修を行うものについて、中核市の長を追加するというものでございます。  施行期日は、公布の日からといたしております。  次に、68ページをお開き願います。  議第16号荒尾市介護保険条例の一部改正についてでございます。  1、改正の趣旨といたしまして、介護保険事業計画は、3年ごとにその内容を見直すこととされており、第8期計画期間となる令和3年度から令和5年度までの保険給付の円滑な実施を図るために必要な介護保険料を算定したことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  2、改正内容でございます。  表の左側が現在の第7期の保険料で、右側が第8期となる令和3年度から改定後の保険料で、所得に応じて保険料を設定しております。  保険料の段階は、第8期においても9段階の区分としております。  表中ほどの第5段階が、基準となる保険料でございまして、現行の年額6万9,600円を6万3,600円、月額5,800円を5,300円に改正するものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  続きまして、71ページをお開き願います。  議第17号荒尾市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正についてでございます。  1、改正理由といたしましては、感染症や災害の対応力の強化とともに、地域包括ケアシステムの推進、自立支援・重度化防止の取組の推進、介護人材の確保・介護現場の革新等を目的として、国が定める基準が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  改正する条例は、(1)から(4)に記載の4件となっております。  (1)が、要介護者に係る認知症グループホームや小規模デイサービス等に対するもの、(2)が、ケアマネージャーによる要介護認定者のケアプランの作成などに係るものでございます。  (3)及び(4)は、同じ内容の要支援者を対象とした条例の改正となります。  3、主な改正内容につきましては、表のとおり14項目ございまして、それぞれ改正内容に該当する条例の番号を右側に記載しております。  施行期日は令和3年4月1日でございますが、表中の5番の改正につきましては、令和3年10月1日からでございます。  続きまして、特別会計補正予算2件について御説明をいたします。  議案書にお戻りいただきまして、議案書3の167ページをお開き願います。  議第23号令和2年度荒尾市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)でございます。  今回の補正は、予算の総額に2万3,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を73億5,556万7,000円とするものでございます。  主な内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い収入減となった方への国民健康保険税の減免分を減額補正するものでございます。  最後に、同じく議案書3の179ページをお願いいたします。  議第24号令和2年度荒尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)でございます。  今回の補正は、予算の総額から659万6,000円を減額し、補正後の予算総額を8億5,787万4,000円とするもので、保険料の軽減措置を公費で負担する保険基盤安定負担金の額が確定したことに伴うものでございます。  特別会計補正予算2件については、以上でございます。  以上で、保健福祉部所管の議案9件の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
    16:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 北原産業建設部長。   〔産業建設部長北原伸二君登壇〕 17:◯産業建設部長(北原伸二君) ◯産業建設部長(北原伸二君) 私のほうからは、産業建設部所管の議案5件について御説明いたします。  初めに、議第7号令和3年度荒尾市南新地土地区画整理事業特別会計予算について御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書2の179ページをお開き願います。  第1条で、歳入歳出予算をそれぞれ10億5,510万3,000円と定めるほか、第2条では地方債、第3条で一時借入金について定めております。  内容につきましては、議案資料により御説明しますので、議案資料の55ページをお開き願います。  まず、上段の歳入でございます。  1款保留地処分金につきましては、来年度から戸建て地区の保留地を販売するため、その収入になります。  2款分担金及び負担金は、南新地地区内の有明海沿岸道路の用地費及び補償額に相当する公共施設管理者負担金で、1,943万円を計上しております。  3款国庫支出金につきましては3億975万円、5款繰入金としましては一般会計より1億1,063万5,000円を計上しております。  また、8款市債としまして3億450万円の借入れを予定しており、歳入合計額として10億5,510万3,000円でございます。  続きまして、下段の歳出について御説明いたします。  1款総務費に関しましては、職員人件費及び独立行政法人都市再生機構への事業推進支援等委託費として、9,366万5,000円を計上しております。  次に、2款事業費といたしまして9億4,984万9,000円を計上しております。  来年度の主な事業でございますが、現在、地区北側の戸建て住宅地の造成を行っておりますので、そこに移転される予定の地権者の補償物件の対応や道路に埋設します電線類の地中化の工事に着手したいと考えております。  3款公債費につきましては、元金及び利子の支払い分として、1,058万9,000円を計上しております。  そのほか、4款予備費100万円を加えまして、歳出合計額が10億5,510万3,000円となります。  議第7号につきましては、以上でございます。  次に、議第12号荒尾市新型コロナウイルス感染症対策制度融資利子補給基金条例の制定について、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書3の21ページをお開き願います。  提案理由につきましては、荒尾市新型コロナウイルス感染症対策制度融資利子補給事業に要する経費の財源に充てるため、基金を設置したいからでございます。  条例につきましては、23ページを御覧ください。  第2条において、基金として積み立てる額は荒尾市一般会計歳入歳出予算で定める額とし、基金の原資は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金をもって充てるというものでございます。  また、本市の利子補給事業は、融資に係る初回返済月の属する月から起算して3年間としておりますことから、附則の第2項において、この条例は令和6年3月31日限り、その効力を失う。この場合において、基金の残額があるときは、当該基金の残額を予算に計上し、国庫に納付するものとするといたしております。  議第12号につきましては、以上でございます。  次に、議第18号荒尾市都市公園条例の一部改正について御説明いたします。  恐れ入りますが、同じ議案書3の81ページをお開き願います。  提案理由といたしましては、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。  内容につきましては、議案資料で御説明いたしますので、議案資料の72ページをお開き願います。  高齢者移動等円滑化法の条ずれの調整を行ったものでございまして、第2条第3号中の第2条第13号を第2条第15号に改めるものでございます。  議第18号につきましては、以上でございます。  次に、議第21号市道路線の認定について御説明いたします。  議案書3の93ページをお開き願います。  提案理由といたしましては、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を必要とするからでございます。  95ページをお開き願います。  認定する市道の路線番号、路線名、起・終点を記載しております。  内容につきましては、議案資料にて御説明いたしますので、議案資料の77ページをお開き願います。  今回は8路線を認定するものでございまして、追加認定する延長は2,099.7メートルで、1路線が民間の開発行為によるもの、7路線が南新地土地区画整理事業に伴う認定路線でございます。  次の78ページを御覧ください。  認定する路線番号、路線名、起・終点延長を記載しております。  詳細な位置につきましては、次のページ以降に掲載しておりますので、後ほど御確認をお願いいたします。  議第21号につきましては、以上でございます。  最後に、議第25号令和2年度荒尾市南新地土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)について御説明いたします。  議案書3の191ページをお開き願います。  今回の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億8,661万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億7,289万9,000円とするものでございます。  内容につきましては、議案資料で御説明いたしますので、議案資料の91ページをお開き願います。  まず、下段の歳出でございますが、2款事業費の南新地事業費といたしまして、6億8,530万9,000円を予算計上しておりましたが、国の補正予算の増額に伴い1億8,661万4,000円を増額いたしまして、補正後の額を8億7,192万3,000円とするものでございます。  その増額する事業内容ですが、来年度予定しておりました移転補償物件の対応や都市計画道路、荒尾北インター線などを前倒しして工事をするものでございます。  次に、上段の歳入ですが、これも同じく国の補正予算に伴う増額でございまして、補正額が全体で1億8,661万4,000円、補正後の額が9億7,289万9,000円となります。  議第25号につきましては、以上でございます。  以上で、産業建設部所管の議案説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 18:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 宮崎企業管理者。   〔企業管理者宮崎隆生君登壇〕 19:◯企業管理者(宮崎隆生君) ◯企業管理者(宮崎隆生君) 私のほうから、企業局所管の議案3件について御説明いたします。  初めに、議第8号令和3年度荒尾市水道事業会計予算について御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書2の207ページをお開き願います。  水道事業会計予算につきましては、第1条の総則にて次のとおり定めるものとし、209ページの第10条の他会計からの補助金まで、予算に必要な事項を定めております。  内容につきましては、議案資料で説明いたしますので、議案資料の56ページをお開き願います。  初めに、上段の1、業務量について御説明いたします。  令和3年度は、令和2年度の決算見込みを勘案し、給水戸数を2万3,400戸、年間総配水量は565万7,000立方メートル、有収水量は502万4,000立方メートルを予定しております。  次に、2、収益的収入及び支出について説明いたします。  まず、収入でございます。  1、営業収益につきましては、昨年度より有収水量の増加を予定しておりますので、1)給水収益も前年度に比べ、増額の8億2,665万3,000円を見込んでおります。  2、営業外収益は、3億2,216万8,000円を見込んでおります。  内容の主なものは、水道一元化工事に伴う企業債利子分の一般会計繰入金等の2)他会計補助金や3)消費税還付金、固定資産の減価償却に際し補助金相当分を収益化する4)長期前受金戻入や下水道使用料徴収事務委託等の5)雑収益などでございます。  以上により、収入総額は前年度に比べ2.3%増の11億4,882万3,000円といたしております。  次に、支出について御説明いたします。  1、営業費用は、10億1,965万3,000円を計上しております。  この内容につきましては、定期昇給や退職金積立費用の1)職員給与費、包括委託料などで支払う修繕費や動力費、営業業務による使用料徴収や施設運転管理などの包括委託以外のありあけ浄水場維持管理業務委託などの2)委託料となっております。所要額の3)減価償却費や竜門ダム水源負担金などの4)その他の費用となっております。  2の営業外費用は、6,890万円を計上いたしております。  主なものは、1)支払利息の企業債の償還利子などとなっております。  以上により、支出総額は0.6%増の10億8,955万5,000円となり、収支差引では5,926万8,000円の黒字予算となっております。  次に、3、資本的収入及び支出について説明いたします。  初めに、表の右側の支出から説明いたします。  1、建設改良費は、9億9,561万円を計上いたしております。  内容・内訳は、建設改良費の主なものとして、欄外に記載しております計画的な管路更新や老朽化施設更新に関する包括委託工事費、その他の設計、施工管理費や量水器購入費などの1)の委託料、2)その他の包括委託以外の上の原浄水場建設改良分担金などでございます。  2の企業債償還金の2億6,154万9,000円は、工事等の企業債元金の償還予定額となっております。  以上により、支出総額は前年度に比べ、47.9%増の12億5,715万9,000円を予定しております。  その財源収入につきましては、表の左側の1、企業債や下水道工事に伴う移設補償収入の2、工事負担金、一般会計から繰り入れる消火栓設置負担金の3、他会計負担金や水道一元化工事の起債元金分の4、補助金などでございます。  以上により、収入総額は前年度に比べ、59.6%増の10億2,294万4,000円を見込んでおります。  その結果、収支差引で2億3,421万5,000円の資金不足が生じますので、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、損益勘定留保資金で補填する予定でございます。  以上が、令和3年度水道事業会計予算でございます。  次に、議第9号令和3年度荒尾市下水道事業会計予算について説明いたします。  恐れ入りますが、議案書2の237ページをお開き願います。  下水道事業会計予算につきましても、第1条の総則にて次のとおり定めることとし、239ページの第10条の他会計からの補助金まで、予算に必要な事項を定めております。  内容につきましては、議案資料で御説明いたしますので、議案資料の57ページをお開き願います。  初めに、上段1、業務量について説明いたします。  接続戸数は、令和2年度の決算見込みから1万5,900戸とし、年間総処理水量は438万3,000立方メートルを予定しております。  また、料金算定の基礎となります年間有収水量は394万7,000立方メートルを予定しております。  次に、2、収益的収入及び支出について説明いたします。  まず、収入でございます。  1、営業収益は、年間有収水量の増加に伴い、1)下水道使用料は前年度に比べ増額を予定し、2)他会計負担金も一般会計繰入金のうち雨水関連の修繕費や調査費を増額いたしましたことから、10億35万2,000円を見込んでおります。  2、営業外収益は、5億607万5,000円を見込んでおります。  内訳の主なものは、一般会計繰入金のうち分流式下水道に要する経費等の2)他会計補助金や3)長期前受金戻入などでございます。  以上により、収入総額は前年度に比べ7.6%増の15億642万9,000円を予定しております。  次に、支出について説明いたします。  1、営業費用は、13億4,711万4,000円を計上いたしております。  内訳の主なものは、定期昇給や退職金積立費用の1)職員給与費、雨水関連の修繕費や調査費を含む費用の3)修繕費、浄化センター運転管理や下水道使用料徴収委託費の4)委託料、所要額の5)減価償却費などでございます。  2の営業外費用は、9,948万8,000円を計上いたしております。
     主なものは、1)支払利息の企業債支払利息となっております。  以上により、支出総額は前年度に比べ、11.7%増の14億4,665万3,000円となり、収支差引では5,977万6,000円の黒字予算となっております。  次に、3、資本的収入及び支出について御説明いたします。  初めに、表右側の支出から説明いたします。  1、建設改良費の7億2,810万9,000円は、欄外に主な工事として記載しています工事費などとなっております。  2の借入償還金の5億3,197万2,000円は、企業債の元金償還予定額でございます。  以上により、支出総額は前年度に比べ、18.8%増の12億6,108万1,000円を予定しております。この財源収入につきましては、表の左側、1、企業債や2、補助金、国事業の有明海沿岸道路に伴う大島浄化センターの土地売却代となる4、固定資産売却代金や、5の受益者負担金を充てることとしております。  以上により、収入総額は前年度に比べ、33.6%増の8億271万円を見込んでおります。  その結果、収支差引で4億5,837万1,000円の不足額が生じますので、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、損益勘定留保資金、建設改良積立金で補填し、なお不足する額につきましては一時借入金で措置する予定でございます。  以上が、令和3年度下水道事業会計予算でございます。  最後に、議第26号令和2年度荒尾市下水道事業会計補正予算(第4号)について御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書3の209ページをお開き願います。  これは、令和2年度荒尾市下水道事業会計予算で定めた資本的収入及び支出の予定額に、それぞれ8,000万円を追加補正するものでございます。  この補正により、第3条では企業債の限度額を、また第4条では他会計からの補助金の額を改めております。  この追加補正の内容につきましては、実施計画で説明いたしますので、211ページをお開き願います。  下段の支出の補正予定額を御覧いただくとお分かりのように、建設改良費の施設建設費として、雨水対策の早期検証、検討へ向けての雨水浸水シミュレーション策定委託や雨水耐水化計画業務委託、大島の併設雨水ポンプ場の耐震診断委託の8,000万円となっております。この財源につきましては、上段の収入の補正予定額のとおり、国庫補助金から4,000万円を、また、建設改良債から1,000万円を借り入れ、起債対象とならない3,000万円を他会計補助金といたしまして、一般会計から繰り入れるものでございます。  以上で、企業局関連の議案の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 20:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 大嶋病院事業管理者。   〔病院事業管理者大嶋壽海君登壇〕 21:◯病院事業管理者(大嶋壽海君) ◯病院事業管理者(大嶋壽海君) 議員の皆様には、日頃から大変お世話になっております。この場をお借りしまして、改めて厚く御礼申し上げます。  さて、今議会の市民病院所管の議案といたしましては、令和3年度当初予算1件を提案しています。  私からは、最近の病院の課題であり、重点項目である新型コロナウイルス感染症対策、医師確保、さらに新病院建設について簡単に申し述べたいと思います。  まず、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、令和2年度に急速に拡大したこの感染症に対応するため、人工呼吸器等の医療機器の整備を補助金の活用により行ってまいりました。  また、人員の配置についても対応し、県からの医師派遣や県の看護協会からの看護師派遣などの応援も仰ぎました。  令和3年度は、これらの経験とノウハウを生かしてまいりたいと考えております。  私としては、ワクチンの接種も始まり、この感染症の収束を願うところでありますが、多少の波はあるもののしばらくは続くのではないかと考えております。  したがって、新年度予算も一部、これらのことを考慮し、予算に盛り込んでおります。  次に、医師確保につきましては、熊本大学等への派遣依頼の継続や奨学金制度等の取組により増加しており、今後は常勤医不在の診療科の医師確保を重点的に取り組んでまいるところです。  最後に、新病院建設につきましては、令和3年度はいよいよ新病院建設着工の年度となります。設計事業者や施工業者、ES事業者、CM医療コンサルタント等のプロジェクトメンバーを中心に、本庁や関係機関等と連携しながら、引き続き建設計画を推進してまいります。  さて、令和3年度当初予算につきましては、先ほど述べましたように、一部、新型コロナウイルス感染症補助金を見込み、新病院建設に伴い、建設工事費、造成設計費、施工管理費等を計上しております。  また、医療機器の整備につきましては、主に老朽化した器械等の更新を予定しております。新病院建設事業が滞ることのないような収支状況を継続するとともに、新病院開院を見据えた予算計画としております。  最後に、当院も確実に地域の拠点病院としての機能を整え、充実を図っているところであり、新病院の新築移転に向け、これからも経営の安定化に向けて、さらに努力してまいりたいと考えております。  どうぞ、御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。  なお、議案の詳細につきましては、市民病院事務部長が説明いたしますので、御審議いただきますようよろしくお願いいたします。 22:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 上田市民病院事務部長。   〔市民病院事務部長上田雅敏君登壇〕 23:◯市民病院事務部長(上田雅敏君) ◯市民病院事務部長(上田雅敏君) それでは、議第10号令和3年度荒尾市病院事業会計予算について御説明をさせていただきます。  議案書2の267ページをお開き願います。  第1条に総則、第2条に業務の予定量を定めております。  事業計画において、病床数は一般病床270床、感染症病床4床の合計274床でございます。  患者数につきましては、前年度実績、病床の効率的な運用などを参考に積算いたしております。  1日平均入院患者数は、退院患者数を含みまして入院で210人とし、年間入院患者数を7万6,650人と見込んでおります。  また、1日平均外来患者数は324人とし、年間外来患者数を7万8,408人と見込んでおります。  2の建設改良計画や収益的収入及び支出、資本的収入及び支出につきましては、議案資料で御説明いたしますので、議案資料58ページをお開き願います。  上段、収益的収入及び支出でございます。左側の収入の2段目にあります医業収益について、先ほどの患者数やこれまでの実績から試算した診療単価で積算いたしておりまして、まず3行目、入院収益を42億1,210万円、4行目、外来収益を16億2,696万6,000円、その他医業収益を3億8,305万4,000円と見込んでおります。  また、その下の医業外収益は、繰入金と新型コロナウイルス感染症患者等入院病床確保補助金で8億9,737万2,000円と見込んでおります。  医業外収益に関し補足をいたしますと、入院に関しましては資料中段右側の新型コロナウイルス感染症患者等入院病床確保事業の補助金を、一般病床で単価4万1,000円の27床、HCUで単価9万7,000円の2床を見込んで、この分の補助金として4億7,486万5,000円を計上し、それに伴い、それ以外の一般病床の入院患者数も前年度の実績を基に減といたしております。また、補助単価も前年度より低く、前年度当初の国の提示単価で見込んでおります。  なお、収益的収支分の繰入金につきましては、収益的収入合計欄に括弧書きで示しておりますように、5億5,103万4,000円を予定し、それぞれの収益の項目に振り分けて計上をいたしております。これらを合わせますと、収入合計は71億1,415万円となります。  次に、右側の支出でございますが、医業費用のうち、給与費が新病院の開設に向けた看護職員などの増員、感染手当の増額、働き方改革対応などにより、対前年度予算比プラス2億5,209万円増の42億188万円、材料費は対前年度比154万円減の13億6,810万円を見込んでおります。  また、経費につきましては、対前年度比4,349万6,000円増の10億4,018万5,000円で、このうち委託料に新病院建設事業推進支援業務委託料を見込んでおります。  医業外費用は、その他医業外費用として、奨学金貸付金の貸倒引当金医業外繰入額や支払利息などにより、9,165万円を見込み、これらにより収益的支出の合計は70億4,530万5,000円となります。  以上により、収益的収支の差引収支は、6,884万5,000円の黒字予算といたしております。  次に、資本的収入及び支出でございます。  資料下段の表を御参照ください。  まず、支出から御説明いたします。表右側を御覧いただきますと、建設改良費が土地購入費として造成費1億7,260万円、建物建設改良費として11億9,780万円、器械備品購入費として医療機器購入費を2億1,000万円と計上いたしております。  企業債償還金は、2億5,140万円といたしております。  合わせて、医学生奨学資金貸付金で2,640万円と看護学生奨学資金貸付金900万円を予定いたしております。  これらにより、資本的支出合計は18億6,720万4,000円となります。  一方、資本的収入は、企業債の施設整備事業債で13億7,100万円、医療機器整備事業債で2億円、桜山医師住宅地の固定資産売却代金として539万円を計上し、合計で15億7,639万5,000円といたしております。  以上により、資本的収支の差引額は2億9,080万9,000円の収支不足となりますが、これにつきましては損益勘定留保資金などで補填をいたします。  以上が、令和3年度当初予算で編成いたしました内容となります。  なお、議案書のほうに、第5条に債務負担行為を定め、第7条以下で一時借入金の限度額、経費を流用できる項目などについて定めております。  また、予算の実施計画等を添付しておりますので、これらにつきましては後ほど御参照ください。  以上で、市民病院の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 24:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 以上で、上程議案の説明は終了いたしました。  ここで、暫時休憩いたします。                         午前11時52分 休憩    ────────────────────────────────                         午後 0時00分 再開 25:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、上程議案に対する質疑を行いますが、この際、議長より申し上げます。質疑をされる議員は、質問席にて発言されるよう、お願いいたします。なお、答弁される理事者は、自席から発言されるようお願いいたします。  また、議事の進行に当たっては、一括議題となっておりますので、通告されている全ての議案を一括して質疑を行い、一括して答弁されるようお願いいたします。  なお、発言は、会議規則第54条の規定により簡明にするとともに、議題外にわたらないようお願いいたします。  それでは、質疑の通告がありますので、発言を許します。3番北園敏光議員。 26:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 最初に、議第3号令和3年度荒尾市一般会計予算について質疑を行います。  2款総務費、地域情報発信支援事業費についてでございます。このことを反対とか否定ではありません。積極的な取組とは思います。  その中で、各地区協議会に専用端末(スマートフォン)を配布し、電子媒体による地域情報発信の仕組みづくりを行うと説明されていますが、今、月に1回広報が配られていますが、なかなか情報が行き届かないということから、こういう提案をされているんですけれども、地域には高齢者が多くて、具体的にこれが行き届き、どのように有効に活用されていく計画であるのか、そのことを最初にお伺いしたいと思います。  次に、その下の自治公民館再建支援事業費、このことについて書き上げましたが、先ほどの石川部長の説明で、水害の被害を受けた公民館対応ということですので、これは一応割愛させていただきたいと思います。  次に、3款民生費でございます。  生活困窮者自立相談支援事業費(任意事業分)ということで、今回、アウトリーチ等の充実による自立相談支援機能強化事業委託料というのが入っております。  このことについて、概要がどのようなものかを最初にお伺いしたいと思います。  次に、4款の衛生費、むし歯予防対策事業費についてでございます。  平成27年度から、本市ではこのフッ化物洗口が全ての小・中学校に拡大されているという説明がありますが、全国的に、県内でも同様に広がっているのかどうか。これは、私は説明のときに1回聞いたことがあるんですけれども、実際にこのフッ化物洗口を受けている児童・生徒の動向はどのようになっているのかというのを一緒にお伺いしたいと思います。  続きまして、先ほど施政方針の中でもありました地球温暖化対策実行計画策定事業費、これは大変重要なことであると思いますので、ぜひ積極的に市民を挙げて取り組む必要があると思います。  ただ、この予算で国庫補助金が1,000万円、荒尾市の一般財源が436万4,000円という、一応今の予算ということですが、私は、前回のため池の予算についても伺ったんですけれども、これの根拠といいますか、ほとんどが外部委託となっていると思うんですけれども、大体どのような構成で検討したのかを伺いたいと思います。  次に、6款の農林水産業費ですね。浜の活力再生事業費として、カキ養殖を試行的にされるということで、それの生産が上がれば非常にすばらしいなと思うんですけれども、ただラムサール条約の湿地登録地で、ここは干潟の保全というのが一つうたわれているので、そことの関係でこの事業がどのように進められるのか、そのことを最初にお伺いしたいと思います。  次に、10款の教育費ですね。今度の予算にコミュニティ・スクール導入事業費、これは小学校費と中学校費に計上してありますが、小学校費は317万4,000円で、ほとんどが非常勤職員の人件費であり、報償金が55万7,000円。中学校費は、報償金だけなんですね。この違いについて、中身をお伺いしたいということです。  続きまして、議第22号令和2年度荒尾市一般会計補正予算(第14号)についてですね。  2款の総務費で、行政情報伝達等事業費、これは不用額になったということなんですが、そもそも行政情報伝達等事業という中身を調べてみてもちょっと分からないので、これも概要そのものをお伺いしたいということでございます。  それと次に、総務課人件費で早期退職・自己都合退職が5名となっております。なかなか今は公務員の採用試験とか、相当倍率の高い中ですが、自己都合とかもあると思うんですね。当然、いろいろ病気をされたりとかあるんでしょうけれども、公表できる範囲で退職理由等が聞ければですね。それと、ここ数年の退職者の動向、人数の変化とかが分かればと思います。  それと、地域公共交通活性化事業費、これは今、荒尾市で2台の電気自動車が走っていて、結構、私たち議員にも問い合わせがあります。それで、やっぱり非常に評判がいいですね。私としては、これは国の交付金もくれば、一定の運行後に利用料の見直し、引下げもいけるのかなと思ったんですけれども、この交付金が不採用になっていますね。この理由をちょっとお伺いしたいということです。  それと、3款の民生費。これは新型コロナの影響があると思うんですけれども、養護老人ホーム費、重度心身障害者医療費助成費、児童扶養手当支給事業費、それと、管内外私立保育所運営費などが相当高額の不用額が出ているので、この発生の概要、中身をお伺いしたいと思います。  それから、これが最後です。住宅・建築物安全ストック形成事業費です。  恐らく、熊本地震から何年か経ちますので、当初見込みを下回る額になっていると思うんですけれども、この下回っている状況で、耐震診断とかの申請の推移とかが、この間、どうなっているのかお伺いしたいというのが、最後の質疑です。よろしくお願いします。 27:◯市民環境部長(松村英信君) ◯市民環境部長(松村英信君) それでは、私のほうから、大項目1、令和3年度荒尾市一般会計予算につきましての2件について、お答えをしたいと思います。  まず、2款総務費の1番目、地域情報発信支援事業費についてでございますが、本事業は令和3年度から新たに稼働します防災情報伝達システム及び荒尾市防災アプリの機能を活用しまして、地域住民の皆様がお持ちのスマートフォンなどに、地区協議会などで行っておられる地域活動に関する情報を文字や音声により発信することができる機能を整備するものでございます。  具体的な活用例といたしましては、地区協議会が主催する行事の周知などを想定しておりまして、従来の紙媒体で配布されておりますチラシと併せて、本事業を通じた電子媒体による周知を行うことで、地域活動に関する情報発信の充実につながるものと期待をしているものでございます。  今後も、議員御指摘の高齢世帯への情報を適切に行うためというところで、今回導入します防災アプリですとか野外スピーカーをどのように活用するのかというところも協議を行ってまいりたいと考えております。  続きまして、2点目の同じく一般会計予算の4款衛生費の2番目でございます。  地球温暖化対策実行計画策定事業費についてお答えをいたします。
     この計画策定委託の業務の内容としまして、2013年度から2018年度における荒尾市域の温室効果ガス排出量の算出、併せて二酸化炭素吸収量の検討が必要なことから、荒尾市内の森林等による二酸化炭素吸収量の推計などを行います。  また、温室効果ガス排出量の削減に向けて、太陽光発電、バイオマス発電等の再生可能エネルギーの利用可能量の推計、また、市民及び事業者の省エネルギー行動の実施状況や省エネルギー設備の導入状況などを把握するためのアンケート調査を実施することで、温室効果ガス排出量の現況推計を算出し、これらの情報を基に2030年度及び2050年度における温室効果ガスの将来排出量を推計しまして、国や県の目標設定を踏まえ、荒尾市の削減目標を設定していくというところになってまいります。  このような事業を実施するに当たりまして、非常に専門性が高く、豊富なノウハウや奥深い知識が求められるほか、技術の深化・進歩への対応ができない事業所では務まらないと考えております。  事業者の選定は、プロポーザル方式にて行う予定でございまして、ほかと比較して安価だけの理由で事業者選定はできないものと考えております。 28:◯保健福祉部長(片山貴友君) ◯保健福祉部長(片山貴友君) まず、議第3号、3款の民生費でございます。生活困窮者自立相談支援事業費(任意事業分)について、お答えをいたします。  本事業の内容でございますが、荒尾市社会福祉協議会にアウトリーチ支援員を配置し、荒尾市生活相談支援センターとの連携による自立相談支援体制を強化するというものでございます。  長期にわたり就業されていない方、いわゆるニートの方やひきこもり状態にある方などに対しまして、相談を待つのではなく、訪問による手を差し伸べ、社会参加に向けて、よりきめ細やかな支援を行うという事業でございます。  この新規事業に係る分といたしましては、委託料460万円で、主にアウトリーチ支援員1名分の人件費ということになっております。  続きまして、4款衛生費の1番目です。むし歯予防対策事業費についてでございます。  まず、県内及び全国的な取組状況でございますが、熊本県では、虫歯予防対策として、平成26年度から小・中学校におけるフッ化物洗口を開始し、令和元年度には県内小学校の85%、中学校の70.4%が実施をしております。  また、県内45市町村のうち本市を含む42市町村が全ての小・中学校で実施をしているところでございます。  全国的に見ましても、新潟県や佐賀県では、熊本県より前から小・中学校でのフッ化物洗口に取り組んでおり、一定の成果が出ているところでございます。  本市におきましては、フッ化物洗口を希望する方のみの実施としておりますが、令和2年12月末現在で全児童・生徒の92.5%が実施しているところです。  次に、実際に児童・生徒の動向でございます。  フッ化物洗口を全校で実施することといたしました平成27年度には、12歳児の虫歯有病者率は33.7%でございましたが、令和元年度には27.18%に低下しております。  また、12歳児の1人平均虫歯本数は、平成27年度は0.93本でしたが、令和元年度には0.66本となっております。  虫歯予防に関しては、以上でございます。  続きまして、議第22号令和2年度荒尾市一般会計補正予算(第14号)の3款民生費でございます。  不用額の理由について、順番にお答えいたします。  まず、養護老人ホーム費でございますが、退所者の割合に対し入所者が少ないことが要因です。  入所相談はありますが、条件を満たさないケースが多いというのが実情です。  次に、重度心身障害者医療費助成費については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、医療機関の受診を控えた方がおられたためと考えております。  次に、児童扶養手当支給事業費ですが、本市における児童扶養手当受給者数は微減傾向が続いており、当初の見込みより受給対象者が少なかったことが影響しているものと捉えております。  最後の4点目、管内外私立保育所運営費につきましては、当初の見込みより年度当初からのゼロ歳児の利用の申込みが少なかったことが影響しております。 29:◯産業建設部長(北原伸二君) ◯産業建設部長(北原伸二君) まず、議員の御質疑の1番目、議第3号6款農林水産業費のところですが、浜の活力再生事業費について、ラムサール条約登録湿地での新規養殖について規制はないのかということで、御質疑をいただいておりました。  今回予定をしておりますカキ養殖等ですね、漁業活動につきましては、規制は受けるものではございません。  先ほど質疑の中で、事業の進め方というか、そういうところをお尋ねだったかと思うんですが、来年度につきましては、まず、天然のカキの種を使用いたしまして、養殖の試験を開始するわけですけれども、生育とか生存状況等を約1年半かけて見ていくこととしております。今回、準備して当初予算で要求させていただいているのは、その養殖をするための籠みたいなものなんですが、設置するための材料を準備する費用でございます。それで1年半をかけて、カキの数としては大体2,500個を準備いたしまして事業を進めていく。その後、生育状況等を見まして、生産が十分できていくということであれば、生産者を選定して、拡大をしていくというところで考えているところでございます。  1番目の質疑については、以上でございます。  御質疑の2番目、議第22号でございます。8款土木費の住宅・建築物安全ストック形成事業費についてお答えをいたします。  この事業につきましては、平成27年度から耐震診断等に対しての補助制度が始まっておりまして、平成30年度にはアスベスト含有調査補助制度、令和元年度から耐震総合支援補助事業の補助、それから、危険ブロック塀除去等への補助制度など、徐々に補助のメニューが追加されながら、現在のところ10項目の事業で行っております。  各事業の申請状況につきましては、熊本地震以降、戸建て木造住宅の耐震診断補助事業については、毎年2件ずつぐらいの補助をしている実績がございます。  また、危険ブロック塀の除去に関する補助事業につきましては、令和元年度に9件、それから、令和2年度も9件、合計18件の実績が上がっております。  住宅・建築物安全ストック形成事業というのは、国の社会資本整備総合交付金を利用した事業でございまして、予算を計上する際には、要望が上がってくるだろうというのを想定した件数で計上をしております。事業内容によっては申請がない事業もあり、全体的に当初の見込みを下回る状況もございますけれども、事業の周知・啓発によって災害に対する備えだとか、耐震等についての関心から少しずつではありますけれども実績につながっている状況でございます。 30:◯教育長(浦部 眞君) ◯教育長(浦部 眞君) 議第3号の10款教育費でございます。コミュニティ・スクール導入事業費について、小学校費と中学校費との違いについてお答えいたします。  初めに、報償金でございます。現在、市内の10校につきまして、コミュニティ・スクールがまだ導入できておりません。現在、導入に向けて推進委員会を設置し進めておりますことから、その委員の方々の報償金が主なものでございます。小学校費では7校分、中学校費では3校分を計上しております。  また、コミュニティ・スクールの導入事業に当たり、各学校に指導・助言を行う専属の非常勤職員──私どもはコミュニティ・スクールディレクター、CSディレクターと申しておりますが──その非常勤職員が1名でありますことから、その人件費を一括して小学校費のほうに計上をしております。 31:◯総務部長(石川陽一君) ◯総務部長(石川陽一君) 私のほうから、議第22号の2款総務費関連3点のことについて、お答えをしたいと思います。  まず、行政情報伝達等事業費の内容とその不用額の理由ということですけれども、行政情報伝達等事業費という内容といたしましては、地方公務員法の改正に伴う行政協力員制度の見直し、こちらに係る委託事業費ということでございます。それまでの報酬から委託費での対応に変わったという部分でございます。  不用額につきましては、令和2年度の予算計上時点では、その各行政協力員との委託契約に係る消費税の取扱いが必ずしも明確ではなかった状況でありましたけれども、その後、税務署からの正式回答等があり、委託料に係る消費税を納付する必要がないということが判明したため、これが一番大きな要因であり、このほか、新制度への移行に係る総事業費の見込みより減ということになったためというのが理由でございます。  それから2点目ですけれども、総務課人件費について、早期退職・自己都合退職5名という部分の理由、推移ということでございますけれども、本補正予算で計上しておりますのは、早期退職4名分とその他自己都合による退職1名分ということでございまして、過去5年間での早期退職・自己都合による退職者は延べ17名おりまして、年平均で3.4人ということで離職があっております。これは、それ以前に比べますと、減少傾向にはあるというふうに考えております。  その退職理由について把握する限りで申し上げますと、主に、先ほど議員がおっしゃいましたように健康上の理由、これが大きな部分でありまして、また、それとは別に、公務員とは別の新たなステージでの挑戦という部分、こういったものが主な理由として多いのではないかというふうに認識をしております。  それから最後に、地方創生推進交付金が不採択になった理由ということでございますけれども、令和2年度のその交付金を活用すべく独自の地域活性化プロジェクトとして、おもやいタクシーの導入に関して6月に実施計画書を提出したものでありましたけれども、結果として不採択となったということです。その理由は、特に内閣府から公表はされておりませんので詳細が分かりかねますけれども、基本的には将来像及び課題設定とか、KPI設定の適切さ、それから自立性、官民協働、地域間連携、政策間連携等の各評価基準に基づき、外部有識者等を活用された審査において、事業評価がなされた結果というふうに捉えております。  私のほうからは、以上でございます。 32:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 どうもありがとうございました。そうしましたら2回目ですね。  最初の地域情報発信支援事業費、詳細はこれから詰めていかれるということなんですが、主には行事とかということで、まず、そこを手がかりにされるということかなと思うんですけれども、今、スマホを持たれない高齢者の方もいらっしゃるので、その辺と、今のところは行事ということでしょうが、具体的に誰がどのような中身を入れていくのかという一定の基準というか、もちろんプライバシーに係る問題とか、この辺はだめだよとか、これを読んでいろいろ気づいたんですけれども、その辺も、今後の検討というのを一つ伺いたいなと思いました。  それと、次の3款の民生費ですね。結局、これは社会福祉協議会のほうに人員を配置して、そこで対応してもらうということですかね。一応、このアウトリーチ等というのは、ある程度早くから国が予算化していますよね。それで、去年の9月ぐらいかな、要するにこれが出されたのは、やっぱり全国で生活困窮者が急増して、今、特に都会と書いてありますね。生活相談支援センターの職員が充分に対応できないと。それで、何とか増員配置等を含めて予算化したというのが走りみたいに書いてありました。  私がちょっと聞きたいのは、去年の11月までで1,700件近い相談が生活相談支援センターにあっていますよね。その中でいろいろ社会福祉協議会へ短期貸付けとか、そういうものをいっぱいつないだり、住宅の関係とかもあると思うんですけれども、この生活相談支援センターの職員は非常勤職員を入れて4人ですよね。それと、保護係にもっていったりとかあると思うんですけれども、私はたまにのぞくんですが、例えば、四、五人が座って相談されていたりとかというのがあっていました。だから、そこに人の配置ということではないということですよね。そこを確認したかったんですよ。あくまで貸付けとかの業務が増えているので、社会福祉協議会のほうに業務委託するその人件費だという理解でよろしいのか、再確認ですね。  それと、次の衛生費のフッ素ですね。私は、フッ素についてはもちろん効果があるという歯科医師もおれば、それより虫歯には歯磨きが大切だと言う人もいて、いいとか悪いとかの見解は持ちません。  ただ、この洗口液を実際に飲み込んだり、体の中に入れたら、相当、健康に障害を及ぼすというところで、やっていない学校もあるということですよね。それと、国ではベルギーとかフランスとかが中止しているということなんですが、荒尾市としては、さっきの数字では一定の評価があるので、今後もそういうことで継続していくという姿勢なんですかね。そこを確認したいと思います。  地球温暖化については、これも調べましたら4年前、平成29年3月に一応こういうのが出されて、ほかの自治体で早くやっているところもあるのでマニュアルとかを読むと、相当分厚い二百数十ページですか、この中で私が一番関心を持ったのは、例えば今、荒尾市では段ボールコンポストとか、今度の土曜日にまた講習会があるみたいですけれども、そういうごみの焼却についても、一部事務組合でやっている場合はこうしなさいとか、相当詳しくマニュアルがつくられているんですよね。だから、それに沿ってどの自治体もつくっているようなので、この予算で確かに難しい数字とか出されるんでしょうけれども、思ったのは国から1,000万円が出るので、一般財源から出さずに1,000万円以内でもできるんじゃないかというのを思って言ったのが趣旨です。  だから、全く初めてというよりも、同じ規模の同じ環境の自治体で既にやっているところを参考にできれば、検討ができるんじゃないかと思うんですけれども、ただ、ため池のように何か国の算定基準というのがあるのかどうか、先ほどちょっと伺ったんですけれども、その辺を確認してみたいと思いました。  それと、次の農林水産業費、カキの件で、これから2,500個ぐらいで、その後、生産者を選定されるということですけれども、実は、私は対岸の小長井町とかに知り合いの漁師がいるんですけれども、既に結構やられているんですよ。あそこの道の駅に出ているんですね。去年は、養殖カキは非常に少なかったんですよ。一昨年はゼロだったですかね。それ以前はバケツ1杯1,000円ぐらいで買ってきていました。しかし、先ほどノリの色落ちとかがあったんですけれども、やっぱり、赤潮とかで全然育たないというのもあるようですね。  それで、もう一つ次に聞きたいのは、当然、漁協からのそういう論議もあっていると思うんですけれども、例えば、ノリなんかは、ノリ網の権利というのがあるでしょう、どこは誰のものとか。だから、漁協でこれをどの場所でやるというふうに、その権利との関係ですね。それで、希望をとられて生産者を選定されるということですから、今、例えば漁船漁業とかもほとんどできないし、タイラギも捕れないので、そういう人たちにとっては次の生活の糧になるので非常にいいと思うんですけれども、具体的に場所とかを決めたりするときに、今、既にノリ網、ノリの場所とかを持たれているところとの関係で、どうやって進められていくのか。あとは伺いましたので、その点だけお伺いしたいと思います。  コミュニティ・スクールについては、今、大体お伺いしましたので次ですね。  それと、あともう一つ伺いたかったのは、この補正予算の3款民生費、養護老人ホームとかの説明で一応分かりました。ただ、管内外私立保育所運営費がものすごく差異が出ているでしょう。すごい不用額になっているので。その辺は当初見込んだことと実際には法律が変わったのか、何かその違いというのをもう1回、中身を知りたいなと思いました。  以上です。ちょっと追加して、よろしくお願いします。 33:◯市民環境部長(松村英信君) ◯市民環境部長(松村英信君) まず、1番目の2款総務費の地域情報発信支援事業費についてでございますが、議員が言われましたのは高齢者の部分というところでございますけれども、答弁にもありましたように、まず、高齢者でスマートフォンとかを持たない方については、今までどおりの紙媒体、チラシ等も併用しながら皆さんにお知らせをして、使える方につきましてはこのようなアプリを利用していただいてというところで、併用して考えておるところでございます。  それと、2点目の地球温暖化対策実行計画策定事業費ですけれども、算定基準ということでお話がありましたけれども、今、うちのほうで持っております、国から出ております資料につきましては、小規模自治体については上限1,000万円の定額制というような資料しかございませんので、細かい算定というのがあるのかどうか、こちらのほうでは分かりかねる状況ではございます。上限1,000万円というところの資料しかございません。  それと、金額のほうのお話が出ましたけれども、今後、プロポーザルのほうに移ってまいりますので、実際のプロポーザルになれば当然、複数の事業者が手を挙げることにはなろうかとは思います。その中で様々な金額が示されてくると思いますけれども、そういった中においても価格重視ではなくて、しっかりした計画をつくっていただくという業者を選定することにはなると思うんですが、結果的に価格が下がるということは十分考えられるのかなと考えております。 34:◯保健福祉部長(片山貴友君) ◯保健福祉部長(片山貴友君) まず、1点目のアウトリーチの関係でございます。  先ほども答弁いたしましたとおり、これは事業実施主体につきましては荒尾市になりますけれども、荒尾市社会福祉協議会のほうに委託をして行うという事業になります。荒尾市生活相談支援センター、こちらと連携をとって支援体制のほうを強化するというものでございます。委託になります。  それと2点目でございます。虫歯について2点、御質疑がございました。  今後、まだ継続していくのかということでございます。これは先ほども数字を申し上げましたけれども、小学校で、県下で85%ということでございますけれども、これは熊本市を除きますと99.2%が実施、また、中学校におきましても熊本市を除きますと98.5%が実施というところでございます。かなりの市町村が取り組んでおるところでございますので、本市といたしましても、成果が数字としても現れておりますので、今後も継続していきたいというところで考えております。  あと、飲み込んだ場合の危険性ということで御質疑をいただきましたけれども、インターネット等で歯科医師会あたりのホームページを見ますと、1回分を全部飲んでも危険じゃない量を使用しているというところで書かれている部分もございます。全国的にもそう大きな健康被害、このあたりも聞いておりませんので、希釈といいますか、その辺を十分気をつけながら継続していきたいと考えているところでございます。  それと最後に、民生費の不用額でございます。管内外私立保育所運営費でございますけれども、これは今年が不用額について特別突出して多いというわけではございません。もちろん、おっしゃった新型コロナの関係もあるかもしれませんけれども、令和2年度は後半の入所開始が多かったため、不用額が大きくなっていると捉えております。 35:◯産業建設部長(北原伸二君) ◯産業建設部長(北原伸二君) 議員の御質疑のカキの養殖の件でございますけれども、まず場所につきましては、今回、まだ試験段階ということでございまして、漁協のすぐ裏側の割と陸に近いところで試験をする予定にしております。  その後、生産ができるようになれば、最終的に場所をどこにしていくかというのは検討が必要かなというふうに思いますけれども、今、来年度から取り組む予定にしているのが、荒尾地区地域水産業再生委員会というのがございまして、そこの中に荒尾市も入っているんですけれども、取り組むことにしております。そこの委員会には漁協組合員さんたちも全て入っていらっしゃいますので、権利等につきましてはそこの組合員さん方と一緒になって、この生産ができるようになったら検討していくということになろうかと思います。 36:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 では、これで終わります。 37:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 以上で、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議第3号から議第26号までの24議案については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。    ────────────────────────────────   日程第28 議第27号荒尾市副市長の選任について 38:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 日程第28、議第27号荒尾市副市長の選任についてを議題といたします。  これより、上程議案について、提案理由及び議案内容の説明を求めます。浅田市長。   〔市長浅田敏彦君登壇〕 39:◯市長(浅田敏彦君) ◯市長(浅田敏彦君) 議第27号荒尾市副市長の選任についてでございます。  次の者を荒尾市副市長に選任することについて、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるというものでございます。  氏名は、田上稔。住所は、記載のとおりでございます。  提案理由といたしましては、田上稔副市長は、令和3年3月5日をもって任期が終了するので、引き続き、副市長として選任したいからでございます。  本人の履歴につきましては、議第27号資料として、お手元に配付いたしております。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 40:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 以上で、議案の説明は終了いたしました。  これより、質疑を行いますが、質疑の通告がありませんので、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件の委員会付託は、会議規則第36条第3項の規定により、省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本件の委員会付託は省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 討論なしと認めます。  採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本件は、原案に同意するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 43:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 全員起立であります。よって、本件は原案に同意することに決しました。  ただいま副市長人事案件に同意を可決した田上副市長が議場におられますので、一言御挨拶を受けたいと思います。   〔副市長田上 稔君登壇〕 44:◯副市長(田上 稔君) ◯副市長(田上 稔君) ただいま私の副市長選任議案につきまして、全会一致で御承認いただきまして、大変ありがとうございます。  改めて、身を引き締めて取り組みたいと思っております。  浅田市長の市政の2期目につきましては、これまで手がけてきたことの着実な結果をもたらすことと同時に、新しいチャレンジをしていくというような4年間になろうかと思います。  私も再び副市長として、この市長の補佐役として、あるいはパートナーとして一緒に仕事ができる、その一端を担うということについて非常に光栄に存じているところでございます。  市議会の皆様におかれましても、引き続き、御理解・御協力を賜りますようお願い申し上げて、重責を担う決意としたいと思います。ありがとうございました。 45:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) ありがとうございました。    ────────────────────────────────
      日程第29 荒尾市選挙管理委員及び補充員の選挙 46:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 日程第29、荒尾市選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。  この選挙は、本年3月23日をもって任期が満了することに伴い実施するものであります。  まず、選挙管理委員の選挙についてお諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選の方法によることに決しました。  お諮りいたします。指名については、議長において指名することに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名をすることに決しました。  選挙管理委員に木村憲昭君、藤本隆一君、西山雪男君、森田英之君、以上、4名の諸君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました4名の諸君を、当選人とすることに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました4名の諸君が選挙管理委員に当選されました。  続きまして、補充員の選挙についてお諮りいたします。  選挙の方法については、同じく地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選の方法によることに決しました。  お諮りいたします。指名については、順位を付して、議長において指名することにご異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 51:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、順位を付して、議長において指名することに決しました。  補充員として、1番、山田利美子さん、2番、前野サヨ子さん、3番、田上正光君、4番大川内健君、以上4名の諸君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました4名の諸君を当選人とすることに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました4名の諸君が、順位のとおり補充員に当選されました。  なお、当選者の氏名につきましては、後刻、印刷配付いたします。    ──────────────────────────────── 53:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  この際、議長より申し上げます。会派代表質問及び個人の一般質問については、本日午後5時までに、その要旨を文書で通告されるよう望みます。  本日は、これにて散会いたします。                          午後0時45分 散会...