合志市議会 > 2018-06-12 >
06月12日-03号

  • "総務常任委員会"(/)
ツイート シェア
  1. 合志市議会 2018-06-12
    06月12日-03号


    取得元: 合志市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    平成30年 6月 定例会(第2回)            平成30年第2回合志市議会定例会会議録 第3号平成30年6月12日(火曜日)              ―――――――――――――――――   議事日程 第3号  平成30年6月12日(火曜日)午前10時00分開議 第1 一般質問               ――――――――――――――――本日の会議に付した事件 一般質問    松 井 美津子 議員   青 木 照 美 議員   青 山 隆 幸 議員   神 田 公 司 議員                ――――――○――――――出席議員氏名(19人)         1番  澤 田 雄 二 君         2番  野 口 正 一 君         3番  齋 藤 正 昭 君         4番  青 山 隆 幸 君         5番  大 住 清 昭 君         6番  西 嶌 隆 博 君         7番  松 本 龍 一 君         8番  後 藤 修 一 君         9番  濱 元 幸一郎 君        10番  上 田 欣 也 君        11番  青 木 照 美 君        12番  坂 本 早 苗 君        13番  濱 口 正 曉 君        14番  神 田 公 司 君        15番  来 海 恵 子 君        16番  松 井 美津子 君        17番  池 永 幸 生 君        18番  坂 本 武 人 君        19番  吉 永 健 司 君                ――――――○――――――欠席議員氏名(なし)                ――――――○――――――説明のため出席した者の職氏名        市 長  荒 木 義 行 君        副市長  濵 田 善 也 君      会計管理者  冨加美 尚 悟 君       総務部長  坂 本 政 誠 君     市民生活部長  渡 邉 和 代 君     健康福祉部長  後 藤 圭 子 君     産業振興部長  中 村 公 彦 君     都市建設部長  井 村 幸 弘 君    健康福祉部次長  澤 田 勝 矢 君       総務課長  岩 田 建 一 君     秘書政策課長  狩 野 紀 彦 君     交通防災課長  木 永 和 博 君       財政課長  吉 村 幸 一 君       企画課長  大 茂 竜 二 君       管財課長  坂 本 浩一郎 君       市民課長  中 嶋 民 智 君  西合志総合窓口課長  工 藤 一 伸 君     環境衛生課長  岡 田 光 弘 君    子育て支援課長  荒 牧  聡  君    高齢者支援課長  大 山 由紀美 君     商工振興課長  松 田  勝  君       農政課長  塚 本 健 洋 君       建設課長  岩 男 竜 彦 君        教育長  惠 濃 裕 司 君       教育部長  鍬 野 文 昭 君     学校教育課長  右 田 純 司 君                ――――――○――――――事務局職員出席者     議会事務局長  財 津 公 正  議会事務局次長補佐  西 嶌 文 江       議会班長  岡 本 貴 子      議会班主事  可 德  誠       議会班主事  中 村 考 智                ――――――○――――――                  午前10時00分 開議 ○議長(吉永健司君) これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。                ――――――○―――――― △日程第1 一般質問 ○議長(吉永健司君) これから、日程第1、一般質問を行います。 質問者に申し上げます。注意事項については、一般質問の初日に申し上げております。ご留意願います。 それでは一般質問に入ります。 まず最初に、松井美津子議員の質問を許します。 松井議員。 松井美津子議員の一般質問 ◆16番(松井美津子君) おはようございます。16番、公明党の松井美津子でございます。通告に従いまして質問をいたします。通告事項の3番と4番を入れかえますのでよろしくお願いいたします。 今回、74回目の質問に挑戦をいたしますが、リノベーションされた新庁舎は、とてもスタイリッシュで、市民の皆様に大変喜ばれているところでございます。「一流と言われる会社に入ることが一流なのではない。一流の人間が働いている会社こそ、どこであれ何であれ一流なのである」と言われた人がいます。一流の人間とは、どういう人間なのかわかりませんけれども、人間として成長していくことが、その一流の人間にふさわしいということではないでしょうか。どんな仕事もなくてはならないし、市民の皆様が生活が大変な中、市税を納められています。市役所には多様な方が訪れられます。「市役所に来たら親切にしてもらった」「手続きをするときも細かくアドバイスをしてもらった」と満足していただけますように、これからもよろしくお願いいたします。 そこで、今回のリニューアルで、各課の窓口も大きな字で表示をしてありまして、本当にわかりやすくなりました。けれども、目とか耳が不自由な人、そして読み書きが難しい高齢者とか、書類の書き方がよく理解できない方もいらっしゃいます。フロアマネージャーさんもいらっしゃいますけれども、そのような方のために、「読み書き(代読・代筆)サービスを行います」というボードを設置した役所とかもあるんですけれども、そういうわかりやすいボードなどの設置をしたらいかがかなと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(吉永健司君) 岩田総務課長。 ◎総務課長(岩田建一君) お答えいたします。 読み書き(代読・代筆)サービスボードということですが、東京の千代田区、こちらのほうで調べましたら実施されているようでございました。同区では、窓口での読み書き支援サービス実施というのをします、というパネルを設置してありまして、内容といたしましては、読み書きが難しい高齢者や障がい者の方、この方々に対して、職員が代読、代筆を支援するというような内容でございました。窓口業務におきまして、市民の皆様にとって、わかりやすく優しく親切であるという窓口対応が必要なことであります。また、あわせまして、気軽に声をかけやすいというような窓口となることも必要であるというふうに考えております。 今、ご提案いただきました「代読・代筆サービスボード」ということにつきましては、この読み書きが難しい高齢者や障がい者の方々、この方々の相談が多いと思われる福祉部門のほうにおきまして、まずは気軽に相談いただくというようなご案内の一つということで、表示する文言等もちょっと検討しながら、内容を検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) では、お金もかからないように、手づくりでしっかりと対応していただきたいと思います。 今、公明党といたしまして、全国の公明党議員が、4、5、6の3カ月間にわたりまして、自分の地域に出向きまして、子育て・介護・中小企業・防災減災の4つのテーマに分かれまして、今アンケート調査を行っております。本当に日本は超少子高齢化、そしてまた人口減少の時代を迎えまして、この四つのテーマは、将来私たちが生活する上で、本当に重要なテーマになってくると思います。私もご近所から回らせていただいていまして、合志市内をぼちぼちというか、歩いて回っているんですけども、そのアンケートの声の中で、ちょっと感動したといいますか、何件かちょっと皆様に聞いていただきたいと思うんですけれども、「時々こんなアンケートを取りに来てください」「話ができるだけでためになる」「力になる」「行政だけで何もかもできない、自分でできることは自分でする」「自宅の玄関にお年寄りの方が買い物の途中でおしゃべりをしたり、一休みしていけるようにベンチを置いているんですよ」「どうすれば自治会活動の輪が広がるか。昔は縁側とかで近所の人がおしゃべりをして、気軽に集まって絆ができていた」、本当につながりを皆さん求めているというか、みんなおしゃべりをしたがっている。もっともっと交流の場を広げなければならない。そしてまた、「無償の奉仕、手弁当、手出しの精神を、自然に身につけていく場づくりが必要ではないか」等々、本当に真剣に答えてくださって、貴重な意見を伺うことができました。きのうの後藤福祉部長の答弁にありましたように、現場の切実な声を聞くことがどんなに大事なことかを、私自身も実感できたところです。 本日の質問は、この4つのテーマのうちに、子育てと防災減災に関してましては、また次の機会に質問したいと思いますけれども、まず、介護に関しまして、私は今、120名ぐらいの方にアンケートに答えていただいています。訪問を重ねる中で、介護に対する将来の不安が圧倒的に多いと感じています。一番多かったのが、地域包括ケアシステムを聞いたことがない。地域包括ケアセンターを知らないと、ほとんどの方が答えられています。「将来、自分の介護が必要になったときに、今自分が住んでいるその場所で、安心して暮らせるように、地域包括センター=介護の何でも相談できるところですよ。ヴィーブルの中に地域包括ケアセンターというのがありますから、気兼ねなく相談に行ってください」と言うと、「ああ、そうですか。でも、地域包括という言葉が難しい。相談窓口のことも初めて知りました。もっともっと分かりやすくしたほうがいい」とほとんどの方が答えられています。 まず、このことに関しまして、この地域包括センター、制度の周知とか、広報がまたわかりやすく必要ではないでしょうか。どのように考えられますか。 ○議長(吉永健司君) 大山高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(大山由紀美君) お答えさせていただきます。 地域包括ケアシステムについては、現在構築中ではございますが、その必要性や取り組みなど、目指すべきかたちについての市民への周知は行っていない状況にあります。 地域包括ケアシステムの構築に向けて、その中核となる地域包括支援センターの周知については、介護保険制度説明会や地域での健康教室などで、チラシですが、「包括通信」を配布し周知しているところです。 また、地域包括支援センターがわかりやすく親しみやすくなるようにと、以前、こうし高齢者相談センターと名づけております。介護保険のパンフレットにも掲載しておりますが、地域への浸透はできていない状況にあります。 このたび5月にヴィーブル内に移転しましたので、健康福祉部の相談業務が集約したことを含め、地域包括支援センターの周知に、なお一層努めたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) なお一層の周知に努めたいということですけども、これもなんか、本当に周知するというのは難しいことで、例えば、回覧板とかを回しても、地域包括ケアというその言葉自体が難しくて、これって何なのかって思うことで、だから私は今回1軒1軒、言葉を説明することで、皆さんわかっていただいたということで、特に高齢者の方は、そういう行政用語とか本当に難しくて、皆さんはもうわかってらっしゃると思うんですけど、そういうことがあります。 きのう、後藤福祉部長が、そうやってやっぱり地域に出向いていくことが大事じゃないかというお話をされましたけれども、やっぱり職員の皆さん、本当に忙しいと思うんですけれども、やっぱり時間をつくって、1日なら1日、午前中なら午前中とかで、やっぱり1人、5軒、10軒でも、そうやって市民の皆様の声を聞いていくってことは大事じゃないかなと思います。 例えば、介護のことなんかは本当に皆さん、真剣に将来悩んでいらっしゃいますので、そこら辺からの対話の中で、地域包括のこととかも出てくると思うので、そういう対話の中でやはり浸透していくっていうことも大事じゃないかなと思いますので、しっかりそこら辺、検討されて、よろしくお願いいたします。 そしてまた、皆さんが将来介護が必要になったときに、自宅で介護サービスを受けたいという人がほとんどですね。でも、やっぱり子供の世話になるっていうのは、一人になったときに、子供の世話になるのは本当無理。生活はいっぱいいっぱい。だから、サービス付き高齢者住宅に入りたいと思っても、月に十五、六万円かかる。年金生活ではとても入所できないという声がほとんどでした。もっともっと安く入れるところを要望したいという声も多くありました。私もこれは国に届けたいとは思っておりますけれども、そういう市民の皆様の声を、行政としてどのように受けとめられますか。 ○議長(吉永健司君) 後藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(後藤圭子君) 地元でそういうお声があって、先ほど最初に出たそういう相談ができる場所がヴィーブルにあるんですよという周知は、まず第一必要かなと思います。それと、もう一つ感じることは、健康な方が結局は子供の世話にならずに、自宅ではなく、施設に入るという思いがどうなのかなとちょっと思う部分があります。老後はイコール入所、施設に入所するのではなく、多分、松井議員がアンケートを取られた方は、そういう声はかなり多いのかなと思います。なので、できれば、本当は自宅で老後は過ごしたいんだと。ただ、施設に入るしかないんだという諦めで、結局は施設どこかないですかっていうことになっているのかなと、相談の内容がですね。なので、そうではなくって、自宅でもやっぱり安心してできるような体制は、やっぱり市のほうで、早く、一日も早くつくっていかなくてはいけないなということは、きのうから今の質問も含めて感じているところです。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) 市民の皆様は自宅で介護を受けたい。自宅で本当は亡くなるまでといいますか、受けたいんだけれども、やっぱり自分が本当にわからなくなったときとかいろんなときに、最終的にそうやって施設に入ろうとしたときに、やっぱり年金では入れないみたいな、そういう声が多かったんですよね。本当はやっぱり自宅でサービスを受けたいという人がほとんどでした。だから、そういう施設の受け入れというか、やっぱり安くて入れるところというか、そういうところを用意していかなくちゃいけないんじゃないかなと思います。そうやって特老なんかは待機待ちというか、なんかすごく待機待ちが多いですよね。やっぱり人間って、あしたのことはわからないというか、きょう元気でもあしたまたこうやって急に弱ってしまうとか、急な大変な病気になってしまうとか、そういうときもありますので、今核家族で、本当に子供の世話にはなりたくないみたいな方もほとんどなんですよね。だから、そういう面で、やっぱり安いというか、そういう施設なんかも本当に皆さんの要望に応えられるようにしていかなくちゃいけないんじゃないかなって思います。 そしてまた、きのう来海議員が介護の保険料について、また質問をされておりましたけれども、本当に介護保険料も高齢化が進めば、本当に高過ぎるんだけど、やっぱりやむを得ないという声がまたほとんどでございました。でも、年金暮らしで800円が上がるっていうことはどんなに大変なことか。恵まれている職員の皆様こそ、やっぱり現場に行って、そういう声を聞けば、真剣に机上の計画を作成されるだけではいけないと。理屈ではなく、心でやっぱり感じることができると思います。人生も計画どおりにはいかないので、本当に皆さんを責めるつもりはありませんけれども、これ以上、介護保険料を上げないために、3年後の8期に、介護保険料を1円でも上げないために、やっぱり介護予防にいかに取り組んでいくかが必要になってくると思います。 大半の自治体が保険料を上げる中で、引き下げた自治体が90あるんですよね。その中で、引き下げが実現した長崎県佐々町というところは、2008年に介護予防ボランティアの養成を始めて、その後、両者による介護予防活動などが効果をあげまして、20%を超えていた要介護認定率が13%台に低下をいたしまして、保険料が344円引き下げられたということでございます。そうやって引き下げた自治体も90あるってことで、今後やっぱり1円でも保険料を上げないために、介護予防にどのように取り組まれていきますか。きのう、来海議員の質問でも答えられてましたけれども、確認の意味でお願いします。 ○議長(吉永健司君) 大山課長。 ◎高齢者支援課長(大山由紀美君) お答えさせていただきます。 昨日、来海議員の一般質問で答弁しましたとおり、新たな事業として「歩く人養成講座」を計画しております。 また、住民主体の通いの場の構築としては、ポイント制度「こうしぼちぼち元気ポイント」を広く周知し、参加団体を募りたいと考えております。このぼちぼちポイントは、ウエルネスシティこうしの「よかとことこウォーキング」のポイントに加算でき、貯めたポイントはクラッシーノマルシェでお買い物に利用することができます。 まずは高齢者の方に興味を持っていただき、参加する方を多く広めたいと思いますので、その方々が楽しんで参加していただければ、介護予防事業としてつながっていくと思いますので、そういった方向で事業を進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。
    ◆16番(松井美津子君) なんか3人一組で楽しんで歩くみたいなことを言われませんでしたかね。それから通いの場がどうのとか、今、答えられたですかね。もう一遍お願いします。 ○議長(吉永健司君) 大山課長。 ◎高齢者支援課長(大山由紀美君) 介護予防事業の「歩く人養成講座」についてですが、この事業は、歩く人という体操と、関節に負担の少ない歩き方を学習していただきます。3人一組になりまして、自主的に活動、歩き方を学んでいただくんですけれども、その教室以外と、地域に戻られた中でも、3人すぐ集まるようなご近所の方が一緒になって、自主的な活動を続けていっていただきたいという思いで計画しているものであります。 通いの場については、先ほどのぼちぼちポイントについてなんですけれども、こちらのポイント制度は、地域で元気づくりや仲間づくり、居場所づくりで活動していただいている団体に、ポイント制を導入しておりますので、そのポイントをそこの団体の管理者が参加した市民の方にスタンプを押していただいて、そのポイントを外出するきっかけづくりと、ポイントを貯めることでの活動に対する参加意欲のモチベーションを維持できる仕組みとして活用しております。 高齢者が地域で元気に過ごすことを目的と両方ともしておりますので、この二つの事業が歩く人講座も通いの場につながりますので、そういった通いの場に行って、ポイントをつけて、最終的にはそのポイントの付加価値として、貯めたポイントがクラッシーノマルシェでお買い物として活用できるという流れが構築できればいいなというところで考えております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) ということは、通いの場っていうか、なんか、地域の公民館みたいなところに集まってというか、1カ所とかじゃなくて、そうやって市民の皆さんが全部が、各地区でこうやって寄ってやっていかないとあれですよね。それは今から市民の皆様に、どういう感じで説明というか、周知されていくんですか。 ○議長(吉永健司君) 大山課長。 ◎高齢者支援課長(大山由紀美君) 歩く人養成講座は、まだ事業を開始しておりませんので、今検討しているところでは、地域の公民館をまず2カ所選定いたしまして、週に1回、3カ月ほど計画して、そのあとは受講活動で継続して歩き方を学んでいただいたものを実践していただくと。その1年後に3人の方の評価を行うと。そういった流れをつくっております。 地域の今回は2カ所というところなので、その地域を広げていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) とにかく、よかれと思ったことはどんどん始めていっていただきたいと思いますし、私は日曜カフェとかにちょっと時々行かせていただくんですけど、やっぱり人っておしゃべりすると元気になりますから、そういうおしゃべりカフェみたいな、近くにそういう居場所というか、行くところがあればいいのかなとかも思っています。このことについては、通告もしておりませんので、勝手な自分の意見なんですけれども、よろしくお願いいたします。 そして、また今から高齢化が進みまして、認知症の問題とかも本当に避けては通れないと思っています。住み慣れた地域で、先ほど地域包括ケアシステムの今、準備とかしているということでおっしゃいましたけれども、構築が進められているということで、地域ケア会議っていうのを多職種の人と連携して行っていらっしゃると思うんですけども、きのうも地域ケア会議の充実をしていくとお話をされましたけど、今やってらっしゃる会議の内容と、それは高齢者の質につながっているのか、充実しているのか、お答えしていただきたいと思います。 ○議長(吉永健司君) 大山課長。 ◎高齢者支援課長(大山由紀美君) お答えさせていただきます。 地域ケア会議は、個別事例の検討などをとおして、ケアマネジメントの支援や、地域のネットワーク構築などを図る会議です。会議構成員は、医療保健関係者、民生員、介護サービス事業所職員などです。平成29年度においては、年3回の会議を開催し、ケース6件の個別事例を検討しております。地域ケア会議では、ケアマネージャーの事例報告をもとに、ケアマネージャーへの支援や、地域課題の抽出などを行っておりますが、直接的な高齢者のサービスの向上にまではつながっていないのが現状です。地域ケア会議の運営に力を入れている市町村で、介護保険料の抑制があった好事例などもありますことから、個別事例の問題解決や、地域の問題点、課題解決の場として、開催方法及び開催回数を増やしたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) それぞれの専門家を集められて、年に3回されてて、また今から回数を増やしていきたいということでしたけれども、その中で深くどうやったら介護保険料を上げなくて済むのかみたいな、そういう現実的な話とかはされなかったんですか。 ○議長(吉永健司君) 大山課長。 ◎高齢者支援課長(大山由紀美君) お答えさせていただきます。 地域ケア会議では、先ほど申し上げました個別の事例の検討になりますので、保険料についての検討はしていないところでございます。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) 大分県では、介護保険料が3年目の前回の改定と同じで据え置かれています。県でしっかりと取り組まれてですね。これは、地域ケア会議で話し合われて、介護予防に取り組んだ成果ではないかと言われています。今、介護予防で注目されていますのが、早い段階での介護予防の視点で重要となるというか、フレイルの予防ということで、なんか今、結構全国の自治体で取り組まれているんですけども、このフレイルというのは、体重や筋肉が減ったとか、歩くのが遅くなったとか、あまり外出しない。私なんかも最近歩くの遅くなったというのを感じますけれども、介護が必要になる手前の状態は、フレイルを疑ったがいいということなんですけど、このフレイルを防ぐ取り組みとして、フレイルチェック事業を実施する自治体も増えています。元気な高齢者に事業の支えになってもらう「フレイル予防サポーター制度」を導入している自治体もあります。人生を豊かに過ごすには、貯金より貯筋、今後のフレイルについての見解を伺いたいと思います。 ○議長(吉永健司君) 大山課長。 ◎高齢者支援課長(大山由紀美君) お答えさせていただきます。 今、松井議員が述べられましたとおり、加齢や病気で筋肉量が低下すると、身体の機能が低下いたします。このフレイルへの適切な介入を行い、要介護状態になるスピードを遅らせることが重要となります。本市のフレイル対策としては、一般介護予防事業の中で、教室開催や訪問指導を行っております。主な事業としては、元気アップ教室、地域巡回型介護予防教室、地域巡回型栄養指導、介護予防健診などです。 今後も高齢者がフレイルサイクルに陥らないよう、基本チェックリストを用いながら、該当者の早期発見と低栄養の予防、筋力低下の予防、口腔機能低下の予防、社会参加の促進などを継続していきたいと考えております。 また、本市では、介護予防インストラクターの養成を行っており、地域の体操教室や、ユーパレス弁天運動教室の補助を行っていただいております。今後はさらに、介護予防インストラクター養成講座の内容を精査し、フレイル予防に努めたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) たくさんの介護予防事業に取り組んでいらっしゃるっていうことを伺いました。今後もしっかりと、介護予防事業、目に見えるかたちでしっかりと取り組んでいただきたいと思います。 次に移ります。SDGs、持続可能な開発目標、2030年を目指して解決すべき課題を国連が定めた17分野の開発目標です。この17の目標の中には、貧困、飢餓、保健衛生、教育、地球温暖化、持続可能なまちづくりなどがあります。その国連の開発目標の中でも、食料廃棄の半減は地球的な課題だとなっています。食品ロス削減を推進するため、国会におきましても今、食品ロス削減推進法案が審議中です。その骨子案の内容として、食品ロスの削減に向け、自治体、消費者、食品事業者などが一体となりまして、国民運動として取り組む内容となっております。家庭や飲食店などで、まだ食べられるのに捨てられている食品ロスは、国の推計では約621万トンに上っています。合志市でも、数は聞いておりませんけれども、かなりの数が上るんではないでしょうか。 私はいつも懇親会などで思うんですけれど、料理が食べ残されているときは、本当に残念に思いますし、世界中には食べられないで苦しんでいる人たちがいると思うと、いつも本当に本当に悲しい気持ちになります。もちろん、合志市にも貧困家庭があると思います。今、県内でもさまざまな取り組みがされていると思いますが、会食の開始30分と、終了の10分前に、自席で料理を楽しむ30・10、サーティーテン運動が行われています。身近な菊池市では、コースターが作成されておりまして、きょうはちょっと持ってきてませんけど、飲食店には食べ残しゼロというポスターも貼られているところでございます。 次に、生ごみの削減への取り組みとして、使い切り・食べきり・水切り、3キリ運動などが進められています。そしてまた飲食店には、忘年会、新年会、歓送迎会シーズンの年2回を、食べきり強化月間といたしまして、協力してもらう試みを行っています。 本市におきまして、このような、今述べました取り組みについて、どのように考えられますか。 ○議長(吉永健司君) 岡田環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(岡田光弘君) お答えいたします。 まず、30・10運動についてでございますけれども、この運動につきましては、宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーンであるということで、今、議員さんの言われたとおりでございます。宴会等の場において、乾杯のあと30分間は席を立たずに料理を楽しみましょう。また、お開き前の10分間は自分の席に戻り、再度料理を楽しむことで、食品ロスの削減をするという取り組みでございます。確かに宴会の場において、特に男性に多いかと思うんですけれども、一度席を立ってしまうと、なかなか料理に手をつけることもなく、結構な量が残っているという状況が見受けられます。 市では、この運動についての広報等は今まで行っておりませんでしたけれども、役所内での宴会等につきましては、お開き前の一定時間は自分の席に戻っていただいて、残っている料理を楽しんでいただくというふうな呼びかけは行っていたところでございます。 また、家庭から出る生ごみについても、食品ロスの影響はあると思いますので、もったいないという意識を持つことが重要と考えられます。 そういうことですので、今後、広報紙やホームページに掲載して、この運動を、30・10運動を広めていきたいと考えております。 また、料理を注文する際においても、食べ切る分を注文するということなどで、食品ロス削減にはつながるということではないかと思いますので、同様に掲載のほうも考えていきたいと思います。 また、飲食店さんのほうにも協力を願いまして、なるべく食品ロスを削減するふうに、チラシ等を作成してお願いしたいと考えております。 次に、3キリ運動ということでございましたが、これが、使い切り・食べきり・水切りという、3キリ運動のことでございますね。これももったいないという意識をつけるための心がけでございまして、食材は最後まで使い切る、おいしく残さず食べる、生ごみはしっかりとひと絞りする。これらの運動につきましては、今までも部分的ではございますけれども、広報誌に掲載していたところでございます。これは一人ひとりが心がけをすることで、心がけて行動することを習慣づけていくということで、周りの人にも広げていきたいという、そこの3キリ運動ということでございますので、こちらにつきましても、3キリ運動ということで、広報紙やホームページで呼びかけていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) ホームページや広報誌で伝えていくということでおっしゃいましたけれども、現実に宴会の席できちんと伝えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 市役所の方は、特に率先垂範でお願いしたいと思います。 言葉だけでごみの削減を訴えることは簡単だと思います。行動が伴わなければ、ただのきれいごとの理屈です。本当に今ごみ袋を上げようかとしているときにも、そうやって自分たちが削減してなくて、市民の皆様に言うことはできないと思います。本当に市民の皆様は汗水たらして、本当に頑張って市税を納められています。市民の皆様に、先ほども言いましたように、ごみの削減を訴える前に、まず率先垂範の行動をお願いしたいと思います。 そしてまた、次にいきますが、一般家庭とか企業から、賞味期限が迫っている、パッケージの破損や汚れ、余剰在庫などを理由に、安全でも商品として扱われない食品を寄付してもらって、生活困窮者とか福祉施設に無料で届けるフードバンク活動についての、本市としての考えを伺います。 ○議長(吉永健司君) 岡田課長。 ◎環境衛生課長(岡田光弘君) お答えいたします。 フードバンク活動ですけれども、現在合志市においては、この活動を行っていないのが現状でございまして、近隣の市町村におきましても実施をしていないというところで、ちょっと今現在難しいところかなと考えているところでございます。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) 現状は難しいということですけれども、今後どのようにそういうフードバンクとか、フードドライブとか、なんかそのような活動に対して、市としてはどのように取り組むというか、前に進めていきたいとか、検討したいとか、いろいろあると思うんですけれど、もう一遍いいですか。 ○議長(吉永健司君) 渡邉市民生活部長。 ◎市民生活部長(渡邉和代君) お答えいたします。 県内で活動しているフードバンクについては、現在のところ、フードバンクの熊本、それからフードバンク玉名、この2カ所が今実施している状況であります。身近にありますと、県庁内につきましては、フードドライブというのがございまして、ごみゼロ推進県民会議等がありまして、そういう会議のたびに県庁の職員あたりが、余った食材を持ってきて、それをフードバンクのほうに寄付をするという活動を、現在身近なところでは県庁内で行われているということをお聞きしております。 事業を行うにあたっては、やはり食品を提供する事業所と、それを受ける者、やる側と受ける側の双方での合意書あたりが、当然交わすことが必要になってきますので、当然事前協議、また、今一番問題になっておりますアレルギー表示、それから食品の品質確保、また責任の範囲ですね、そういったもの、さまざまな問題がクリアできないとなかなか難しい問題ではないかと思っておりますので、その辺については、当然段階を踏んで、慎重に取り組まなければならないと思っております。ですから、現段階ではもうしばらく活動をしているところあたりの実態を研究させていただきたいと考えております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) 私自身も取り組んでほしいとか、もうすぐ結論を出してほしいとかそういうことではなくて、やっぱり家庭の中でたくさんの食品とか、缶詰だったりとかいろんなものが余っている状態というか、そういうのを何とかやっぱり利用して、そういう困った人っていうか、そういうのが必要な人のために何か利用できないかなと思って質問をしたところです。 次に、中小企業の問題について質問します。 このことにつきましては、3月の全協で、この間の全協でも説明がありましたので、確認の意味で質問をさせていただきます。 日本では、99.7%が中小企業です。働いている人の7割は中小企業です。中小企業の支援、しっかりとしていただきたいと思います。 中小企業が新たに導入する設備にかかる固定資産税を、自治体の判断で3年間最大ゼロにできる特例措置を盛り込んだ、生産性向上特別措置法が5月16日に成立をいたしました。自治体には先端設備を導入するための促進基本計画の策定や、6月議会で固定資産税を2分の1以下に減額するための条例制定が求められます。中小企業庁によりますと、同法の成立を受けまして、1,492の自治体が固定資産税をゼロにするとの意向を示しているそうです。本市におきましては、説明がありましたけれども、本市におきまして、この制度を活用して、市内の中小企業の設備投資を促し、生産性向上を図ることを支援すべきだと考えますけれども、見解を伺います。 ○議長(吉永健司君) 松田商工振興課長。 ◎商工振興課長(松田勝君) お答えいたします。 生産性向上特別措置法につきましては、国会において、本年5月16日成立、また6月6日に施行ということでされております。中小企業の状況につきましては、回復傾向にはありますけれども、労働生産性は伸び悩んでいる部分があり、また中小企業が所有しています設備につきましては、大企業に比べますと老朽化が進んでおります。今後の少子高齢化、また人手不足、これに対応する等の厳しい事業環境を乗り越えるため、老朽化が進む設備を、生産性の高い設備に一新させまして、事業者自身の労働生産性の飛躍的な向上を図ることが重要となっておりまして、この動きを後押しするための生産性特別措置法となっております。 そこで、本市におきましては、合志市の状況といたしまして、半導体や自動車関連を中心といたしました大企業も複数立地しているほか、工業団地も整備されておりまして、法人からの固定資産税は重要な歳入源の一つとなっております。最近では、中小企業でも設備投資に積極的な動きが出つつあることも年々あります。そういった状況の中、この動きをさらに力強いものにするための施策が必要かと考えております。 熊本地震からの復旧・復興に向けました取り組みが、今後ここ数年間で本格化してくることと思います。それにあわせましても、やはりこの生産性向上特別措置法に基づく制度の活用が必要かと思っております。本市といたしまして、本市条例によります固定資産税の減免措置分につきましては、割合を定めることができるようになっておりますので、本市といたしましても固定資産税ゼロという部分で、この施策を活用して、支援を行っていければと思っております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) そして、固定資産税ゼロの措置に取り組む自治体は、ものづくり補助金とかIT補助金、小規模事業者持続化補助金などが優先的に受けられるようになると思うんですけど、市内の対象となる事業者に対しまして、このことをどのように情報提供していくのか伺います。 ○議長(吉永健司君) 松田課長。 ◎商工振興課長(松田勝君) お答えいたします。 先ほど言われましたとおり、この特別措置法につきましては、国の導入促進指針に基づきまして、市区町村で導入促進基本計画というのを作成いたします。この計画において、地域の中の中小企業の実情に応じまして、各種支援の対象、また地域業種、設備等を定めることになりますけれども、この市が作成しました基本計画に基づきまして、中小企業のほうにおいて、先端設備等導入計画というのを作成することになります。これにつきましては、自社の生産性を上げるために必要となる先端設備の導入の時期、また労働生産性向上の目標値を定めるということになっておりますので、こういった部分を本市の中小企業に対する情報提供につきましては、こういう制度が活用が見込まれる、また関心がある事業者向けに、今年3月から順次、訪問等も個別の訪問等も行って、内容の説明を行ってきました。 また、4月には商工会が開催いたしました市内の中小企業者向けの補助金説明会、また同4月に合志市の企業連の協議会の総会が開催されておりますけども、そういったところでも内容の説明をしております。 また、5月には福岡、また熊本においても、九州経済産業局主催の制度説明会が開催されましたので、それにつきましても、管内の事業者向けに案内等をしておるところです。 今後につきましては、市内の中小企業者にもさらに広く周知する必要があるかと考えておりますので、商工会等と連携いたしまして、市内中小企業者向け説明会等を開催して、さらに周知をしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) 中小企業の経営者の皆様は、やっぱり人手不足とか後継者不足に加えまして、設備投資のことについても悩まれておりますので、どうぞしっかりと情報提供よろしくお願いいたします。 次に、医療的ケア児の支援についてということでお伺いをいたします。 本市にも、医療的ケアを必要とする児童生徒が通学をしていらっしゃると思いますけれども、先日の運動会では、先生方のサポートを受けて参加をされておりました。医療的ケア児は、24時間目を離せない場合が多くて、昼夜を問わない子供さんの介護や医療的ケア、学校への送迎で身体的疲労や精神的負担が家族には多いと思います。本市では、どのような支援が行われているのか。また、痰の吸引とかチューブで栄養補給する経管栄養など、日常生活の中で医療的サポートが必要な医療的ケア児の支援のために、小中学校への看護師の配置などの考えはいかがでしょうか。お答え願います。 ○議長(吉永健司君) 右田学校教育課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 小中学校で、医療的ケア児につきましては、プライバシーの問題があるために、学校名や症状等の詳細は説明できませんけれども、合志市におきましては保護者等の意向、あと医師の見解があれば、可能な限り対応しております。 質問でもありましたとおり、保護者への対応としましては、今回のケースなんですけれども、1年目は保護者の方も常に同伴していただいておりました。その1年間が安定した学校生活が送れたために、2年目からは、その子の体調がいいときは送迎のみで、必要な場合のみに同伴していただいておりますので、保護者への負担の軽減もできているかと思っております。 あと、人的面ですけれども、県費の教職員、専任の先生のほかに、市のほうで教育介護補助員というものを配置しております。お尋ねのありました看護師の件なんですけれども、市の場合は特別、看護師は配置はしておりませんけれども、その教育介護補助員で看護師資格を持った補助員を配置しております。ほかに、保護者の方が教室に送迎するんですけれども、スムーズに車から教室に入れるように、スロープをつくったりとか、あと必要な備品とかがありましたら購入したりしております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) ある程度、必要なケアをされているということを伺いまして、安心しましたけれども、自治体によりましては看護師を2人つけたりとかしている先進な自治体もございます。そしてまた、小学校就学前の子供につきましては、医療的ケア児保育支援モデル事業とかありまして、しっかりそうやって予算とかもついているんですね。こうやって小学校に行かれた方にも、そういう医療的ケアの予算とかがつくように、しっかり私もお願いしていきたいとは思ってますけれども、本当にやっぱり24時間介護っていうのは大変です。体が不自由な上に、やっぱり医療的ケアも必要としますので、しっかりとまた行政でできることは、支援をしていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次に、市長の所信表明について質問をいたします。時間がちょっとあれですけれども。 今回の所信表明につきましては、さらっとした印象を受けました。あくまで個人としての見解ですけれども、合志市には恵楓園がどんと真ん中にありまして、人権問題に対しまして踏み込んだ発言があるのかなと期待をしておりましたので、少しがっかりいたしました。 さて、「健康幸福都市こうしを標榜してまいります」と市長はおっしゃってます。個人個人が健康で、人生を最後まで生き生きと過ごしていくことができればと決意をされました。介護の問題でも取り上げましたけれども、重複するかもしれませんけれども、市長は重症化予防の取り組みということを話されたんですけれども、私は介護が必要になる手前の状態、先ほどフレイルと言いましたけれども、その取り組みが最重要じゃないかと思っています。市民の皆様は、一人になったときに介護が必要になったときのことを、本当に本当に心配をされています。経済面でもこれ以上介護保険料が上がったら、とてもやっていけない。そういう市民の視点に立って、早急にやっぱり個別、具体的な施策を考えていかなくちゃいけないと思うんですけれども、市長としてまたお考えを聞かせてください。 ○議長(吉永健司君) 荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 実は、私が言っている地域包括ケアシステムというのは、担当が言っているものとは違うものです。担当は介護を言うんですね。私が言っているのは、0歳から本当にお年寄り、亡くなるまで、介護を必要とする方も含めて、若い人たち全てにおいて、地域と一体となって、また個々人と一体となってやれるシステムをつくってくれということで、担当部長を今、健康福祉部の次長をその担当専門職に今置いているんです。というのが、総務部または教育部局、全ての部局にかかわってまいります。というのが、今、職員間でやろうとしているのは限界があるというよりも、今までの発想、また成功例がないんですね。ですからどうしてもモデル地域とかといって、そこがよく参考にされますが、やっぱり潤沢な予算というのはどこも実はございません。それを職員のマンパワーだけに頼んでいるところもありません。やっぱり企業、または地域、そういった受け皿が、やっぱり10年、20年というロングランの中でつくってきて、一つ一つが芽を開いているというような、私は感じで見ております。ですから、重症化予防というのは一つの切り口でもあります。また、40歳台からいろんなケアをしとかないと、病気になってからでは間に合いませんし、また特に顕著な事例としては、合志市は透析に移行される方が非常に多いんですね。ということは、その以前の処置というのは、やっぱり健康診断、こういうことになるんですが、これの、言うなら受診率もなかなか上がらないということで、我々がどんなにお願いをしても、やっぱり聞く耳を持って行動を起こしてもらう。そこまで徹底したやり方を地域で、そこに入り込んでやっていくというのが、私の考えている地域包括ケアシステムであります。ですから、いきなりそういった難題を今、出したわけではありません。もう、就任のときから、こういった考え方でやってほしいということで、そうしますと、じゃあ健康づくりですね、じゃあ健康づくりに切り口を持っていきますとか、お年寄りの話というと、じゃあ介護のほうでしていきましょうというような、担当制のほうに持っていこうとするんですね、話をしていると。でも、もうそういう時代ではないと。全庁的にこの経費っていうのは、私は削減しろと言っているんじゃないんですね。削減できるところがあるならば、知恵、工夫、データを使って、市民に出して協力を求めてくれと言っているんですね。これができないというんであれば、そういったノウハウを持っている、そういった知見を持っている大学、企業、この方々との連携を取っていいという話もしているわけです。それを今、段階的にやっていくと、そこが先般も質問がありました政策部で、実は先行でやっていたわけですね。これを原課に話をするとなってくると、今のような話になっていくわけです。高齢者が窓口になるとか、健康づくりが窓口になるとか、このようなやり方を繰り返しやっていても私はできないと思って、今健康づくりも高齢にも、また商工のほうにもそういった企業も大学も、全てぶち込んでやっていくようにということで、実は健康福祉部長が一つのキーマンではありますけども、実務的には次長のほうと連携を取ってやりなさいということで、厳命をいたしております。すぐ答えが出るはずではありません。ですから、その切り口が今、担当は非常に悩ましい中にあるのも事実だと思っています。私はそういった中でできることではなくて、やらなきゃいけないんだと。そして上げれないんだということを、しきりに実は強調しております。期待をしていただくということではなくて、これは我々が本来やらないと、財政的に回っていかないことは目に見えています。かといって、市民の方の使用料、または保険料、こういったものをただ上げていくという、その努力も、やはりこれは限界が出ているということも私も承知しております。ですから、そういった意味で、ここ1年、とにかくどういったシステムが有効に活用できるのか、またどういった団体と連携を取ることがいいのかということを、真剣に議論をしていきたいというふうに思っています。 人権の話がありましたが、これはあえて言うべきものでもなくて、私自身が引き続きこれをやらなきゃいけないということと、先ほど30・10、お話がありました。早速、議会のほうに、次の補正予算でも出させていただいて、そういった対応策の予算を私のほうから提案をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 松井議員。 ◆16番(松井美津子君) 介護予防は、やっぱり健康づくりにもつながってまして、イギリスでは減塩、国をあげて減塩に取り組んで、なんと230億円ぐらい医療費が削減できたという話もあります。そっちのほうからも、やっぱり介護予防というか、そういう観点からもしていったらどうなのかなと思います。 ちょっと急ぎますけど、市長がおっしゃって大学とか企業の知見とかアイデアとか、もちろんそれを生かすことが必要だと思うんですけれども、私が知っている85歳過ぎても元気な人、介護の力が必要ではない市民の人、その人にちょっと学んだんですけれども、まず自分で料理をつくられて、食事をきちんと摂られてますね。そしていつも人が喜ぶことを考えておられます。私がびっくりしたのは、先日の地震のときに避難所に行かなくて、食べ物がなくて困って訪ねてくる人がいるかもしれないので、多めにご飯を炊いて待っていると言われたんですよね。本当にすごいなと思いました。決して豊かな生活をされているわけではないのに、やっぱり市民の中にそうやって元気に過ごされている方をやっぱり分析して、合志市の特性にあった健康づくりを考えるということも、一つの策じゃないかなって思います。 これは答える必要はないと思うんですけど、公共交通ネットワークについても、今度合志庁舎が変わったことによって、本当に不便で、やっぱりそういうところを本当にどうにかしていただきたいという意見がございますので、よろしくお願いいたします。 あと1分になりましたので、最後に、市長にちょっと言いたいことなんですけども、インドのガンジーは民衆の生活必需品である塩に重税をかけたことに反抗して、何回も牢獄に入れられて、民衆のために行動していたのに暗殺されたんですよね。市長もやっぱり新しい仕事をすれば批判もあると思います。私心私情を捨てて決断しなければならないことが本当にたくさんあると思います。滅私奉公の精神でって言われましたので、その原点で、その1点で市民の皆様の幸福の増進のために、これからも市政に取り組んでいただきたいと願いまして、質問を終わります。 以上です。 ○議長(吉永健司君) これで松井美津子議員の質問は終了しました。 ここで11時10分まで暫時休憩いたします。                  午前11時00分 休憩                  午前11時10分 再開 ○議長(吉永健司君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これから、青木照美議員の質問を許します。 青木議員。 青木照美議員の一般質問 ◆11番(青木照美君) 議席番号11番、九思会の青木でございます。通告に従いまして質問をさせていただきます。 今回は、農業問題と道路問題、以上2点ですけども、農業政策につきましては市長、農業委員会の会長ということで、道路政策につきましては、同じく市長と教育長ということで、ここに質問の相手と、いわゆる通告制ですから、質問の相手ということは、今言いましたお3名の方ですけども、議場を拝見すると、今数えまして16名、市長、副市長はじめ16名の部課長が勢揃いであります。お呼びいたしましたのは3名ですけども、16人揃っていただいたということで、この一般質問の発言、あるいは質問の重大さといいますか、議員の責任の重さというのをひしひしと感じておるところであります。どうぞ、市長はじめ、部課長、職員の方も、市民の方が聞いていらっしゃいますから、わかりやすい答弁をよろしくお願いをいたしまして、早速、農業政策について質問をさせていただきます。 いよいよ待ちに待ちました田植えの季節がやってまいりました。朝早くから水張りをしたり、トラクターの音が涼しく聞こえる時期となりまして喜んでおるところでありますけども、熊本地震から早2年2カ月が過ぎまして、家屋の解体、あるいは新築あたりは大分、ほぼ合志市においては終了して、まだもちろん完成していない被災者の方も多数いらっしゃいます。熊本県下見ますと、まだ3万数千人の方が避難されて、避難生活を余儀なくされているところであります。特に、合志市につきましても、農業施設の崩壊あたりが、まだ大工さんの手が回らないと、いわゆる人手不足ということで、復旧が思うようにいかないという農家が多数あると聞いておりますけども、田植えシーズン、雨ざらしのトラクター、あるいは田植え機あたりを見るのは、寂しい思いもいたしますから、こういったところで、今の現況について、数字で結構ですから質問をいたします。よろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 塚本農政課長。 ◎農政課長(塚本健洋君) お答えいたします。 農業用施設の復旧状況につきまして、国の補助事業であります震災復旧緊急対策経営体育成支援事業を、平成28年度から活用し取り組んでいるところでございます。合志市の事業件数につきまして178件、うち平成30年3月末で144件が復旧しております。残り34件を今年度全て完了する予定でございます。 以上で終わります。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) あと34件が残っておるということで、これも今年度中には終了ということですから、ほっとしてはおるところでありますけども、何分速やかな復旧を職員一丸となってしていただきますように、くれぐれもお願いをいたします。 この件に関しては、以上であります。 次に、近年の農業における後継者と、あるい生産高の推移についてお伺いをいたします。 実は、先般、熊日新聞の今年の4月20日、金曜日の経済面ですけど、ふと目がとまりまして読みますと、見出しが「農業景況3年連続プラス」と書いてあります。これはすごいなという思いで、思わず目にとまりまして、詳しく読んでみますと、農業の景気がよくなったということがポイントですけども、何が熊本県においてよくなったかといいますと、日本政策金融公庫がまとめた2017年の農業景況調査によるとということであります。前年比、難しい数字は抜きにして、プラス21.9ということであります。また、公庫支店の話によりますと、燃料費や飼料代など、生産コストの上昇が見られるが、販売価格が好調で、高い水準で推移しているということであります。その中でも特にいいのは、菊池の主産農業であります酪農、あるいは肉用牛、子牛の価格が高いとか、そういったものですね。また、露地物の野菜や稲作も作柄が、価格がいいということで、非常に喜んで新聞を拝読させていただきました。ややもすると、農業といいますと、なかなか景気の低迷によりまして、価格が下落したと、暴落したと。「もう今年は照美君、白菜ば、ようよう植えた白菜ば収穫間近になって、市場も取らないということで、トラクターで打ったくった」と。市場に出せんという話ばっかり聞いておりまして、どちらかというと、暗い話が日常茶飯事でした、近年ですね。本当に、このように新聞がいうように、景気がよくなったかどうか、後継者の現状、また後継者も増えているというふうに農家の皆さんからも聞いております。後継者の現状と生産高の推移についてお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 塚本課長。 ◎農政課長(塚本健洋君) お答えいたします。 まず、平成24年度~平成28年度までの、5年間の後継者の推移について、新規学卒就農者、Uターンによる就農者、新規参入による就農者を含めた人数でお答えさせていただきます。 まず、熊本県では平成24年度280名、25年度337名、26年度317名、27年度311名、28年度301名となっており、4年連続で300人を上回っている状況でございます。 また、合志市では、平成24年度が4名、25年度11名、26年度7名、27年度12名、28年度9名となっております。ここ近年では、10名程度の就農があっている状況でございます。 次に、生産高の推移につきまして、農産物などの価格に生産量を乗じた農業産出額でお答えさせていただきます。 まずは熊本県の状況で申し上げます。平成2年の4,016億円をピークに下落傾向が続いてまいりました。平成18年には2,984億円まで減少しております。以降、その後増加に転じているところでございます。近年の状況としましては、主食用米の作付け減少は見られております。しかしながら、一方では野菜の生産の伸びと安定した単価、畜産物の価格の上昇などによって、平成28年の農業産出額は3,475億円となり、増加傾向が現在も続いているところでございます。 以上で終わります。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) 熊本県下全域で、三百数十人の後継者と。本市、合志市でも10名程度ということでありますけども、まだまだ増えているという思いではありますけども、ほかの企業、会社あたりの就職に比べると、ごくごく低い後継者不足だと思っております。 以前、農協の職員の採用数よりも、農家の就農率が低いというおかしな話も聞いたこともありますし、なかなか後継者不足というのは、あとでも出てきますけども、思い切って、やっぱり儲かる、稼げる農業ができないと、なかなか親も農業を継げと、子供も親父の後を追って農業をしたいという子も増えてきませんから。実際、課長が毎日机に座るのはもちろんですけども、農家の畑地帯に出て、農家の皆さんと接する機会もあるかと思うんですけども、課長の肌で感じた感覚というのは、いかがですか。今、熊日新聞、政策金融公庫によりますと非常にいいということですけれども、課長が肌で感じる合志市の農業の景気は、本当にいいと思いますか、いかが思いますか。 ○議長(吉永健司君) 塚本課長。 ◎農政課長(塚本健洋君) 今のご質問にお答えします。 農家の皆様方や関係機関の皆様方とお話する中で、昨年は生乳、肉用牛、養豚、養鶏の畜産、それからスイカ、いちごなどの園芸、また葉たばこも含め、全体的に右肩上がりの安定した収益であったと感じております。また、このような状況で、近年では畜舎の増築、規模拡大ですね。それからまた、スイカ、いちご等の園芸を主とした新規就農者が増えている状況でございます。 以上で終わります。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) 全体的に眺めて、課長としても感覚としてはいいということですから、どうぞこのいい状況を持続的に続けていかないと何もなりませんから、今年はよかった、来年もよかった、再来年はなかなか厳しいということじゃありませんから、持続可能な農業ができるような政策を、フォローしてもらったらと思いますけども。 特に今、農業といっても酪農あたりは、もう億ですからですね、大変な予算がいります。ハウスにしても、かなりの金額がいりますから、若干の生産高が増えたとはいえ、いわゆる元入れ、かなりかかりますから、よほどの生産高じゃないと、元まで取らない状況ですから、その辺の指導をよろしくお願いを申し上げます。 それと、いろんな、農業に限らずそうですけど、今農業問題が議論の中心ですから、今後の予想される農業の、熊本県、あるいは合志市の農業の課題、あるいは進むべき方向、こういう方向に行ったら儲かるだろうと。こういう問題点がたくさんあるけどというのがあったら、教えてもらいたい。私が簡単に思うだけで、ざっとした問題だけでも、この熊本県の農業の政策というのは、時代とともに大きく変わってまいりました。合志は昔から米・麦・大豆が中心でありましたけれども、八代地方のい草、あるいは河内・玉名方面のミカンですね。また、有明海のノリと。また大分以前の話ですけども、小国あたりの山間部に行きますと、ひと雨降れば100万円利益が出ると。いわゆる、スギ・ヒノキがひと雨降ると、売ったときに100万円ぐらい儲かると。もちろんこれも、極々一部の山地主といいますか、ごく一部の方に限られただけではありますけども、合志市を見ますと、3ちゃん農業の経営から、最近は農業法人の設立など、経営の形態も大きく変わっております。農業も以前は米、あるいは麦、また養蚕が盛んでありましたけども、たばこにかわりまして、たばこも今もう数えるぐらいの人数であります。施設園芸、あるいは酪農、畜産など、大きく変わっておりますけども、課題として、依然、後継者不足や、耕作放棄地などが考えられますけども、市としてはどう問題点を捉えられているか、お尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 中村産業振興部長。 ◎産業振興部長(中村公彦君) 今後の予想される課題と進むべき方向性ということで、お答えさせていただきます。 農業従事者の減少や高齢化が進んでおり、農業生産や農地を守っていく力の脆弱化が課題と考えております。そのためには、認定農業者の経営改善、新規就農者や女性農業者等の確保と育成、地域営農組織等の設立支援、育成、農業生産体制の維持・強化を図ることが必要と考え、また、安全安心で信頼のある商品づくり、ICT等を活用した農業の推進、それから六次産業化の推進などを国、県、関係機関と連携して「稼げる農業」を加速化させていくことが重要であると考えております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) 稼げる農業が重要であるというのが結論ですけども、もちろんそうですけど、言うは易しですね。何でもそうですけども、行うが難しい。稼げないから今までの合志の先輩の農家の皆さん方は、大阪だ、東京だ、あるいは公務員だということで、きのうから議論もあっておりますけど、なかなか地元に定着率が悪いということであります。農業が大きく稼げて、みんなの前で農業をやっててよかったという時代がくれば、後継者もどんどん増えてきますし、今、部長がおっしゃいましたように、女性農業者あたりが増えれば、もっともっと明るい兆しが見えてくると思います。 幸い、本市には九州の農業試験場、あるいは県の試験場、そういったのもありますし、どうも宝の持ち腐れといいますか、なかなか国、県のほうが、私から言わせると、市に打ち解けてないというかな、門戸が開かれていないといいますか、道も今裏の方は閉じてますし、なかなか毎日入っていって、合志の市民が、なにも農家に限らず合志に在住の方が、県の農業センター、あるいは国の九州沖縄農業試験場あたりに、どんどん、英知が、日本の英知があるわけですから、これを利用しない手はありません。研修に行きました茨城あたりは、この国の施設と研究をともにしながら、千葉あたりの落花生、日本一の落花生です。たまがりましたけど、落花生1粒、2つ入ってますけど100円です。お土産で1,000円、2,000円買っても、もう数えるぐらいです。1粒50円の落花生を我々委員会で視察してきましたけども、やっぱりいろんな研究センターの英知と、働く人たちの普段の努力が合致したときに、いい農業、いい農業生産物ができはしないだろうかと思っております。これも私の思いだけで言うのは簡単ですけど、じゃあ照美、畑に行って何かつくれと言っても、私は到底できません。農家の方の努力が、毎日毎日の草取りが一番ですから、お任せして、この辺で質問を、農業については質問を終わりたいと思っております。 続きまして、道路政策に移らせていただきます。 まず、道路問題の1番は、熊本・大分間の高規格道路の進捗状況についてであります。熊本市と大分市を結ぶ地域高規格道路、中九州横断道路、高規格道路と言わせていただきますけども、なかなかこれが一向に、話ばかりあって進みません。どのように進んでいないかと言いますと、既に熊本・大分間120キロの距離であります。熊本側が60キロ、たまたまですが大分側も60キロということで、現在218分かかる距離を、83分間短縮されます。これが完成しますと、地域沿線の産業の振興、あるいは定住化ですね。人の入りの促進につながりますし、地域の活性化が非常に期待されます。大分側につきましては、小さくは言いませんけども、既にインターチェンジができておりまして、千歳間が開通し、また現在、朝地から犬飼まで開通しております。今年中には一応、予定ですけども、竹田・朝地間が開通予定と、全てできると、この数年で大分間の60キロは全てできるということです。熊本側におきますと、この60キロが今は姿が見えておりませんから、トンネルが始まりましたけどもゼロに等しいという状況で、非常に遅れております。 ここにきまして、荒木市長が頑張って、合志市の通るルートに決定したと聞いておりますけども、その経緯についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(吉永健司君) 岩男建設課長。 ◎建設課長(岩男竜彦君) お答えします。 熊本・大分間の高規格道路であります中九州横断道路は、平成6年に計画路線の指定を受けています。この道路は、九州の東西間を連結して、大規模災害時における救助、救急活動や、広域的な物資輸送の円滑化に寄与することを目的とし、また九州の一体的な経済の発展を図るために、必要不可欠な道路であります。 大分県側と熊本県側では、それぞれ整備推進期成会を立ち上げておりまして、本市は熊本県側の沿線12自治体で構成する「中九州地域高規格道路推進期成会」として、国へ要望活動を行っております。 全体の整備状況につきましては、先ほどご案内のとおり、大分県区間におきましては、計画区間の約4割が本年度までに供用される予定となっております。しかしながら、熊本県内区間につきましては、未だ開通区間がございません。大分県内に比べ、大きく立ち遅れている状況にございます。 ルート帯の決定につきましては、国土交通省九州地方整備局におきまして、平成25年5月に第1回の中九州横断道路九州地方小委員会が開かれております。その後、合志市を含めた沿線自治体・団体代表者・地域住民・企業等からのヒアリングを行いまして、平成27年9月の第3回九州地方小委員会において、三つのルートの中から、渋滞緩和による生活環境の改善において、もっとも優位であり、かつそのほかの従事する項目につきましても、総合的に優れていることから、合志市を通るルート帯案に決定しております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) 平成27年に三つのルートの中で、合志市を通るルートに決定したということです。三つのルートというのは、振り返りますと、合志、こちらを通るルート、あるいは今の菊陽バイパスを整備するルート、また空港周辺、空港以南の3ルートの中の合志ルートに決定したということですけども、非常にありがたいことで、嬉しい限りですけども、気の早い人は、「どの辺を通るとな、合志は」と言う方もいらっしゃいます。「そぎゃん早う、我々が目の黒いうちはまだ開通はせんけど、慌てんでよかですよ」ということで、話はしておりますけども、そうこう言いながら、目の黒いうちになんとかつくってもらわないと困る道路であります。 熊本地震で、国道57号線の立野付近が崩壊をいたしました。国としては、この57号線を4車線化することで高規格道路をつくりたくないと、予算をつけたくないと。あるいは、ミルクロードはトンネルを掘れば、水を、湧水があると。水脈を断ち切ると、いろんな、私に言わせると嘘みたいな話ですけども、だまされてきたような感じで、進捗状況が進んでおりません。やっと、地震のお陰といっちゃ恐縮ですけども、地震があったために国道の57号線のルートが壊滅したということで、やっとトンネル工事が急ピッチで進めております。これも何年もかかるところを、2年か3年、2年ぐらいでは通そうということですけども、いわゆる突貫工事ですね。 いつ頃、合志市の市役所のこの北側というのは事実でしょうけど、大体合志市のあの辺ばいつ頃測量が始まるとか、いつ頃ルートがこの辺ですばいと。道路ですから細長いわけですから、高規格道路ですからね、両脇入れて100メーターあるかわかりませんけれども、大体詳細な図面といいますか、ルートはこの国の決まりで、いろんな委員会あたりが取り組んでいるんでしょうけど、いつ頃決まるのか、課長、わかりますか。 ○議長(吉永健司君) 岩男課長。 ◎建設課長(岩男竜彦君) お答えします。 本市におきましては、昨年11月に御代志市民センターにおきまして、環境影響評価方法書の説明会が行われております。 合志市を通るおおまかなルート帯案につきましては決定しておりますが、今年度中には詳細設計等が行われ、正式に合志市のどのルートを通るかの決定がなされるというふうにお伺いはしております。 ただ、その後も都市計画決定などの事務手続き等も行われますので、現在の時点では、いつ頃完成するかの時期は未定でございます。 今後も沿線自治体や企業・団体等が一丸となって、国や関係機関等へ早期事業着手、事業完了に向けまして、なお一層要望活動を推進してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) ぜひ、要望活動を積極的に進めてもらいたいと思っております。先般も市長の日程といいますか、見ていると、活発に上京されてますね。期成会に参加とか、非常に評価したいと思います。 市長は、課長は毎日役所に来て、役所勤めが仕事です。市長は毎日市役所に来んでも、県に行ったり、あるいは国に行ったりして、大いに人脈、あるいはスピード感を持って、政治をしていただきたいと思います。地震もありますし、まだまだ予算もありませんから、ぜひ市長の奮闘を期待いたします。 後ほど、この件と、次の大津・西合志線の件についてもまとめて市長にお伺いしますけども、このいきさつ、急に進んだと私は思っています。荒木市長、かなり頑張りまして評価しますけど、急に進んだいきさつを、裏話も聞かせてもらったら皆さんも喜ばれると思いますけど。 ○議長(吉永健司君) 荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 裏は全くございませんが、私自身が2年前に、この期成会の会長に就任をいたしました。それまでは阿蘇市長が会長でしたが、大分・熊本の両県期成会の会長に佐藤市長がなられましたので、スライド方式で私が会長になったということでございますが、最初の考え方っていうのは、実は九州新幹線に基づいています。皆さん方、九州新幹線、工事はどっちからされたかご記憶はございますかね。鹿児島側からなんですね。 しかし、不文律がありまして、始点終点という考え方が、行政は踏襲をします。大分市が実は始点です。この中九州自動車道の高規格道路の終点は、九州自動車道側です。となると、大分が先行しているのは、実は政治的判断でいくと当たり前のことなんですね。 しかし、もう7年前の九州北部豪雨災害、滝室坂、そして2年前の熊本地震、これによってこの57号線の経済交流っていうのが、どれだけ大分・熊本にとっても致命的であったかということの議論がなされ、それから当時の太田大臣、国土交通大臣、現石井国土交通大臣にかわりまして、知事も湾岸線、または中央道、さらには南九州、なかには西回り、また天草幹線道路、大きな路線が今熊本県はこれだけ持っております。毎年のことだったんですが、県からの要望は、同一1位で要望してたんですね。ということは、それを国に判断を任せていたというのが、数年前までのやり方であったと思います。これを知事が、またこの中九州に対する促進理念というのも、県議会の中で前川現自民党会長が会長になられました。県議会の予算も含め、国のほうに対してもチーム熊本、大臣が石井国土交通大臣と、こういうような中で、九州自動車道側から大津までの間、これも早期にやらないと、やはり経済的な復旧・復興というのが進まないというのもありました。そこの英断で、知事が優先順位1位というのを、初めてこの中九を出しました。これによって、国も1位であれば優先してこれをやりましょうということで、滝室坂は当然、調査区間から工事区間に指定をされてましたので、6月の24日が工事の起工式ということになりますが、あわせて、今将来どうなるか別としても、多分にということで、57号線の立野の、今寸断されている北回りバイパスですね。このトンネル、これもいずれは中九州へつながるであろうということから、さらに今、九州自動車道から、大津の今の阿蘇大津トンネルまでの、この必要性というのが再認識をされていると、こういうことで、今いい風と言いたいところですが、先ほどお話がありましたように、風水害や、または地震の影響によって、進んでおるということは肝にも命じながら、しかしその波というのは、しっかりと捉えることによって、あとはやっぱり財源ですね。財源がいかに確保できるかということで、これから進めてまいります。 先般、東京で沿線の自治体の首長、並びに県議会、そして熊本県選出の衆参の国会議員さん、一緒に合同会議をし、そこに国土交通省に来ていただいて、決起大会をやってまいりました。そのときに、道路局長から依頼があったのは、用地を固めるので、早急に用地を固めるので、地元での用地交渉、これがスムーズにいくように、基礎自治体、特に沿線自治体は汗をかいてほしいという要請がありましたので、それに対しては即答で頑張りますということで、お約束をしてきたところでございます。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) 引き続き、よろしくこの件につきましてはお願いをいたします。 次にいきます。2番の県道大津西合志線の4車線化、この前の道路の4車線化ですね。この件につきましても、大勢の議員さん、私もですけども、質問も出ております。朝晩の通勤時間に、皆さん方も一番実感されておりますけども、ますます渋滞・混雑がひどくなる一方で、解消するどころの話ではありません。二十数年来の悲願でありました、30年になりますかね、この合志庁舎ができたのが平成2年ですから、やがて30年。庁舎の前がショッピング街、商店街をつくろうということで、やっとの思いでアンビー熊本の商業施設が今年の秋にはオープンと、創業ということで今、急ピッチで工事が進められております。聞くところによりますと、11月の一日を目標にしておるということでありますけども、商店街ができればもちろんいいことですけども、ますます混雑はひどくなる一方じゃなかろうかと思っております。何とかせにゃいかんという思いです。 この大津・西合志線、あるいは国道387号ですね。これが合志の中心道路であります。2本の道路が、南北、あるいは東西を結ぶ中心の道路であります。この4車線化について、市としては、県と交渉は進んでいますかどうか、この辺をお聞かせ願えますか。 ○議長(吉永健司君) 荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 2本の大きな県道と国道の渋滞路線というのを抱えております。大変ご迷惑をおかけしております。 まずは、今回は県道大津西合志線でありますけども、順番からいきますと、国道387号ですね、来年の春、どうにか議会の皆様方の予算をご協力いただいたスマートインター、これが本来、合併のときに県がつくってくれるということで合併したという話も先般聞きましたけども、政令市になったということで、いつの間にか熊本市に事業移管されたと。大変不愉快なインターでありますけども、ここに対しても、本来我々が予算を出す必要はないんでありましたが、熊本市としてもつくらないというようなそういうニュアンスがありましたので、議会から予算を出していただけるという決議をいただいて、どうにかここまでこぎつけることができました。しかし、現時点であそこを通るというのは、多分将来ミルクロード等につながるということで、合志市のど真ん中を通ってくる、そういった観光道路になって、渋滞がさらに助長されるのではないかというのもありました。御代志の交差点、387号の4車線化をするときには、どうしても最終的にいつももめるのは駅前ですね。駅前が最終的に残ってしまいます。ですから、今県は4車線化に対しては、非常に冷ややかです。しかし、私は一途の望みというよりも、まずやれるところからということで、御代志の交差点の、いずれ4車線化になった場合にも対応できるような、そのような開発というのを先行でやらせていただくということで、引き続き、知事に対しても、先般も要請をかけておりますけども、この387号の4車線化は譲れる、譲れないという問題ではないということで、三菱、または企業等連絡協議会等々のご協力をいただいて、団体で押しかけた387号の4車線化を、まずは優先順位としてやってほしいということで要望をかけたところです。 大津西合志線に関しては、セミコンテクノ協議会、ソニーさんとか東京エレクトロンさんを中心とした大きな団地でありますけども、平成25年以降、毎年、毎回の総会の会議に、県に対して、いつここの渋滞緩和策を取ってくれるのかということの要望を出されております。それに呼応するかたちで、我々も福原原水線というのを、仮称でありますけども、バイパスをつくることによって、これを大津西合志線を東西軸の縦軸とするならば、横軸ですね。これの強度も図っていくというようなかたちで、予算化もし、今工事を進めているところでもあります。それも、菊陽町、熊本県とつながっていくもんですから、こういった点でものを見る考え方ではなくて、この辺が工業出荷額で熊本県を支えている経済としての大きな循環道路であるという視点から、抜本的にこの地点、この地点の交差点改良という点の改良ではなく、大きな計画を見直してほしいということで、先般、副知事のほうにも直談判をさせていただいて、ちゃぶ台であればひっくり返して帰ってくるんですが、非常に副知事の部屋というのは大きいもんですからね、台がひっくり返せなくてですね、とにかく要望して帰ったところでもありますけども、このように、ことあるごとに対して、できる、できないじゃなくて必ずやってくれということで、継続的にお願い・要望をかけていきたいというふうに思っております。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) よく考えますと、この大津西合志線は、御代志のほうからこちらに来ると農業公園ですから、県の施設です。だから、やろうと、県が「合志市さん、協力する」ということであれば、ただで、道路ですから、そう何十メーター、何百メーターもいりませんから、片側2車線で結構ですとから。そうすると4車線になりますから、無償でやるよという県の大きな大きな気持ちも、かわいい市町村に対して持っていいんじゃなかろうかと思っています。 幸い、まだ今、JAの研究センター、あるいは合志技研、工業団地なり、保育園なりがありますけども、あとは農地ですから、今のうちなら、ずっと役所の前を通って、信号、あるいは菊陽側ぐらいまで、幸い農地ですから、皆さん協力されると思いますから、ぜひ、市長の任期中に、始まったばかりで所信表明が始まったばかりですけど、この4年が市長の命ですから、命をかけて387号、あるいはこの4車線化に取り組むと。予算が幸いにつけば、予算がつくまでは大変な思いです、何の事業でも。でも、1円でもこの4車線化について、県が取り組むということであれば、早いわけですから、この任期中に、自分の荒木市長の任期中に、4車線化に命をかけて取り組むという思いを聞かせてもらえませんか。 それと、高規格道路ですね。これも1年でも早く開通できるように、我々が死んだあとでは何もなりません。何もならんわけじゃありませんけども、目の黒いうちにやってもらわないと、私もこうやって一般質問する意味もありませんし、やっぱりその辺の意気込みを、よろしく聞かせてください。お願いいたします。そうしないと、渋滞が、混雑するとせっかく23店舗来るショッピング街が、もうお客さんが、「あそこは混むけん大切ばい」と逃げる可能性がありますから、御船のほうがよかぞとかですね、そういうことがないように、渋滞緩和が緊急の、喫緊の課題です。その辺の意気込みをよろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 意気込みというよりも、恫喝市長と言われておりますので、本来の姿に戻ればいいわけなんですが、ただ、先ほど言いましたように予算というものがあり、県議会というのがあります。地元にも高木県議がおられます。私は、これは必要だからじゃなくて、住民だけの問題ではないんですよね。というのが、知事にも、副知事にも申し上げているのは、通過型の車なんです。ここの人たちの、地元の人たちが、渋滞をしているわけではないんです。通過しているということは、この合志市の点で見るのではなくて、広域でいくと経済、活力といいますかね。朝の1時間が2時間になるとか、女性の方にすれば、子育て中の人が、子供を6時ちょっとぐらいにもう預けないと、会社まで間に合わないと、菊池の人たちから私言われるわけですね。ということは、合志市の問題ではないんですね。大きな意味で、熊本県の経済力が低下しているということに着眼をすれば、今、青木議員がお話があったように、図らずも国権有地が今あるわけです。用地買収に困らない。そこを先行してなぜやらないんだということは、ご指摘のとおりです。私も同じようなことを言っています。まず、自分たちからその姿勢を見せてほしいと。そうすれば、我々だって、例えば、予算はありませんけれども、先ほど言ったように、御代志の駅前でもやっぱりお金がかかるんですよ。しかし、そこでも自前でもやれるところからやっていく、やる姿勢を見せると言ってやっているわけですから、スマートインターにも先ほど言ったように、出さなくていいんだけども、やはり熊本県全体の経済効果を高めるために、合志市が2分の1の事業負担までしてやっているわけですから、こういった熱意というのを、熊本県が見逃すとか、または見誤るということがないように、それは正直な話、濵田副市長が私の袖の引っ張り役で、ついて行ってくれますので、殴ることはありませんけども、そのような気合と迫力で、やっぱり信じてもらいたい。そしてしっかりと理解してもらいたいというようなことで訴えておりますので、熱意はいささかも変わっておりません。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) 市長のちゃぶ台返しを期待してですね、我々議会も全力をあげて、言うべきは言う、けんかじゃありませんけど、やっぱり頼むときは頼む。ただてれっとして、指をくわえて待っとったんじゃ、県は今なかなか地震対策でお金がありません。かなりの避難の方がいらっしゃいますから、なかなか道路の予算というのは、回らないかもしれんですけど、我々議会も、めいいっぱい頑張っていきたいと思います。よろしくお願いをいたしまして、次に移らせていただきます。 集落内における生活道路の安心・安全についてお伺いをします。 最近は、皆さん方も議員各位もお気づきでしょうけども、朝夕の通勤時間、今も言いましたけど、市外からと思われる車の入りがすごいですね。しかも、スピードは出さない、一旦停止はしないと、マナー違反の車がとても目立ちます。いつ大きな事故が起こるか、毎日ひやひやしておるところでありますけども、交通事故といえば、被害者はいつでも児童生徒や高齢者の皆さんであります。マナー違反について、我々はどうすることもできませんけども、集落内で朝の時間は入るなと我々が通せんぼすることもできないし、指をくわえて見ているというのが現状ですけども、どうにかできないもんですかね。乗り入れができないような。例えば、看板でスピードを落とせとか、徐行とか、子供がいるよとか、そういう看板などの設置に対して、市が予算を組むとか、進入禁止とか、そういうのはなかなか警察の問題でできないでしょうけど、何か妙手といいますか、できないものかどうかお伺いをいたします。 ○議長(吉永健司君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) お答えします。 通勤・通学時間内に、集落内を通過する車両のモラルやマナーについては、私どもも苦慮をしているところです。一時停止や横断歩道で歩行者がいてもとまらない、狭い道路で歩行者が歩いていても徐行しない、逆にスピードをあげて通過するなど、数多く見受けられるところです。各行政区から通勤時間帯での通行規制などの要望を受けますが、特別な場合を除き、通行規制はやはり難しいようです。看板設置については、道路占用の問題であったり、逆に見通しが悪くなったりと、事故の原因になる可能性もありますので、現在のところ、補助等は行っておりません。引き続き、注意喚起のためのカラー舗装や、路面への「止まれ」、「スピードを落とせ」などの表示を行い、また新たに「ゾーン30区域」の設定などにも取り組みたいと考えておるところです。 また、警察と連携した道路規制や、ドライバーの運転マナー、モラルに直接訴えるような立番やタッチ運動など、自治会や学校、幼・保育園、保護者、企業、警察などと協力して対策を図っていきたいと考えているところです。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) いろいろ市としても、対策は講じておるということで、十分わかりますけど、やっぱり地元に住んでいない人にはわからんとですよね。我々も通勤の経験がありますから、十分気持ちはわかります。時間が足らないということが。よそのまちに行ったら、やっぱりついついスピードが出ます。お互い一緒なんですよ。よそから、合志市外から来る方も、住んでいるところではゆっくり行きながら、そのまちを外れると、よそに入るとすっとついついスピードが出る。人間の心理だと思いますけども、地元に住んでいる、例えば区長あたりの話を、区長会あたりで十分聞いて、難しい看板あたりはできないかもしれませんけれども、区は予算もないですから、そういった面については、予算手当も十分できるような柔軟な対応を持ってしてもらえたらと思っております。何と言いましても、モラルの問題ですから、モラル向上というのが難しい状況であります。 特に、接触事故あたりも起きておりますけども、合志の中学生は、ほとんど9割方自転車通学であります。今は梅雨でカッパを着て、子供たちは大変な思いをして通学しております。ずぶ濡れの子もおりますから、帰ると親御さんは靴を乾かしたり、制服を乾燥したり、大変だろうなと、子供はそういうことはわかりませんから、ずぶ濡れて、私も経験がありますけど、中学校では特にどういった自転車のマナーあたりについて指導しているか、お伺いをいたします。 ○議長(吉永健司君) 右田学校教育課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 中学生の自転車通学につきましては、各校とも生徒が多いこともあり、交通事故とかマナーについては十分認識されております。マナーを含めた運転等の指導につきましては、4月初旬の全校集会で、担当の先生よりルールやマナーを確認して、徹底を図っております。ほかに自転車事故では、被害者だけではなく加害者になることもありますので、保険加入の話もされております。今度は先生からの指導だけではなくて、中学生としても生徒会の委員会で、毎月自転車の点検をしている学校とかもありますし、学校によっては、これは合志中なんですけれども、新入生が事前に中学校に自転車で通学体験をするところもあります。そのときに、中学校に着いてから、そこにいた生徒から、ヘルメットの着用の仕方とか、荷台の紐の結び方とかを教えたりもしております。特に、今年度は交通防災課のほうで、交通安全教室等のために委託料とかも予算化しておりますので、積極的に活用したいと考えております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) 予算もついているから、積極的に指導するということですけれど、なかなか無灯火とか右側通行あたりが、まだまだ目立ちますから、自分の身を守るための無灯火は駄目ですから。子供の、自分の身を安全を守るための灯火運動。自転車の電気を付けるということで、徹底して指導をしてもらいたいと思います。合志市内から中学生が一人でも事故に遭わないように、徹底した指導をさらにお願いして、次に移らしていただきます。 車内からのポイ捨ての削減についてですけども、ちょっと準備をしますので。 酒を飲もうというものじゃありません。あくまでも議長にお願いして、資料ですけども、以前に比べるとポイ捨てはドライバーのマナーの向上や環境の整備、市の対応などにより、ポイ捨ては幾分減っていると思われますけども、相変わらずポイ捨てが多いです。特に北部地域の圃場、雑木林一帯には、見てのとおりポイ捨てが目立ちます。たばこの吸い殻、ペットボトル、缶、菓子の袋、ティッシュ、雑誌、紙くず、あるいは弁当柄などのプラスチック類、これがベスト5です。最近は、皆さん方も時代反映といいますか、こういった持ち歩きに便利な飲料水、コンビニにも売っておりますけど、これのポイ捨てがとても目立ちます。これは頑丈ですから、下手に捨てるのも、コーヒーが入っているのもあります。足で踏みつけると、ぴゅっと跳ね返ってきますから、用心してください。最近のティッシュ、いわゆるウェットティッシュ、これはとても丈夫にできてますから、風化しません。何年も路面にくっついて、べたっとくっついて取れません。こういうのがとても多いです。 缶拾いしてみますとたまがりますけど、空き缶の中の瓶、約、これは私の私見ですけど、2割がアルコールです、2割がアルコール。恐ろしくなります、これを考えると。何とかならないですかね。このポイ捨てがなくなるような環境づくりの問題ですけど、妙手があったらお聞かせ願います。 ○議長(吉永健司君) 岡田環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(岡田光弘君) お答えいたします。 依然として道路等にポイ捨てされている状況が見受けられるということでございますので、こちら、市といたしましても、定期的に広報こうしやホームページなどに、具体的に車内からのポイ捨てを禁止しましょうとかいうのをわかりやすく載せて、明示して対応したいと考えております。 また、不法投棄された場所等につきましては、一応ごみを回収しますけれども、不法投棄禁止の看板を設置しているところでございますが、されやすい場所につきましては、草刈りを行うなどとして、整備することによって、きれいにすればより捨てにくい状況になるのではないかなというふうに考えているところでございます。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) マナーの問題ですから難しいですけど、教育委員会にお伺いしますけど、こういうごみポイ捨て対策あたりについては、何かマナーについては指導しておりますかね。
    ○議長(吉永健司君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) では、お答えします。 モラル、マナーということにつきましては、学校におきましては、道徳の授業を通じて、それに関連するようなかたちで行っております。直接的にそういう教育はございませんけども、それを通じたかたちで啓発、また指導を行っているという。規範意識の向上といいますか、それを図っている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) なかなかマナーというのは難しいですから、まちづくり条例が市にはありますけど、こういったポイ捨て条例とかの検討はないですか。何か条例でもつくってやらないと、とてもとても、一つしたら罰金1万円とか、そういう考えはありませんか。 ○議長(吉永健司君) 渡邉市民生活部長。 ◎市民生活部長(渡邉和代君) お答えいたします。 先ほどから課長のほうからも答弁がありましたように、ポイ捨て禁止、ポイ捨て問題につきましては、やはり本来、マナー、モラルの問題でございますので、当然、小さい頃からの家庭教育、学校教育の中で、当然備わっていくところでありますけども、現段階ではなかなか大人になって難しい状況でございます。やはり、条例等でルールを確立して、当然、市と住民の方、それから事業所、それと土地の持ち主と一体となって、生活環境の向上に、当然図ることが重要と思っております。 市においても、今ご質問がありましたように、ポイ捨て禁止条例を制定してはどうかということですが...... ○議長(吉永健司君) これで青木照美議員の質問は終了しました。 ここで暫時休憩します。午後の会議は午後1時から開きます。                  午後0時10分 休憩                  午後1時00分 再開 ○議長(吉永健司君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これから、青山隆幸議員の質問を許します。 青山議員。 青山隆幸議員の一般質問 ◆4番(青山隆幸君) 皆さん、こんにちは。お昼過ぎで眠たい時期でございますけれども頑張って質問しますので、よろしくお願いいたします。 質問に入ります前に、前回の2月の定例会におきまして、初日に入院を余儀なくされまして、病名は一活性脳虚血発作ということでございまして、脳梗塞の一歩手前でございますね。1週間、再春荘に入院させていただきました。市民の皆様から付託を受けている身でながら、職責を果たせなかったという、本当に悔しい思い、この一般質問ができなかったという、本当に悔しい思いがございました。猛省の末、一念発起しまして、その病気の元凶であります肥満を克服すべく、15キロダイエットに成功いたしました。15キロ落としますと、この荷物が15キロないということは、非常にフットワークがよくなりまして、今ではすごぶる体調もよく、ますます元気に頑張りたいと思います。今回の一般質問におきましては、前回できなかった分も頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、通告に従って質問をさせていただきます。4番、青山でございます。よろしくお願いします。 (1)防災についてでございます。 ①の地区防災計画について、現在の進捗及び今後の進め方について質問をさせていただきます。地区防災計画は、ここで何度か質問をさせていただきましたけれども、市長も所信表明で、自主防災組織とこの地区防災計画につきましては、地域住民と行政と一緒になって、各地区の防災計画を策定すると言及しておられます。 現在の進捗と今後の進め方について、お聞かせください。 ○議長(吉永健司君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 先日行われました区長会議の中で、地区防災計画について、少し説明をさせていただいたところです。現在、計画書の内容、進め方について、庁内で検討を進めている状況ですが、基本的には計画書に必ず入れなければならない必須項目と、各行政区ごとの地域性を加味した追加項目を説明したひな型をつくり、防災対策監を中心に市役所内でチームをつくり、各行政区に出向き、協議をしながらつくっていく方針でございます。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 地区防災計画は、災対法に記述されましてから始まったんですけども、最近、私もセミナーあたりに出てみますと、少しその表現が違ってきております。先日は大阪のセミナーに行って聞いてきたんですけども、この大阪のセミナー、私が熊本地震直後から、もう4回ほど参加しておるんですけれども、私の防災の勉強の原点というところでございますけども、これまでは熊本地震などの大災害の際は、市役所の公助の限界が言われて、公助の重要性がうたわれてきたわけでございますけど、今回のセミナーでは、自分のことは自分で守るという自助だけでは食いとめられない被災、これを地区防災計画や自主防災組織の共助でカバーしようではないかという視点で言われておりました。どれだけ頑丈な耐震設計のお宅でも、書棚や家具が倒れてきて、下敷きになるケースは多いわけでございまして、けがして動けなくなったら、助けが来るのを待つしかございません。そこで、日頃から自治会の防災訓練での、安否確認訓練等が必要なのでございます。ですから、この地区防災計画、あるいは自主防災組織といいますのは、共助の根幹をなしておりますけれども、それだけではなく、以前から言われてました、市役所、自衛隊、警察消防の公助の補完でもございます。加えて、自分自身の自助では防ぎきれない被災をカバーしていますし、この公助と自助の中間にある共助といいますのは、両方を補完して、非常に大事なシステムであるということが最近言われるようになりました。 または、この地区防災計画の作成にあたっては、やってはいけないことが二つあるというように言われております。その一つは、地域のリーダー的存在の方が独断で、また数人で計画をつくってしまうことが決してやらないでくださいということを言われました。それから、今言われましたようにひな型ですね。ひな形をそっくりそのまま自分の地域に移してしまう。これは絶対にやらないでくださいということを言われました。あくまでも、地域の住民のさまざまな意見を、ワークショップ等で取り上げ、自分たちの防災計画をつくりあげる作業を行っていただきたいということでありました。 私的には、この計画書よりも、もっと大事な、その先が大事だと思うんでございますけども、その計画書に基づいて、自分たちで防災訓練をやってみるということが一番大事なのではと考えております。 課長、先ほど申されましたように、松本防災対策監をお迎えして、本格的に防災対策のソフトの部分の立ち上げが始動し始めました。市内84カ所ある行政区にそれぞれ地区防災計画をつくるとなると、本当に大変な作業になりますけども、根気よく続けていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 それでは、(1)②の市内小中学校等指定避難所の防災機能強化について。マンホールトイレ及び防災井戸等についてお伺いします。 この件につきましては、昨年の12月定例会で質問をさせていただきまして、木永課長は、避難所ごとにどういったトイレがどれだけ必要なのかを関係各課と協議し、計画的に取り入れていきたいと答えておられます。関係各課との協議はどうなりましたでしょうか。また、その後の進捗をお聞かせください。 ○議長(吉永健司君) 木永課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 災害時のトイレにつきましては、大変重要な課題であると考えております。災害時のトイレとして考えられるのが、緊急トイレ、仮設トイレ、マンホールトイレであると考えますので、利用者の利便性や費用などを庁内で検討し、合志市災害時トイレ計画書なるものを作成したいと思っているところです。 また、防災井戸については、野々島防災拠点センターに設置しております。今後は、新設される黒石防災拠点センターに、設置を計画しているところです。 庁内での検討につきましては、課長級の会議で、まずこの合志市災害時トイレの計画書というものを提示しまして、その中で話を検討しまして、また部長会議のほうで諮っていただきたいと思っているところでございます。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 小中学校指定避難所の防災機能につきましては、先般の質問でも5項目伺いました。つまり、備蓄倉庫はあるのか、2番目に飲料水はあるのか、電力はあるのか、通信はどうなっているか、また最後に断水時のトイレの整備等々は済んでいるのか、ということでございますが、その際、右田課長の答弁では「本市におきましては、まだ整備が済んでない」ということでございました。避難所となる小中学校等の公共施設に、マンホールトイレをはじめとする防災機能の強化を求める決議書を、私はこの定例会で提出するつもりでございます。執行部におかれましては、今、マンホールトイレの件につきましては、防災トイレ計画書なるものをつくって検討していくということでございましたけども、そのほか4項目についても、検討のほうをよろしくお願いいたします。これは本当に本市においては、全く整備をされておりませんので、全国のレベルからしますと随分遅れておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、(1)③の各学校の避難運営マニュアルはできたのか。また、そのマニュアルに基づいて市長部局と教育委員会の話は行われたのか、ということをお伺いします。 前回の質問で、5校、小中学校五つの学校でマニュアルができているということでございました。現在はどうなんでしょうか。 ○議長(吉永健司君) 右田学校教育課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 現在は、全校10校、マニュアルのほうはできております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) それぞれの学校に、避難所運営マニュアルができたということで、その運営マニュアルに基づいて、今後は訓練を行われると思います。ぜひ、そのPDCAサイクルを回していただいて、少しずつでも前進していただきたいと思います。 その次に、そのマニュアルに基づいて、市長部局は避難所運営マニュアルを独自につくっております。その市長部局と教育委員会との話し合いは行われたことはありますでしょうか。 ○議長(吉永健司君) 右田課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 全校のマニュアルができたのが昨年末で、そのあと年度とかもかわっておりまして、今のところまだ市長部局との話し合いはできておりません。しかし、災害はいつ発生するかわかりませんので、例えば、学校が開いているときに災害が発生した場合は、学校は児童生徒の引き渡しが終わらないと、避難所として開放できません。その場合、いつの時点で引き渡しが終わるかとか、あと終わらないときにはどの時点で開放するかとか、そういったことが想定できますので、ほかにもいろいろパターンもありますので、それを含めて関係課とまた話し合いを始めたいと思っております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) そうなんですよね。学校の教育現場ではマニュアルはさっとできてしまったけど、市長部局のほうも運営マニュアルができた。でも、自主防災組織、地区の防災計画がまだできていない。これから始まったばかりということで、やはりそこら辺が、上手にうまくできていかないと、学校と地域が連携してその防災について前に進むことはなかなかできないと思うんですよ。ですから、今、課長がおっしゃいましたように、これから市長部局との話し合いになると言っても、市長部局としては、木永課長としては、そこら辺をどうやってじゃあ学校と連携していくのか。今まで学校と地域が連携して、防災訓練やったことはないですよね。ですから、そういったところまで持っていくためには、やはり市長部局の防災、自主防災組織、あるいは地区防災計画がずっと盛り上がっていった段階じゃないと、なかなかできないと思うんですよね。そこら辺をよろしく、防災部局である執行部の方はよろしくお願いいたします。 はい、ありがとうございます。 それでは、(1)④の合志市総合防災訓練のあと、各行政区の自治会長から聴取した意見を伺うということでございますけど、あのあと区長さんたちからアンケートをされたというふうに聞いていますけど、その件を伺います。お願いします。 ○議長(吉永健司君) 木永課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 平成29年度は、西合志南小学校を主会場に、各行政区の避難訓練、安否確認訓練、被害情報伝達訓練を同時に行っております。自治会長から多数のご意見をいただいております。その中から幾つか挙げさせていただきます。 まず、「日程、時間については、本年同様でよい」「訓練当日天気が悪かったが、多くの区民の参加があり、避難への意識は高かったと思う」。次に、「避難訓練終了後も、区独自で振り込め詐欺及び交通災害等についての講演会を実施して、その対応について学習できた」。次に、市総合防災訓練とある以上、各地区が同じ訓練をすることが大切と思います。しなかった区もあると聞いております」。次に、「避難行動要支援者については、具体的にいつ、だれが、どのようにやるかを決めておく必要があると思いますが、住民の高齢化が進み、要支援者情報の共有範囲をも含め、困難な面がある。今回実施していないが、要支援者から対応を求められた」など、各行政区でできたこと、できなかったことなど、地域防災を考える上で、きっかけづくりになった総合防災訓練ではなかったかと思います。本年度は10月28日、日曜日に計画をしておりますので、各行政区と連携を取り、進めていきたいと思っております。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 各行政区の区長さんも、大変悩んでおられると思うんですよね。やはり、先ほどの自主防災組織なり、地区防災計画がやはりでき上がっていかないと、なかなかこれも行政区ごとに防災訓練を行うというのは無理なような気もします。 じゃあ、例えばですね、木永課長。前回の訓練を受けて、今回は、次回は10月の28日ですか。こういうことをやりたいということは、何か考えていらっしゃいますか。 ○議長(吉永健司君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 平成29年度と同様なんですけども、避難訓練、安否確認訓練、被害情報伝達訓練等を行った上に、開催する学校の体育館あたりを使いまして、避難所の開設訓練と運営訓練あたりを行いたいと思っているところです。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 体育館は、従来でしたら、やっぱり展示ブースといいますか、そういった業者あたりが来て、防災グッズを披露するというところだったんですけど、今度はそこで避難所の訓練をする、訓練でございますね。じゃあ、ぜひ楽しみにしておきますので、計画をよろしくお願いいたします。 それでは、(1)⑤合志市防災士会の今後についてお伺いします。 防災士養成事業の現状と、今後の方向性について聞かせてください。 ○議長(吉永健司君) 木永課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 市では、平成28年度、29年度で、防災士55名を養成してきました。このほか、一般からの防災士9名の登録がありましたので、計64名での合志市防災士連絡協議会、これは仮称でありますけれども、設立を9月に予定しております。設立の際は、防災現場の第一線で活躍されている方をお招きして、講演会なども考えていきたいと考えているところです。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) でしたら、今後もその防災士の養成事業というのは、続くということで考えててよろしんですか。 ○議長(吉永健司君) 木永課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 28年から始めまして、菊池市、合志市で行ってきました。本年度は菊陽町を会場に行っていくところです。今後も、当初から各区2名ほどの防災のリーダーとなる防災士のほうを養成していきたいと考えておりますので、今後も続けていきたいと考えております。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) そこで、この⑥のほうに移っていきたいと思うんですけども、合志市内に学校の教職員の先生方300人を超える数の方がいらっしゃると思うんですけども、その先生方にこの防災士の、合志市が助成を出して防災士を取っていただくというわけにはいかないでしょうかね。 まず、右田課長にお伺いしますけども、現在、学校では防災主任という制度があるというふうに聞いています。その制度、どんなものか聞かせてください。 ○議長(吉永健司君) 右田課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 熊本地震からの教訓によりまして、熊本県の教育委員会のほうで、各学校に防災主任というポジションで位置づけられております。具体的な活動内容としましては、児童生徒への教育、それと学校施設の点検や危機管理マニュアルの作成、それと関係機関や地域住民及び保護者等と協力して、災害対応の組織づくりがあります。 その活動をつなげまして、学校がチームとして対応するための中心的な役割を担う教職員の位置づけとなります。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) その防災主任を県も指定する上では、やっぱり先生たちに、その防災主任の先生たちに、一応、教育は行っておられると思うんですよ。でも、防災主任の先生に限らず、子供たちは学校にいる時間が家におる時間より長いこともございます。例えば、部活をやっている生徒なんかは、ほとんど12時間近く学校にいるわけでございますので、やはり先生たちの防災スキルアップ、防災意識のスキルアップは大事だと思うんです。それを、せっかく合志市でこういった防災士の研修をやっておりますので、本市が助成金を出して、それを先生たちに防災士の資格を取っていただくというわけにはいかないんでしょうかね。いかがですか。 ○議長(吉永健司君) 右田課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 まず、防災主任への防災士の取得につきましてですけれども、学校教職員の防災士取得につきましては、講習会が土日にあります。それを受ける必要がありますので、勤務体制の問題とか、あと先ほど助成金という話もありましたけれども、費用もかかりますので、市の教育委員会のほうから強制はできないと思います。ただ、防災関係に意識が高い先生たちもいらっしゃると思いますので、市で開催されている防災士講習会等について、積極的にお知らせといいますか、周知をしていきたいと思います。 助成金につきましては、ちょっとまだ今のところ何も検討していない状況です。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 今、強制という言葉がございましたが、私もそこら辺、非常にナイーブなところで、委員会のほうでこういう防災士の研修を受けてくださいよと言われるのは、なかなか難しいことだと思うんです。ただ、そういう制度をやはり委員会のほうでつくっといていただければ、やっぱり気持ちが、防災に非常に関心のある先生たちは、やっぱり助成制度もあるということだったら受けられると思うんですよね。ですから、制度そのものを検討のほうをよろしくお願いいたします。 私はこの防災のことを、ずっとこの場で質問させてもらっています。また防災士にもなりましてですね。先日、熊本県の防災士会の支部の総会に参加させてもらいました。そこで、私たちの防災士仲間の共通意識といいますか、常識ですね。普通に語られていたのは、熊本地震はまだ終わってないと言われることでございます。異口同音に皆様そう言われております。ここでも何度も紹介してますけども、明治22年、明治熊本地震が熊本市を中心に甚大な被害を出しました。この地震の5年後に、明治27年、再び熊本県中央部で、マグニチュード6.3の、ですから今回の熊本地震の前震並みの地震が発生しているという事実がございます。つまり、近々必ずまた地震がくるよという防災士の共通認識でございます。 特に、私が前から言っています立田山断層は、明治熊本地震の震源地であり、この127年間不気味な沈黙を守っております。執行部におかれましては、防災への備えをしっかり行っていただくようお願いする次第でございます。 それでは、(2)の次の防犯についてに移りたいと思います。①熊本北合志地区防犯協会連合会の設立に参画して、本市でも熊本市同様、校区防犯協会の立ち上げを急ぐべきだと、考えを伺うということでございます。私は黒石団地の防犯パトロール隊長として、熊本北合志地区防犯協会の立ち上げに参加いたしましたが、先日落成式があり、5月24日に青パトの出発式がございました。合志市側から、青パト所有団体、3団体が参加したわけでございますけども、熊本北区側から、各防犯協会の青パトを、小学校区にそれぞれ防犯協会ございますので、そこに青パトを所有している団体が結構来られました。熊本北区のほうは、各小学校にそういった防犯協会を設立されておりまして、本市にも小学校区ごとに防犯協会の必要性を感じてきたわけでございます。これについては、いかがでございますか。 ○議長(吉永健司君) 木永課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 新しく発足した熊本北合志地区防犯協会連合会は、合志市と熊本市北区で組織をされております。青山議員が言われましたように、熊本市は校区単位で防犯協会が組織されておりますが、合志市の防犯団体は、行政区で組織されていたり、コミュニティで結成されていたり、有志の集まりで組織されていたりと統一できておりません。今後は地域の実情を踏まえ、防犯協会の体制を整えていきたいと考えているところです。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 先日、熊本市役所の中にあります防犯協会の取りまとめをしています生活安全課というところに行ってまいりました。そこで、熊本市の防犯協会のことを聞いてまいりましたけども、熊本市の防犯協会は非常に歴史も古くて、各校区の防犯協会長という方は、非常に熱心な方が多いということで、自治会長は2年の任期なんですけども、その防犯協会長は本当に5年10年と長くやってらっしゃる方が多いということは聞いています。 その校区防犯協会ごとに、防犯パトロール隊を結成して、子供の見守り活動を行っているとのことでした。 また、熊本市から活動費として、毎年校区防犯協会に10万円の助成金が支給されております。そういう防犯協会のトップを長く続けるということは何がよいかと申し上げますと、生活安全課の課長さんが申されたことには、地域のことを熟知したリーダーが防犯活動の先頭に立つということで、市や警察とも密接な関係が築き上げられるということでございました。防犯協会といいますのは、この熱心なリーダーの皆さんのお陰で成り立っていると言っても過言ではないと、担当課長はおっしゃっていました。 本市にも4月から岩本危機管理対策監をお招きしていっております。岩本さんは、熊本県警のOBで、警察学校校長を最後に退職されて、本市へお出でになった方でございます。ぜひ、岩本さんにも活躍していただいて、本市における各小学校区ごと、あるいはコミュニティごとの、防犯協会の立ち上げを成就させていただきたいと思うわけでございます。 それでは、(2)②のスマートインター開通後の、北部地域の人口増・交通量増に伴い、治安の悪化が心配されるということをお聞きします。 市長は先日、所信表明で、防犯についてはあまり語られませんでした。スマートインター開通後に予想される治安悪化等に、どのようなお考えをお持ちかお聞かせください。 ○議長(吉永健司君) 荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 治安悪化にしてはならないわけでありますが、新しい熊本北合志警察署、これができる前に、幾つかの熊本県警とのやり取りが実はございました。というのが、スマートインターが開通することによって、人といろんな車はじめ、ものの流れがやはり変わってくるだろうということと、やはりどうしても御代志という地域を中心に、あそこが一番混雑をするんじゃないかと、そうなった場合にどう対応するんだということで、交番の位置ですね、今須屋交番、あの場所で本当にいいのかということと、合志市が人口は6万人を超えているということで、当初は合志菊陽交番ですね、合志菊陽交番は大津署にそのまま残すと。あわせて交番を新設をする等の話が実はございましたが、私の存じえない中で、新聞にはいきなり光の森交番を新設ということで、大津署から新しい警察署に、合志菊陽交番は変更すると。私は何の相談も実は聞いてなかったんですが、大体えてしてこんなもんだなというのが、私の考え方であります。 そこで、実は治安の悪化ということをあわせて、私が考えるのは、かねてから言っておりました市民交番ですね。安全安心ネットワーク会議というのを立ち上げさせていただいて、そこで委員の方々にお願いしているものは、実は交番の今の位置がそのままで本当にいいのか。仮に予算等の問題があって、すぐはできないといった場合に、これをフォローするために、私は地域のパトロール隊ですね、皆さん方がやっていただいている青パト隊、防犯パトロール隊、または保護者等々でつくっていただくかもしれませんが見回り隊、こういった方々の常駐をでき、またはそこにいろんな人が集まって会議もできるような、そういった場所を市内何カ所かにつくりたいというのが、それを提案を実はしています。 もう一つは、私の場合は防犯カメラというような言い方をしましたが、やはり事件を起こさせないということと、事件が起こった場合の善後策、こういうのを考えたときに、やはり今効力を発揮しているのはこの防犯カメラというのがありますから、市内に個々人のプライバシーは当然守らなきゃならないわけですけども、やはりそこにいる子供やお年寄りや、そういった弱者、時には見も知らぬ人から、いきなりイライラしたから、この前も新幹線で刺したと、ああいう事案が発生するわけですから、死角をつくらないということですね。人がどこに入ってきても、必ずそこが監視されているというような死角をつくらない。このようなことから、そこで十分会議をしていただいて予算化をしていきたいなというので、今までは新しい警察署と各団体がスムーズに移行できるんですね、大津署から。そこを主に、安全安心ネットワークはやっていただいてましたが、これから先は、主に合志市の安心安全というかたちで議論をしていっていただくことによって、治安の悪化を防ぐ、またはそうならないように、一緒に検討していきたいというふうに思っています。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 今の市長のご発言は、先ほどの防犯協会の立ち上げとも非常にリンクしておりまして、やはりそういった、私もパトロール隊をやっておりますけど、パトロール隊同士の横のつながりがほとんどないんですね。ですから、やっぱりそういう防犯協会の中にパトロール隊も入っていって、横のつながりを持っていって、そういった民間交番というのができれば、その中で話し合いをできて、合志市全体の治安のこと、安心安全のことが話し合えればなと思ったこともあります。ですから、そういった市長のお考えには非常に賛成するところでございますので、我々パトロール隊もできる限りの協力をさせていただきますので、ぜひぜひ成就させていただきたいと思います。 それでは、(2)③の新潟女子誘拐殺人事件の教訓についてということでございまして、一つは登校時の見守り活動について、2番目に本市で設置されている予定の見守りカメラの設置について、また公用車にドライブレコーダーの件についてお聞きしたいと思いますけども、この件につきましては、我々パトロール隊にしましては、本当にショッキングなことでございます。パトロールの間隙をついて狙ったということでありまして、去年も千葉でベトナム国籍の小学の女の子が、これはパトロール隊の中からそういう輩が出てきたということで、私は2年続けて叩き潰されるような気持ちで、こういうこの事件を聞いていたわけでございます。この件につきまして、やはりどうしても大事なのは、我々市民による見守り活動だと思います。 ところで、お聞きしたいんですけども、本市のパトロール隊といいますか、そういう防犯活動をやっている団体の現状はどうなっておりますでしょうか。 ○議長(吉永健司君) 木永課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 本市での防犯団体についてですけれども、26団体、約860名と交通安全協会の合志支部役員、それに交通指導員、各区の交通委員、それから地域のボランティアさん方で見守り活動をされております。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 今、お聞きしましたのは、やはり見守り活動っていうのは、単に街頭に立って、緑のチョッキを着て立っているだけじゃなくて、青パトに乗って回るだけじゃなくて、私は問題意識を持って回っていただきたいと思うところはあります。私はプロではございませんので、やはりそういったパトロール隊に対する、なんかスキルアップの機会があればなと常々思っております。ですから、防災については防災士の養成のスキルアップがございますけど、防犯につきましても、そういうボランティア団体に対するスキルアップの研修を行っていただけたらと思うわけでございます。よろしく考えておいてください。よろしくお願いします。 それから、先ほど市長は見守りカメラについて、その中で検討していくということでございましたので、これはもう割愛させてもらいます。 次の、公用車のドライブレコーダーでございますけれども、これは松井議員が前々回の質問でされておったと思います。現在どうなっておりますか。 ○議長(吉永健司君) 坂本管財課長。 ◎管財課長(坂本浩一郎君) それでは、お答えいたします。 ドライブレコーダーの設置につきましては、ただいま青山議員のほうからもありましたが、昨年の第2回定例会におきまして、松井議員のほうから一般質問が行われております。その際に、ドライブレコーダー設置の利点等もお話をさせていただいていると思いますが、まず、交通事故発生時の状況が記録ができる。それによって、映像による客観的な確認がまずできるということと、ドライブレコーダーを搭載している車を運転しているということで、安全運転にもつながる。あと、車外の映像が記録されますので、地域において、移動する防犯カメラとしての機能が有することができるんではないかということが期待できると思っております。あわせて、安心安全なまちづくりにも寄与できるんではないかと考えております。 先ほど議員のほうからも、新潟県で起きました女子誘拐殺害事件のお話もありましたが、この際も警察のほうで、犯行時間帯に現場を通っていた車などから、ドライブレコーダーの映像の提供を求めていたというふうな報道もあっているみたいです。 こういった状況を踏まえまして、本年度の当初予算につきまして、公用車13台分のドライブレコーダーの予算を計上しております。本市において、現在職員が使用しております公用車の数は77台になります。その内訳としましては、購入等で所有をしております車両が42台、リースで借り上げている物件が35台になります。 まず、ドライブレコーダーの設置につきましては、市のほうで所有をしている車の中から、多人数乗車を行うバスや、あと集中管理等を行って使用頻度が高い車のほうからの設置を考えております。リース物件につきましては、リース会社の契約等もありますので、次回、更新時に最初からドライブレコーダーが付いているような車両を契約できればと考えております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 課長が今、私が言わんとすることをみんな言ってしまわれましたので。新潟の事件は、本当にこのドライブレコーダーが決め手だったんですよ。本当に、ですから私もそれを言おうと思ったんですけども、ここは言っておられないからですね。現在、JAFですね、日本自動車連盟の調査では、ドライブレコーダーをつけているのは、全国の車の10%だそうです。ソニー損保あたりは調べると、15%ぐらいになりますけども、新潟で決め手となったのはタクシーですね。タクシーは全国で88%のタクシーがドライブレコーダーをつけている。東京都は100%、新潟は88%ということでございます。熊本でもそんなに違わないと思いますけれども、このドライブレコーダーは、犯罪が起こったときの重要な決め手として、非常に大事なツールでございますので、本市でも公用車にはぜひつけていただきたいと思います。 それでは、(2)④に移らせていただきたいと思います。 1月31日、議会報告会の際、市内の3中学校から同じ要望が出されました。通学路の街灯が暗く、設置してほしいということでございました。その後の対応について、教育委員会のほうで何らか対応されましたか。聞かせてください。 ○議長(吉永健司君) 右田課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 その後、点検のほうは実施しておりませんけれども、平成27年度に作成しました「合志市通学路交通安全プログラム」というのがありまして、それによりまして、各小中学校で毎年4月~6月にかけまして、先生とかあと児童生徒、保護者、地元の方とかで通学路の調査点検を行っておられます。そこで、結果につきましては、危険箇所等は学校協議会に報告していただいております。そのあと、学校教育課と道路管理者とか警察とか、関係機関で挙がったところを点検しまして、対応ができるところは対応をしている状況でございます。 またほかに、区長の方とかの要望とか、市の職員が通勤とかしているときに気づいたところにつきましては、担当課に報告してから随時対応しているところでございます。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 4月~6月までの間に一応対応しているということで、今頃盛んにやっていらっしゃるんだと思いますけども、この調査、この街灯の調査は、子供たちが言うように、暗いって言うんだったら、夜間にやられたことはありますか。 ○議長(吉永健司君) 右田課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 夜間はやっておりませんので、学校関係者とか、あと関係機関のほうとまた協議したいと思います。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) くしくも3中学校の生徒会から同じ要望が出されたということでですね。我々としても、非常にこれは重要なことだという問題意識を持っております。中学生はこの時期はそうでもないんですけども、日没が早くなりますと、部活帰りは本当に真っ暗でございます。ですから、暗がりで怖い目に遭ったんだろうなと、そういう要望が出されたということは、怖い目に遭ったんだろうなと、容易に想像がつくところでございます。実際に夜間点検されたり、中学生徒に聞き取り調査をされるなり、ぜひ対処していただきたいと思います。できれば、今年の日が短くなる前に、対処が終わっていただければと思うわけでございます。 以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(吉永健司君) これで青山隆幸議員の質問は終了しました。 ここで1時57分まで暫時休憩いたします。                  午後1時47分 休憩                  午後1時57分 再開 ○議長(吉永健司君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これから、神田公司議員の質問を許します。 神田議員。 神田公司議員の一般質問 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。与えられた60分、しっかりやっていきたいというふうに思っております。 今回の一般質問は、2月の定例議会を基本的に踏襲するものでございます。したがって、一般質問では、2月定例議会の質疑応答の上での、参考にしながらのものとなりますので、よろしくお願いいたします。 合志市の議会ではないというふうに信じたいと思いますけども、この一年間、森友や加計問題等々を含めて、政府側の資料、あるいは答弁等で、虚偽やあるいは文書の改ざん等があったというような中での公文書の管理みたいな、あるいは議会のあり方そのものが今問われている中で、具体的に根拠に基づいたご答弁というのを、改めて、さらに誠実なご答弁というのをいただきたいというふうに思いますし、私のほうの質問も、やはりしっかり事実に基づいた上での質問をさせていただきたいというふうにお断りをして、私の一般質問に入りたいというふうに思います。 さて、小中学校の新設に向けての進行状況と見通しはどうなっているのかという質問です。 PFIが成立しなかった要因は、との2月6日の私の一般質問に対して、右田学校教育課長は、推測として近年の情勢、災害の、熊本地震等の情勢から、災害からの復興工事、オリンピック関連の建設工事等による資材高騰や、労務価格の高騰が考えられる。今後についてはその反省を受けて、具体的に検討していくと答弁されました。至極当然なご答弁だというふうに思います。 結果的に、まさに、昨年度1年間は小中学校建設においては失われた1年となり、今や小中学校建設は2021年4月開校に向けて、待ったなしの状況であると思います。 同じく、2月議会で教育課長からご答弁いただいたいのは、関係する学校の児童生徒数の現状、学校の施設の現状を考えると、分離新設校の必要性は変わりない。当初の開校年度、平成33年、実質平成33年というのはありません。2021年の4月を優先した整備方法を検討する。その結果として、設計施工の一括発注方式を採用すると、この2月の時点で述べられております。 このあと、議会での全員協議会等々を通じて、開校までの工程を説明されていますが、そこで、今日までの進行状況について、ご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(吉永健司君) 右田学校教育課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 新設校の建設につきましては、先ほどご説明があったとおりで、現在、設計施工一括発注方式によりまして、事業者を選定している段階でございます。進捗状況としましては、4月下旬の一次審査書類、資格審査になりますけども、これの受付が終わっております。現在は複数社、今回は設計と施工をグループで申し込むというかたちになりますので、複数、グループですね、提出があっておる状況です。 その後なんですけれども、今月の下旬に二次審査書類、提案書になりますけども、の受付を予定しております。そのあと、選定委員会によりまして、最優秀提案者の決定を行いまして、そのあと、契約の議決をしていただきまして、正式に契約となります。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) そうすると、一応工程は示されていますけど、改めて確認なんですが、最終的に最優秀の企業グループが選ばれて、議決ということになりますと、見通しですよね。もう一度確認ですが、ご答弁ください。 ○議長(吉永健司君) 右田課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 そのあと、契約のあと、早速そのあと設計に入ります。設計ができてきますと、あと用地取得の流れとなります。用地取得につきましては、今年度末までにできればと考えております。そのあとは、もう工事着工に入りまして、施工期間を2年間としまして、32年12月下旬に引き渡しを行いまして、そのあと3カ月間で開校準備を行いまして、予定通り、33年4月の開校で進めております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) とにかく、見通しというのは聞いたんですけども、非常にまだ漠然としてますけども、12月開校直前の12月に引き渡しを受けて、3カ月での開校準備というのは、さまざまなものを含むというふうに思っています。小学校とか単独ではなくて、小中学校ということですし、今のところ教育委員会は小中一貫ということを目指されて、その体制とかいろいろ同時並行で進められると思いますが、非常に不安に思うのは、この結果的には、この3カ月間というのは非常に重要な期間になると思いますが、3カ月間というのは足らないんじゃないですか。やはり、本当に受け渡しを受けてからの3カ月ということ、今どのように捉えられているのか、考えられているのかご答弁をお願いします。 ○議長(吉永健司君) 右田課長。 ◎学校教育課長(右田純司君) お答えします。 済みません、説明が不足しておりました。 今の3カ月というのは建物が建ってからの、学校の中の備品とかいろいろさまざまな準備期間が3カ月ということだったんですけども、今年度から早速ソフト方面ですね。特に最初に決めたいと思うのは学校の名前ですね。そのあとに、校歌とか校章とか制服とか、あとPTAをどうするかとか、そういったところを今年度から具体的に検討していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) それは当然わかっていて、実際に新しい、全く新しいところで通学路やいろんな点検とか、さまざまな問題が建ってからいろいろ出てくるというところで言えば、これも3カ月というのは、ある意味ではこれでもぎりぎりの線ですから、大変だろうなという、今となればこれにケチをつけるというよりも、このことについての3カ月というのはぎりぎりなんだろうなというふうに感じました。これ以上、これについてお聞きすることはありませんので、とにかく順調に工程をこなしていくというんですかね、決まっていくということを見ていかなければならないというふうに思っております。 そこで、②のところの、当初の小学校の施設の中に組み込まれていた学童保育施設の建設の計画はどのようになっているのかというのを、ちょっと聞きたいというふうに思います。 ○議長(吉永健司君) 荒牧子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(荒牧聡君) お答えをいたします。 平成30年4月現在では、合志小学校を除く学校の児童数、総数で4,408名となっておりまして、そのうち1,005名が学童クラブへの入所者となっております。入所率は約23%であり、昨年度同月とほぼ同率となっております。今後はこの傾向はやや微増になるのではないかと考えておりまして、平成33年4月開校予定の新設校、これにおきます学童クラブの利用者数を230名程度、マックスですが230名程度ではないかと予想をしております。この受け入れに必要な学童クラブ施設としては、建物3棟程度で、計6クラブの整備が必要ではないかと考えております。 今回、学校建設の公募におきましては、学童クラブの整備は織り込まれていません。そのため、この整備予定、あるいは用地、具体的な計画等については、この学校の施設配置のレイアウトが判明してから、先ほど答弁があったように6月下旬ということでしたが、それからわかります学校の施設配置、こういったのを鑑みて、7月のうちには検討を行いたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) この2月の、先ほど述べようとしたことが、ちょっと済みません、お水を飲んでしまったので、先に答えられたんで申し訳ないです。 67億円ということでの学校建設があって、その中で債務負担行為の廃止があって、新たに出されてきているわけですが、この学童保育施設の建物については、これはもう施設外というか、別に建てるということで、今ご説明があったと思うんですが、そういうふうに解釈をしていいんですか。 ○議長(吉永健司君) 荒牧課長。 ◎子育て支援課長(荒牧聡君) お答えいたします。 学校施設の公募、この結果がわかりましてからの検討というふうに申し上げましたが、具体的な内容については、施設外になるのか、あるいは学校の施設内にそういった空きスペース等があるのか、これがまだ不明な点ではございます。つまり、そういった可能性も含めて、選択肢はまだ決定してないということもありますので、そういったところも含めて検討するというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) そもそも、だから、コンセプトとか67億円出されて、その施設の外なのか内なのか、大きい問題でもあると思うんですが、この辺は固まってないんですか。意外な感じがしたんですけど。やはり、そこはそこでちゃんと固めて、一括施工するとかいう、まだ現時点では固まってないということでいいんですか。どなたお答えいただけませんか。 ○議長(吉永健司君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) 今の債務負担行為の件で答えしたいと思いますけれども、債務負担行為の中につきましては、あくまでも本年度、現在の債務負担行為の中には、学校施設のみということになっております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) PFIの場合、維持管理っていうのが学童保育も入っていました。あれを外しましたので、当然、建物の中から別棟という考え方で、その建つ場所が、今の土地の中か、またその周辺かというのは、今回提案のあるものによって空きスペース等が出てきますので、その後の検討ということになります。
    ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) 空きスペースという意味合いが、建物の中なのか外なのかということで、非常にわからなかったので聞きました。 実は、もちろん世の中、子育て支援のところは学童保育だけではありませんが、この間、6月6日に元文科大臣を務められていた馳浩さんが、会長をやっている公的責任における放課後児童クラブの抜本的拡充を目指す議員連盟の総会に参加してきました。馳さんともお話をさせていただきましたし、事務局長は公明党の石川参議院議員という方で、その会議の中で、厚生労働省が大臣の記者会見を引用するかたちで、新たな、再来年度からの方針を出してきました。その放課後児童対策の充実について発言いたしましたということで、2014年に策定した放課後子どもプランにかわる新たな放課後児童対策のプランを、今夏、今年の夏に策定する旨を、閣僚懇談会で発言いたしましたということで、新たなプランにおいては、昨今の女性就業率の上昇や、それに伴う保育ニーズの高まりを踏まえ、2023年度末までに、放課後児童クラブの約30万人分のさらなる受け皿整備を図ることにいたしましたということです。国のほうは、約、今年度中に120万人ということですので、新たに5年計画で150万人ということになっています。新たな小中学校の建設というか、新たな小学校に併設される学童保育のところの入所児童が、先ほど230名というふうにされていました。この230名というのはどこから算出、どのようなかたちで算出されたのかわかりますか。お答えください。 ○議長(吉永健司君) 荒牧課長。 ◎子育て支援課長(荒牧聡君) お答えいたします。 新設小中学校の児童生徒数が、最大で230名の学童クラブの利用者数と申し上げましたけれども、冒頭申し上げましたように、現在入所率、平均で約23%ということで申し上げましたが、学校区で申し上げますと、その周辺の関係する学校区、西合志東小学校でありますとか、あるいは合志南小学校でありますとか、こういったところの数字をなべますと、そのぐらいの230名というぐらいの微増の傾向で、学童数が利用するのではないかというふうに推測をしております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) 厚生労働省が今回打ち出した新たな、150万人という体制なんですけども、ここの、直接お話を聞いたところでは、保育園、卒園児の8割というカウント、8割という数字をもう出してきているみたいです。これが正確かどうかというのは別ですけども、そういう状況で受け皿をつくるという新たな方針が出された。そうした中での新たな小中学校、とりわけ小学校に併設というんですかね、伴ってつくられる学童保育所の予想人数、あるいは収容について、ぜひともそれをご参考いただいて、新たな厚生労働省の方向性が出てますので、ご参考いただきたいというふうに思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。 2番目に、合志庁舎と西合志庁舎のあり方についてということです。時間もありませんので、早速、まだ合志庁舎への機能の一本化というのが行われて1カ月足らずということになっておりますので、なかなか合志庁舎、西合志総合窓口、泉ヶ丘支所、須屋支所への来庁の推移というのは出しにくいかと思いますが、1カ月余りではありますが、どのように推移しているのか、来庁される市民の方の推移がどのようにあるのか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(吉永健司君) 中嶋市民課長。 ◎市民課長(中嶋民智君) 各庁舎への来庁の推移について、お答えさせていただきます。 各窓口への来庁の推移につきましては、合志庁舎への行政機能集約が5月7日からでしたので、平成29年及び平成30年の5月7日から5月末日までの取り扱い件数というかたちで申し上げたいと思います。 まず、平成29年の5月7日~5月末日ですが、合志庁舎においては3,661件、西合志総合窓口で2,038件、須屋支所で2,271件、泉ヶ丘支所で1,789件となっております。次に、平成30年の5月7日~5月末日までですが、合志庁舎で3,304件、西合志総合窓口で2,758件、須屋支所で2,702件、泉ヶ丘支所で2,109件となっております。合志庁舎市民課におきましては、合志庁舎への機能集約によりまして、福祉業務等の取り扱いが、本課において行われるようになりましたので、件数におきまして若干減少しております。西合志総合窓口では、これまでの業務に、福祉関係業務等を取り扱うようになりましたので、きのうも西合志総合窓口課長が答弁しましたが、720件の増というふうになっております。それから、須屋支所、泉ヶ丘支所におきましては、昨年と取り扱い業務については変更がございません。若干の増加ということで、300件~400件の増加にとどまっております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) この数字については、とりあえず比較してみていきたいと思います。今後ともこれについては注目して見ていきたいと思いますし、なかなか分析するというのは、非常に今後にまた、次の議会に取っておきたいなというふうに思っております。 2番目です。合志庁舎での市民サービスの向上はなされているのかというふうに、非常に抽象的な質問になりましたので、これについてはお詫びをしたいと思いますが、ここで私のほうで聞きたかったのは、市役所機能が一本化された、いわゆる本庁となります合志庁舎の1階フロアが一新されたと。実は、昨年、総務常任委員会で神奈川県海老名市の窓口業務等で視察をさせていただいた中で、面積の関係で同じような建物ではありませんので、広さについては比較のしようがないんですが、今までよりは大変わかりやすくなっていたというふうに思いますが、来庁された市民の評価はどういうものなのか。耳にされている声を、どのようなものなのかというのを聞かせていただきたいというふうに思います。 それと、ただ、非常にこれは私の主観が入りますけども、既に意見が出てるかもしれませんが、病院のように、目的別に動線を色分けして誘導する。あるいは、番号はついてますけども、垂らされている課の下に番号がついていないとか、まだまだ改良される点がいっぱいあるのではないかなと思いますが、現時点でどのように合志庁舎での市民サービスの向上がなされているのか、ご答弁いただきたいと思います。 ○議長(吉永健司君) 岩田総務課長。 ◎総務課長(岩田建一君) お答えいたします。 合志庁舎での市民サービスの向上ということでございますが、きのうの野口議員の一般質問の中でもちょっとご答弁いたしましたけども、合志庁舎におきましては、手続きがまとめてできてよくなったとか、スムーズに終わる。あるいは、手続きについて丁寧に説明していただいているというような声をいただいています。 それから、サービスの向上といたしまして、これまで各担当課でなければできなかったことが、両庁舎が一本集約しましたので、窓口業務を含む各業務で、合志庁舎で手続きをまとめてできるということで、行き来しなくてよくなったということが、一番の市民サービスの向上であるというふうに思っております。 それから、庁舎の改修表示なんですけど、あわせまして、1階部分のフロア改修と各課の案内表示ですね。こちらのほうを、わかりやすい表示へと切りかえております。それから、2階と防災センター棟におきましても、各課の表示を番号表示にするとか、そういったわかりやすい表示にしたということで、市民サービスの向上を図っているというところでございます。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) ほぼ1カ月たって、まだ改良する余地というか、改良する点っていうのはありますか。あるいは、いろいろ意見も出ていると思うんですが。 ○議長(吉永健司君) 坂本総務部長。 ◎総務部長(坂本政誠君) お答えいたします。 来ていただいておわかりになるかと思いますけれども、番号によって各課を区別をしております。今回、1階のほうを番号で、何課は何番というようなかたちで判別できるようにしたのとあわせて、増築庁舎のほうの2階の部分についても、見やすいようなかたちで番号も大きくしておりますので、そういったものであると。それと、2階の部分の今までの総務課とか、そういったところも番号でしておりますけども、これも今回は市民サービスの向上という部分では、市民にわかりやすいというかたちでしておりますし、それも新たにスタートしたあとに改良をしたという部分がございます。 それと、全体的な、1階はどういった課が入っているとか、案内板とか現在地と案内箇所、そういったものも新たに設置をしたというところもありますけども、今後、またそういったところで、改修をしなければならないとか、市民の方がわかりにくいという部分があったら、今後も改修とか、そういったものをしていきたいというふうに思っているところです。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) 引き続き、よろしくお願いします。 1点だけ。つまり、番号でボードのほうは仕切られているんですけども、天井から下がっているところの、せっかくですが番号がついていないので、ぱっと見ると、なかなか数字が隠れるところがあるので、そういうのも徐々に改良していかれたらいいのではないかと、心から要望しておきたいと思います。 3番目に、図書館、マンガミュージアムを含む、もちろん御代志市民センターも入ってますが、西合志庁舎のあり方の検討が進んでいるのかということです。 これは既に、昨日の上田議員の質問とかぶりますけども、御代志にお住いの70代の市民から、西合志庁舎にATMを設置したらどうかというご提案をいただきました。それ、よく話を聞いてみると、やっぱり要望の背景にはものすごく理由があって、高齢であるということと、肥後銀行や熊本銀行などのATMが設置されれば便利だし、遠くに行かなくてもよいということで、これはもっともなご意見です。現状は、例えば、肥後銀行のATMは再春荘病院まで行かなくてはならない。いくらコンビニでいろんな決済が、今、コンビニの決済ができますけども、やっぱり銀行のATMでないと記帳ができないし、非常に高齢者にとって、コンビニでの決済というのは非常に難しいんだと。市民の利便性を向上させ、市民が集う場としての西合志庁舎の利活用が急がれているというのは、これは皆さんも同様ですし、多くの議員の方々もとりわけ西合志地域に住まれている市民からは声を聞きます。先ほど来、言っておりますように、御代志市民センター、西合志図書館、マンガミュージアムへの動線、どちらから入るかっていっても、どちらにしても西合志庁舎のほうが、バス停や駅には比較的近い状況の中で、これを西合志庁舎のあり方、検討についてはきのうご答弁がありましたが、とはいえ、こういう市民の意見なり要望も含めて、広くやはり聞いていく必要がありますし、検討する必要があるというふうに思っております。ですので、今、あり方についての検討については、きのうご説明もありましたが、そういった市民、つまり不安なんですよね。西合志庁舎がどうなるのかっていうことに対して、今まで非常に便利だったということと、福祉の相談が、先ほどの西合志総合窓口については、700件近くやっぱり増えています。そういう状況の中で対応はされていると思いますが、西合志庁舎のあり方について、再度ご答弁をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(吉永健司君) 坂本部長。 ◎総務部長(坂本政誠君) 今言われましたように、西合志庁舎の部分については、西合志庁舎だけではなく、あそこも一体的にということできのうもご答弁をさせていただきましたけれども、やはり使われる方が利便性が向上したという部分が一番じゃないかと思いますし、先ほど少しATMという部分もありましたけれども、やはり銀行がそういったものについては、こちらから要望はできますけれども、最終的にやっぱりそれを設置する部分で、数千万円のやっぱりお金がかかるという部分もありますので、そういったものについては、要望はしていきたいと思いますけれども、それができるのかという部分については、なかなか難しい部分があるんじゃないかというふうに思っているところではあります。 西合志庁舎の部分について、今からいろいろ検討していって、そこ一体的な部分で、ある程度構図ができたならば、議会もあわせまして、市民の方へもお知らせをしていきたいというようなことで、きのうも答弁をさせていただきましたので、そういったかたちで、そういった市民の方たちにも、将来構想がわかるような、そこの部分でこういったふうに変わっていきますというものがある程度できましたら、そういったお知らせもしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) 銀行については、ただでさえATMが減らしている状況と。地方銀行が非常に厳しい状況の中で、それは会話の中で非常に厳しいかもしれませんねと言いはしたんですが、会話をしました。市民の方も当然それはおわかりなんですが、熊本銀行は植木支店まで行かないかん。肥後銀行は須屋まで行かないかんもんなというのと、コンビニでどうですかって言ったら、記帳ができんもんって。確かにそうだよねなんていうことにはなりました。そして、そのことが別に決して荒唐無稽な話ではなくして、先ほど部長が言われたように、そうです。ATMを外すというのは銀行内の何千万円という維持管理、機械も含めてですね、理由があるのはわかります。ただ、人が集まって、やはり活性化し、そこに行けば多様なですね。もちろん近くにコンビニがあります。ただ、いろいろ、今は市役所の時代で、私は公民連携といっても、例えば、別に市役所の下にコンビニがあってもいいわけです、例えばですね。別にここの庁舎にコンビニがあってもいいわけです。だから、そういう連携であれば、いろんな人が集い、何時まで営業するかという問題がありますけど、そういうことができるならばいいというふうに思いますが、それぐらいやはり利便性があって、そこを活用したい、今の現状ではやっぱり西合志庁舎は寂しいというのが正直あります。 そのことをちょっと考えて話をしながら、次の関連に進んでいきたいというふうに思います。 合志庁舎と御代志地区を結ぶ路線についてということで、これについては、2月の議会でもお聞きしております。これに関しては、大茂課長のほうから、合志庁舎と御代志地区を結ぶ路線の確保なども考えていかなければならないということで、民間事業者の延伸、新規路線の設置は難しい。東西線、ユーパレス弁天から西合志庁舎、御代志駅を経由して竹迫の開発地区と合志庁舎を結ぶ路線を、平成28年度の公共交通協議会作業部会で検討し、片道5本のダイヤでは一応計画はしている。実証実験をした上で検討に入ると答弁されております。これもやはり、西合志庁舎のあり方も絡んで須屋に住んでいる高齢者の方からも聞かれました。やはり市役所が一本化されるということで、西合志庁舎や須屋支所でも、大まかなことはできますよということは言いましたが、やはりバスを通常利用されている方にとっては、レターバスも走っているとはいえ、合志庁舎まで行くのは非常に遠いんだというお話をされました。 そこでお聞きしますが、5月28日に第44回の地域公共交通協議会が開かれて、東西線のことを検討するとは言われておりましたが、この実証実験については、資料の中には、私が見つけられていないんですかね。実証実験という文言はありませんでした。したがって、その実証実験というのをいつ行うのか、また実証実験を行う場合の期間、バスの大きさ等々も含めた細かいことが、今検討されているのか、それとも全くこれからの話なのか、お答えいただきたいというふうに思います。 ○議長(吉永健司君) 大茂企画課長。 ◎企画課長(大茂竜二君) お答えいたします。 以前もお答えしているとおり、東西線につきましては、県道大津西合志線の中に、横軸としてメインのバスを走らせるという計画でございまして、前々からお話しているとおり、竹迫地区の商業地の開発、それと合志庁舎の一本化がこのきっかけとなっております。また合志庁舎は既に一本化しましたけれども、竹迫地区の開発のほう、まだ進捗状況はこちら、見合わせておりまして、調整を行っているということで、作業部会におきましては、今年度再編計画を実施する中で、東西線の導入を入れていくということで、まだ具体的には実証の時期には触れておりません。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) それでも、一本化、庁舎の一本化がありました。先ほどのヴィーブル等も踏まえた上で、来られる、移動する、人口の動態っていうんですかね、動きというのを分析せんといかんとは思いますが、やはりもう大体、秋以降、いろんなものが揃っていくということと、先ほど来、青木議員からのご質問にもありましたように、交通の渋滞を考えれば、やはりバスを大量輸送というふうには、電車等は鉄軌道は大量輸送といいますが、バスでもそれなりの輸送のできる状況を、やはりどうつくっていくのかというのが必要だというふうに思いますし、やはり検討するペースとしては、非常に遅いんではないかと思います。このあたりは全く、作業部会では出されていますが、実証実験をいつぐらいにしてどうするのかというのは、全く案として出されていないのか。あるいは、市長部局の中でも全く話されていないのか、このあたりはどういうふうになっているんでしょうか。もう一度お答えいただければと思います。 ○議長(吉永健司君) 坂本部長。 ◎総務部長(坂本政誠君) 先ほども大茂課長から話をしましたけれども、東西線については、一日5往復ぐらいを考えているということで、ユーパレス弁天から西合志庁舎、それから竹迫、現在開発されているところ、合志庁舎というようなことの、ここの路線を考えているところですけれども、竹迫開発につきましては、現在聞いている話ですと、11月には一部オープンができるという部分と、3月末にはまたオープンができるという部分がありますので、私たちの考えとしましては、3月末のそのある程度オープンが進んだならば、実証実験的には、ある程度、そういった商業地とかそういったものも経由できるということもありまして、そこの活性化にもなると思いますので、そういったふうには現在考えているところでございます。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) それでは、東西線の議論の基礎になると思うんですが、この間のコミュニティバスの利用状況について、まず簡単に結構です。ご説明いただきたいと思います。 ○議長(吉永健司君) 大茂課長。 ◎企画課長(大茂竜二君) レターバス、コミュニティバス関係の利用状況について、29年度の実績を報告いたします。 レターバスにつきましては、年間利用者数が6万9,322名、1便あたりの利用者数が16.8人となっております。平成27年度のピーク時の利用者数が8万2,452名、1便あたりの利用者数が20名ありましたので、28年度におきまして22%減少し、その後、平成29年度の実績からは8%の増ということでございますが、ピーク時に比べますと84%台にとどまっているという状況でございます。 循環バスにおきましては、年間利用者数が5,511名、1便あたりの利用者数は4.4人となっておりまして、これは2路線ありますが、うち須屋線につきましては、レターバスと同じく27年度がピークでございまして、28年度に34%減少いたしました。29年度実績では前年度からの2%の微増ということになっております。 もう一本の日向新迫線につきましては、スタート時から年々減少傾向にありまして、現在スタート当初の6割を切っている状況となっております。 また、乗り合いタクシーにつきましては、年間利用者数が3,556名となっておりまして、1便あたり利用者数が2人というふうになっております。3路線運航しておりますが、いずれも年々減少傾向にあり、スタート当初の7割というような状況でございます。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) ありがとうございました。 それで、昨年の9月26日~9月30日まで5日間、調査をされております。このこともあわせてお聞きしたいんですけども、先ほど大茂課長が言われましたけれども、分析業務委託の中で出されていることもあわせて聞きたいんですが、まずコミュニティバスについて、レターバス以外が減っている原因については、どのように分析されていますか。 ○議長(吉永健司君) 大茂課長。 ◎企画課長(大茂竜二君) お答えいたします。 レターバスにつきましては、やはり平成27年度末に運賃値上げをいたしまして、100円から150円となっております。その際、若干減ったんですけど、その後の熊本地震の影響で激減したと。そのまま利用者離れが進んだままで、戻ってきていないというのが分析した結果でございます。 循環バスにつきましては、須屋線はやはりレターバスと同じような状況が起きてますので、今言った原因かと思われます。 また、日向新迫線につきましては、もともと温泉利用の固定客が多かったので、新規利用が増えないまま自然減となっているというのが実情かと思います。 乗り合いタクシーにつきましても、固定客が今まで利用していたということで、タクシーのこれは運転手さんにもお聞きしてますが、もう顔を見なくなったというようなことで、自然減というふうに思っています。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) それで、このバス停の乗降利用者数という、分析業務の中の9ページのところにありますが、やはりこういうレターバスを含めたコミュニティバスの利用者が多いのは、光の森が一番多いですね。これは菊陽町なんですが、JR光の森駅、辻久保、ハロディ、ナフコ前ですね、それとユーパレス弁天、西合志庁舎前、老人憩いの家、黒石市民センター前、黒石団地云々ということで、このレターバスの状況を見ているときに、やはり東西線のあり方っていうのも、少しやはり参考になるのではないかなというふうに思います。その中で、一応、平成28年ということで、作業部会の中で片道5本のダイヤで計画するということで、これ単純に言えば、レターバスの2台、それと東西線、フルに言えば、もう2台ずつということで4台というようなかたちになります。 最近の国交省の調査で、全国の路線バス会社のうちの80%が運転手不足ということで、熊本電鉄もその例外ではなくて、減便、路線の配給止で、西鉄なんかでは黒字路線も一部廃止を決断したという状況までなっております。 こうした深刻な状況の中で、熊本電鉄にコミュニティバスの運行を委託しているのですが、今後こういうバスの車両の確保と、東西線、そして、実証実験をやり、レターバスを走らせる。循環バスをどのように運行していくのかというところ、このあたりはトータルに議論をされていますか。あるいは市としてのお考えをお持ちでしょうか。お聞かせください。 ○議長(吉永健司君) 坂本総務部長。 ◎総務部長(坂本政誠君) 現在は、合志市地域公共交通網形成計画というようなもとに、いろんなかたちで公共交通というかたちで考えておりますけれども、これにつきましては、現在はこの考えだけではないというようなことで、会議の中でも議論をしているところです。特に、持続可能なという部分が非常に大事になるところでありまして、このまま、じゃあ市が負担をどんどんどんどんしていくことが必要なのかというようなこともありますし、本当に市民の皆様方が、公共交通について考えていただくということもやっぱり必要になってきますので、そういった意味では、持続可能なやっぱり公共交通という部分で、全体的に、言われましたように、全体的にやっぱり見直しを行うという部分で、今年度、そういったものを会議の中で、検討部会の中で図っていくということにしているところでございます。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) やはりちょっとこの対応を間違うと、非常に今の委託先の状況も踏まえると、非常に運転手の確保、ひいては車両の確保、それと今レターバスの更新時期というのがきてます。実は、5年前から業者さんのほう、いわゆる運行業者の方が、全国もそうですけども、危機を訴えていらっしゃったんですけども、ほとんど対応ができない。ただ、熊本地震の中で、何が明らかになったかというと電鉄の強さです。鉄軌道の強さです。つまり、全国からの工事の車両、あるいは被災地への車両が入ってくる中で、非常に渋滞が発生して、バスのもうひどいときには1時間遅れるという状況の中で、電鉄が定時運行をしたということの中での鉄軌道のあり方っていうのは大きいのと、調査の中で、やはり隣町ではありますけども、光の森駅、光の森、それと辻久保がやっぱり結節点として入っています。意外と、合志庁舎っていうのは本当に、ヴィーブル前は少ない。多分濵田副市長あたりは乗り降りされているのではないかなとお見受けするんですが、あとユーパレス弁天とか。そうすると、東西線って言ってもですね、非常にそこはものすごく工夫しないと、人のいない地域から、人のいないところを通ってしまうということでは、非常にレターバスの特急版なり快速版とか、多様な検討が必要ではないかというふうに思います。 つまり、お金を出すだけじゃなくて、お金を出しても、運転手と車両が確保できない時代がもう来ている、来てしまった中で、どうやはり早く検討するかという意味で言えば、実証実験も早くやられる。あるいはそれなりの時期にやられる必要があると思いますし、本当は電気バスあたりを持ってきての、実証実験なんかも合志でやってほしいなと思ってて、先日、それでもやられましたが、そういう新しい魅力のあるバスが走るとか、そういう思考も含めて、この乗降調査というのは割と示唆に富んでいるのはないかというふうに思いますので、急いでご検討いただきたいというふうに思っております。 それでは次に、最後ですけど、先ほどのちょっと学童保育のところとも重なって恐縮ですが、子育て支援について、最後確認をして終わっていきたいというふうに思っております。 まず、1番に、待機児童の現状と今後の見通しと対策ということで、2月で前任の三苫子育て支援課長が、一時募集の状況は新規申し込みが523名、昨年との比較で140名減、この時点で保留者が63名いるので、昨年と比較して39名の減、改善されているが現時点では30名~40名の待機児童が出るのではというふうに答弁されております。その後の推移について、お答えいただきたいと思います。 ○議長(吉永健司君) 荒牧課長。 ◎子育て支援課長(荒牧聡君) お答えをいたします。 まず、保育園等におきます待機児童の現況でございますが、本年4月の時点は、全体で入所保留者数は29名、待機児童者数は10名というふうに県に報告をしております。この数ですと、昨年度の同時期における待機児童者数は62名となっておりましたので、この52名という大幅な減少を示しております。 この要因でございますが、一昨年熊本地震が起きましたあと、遅れが出ておりました施設整備、こちらのほうが平成29年度で完了したということと、また保育コンシェルジュ、こちらのほうの活動によります窓口での保育情報の提供、また各保育施設とのコーディネート、こういったものが徐々に実を結んで、柔軟な受け入れ環境がつくられたことにより、効果をあげたものと考えております。 しかしながら、今後も子育て世代の転入も続きますし、国が主導する幼児教育や保育の無償化も加速化されるというふうな報道もあっております。 保育ニーズについても増加するのではないかと考えております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) その、今後の見通し、現状はわかりました。要因、施設整備、そういうことだというふうに思います。私もそう思います。 非常に施設整備も進んだという意味では、数字上はこういうふうになっていますが、今後の見通しですよね。つまり、雑ぱくに言いますと、大体年2%、合志市の子供、0歳~14歳までの子供が増えています。これは地域別の偏りがものすごく大きいというふうに思っております。西合志南小校区が4.5%増で、中央小校区が3.5%、それと東小と合志南小校区が2%というかたちで、2%って一見すればなんか小さい数字のように思うんですが、これ0歳~14歳なんですが、ほとんど幼児っていうんですかね、就学前の子供、大きい要因になっていますが、今後の見通しと対策については、ある意味では今人口推計をされている中で、どのように対応されているのか、現時点での取り組みについて、もう一度ご説明をお願いします。 ○議長(吉永健司君) 荒牧課長。 ◎子育て支援課長(荒牧聡君) お答えをいたします。 先ほど少し触れましたように、やはり今後も保育ニーズは増加につながるということは十分考えておりますが、本年度の対策ということで申し上げますと、須屋地区にございます既存園、こちらが本年度建てかえによる定員増の計画をされておられまして、これには現在も事前協議に入っておりますので、もうすぐ国からの回答が出て、その後、事業のほうは保育所の建てかえが終わりますと、10名、この保育所については定員増がなされるというふうになります。また、ほかにも本年度は複数の企業型の保育、企業主導型の保育事業、こちらのほうが現在進んでおります。一番新しいところでは、9月に始まるということも聞き及んでおりますし、もう一つも本年度中の開始が可能ではないかというふうにも考えております。こちらのほうにつきましては、地域枠ということで、受け入れの数は決まっておりますし、全てが合志市というわけにはいかないかもしれません。しかしながら、こういった動きが今後も続いて出てくるということで、こういったところの整備も進めば、徐々にではありますけれども、待機児童の解消というかたちに向かっていくのではないかと思っております。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) また、具体的に事態が進んだところで、また受け入れの数とか教えていただきたいというふうに思います。 最後、子育て支援というところで、学童保育のほうに戻らせていただきますが、とは言っても、今の入所の状況と今後の見通しと対策ということで、基本的なことをお聞きしたいと思いますので、時間の範囲内でよろしくご答弁をお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 荒牧課長。 ◎子育て支援課長(荒牧聡君) お答えをいたします。 学童クラブにおきます入所児童数は、ここ3年ですと、平成28年度で967名、平成29年度981名、平成30年度、本年度でございますが、4月の時点では1,005名ということで、年々増加傾向ということは示されております。現在も宅地の開発が進む地域の小学校におきましては、今後も増加傾向は変わらないというふうに考えております。学童クラブにつきましては、本年度も整備計画を予定をしておりまして、現時点で既に稼働しておるものにつきましては、西合志中央小学校の学童クラブは、4月に既に、野々島市民センター内に37名ということで既に稼働しておりますし、また、今後、西合志東小学校の第5、第6の学童クラブ、こちらのほうにつきましても、もう既に入札を終えております取付道路の、道路の付け替え工事、こちらのほうを6月中旬から8月いっぱい、9月ぐらいまでの工期で終えまして、その後、建物の工事をとりかかりまして、本年度内には2階建ての学童クラブ、第5、第6ということで来年4月からの開所ができるようにということで、進めたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) どうもありがとうございました。 今後とも、子供たちの人口増続きます。よろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) これで神田公司議員の質問は終了しました。 以上で、本日の予定は全て終了しました。 なお明日、6月13日は午前10時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。 大変ご苦労さまでした。                  午後2時58分 散会...