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08月28日-03号

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  1. 合志市議会 2019-08-28
    08月28日-03号


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    令和元年 9月 定例会(第2回)            令和元年第2回合志市議会定例会会議録 第3号令和元年8月28日(水曜日)              ―――――――――――――――――   議事日程 第3号  令和元年8月28日(水曜日)午前10時00分開議 第1 一般質問               ――――――――――――――――本日の会議に付した事件 一般質問   青 山 隆 幸 議員   犬 童 正 洋 議員   濱 元 幸一郎 議員   坂 本 早 苗 議員                ――――――○――――――出席議員氏名(18人)         1番  永 清 和 寛 君         2番  辻    藍  君         3番  辻   大二郎 君         4番  後 藤 祐 二 君         5番  犬 童 正 洋 君         7番  野 口 正 一 君         8番  齋 藤 正 昭 君         9番  青 山 隆 幸 君        10番  西 嶌 隆 博 君        11番  後 藤 修 一 君        12番  濱 元 幸一郎 君        13番  上 田 欣 也 君        14番  坂 本 早 苗 君        15番  吉 永 健 司 君        16番  来 海 恵 子 君        17番  松 井 美津子 君        18番  青 木 照 美 君        19番  坂 本 武 人 君                ――――――○――――――欠席議員氏名(1名)         6番  澤 田 雄 二 君  (公務出張による欠席)                ――――――○――――――説明のため出席した者の職氏名        市 長  荒 木 義 行 君        副市長  濵 田 善 也 君      会計管理者  坂 本 政 誠 君       総務部長  中 村 公 彦 君     市民生活部長  澤 田 勝 矢 君     健康福祉部長  狩 野 紀 彦 君     産業振興部長  工 藤 一 伸 君     都市建設部長  髙 島 圭 二 君       水道局長  井 村 幸 弘 君       総務課長  岩 田 建 一 君     交通防災課長  木 永 和 博 君       財政課長  吉 村 幸 一 君       市民課長  中 嶋 民 智 君    子育て支援課長  坂 井 竹 志 君 女性・子ども支援課長  坂 本 みゆき 君    高齢者支援課長  大 山 由紀美 君       建設課長  緒 方 寿 雄 君     都市計画課長  岩 男 竜 彦 君        教育長  中 島 栄 治 君       教育部長  鍬 野 文 昭 君      教育審議員  松 岡 隆 恭 君     学校教育課長  右 田 純 司 君                ――――――○――――――事務局職員出席者     議会事務局長  財 津 公 正  議会事務局次長補佐  西 嶌 文 江       議会班長  岡 本 貴 子      議会班主事  大 塚 裕 貴      議会班主事  宮 尾 和 樹                ――――――○――――――                  午前10時00分 開議 ○議長(坂本武人君) これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。                ――――――○―――――― △日程第1 一般質問 ○議長(坂本武人君) これから、日程第1、一般質問を行います。 質問者に申し上げます。注意事項につきましては、一般質問の初日に申し上げております。ご留意願います。 それでは、一般質問に入ります。 まず最初に、青山隆幸議員の質問を許します。 青山議員。 青山隆幸議員の一般質問 ◆9番(青山隆幸君) 皆さん、おはようございます。9番、九思会、青山でございます。よろしくお願いします。 本日は大雨ということでございまして、現在、福岡・佐賀・長崎に大雨特別警報が出されております。この大雨特別警報といいますのは、警戒レベル最高レベルの5でございまして、既に災害が発生しておりまして、命を守る最善の行動を取ってくださいということでございます。熊本県地方も西側に、気象庁のホームページなどを見ますと、厚い雨雲が広がっておりまして、いつ熊本県に大雨特別警報が出されてもおかしくない状態であると考えられます。 また、きょうは2学期の始業式ということで、子供たちが元気に登校をして行ってまいりました。子供たちにとっては一年間で一番ストレスを感じるのがきょうということでございまして、私も夏休みが終わった初日には、非常に緊張して横断歩道に立つんでございまして、子供たちの様子を見るんでございますけれども、きょうは何せこの雨でございましたから余裕もございませんでした。長い2学期が始まります。教育委員会及び学校の皆様方には、しっかりと子供たちの安心・安全を見守っていただきたいと存じます。よろしくお願いします。 それでは、通告に従って質問をしてまいりますけれども、議長にお願いを申し上げます。皆様方の手元にこの浸水想定の資料が行き渡っておりますので、この件から先に質問をさせてもらいます。それが3番でございます。ですから、3番、2番、4番といきます。それから、5番目の熱中症対策でございますけれども、ちょっとこれはもう全協でも説明がありましたし、7番目に移したいと思いますので、ですから、3番、1番、2番、4番、6番、7番、5番ということでいきますので、よろしくお願いします。 ○議長(坂本武人君) 承知しました。 ◆9番(青山隆幸君) では、まず3番目の坪井川水系堀川浸水想定について質問をさせていただきます。皆様方の手元にはこのA3判の浸水想定区域というのがあると思います。片面には計画規模、片面には想定最大規模というのがございます。私たちは今まで合志市は災害はないよと、あれば地震か台風ぐらいだよと思ってまいりました。まずこういった水害があるとは思ってもおりませんでした。それも住宅市街地にこういった浸水想定があるなどとは考えてもおりませんでしたので、これは木永課長のほうにもお渡ししておりますこの計画規模、それと想定最大規模というのを説明していただいてよろしゅうございますですか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) ご説明をさせていただきます。 お手元にお配りしてあります堀川洪水浸水想定区域図、まず計画規模というのがあります。それと裏面が想定最大規模というふうな図面があると思います。 熊本県で今年5月に坪井川水系堀川の計画規模と想定最大規模浸水想定区域図が作成をされております。想定としまして、9時間雨量、9時間ずっと雨が降り続いて、雨量の総計が655ミリになるというのがこの想定であります。これは約1時間に約70ミリ以上の激しい雨が9時間降り続いたと考えてください。計画規模の場合には、坪井川水系のほうにそれほど雨が降っていない状態で、合志市を中心に降った場合の洪水浸水と浸水想定ということで、杉並台の一部ですね、これは上流側の菊陽町のほうから水があふれて、はけ口がなくなった水が杉並台の中央を流れて堀川のほうに入っていくというような図になります。また、下流の方の須屋地区のほうで、この一部、堀川の護岸というか、川沿いのところが浸水するというような計画規模、浸水想定図ではそういうかたちになっております。 次に、裏面の想定最大規模になります。これは同じく9時間ほど70ミリ以上の雨が9時間ほど降りまして655ミリという想定は一緒です、同じです。これが合志地区とかを中心に降ったのではなく、下流域も、熊本市のほうにも、北部のほうにも同じような大雨が降っていて坪井川もあふれている状態というかたちです。ですから、流れ先がなくなった場合も堀川の上流部、杉並台区のほうから堀川区のほうまで川沿いがあふれてしまうというような想定になっております。 こういった状況、この降り方というのは、平成24年に発生しました熊本北部豪雨並みというふうに聞いております。こういう雨が降る場合は、いち早い情報の発信が必要であるのと同時に、やはり地域住民の方の認識とご理解が必要になってくると思っております。 先日行われました区長会のほうでも、この浸水想定図についての説明を行いまして、各区長さん方には図面を掲示して説明をした次第です。 また、その後は今交通防災課のほうに掲示をしているところです。現在策定中の地区防災計画のにも、職員のほうにこの計画規模、想定最大規模の説明をしまして、地区防災計画にも反映するように周知をしているところです。 この想定区域図につきましては、県のホームページでも公表されておりますけれども、市のホームページからもその県のホームページが見れるように掲載をしているところです。 以上、説明を終わります。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) 本当にびっくりすることでございます。県のほうでなんか想定が変わったという話は聞いてましたけども、ここまで堀川があふれてくるとは思ってもいませんでした。岡山県倉敷市の真備町がそうであったように、坪井川があふれかえって、堀川へバックウォーター現象というのが起これば、やはりこういうふうな浸水想定になるんだろうなということが想像できるわけでございます。 この浸水想定で何か本市の施策が変わったということはあるんですか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 川の管理というのが県のほうの管轄になってきますので、市のほうで行うのはこういった想定になっているという周知が一番大切になってくると思います。それと、大雨が降ってきたときの情報の発信というのが必要になってくると思いますので、そこら辺は気をつけて対処していきたいと思っております。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) 確かこの堀川には洪水カメラが付いてましたよね。じゃなかったですか。カメラが付いていたって聞いた......、多分聞いたと思う。で、それは我々一般の市民は見れないわけですか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 堀川の下水処理場跡のところに水位計とカメラが設置をしてあります。これは県の防災のホームページのほうに入っていきますと、そのカメラと水位のほうは確認できますので、私たちもちょっと強い雨が降っているときには、その水位計を確認しながら対応をしているところです。 堀川の場合が、やはり皆さんご存じのとおりとても狭いですよね。狭いので急激に上流部で雨が降りますと、もう10分ぐらいで約1メーターぐらいとんと上がることがあります。ある程度上がれば、沖野台の遊水地等が今つくってありますので、 そこで水のほうはかなり緩和をされるんですけれども、そういったかたちで急に水位が上昇するということになってきますので、逐一その水計とカメラ、こちらのほうを確認をしているところです。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) 今言われました地区防災計画が今できつつありますので、やはりこういった想定地域、想定区域の住民の方々には、どこに逃げるのかというのをまず考えていただいて、真備町の二の舞にならないような施策のほうをよろしくお願いします。 では、続きまして(1)のほうにまいります。 この、合志市地域防災計画書について伺います。この計画書では、3章の8節に広報計画というのがございまして、インターネットの活用というところがございます。そこでは「一部の指定避難所Wi-Fi環境を整備し」となっておりまして、指定避難所24カ所のうち、7カ所がWi-Fi設置予定となっております。この24カ所のうちに7カ所とした根拠は何でございますか。また、予定されている以外の指定避難所にはWi-Fiの予定はないんでございますか。お願いします。 ○議長(坂本武人君) 中村総務部長
    ◎総務部長(中村公彦君) はい、お答えいたします。 本年度中に台風大雨等避難所として利用頻度が多く、また通常の利用者が多いような、設置効果が高いと思われる7カ所、合志市防災拠点センター、それから野々島防災拠点センター御代志市民センター、それからふれあい館、須屋市民センター泉ヶ丘市民センター、みどり館、以上をピックアップしてWi-Fi設備を設置する計画でございます。現時点では、その他の指定避難所へのWi-Fi設置は考えておりません。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) 熊本地震の際も電話はつながらなくても「LINE」はつながったと、携帯がつながらなくても「LINE」がつながったということで、このWi-Fiの環境は非常にライフラインとしては最重点施策であると私は考えます。 しかし、この7カ所の選定におきまして、今言われたように、避難者が多数訪れるであろうという7カ所というふうにおっしゃいましたけれども、ここにはヴィーブルが抜けております。ヴィーブルは熊本地震の際は延べ4,213人が避難されてきたとされております。市内の指定避難所の中で、延べ4,000人以上避難してきたのは4カ所でございます。このヴィーブルにはどうしてWi-Fiはつかないのかということをお伺いします。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) お答えします。 熊本地震でヴィーブルのほうが被害を受けまして、その復興の際に生涯学習課のほうで平成30年の4月にWi-Fiの設置をされております。今、「くまもとフリーWi-Fi」というものが入っておりますので、交通防災課としては、地域防災計画書のほうに、そのような記述の追加を行っていきたいと思っているところです。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) ヴィーブルにはもう既にWi-Fiがついているということで安心しました。 それでは、②の熊本地震をはじめとして過去の災害の記録をこの防災計画書の中に記載してはいかがでしょうかということでございます。いかがでしょうか。 ○議長(坂本武人君) 中村総務部長。 ◎総務部長(中村公彦君) はい、お答えします。 合志市地域防災計画書中、第1章第3節の地勢と災害特性、ページで4ページになりますが、そこで災害の記録を記述することは可能でありますので、熊本地震をはじめとした大規模災害を選んで記載をしたいと考えております。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) そこで参考になりますのが、この「合志市復興まちづくり計画」というのがございます。私たち議員はもらったわけでございますけども、この中に熊本地震の概要ということで、4ページにわたって本当にコンパクトにまとめて書いてございます。こういうのを参考に、このまま載せていただいても何ら不足はございません。 それから大事なのが、このあとに市民の皆様、16歳以上の市民の方と中学生を対象にしたアンケートが載っております。熊本地震の際に当時の市民が何を考えていたのかというのを、よくこれを見るとわかると思いますので、せっかく資料としてこの中に載せるんだったら、この熊本地震の概要とともにアンケート調査のほうも簡略化したかたちで載せていただければと思います。いかがでございますか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 参考にさせていただきたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) 熊本地震はまだ記憶に新しいですから、こうやって資料なども残っておりますけども、その他の過去の災害の記録というのはほとんど残っていないと私は思っております。前回のこの議会の質問の際に、昭和28年の熊本大水害の際の記録が合志町史に1行だけ載っていたということをここで申し上げましたけれども、それ以外を探すのは非常に困難でございまして、私たちの記録に新しい熊本地震以前の大災害といいますと、平成3年の台風19号ではないでしょうかね。まだあの頃は市町村合併の前でございましたので、この台風19号といいますのは、平成3年の9月27日に佐世保市に上陸しまして、日本海を北上し、再び北海道に上陸しまして、非公式ながら鹿児島の自衛隊基地では、瞬間最大風速88メートルを観測したと言われております。熊本県でも50メートルを超す暴風雨が吹き荒れまして、私の近所の体育館、今は黒石市民センターでございますけども、屋根が吹き飛ばされたのを目の当たりにしました。このときの記録というのは市役所にございますでしょうか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) おそらくではありますけれども、そのときの広報とか、あとは合志町史あたりには、記述が、もしかしたらですけれども載っているのではないかと思います。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) ほとんどやはり忘れ去られていってしまうということでございまして、私はこの平成3年の議会の議事録を両町読み返してみましたら、こういう議論があったと書いてございます。合志町のほうでは、合志南小学校体育館勤労者体育センターというのが当時あったんですか、そこが被害......また黒石原の養鶏場が全壊したという議論があっております。それから西合志町では、私が今さっき申しました文化センターの体育館の被害が大きいというふうに議論をされております。この28年前の台風19号の記録がやはりしっかりしたものが残っていないということでしたら、熊本地震の記録もやはり5年、10年経つと忘れ去られてしまいます。ですから今、部長も課長も申されましたように、しっかりとこの防災計画書の中に記録していただいて、過去を私たちの子や孫に残していただければと思います。 それでは、③の通電火災あるいは感震ブレーカーの記述をこの防災計画書の中にですね、このことを伺います。まずはこの通電火災、あるいは感震ブレーカーとはどんなものかというのをご説明をお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) まず、通電火災からですけれども、通電火災とは大規模な地震などに伴う停電が、復旧し通電される際に発生する火災のことです。21年前に起きた阪神・淡路大震災にて注目され始めたと聞いております。 感震ブレーカーについてですけれども、感震ブレーカーとは、設定値以上の揺れを感知しますと自動的に電気の供給が遮断し、地震の二次災害である火災を防ぐ製品と聞いております。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) そうなんですね。1995年、平成7年の阪神・淡路の大震災のときに、神戸市役所ホームページによりますと、神戸市内で157件の建物火災があったとされております。原因が特定できました55件の内、35件が電気火災と言われており、その内33件が通電火災というように記録されております。地震の際、停電してそのまま避難したために、のちほど通電したときにヒーターなどが過熱して接触していた家具等が燃え始めて火災に至るわけでございます。 この通電火災、あるいは感震ブレーカーの記述がこの防災計画書の中に、本市の防災計画書の中に記述してあるのかどうかお伺いします。 ○議長(坂本武人君) 中村総務部長。 ◎総務部長(中村公彦君) 合志市地域防災計画書中、第2章第6節の地域防災計画中、3番の市民に対する防災知識の普及、この中で地震に関する一般知識という欄がございます。現在、そこで議員がおっしゃった記述はありませんので、その中でシェイクアウトに関することや通電火災及び感震ブレーカーですかね、など一般的な知識として加えていきたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) この計画書の中の電気・ガス設備安全対策の箇所で少し書かれております。建築物または電柱の倒壊等により、電線の切断や電気・ガス設備機器の損傷、あるいはガス管の折損等が出火または延焼拡大の要因につながることから、一般家庭・事業所における地震時の電気及びガスの遮断操作を推進するというように書いてございますので、ここでなんとかそういうのを想像させてはいただきますけれども、はっきりこうやって通電火災、あるいは感震ブレーカーというのを書いていただければ、やはり市民の皆さんもわかりやすいと思います。県のホームページにもそういうはっきりとは書いてございません。県のホームページを読みましても、電力の送電再開時に電力火災がないようにとかいうふうに書いてございますけれども、県の計画書じゃなくて、今度は私たちはレッドブックと言ってますけどもこの防災ハンドブックの中に、逃げる際は電気ブレーカーを落とすようにというのをイラストでわかりやすく書いてございます。こういうのは本市ではなんかされておられますか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 現在はそこまでの記述はありません。先ほど議員がおっしゃったように、建築物または電柱の倒壊等によりというかたちで、遮断操作を推進するというまでしか書いてありません。ガスの元栓をとめる行動については、地震の際は逃げる前に、地震がおさまったらガスの元栓は締めるというのは一般化しておりますけれども、なかなか電気ブレーカーを落とすというのは考え方についてはまだまだ浸透されていない状況でありますので、通電火災及び感震ブレーカーを含めて、市のほうでもこういった地域防災計画書などに記述していきながら周知をしていきたいと考えているところです。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) ぜひ、この通電火災あるいは感震ブレーカーというのを記述していただいて、よければこの県のホームページレッドブックみたいにわかりやすいイラストでも入れていただけたらと思います。 私たち防災士の全国のスキルアップ研修に行きますと、今一番関心が高いのがこの通電火災でございます。このスキルアップの研修に200人ほどの定員がございますけど即満杯になります。我々が熊本から行ってもなかなか席が取れないという状態で、やはり東南海地震、南海地震も想定している地域の方々は、やはり地震時の火災というのが一番怖いと思われるんでございます。 私たち黒石団地でも、先般住宅火災を経験いたしました。道が狭くて消防車も入れませんでして、消火するのに手間取ってしまいまして1件全焼してしまいましたが、幸い消防団や住民の皆様の必死の消火活動のおかげで、延焼はなんとか食いとめましたけども、これが熊本地震のときのような大きな災害のときに、同時多発で火が出たらと、また加えて水道管が破損して断水していたらと思うとぞっとするわけでございます。大きな災害といいますのは、先ほども申しましたように真備町みたいにさまざまな要因が重なって起こるから大規模になるわけでございます。私たちは平常時からその火災要因の一つ一つを潰していかねばなりません。まずは火事を出さないことでございます。その努力から、普段からやっておかねばなりません。この通電火災、感震ブレーカーなどの重要性は、市民の皆様に普段から丁寧にしつこく広報していくことが大事でございます。この感震ブレーカーって今4種類、大体大ざっぱに言いまして4種類ございます。もともと新築の住宅など、ブレーカーの中に付いているのがございます。ブレーカーの隣に付けるタイプもございます。それから、重りとかばねとかを利用してブレーカーを直接落とすというのもございます。それから、家の漏電を感知するシステムを利用して、コンセントに突き刺して、揺れたときには漏電していると思わせて停電させるという四つの種類がございまして、2,000円~数万円程度までというのがございますので、ぜひ市民の皆様に関心を持っていただいて、地震のときには火事を出さないという気持ちを持っていただきたいと思います。 それでは、(2)の地区防災計画の進捗について伺います。 現在の進捗を聞かせてください。 ○議長(坂本武人君) 中村総務部長。 ◎総務部長(中村公彦君) はい、お答えします。 昨年度28地区、本年度残り56地区の策定に着手しているところでございます。現在13地区の策定が終了しておりまして、残る71地区についても本年度策定予定でございます。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) それでは、②の過去の災害の記憶を、地区の先輩方のお話を聞いて地区の特性等を地区防災計画に生かすとされているがとありますが、これは去年の9月の議会で私が質問しまして、当時の坂本部長が答弁されたことでございます。「地域の方々とワークショップ、まち歩きなどを計画しておりまして、その中で地域の中のいろんな危険な地域とか特性とかそういったものを見ながら、そこに住んでいらっしゃる先輩方のいろんな話を聞きながら、そういった地区防災計画、そういったものを地区防災計画の中に取り入れていきたいというふうに考えるところであります」と答弁されました。私もこのように黒石団地の地区防災計画を職員の方からいただきまして、今度、自主防災組織の会議がございますけれども、大体このような感じの地区防災計画、どこも同じような感じで考えてよろしゅうございますか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 進め方としては、今言われたように地区と協議をしながら、まち歩きなどをして、地域の特性、危険箇所、そういったものをハザードマップをつくりまして、その中に入れ込んでいくというような手法で行っているところです。 一応その職員のほうにはひな形というのもおあげしておりまして、中心になってくるのはその地区その地区の特性というのが必要になってきます。合志市の中でも北部と南部のほうでは、やはり地域特性というのは違っておりまして、川がある、大きな山はないんですけれども、土砂災害警戒区域があるというようなところもあってさまざまです。そういうところ、災害が過去起きたところ、そういった川とか、あと土砂災害警戒区域があるようなところは、過去にやっぱり災害があったことも考えられますので、そういった先人のそういった経験あたりもその中に入れていけたらいいのかなと思っているところで、職員のほうもそういったかたちで進めているところです。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) この地域、黒石団地の地区防災計画の中に、地域の特性という項目がございます。地域、地区の特性でございます。私たちの自主防災組織の中でこういったものを話し合いを重ねながら、来年の4月の地区の総会で承認をいただくという段取りになるわけでございますけども、このワークショップ、あるいはまち歩きをしながら、この地区の特性の記述のところは変わるという認識でよろしゅうございますか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 当然、地域によっては特性も変わってきますので、記述は変わってくると思っております。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) こうやって市内全体の行政区で地区防災計画ができ上がってくるわけなんですけれども、先ほど申し上げました過去の災害の記録、市役所にはその28年前の台風の記録もございません。しかし、各家庭には当時の写真とかは残っているはずでございます。この地区防災計画の作成を通じて、各家庭にお声かけをしていただき、地区独自の災害アーカイブというのをつくっていただくのもよいのではないでしょうか。ゆくゆくはその地区防災計画の中の資料というのは市役所に一元化されまして、過去の記録が本当によみがえってくるというようなかたちになると思いますけれども、そこまでは考えていらっしゃいませんでしょうか、いかがでしょうか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 地区防災計画はその地区ごとでのやり方があります。各地区の個性ある独自の地区防災計画ができ上がってくるのを期待しているところであります。その地区防災計画でありますけども、今回作成してそれで終わりではなくて、地区のその後の、その地域ごとの独自の地区防災計画を修正して完成に近づけていくことがまた重要になってきますので、そこも含めて今後そういった各地域に眠るようなそういった災害の記録等もあれば、その中に地区と協力して入れ込んでいけるようなものをつくっていきたいと考えているところです。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) ぜひ、地区の防災計画をつくりながら、合志市全体の過去の災害の記憶のアーカイブというのもつくっていけたらなと私は思うわけでございます。 それでは、(4)の防災拠点センターの進捗及び指定避難所の防災機能についてを伺います。 この防災拠点センターの進捗を、どういう感じになっておりますか聞かせてください。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 現在計画では、設置が済んでおりますのが野々島防災拠点センター、それと合志市防災拠点センター、それと現在建設中であるのが黒石防災拠点センターというかたちになって計画を進めているところです。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) それでは、①の同センターの防災設備及び備蓄関係について伺うということでございます。この防災拠点センターにどのような防災機能があるのか。あるいはまた、この防災拠点センターにはどのような備蓄がされているのかを聞かせてください。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) まず、野々島防災拠点センターからになりますけれども、主な防災設備として避難スペース、それと非常用の発電設備、防災井戸、耐震性の貯水槽、備蓄倉庫、調理室等があります。合志市防災拠点センターは避難スペース、それと非常用発電設備、備蓄倉庫があります。市役所前に建設が終わっております防災広場は、車中泊スペースとして、そういった車中泊のスペースがあります。それと防災貯留型の仮設トイレ、それと備蓄倉庫、あとヘリポートになっております。現在建設中の黒石防災拠点センターにつきましては、これはまだ予定となっておりますけれども防災井戸、防災貯留型の仮設トイレ、Wi-Fi設備、非常用発電設備、防災倉庫となっております。 備蓄については、食料、水等は合志市の防災拠点センターの備蓄倉庫のほうに備蓄を行っておりますので、水、毛布などの備蓄を行っていっているところです。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) 防災拠点センターは3カ所で終わると聞いております。でしたら、他の地域の方が大変不安がられると思います。例えば泉ヶ丘市民センター須屋市民センター、あるいはみどり館など、市内24カ所の指定避難所に防災機能を持たせるお考えはないんでしょうか。いかがですか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 他の指定避難所になりますけども、一番重要になる避難スペースというのはもう既にあるということで、あとはそれに足りない停電の場合の明かりを取るための発電設備ですとか、あと必要な備蓄をそこの指定避難所の中で行えればそれでいいんですけども、そういったものがないようなところには、防災備蓄倉庫あたりも設置をしていく必要があるのかなと考えているところです。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) 先般、この一般質問で私は教育委員会のほうに何回か聞いたことがあります。文科省が平成24年の4月に調査しました避難所となる公立学校施設の防災機能に関する調査の結果についてということで、2回ぐらい質問をしたかと思いますけども、その中に防災機能としまして、1番目に防災備品倉庫は備えてあるか、2番目に耐震性貯水槽や井戸を整備してあるか、3番目に自家発電装置を保有しているか、4番目に通信設備はあるか、そして5番目に断水時のトイレを保有しているかでございます。この備蓄品、食料、電気、通信、断水時のトイレ、5大防災機能でございますけれども、これはやはりこの24カ所にはそれぞれに備えていったほうがいいと思いますけども、いかがでございましょうか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) まず、ご質問の防災備蓄倉庫についてですけれども、この防災備蓄倉庫については、ある程度今、7カ所ぐらいには防災備蓄倉庫を備えているところですので、先ほどお答えしましたように、残りのところにも、まず学校の体育館等にはなかなか備蓄しておくスペースというのが取れませんので、そういったところには備蓄倉庫も必要なのかと思っております。ただ、スペースの問題がありますので、その辺はまた学校等々と協議をしていかなければならないと思っているところです。 続きまして、耐震性の貯水槽や防災井戸等を整備しているかということですけれども、これに関しましては、現在のところは計画にはありません。備蓄の水等で、あと給水タンクですね、そういった給水車両あたりで対応したいと思っているところです。 あと自家発電装置を保有しているかということですけれども、防災拠点センターのほうにはそういった大型の自家発電機がありますけれども、ほかの指定避難所にはなかなか経費の問題、あとメンテナンス等の問題もありますので、そういった大型のものは、必要性も考えてあまりそういったものはコスト的にも不必要と思っているところもありますので、夜の停電時の明り取りにはなるぐらいのポータブルの発電機、それとランタンといいますか投光器ですね、そういったものを用意したいと思っているところです。 あと、通信設備を保有しているかということですけれども、先ほど申しましたようWi-Fi設備は8カ所にはありますけれどもほかのところにはありません。そのWi-Fiがある8カ所も含めまして、全指定避難所に災害用の特設公衆電話、NTTのほうが進めておりますけれども、こちらのほうをNTTとの協議で災害用特設公衆電話を全ての避難所に設置をしていく計画でおります。災害用特設公衆電話というのは、通常時は電話機を外してあって使うことはできませんけれども、災害時にはそこに保管してある電話機を使えば無償で使えるというような電話機になります。一般の電話よりもつながりやすいというものです。ただし、一方通行ですね、そこに電話をかけることはできませんけれども、そこからの発信はできるというような電話機になっております。 続きまして、断水時のトイレを保有しているかということですけれども、既設のトイレにビニール袋あたりをかぶせて、排泄が終わったあとに消臭剤、凝固剤等を入れて固めて廃棄する緊急用トイレの備蓄を進めているところです。今、8,500回ほどの備蓄はありますけれども、これもその計画していくと、到底合志市の人口には見合わない数字でありますので、こちらも備蓄を進めていかなければならないと思っております。あと貯留型のマンホールトイレは今1カ所ありますけれども、それとはまた別に、仮設のトイレですね、仮設トイレについて市内の業者と防災協定を結んで、仮設トイレを設置できるようにしているところです。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) 今、木永課長のお話は本当にびっくりすることばかりで、前回教育委員会に伺いましたときは、右田課長に伺いましたけども全くゼロだったですね、何もなかったですね。私も自分の新聞にそういうふうに書きまして、木永課長がおっしゃいましたところは、耐震性貯水槽だけはできてないと。あと4つは全部やるつもりだというようなことをおっしゃいました。非常にこれは心強いお言葉でございまして、一気に合志市は防災機能が上がったと言うことができると思います。熊本県でもまだ50%ぐらいの達成率でございましたから、非常に熊本の中でも防災の先進地であるということが言えると思います。 ただ、この2番目の耐震性貯水槽の件でございますけど、飲料水は、ほぼほぼペットボトルで備蓄を考えておられるということでよろしゅうございますか。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 緊急時に必要な避難をされた方に対してのすぐいる水としましては、ペットボトルでの備蓄を考えているところです。あと、各家庭の備蓄ということで、水の備蓄をお願いしますというかたちで啓発をしていきたいと考えているところです。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) 今回の熊本地震でも水が濁りまして、家庭の水が使えませんでした。このペットボトルの備蓄用の水といいますのは3年、長くて5年の賞味期限でございます。防災訓練のときに賞味期限前の水を、ペットボトルの水を市民の皆さんに配るわけでございますけれども、大変無駄が出ます。ごみにもなります。この耐震性の貯水槽は、普段は飲み水として循環させておき、災害時はその出と入りをとめて、市民の皆さんに良好な飲料水として提供できます。ペットボトル備蓄とは違い、初期投資は大変高くつきますけれども、ごみも出ませんし長い目で見れば大変合理的ではないんでしょうか。この件につきましては、総務常任委員会の行政評価の記述にも書いております。お考えを伺いたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 耐震性貯水槽というのが皆さんご存じかどうかというのがですね、耐震性貯水槽というのは、水道管を膨らませたような形で、地震があって揺れたときに電磁弁というのがシャットアウトされて、水がそのままたまってますので、横から水を水道の蛇口等で引き出せるというようなものが耐震性貯水槽といいます。この耐震性貯水槽につきましては、言われましたように設置工事等が高額であるということから、各避難所への導入は今のところ考えてはいないところです。しかし、先ほど申されましたように、ペットボトルというのは年数管理がかなり必要になってまいります。熊本市でも問題になっておりましたけれども、そういった年数管理が必要になってきます。それと保管する際に、縦に積んでいきますと重みで段ボールが荷崩れしてくる。地震で災害で揺れたときには、それが落ちてしまうと、変形して荷崩れを起こすこともあります。それとある程度広いスペースが必要になってきます。あと段ボールケースに入ってきますのでかなり重いと、重量についてもかなり重くなってくると思っておりますので、各家庭での備蓄を推進しながら、市のほうでは最小限の備蓄に努めたいとも思ってもおります。この耐震性の貯水槽についても、そういった無駄にならないというものもありますので、初期投資の件も考えて、トータルで長い目で見ながら検討していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) その点はよろしくお願いいたします。 それでは、(6)の児童虐待に移っていきたいと思います。 厚生労働省のまとめでは、全国の児童相談所が対応した児童虐待の件数は15万9,000件と、昨年度が13万件台でございましたから、2万件以上増加していることになります。その原因と本市の状況についてお伺いしたいと思います。お願いします。 ○議長(坂本武人君) 狩野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(狩野紀彦君) お答えをいたします。 本市における特徴につきましては、本市は平成30年度の虐待件数は一応123件ということで聞いております。本市における数字の特徴につきましては、全国的には子供の目の前で親が配偶者に暴力を振るうという面前DVを児童の心理的虐待として、警察が児童相談所に通告する事例が増加をいたしております。本市におきましてもその傾向が見られておりましたが、平成30年度においては、一応身体的虐待が増加しているような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) 児童虐待につきましては、たくさん質問を準備してきましたけども、時間がございませんから大事なところをちょっとお伺いします。 今年の2月に国のほうから児童虐待が疑われる事案に係る緊急点検についてというのが、教育委員会及び福祉部のほうにもいったかと思います。この緊急点検は、2月14日時点で2月1日から一日も登校していない児童生徒、登校登園していない児童生徒を、3月8日までに緊急点検して3月14日までに報告しなさいという依頼でございますけれども、本市においてはいかがだったんでしょうか。福祉部、教育委員会、両部局からお話をいただければと思います。 ○議長(坂本武人君) 狩野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(狩野紀彦君) お答えをいたします。 まず、健康福祉部での緊急点検の取り組みにつきましては、児童相談所において在宅で指導しております全ての虐待件数について、緊急点検については一応児童相談所が主となり、全ての安全確認が行われたところでございます。市町村につきましては独自で動くのではなく、必要に応じ、児童相談所に協力するというふうなかたちで終結をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) お答えします。 ただいまの調査期間中において、一度も登校していない児童生徒数ということで調査をしましたところ、小中学校合わせまして14人、内訳は小学生が2人、中学生が12人という数字が出ております。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 青山議員。 ◆9番(青山隆幸君) これは熊本県も非常に多い数字を出しております。一度も、その2週間に登校、登園していない生徒が2,110人、熊本県内にはおります。その内、面会できなかった子供さんが213人おられます。児童相談所と警察と情報共有したのがその中の57人、面会できた子供さんは1,897人で、その内情報共有したのが27人でございまして、非常に熊本県におきましても大変多い数字でございます。ですから、やはり本市におきましても人口が増えております、アンテナを幾重にも張り巡らせていただいて、児童虐待と思われる事案には各関係機関と情報を共有し合って、しっかりと対処をしていただきたいと思います。 これで一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(坂本武人君) これで青山隆幸議員の質問は終了しました。 ここで11時10分まで、暫時休憩いたします。                  午前11時00分 休憩                  午前11時10分 再開 ○議長(坂本武人君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これから、犬童正洋議員の質問を許します。 犬童議員。 犬童正洋議員の一般質問 ◆5番(犬童正洋君) おはようございます。議席番号5番、犬童正洋です。当選後、初めての質問であります。よろしくお願いいたします。いささか緊張しております。 まず、質問を始める前に一部訂正をいたします。質問事項の(1)の事項の「及び」から以降ですね。「及び地域見守りサポーターについて」というのがあるんですけど、「及び地域見守りサポーター」これを削除いたします。そして、次に質問の要旨の項で、⑤この内容を全部取り消します。以上で訂正事項は終わります。 それでは、本題に入ります。 最近国内において子供たちを巻き込む悲惨な事件や事故が多発しております。誠に残念なことですが、いつ、どこで、どのような事件、事故が発生するか、全く予測不可能な世の中になってしまいました。3年ぐらい前のことですが、菊陽ゆめタウンに100円均一ショップがあります。この店内外で刃物を振り回す男がおりまして、防災無線でも連絡があって、私はすぐ合志南口交差点のほうに出向いたんですけど、そのときに当時の藤井副市長も回ってこられました。ちょうど子供たちの下校のちょっと前だったんですね。だからもう慌てて行って、子供たちが帰って来ないかということで心配でですね。ただ、そのときはもう学校等は調整されていたと思います、子供が帰って来なかったからですね。ヘリとかも巡回して、多分4時ぐらいだったと思います、身柄が確保されたのがですね。だからまあそれを聞いて、安心して子供たちの見守りをした記憶がございます。 そういうことで、すぐ近くには南ヶ丘小学校があります。500メートルもないです。刃物を持って、包丁でも持って、南ヶ丘小学校のほうに走って行ったら、まず入るのは体育館の裏なんですね。正門まで行く必要はないんです、体育館の裏から入りやすいんですよ。だから、ああいう裏のところは施錠だけは絶対してもらいたいと思います。裏から入ったら職員室もわからない、もういきなり子供たちの教室に入っていくんですね。何をしでかすかわからないという状態になりかねないと思います。 そういうことで、このような中、子供たちの大切な命を守るための一助になればという私の思いから、学校内外における子供たちの安全確保をテーマとして、以下通告に基づき質問をいたします。 まず、(1)のセーフティパトロール関係年間事業内容についてですね。 6月末時点では1社との契約です、警備会社さんですね。約355万円だったと思います。以下、お尋ねいたします。 ①ですね。パトロールの範囲は市内全域なんでしょうか。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) お答えします。 パトロールの範囲につきましては、校区が広く自主防犯組織等のパトロールでは対応が困難である合志小学校区、西合志第一小学校区、西合志中央小学校区の3校区としております。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) はい、わかりました。 これに関連あることについては、あとでまた質問をいたします。 次、2番ですね。パトロールの時間帯及び方法、これは徒歩なのか車両なのか、自転車等も考えられるんですけど、その方法についてお答えください。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) はい、お答えします。 まず、パトロールの時間帯ですが、基本は小中学校の下校時間帯であります14時30分~18時30分までに、各校区1人、計3人で自転車または徒歩による通学路の巡回警備を行っております。 なお、時間につきましては、学校行事や短時間授業などにあわせまして、学校との打ち合わせにより適宜対応をしておるところであります。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) 今お答えいただいたんですけど、一部、3小学校ですね、これに限って行っているということで範囲が狭いような気がいたします。私が思うのは、私は杉並台に住んでいるんですけど、南部地区はものすごく多いんですね。学校の数はそんなにないんですけど、子供の数はものすごく多いです。見ていたら、朝は老人会と今の現職区長さん、元区長さん等が見守りをされていて、まあ安心できるような状態です。ただ、帰りですね、下校時間見ていたらほとんどおられないです。あそこの泉ヶ丘の上のほうですかね、あの辺は区長さんとかが迎えに行っておられるのを見ました。その他については見ておりません。だけん、下校中は、下校に対する見守りをちょっと強化していただけないかなと思います。これは答弁不要です。 それであと一つ、できればまあ先ほど自転車とか言われたんですけど、車両巡回として範囲を広めて抑止力を高めていただきたいと、このように思います。これは答弁不要です。 次、3つ目、巡回は一日何回を基準としていますかということで、これは先ほど聞きましたのでこれは省略いたします。 次、4番ですね。今後ほかの警備会社等の入札は予定しておられますか。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) はい、お答えします。 先ほど議員のほうからも少しお話があったと思いますが、セーフティパトロールの業務委託は、毎年年度初めに指名競争入札によって行っておりまして、契約もその年度当初に1回きりということになっております。なお、今年度は5社による入札ということで決定をしておるところです。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) 結果的には今1社ですけど、そのほかは予定はないということですよね。 そこであと一つお尋ねしますけれども、子供たちの安全を今以上に高めるということは非常に大事なことであると思います。警備会社をできたら1社追加をし、南部地区の下校時間の巡回を、パトロールの範囲を広げていただきたいと、そのように思いますけどどうでしょうか。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) はい、お答えします。 このセーフティパトロール事業は、平成16年度に旧西合志町において開始をされております。合併後は一旦市内全域に拡大して実施をしてまいりましたが、平成23年度からは現在の北部地域区域へ絞った警備範囲に変えております。これは、北部地域以外は住宅地が多く、校区の範囲も比較的狭いために人の目が届きやすいということから変更したものでございました。基本的な考え方は、今後もその考え方で本事業を継続していくところですので、今の時点では変更の予定はございません。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) わかりました、ありがとうございます。 じゃあ、次の(2)の質問にいきます。学校内への不法侵入者対処要領等についてということでお尋ねをいたします。 まず、①の対処要領のマニュアルは作成してあるんでしょうか。
    ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) はい、これにつきましては全校作成をしております。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) はい、わかりました。これについては、全部の学校に行くということはちょっと無理かもしれませんけど、学校に、それぞれの学校に行った際に、出向いた際に確認をさせていただきたいと思っております。 次、②の質問ですね。各小・中学校に配置してあるサスマタの本数は何本ですか。できれば1校あたりの本数でお答えいただいて、総数もできたら教えていただければと思います。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) はい、お答えします。 全体では45本になります。あとは学校によって本数が違いまして、少ない学校は2本、多い学校は9本と、その間でそれぞれに学校に配置をしております。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) はい、わかりました。 次、③ですね。1年間におけるサスマタ使用法の訓練の頻度は何回ぐらいでしょうか。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) はい、お答えします。 学校ではそれぞれ訓練を行っております。地震訓練、火災訓練、不審者の訓練、こういったものを学期に1回程度はやっております。お尋ねの不審者対応のサスマタ訓練ですが、これにつきましては不審者対応訓練、それとか職員の研修等で年に1回実施はしております。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) 今、年1回の訓練ということをお聞きいたしました。これで十分なのかということについては私もわかりません。できれば2~3年に1回、校長先生が何年勤務されるかわかりませんけど、校長先生の在任期間中に1回は警察に依頼をして、学童の先生たちも含めて一緒に警察の指導を仰ぐべきじゃないかなと思います。 それと、学校の特性に応じて、学校は同じ条件では建っていないと思います。場所も違うし、建物も違う場所でグラウンドも違うし。そういうことで、その立地条件に合わせた、その学校の特性に合わせて、警察のほうからご指導を受ける、そういうのが最も大切ではないかなと考えております。これは答弁不要です。 次、4番、④ですね。授業中の正門、裏門も含むですね、北門とかあるところがありますけど、この施錠状態はどのようになっておりますか。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) お答えします。 学校の門扉ということで、全学校に門扉は付けておりますが、授業中は門扉自体は閉めておりますけども、給食搬入や来校者の出入りがありますので、施錠までは行ってはおりません。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) なかなか難しい部分があると思います。父兄、業者さん、今言われたとおり出入りはあると思います。まあ難しい部分はあるんですけど、公にはやはり閉めているんだよということで見せてもらいたいと思います。やはり何か起こそうと考えている者は、必ずそういう状態も把握すると思います、事前にですね。だけん、簡単に、いつもあそこは門が開いていると、あの学校は門が開いているというふうに思わせないようにしていただきたいと思います。 最近の事件の例を申し上げますけど、京都のアニメ制作会社の放火殺人事件ですね、もう亡くなった方も全部名前が公表されました。ほとんど20代が多いですね。本当にもう残念です。こういう事件は二度と起こしてはいけません。事前になぜ防げなかったのかなと私は悔いが残るところです。 これを反省事項として、会社の社長はなんか話をされたと聞いてましたけど、いつもは玄関は鍵を閉めていると。たまたまそのときにお客さんが来る予定だったから開けていたということでした。事実はどうかわかりません。しかし、それがもし鍵が閉まっていたら、あの犯人はハンマーも持ってました。ハンマーで叩いて割っても、割ったらその音で、物音で社員が出てくるんですね。社員も男性社員もいっぱいいますので、ある程度対応ができて、もしかしたら被害ゼロまではいかないにしても、それに近かったんじゃないかなと私は思います。だから、これは初期のその設定というか、それがものすごく大事になると思います。 先ほど施錠まではという話があったんですけど、先ほどの例で申し上げたんですけど、裏門、誰からも見えにくい門ですね。これについてはできたら施錠していただきたいし、その門については業者さんとか、迷惑をかける分は父兄さんぐらいだと思います。父兄についてはその旨連絡をしていただければいいと思いますので、そのように徹底していただきたいと思います。これは答弁不要です。 次、(3)市保有の青パト車についてお尋ねいたします。 現在、朝の登校時は各地域のボランティアの方々の見守りにより助けられておりますが、下校時は不規則に帰るため、見守りが一部の地域を除き非常に少ないと思われます。先ほどから申し上げているとおりですね。 ①の質問ですね。現在市では青パト車を何台保有しておりますか。 ○議長(坂本武人君) 中村総務部長。 ◎総務部長(中村公彦君) はい、お答えします。 市で保有する白黒に塗り分けられた青パト車、これは1台でございます。そのほかに青色回転灯を装着できる車両が5台ございます。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) 関連質問ですけど、今ほか5台と言われたんですけど、この具体的にどの地域なんでしょうか、ほか5台は。 ○議長(坂本武人君) 中村総務部長。 ◎総務部長(中村公彦君) 今申しました青パト車1台、それから装着できる車両5台、いずれも市の車両ということで、車自体は庁舎にございます。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) 次、②にいきます。特に下校時見守り及び夕方薄暗い時間帯、特に部活後の小学生、中学生、特に中学生が自転車で帰ってきます。冬場はもう真っ暗です。そこの工業団地の入り口とかあの辺に立って見ていたら、群のほうは入り口なんかはもうすごく暗いんですね。入って右側は竹山なんですよ。聞いたら私有地でちょっと問題があるような私有地で、調整もちょっと難しいのかなと思っています。そういうことで、できるだけ子供が安心して帰れるように、そういう状態にしていただきたいと思います。 そういう意味で、見守りのために青パトを増車してもらえないかと、増車してもらって抑止力を高めていただきたいと思うんですけどどうでしょうか。 ○議長(坂本武人君) 中村総務部長。 ◎総務部長(中村公彦君) はい、お答えします。 毎月1日、10日、20日は午前7時から、それから夕方はほぼ毎日午後3時からパトロールを行っております。また、不審者情報等があれば重点的なパトロールも行っているところです。 それから、熊本北合志地区防犯協会連合会にも青パトが1台ありますので、重点的に合志市内のパトロールを依頼しております。 増車につきましては、現在のところ考えてはおりません。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) わかりました。将来的な構想も今言われたとおりだと思いますけど、できれば現時点で見守りによりカバーできていない地域ですね、これがもしあれば、それを行政のほうで探してというか、見つけてもらって、いい方策を考えていただきたいと思います。それについては増車というのも一つの方法だとは思いますけど、予算的な問題もあるんでしょうから、ほかの面でですね、例えば市民ボランティアを募るとか、そういうこともいい方法ではないかと思います。これは答弁不要です。 以上でこの3番まで終わります。 次、4番目の質問です、最後の質問になります。 4番目の登下校時の安全確保について、別紙、現地周辺図を参照してくださいということで、今お願いいたします。お手元に配ってあると思うんですけど、下手な周辺図であります、ご容赦ください。 まず、ここの武蔵野台の元気の森公園の東側、ここに地図には書いてないんですけど、南側にも30件ぐらいの新興住宅地があります。そことここの新興住宅地、高層マンションですね、ここの子供の話をいたします。南ヶ丘小学校区の武蔵野台北側地区の元気の森公園東側及び南側周辺に新興住宅地ができ、100名ぐらいの児童が通学しております。途中、道路横断の際、横断歩道もなく、また同じ時間帯には交通量も多く、安全上非常に危険な状況が続いております。現在は泉ヶ丘にお住いの高齢者の方が登校時見守りを続けておられますが、高齢者でありますのでいつまでも続くということはありません。そういうことで、一日も早い現場修復、改善が必要でありますので、周辺図の①~⑤までの現況を説明します。最後に、①~⑤までのそれぞれに対する市の見解をお伺いいたします。 まず、①からですね。①は2カ所書いております。北川土木様の横と下の西松屋のところですね。ここに2カ所書いておりますけど、1カ所は、西松屋のほうは横断歩道の表示は既にあります。ここだけは手押し式信号の設置をということでですね。それと北川土木様の横、①ですね。ここを主として子供たちが横断します。ここで子供たちが立っておりますけども、ほとんど停車する車はありません。私も何回か確認に行きました。それと、元ファミリーマートですか、あそこの信号で停車した場合は、車20台ぐらいマルキョウのほうに並びます。そしたら当然子供たちが横断する部分まで入ってくるんですね。そしたら子供たちが迷っているんですね。だから誰かがやっぱり誘導してあげないといけないという状況です。今の状況が続くのであれば、いつかはなんか事故でもあるんじゃないかなと非常に危惧しております。 今度は2番ですね。2番にいきます。2番は速度制限等の表示、30キロ以下とかこういう標識がありません。できたら速度表示、30キロ以下の標識ですね、標識を立てていただきたいと、これは簡単にはいかないと、公安委員会等を通じて調整しないといけないと思いますので、時間はかかるとは思います。あと、すぐできることがあります。菊陽町で今、頻繁に見かけますけど、スピード落とせと、7、80センチの看板があちこち立っています。あれは非常に効果があると私は思っています。こういうのを早くつくっていただいて、ここだけでなくて合志市内全域に危ないところ、スクールゾーン等で危ないところに立ててもらいたいと思います。電柱等にくくるようになっておるような状態ですね。だからあとは九州電力の許可を受ければ問題ないと思いますので。 次に、③の株式会社北川土木様から西松屋までの道路の路側帯白線ですね。これは両方もう消えかかっております。安全上の理由から、路側帯の両側の白線等の塗布が必要であります。できれば子供たちが歩くのは、北川土木様から右側ですね。西松屋を見て右側を子供たちは歩いていきますので、右側については青か緑のラインを引いていただきたいと思います。 次に④の北川土木様周辺、周辺というか横とすぐ反対側、マンションから出てきたところですね。ここが④、2カ所してますけど、止まれの表示、それと停止線、これが消えかかっています。止まれの三角形の逆三角形、あれはあります。だから表示を早めに描いていただいて、そうしないと元気の森公園のほうから来た車がなかなか止まらないんですよ。薄くなっているか見えないかも知れませんけど、ただ三角表示は見えているはずなんですけど、そういうことではっきり線も引いてあげて、子供たちの安全を早くつくっていただきたいと思います。 最後に⑤なんですけど、⑤は先ほど言いました北川土木様から西松屋に通じるこの道路ですね、これは幅員は4.4でちょっと狭いんですけど、ここをできれば通学時間帯、7時~8時、1時間ぐらいの一時通行規制を設置していただきたいと思います。これも警察等に申請しないとできないと思いますので、時間は要すると思いますけど、できたらそのように前に進めていただきたいと思います。 以上、5項目について①~⑤までについて、周辺住民及びご父兄の皆様からの切実なるお願いでもありますので、市の見解をお尋ねいたします。 ○議長(坂本武人君) 木永交通防災課長。 ◎交通防災課長(木永和博君) 今回の一般質問で質問されている、聞かれている内容につきましては、当該区の区民の皆様の総意を持って、当該区の要望として提出をいただきまして、内容を市で検討して、市で対応すべきものについては優先順位等を考慮しながら、また県や公安委員会等で対応するものについては、おのおのに上申する対応となっていきますので、このことを踏まえまして市の対応、事務の流れにつきまして、交通防災からは①、②、④、⑤まとめて答弁をさせていただきます。 まず、①の横断歩道の早期表示及び手押し式信号等の設置になります。横断歩道、信号機の設置については、議員も言われましたとおり公安委員会の所管になっております。 2番の速度制限、30キロ以下等の標識の設置、この件につきましては、既に30キロ以下の速度の制限については要望が当該区から上がっておりまして、公安委員会に上申をしているところであります。また、県道にもなりますので、警察と県で協議をされていると聞いております。スピード落とせ等の表示につきましては看板設置、この辺についても当該の区との検討が必要かと思っているところです。 4番につきましては、停止線及び止まれ表示の塗布ということであります。現在、ここにつきましては規制がされておりまして、停止線と止まれの表示になっております。消えかかっている表示の引き直しについても基本的には公安委員会の所管となっているところです。 5番、前記3の区間の一時通行規制ということです。時間通行規制に関しましても、公安委員会の所管になるところです。時間規制については、そこに住んでいらっしゃる方たちが不利益と感じられる方もいらっしゃいますので、要望等については近隣住民の方の深いご理解と、そこの地域での合意形成が重要となってくるところです。 いずれにしましても、交通問題につきましては地元の行政区、あと学校教育課、建設課等の関係課と、あと警察と協議を行いながら対策を考えていくところでございます。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 髙島都市建設部長。 ◎都市建設部長(髙島圭二君) 3番についてお答えいたします。3番の当該路線につきましては、市道建山5号線といいます。外側線及びカラー舗装については、現地調査を行い、適宜対応していきたいと考えております。 ○議長(坂本武人君) 犬童議員。 ◆5番(犬童正洋君) はい、ありがとうございました。 以上、大きくは4件について質問をいたしましたけど、本日からもう2学期も始まりました。大切な子供たちの安全を守るため、今後の行政の前向きな検討を期待をいたしまして、私の本日の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(坂本武人君) これで犬童正洋議員の質問は終了しました。 ここで暫時休憩いたします。午後の会議は午後1時から開きます。                  午前11時43分 休憩                  午後1時00分 再開 ○議長(坂本武人君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これから、濱元幸一郎議員の質問を許します。 濱元議員。 濱元幸一郎議員の一般質問 ◆12番(濱元幸一郎君) どうも皆さん、こんにちは。12番、日本共産党の濱元幸一郎です。市民の皆さんを代表しまして一般質問を行います。きょうは住宅政策、子育て支援、子供たちの遊び場の整備の3項目について質問をします。 まず始めに住宅政策、市営住宅の今後について質問をいたします。 きょうは3月に公表されましたこの合志市住宅マスタープランを踏まえて、執行部の見解をただしたいと思います。公営住宅につきましては、国の住宅政策の基本となる住生活基本法第14条で、国及び地方公共団体は、国民の居住の安定の確保が図られるよう、公営住宅及び災害を受けた地域の復興のために、必要な住宅の供給など、高齢者向けの賃貸住宅の供給の促進、そのほか必要な施策を講じるものとすると明記をしまして、国と地方公共団体が国民の居住の安定の確保のために、公営住宅の供給を行うことを定めております。 今、貧困と格差が広がる中で、低廉で安全な公営住宅の役割がますます大きくなっています。しかし、全国の公営住宅数は2005年度の219万戸をピークにして、2014年度は216万戸へと10年間で3万戸も減少をしております。また、全住宅に占める公営住宅の比率につきましては、2006年度4.06%から、2016年度は3.57%に下がっておりまして、政府や自治体が住宅政策への公的責任を後退させているということは重大であると思います。 そこで、まず始めに、合志市の市営住宅の管理戸数や、現在の入居世帯数など、合志市における市営住宅の現状についてお聞きしたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 髙島都市建設部長。 ◎都市建設部長(髙島圭二君) お答えいたします。 市営住宅の現状につきましては、現在、本市には18団地、76棟、297戸の市営住宅がございます。入居世帯としましては248世帯、590人が入居しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 現在、合志市には18団地、76棟、297戸、入居世帯は248世帯で590人の市民の方が入居をされているということであります。本市では、3月にこの合志市住宅マスタープランを作成をいたしました。今後の合志市における公営住宅をはじめとする各種の住宅政策を計画的に進めていく上での基本的な考えや施策を示すもので、これからの市営住宅のあり方、そして方針をまとめたものであります。この合志市住宅マスタープランの内容と、今後の市営住宅の方針についてお聞きしたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 髙島都市建設部長。 ◎都市建設部長(髙島圭二君) お答えいたします。 住宅マスタープランの内容と今後の方針についてですけれども、3月に策定いたしましたマスタープランは、本市の住生活に関する現状や将来予測を踏まえ、公営住宅をはじめとする各種の住宅政策を計画的に進めていく上で、基本的な考えと施策を示し、住生活の安定の確保及び向上の促進を図ることを目的としております。 まず、計画期間といたしましては、令和元年、本年からですけれども、令和10年までの10年間といたしております。 基本目標としまして掲げておることが、民間協働による多様な手法を活用した快適な住生活環境の形成を目指すと定めております。 また、基本方針として三つ定めております。第1に公的賃貸住宅建設促進及び入居支援の展開、二つ目に既存の住宅ストックを活用したまちづくり、三つ目に市営住宅の適正管理・維持の三つを定めております。 この下位の施策となる、施策の方針としまして6項目掲げております。まず第1に民間住宅市場の支援、2番目に住宅確保要配慮者に対する支援、3番目に安全・安心の住宅改善、4番目に空き家の利活用、5番目に市営住宅の管理、6番目に市営住宅の集約化を定めています。 また、施策を実施するための重点プランとして二つ掲げております。一つ目は、公的賃貸住宅支援プランとして、市営住宅や市営借り上げ住宅のほか、公的支援の民間主体の賃貸住宅の計画を検討してまいります。セーフティネットの整備の方向性としまして、市営住宅・県営住宅による対応、民間事業者による対応、福祉政策による対応などを行います。二つ目は、市営住宅集約建替プランを定めております。市営住宅の配置バランスや効率的な管理を考慮した集約建替について検討することを掲げております。 この重点プランの中で、長期的な公的賃貸ストック量の目標を設定し、将来の著しい困窮年収未満の世帯数推計の検討結果から、計画目標年の令和10年度におきます市営住宅の目標戸数を169戸に設定しております。既存住宅の維持管理、用途廃止を含めた場合、令和10年度では38戸の新規の市営住宅か民間事業者の公的賃貸住宅の整備が必要となるものでございます。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 今後の方針が詳しく示されました。重点プランもあわせて示されました。中身はさまざまありますけれども、その中でも私が今回注目したのは、令和元年~令和10年までの10年間で、現在の259戸の既存の市営住宅、そして特定公共賃貸住宅を維持管理で131戸、そして新規の市営住宅、あるいは民間事業者の公的賃貸住宅などで38戸確保して、計169戸まで集約をするという点であります。現在の259戸から169戸に集約をする、削減をするというのが、私が今回注目をした点であります。この計画では、市営住宅を削減するという方針でありますが、実際には合志市でこの市営住宅は足りているんでしょうか。私は大変疑問であります。 そこで伺います。この間の市営住宅への応募状況はどうなっているのでしょうか。詳しくお聞かください。 ○議長(坂本武人君) 髙島都市建設部長。 ◎都市建設部長(髙島圭二君) お答えいたします。 入居者の募集や応募の状況につきましては、平成25年度~29年度における募集戸数や応募数は、市営住宅では19戸の募集に対して116件の応募がございました。また、県営住宅では25戸の募集に対して129件の応募があっております。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) この間の募集状況について答弁がありました。この5年間で市営住宅では19戸の募集に対して応募が116件、県営住宅もあわせて述べていただきましたけれども、県営住宅は25戸に対して129件ですね。市営住宅に関しましては、実に6.1倍であります。この状況からも、私は率直に言って、市営住宅は削減できる状況にないのではないかと思います。10年後に169戸まで集約をすると。先ほどこのプランの内容説明のときに、その根拠が示されました。その根拠というのは、将来ストック量の推計という点で、国交省のストック推計プログラム、将来の著しい困窮年収未満の世帯数の推計というものを基に、そこに数字を当てはめていっただけであります。ここには、その市民の経済状態などの暮らしの実態というのは、私は反映されていないと思います。もちろん、この合志市の市営住宅への応募状況なども全く反映をされていないと。ですから、国のプログラムに基づいて算出をしたものですから、合志市の実態に合っていないのではないかと思います。 さらに詳しく見てみますと、合志市のプランでは75歳以上の高齢者の方については、老人ホーム、あと介護付き住宅への移り住みというものを前提としておりまして、対象からもう既に除いております。この点も私は本当に実態に合ったものなのかという点で大変疑問であります。いずれにしましても、この国交省のプログラムに当てはめて、10年後に公営住宅が必要な世帯として、県営住宅は130戸のまま、そして市営住宅は169戸、それを合わせて299戸しかないということです。市営住宅は90戸削減してもよいというのが今回の方針であります。具体的には、耐用年数未満の南原、御代志、サンひまわり合生、合志中央は、維持管理、長寿命化改善により活用をすると、これはいいことで活用することになりますが、栄住宅、合生住宅については、建て替えをして集約化すると。このプランの中では71戸、今合生と栄住宅でありますけども、それを二十数戸までだったかな、削減をするということにしております。そのほかの住宅については、現在入居者の方が全員退去となった住棟から順次用途廃止となっております。 そこで質問をします。この計画は、予定通りこのまま実施されてしまうのでしょうか。今後の計画の実施スケジュールなどについてお聞かせをください。 ○議長(坂本武人君) 髙島都市建設部長。 ◎都市建設部長(髙島圭二君) お答えいたします。 実施する場合のスケジュールはどうなるかというようなことですけれども、住宅マスタープランの下位計画でございます公営住宅の長寿命化計画見直し業務を現在発注しております。今年度中に計画を策定する予定ですので、この中にうたいこんでいくというところになります。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 今発注をかけていって、具体的には市営住宅のこの長寿命化計画を策定してから実施に踏み込んでいくということであります。 私は市民の暮らしの実態からも、この市営住宅、そして公営住宅の削減計画は再検討が必要ではないかと思います。そして、何よりもこういう計画を立てるとき、そしてこれから進めようとするときは、しっかりと市民の皆さんに周知をして説明をするということが大事だと思うんです。それはなぜかと言いますと、市営住宅を含めて公共施設というものは、全て市民の財産であります。行政だけで勝手に判断をするものではありません。私はこの合志市住宅マスタープランの内容を、市民の皆さんにもきちんと周知をして、説明をして、市民の皆さんの意見をしっかり聞くべきだと考えますが、その点の執行部の見解を求めたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 髙島都市建設部長。 ◎都市建設部長(髙島圭二君) 住宅マスタープランの策定にあたりましては、市民や入居者に対する事前説明は行っておりません。ですけど、策定後には合志市総合政策審議会へ報告を行い、市のホームページにも周知のために公表はしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 事業説明そのものはしていないと。ただ、総合政策審議会ではもう出して議論もしてもらったし、このマスタープランに関してはホームページで出してますよという答弁だと思います。非常に不十分ですね。私が言ったのは、要するにこの市営住宅を含めて、公共住宅というものは市民の財産なんだと、それに係わるやっぱり市営住宅の周辺の市民の皆さんなどにも、やっぱり住宅がなくなるわけですから、今お住まいの方が退去されたら、その住宅は順次廃止していくわけですから大きな課題でしょう、これは。そういった点では、ホームページで知らせるだけでは私は不十分だというふうに思います。しっかりと周知をしてほしいと。ホームページを見ている人はどれだけいますか。概要版とかもあるわけですから、しっかり回覧板とかさまざまなツールで、この方針を徹底してほしいと思います。 そして、ただお知らせするというだけではなくて、やっぱり市民の皆さんの意見にしっかり耳を傾ける姿勢が大切ではないかと思います。 先ほどのお話を聞きますと、住宅マスタープランがあります。さらにそのあとは具体化するために長寿命化計画をつくるということであります。それまでにはまだ住民の皆さんの意見を聞く機会は十分あると思うんですよね。そういった点もしっかり説明をして、市民の皆さんの意見を聞く機会を設けていただきたいと思います。 あと、もう1点、ちょっと最初聞き漏らしましたけれども、再度確認ですけれども、先ほどの応募状況を聞きましたが、この5年間で19戸の募集に対して、応募が116件の6.1倍ということでした。私、率直に言って、これはどう考えても足りてないと思います。この点、執行部としてはどう認識をされているんでしょうか。市民の皆さんの暮らしの実態から見て、市営住宅がそもそも足りていると思っているのでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 髙島都市建設部長。 ◎都市建設部長(髙島圭二君) お答えいたします。 市営住宅で不足する分につきましては、民間賃貸住宅などの公的支援を検討し、新しくつくることから賢く使うことへの転換を図っていきたいと考えております。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) ずっとこの質問を準備するにあたりまして、担当課の皆さんとも意見交換をするんですよ。打ち合わせもするんです、もちろん。そのときに僕が感じるのは、国の政策そのまんまなんですよね。先ほどの部長の答弁も、民間住宅の活用なども言われました。ただ、今は、先ほども言いましたけれども、貧困と格差の広がりの中で、安全で安心して住み続けられる住まいを失う人たちがあとを絶たないという状況があります。 民間住宅の話がありましたけれども、最近ではアパート建設大手のレオパレス21が、延焼を防ぐ天井裏の仕切り壁が設置されていないなどの手抜き工事をしている物件を1万7,000棟施工していたことがわかって社会問題になっております。これらの欠陥建物は、他の大手住宅メーカーでも発覚をしています。この問題は、単に住宅メーカーとか、建設会社の不正にとどまらない。安心して生活できる住宅の供給を専ら民間に任せてきた上に、任せてきた政府の住宅政策というものがもたらしたものではないかなと思います。ですから、改めてこの公営住宅の役割にしっかり光を当てるということが、私は今、合志市にとっても重要ではないかなと思っております。 全国的には公営住宅の応募の倍率は、全国で2006年度は応募倍率は9.6倍でした。2013年は6.6倍に下がっているんですよ。合志市はこの5年間で6.1倍です。私はまだ10年前であれば、もっと市営住宅の募集はもっと多かったんじゃないかなと思います。倍率ももっと高かったんじゃないかなと。ただ、その当時の状況を、正確なものを出してくれと言ったんですけど、なかなかもう10年も前の話ですので、しっかり正確な資料として残ってないということでしたので今回出してはもらえませんでしたが、私はこの下がった原因があると思っています。応募倍率が減少した要因は、2009年から実は入居収入基準が、それまでの月収20万円以下であったものを15万8,000円以下に4万2,000円も切り下げているんです。だから、それまでは募集に応募できていた人たちが、そもそも収入要件から外されていると、だから倍率が下がっているというふうに見ることができると思うんですね。ただ、入居基準をこれだけ引き下げても、合志市は6.1倍も倍率があるんですよ。私は市民の暮らしの実態を考えれば、本来であればもっと市営住宅等の公営住宅への入居希望はあると思います。今でも合志市は他市町、菊池市や菊陽町などと比べても、公営住宅の戸数は少ないほうであります。もう皆さんご存じですよね。現に私のもとには毎年、公営住宅、市営住宅や県営の須屋団地などの入居の相談や問い合わせなどが寄せられます。切実です。やっぱりニーズは高い。 そこで、市長に見解を求めておきたいと思いますが、今回の公営住宅の集約削減というものは、市北部に集中をしております。今、北部地域の活性化を進めようということで、土地利用計画なども進めておられますけれども、この政策と今回の住宅マスタープランの方針というものは矛盾するのではないかと私は思います。私は合志市の今後のまちづくりという点からも、合志小校区、西合志第一小校区という市北部の活性化という点からも、市営住宅は集約削減ではなくて、むしろ拡充こそ必要なのではないかと思います。また、災害が多発をしている中で、災害に備える公営住宅の建設、改善、整備こそ、今自治体が行うべきことではないかと思います。地域の活性化という点からも、市民の暮らしを支えるという点でも、災害に備えるという点でも、市営住宅の役割は大変大きいと思います。集約削減ではなく充実こそ必要ではないか。適切な長寿命化を図るとともに、公営住宅の質、量ともの改善のために、必要であれば建て替え、更新、増設も含めて、再度検討しなおすべきだと思いますが、市長の見解を求めたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 先ほど濱元議員のほうからいいお話がありまして、これは市営住宅も税金でつくっているんだから市民の財産ではないかというお話がありましたが、実際、今合志市の持ち家のパーセントからいけば、3分の2以上が持ち家ですよね。ということは、そこには関係のない人たちの税金を投入するということですから、言っておられることが少し私は違うと思うんですよね。理解を得て税金を納めていただいているということですから。この市営アパート、私は少し資料を見させていただいたんですが、200万円~300万円の所得の方々が最も市営住宅入っていただいております。ところが、持ち家となると、同じその所得の世帯層が最も持ち家を持っておられます、この合志市においてはですね。300万円から以上、400万円を超えると、こういった近くの方ですら50件ぐらい、今50世帯入っていただいているんですね。100万円未満の収入しかない、言うならば生活が苦しくて住宅も行くところがないという方々ですよね、当然。この方々が今30件なんですね。ということは、じゃあ今入っている人に出て行ってくれとは当然言えませんが、もう一つのデータで見ますとね、30年以上入っておられる方、50年近い方もおられますけども、30年以上で14.9%の方が今入っておられます。20年~30年で13.3%、10年~20年で30%、合わせると57%が入ってらっしゃるわけですよ。その中の幾ら所得があるかというのを詳細に見ているわけでは当然ありませんが、やはり一度入られるとやっぱりなかなか長くなるんですね。私はこれは住宅困窮者というのには二つ意味がありますよね。とりあえず今住むところがないという方々と所得はあるんだけどと。それとやっぱり公営でないとなかなか家賃が高くて民間には行けない、当然持ち家なんか持てないというような方々もおられるでしょう。ですから、一概にどれぐらいの数を合志市が必要かっていうのは、ちょっと私自身もプロではありませんので答えられませんが、ただ今言いましたように、いったん入ったらそこの権限のように長期で入っておられる方もおられるわけですよね。ですから、その同じ世代の方、同じ所得の方々が持ち家をとってやっぱり自立をされている方もおられるわけですよね。ですから、増やせばいいかということではなくて、やはり我々が支えるためには当面そこにお住まいいただいて、夢のマイホームを建てられる方々はしっかりと建てていく、そういったお手伝いもやっぱりしていかなきゃいけない、誘導もしていかないかん。一度入ったらそのまんまだというのも、少し私は見なければいけないんだろうというふうに思っています。ただ、出ていけとかっていうのは当然言えるものでもありませんし、言うつもりもありません。ですからそういうものも考えながら、ましてやそのちょうど同じ200万円~300万円、持ち家を一番持っていらっしゃる所得階層の方が、民間の借家、アパートに入っておられる、これも一番そこが実は多いんですね。ですから、こういった方々のところを、例えば我々が先ほど言いましたようにお借りして、そして家賃補助を出して使っていくという施策も、私はそれはそれであっていいと思いますよ。ちょうど同じ方々ですからね。ですから、あれもだめ、これもだめじゃなくて、やっぱりその計画を立てて、そしてやっぱり実態を見て、本当にお困りの方々がどうやったら優先的に入れるのか、その辺の配慮的なものもやっぱりあわせて検討していきながら、合志市民が安心して住める、そこを確保してあげるというのも、議員がご指摘の部分も必要であろうというふうに思いますが、ただ、じゃあどれだけ増やせばいいかという話と、それをそのまま受け取るということが今私にはできませんが、そういった意味で見直しを毎年毎年かけていきながら、やっぱり実態に合わせて。先ほど言ったように、私がある地域の団地の方々に聞きました。建て替えて、ここにまた入っていただくんだけども、どうしても今の住宅コストが高いもんだから、家賃がやっぱり10倍以上になりますが、どうされますかって言ったら、もう安くてもいい、古くてもいいから今のままでとおっしゃるんですが、じゃあそこの改修というのは、もうやっぱり相当の寿命がきているもんですから、ご迷惑をおかけしたり、雨漏りがひどかったりしているわけですね。ですからもう改修はやらなきゃいけないんですが、その維持管理費も先ほどおっしゃったように市民の税金でやっていくわけですから、やっぱりその整合性というのは一概に福祉だけの側面で見るのではなくて全体で私は見ていく。そういった両方の気持ちもあわせて、検討は、今回限りということではなくて、そのときそのときに合わせてやることはやぶさかではないというふうに思いますので、引き続きご提言のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 私もこの住宅政策は、市営住宅一辺倒ではありません。今言われましたように、若い人たちが例えば民間のアパートなどを借りるときに、自治体として家賃補助をするということもあると思います。そういうさまざまな住宅政策を展開していくことは私も大事だと思うんですね。ただ、私が最後強調したいのは、やっぱり公営住宅法の第3条に何と書いてあるかということです。地方公共団体は、常にその区域内の住宅事情に留意し、低額所得者の住宅不足を緩和するため、必要があると認めるときは公営住宅の供給を行わなければならないと書いてます。これは法律では、こういう自治体の役割がしっかりと明記をされているわけですね。だから、住宅政策の基本はやはり自治体が行うのであれば、公営住宅もしっかり大きな柱に据えながら、今言われたような家賃補助や改修への補助なども組み合わせてやっていくべきではなかろうかというふうに思います。ただ、だからといって公営住宅を手放せばいいということにはならないというのも私の考えですね。 それで、重い家賃負担で生活苦に陥っておられる低年金者の方々、私たちの周りにもいますよね。あと、若者の非正規化による低所得者、こういう人たちにとっては、やっぱり市営住宅の役割っていうのは重要になると思うんです。管理戸数をこれから随時見直していくということですけれども、やっぱり市民の暮らしの実態に即した市営住宅の供給を実現すべきではないのかなというふうに思いますので、そこはしっかり肝に据えて、今後の政策を展開していっていただきたいなというふうに思います。 これで、住宅政策については質問を終わります。 次に、子育て支援について質問をします。 もうこれまでに何度も取り上げた問題です。現在、合志市では中学3年生までの医療費無料化を実施して、保護者の皆さんからも大変喜ばれております。しかし、合志市内の医療機関では原則窓口無料化ですが、合志市外の医療機関を受診した場合は償還払いとなっております。私はこの間、一貫して県内どこの医療機関を受診をしても、子供の医療費は窓口無料化となるように制度改革を求めてまいりました。これまでも保護者の皆さんから寄せられる切実な声を紹介しながら、制度の拡充を要求してきたところであります。私は改めて子供たちが病気になったときに、休日や夜間でもどこの医療機関でも、お金の心配なく受診できる環境にするために、子供の医療費については、県内どこでも窓口無料化とするように求めるものであります。これまで再三要求をしてきましたが、既に菊池市や大津町、そして菊陽町でも、県内医療機関全てで子供の医療費を現物給付に切り替えております。合志市でももう踏み切るべき時期ではなかろうかと考えます。 そこで、この間の庁内における検討状況についてお聞きしておきたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 狩野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(狩野紀彦君) はい、お答えをいたします。 庁内での検討状況につきましては、子育て支援課でさまざまな方法等を研究をしてまいったところでございます。この議会の冒頭にも市長が御挨拶の中で申しましたとおり、今回の会計年度任用職員制度導入により市議会、九思会から業務委託の検討について提言書もいただいておりますので、検討を始めているところでございます。 以上、お答えいたします。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) あのですね、もう何を言っているんだという話ですよ。今の答弁、何なんだという話です。 私は、これまでの庁内での、この県内どこでも窓口無料化とすることへの検討状況を求めたんです。それなのにね、子育て支援課の中でさまざま検討したと言いながらね、検討状況を何も言わなかったですよ、今。なんか九思会から業務委託に関する、なんか今回会計年度任用職員制度の条例改正が出てますけれども、働き方がそういうかたちで変わるということで業務委託なども出てくるから、九思会からそういう提言もあったので検討したいです、とんでもない話ですね。私の質問に何も答えてない。改めて県内どこでも窓口無料化とすることへの庁内での検討状況を教えてください。子育て支援課としてさまざま検討したと今言ったでしょう。その中身を言ってください。 ○議長(坂本武人君) 狩野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(狩野紀彦君) はい、お答えをいたします。 担当課では、現状のメリット、デメリット、それと償還払いのメリット、デメリット、現状の分析、中でも償還払いの現状分析、それと社会保険診療報酬支払基金、国民健康保険団体連合会への委託料などの試算、それと国民健康保険補助金のカットの状況、熊本県内での委託の状況、それと今回議案で上がっております会計年度任用職員制度の導入による影響、例えば人件費や人員の確保、それと予算、スケジュール、注意事項など、さまざまな点からさまざまな方向から研究を行っているところでございます。このことを踏まえまして、市民サービスの向上と、受付など職員の負担軽減を目的とした一つの方法として検討を始めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 答弁を聞いていてですね、最初の私の1問目の答弁から非常に違和感を感じているんですよ。もちろんさまざまな検討の中で、今回の働き方の問題ですね。会計年度任用職員制度になるにあたって、これからの行政内部の効率化をどう図るかと、そういう点の中でこの県内どこでも現物給付化というものも検討すると。その一つの検討材料とするのはいいと思うんですよ、それは。ただ、この問題が起こる前から菊池市、大津町、菊陽町では、既に県内医療機関全てで現物給付にしているんですよ。その目的は、子供たちが経済的な理由で受診を控えることがないようにということであります。子供たちが安心して医療が受けられる環境を自治体としてつくろうと、そういう熱意のもとにこういう制度に、菊池市や大津町、菊陽町はできているわけです。今の答弁を聞いてますとね、やる方向なのかもしれないけれども、それが結果的に市民サービスの向上につながるということかもしれませんが、情けない気持ちになりました。子育て支援課が子供の貧困対策や、よりよい受診環境をどうつくり出すかということからではなくて、子育て支援の充実ということからでもなくて、この検討するきっかけが来年度からの非正規職員の方々の会計年度職員への制度移行だったということを聞いて、私は違和感を持ったところです。そこには子育て支援を充実しようという熱意が感じられません。合志市の感覚は大丈夫なんだろうかと、今の答弁、最初の答弁を聞いて心配になりました。 昨年もこの場で県の子供の生活実態調査の結果を踏まえて、子育て世帯の皆さんへの経済的な支援を抜本的に強めようという、その強める重要性を議論したばかりですよ。行政はもっと市民の皆さんの暮らしや子育て世帯の皆さんの苦労に心を寄せるべきじゃないでしょうか。 今後検討するとのことですけれども、市長、私は来年4月からでも、大至急制度改革を行って実施に踏み出すべきだと思いますけれども、見解を求めたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 私はいつも思いますが、どこかがやっているから必ず合志市はやれとか、いいことだからやるべきだとかという議論ばっかりやっていると、いつも言いますよね。職員もいいことはやりたいですよ、当然。ただし、そこに元となるものがやっぱり必要だと言っているんですね。ですからトータルで見て、やれる状況、やらなきゃいけない状況になったときにやっているわけですね。ですから、議論はしてますよ。議論はしているけど現実的にそこに予算をと言われたときには慎重になるのは、立場が変われば当たり前だと思いますよ。言えばいいという話じゃなくてやってますよ。子育て支援課は全然やってませんか、頑張ってやってるじゃないですか。ただ、償還か現物かということで、そのお金がそこにないときに、やっぱりその安心して行けるようにという濱元議員の指摘はわかってますよ。わかっているから、償還でもやっぱりそこに広げていこうとやって、そして今回はというような話をしているわけですね。人がやっているからといっても、じゃあ我々が進んでやっているところも、ほかの福祉の部分でもあるわけですね、社協と一緒になってやっているところはあるわけじゃないですか。そこは褒めないでしょう。 ◆12番(濱元幸一郎君) 褒めるところは褒めてますよ。 ◎市長(荒木義行君) 褒めてないですよ。 よそがやっているいいことだけをどんどん取り上げていくほど、私どもが頑張っていきたいところはやまやまです。しかし、現実的なもので一歩一歩と、やっぱり進めていきたいという気持ちはありますので、大丈夫かと言われるとその言葉に返せる言葉はありませんけれども、やっているのかとやっていないのかと言ったら頑張ってますよと、それは言い返せますよ。ですから、4月が云々ということじゃなくて、十分今検討してますから、まだ12月議会もありますからね、それまでに報告ができるように努力をいたしますのでお待ちをいただきたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) ぜひ期待しておきたいと思います。 私は先ほど2点言われました。2点というか、一つは、ほかがやっているから合志市もやれということですけど、これは、ほかがやっているからやれと私は最初言ってきたわけじゃないんですよ。これが今、市民の皆さんから寄せられる要望として非常に強いと。子供さんがやっぱりお金の心配なく病気になったときに、例えば夜間でも休日であっても、市外の病院でもお金の心配なく受診ができる環境をつくろうというのは、ほかがやっているからやれということで言ったわけではありません。あくまでも市民の皆さんの要望から、私は市政に対して要求を突き付けてきたということであります。 また、財源の問題を言われました。私は合志市には一歩一歩ということはよくわかりますが、子供の医療費無料化を拡充する予算あると思っております。平成30年度の決算を今回見てみました。年度末の財政調整基金の残高は34億円であります。特定目的基金を合わせると74億7,000万円であります。平成30年度の実質収支額を見ますと11億4,000万円であります。私はさまざま財政の資料も今回説明資料で見ましたけれども、合志市の財政力なら拡充ができると思います。 あと、もう一つは、これまでも何度も言ってますけれども、県の子供の医療費の助成に対する支援が非常に遅れているという点です。今、3歳未満なんですよ。これを就学前まで引き上げる。これだけでも数千万円合志市にお金が入ってくるんです。ぜひ、県に何度も言いますからいいですけど、県にぜひ意見を上げましょう。県の姿勢も変えていくということが非常に大事ではないかなと思います。 もう1点言わせてください。子供の医療費無料化は、子供たちや子育て世帯の方々の経済的支援にとどまらずに、早期発見、早期治療、命と健康を守る上でかけがえのない役割を果たしていると思います。またこれまで、医療費助成制度が過剰な受診の要因となるという意見もありました、実際。ただ、今年全国保健委員団体連合会という団体が調べたところによりますと、0歳~19歳が通院した際のレセプト件数、2002年~2017年の間、この間、子供の医療費助成制度は拡大拡大されていっているわけですよね。2002年~2017年までの間、対象年齢は拡大されました。しかし、レセプト件数は1,200万件前後で横ばいで推移しておりまして、過剰受診にはなっているとは言えません。逆に、私はここに注目しました。同じ年齢の時間外、夜間受診件数は、全国で2006年度、72万件だったものが、2017年度には52万8,000件まで減少をしております。ということは、子供の医療費無料化の拡充で、子供が早めに受診ができるようになって、病気の重症化が防止された結果と考えられます。これは長い目で見れば、子供の医療費無料化の拡充、子供たちがお金の心配なく病気になったら、すぐに受診ができる環境をつくることで、将来的には医療費の節減にもなるのではないかと思います。ぜひやってほしいと。ぜひ、子供の医療費は県内どこでも、窓口無料化となるよう求めておきたいと思います。 ちょっと時間がないので次にちょっと行かせてもらいますが、そのときに言ってください。 次に、ひとり親家庭の医療費助成制度について質問をしたいと思います。 このひとり親医療費助成制度は、合志市に居住するひとり親家庭のお父さん、またお母さんと児童、及び父母のいない児童を対象にして、子供が18歳に達する日以降の最初の3月31日まで、扶養している最年少の子供が二十歳になる誕生日の末日までを対象に、保険診療における一部負担金の3分の2を助成するという制度であります。1割の負担でひとり親世帯の方々は医療を受けられると。ただ、病院の窓口では一旦3割を支払って、そのあと申請をして3分の2が返ってくることになっております。要するに償還です。その一旦3割の負担が大変だということで、これまでこの制度も現物給付にして、ひとり親のお父さんやお母さんたちも、1割の負担で受診ができるように要求をしてまいりました。済みません、ほかの自治体を言って申し訳ありませんが、菊池市では既に実施をしております。改めて、このひとり親家庭の医療費助成制度、現物給付化を求めたいと思いますが、見解を求めます。 ○議長(坂本武人君) 狩野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(狩野紀彦君) お答えをいたします。 子ども医療費の現物給付に向けた取り組みにまず注力をいたしたいと思いますので、現時点ではひとり親家庭医療費の現物給付化の予定はいたしておりません。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) この問題で市長の見解もお聞きしたいと思っております。 6月に市長、本市で開催をされました菊池郡市ひとり親家庭福祉協議会の総会で荒木市長の挨拶を聞いたという方から、お話を伺う機会がありました。市長はその総会に参加をして、自分自身の境遇なども話されて、ひとり親家庭の方々にはできることは何でも力になりたいと挨拶をされたと聞きました。その挨拶を聞いた参加者の方は、とても心強く感じたということであります。私は何人かのシングルマザーの方々にお話を聞きました。皆さんひとり親ということで、自分に何かあったらいけないと、ご自身の健康は人一倍気にしている。しかし、何かあったときに病院にすぐに行けるかというと実際はそう簡単じゃないんだと、お金の心配があるんですということでした。昨年の県が実施した子どもの生活実態調査でも、ひとり親家庭では所得106万円を下回る貧困層の割合が、県では43.8%、そして合志市でも26.7%に上っております。シングルマザーの皆さん、もう今はシングルマザーだけじゃなくてお父さんも、シングルのお父さんも非正規雇用という方もいらっしゃいますから、1人で子育てをする人たちの経済的な苦労は大変なものだと思うんです。私も想像を絶すると思います。医療機関でこの3割の負担ではなくて、現物給付にして1割の負担になれば、経済的な心配も軽減されることになります。ぜひ市長、ひとり親家庭の医療費助成制度について、現物給付へと制度変更してほしいと思います。ほとんど財政はお金はかかりません。今もう既に償還払いで負担をしているわけですから、やろうと思えばわずかな予算でもできるんですよ。ぜひ市長、制度変更してほしいと、検討をしてほしいと思いますが、見解を求めたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 今、母子会の皆様方のご案内があれば、私はできる限り行くようにいたしております。境遇が同じで、そこの子供たちが今お金等の問題で自分の将来がねじ曲げられたりするようなこと、または、今はありませんけれどもね、かつてはひとり親とかいうと、お前は片親かといって就職でいろいろな疑問をぶつけられたことも経験上ありましたのでね。そういった子供たちは1人でもつくりたくないという思いは一緒です。ただ、現実的に今、そこのひとり親家庭の部分というのは私もまだ聞いておりませんので、もう一回精査をさせていただきますが、一つ一つ言えば、菊池市とか、濱元議員が必ずほかの地域の事例を出すんだけども、その地域の財政力というのがうちが上だ、下だということではなくて、全体のパイを見られればお分かりのように、貯金の額だって、使える起債だって全く違うわけですね。私が最もつらいのは、あと数年でこの熊本地震からの問題と、その前に決定をした学校の新設、この起債、こういったもので公債費率というのが今の倍以上になります。改めてそういった場合に、市民の方が優良な財政というのを安心して協力してくれてたのに、こんなにお金ばっかり使うんだったらというような不安になられたら困るなということがあって、今の基金というのは、本来学校をつくるためのものとして私は貯金をしてきたつもりでありましたけれども、やっぱり災害を経験すると、いざといったときに基金がなければ対応できないという反省から、起債というものに踏み切って借金を増やしているわけですけれども、こういったものを含めてトータルで見させてくださいというのは、やっぱり国保でも介護でも使っていない人たちの負担料を上げるというのは本当に私はつらいですよ。使っている方々からあれが足らん、不満が出る、このこともわからんでもありません。ですから、いろんな方々のご意見を聞きながら、いろんな施策、判断をしていきたいと思います。これは私が言った話から持ってこられましたので、こればっかしはお預かりをしておかなきゃならないのかなと思っておりますが、きょうはお答えは少し控えさせていただきます。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) ぜひですね、さまざまな検討課題もあるでしょうから、しっかり検討もしていただきたいと思いますけど、本当に困っておられますので、ぜひ前向きに実現ができるよう検討をいただきたいなというふうに思います。 もう時間がありませんけれども、最後の子供の遊び場の整備について質問をいたします。 ちょっと時間がありませんので、一括して聞くかもしれません。 この間、市民の方から、合志市には子供の遊び場、公園が少ないのではないかという声が寄せられます。私の住む須屋地区でも、人口がどんどん増えて、子供たちも増える中で、休日などに、あるいは学校が終わったあとに、のびのびと遊べる公園が不足をしているのではないかと感じています。ぜひ、合志市や須屋地区の公園の現状を述べていただきたいのと、私も世代ではありますが、子育て世代の方々から私に寄せられる声として、子供の遊びや公園が少ない。あと、休みの日は外になかなか遊びに行けないので、友達ともゲームばっかりしているんだと。だから、子供たちがもっと外でのびのびと遊べる、走り回れる、ボール遊びができる、そういう環境が必要じゃないかということをたびたび聞きます。ボール遊びができる公園も制限されておりますし、人口が増加している須屋では、やっぱり子供たちが安全に思い切り遊べる十分なスペースの、遊具も備わった公園等の整備が今必要じゃないかなと思うんです。6月議会で後藤修一議員のほうからも取り上げられましたけれども、ぜひ今後、須屋の浄化センター跡地の利活用なども検討されますので、ぜひこの機会に新しい子供たちの遊び場、公園や児童館などの確保、整備についても進めていただきたいと思いますが、見解を最後に求めたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 髙島都市建設部長。 ◎都市建設部長(髙島圭二君) お答えいたします。 まず最初に須屋地区の現状としましては、本市には大小含めて約190カ所の公園がございます。うち4分の1にあたる50カ所が須屋地区にはございます。また、須屋地区にある公園としましては、のびのび遊べるといいますか、代表的な公園としては妙泉寺公園がございますけれども、ご承知のとおりこの公園には複合遊具や、夏場につきましては子供が利用する親水公園などもございます。また、合志市よかとことこウォーキングのコース等にも指定され、小さいお子さんから高齢の方まで利用されているというような状況にあるかと思います。 現在の合志市の市民1人あたりの公園面積につきましては、都市公園法に示してあります標準面積を超えているというようなことで、現在は新たにつくる計画についてはございません。 また、議員がおっしゃられました須屋浄化センターの活用というようなことですけれども、現在、浄化センターの跡地につきましては、耐用年数が残る管理棟につきましては資材倉庫などとして活用しており、その他の処理施設については、解体を行い更地にしたあと、災害等に利用できる広場として公的活用するところで、現在国との協議を進められております。 このような状況ですので、現段階では未定というようなところでございます。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 今回初めて子供の遊び場の問題を取り上げましたので、初めて言って、すぐにやるということにはならないと思います。ですから、これからも何度かさまざまな角度から私も、この遊び場の確保については議会の中でも取り上げていきたいと思います。 きょうは、きょうの一般質問、これで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(坂本武人君) 暫時休憩します。                  午後1時58分 休憩                  午後2時26分 再開 ○議長(坂本武人君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これで濱元幸一郎議員の質問は終了しました。ここで2時35分まで休憩したいと思います。                  午後2時26分 休憩                  午後2時35分 再開 ○議長(坂本武人君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これから、坂本早苗議員の質問を許します。 坂本議員。 坂本早苗議員の一般質問 ◆14番(坂本早苗君) 14番、坂本早苗です。私の時間が随分遅くなってしまって、傍聴に来ていただいている方にはご迷惑をおかけしますが、どうぞ最後まで傍聴してください。それでは通告に従って質問をします。 まず、窓口業務についてお尋ねをいたします。その中のワンストップサービスについてお尋ねをいたします。 西合志庁舎と合志庁舎の統合により、平成30年に合志庁舎窓口のワンストップサービスに向けた改修が行われました。1階フロアには総合案内に加え、フロアマネージャーも配置され、市役所を訪れた市民の誘導がスムーズに行われているようです。また、専門のデザイナーが手がけただけあって、すっきりとモダンな色彩や窓口の状況、そして各課のサインもおしゃれなものになっています。利用する市民からは今回の改修について、また合志庁舎のワンストップサービスの形態について、どのような意見が寄せられているのかお答えください。 ○議長(坂本武人君) 澤田市民生活部長。 ◎市民生活部長(澤田勝矢君) はい、お答えします。 昨年の5月7日より、新しく合志庁舎1階フロアが改修されまして業務を開始しております。市民課に限って申し上げますと、市民の方からは、リニューアルされて明るくなり、職員の方の対応も大変よくなった。庁舎内がとてもきれいで気持ち良かった。雰囲気もよく、いろんなことが尋ねやすくなった。案内板があるのでわかりやすかったといったご意見をいただいておるところでございます。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) おおむね市民からは好評のようでとてもよかったと思います。ワンストップサービスをネットで調べると、一つの窓口で氏名など必要事項の記述や添付書類の取得を重複して行うことなく手続きが完了するとなっています。窓口へのスムーズな移行はできるようになっていますが、その先の窓口での手続きの煩雑さは解消できているのでしょうか。 最近よく話題になるのが、家族が亡くなったあとの手続きの煩雑さです。そのことでは先日、西日本新聞に菊池市、先ほどからなんか菊池のことがよく出てきますけれども、菊池市のおくやみネット運用開始の記事が記載されていました。それによると、菊池市役所では死亡届を受理したあと、死亡者の氏名、生年月日、住所などを市民課で入力して、高齢者支援課や関係するおよそ10課の共有フォルダに保存すると、死亡者の情報が反映された手続用の申請書類がほぼ自動的に作成される、そういう仕組みになっています。遺族は葬儀が終わったあと市役所に出向いて、住所、氏名などが印字された、もう最初から住所、氏名が書かれているそういう申請書類を受け取ることができ、あとの手続きがスムーズにできると紹介されていました。これはですね、市長がいつもお金がかかる話をされますけれども、これは市役所の職員が自分達でソフトをつくって始めたということで、このことについてはお金はかかっていない、市役所の職員の努力でやっていますというふうに、菊池市役所の職員からは聞きました。 本市では、住民が亡くなられた場合は、国民健康保険や国民年金など、手続きが必要なこと、必要になりそうな一覧表を今は渡すようになっています。以前に比べると、とても親切になっているとは思いますけれども、もう一歩進めて、印刷された申請書類の作成ができないか、このことについてお尋ねをいたします。 最近、もう書類を幾つも書くというのがとても私もおっくうになっていまして、そういうことが市役所のサービスとしてできたら、どんなに助かることかと思いましたので、このことについてお尋ねをいたします。 ○議長(坂本武人君) 澤田市民生活部長
    市民生活部長(澤田勝矢君) はい、お答えします。 まず、ワンストップ窓口ということですが、現在合志市では4つの窓口で業務を行っております。合志庁舎では庁舎1階フロアをワンストップ窓口と考えまして、ライフイベントに関する手続きは関係課をご案内をしております。また、西合志総合窓口課、それと須屋支所、それと泉ヶ丘支所につきましてはワンストップ窓口となっておるところでございます。 また、おくやみについての対応ということで、菊池市のおくやみネットにつきましては、承知をしているところではございます。本市におきましては、事前に電話でお問い合わせがあった場合には、必要な手続きを調べてご案内をしております。また、窓口へ来庁の際は、亡くなられた方の手続きに関して、資格等を確認し、合志庁舎では関係課をご案内をしております。西合志総合窓口課、それと須屋支所、泉ヶ丘支所につきましては、それぞれの窓口で手続きが完了するようになっております。また、窓口にはご遺族様用として、主な手続きのパンフレットを配置しており、亡くなられた方の資格等に応じてどの手続きが必要か、またどの窓口に行けばよいか、何を持参すればよいかなどがわかるようにしておるところではございます。 今後はライフイベントに関連する手続きの利便性を図るため、先進地の情報取得を行いまして、関係課と研究を重ねて、来年度中にはさらに進んだ利便性のあるやり方の方針を決定していきたいと考えておるところでございます。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 私も本当に以前に比べてとても親切に窓口の対応をしていただけてる、必要なところには誘導して、そちらのほうに連れて行ってくださる、そのことは合志市役所でもできてきていると思います。 ただ、先ほど菊池市の紹介をさせていただきましたけれども、その必要な住所とか名前とか、生年月日とか、もう同じことを何回も何回も書かなきゃいけないものが、最初からそれができている、死亡届を出した段階でそういう準備をしていただけるという、このことは本当にありがたいことだと思うので、それをぜひしていただきたいと思います。 菊池市では今後、転入転出の手続きについても同じようにできないかということで、今検討を始めているというふうに聞きました。合志市では来年度中には、もっとなんかすばらしいものができるということですけれども、こういうサービスっていうのは、住民の負担軽減だけではなくて、窓口の職員にとっても、一回一回ここに書いてください、こうしてください、ああしてくださいと説明しなくてもよくなるわけで、作業時間短縮につながってくると思います。本市では転入転出も多くて、やっぱりこれから離婚、結婚、死亡、いろんな手続きのワンストップサービスが本当に必要だと思うんですけれども、このことについてもう一度担当課のほうでのお答えをください。 ○議長(坂本武人君) 中嶋市民課長。 ◎市民課長(中嶋民智君) お答えをいたします。 先ほど部長のほうからも申し上げましたように、支所、西合志総合窓口についてはもう既にワンストップサービスということで、1カ所の窓口で全ての手続きが終了します。合志庁舎におきましては、ワンフロアでやっておりますけれども、先ほど最後に申し上げたように、今後いろんなライフイベントに合わせまして、いろんなベンダー(業者)からさまざまな手続きができるようなすばらしいものが出てきておるところでございますので、そういったものを勉強しながら、合志市に最も合うようなかたちで検討を進めていきたいと。 窓口につきましても、どこの窓口に行ってもそこで全てがわかるような、そういった窓口に今後できていけたらなというふうには思っております。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 私が要望していること、ワンストップサービスの中身がちょっと違うようで、どこかに行けばそこで全部いろんな手続きが済むときに、自分で一つ一つ書くのか、そこに行ったらただできるけれども、なんか書いたものがあるのかっていうそこの違いは大きいと思いますので、ぜひぜひ本人が書かなくても最初からそれがいろんな方面ででき上がるようなサービスの提供をぜひお願いをしたいと思います。 続きまして、手話通訳の設置事業についてお尋ねをいたします。 広報こうしの4月号に「合志庁舎に手話通訳者を配置します」という記事を見て、合志市役所でも手話通訳設置事業が始まったことを知りました。手話通訳派遣事業、それから手話通訳設置事業は、市町村必須事業になっていますけれども、利用者が少ないこともあってまだまだ実施していない自治体もあるようです。本市では今まで手話通訳の派遣事業を実施していましたが、この事業の内容と利用状況、また今年度から始まりました手話通訳設置事業の内容、利用状況についてお答えください。 ○議長(坂本武人君) 狩野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(狩野紀彦君) お答えをいたします。 今、議員からお尋ねがありました意思疎通支援者事業、これが同行支援事業ということでなっておりますが、聴覚障がい者に手話通訳者が同行支援する事業で、菊池圏域2市2町で、熊本県ろう者福祉協会へ業務委託を行っておるところでございます。本市における利用実績は、延べ件数で平成28年度が半日が55件、1日が5件、合計60件、平成29年度が半日が61件、1日が11件、合計の72件、平成30年度が半日はが89件、1日が24件、合計の113件となっております。 また、支援時の主な派遣用務先は、学校などの教育機関、病院などの医療機関となっておるところでございます。 それと、もう一つお尋ねの今年度4月から始まりました手話通訳設置事業につきましては、市役所の公共機関等に手話通訳者等を設置することにより、聴覚障がい者の方の意思疎通を円滑にし、もって聴覚障がい者等の社会生活上の利便及び社会福祉の向上を図ることにあります。障がい者差別解消法が平成28年4月1日に施行され、国及び地方公共団体の責務として、障がいを理由とする差別の解消の推進に関して、必要な施策を策定し、及びこれを実施しなければならないと定められており、障がいのある方に合理的な配慮を行うことなどを通じて、共生社会を実現することが目的でございますので、行政が担うべき役割が何かを検討し、手話通訳者の設置を決定したところでございます。 今年度4月から、熊本県ろう者福祉協会に委託をし、毎月第2・第4水曜日の9時~16時まで、手話通訳者1名を合志市役所に設置をしておるところでございます。 現在までの利用実績は、大体1日あたり1.3人の利用となりますが、きょうがちょうどその日でございました。午前中が2組、それと午後に現在のところで1組、合計3組の利用があっておるところでございます。 また、菊池圏域ではほかに大津町が実施をしているような状況でございます。 以上、お答えをいたします。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 手話通訳の設置事業が4月から始まっていますけれども、この新たな事業を始める準備をどのように進められてきたのでしょうか。職員に対する周知、あるいは一般市民、そして何よりも利用者に対する周知はどのように行われたのかお尋ねをいたします。 ○議長(坂本武人君) 狩野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(狩野紀彦君) お答えをいたします。 周知の方法としましては、広報こうし、平成31年の4月号、市ホームページに加えまして、熊本県ろう者福祉協会発行の機関紙「ゆずり葉」にも掲載をしてございます。また、再来月の発行の広報こうし10月号にも掲載する予定でございます。 以上、お答えをいたします。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 職員に対する周知もお尋ねしたんですけれども。というのが、この手話通訳者の方はいろんなことで市役所に来られると思うので、市民課の窓口だけではなくてほかの窓口に行かれることもあると思うんです。だから、職員の方たちが当然手話通訳者がいるということの認識がきちんとできていないと、それを、そのせっかくの制度を使うことができないと思うんです。なので、職員の共通理解ができているのかどうか。そして、私も広報こうしの小さな記事で初めて知ったんですけれども、もっともっと市民の方たちにもこういう制度が始まったということを知っていただいていいのではないかと思うので、そういう周知もできればしていただきたいと思います。職員に対する周知をお答えください。 ○議長(坂本武人君) 狩野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(狩野紀彦君) 済みません、失礼しました。 職員に対する周知につきましては、庁舎内のネットというか、掲示板がございますので、そちらに掲示をして周知をいたしているところでございます。 それと、ろう者の方、結構うちにお見えいただく、福祉課のほうにまず最初にお見えいただく場合が非常に多ございますので、その点はご利用で非常に、ご本人さんたち、うちで今5組が主に利用されている方が多いかと思いますが、その方たちにもちゃんと周知を図っているところでございます。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 職員に対する周知をネットだけっていうのはちょっと足りないんじゃないかなと思います。やっぱり口頭で、それぞれの担当課の打ち合わせや会議等あるでしょうから、その中で4月からはこういう制度が始まりますという、そういう周知が必要ではないかなと思いますので、このことについては改めて徹底していただきたいと思います。よろしくお願いします。 手話通訳者の方は月2回、午前9時から午後4時まで、きょうこの水曜日がその日で、庁舎の玄関から入ってすぐの相談室に待機していらっしゃいます。先ほどからお話のように、今はまだ利用者も少なくて、通訳者の方は利用者を待っている時間が大部分だと思います。ずっと待っているだけの時間になってしまうと思うので、せっかく来てくださっている通訳者の方を、もう少し活用する方法はないかと思うんですけれども、できれば閉じこもりがちの聴覚障がいの方たちに呼びかけて、きょうとこの日とこの日は、手話通訳者の方が来ていらっしゃるのでお話に来ませんかという、そういう手話通訳者と会話をする場所づくりなどにできないか、そういうことの検討はされたのかどうかお尋ねをいたします。 ○議長(坂本武人君) 狩野健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(狩野紀彦君) はい、お答えをいたします。 手話通訳者の設置事業につきましては、本年度開始したばかりのサービスでございますので、現時点ではちょっと別のサービスへの波及は今のところ考えていない状況でございます。ただ、午前中、きょうお見えいただいている状況を見ておりますと、手話通訳の場合につきましては、やはり時間がかかるというふうな状況もございます。午前中、2組の方お見えいただきましたが、あとの方は座ってお待ちになっているような状況でもございますので、またそういう状況を見ながら、いろんな方向ができるのかどうか、またそこはいろいろな状況を見て確認をしていきたいというふうに考えます。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 手話通訳者の方の委託をしてきていただいていて、いろんなことをしていただくわけには、もう限られた仕事だけということをお聞きしてますので、いろんな健常者の方に教えるとかっていうことはできないそうですので、うまく時間を使って、聴覚障がい者の方たちの役に立つようなものになっていただければありがたいなと思います。 続きまして、教員不足についてお尋ねをいたします。数年前から教員不足の新聞記事を見かけるようになりました。合志市の学校でも教員不足が起こっていると本年聞いて驚きました。今年度は特に県内各地で教員不足が深刻となり、非正規雇用の臨時採用の先生さえ集まらないと聞きます。今までも教員の長時間労働や安全衛生委員会の設置など一般質問で取り上げてきましたが、働く環境がどんどん悪くなっているのでしょうか。合志市の小中学校の教員不足の現状と原因についてお答えください。 ○議長(坂本武人君) 松岡教育審議員。 ◎教育審議員(松岡隆恭君) お答えをいたします。 昨年度は、合志市内の小中学校で臨時的任用教職員が配置できていない学校が1校、1名ありました。本年度は、8月に入って新たに2名の臨時的任用職員が見つかっておりますけども、現在も9名の不足が解消できておりません。この不足によって、学校で授業が成立できないということはありませんが、各学校では少人数指導や専科指導、特別支援学級等の加配が配置できないために、担任が単独で授業を行うということで、不足を補う対応をしております。 このように、教職員が不足するという状況は、先ほどありましたけども合志市だけでなく、全県的な問題となっております。なお、その原因としましては、教職員を目指そうとする人材が減少してきていることがあげられます。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 富山市では、教員不足のため今年4月の始業式に担任が決まらない学校があったというのがニュースで流れていました。そして、教員不足のために教頭先生が授業をしているという話は幾つか耳に入ってきています。今、合志市では少人数学級や専科等の対応ができてないというお話でした。8月には2名確保できたということですけれども、まだ今9名足りないわけで、きのうの話でも病欠等の先生たちが随分数多くいらっしゃるということで、まだまだ深刻な状況が続くのではないかと思われますけれども、このことについて合志市ではどのように対応しようと思ってらっしゃるのかお尋ねをいたします。 ○議長(坂本武人君) 松岡教育審議員。 ◎教育審議員(松岡隆恭君) お答えいたします。 まず、県教育委員会教育事務所をとおしまして、県の教育委員会とは常に連携をして、情報を共有しながら臨時的任用教職員の確保に努めております。 また、休眠中の教員免許保持者への臨時免許状の授与等で、採用のための条件緩和ということにも県としては取り組んでいただいているところです。 本市教育委員会事務局としましても、市職の学校教育活動指導員をはじめ、教員免許を持った方々には、それぞれ個別に声かけ等をしております。 また、各学校でも多方面から情報を集めて、1人でも配置できるように取り組みをしているところでございます。 さらに、例えば退職校長会等の会合でも本市の現状をお伝えしながら、教員免許を持った方の情報収集を行っているところです。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 教員採用というのは県の仕事ですけれども、困るのは現場というか、市町村の学校です。教員不足のこの現状が来年度も続くのかどうか、そのことについての予測についてお聞かせください。 ○議長(坂本武人君) 松岡教育審議員。 ◎教育審議員(松岡隆恭君) お答えいたします。 先ほどお話をしましたけども、昨年度は1名の不足でしたけれども、本年度、現時点で9名不足をしているという状況にあります。この状況というのは大変厳しい状況でありますし、現場にさまざまな支障がどうしても出ておりますので、県のほうには現状を訴えて、次年度の改善ということで配置が滞ることがないように要望を続けているところでございます。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 県が正規の教員を増やすことが一番大事なことで、そのことが解決の道だと思います。ただ、現実問題として合志市の中で何か努力ができないかと考えたときに、合志市は転入者が多くて、教員免許を持っている方、転入して来られる方の中で教員免許を持っている方、いろいろいらっしゃるんじゃないかと思います。転勤のために一時的に教えることを辞めていらっしゃる方とかもいると思いますし、今回も教員不足ということがなかなか表に出ていません。もっともっとやっぱり教員不足ということを、一般市民にも投げかけて、積極的に人材の掘り起しをしてはどうかと思うんです。これだけ足りないということがわかれば、ちょっと協力しようかとか、やってみてもいいなと思う人もいるんじゃないかと思うので、こういうことは隠さないでどんどん表に出して積極的な人材発掘をしたらどうかと思うんですけど、このことについてどう思われますか。 ○議長(坂本武人君) 中島教育長。 ◎教育長(中島栄治君) お答えいたします。 全く私もそのとおりでありまして、教員免許状を持っているけども、教職に就かれてない方、この方はもうたくさんいらっしゃると思います。一つは、この場をお借りしてもその皆様方にご協力を仰ぎたいというのが本音であります。 さらに、先ほどおっしゃいましたとおり、次年度からのことや先のことも考えたところで、まずこの合志市で働きたいという教職員、こういった先生方を育てるというか、先生方の数を増やすという意味でも、教育委員会としましても、しっかりと学力向上を目指して、子供さんや親さんたちとしっかり向かい合った、地についた教育ができる、そういった制度についての検討も教育委員会としても今後進めてまいりまして、そういった方がいらっしゃったときに、ぜひ合志市で教師がしたいというふうにおっしゃっていただけるように頑張りたいと思います。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 私の年代ぐらいだと教員免許を持っている人、あの人もあの人もと思いつくんですけど、若い人になるとなかなかそれがありません。そういう意味では、今、小・中・高・大の保護者の方たちが対象になると思うので、若い人たち、特に合志市は若い人たちの転入が多いので、そういう人たちに働きかけることができれば、人材確保ができるのではないかと思いますので、ぜひぜひ、そのことをお願いをいたします。 続いて、学校給食についてお尋ねをいたします。 調理員不足の現状について、6月議会の補正予算その中に、学校給食米飯購入差額補助金という今まで聞いたことのない補助金に疑問を持って、その内容について質疑をした結果、驚くようなことが判明しました。学校給食の調理員が足りないために、給食のご飯を炊くことができないので、西合志南小学校、西合志中央小学校、西合志東小学校の3校は、外部から炊きあがったご飯を運んでもらっていると。そして、ご飯とお米の差額金額が、5月~3月までの見込みで1,000万6,000円になるという答弁がありました。本当にびっくりです。広報で調理員を募集しているというのは知っていましたけれども、ここまで深刻な状況になっていることは知らされていませんでした。4月当初は合志市全体で13名の調理員が不足していると報告されましたけれども、現在の状況はどうなっているのでしょうか。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) お答えします。 今お話がありましたように、6月の議会で米飯の購入の補助金の提案をしました。内情はもう既にご承知だと思いますけれども、現状の調理員につきましては、4月の当初の時点で13人の不足ということで、それもご承知だろうと思います。そのあと募集をかけまして、8月の1日の時点では、8人の不足ということで、幾分か改善はされてきております。その後、実質的には8人の不足なんですが、米飯を購入することによりまして、6人の調理員の人的な余剰というのが発生をしてきております。よって、実質的な不足としましては2名ということになっております。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 8名不足なんだけれども、ご飯を購入しているので6名分はそれで賄えるということで、実質2名が不足。米飯が手間がかかるということで、ご飯の委託をしていますけれども、米飯のことだけではなくてパン食のときにも調理員不足に変わりはありません。給食の現場では調理員不足にどのように対応してきていたのか。最近はアレルギー食の子供も増えて、きめ細やかな対応が求められています。調理員不足で本当に安全安心な給食が提供できるのでしょうか。このことにお答えください。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) お答えします。 これまで何度かお話をしてきましたけれども、平成30年度において非常勤調理員の退職がありまして、それとあわせまして募集をしても応募が全くない状況が平成30年度は重なりました。そういうことで人員不足というのが顕著にあったところであります。そのことによって、今年度、令和元年度からは賃金の見直しを行い、ハローワークや市のホームページ、広報紙等で募集を行い、5月末に2人の採用、6月末に4人の採用、7月中旬頃でしたけれども1人の採用ができたということで、合計7人の人員補充にはつながっております。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 私が最後に聞いたのは、調理員不足の中で安全・安心な給食が提供できるのか、本当に自信を持って安全と言えるのか、そのことをお尋ねしたいと思います。 と言いますのが、やっぱり旧合志町は以前から給食センターでした。できるだけ手作りのものを子供たちに食べさせたいと、本当に栄養士さん、調理員さんの努力で、コロッケだとかハンバーグだとかそういう手のかかるものも手作りのものが提供されていました。旧西合志町は自校方式、熱心な調理員さんたちに支えられて、県内でもおいしい給食だと評判でした。今、給食はいくらでも手をかけない、手を抜くという言い方はよくないですね。手をかけないでもできます。例えば、子供の大好きなカレーですけれども、以前はカレーのスパイスから手作りをしてやってました。そしてカレールーを使うということでもカレーはできますし、あるいは今は玉ねぎ、にんじん、じゃがいもをカットしたもの、最初からカットしたものを使って作ることもできます。あるいは、もっと言えば、最初からでき上がったものが袋に入っているレトルトのカレーっていうのも使うことができます。じゃあ、どこが違うのか、何が違うのかと言うと、最初から手作りするものは添加物が少ないということです。安全性には幅があります。今の学校給食の中の安全は、最低基準を満たしている、でも最低基準を満たすだけでいいのか、できるだけ安全なものを子供たちには食べさせたいと、今まで給食に携わる方たちは誇りを持って頑張ってこられました。 しかしながら、給食はその思いだけでは安全なものを作ることができません。やっぱり人の数がいります。調理員の数が足りてこそ、本当に安全で安心なものができると思います。今の現状を見ていると、そこがとても私は心配です。 このことについて、教育長さんのお考えを求めます。 ○議長(坂本武人君) 中島教育長。 ◎教育長(中島栄治君) お答えいたします。 私が一番本当に心配しているところが今そこです。おっしゃるとおり、給食に関して大切なのは、やはり安心・安全であり、そしてそれを安定的に供給していただけるか。調理員さんのお話がありましたけど、私も現場にいたときに、調理員さんたちのお話を聞きました。どういったことかと言うと、きょうはどこどこ学校が2人お休みなので、うちから1人交代で行きますと、そういった現場での調理員さんたちの努力があります。栄養士さんたちもそういった情報を持ちながら、きょうはここの学校がどうしても足りない、または病気でお休みだからというような長期のお休みがあることもあります。本当に調理員さん方の努力によって支えられています。それはじゃあ、本当にそれが安定で安心かと言われたときには、皆さんの普段の努力によって、その安心であり安全、そして安定というのが支えられています。でも、これを私たちもいつまでもそれにお願いしてというか、それにすがってしていくわけにはいかないというふうなことでは考えております。ただ、今調理員が不足しているという現実、これをどうやって確保すればいいかということに関しては、一つ一つ精査しなければいけないというふうに思っています。 おっしゃっていただいている給食に関しては、私も安全・安心、そして安定のもう一つの要素がやはりプラスアルファとして、そこに地産地消であったり、人の思いや心が子供たちに伝わること、子供たちも給食によって食というものを学び、そして感謝の気持ちを持つようなこと、そういった教育の要素というのが損なわれないように取り組みを進めていきたいと思います。 ただ、現実にそういったマンパワーの不足ということに関しては、やはり真剣に向き合わざるを得ないというのが現状です。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 6月に給食のことを尋ねたときに、このご飯を外部委託していることを保護者に知らせていますかと尋ねたときに、1校だけ知らせていると、あとは知らせてないということでした。ただ、その1校の知らせ方は、給食の献立表の一番下のところに小さい字で「5月からご飯は業者委託となります」この1行だけでした。 私は、もっともっと保護者に協力を求めるということをしてもいいのではないかなと思います。子供が学校に行くようになると、仕事を始めようかと、専業主婦の方はこれから仕事を始めようって思われる方もいらっしゃるんですよね。学校給食の調理員はフルタイムで仕事をしたい人にはとても不利なんです。というのが、長期の夏休みの休暇だとか、冬休み、春休みがありますのでその間は仕事がありません。でも、逆に子供と一緒に夏休みとか冬休み、春休みを過ごしたい、そういう保護者にとっては、この給食の仕事っていうのは逆に好都合だと思うんですよ。土日をはじめ、休暇を一緒に子供と休めるわけですから。こういう子供と一緒に休める仕事っていうのはほかにはあまりないと思います。 一つ問題は、やっぱり簡単に休めないというのが、今の調理員さんの中にはあって、本当に今いっぱいいっぱいでやっているので、自分が休むと給食ができなくなるんじゃないかと思って心配で、簡単に休むこともできないって、そういう話を聞くこともあります。そういう意味では、これから仕事をしたい、子供が小学校ぐらいのお母さんたちは、少し休みが取りやすい、そういう環境じゃないと働きにくいと思います。 そしてもう一つは扶養家族の問題等もありますので、もっと言えば、仕事時間は長くないほうがいいわけですよね。そういう条件をつけて探す。働きたい人の側に立った採用方法を考えるという、そういう採用の仕方で調理員さんを探すと私はいらっしゃると思うんです。市役所の側からできるだけ少ない人数で採用したい、できるだけフルタイムで仕事をしてほしい、そういう条件ならなかなか探せないかもしれないけれども、働きたい人が働きやすい環境で探すと探せるんじゃないかなと思いますけど、このことについてどう思われますか。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) お答えします。 ある点はおっしゃるとおりだと思います。ただ、そういういろんな方々がいらっしゃって、時間内はこれ、何時から何時までとか、そういうそれぞれ事情があられるということで、それぞれちっちゃく分けることも考えたことがあります、指示をしたことがあります、センターのほうにですね。ただ、現実的にはなかなかそういう個人個人に合わせることは難しいというようなことも聞いたことがあります。ただ、今おっしゃるように、細かく分けなくても大まかな区分けぐらいはできるんじゃないかなと私自身も思っていますので、勤務時間のパターンを増やすというようなことについては、再度検討していきたいという具合に思っております。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 実はよその給食センターの栄養士さんにお尋ねしたときに、調理員不足にどんなふうに対応されてますかって聞いたら、やっぱり献立を見直す、1品ちょっと減らすことも考えなきゃいけない、あるいは冷凍食品やレトルト食品をもう増やしてきていますというお話を聞きました。レトルトや冷凍食品が増えれば食費が上がるんですよね。どうしてもコストが高くなります。手作りのほうが安くできます。今回、米飯の購入差額補助金が約1,000万円でした。それに対して減額された人件費、7名分で約760万円、補正予算で減額をされています。簡単に比べてみると、ご飯を炊いて持ってきてもらうために1,000万円使って、その人件費が760万円、言ってみれば240万円人件費のほうが安いんですよね。だから米飯を購入、でき上がったご飯を購入するよりも、人材確保をきちんとしたほうが経済的にも安くつく、私は逆にお金がかかるのかなと思ったら、人件費のほうが安いというそういう状況が出てました。人材確保をすれば、それが何よりも子供たちの安全を守ることにもなりますし、調理員の配置をする、時間を区切ってやるのは大変だと思いますけれども、私はこれは経済的にも有効ですし、子供たちのためにもなることですので、ぜひぜひこのことについては力を入れてやっていただきたいと思います。 最後に、私は市長のお考えをお聞きして終わりたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 総括ということなんでしょうね。 先ほどワンストップサービスの話がありましたね。私も勉強だなと思って、今副市長からも、また現場の者からも聞いたらですね、やっぱりおくやみ、亡くなられたあとっていうのは、形式でいけば紙1枚にまとめて、はい埋めてくださいという作業で終わるのかもしれません。ところが、亡くなられて初めて対応する、または考えなきゃいけないことがあると、やっぱり税務は税務課、福祉は福祉課、高齢は高齢者支援課と、こういったところに行って、それぞれの家の問題、また外には言えない悩み、お持ちだそうですね。ですから、うちのコンシェルジュじゃありませんけれども、フロアマネージャーが市民課で、法律もしょっちゅう変わっているもんですから、そこでやっぱり専門的な知見として聞くという作業も、これは配慮ということになりますので、一概にペーパーを簡単につくったから、それで相手がわかるかというとわからないということがあって、あえて勉強はしているんだけども、今はそのほうがいいのかどうかも検証しながら、ずっと回っているということを聞きましたので、そこだけは宣伝しておいてくれとこういうことでございましたから、お伝えをしておきたいと思います。 今、人の問題がありました。私も最初この話がきたときに、足りないからと言って来られたんですね。だったら原因は何やって言ったら、いろんなことがありました。それはやっぱり保護者間でのお話を集めてくれんかと言うと、今の自校方式の場合、旧西合志の場合ウェット方式というのでジメジメしている、暑いと、そういった作業現場はやめたがいいよというような話も出ているというのも聞きました。また、じゃあその賃金を上げればいいじゃないかといったときに、この賃金というのが、全てのうちの非常勤の賃金に加算してきますので、そこではやっぱり人事課を通して上げる根拠、または上げる金額、それを精査しなきゃならないという、その期間がなかったというのも聞きました。ですから、何がいいか悪いかではなくて、やっぱり早め早めに、私も私なりに相談をしてもらえれば、じゃあここをこう配慮しようかという知恵もないことはありませんので、今後は反省として、市長部局と教育部局、しっかりと連携をして、人事やこういう採用にあたっては、どうしても人事が基本的には持っておりますので、そこの部分も照らし合わせながらやっていくということと、真剣に議論をするということになれば、私がここで言っていいのかどうかわかりませんが、日頃からずっと検討をしてきました。早く教育委員会に結論を出してもらうこと、そしてそれに向けて財政的な支援、措置というのを市長部局で責任を持ってやっていく。これを早く出していただきたいというふうに思います。そうしないと、ただいたずらに確保できません、空席ができましたというのを何年も議論してても困るのは子供たち、現場だろうと思いますので、それも含めて進めていただくように私自身は教育長と議論を、詰めた議論をしたいというふうに思います。 ○議長(坂本武人君) 坂本議員。 ◆14番(坂本早苗君) 今、いろんな分野で人材不足のことが言われております。ただ、合志市はそれこそ転入者も多くて、若い方も多くて、人材を探せてないだけでいると思うんですよね。発掘できてないだけだと思います。教員不足にしても、調理員の不足にしても、私はそういう情報をきちんと発信して、誰かいませんか、誰か働く人はいませんかっていうこの発信の仕方、それがうまくできてないんじゃないかと思いますので、もっともっとそのあたりを表に出して、こういう状況ですっていうそういう話をしていけば、合志市はほかの地域と違って解決する方法はまだまだあるのではないかと思いますので、ぜひぜひ執行部の皆様のご努力をよろしくお願いいたします。 これで終わります。ありがとうございました。 ○議長(坂本武人君) これで坂本早苗議員の質問は終了しました。 本日の最後は休会についてお諮りします。 明日8月29日から9月1日までの4日間は、議案調査並びに休日もありますので、この間会議は休会にしたいと思います。これに異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。したがって、明日8月29日から9月1日までの4日間は休会とすることに決定しました。 次の会議は、9月2日の午前10時から会議を開きます。 以上で、本日の予定は全て終了しました。 本日はこれで散会します。 お疲れさまでした。                  午後3時30分 散会...