水俣市議会 2021-06-22 令和 3年6月第2回定例会(第2号 6月22日)
水俣工場の雇用への影響を懸念するが、市長は、計画の詳細について説明を受けているか。 ②、計画には、水俣地域の経済、雇用等に、最大限の配慮をするとあり、国も水俣に対する特段の配慮を求めている。特段の配慮とは、具体的に何を指すか聞いているか。 以上、本壇からの質問を終わります。 ○議長(牧下恭之君) 答弁を求めます。 髙岡市長。
水俣工場の雇用への影響を懸念するが、市長は、計画の詳細について説明を受けているか。 ②、計画には、水俣地域の経済、雇用等に、最大限の配慮をするとあり、国も水俣に対する特段の配慮を求めている。特段の配慮とは、具体的に何を指すか聞いているか。 以上、本壇からの質問を終わります。 ○議長(牧下恭之君) 答弁を求めます。 髙岡市長。
また、チッソ水俣工場由来の有機水銀を含むカーバイト残渣が埋め立てられている場所でもあり、市民が関心を寄せるのは当然のことです。市民は、説明会という誰もが参加でき、その場で人の意見を聞くことができる機会を望んでいます。それは、ホームページや市報による情報提供では得られない情報が含まれる可能性があり、決して同等ではありません。
昭和31年には久木野村を編入して現在に至る本市ですけれども、昭和41年に野口遵氏らがこの地に日本窒素肥料水俣工場を設けていなければ、恐らく市制施行には至らなかったのではないかと思います。その後、水俣病など不幸な出来事を経験した本市ですが、患者さんを初め関係者の不断の努力で現在に至っております。 本年4月1日は、市制施行70年目であり、また改元初年にも当たる重要な日を迎えます。
チッソ水俣工場総務課が従業員向けに発行していた「水俣工場新聞」は、昭和30年11月5日付けに、次のような記事を掲載しています。 見出しは「水俣川尻に大埋立地!護岸工事近く完成」となっています。記事を読みます。 「1日200トン、すなわちトラック40台分のカーバイト残渣が、工場から排出される。
チッソは日本の大陸進出に伴い、50を超える事業所を海外に展開していましたが、水俣工場以外の全てを敗戦によって失っています。 その後、水俣は多くの引揚者、失業者を抱え、住まいの建設など大変苦労をしながら、建て直しを図り、昭和31年に久木野村と合併して人口のピーク時を迎えました。このとき5万461人です。しかし、それを境に人口は減ってまいります。
その後、原因については、専門家により調査研究がなされ、さまざまな説が発表されましたが、昭和43年に政府が、水俣病はチッソ水俣工場の工場排水に起因する公害病であることを発表しました。
1973年3月20日に熊本地方裁判所が出した水俣病第1次訴訟判決では、まず、水俣病の発症がチッソ水俣工場から放出されたアセトアルデヒド製造設備廃水中の有機水銀化合物の作用によるものであるとしました。
終戦の年にチッソ水俣工場、現JNCは弾薬の原料工場だとして、数多くの空襲を受けたことから、水俣各所に避難用の防空壕が点在をいたしております。 そこで2点お尋ねします。 ①、防空壕が市内各地にあるが、その状況と管理はどうなっているのか。 ②、安全対策と未来の子どもたちへ戦争の教訓を引き継いでいくための整備が必要と思うがどうか。 以上で、本壇からの質問を終わります。
また、JNCの御協力により、水俣工場の見学や地域再生における会社の役割などについてお話しいただいたり、環境にこだわった農産物を生産しているお茶農家さんと直接触れ合ったりしていただきました。その後、蒲島知事との意見交換もなされましたが、参加者の反応もよく、既に中国やドイツ、バングラデシュの新聞にはこのことが掲載されたと聞いております。
これは、チッソの前進である新日本窒素肥料水俣工場の元工場長であった、第2代橋本彦七水俣市長の先見の明があって実現した大きな功績であったと言えるでしょう。湯の児の発展に対する先人たちの思いから60年近くたった今は、現在のチェリーロードとして受け継がれております。 前置きがちょっと長くなりましたが、現在の海岸道路の姿はどうでしょう。
水俣工場だけでそのときの従業員1,071人でしたけれども、毎年減り続けて、一番の底は2002年の417人になっております。その後、いろんな液晶などが伸びて生産が増産になって、この間回復してきているんだろうというふうに思いますけれども、少し気になるのは、1回目の答弁でありましたように、地元採用が2010年から、それまでと比べて減り続けているということなんですよね。
大原氏は、熊本大学医学部小児科学講師を務められた後、新日本チッソ水俣工場附属病院、八代総合病院勤務を経て、大原小児科医院を開業され、現在は丸田病院に勤務されており、八代市心身障害児童生徒就学指導委員会委員、八代市立麦島小学校校医・主治医を務めておられます。
その第1点は、チッソ水俣工場で生産され、県内で販売されている高度化成肥料と競合しまして、経常利益ベースで年間約10億円の影響を与えるということ、これがまず第1点であります。そして、第2点といたしましては、県は水俣病補償費の原資として県債を発行いたしておりますが、その融資残高も380億円に上っております。