沖縄市議会 > 2021-07-01 >
07月01日-05号

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  1. 沖縄市議会 2021-07-01
    07月01日-05号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第415回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和3年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第415回                                 ││                                      ││           令和3年7月1日(木)午前10時開議            ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 5 号                 令和3年7月1日(木)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 大 城   隼 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 伊 禮   悟 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 金 城 由 美 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 小 谷 良 博 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 小 浜 守 勝 議員    27 番 伊 佐   強 議員 13 番 仲宗根   誠 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長       桑 江 朝千夫    総務部長       石 原 昌 尚 副市長      仲 本 兼 明    企画部長       宮 里 善 伸 副市長      與那嶺 克 枝    企画部参事兼     山 内   強                     プロジェクト推進室長 市民部長     久 高 久 雄    上下水道局長     仲 本 兼 章 健康福祉部長兼  與那嶺 智 才    上下水道部長     新 里 智 昭 福祉事務所長 こどものまち   平 安   栄    消防長        知 念 順 一 推進部長 経済文化部長   花 城 博 文    教育長        比 嘉 良 憲 建設部長     比 嘉 直 樹    教育部長       島 袋 秀 明 建設部参事    我 謝 勝 俊    指導部長兼      花 城   修                     教育研究所長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局次長兼   仲宗根   剛    議事課長補佐     金 城 優 一 庶務課長                兼調査係長 議事課長     島 袋 勝 博    議事係長       喜屋武 千鶴子 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数30名、全員出席でございます。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時03分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 本日は、議事日程第5号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時03分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時04分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 おはようございます。一般質問3日目、一問一答で質問させていただきます。昨日の島田議員同様、大谷選手の活躍を本員も報告したいと思って、朝見ていましたら、1回もたず、7失点降板と。こういう日もあるさということで、一般質問を始めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 通告書19ページをお願いいたします。質問事項1.総務行政についてお伺いいたします。質問の要旨(1)本市納税について。本市の納税をアプリ決済を始めたということで質問をさせていただきます。①アプリ決済導入についてお伺いいたします。その中でも軽自動車税、5月に納期限が終わっていますので、それをお伺いしたいと思います。沖縄市民が、沖縄市は前にもPayPayを進めていたし、アプリ決済が始まったということで、軽自動車を所有しておりまして、PayPayを使って納税しようと。西部地域内に住んでいる中年男性なのですが、軽自動車税を窓口で払おうと、納付書を持って窓口に行きました。6月に車検をしたいということで、いつもならコンビニ、銀行などで払うと、領収印というのですか、出納印を押してもらって、これを車検代行業者に渡して、車検をお願いしているのですが、それの領収書が発行されないというのはネットで調べて分かっていたので、これは出納してもらおうということで、窓口でPayPayで支払いをして終わったところ、これを押していただけないと。納税課の窓口で押していただけないということで、そこでいろいろやり取りをしたのですが、そこでわーわー騒いでもということで、一般質問になっておりますので、よろしくお願いいたします。ア.軽自動車税について。(ア)アプリ決済利用者数をお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 おはようございます。稲嶺隆之議員の一般質問にお答えいたします。 令和3年4月からスマートフォンなどのアプリを利用して市税等の納付ができるアプリ決済サービスを導入しております。そのうち軽自動車税に係るアプリ決済利用者数は、令和3年5月末現在、1,011件となっております。これは車検の対象外となっている250㏄以下の原動機付自転車及び軽二輪車も含まれております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 1,011件、原動機付自転車、原付バイクは車検がないのですが、その1,011件のうちに新車以外ですと2年に1回車検ですので、半分ぐらいの車、そのうちの台数は今、出てこなかったのですが、そのうち今年度車検を迎える車があると思うのですが、そういう方々にも納税証明書が必要になってくると思うのです。質問の要旨(1)①(イ)納税証明書の発行についてどのようになっているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 納税証明書の発行につきましては、納税課の窓口において申請書に記入後、本人確認を行い、証明書を発行しております。証明書発行手数料は、1通につき200円となっております。ただし、軽自動車の車検時に必要な継続検査用証明書につきましては、発行手数料は無料となっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 アプリ決済をした方は、領収書が発行されないということで、納税証明書が車検時に必要になってきます。そこでこのままいくと車検代行業者が納税したのかどうか分からないから、車検通せるのかどうかということで、必ず代行業者は役所に訪れて納税証明書を請求していきます。このままいくと、ちょっと何百台か分かりませんが、納税証明書を発行してくれという代行業者がかなり増えてきて、このアプリ決済を進めている本市としても本末転倒といいますか、余計手間がかかる。納税証明書を申請するときに、もちろん住所、氏名、車のナンバー、しかもシステムに反映されるには二、三週間かかるということですので、どのように納税証明書を発行していくのか、窓口も負担、アプリ決済が便利のつもりでやった市民も負担なのです。それを考えていくと、領収印をぽんと納付書に押していただければ、かなり簡素化されるといいますか、楽なのではないかと思います。質問の要旨(1)①(ウ)領収印についてどのようにお考えか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 軽自動車税の支払いにアプリ決済を利用した場合、車検に必要な領収印及び領収書がないため、納税課の窓口において発行する継続検査用証明書が必要となります。それでアプリ決済を利用して支払いをした方には納税課の窓口にて申請していただく必要がございます。今後は領収印の取扱いを含め、証明書申請に係る手続を簡素化し、利用者の負担軽減を図ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。スマホで支払いをして、スマホで支払ったというのが分かると思うのです。問題なのは車のナンバーが出ないものですから納付書とこれを合致させるしかないのかと思っているのですが、来ていただいた方にはぽんと押して、納税証明書の発行手続もせずに、職員もわざわざシステムに入っていって、これを出すという手間が省けると思いますので、ぜひこれを進めていただきたい。もう納付期限は終わっていますので、次、車検のときにこの問題が出てくるので、その都度またあると思うので、この周知もちょっと難しいとは思うのですが、そういうのを沖縄市ではやっていきますからというのをマスコミに書いていただきたい。市民も職員もお互い負担軽減になると思いますので、進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次に行きます。質問事項2.こどものまち行政についてお伺いいたします。質問の要旨(1)本市公立幼稚園についてであります。令和元年度にもいろいろ質問をさせていただいて、いろいろ負担軽減を図っていくというところで、幼稚園職員も負担軽減が少しずつ図られてきているのかという思いもありますが、そのときの答弁からまた今後どうなっているのか、現在どうなっているのかという質問をさせていただきます。①職員数についてお伺いいたします。ア.定員数と現員数、現時点でどうなっているのか教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 おはようございます。稲嶺隆之議員の一般質問にお答えいたします。 職員の定員と現員についてですが、正職員につきましては、指導主事を含めて56人で、現在8人が育児休暇等による休暇を取得しております。また、会計年度任用職員につきましては、学級担任及び特別支援担当、預かり保育担当として必要な職員は94人でございますけれども、現在82人を配置し、12人が未配置の状況となっております。
    小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 12人が未配置ということです。 質問の要旨(1)①イ.令和元年度との人数差を伺う。2年前とどのようになっているのか。増やしていきたいということをおっしゃっておりましたが、実際これも難しいのかというところも答弁いただきましたが、その辺を教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和元年度は職員56人、育児休暇等の休暇取得者が12人でございました。学級担任及び特別支援担当、預かり保育担当として必要な人数につきましては、臨時・嘱託職員105人の必要数に対し、85人を配置し、20人が未配置でございました。令和3年度は職員数は56人、育児休暇等の休暇取得者は8人でございます。学級担任及び特別支援担当、預かり保育担当として必要な人数につきましては、会計年度任用職員は94人に対し、82人を配置し、12人が未配置となっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 定員105人が現在は94人になっているのですが、この定員の差というのを教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 会計年度任用職員の必要数が減になっている理由につきましては、令和元年度の園児数が1,064人でしたが、令和3年度では827人と、237人減少したことに伴い、園児の受入れに必要な職員が減となっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 2年間で237人も市立幼稚園に通う子供たちが減っているということでございますが、先日も伊佐議員からもありましたが、働く方々の給与面では特に本市は安くないという数字も出していただきましたし、真ん中ぐらいと言っていいのかということなのですが、質問の要旨(1)①ウ.今後の対策、方針。給与面だけではなくて、どうすれば本市の幼稚園で働いていただける方が増えていくのか、その辺の方針を教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 今後の対策につきましては、会計年度任用職員の確保に向け、ハローワークや市のホームページへの求人情報の掲載や、就職説明会を開催するなどの取組を引き続き行ってまいります。また、勤務形態について、柔軟な採用等を検討し、必要人数を確保できるよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 難しいところではあるかと思いますが、ぜひ御努力いただきまして、不足分を補えば職員の負担軽減も図られていき、子供たちのためにもなると思いますので、よろしくお願いいたします。次に行きます。 これも2年前の質問からの流れなのですが、②職員の業務負担軽減について。いろいろな面で大変だということで、対策を講じていくということだったのですが、ア.これまでの対策はどのようなことをしてきたのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 副園長や教諭の事務負担軽減のため令和2年度から全園に事務員の配置を行ってまいりました。また、令和2年10月から全園に用務員を配置したことで、教職員の消毒・清掃作業等の負担が軽減されております。これまで手書きしていた指導要録等の書類もパソコン入力可能となるよう、全園へ周知しており、改善されております。出退勤管理については、令和3年度から全幼稚園において、システムが導入されております。令和元年度までは園による園児の受入れ時刻にばらつきがあり、職員は早出出勤をしている現状がありましたが、令和2年度からは受入れ時刻を8時15分に全園統一し、改善しております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 用務員を配置したということでしたが、これもコロナで消毒作業など業務が増えたことによる用務員なのですが、これも半年単位だったと思うのですが、今7月です。9月いっぱいで切れるのではないかと思うのですが、その後はどうなるのですか、その辺が分かれば教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在、用務員の任用期間は9月までとなっております。10月以降の配置につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の防止や職員の負担軽減につながることから、10月以降の継続について、関係部署と調整してまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ぜひそのようにお願いしたいと思います。また、8時15分に統一されているということですから、以前あった早出とか、そういうのがなくなってくることによって、また、残業数も減っていくのかと思いますので、その辺が統一できているのはすごいと思います。しかし、まだ一部ではもしかすると早く出ている方とか、早く出なければいけない幼稚園もあるような声も聞こえますので、その辺もう一度確認いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(1)②イ.幼稚園職員など現場の声を拾って改善していくということだったのですが、その辺はどのようになっているのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 事務員や用務員の配置、パソコンでの書類作成、早出出勤の改善など、これまで取り組んできた対策につきましては、業務負担軽減につながったとの声が多く上げられております。一方で、日々の保育記録や指導計画作成において、パソコンの整備が十分ではないとの声や、預かり保育担当の人員が不足しているため、教育課程を担当する職員が補充に入ることで、業務負担となっているとの声があります。これらの現場の声に対して、パソコンの整備を計画的に整備していくことや、ハローワークや市のホームページを活用するなどして、会計年度任用職員の確保に向け努力するなど、改善に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 パソコンの整備が不十分ということで、台数が足りなくて、使っている人がいれば使えなくて、それで時間がかかって残業が増えたりすることもあるのかと思ったりしますが、休憩が取れなかったり、休みが取れなかったりというお話も以前ありましたので、その辺も多分あるのかと思いますので、改善できるところは早急に対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(1)②ウ.業務の見える化について。これも休憩時間とか、そういうのも分かりにくい。取れているのか、取れていないのか、誰が休んでいるのか、誰が仕事をしているのか分かりにくい。どのような仕事が後々残っていて、どうして残業になっていくのかというのが、副園長先生方も見えなかったりしたのかと、そういうところもあるのですが、業務の見える化についてどのように進めてきたか、教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 各園ではこれまで園運営上必要な業務の分担を表す園務分掌や組織の課題や目標、指導計画等を記した園経営計画書を活用し、園の方針や業務の見える化を図ってまいりました。また、令和3年度から出退勤管理システムが導入されたことにより、休暇の取得状況など、職員の勤務実態の把握・管理が円滑になり、職員一人ひとりの健康管理や、効率的な業務執行・業務改善につながると考えます。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 次に行きます。これまで職員の人数や業務の負担、休暇の取得など、いろいろお話をさせていただきましたが、質問の要旨(1)②エ.今後の方針があれば教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 今後の方針としまして、園内の業務内容の整理、見直しを図り、業務負担軽減を図るとともに、働きたいと思える職場づくりに努めてまいります。また、引き続きハローワークや市のホームページへの求人情報の掲載、就職説明会の開催などを行い、人員確保に努めてまいります。さらに円滑な業務遂行のため、業務に必要なパソコンの整備など、関係課と調整し、職員の業務負担軽減に努めてまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ぜひよろしくお願いいたします。 質問の要旨(1)③ハラスメント対策について。以前も、そういう声もあったりするのではないかということだったのですが、いろいろハラスメントとありますが、多分パワハラが一番可能性は高いのかと。ア.ハラスメントの実態をどのように把握されているのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 現状といたしまして、幼稚園職員は保護者の対応や、職員間の連携等、業務上様々な悩みを抱えながら、日々の業務に従事していることから、保育・幼稚園課職員が相談を受けるとともに、幼稚園職員に対して助言等を行っているところでございます。職員が安心して働くことができる職場の環境づくりを推進するため、沖縄市職員ハラスメント防止等に関する指針の周知徹底、啓発に取り組み、ハラスメントの防止に努めているところでございます。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ということは、そんなに見受けられないと捉えていいのかと思うのですが、次に行きます。 質問の要旨(1)③イ.幼稚園職員からの相談なども保育・幼稚園課なりにあると思うのですが、その辺どういうものがあるのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 幼稚園職員の相談についてですが、主に業務上の指導の過程における言動や、休暇の取得に関すること等で不快に感じたとの相談があり、適宜対応しているところです。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 適宜対応しているということなのですが、今回、保育・幼稚園課でやったのか、園内でやったのかというのが見えないのですが、もしその辺お答えできるのならお願いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 相談に対しての対応ですけれども、副園長会等を通じて行う勉強会というものと、あと対象者に対して適宜行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 それなりにその都度の対応ということなのですが、例えば園内であれば話しにくい。保育・幼稚園課に相談するにも、幼稚園の先生も保育・幼稚園課にいるわけですから、それぐらいの総務のどこかで、いろいろ相談ができるところを確保して、いろいろな声を吸い上げていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(1)③ウ.ハラスメント研修について。これも全庁的に執り行っているという答弁をいただいていますが、その後、副園長会でも含めて検討していくという話だったのですが、その辺どうなっているのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 副園長会において、教師としての言葉遣いについて服務指導を行い、全職員へ周知しているところでございます。ハラスメントに関する研修につきましては、令和元年度に人事課主催の研修を副園長が受講しておりますが、幼稚園教諭を対象とした研修は現在のところ行っておりません。今後、関係部署と連携し、実施に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 これは早めに一度、職員アンケートを取るなり、実態調査をしながら、それに合った研修を行ってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。次に行きます。 質問事項3.環境行政についてお伺いいたします。質問の要旨(1)野良猫対策について。先日、仲宗根 誠議員からも質問がありまして、少しかぶる質問があると思いますが、いろいろ教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。説明がありましたが、請願が出されて、うちの会派の宮城議員に紹介議員になっていただいて、当時、本員も市民経済委員会に所属しておりましたので、そこで審査をしまして、一度継続審査になっている。かなり時間をかけて審査をして、全会一致で環境課の職員に難儀をしていただいているところなのですが、各自治会いろいろ温度差はあるみたいなのですが、これまで進められてきた実績が高い評価を得ているところもかなりあります。①さくらねこTNRについてお伺いします。ア.令和2年度の実績をお伺いします。以前、何かで聞いたのですが、コロナで動き出しが遅かったということであったのですが、その辺からお聞かせください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 おはようございます。稲嶺隆之議員の一般質問にお答えいたします。 令和2年度のさくらねこTNR実績につきましては、年2回のチケット配布を行い、311頭のTNRが実施されております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 311頭ということなのですが、全て自治会にチケット配布だと思うのですが、内訳、自治会別になると思うのですが、それが分かりましたら教えてください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 令和2年度におきましては、14自治会が実施しており、自治会ごとのTNR実施数についてお答えいたします。センター自治会43頭、諸見里自治会3頭、南桃原自治会63頭、泡瀬自治会81頭、園田自治会23頭、東桃原自治会10頭、八重島自治会7頭、美里自治会15頭、登川自治会29頭、比屋根自治会3頭、城前自治会2頭、安慶田自治会16頭、胡屋自治会13頭、泡瀬第一自治会3頭、合計311頭となっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 次に行きます。前年度の311頭、14自治会で実施されてきましたが、質問の要旨(1)①イ.令和3年度の予定、計画を教えてください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 令和3年度につきましては、公益財団法人どうぶつ基金の発行するTNRチケットの有効期間が2か月から1か月に短縮されたことに伴い、行政枠チケットの申請回数を昨年、令和2年度より2回増やし、検証として年4回のTNRチケット配布を予定しているところです。なお、令和3年度のチケット配布時期については、4月、7月、10月、1月を予定しており、既に実施した4月については、12自治会に対し、34枚のチケットを配布しており、29頭のTNRが実施されております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 今年度は、既に29頭がチケットで実施されているということなのですが、このままいくと、これが単純計算ですが、30頭としても4回で120頭ぐらいだと。前年度半数以下になる見込みかというところなのですが、ちょっと気になるのは、34枚のチケットがありまして、29頭しかできなかったとあるのですが、5頭はどういう理由なのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 チケットが利用できなかった5件につきましては、手術予定の猫が確保できなかったケースが3件、公益財団法人どうぶつ基金が指定するTNR協力病院の予約が取れなかったケースが2件となっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 いろいろ事情が出てきて、この5枚のチケットは有効期限が1か月しかないので、無駄になるのだというところなのですが、その辺の改善を今後どうしていくかというのが課題かと思っております。前回質問させていただいたときには、ホームページの掲載ということで、本員も検索したのですが、その辺が現在どうなっているのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 沖縄市のホームページにて公益財団法人どうぶつ基金が実施するさくらねこ無料不妊手術事業の概要や、令和2年度に実施したTNR実施頭数を掲載しております。また、TNR活動に伴い、誤って飼い猫が混入してしまうトラブル防止の観点から、飼い猫の室内飼育や首輪等の装着による、所有者明示を行うよう周知を行っております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ホームページにも掲載されているということなのですが、なかなか見つけにくかったです。トップページから暮らしの情報というところに入っていっていろいろあるのです。結構探しにくいなと思いましたので、何といいますか、新着情報のところに、年に4回行うわけですよね。この4回ぐらいは、こういう実績です、TNRやりましたというのを載せられないかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 TNR実施実績の周知について、自治会ごとの実績やTNR活動の内容なども合わせ、周知方法を検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 これはぜひ載せていただいて、沖縄市はこれをやっているのだと。各自治会もやっているのだというのが見えるような形にしていただいて、下のほうに、数少ない協力病院の名前も入れていただければ分かりやすいかと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次、質問の要旨(1)①エ.沖縄市応援寄附金の活用に対する調査研究について。以前も調査研究はしていただけるというお話もいただきましたが、なぜ病院の予約が取れないとか、課題はどうぶつ基金からの援助だけでやっていると。それも雄2,000円、雌4,000円と決まった金額で協力できる病院だけを募っているので、全ての動物病院が協力してくれないと。限られた枚数、限られた頭数、そして各市町村が、猫はどこにでもいるわけですから、悪く言えば奪い合っているような感じになっているのかというところなのですが、それを応援寄附金の項目で、さくらねこのTNRの項目みたいなのを作っていただければ、これだけ全国にどうぶつ基金に寄附をする方がいらっしゃるわけですから、もしかすると、そこに取り組んでいる沖縄市にもある一定の寄附が集まるのかという思いがあるのですが、その辺いかがでしょうか。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 おはようございます。稲嶺議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄市ふるさと応援寄附金につきましては、本定例会において、基金の設置条例を提案しているところでございます。基金につきましては、第5次沖縄市総合計画の5つの都市像を使途として設定し、寄附金を積み立てることとしており、それぞれの金額に応じ、充当が可能となっておりますが、寄附金の性質上、永続的な事業への充当は難しいと考えております。新たな事業に対する寄附金の充当につきましては、取組の効果や手法、実施期間、規模等が整理され、経費が計上される予算編成において検討していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 答弁から、「充当は難しいけれども、検討はできる」ということですから、何か方法。事業課の環境課には御尽力をいただいて、また、計画が立てられれば、総合計画の中からこの項目にという形で何かできるのかという答弁かと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 最後に、質問の要旨(2)沖縄市火葬場についてお伺いいたします。度々質問させていただいておりますが、市民の8割以上が市外にお世話になっているということで、最近もお手伝いで本部町の火葬場まで行くケースなどもあり、市民から早く火葬場ができたらいいのにという声はやみません。①現在の進捗状況をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 沖縄市火葬場建設候補地の選定に向けて、各候補地における火葬場施設としての利便性や法的な規制・制限、さらに土地取得費や概算補償費等、比較評価を行うための委託調査を予定しております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 令和3年度で委託調査までしていくということだと思うのですが、質問の要旨(2)②今後どのようなスケジュールで進めていくのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 火葬場整備のスケジュールといたしましては、建設候補地決定後、基本計画の策定や都市計画決定などを経て、建設実施設計、建設工事へと進み、供用開始に至るという流れになると考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。ぜひ急いでといいますか、早めの供用開始を目指して御尽力いただきたいと思っていますので、市長、副市長、よろしくお願いいたします。以上で本員の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で稲嶺隆之議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時44分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時57分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 こんにちは。一番バッターの稲嶺議員もゴールデンキングスのかりゆしで、本員も同じかりゆしであります。話し合ったわけではないのですが、一般質問は議員の晴れ舞台なので、一番いいかりゆしを、一番高いかりゆしを着ようという思いで着たら、多分稲嶺議員もお家の中で一番高いのがこのかりゆしだったのかと思っています。3番目の健二議員は本員たちよりもっと高いかりゆしだと思いますので、期待していただきたいと思います。ゴールデンキングスのかりゆしを着ているので、少しゴールデンキングスの話をさせていただきたいと思います。いよいよアリーナが完成して、琉球ゴールデンキングスの試合がありました。コロナ禍、まん延防止等重点措置という形での試合であったので、本員たち議会も琉球ゴールデンキングスの好意で呼んでいただいて、試合を観戦させていただきました。本員はバスケットというのはあまり興味がなくて、なかなか見る機会というのはなかったのですが、沖縄アリーナでバスケットの試合を見たら、本当に興奮しました。市長も興奮したのではないでしょうか。行った人から聞いたら、アメリカのNBAのバスケットの試合と一緒なのだと。そのぐらいいい施設で、いい雰囲気で、これが沖縄にあるというのはすごいことだよということをおっしゃっていました。自分で行ったことはないのですが、多分あんな雰囲気なのだろうと。本当にすばらしい施設が沖縄市にできたのだという実感が湧いております。あれが1万人、満員で歓声が上げられる。そういうキングスの試合とか、イベントというのを、本当にコロナが早く収まって見られるのをとても期待しております。今、担当がいないのですが、多分聞いていると思うのですが、企画部参事においては、こういう経験、本員も多分案内がなければなかなかチケットを買ってまで見に行くというのはなかったと思うのですけれども、本当にいい経験をさせてもらいました。ということは、来シーズン1万人、どんどん増えて、入場者数も増えて、琉球ゴールデンキングス等の試合というのはあると思うので、枠をゴールデンキングスと話をしてもらって、市民に抽選枠みたいな形で、少しでも沖縄市民にゴールデンキングス、またアリーナの経験をさせるというのも一つの案なのかと思っています。本員も企業をやっていたら間違いなくあの試合を見て、琉球ゴールデンキングスのスポンサーになったであろう。残念ながらお金は持っていないので、スポンサーにはなれないのですが、そういう雰囲気をつくって、アリーナの稼働率も上げていくという部分を沖縄市が率先してやっていかなければいけないのではないかと本員は思っております。琉球ゴールデンキングスのホームタウンでありますし、琉球ゴールデンキングスが優勝していけば、沖縄市の知名度が上がっていくし、沖縄アリーナの知名度が上がっていく。そうしたらお客がいっぱい来る。中心市街地が活性化する。税金が納まる。この税金で子供たちの教育費、福祉費にお金が回る。本当に一石二鳥、三鳥、四鳥になっていくと思いますので、ぜひ沖縄アリーナを活用し、琉球ゴールデンキングスを活用して沖縄市のまちづくりを進めていただきたいと思います。 それでは質問通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。 質問事項1.沖縄振興についてであります。質問の要旨(1)来年は沖縄祖国復帰50年を迎えるにあたり、沖縄振興特別措置法が期限を迎えていきます。10年前、桑江市長におかれましては、県議会議員、県政与党、国政野党の県議会議員だったと思います。本員も沖縄市議会議員として、10年前というより、この前段、第5次の振興計画を作るときには、2年前から地方、そして県議、県の経済界いろいろな形で、残り10年、復帰までの50年、どういう振興計画を作るかというのを大いに議論していたと本員は記憶しております。本員も東京まで勉強会にも足を運び、そして地元の県議団、そして沖縄県議会自体でも本当に活発な議論を交わして、一括交付金という仲井眞知事の下、勝ち取った。それで今10年過ごしてきているわけです。ですが、今の沖縄県の状況を見ていると、来年3月に振興計画が切れる。本当に議論がされているのかというのが見えないのです。この特別措置法が切れたときに沖縄県にどのような影響があるかというのを、本当に県民が理解しているのか、本員たち沖縄市が理解しているのか、これが切れてしまうと、これからの沖縄県というのはどういうまちづくりをしていかなければならないかというのをぜひ当局と議論したく、一般質問をさせていただいております。①沖縄振興計画の概要を教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 瑞慶山議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄の振興に向けた計画につきましては、昭和47年の祖国復帰後、沖縄の持つ特殊事情を踏まえ、格差是正や沖縄の自立的発展の基礎条件の整備等を目的として、5次にわたり策定されております。現行計画は平成24年に改正された沖縄振興特別措置法の下、国が定めた沖縄振興基本方針に基づき、沖縄県が沖縄21世紀ビジョン基本計画として策定しており、期限が今年度までとなっております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。沖縄振興計画は昭和47年復帰後から50年にわたってやってきております。10年単位です。第1次から第3次までは沖縄振興開発計画になっています。これは復帰をして、インフラ整備が本土とかなりの格差があった沖縄県、それでインフラをしっかりつくっていく目的、そして米軍による施政、27年間の形という部分での第3次までの計画で、かなりの沖縄県のインフラ整備はされてきたと思っております。それで第4次になると、今までは魚をくれ、魚をくれ、インフラをつくってくれという形だったのを、稲嶺惠一知事のときに、第4次のときには魚という形ではなくて、釣竿を与えてくれと。自分たち沖縄県は沖縄県で考えて、経済を活性化させるための第4次の10年につくっていきたいという形で、第4次計画が生まれました。それから仲井眞知事に代わって第5次計画。それは今まで以上に沖縄に自由を持たせてくれ。沖縄県が考えて、沖縄県の発展、人材育成、観光発展等を含めた振興計画を自分たち自らの手でつくっていきたいということで、一括交付金が生まれております。それで②今まで何が沖縄県において優遇されてきたのかを教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 国は沖縄の持つ特殊事情に鑑み、責務として沖縄振興に取り組むとしており、高率補助制度、各種特区制度、税制優遇、沖縄開発金融公庫の設置、自由度の高い一括交付金制度など、特別措置を講じております。沖縄振興特別措置法に基づく、沖縄振興計画等において、各種施策が強力に展開されており、特に港湾、空港など、沖縄の玄関口の整備は、県民の利便性向上とともに、観光産業等の経済振興などに多大な貢献をしております。さらに本島南北間の道路整備による移動時間の短縮や、多目的ダムの整備による近年の断水の解消とともに、電気料金やガソリン、県産酒類等の税制上の特別措置も講じられております。本市は沖縄振興予算を活用し、沖縄アリーナや沖縄こどもの国など、拠点施設の整備、充実への取組を着実に実施するとともに、泡瀬市営住宅の建て替えや八重島公園、山内公園等の遊具更新、道路や下水道の整備など、快適で良好な都市の創出に向けた取組を進めております。また、学習支援員の配置や電子黒板の設置など、子供たちの学力向上を後押しするとともに、観光誘客活動や若年者、障がい者等の就労支援など、実情に応じた施策を展開しております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。本当に多くの沖縄振興特別措置法の中の制度で沖縄県というのは優遇されてきています。沖縄県の経常収支比率が97%ぐらいになっているという話で、将来負担比率というのは東京に次いで2番目なのです。それはなぜなのか、これは高率補助があったから、自分たちの財源というのを抑えながら、高率補助の部分で投資的経費に回して振興していったという部分が大きいわけであります。そしてふだん何気なく使っている高速道路も本来はもっと料金は高いのです。それも特別措置法の制度の中で軽減されている。酒税もその中で1年単位で更新をしているのですが、本員たちが生活する上で多くの制度がこの特別措置法の中でかなり優遇されているという現状があります。それが来年3月に期限を迎えるに当たり、③第6次振興計画の見通しというのはどのような形になっているのでしょうか。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 おはようございます。本日の私のかりゆしはそう高いものではありません。恐縮しております。瑞慶山良一郎議員の一般質問にお答えをいたします。 新たな沖縄振興法の策定に向けては、本年5月に沖縄県知事が国に要請しております。国、そして国の政府関係者からは単純延長はあり得ないという意見だったということは御承知のことと思います。報道にもありました。沖縄振興法の第6次振興計画の見通し、それは沖縄振興法そのものが当たり前のことではないという自覚を持たなければならないと思っております。このように大変厳しいものであると認識をしております。そして非常に危機感を持っておりますが、この件に関しては県と一丸となって要請をしていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。
    ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。本当に今、厳しい状況であります。政府の部分におかれましては、この振興計画という部分は50年という節目なのです。復帰50年の部分というので、あらかたの沖縄のインフラ整備等というのは形をつけたのではないかというのが国、地元選出以外の多くの国会議員の認識だそうであります。小渕優子先生のほうから玉城康裕知事のほうに「単純延長はあり得ない」という言葉がありました。これは10年前に作った21世紀ビジョン、そのビジョンというのは20年単位のビジョンであります。今、前期の10年が終わって、後期の10年に向かう中の部分で、このような普通に提案してくる沖縄振興開発計画においては、はい、いいですよという形の簡単な延長はあり得ないというメッセージだと本員は聞いております。 そこで質問の要旨(1)④国・県からの市町村に対するヒアリングはどのようなものがあったのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 沖縄21世紀ビジョン基本計画の改定に当たっての県との意見交換においては、県に対して、私は沖縄アリーナに関する分野・取組の反映や、全県的なFIBAバスケットボールワールドカップ2023への取組、新たなスポーツコンテンツの展開としてモータースポーツの検討、東部海浜地区開発事業の継続的な実施、沖縄こどもの国の充実支援を要望するとともに、沖縄の未来を担う人材の育成や、子供の貧困対策など、沖縄社会の最大の使命である子供たちを全力で応援する各種取組をしっかりと計画に位置づけるよう意見を申し述べ、要求をいたしました。併せて一括交付金の継続及び市町村が要望する予算の満額確保に全力で取組を要望しております。国との意見交換においては、沖縄振興特別措置法の継続による一括交付金や、沖縄振興特定事業推進費として、基地跡地利用に係る土地先行取得制度の延長などにおいて強く要望をしております。もう1点、市長会会長として、県のヒアリングの各市町村に与えられた首長の意見の短さ、十分に意見を聴取するような時間がなかったという事実を苦言として呈しました。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 桑江市長、ありがとうございます。冒頭でもお話させていただきました11年前のときの自民党県政、国政は民主党であります。そのときは本当に振興計画がもしからしたら第4次で終わってしまうのではないかという危機感が沖縄県に流れていたのです。ですから2年前から地方の議員、地方の議会も、県議会も本当に血眼になって議論を交わしていました。これは桑江市長が県議として当事者であり、あのときの自民党県連の幹事長代理という立場で、本当に多くの、民主党政権と渡り合ってきたという部分も間近で見てきております。今、玉城県政においては自民党とは少し距離がある県政であります。だからといって何もしないというわけにはいかないと思うのです。それで先ほど市長から話があった地方の41市町村を集めて、ウェブ会議で聞いた話を聞きました。本当にウェブ会議ぐらいの会議で特別振興計画というのが前に進むのかと。本当に市町村の困っている部分を吸い上げるのに、こんな短時間のヒアリングで、41市町村の意見を集約できることがあるのか、本員としては不可解であります。ぜひ市長会の会長でもあります桑江市長におかれましては、市長会をまとめて、本当にこれを切られたら県というより、各市町村にかなりの影響があるという部分を玉城県政に訴えかけていただきたいと思います。 それでは質問の要旨(1)⑥今後のタイムスケジュールはどういう形になるのか、教えてください。 失礼しました。質問の要旨(1)⑤沖縄市としての次期計画についての考え方をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 祖国復帰以降、半世紀にわたる沖縄振興法により、立ち遅れが著しかった社会資本の整備が進められ、自立経済の構築を目指す、現沖縄振興計画において、一括交付金や沖縄振興特定事業推進費が創設されるなど、各種沖縄振興策が講じられたことで、入域観光客数や観光収入の大幅な増加、県内総生産の伸びなどの成果がございました。私が著しく感激をしておりますのは、就任当初の沖縄市の失業率は14%にも上るとも言われておりました。それが現在では3%台、あるいは4%台という改善がなされた。そして有効求人倍率においても沖縄市においては0.4倍と言われていた8年前、現在では、コロナ禍以前ではありますが、1倍を超えるぐらいに成長した。これも沖縄振興法のおかげであろうと私は考えております。そういう地方の成長を著しく後押ししてきた沖縄振興法でありますので、ぜひとも継続をしてもらいたい。そこにおいては県とともに一丸となって求めていきたいと思っております。そしてコロナ後の部分では、沖縄振興法が継続されましたら、間違いなく観光を起点として観光経済が大きく伸びるのは、この沖縄からだと確信をしております。それに向けても沖縄市の進めております東部海浜開発事業をしっかりと前に進める。そのためにも国のお力等は必要であろうかと思っております。新たな振興計画の軸として、この東部海浜開発事業、そしてFIBAバスケットボールワールドカップ2023の開催成功に向けて、そこは県として、振興計画にぜひとも位置づけてもらいたいと思っております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。ぜひ市長、頑張っていただきたいと思います。 それでは質問の要旨(1)⑥今後のタイムスケジュールをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 現在、新たな振興計画案が沖縄県振興審議会によって審議されているようであります。県は令和4年3月までに策定するとしております。私は沖縄振興の根幹となる沖縄振興特別措置法の継続が、先ほども申し述べましたが、非常に重要であると考えております。沖縄市長という立場にとどまらず、中部広域市町村圏事務組合理事長として、そして沖縄県市長会会長として、県と一丸となって取り組んでまいりますが、国との信頼関係の下、私自身これまで培ってきた人脈や経験、そこを十分に活かして、あらゆる機会を捉えて、通して、この沖縄県のさらなる発展に向けて、私自身が行動していきたいと考えています。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。この振興特別措置法においては、自民党の沖縄振興調査会の影響がかなり大きくあります。それの会長が小渕優子先生でありますので、その小渕優子先生は8月の上旬ぐらいには振興調査会をまとめて、与党、自民党、公明党に送って議論を深めていきたいという話でありますので、時間はもうありませんので、市長会、市町村会をまとめて、県が動きが遅ければ市長会でしっかり意見交換をして、この振興措置法が途切れることなく、しっかり沖縄県推進ができるような形の動きをお願いしたいと思います。 次、質問事項2.福祉行政についてであります。質問の要旨(1)本市のこども医療費助成についてであります。これを取り上げたのは、本員の愛読紙であります県内2紙に載っておりました。「中学まで医療費無料、来年度から現物給付、全県で」ということで、玉城康裕知事が6月11日に記者発表した記事を見ております。その中でいろいろ沖縄市においての医療費助成に対して質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。①助成内容はどういうものでしょうか。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 瑞慶山良一郎議員の一般質問にお答えいたします。 こども医療費助成につきましては、これまで段階的に拡充を行ってきております。現在の助成内容といたしましては、通院における対象年齢が小学校卒業まで、入院における対象年齢が中学校卒業までとなっており、未就学児までを対象に現物給付を導入しております。通院における県の補助対象年齢は未就学児までとなっており、県に先がけて対象を拡充しているところでございます。さらに入院時の食事代に関しても本市独自に助成を行っております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 質問の要旨(1)②今後改定予定はあるのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 さらなるこども医療費助成の拡充につきましては、導入による効果や財政に与える影響など、国や県の動向も注視しながら検討してきたところです。今回、県が令和4年4月より通院対象年齢を中学校卒業まで拡充することを表明していることにより、財源について具体的なシミュレーションが可能となり、財源確保について一定のめどが立ちました。扶助費の増加や現物給付導入による国民健康保険の国庫負担金の減額調整等の課題がありますが、子供の健全な育成、子育て支援、貧困対策に効果が期待できることや、誰もが安心して医療を受けられる機会を提供することを目的に、対象年齢を拡充してまいります。具体的にはこども医療費助成の通院の対象年齢を県に先がけ、令和3年10月診療分より、これまでの小学校卒業から中学校卒業まで拡充するとともに、窓口負担の必要のない現物給付についても未就学児から通院、入院、共に中学校卒業まで拡充し、実施してまいります。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。今、令和3年9月までは沖縄市としては通院が小学校の卒業まで、そして入院が中学校の卒業までを医療費助成しております。県としては、通院は未就学児まで、入院は中学校卒業までと一緒なのですが、今までは沖縄市が通院に関しては未就学児から小学校卒業までは単費で沖縄市が面倒を見てきていたわけです。それを今回の新聞報道によると、来年4月からは全県的に中学卒業まで県も見てくれると。今まで自己負担をしていた2分の1が沖縄市が軽くなるという部分で大きな財政的な援助にはなると思うのですが、そこでお聞かせいただきたいと思います。 質問の要旨(1)③現物給付を行うことでのメリット、デメリットというのをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 メリットにつきましては、現物給付は窓口負担がなく、安心して医療を受けられる機会を提供できるため、早期治療につながることや入院等で発生する高額な医療費の経済的な負担軽減にもつながると考えております。次にデメリットについてですが、こども医療費助成の支給対象外である高額医療費等が含まれていた場合は、受給者の方に返還を求めることになりますが、現物給付は窓口負担がない変わりに、後から診療データを基に市から医療機関へ医療費が支払われる仕組みとなっております。そのため受給者の方へ制度の説明を丁寧に行った上で返還を求める必要があり、件数も拡充に伴い増加することが予想されます。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。現物給付のメリットといたしましては、病院へ行って窓口でお金を払わなくてもいいという部分が保護者を含めて、かなり負担減になるわけです。とてもいいことだと思います。デメリットにおきましては、高額医療等になった場合、今まで一回払って、償還払いになった部分で、また返してもらえると。本当は関係ないのですが、お得感があったのが、今回はただで最初にやれるので、その助成費以外の部分は請求が来るということで、何か取られた感が出てくるという部分で心配があるということでありましたので、その制度の中身というのをしっかり市民に周知して、何か逆に取られているのではないかという勘違いが起こらないような周知徹底をしていただきたいと思います。 質問の要旨(1)④沖縄市における現物給付による国庫負担金の減額になる額は幾らか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 おはようございます。瑞慶山良一郎議員の一般質問にお答えいたします。 こども医療費助成の現物給付が中学校卒業までに拡充されることによる影響額につきましては、本市の国民健康保険事業における保険給付費等交付金が約1,800万円減額となる見込みでございます。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。市民に対してのサービスを強化する中で、現物給付を行う。そうすると国庫の医療費助成の部分で国から沖縄市に入ってくるのが1,800万円ぐらい減額されていくわけです。この制度の仕組みとしては、いろいろな形で財政基盤で法的に認められた枠から、自分たちで現物給付をするのだから、それの余裕分があるということのみなしで減額されるということの制度だと思います。なかなか1,800万円というのは大きな形で、これは今の現状だと思うのですけれども、現物給付になると窓口に行く。今まで償還払いでありますので、少し躊躇していたのが、お金を払わないでいいのだからといってどんどん行くような形というのも出てくると思います。1,800万円。質問の要旨(1)⑤減額になる場合の補填方法はどのような形で考えていらっしゃいますか、教えてください。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 減額となる交付金分の補填につきましては、国民健康保険料の収納率を向上することで、県より交付される保険料適正賦課及び収納率向上特別対策事業交付金を充てていくこととしております。令和3年度の当該交付金につきましては、令和2年度の現年度分収納率が県の示す保険者規模別収納率目標91.7%を2ポイント以上上回る93.76%となっていることにより、約3,300万円の交付金を見込んでおります。現在、交付金の減額分に係る県からの支援につきましては、何ら示されておりませんが、今後、他市と連携し、要請等の働きかけを行ってまいります。また、国民健康保険の減額調整措置の廃止につきましては、引き続き市長会を通して国に要請してまいります。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。国庫の減額分1,800万円に対しては、沖縄市としては収納率が2ポイントぐらい上がったので、それのポイントで3,000万円ぐらいプラスになるので、それを差し引いて運営していきたいと。収納率が上がったということは、沖縄市の職員の努力だと思っております。部長の話で、こういう新聞の中で記者会見まで開いて、玉城康裕知事は、41市町村全部現物給付するのだという形でとてもすばらしく聞こえはするのですが、沖縄市においてはまだいいわけです。今まで小学校卒業まで通院に関しても自分で一般財源で対処していたから。だけどほかの市町村などは今から未就学までだったのが中学までばーんと伸びるわけです。そうしたら全部国庫の減額措置というのが全市町村されるわけです。沖縄市は努力があって、職員が頑張ってきたから市長、ラッキーで、3,000万円ぐらいアップするからそれはあまり市民に影響がないような形で現物給付ができる。何かおかしくないですか。県知事は自分でやったみたいな雰囲気で言っているのだけれども、これは全部市町村頼みなのです。減額分などは自分の公約の公約実現みたいな形で言っているけれども、このマイナスの部分は私は知りませんと。市町村頑張って収納率を上げてくれと。これはおかしいです。現物給付をやらないといけないのであれば、桑江市長みたいに職員に檄を飛ばして、一緒になって収納率を上げる。市民に負担をかけない。そういう形でやっと本員たち沖縄市は10月からスタートするわけです。それを何かこの新聞などを見ると、沖縄県が全部やるから、はいそうですね、一緒にスタートみたいなことは、本員の愛読紙の2紙にはしっかり書いていただきたいと思っております。県議会でも昨日このやり取りがされておりました。自民党の呉屋県議が玉城知事とやっております。玉城知事は、呉屋県議が言うのは、今コロナ禍の部分で、しかも今まで県は通院未就学、入院中学校までだったのを、中学校卒業まで助成費を払うといったときに、今コロナ禍で県の財政調整基金は5億円しかないという中で、本当に今のタイミングなのかという話をされておりました。そうしたら玉城知事は、いや子供のためにはこれをやらないといけないのだと。そういう熱い思いで答弁をされておりましたので、市長、ぜひ市町村みんな声を出して、この1,800万円は市町村が補填しないといけない。それを県に、しっかりここまで格好よく記者会見したのですから、玉城知事に補填枠は全部県が持ってくれと言うべきではないですか。本員はそう思います。ぜひそのような形でしっかり沖縄市も財政負担が少なくなるように、そして子供たちが安心して医療に通えるような福祉行政をつくっていただきたいと思います。 次、質問事項3.基地行政について。質問の要旨(1)嘉手納基地軍民共用についてであります。本員が市会議員に当選させてもらって来年で20年になります。1期目の28歳、若かったときの一番最初の公約にも入れさせていただきました。嘉手納基地の軍民共用、沖縄市としては、中城湾港の海の駅、そしてあの当時IT関係、IT行政をつくるという部分で情報の港。それではあと1つ空の港が沖縄市には必要ではないかということで、ずっと議会を通して訴えさせていただいた部分、そして桑江市長も20年前、米国の総務省、国務省のプログラムで、1か月余り米軍基地を視察して、いろいろな模索をしながら、嘉手納基地の軍民共用も頭に入れて行動してきた部分であります。これが一般質問、そして本員たちの会派、自民党暁、代表質問等でこの3年間も訴えさせていただいて、ようやく基本計画の前期、基本計画に軍民共用の調査をしていくという文言が入れられました。本当にありがとうございます。声を出して、そして計画を作って初めて、こういう部分というのはスタートすると思いますので、ぜひ頑張っていただきたく質問をさせていただきます。①第5次総合計画前期基本計画に盛り込んだ経緯についてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 嘉手納飛行場の軍民共用につきましては、当初の沖縄市総合計画基本構想において、嘉手納飛行場の活用として位置づけられております。沖縄県が21世紀ビジョン基本計画において、観光産業をリーディング産業と位置づける中、中部圏域における人流・物流はますます重要性が増すものと考えております。地域の活性化に向け、嘉手納飛行場の空港機能の利活用に係る調査研究について、第5次沖縄市総合計画前期基本計画に位置づけております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 質問の要旨(1)②今後のスケジュールについてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 軍民共用に向けて全国で先例のある三沢飛行場や岩国飛行場等の視察など、関連法制度や運用状況、また、地域への経済効果等の把握に向けて調査研究してまいります。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 企画部長、ありがとうございます。 質問の要旨(1)③市長の意気込みをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 実現に向けては正直ハードルは相当高いと思っております。しかしながら、可能性にチャレンジすることはできますし、チャレンジする必要はあると考えております。先進地などの調査研究を行い、軍民共用空港が空の玄関口として、人流・物流の拠点整備を図る。そして中部全体の発展にそれがつながっていくと。あらゆる方策を検討していきたいと考えております。今後につきましては、嘉手納飛行場を取り巻く三連協の首長の皆様をはじめ、関係機関の皆様の御協力と御理解が得られますように、様々な意見を拝聴しながら、軍民共用空港の実現に向けて、諦めることなく、挑戦していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 市長、ありがとうございます。ハードルが高いのは重々承知ではあるのですが、しっかり計画に折り込む、それが第一歩だと思います。市長、ぜひコロナがあければ、本員たち議会も含めて、三沢、岩国、軍民共用の現地を視察させていただいて、あっちでできるのに何で沖縄でできないのかと、いつもどこかで聞くセリフを、嘉手納軍民共用でもやっていきたいと思っておりますので、力強い、また、3市町一緒になってできるような議論の在り方、また、熟成の仕方を市長、リーダーシップをとって行っていただきたいと思います。ぜひ期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 コロナ禍において、今、緊急事態宣言中であります。本当に厳しい。ふだん何も考えていなかった居酒屋でご飯を食べて、お酒を飲む。そして議長を中心に飲み屋に行ってカラオケを歌う。この当たり前だった生活が今は当たり前ではないのです。本当にコロナという感染症、コロナだけではなく、感染症という恐ろしさを今、目の当たりにしています。この緊急事態の中で、少し本員でも変わったことがあります。それは何かというと、家で料理をするようになりました。Facebookにアップしたら、治利議員がすごいというので、今度は治利議員にごちそうしようと思っているのですが、この部分で本当に楽しくなって、お家に帰って、今日の夕飯何を作ろうかと。主婦の人から言わせたら怒られるはずです。あなた何を楽しみだけでやっているのかと。だけど結構楽しいのです。これで一番面白いのが、市長、YouTube先生とGoogle先生というのを御存じですか。今、YouTubeを検索するとハンバーグのおいしい焼き方といったら、ばーと出てくるのです。このとおりやればおいしく作れるのです。Google先生もYahoo先生も。恐ろしいです。それで調子に乗ってFacebook等に載せていたら、友人でもあります飲食業組合の當山組合長から「私たちかなり厳しいから家で食べるのではなくて、沖縄市の飲食業も活用してくれ」というメッセージが届いていました。そのとおりだと思っております。それで今、沖縄市役所ではいち早く、庁舎前に飲食業組合、この周辺の居酒屋等の人たちが夕飯の少しのちょい足しの総菜を毎日売っておりますので、それを活用しながら、早めにコロナを吹き飛ばして、そして居酒屋で政治談義、また、いろいろな雑談等ができるような沖縄市がくることを願いまして、本員の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で瑞慶山良一郎議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時44分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き一般質問を行います。 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 こんにちは。会派護憲凛の会、眞榮城健二です。午前からかりゆしウェアの話題がございました。一言かりゆしウェアの件をお話して進めさせていただきたいと思います。かりゆしウェアというのは、一人ひとりの個性があって、一人ひとりの思いで、それぞれのかりゆしウェアを着て、しっかりと進めてきたかと思います。職員の皆様も一人ひとりしっかりとそのときのかりゆしウェアを着て、仕事に入れているのかと思います。ぜひともまたこの夏しっかりと乗り切って頑張ってほしいと思います。そして日々コロナワクチン接種動員等に御尽力なされております市職員の皆様に心から敬意と感謝を申し上げまして、一般質問に入らせていただきます。 質問事項1.福祉支援についてであります。質問の要旨(1)こども・若者ケアラー支援について。昨今支援が必要とされる子供たち、そして若者たちの置かれている課題が多様化、また個別化していることからも本市でも早急に積極的に検討し、取組が必要と本員は考えております。①ヤングケアラー実態調査についてお伺いします。実態調査ということですので、調査を行う際、どのように行うのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 こんにちは。眞榮城健二議員の御質問にお答えいたします。 本市独自の調査としては行っておらず、詳細な把握には至っていないのが現状でございます。しかしながら、今般の状況を鑑み、実態調査を検討してまいりたいと考えております。実際の調査に当たっては、令和2年12月から令和3年1月に厚生労働省と文部科学省の合同による初の実態調査を参考にするとともに、家庭の内情が外から見えにくいことや非常にデリケートな内容であることから、丁寧な調査方法と丁寧な対応が必要だと認識しております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 指導部長、御答弁ありがとうございました。実態調査を進めていきたい、考えていきたいという御答弁がありました。先ほど部長のほうからもありましたが、厚生労働省、文部科学省合同の初の実態調査を参考という部分であります。以下の質問にも反映しますので、次の質問に行きたいと思います。 質問の要旨(1)②多様な福祉・教育機関とのつなぎが必要と考えております。その件について見解をお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 議員御指摘のありますように、今後、介護制度や行政の福祉サービス、支援機関などの知識が乏しいままの若い世代が大人の担うべき役割や責任を抱え、学業への支障を来したり、進路、就職の制限など、将来にわたって可能性を狭めることがないよう、福祉・教育の連携・支援に向けて整備を進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 御答弁ありがとうございました。しっかりとこの整備の構築については、教育委員会のみならず、医療、福祉、また、先ほど本員からも話をしました、失礼しました。教育の部分です。また、介護も含めて、さらなる連携をしなければいけないと本員は考えております。少なからず教育委員会だけでの判断だけではこれはできないことであって、部長からもありましたその中でやっている最初の連携を含めた構築をしっかりと考えていかないといけないのではないかと思います。ぜひこの部分の調査の実態を今後全国的に今課題があるヤングケアラー、そして本員のほうでは子供・若者ということでお話をしましたけれども、その部分の調査を進めなければならない時代になっているのではないかと思います。続いての質問に関連しますので、次に移ります。 若者ケアラーという部分のほうでも申し上げましたが、質問の要旨(1)③18歳から30代の実態調査が必要ではないかと思います。この件についてお伺いします。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 こんにちは。眞榮城健二議員の一般質問にお答えいたします。 18歳から30歳代の若者ケアラーについては、親しい人や友人にも打ち明けることができず、一人で抱え込んでいる事例も多く、表面化しにくいと言われており、介護や家事など、家族のケアを担う若者の実態を把握し、適切な支援へとつなげる取組がとても重要であると認識しております。現在のところ若者の介護者を対象とした実態調査の前例が少ないことから、調査の内容や手法など、より効果的な調査の在り方について検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 この実態調査の前例がないという部分はかなり課題ではないかと思います。少なからず健康福祉部の部分、そして教育委員会の部分、様々な部分の中で課題が上げられていかないと実態調査というのはいかないと思うのです。その中で18歳から30代という若者たちというのは、ある意味ヤングケアラーの実態調査をする上では、見過ごされていた世代ではないかと思います。そのためにも彼らたちが、もしくはその世代の方々が大人になって、その中で昔ヤングケアラーだったかもしれないと。その部分というのは調査をしなければ分からないことでありますので、その前例がない部分ということも含めて、ぜひ課題を挙げていただいて、調査していただきたいと思います。調査の内容の部分についても乳幼児健診の中で、例えば親になった世代の方にアンケートを取るとか、もしくはその声を聞くとか、そこら辺を考えたらいいのかと本員は考えます。ぜひ検討もされていただけたらと思います。 そして質問の要旨(1)④民生委員・児童委員協議会との連携や、子供たち、若者を取り巻く包括的な支援の構築が必要と考えます。見解をお伺いします。こちらは健康福祉部、そしてこどものまち推進部、両方の見解をお伺いしたいと思います。お願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 こども・若者ケアラーに対する支援は、子供の頃から若者に至るまでの継続した取組が求められる場合や、学校や関係機関、地域など、複数の支援者が関わることが想定されます。個々の家庭の状況に応じた適切な支援を行うためには、地域の身近な相談者である民生委員・児童委員をはじめ、各分野の支援機関による連携した取組が必要となることから、こども・若者ケアラーに対する包括的な支援体制の在り方について、今後、関係部署や関係機関とともに検討してまいります。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 こんにちは。眞榮城健二議員の一般質問にお答えいたします。 こどものまち推進部においては、児童福祉法における18歳未満の児童を対象とした家庭児童相談員による児童相談や虐待等の対応を行っております。今後も要保護児童及び要支援児童を支援する過程で、ヤングケアラーの状態にあると把握された場合は、子供の負担軽減が図れるよう関係部局と連携し、支援してまいります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 両部長、御答弁ありがとうございました。この見えない実態というのは分かりません。その分からないものをどのようにして支援につなげていくのかというのは、課題の抽出だと思います。この若者たち、子供たちが抱えている課題をどのようにして酌み取ってあげるのか、それは健康福祉部、そしてこどものまち推進部、教育委員会、同じ土俵に乗って、同じ両輪になって課題を挙げていく。その課題を上げた部分の中で、支援策も含めた実態調査を考えていく。そこら辺が必要ではないかと本員は思います。先ほどありました厚生労働省と文部科学省の連携プロジェクトという部分の報告書がまとまっております。その中で幾つか、今後取り組むべき施策の中でありますので、ちょっと参考にしていただけたらと思います。ヤングケアラーの部分というのは早期発見、そして把握、また、支援策の推進という部分の中では、悩み相談支援、関係機関連携支援、また、教育現場への支援、適切な福祉サービス等の運営の検討、幼いきょうだいをケアするヤングケアラーの支援等があります。その中で教育現場への支援については、スクールソーシャルワーカー等の支援員の配置、民間を活用した学習支援事業と学校との情報交換や連携の促進とあります。これは教育委員会だけでできることではないと思うのです。それをしっかりと福祉の面からどのような形でサポートが必要なのか、そこら辺が今、国から報告書が上がっているわけです。そこら辺の中からもぜひ両輪になって検討しながら考えていく。その点も取組を進めていただけたらと思います。ヤングケアラーという部分については、国の報告書にも書かれていますけれども、社会的認知度の向上という部分で、2022年度から2024年度までの3年間をヤングケアラー認知度向上の「集中取組期間」ということで、様々な方法なども含めた活動に取り組むということがございます。そこら辺は先ほどもありましたけれども、一緒に洗い出ししながら、検討していただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 それでは次の質問に移ります。質問事項2.消防行政についてであります。質問の要旨(1)NET119緊急通報システムの構築について。こちらは何かと申し上げますと、聴覚や言語障がい者が音声によらず、119番緊急通報を行う手段として、消防庁では平成27年からスマートフォンの画面上のボタン操作や文字入力により通報を行うことができるNET119緊急通報システムについて検討し、平成29年3月に全国の消防本部で導入すべきシステムの標準仕様書等を取りまとめられております。その中でお伺いします。①システムの概要についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 こんにちは。よろしくお願いします。眞榮城健二議員の一般質問にお答えいたします。 システムの概要につきましては、音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障がい者の方がスマートフォンや携帯電話のインターネット回線を使用し、簡単な画面操作で119番通報と同時に、携帯電話にあるGPSの位置情報を利用して、外出先でも通報者の居場所が把握できるシステムでございます。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 消防長ありがとうございます。再質問をさせていただきますが、本市の導入状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 導入につきましては、令和2年7月1日に導入しております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 令和2年7月ということを確認できました。少なからず本員もNET119緊急通報システムをどのような形でやるのかという部分から入らせていただきまして、本市の状況を含めて、障がいがある方々についてどのようにして広げているのか、そこら辺が本員は気になっておりました。今の現状も含めて、さらに広報等がまだまだ足りない部分もあるのかと考えております。 質問の要旨(1)②対象者について、福祉サービス機関との連携や周知・広報等が重要と考えるが、今後の活用についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 周知方法につきましては、市のホームページ、また、広報おきなわ、各自治会や地域包括センターなどへパンフレットを配布して周知しております。今後、対象者の方々へのNET119緊急通報システムが利用できるように関係機関と連携を図り、普及啓発に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございました。ぜひ普及啓発に向けて取り組んでいただきたいと思います。この言語障がいや聴覚障がいの方々というのは、自ら発することができない。そのために状況的に緊急通報をする際に、いち早く消防の方々が、救急の方々が来られるシステムづくりというのは、これからの時代とても必要だと考えます。ぜひこちらのほうを進めて、取り組んでいただきたいと思います。本員もYouTube等を見させていただきましたけれども、このYouTubeでは全国的に活動をなされている消防の方々、消防署がございました。また、この緊急通報のシステムというのは、やり方がちょっと分からないとか、もしかするとそこまでやる必要がないとかという部分もあるかもしれません。しかしながら、それというのは今、構築を進めなければならないという部分がかなり重要だと本員は考えております。これからの時代の部分について、また、広報等の中で、SNSやFacebook、そしてLINE、また、市の1階のほうにあります大型画面でもYouTube等を活用して、どのようなシステムなのかという部分を市民の方へ周知させていただく。そこら辺から入ってもよろしいのではないかと本員は考えますので、ぜひ検討をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。それでは質問を進めさせていただきます。 質問事項3.新型コロナウイルス感染症対策についてであります。質問の要旨(1)保育園や幼稚園職員、学校職員への優先接種について。①接種状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 保育園や幼稚園教諭等への優先接種につきましては、接種会場でのキャンセル枠を活用し、接種しておりましたが、個別医療機関の協力により、一定規模の接種枠を設けていただき、接種を実施しているところです。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 今、部長から答弁がございました個別医療機関の協力があるということで、接種状況がかなり広がっているのかと考えますけれども、再質問をさせていただきます。これまで何人の方が接種されているのか、また、何園ございますでしょうか。保育園や幼稚園、それぞれの人数等が分かれば、お伺いさせていただきます。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在、市内の保育施設等の従事者において、これは市内在住者の希望者数ですけれども、911人中、1回目の接種を終えている方が496人、約55%の接種率となっております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございました。認可外の部分というのも大丈夫ですか。お願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 先ほど御説明した接種者の中には、認可外保育園の従事者も含まれております。具体的に言うと、認可外保育園で今、希望なさっている方が75人、そのうち1回目の接種を終了している方が51人、68%の接種率となっております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 質問の要旨(1)②副反応等の対策についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 保育施設等の職員が新型コロナウイルスのワクチン接種後に副反応が出た場合の対応につきましては、基本的には各保育施設等の就業規則などに基づいて対応されるものと認識しておりますが、参考として、市職員の休暇の取扱い内容を保育施設等に対して情報提供させていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございました。 質問の要旨(1)③今後の対応についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 7月末までは高齢者等の優先接種を中心に実施しており、市外在住者についてはワクチンの確保状況や各市町村の接種券交付状況を勘案しながら拡充の検討をしてまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 それでは次の質問に移ります。質問の要旨(2)学校PCR支援チームについてお伺いします。①支援チームの体制及び内容についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 県内新規感染者数が急増する中、迅速かつ機動的にPCR検査を実施し、学校での感染拡大防止や、早期の教育活動の再開を目的として、5月31日に県教育庁職員を含む5人程度で学校PCR支援チームが組織されております。内容につきましては、学校で陽性者が発生した場合、濃厚接触者の定義等に基づき、各学校で接触者リストを作成、リストに上がった児童生徒へ検査の実施及び検体の回収を行い、指定の検査場へ搬送するという内容になっております。
    小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 質問の要旨(2)②市内学校の状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 市内の小中学校におきまして、6月25日現在でございますが、小学校5校で109人、中学校1校で4人、さらに教職員20人がPCR支援チームを活用し、集団検査を実施しております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 質問の要旨(2)③市としての支援に対する考えをお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 学校における感染拡大の防止と早期の教育活動再開への支援を目的に、県支援チームが設置されており、本市児童生徒の感染状況を鑑みると、集団検査をすることで無症状者も判明するという利点もございます。ただ、学校職員の負担もあることから、教育委員会としましても、学校の負担軽減を図るため、可能な限り学校現場へ出向き支援を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 部長の答弁の中で、学校へ出向き支援を行っているというところでございました。新聞報道等でもいろいろとありましたけれども、このPCR検査の部分について不安がある、また、負担があるという部分もある中で、濃厚接触者の子供たちの洗い出しというか、接触者リストを作成、その部分については学校のほうですぐできる状況もやらないといけない、早急な部分ですから。また、リストに上がった児童生徒への検査実施及び検体の回収という部分についても、学校の先生方からはそのときの状況に応じては、かなり逼迫な状況、大変な状況になりかねない。その中で学校の先生方、職員の中で対応がなかなか厳しいという部分も本員も相談を受けております。その中で続いての質問になります。 質問の要旨(2)④搬送等の協力ができないかお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 今後も学校現場に寄り添い、負担軽減が図れるよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 この負担軽減の部分についても具体的な支援方法をしっかりと考えていただきたいと思います。職員の中でもとても疲れていて、このような状況が取れないという職員も中にはおります。教育委員会の中でも少し先生方の声を聞いて、そして先生方の支援を、また、子供たちへの支援も含めて考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。それでは次に移ります。 質問の要旨(3)休校期間中における家庭への支援体制。今回は緊急事態宣言期間中になります。配食・学習、健康チェックについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 教育委員会ではこどもの生活サポートチームが中心となり、関係機関と連携して、困窮世帯への配食を行っております。今回の休校期間中では土日を除く、6月9日から18日までの8日間で弁当、おにぎりの配布を行っております。また、防災課からいただいた非常食やフードバンクからいただいた食料品等の配布も行っております。子供たちの学習に関しましては、各学校が工夫を凝らした課題を与え、学びを止めないように支援しております。また、心身の健康チェックにも取り組み、各学校での相談体制も整備していると聞いております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 部長、御答弁ありがとうございました。弁当やおにぎりの配布の部分、どれぐらいの個数を配布なされたのか、再質問させていただきます。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 弁当におきましては632個、1日平均にすると約80個程度、それからおにぎりは500個の配布を行っていると聞いております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 この配布の件で、こどもの生活サポートチームでしょうか、その方々とこども相談・健康課の方々、それぞれの支援チームとしっかりと体制を整えて配布の御協力をさせていただいたということではないかと思います。本当に大変な中で個数を渡すと、子供たちへ渡すという部分はとても大変な状況だったと思います。少なからず、そこら辺が子供たちにもつながって、また、子供たちが御飯を食べて、そして緊急事態宣言期間中、お家の中で過ごしていく。そこら辺でも本当に助かった事業だと思います。居酒屋の方々、そして地域自治会の方々も協力なされているとお聞きしております。そして次の部分でも関連しますので、質問をさせていただきます。 質問の要旨(4)再度休校になった場合、子供たちの教育環境やこれまでの課題が整理できているのか、改善する必要があると考えますが、お伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 子供の居場所や食糧支援などもこれまでと同じように継続して行っていきたいと考えております。一部の支援者だけにとどまらないよう、支援の輪がこれまで以上に広がることが重要であると考えております。そのためには学校や関係機関、地域の自治会などとの情報共有や連携をして、未来を担う子供たちを支援していかなければならないと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございました。未来を担う子供たちを支援していかなければならない。これは沖縄市のしっかりとした方向性を、次、休校になった場合、ぜひ生かしていただきたいと思います。子供たちは休校期間中、なかなか外に出てこないという部分で見えないのがあります。この見えない部分というのは先生方も中にいけない部分もありますし、先生方も電話をして居場所の確認や健康チェック、どうなのかということもやっているとお聞きしました。今回合わせて休校は2回目になりますので、もしかすると次の3回目、そこら辺では弁当や配食の部分がもう少し増えていく可能性があるのではないかと本員は考えます。なので、その体制をしっかりと自治会や様々な飲食業の方々へも支援の輪を進めていただいて、そして地域で活動をされている女性連合会の方々とも一緒に、一丸となって取組を進めていただきたいと思います。こちらのほうは今のうちでやっておかないと、急に緊急事態になった場合に慌てるということがないように考えていただきたいと思います。それでは次に行きます。 質問事項4.まちづくりについてであります。質問の要旨(1)安慶田土地区画整理事業についてであります。現在、安慶田土地区画整理事業が進められておりますが、スピードアップが今、求められております。事業の遅れにより、住民からはライフプランが作りきれなくなった。また、子供や孫の時代まで続くのではないかと不安や課題が多様化しているとお聞きしました。事業の推進について迅速な対応が今、必要とされていると考えます。以下、お伺いします。①これまでの事業経過についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 こんにちは。眞榮城議員の一般質問にお答えいたします。 安慶田地区土地区画整理事業は安慶田小学校と室川小学校の間に位置する住宅地、面積約8.7ヘクタールの区域において、昭和36年度に都市計画決定、平成21年度に事業認可を取得し、事業に着手しております。整備に当たっては、地区を10工区に分け進めており、現在までに第1工区から第4工区までの仮換地指定を行い、当該工区の物件移転補償、水路付け替え及び道路整備により良好な街区形成に取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 質問の要旨(1)②2020年度までの進捗についてお伺いします。ア.道路改良工事についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 当該地区の道路整備計画は、幅員8メートルから12メートルの都市計画街路5路線のほか、幅員4メートルから6メートルの区画街路の整備を計画しており、その道路延長は約3,960メートルとなっております。整備に当たっては、建物移転後にある程度まとまった用地を要することから、現在の進捗は約150メートルにとどまっており、進捗率は3.8%であることから、今後、用地取得の早期進捗を図り、道路等の基盤整備に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 それでは続いて、質問の要旨(1)②イ.物件移転補償についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 事業区域内には335件の建物があり、そのうち172件が移転対象となっております。令和2年度末の物件移転補償の進捗状況は30件、約17%となっております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 部長、答弁ありがとうございました。進捗率は大分低い現状だと思います。この現状の中で安慶田区民の方々からはライフプランが作りきれない。また、事業をしっかりと進めていただきたい。様々な声が届いているわけです。続いての質問に行きたいと思います。 質問の要旨(1)③2021年度の計画についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 2021年度は1工区と4工区で物件移転補償を7件予定しており、そのうち6件は既に契約を済ませ、令和4年1月中には移転完了の予定でございます。残り1件についても早期に契約を行えるよう補償交渉を進めているところです。また、1工区では既存排水路を新設する区画街路の側溝に切り回し後、撤去し、安慶田小学校線においては幅員3メートルの歩道、80メートルの区間で整備いたします。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 続いて質問の要旨(1)④事業の施工・補助期間が令和5年度となっておりますが、公園・道路整備が地域のまちづくりを行う上で遅れが懸念されております。どのように考えているのか、市の見解をお聞きします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 安慶田土地区画整理事業の事業期間は令和5年度までとなっておりますが、事業進捗の状況からすると、事業期間の延伸が必要と考えており、現在、県と延伸へ向けて協議を行っている状況でございます。当該地区の課題である老朽化した建物の密集及び行き止まりや狭小道路の改善による、良好な住環境の形成に向け、早期に事業進捗が図られるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 御答弁ありがとうございました。この部分でありますが、早期に事業進捗が図られていけるよう、ぜひとも県にも要望していただいて、取り組んでいただきたいと思います。 質問の要旨(1)⑤今後の課題についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 早期の事業進捗を図るには、何より安定的な財源の確保が必要だと考えております。当該事業の主な財源は、沖縄県から交付される補助率90%の沖縄振興公共投資交付金を活用しておりますが、この数年は県内の区画整理事業を実施している各市町村とも軒並み要望額を割り込んでおり、交付金の配分額が非常に厳しい状況となっております。沖縄県に対しましては、事業の必要性等を十分に説明を行うなど、事業に必要な予算確保に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 部長、答弁ありがとうございました。先日、本員は県のほうへ行きました。県の担当の都市計画・モノレール課の職員と意見交換をさせていただきました。先ほど部長からも答弁がございましたが、各市町村のほうにも区画整理事業が幾つかあると。その中で約60年もずっと区画整理をしている事業はどこにありますかといったら、なかなかない現状です。その中で今、取り残されている部分は果たして何なのでしょうかということを話させていただきました。まちづくりは子供たちや、そして若者、御高齢の方々、地域に住む方々の次の時代をつくる上で、今とても重要なことだと本員は考えます。子供たちの人数、児童数、そして街並み、また、これからの沖縄市をつくる上でのしっかりとした基盤整備、それは沖縄市の中で今とても厳しい状況ではないかと本員は考えます。遅れている部分が約60年、そして事業が始まって約10年とありますけれども、これでいいのか、本員はとても考える状況であります。人が減り、そしてまちがなくなっていく。その中で何が生まれてくるのかというと、子供たちはその中で遊ぶ場所もなくなって、また、住む場所も、環境も変わってくる。事業が遅れるほど、本員はとても危惧しております。 再質問をさせていただきます。先ほど部長のほうからございました交付金の配分額について、平成28年度からの配分率についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 安慶田地区への沖縄県から配分される沖縄振興公共投資交付金の要望額に対する配分率は、平成28年度は約9割、89.2%で、おおむね確保できておりましたが、平成29年度以降は非常に厳しい状況でございます。配分率は平成29年度は36.5%、平成30年度46.9%、令和元年度44%、令和2年度38.4%、令和3年度27.4%となっており、平成29年度からの5年間の配分率の平均は約4割、36.9%となっております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 この配分率、本当に今、喫緊の課題ではないかと思います。安慶田土地区画整理事業以外にも本市のほうでは今、進められている中の町土地区画整理事業もございます。その土地区画整理事業の中で、令和3年度の中で27.4%、とても低い配分率、それをどのようにして県に訴えていくのか、これは課題だと思います。その配分率をしっかりと上げて、そして配分率を通して、また予算の割り振りを沖縄市が考えていただく。そのことを、ぜひ市長、県のほうに要望、要請をしていただきたいと思います。安慶田は水のまちです。水がある部分の影響で洪水もありました。氾濫もありました。安慶田区民の方々は今も一生懸命頑張って我慢しているわけです。その中で今、安慶田の中で課題が多様化している部分、遅れている。その辺が住民の方からはこれでもできないのか、これでも必要とされていないのかという声が上げられております。ぜひこの部分は喫緊の課題だと本員は考えますので、よろしくお願いいたします。 それでは質問事項5.こどものまち行政について。質問の要旨(1)は訂正させていただきます。安慶田保育所の利活用の前に、「旧」を入れていただきたいと思います。質問の要旨(1)旧安慶田保育所の利活用について。新年度がスタートいたしまして、7月に入ってもう3か月になりました。具体的な対策はどのような形でやっているのか、地域からは早期の改善の声が寄せられております。不審者対策、地域の防犯、安全性が懸念される中、今後の利活用について、以下お伺いします。①地域の実情を鑑みて、市はどのように考えているのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 安慶田保育所の跡地につきましては、令和2年8月から令和3年3月までにつくし園改修工事に伴う療育実施場所として、一時利用を行っておりました。また、現在部内では利活用について様々なことを想定し、調整を行っている状況でございますが、今年度においては新型コロナウイルス感染症対策として保育所職員の大多数が感染し、保育の提供が困難となった場合に、保護者が医療従事者等の社会維持に必要不可欠な職業であり、濃厚接触者に特定されていない園児を一時的に預かる事業として活用することを想定しております。今後につきましては、地域における子供たちの放課後の居場所となる関係事業等の実施状況を踏まえ、利活用について判断してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 部長、答弁ありがとうございました。緊急的な預かりの部分、子供たちはコロナ禍でもしっかりと頑張っているわけです。その中で職員、そして子供たちの命を守る上では、先ほど答弁がありました緊急的な預かりの部分、そこら辺をしっかりと考えていただいているということも確認できました。利活用の部分についてでありますが、今、地域的にも安慶田小学校の場合、約400人余りの子供たちがいるわけで、あげだ児童館も上にあります。その児童館の活用性もぜひとも考えていただきたいと思います。また、比謝川の隣にありまして、そこは照屋と安慶田地区に分かれております。また子供たちはそこを通って学校に行くということですので、その部分、今、閉まっているという部分が防犯上、とても気になっているわけであります。先ほどの答弁の中でもありましたとおり、ぜひ進めていただきたいと思いますが、利活用の部分について②に行きたいと思います。 質問の要旨(1)②地域に開かれた児童館機能の拡充について、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 あげだ児童館の拡充につきましては、現在の2階での運営に加えて1階での運営を行うことで、子供たちが広い場所で活動ができることや、また、園庭を利用した活動が行えるようになるなどのメリットがあるものと考えております。しかし、1階、2階で運営することにより、子供たちの安全面の確保に伴う職員の増員、施設改修などの課題や地域における放課後の居場所の役割の整理などもあることから、部内や庁内において課題を整理した上で利活用について判断してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 利活用の部分について、ぜひとも課題を整理していただきたいと思います。本員から幾つか提案なのですが、放課後子ども教室の一時的な開放、そこら辺は1階を活用してもいいのかと考えます。また、開放という部分については、地域の開放、地域の御高齢の方々や、また、老人会の方々、その方々と交流する場、自治会がございますが、自治会との連携を取った在り方も検討してもいいのかと考えます。この部分はぜひ市の場所ですので、学校との連携をぜひとも進めていただきながら考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。今回まちづくりの部分でいろいろと話をさせていただきましたが、限られた予算の中で、職員の皆様の御奮闘に心から敬意を表します。大変ありがとうございます。しかしながら、まちづくりというのは待ったなしです。一生懸命職員の皆様も考えていただいているという部分を本員も承知の上で今回質問をさせていただきました。予算を含めて、ぜひとも拡充、または予算要求をしっかりとしていただきながら、今回も取り組んでいただきたいと思います。それでは本員の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で眞榮城健二議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時50分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時03分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 こんにちは。議席番号26番、公明党会派、阿多利 修、6月定例会、一般質問をさせていただきます。雨が降り続いております。沖縄では例年であれば、6月23日、慰霊の日の前後にからっと梅雨が明けるのかと思っていたのですが、今回はコロナの影響でしょうか、長い梅雨が続いております。週間天気予報を見ますと、8日頃までくもりが続いているので、それ以降の梅雨明けかという気がします。ダムの水の心配が要らないという思いで、もうしばらく我慢の日が続くかと思います。 それでは通告に従いまして、一般質問をさせていただきたいと思います。 質問事項1.新型コロナウイルス感染症対策についてお伺いさせていただきます。今回、新型コロナウイルスは感染してもそんなに悪くならない人もいれば、重症化して亡くなる方もいらっしゃいます。また、後遺症が残って苦しい思いをする方もいるなど、まだまだ、このウイルスの影響は未知の部分があるかと思います。しかし、少しずつ効果のある対策も見つかってきたような気がいたします。3密を避ける。マスクをする。手指消毒等、基本を守る。また、一番効果的なのはワクチン接種ではないかと思います。しかし、中にはいろいろな報道と情報で副反応が気になり、ワクチン接種をしない判断をする方もいらっしゃるかと思います。そこでお伺いさせていただきます。質問の要旨(1)ワクチン接種状況と副反応についてお伺いいたします。①ワクチン接種状況について。ア.接種者数は現在何人になっているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 阿多利 修議員の一般質問にお答えいたします。 現在約3万人の65歳以上の高齢者を対象にワクチン接種を実施しておりますが、6月28日現在、1回目の接種者数は1万3,653人、接種率約46%、2回目の接種者数は5,873人、接種率約20%となっております。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 部長、ありがとうございます。 それでは質問の要旨(1)①イ.今後の計画はどうなっているか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 64歳以下の市民への接種券につきましては、7月中旬の発送を予定しており、予約の受け付け開始は7月下旬の見込みで、予約につきましては、基礎疾患を有する方を優先に行ってまいりたいと思います。それ以外の優先接種につきましては、既に優先して行っております高齢者施設等従事者、保育従事者に加え、学校職員等を検討しております。また、60歳代や50歳代など、年齢ごとの段階的な予約受け付けを検討しているところですが、沖縄県広域接種や企業等が行う職域接種などの状況を勘案しながら、設定していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 ありがとうございます。 次、質問の要旨(1)①ウ.ワクチン接種の年齢を引き下げるという報道がありましたが、その予定はあるのか、お伺いさせていただきます。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 新型コロナウイルスワクチンの接種対象につきましては、国が決定しており、現時点ではファイザー社のワクチンが12歳以上、モデルナ社のワクチンが18歳以上を対象としております。実施当初からファイザー社のワクチン接種対象年齢が16歳以上から12歳以上に引き下げられておりますので、市としても12歳までの接種券の準備を進めております。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 ありがとうございます。今後は12歳まで接種できるようにするということで理解いたしました。 次、質問の要旨(1)②副反応についてお尋ねいたします。ア.ワクチン接種直後の状況、その場で発熱したり、体調を崩された方がいらっしゃるのか、教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市におけるワクチン接種につきましては、接種後15分から30分程度体調変化が見られないか、経過観察を実施しております。これまでに接種直後に体調変化が見られた方は数人いらっしゃいますが、集団接種会場からの救急搬送は1件ございました。搬送後、適切な処置により回復されております。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 ありがとうございます。お一方体調を崩された方がいたということで、回復して帰宅されたということで安心いたしました。 それでは質問の要旨(1)②イ.帰宅後、家に帰ってしばらくしてから体調を崩されたりした方がいらっしゃるか、状況を教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市が行っている体調確認アンケートによると、約1,300件の報告の中、特に新しい症状はないと回答した方は約600件おりましたが、それ以外は何らかの症状が出ている状況となっております。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 ありがとうございます。 質問の要旨(1)②ウ.症状の出ている方はいるか、いればどのような状況だったのか、教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 症状として多いものから、接種箇所の赤み、腫れ、痛みが最も多く、次に筋肉痛、関節痛、そして疲労感などとなっており、症状が出た時間の多いものから、帰宅後4時間から12時間後、帰宅後12時間から24時間後、1日から3日後の順となっております。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 ありがとうございます。帰宅してしばらくたってから体調を崩す方が、内地のほうではいたということで、ひとり暮らしの方は心配かというふうなことでお聞かせいただきました。 次、質問の要旨(1)②エ.副反応が重い場合のその後のケアはどのようにするのか、教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 副反応等の相談は沖縄県の窓口やかかりつけ医の相談を案内しておりますが、市へ相談があった場合は担当の保健師が症状に関する確認や、受診勧奨を行い、必要時には国の補償についての相談も行っております。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 ありがとうございます。今回のコロナワクチンについては、国が全て補償するということで、これも県のほうに相談できるということで、分かりました。アンケート調査しているということでしたが、質問の中でちょっとダブるかもしれませんが、質問の要旨(1)②オ.調査等はどのようにして行っているのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 ワクチン接種予約時にメールアドレスを御登録いただいた方へ、体調確認アンケートを実施しているところでございます。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 もし体調を崩したときに、救済する制度とか、明確なものがあるのでしょうか、教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 万が一、ワクチンによる健康被害の可能性が出た場合は、市の健康被害調査委員会を開催し、委員の医師等で調査、審議を重ね、ワクチンによる影響の可能性が認められると判断した場合は、国に申達し、国の審査会において、さらに審査されます。その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、医療費などの補償が市町村を通して給付されます。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。
    ◆阿多利修議員 ありがとうございます。万が一、コロナワクチンの接種で被害に遭ったり、体調を崩したり、後遺症等が出た場合には補償するということで安心いたしました。上地議員がこんなに苦しい思いをするのだったら、ワクチンを早く打ちたかったという話をしていましたが、やはりワクチンで守られるのであれば、できるだけ早く接種を進めていただきたいと思います。 予防のワクチンも含めてですが、次をお伺いさせていただきたいと思います。 質問事項2.子宮頸がん対策についてお尋ねいたします。子宮頸がんが大変怖い病気であることは本員も知っておりました。平成25年頃ですか、與那嶺副市長が議員時代にいろいろ議会で活発に取り上げて、病気の対策ということでやっていただきました。検診のクーポンも配られるということをやったと思いますが、最近は受診率が低いというお話を聞きました。また、予防接種で予防できるというワクチンがあるということで、対象年齢者は無料で受けられるということも伺っておりましたが、接種率がかなり低いということを聞きましたので、この質問をさせていただきたいと思います。質問の要旨(1)現在の状況について伺う。①子宮頸がんとはどのような病気か、お尋ねいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 阿多利 修議員の一般質問にお答えいたします。 子宮頸がんとは子宮頸部にできるがんのことで、発症の主な原因はヒトパピローマウイルスの感染が関連していると言われています。ほとんどの場合、ヒトパピローマウイルスに感染しても免疫によって排除され、問題はありませんが、何らかの原因によりウイルスが排除されず感染が続くと、一部が異形成や子宮頸がんに移行すると考えられています。ウイルスに感染してから子宮頸がんに進行するまでの期間は、数年から数十年と言われており、定期的な検診により異形成の段階で発見、治療することで、がんの発症を未然に防ぐことから、早期発見が極めて重要になります。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 部長、ありがとうございます。ヒトパピローマウイルス感染症ですが、これは性病ではないという見解が出ているようであります。国民のほとんどが感染し、大半の人は発病しないというのがこの病気のようです。年間1万人ほどの人が発病している。その中で年間2,800人の方が亡くなっているという統計があるようであります。そこでお尋ねさせていただきたいと思います。 質問の要旨(1)②厚生労働省の見解についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えします。 厚生労働省によると、子宮頸がん早期発見のために検診を2年に1回の間隔で受診することを推奨しております。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 ヒトパピローマウイルス感染症に係る予防接種HPVワクチン接種につきましては、現在も積極的な接種勧奨を差し控えている状況でありますが、定期接種としての位置づけは変わっておらず、定期接種としてワクチン接種を受けることが可能です。また、昨年の厚生労働省からの通知により、定期接種に関する周知方法について、対象者及びその保護者へ個別送付による情報提供を実施するよう通知があり、情報提供のさらなる充実を図るよう改正されているところです。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 部長、ありがとうございます。 それでは質問の要旨(1)③本市の現状は今どのようになっているか、お尋ねいたします。ア.がん検診の現状についてお尋ねいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 本市における子宮頸がんの受診率についてですが、令和2年度から過去3か年において、10%程度で推移しております。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 次、質問の要旨(1)③イ.ワクチン接種の現状はどうなっているか、お尋ねいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 HPVワクチンの接種につきましては、平成25年度より定期接種となっており、12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの女児、(小学6年生から高校1年生まで)が対象となっておりますが、本市の定期接種対象者の接種件数過去3か年においては、平成30年度13件、令和元年度10件、令和2年度11件となっており、実人数で年間4人から6人、接種率は約0.1%前後となっております。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 部長、ありがとうございます。まず検診ですが、クーポンがせっかく配られていて、検診できるということになっているにもかかわらず10%台というと、かなり低いのかと思います。ということは、発見しづらくて、がんになってから分かるという可能性がかなり高くなると思います。ワクチン接種につきましては、0.1%という報告がありました。ほとんど受けていない状況であるかと。一時期、副反応が疑われる前は、50%近くいっていたと思いますが、ほぼ検診と予防接種で100%近く防げるがんだと言われている子宮頸がんですが、このように接種が進まない、検診が進まないというのは、しっかりお知らせをしていく必要があるのかと思います。また、予防接種については、12歳から16歳の年齢の女子ということですので、ほぼ本人の判断はできない年齢かと。親の判断によるのかと思います。しっかりと親御さんと話ができるような状況にしていただきたいと思います。 次、質問の要旨(1)③ウ.検診やワクチンの費用はどうなっているのか、お尋ねいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 子宮頸がん検診につきましては、毎年度21歳になる女性を対象に全額公費負担の子宮頸がん検診無料クーポンをお届けしております。また、20歳以上を対象とする子宮頸がん検診につきましては、2年に1回の受診間隔とし、自己負担は課税世帯に属する方は2,000円、非課税世帯に属する方は無料となっております。現在、子宮頸がん検診については、病院やクリニックでの受診となっており、1件当たりの単価については7,348円となっております。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 ワクチンの費用につきましては、小学6年生から高校1年生までの女児を対象に全額公費負担を行っております。ワクチンの接種回数は1人3回となっており、3回分の接種を公費で受けることができます。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 ありがとうございます。こどものまち推進部長、再質問なのですが、この年齢が小学6年生から高校1年生までということになっておりますが、万が一この期間に受けられなくて、18歳、20歳を過ぎてから打ちたいという場合には、自己負担になるのでしょうか。自己負担の場合は幾らになるのか、お尋ねいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 接種費用は自費になりますが、単価は医療機関によって異なります。参考に今年度の定期接種の単価契約額は中部地区医師会で1件当たり1万6,588円となっております。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 ありがとうございます。これは3回接種で1万6,588円ということで、かなりの金額かと思います。1回でですか、失礼いたしました。3回と言ったらかなりの金額になるので、びっくりしました。失礼しました。どうせなら理解していただいて、多くの方が、全員というわけにはいかないのでしょうけれども、健康である方は将来に向けて接種できる方向にしていただきたいと思います。それでは最後にお伺いします。 質問の要旨(1)③エ.今後の方針についてお尋ねいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 子宮頸がんは若い人がかかる病気に変化しているとの統計があることから、より多くの方に検診を受けていただくため、例年毎年度末、年齢において、偶数年齢の女性を対象に実施しておりました子宮がん検診を、令和3年度より偶数年齢の方に加え、失礼しました。前年度検診を受けていない奇数年齢の方も対象とすることで、2年に1回の頻度で検診を受けていただく環境を構築しているところでございます。今後につきましても受診率向上並びに事業の周知に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 HPVワクチン接種につきましては、定期接種の対象者及びその保護者へ個別送付による情報提供を実施してまいります。今年度は定期接種の最終年度である高校1年生へ個別送付を実施し、その他学年への個別送付につきましても、ワクチンの供給量を見ながら検討してまいります。個別送付を行うことで、公費によって接種できるワクチンの一つであることを知っていただくとともに、ワクチン接種について検討、判断するためのワクチンの有効性・安全性に関する情報や接種を希望した場合の円滑な接種に向けた必要な周知を図ってまいります。 ○小浜守勝議長 阿多利 修議員。 ◆阿多利修議員 部長、ありがとうございます。大切な命を守るための施策かと思います。HPVワクチン接種については、平成27年7月1日に沖縄市議会で意見書を提出しております。当時の高橋教育福祉委員長が提出者になって、その当時の委員会で提出されております。HPVワクチン接種後の副反応や日常生活に支障が出た場合の適切な治療、補償を行ってほしいということで、意見書も可決されております。その後、国からお知らせをしなさいということで10月に通知があったということであります。また、このHPVワクチンはコロナのように変異しないということで、ワクチンを接種すると長い間効果が長持ちするということであります。子宮頸がんで亡くなる方が30代、40代、50代が一番多いということをお伺いしておりますので、その頃に子育て中、また、現役でばりばりのところにがんで命を落とすことのないようにしっかりワクチン接種も勧めていただきたいと思います。調べた中で、男性にもこのがんは出るそうでして、咽頭がんとか、男性にもワクチン接種は効果的だとありましたので、お知らせしておきたいと思います。まだまだコロナの収束も見えませんが、オリンピックも始まります。本市から喜友名 諒選手や上与那原選手、パラリンピックにも出場いたしますので、しっかりとみんなで応援して、コロナを乗り越えて明るい沖縄市をつくっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。本員の一般質問はこれで終了いたします。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で阿多利 修議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時31分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時37分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 皆さん、こんにちは。3日目の最終バッターです。会派群星の桑江直哉です。よろしくお願いいたします。早速ではございますが、一般質問通告書の24ページをお開きください。 質問事項1.学校教育についてです。質問の要旨(1)小中学校の不登校児童生徒についてです。議長の許可を得まして、皆さんに資料提供をしております。去る6月28日の沖縄タイムスの一面の見出しに、「小学生不登校3割増、20年度県内10市長期休校影響か」ということで記事が掲載されておりました。その記事からすると、全県的に小中学校の不登校が増加したことが分かります。そこで昨年から続くコロナ禍で去年1年間の不登校の現状と課題について確認していきたいと思います。①不登校児童生徒の定義についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 こんにちは。桑江直哉議員の御質問にお答えいたします。 不登校とは、文部科学省実施の令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査で、何らかの心理的、情緒的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくてもできない状況にある者、ただし、病気や経済的理由、新型コロナウイルスの感染回避によるものを除くと定義されております。加えて、文部科学省実施の同調査や沖縄県教育委員会実施の令和3年度沖縄県問題行動・不登校調査では、連続又は断続して30日以上欠席した児童生徒を欠席理由毎に不登校として報告しております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 それでは質問の要旨(1)②不登校になる理由についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 不登校になる理由は、令和2年度に30日以上欠席した長期欠席者の主な欠席理由から、生活リズムの乱れ、無気力・漠然とした不安、家庭環境の変化、学業の不振、友人関係、あそび・非行などが挙げられております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)③不登校児童生徒に対する沖縄市の現在の取組についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 スクールカウンセラーや心の教室相談員、学校支援教育補助者、これは登校支援という名称で支援補助者がおります。こどもの生活サポートチームなどの相談員や支援員を各学校に配置しております。また、教育研究所による巡回支援や教育相談室、適応指導教室すだちへの不登校児童生徒の受入れ、そのほかホップステップクラブやフリースペースゆめさきでの支援を行っております。加えて年度初めの学校スタート訪問や、年3回の不登校問題等ヒアリング、年8回程度の関係機関による不登校等対策会議を実施することにより、不登校児童生徒への支援の充実に努めております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(1)④小中学校の不登校児童生徒数について(過去5年間)。お伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 過去5年間の小中学生の不登校数は、小学校が平成28年度69人、平成29年度89人、平成30年度89人、令和元年度131人、令和2年度196人となっております。中学校が平成28年度198人、平成29年度218人、平成30年度210人、令和元年度232人、令和2年度195人となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 小学校の不登校児は、令和2年度は196人と、前年131人からすると65人増えているということで、急激にコロナ禍で増えたことが分かりました。沖縄タイムスの6月28日の記事を見ますと、中学生の不登校は那覇市と沖縄市、豊見城市、宮古島市で減少、名護市のみ小中ともに減ったとあります。各市教育委は登校の習慣化が必要な小学生の方が、中学生より長期休校の影響を受けやすいとみているとありました。減少幅が最も大きい那覇市の担当者は、休校期間が長かったため年間の登校日数が例年より少なく「実際は本当に減ったかどうか分からない」との見方をしているとあります。中学校の不登校数は沖縄市においては令和2年度195人から前年232人からすると、37人減っていますが、実際はコロナ禍で出席扱いとなり、不登校にカウントされておらず、現場の感覚としては実際には増えている印象だと聞いております。 続きまして、質問の要旨(1)⑤適応指導教室すだちに通う不登校児童生徒の数をお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 教育研究所に設置している適応指導教室すだちに入居した児童生徒数の過去5年間の実績は、平成28年度10人、平成29年度17人、平成30年度16人、令和元年度15人、令和2年度16人となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑥ホップステップクラブに通う不登校児童生徒数をお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 ホップステップクラブの受入れ児童生徒数は、小学生が平成28年度2人、平成29年度3人、平成30年度5人、令和元年度9人、令和2年度11人となっております。中学生が平成28年度7人、平成29年度10人、平成30年度10人、令和元年度12人、令和2年度11人となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑦ゆめさきに通う不登校児童生徒数、過去5年間の実績をお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 フリースペースゆめさきの受入れ児童生徒数は、小学校、平成28年度ゼロ、平成29年度ゼロ、平成30年度ゼロ、令和元年度1人、令和2年度ゼロとなっております。中学校が平成28年度4人、平成29年度5人、平成30年度3人、令和元年度1人、令和2年度4人となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑧その他、フリースクール等に通う不登校児童生徒数をお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 議員からの御質問は過去5年間という扱いでしたが、こちらの資料が整っているのが3年分なので、3年分の報告をさせていただきます。小学校、平成30年度56人、令和元年度81人、令和2年度76人。続きまして、中学校は、平成30年度5人、令和元年度10人、令和2年度14人となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑨です。上記の⑤から⑧の不登校支援に通わずにいる不登校生徒数(過去5年間)をお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 こちらも先ほどと同じように3か年分の児童生徒数を報告させてください。小学校が平成30年度40人、令和元年度59人、令和2年度124人となっております。中学生が平成30年度180人、令和元年度194人、令和2年度153人となっております。 ○小浜守勝議長 暫時会議時間の延長をいたします。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑩コロナ禍において不登校児童生徒に何らかの影響があったのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 コロナ禍において、不登校児童生徒に与える影響について、各学校に調査したところ、生活の変化によるストレスや目に見えない感染症に対する不安と恐怖、生活リズムの乱れ、経済的影響などがあるとの報告を受けております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑪沖縄市は不登校児童生徒のための新しい取組が必要だと思いますが、例えば不登校児童生徒に対してリモート授業等を実施するなど、学校ではなくても学習ができる取組など、市の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 教育委員会としましては、整備された学習用端末、GIGAスクール構想に関連するものでございます。それらを活用した授業展開の一つとして、リモート授業などができるよう授業づくりや、ICTの活用の方法など、学校と連携して調査研究してまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問ですけれども、沖縄市はこれまで適応指導教室すだちや、ホップステップクラブ、ゆめさき等に通うことで、学校に行けるようになるなど、不登校児童生徒に対する事業が実績として作られてきました。しかし、適応指導教室すだちの定員が15人、ホップステップクラブが14人、ゆめさきが3人の定員となっております。全てを足しても32人ということで、一度に対応できる人数が32人ということだそうです。令和2年度不登校生徒は、小学校196人、中学校が195人ということで、小中学校合わせると391人もの不登校児童生徒がおり、また、沖縄市の不登校支援や、民間の学校等も利用しない児童生徒が令和2年度だけでも小学校124人、中学校153人、小中合わせて277人という状況です。全ての不登校児童生徒に対応できているとまでは言えない状況なのかと。もちろんいろいろな指導をしているのも分かるのですけれども、本員はまだできることがあるのではないかと思っております。そこで議長の許可を得て、資料を提供しておりますけれども、今年4月に岐阜市に不登校児童専門公立中が開校したそうです。岐阜市立草潤中学校と言います。沖縄タイムスの記事を紹介させていただきます。今春、岐阜市に不登校特例校「市立草潤中」が開校した。準備段階から合言葉は「学校らしくない学校」。オンラインを活用して好きな場所で授業が受けられたり、生徒が担任を選べたりできる。子どもたちのありのままを受入れ、一人一人と向き合いながら、多様な学びの場をつくろうとしている。5月11日、5時間目の授業が始まると、生徒たちは校舎内の思い思いの場所で学びに取り組み始めた。「ここ、分かるかな」。3年生の教室では、国語の担任教員2人が机に向かう8人に声を掛けながら授業を進める。廊下を挟んだ向かいにある個別学習のための「Eラーニングルーム」にも3年生が2人。タブレットで授業の様子を見ながらノートに書きこんでいた。教室だけでなく、校舎のあちこちに生徒の姿があり、時折、笑い声も聞こえてくる。生徒が授業を受ける場所を選べるのが草潤中の特色の一つ。全ての授業をオンライン配信しているため、自宅はもちろん、登校した場合も教室以外で学べる。「午前は登校、午後は家庭学習」という方法も可能だそうです。この中で特におもしろかったのが4月7日の入学式、「あなたを待っていたよ、居場所があるよと伝えたかった」という井上校長は、生徒の顔と名前を覚え、学校にやってきた一人一人の名前を呼んで歓迎した。「服装は自由」と伝えてあり、式では着ぐるみやゴルフウェアを着た教員が、生徒と保護者の前に立った。当初は「本当にこんなことをしてもいいの?」と教員の反応をうかがう生徒も多かったが、学校がありのままを受け入れてくれると分かったのか、草潤中がそれぞれの子どもたちにとって心地よい居場所になりつつある。入学式後、1人の女子生徒が質問した。「明日からヒール靴で登校していいですか」。教員の答えはもちろんOK。今は数人が厚底の靴で登校する。「この学校では、それでいいんだよというメッセージを込めた」と、井上校長は「相談室」の看板を指した。そこには、ハイヒールを履いた女子生徒のシルエットが書かれていた。ということです。すみません、あと、お配りのカラー資料ですけれども、市立草潤中学校の学校案内、表紙を見ると、「ありのままの君を受け入れる新たな形」とあります。1ページ目、上のほうですが、「これまでの学校のシステムに合わせることに疑問を感じ、不登校を経験した生徒のありのままを受け入れ、個に応じたケアや学習環境の中で心身の安定を取り戻しつつ、新たな自分の可能性を見出すことを目指します」とあります。すみません、少し特色があるので、Q&Aまで読ませていただきます。2ページのQ&Aです。「どんな子が、転入学できるのですか?」、「これまでの学校という枠の中で自分の才能を生かせなくて学校に行けなかった生徒、不登校を経験した生徒のための学校です」。Q2、「毎日、必ず登校しなければいけないのですか?」、「必ず登校する必要はありません。家庭での学習を基本にして学習を進めるコース、家庭で学習して週に数日登校するコース、毎日登校するコースなど、自分にフィットするリズムを相談しましょう。一人1台のタブレットを用意しますので、家での学習もできます」。Q5、「通学手段はどうするのですか?」、「徒歩、自転車、公共交通機関を利用します。保護者による送迎も可能です。最も通学し易い方法で、安全面に気を付けて通学してもらいます。遠距離通学の場合は、遠距離通学として市から補助金が支給されます」。特に7番ですけれども、「草潤中学校の先生は、どんな先生がいるのですか?」、「草潤中学校での勤務を希望した各教科の先生の他、養護教諭・事務職員・スクールカウンセラー、サポーター等20人程度の職員で対応します。担任の先生は5月に生徒の皆さんの希望で決定します」。最後8番ですけれども、「学年ごとに一斉授業を実施するのですか?」、「学年ごとに基本的な時間割は設定しますが、個別にカリキュラムを編成するなど、個の可能性を伸ばすために、個別最適化を図る学習を展開します。ICT機器を活用した個別学習など多様な学びを提供します」とあります。以上のように、いろいろな学びの場を提供している。これが普通の公立中で今、岐阜市でやっているそうです。沖縄市においても岐阜市にある草潤中学校のような不登校、特例校のような多様な学びの場が本員は必要だと思いますが、市の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 議員御指摘の草潤中学校の学校のような在り方は、とても重要だと認識しております。信頼される学校づくりを推進するために、これまでの教育委員会が行ってきた施策を継続するとともに、まずは本市の状況を踏まえながら、課題の整理に取り組み、それから調査研究に進んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。インターネットに、岐阜市立草潤中学校の開校に先立って、去る3月27日に開校除幕式内覧会があったそうです。そのときに京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之氏のスピーチがインターネット上では人気がありましたので、一部抜粋して御紹介させていただきます。「子どもたちが勘違いしている言葉の一つに「義務教育」という言葉があります。子どもたちのほとんどは、学校に行かなければいけない義務だと感じています。どんなに苦しくても、どんなにしんどくても、行かなければいけないのが義務教育だと勘違いしています」。「大人はここで声を大きくして、それが間違いであることを伝えなければいけないと思います。子どもたちが持っているのは「学習権」です。学びたいと考えたときに、学んでいいという権利です。義務を負っているのは大人で、その子どもたちが学びたいと言ったときに、学ぶ方法すべてを提供しなければなりません。教室の中に、正方形のタイルのようにまっすぐ並ぶことのできた子だけが学んでいいという、そういう条件付きの学びではなく。子どもたち、いつ、どこで、だれと、なにを学びたいのか、そのすべてを選んでもいいはずで、その環境を提供できることこそが、大人に課せられた使命だと思います」。「学校がやるべきことは、子どもたちの学びの機会を奪わないことです。子どもたちが学びたいと思ったときに、学べるような環境を用意することだけが唯一、学校に課せられた使命です。学びを嫌いにさせるのはもってのほか、絶望しそうになったときに学びを諦めない、そんな子どもたちに育つ場所が学校なのだと思います。」先ほどの沖縄タイムスに学びの対応、不登校特例の記事というのがありましたけれども、この中に学校をつくった、準備に当たった教育長の言葉もあるので、これも併せて読み上げます。「学校が多くの子どもたちにとって輝ける場所であるのは間違いないが、フィットしない子がいることから目を背けてはいけない。そうした子どもの才能や、受け取る違和感が次の時代をつくる可能性がある。それを伸ばしていける場所があれば、という思いを持っていた。不登校特例校の存在を知り、岐阜市でもやってみようと準備を進めていた2019年7月、市立中3年の男子生徒が同級生によるいじめを苦に自死した。遺族や子どもたちと対話を重ねる中で、特例校をつくる意義もはっきりしていった。子どもは良い成績をとるため、学校側が求めることを予測し、先んじて動いていた。学校の都合に合わせざるを得ないことに不安やストレスを感じているのに、大人は「良い学校、良い子ども」と捉えてしまい、子どものSOSには気付けていなかった。子どもが学校に合わせるのではない。「学校が子どもに合わせる。子どもにとって安心できる居場所」というのが草潤中に込めたメッセージだ。ということです。「まだ40人しか受け入れられていない。草潤中の良い取り組みを他の学校が取り入れるといった波及効果に期待したい」とありました。岐阜市草潤中学校は、廃校になった学校をリニューアルして開校したそうです。沖縄市には廃校になった学校はありませんが、生徒数が減り空き教室がある学校もございます。その空き教室を利用して不登校児童専門の教室にするなど、沖縄市の既存の公共施設を含め、様々な可能性を駆使して、検討をぜひ進めていただきたいと思います。沖縄市教育委員会としても調査研究を進めていただき、沖縄市でも同様な取組ができるのか、早急に検討していただきたいと思います。今後も岐阜市立草潤中学校並びに不登校のことについては継続して確認していきたいと思います。ありがとうございます。 続きまして、質問事項2.こどもの育ちと子育て支援についてです。質問の要旨(1)地域におけるこどもの居場所づくり、放課後子ども教室についてお伺いします。①放課後子ども教室推進事業とはどのような事業なのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 放課後子ども教室推進事業は、市内の小学校を対象に、放課後に地域連携室や余裕教室などを活用し、地域の方々の参画を得て、子供たちの学習支援以外に、三線教室や、ものづくり教室などの文化活動を行い、地域住民との交流も図られることで、安全安心な居場所づくりを確保し、子供たちが地域社会の中で心豊かで健やかに育まれる環境の推進を目的としております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 本員も美里小学校に併設されている放課後子ども教室である美里っ子クラブを視察させていただきました。宿題をしたり、将棋をしたり、トランプで遊んだり、本を読んだりと、それぞれ好きな過ごし方をしており、地域のボランティアの皆さんとまるで家族のような雰囲気で、子供たちが親しそうに触れ合い、子供たちにとって居心地がよい場所になっていることが十分分かりました。 続きまして、質問の要旨(1)②実績についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 令和2年度の実績として、教室の開催数539回、参加児童数1万7,428人、これは延べ人数でございます。さらにボランティアの参加数2,675人、これも延べ人数でございます。かわりまして、令和元年度の実績でございます。同じく教室の開催数は1,066回、参加児童数2万8,970人、延べ人数でございます。ボランティアの参加数は4,720人、これも延べ人数でございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)③地域ボランティアとの連携はどうなっているのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 放課後子ども教室では、学習支援や文化活動を行う上で、地域のボランティアの協力が必要不可欠でございます。そのためボランティアの呼びかけなどを行う調整役として教育委員会で委嘱された推進員が担当小学校を定期的に訪問しながら、地域ボランティアとの連携に努めております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(1)④コロナ禍で課題があればお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響で、学校が休校になる場合、放課後子ども教室も閉級することとなり、活動が自粛されることが考えられます。そのため関係する方々の気持ちが萎縮し、休校措置が解除されても活動再開に躊躇して、開級が遅れてしまうことなどがあります。加えて、地域ボランティアの方々の中には、高齢者の方もおります。自らコロナに感染することや、子供たちへの感染を心配して参加できなくなることなどが懸念されております。
    小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 コロナ禍が続いておりますので、その対策をしながら行うことが前提ではありますが、できるだけ放課後子ども教室は開級していただきたい。先ほどの不登校の状況からしても子供たちへの深刻な影響を与えている今だからこそ、このような居場所事業が求められているのではないかと本員は感じております。コロナ禍においても運用できている教室もあります。そのようなよい事例を参考に、ぜひ全ての小学校で開級数を1日でも多く増やしていただき、事業をぜひ継続していただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時09分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時20分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 一般質問通告書25ページです。質問事項3.新型コロナ対策について。質問の要旨(1)PCR検査についてです。①②については、他の議員からもございましたので、割愛させていただきます。③中城村の全村民に対する無料PCR検査があるが、沖縄市でも一般市民向けの無料PCR検査を行うことが可能かお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 桑江直哉議員の一般質問にお答えいたします。 議員御質問の件につきましては、人口規模の大きい本市において、同様な事業を行うと、漠然とした不安に応えるために検査をする方が増加し、必要性の高い方への迅速な検査が滞るなど、検査体制への影響が懸念されることから、事業実施は厳しいものと考えております。PCR検査につきましては、エッセンシャルワーカーや教育機関等において積極的な検査が実施され、感染者の早期発見、クラスターの発生未然防止の取組がなされているところであり、本市としましては、無症状で陰性を確認したい方には、4月に市内の各世帯にチラシで配布いたしました安価で御利用いただける沖縄県PCR希望者検査促進事業対象機関を御利用いただくよう引き続きお願いしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございました。ゴールデンウィーク前にチラシが各家庭に配られておりましたけれども、大変参考になりました。いいタイミングでチラシも配られたのではないかと、また、PCR検査の場所も入っていまして、分かりやすくよかったと思います。市民からこのような要望等もありましたので、質問とさせていただきました。 続きまして、質問事項4.沖縄アリーナ推進事業について。質問の要旨(1)沖縄アリーナの運用状況についてお伺いします。沖縄アリーナが4月よりオープンして稼働しました。稼働状況や今後の在り方について確認したいと思います。①稼働実績についてお伺いします(4月5月6月)。ア.どのようなイベントが開催されたのか全て伺う。並びに各イベントの観客動員数と、有料なのか無料のイベントだったのかについてもお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 こんにちは。それでは桑江議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、3月28日に落成式典を執り行い、供用開始をさせていただいたところでございます。その後、4月11日には沖縄アリーナで初のイベントとなる「Our First Games」として琉球ゴールデンキングスの選手による紅白戦が行われ、4月、5月にはプレオープニングとしてキングスのホームゲームが開催されております。公式戦としては11試合開催されており、延べ約4万2,000人の来館があったと伺っており、有料での興行と伺っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)①イ.当局は「オープンから5年程度はスポーツ興行、コンサート、MICEを開催し、準備日も含めて38.9%の稼働を想定している」と答弁している。オープンしてからの稼働率をお伺いいたします。課題があれば併せてお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄アリーナの稼働率につきましては、新型コロナウイルスの影響からイベントの開催が難しく、入場者数の制限などを受けているところで、現段階においては当初の計画と比較できる状況にないと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(1)②は割愛させていただきます。 続きまして、質問の要旨(1)③グランドオープンが中止となったが、今後開催する予定があるのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現段階においては決定しておりませんが、新型コロナウイルスの影響もございますので、国、県の動向及びイベントガイドラインを注視しながら、指定管理者とも意見交換を進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)沖縄アリーナイベント時のコザ運動公園の駐車場利用の在り方についてです。これについては、他の議員からもございましたので、割愛いたします。仲宗根 誠議員の質問でもありましたので、これは割愛させていただきます。 続きまして、質問の要旨(3)女子学園跡地にできる駐車場についてです。駐車場整備予定地において用地取得がまだ上手くいっていない状況で、駐車場整備が進んでいます。今後どのような課題が考えられるのかについて確認していきたいと思います。①土地開発公社が保有する宅地、墓地等の用地29筆と物件補償の墳墓6件の買戻しについてお伺いします。ア.用地29筆と墳墓6件全て買い戻すのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄市土地開発公社が所有している土地29筆のうち、令和3年度に先行して工事着手を検討・調整している範囲の26筆について先行して買い戻したいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問です。 29筆中26筆のみを沖縄市土地開発公社から先行して買戻すとの答弁でした。今回、買い取らない29筆中3筆は、買い取れていない墓地に隣接する土地なのか、お伺いします。皆さんの手元にこのような資料がございますけれども、沖縄市土地開発公社が保有している保有資産がある沖縄市山内1丁目114-4、114-5、114-7の3筆で間違いないかお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 今、お話をされた114-4、114-5、114-7の3筆になります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問ですけれども、去る3月5日の令和3年度の予算委員会総括質疑の伊佐 強議員の用地購入費に関する質疑の答弁で、先行取得させていただいている用地34筆中29筆分を買戻すものでありますとしていますと。また、沖縄防衛局にも補助金交付申請を4月27日に出しており、沖縄防衛局は5月7日に補助金決定をしており、交付申請どおり29筆分の用地費を認めております。今回なぜ3月の予算委員会の段階、4月27日の補助金交付申請でも29筆を買戻すとしていたものが、今回の6月定例会ではなぜ26筆となったのか、その理由をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 最終的には、沖縄市土地開発公社が先行取得した残り3筆も含めて買い取ることになっております。現段階においては、令和3年度工事着手を予定している工事に影響がないことから、隣接する墓地と同時期に購入したいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 当局は沖縄市土地開発公社から先行取得した3筆もいずれ買い取るとしております。その財源として、防衛の9割補助、今後使用しないということでよろしいでしょうか。なぜ補助金決定した9割補助の高率補助を見送るのか、その理由を再度お伺いいたします。今後、買い取る際、沖縄市の単独予算で購入するのか、残り3筆の購入についてどう考えているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 駐車場用地の買取りにつきましては、現在利用できる用地も限られておりますので、コザ運動公園の利便性向上を図る観点からも必要なものと考えております。いずれにしましても、整備に伴う用地の買戻しにつきましては、市民負担を可能な限り軽減できるよう補助先とも調整をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)①イ.それらはいつ頃までに買戻すのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 現在、土地所有者である沖縄市土地開発公社と買戻しについて調整を行っているところで、整い次第、議会に提案させていただきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)②残り5筆のまだ買い取れていない墓地と墳墓の物件補償、用地購入スケジュールはどうなっているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現在、交渉中の5筆につきましては、移転先の選定に時間を要している状況となっていることから、引き続き交渉を進めさせていただきたいと考えており、今後のスケジュールに関しましては、権利者の意向を確認した上で検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(3)③立体駐車場の調査・実施設計の状況についてお伺いいたします。事業期間も併せてお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 立体駐車場につきましては、令和3年10月に実施設計を終える予定となっており、その後、建設工事に必要な財源等に関しましては、国等の補助を活用し、可能な限り市民負担の軽減ができるよう取り組んでまいります。事業期間につきましては、約8か月から1年ほどと伺っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)④残り5筆の土地のグランドレベルと駐車場平面駐車場の実施設計上のグランドレベルに高低差はあるのか、あればどの程度の高低差があるのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 駐車場の計画高は、現在交渉中の5筆の土地の高さより、高低差があるところで約3メートル程度となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問をいたします。 駐車場の計画高は、現在交渉中の5筆の土地よりも3メートルほど高くなっているとの答弁でした。5筆の土地が全て買い取れれば心配はありませんが、いずれかの土地が買い取れなかった場合、3メートルの高低差があり、例えば高低差をつけてなだらかにする。または階段をつけて、墓地への墓参り等、地権者が利用しやすくするなどの配慮が必要だと思います。もしも駐車場整備中に残り5筆のうち1つでも買い取れない場合、墓地の利用者に配慮した駐車場整備は可能か、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 墓地の利用者への配慮は必要だと考えておりますが、駐車場の整備も必要なことから引き続き交渉を進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)⑤残り5筆の土地は一塊ではなく、歯抜け状になって散らばっております。買い取れていない土地と土地の間に買い取れている土地があり、公用地として買い取っても駐車場として十分活用できなくなるのではないかと危惧しております。このような状況が生じた場合、駐車場整備に支障はないのか、当局の見解をお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現在交渉中の5筆につきましては、移転先地の選定に時間を要している状況となっていることから、引き続き交渉を進めさせていただきたいと考えており、今後に関しましては、権利者の意向を確認した上で検討してまいりたいと考えております。駐車場として利用できる用地も限られておりますので、有効に利用し、アリーナをはじめとするコザ運動公園利用者の利便性の向上に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)⑥駐車場の実施設計で5筆のうち買い取れない墓地がある場合、実施設計の修正を行う必要はあるのか、また、併せて修正の必要がある場合、平面駐車場の修正をいつ頃までと考えているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現在、権利者の皆様には移転先の選定に時間を要していると伺っておりますので、修正を前提とするということではなく、権利者の意向も踏まえた形で対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)⑦平面駐車場の整備、立体駐車場の整備スケジュールについてお伺いします。併せていつ頃供用開始予定なのかもお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 平面駐車場につきましては、令和3年度に工事着手を予定しております。立体駐車場につきましては、実施設計を終え、財源のめどが立ち次第、順次工事着手を予定しているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)⑧駐車場は有料か無料か伺う。駐車場の運営手法についてどのように考えているのかお伺いします。また、いつ頃までに運営手法を決定するのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 駐車場の有料・無料化については、隣接するコザ運動公園周辺の環境の状況を踏まえつつ、今後検討していくことになると考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問事項5.道路行政についてです。質問の要旨(1)内喜納橋の現状についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 桑江議員の一般質問にお答えいたします。 内喜納橋は、東南植物楽園近くを流れる与那原川にかかる延長8.9メートルの道路橋で、昭和51年に施工されております。同橋梁は完成から45年が経過し、老朽化が著しいことから、架け替えを予定しており、現在は車両通行による同橋梁への負荷を軽減するため、H鋼と覆工板で仮設補強を行い、重量制限を設けているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)内喜納橋の架け替えについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 内喜納橋の架け替えは、市道東南植物楽園線の道路整備と併せて、令和6年度完了に向け取り組んでいるところですが、架け替えに伴う用地取得が難航しており、架け替え工事にまだ取りかかれておりません。権利者へは引き続き当該事業への御理解をいただけるよう交渉を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)知花38号線の道路切り回しについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 市道知花38号線については、令和3年1月に公表された嘉手納弾薬庫地区の知花マスタープランによると、現在の位置から同基地内の東側、与那原川付近に付け替えることになっておりますが、現時点、施設配置図の中での大まかなルートのみで、詳細は分かっておりません。今後、沖縄防衛局より示される付け替え道路の整備状況を受け対応を考えてまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 これで本員の質問は終わりますが、幾つか質問を取り下げた部分がありますけれども、聞き取りに来ていただいた職員の皆さん、大変失礼しました。今後も何とぞよろしくお願いいたします。 最後に、本員から業務報告ではないのですが、実はいつも本員は、小学生の子供の体温チェックをするのですけれども、その表を見ると、7月分が全部載っているのですが、7月19日が欠けていたのです。実はカレンダーで、今年2021年の海の日は7月19日から7月22日に変更されました。これは本員の家がそうですが、皆さんの自宅のカレンダーも19日は休日のままではないかと思います。これは令和三年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法の一部を改正する法律が、令和2年12月28日に施行されたことで、実際、本員たちが持っているほとんどのカレンダーは、19日が休みのままではないかと思います。沖縄市の関係者、または保育園や小中学校、指定管理者も含め、皆さんにも19日は普通の日ですと。国民の休日ではないですという部分はぜひ知らしめていただいて、トラブルがないよう何とぞよろしくお願いいたします。これで本員の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で桑江直哉議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時39分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時39分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもちまして延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定いたしました。 次の本会議は、明日7月2日金曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして延会いたします。  延 会 (午後 4時40分)...