大阪市議会 2021-03-04 03月04日-04号
このまちづくりを先導する新大学の森之宮キャンパスでは、全学の学生が一堂に集う基幹教育や4つの学部、研究科を配置するほか、大阪の都市課題解決に貢献する都市シンクタンク機能や大阪産業の競争力強化に貢献する技術インキュベーション機能を整備し、約7,000人の学生や教職員が活動する知の拠点として形成をしてまいります。
このまちづくりを先導する新大学の森之宮キャンパスでは、全学の学生が一堂に集う基幹教育や4つの学部、研究科を配置するほか、大阪の都市課題解決に貢献する都市シンクタンク機能や大阪産業の競争力強化に貢献する技術インキュベーション機能を整備し、約7,000人の学生や教職員が活動する知の拠点として形成をしてまいります。
中百舌鳥エリアでのイノベーション創出拠点の形成に向けまして、新大学がめざす技術インキュベーション機能の強化と連携しながら、市内企業との新たな共同研究やスタートアップの育成などを推進していきたいと考えております。 併せまして、ICT関連企業やスタートアップの集積に向けた企業誘致、さらにはオフィス環境の整備の促進に取り組みます。
法人運営については、理事長のマネジメントのもと、外部資金の獲得や効率的な運営、コンプライアンスやPDCAの徹底等を、またキャンパス再編については、大学と府市で緊密に連携して取り組み、都市シンクタンク機能、技術インキュベーション機能の窓口を一本化し、公立大学としての機能の充実強化に取り組むことなどを指示している。
これに対して市長は、魅力ある新大学を実現していくための新たな戦略として、府、市、両大学から成る「新大学設計4者タスクフォース」において、大阪の都市問題の解決を目指す都市シンクタンク機能と大阪の産業競争力の強化を図る技術インキュベーション機能の充実・強化への取り組みを検討してきた。
市立大学、府立大学の統合によりましてスケールメリットや両大学が有するリソースを最大限に生かして教育力、研究力、地域貢献力の向上を図っていくとともに、新たにこの間、府、市、両大学から成ります新大学設計のタスクフォースにおいて検討してきました2つの機能、大阪の都市問題の解決を目指す都市のシンクタンク機能、それから大阪の産業競争力の強化を図る技術インキュベーション機能の充実強化に取り組んでいきます。
その報告によりますと、教育、研究、地域貢献の基本3機能の向上にとどまらず、両大学の伝統に裏づけられた多様な分野、公立大学で全国一のスケール、大都市立地、設立団体と緊密な関係という4つの強みを生かして、新大学では、新たに都市のシンクタンク機能、それから技術インキュベーション機能の2つの機能を充実、強化して、これまで以上に大阪の都市問題の解決や産業競争力の強化への貢献を目指していくこととされています。