松江市議会 > 2007-03-28 >
03月28日-05号

  • 野中広務(/)
ツイート シェア
  1. 松江市議会 2007-03-28
    03月28日-05号


    取得元: 松江市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-22
    平成19年第2回 3月定例会    平成19年第2回松江市議会定例会議 事 日 程(第5号) 平成19年3月28日(水曜日)午前10時開議 第1 議案撤回の件について 第2 市長提出案件(議第144号議案・議第145号議案) 第3 委員長報告(議第3号議案~議第145号議案、承認第1号、陳情第23号外陳情5件、宍道湖・中海問題等対策特別委員会中間報告基地等対策特別委員会中間報告) 第4 表   決 第5 同意第1号 松江市公平委員会の委員選任について 第6 同意第2号 松江市教育委員会の委員任命について 第7 議員提出議案第2号 松江市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について 第8 議員提出議案第3号 松江市議会委員会条例の一部改正について 第9 議員提出議案第4号 松江市議会会議規則の一部改正について 第10 議員提出議案第5号 リハビリテーションの日数制限の改善を求める意見書について 第11 議員提出議案第6号 厚生労働大臣の発言に強く抗議し少子化対策の充実を求める決議について 第12 閉   会────────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 議案撤回の件について 市長提出案件(議第144号議案・議第145号議案) 委員長報告(議第3号議案~議第91号議案、議第93号議案~議第145号議案、承認第1号、陳情第23号外陳情5件、宍道湖・中海問題等対策特別委員会中間報告基地等対策特別委員会中間報告) 表   決 同意第1号 松江市公平委員会の委員選任について 同意第2号 松江市教育委員会の委員任命について 議員提出議案第2号 松江市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について 議員提出議案第3号 松江市議会委員会条例の一部改正について 議員提出議案第4号 松江市議会会議規則の一部改正について 議員提出議案第5号 リハビリテーションの日数制限の改善を求める意見書について 議員提出議案第6号 厚生労働大臣の発言に強く抗議し少子化対策の充実を求める決議について 閉   会────────────────────────────────────────出 席 議 員(46名)    1 番   田  中  明  子  君    2 番   畑  尾  幸  生  君    3 番   吉  金     隆  君    4 番   森  脇  幸  好  君    5 番   松  蔭  嘉  夫  君    6 番   渡  部  美 津 子  君    7 番   南  波     巖  君    8 番   葉  山  泰  子  君    9 番   朝  倉  弘 太 郎  君    11 番   津  森  良  治  君    12 番   森  脇  勇  人  君    13 番   宅  野  賢  治  君    14 番   川  井  弘  光  君    15 番   福  間  俊  夫  君    16 番   桂     善  夫  君    17 番   斎  藤  菊  市  君    18 番   加  藤  富  章  君    20 番   森  脇  敏  信  君    21 番   板  垣     亨  君    22 番   勝  部  加  代  君    23 番   福  田  安  信  君    24 番   太  田     薫  君    25 番   田  村  昌  平  君    26 番   篠  原     栄  君    27 番   角  田  正  紀  君    28 番   安  部  吉  輝  君    29 番   加  本  市  郎  君    30 番   林     干  城  君    31 番   田  中  弘  光  君    32 番   片  寄  直  行  君    33 番   藤  田  彰  裕  君    34 番   足  立  利  人  君    35 番   三  島  良  信  君    36 番   石  倉  茂  美  君    37 番   山  本  勝 太 郎  君    38 番   三  島     進  君    39 番   飯  塚  悌  子  君    40 番   田  中  豊  昭  君    41 番   西  村  び  ん  君    42 番   石  倉     幹  君    43 番   後  藤  睆  一  君    44 番   比  良  幸  男  君    45 番   出  川  修  治  君    46 番   中  村  晴  洋  君    47 番   加  藤  滋  夫  君    48 番   立  脇  通  也  君───────────────────────欠 席 議 員(1名)    19 番   小  笹  義  治  君───────────────────────欠     員(1名)───────────────────────事務局職員出席者  事務局長    中  島  秀  夫  君  参事      富  田  豪  二  君  書記      桔  梗  和  夫  君  書記      高  橋  浩  三  君  書記      野  津  真  一  君  書記      門  脇     保  君  書記      川  谷  浩  伸  君  書記      和 田 守  晃  三  君───────────────────────説明のため出席した者  市長      松  浦  正  敬  君  助役      伊  藤  忠  志  君  助役      片  山  重  政  君  収入役     山  本  弘  正  君  市長室長    友  森     勉  君  総務部長    清  水  伸  夫  君  総務部次長   松  浦  俊  彦  君  財政部長    原        厚  君  産業経済部長  能  海  広  明  君  観光振興部長  木  村  和  夫  君  市民部長    田  中  寛  美  君  健康福祉部長  松  本  修  司  君  環境保全部長  野  津  精  一  君  都市計画部長  森     秀  雄  君  建設部長    原     憲  二  君  消防長     柳  原  知  朗  君  教育委員会委員長吉  川  通  彦  君  教育長     福  島  律  子  君  副教育長    川  原  良  一  君  副教育長    早  川     泰  君  水道局長    小  川  正  幸  君  水道局業務部長 宅  和  勝  美  君  水道局工務部長 吉  岡  敏  則  君  ガス局長    谷     正  次  君  交通局長    渡  部  一  雄  君  市立病院院長  錦  織     優  君  市立病院事務局長油  谷  健  一  君─────────────────────── 〔午前10時06分開議〕 ○議長(立脇通也君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。─────────────────────── △日程第1 議案撤回の件について ○議長(立脇通也君) 日程第1「議案撤回の件について」を議題といたします。 市長から議案撤回の理由の説明を求めます。 松浦市長。 〔市長松浦正敬君登壇〕 ◎市長(松浦正敬君) それでは、議第92号 指定管理者の指定についての議案撤回の理由につきまして御説明申し上げます。 松江湖北芸術文化村のルイス・C.ティファニー庭園美術館が平成19年3月31日に閉館するため、松江湖北芸術文化村設置及び管理に関する条例を廃止することに伴い、松江湖北芸術文化村の指定管理者の指定の議案を撤回するものであります。 以上、概要を御説明申し上げましたが、御承認いただきますようお願い申し上げる次第であります。 ○議長(立脇通也君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております「議案撤回の件について」は、これを承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議案撤回の件については、これを承認することに決しました。─────────────────────── △日程第2 議案上程、提案理由の説明 ○議長(立脇通也君) 日程第2、議第144号「松江イングリッシュガーデン設置及び管理に関する条例の制定について」及び議第145号「指定管理者の指定について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 松浦市長。 〔市長松浦正敬君登壇〕 ◎市長(松浦正敬君) 本日、追加提案をいたしております議案について、その概要を御説明申し上げます。 議第144号 松江イングリッシュガーデン設置及び管理に関する条例の制定につきましては、松江湖北芸術文化村のルイス・C.ティファニー庭園美術館が平成19年3月31日に閉館することに伴い、松江湖北芸術文化村設置及び管理に関する条例を廃止し、新たに松江イングリッシュガーデン設置及び管理に関する条例を制定するものであります。 議第145号 指定管理者の指定につきましては、松江イングリッシュガーデンの指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上、概要を御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げる次第であります。 ○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。 議第144号「松江イングリッシュガーデン設置及び管理に関する条例の制定について」及び議第145号「指定管理者の指定について」質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第144号議案及び議第145号議案に対する質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議第144号議案及び議第145号議案は、経済委員会に付託いたします。 この際しばらく休憩いたします。 〔午前10時10分休憩〕 ────────── 〔午後0時59分再開〕 ○議長(立脇通也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの会議において、議案撤回の件については承認されました。 よってお諮りいたします。 この際、日程第3「委員長報告」から議第92号議案を削除し、議事日程を変更することについて賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よってこの際、日程第3「委員長報告」から議第92号議案を削除し、議事日程を変更することに決しました。─────────────────────── △日程第3 委員長報告 ○議長(立脇通也君) 日程第3は「委員長報告」であります。 今期定例会において各常任委員会及び予算特別委員会の審査に付した議第3号「松江市コミュニティバスの運行に関する条例の制定について」外議案141件及び承認第1号「専決処分の報告について」並びに陳情6件を議題とし、所管委員会における審査の経過並びにその結果について、それぞれ委員長の報告を求めます。 なお、宍道湖・中海問題等対策特別委員会及び基地等対策特別委員会において調査中の事項について、会議規則第44条第2項の規定により中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。 総務委員長田村昌平君。 〔25番田村昌平君登壇〕 ◆25番(田村昌平君) 総務委員会の報告を行います。 今期定例会において総務委員会に付託になりました議案28件、陳情4件について、3月9日、12日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 初めに、議第3号「松江市コミュニティバスの運行に関する条例の制定について」は、名称を旧町村名とする理由、規則の概要などの質疑に対し、コミュニティーバスは指定された区域のみの運行が基本であり、定期路線バスである4条バスと競合できない。また、地域協議会などで利便性について協議する中で名称等が決められたものである。規則には、運行日、運行回数、料金の徴収方法などを定めているなどの答弁の後、意見はなく、議第3号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第4号「松江市市政顧問設置条例の一部改正について」は、会議の開催状況について質疑があり、基本的に顧問会議を開催することが目的ではなく、市長が直接相談することを目的として設置したものである。全体会議は、昨年の7月豪雨災害の対策についてと開府400年祭に関しての2回開催しているなどの答弁の後、意見はなく、議第4号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第5号「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」及び議第6号「松江市報酬費用弁償支給条例の一部改正について」は、質疑・意見ともになく、それぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第7号「松江市職員の給与に関する条例等の一部改正について」は、管理職手当の月額を定める規則の内容などの質疑に対し、国が算定基礎としている級の平均給与月額に現行の率を乗じ定額化することとなり、平均より若干低くなるなどの答弁の後、意見はなく、議第7号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第8号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」は、質疑・意見はなく、議第8号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第9号「松江市職員の給与の特例に関する条例の制定について」は、公民較差の是正は給料表の改定が基本であり、このことが労働基本権の代償措置としての制度であるが、人事委員会勧告制度に対する考え方などの質疑に対し、島根県の人事委員会勧告で民間給与との差が示されたところである。昨年導入した地域給与の考え方は、公務員の給与は地域の実態に合わせ、そして民間企業の適切な反映を行うということである。今回は、県や他市との手法は違うが、市としては人事委員会勧告を準拠しながら、市民に対しての説明責任を果たしていくという決意で今回判断をしたなどの答弁の後、意見では、一委員より、公務員の労働基本権を保障する現行法制度や、あるいは基本的に給料表を改定し実施するものであるが、今回の形で実施されることは問題であり、労働基本権を無視したものであるため反対。一委員より、給与の引き下げは職員の士気や組織の活性化、行政能力の低下につながるため反対。また、一委員からは、公民較差が現存している実態を踏まえてやむを得ない措置であり、原案賛成であるとの意見があり、採決の結果、挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第10号「松江市職員定数条例の一部改正について」中、議第11号「鹿島情報通信施設整備基金条例の廃止について」、議第12号「松江市立隣保館設置条例の一部改正について」、議第13号「松江市島根町有線放送電話設置及び管理に関する条例の廃止について」は、それぞれ質疑・意見ともになく、それぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第43号「公の施設の区域外設置に関する協議について」は、松江市コミュニティバスを境港市に設置するため同市と協議をするもので、学生などが使用する駐輪場についての質疑に対し、JR境港駅駐輪場の使用について了解を得ていると答弁の後、意見はなく、議第43号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第46号「島根県市町村総合事務組合規約の一部改正について」、議第47号「松江市、東出雲町山林組合規約の一部変更について」及び議第49号、議第50号の「指定管理者の指定について」は、それぞれ質疑・意見ともになく、それぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第96号「平成18年度松江市一般会計補正予算(第6号)」中については、島根電源地域振興整備基金積立金について質疑があり、平成16年度補助金として支出されたものを島根町地域振興事業団と協議した結果、諸収入として受け入れ、基金として積み立て、新年度は島根小学校の屋内運動場整備に充当するなどの答弁の後、意見はなく、議第96号中は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第100号「平成18年度松江市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第4号)」、議第110号「平成18年度松江市鹿島有線テレビジョン放送事業特別会計補正予算(第3号)」及び議第111号「平成18年度松江市鹿島電気通信事業特別会計補正予算(第2号)」については、それぞれ質疑・意見ともになく、それぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第109号「平成18年度松江市鹿島町恵曇・講武・御津・佐太財産区特別会計補正予算(第3号)」については、質疑の後、意見はなく、議第109号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第112号「平成18年度松江市島根有線放送電話事業特別会計補正予算(第1号)」については、質疑の後、意見はなく、議第112号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第123号「平成19年度松江市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」、議第130号「平成19年度松江市八雲地域開発事業特別会計予算」、議第135号「平成19年度松江市鹿島有線テレビジョン放送事業特別会計予算」、議第136号「平成19年度松江市鹿島電気通信事業特別会計予算」及び議第137号「平成19年度松江市島根有線放送電話事業特別会計予算」は、それぞれ質疑・意見ともになく、それぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第134号「平成19年度松江市鹿島町恵曇・講武・御津・佐太財産区特別会計予算」は、委託内容について質疑があり、所有している土地の筆界調査のための経費であるとの答弁の後、意見はなく、議第134号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 陳情第24号の1、2及び3の「安心・安全な公務・公共サービス拡充を求める意見書の提出について」は、執行部にも同様の陳情が提出されており、税制のあり方は、骨太方針2006において社会保障財源の確保、国際競争力の確保、地方税源の充実確保などとされている。この課題にこたえる税制の構築は、個人の所得や地域格差に留意し、国において税体系全般にわたる抜本的な改革を議論されるべきと考えている。また、医療、教育等公共サービスの充実についての陳情内容が極めて抽象的であるなどの説明がありました。 質疑の後、意見では、一委員より、非常に抽象的であり、また税制問題は、国において全体の流れの中で政策が立案され実施されるものであり不採択。また、一委員からは、抽象的な点は陳情者に聞くことにより解決できる問題であると思うので、いましばらく研究するために継続審査との意見がありました。 本日結論を出すべきとの意見と継続審査とすべき意見とに分かれましたので、採決をした結果、継続審査は少数により否決され、本件について採決をした結果、陳情第24号の1、2及び3は不採択とすべきものと決しました。 陳情第25号「公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民生活の「安心・安全」の確立を求める意見書採択について」は、執行部に同様の陳情が提出されており、民間と行政との適切な役割分担に基づき、協働して自治体運営を進める必要があると考えている。公的関与の必要性や事務事業実施の必要性あるいは効率性の観点から、事務事業の仕分けを行い、民営化等の適切な対応を行う考えであり、民間委託についても指導監督により行政サービスの質の確保を行っているなどの説明がありました。 質疑はなく、意見では、一委員から、官はよくて民はだめであるということ、人件費が高ければ質の高いサービスが維持できるなどが文章の中で読み取れ、今の時期に合わないことなどから不採択。一委員からも、時代錯誤のような陳情であり不採択。また、一委員からは、今回は継続審査をお願いしたいとの意見がありました。 本日結論を出すべき意見と継続審査とすべき意見とに分かれましたので、採決をした結果、継続審査は少数により否決され、本件について採決をした結果、陳情第25号は不採択とすべきものと決しました。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也君) これより総務委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって総務委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 教育民生委員長足立利人君。 〔34番足立利人君登壇〕 ◆34番(足立利人君) 教育民生委員会の委員長の報告をいたします。 教育民生委員会に付託された議案61件、陳情1件について、去る3月13日及び14日委員会を開催し、審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告をいたします。 議第10号「松江市職員定数条例の一部改正について」中は、質疑に対し、医師の採用については、供給源である島根大学医学部鳥取大学医学部にお願いし、順次募集、採用していく。看護師の採用は、例年どおりことしの夏ごろに募集し、来年4月の採用となる。技術系の職員採用は看護師と同様に募集していくが、診療体制の状況により採用人数を判断していく。看護師確保の考え方については、市立病院は病診連携を大きな柱としていて、機能分担として急性期医療特化に近づけていきたい。新築移転してからは救急のニーズが高まり、病棟でも重症患者が多くなってきているので、7対1看護を目指す必要があるなどの答弁がありました。意見はなく、議第10号中は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第14号「松江市集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第15号「松江市国民健康保険条例の一部改正について」、議第16号「松江市福祉医療費助成条例の一部改正について」、議第17号「松江市乳幼児等医療費助成条例の一部改正について」、議第18号「松江市温泉施設鹿島多久の湯の設置及び管理に関する条例の全部改正について」、議第19号「松江市鹿島福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第20号「松江市立幼稚園通園バスの運行に関する条例の制定について」、議第21号「松江市指定管理者の管理する松江市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第22号「松江市障害者共同作業所の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第23号「松江市国民健康保険来待診療所設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第24号「松江市立休日応急診療所設置及び管理に関する条例の一部改正について」及び議第25号「松江市予防接種健康被害調査委員会条例の一部改正について」の議案12件は、質疑の後、意見はなく、それぞれ採決の結果、議案12件はいずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第26号「松江市立女子高等学校授業料、入学料及び受検料条例の一部改正について」は、質疑はなく、意見に入り、一委員より、子供の教育費の負担は親にとって子育ての悩みになっている。昨年度の決算で女子高にも授業料の滞納が発生していることや子育て支援の観点から授業料の値上げには反対する。また、一委員より、県に準拠するのではなく、松江市独自で考え、値上げについては慎重にしてほしいと思うので反対するなどの意見があった後、採決の結果、議第26号は挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第27号「松江市指定管理者の管理する公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第28号「松江市鹿島文化ホールの設置及び管理に関する条例の全部改正について」、議第29号「松江市宍道ふれあい交流館の設置及び管理に関する条例の全部改正について」、議第30号「松江市鹿島野外音楽堂の設置及び管理に関する条例の全部改正について」及び議第31号「出雲かんべの里設置及び管理に関する条例の一部改正について」の議案5件は、質疑の後、意見はなく、それぞれ採決の結果、議案5件はいずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第32号「松江市指定管理者の管理する運動施設設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、質疑に対し、旧町村の体育施設については、基本的には今後も非公募により地元の団体やNPOを指定管理者として選定していく考えであるなどの答弁があった後、意見はなく、議第32号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第51号から議第80号の議案30件は、いずれも指定管理者の指定についてであり、質疑の後、意見はなく、それぞれ採決の結果、議案30件はいずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第96号「平成18年度松江市一般会計補正予算(第6号)」中は、質疑に対し、昨年7月の豪雨災害の被害者生活再建支援金については、総務省が定めた統一評価基準に基づき決定をしている。申請期間は、生活関係が13カ月、住宅関係が最長37カ月である。住宅関係は、被災者の方が家を構える状態ではないので、今年度は先送りをした。 田和山遺跡保存整備事業については、今年度で史跡の指定地の整備が終わり、多目的広場や駐車場などは来年度整備をする。ガイダンス施設の建設については、中期財政見通しの中で平成22年度以降に見送られているなどの答弁があった後、意見はなく、議第96号中は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第97号「平成18年度松江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、議第98号「平成18年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計補正予算(第2号)」及び議第99号「平成18年度松江市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」の議案3件は、質疑・意見ともになく、それぞれ採決の結果、議案3件はいずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第117号「平成18年度松江市病院事業会計補正予算(第2号)」は、質疑の後、意見はなく、議第117号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第119号「平成19年度松江市国民健康保険事業特別会計予算」は、質疑に対し、資格証明書については、滞納を解消する一つの制度として法律に従った厳格な運用を図っているが、一方では、対象となられたときに市役所の窓口で事情等をお話をいただき、合意のもとで分納の確約をされ、誠実に納付することが見込まれる方は資格証明書の対象外とする取り扱いをしている。この取り扱いを今後さらに進め、滞納額の縮減を図り、健全財政につなげていきたいなどの答弁がありました。 意見に入り、一委員より、基金を繰り入れるなどの努力をして、できるだけ保険料の値上げを抑制する見込みで予算が組まれていることを評価して賛成するが、1,000件を超える資格証明書の対象者については、可能な限り実態を把握をし、丁寧な対応をしていただきたい。また、一委員より、健全運営が行われているので賛成との意見があった後、採決の結果、議第119号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第120号「平成19年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計予算」、議第121号「平成19年度松江市老人保健医療事業特別会計予算」及び議第122号「平成19年度松江市介護保険事業特別会計予算」の議案3件は、質疑の後、意見はなく、それぞれ採決の結果、議案3件はいずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第142号「平成19年度松江市病院事業会計予算」は、質疑に対し、旧病院の跡地については、市と一緒に取り組んでおり、売却の方向を考えているが、まだ具体的な動きはない。 資金の状況については、旧病院の解体工事や起債の繰り上げ償還などが重なり、非常に厳しい状況で、常時借り入れをしているが、毎年の医業収益の中から現金も積み上がっているので、借り入れは徐々に解消できると考えているなどの答弁がありました。 意見に入り、一委員より、経営健全化や市民ニーズへの対応に職員が一丸となって一層努力されることを要望し、賛成するとの意見があった後、採決の結果、議第142号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第143号「松江市立学校給食センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、質疑に対し、美保関と八束の調理場については、老朽化や衛生管理上の問題があり、児童生徒数が減少している状況の中において、施設の有効利用という観点から、近接する近代的な北学校給食センターに統合を図りたい。 廃止される給食センターにおいて、これまで行われてきた地元業者からの物資の納入については、継続していきたいと考えているなどの答弁があった後、意見はなく、議第143号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 陳情第23号「リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意見書採択を求めることについて」は、執行部の見解では、新聞に厚生労働省がリハビリ日数制限緩和の方針であるという記事が出たが、それはいいことだと思っているとのことでした。 意見に入り、一委員より、厚生労働省は状態を維持するためのリハビリは介護保険で利用するように指導しているが、介護保険事業で対応できるような問題ではない。国民世論にこたえて見直しが始まったことは大いに歓迎すべきことであり、ぜひ採択すべきである。また、一委員より、リハビリ医療の日数制限はだれもが苦労しておられると思うので、その緩和に向くことはとても歓迎すべきことで、ぜひ採択すべきであるなどの意見があり、採決の結果、陳情第23号は全員異議なく採択すべきものと決しました。 以上で教育民生委員会の報告を終わります。
    ○議長(立脇通也君) これより教育民生委員長の報告に対する質疑に入りますが、議第53号議案、議第55号議案、議第61号議案、議第66号議案、議第72号議案、議第79号議案、議第80議案、以上議案7件は、一件ごとにそれぞれ委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 初めに、議第53号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 地方自治法第117条の規定により、37番山本勝太郎君を除斥いたします。 〔37番山本勝太郎君除斥〕 ○議長(立脇通也君) これより議第53号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第53号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第53号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第53号議案は原案のとおり可決されました。 山本勝太郎君の除斥を解除いたします。 〔37番山本勝太郎君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第55号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 8番葉山泰子君を除斥いたします。 〔8番葉山泰子君除斥〕 ○議長(立脇通也君) これより議第55号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第55号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第55号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第55号議案は原案のとおり可決されました。 次に、議第61号「指定管理者の指定について」委員長の報告に対する質疑、討論、表決を行います。 これより議第61号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第61号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第61号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第61議案は原案のとおり可決されました。 次に、議第72号「指定管理者の指定について」委員長の報告に対する質疑、討論、表決を行います。 これより議第72号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第72号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第72号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第72号議案は原案のとおり可決されました。 議第80号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 これより議第80号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第80号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第80号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第80号議案は原案のとおり可決されました。 葉山泰子君の除斥を解除いたします。 〔8番葉山泰子君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第66号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 36番石倉茂美君、37番山本勝太郎君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君、43番後藤睆一君を除斥いたします。 〔36番石倉茂美君、37番山本勝太郎君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君、43番後藤睆一君除斥〕 ○議長(立脇通也君) これより議第66号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第66号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第66号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第66号議案は原案のとおり可決されました。 次に、議第79号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 これより議第79号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第79号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第79号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第79号議案は原案のとおり可決されました。 石倉茂美君、山本勝太郎君、飯塚悌子君、石倉幹君、後藤睆一君の除斥を解除いたします。 〔36番石倉茂美君、37番山本勝太郎君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君、43番後藤睆一君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第53号議案、議第55号議案、議第61号議案、議第66号議案、議第72号議案、議第79号議案、議第80号議案を除き、教育民生委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって教育民生委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 経済委員長福間俊夫君。 〔15番福間俊夫君登壇〕 ◆15番(福間俊夫君) 経済委員会の報告をいたします。 今期定例会において経済委員会に付託になりました案件につきまして、去る3月15日、16日及び先ほど委員会を開催し、審査をいたしました。 このうち、議第92号「指定管理者の指定について」は、本日議案が撤回され、日程から削除されましたので、議第92号議案を除く議案34件、陳情1件につきまして、その経過と結果について御報告いたします。 議第33号「松江勤労者総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、松江テルサのプラネタリウムの利用中止並びにドームシアター及びアトリウムの利用区分の変更に伴い、所要の改正をするものであります。 質疑・意見ともなく、議第33号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第34号「松江市企業立地奨励条例の一部改正について」は、旧松江市と旧町村の区域において異なっていた企業立地の認定要件、用地取得助成金、立地奨励金及び雇用促進奨励金の適用条件を統一し、認定要件の立地場所については、松江市内全域を対象とするなどの改正をするものであります。 質疑では、市内から市内へ移設される企業の認定と従業員数についてあり、執行部より、雇用の増加が期待できないものは認定できない。市内での移設については、市外への流出防止を図るものであるとの答弁がありました。 意見はなく、議第34号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第35号「松江市指定管理者の管理する農村公園の設置及び管理に関する条例の制定について」は、折原本郷地区農村公園及び折原地区広場緑地等利用施設に指定管理者制度を導入するものであります。 質疑の後、意見はなく、議第35号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第40号「新たに生じた土地の確認について」、議第41号「町及び字の区域の変更について」は、関連がありますので一括して審査いたしました。 本案は、松江市が実施した秋鹿北港の公有地造成事業により埋め立てた土地を新たに生じた土地として確認し、あわせて当該土地を秋鹿町字芦尾両濱の地先に編入するものであります。 質疑の後、意見はなく、議第40号、議第41号はそれぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 次に、議第81号から議第91号及び議第93号から議第95号の議案14件は、指定管理者の指定をするものであります。 それぞれ質疑の後、意見はなく、議第81号から議第91号及び議第93号から議第95号の議案14件は、いずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第96号「平成18年度松江市一般会計補正予算(第6号)」中は、執行部より説明の後、質疑に対し、特産物振興対策事業費の減額の理由については、秋鹿町で計画していたブドウ酒の醸造施設が中止になったことが主な原因である。また、秋鹿北港の埋立地の用途については、国交省の港湾整備事業として補助事業で行っており、この利用方法にも整合させながら、再度地元協議会と検討したいとの答弁がありました。 意見では、一委員より、秋鹿北港の利用方法を早急に地元と協議され、有効利用できるよう努力していただきたいとの意見があり、議第96号中は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 次に、議第104号「平成18年度松江市湖南誘致企業団地建設事業特別会計補正予算(第4号)」、議第105号「平成18年度松江市第二内陸工場団地建設事業特別会計補正予算(第2号)」及び議第106号「平成18年度松江市第二卸商業団地建設事業特別会計補正予算(第3号)」の議案3件は、会計の健全性を確保するため、一般会計長期貸付金を受け入れるほか、決算見込みによる補正を行うものであります。 それぞれ質疑の後、意見はなく、議第104号から議第106号までの議案3件はいずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第114号「平成18年度松江市ガス事業会計補正予算(第3号)」は、執行部より説明の後、質疑では、原料費の単価は同業他社と比べてどうかとの質疑に対し、山陰の中においては松江市ガス局はかなり安く原料を仕入れている。また、販売量が減少しているが、暖冬の影響のほかに要因があるかとの質問に対し、最大の要因は気温だが、大口の顧客の運転調整等も要因の一つであるとの答弁がありました。 意見はなく、議第114号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第115号「平成18年度松江市自動車運送事業会計補正予算(第3号)」及び議第116号「平成18年度松江市駐車場事業会計補正予算(第2号)」は、それぞれ質疑の後、意見はなく、議第115号及び議第116号はいずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第127号「平成19年度松江市湖南誘致企業団地建設事業特別会計予算」は、セミオーダーメード方式の区画に再整備するための工事費のほか、維持管理に要する経費を計上したものであります。 質疑はなく、意見では、一委員より、少しでも早く処分できるよう、条件緩和も含めながら努力していただきたいとの意見があり、議第127号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第128号「平成19年度松江市第二内陸工場団地建設事業特別会計予算」は、維持管理に要する経費などを計上したものであります。 質疑はなく、意見では一委員より、議第127号と同じ意見があり、議第128号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第129号「平成19年度松江市第二卸商業団地建設事業特別会計予算」は、財産の売り払いに当たっての草刈り等、所要の経費を計上したものであります。 質疑・意見ともなく、議第129号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第139号「平成19年度松江市ガス事業会計予算」は、初めに執行部より経営方針、課題等について説明を受けた後、質疑に入りました。 質疑では、機器の販売収益を前年度比マイナスで計上したことについて、当初予算は確実なところで計上しており、あとは努力の結果として数字を出せるようにしたい。また、昨年と比べさらに厳しい赤字予算であることについては、この予算を大変重く受けとめており、事業の構造分析のみならず、他の事業者の状況も研究し、まずは自己分析をいち早くやっていくとの答弁がありました。 意見では、一委員より、単年度収支において数値目標を掲げ、その目標達成に向けて努力していただきたいとの意見があり、議第139号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 次に、議第140号「平成19年度松江市自動車運送事業会計予算」は、初めに執行部より、18年度実績見込みとの比較では増収増益の計画となっているが、19年度は路線再編、運賃割引制度の変更等があり、非常に不確定な要素が多い中で、かなりかたく見積もった予算であるとの説明がありました。 質疑では、時間外手当を大幅に減らした理由と安全運転に欠かせない車両の更新についてあり、執行部より、時間外手当の減額は主に事務職を想定している。また、ダイヤ改正で夜遅い便の運行があるが、運転士については断続勤務が認められており、1日の労働時間の範囲内で処理できるよう工夫している。車両の更新については、市バスの車両は比較的新しく、中国地方の平均を上回っており、今年度は更新しなくても大丈夫であるとの答弁がありました。 意見では、一委員より、この予算を年度末に上方修正できるよう努力していただきたいとの意見があり、議第140号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第141号「平成19年度松江市駐車場事業会計予算」は、質疑の後、意見はなく、議第141号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 次に、陳情第26号「農薬空中散布に関することについて」は、初めに執行部の見解として、今出雲市と雲南市が松くい虫の防除事業をしており、出雲市が県内でも約9割を占めている。松江市では島根町が153ヘクタールを実施しているが、ぜひこれをなくさないようにということを地元協議会で決定しておられるので、市としても、出雲市、雲南市の動向等を見きわめながら検討してまいりたいとの説明がありました。 質疑の後、意見に入り、一委員より、旧松江市と八束郡との状況は違う。島根町は空中散布をずっと実施しておられ、そのことによって散布をしているところの松林は保護されているという経過もあり、委員会の中でも賛否両論分かれているので、もう少し勉強し、また執行部の調査結果を待ちたいので継続審査との意見があり、陳情第26号は全員異議なく閉会中の継続審査とすべきものと決しました。 次に、本日付託になりました議案2件につきまして報告いたします。 議第144号「松江イングリッシュガーデン設置及び管理に関する条例の制定について」は、ルイス・C.ティファニー庭園美術館の閉館に伴い、松江湖北芸術文化村設置及び管理に関する条例を廃止し、新たに花のガーデンと多目的ホールで構成する松江イングリッシュガーデンの設置及び管理に関する条例を制定するものであります。 質疑では、多目的ホール、ガーデンの利用実績と今後の利用見込み、観光としての魅力について、ガーデン内のチャペルについて、レストランのテナント料についてなど多くの質疑がありました。 意見では、委員会の意見として、オープンに当たって新たな問題が生じないようにしていただきたい。また、新たな投資をむだにしないよう、市民の利用・集客については結果責任をとる覚悟で臨んでいただきたいとの意見を付し、議第144号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 次に、議第145号「指定管理者の指定について」は、松江イングリッシュガーデンの指定管理者に財団法人松江市観光開発公社を平成19年4月28日から平成20年3月31日まで指定するものであります。 集客を高めることについて、施設管理についてなどの質疑の後、意見では、一委員より、20年度から公募ということだが、しっかりとした計画を立て、経費削減にも取り組んでいただきたいとの意見があり、議第145号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 閉会中の継続審査となりました陳情1件につきましては、議長においてよろしくお取り計らいをいただきますようお願いを申し上げまして、以上で経済委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也君) これより経済委員長の報告に対する質疑に入りますが、議第93号議案、議第94号議案、議第144号議案、議第145号議案、以上議案4件は、一件ごとにそれぞれ委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 議第93号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 35番三島良信君、41番西村びん君を除斥いたします。 〔35番三島良信君、41番西村びん君除斥〕 ○議長(立脇通也君) これより議第93号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第93号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第93号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第93号議案は原案のとおり可決されました。 三島良信君、西村びん君の除斥を解除いたします。 〔35番三島良信君、41番西村びん君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第94号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 36番石倉茂美君、37番山本勝太郎君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君、43番後藤睆一君を除斥いたします。 〔36番石倉茂美君、37番山本勝太郎君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君、43番後藤睆一君除斥〕 ○議長(立脇通也君) これより議第94号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第94号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第94号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第94号議案は原案のとおり可決されました。 石倉茂美君、山本勝太郎君、飯塚悌子君、石倉幹君、後藤睆一君の除斥を解除いたします。 〔36番石倉茂美君、37番山本勝太郎君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君、43番後藤睆一君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第144号「松江イングリッシュガーデン設置及び管理に関する条例の制定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 これより議第144号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第144号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 39番飯塚悌子君。 〔39番飯塚悌子君登壇〕 ◆39番(飯塚悌子君) 日本共産党議員団として、議第144号「松江イングリッシュガーデン設置及び管理に関する条例の制定について」可決とした委員長報告に反対の討論を行います。 この条例は、堀内不動産所有のティファニー美術館と松江市のイングリッシュガーデンで構成される湖北芸術文化村を公の施設として、入場料を一括徴収していた松江湖北芸術文化村設置及び管理に関する条例を廃止し、イングリッシュガーデンを公の施設として設置するものです。 日本共産党市議団は、多額の税金を投じて建設したガーデンなど市の財産を堀内不動産の独占的利用のために提供することはやめ、ガーデンと美術館は公私のけじめをつけた公正な運営をするために、入場口を別個に設置し、一括入場料のみという方式を改めること、3億8,000万円も投じて建設したレストラン予定施設の有効的活用を求めてきました。 イングリッシュガーデンが、地方自治法でいう住民福祉を増進する目的を持って設置された施設として、入場料一括徴収をやめ、本来のあり方に正されたことには賛成するものですが、堀内不動産と松江市との間で誘致に際しての条件をめぐって係争中であること、入り組んだ土地処理の問題など未解決の問題が残されたまま、4月28日からイングリッシュガーデンの開園をすることは拙速ではないでしょうか。このことは堀内との争いにおいて、新たにさらに火に油を注ぐようなものです。 以上の点から、この議第144号を可決とした委員長報告に反対し、討論を終わります。(拍手) ○議長(立脇通也君) 6番渡部美津子君。 〔6番渡部美津子君登壇〕 ◆6番(渡部美津子君) 市民ネットワーク、渡部美津子です。議第144号「松江イングリッシュガーデン設置及び管理に関する条例の制定について」を可決とした委員長の判断について、反対の立場から討論をいたします。 ○議長(立脇通也君) 委員長が判断したわけじゃない。 ◆6番(渡部美津子君) あ、ごめんなさい。可決とした委員会の審査について反対の立場から討論を行います。 私は、2年前に着任したもので、これまでの経過というのは正直なところ余り詳しく存じておりませんでした。しかし、市民の将来負担という財政面でのチェックはずっと続けておりまして、特に巨額の建設投資に係るところの起債の償還、これが松江市の財政を大きく圧迫しているということを絶えず指摘しておりました。 そこで、情報公開で起債の償還計画を求めようとしたところ、あろうことか、市議会や市民に対して示された収支計画や償還計画はないということが判明し、私たちは一件一件の償還台帳を開示請求し、統合し、市民の将来負担を算出しておりました。今回、駐車場を含め、改めて財政部の方から提出された資料によりますと、平成10年度以降発行した起債の総額が54億円、これを平成34年までかかって毎年返していくわけですが、全体の元利償還額は64億円になります。平成18年度までに償還を終えたものが13億8,598万3,000円。つまり、平成19年から34年までにあと50億円の市民負担が引き継がれたわけなんですけれど、これにさらにイングリッシュガーデンをオープンし続けておくことによる負担増というのも同じように考慮していかなければならないと思います。 失敗に行き着いた理由というのが、1つは見通しの悪さ、2つ目はトラブルが起こったときの対応の悪さ、そして3つ目が、何度も指摘しておりますように、本市の隠ぺい体質にあると思います。今後の運営方針が示されて4月28日から再開ということでございましたが、先ほど飯塚議員が指摘されたように、拙速な再開は業者との感情のもつれをさらに悪化させかねず、今後のティファニー美術館の再開に支障が起こるのではないかということ。また、市民議論もないままに、市民に有効活用してくださいという丸投げ方式のような言い方についても私は問題があると思います。委員会の中では、結果責任をとる覚悟で進めていただきたいということがございましたが、私は、今の時点で結果責任をとる覚悟でこの条例の制定についての賛成はいたしかねます。 以上のことから、時期尚早としてこの条例の制定に反対を申し上げます。(拍手) ○議長(立脇通也君) これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議第144号「松江イングリッシュガーデン設置及び管理に関する条例の制定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第144号議案は原案のとおり可決されました。 次に、議第145号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 2番畑尾幸生君、18番加藤富章君、23番福田安信君、29番加本市郎君、30番林干城君、38番三島進君、45番出川修治君を除斥いたします。 〔2番畑尾幸生君、18番加藤富章君、23番福田安信君、29番加本市郎君、30番林干城君、38番三島進君、45番出川修治君除斥〕 ○議長(立脇通也君) これより議第145号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第145号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 39番飯塚悌子君。 〔39番飯塚悌子君登壇〕 ◆39番(飯塚悌子君) 手短に行います。 議第145号「指定管理者の指定について」は、委員長報告は可決であります。議第144号議案の改定に伴い、イングリッシュガーデンの管理運営を財団法人松江市観光開発公社に指定するものです。 議第144号議案について述べたように、余りにも拙速であります。今後のウォーター・ヴィレッジの活用については、有識者も交えた検討委員会などを設置し、市民合意を図ることを提案し、議第145号 指定管理者の指定条例に反対し、討論を終わります。(拍手) ○議長(立脇通也君) 6番渡部美津子君。 〔6番渡部美津子君登壇〕 ◆6番(渡部美津子君) 市民ネットワーク、渡部美津子です。先ほど反対討論を行いました議第144号に関連し、議第145号「指定管理者の指定について」も反対の立場から討論を行います。 主な反対理由は、松江イングリッシュガーデンの再開が拙速であるということ。そして、2つ目の反対理由は、指定管理者に指定される財団法人との関係を見直すべきである、外部の目を入れることが必要であることを指摘して、私の討論を終わります。 ○議長(立脇通也君) これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議第145号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第145号議案は原案のとおり可決されました。 畑尾幸生君、加藤富章君、福田安信君、加本市郎君、林干城君、三島進君、出川修治君の除斥を解除いたします。 〔2番畑尾幸生君、18番加藤富章君、23番福田安信君、29番加本市郎君、30番林干城君、38番三島進君、45番出川修治君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第93号議案、議第94号議案、議第144号議案、議第145号議案を除き、経済委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって経済委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 建設環境委員長加藤富章君。 〔18番加藤富章君登壇〕 ◆18番(加藤富章君) 今期定例会において建設環境委員会に付託になりました議案22件、承認1件について、3月16日に現地視察、同日及び19日、20日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告をいたします。 議第36号「松江市簡易水道条例の一部改正について」は、質疑・意見ともになく、議第36号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第37号「松江市景観条例の制定について」は、質疑の後、意見があり、採決の結果、議第37号は挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第38号「松江市手数料徴収条例の一部改正について」は、質疑・意見ともになく、議第38号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第39号「松江市道路占用料徴収条例の一部改正について」は、質疑・意見ともになく、議第39号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第42号「公有水面埋立に関する意見について」は、質疑、意見ともになく、議第42号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第44号「市道路線の廃止について」及び議第45号「市道路線の認定について」は、関連がありますので一括審査といたしました。 質疑、意見ともになく、議第44号及び議第45号はともに全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第48号「斐川宍道水道企業団規約の一部変更について」は、質疑・意見ともになく、議第48号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第96号「平成18年度松江市一般会計補正予算(第6号)」中では、当初予算から各特別会計への繰り出し基準の変更がある会計はあるか。継続費補正の片句深田線整備事業で入札減による残額はどうするのかなどの質疑があり、執行部より、いずれの特別会計も繰り出し基準の変更はない。片句深田線整備事業の財源は電源立地地域対策交付金であり、残額については、交付金対象事業全体の中で配分されるものであるなどの答弁があり、意見の後、議第96号中は挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第101号「平成18年度松江市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)」は、質疑の後、意見はなく、議第101号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第102号「平成18年度松江市公設浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)」は、質疑・意見ともになく、議第102号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第103号「平成18年度松江市集落排水事業特別会計補正予算(第4号)」では、今回の補正予算までの実質赤字見込み額についてなどの質疑があり、執行部より、単年度で約5億円程度の赤字が発生するものと見込んでいるとの答弁があり、意見はなく、議第103号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第107号「平成18年度松江市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)」は、質疑・意見ともになく、議第107号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第108号「平成18年度松江市下水道事業特別会計補正予算(第5号)」は、質疑の後、意見はなく、議第108号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第113号「平成18年度松江市水道事業会計補正予算(第5号)」は、質疑の後、意見があり、採決の結果、議第113号は挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第124号「平成19年度松江市簡易水道事業特別会計予算」では、新市全体で未給水地域はどのぐらい残っているのか。料金統一の具体的な作業を進めているということだが、今後料金審議会等公開の場で審議される予定はないかなどの質疑があり、執行部より、未普及地域は上東川津地区の未普及地域解消事業が終了すると、上水道、簡易水道、すべての地域で解消される。料金統一は、合併協定に基づき、合併後6年をめどに統一する方向で調整する取り決めであり、当然料金審議会にかけるのはもとより、市民生活に関連することであり、議会の御理解を得た上で手続に入るが、統一の時期は未定であるなどの答弁があり、意見はなく、議第124号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第125号「平成19年度松江市公設浄化槽事業特別会計予算」は、質疑の後、意見はなく、議第125号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第126号「平成19年度松江市集落排水事業特別会計予算」では、接続率が地域によってばらつきがあり、この解消方法についてはどうかなどの質疑があり、執行部より、接続率が地区によってばらつきがあるが、供用開始後間もないところは接続率が低い。また、未接続の一番大きな理由は、工事費による経済負担が大きいことである。条例上は6カ月以内に水洗化を義務づけているが、事情を申告していただき、3年単位で調査をかけながら猶予申請を出していただいている。 なお、未接続の事業所等に対しては、速やかに接続するよう強力に指導しているとの答弁があり、意見の後、議第126号は挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第131号「平成19年度松江市駐車場事業特別会計予算」は、質疑・意見の後、議第131号は挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第132号「平成19年度松江市下水道事業特別会計予算」では、料金統一は具体的にどのように検討されているのかなどの質疑があり、執行部より、料金の統一に当たっては、合併協定に基づいて行うもので、集落排水、公共下水道、公設浄化槽を含め、すべて同一料金にする考えであり、公共料金審議会に諮る料金改定の原案ができた段階で、議会に対し別途説明をさせていただくとの答弁があり、意見に入り、一委員より、事業の見直しが必要であるとの意見があり、採決の結果、議第132号は挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第133号「平成19年度松江市公園墓地事業特別会計予算」では、昨年と比較して一時借入金の額がふえており、増額した理由は何かなどの質疑があり、執行部より、今後墓所の造成がふえることを見込んで一時借入金の額を定めているとの答弁があり、意見はなく、議第133号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第138号「平成19年度松江市水道事業会計予算」は、経営基盤の強化を図るため、経営懇話会の開催、技術者育成のための研修制度の強化、安定した水の供給のため尾原受水基本計画の策定、大谷ダム及び導水施設の健全診断などの経費、建設改良事業では、乃白ポンプ井の築造、上東川津地区の未普及地域解消事業、配水管整備工事、老朽管の更新工事の経費が計上されており、質疑では、技術職員の確保が問題になっているということだが、現在何人くらいの技術職員がいるのか。今後、技術職員の確保に向けての考えはどうか。また、玉湯水道事業では石綿管がかなり残っているという大きな問題を抱えているわけだが、この改良計画はどのようになっているのかなどの質疑があり、執行部より、平成19年1月1日現在では技術職員が60名、事務職員が45名で、今後の技術者の確保については、現在の技術職員数を堅持しなければならないし、また質の高い技術者の育成ということで研修も多く実施している。今後も技術職員の技術力の向上を図るため、本予算に技術職員の育成経費を計上している。石綿管の更新事業は平成19年度から計画を立てており、約4年間で解消していく予定であるなどの答弁があり、意見はなく、議第138号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 承認第1号「専決処分の報告について(平成18年度松江市下水道事業特別会計補正予算(第4号))」は、質疑・意見ともになく、承認第1号は全員異議なく承認すべきものと決しました。 以上で建設環境委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也君) これより建設環境委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって建設環境委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 予算特別委員長三島良信君。 〔35番三島良信君登壇〕 ◆35番(三島良信君) 予算特別委員会の報告を申し上げます。 平成19年第2回定例会において、議第118号「平成19年度松江市一般会計予算」審査のために設置された予算特別委員会の審査の経過及び結果について報告いたします。 平成19年度予算は、中期財政見通しに沿った歳出全般にわたる徹底した見直しにより歳出総額を抑制し、事務事業の重点化、効率化及び自主財源の一層の確保に努めるとともに、行財政改革を計画的に推進しつつ、重点課題である定住施策の推進と産業の振興、観光入り込み客1,000万人構想の実現に向けた取り組みの推進、日本一住みやすいまちづくりの推進、安心・安全なまちづくりの推進、リサイクル都市日本一の取り組みの推進を引き続き重点施策に置き、新しい自立した地域社会の創造に向け、めり張りのきいた編成をしたとし、その結果、物件費を初めとする経常経費の大幅な削減や普通建設事業の大胆な見直しにより、予算総額は899億9,300万円となり、平成18年度予算に比べ1.4%の増となっております。 歳入は、市税261億7,974万8,000円、地方交付税204億1,327万3,000円、市債84億1,614万5,000円を計上し、不足する財源は基金の取り崩し等により対応されております。 歳出の主な事業は、新ごみ処理施設建設事業、鹿島中学校整備事業、本庄小学校・幼稚園・児童クラブ整備事業、臨時地方道整備事業の新設、舗装、交通安全などであり、将来の財政負担を軽減し、実質公債費比率の数値改善を図る計画的な市債の繰り上げ償還の実施、消費的経費の削減に努められております。 去る3月8日に委員会を開催し、質疑を行いました。本委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会でありますので、詳細な報告につきましては、この際割愛をさせていただきます。 総括質疑の主なものは、補助金等の適正化について、受益者負担の適正化について、新市まちづくり計画とその裏づけとなる財政計画についての所見、類似団体、特に鳥取市と比較して予算全体を通しての率直な予算編成の感想について、これに関連して、中期財政見通しの方向は正しいと思うので、前倒ししてでも進めていただきたい。 予算編成に関する情報提供、情報公開は、予算要求の内容、査定結果等の編成状況を公開するとの方針が出されているが、達成されていない。予算編成情報のホームページ上の公開時期について、将来にわたる実質的な財政負担比率の指標の重要性の考えについて、公営企業の事業経営でガス局の民営化、経営譲渡についてありました。 また、各款にわたる質疑では、委員等の報酬・費用弁償の見直し方針について、島根町の松枯れ薬剤空中散布のあり方についてありました。 歴史資料館整備事業については、予算の組み方及び年度内に基本計画が再度提示される状況かについてあり、放課後子ども教室については、事業のあり方及び地域の教育力再構築についてありました。 議第118号「平成19年度松江市一般会計予算」の詳細審査につきましては、歳入歳出等の質疑終了後、各常任委員会を分科会とする4つの分科会を設置し、詳細審査を委託いたしました。 去る3月26日に委員会を再開し、各分科会における審査の経過と結果について報告を求めたところであります。各分科会長より、それぞれの所管事項について審査内容の報告を受けたところであります。 総務分科会長からは、賛成する意見として、合併3年目を迎え、いろいろ苦労した中で新規事業にも積極的に取り組まれているので賛成する。反対意見では、職員給与の削減や住民サービス軽視の行革路線の一層の推進予算であり、電源立地地域対策交付金の使途枠組みが従来型であり、地域的に偏在している。国民保護計画が初動する年度でこれに予算計上されているとありました。採決の結果、賛成多数により原案可決すべきものと決したとの報告がありました。 続いて、教育民生分科会長からは、賛成する意見としては、財政状況が極めて厳しい中で、定住施策の推進、日本一住みやすいまちづくりなどにつながる諸事業に重点的に提案されている。厳しい財政状況の中で苦労した予算になったと思っている。分科会の中で出た指摘や要望等に配慮してほしい。新年度の予算は総合的に見てよいと思うので賛成をする。反対意見では、青少年支援事業や学校図書館司書配置など新規事業や積極的な事業推進は評価するが、認可保育所の公私格差是正に前進がないこと、女子高の授業料値上げ、生活保護の申請書の窓口常備がなされていない状況、同和教育が相変わらず推進されていることなどから反対をするとあり、採決の結果、賛成多数により原案可決すべきものと決したとの報告がありました。 次に、経済分科会長からは、基本的には予算には賛成するが、松江ウォーター・ヴィレッジの今後の経過はきちっと議会に説明していただきたいとあり、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決したとの報告がありました。 続いて、建設環境分科会長からは、賛成する意見として、財政事情が厳しい中、中期財政見通しに沿って予算全般にわたり大変工夫された予算であり賛成する。反対意見では、今年度は普通建設事業が大幅に減ということで、今後ますます財政事情が厳しくなっていく状況である。いろいろな継続事業の見直しも含めて計画変更の検討をすべきものがあり反対するとあり、採決の結果、挙手多数により原案可決すべきものと決したとの報告がありました。 各分科会長に対する質疑の後、採決の結果、議第118号「平成19年度松江市一般会計予算」は賛成多数をもって可決すべきものと決しました。 以上でありますが、予算審査に当たりましては、委員並びに執行部の皆さんの御協力を賜りましたことを厚くお礼を申し上げます。予算特別委員会の報告を終わります。ありがとうございました。 ○議長(立脇通也君) これより予算特別委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって予算特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 宍道湖・中海問題等対策特別委員長林干城君。 〔30番林干城君登壇〕 ◆30番(林干城君) 宍道湖・中海問題等対策特別委員会の中間報告をいたします。 本特別委員会は、斐伊川水系の水質及び治水対策並びにそれに伴う街づくりに関することを所管事項とし、平成17年5月の特別委員会設置以降、委員会を9回、協議会を2回開催し、調査を行ってまいりました。 特に、大橋川改修事業につきましては、昨年7月の豪雨によって市街地が大きな被害を受けたこともあり、市民の関心は大変高まった事業であります。これまで委員会において、その事業計画概要や進捗状況の説明を受けてきましたが、若干その内容も含めまして、これまでの本特別委員会の経過につきまして順を追って御報告いたします。 まず、国営中海土地改良事業に関する調査でありますが、この事業については、平成12年9月に本庄工区の干陸中止の決定。平成14年12月には淡水化の中止。これを受け、平成16年6月に最終的計画変更手続が行われております。平成17年7月の特別委員会では、中海干拓事業のその後の状況についてを調査事項とし、本庄工区の干陸中止に伴う周辺整備の要望内容について担当課より説明を受けました。その主なものは、平成12年の本庄工区の干陸中止のときに、周辺の旧3市町が提出した周辺整備の要望を島根県が12項目に取りまとめ、国に要望しているものであります。これは計画変更時の条件にもなっているものであるとの説明があり、さまざまな議論が交わされました。 また、平成18年2月の特別委員会では、1つ、森山堤防の開削スケジュールについて、2つ、中海の水質モニタリングに関する確認書について、3つ、中海及び境水道における漁業に関する協定書についてを調査事項とし、中国四国農政局中海干拓建設事務所及び島根県から説明を受けました。 森山堤防の開削スケジュールについては、平成17年11月に中海に関する協議会で、森山堤防の開削及び架橋は中海土地改良事業の中で実施することとし、平成20年度には中海土地改良事業の完了工期となっているので、これに合わせて森山堤関連工事についてもすべて完了させるよう、関係機関と協議を図りながら工事を進めていくとの説明がありました。 開削の水面幅について質疑があり、これは中海に関する協議会の決定事項であるとの答弁を受けました。開削に伴う仮設道路の通行について質疑があり、今後道路管理者である島根県と十分に協議しながら進めてまいりたいとの答弁を受け、現在仮設道路を建設することが決まっております。 また、中海の水質モニタリングに関する確認書については、昨年1月に島根・鳥取両県知事の間で締結された確認書で、これは3つの確認事項を定めた中海の一層の水質改善に向け幅広く協議を進めていくためのものであること。中海及び境水道における漁業に関する協定書については、これも昨年1月に島根・鳥取両県知事の間で締結された協定書で、これは両県の中海での漁業調整規則を見直し、新たなものを確立していくものである等々を島根県から説明を受けました。 次に、大橋川改修事業に関する調査でありますが、平成17年7月の特別委員会において、大橋川の拡幅問題についてを調査事項として、担当課よりこれまでの経緯と現状、今後の計画について説明を受けております。この中で、この事業は昭和54年に作成された斐伊川・神戸川治水計画の中の一部であること。また、当時の計画の前提条件の大きな変化や河川法の改正により計画の見直しが行われ、それらを踏まえ、平成16年12月に大橋川改修の具体的な内容の公表があったこと。そして、その内容の中で、法線だけは決定しているが、これを改修計画につなげるために、今後は治水と環境とまちづくりが調和する河川改修計画をつくっていくことが必要との説明を受けました。 今後の計画の進め方について質疑があり、まちづくりについてはまちづくり検討委員会を立ち上げ、また環境調査については環境検討委員会を設置し、それぞれの委員会で作業を行いながら、河川改修計画を進めていくとの答弁を受けました。 同年10月に開催した委員会では、国土交通省出雲河川事務所より斐伊川水系の治水計画や大橋川改修の具体的内容、宍道湖・中海の水位、大橋川改修事業環境調査計画について説明を受けております。 また、河川を生かしたまちづくりの先例地として、昨年8月に金沢市の浅野川、京都市の鴨川、大阪市の堂島川、木津川の行政視察をしております。歴史的町並みを保存しながら、治水上支障のない限り景観にも十分配慮された河川改修、あるいは逆に治水上の安全性を重視し過ぎ、親水性が乏しくなった河川改修など、さまざまな事例を視察しております。 同年11月には、斐伊川・神戸川治水計画の3点セットのうち、上流部の志津見ダム、尾原ダム及び中流部の斐伊川放水路の建設現場を視察し、工事概要や進捗状況について現地で説明を受けたところであります。 また、本年3月には旧本庄工区の周辺を一周し、いわゆる12項目の進捗状況並びに今後の事業予定等の説明を受けました。 これまでの特別委員会の経過については、以上申し上げましたが、森山堤防開削を初めとする本庄工区周辺の整備事業の問題、また、まちづくりと一体となった大橋川改修計画の策定の問題など、引き続いて調査研究を行うことを申し上げ、宍道湖・中海問題等対策特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(立脇通也君) これより宍道湖・中海問題等対策特別委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって宍道湖・中海問題等対策特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 基地等対策特別委員長森脇勇人君。 〔12番森脇勇人君登壇〕 ◆12番(森脇勇人君) 基地等対策特別委員会においては、これまで4回の委員会と1回の現地視察を行いましたので、その内容を報告いたします。 基地等対策特別委員会は、旧八束町、旧美保関町において特別委員会が設置されており、その活動が引き継がれたものであり、旧八束町においては、美保航空基地の滑走路延長に伴う騒音対策、社会基盤整備事業、生涯学習施設整備事業、福祉施設整備事業、その他民生安定事業について調査研究を行い、要望事項の取りまとめが行われており、旧美保関町においては、美保関町森山に所在する航空自衛隊第7警戒隊高尾山分頓基地のレーダーサイトが国有提供施設等所在市町村助成交付金に関する法律の対象施設にならないことに対し不公平感を感じており、この交付金の交付対象にレーダーサイト及び通信傍受施設を加えるため種々の運動を展開されてきたものであります。 委員会では、高尾山レーダーサイトに係る基地交付金について調査を行いました。高尾山レーダーサイトに係る基地交付金は、レーダーサイト及び特定の通信所の用に供する土地、建物については、従来対象となっていなかったが、旧美保関町では交付金の対象資産の拡大について働きかけをしてきた。基地協議会は全国市議会議長会の中にあり、基地関係の都市共通の問題を調査研究をしてさまざまな問題を解決するための協議会であり、現在172の市町村が加入しているが、レーダーサイトなどの通信施設を持つ市町村の声が反映できなかった。平成13年に旧美保関町から働きかけを行い、防衛庁全国施設協議会が立ち上げられ、その協議会で国会対策、情報収集をやろうと、衆・参議員の議員連盟の設立を働きかけ、現在40名余りの国会議員連盟が設けられています。その結果、平成17年1月にレーダーサイト等通信施設を基地交付金の対象資産として拡大することに決まり、平成17年度には3億9,000万円の予算が増額され、松江市においては1,053万8,000円が交付決定されました。全国では、基地交付金総額が314億4,000万円であり、現在立脇議長が全国施設協議会の副会長を仰せつかっております。 また、平成18年4月には、弾道ミサイルを迎撃する防衛庁のミサイル防衛ということで、航空自衛隊が2009年春までに早期警戒機のE2Cの13機と日本海側7カ所の対空レーダー基地に端末を配備する移動通信網の整備計画について明らかになったなどの新聞報道があり、航空自衛隊高尾山分頓基地の渋田指令と江口副隊長をお招きし、経過について説明を求めました。内容は、米国のミサイル防衛について、弾道ミサイルの攻撃への対応について、弾道ミサイル防衛の対応について、海上配備型防衛システムの運用構想について、高速移動通信網について説明を受けました。また、高尾山に入る端末施設は、大きさで言えば常任委員会室のデッキ2台分程度の大きさであり、大きな装備が入るわけではない、また人員も増強されるものではないなどの説明を受けました。 委員からは、実際有事になった場合、仮想敵国からの標的になれば心配である。新たな端末の設置、それ以外に松江市は原子力発電所所在地であり、標的の可能性が危惧されるなどの意見があり、渋田高尾山分頓基地指令には、今後設備についての配備計画については事前に松江市、また議会に報告いただきたいとの要望をいたしました。 平成18年11月には、同年7月の北朝鮮のミサイル発射実験などもあり、防衛に関する施設等全般事項についてと高尾山レーダーサイトの任務・役割について、美保基地の任務・役割及び滑走路延長について、防衛施設関連対象補助金について、執行部と自衛隊島根地方連絡部長加藤一等陸佐をお招きし、説明を受けました。内容は、加藤一等陸佐には、我が国の安全保障環境と防衛政策の概要について新防衛大綱を中心に説明をしていただき、執行部には基地交付金、防衛施設周辺防音事業、民生安定施設補助金についてそれぞれ説明を受けました。 基地交付金は高尾山レーダーサイトが対象であり、基地交付金予算額の10分の7に相当する額を対象施設の種類、用途、市町村の財政状況を考慮して配分するものであり、平成17年の松江市の交付決定額は1,053万8,000円であり、18年度については同額が予算化されております。 防衛施設周辺防音事業については、対象は小中学校、高等学校、保育所、幼稚園、病院、障害者授産施設等であり、現在八束町、美保関町、本庄地区、竹矢地区の一部が該当地域になっている。民生安定施設補助金は、公民館及び学習等共用施設を整備するものであり、対象施設は公民館19施設で、補助金充当施設は12施設で、そのうち7施設は八束町の学習等共用施設であります。ちなみに、学習等共用施設の500平米以上の施設においては、601世帯が基準となっており、補助額は5,410万円となっているとの説明を受けました。 内容について特に意見、質問はなく、今後基地等対策特別委員会としては、北朝鮮のミサイル問題、高尾山レーダーサイト、美保基地の諸問題が発生した場合、随時情報をいただき、調査研究をしていくことを確認し、委員会を終了しました。 以上、基地等対策特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(立脇通也君) これより基地等対策特別委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって基地等対策特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 この際、しばらく休憩いたします。 〔午後2時49分休憩〕 ────────── 〔午後3時00分再開〕 ○議長(立脇通也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより議第53号議案、議第55号議案、議第61号議案、議第66号議案、議第72号議案、議第79号議案、議第80号議案、議第93号議案、議第94号議案、議第144号議案、議第145号議案を除く議案131件及び承認1件並びに陳情6件に対する討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 27番角田正紀君。 〔27番角田正紀君登壇〕 ◆27番(角田正紀君) 草の根市民クラブの角田でございます。 議第118号「平成19年度松江市一般会計予算」の委員長報告の原案可決に対して反対の討論をいたします。 この予算中で、松江市国民保護計画について89万2,000円が計上してあり、説明では、武力攻撃等有事の際に住民を守るための訓練及びパンフレット作成に係る費用とあります。 安倍首相が「戦後レジームからの脱却」と繰り返し表現した防衛庁の省への昇格法案「防衛庁の省移行関連法案」が昨年12月15日に参議院を通過、成立し、ことし1月9日防衛省となりました。 これまでの自衛隊は、専守防衛の建前により、政府解釈では海外派兵はできないという立場でした。ところが、2007年予算案では、陸上自衛隊に中央即応連隊が宇都宮駐屯地に新編され、日本最初の海外緊急部隊が成立する予定です。自衛のための必要最小限の実力は合憲であるという内閣法制局の判断を乗り越えて、戦後生まれの2世、3世の国会議員は現憲法下で集団的自衛権の行使の解釈を研究し始めています。 内閣法制局の自衛のための必要最小限の実力は合憲であるという解釈で成り立っていた戦後60年余り、イラク派兵までは自衛隊は海外で活動することはありませんでした。それは憲法と自衛隊の矛盾的併存状態こそが実は合理的なのだと主張していた戦争体験を持つ自民党の政治家の方たちでした。もちろん、野党の政治家も自衛隊違憲を主張していた時代背景があります。戦後の吉田茂元首相もその一人で、戦時中、旧満州や天津の外務官僚であった彼は、将校が軍刀をガチャガチャさせる音に恐怖感を持っていたと手記にあります。 また、防衛庁長官を務めた金丸信氏は、風性の人という著書の中で、私の原点は、出征する私を両親の前で殴った憲兵の横暴である。シビリアンコントロールがいかに大事かということは、習わずとも身にしみていると回想しておられます。1978年に週刊誌上で、いわゆる超法規発言をした栗栖元統合幕僚会議議長を金丸氏は直ちに更迭していますが、その背景にはこうした戦時中の体験があったからだと思います。 軍人の暴走したときの怖さが体にしみ込んでいた田中角栄、後藤田正晴、野中広務氏らの世代が政治の舞台から去り、新世代の政治指導者がアメリカと同じように軍産複合体の意を受け、戦場をビジネスの場とし、そして若者を戦場に送り込み、日本の国土を焦土化しようとしているのです。 この各自治体が作成した国民保護計画は、まさに日本が戦争に巻き込まれたときの訓練計画であり、戦前の国家総動員法そのものであります。そして、軍人の暴走を許すことになり、物の言えない時代に逆戻りです。 今、国民投票法案が準備され、憲法改正が日程に上る中、私の声はほんの小さな声かもしれません。しかし、究極には核戦争に行き着くことになる世界紛争を絶対に起こしてはならないと体を張って闘ってこられた先輩の方々は、今日の状態を非常に危惧しておられると思います。小さな声でも、この地球という惑星を核戦争から守るため、地球上から武力を持って紛争解決を阻止することをやめろと言い続けろとおっしゃっていると思います。 議員、執行部の皆さん、そして二度とあの忌まわしい戦争を繰り返してはならないと思っておられる多くの市民の皆さん、私たち草の根市民クラブの国民保護計画作成の予算の反対に賛同をお願いし、討論を終わります。ありがとうございました。 ○議長(立脇通也君) 43番後藤睆一君。 〔43番後藤睆一君登壇〕 ◆43番(後藤睆一君) 松政クラブの後藤睆一であります。議第118号「平成19年度松江市一般会計予算」について、予算特別委員長の報告は原案可決であります。松政クラブを代表し、委員長の報告に賛成の討論を行います。 昨今の景気動向は緩やかな安定成長の軌道を維持し、雇用、賃金の増加に支えられ、出おくれていた個人消費に持ち直しの兆しがあり、企業の設備投資も増加基調を保ち、内需の腰はしっかりしてきた。米景気の先行き不透明感はぬぐえず、連鎖株安の余震と円高の懸念が残るものの、内需が下支え役になれば、戦後最長となった今回の景気はまだ持続力を保つなどと報道されております。 政府の19年度予算編成に当たっての経済見通しは、世界経済の着実な回復が続くもと、企業部門、家計部門ともに改善が続き、改革の加速・深化や政府・日銀一体の取り組みなどにより、自律的・持続的な経済成長が見込まれるとし、そうした中、国の予算は、歳出改革路線の強化、歳出全般にわたる徹底した見直しによる新規国債発行の大幅減額、公共事業関係経費の厳しい抑制、予算配分の重点化、効率化と厳格な事後評価などの基本的な考え方により編成されたところであります。 一方、地方財政対策では、引き続く大幅な財源不足や高水準で続く地方債の償還負担に加えて、社会保障関係経費の自然増も見込まれ、将来の財政運営が圧迫されることが強く懸念されるなど、厳しい財政状況の中、地方分権時代にふさわしい行政システムを確立するため、徹底した行財政改革の推進、歳出の見直しによる抑制と重点化、自主財源の積極的な確保策などに取り組み、予算編成に当たっては財政の健全性の確保に留意し、活力ある地方をつくるため、知恵と工夫を生かした独自施策の展開などに積極的に取り組むこととされております。 また、地方公共団体の財政状況を各会計連結し、実質赤字比率、連結実質赤字比率など4つの健全化判断比率で算定し、公表及び一定の基準以上の団体に財政健全化計画または財政再生計画の策定を義務づけ、国による地方財政監視が強化される「地方財政健全化法案」が去る3月9日閣議決定されたところでもあり、地方財政を取り巻く環境は急激に変化し、適切な対応が求められるところであります。 さて、平成19年度本市一般会計予算は、まず予算規模は899億9,300万円で、対前年度比1.4%増でありますが、計画的な繰り上げ償還額7億円の計上、普通建設事業費を中期財政見通しと比較して5.8%の抑制、消費的経費の対前年度比3.3%、5億5,570万円余の削減などにより、結果として、1つには財政不足が3億4,000万円余り圧縮され7億2,900万円、2つ目に市債借入額1.8%の減、3つ目に市債残高が29億9,000万円の減など、財政健全化に寄与しており、全体としては中期財政見通しに沿って将来財政負担の軽減・抑制の重点化が図られ、財政基盤の確立に向け、まず第一歩を踏み出したと思料され、一定の評価をするところであります。 個別の項目ごとに見てみますと、まず歳入面では、市税でありますが、個人住民税が本年度より税源移譲が本格実施されることや定率減税の廃止により10億7,000万円余り増の89億3,800万円余が見込まれておりますが、このことは同時に所得譲与税が移行したものであり、今後さらなる収納率の向上対策を図ることと市民に対する税制改正の周知を徹底されるよう望むところであります。 次に、地方交付税でありますが、地方財政計画上では、現行の法定率分を堅持した上で総額を確保するとの方針であり、また新型交付税が全国規模で5兆円程度導入されることとなり、これらを反映させて普通交付税186億1,700万円程度見込んであります。 次に、国庫補助金のうち原発交付金の活用でありますが、地域の活性化、福祉の向上に資するハード及びソフト事業に74億1,500万円余り充当されておりますが、この交付金については平成21年度以降徐々に減額となる見込みでありますので、今後充当事業や充当方法など効果的・効率的な活用を再検討される必要があると存じます。 歳出面では、本市の重点課題であります定住施策の推進と産業の振興、観光入り込み客1,000万人構想の実現に向けた取り組み、日本一住みやすいまちづくりの推進、安心・安全なまちづくりの推進、リサイクル都市日本一の取り組みの推進などを引き続き重点施策に置き、新しい自立した地域社会の創造に向け、限りある財源を重点的・効率的に配分し、めり張りのきいた予算編成となっていると存じます。 特に、本市の最重点課題であります定住施策の推進と産業の振興については、多角的・横断的な予算編成であり、一日にしてその効果を期待することは無理な話でありますが、中長期的一定期間内に具体的数値目標を立てて、その効果が上がるよう切望し、期待するものであります。 また、普通建設事業につきましては、先ほど少し触れましたが、新ごみ処理施設建設事業や鹿島中学校整備事業などの大規模事業が本格化する中で、個々の事業費、スケジュールの見直しなどに努められ、中期財政見通しを超える抑制が図られており、結果として将来の財政負担の軽減に寄与するものと評価をするものであります。 以上のような観点から、19年度本市一般会計当初予算を見ますと、中期財政見通しにも示されておりますように、厳しい財政状況の中、持続可能な財政運営と市民サービスの維持向上に努めるため、早い段階から自主的な改善努力により健全化に向かう予算であると判断され、本予算に賛成をするものであります。 最後に、今後の予算執行や財政運営、さらには次年度以降の予算編成に向け一言付言をいたしますと、地方財政を取り巻く環境は、先ほども申し上げましたように、新しい地方財政健全化法の施行や財政健全化判断比率の導入、また決算における公会計制度の実施など、我々の予想を超えるスピードで刻々と変化しております。また、真の地方分権時代にふさわしい行財政運営を目指し、徹底した行財政改革の推進と地域の活性化を地方分権の両輪として取り組むことが必要と思われますが、そのためには一日も早い財政健全化を目指し、市職員の意識改革を進める一方、財政構造の根本にまで踏み込んで分析し、中期財政見通しにある健全化項目について今以上に前倒しして取り組むことにより、予算規模のさらなる抑制と早期に各種財政指標を改善されることを強く要望し、委員長報告に賛成する討論を終わります。(拍手) ○議長(立脇通也君) 14番川井弘光君。 〔14番川井弘光君登壇〕 ◆14番(川井弘光君) 市民クラブの川井弘光でございます。市民クラブといたしまして、議第9号「松江市職員の給与の特例に関する条例の制定について」並びに議第26号「松江市立女子高等学校授業料、入学料及び受検料条例の一部改正について」の2議案につきまして、それぞれ原案可決とする委員長報告に反対の立場で討論を行います。 議第9号に関しましては、島根県人事委員会が昨年示しました公民較差に見合う額を賃金カットによって是正しようとするものでございます。しかし、本来公と民の較差是正というのは給料表の改定によって行うべきものであり、これでは給料表の存在そのものが無意味になるのではないか、このように考えております。 また、県内の各自治体は、地域給与制度を導入をして賃金水準の引き下げを行っております。現在はその経過措置中ということから、県人事委員会も「公民較差は経過措置によるもの」などとして、給料表の改定を見送っております。 したがいまして、今回県人事委員会が示しました公民較差を根拠にして給料表の改定なしに賃金をカットするという手法は、人事委員会の機能や勧告制度を否定するものと言えると、このように思っております。人事院あるいは各都道府県の人事委員会の給与勧告制度は、憲法で国民にひとしく認められている労働基本権を制約をされている公務員にとっては、生きる権利を保障するものであり、地方自治体としてはこれを尊重しなければならないということは皆さんも御承知のとおりでございます。 島根県が行いましたように、財政上の理由から職員に協力を求めて、不満はあっても合意の上で賃金カットを行うということであれば、納得はいかないまでもまだわかりますが、今回提案された条例案の提案理由、賃金カットの根拠には妥当性がないと判断をいたしまして、私たちとしては、この条例案に反対をするものでございます。 次に、議第26号についてですが、市立女子高の授業料を引き上げるという内容です。 現在、松江市は子育て支援に大きな力を注いでおります。子育てをするなら松江市でとアピールをしようとしている中で、県にならって事務的、機械的に引き上げるということには私たちは違和感を覚えております。 また、所得格差が拡大している状況もありまして、授業料などの引き上げが続けば滞納の増加、または入学そのものが困難な子供がふえるのではないか、こういう懸念もございます。 市民クラブとしては、単純に県と同額に引き上げるのではなく、松江市が推進をしている子育て支援策、そうしたものとの整合性にも配慮をして、総合的、トータル的にそのあり方を検討した上で、松江市としての姿勢を示すべきでなかったかという考え方に基づきまして、この条例改正案には反対をいたします。以上で討論を終わります。(拍手) ○議長(立脇通也君) 39番飯塚悌子君。 〔39番飯塚悌子君登壇〕 ◆39番(飯塚悌子君) 日本共産党議員団として、議案4件、陳情2件について委員長報告に対する討論を行います。 まず最初に、今議会の重要議案であります議第118号「平成19年度松江市一般会計予算」についてです。 安倍内閣の相次ぐ社会保障の改悪と三位一体改革による交付税の削減が進められ、市民生活は現金給付とサービス給付の削減で大きく影響を受けています。税源移譲と定率減税の廃止によって、市民にとっては住民税の大増税、それに連動してこの6月から国保料、介護保険料など、雪だるま式負担増の第二波が押し寄せようとしています。収入が変わらない、あるいは減りぎみなのに、非課税から課税になり、あるいは税金が大幅にふえ、市の福祉施策からの排除などで暮らしへの深刻な打撃となっています。 この間の税制改正や介護保険の見直し、医療改悪、障害者自立支援の1割負担など合わせると、松江市民への負担増は総額で約25億円にもなります。こうした市民の暮らしへの深刻な打撃に対する対応、是正に真剣に取り組むことが求められています。こんなときだからこそ、むだを見直し、地方自治の原点である住民福祉の向上という立場を貫いて、福祉施策の充実を図ること、生活困窮者への国保資格証の機械的発行をやめ、親身な対応をすべきであります。 合併3年目の年度になります。殿町開発など中心部投資の一方、旧町村の支所縮小計画など、周辺部施策の軽視、後回しが目につきます。周辺部はとりわけ高齢化率の高い中山間地域であることから、中山間地対策の充実強化が急がれます。 市長は、19年度の重点施策に定住促進を掲げています。定住促進のためには、子育て支援、行き届いた教育、雇用の場の確保などは欠かせないことです。しかし、子育て支援の重視を掲げている割には新規施策はささやかなものです。重点施策にふさわしい財政投入と小学校卒業まで子供の医療費の完全無料化、行き届いた教育のため教員をふやし、小中学校の30人学級の段階的着手に踏み出されるよう求めます。 生活保護の申請権は、憲法の保障する生存権の大切な要素ですが、申請用紙を窓口に置かず、水際作戦で申請の抑制を図っていることは許せません。 保育所の公私格差是正のための施策の前進はありません。待機児童解消に貢献している私立保育所の給食調理員の加配は、わずかな予算で実行できることです。 以上のような施策こそ子育て支援と若者の雇用の場の拡大に確実に結びつくものです。 根拠法と経過措置が終了し、一般対策へ移行するというのに、同和教育を強力に推進する姿勢です。同和地区とかそこの出身にこだわって施策を進める考え自体が問題です。同和行政、同和教育の完全終結を求めます。 全国一斉学力テストへの参加は、管理と競争の教育に子供たちを追い込むものです。テストと関係のない93項目にも及ぶ生活調査など、個人情報保護の点でも重大な問題があります。参加は中止すべきです。 ことしは松江開府400年、城下町の風情を生かしたまちづくりが求められています。景観条例の制定は、高層建築に一定の歯どめをかけ、美しい景観形成と城下町の風情づくりに役割を果たすものです。ところが、松浦市政は、大手前道路拡幅と背後地整備事業の積極的推進、松江城とほぼ同じ高さの県民会館前の開発ビル建設の支援など、城下町の歴史的遺構や景観の保存とは逆行する姿勢です。さらに、近世近代歴史資料館の建設も相まって、財政出動も大きなものとなります。 昨年1月に策定した松江市行財政改革大綱は、ねじ曲げられた補完性の原理に基づいています。職員給与削減、民営化や指定管理者などによる住民サービスの軽視につながる行革路線を一層進めるものとなっています。 原発立地による電源立地交付金の新年度交付額は74億円余ですが、旧自治体別に交付枠が当てられ、該当地域で使用されることになっています。このため、鹿島町や島根町では過大な事業、むだな事業が目につくようになりました。一たん原発事故が起こり、放射性物質が拡散するという事態になれば、広範囲に重大な被害が想定されます。これらの交付枠は再検討が求められます。 国民保護計画が始動する予算が盛り込まれています。国民保護法は、米軍、自衛隊が軍事活動を自由に行うため、国民保護の名で国民を統制・管理・動員するものにほかなりません。アメリカの仕掛ける戦争に国民を動員する計画に反対です。 農業施策の問題では、兼業農家、高齢農家など小規模で成り立っている松江市の農業と地域を崩壊させる政府の品目横断的経営安定対策の推進です。 野波漁港海岸環境整備事業は、むだな公共事業の典型です。 以上の点から、平成19年度松江市一般会計予算を可決とした委員長報告に反対いたします。 議第9号「松江市職員の給与の特例に関する条例の制定について」は、一般職で2.8%、管理職で4.8%の給与カットを内容とするものです。給与の引き下げは、職員の士気や組織の活性化、行政能力の低下につながりかねません。公務員の給与は年金、恩給の基礎となっており、その引き下げは広く住民生活に影響を与えるものです。そして、何より民間賃金に波及し、賃下げの悪循環を招くことになり、反対いたします。 議第26号「松江市立女子高等学校授業料、入学料及び受検料条例の一部改正について」は、県立高校の値上げに準じて引き上げです。負担増のさなか、子育て支援に逆行する値上げであり、可決とした委員長報告に反対いたします。 議第138号「平成19年度松江市水道事業会計予算」については、尾原ダム、県営斐伊川水道からの受水を前提とした予算です。人口減少時代と市民の節水意識の高揚にあって、バブル期のような右肩上がりの水需要予測は時代錯誤です。尾原ダムからの受水は、大幅な水道料金値上げにつながるものです。尾原受水中止を求め、予算に反対いたします。 陳情第24号の1から3「安心・安全な公務・公共サービス拡充を求める意見書の提出について」は、全国労働組合総連合及び島根県労働組合総連合から提出されたものです。自治体構造改革による社会保障改悪、住民サービス低下を憂い、医療、福祉、教育、雇用などの充実を図る内容であり、消費税の増税にも反対する内容です。すべてがもっともな住民要望であり、地方自治を守る内容です。 陳情第25号「公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民生活の「安心・安全」の確立を求める意見書採択について」も、公共サービスの水準を守ろうとする立場からの陳情です。公共サービスの民営化や民間委託は、コスト低減が論理となって異常な価格競争、過密労働などを生み出してきました。姉歯建築士による耐震偽造やふじみ野市の民間委託プール事故など、現実の社会問題を生み出しています。公共サービスとは何かの本質に踏み込んだ当然の内容です。 いずれの陳情も採択すべきであり、不採択とした委員長報告に反対し、討論を終わります。(拍手) ○議長(立脇通也君) 6番渡部美津子君。 〔6番渡部美津子君登壇〕 ◆6番(渡部美津子君) 市民ネットワーク、渡部美津子です。私は全部で15件の反対討論を用意しておりますので、よろしくお願いいたします。 まず、財政関係の方からお話をさせていただきます。 財政健全化への全体合意が行き渡って、特別会計や企業会計、外郭団体も含めて健全化せないかんという共通認識ができ上がってきつつあることは大いに歓迎したいと思います。しかし、議第96号「平成18年度松江市一般会計補正予算」を見ていくと、全体合意の中でも忘れられているものが幾つかあるように思っております。それはティファニーの問題でも指摘しましたように、安易な計画に基づいた過去の遺産を先送りする体質がどうしても抜けないのではないかと思っております。今議会の条例改正の中でも出ておりましたテルサのドームシアターにあるプラネタリウム、これは平成17年度にもう動かなくていたものがずっと放置されてきて、今回やっと使わないことになって条例改正なんですが、なぜもっと早く議会の方に投げかけて検討されなかったかについて私は疑問に思います。そもそも、あの場所にプラネタリウムが必要であったかという検討がどれほど行われたでしょうか。そして、3億3,000万円にも上る借金で購入したプラネタリウム施設が平成17年度には動かなくなって、その時点で部品がなくて直せない、それで使わなくなったという経過を聞いて、私は愕然といたしました。ちなみに、平成18年度末までに支払われた借金は全体の30%であり、あとの70%は使いもしないプラネタリウムのために延々と貴重な市民の税金から払われ続けていくのです。ティファニーでも指摘されておりましたが、「反省と教訓」という習慣が全く見られません。 こうした中で、今後に向けては入札制度改革の努力によって、18年度において約7億8,000万円の税金の縮減につながったこと、大いに歓迎したいとは思います。そして、起債総額の抑制のための繰り上げ償還、これは歓迎したいとは思いますが、そのしわ寄せがありとあらゆる市民生活に降りかかってきていることを指摘したいと思います。 そういう中で、やはり人件費の総額の抑制ということは私は避けて通れないと思います。しかし、今回は退職手当債の発行、つまり職員の退職金を市民の将来負担で賄おうという安易な起債が行われておりまして、一時的な財源不足に対応するものという説明の割には、今18年度と19年度で終わるという断言がなかったことから、今後も同じようなことが続く懸念があり、私はこれについて反対をいたします。 また、先ほど後藤議員も指摘しておられました全体を統合しての実質公債費比率とか連結実質赤字比率という見方が広がっていて、これまで放置されてきた外郭団体の隠れ借金、また特別会計の赤字の積み残し、こうしたものの整理に着手されたことは一定の評価をしたいと思います。一般会計より議第104号、議第105号、議第106号、3つの工業団地会計に対しての3年を限度とした貸付金の創設がその一例です。 しかし、本会議でただしたところ、貸付金のルールは一定持っておられますけれど、明確な貸し付け規則というものを持たずにやっておられます。これまで塩漬け土地の関係でさんざん指摘してまいりましたが、単年度貸し付けによる借金の補てんで、逆に一時借入金がふえているという現状がございます。規則も持たないような安易な貸し付けは、時間がたてば、担当者がかわれば、慣例となり、全体の会計を圧迫してしまうことを私は指摘したいと思います。 次いで、平成18年度松江市水道事業会計補正予算についてでございます。一般会計の補正の方で、職員労働組合に対しての過去のレクリエーション補助金を点検し、返還させたと。これは意識改革にもつながり、税金の節約にもなることで、私は大いに評価しておきたいと思いますが、水道局にも同様の互助会に対する補助金があったにもかかわらず、これの見直しが行われておりません。黒字会計だからいいということではなく、この黒字のもとは市民の水道代でございます。同じように自主点検をして返還をさせていただきたいことを申し添え、議第113号、水道事業の補正予算には私は反対いたします。 次いで、当初の関連ですが、同じように全体のバランスを見たところ、特に特別会計に関連した見直しのおくれが目立ちます。巨額の赤字を抱える議第126号「平成19年度松江市集落排水事業特別会計予算」及び議第132号「平成19年度松江市下水道事業特別会計予算」、これは直ちに事業計画の見直しが必要であることを申し上げます。 そして、今回地下駐車場の赤字が実際の当初予算に計上されたよりも広がるであろうという見通しを伺って、これも安易な計画のその後が放置されているのではないかということから、議第131号「平成19年度松江市駐車場事業特別会計予算」にも反対をいたします。 そして、議第140号「平成19年度松江市自動車運送事業会計予算」についてでございます。これは毎回指摘しておりますように、職員の中の自動車運転手さんの多くを占める、臨時雇いの人の処遇の改善のおくれでございます。こういうものの上に立って会計を維持していくことは私はしてはならないと思います。 そして、条例関係でございますが、議第7号「松江市職員の給与に関する条例等の一部改正について」、そして議第8号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」、議第9号「松江市職員の給与の特例に関する条例の制定について」でございます。全体の士気が落ちるというような議論もございましたけれど、財政のバランスを考えたら、どうしても人件費の抑制というのを考えていかなければならなくて、この点は私は総額で1割程度はカットしなければならないのではないかと思っております。労使間の真摯な協議を望みたいと思います。 また、特例の方でございますけれど、給与減額をボーナスや退職金に反映させないとしたこの規定は、私はずるいのではないかと思います。給与総額を落としたらそれに相応してボーナス、退職金もカットされるというのが当然だろうと思います。その点は、議第8号でございます市長等の給与の特例にも同じことが言えまして、時限的な給与の減額ではなく、きちっと全体基準額を減額して市民の前に示すべきであろうと思います。 また、給与条例の改正に伴って、それに伴う施行規則の提出を求めたところ、まだつくっていないということで、議案質疑の段階ではお示しいただけませんでした。確かに施行規則等は議決要件ではございません。しかし、こうした細かなことは規則で定めると、そこまでで一任するということでは、今後の財政運営について議会の責任が果たせないのではないかと思い、この点も指摘しておきます。 そして、議第37号「松江市景観条例の制定について」も、条例そのものは私大いに評価したいと思いますが、施行規則が未制定であったこと、つまり委員会に説明ができなかったことについて、私はこれに反対をいたしました。 最後に、陳情第26号「農薬空中散布に関することについて」でございます。今回は継続審査となりましたが、もともとこの農薬空中散布が始まったのは約30年前、松くい虫被害対策特別措置法という時限立法に基づいて全国を3年間で松枯れを制覇するんだという、かなり強引な始め方で事業が始まったものですが、空中散布の実施によって松枯れが収束したところは全国ただの一カ所もなく、まいてもまいても枯れ続けているという現状はだれの目にも明らかだろうと思います。島根町の一部で農薬空中散布が続けられていることについても、枯れ残っているところに農薬を散布しているだけではないかと指摘します。また、松枯れの原因であるマツノザイセンチュウが出てくる時期に農薬をかけておくだけで、後の処理というのが現場を見る限り手当てがなされておりません。 以上のことから、本陳情は直ちに採択し、農薬空中散布の即時中止をすべきであるということを強く訴え、私の討論を終えます。 ○議長(立脇通也君) これにて討論を終結いたします。 これより議第53号議案、議第55号議案、議第61号議案、議第66号議案、議第72号議案、議第79号議案、議第80号議案、議第93号議案、議案94号議案、議第144号議案、議第145号議案を除く議案131件及び承認1件並びに陳情6件に対する表決に入ります。 議第7号「松江市職員の給与に関する条例等の一部改正について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第7号議案は原案のとおり可決されました。 議第8号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第8号議案は原案のとおり可決されました。 議第9号「松江市職員の給与の特例に関する条例の制定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第9号議案は原案のとおり可決されました。 議第26号「松江市立女子高等学校授業料、入学料及び受検料条例の一部改正について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第26号議案は原案のとおり可決されました。 議第37号「松江市景観条例の制定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第37号議案は原案のとおり可決されました。 次に、議第52号「指定管理者の指定について」表決を行います。 37番山本勝太郎君を除斥いたします。 〔37番山本勝太郎君除斥〕 ○議長(立脇通也君) 議第52号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第52号議案は原案のとおり可決されました。 山本勝太郎君の除斥を解除いたします。 〔37番山本勝太郎君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第57号「指定管理者の指定について」表決を行います。 4番森脇幸好君を除斥いたします。 〔4番森脇幸好君除斥〕 ○議長(立脇通也君) 議第57号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第57号議案は原案のとおり可決されました。 森脇幸好君の除斥を解除いたします。 〔4番森脇幸好君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第58号「指定管理者の指定について」表決を行います。 8番葉山泰子君、35番三島良信君を除斥いたします。 〔8番葉山泰子君、35番三島良信君除斥〕 ○議長(立脇通也君) 議第58号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第58号議案は原案のとおり可決されました。 葉山泰子君、三島良信君の除斥を解除いたします。 〔8番葉山泰子君、35番三島良信君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第59号「指定管理者の指定について」表決を行います。 38番三島進君を除斥いたします。 〔38番三島進君除斥〕 ○議長(立脇通也君) 議第59号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第59号議案は原案のとおり可決されました。 三島進君の除斥を解除いたします。 〔38番三島進君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第60号「指定管理者の指定について」表決を行います。 40番田中豊昭君を除斥いたします。 〔40番田中豊昭君除斥〕 ○議長(立脇通也君) 議第60号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議第60号議案は原案のとおり可決されました。 田中豊昭君の除斥を解除いたします。 〔40番田中豊昭君除斥解除〕 ○議長(立脇通也君) 次に、議第96号「平成18年度松江市一般会計補正予算(第6号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第96号議案は原案のとおり可決されました。 議第104号「平成18年度松江市湖南誘致企業団地建設事業特別会計補正予算(第4号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第104号議案は原案のとおり可決されました。 議第105号「平成18年度松江市第二内陸工場団地建設事業特別会計補正予算(第2号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第105号議案は原案のとおり可決されました。 議第106号「平成18年度松江市第二卸商業団地建設事業特別会計補正予算(第3号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第106号議案は原案のとおり可決されました。 議第113号「平成18年度松江市水道事業会計補正予算(第5号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第113号議案は原案のとおり可決されました。 議第118号「平成19年度松江市一般会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第118号議案は原案のとおり可決されました。 議第120号「平成19年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第120号議案は原案のとおり可決されました。 議第126号「平成19年度松江市集落排水事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第126号議案は原案のとおり可決されました。 議第131号「平成19年度松江市駐車場事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
    ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第131号議案は原案のとおり可決されました。 議第132号「平成19年度松江市下水道事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第132号議案は原案のとおり可決されました。 議第138号「平成19年度松江市水道事業会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第138号議案は原案のとおり可決されました。 議第140号「平成19年度松江市自動車運送事業会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議第140号議案は原案のとおり可決されました。 次に、陳情第24号の1「安心・安全な公務・公共サービス拡充を求める意見書の提出について」、陳情第24号の2「安心・安全な公務・公共サービス拡充を求める意見書の提出について」及び陳情第24号の3「安心・安全な公務・公共サービス拡充を求める意見書の提出について」を一括して採決いたします。 陳情第24号の1外陳情2件に対する委員長の報告は不採択3件であります。 以上、委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって陳情第24号の1外陳情2件は委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。 陳情第25号「公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民生活の「安心・安全」の確立を求める意見書採択について」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって陳情第25号は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。 陳情第26号「農薬空中散布に関することについて」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は閉会中の継続審査であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって陳情第26号は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。 次に、ただいま議決になりました議第7号議案外議案21件及び陳情5件を除き、議第3号「松江市コミュニティバスの運行に関する条例の制定について」外議案108件及び承認第1号「専決処分の報告について」並びに陳情1件を一括して採決いたします。 議第3号議案外議案108件に対する委員長の報告は原案可決であります。 承認第1号に対する委員長の報告は承認であります。 陳情1件に対する委員長の報告は採択であります。 以上、委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって、議第3号議案外議案108件及び承認第1号並びに陳情1件につきましては、委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。─────────────────────── △日程第5 同意第1号 松江市公平委員会の委員選任について ○議長(立脇通也君) 日程第5、同意第1号「松江市公平委員会の委員選任について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 松浦市長。 〔市長松浦正敬君登壇〕 ◎市長(松浦正敬君) 同意第1号について御説明申し上げます。 本件につきましては、現在松江市公平委員会の委員であります松原三朗氏の任期が来る5月19日をもって満了となることに伴い、その後任の委員を選任するものでございます。 後任につきましては、諸般の事情を十分考慮いたしました結果、新たに大野敏之氏を選任することが最も適当と存じまして、同意をいただきたく提案をいたすものであります。 ○議長(立脇通也君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第1号「松江市公平委員会の委員選任について」は、これに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。 よって同意第1号はこれに同意することに決しました。─────────────────────── △日程第6 同意第2号 松江市教育委員会の委員任命について ○議長(立脇通也君) 日程第6、同意第2号「松江市教育委員会の委員任命について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 松浦市長。 〔市長松浦正敬君登壇〕 ◎市長(松浦正敬君) 同意第2号について御説明申し上げます。 本件につきましては、現在松江市教育委員会の委員であります吉川通彦氏の任期が来る5月20日をもって満了となることに伴い、その後任の委員を任命するものでございます。 後任につきましては、諸般の事情を十分考慮いたしました結果、新たに久保田康毅氏を任命することが最も適当と存じまして、同意をいただきたく提案をいたすものであります。 ○議長(立脇通也君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第2号「松江市教育委員会の委員任命について」は、これに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。 よって同意第2号はこれに同意することに決しました。 この際、しばらく休憩いたします。 〔午後3時58分休憩〕 ────────── 〔午後4時14分再開〕 ○議長(立脇通也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。─────────────────────── △日程第7 議員提出議案第2号 松江市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について ○議長(立脇通也君) 日程第7、議員提出議案第2号「松江市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 43番後藤睆一君。 〔43番後藤睆一君登壇〕 ◆43番(後藤睆一君) 議員提出議案第2号の提案理由を説明いたします。 議員提出議案第2号「松江市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について」は、政務調査費の使途の透明性を高めるため、政務調査費の交付を受けた会派の経理責任者が議長に提出する収支報告書に領収書等の証拠書類を添付することを義務づけるほか、所要の改正をするものであります。 以上、よろしく御審議のほどをお願い申し上げる次第であります。 ○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 6番渡部美津子君。 ◆6番(渡部美津子君) この条例改正で領収書等の添付の義務づけが行われ、透明性が上がるということは歓迎したいと思いますが、この改正内容ですべての経費の領収書が添付され、透明度が100%になるという理解でよろしいでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(立脇通也君) 43番。 ◆43番(後藤睆一君) もう一度おっしゃっていただけませんか。趣旨がよくわかりませんでした。 ○議長(立脇通也君) 6番、もう一度お願いいたします。 ◆6番(渡部美津子君) 領収書等の添付が義務づけになると書いてありますが、すべての支出について領収書の添付を求める条例改正でしょうか、お願いいたします。 ○議長(立脇通也君) 43番。 ◆43番(後藤睆一君) 私が提案説明をいたしましたのは、議運でこの内容について小委員会をつくりまして申し合わせ事項をつくりました。その内容については渡部議員も御存じだと思っています。 なお、議員提出議案につきましては、この議案につきましては先ほど全員協議会を開いておりまして、議員全員の意思統一をした上で本会議に臨んでおるはずでございます。通常それが慣例になっております。 なお、今の御質問は、本条例の内容からいいまして、必ずしもそうでないと。「等」というのがついておりますので、「等」は領収書以外のものを示すものと理解をいたしております。 ○議長(立脇通也君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) これをもって議員提出議案第2号に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第2号につきましては、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。 よって議員提出議案第2号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 6番。 〔6番渡部美津子君登壇〕 ◆6番(渡部美津子君) 全協で意思統一をしたというようなルールを存じ上げませんで、私は議員提出議案第2号について、申しわけないですが、反対の立場から討論をさせていただきます。 先ほど後藤幹事長に質問をしたのは、議運の申し合わせによる領収書添付の除外規定の存在が市民の不信を招くのではないかという疑問点からです。領収書の添付が求められているのは、世論の高まり等で御存じだとは思います。3月に公表しました全国市民オンブズマン連絡会議の情報公開ランキングの主要項目の一つとして政務調査費の透明度ということがテーマに上げられておりました。今のところ、我が市議会は20点配点中1点しかとれておりません。それは簡略な収支報告書がついているだけであるという評価でございます。 今後、領収書の添付で透明度は上がっていくだろうなと期待して条例改正を待っておりましたが、2月21日に配付された議会運営委員会確認事項という申し合わせを読むと、旅費については松江市旅費支給条例の規定に基づく計算書を領収書にかえることができるとございます。つまり、旅費の計算書、しかも松江市の旅費支給条例は現行ではまだ定額支給とか日当を含んだものでございますから、この計算書が領収書にかわって出てくるということで、100%の透明化が難しいというところが問題でございます。 〔発言する者多く、聴取不能〕 ○議長(立脇通也君) 不規則発言はやめてください。 簡潔に討論してください。 ◆6番(渡部美津子君) はい。使途の透明度が上がらないのではないかという問題点が1点と、また経過措置として、平成18年度分については領収書の添付を求めないというのは私は疑問だろうと思います。なぜならば、現行でも会派はそれぞれ領収書を保存していて、出そうと思えば出せると。本市の条例改正は県内8市の中で一番最後であり、透明化を求める市民の声にこたえるべく、施行期日をさかのぼって平成18年度分から対象にすべきであるということを申し上げて、私の討論といたします。 ○議長(立脇通也君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) ほかにないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより議員提出議案第2号「松江市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。 よって議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。─────────────────────── △日程第8 議員提出議案第3号 松江市議会委員会条例の一部改正について △日程第9 議員提出議案第4号 松江市議会会議規則の一部改正について ○議長(立脇通也君) 日程第8、議員提出議案第3号「松江市議会委員会条例の一部改正について」及び日程第9、議員提出議案第4号「松江市議会会議規則の一部改正について」を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 44番比良幸男君。 〔44番比良幸男君登壇〕 ◆44番(比良幸男君) 議員提出議案第3号及び第4号の提案理由を説明いたします。 議員提出議案第3号「松江市議会委員会条例の一部改正について」は、地方自治法の一部改正に伴い、閉会中の委員の選任及び閉会中の委員の所属変更を議長が行うことができるように改正するものであります。 議員提出議案第4号「松江市議会会議規則の一部改正について」は、同じく地方自治法の一部改正により、委員会の議案提出権が認められたことに伴い、所要の改正をするものであります。 以上、よろしく御審議のほどをお願い申し上げる次第であります。 ○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議員提出議案第3号外議案1件に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議員提出議案第3号「松江市議会委員会条例の一部改正について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第4号「松江市議会会議規則の一部改正について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。─────────────────────── △日程第10 議員提出議案第5号 リハビリテーションの日数制限の改善を求める意見書について ○議長(立脇通也君) 日程第10、議員提出議案第5号「リハビリテーションの日数制限の改善を求める意見書について」を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 〔職員朗読〕 議員提出議案第5号  リハビリテーションの日数制限の改善を求める意見書について 上記のことについて、別紙のとおり意見書を提出するものとする。 平成19年3月28日提出       松江市議会議員 川 井 弘 光          〃    安 部 吉 輝          〃    加 本 市 郎          〃    田 中 弘 光          〃    片 寄 直 行          〃    三 島 良 信          〃    山 本 勝太郎          〃    三 島   進          〃    石 倉   幹          〃    後 藤 睆 一          〃    比 良 幸 男  リハビリテーションの日数制限の改善を求める意見書 昨年4月の診療報酬改定で、リハビリテーションについて、疾病に応じ90日から180日の算定日数上限が設けられ、リハビリテーションを必要とする患者がリハビリテーションを打ち切られたり、訓練回数を制限されたりする事態が起きている。 厚生労働省においては、患者団体などから強い要望を受け、最近、筋萎縮性側索硬化症などの神経難病について制限を緩和するなど改善の方向は見られるものの、障害や病状には個人差があり、同じ疾病でも病状によりリハビリテーションを必要とする期間が異なり、問題症例を生み出すことが懸念される。また、長期のリハビリテーションは患者の身体機能の維持につながるケースも多く、その効果を否定できないことなどからも患者の立場に立った見直しが必要である。 よって、国においては、個々の患者の必要に応じた十分なリハビリテーションを提供できるように、リハビリテーションの日数制限について早急にさらなる改善をされるよう要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成19年3月28日             松 江 市 議 会 ○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議員提出議案第5号に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議員提出議案第5号「リハビリテーションの日数制限の改善を求める意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。 よって議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。─────────────────────── △日程第11 議員提出議案第6号 厚生労働大臣の発言に強く抗議し少子化対策の充実を求める決議について ○議長(立脇通也君) 日程第11、議員提出議案第6号「厚生労働大臣の発言に強く抗議し少子化対策の充実を求める決議について」を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 〔職員朗読〕 議員提出議案6号  厚生労働大臣の発言に強く抗議し少子化対策の充実を求める決議について 上記のことについて、別紙のとおり決議するものとする。 平成19年3月28日提出  提出者  松江市議会議員 畑 尾 幸 生          〃    津 森 良 治          〃    川 井 弘 光          〃    勝 部 加 代          〃    太 田   薫          〃    石 倉   幹  厚生労働大臣の発言に強く抗議し少子化対策の充実を求める決議 去る1月27日松江市において、女性を「子どもを産む機械・装置」と例えた柳澤伯夫厚生労働大臣の発言は、女性の人格を否定し侮辱する結果となった。政治家の単なる失言ではすまされない今回の問題に対し、少子化対策、男女共同参画などに鋭意取り組んでいる松江市議会として強く抗議するものである。 少子化問題の本質は、子どもを産み育てることに多くの不安要素を抱えている我が国の現状にあり、今や日本の将来を左右する政治課題となっている。また、その対策は男女共同参画、労働政策、子育て支援、経済対策など、多岐にわたる論点で議論されるべきものである。国においては、この問題を契機として早期に総合的な少子化対策の充実を図るよう求める。 以上決議する。  平成19年3月28日             松 江 市 議 会 ○議長(立脇通也君) 提出者の説明を求めます。 11番津森良治君。 〔11番津森良治君登壇〕 ◆11番(津森良治君) 市民クラブの津森良治でございます。私の方から市民クラブを代表いたしまして提案説明を行いたいと思います。 厚生労働大臣の発言に強く抗議し少子化対策の充実を求める決議案について。 去る1月27日、この松江市において柳澤厚生労働大臣が講演の中で女性を「子供を産む機械・装置」と例えた発言は、女性の人格を否定し侮辱する結果となりました。この発言は、今日まで少子化対策や男女共同参画など、全力で取り組んできているこの松江市議会としても、単なる政治家の失言で済む問題ではないと考えています。きちんと抗議の意思を示すべきものであると考えます。 私自身、夫婦でともに助け合いながら子育てをしている議員の一人として、家庭において子育ての問題について話をしておりますが、子供を産み育てることに多くの不安を抱えていることを日々実感をしております。また、子育ての中で多くのことを学ばせていただいています。こうした子供を産み育てることへの不安、ある面で少子化の本質をも含め、男女共同参画、労働政策、子育て支援、経済対策など、多岐にわたってきちんと議論されるべき少子化問題や対策が今回の大臣の発言に矮小化されてしまったことに、改めて不快感を持つものであります。 しかし、一方で少子化対策が将来の日本や、ある面この地域を左右する大きな政治課題となっていることもまた事実であり、現実となっています。こうした今回の問題を契機として、国においてはどういう対策をしようとしているのか、説明責任を果たすとともに、早期に一層の少子化対策の充実を図られるよう求めたいと考えています。 最後に、この発言が飛び出した以降、一部の女性の方々が中心となって抗議がなされてきています。この発言以降、時間的経過があるにせよ、多くの女性が今回の発言に対して不愉快な思いをし、多くの国民が、また多くの松江市民が不見識であると考えている中で、今回の発言の発信元となったこの松江市が、その市民の代表たるこの松江市議会がきちんと歴史的事実として物を言うことこそ今求められていると考えます。 議員の皆様方の御賛同をいただき、本決議が行われますことを願って提案といたします。ありがとうございました。(拍手) ○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。 これをもって議員提出議案第6号に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議員提出議案第6号「厚生労働大臣の発言に強く抗議し少子化対策の充実を求める決議について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也君) 挙手少数であります。 よって議員提出議案第6号は否決されました。─────────────────────── △日程第12 閉会 ○議長(立脇通也君) これにて平成19年第2回松江市議会定例会を閉会いたします。 〔午後4時35分閉会〕...