• "振興経費"(/)
ツイート シェア
  1. 板橋区議会 2021-10-13
    令和3年10月13日決算調査特別委員会 区民環境分科会-10月13日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和3年10月13日決算調査特別委員会 区民環境分科会-10月13日-01号令和3年10月13日決算調査特別委員会 区民環境分科会            区 民 環 境 分 科 会 記 録 開会年月日  令和3年10月13日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時39分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  主査      高 沢 一 基       副主査     しのだ つよし  委員      高 山 しんご       委員      吉 田 豊 明  委員      荒 川 な お       委員      大 野 治 彦  委員      鈴 木こうすけ       委員      杉 田 ひろし  委員      田 中 いさお 説明のため出席した者  区民文化部長    森     弘     産業経済部長    堺   由 隆  資源環境部長    久保田 義 幸     地域振興課長    町 田 江津子  戸籍住民課長    北 村 知 子     文化・国際交流課長 折 原   孝
     スポーツ振興課長  小 田 健 司     オリンピック・パラリンピック推進担当課長                                  (スポーツ振興課長兼務)  産業振興課長    小 林   惣     くらしと観光課長  池 田 雄 史  産業戦略担当課長  (産業振興課長兼務)   赤塚支所長     藤 原 仙 昌  環境政策課長    宮 津   毅     資源循環推進課長  森 下 真 博  板橋東清掃事務所長 歌 津 知 己     板橋西清掃事務所長 木 村   徹  農業委員会事務局長 (赤塚支所長兼務) 事務局職員  議事係長   龍 野 慎 治   書記   高 瀬   渉               区民環境分科会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議  題    所管の決算について(6頁) 5 閉会宣告 ○主査   皆さん、おはようございます。  ただいまから区民環境分科会を開会いたします。  本日も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言は着座にてお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎区民文化部長   おはようございます。  本日は令和2年度の決算をご審議いただきます。新型コロナウイルス感染症への対応をはじめ、様々な課題に取り組んだ1年でございました。簡潔明瞭な答弁に努めますので、どうぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○主査   よろしくお願いします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   では、続きまして、署名委員を指名いたします。  高山しんご委員、荒川なお委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   議題に入る前に、運営について申し上げます。  本分科会の審査項目は、既に配付いたしております分科会別審査項目一覧表に記載されているとおりでありますので、この範囲内で質問されますよう、お願いいたします。  また、お手元に配付しております決算調査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では、議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと、主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと、さらに、会議終了時間までの残り時間は、質問希望者で割り振ること、再々質問以降の質疑については規制しないが、他の委員の質問時間を考慮して20分以内に収めること、分科会では表決を行わないことなどが9月29日の議会運営委員会で決定されておりますので、ご確認願います。  それでは、所管の決算についてを議題といたします。  質問のある方は挙手願います。  では、質問の順番を確認させていただきます。杉田委員、鈴木委員、荒川委員、高山委員、田中委員、しのだ委員、以上の順番で行います。  なお、円滑な質疑応答が行えるよう、質問する際は、決算資料における該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いいたします。 ◆杉田ひろし   よろしくお願いいたします。  まず最初に、令和2年度、新型コロナウイルス感染症の関係で、昨日も区長さんのほうから主要成果の報告、本会議でありましたけれども、確かに予定していた施策とか様々な事業の廃止や縮小、またあるいは特別定額給付金のような新たな取組などがありました。  まず、令和2年度決算に当たりまして、区民文化部、産業経済部、資源環境部、それぞれの決算の特徴をお聞かせいただきますようお願いいたします。 ◎地域振興課長   区民文化部の決算の特徴について説明させていただきます。  令和2年度は、コロナウイルス感染症の拡大が事業運営に大きく影響を及ぼした1年でした。  まず、歳入につきましては、歳入決算額584億8,826万4,000円、前年度決算6億4,458万7,000円と比較しまして578億4,367万7,000円の増となっております。増額となった主なものは、いずれも国庫補助金でございまして、特別定額給付金事業費補助金が570億4,940万円、特別定額給付金事務費補助金が4億7,642万8,000円、個人番号カード交付事業費補助金が1億6,893万円、個人番号カード交付事業費補助金が1億4,301万3,000円の増となっております。  逆に、減額となったものにつきましては、都補助金のスポーツ振興等事業費補助金が4,287万9,000円、地域センター使用料が3,562万5,000円の減となっております。  歳出につきましては、区民文化費の歳出決算額が635億4,598万4,000円、執行率は99.48%でございます。区一般会計の決算額が2,869億7,902万2,000円の中の22%を占めています。前年度決算68億7,187万円と比較しまして、566億7,411万3,000円の増額となっております。  増額となった主なものにつきましては、特別定額給付金570億4,960万円の皆増、事務費としまして4億7,652万4,000円の皆増、戸籍住民基本台帳費の個人番号カード発行経費2億3,595万4,000円の増となっております。  減額となったものにつきましては、美術館の改修経費が5億1,888万9,000円の減額、体育施設運営費が1億9,602万8,000円の減、東板橋体育館の改修経費が1億3,126万円の減となっているところです。  また、決算に関連しまして、令和2年度の特徴的な事業を4点ご説明したいと思います。  まず、1点目が、特別定額給付金事業でございます。決算額は575億2,612万円です。こちらは全額国庫補助金による全国統一的な施策として、区民1人当たり10万円を給付する特別定額給付金事業を実施したものでございます。  2番目が、個人番号カード交付事業でございまして、決算額は4億4,753万円です。総務省が消費活性化のために実施するマイナポイントの予約申込みに必要となるマイキーIDの設定を支援する窓口の設置、個人番号カード出張申請受付の開始、コンビニ交付及びマイナンバーカードの申請勧奨などの施策を実施いたしました。令和2年度は、個人番号カード申請件数が9万794件、交付件数が6万2,495件となりまして、平成30年度18.5%の交付率から32.7%と大幅に増加したところでございます。  3番目が、文化事業のアーティストバンクいたばし、決算額が1,380万円です。いたばしアーティスト応援キャンペーンとしまして、アーティストバンクいたばし登録アーティストを対象に、経済支援と動画による活動の場を提供する事業を実施いたしました。キャンペーンの実施により、200名を超える区ゆかりのアーティストを発掘いたしました。  また、リニューアルを終えた美術館でございますけれども、一部の事業につきましてオンライン事業を実施いたしました。合計108本の動画などを配信いたしてまいりました。美術館の運営費は決算額6,411万円となってございます。  最後、スポーツ事業でございますが、東板橋体育館の大規模改修です。決算額は5億9,680万、東板橋体育館の大規模改修を実施するため、令和2年3月に着工いたしまして、令和3年9月には新たに植村記念加賀スポーツセンターとしてリニューアルオープンいたしました。  また、板橋Cityマラソンの代替イベントとして、オンライン方式によりまして、2021板橋Cityマラソンオンラインを開催するなど、文化事業と同様にスポーツ事業についても安心・安全を最優先にしつつ、可能な限り積極的に施策を推進してまいりました。板橋Cityマラソンの決算額は374万円でございます。  令和2年度、職員一丸となり事業に取り組んでまいりました。区民文化部の決算の特徴でございます。 ◎産業振興課長   産業経済費の令和2年度の決算の概要でございます。  産業経済費、支出済額が23億5,600万円余という状況でございまして、前年度決算額に対しまして1億3,700万円余の増という形になってございます。予算現額31億200万円余に対しまして、執行率75.95%というような状況でございました。  令和2年度につきましては、計6回の補正予算を編成いたしまして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた区内中小企業者支援に関わる緊急経済対策事業を実施してまいりました。予備費については、板橋区立企業活性化センターの指定管理者に対する使用料の還付のために、補填に要する経費に充当してございます。  また、第7号の補正予算で編成いたしました営業時間短縮感染拡大防止協力金給付事業経費、こちらにつきましては6億1,900万円余のうち、5億500万円余、令和3年度に繰り越して事業のほうを実施してございます。  歳出増の主なものでございます。対前年度比といたしまして、緊急経済対策事業の小規模事業者緊急家賃助成事業経費で5億3,000万円の増としてございます。こちらにつきましては、新型コロナウイルス感染拡大によりまして経済的に大きな影響を受けている区内小規模事業者等に対しまして、固定費の中でも負担の大きい家賃に相当する費用の一部を助成してございます。  続きまして、にぎわいのあるまちづくり事業で1億4,400万円余の増となってございます。小規模事業者支援のために、緊急経済対策事業といたしましてキャッシュレス決済ポイントの還元事業、新型コロナウイルス感染拡大防止のために東京都の要請により営業時間短縮を実施した飲食店、カラオケ等の事業者に対しまして、区独自の感染拡大防止協力金を交付してございます。  また、区立ものづくり研究開発連携センターの管理運営経費で8,700万円余の増となってございまして、第2ビルの外壁改修工事と、あと第2ビルの立体駐車場改修工事等の実績増となってございます。  歳出減、主なものといたしまして、対前年度比といたしますと、プレミアム付商品券事業の経費、こちらにつきましては、前年度は消費税増税に合わせた経済対策といたしまして、令和元年度、限定的に実施したものでございます。そちらの経費、4億1,800万円ほどは減という形になってございます。  続きまして、ハイライフプラザいたばしの管理運営経費といたしまして、こちらにつきましては、内部の可動の間仕切りの改修工事、冷暖房機の取替え工事というのを令和元年度に行ったのですが、そういったところの経費につきましては1億1,400万円ほど減という形になってございます。  続きまして、消費喚起対策事業助成ということで、こちらにつきましても、同じく令和元年度に消費税増税に合わせた経済対策といたしまして限定的に行ったものでございまして、こちらにつきましては1億2,000万円余の減という状況でございます。  不用額の主なものといたしましては、産業融資の利子補給といたしまして6,500万円余ということで、こちらにつきましては新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、利子補給の優遇加算措置の項目を新設いたしました。想定より区の産業融資への申込みが少なかったため、実績の残という状況になってございます。東京都の制度等におきまして好条件の融資が新設された影響によるものと捉えてございます。  続きまして、にぎわいのあるまちづくり事業で3,800万円余の不用額となってございます。こちらにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によります事業中止、縮小のための実績の残という状況でございます。  最後に、産業活性化戦略経費で3,300万円余の不用額が出てございます。こちらにつきましては、採択いたしました助成事業が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となるなど、そういった影響で、最終的に最終補正の締切りまでに申請受付を行う助成金があったため、実績の残というような状況になってございます。そういった意味では、やはりコロナウイルスの感染対策に伴います景気対策というところに力を尽くした1年だったというふうに捉えてございます。以上でございます。 ◎環境政策課長   それでは、資源環境費の決算概要について、手短にお話をさせていただきます。  もし、お手元に東京都板橋区各会計歳入歳出決算審査意見書があるようでしたら、3番と振ってある冊子の62ページ、63ページ辺りを見ながら聞いていただけると、ただ数字を聞くだけじゃなくてちょっと分かりやすいのかなと思いますので、62ページ、63ページ辺りを開いていただければと思います。  数字は丸めてお話をさせていただきます。  資源環境費の決算額は89億2,000万円で、執行率は99.2%、前年度比2億1,000万円の増となっております。資源環境費は、62ページの真ん中の表70ですかね。今ありますとおり、3つの項で構成されております。  まず、公害関係、環境施設運営費等の環境管理費は12億3,000万円、執行率99%で、構成比としては13.7%となっております。それから、2番目の項の清掃関連人件費、清掃事務所運営費等の資源管理費は22億4,000万円、執行率98.7%、構成比は25.2%でございます。それから最後、資源収集、廃棄物収集、中間処理等の収集処分費は54億5,000万円、執行率99.4%で、構成比は61.1%ということで、うちの資源環境費の中では最も大きなものでございます。  特徴でございますけれども、環境管理費では、熱帯環境植物館の改修工事による3億9,000万円の増、PCB廃棄物処理の減による3億7,000万円の減により、前年度比2,000万円の増でございます。それから資源管理費では、板橋東清掃事務所等の施設維持補修の終了により1億6,000万円の減、それから収集処分費では、清掃工場建設等の施設整備に伴う東京二十三区清掃一部事務組合の分担金の増、それからリサイクルプラザ処理棟の設備改修により3億5,000万円の増となっております。  最後に、決算額の大きい順でございますけれども、東京二十三区清掃一部事務組合分担金であります中間処理経費が20億6,000万円、可燃・不燃ごみ収集運搬費が14億6,000万円、熱帯環境植物館運営経費が5億3,000万円、ペットボトル回収が3億3,000万円、瓶・缶回収は3億2,000万円となってございます。以上でございます。 ◆杉田ひろし   ありがとうございました。それでは、ちょっと個別具体的に聞きたいと思います。  決算書の250ページ、主要施策の成果の149ページでありまして、ボローニャ市友好都市交流協定締結15周年記念事業ということで216万2,160円、決算額が出ておりまして、残念ながら公式訪問団の来訪は中止となりました。確か区役所1階のイベントホールでもパネル展示とかをやられていたと思うのですけれども、具体的にはどのような事業をされたのかご説明いただけますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   ボローニャ市、昨年度は締結15周年の記念のタイミングでございましたが、コロナの影響により、実際の対面交流というのは難しい状況にありました。それを受けまして、区におきましては、区役所の1階のホールとあとレストランを融合して活用するような形で、企画展示イベントを行いました。  やはり、コロナ禍で事業が難しいというときにあっても、区民の方に対して記念の節目のタイミングで発信していくということは大変重要なことであると思いますので、そういった形での事業実施を行ったところでございます。 ◆杉田ひろし   ありがとうございます。また、それに関連いたしまして、本来であれば、確かにいろいろと市民レベルでの交流とか、15周年ということで盛り上がったのかなと思うんですけれども、なかなかコロナで難しい状況があったんですけれども、今後は美術館だの絵本を通じての交流もありますけれども、様々な文化交流とか産業、商工業交流、市民交流、様々な市民レベルでの交流をぜひ推進していただきたいと期待をしておりますけれども、現在、そういった点ではどのような取組をしておられるのかお聞かせいただけますでしょうか。
    ◎文化・国際交流課長   現状もコロナの影響は続いている状況でございますけれども、実は本年がモンゴルとの交流の記念のタイミングではあるんですが、コロナ禍であっても、やはり区民と市民との、そういった市民レベルでの交流というのは非常に大事であると考えておりまして、つい先日もモンゴルの学校の子どもたちと、区内の大東文化大学第一高等学校なんですけれども、そちらの生徒同士の交流というのをオンラインで実施いたしました。  そんな中、お互いの文化交流、異文化の相互理解というものを実現することができましたので、こういう状況が続く中であっても、ウィズコロナという中でオンラインなどを活用した交流というものは実施していきたいと考えております。以上です。 ◆杉田ひろし   引き続き、オンラインの活用等でぜひ市民レベルでの交流を進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、坂本区長さんの施政方針であったんですけれども、区立美術館では毎年恒例のイタリア・ボローニャ国際絵本原画展において、パラリンピック大会記念の特別展を開催いたしますと方針で説明がありました。この辺についても、どのような取組をされたのかお聞かせいただけますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   昨年度につきましては、当初はオリンピック・パラリンピック開催の予定でございましたが、延期という対応になりまして、その中であっても美術館のほうでは、夏のボローニャ展の中で特別展示、これはパラリンピックに関連した取組なんですけれども、視覚障がいがある方でも絵本を楽しんでいただけるような展示というところで、触って「視る」ボローニャ展、視聴の「視る」を当てているんですけれども、実際に木製のパネルでできた絵本の原画であったりだとか、イタリアでは結構立体的な作りの布だとか、そういったいろんな素材を使った、触って感覚で楽しめる絵本というのがあるんですけれども、そういったものを展示する、障がいを持った方でも楽しめる絵本の展示を行いました。  ただ、本当であれば、触りながら楽しんでいただけるのが一番だったのですけれども、ちょうどコロナ感染が流行し出した状況でもありまして、ショーケースの中に展示してという形にはなりました。以上でございます。 ○主査   20分経過しましたので、では、続きましてよろしいでしょうか。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いいたします。お世話になります。  私のほうからは、まず、決算の説明資料の23ページと、ちょうど先ほど課長さんのほうからこの事業の決算の内容をお示しをいただきました。ありがとうございました。  その中で、23ページの前年度と増減額の差が大きい事務事業一覧、歳出という中の上の段の商工業の振興経費、にぎわいのあるまちづくり事業というところから質問させていただければというふうに思います。  先ほど冒頭でもありましたけれども、令和2年度もコロナ禍の影響で、にぎわいのあるまちづくり事業ということで見させてはいただいておりますけれども、中止になってしまった事業が多数ある中、主要施策の成果の168ページをご覧いただきますと、にぎわいのあるまちづくり事業ということでよろしいですかね。  予算規模が2億5,677万円で、決算が2億1,867万円というふうにありますけれども、この中から少しご説明、質問をさせていただきたいなというふうに思うんですが、ちょうど下にあります、イベント事業、これは先ほども言いましたけれども、新型コロナウイルス感染症の影響で中止というふうなところが軒並み続いていると思うんですけれども、(5)番に魅力ある個店の創出・発掘支援事業がございます。  コロナ禍を生き抜くということでの特別講演会というふうなことで、令和2年12月2日、14時から17時、来場者271名というふうな形で詳細ございますけれども、これのまず内容をお聞かせいただければというふうに思います。大丈夫ですか、すみません、主要施策の成果の168ページ。 ○主査   大丈夫ですか。もし何か文書のほうで資料があるようでしたら。 ◎産業振興課長   すみません、申し訳ございません。コロナ禍を生き抜くということで、商店街向けということですので、商いのやり方ということで、講師の方がオラクルひと・しくみ研究所の代表をされていらっしゃいます小阪氏にお願いをしたところでございます。  そういった意味では、こちら、さすがにコロナ禍ということがございますので、リアルでということではなく、適切でなくてオンラインでの講演というような形になってございまして、ちょっと来場者という表記が、すみません。オンライン開催で271名の方にご参加いただいているというようなところでございます。  内容につきましては、一度商売をやりながら心が折れそうになったという方も、こうやってしっかりとまた再生された方とか、そういったところのお話等をいただきながら、商店街の経営者等の方々にコロナ禍を生き抜く元気を与えていただいたというふうに所管のほうでは思ってございます。以上でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。今、課長からもお話しいただきましたけれども、金額的には、これは先ほどもお話ししましたけれども、そんなに予算の規模も決算ということで、そんなに大きな金額ではないんですけれども、やはり私も商店街をいろんな形で支援ですとか、いろんなお話をお聞きしている中で、特に商店街の個店の店主の方たちが、本当に不安を抱えて、この前の一般質問でもさせていただきましたけれども、支援金が、オンラインが使えないですとか、どうすればいいのかというふうなお話をいただいている中で、私は、こういったコロナ禍を生き抜くというふうな特別講演会というのは、こういったものはもう積極的に、やはり商店街の個店の店主さんに向けては実施をしていただきたいなというふうに思います。  それと、今オンラインというふうな話がありましたけれども、オンラインというのは、パソコンですとかインターネットの環境が整っていればそのようなことはできると思うんですけれども、今後の課題というかアプローチの仕方というところの中で、各委員が思っていらっしゃるとは思うんですけれども、そういった個店の店主がやはりオンラインを使えない方ですとか、そういった方も大変多くいらっしゃると思うんです。  なので、緊急事態宣言が解除されて、第6波が懸念されるところではあるのですけれども、今後、令和3年、令和4年ということで、しっかりと商店街の個店の店主さん、先ほども課長に言っていただきましたけれども、どう生き抜いていいか分からないというふうな個店の方、店主さん、大変多くいらっしゃいますので、しっかりとそこの部分はまた予算をつけていただきたいなというふうに思うのですけれども、その点だけ、もう一度お聞かせいただければというふうに思います。 ◎産業振興課長   昨年は、コロナ禍ということでのオンライン開催ではございましたけれども、基本的には、こういった講演会、セミナー等というところでいきますと、実際にお集まりいただいて実施できるのが一番だというふうには捉えてございます。  もちろんコロナの状況にもよりますけれども、感染対策にしっかりと取り組みながら、また、逆にオンラインでご参加いただける方も割と多いというところもありますので、そういった意味では実際にお集まりいただくのとプラスして、オンラインと併せての開催が今後のスタンダードになっていくのかなというふうに考えてございます。  令和3年、4年というところでは、コロナの影響を受けてかなり厳しい状況の商店主さんもいらっしゃると思いますので、そういったところではしっかりと産業振興課としては支援してまいりたいと考えてございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございました。そのような形で予算的にも、産業経済部というところは全体のグロスとしてはなかなか少ない予算だと思うんですけれども、しっかりと工夫をしていただき、個店の店主さんにそういった支援を届けていただけるような形で、今後もお願いできればというふうに思います。  それと、主要施策の169ページの今のお話に関連して、(6)番、魅力ある個店の連携支援事業というところも、これは個店が地域の特性や消費者ニーズに的確に対応して、主体的に行う連携事業の支援ということで、これら4事業を行っていただいたと思うのですけれども、この詳細を教えていただければというふうに思います。 ◎産業振興課長   こちらは、まさに今委員おっしゃっていただいたとおりに、個店同士が連携して行っていただく事業になってございます。そういったところで、令和2年度、4事業ございました。  中には、お店同士でイベントを共同でやられたりと、通常であれば商店街の中で、全体で取り組むというようなところではございますけれども、個店同士が連携して進めています。  ちなみに、内容といたしましては、未来に使えるクーポンの発行という事業でありましたり、あとは板橋おいしい土曜市というようなところでありましたり、あとは高島平マルシェのオンラインというような事業等々を行っているところでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。細かくて恐縮です。  次に、令和2年度、先ほどお話をさせていただいた中でも、私も使わせていただきましたけれども、この(8)のキャッシュレス決済ポイント還元事業、この緊急経済対策事業というところが令和2年度10月から11月ということで、令和2年度に関しては最大20%、そして令和3年度に関しては最大30%というふうな形で、区が還元をしていただいた事業がございました。  本当にこちらは、区民の皆様といろんなお話をする中で、好評でありまして、ぜひ今後も継続をしていただきたいというふうなお話をいただいております。このキャッシュレス決済ポイント還元事業、予算が1億5,700万円余に対して、決算が1億5,500万円と、ほぼほぼ予算どおりというふうな形でございますけれども、まず令和2年度のキャッシュレス決済ポイント還元事業の詳細についてお伺いをさせていただければというふうに思います。 ◎産業振興課長   令和2年度キャッシュレスポイントの還元事業でございます。委員のほうからもお話がございましたけれども、20%のポイント還元でございまして、実施期間につきましては令和2年10月1日から2か月間の11月30日まで行わせていただいたものでございます。  その期間中、実際にお使いいただいた金額でございます。9億5,800万円余でございまして、それに対するポイントの還元率が1億5,100万円余というような状況でございます。  まさに決済額につきましては、区内の個店でお使いいただいたということで、それだけの経済効果をもたらしていますし、あとはついたポイントにつきましても、区内でお使いいただければその分さらに1億5,000万円ほどの上乗せの経済効果があるというふうに捉えてございます。  令和3年度につきましても、お話がありましたとおり、30%にアップいたしまして、8月、9月で実施させていただいたところでございます。以上でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。各自治体で、昨今言われているのは、例えばPayPayですとか、いろんなアプリと連動してマイナポイントというふうな形の国がそういった形で掲げているマイナポイントの連携ですとか、そのような形もあると思いますので、ぜひこういった、PayPayというのは区内の食品業ですとか、いろんな事業店さん、個店さんも含めてですけれども、じゃうちも導入するよという形で手を挙げていただいているところが本当に多くなってまいりましたので、ぜひとも、これは要望になりますけれども、続けていただきたいなというふうな事業でございますので、よろしくお願いします。 ◎産業振興課長   すみません。先ほど令和3年度8月、9月とお伝えしたんですけれども、7月、8月で2か月間で、すみません、訂正させていただきます。申し訳ございませんでした。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。続けてその下、いたばしプレミアムバル事業ということで、こちらも緊急経済対策事業ということでございますけれども、こちらの売上げが落ち込んでしまった個店の支援ということで、いたばしプレミアムバルチケットの販売に向け調整を行っていましたけれども、こちらも感染拡大の影響により中止をしたというふうなところが書かれておりますけれども、中止をした代わりと、代替事業ということで、「#オイシイいたばし」ということで、今日この「#オイシイいたばし」、プリントアウトしてきましたけれども、特に板橋区で頑張っていただいております、商店街の理事さんからいたばしバルが誕生のきっかけですとかそういったコメントもいただきながら、板橋の老舗物語というふうなことで、こういった冊子を私も今見てすごくいいなというふうには思ったのですけれども、まずこのいたばしプレミアムバル事業が感染拡大の影響で中止になりましたけれども、「#オイシイいたばし」、これは特に今コロナ禍で、ご自宅でテレワークをされているという方が多い中で、本当に巣籠もり需要が増えているというところで、「#オイシイいたばし」ということですけれども、これに関して何か区としての反響というか、最終的な成果というか、こういったものが特徴だったというところがあればお示しいただきたいなというふうに思います。 ◎産業振興課長   本来であればいたばしプレミアムバル事業ということで、お店で飲食していただきながら楽しんでいただくという本来の事業がなかなかコロナ禍で、事業ができない中、考え抜いた末に、こういった冊子を作っているところでございまして、まさにいたばしプレミアムバル事業にご参加いただく予定であったお店を掲載させていただきまして、例えばテイクアウトできるお店はテイクアウト可ということを表示して、コロナ禍にマッチした冊子にはできたのかなというようなところでございます。  ご覧いただくと、中も非常に見やすい構成になっておりまして、所管としては、しっかりしたものができたなというふうに考えてございます。これをホームページでありましたり各施設に設置して、広く周知させていただいたところでございまして、そういったところでのご利用は広がったのかなというふうには捉えてございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。今お話を頂戴しましたこのいたばしプレミアムバルチケットの事業が、感染拡大で中止になりました。「#オイシイいたばし」、ちょっとごめんなさい。これ分からないところがあって、お尋ねをしたいんですけれども、例えばエントリー店とかというのは、何か応募をしたりとかそういうふうな形で募って何件というふうな形になったのか、詳細を教えていただければというふうに思います。 ◎産業振興課長   こちらの冊子に掲載されているお店は、いたばしプレミアムバル事業にご参加いただく予定であったお店を掲載させていただいてございます。ですので、プレミアムバル事業に参加するという形で手を挙げていただいていた事業者さんが掲載されています。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。ハッシュタグが頭についていますので、SNSですとかツイッターとか、そういった形でかなり拡散をしているのかなというふうな現状は私も感じているところですけれども、実際に区として今後、ドラマでもハッシュタグがタイトルの頭についたようなドラマがスタートしてきているような現代社会において、しっかりとハッシュタグ板橋的な、こういった事業をもっともっと今後は拡大、そして若者世代は、多分これを見るとハッシュタグがついているということで、しっかりとツイッター等で連携をしてくるというふうな形がすごく私の中でも印象に残るのですけれども、今後の展開は、これはコロナ禍での事業の拡大というところも含めてだと思うのですけれども、今後事業をどういうふうな形で展開していくのかという構想といいますか、今後の事業化といいますか、そういったものがあれば、最後、お示しいただきたいなというふうに思います。 ◎産業振興課長   今回、コロナ禍ということで、いろいろなことにチャレンジした1年なのかなと思っております。まさにこういった「#オイシイいたばし」の冊子の作成というところも、そういった中の一部であろうかと思います。  このコロナ禍で取り組んだことで、継続して効果的なものは、引き続きそういったものは取り入れながら、イベント等、何かやる際には、いかに周知が行き渡るのかというところが大切なのかなとは思っております。  多くの方が広報をご覧いただくとは思うんですけれども、若者世代は、なかなかそういったところに目が行かないというところがありますので、SNSの活用は非常に大事だと思っていますので、可能な限り取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 ○主査   20分経過しましたので、続きまして、荒川委員。 ◆荒川なお   資料からの質問じゃないので、ちょっと分かりにくくなるかもしれないのですけれども、まず、集会所のことについて少しお聞きしたいのですけれども、昨年4月から6月ぐらいでしたか。集会所や地域センターが、一斉に全館休館していたかと思うのですけれども、利用が昨年度どれぐらい集会所や地域センターで前年度とか例年に比べて減ってきたのか。  あと、この休館や、時間を少し短縮して利用というふうになって、今もそうですけれども、ちょっとそういった影響についてどのように区として受け止めているかというのをまずお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎地域振興課長   まず、地域センターを一例に取りまして、コロナ禍においての休止状況をお伝えしたいと思っております。  4月8日から6月16日まで70日間、施設は休館としておりました。そして、1月8日から3月21日まで、夜間休館ということで73日間休館となっております。3月22日から3月31日までの10日間は21時までということで、夜間制限ということで条件を付した形での開館となっております。コロナの影響を受けまして、コミュニティのための地域センターの施設貸出しとしては非常に影響が大きかったと思っております。  それで、もっと具体的に、どのぐらい利用の制限があったのかということをちょっと数字でお伝えしたいと思っております。例えば令和元年度なんですけれども、施設の貸出しは、午前・午後・夜間ということで、それぞれのお部屋に3こま枠があります。そういったこま数で考えますと、年間に10万4,357枠、令和元年度は開放する枠があったんですけれども、令和2年度の開放できる枠としましては7万8,439枠ということで、およそ2万6,000枠が利用貸出しができない枠になってしまったということです。そういった影響があったということになります。 ◆荒川なお   私のところにも、去年の4月から6月ですか、一律に使えないというところで、それまで使えていて交流をしているというものがあったり、人と会うということができたわけです。それが急にできなくなり、やっぱりストレスを感じていたと。  ただ区民としては、税金を払っていて使う権利があるのに何でなんだということとかもかなり寄せられていたと思うんですが、今、一律の休館というのはその後なくなったわけですけれども、それをやらなくなったということは、区としては、夜間とか今一部使えていない時間帯がありますけれども、全部を使わせないということはやっぱり間違いだったという判断で、今そういう認識に立っているということでいいんですか。そこを聞きたかったんです。 ◎地域振興課長   そのときそのときの感染状況を、社会の状況に応じまして、施設の貸出しについては、区として決定しているところでございます。緊急事態宣言下のコロナ禍の中で、どのように、私たちがエビデンスのない中で、どう対応していくかということを区の健康危機管理対策本部会議で、国の要請、東京都の要請、それを受けまして、区として休館が適当、適切であると判断したものでありますので、その判断について誤ったことはないと確信しているところでございます。 ◆荒川なお   そうすると、例えば、じゃ今の答弁だと、私なんかは一律に休館するということはあまりよくなかったんじゃないかなんていうことは今も思っている。  というのも、使えないがために、例えば区内の民間の飲食店とか、やっぱりみんな交流したいので、そういうところに行くわけですよね。ただ、普通に集会室や地域センターとかに比べたら狭いですし、特に飲食を伴う。しかも黙食を多くの飲食店では求めているわけですけれども、しかし、しゃべりたいから来ているわけであって、そうはならないわけですね。となると、やはり今、一律に休館してしまうというところ、例えば集会所で狭い、小さなスペースしかないところはなかなか難しいのかもしれないですけれども、広いところとかであれば、今後、国や東京都の意見を今聞くって、それは必要なのかもしれないですけれども、区として今回、この1年半の経験を得てどうしていくかというのは、ちゃんとした考えを区が、国が言った、東京都が言ったということにとどまらないで、やっぱり考えていくという、そういうことは必要だと思うのですけれども、そこについての考えもお願いします。 ◎地域振興課長   まず、大原則として、国の要請、東京都の要請には従っていく必要があると思っております。その中で、個別個別の判断は、やはりそれぞれの所管に求められるところがあると思っています。  少なくとも、地域センター、集会所におきまして、今回の感染対策を取るに当たっては非常に苦労いたしました。特に集会所ですと、管理する者が誰もおりませんので、その中でいかに区民の方々に使っていただくかということでいろいろ考えました結果、私ども、区、行政側だけで感染対策を取ることは難しいので、ご利用いただく方にそれぞれに誓約書を頂きながらご利用していただいたところです。  マスクの着用であったり、手指消毒をしていただき、また、なおかつ皆様方に、利用するときに除菌といった感染予防対策を取ってお使いくださいという、そういったお約束をして貸し出すような対策を取ったところです。  ですので、当初は休館ということは間違いなかったと思っておりますけれども、その後のワクチンの接種も始まりまして、様々状況が変わってくる中で、ウィズコロナということで、工夫しながら、できるだけ皆さんのコミュニティの活動の場所を奪わないような形でということで、考え進めてきたところですので、ご理解いただきたいと思っております。 ◆荒川なお   ご理解いただきたいというか、私からすると、区として、しっかりとこの考え方というか、だって先ほど言われたように、集会所であれば個人に、その利用者に委ねられちゃうわけですよ、その在り方というのは、誰も見ていないわけですし。あと集会所もスペースによって違いますし、換気もしにくいところも確かに幾つかありますよね。  だから、やっぱりそういうところをちゃんと理解した上で、区が貸し出しているわけですから、あとはよろしくとはなかなかならないわけなので、ちょっとそこはもうちょっとしっかりと分かりやすく対策を、今後まだしばらくは、今コロナの感染者数が少し下がってきていますけれども、対策は必要ですので、それはもうちょっと分かりやすくしていただきたいなというふうに思います。  あと、もう1つ、施設の利用についてなのですけれども、特に今1か所に集まれないということで、板橋区内で近所から少し人が集まってきて、例えばオンライン、高齢者なんかは特にインターネットを利用できないので、みんなで大画面で、スクリーンとかでオンラインをやるとか、そういうような利用の仕方も今あるというふうには聞いているのですけれども、例えばライブ中継をみんなで見るとかいうことも聞いていると思うのですけれども、そういうことも今後求められてくると思うんです、今までちょっと想定していなかったことも。そういう設備なんかも、集会所や地域センターの特に広いスペースがあるところには求められてくるんじゃないかなということを感じているんですけれども、そこについての考え方もお願いします。 ◎地域振興課長   各地域センターには、プロジェクターなど、また音響設備などをご用意しているところなんですけれども、やはりWi-Fiの環境というところでの設備が至っていないところです。所管としては、非常にそこのところは今後Wi-Fiの設備なども十分考えていきたいなと思っているところなんですけれども、このWi-Fiを求める声は、例えば区民と区長との懇談会であるとか、そういったところでも寄せられているところでございます。  こちらにつきましては、所管がIT推進課というところになりますので、そこと調整をしながら進めていくことになるのかなと考えているところでございます。 ◆荒川なお   それで、これから進めていくという、ただ結構早急に求められてくると思うんですね。  あともう1つが、プロジェクターとかは幾つか、地域センターが持っていましたかね、確か。それがやっぱり全体的にそうなんですけれども、ちょっと古いんですね。そうすると音が悪いとか、一番そこは影響を受けているのかなと思うんですけれども、そこについてどのような対策、例えば定期的に検査とかそういうことやっているのか、そこについてもお聞きしたかったんです。お願いします。 ◎地域振興課長 
     あるものはできるだけ大事に長く使っていきたいというところなのですけれども、やはり何かを、備品を買うにしても改修するにしても経費がかかるものですので、順番に直していくというところになります。  ですので、お使い勝手が悪いところや、何か不具合があったときなどは、その都度、地域センターのほうにご連絡いただきまして、個別に対応してまいりたいと思っております。 ◆荒川なお   今の答弁、今まではそうなんだと思うのですけれども、連絡をしてというところ、ただ、やっぱりこれからそういう利用が広がるということは、区民文化部としてもやっぱり想定をしていくことが必要だと思うので、点検というのは早急にやって、そうじゃないと何のためにというのもあるので、分かっていてやらないというのもそれは変な話になりますので、お願いしたいと思います。  それで、あともう1つ、集会所を利用したいけれどもできないというところで、なるべく多くの人に利用してほしいところですけれども、集会所は、ちょっとすみません。どれくらいのペースで廃止されているのかとかいうのを、ちょっと今手元にないんですけれども、それがあればちょっと昨年度、その前ぐらい、あったら教えてほしいのですけれども、やっぱりその在り方についても、今後、今決まっていることをそのまま実行しようとしているんじゃないかとは思うのですけれども、本当にそれでいいのかということは今思っているわけですが、そこについての考え方についてもお聞きしたいのですが、お願いします。聞いていますか、大丈夫ですか。分かりますかね。 ○主査   昨年度廃止した施設があるかということでいいんですか。 ◆荒川なお   そうです。まずはそこですね、昨年度幾つ。 ◎地域振興課長   集会所の廃止につきましては、昨年度廃止したところはございません。 ◆荒川なお   昨年度はないということで、やっぱり今コロナ禍で、先ほども言いましたけれども、集まりたくても集まれない。集まる条件も今限られていくという中で、施設そのものがなくなってしまうということ、一昨年までは結構なペースで確かなくなっていたかと思うんですけれども、ちょっとやっぱりそういうことについても、今後また何か年計画とかにも確かあったと思うんですけれども、今の現状を見て見直すというか、あと区民の意見も聞き、改めて聞くということも必要だと思うんですけれども、そこについての区の考えをお願いします。 ◎地域振興課長   公共施設の整備に関しましては、集会所を持ちます地域振興課単体で考えるのではなく、区の全体の施設の統廃合であったり、また整備であったり、そういった全体の計画の中で公共施設等の整備に関するマスタープランに基づく個別整備計画というものもございますので、その中で考えていくものだと思っております。 ◆荒川なお   ぜひ、今までこういうふうにやって計画してきたからというところだけではなくて、一度立ち止まって、改めてそういうところは見ていただきたいと思います。  それと、今集会所を聞いて、グリーンホールや文化会館なんかも、利用の状況について、昨年度、あと例年と比べてどうだったのかというのをまずお聞きしたいと思います。お願いします。 ◎文化・国際交流課長   昨年度の両施設の利用状況でございますが、まず文化会館でございますが、全体の利用率が令和2年度が37.1%になります。これは、その前の年、令和元年度が54%になっておりますので、約20%近く減っている状況でございます。  それと、グリーンホールでございますが、令和2年度が62%になります。こちらが前年度が76.3になりますので、こちらも減っている状況でございます。以上です。 ◆荒川なお   それで、先ほど地域振興課長からもあったように、同じような、やっぱりコロナの影響が大きいんだと思うんです。特にグリーンホールや文化会館の場合は、集会所とは違って、イベント等での利用が多いかと思うのですけれども、実際に、特にどういうところでの利用が減っている、例えば団体登録をされていると思うので、そういうので少し分かるかと思うんですけれども、減っていたのかというのをまずお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎文化・国際交流課長   個別の団体名までは、ちょっとこちらではお話が難しいところがあるのですけれども、大体やはり影響を受けているのは、イベント、チケット収入があるようなところです。国の宣言であったり、東京都の措置の中、イベント開催制限というのが随時出されていまして、その中で、イベントをやるときには半数であったりだとか、そういう制限がいろいろ出てきますので、チケット収入に関わってしまいます。そういったところで、そういうチケット販売を行ってホールを利用する方への影響というのが大きいと思います。 ◆荒川なお   それで、この間、補正予算で、ちょっとすみません。事業名を忘れてしまったのですけれども、いろいろな文化団体というか、そういうところの支援策ができたのですけれども、その事業が始まる前までのところで経営が悪化していたという、今まだ改善し切れていない部分も大きいのかなと思うのですけれども、そういったところについては、区としてどこまでつかんでいるのかというのもお聞きしたいのですが、お願いします。 ◎文化・国際交流課長   いたばしアーティスト応援キャンペーンの件でございますが、昨年度、状況に応じて、内容を変えながらキャンペーンを実施してまいりました。昨年度は、活動自体ができないという状況でしたので、動画を受け付けて、動画の出演料相当として10万円を給付しました。  徐々にイベントの開催制限が緩んで、動きがある状況になってからは、先ほどのチケット収入に困っている方々を助けるという趣旨も踏まえて、会場利用料を補助するというような形を取っておるのですけれども、こういった事業を組み合わせることでアーティストの支援をしているところですが、今回やっているキャンペーンの中でアンケートの収集というのもやっておりまして、これからどういった形で区が支援することが理想であるのかというものを、生の声をいただいておりますので、それを今後の施策に反映していきたいと考えています。 ◆荒川なお   アンケートのことは、以前も補正予算のときに質問して聞いたのですが、もう1年半たっていて、やっぱりちょっと遅かったというか、何もやらないよりはもちろんよいわけですけれども、というところが板橋区内の特に演劇であるとか、音楽団体であるとかあると思うのですけれども、影響があると思うので、ちょっと再度、できる範囲だけではなくて、やっぱりしっかりと今後も続けられる今ある団体、実際なくなってしまった団体もあると思うんですけれども、続けられるようなというところでは、しっかりとそのアンケートを取った結果を生かしていけるということでいいんですか。そういう解釈でいいんですか。 ◎文化・国際交流課長   ありがとうございます。今アンケートをいただいている意見の大半が、現在、例えばですけれども、公益財団法人板橋区文化・国際交流で行っているアウトリーチ事業、それぞれのアーティストの方が学校に出向いたり、福祉施設に出向いたり、そういったところで芸術活動を披露するという場なんですけれども、こういったものに参加したいですかという問いに関しては、お申し込みいただいている方の9割以上の方がぜひやりたいですという話をいただいているので、そういった意見を大事にして、これから徐々にイベントの開催制限解除に合わせて、内容に合わせて、そういった区の事業であったりだとか、最終的にはまちの方が行っている事業にそういう活動をされているアーティストを紹介できるような仕組みをつくっていきたいと考えております。 ◆荒川なお   あと、グリーンホールや文化会館で、特に一番あるのが、101会議室とか601会議室だったかな。あと文化会館の4階の大会議室とかは、今までイベントで使っていることも多かったと思うのですけれども、先ほども集会所でも言いましたけれども、スペースが広いので、地域で簡単に集まって、人数を限定して、それで先ほども言ったオンラインであるとか、そういう使い方も今まではあまり想定していなかったと思うんですけれども、求められてくるんじゃないかなと思うんですけれども、そこについて今後、対策というか、考えがあればお聞きしたいんですけれども、お願いします。 ◎文化・国際交流課長   今後のウィズコロナに対応した施設の諸室の利用という部分ですが、先ほど域振興課長からもお話があったとおり、オンラインの活用となるとWi-Fiの設置というのが必要になってくると思いますので、それは全庁的な対応という部分でしっかり対応していきたいと思っております。  それとあと、例えば文化会館だったりすると、アーティストの活動という部分では、舞台面のみを使って、割安料金で使うということもできますので、そういった芸術振興という部分では、現状対応しているところでございます。  以上です。すみません、長くなりました。 ○主査   いいえ、とんでもないです。  20分過ぎましたので、続きまして、高山委員。 ◆高山しんご   今日は1日、よろしくお願いします。早速ですが、午前中は産業振興について伺わせていただきます。  まず、冒頭に、全体的にコロナ禍の1年間だったわけですけれども、全体的なお話をいただきまして、特に産業について総論的な部分を深掘りさせていただきたいと思います。  令和2年度決算ということで、令和2年4月から令和3年3月までということで、令和2年4月というのは早速初めての緊急事態宣言がありまして、区内事業者さんがすごく混乱された年度の始まりだったと記憶しております。  ちょうどそれが丸一年、事業者さんがコロナに翻弄されて、私も地域を回っていまして、個店さんとかから助成金の相談ですとか、申請の相談ですとか、そういったことを受けて、やはり事業者さんが困っているところを目の当たりにしてきました。できることをしっかりやって、時には所管課にいろいろご相談させていただきながらやらせていただいていたところでございます。  所管課としては、なかなか助成金の対応というのが大変だった部分はあると思うのですが、金銭の給付というのは事業者さんにとって大変助かるものだと思っております。金銭の給付以外のところで伺いたいのですが、まず総論的なところで、コロナに翻弄された1年ということで、区内事業者さんを守るというところに関して、金銭給付以外の部分で、所管課として事業者に寄り添って対応してきたと思うんですが、その成果というのをまずは伺えればと思います。 ◎産業振興課長   直接の金銭給付ということではなくというお話でございましたので、先ほどもちょっと話は出ましたけれども、例えばキャッシュレスのポイント還元事業につきましては、お店に直接の給付ではないのですけれども、消費の喚起をあおってお店のほうでお金を落としていただくというようなところでの側面的な支援にはつながったのかなと考えてございます。  また、例えば国のほうの支援金等の申請というところでは、なかなか高齢の方ですと、お店の方にするとちょっと難しいというようなお話が寄せられたところもございます。そういったところでは、公益財団法人板橋区産業振興公社のほうで、そういったところの専門家派遣なりというようなところでの支援等という対応もさせていただいてございます。  直接的な支援では、限られたところがございますので、そういった間接的な支援というところは随時行ってきているところでございます。 ◆高山しんご   ありがとうございます。なかなか事業者さん、ふだん事業を行われていて、こういうコロナで大変な機会じゃないと区役所に来て相談をするとかはなかなかやったことがない人が多かったと思うんですね。そういった中で、区としても個別の事業者さんとの関わりがすごく増えた1年だったのではないかと思うのですが、その個別の関わりについて、何かふだんの状況と変わった点というか、そういうところがあれば伺えればと思います。 ◎産業振興課長   そういった意味では、直接私どもが、お話しするということは少ないんですけれども、経営相談の件数は多くなっておりますし、また企業活性化センターの相談でも、件数は増えておりますので、そういった声をしっかりと、状況等も踏まえた上で、今後のコロナの対応等では施策等に生かしていく必要があると考えてございます。 ◆高山しんご   ありがとうございます。様々な事業者さんと関わりが出てきたところで、具体的な中身に入らせていただきたいのですが、決算書でいうと352ページ辺りからなんですが、主要施策の成果のところでいかせていただきたいんですが、166ページのまず産業活性化戦略経費のものづくり企業ソリューションスタッフ派遣事業、これについて伺ってまいります。  今年に関しては、決算規模で70万円ぐらいなのですが、昨年は恐らく少なかったと記憶しているのですが、19万円だったのが今年70万円にアップしているところなのですが、この点についてどういった変化があったのか、まず伺えればと思います。 ◎産業振興課長   コロナ禍ではあったのですけれども、ソリューションスタッフの派遣を求めていただく企業さんが多かったということにはなろうかと思います。事業がしっかりと浸透できたのかなというところで、件数は増えているというふうに捉えてございます。 ◆高山しんご   ありがとうございます。ものづくりをされる企業さんにスタッフを派遣して、アドバイスとか伴走型支援ということで、寄り添って事業に関わっていくというものだと思うんですが、主要施策の成果の179ページにある、公社さんの話ですけれども、企業サポートコーディネーターというものもありまして、企業サポートコーディネーターも幅広く利用されていて、巡回を重視しているということで記載があったのでそういうふうに理解はしているのですが、この166ページのものづくり企業ソリューションスタッフ派遣事業と、179ページの企業サポートコーディネーター事業というのは、類似していると一見思うんですが、どういった違いが具体的にあるのかご説明いただければと思います。 ◎産業振興課長   今、179ページのほうの企業サポートコーディネーターさん、こちらにも事業名として受発注支援とありますけれども、いわゆる販路開拓の部分をメインで行っていただいているところでございます。冒頭でお話しいただきましたものづくり企業ソリューションスタッフは、ものづくりのいろいろな知識をお持ちになられている方を派遣して、要は試作とかをしっかりと進めていくというようなところで、ものづくりの部分と販路の部分というようなところでのすみ分けというような形にはなってございます。 ◆高山しんご   分かりました。そうすると、例えば漠然と企業さんがどうしたらいいんだろうということでご相談に来た場合というのは、所管課のほうで、例えば販路の開拓がいいなという話であればサポートコーディネーターさんを紹介したりして、ものづくり企業さんで新しい技術を持っていらっしゃって、ものづくりが得意というところであれば、ものづくり企業ソリューションスタッフさんを紹介するみたいな流れになっているということでよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   例えばなんですけれども、企業サポートコーディネーターさん、区内を日々巡回しているというようなところがございます。そういった中でお話を企業さんに聞く中で、実はちょっと試作を考えているんだと、こういうものを考えているんだというようなお話があると、区のソリューションスタッフのほうにお話をつないでいただいたりというところで、区にご相談があればそういった形で紹介もしますし、また、コーディネーターさんが回っていただいて、その中で、お話を聞く中でつなげていただくというようなこともございます。 ◆高山しんご   ありがとうございます。そこで、特にものづくり企業ソリューションスタッフのほうを伺いたいんですが、このスタッフの詳細を伺いたいんですね。というのは、登録数と派遣申請は増えているというところなのですが、このスタッフの登録されている、例えば属性ですとか年齢ですとか、どういう方がスタッフとして勤められているのか伺えればと思います。 ◎産業振興課長   すみません。ちょっと今手元に皆さんがどういった方かというところがないのですが、年齢も様々で、それぞれの専門分野がありますので、その専門分野に合った方をご紹介していくという形になりますので、いろいろなと、ごめんなさい、抽象的な表現になってしまうんですけれども、分野の方がご登録いただいていらっしゃるというようなことになります。 ◆高山しんご   分かりました。細かいところまでは大丈夫なのですけれども、いろいろな年齢の方がいらっしゃるということで、事業者さんもものづくり企業で結構こだわりを持っていたりするところで、人と人との相性みたいなところももちろんあると思うのですよね。  なので、そういったところで利用者の満足度をどうやって測るかとか、あとはスタッフの質を確保するために第三者がどうやって評価しているのか、そういった部分というのがもしありましたら伺えればと思います。 ◎産業振興課長   企業さん側も、こういったものを作っていきたいというようなところで、それに合致する専門家の方を派遣いたしますので、あまりそごが生まれないといいますか、これまで取り組んできたケースで、企業さん側から苦情等があったというお話は聞いてございません。  また、評価では、まさに区内の事業者様が製品化につながっていくところが成果なのかなとは思っておりまして、実際にそういったいろいろなお声を拾いながらしっかりと、まだ始まって間もない事業でありますので、今後捉えていきたいなと考えてございます。 ◆高山しんご   ありがとうございます。やはりコロナ禍の1年だったということで、なかなか景気の落ち込みもあって、今後どうやって経済成長を板橋区内で遂げていくかというところで、利用者のすごく増えているものですし、スタッフも充実されているということで、板橋区の経済成長のために、また引き続きしっかり広報、周知ですとか、利用促進のためにやっていただければと思います。  続きまして、167ページのベンチャー企業・起業家支援賃料補助金のところ、これもまたぐところがあるんですけれども、大きく言うと創業支援のお話だと思うんですけれども、主要成果の186ページに創業支援のお話とかもあるんですが、以前、企業活性化センターの創業支援のお話で、その後の創業支援がどうなったかという後追いをあまりしていないという話を所管課に行ったときかなんかに伺ったことがあるのですが、創業支援ですとかベンチャー企業支援・起業家支援というのは、例えば補助金を出すことも重要ですけれども、その補助金を出した後、補助金がなくなった後でもそういった後追いですとかケアをしていくことで、区内の産業がしっかりと成長していくと思うんですが、そういったベンチャー企業ですとか、創業支援をした後の後追い、区が育てていくというところの認識はもちろんおありだと思うのですけれども、具体的に後追いをしているか、根づいているかというチェックというところというのは何かされているんでしょうか。 ◎産業振興課長   例えば企業活性化センターにご入居いただいて、その後、年数がたって企業活性化センターから別の建物をお借りするというようなところで、出ていく際は確認はさせていただいていますけれども、その後の例えばその時点からさらにお引越しされた場合に、それを伝えていただける企業さんがあれば、伝えていただけない企業さんもあるというようなところで、なかなかずっと追っていくというところは難しいところではあるんですけれども、しっかりと、その辺も企業さんにお願いしながら捉えていきたいなというふうに思ってございます。  また、先ほどのベンチャー企業の家賃助成というところでも、まさに一旦は企業活性化センターに入居いただいて、その後、本来であれば区内で操業いただくというところが基本なのだと思っているのですけれども、どうしてもちょっと家賃の安いところへとかということもありますので、そういった方々のために、こういった家賃助成を活用いただいて、区内で操業を続けていただくというようなところで、しっかりと内包といいますか、区内産業の支えをしていければというふうには考えてございます。 ◆高山しんご   ありがとうございます。せっかく補助金等を支出して育てたものの区外に行っちゃったとか、そういったことはできればないほうが一番ですので、しっかりとその後のケアというか、コミュニケーションを取っていただくのが一番かなと思っているのですけれども、そういった仕組みづくりも併せてやっていただければと思います。  続きまして、主要成果の173ページ、ブランド戦略について伺わせていただきます。  まず、(1)の板橋オプトフォーラムについて伺わせていただきたいんですが、私も先日、今年度のオプトフォーラム、基調講演に出席させていただきまして、また企業展示を拝見させていただきました。なかなか一般的には知名度の低い催しではないか、区民一般にとっては知名度は低いのだと思うのですが、そんな中でも、またこのコロナの中でも、基調講演、たくさんの方が出席されていまして、また内容としても時事問題といいますか、コロナ対策というところで、コロナと光学というところだったんですけれども、すごく内容的にもすばらしいものだと思っております。  企業展示、基調講演の後に拝見させていただいたのですが、グリーンホールの1階のホールで行っていたと思うのですね。こういった企業展示、産業見本市も毎年行っているので、それのミニバージョンみたいなイメージだったのですけれども、中身を見てみると、ちょっとミニ過ぎるかなというイメージを持って、これは昨年度も恐らく同じ規模で行われていると思うんですが、こういった企業展示の趣旨というところを、どういった趣旨で、産業見本市とは分けて考えているのか、それともほかの別の意図があるのかというところと、あと企業展示、ちょっと今ミニ過ぎるって言ったのですけれども、もうちょっと例えば予算をかければよいものができるのかといったところの展望みたいなところを伺えればと思います。 ◎産業振興課長   すみません。オプトフォーラムにご来場いただきまして誠にありがとうございます。講演は東京大学の合田先生というかなり著名な先生にご講演いただいて、光学とコロナの関係でご講演いただいたところで、コロナ禍が、緊急事態宣言が解けたという間際ではあったんですけれども、会場内には大体100名程度のご応募があって、プラスオンラインでのご参加というようなところで、かなり盛況だったのかなと思ってございます。  お話のあった一方でというところで、1階の企業の展示でございます。板橋オプトフォーラムですけれども、まさに光学精密に特化したところで、ご参加いただく方がそういった企業の方であったり、学系の方が中心になってございます。講演以外に、宇都宮大の研究グループの分科会なりというところで、そういった方々がお集まりになっているので、見ていただく方がその技術を見ると、ああ、すごい技術だねということにはなるので、またちょっと見本市とは若干すみ分けはできているのかなと思っているんですけれども、参加いただいている企業数というところでは、もうちょっとお声がけに力を入れて、さらに増やせればいいのかなと思ってございます。  オプトフォーラムも回を重ねてきておりますので、前年よりもさらに翌年にはよいものをということで、少し改善できるものは改善していきたいというふうに考えてございます。 ○主査   20分経過いたしましたので、続きまして、田中いさお委員。 ◆田中いさお   よろしくお願いいたします。今回は少数精鋭ということで、2人の委員さんが質問できないということで、お2人の気持ちも込めまして質問したいというふうに思います。また、後輩等から、いつも田中さん、怒り過ぎだということも注意されていますので、穏やかにしたいとは思っていますけれども、気をつけながら行いたいと思います。  今回、令和2年度の予算については、本当にコロナ禍ということで、きっとリーマンショック以来、変動が大きかったような決算になったのじゃないかなと思っています。去年、おととしからこの令和2年度の予算のほうは各所管のほうでつくり上げて、年末年始からコロナの感染が増えて、予定していた事業ができたりできなかったりということで、各所管のほうも大変苦労なさっていると思うのですけれども、最初に杉田委員からもありましたけれども、各所管の区民文化部と産業経済部と資源環境部のほうで、特にここは予算執行するに当たって、ここは本当に、全部が苦労なさっているとは思うのですけれども、特筆すべきところがあれば1点でも2点でもお示しいただければなと思いますので、よろしくお願いします。
    ◎地域振興課長   区民文化部としまして、特筆して苦労したという点におきましては、特別定額給付金に尽きると思います。4月20日に国のほうでこういった事業を始めますよということが出された後に、いかに事業スキームをきちんとつくり、それで一刻も早く区民の方にお金を、10万円を届けるかというところで、物すごく苦労しました。実際苦労した課長が後ろにおりますけれども、まず人員体制をどうするか、とても職員だけではできませんので委託先をどうするかと、そういった中で一番の苦労だったと。  しかも、今回の特別定額給付金の支給に当たりましては、コロナ禍ということでまず郵送申請、もう来所せずに郵送申請をするという手段とオンラインでやりましょうという、2つの手段がありました。  郵送申請とオンライン申請で、それぞれ申請したものを1つに取りまとめて名寄せをするという、そういったシステムが全然ございませんでしたので、そこの名寄せ自体を結局職員の手作業で、二重払いがないようにとか、ちゃんとその方に届くようにという、そういった人的な面での苦労が非常にあったという、もう言葉を尽くしても尽くしても、尽くし切れないぐらい大変な事業だったということをお伝えしたいと思います。 ◎産業振興課長   産業振興課のほうといたしましては、7号補正で営業時間短縮の感染拡大防止協力金給付事業経費ということで、6億円余というようなところでの補正をさせていただいて、いわゆる東京都の感染拡大防止協力金に上乗せというような事業でございます。  なるべく早くというところで、年度が変わってからでは遅いというところもありますので、早急に取り組んで、短期間に制度を構築させていただいて、なるべく簡素な手続でお申込み、申請いただけるようなところで苦慮させていただいたところでございます。  また、経費の一部につきましては、繰越明許で繰り越させていただいて、また4月以降の申請の受付に充てさせていただいて、まさに時間との勝負という中での実施で、ここが一番苦労があったのかなというふうに捉えてございます。 ◎資源循環推進課長   私のほうからは、ごみの関係で、元年度、2年度の変化について少しご報告させていただきたいと思います。  ごみにつきましては、長期的には区民の皆さんのご協力で少しずつ削減傾向にありますが、元年度から2年度にかけましては、やはりいわゆる巣籠もりの関係で家庭ごみ等が増えまして、可燃ごみについてはトータルには2%行かない程度の量の増になってございますが、一方で、粗大ごみに関しては6%近く、資源に関しては1割近く増ということで、予算的にも対策車両を増やしたりといったような形で、粗大ごみにつきましては今年度も補正予算をいただいたりといった工夫をして対応しているところでございます。  特に、今申し上げましたように、資源が1割ほどアップしていますが、一方で、収集量はアップしているんですが、やはり経済状況も踏まえまして、売却の単価は減っておりますので、いっぱい集めてもなかなか入ってくるお金は少ないということで、特に大きく変わっていますのが、例えば古紙の中でも雑紙と称するいわゆるミックスペーパーにつきましては、細かい話になりますが、キロ当たりの買取り単価3.82円が1.9円ということで、パーセンテージもほぼ半額になってしまったり、また段ボールにつきましても7.82円から4.66円とパーセンテージにしますと4割以上単価が落ちているといった状況がございます。  そうした中、予算でも一部ついておりますが、収集現場のほうでは感染防止ということで、従来から長袖でマスクはしているところなんですが、それに加えて感染防止ということで、雨天時用の、液体が手につかないために雨天用のグローブを義務づけたり、それから新たに保護マスクということでゴーグルを着用したり、そんなような工夫をしながらコロナ対策ということで実施をしたところでございます。  一方で、昨年あたりはエッセンシャルワーカーということでいろいろマスコミに取り上げられまして、地元の方々が集積場に手紙を書いていただくということで、いっとき、一時的にはかなりの数を多くお寄せいただきまして、清掃の現場の職員は、随分励みになったというところもございます。  一方で、そうしたお手紙をたくさん頂くことで、やはり非常に大きな責任のある仕事をしているということに改めて清掃現場の職員が思い至ったというところもございまして、なかなかコロナ禍でいろいろ勉強させていただいたところであります。  もう1点、先ほどもほかの部でもありましたけれども、やはり今まで啓発事業ということに関しましては、どうしても多くの人を集めて、言わば密をつくって多くの方に働きかけるという啓発事業が中心だったのですが、やはりコロナ禍のせいでそういったものができないということで、啓発事業のやり方自体に大きな課題があった年かなというふうに考えているところでございます。私からは以上でございます。 ◆田中いさお   ありがとうございます。本当に皆さんご苦労をされているのはよく分かる、一部分でございますけれども、分かったという状況です。  特に心配しているのが、文化芸術の部分が、特に資源環境とか経済系というのは、これは確実に予算を増やしながらやらなきゃならない分野だと思うのですけれども、今回、文化芸術に対する予算についてはやっぱり中止、アーティストといえばコンサートが中止になったとか様々な分野で中止になって、予算がついたものができなかったということで、予算は減額のほうが多いんじゃないかなと、イメージですけれどもそういうイメージを持っています。  それで、また来年度に使わなかった予算を使えるかといったら、そうもいかないと思うのですよね。もっと重要な施策が目白押しであるわけなので、どうしても弱い立場の文化芸術というように、どうも見られがちなんですかね。そういう私のイメージですけれども、そうなると、この少ない予算でどうやって、知恵を使いながら効果的な事業を展開していくかというのがやっぱり重要な課題になるんじゃないかなというふうに、非常に思っています。  これは財政課に言ってもなかなか予算もつけてくれないでしょうから、この減った予算分ぐらいは、知恵で取り返すぐらいの気概を持って、また来年度予算もあるわけなので、ぜひ職員の皆さんの英知を結集しながら、ぜひよい文化芸術を育てていっていただきたいなと思うんですけれども、今現状、考えていることがあればお聞かせください。 ◎文化・国際交流課長   ありがとうございます。文化芸術振興という部分については、心を豊かにするというところで、文化庁の長官の提言であったりだとか、積極的に進めていこうという話がされているところでございますが、現状考えているところといたしましては、今回プロの支援という部分ではキャンペーンを使ったもので、アマチュアの支援というところでは区民文化祭というものがあるんですが、そこに関して前年度は動画で活動状況を紹介するという取組を行いました。これからイベントの緩和であったりだとか、コロナの対応状況というのはいろいろ動いてくると思いますので、対面事業、対面でイベントをやるもの、あとオンラインでイベントをやるもの、そういったものを状況に合わせてどちらかを選択したり、あるいはハイブリッド、両方をうまく組み合わせて実施したりだとか、そういう状況に合わせた、今回の実績、経験を生かしたものを展開していきたいなと考えています。 ◆田中いさお   すみません。その関連なのですけれども、またこれは決算と関係ないかもしれませんけれども、荒川の土手沿いでアーティストがコンサートをするという予定が入っていて、急遽中止になった。コロナ禍なので中止になったというふうに伺っています。  それで、今後国がかわまちづくりということで、防災拠点をつくるということで動いているようです。あそこの川沿いをプロムナード、結構長いものをつくって防災拠点をつくる、それとまちづくりという意味では、移動の店舗を置いて地域の活性化につなげるというふうに伺っています。  コンサートの件で聞きたいんですけれども、文化芸術の部分で、ぜひそこに区のほうからもまちづくりにしっかりと参加していただきながら、その開発に伴って声を上げて、ちゃんと観衆が座れる、また舞台を、水をかぶってもよいような舞台になるんでしょうけれども、そのようなところ、上のほうでも検討されているかもしれませんけれども、区自体としても積極的にその計画に参加していただきたいなという思いがあるので、その件について、何か分かれば教えてください。 ◎スポーツ振興課長   板橋区かわまちづくり計画なんですけれども、国のほうでやっている川辺のにぎわいを増やすための事業ということで、8月に板橋区のほうも認定されて、荒川河川敷の辺りのにぎわいをより一層層活性化させるというところを目指していくものとなります。  今おっしゃられたコンサートは、河川敷のバーベキュー場で行われるものを想定されていて、コロナの影響等で中止になってしまったものかとは思うんですけれども、その辺の整備についても計画を今されているところだと思いますので、どういったところができるか、できないのかとかいったところも含めて、計画をこれから詰めていくところで調整させていただきたいとは思っております。 ◆田中いさお   ありがとうございます。それではよろしく、そちらのほうはお願いします。  そうしたら主要施策の143ページ、文化事業運営なんですけれども、7,700万円のところですよね。この板橋区文化・国際交流財団の運営と区民文化祭の、これは中止になって減額となっているんですけれども、この上の部分については予算が少ない減額で終わっています。区民文化祭については中止ということで、まず半額になっているんですけれども、なかなか区民の皆さんが分かりづらい部分もあると思うんですね。  これは、中止になって何でこんなにお金がかかるんだって、内容を見ていけば分かるかもしれませんけれども、そこら辺、ちょっと簡潔で構わないので、この2つについてご説明願いたいと思います。 ◎文化・国際交流課長   こちらの文化事業運営に関しては、二本立てになっておりまして、1つ目の上の段の財団運営に関しましては、こちら例年に比べると増額になっておりまして、例年区からの補助金になりますが、これに約5,000万円の補助金を出しておるんですが、今回につきましては先ほども少しお話をさせてもらったアーティストキャンペーン、これが国の臨時交付金を受けて実施したわけであったのですが、これの分の金額が上乗せになっております。  それと、その下の段の区民文化祭については、予算規模に対して決算が半分近く、半分までいかないですけれども、六、七割になっているのですけれども、これも通常であれば、各会場で対面でイベントを実施している状況であるのですけれども、昨年度についてはオンラインで、通常ではなかなか見られないような各団体の活動をクローズアップをして動画を作成いたしまして、それをインターネットであったり、あとジェイコムであったり、そういったところを活用し、配信したと。  動画配信になった分、経費についてはいろいろ抑えられる部分、制作会社のほうに委託を行ったのですけれども、抑えられる部分がございましたので、最終的な決算額はこういう形で390万円程度という形になっております。 ◆田中いさお   ありがとうございます。次のページを見ても、結構中止というのが大分出ていますよね。劇団四季ファミリーミュージカルもそうです。ボローニャフィルコンサートもそうですし、アウトリーチ事業についても散見されますね、中止というところが。  特に中止にした事業については、特に手厚く来年度予算があるかもしれませんけれども、しっかりと手当てのほうは考えていただきたいな。費用対効果も見極めながらなのでしょうけれども、ぜひそこら辺は特に助けてあげたいところですよね、中止になっている部分については。ぜひ、こちらのほうはお願いしたいなというふうに思います。  それで、147ページの国際交流事業、これは例年どおりの予算のようにはもちろん見受けられるのですけれども、外国人向けに情報を提供するということで、今現在、中国語、英語、韓国語の多言語リーフレット、以前私も一般質問等でやったことがあるのですけれども、今住んでいる方、まずどのぐらい、どの外国人がどの程度板橋区民、これホームページに公開されていますけれども、一応確認のために聞くんですけれども、また、それにプラスアルファして、コロナがなければインバウンドで海外の人たちがいっぱい本来ならお越しになっていた可能性もあったわけなのですけれども、やはり日本に来る人、また板橋区内に来る人に対しての対応については、今後また進んでいくという、グローバルな時代ですから間違いなく進んでいくというふうに思っているのですけれども、この多言語リーフレットについてもこのままでいいのか、増やす予定があるのか。  そこら辺、ちょっと僕が心配しているのは、災害時に、日本語があまりできない人、外国人の人はどうやって災害の場所が分かるのかなとか、お金の問題でしょうけれども、なるべく裾野を広げるような多言語対応というのは、私は必要じゃないかなと思っている部分もありますので、その件について見解があればお聞かせください。 ◎文化・国際交流課長   まず、現状の板橋区内の在住の外国人の状況ですけれども、全区民、こちらはちょっと10月1日現在で出しておりましたが、全区民が56万8,457人のうち、外国人が2万5,832人、これがピーク時に対して、ピーク時は5%あったんですけれども、これが直近4.5%までかなり今下がっている状況でございます。  どういった理由で下がっているか分析してみたのですけれども、在留資格別で見てみると、留学生が大変、全体が2,986人減っているんですけれども、そのうち全てじゃないですけれども、2,800人ぐらいが留学生なんですよね。なので、このコロナの状況もあって、留学生たちが自分の国に戻っている状況があるのかなと考えております。  あと、多言語リーフレットに関してですけれども、こういう状況もあって、来年以降は紙で配るだけではなくて、防災情報だとかいろいろ入っているものになりますので、広く見ていただけるように、ホームページにも載せて、手軽に閲覧できるような対応をしていきたいと考えているところでございます。 ◆田中いさお   もうこれが最後、もう時間もない。 ○主査   もうそろそろ、1分ぐらいですかね。 ◆田中いさお   今、スマホも大分普及しているので、外国人の方も持っている方が圧倒的に多いんだと思います。今課長が言われたとおりにホームページに飛べば、スマホで多言語、日本語で言えば英語で返ってくる、そういう機能っていっぱいあると思うんですよ。  そこら辺、今ある資材を使って、お金をかけずに外国人に対して発信ができないかなとも思うわけですね。何か新たなものをつくるわけじゃなく、既存のもので、もしくは声が出なくてもいいと思いますよ。ネットには翻訳サイトがいっぱいあって、日本語を打つとすぐ望みの外国語になるということも無料でできるわけなので、そこら辺もぜひ活用しながら、外国の人が安心して区内に住めるような対応をしていたただければなと思いますので、よろしくお願いします。 ◎文化・国際交流課長   ちょうど令和2年4月からなんですけれども、広報いたばし、こちらが多言語アプリでの対応というのをスタートしておりまして、これが10言語対応、英語、韓国語、中国語、タイ、ポルトガル、スペインだとか、そういうのがありますので、こういう取組を広くPRしていくことが必要なのかなと考えております。 ○主査   ありがとうございます。では、続きまして、よろしいでしょうか。 ◆しのだつよし   それでは、よろしくお願いいたします。先ほど来、杉田委員、田中委員からもお話がありました各部のことにつきまして、私もお尋ねしたいと思います。  今までは部の立場とか、課の立場とかいうようなところでのお話もあったと思います。これから聞きたいのは、区民の皆様がまだご存じないような、そしてまた我々議員にも知ってもらいたいようなマイ一押しというんですか。私の課ではこれだけ、こういうことをやっているんですというようなことがもしありましたら、それぞれ、我々の知らないところで教えていただければと思います。 ◎地域振興課長   地域振興課で申しますと、地縁団体である町会・自治会の支援というふうに思われる節があると思っているのですけれども、私たち地域振興課では、ボランティアセンターの運営というのも携わっておりまして、ボラセンでは昨年度も、様々なコロナ禍ならではの取組をやってございます。  例えば人々がなかなか集えないときでありますので、そういった中でメンタルが落ちてしまう方もいらっしゃるということで、傾聴ボランティアということで日時を設けまして、何でもお電話ください、お話聞きますよということをやりました。  そのほかにも、これからは、先ほど来から随分お話がありますけれども、やはりオンラインを使って様々な事業をやっていく必要があるだろうということで、ボランティアセンターでオンラインの講座を初めて開催しまして、ボランティアやNPOの方々がどのようにオンラインで会議をやっていったらよいか、そういったような働きかけもしているところでございます。 ◎産業振興課長   すみません。議員の方々が知らないということは、基本的にはないかと、すみません。事業者さんに取り組んでいただく上では、しっかりと周知させていただくということで、あらゆるチャンネルを使って事業についてはご報告、周知等させていただいているかと思っております。  すみません。直近の令和3年度にはなるんですけれども、昨日補正をご審議いただいて議決をいただいて、11月から新たな支援金、事業継続等の支援金ということで、20%以上50%未満で、対前年4月から9月同月で影響のある方、また対前々年と比較して影響のある方に対しまして、支援金を給付してまいります。新たな事業ではございますので、ぜひとも事業者さん等にもお知り合いの方にはご周知等いただけると非常に助かりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◎環境政策課長   資源環境部は、昨年度予算を使って改修させていただきました板橋区立熱帯環境植物館のリニューアルが一押しでございます。9月23日から今年の4月19日まで全日休館ということで、区民の方にはご利用いただけない期間があったのですが、このコロナ禍の影響でなかなか遠くにお出かけになれない方たちが、この休館の後に大挙詰めかけていただきまして、大変にぎわっているような状況でございます。  地球温暖化対策実行計画(区域施策編)2025も策定したところでございましたので、これからも環境の学習施設として、さらに充実させていきたいというふうに考えているところでございます。以上です。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。この間の特別区の情報誌「One23」にも載っていましたね。見させていただきました。また後ほど、それについてお話を聞かせていただきます。  そうしたら環境について、まずこれから質問させていただきます。主要施策の成果の195ページの地球温暖化対策のところでお話をします。  件数が載っておりますけれども、これは去年と比べて減っているのか増えているのか、そこら辺をちょっと教えていただけるでしょうか。 ◎環境政策課長   今ご質問いただいたのは、新エネルギー及び省エネルギー機器等導入補助件数というような形でよろしいですか。そうしますと、196ページをご覧になっていただきたいと思います。  2の(1)のところに補助件数が載ってございますけれども、住宅用、事業所用の補助の合計が一番上に書かれているところでございます。30年度、元年度、2年度とありますが、2年度につきましては元年度からかなり補助件数が減ってしまったところでございます。 ◆しのだつよし   そうすると、予算より約260万円ほど少ないんでしょうか。これは件数に表れているんでしょうか。 ◎環境政策課長   これにつきましては、申込みの期限ぎりぎりまで申請を待っていた関係で、決算で予算額から若干差が出て使えなかった部分があるところでございます。それも含めまして、ここのところはちょっと補助件数が伸びなかったというところは事実でございます。 ◆しのだつよし   まず、予算の規模なんですけれども、当初、これは目標として、これは恐らくいろんな要件があって下がったと思うのですけれども、これは当初の目標数値にかなっていたのか、それとも目標と少し違っていたのか、それはいかがだったでしょうか。 ◎環境政策課長   今、委員のおっしゃったとおり、目標にしていた数値よりはかなり下がってしまったというところでございます。 ◆しのだつよし   続きまして、太陽光発電システムの話があります。やっぱりこれから環境問題、いろいろと出てくると思います。その中で、こういうような太陽光発電とか設置をしたらどれだけの節電効果があるのかとか、あと例えば緑のカーテンをこれだけ増やしたら温室効果ガスがどれだけ削減効果があるのかとか、何かそういうような目に見えるような数値がもしあったら教えていただければと思います。 ◎環境政策課長   申し訳ございません。今ちょっと手元に持ち合わせてございませんので、もし必要であれば、後ほど資料で提出させていただきたいと思います。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。我々がいろいろと現場を回るときに、こういうような話があったときに、果たしてどれだけ成果があるのかと。であれば、やはりこれはやらなきゃいけないねとかいうような話も聞きますので、何かありましたらお願いします。  あと、区民の皆さんから、これも同じように街灯が暗いよと、よくLEDに換えてもらっているんですね。地球温暖化対策実行計画に、街灯、公園のLED化数ってあるんですね。これが2023年度には街灯が2万2,790基、公園灯が1,577基と、これが書いてあるんです。これで、区全体で目標値が書いてあるんですけれども、これは区全体で何%ぐらい目標達成になるんでしょうか。 ○主査   しのだ委員、街灯になると、ちょっと所管が都市建設委員会になりまして、街灯に絡んで環境政策課という意味合いでよろしいですか。 ◆しのだつよし   そうですね、はい。 ○主査   そういう意味合いで、もしご答弁があるならば、難しければ難しいということで結構ですけれども、環境施策的なところとかも、もし難しければ時間もあれですから、ほかのにしても、いかがですか。 ◆しのだつよし 
     はい、分かりました。申し訳ありませんでした。  それでは、いたばし環境アクションポイント事業なのですけれども、これに参加登録した数を教えていただければと思います。 ◎環境政策課長   いたばし環境アクションポイント事業につきましては、今年度新たに行っている事業でございます。  目標数は、一般家庭の方で1,000件を目標に予算立てをしたところでございますけれども、今500件を若干切る程度まで伸びているところでございます。それから事業所につきましては40事業所を目指したところでございますが、現在の登録は14事業所でございます。 ◆しのだつよし   興味と関心が湧くことによって、そういう行動に起こすというふうに思うんですけれども、何かそういう意味で、今後興味を起こすような策というものが何かあるでしょうか。 ◎環境政策課長   現在は、エネルギーの使用量を削減していただいた方に区内の共通商品券をお渡しするというような形で、それをモチベーションとしていただこうと思ってございますが、実は周知に力を入れたところは学校にチラシを多く配らせていただいたところでございます。  学校等の環境教育を通じた中で、子どもたちにまず興味を持っていただいて、親御さんがこの取組に参加されるというのが本来あるべき姿かと思いますので、今後はそういった方向で努力していきたいというふうに考えているところでございます。 ◆しのだつよし   まず、周知徹底というものがすごく大事かなと思っています。特に温室効果ガスの排出が多いのが家庭部門とか業務部門というふうに言われておりまして、実行計画に、全ての区民にいろいろとやっていただけるというようなことも記載されております。  ただ、計画目標を達成するには、大げさではなく本当に全ての区民に、行動を起こそうと思ってもらわなければ、なかなか達成はできないんじゃないかなというふうに思います。  いたばし環境アクションポイント事業に取り組んだ省エネ行動というのがありまして、例えば私もこの環境アクションポイント事業に参加させていただきました。その中に、例えば電気カーペットの設定温度を強から中にするとか、電気便座の蓋は閉めるとか、何かいろいろ細かいことも書いてあるんですね。  こういうことが書いてあれば、自分の行動の中に落とし込んでやることができると思うのですけれども、区民の皆さんに具体的に分かりやすく周知して、それがポイントとしてメリットを抱かせるような工夫とか、何かそういう広がりを見せればいいんじゃないかなと思うんですけれども、その点について何かアイデアといいますか、展開はあるんでしょうか。 ◎環境政策課長   委員にご参加いただきました環境アクションポイントの事業の中で、参加された方に配っている資料の中で、実際のそれぞれの節電行動によってどれくらいの電力が削減されて、それがどれくらいの金額になるのかという表も配らせていただいております。  恐らく、努力することによって節電した電力分の浮いたお金で、自らの暮らしが豊かになるという部分が、区民の皆さんに一番響く部分かもしれないと思いますので、そういったチラシみたいなもの、あるいは情報みたいなものが区民の方に行き渡るような工夫をしていきたいというふうに思います。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。何か地道なところでやっていくことによって、目標が達成できるのかなと思います。ありがとうございます。  続いて、主要施策の成果の200ページ、エコポリスセンターについてお話を伺います。これは、指定管理者制度が導入されました。それで何か変化はあったでしょうか。 ◎環境政策課長   エコポリスセンターですけれども、指定管理者制度を活用して指定管理者に管理してもらう形で、随分たつところでございますけれども、本来であれば、区職員が直営でやっていた頃よりは新しい知見等が入って、区民の方にフィールドに出ていっていただく場合にも、我々が持っているノウハウ以上のフィールドにも行くことができますし、それから、本来であればなかなか呼ぶことが難しい外部の講師も、かなり著名な方を講師として呼ぶことができて、区民の方の環境に対する知識、知見が深まっているというふうに考えているところでございます。 ◆しのだつよし   お話を伺ったところ、来場者が、平成29年度は14万5,000人で、30年度は16万1,000人、令和元年度は17万4,000人でどんどん増えてきているんですね。これは指定管理者制度の導入の1つのよいところかなと思っております。  ちょっと面白いのが、この生活用品修理再生事業、現代のいかけやさんとか、それが修理件数が2,704件と入っていたりとか、我々の発想ではなかなかないようなものも、やっぱりこの指定管理者制度によって生まれたのかなというふうに思っております。SDGsの意識を区民の皆さんに根づかせるには、面白い企画かなというふうに思いました。やはり民間事業者のノウハウというものを、生かしながら、区の財産をうまく活用していくということが大事かなというふうに思っております。  あと、このエコポリスセンターが幼稚園、保育園、小・中学校、これは授業の一環で結構な数、来ているんですね。これが平成29年度で340人、平成30年度で540人と結構増えているんですね。もっと増えているのがこの夏、先ほどお話ししたとおり、個人で来られている方が結構多いんですね。やっぱりこれはすごくよいところであるなと思っております。  何よりも、自分の意思で来場するというのがよいと思うんですけれども、これはすごく意識が変わったのかなと思います。これからエコポリスセンターがますます、これは来場させるためのものという意味では、今後よい仕事ぶりを見せていただきたいなというふうに思っております。  続いて、これは決算の340ページの5番のエコポリス板橋地区環境行動委員会のことなんですけれども、これは720万円から220万円に下がっているんですけれども、これは何かどういうような理由ですか。 ◎資源循環推進課長   これは、各地域センター単位で、環境に関していろいろな活動をしていただくものでございますが、やはり2年度に関しましてはコロナの関係で、各地区がこれまで資源もしくは環境に関する施設の見学会であったりですとか、あとその他、いろんなごみをみんなで集めましょうというキャンペーンをやったりとか、各地区ごとにいろんなイベントなり、研修、見学を実施していたものが、やはりコロナ禍でなかなかできなかったということで、実績が上がらなかったということで減になっているものでございます。 ◆しのだつよし   今度は、201ページの熱帯環境植物館について、先ほど来お話がありましたとおり、令和2年度の改修工事運営経費とありますが、これは5億3,100万円は改修工事のみなんでしょうか。それとも、その中にイベントの費用も含まれているんでしょうか。 ○主査   主要施策の成果の201ページですよね。 ◆しのだつよし   そうですね、主要施策、201ページですね。 ◎環境政策課長   ここには、改修工事以外にも、通常の熱帯環境植物館の維持管理に係る経費も全て含まれているところでございます。 ◆しのだつよし   そうすると、入館者が、熱帯植物館に関してはそれほどまだ増えていないのが現状かなと思うんですけれども、リフレッシュオープンが4月20日で、ちょうどコロナ禍だったというふうに思います。タイミングが悪かったのかなと思うのですけれども、これについて、今後入場をアップさせるためのイベント的なものというのは、何かあるんでしょうか。 ○主査   答弁は2巡目のときによろしくお願いいたします。  では、所管の決算の調査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際、暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後1時5分といたします。 休憩時刻 午後零時05分 再開時刻 午後1時05分 ○主査   では、休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。午前中のしのだ委員の質問で、質問者が一巡いたしました。再質問のある方は挙手願います。  6名ですね、分かりました。では、挙手を確認しましたので、それでは順番を確認いたします。杉田委員、鈴木委員、荒川委員、高山委員、田中委員、しのだ委員。  では、再質問につきましても1委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆杉田ひろし   それでは、よろしくお願いいたします。  それでは、主要施策の成果の159ページをお願いいたします。  資料収集ということで543万4,413円で、資料収集は作品購入がゼロ件、作品寄贈が68件ということですけれども、作品購入がゼロ件なのですけれども、この金額の内訳を教えてもらえますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   美術館管理運営経費の中の資料収集の内訳になりますが、まず大きく4つございまして、1つ目が作品の修復に係る経費でございます。こちらが17万500円でございます。  そして、もう1つが収蔵作品撮影の委託料でございます。こちら、収蔵の作品に関して撮影を行って、ホームページ等で公開しておるんですが、こちらに係る経費。  あと、作品の修復の委託に係る部分です。こちらは313万9,400円。  続きまして、今回少し大きいんですが、寄贈作品の輸送に係る委託経費になります。絵本作家で有名なレオ・レオーニの作品を約70点程度寄贈いただいておるんですけども、これの輸入運搬に係る経費となっております。こちらが200万7,363円となっております。以上でございます。 ◆杉田ひろし   今の関連なんですけども、作品の寄贈等もたくさんあったということで、私も美術館のホームページを見ますと、コレクションというところで収蔵品の一覧表が数え切れないぐらいありまして、今のレオ・レオーニ作品も七十数点あったと思うのですけれども、実際は何点ぐらい、美術館としては収蔵されているのか、お願いいたします。 ◎文化・国際交流課長   作品の保管数は全てで1,441点ございます。こちらのうち、美術館、本館に保管しているものが967点。これとは別に倉庫を借り上げしておりまして、こちらのほうに474点、現在保管している状況でございます。 ◆杉田ひろし   そうしますと、管理経費ですけれども、倉庫のほうに474点となりますと、かなり経費もかかるのかなと思われるんですが、どのぐらい経費がかかっていて、管理事業者の契約というのは、随契とか、または一般競争入札とか、どういった形で管理運営されているのかもお願いいたします。 ◎文化・国際交流課長   保管庫の借り上げにつきましては、年間、決算額で1,203万7,740円かかっておるところでございます。  場所につきましては中央区にございます日本通運の倉庫、こちらを借り上げて行っているとこでございます。どうしても借り上げ倉庫に関しましては、保管の方法、24時間体制で室温度管理をしたりだとか、あと高額で非常に文化的な価値が高い作品がございますので、盗難であったり、火災であったり、そういったものに万全の備えができる倉庫である必要がございます。  併せて、展覧会を実施するときだとか、ほかの美術館に貸出しを行うこともあるんですけれども、そういった際にもスムーズに対応できるように、板橋からできる限り近いところで選んでいるのですが、そうなると、どうしても中央区にございます、この条件をクリアできるのが日通の倉庫に限られているという状況もございまして、随契で契約をさせていただいてもらっているところでございます。 ◆杉田ひろし   分かりました。それで、1,200万円ということで結構な金額もかかっておりますので、ぜひ収蔵品1,441点を有効活用していただきたいと思います。  昨年の展覧会スケジュールもホームページで見たのですけれども、ただいまご紹介いただきましたレオ・レオーニ展、「だれも知らないレオ・レオーニ展」ということで展覧会も開催しておりますので、こういった展覧会の開催のテーマの選定方法、私のところにもご近所の方から、例えばの話ですけども、刀剣が今すごいブームがあるということで、板橋区の美術館でも刀剣の展覧会をやれば、たくさんの人が来て、板橋のイメージが上がるんじゃないかということで、そんな話も以前提案させてもらったこともあったのですけれども、そういった展覧会の、収蔵品もありますし、展覧会の開催の選定方法についても、またコンセプト等ありましたら教えていただけますでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   区立美術館の運営に関しましては、美術館の運営協議会という会議体がございまして、外部委員の方も含めまして、どのような形で企画展等を開催していくかっていうのを審議しています。この運営協議会が策定した、美術館の収集方針というのが大きく3つございまして、まず1つが、板橋区ゆかりの作家の美術資料の収集というのが大きなテーマでございます。そして、近代・現代美術資料の収集というのがございます。続いて、近世、江戸狩野派ですね。そして、その他に必要と認めたっていうところがあるんですけれども、こういった方針に基づいて展示資料というものを収集いたしておりまして、展示に関しましても、これらのテーマに沿ったものを行っているところでございます。  ほかにも現在開催に向けて、区民文化祭であったり、小・中学生の展示であったりだとか、区民の方にも発信いただく場としても活用しております。  それで、企画の展示の内容については、毎年、先ほど申し上げた運営協議会の中で、来年どのようなものをやっていくかというものを協議して、進めているところでございます。 ◆杉田ひろし   ありがとうございました。美術館もリニューアルオープンいたしまして、本当にすばらしい美術館でございますので、また多くの区民の皆様方が楽しんで、多くの板橋の文化を発信する場所でもありますので、多くの区民の方々、また区外の皆様方にもぜひお越しいただくような、テーマを設定していただければと期待をしております。  続きまして、渋沢栄一公のことについて、昨日も区長のほうから主要成果の報告でも触れておられましたので、伺いたいと思います。  令和2年度の施政方針の演説を改めて確認をしてみましたところ、ちょっと読ませてもらいますと、「日本資本主義の父とうたわれております一方、現在の福祉事業の原点ともなる養育院長を約50年もの長きにわたって務められました、板橋区にゆかりのある渋沢栄一氏にスポットを当て、書籍やパネル、リーフレットを作成し、新たな魅力の発信につなげてまいります」と、坂本区長のほうから本会議で施政方針があったわけですけども、この中で、確かにリーフレット等は拝見させていただいておりますけれども、書籍について、先般、土曜日に板橋区の広報いたばし、こちらのほうの特集号もありまして、もしかしたら書籍のことも触れているのかなと思って広報紙を読んだんですけれども、載ってなかったので、書籍についてはどのような進捗状況で動いておりますでしょうか。 ◎くらしと観光課長   渋沢栄一の書籍でございますが、令和2年度に制作の予定で、当初予算で計上しておりました。契約に至る前の段階でコロナが予想以上に広まり、緊急事態宣言で移動が制限されたりとか、あと資料をお借りしたい館が休館したりとか、そういった不測の事態が起こりまして、1か年ですと制作はとても追いつかないという事態が発生しましたので、2か年に分けて、今年度末までに制作という形で、今、準備を進めております。初年度につきましては、調査研究であるとか、そういった部分、今年については執筆であるとか、書籍の印刷だとかというような形での業務管理をしております。以上です。 ◆杉田ひろし   私もホームページで書籍の出版業務委託事業選定結果というのを見たんですけれども、金額のほうも、ホームページで見ると738万6,400円ということで、結構な金額で提携をしておりますので、ただ、心配なのは今の納品期限が年末、多分大河ドラマも年末で終わってしまうと思いますので、今出さないと、万が一ですけど、債務不履行ということはあり得ないと思いますけれども、期限が過ぎて来年になっちゃうと、やっぱりできれば大河ドラマ中に書籍も出版していただきたいなと思うんですけれども、念のための確認ですけれども、大丈夫でしょうか。 ◎くらしと観光課長   書籍の出版ですが、契約期間について、まず申し上げますと、令和4年の3月31日まで、年度末までの契約期間となっております。  発行につきましては、当然ドラマの期間中にということでいろいろな準備を進めておりましたが、またその後、今年度も緊急事態宣言、移動制限であるとか、貸出しの資料を調べる資料館とか、そういったところがまた休館であるとか、いろいろな制限とかございまして、今準備を進めております。今年中にという形で準備を進めておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆杉田ひろし   できればですけど、やっぱり大河ドラマが、今、私も視ていて、すごく板橋区の誇りでもございますので、書籍のほうも間に合うようにお願いできればと思います。  あと、深谷市、また北区等々と協定を結んでおりますけれども、その成果についても教えていただけますでしょうか。 ◎くらしと観光課長   包括協定の件ですが、昨年の11月11日に、既に東京商工会議所、(公財)渋沢栄一記念財団と、北区、深谷市と、ふかや市商工会、深谷商工会議所で結んでおりました6者の包括協定がございまして、そこに昨年の11月11日に板橋区を加えていただきまして、7者となっております。その後、今年の1月20日に、さらに江東区が加わりまして、8者での包括協定という形になっております。昨年度中につきましては、8者の担当者レベルでいろいろな情報交換をさせていただきまして、今年に入りまして、4月22日に東京商工会議所で8者の首脳会談ということで、それぞれの団体が、状況の報告であるとか、意見交換をさせていただきました。その後、縁がございまして、今年度、様々なイベントに東京商工会議所のほうで、渋沢栄一の物産展というようなところも開催しまして、そういったところにも参加しながら、今、その8者で交流を深めているところでございます。 ◆杉田ひろし   ぜひ、新しい交流もできましたので、引き続き、交流を深めていただきますよう、よろしくお願いいたします。  続きまして、また坂本区長の施政方針にこだわって質問させてもらいますと、令和2年度のほうで板橋のいっぴんにつきましても言及されておりまして、読ませてもらいますと、「平成15年度に初回認定が行われ、区民に愛され親しまれている板橋のいっぴんにつきましては、事業の再構築を行い、品格と品質を担保することによって付加価値を高め、販路拡大、新たなブランディングを図り、商店をはじめとした区全体の産業の活性化につなげてまいります」と施政方針で演説をされておりましたが、板橋のいっぴん、ホームページで見る限りでは変わってないような気がしちゃったので、今後オンライン販売とか、または各福祉園でもいろんなクッキーとかもやっていますので、その辺が、どのように進捗しているのかお願いいたします。 ◎産業振興課長   いっぴんのリニューアルでございますけれども、リニューアルを行うに当たっては、コロナ禍でいろいろな制限がある中では非常に難しいところがございまして、令和2年度はリニューアルを中止とさせていただいてございます。令和3年度、今年度についてもまだコロナの先が読めないところがありまして、まだリニューアルの予定はしてございません。内部では検討を進めているところではございますけれども、本格的にというところでは、来年度、コロナの状況を見て、取り組んでいきたいと考えています。 ◆杉田ひろし   ぜひ、板橋のいっぴんも、オンライン販売とかいろんな手法もあるかと思いますので、これもぜひ早急に、事業展開をお願いしたいと思います。
     次に主要施策の成果の166ページ、本当すばらしい事業ですよね。いたばし未来の発明王コンテスト事業につきまして、私、ホームページでいろいろと検索して、夢のあるよい事業を板橋区はやったなっていうふうにすごくうれしく思っているんですけれども、応募件数も資料で見ると、49件ということで、よかったなと思っております。子どもたちにぜひ参加してもらって、また優勝者は区内企業、アイデアの具現化も目指していきますと区長のほうも施政方針でおっしゃっておりましたので、募集方法と、具現化、夢のある事業ですので、その辺についても教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   ありがとうございます。この事業の募集方法でございます。  基本的には、学校にチラシをまかせていただくところがメインなんですけれども、あとは学習塾であったり、子どもに手に取っていただけるようなところを中心に周知をさせていただいたところでございます。  当初の予定では、7月から募集をかけて、夏休み中にという予定ではあったんですけれども、コロナ禍の影響がありましたので、募集期間も少し長めに取りまして進めていたところでございます。本来であれば、アイデアを最終的には審査員の前でプレゼンテーションをして、審査を行う予定ではあったんですけれども、コロナが収まらずというところがありましたので、プレゼンテーションを画像に収めまして、その画像を審査員の方々にご確認いただいて、審査を行ったというところでございます。  今回グランプリを取った子が、断熱効果がある色替えができるワックスというような作品でございました。それにつきましては、区内の事業者の方といろいろと話を進めながら、最終的な製品に結びつくかどうかというところではあるんですけれども、可能な限り、探っていければなというところで現在進めています。すみません、長くなりました。 ○主査   じゃ、20分経過いたしましたので、続きまして鈴木委員。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いいたします。  先ほど来、令和2年度の主要施策の成果から、先ほどにぎわいのあるまちづくり事業というところ、すみません、深掘りをさせていただきました。細かいところまでご答弁頂戴して、感謝をいたします。  もう一度、商店街ということでお聞きをしていきたいのですけれども、主要施策の成果の170ページでございます。  主要成果の商業振興及び空き店舗事業ということで7,900万円、決算としては7,000万円でございます。上から2番目に、商店街活動支援金交付事業という事業がございました。これは、各商店街でいろいろと私も買物をする中で、店主さんから、特に店主というよりは理事長ですとか組合長から、交付の支援事業が緊急事態宣言でできたよみたいなお話もいただいたのですけれども、実際に、少しここでお尋ねをしたいんですが、この金額、予算規模が6,210万円と、決算が5,370万円で約840万円ほど、予算額よりも少ないというところがありますけれども、例えば、商店街の方も手を挙げれば、交付金額6,000円掛ける会員数、3か月という形で商店街組合には300万円、任意商店街には150万円というふうな事業なのですけれども、この840万円の差異についてはどのような原因があったのかお示しいただければというふうに思います。 ◎産業振興課長   こちらの予算額については、積み上げで予算を積ませていただいたのですけれども、会員数は各商店街さんでばらつきがありまして、申請に基づいて算定させていただいた結果の差ということになってまいります。  ごめんなさい、大変失礼いたしました。訂正させていただきます。申し訳ございません。  区内に87商店街ございますけれども、実際に利用勧奨を行いまして、手を挙げていただいたところが60商店街となってございます。その差の金額ということになってございます。  すみません、失礼いたしました。 ◆鈴木こうすけ   ご説明ありがとうございました。  87ある商店街のうちの60の商店街が手を挙げていただいたということで、各商店街、緊急経済対策ということで、手を挙げていない理由というか、27の商店街が、このような支援金があったということを知らなかったのか、知っていても手を挙げなかったのか、その辺、理由をお聞かせいただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   ご案内は、全ての商店街様のほうにさせていただいています。87の商店街の中でも規模が様々というところがありまして、実際に使わないところが、それだけの商店街さんでおありになったところでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。理解ができました。  それと、(3)空き店舗ルネッサンス事業ということで、私も生まれ育った板橋で、仲宿商店街を盛り上げていこうという中で、板五米店さんが、よく昼間、愛用させていただいておりますけども、この空き店舗ルネッサンス事業というのは、板五米店さんという形であるのですけれども、板五米店を活用した交流拠点施設に対して、家賃人件費の補助を行ったということで、今後、3年度、4年度ということで、この下に施策の現況ということで書いてありますけれども、空き店舗ルネッサンス事業は今後また展開していくのか、見込み等があればお示しいただきたいんですけど、よろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   事業としては継続してまいりたいというところではございます。商店街さんが主体的になって空き店舗を活用するというところですので、なかなかハードル、商店街さんが動いていただけないとというようなところがございます。そういったところでは、区のほうからもいろいろとお声かけはさせていただいて、次の板五米店ではないですけれども、この事業をご利用いただける商店街さんを模索できればとは考えてございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  ぜひ、仲宿商店街、私の中では小江戸川越といいますか、ああいった古きよき商店街を、板橋区の中でも、ぜひ残していただき、皆さんにご周知をしていただく中での代表的な板五米店さん、本当においしいお弁当を提供していただいていますし、先ほどもPayPayのお話しさせていただきましたけれども、そういったキャッシュレス決済等も積極的に盛り込んでいただいている板五米店さんなので、ぜひ次年度以降も事業を展開していただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。  それと、次が隣のページの171ページです。  予算規模は145万円、決算が137万円ということで、環境配慮型の商店街の支援事業というところでございます。ここから少しまたご質問させていただければというふうに思うんですけれども、施策の成果で、まずお伺いをしたいんですが、街路灯ランプのLEDへの交換、隣に実施の商店街と書いてあるんですけれども、申請なしというふうになっているのですが、これは商店街さんが手を挙げなかったのか、全て商店街の街路灯に関してはLEDの交換が済んでいるのか、そこをお尋ねをしたいなというふうに思います。 ◎産業振興課長   LEDへの交換につきましては、基本的には商店街さんのほうでは終わられているというところでございます。ごめんなさい、あともう数か所というようなところが、残っております。今回は申請がなかったというようなところでございまして、街路灯の撤去のみの申請であったというところでございます。  ほぼほぼ、あと6か所程度のところを残してLED化が進んでいるというところでご認識いただければと思います。失礼しました。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございました。  何が言いたいかといいますと、街路灯撤去と下にありますけれども、ときわ台駅前商店街、坂下一丁目商店会、小茂根商栄会さんということで、商店街の街路灯が、撤去されるということで、私も栄町に住んでおりますけれども、商店街の街路灯が本当になくなっていってしまうのかなと。商店街が本当に、昔は魚屋さん、お肉屋さん、布団屋さん、いろいろあったんですけれども、世代交代、事業承継がうまくいかずに、そういった形で商店街がすごく寂しくなってしまうのかなというふうな形で捉えておるんですけども、街路灯の撤去、3商店街ございますけれども、次にお尋ねをしたいんですけれども、こういった街路灯撤去については商店街側の負担、撤去費用の負担っていうのはあるのか、お尋ねしたいと思います。 ◎産業振興課長   東京都の補助金がございまして、補助率が5分の4というところに、プラスして、区のほうで10分の1の補助を上乗せさせていただいていますので、商店街のほうも持ち出しはございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  若干の持ち出しは商店街のほうにもあるということですよね。分かりました。ありがとうございました。  商店街の街路灯が撤去された後というのは、ここの項目、最後でお尋ねしたいんですけども、区の、例えば街路灯がそこに立つというふうなイメージでよろしいのか、そこだけお聞かせいただければというふうに思います。 ◎産業振興課長   街路灯、商店街側で撤去して、そこにそのまま区のほうの街路灯が設置されるということではないという認識ではおります。 ◆鈴木こうすけ   そういうことなんですかね。  私、思うのは、街路灯を撤去した後、そのままだと、どうしてもすぐに何かそこは、申し訳ないんですけど、区側で、例えば土木部と連携を取っていただいて、街路灯をすぐに変更で立てていただくとか、そういうふうなことも、やっぱり横の連携というのは大事なんじゃないかなというふうに思うんですけど、そこだけもう一度よろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   ごめんなさい、説明が足りずに申し訳ございません。  土木部のほうで、いわゆる道路に設置する街路灯の基準に基づいて、必要な場合には設置しますので、もちろん撤去される場合にはお伝えをしながら、土木部のほうでの基準である間隔であったり、照度とかっていうところを見据えながら、そこに設置するかどうかというところは検討してまいるというところでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  私もご相談を受けている内容としては、商店街の街路灯の撤去が、東京都でも助成をしていただけます。板橋でも助成をしていただけます。しかしながら、若干でも撤去の費用がかかってしまうというのが、少し商店街さんが街路灯の撤去に踏み切れない理由というところもあるので、なかなか予算づけ、今は厳しいのかなと思うんですけれども、例えば区側で、東京都が5分の4補助していただけるのであれば、例えばその分の、先ほど言っていただきました5分の4の何かしらの、本当に商店街さんが少額の負担で済むような形の、何か予算づけを今後していただく方向というのは考えてらっしゃるのかどうか、それだけお示しいただければと思います。 ◎産業振興課長   今、東京都の5分の4に、区のほうで10分の1を上乗せさせていただいています。なかなか補助率を上げるというところは難しい面がございますので、今後の財政状況等に鑑みまして、研究をしてまいりたいと思います。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございました。  ここはまた後ほど、違うところでお話をさせていただければというふうに思います。  それと、次が主要施策の成果の174ページでございます。  産業支援、先ほどから各委員がご質問の中でもあるんですけど、予算規模としては1億8,900万円、決算として1億2,200万円ということで、施策の成果の(3)の経営相談というところでありますけども、令和2年度、コロナウイルスの拡大によって、こちらにも書いてありますけれども、中小企業等の支援をするために専門家、中小企業診断士さん、拡充配置をして、経営相談を実施していただいたという現状は私も分かっておりますけれども、1番、①が経営融資相談、7,388件、②が企業診断、事前の診断ということで41件ありましたけれども、まず相談の場所ですけれども、こちらについては、ごめんなさい、専門家の中小企業診断士さんがその会社さんなり、お店なりに行って、ご相談をしたのか、それか情報処理センターさんのほうに予約をしてきていただいたのか、少し詳細が分かればお願いしたいなというふうに思います。 ◎産業振興課長   こちらの経営相談につきましては、区役所のほうでの相談ということになっておりますので、派遣という形ではございません。また、産業振興公社のほうでは専門家派遣もございますので、必要に応じて、そういったところもご活用いただいてということになろうかとは思います。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  先ほど経営相談の中でも専門家の方、中小企業診断士さんもそうですけども、弁護士さん、行政書士さん、司法書士さん等の専門家の方たち、いろいろな経営相談に乗っていただくと思うのですけれども、この前、私も一般質問でちょっと取り上げさせていただきましたけれども、今後の展開として、例えば今新しく、令和3年3月28日に板橋中央図書館、グランドオープンしましたけれども、そちらにそういった専門家の方を派遣していただいて、50万余の蔵書もあったり、いろんな経営支援の本がその図書館にはそろっているのですけれども、ビジネス拠点にしていただきたいというふうな要望したんですが、今現状で分かる範囲でお答えできることがあればありがたいなというふうには思うんですけれども。 ◎産業振興課長   すぐに事業化はなかなか難しいと思うんですが、例えば常設ではなく、例えば何日間かいただいて、試験的にといいますか、そういった形での事業展開の検討は可能かなとは思います。経営相談単体でということではなく、何かのイベントと併せて実施するとか、そういったことを踏まえて、どういった取組ができるか、探っていきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○主査   あと、二、三分。まだね。 ◆鈴木こうすけ   続けて、175ページの就職活動サポート事業で、コロナ禍の今、若手の方が正社員になれない、就職氷河期というか、特に若者世代がなかなか正社員になれない、何社受けても採用がもらえないというご相談を多数お受けしている現状でありますけれども、まず教えていただきたいんですけれども、175ページの(4)にいたばし若者サポートステーションということでありますけれども、ジョブトレーニング、職業意欲啓発のためのセミナー、心理カウンセリングといったメニューがあり、開催をしていただいてはいるんですけれども、一番上に、(1)に延べの相談者が、キャリアのカウンセリングですから47名というふうに書いてあるんですけど、就職の決定者が4名と書いてあるんですが、見方があまりよく分かってなくて大変恐縮なんですけれども、いたばし若者サポートステーションにご相談に来た方の中での就職決定者が4名という認識でよろしいのか、すみません、お答えいただければというふうに思います。 ◎産業振興課長   175ページの項番1の(1)につきましてはキャリア・カウンセリングという事業でございまして、相談日が第2、第4木曜日の時間帯でやってございます。その相談者数の延べと就職決定者数ということでございます。(4)のいたばし若者サポートステーションにつきましてはまた別の事業でございまして、この表の2段落目に進路決定者というところで、50人の方がこの先が決まったというようなところでございます。 ◆鈴木こうすけ   すみません、了解でございます。  進路の決定者50名ということなんですけど、これに関しては、いたばし生活仕事サポートセンターと連携をする形になるのかというところまで、お伺いして、ここで終わりでよろしいです。 ○主査   次もありそうですもんね。でしたら、答弁は次でよろしくお願いいたします。  では、続きまして、今準備をしていただいているところであります。 ◆荒川なお   よろしくお願いします。  今、ほかの方からもありましたけれども、コロナ禍で本当に経営が大変だという声もたくさん聞いておりまして、補正予算も大分この間組まれたわけですけども、その中で1つお聞きしたいのが、小規模事業者緊急家賃助成事業についてなんですけれども、昨年度補正予算が組まれて、確か10億3,000万ぐらい、当初予算がついていたかと思うんですけれども、実際には約半分ぐらいしか使われていないというふうに認識しているんですけれども、間違っていたら訂正も入れていただきながら答弁いただきたいんですけれども、なぜ、結構多くの方に求められていると、補正予算を審議しているときも思っていたのですが、昨年度そういう結果だったのかっていうのをお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎産業振興課長   小規模事業者の緊急家賃助成でございます。補正予算で組ませていただいたところで、予算現額につきましては5億3,000万円でございました。交付決定額でいきますと、4億1,400万円余が、小規模事業者の家賃助成で交付させていただいたところでございます。  当初、直近の平成28年の経済センサスのデータを基に、大体、最大6,000事業所というような試算をさせていただいたところではございます。一方で、板橋区内における融資関係でセーフティネットの保証第4号ということで、最近1か月の売上げが前年度同月比に対しまして20%以上減額しているという申請が、昨年の9月末日時点で2,689件ほどございます。  申請いただいた方が3,000件を超えていらっしゃるところでは、ある程度網羅はできたのかなと捉えているところでございます。 ◆荒川なお   ある程度網羅できた、もともとは合計で10億円なんですけれども、金額としては余っているわけですよね。網羅できたっていうのは、ちょっと数字と今の答弁が少し乖離があるという認識なんですけれども、もう一度説明お願いします。 ◎産業振興課長   予算組みをさせていただいたときに、小規模事業者数及び不動産所有の有無とか、複数店舗、個人事業主の賃貸で、20%以上の売上げ減少の条件を試算して、最大6,000件という形で試算はしたところではあるんですけれども、最終的にその試算後で実際に、20%以上の売上げ減少の影響を受けていらっしゃる方がどれぐらいいるのかというところでいきますと、それが1つ、9月末時点の2,600件程度っていうところが1つの指標になるというところでございます。交付決定させていただいたのが3,112件ございますので、一定程度、家賃助成すべき方のところには行き渡ったのかなというところで捉えているところです。 ◆荒川なお   私、金額で見て、もともとの目的として、コロナ禍で経済的に苦しくて、特に令和元年から2年にかけては一気に下がってしまったという人が多いわけですから、そこに対応するっていう中では、もっともっと別の形で、お金なり、いろんなことに困っているっていう分野が産業振興課の分野でもあったんじゃないかと思うんですけれども、もっとそういうところにも、ある程度計算できたのであれば、回すっていうことも考えられなかったのかなというのは、思うんですけども、繰り返しになるかもしれないのですけれども、お願いします。 ◎産業振興課長   最大で6,000事業所というところで組ませていただいて、組み方が課題だったのではないかというご指摘かとは思います。実際に交付申請を始めて、予算が足りないということで助成を遅らせるということも、事業者様にとってはさらに負担になるところもありまして、あくまでも最大での件数の予算を取ったところでございます。最終的に使い切らない部分は、もちろん補正で減額させていただいて、区全体としてはまた次の使い道をというようなことになろうかと思います。 ◆荒川なお   補正で減額したものは大体いつもそういうふうになるんですけれども、私が気になっていたのは、昨年の決算の総括質問でも我が会派からも質問させていただいたんですが、どういうふうにお金を使うのかっていう、貴重な補正予算ですので、しっかりと使ってほしいなと思うんですけれども、区として実態調査であるとか、この間の答弁だと、2つの民間の会社だったかな、すみません、名前を忘れましたけれども、調査をやっているということや、3か月の板橋区の景況感があるっていうような答弁はあったんですけれども、やっぱり調査が、そこでやっているからよいっていうふうにはなかなかならないのかなっていうのは、私自身は、この1年間を見て、思っているわけですけれども、それを振り返って、産業経済部としてどういうふうに考えているのかっていうのもお願いします。 ◎産業振興課長 
     本来、しっかりと予算を組むときに、総定数っていうところは本来の数値に可能な限り近づければ、一番ベストなやり方だとは思ってございます。小規模の家賃助成のときには、緊急的にというところがありまして、なかなかそういった調査や試算に時間をあまりかけられないというようなところもございます。  なるべく早めに助成制度を行いたいというところで、先ほどの経済センサスを基に試算をさせていただいて、最大で、足りなくならないような形で組ませていただいたというようなところがございます。今後につきましては、予算が決算に近づくよう、対象者がしっかりと割り出せるような形で試算をできればというふうには考えてございます。 ◆荒川なお   すみません、私の質問が悪かったのかもしれないんですけれども、そういうことをしっかりと分かるためにも実態調査っていうのが、昨年答弁されただけのものではなくて、もっと区としてしっかりとつかんでいくっていうことが必要だったんじゃないかっていうことを思っているわけです。そこについてどう考えているのかっていうことです。だから、実態調査について聞きたいので、前の質問の答弁はよいので、お願いします。 ◎産業振興課長   すみません、失礼いたしました。実態調査ということでございます。  定期的な実態調査は、もちろん必要だというふうには捉えてございます。昨年度、計画をつくるに当たって、小規模ながらも、全産業調査ということで行わせていただいているところでございます。コロナの影響をどれだけ受けたのか、いわゆる全件調査ではなかなか行えていないところではございますので、なかなか全件調査では時間等もかかります。今後、定期的に、以前やっていたような製造業調査というのをリニューアル、ブラッシュアップして、今後予算化等しながら進めていければとは考えてございます。 ◆荒川なお   実態調査、ぜひしっかりとやっていただきたいというふうに思うんです。というのも、今、コロナが少し減ってきていて、ただ景気が一気によくなるということはありませんし、しばらくそういう困った事業者とか、板橋区内でも残っていくと思うんです。そういうときに、例えば廃業してしまうとか、そうなってからでは遅いので、どういう人たちが困っているのかっていうところはしっかりとつかんでいただきたいというふうに思います。  それで、もう1つお聞きしたいのが、先ほど鈴木委員からもあったんですけれども、いたばし若者サポートステーションのことを私もお聞きしたいなというふうに思っておりまして、事前に委員会資料も頂いて、決算の資料も取り寄せさせていただいたんですが、いたばし若者サポートステーション事業の中で職業意識啓発のためのセミナー・講演会っていうのが、これは55回開催されていて、延べ455人が参加というふうになっています。先ほどもありましたけれども、総来場者数が1,905人となっている中ではかなり多いのかなと思ったんですが、前年度、前々年度ぐらいと比べて変化がどういうふうにあったのか、なぜそういうことが起きているのかをお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎産業振興課長   いたばし若者サポートステーションの利用人数の件でございます。  事前に資料としまして、令和2年度分のお出しさせていただいて、55回の延べ455人というところでございます。  前年度、令和元年度につきましては、同じく職業意識啓発のためのセミナー・講演会ということで、55回、延べで254人ということになってございます。その前年度の平成30年度になりますと、60回で277人のご参加をいただいているというような状況でございます。  令和2年度、455人と参加の人数が多くなった理由は、コロナ禍というようなところがありまして、オンラインでの開催等も行っていて、参加しやすい環境で参加の人数が増えたと確認してございます。 ◆荒川なお   ということは、以前にも質問させていただいたことがあるんですけれども、もともとひきこもりである、そういう経験者である方とか、現在もそういう方が結構多いと聞いているんですが、コロナが収まってもオンラインで開催するっていうことも、対面式もあったほうがいいとも思うんですけれども、例えば両方併用していくとか、そういう形でやっていくっていうふうな方向になっていくっていうことなんですかね。それもお願いします。 ◎産業振興課長   全てがオンラインではないのだと思うんですけれども、今回は、オンラインも使いながら、確実に参加いただいている人数が増えているというようなところがございます。委員からもお話がありましたとおり、こちらに来られる方は、ひきこもりの経験があったりというようなところで、なかなか会場まで足を運ぶのが厳しいというような方ですと、やはりオンラインの活用が効果的と思っておりますので、令和3年度もオンラインの部分があるというところは確認しておりますので、コロナ後も、引き続き、オンライン等を活用しながらというようなところは、いたばし若者サポートステーションと調整しながら進めていきたいというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   ひきこもっている方は、仕事に就きたいけど就けないっていう方が多いです。この事業を見ると、以前は確か30代までが対象だったように記憶していますけれども、49歳まで増えているっていうことで、より多くの方に必要とされているっていうことなのかなというふうに思いますので、しっかりとやっていただきたいというふうに思います。  いたばし若者サポートステーションはどちらかというと、引き籠もっていた方が社会に出る第一歩を援助する事業だと思っているんですけども、コロナ禍で若い人たちが、なかなか仕事がなかったり、仕事そのものを減らされていたりっていうところで、そういう相談の場としてもいたばし若者サポートステーションが機能していく必要があると思っているんですけれども、昨年、確か11月の本会議ではあまりよい答弁ではなかったんですけれども、再度同じことを聞くようになりますが、答弁を求めます。 ◎産業振興課長   そういった心の少し厳しい方だけに限った事業ではないと思います。そういったご相談では、お話を聞くことは可能かと思ってございます。  また、区のほうでも、キャリア・カウンセリングという事業を行っております。こういったものも活用していただきながら、次の一歩を踏み出していただければと考えてございます。 ◆荒川なお   キャリア・カウンセリング等、幾つか、ほかにも事業があるとは思うんですけれども、本会議で、専門的なことが必要だっていうふうに、質問させていただいたら、ハローワークがあるのでっていうことで、専門的なものはつくらないっていう答弁だったんですけれども、先ほどのキャリア・カウンセリングなどで対応できているっていうことなんですか。すみません、お願いします。 ◎産業振興課長   すみません、例えばハローワークさんで行っているような直接のお仕事のご紹介っていうところまでは、キャリア・カウンセリング等では対応してございません。あくまでも、お悩み等をお聞きしながら、その方の支援をさせていただくというようなところがございます。区内には、成増に池袋のハローワークの分室がございます。近くにそういった施設がございますので、お仕事先を直接お探しになられてという場合には、ハローワークの分室等をご活用いただければなというふうに考えてございます。 ◆荒川なお   今年1月に総務省も数字を発表し、失業者数であるとか、女性がその中で特に比率が多いっていうところも出ていますし、そういう実態があるわけですから、板橋区として、それに見合った、今までの既存のものでどうにかなるっていうレベルでもなくなってるのかなというふうに思いますので、今後も何らか、さらに相談窓口なり、事業を広げていただけたらなっていうふうに思います。  ちょっと時間が押してしまったので、答弁はよいです。  あと、すみません、スポーツのほう聞きたかったんですけれども、いたばし健康プロジェクトが、昨年度からなくなっていますよね。その後、コロナも出てきてしまって、スポーツに親しみたいという方が、特に高齢者の中でそういうのができなくなってしまっているわけですけれども、その事業がなくなったことについての影響をどういうふうに考えているのかっていうことをお願いします。 ◎スポーツ振興課長   健康づくりプロジェクトは令和元年度まで行っていた事業でありまして、区民に活動量計、歩数計とかを持っていただきまして、日頃の歩数や活動量を管理して、健康づくりを推進していただくもので、健康部門とかと連携してやっていたものであります。  課題としては、同様の機能を持っているようなスマートフォンやウエアラブルウォッチ、スマートウォッチとか、そういったものの普及がありまして、なかなか参加者のほうも減少傾向にあったというところは実際にあります。  やはり、ただそういったプロジェクト、歩く機会がなくなったということで、本来歩いていればもっと健康を維持できた方もいらっしゃったと思いますので、それがなくなったところは、そういったところで歩く機会が若干減っている方もいらっしゃるのかなとは思います。  すみません、ちょっと長くなって申し訳ないんですけれども、先日、健康部門のほうで、歩いて貯めよう!いたばし健康ポイントという事業が始まりまして、スマートフォンを活用して、またその代替事業みたいな形で始まりましたので、私どものほうも、そういったものを周知して、連携して進めていきたいとは思っております。 ○主査   20分経過いたしましたので。 ◆高山しんご   午後もよろしくお願いします。午前中、産業のことについて聞いてきたので、ちょっと離れようかと思ったんですけど、先ほど杉田委員のほうから、いたばし未来の発明王のお話がありまして、私もすごく同感な部分がありまして、私からも製品化に向けてというところだけ、1点伺わせていただきます。  先ほどもご答弁があったと思うのですが、製品化に向けては一応前向きなご答弁だなということは感じたんですが、やはりこの事業、小・中学生がアイデアを出して、審査員の前でプレゼンをして、審査を受けて受賞する。もし、製品化になれば、今後の展開も違ってくると思うのですね。子どもの教育に関してもよいですし、またキャリア教育の側面ももちろんあると思います。これが区内事業者とタッグを組んで、例えばプロトタイプでもよいので、形になるということであれば、やはり区の産業の振興にも資する部分っていうのは大きくあると思います。今申しましたとおり、プロトタイプでもよいので、製品化に向けて、形になりそうかっていうところだけ伺えればと思います。 ◎産業振興課長   製品化につながれば、一番、このコンテストをやった意義が出てくるのかなというところでございます。製品化まで到達できるかどうかというところは、今はっきりはしてございませんけれども、プロトタイプ等に向けて、区内企業さんとグランプリを取られたこのアイデアを、そのままだと、なかなか製品化っていうところも難しいので、どういったところの形で、それこそ試作が可能なのかっていうところは、詰めさせていただいているところではございまして、試作ができるできないというところも含めて、今後はっきりしてくるかなと思います。まだできるかできないかっていうところは、はっきりはしていないようなところではございますけれども、区としては前向きに進めていければとは思ってはございます。 ◆高山しんご   ありがとうございます。前向きなご答弁ありがとうございます。  製品化すれば、すごくメリットがある部分だと思いますので、例えば製品化、プロトタイプでもできるよっていう段階になったときに、発明王の事業の予算には、製品化の予算っていうのは入っていないと思うんですけど、これは改めてどれぐらいかかるっていうのを試算した上で予算を計上していくっていう流れでよろしいんでしょうか。 ◎産業振興課長   こちら、試作まで区のほうで行うというようなものではございませんで、要は子ども、お子さんのアイデアを区内の事業者さんが、これを製品化しようということで進めていただく、マッチングさせていただいてというようなものでございますので、試作等に進むときには、事業者さんが費用等を負担していただくことにはなります。 ◆高山しんご   そうなんですね、分かりました。ぜひ、予算が出るところまでいっていただけるといいなと思ってます。決算の質問なので、ここまでにします。  産業のことから離れまして、午前中の冒頭にも話がありました、マイナンバーだけ触れさせていただきます。主要施策の成果ですと277ページになるのですが、マイナンバーカードの交付状況について伺わせていただきます。私の予算総括でもやらせていただいたのですが、私の不手際で途中までで質問が終わってしまったので、改めて聞きたい部分も含めて伺わせていただきます。  先ほど、冒頭でおっしゃられた令和2年度末の交付率が32.7%ということでした。また、昨年の10月から、23%からそれだけ増えていると。また、6月の区長答弁で、今年5月の段階で33%っていうことなんですけど、現段階、最新の状況っていうのはお分かりになりますでしょうか。 ◎戸籍住民課長   令和3年9月1日現在で交付率が、板橋区40.4%でございます。 ◆高山しんご   ありがとうございます。そうすると、5月から7%程度伸びているっていうことなんですけど、やはりまだ過半数には届いてない、50%には届いていない状況だっていうことで理解しました。  マイナポイントがつき始めたというか、マイナポイント事業が始まった段階では、発行希望者が殺到して、発行業務が混乱して、かかる日数が増えていたと思うのですが、現状どのようになりましたでしょうか。 ◎戸籍住民課長   委員おっしゃるように、マイナポイントでかなり申請が増えまして、現状その事業が終わってしまって、大体月に申請が2,000件前後に落ち着いてしまっているんですけれども、例えばマイナポイントの実施のときには、1万5,000、6,000件、1万8,000件といった新規の申請者の方がいらっしゃいました。 ◆高山しんご   分かりました。落ち着いているということで、今後、国のほうでもいろいろな分配の議論がある中で、もしかしたらまたマイナンバーカードで交付申請を受け付けるっていうような状況が出てくるかもしれません。J-LISのシステムで、そっちがしっかりしないと、区の事業としてもなかなか思うように進まない部分もあると思うので、その話は置いといて、出張交付を昨年度もやってらっしゃると思います。出張交付について、昨年度の状況、実績等ありましたら教えてください。 ◎戸籍住民課長   去年、出張申請なんですけれども、徳丸にありますイオン板橋、そちらのほうに、平日なんですけれども、伺わせていただきました。その後、予定はしていたんですけれども、コロナの感染拡大が重なりまして、1回きりの実績となっております。 ◆高山しんご   分かりました。今年度についてはどのような状況、また今後の展開についてお聞かせいただければと思います。 ◎戸籍住民課長   先ほどから委員がおっしゃっていただいたように、実は申請件数の結構アップダウンが激しくて、マイナポイントがなくなってしまったことでかなり減ってしまっているんですね。そういった中で、国の目標値としては令和4年度に全国民100%を目指すと言っていて、板橋区も、計画の中では4年度末に75%を目指すとしています。だけれども、交付率が40%で、実は9月補正のほうで審議いただいたマイナンバーカードの出張申請事業というものを、11月から本格的に年度内実施していく予定でございます。 ◆高山しんご   ありがとうございます。板橋区役所としてもDXを推し進めていく中で、マイナンバー事業というのはその一翼を担うものだと思っております。ぜひ申請勧奨とともに、出張交付も併せて積極的に推し進めていっていただければと思います。  続きまして、ごみの関係のお話をさせていただきます。主要施策の成果でいうと、209ページになります。  まず、粗大ごみのお話についてさせていただきます。今日お話もありましたが、補正によって粗大ごみの回収が円滑に進んでいるということで、私も最近粗大ごみを出させていただいて、昨年1か月かかっていたところが1週間で取りに来ていただけるという状況になって、改善を実感しました、ありがとうございます。  混雑は解消されたということで、しばらくよい状況が続くと思うのですが、他方で、西台の粗大ごみセンター、前伺ったこともあるんですけど、そこについては、今、現状把握していないんですが、昨年、これも利用しようとしたときに、なかなか日程が合わない、混み合っていて日程が合わないっていう状況だったので、何とかなりませんかっていう話はちょっとだけさせていただきました。その後、西台粗大ごみセンターの持込みの状況と改善状況などありましたら、お聞かせください。 ◎板橋西清掃事務所長   粗大ごみの持込みにつきましては、まずは昨年度のコロナの関係で粗大ごみが集中しました部分につきましては、収集のほうをまずは優先的にということでやらせていただいているところでございます。それから、以前、持込みの件数についても少し増加したところがありました。待ち日数に関しては、まだ18日程度ということになっておりまして、まだ完全に減ったというような状況にはなっておりません。 ◆高山しんご   確認なんですけど、以前よりは円滑に粗大ごみの持込みができるっていう状況っていうことでよろしいでしょうか。 ◎板橋西清掃事務所長   持込みの1日の受付の件数を増加させたという経緯はございます。以前より、1割から2割程度、1日の持込みの受付件数を増やした経緯がございます。 ◆高山しんご   分かりました。ありがとうございます。粗大ごみに関連して、ごみ置場に不法投棄が結構目立つなと、私が気にし過ぎなのかもしれないですけど、実数としてはどうなのか把握していないですけれども、ごみ置場ですとか区道ですとか、区道の話は関係ないので、ここではごみ置場の話になってしまうんですけれども、不法投棄されたものを、しばらくそれが放置されている場合、やはり区に問合せなどがあって、最終的には区が回収されるという流れだと思うんですが、ごみ捨て場に放置された不法投棄のものだったら、基本的には清掃事務所の予算になるかと思っているんですね。そこに関して、予算書ではちょっと分からなかったので、不法投棄に関する処分経費としては幾らぐらい毎年かかっているのかっていうところを伺えればと思います。 ◎板橋西清掃事務所長   不法投棄があった場合に、すぐに回収はしておりませんけれども、一定期間経過後、こちらのほうでも回収等に応じてございます。  不法投棄の家電の処理についてというところで言いますと、令和2年度でいろいろな家電等の処分に関してかかった費用については112万2,926円というふうになってございます。 ◆高山しんご   今の数字っていうのは家電だけなんですかね。それと、例年、もし分かればでいいんですけど、大体、令和2年度で112万円っていうことだったのですが、不法投棄を清掃事務所で処分する金額として、大体毎年どれぐらいかかっているのかっていうところを伺えればと思います。 ◎板橋西清掃事務所長   今、家電と申し上げたのは、不法投棄に関しては、ごめんなさい、一般の不燃ごみですとか、可燃の日に不燃が出してあるとか、そういったものに関しては通常の処分経費の中で、収集の経路の中で処分ができますので、それに対する費用計上というのは特段していないというところでございます。ただ、家電については、家電リサイクルセンター等への処分を委託してという経路で費用がかかるので、そういったもので計上しているというものでございます。 ◆高山しんご   例年どれぐらいかかっているのかっていうところは、分からなければ大丈夫なんですけど。 ◎板橋西清掃事務所長   令和2年度については112万円程度、それから令和元年については86万6,000円程度、平成30年度については73万5,000円程度というようなところでございます。やや上昇傾向にあるように感じております。 ◆高山しんご   ありがとうございます。上昇傾向ということで、この原因というのは、果たしてコロナが原因なのかっていうところはなかなか断定はできないと思うのですけれども、増加傾向で、区のホームページを拝見させていただくと、不法投棄に関しては見つけたら110番してくださいっていうふうに書いてあるんですね。警察に行って、ちゃんと処罰してくださいっていう方向性なんでしょうけど、区として不法投棄、例えば区道に防犯カメラがついていたりすると思うので、例えば警察と連携して犯人を捕まえるとか、そういうところまでいっているのかどうか、状況について教えていただければと思います。 ◎板橋西清掃事務所長   残念ながら、警察に連絡していただきたいというようになっていますけれども、こちらのほうでビデオを見たりとか、代わりに訴えを起こすというようなところまではいっておりません。 ◆高山しんご   令和2年度112万円、令和元年度86万円、こうやって無駄な経費というか、本来必要のない経費がかかっていますので、ぜひそこを警察と連携して、一定程度、見せしめっていう言い方はよくないですけど、やっぱり犯罪ですよって看板にも書いてありますよね。そういう看板をつけて、区民にも警察に知らせてくださいっていうふうに告知している手前、区としてもぜひ警察と連携して、そういう捕捉をしていただければと思うんですが、その点に関していかがでしょうか。 ○主査 
     まだ、次、3巡目やります。じゃ、答弁は後ほどにします。  では、20分経過いたしましたので、次に移りたいと思います。 ◆田中いさお   午後もよろしくお願いいたします。  主要の成果の185ページ、消費者センターの運営等のところですね、昨年の区民環境分科会でも触れた分野でもあるのですが、今回は優しくやりたいと思いますので、1個ずつよろしくお願いします。  今回、コロナ禍でテレワークと人流抑制で自宅にいるパターンが多かったと思います。そういうところに詐欺被害だったり、押売等、件数についてもきっと増えているんだと思うんですけれども、まず予算、分科会なので、少ない減額ですけれども、何十万円か減額されていますので、まず最初、そちらの理由について伺います。 ◎くらしと観光課長   消費者センターの件でございますが、減額された分については、消費生活講座講師謝礼であるとか、消費生活学習会の講師派遣とか、そういった報償費を多く減額しておりまして、そちらが14万9,000円ほど、補正で減額しているとこでございます。  また、需用費のほうで、一部、印刷費、リーフレットであるとかくらしのEyeの印刷、その契約差金が出ておりますので、その分を補正で減額させていただいているというところでございます。 ◆田中いさお   了解しました。少ない減額ですから大勢に影響はなかったと思うんですけれども、ただ相談が多いということでは、増額補正ということもあり得たんじゃないかなとは思いつつも、消費者教育については、特に(2)の7回参加者418名、消費生活学習会講師派遣ということで、コロナ禍でこういう事業をするのはすごい大変だったと思うんですけれども、その中身についてどのように行ったのか、お願いいたします。 ◎くらしと観光課長   消費者教育の部分でございます。こちら、9月から12月にかけて5回行っております。募集をかけまして、それぞれの講座を行っているという内容となっております。延べで82人のご参加をいただいています。  また、消費生活学習会講師派遣でございますが、企業であるとか学校で派遣の依頼がございまして、その際に派遣して、講座を開くというものになっております。7回行っております。そのうち、コロナ禍でどうしても講師が行って対面でできないということが3回ございました。その場合は資料のみ配付させていただきまして、講座という形にさせていただいております。以上です。 ◆田中いさお   すみません、次に、消費生活相談件数ですよね、4,000超えてますよね。こちら、その下にあります、4,592名ですよね。月平均383名ということで、コロナ禍でどのような相談が令和2年度は多かったっていうふうに認識しているのか伺います。 ◎くらしと観光課長   令和2年度の相談件数でございますが、対前年度比でいきますと4.2%ほど増加をしておりました。  相談内容は、在宅勤務というか、そういった方が多かったということもございまして、よく聞くことは、トイレが詰まったとかというところでの工事を依頼して、そこで高額な請求をされたとか、あと仕事が少なくなってというところで、賃金を補うために、そういった高額の報酬をうたうような情報商材のようなものを購入させられたとか、そういったご相談を多く受けたというふうに聞いております。 ◆田中いさお   細かくて申し訳ないんですけれども、消費者が困っているっていう集計は取られているのかっていうことなんです、聞きたいのは。それを周知喚起するのは消費者センターの一分であると、僕は思っています。昨年も、僕、確認しています、その件は。4月からスタートして、いろいろな相談があると思うんですけれども、その積み上げ、今はこういう詐欺まがいな行為が多いなとか、そういう集計は取られていますか。 ◎くらしと観光課長   相談内容は、大きな分類分けでは、数を把握しております。その中で、複数の相談内容も、契約、解約とか販売方法とか、複数の項目にわたったりしておりますので、それについては重複して取っておりまして、一番相談件数として多いのが、契約や解約の件数が3,602件ほどあります。また、販売方法については2,370件ほどあります。あと、価格や料金の件数が414件、品質とか機能であるとか、そういった役務、実際に工事をされた内容、工事とかそういった役務が提供された内容の品質については412件、また表示、広告、誇大広告とか、そういった内容が390件ほどのご相談を受けたというとこでございます。 ◆田中いさお   よく集計されていると、今聞いて思いましたが、その情報はどこに出していますか。 ◎くらしと観光課長   この内容については、事務実績調書のほうで、件数については出させていただいているところでございます。大きく区民の方にお知らせすることについては、相談件数が多いものを把握しながら、広報紙であるとか、ツイッターであるとか、そういったところで、件数ではなくて、こういった内容のものが多いですよということでしております。  あと、すみません、消費者センターで発行しておりますくらしのEyeという情報紙がございますので、そちらのほうで。 ◆田中いさお   あんまり、僕、怒りたくないって最初から言っているんですけれども、怒るような答弁があると、僕はちょっと、静かにしろって後ろから言われていますからしますけど、それをやってくれって言ってるんです。くらしのEye、そこに行って見るっていうよりも、去年の答弁では、ホームページやツイッターや、様々なものを使って周知するって言っていましたよ。  それと、もう1つですよ。消費者センターのホームページの表、名立たる被害っていうことで更新されていない。これ、びっくり。僕、言ったのに、全然やってないじゃんってなってましたよ。昨年の3月から更新していないんですよ、主たる内容。去年、課長がやるって言ってたんですよ。僕、びっくり。更新日時が2020年3月となっていましたよ。僕、今まで黙っていて、急にここでお披露目しようかなんて、そういう悪意はないですよ。普通に調べたら、そういう状況でしたよ。僕、去年も怒りながらやり取りしたの。どういうことなんでしょうかというふうに優しく言っておきますけれども、今言った内容を、更新しないといけないと思うんですよ。まさに今こういうコロナ禍で在宅の機会が多いっていうことを述べつつ、こういう被害が増えていますので、こういう、今の課長が言ったとおりだと思いますよ、そういう類いのものを序列で、できたら数字でやったらなおさらよいと思いますよ。文言って、人間はあんまり見ないので、こういう内容の被害が多発していますっていうところで、名立たるナンバー5ぐらいなものを表にぜひ出していただかないと、これは1年以上たってそのままなんですから、本当にお願いします。  あらゆるメディアを使って、費用対効果もあるでしょうけど、あんまりお金を使ってやることって、なかなか今の区の財政ではできないでしょうけど、それぐらいはせめてできると思いますよ、ホームページの更新ぐらい、去年の3月からしていないんですから。  それはぜひお願いしたいのと、あと中身なんですけれども、去年やり取りしたときに、例えば悪徳事業者がいました。非常に消費者センターの人が難しいなと思うのは、詐欺案件なら警察一本やりなんです。それが、詐欺まがいな活動をしているグループがあって、それで消費者センターに電話で相談します。今、クーリングオフとかありますから、大分救済できるようにはなっているんでしょうけど、微妙な案件ってあると思うんですよ、警察案件か消費者センターか。それで、そういう微妙な案件については、消費者センターが、その被害に遭った消費者にアドバイスをする。アドバイスをして、契約した事業者にはこう言ってくださいって、まず案内しますよね。それでも駄目な場合は、消費者センターからその事業者に直接連絡して交渉してくれるんですかって、僕、聞きました。するって言っていました。その事例は何件あって、どのような事例があるか、分かる範囲で教えてください。 ◎くらしと観光課長   ホームページの更新については申し訳ございませんでした。至急対応させていただきたいと思います。ツイッター等については随時させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  また、悪徳商法まがいのご相談の件です。すみません、今詳しい数については、手元にございませんが、いずれにしてもそこについては、ケース・バイ・ケースで消費生活相談員が消費者との間に立ちまして、業者と交渉したりとか、そういった形での解決をしておりますので、数については後ほど、資料のほうでお示しさせていただければと思います。 ◆田中いさお   去年聞いたときにそういう話を伺っていましたので、ぜひちゃんとやってくださっているって信用はしているんですよ、僕は。ただ、本当にやっていただいているのかなっていうのを確認する上で、件数と、どういうときに消費者センターさんが相手の事業者に、こういうところおかしいんじゃないですかって言っている事例も知りたいんです。きっと、それが消費者にとっても参考になると思いますよ。  ただ、特定した企業さんっていうのもなかなか難しい部分もあると思いますけれども、ぜひそうやって一生懸命やってくださっているんでしょうから、事業者にこういう申入れをしたと、消費者に成り代わって、ある意味武勇伝みたいな話になるんでしょうね、区民のためにこういうことをやったっていうことは、ぜひ周知してよいんじゃないかな。それが消費者の安心につながるっていうふうに思いますので、ぜひ、それ、時間をかけてもよいです、情報だけいただければ、そういう事例が分かれば、消費者の区民の皆様も安心すると思いますから、今後もよろしくお願いします。また、来年、区民環境委員会にいたら、また確認したいと思いますので、お願いします。  じゃ、消費者センターの件はこれで終わらせます。  先ほど、鈴木委員からも話のあった街路灯の件ですね。これ、ときわ台と坂下一丁目、ページは主要成果の171ページです。撤去の助成の件はよく分かりましたが、新設する場合の助成ですよね。新設、私たちは商店街をもっとにぎやかにしたいんだっていうとき、街路灯の新設の助成はどのようになっているのかって聞くのと、今回撤去した3商店街はなくなって終わりなのか、新たに新設する気があるのかどうなのか、そこら辺、押さえている範囲でよいので、お聞かせください。 ◎産業振興課長   申し訳ございません、撤去して、その後、そこに新設するかどうかは、撤去したままという形になります。ですので、あとは先ほどの区道の関係ということになってまいります。  あとは、新設の際にも助成制度はございますので、そういった形での対応は可能となってございます。すみません。 ◆田中いさお   僕が知りたいのが、商店街振興って大事な視点だと思いますよ。これが、もしも助成金が足りないから二の足を踏んでいるのかどうなのかを聞きたいんですよ。本当はつけたいんだけど、助成金が10分の1しか出ない、これはもう無理ですっていうふうになるじゃないですか。新設についての助成の割合って分かりますか。分かれば、お願いします。 ◎産業振興課長   補助金につきましては、5分の4の助成になってございます。 ◆田中いさお   それで、商店街の長さにもよるんでしょうけれども、一般的に50メーター、100メーターとか、短いところはもっと短いと思いますよ、その予算額って大分違うじゃないですか。平均してどうなんですかね、50メーターぐらいなのか、イメージありますけど、通常のパターンの街路灯をつけた場合の予算は幾らぐらいになるのか、分かれば教えてください。 ◎産業振興課長   すみません、今、資料は持ち合わせてございません。 ◆田中いさお   決して意地悪しているつもりはないんですよ、申し訳ないですけど。商店街振興、産業の分野で、街路灯についてはやっぱり商店街を守る一分野だと僕は思いますよ。中身もいろんな問題があると思います。次継ぐ人がいないとか、家賃が高いから事業継続ができないとか、様々あると思うんですけれども、様々な角度で支援するのが行政の1つの一分だと思いますから。撤去はよいけれども、なぜ新設しないんですかということを、それぞれの商店街に、僕は聞くべきだと思います。なぜ新設しないんですかって。それはお金の問題なのか。どんどん商店もなくなって、そこまでの元気もない。元気がないのも、お金の問題になっちゃうんですけどね。そこら辺をよく行政側としては頭を悩ませて、一緒に、どうしながら、じゃどうやったらこの商店街を盛り上げることができるか。  例えば、商店街の入り口にフラッグ1枚作るだけでも、僕、いいと思うんですよ。装飾灯なんか、なんかって申し訳ない、お金もかかって、維持費が非常にかかりますよ、僕、見ていて思います、華美なものですから。だったら、入り口と出口にフラッグでも作ったらいいんじゃないですかって、僕、思いますよ。そしたら、ここは商店街で、こういう商店街、歴史ある商店街、先ほど鈴木委員も言っていましたけれども、栄町商店街、どこもどんどん疲弊してるっていう中で、やっぱりここも知恵を使いながら、お金をかけないで、どうやって地域の商店街が盛り上がるかっていうのは、やっぱり所管の職員さんの持分でしょうから、ぜひそこら辺を考えていただきたいな。撤去するから、はい、よいですよって印鑑押して終わりじゃないと思うんです。どうやったらこの商店街がもっと発展するんだとか、こういういろんな補助事業があるから、使いたいものを使ってくださいっていうことではなくて、ちゃんとその商店街に寄り添いながら、こういう部分で、もっと夏の、僕、志村銀座なので、夏のサンバ、もっと盛り上げていきましょうって知恵を出しながら、そのときだけはすごい人出になりますけど、志村銀座もね。  そういうところで、ぜひ商店街施策で、街路灯の撤去のことで長々申し訳なかったんですけれども、ぜひ地域に寄り添いながら、撤去の機会があったら、どうやって寄り添うかをぜひ検討しながら、今後の区政運営を期待したいと、偉そうに申し訳ないですけど、一生懸命やっていただいているのは分かりますけれども、何とぞよろしくお願いします。以上で結構です。 ○主査   いいですか。 ◆田中いさお   もういいです、もう時間が。 ○主査   続きまして、しのだ委員の順番ですけれども、質疑の前に、先ほどの質疑での答弁を求めます。 ◎環境政策課長   それでは、熱帯環境植物館の件と、私が先ほどお答えできなかった件が2件ございましたので、この機会にご説明をさせていただきたきたいと思います。  まず、主要施策の成果の201ページの一番下の部分の熱帯環境植物館の入館者の件でご質問をいただいた件でございます。コロナウイルスの影響を受けて、令和元年度に30年度より減ってしまって、2年度はさらに工事が加わったことで3万人台まで減ってしまったということでございますけれども、直営時代最終年度の平成16年度には、入館者数は6万4,205人でした。一方、最高の入館者数を記録したのは、指定管理者が入った平成28年度に12万7,540人ですね。そういったことからしますと、30年度も12万人台入っていますので、直営時代よりもかなりお客さんは増えているというような状況があります。  その上で、来館者増に向けて、どういった取組ができるかというご質問をいただいたところでございますけれども、まず指定管理者と話し合っているのは、2階にあります企画展示室における期間限定の展示の充実というのが非常に大事なんじゃなかろうかと。蘭展とかアマゾン展とか、いろんな展示をやっていますけれども、さま変わりする展示の中で魅力を出して、お客さんを呼び込めればよいかなということ。  それから、2つ目としては、常設の展示の中でも最も人気があるのが地下の水族館のお魚なんですね。お魚の人気、それから花や実がなるものを多くそろえて、お客さんを呼び込めればということでございます。  あと、指定管理者さんじゃないとなかなかできないお土産グッズとか花の販売みたいなことも充実していければ、来館者増につながるのかなというところでございます。  それから、午前中お答えできなかった太陽光パネルと屋上緑化の効果が分かりやすいものがあれば、何らかアピールしていったらいいんじゃないかというお話をいただきました。  太陽光パネルはメーカーによって、屋上緑化は施工業者によってちょっと性能に差があるので、区で公表するのはなかなか難しい部分はあるかもしれませんが、一般的なお話をさせていただきますと、太陽光パネルにつきましては、固定価格買取制度で電気を売らずに、自家消費して蓄電池を使ってやりますと、大体5キロワットのシステムを乗せて、年間5,000キロワットアワーという発電量がございます。一方、一般家庭4人の消費電力が年間大体平均で5,500キロワットアワーですから、ほぼ1軒分の電気は太陽光パネルを乗っけると賄えるということなので、こういったことをアピールすれば、少し普及につながるのかなというふうに思います。  それから、屋上緑化のほうは、施工によって差はあるのですが、大体夏場には20%、冷房のコストが削減できるというふうに言われてございます。  併せまして、緑のカーテンの宣伝をさせてもらいたいのですけれども、昨年度、区役所で、緑のカーテンのところで表と裏で温度の差を測ったら、平均で2度ほど差がありましたので、やはりこれも冷房の使用抑制につながるのかなというふうに考えているところでございます。  それから、もう一点、街路灯のLED化についてご質問いただきましたが、私のほうで数値が探せなくて申し訳なかったのですが、地球温暖化対策実行計画(区域施策編)2025のほうにきちんと載っておりました、申し訳ございませんでした。  街路灯は、区で全体で2万7,600基あるわけですが、2019年度の段階でその60%、1万6,970基のLED化が終了しているということでございます。一応、うちの計画の目標では2023年度にそれを、80%を超えるまでにLED化していこうという話になってございますが、今回の主要施策の成果の268ページのほうにちょうど街路灯の更新計画が載ってございましたので、こちらのほうについて少し補足のご説明を私のほうから、工事設計課長から先ほど資料を頂きましたので、説明させていただきます。  先ほどの最初の2019年度の段階で60%済んでいるという話でしたが、2020年、さらに計画よりも多い倍以上の更新を行ったということで、3,320基がLED化されてございます。これによって、538トンのCO2が削減ということですが、538トンのCO2っていうとつかみにくいので、電気代に直してもらったのですけれども、大体年間で1億1,800万円の減ということで、かなりの効果があるということでございます。これからも、土木部のほうでLEDについてはどんどん更新を進めていくと思いますので、資源環境部としても同じような形で歩みを進めていけたらと思います。以上になります。 ◆しのだつよし   このように具体化をすると、見えてくるんじゃないかなというふうに思います。また、自分にも今みたいに入ってくると、必要だなという気持ちにもなると思いますので、これだけ節電できるんだというのをアピールしていただければと思います。ありがとうございました。  これからの板橋の目玉になると思いますので、ぜひとも来館者が増えるように、またいろんな人が節電に対して理解ができるようにやっていただければと思います。ありがとうございました。  続きまして、決算書254ページ、1番のスポーツ推進委員経費につきまして、お話を伺います。  まず、そもそもスポーツ推進委員なんですが、今、コロナ禍にありまして、体を動かす機会がやっぱり減ってきているんですね。そういう方が多くなりました。また、週に1度スポーツをする機会、スポーツ実施率も60%に高めなきゃいけないっていうことが言われています。そういうことを目標にしなきゃいけないんですけれども、例えばスポーツ推進委員、そもそも現在何名ぐらいいらっしゃるんでしょうか、お尋ねします。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ推進委員なんですけれども、今、60人、退職された方もいたので、58人のスポーツ推進委員の方が現在いらっしゃいます。 ◆しのだつよし   そうすると、改めてお尋ねしますけども、スポーツ推進委員はどういうような役割を持たれているんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ推進委員ですけれども、区民のスポーツ振興のために指導・助言を行って、スポーツ振興の普及を図るということが役割となっております。例えば、ドッジボールの審判になるための講習会をやって、そういった大会をやったりとか、地域の地区の行事に出ていって、スポーツの普及を図るためのお手伝いをしたりということが主な仕事となっております。 ◆しのだつよし   あくまでも競技に関してですね。あとは板橋区体育協会さんがありますね、この体育協会さんとの連携というのはあるんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ推進委員の方と体育協会なんですけれども、様々な事業を行う上で、例えば今回中止になってしまったんですけれども、例えばオリンピックの聖火リレーをやるときも、体育協会の方とスポーツ推進員とかが連携しながら、事業に取り組んだりという、今回は中止になってしまった、一例なんですけれども、そういったところで協力しながら、いろいろなスポーツの推進を図っていただいております。 ◆しのだつよし   先ほど、推進委員の役割を聞きましたけれども、そうすると、区民の皆さんと直接のつながりっていうのはないような感じがするんですけれども、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   各地区でイベントを行ったりとかいうときに、スポーツについて、普及啓発を図っていただいたり、直接区民の方と、例えばスポーツのやり方だったりとか、ふるさといたばし体操のやり方を教えていただいたりとか、ボッチャのやり方とか、そういった普及のために活動していただいております。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。例えば今回コロナ禍にもあって、スポーツを促す、推進するということが求められているんですけれども、そういうような方々に役割を持っていただけるということが、もしかしたら可能じゃないかなというふうに思うんですけれども、例えばそういう方が、スポーツ推進委員というのはスポーツにとても熱心で、人材活用という意味では大事な人なのかなと思います。そういう人に、区民の皆さんのスポーツの実施率を高めていただけるような役割というものをこれから展開していただければなと思っています。  例えば、区民の皆さんがこれから体を動かしたいと、今コロナ禍でなかなか動かしていないんだけども、動かしたいんだけどなっていうふうな要望がもしあったときに、もちろん区が対応しても、それは結構なんですね、区役所に電話してと。だけれども、例えばそういうような方々と区民との皆さんをマッチングするような、そういうような役割っていうものも、もしかしたらこれから必要なのかな、区民の皆さんが連絡したときに、体育協会さんとうまく組み合わせるとか、そういうような役割っていうのも、板橋区スポーツ推進委員協議会っていうのは必要になってくるのかなというふうに思ったんですね、そういう意味では。例えば、そういうようなことっていうのはいかがなものでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ推進委員の方には、今回、コロナでスポーツ事業が中止にはなっているんですけれども、ウォークラリー大会とかドッジボール大会とか、そういった事業を通しながら、区民の方にスポーツの推進を図っていただいております。  それ以外にも、例えばスポーツをやりたいっていったときには、どんなことがコロナ禍の中でできるかっていうのは、スポーツ推進委員会の方とも協議する場所も持っていますので、そういったところを通じて、何ができるかっていうのは今後も引き続き検討を進めていきたいと思います。
    ◆しのだつよし   ありがとうございます。  できれば、そういうような窓口っていいますか、区が直接関わらなくても、そういうようなところに電話すれば、いろいろと案内してくれるというようなことが求められるんじゃないかなと思います。  続きまして、同じ決算書の254ページ、先ほどもお話ししました体育協会さんの助成についてなんですけれども、今回予算が3分の2ほど減額されていますけれども、まず助成っていうのはどういうもので、なぜ減額されたのか、これをお聞かせいただければと思います。 ◎スポーツ振興課長   体育協会さんとは、スポーツの振興のために、板橋区と共同で区民体育大会をやっていただいたり、各種行事等をやっていただいているんですけれども、今回減額されたところの多くは、高島平ハーフマラソン、当時はロードレース大会、今はハーフマラソンっていうふうに言っていると思うんですけれども、その大会が中止になったことによって経費を使わなくなったということで、不用額になっております。 ◆しのだつよし   そういうことなんですね。各連盟さん、いっぱいいらっしゃいますよね、傘下に。そういう方々に助成するっていうことではないんですね、これは。 ◎スポーツ振興課長   今回の予算現額と決算額の差っていうところで載っている金額は、高島平ロードレース大会がなくなったからというところになります。 ◆しのだつよし   そうすると、現在は、特に体育協会さんの各連盟に対しての助成っていうものはないんでしょうかね。 ◎スポーツ振興課長   区からは、体育協会の運営に対して助成金を出していますので、その活動資金をもって、体育協会のほうから各連盟と協力して、スポーツの振興をしていただいています。 ◆しのだつよし   分かりました、ありがとうございます、そこら辺についてよく分からなかったものですから。  連盟の方々は、コロナ禍で、練習場所がなくなってしまったということとか、あと会員さんが本当に減少してしまったとか、それぞれ皆さん、大変苦労をされているみたいなんですね。このような連盟の傘下のスポーツ団体さんに対する助成というものは多分今までなかったと思うんですけれども、何かそういうような、今、中小企業さんだとか、いろんな方にもいろいろな手厚いカバーもあるんですけれども、例えばこういうような方々に対する助成っていうものは今まであったんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   各連盟に直接区から助成という形は取ってはいないかと思うんですけれども、体育協会を通じて、体育協会から各連盟の助成を考えていただいていたりもしますので、体育協会と連携しながら進めていければと思っております。 ◆しのだつよし   やっぱりあくまでも連盟を通じてというところだというふうに思いました。スポーツの実施率を向上するときに貢献できる方々と思うんですね。できれば、何か今後とも手厚いカバーっていうものをしていただければなというふうに思いました。  続いて、主要施策の155ページの東京2020オリンピック・パラリンピックの件なんですけれども、多分あと5分ぐらいなのかな。 ○主査   4分ぐらい。 ◆しのだつよし   今回、オリンピック関連事業は、コロナで、残念なことに中止が相次ぎました。そんな中で、オリンピック教室を開催していただいたことは本当にうれしく思います。これが、赤塚第三中学校なんですけども、JOCとの関連事業で赤塚三中が指定されていたっていうことなんですかね。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   オリンピック教室なんですけれども、JOCと連携をしてやっているんですけれども、中学2年生、6クラス分を毎年指定して、授業を行っております。どこの学校にするかというところに関しては、オリンピック・パラリンピック教育の重点校だったり、そういったことも含めて考慮しながら、今までやっていないところを対象に、学校の選定をしているところでございます。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。そういうような感じで、指定でここが選ばれたっていうことですね。  思ったのですけれども、こういうようなJOC事業ができたんだったら、もしかしたら板橋区の事業もできたんじゃないかななんていうふうに思うんですね。もちろん、これでコロナに感染してしまったなんてことがあればいけないんですけれども、JOCができたんだったら、板橋もできたんじゃないかな、残念な思いもするんです。というのは、やっぱり、どうしてもオリパラっていうのは、すごく子どもたちにとってはなくてはならないものではないかなというふうに思ったので、例えばオンラインでやるとか、そういうようなこともできたんじゃないかななんていうふうに思っています。これについて、何かありましたら。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   講習会とか選手の経験とかを語っていただくっていう形であれば、オンラインを活用した、こういったものも不可能ではないのではないかと思っています。ただ、先方の都合とか、そういったところもありまして、なかなか今まで実現には至っていないんですけれども、今後どのようなことができるのか、今回オリンピック・パラリンピックに出場した区ゆかりの選手もいらっしゃいますので、そういった方と何かできないか等も含めて検討していきたいと思っております。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。ぜひとも、熱が冷めないうちにっていうわけじゃないですけれども、やはりこういう熱気があるときにいろいろと本当はやっていただければなというふうに思いますので、これからもぜひとも子どもたちの未来のためにもよろしくお願いしたいと思います。  時間大丈夫ですかね。 ○主査   1分ぐらいですかね。 ◆しのだつよし   これで一旦。 ○主査   それでは、再質問者が一巡いたしました。再々質問につきましては、残り時間を質問希望者で割った時間が、質問者1人当たりの質問時間となりますので、ご承知おき願います。  それでは、再々質問のある方は挙手願います。6名ですね。  では、所管の決算の調査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際、暫時休憩いたします。なお、再開時刻は午後3時35分といたします。 休憩時刻 午後3時07分 再開時刻 午後3時35分 ○主査   それでは、休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。  再々質問につきましては、質問希望者が6名いらっしゃいます。残り時間が85分ですから、1人当たりの質問時間は14分となりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、杉田委員から始めたいと思います。 ◆杉田ひろし   それでは、主要施策の成果の195ページ、1の(1)のところに新エネルギー及び新エネルギー機器等導入補助(令和2年度末で事業終了)ということなので、これはもう既に事業は終わってしまったのかどうか、環境はこれから特に力を入れていく場面に入ってきておりますので、ちょっと念のため、終わっちゃったのかなというのはちょっと残念な思いがしたんですけれども、現状はどのようになっているのかお願いいたします。 ◎環境政策課長   今委員のおっしゃられたとおり、新エネルギー及び省エネルギーの機器等導入補助事業につきましては、昨年度で終了してしまったものでございます。一方、今年度より新たにいたばし環境アクションポイント事業のほうを立ち上げてございます。昨年度までの事業については、一定の効果は得られたというふうに認識はしているところでございますけれども、建物に高額な機器を導入される方のみに恩恵が行くというような状況でございましたけれども、今年度より始めましたいたばし環境アクションポイント事業につきましては、節電ができる区民の皆様ほぼ全員の方が取り組める環境に対する事業ということで、こちらのほうに切り替えさせていただいたところでございます。 ◆杉田ひろし   分かりました。改めてまた環境については今のアクションポイント等フル活用して、地球温暖化を少しでも改善していくように、また板橋区としても、ぜひ取組をよろしくお願いいたします。  それと主要施策の191ページですけれども、(3)のスマートシティ推進の②のところでありまして、区有地を活用したカーシェアリング事業ということで、ここに歳入も創出するとともにというふうにうたってあるので、実際この事業は令和2年12月から始まったと思うのですけれども、どのぐらいこの事業を展開するに当たって経費がかかって、実際どのぐらい歳入が生まれているのか、これもとても環境面ではよい取組と思っているんですけれども、いかがでしょうか。 ◎環境政策課長   ご質問いただきましてありがとうございます。まず歳入のほうでございますけれども、電気自動車のカーシェアリング事業を運営していただくことを前提に、区有地のほうをお貸しするということで、入札によって決まりました金額によって区のほうに歳入が入るところでございます。これにつきましては、区役所の前に設置してあるものでございますけれども、月5,500円の金額でございますので、これ掛ける月数分が区の歳入として入ってくるところでございます。以前、その用地につきましては青色パトロールカーが置かれていたところで歳入が発生していなかったところでございますから、新たに歳入を生み出したというところでございます。  それから、歳出のほうでございますけれども、昨年度のこの事業を始める当初に、駐車場の整備工事を行いまして、併せて電気自動車を設置するものですから、電気自動車の電源設備も含めて工事を行わせていただいたところでございます。これにつきましては、40万3,700円で工事を実施したところでございます。  概要につきましては、以上でございます。 ◆杉田ひろし   令和5年11月30日までとホームページで見たんですけれども、本当に環境面ではとてもよい内容なので、今後また何らかの形で広げていければよいかなと思うんですけれども、そういった見通しとかは何か見解はございますか。期限が限られているんで、どうなのかなとはちょっと思いまして、いかがでしょうか。 ◎環境政策課長   委員の応援の言葉ありがとうございます。我々も大変よい事業だと思いますので、今回たまたま駅前に区有地が若干空いていたということで事業が始められたところでございますが、この事業につきましては、継続していきたいと考えているとともに、ほかにも適切な用地があれば同じような形で事業を広げて展開していきたいと考えているところでございます。 ◆杉田ひろし   ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。  次に、主要施策の成果を見ていても、なかなか見当たらなかったので、令和2年度の当初予算を見ますと、区長の一押し事業ということで、地域経済活性化支援でSDGsのさらなる推進、SDGs普及プロジェクト等、当初予算では一押し事業になっているのですけれども、この関連で今のSDGsの取組につきまして若干見えてこない部分もありますので、一押し事業に対しまして、どのような取組をされたのか、いろいろと見るとセミナーを開催とか予算書には載っかっているんですけれども、その辺についてご説明、令和2年度の取組状況を教えていただければと思います。 ◎産業振興課長   SDGs普及プロジェクトでございます。今お話しいただきましたとおり、セミナー等の実施もございまして、コロナ禍で、令和2年度はこのプロジェクト自体は中止とさせていただいてございます。その分の人的資源等というところでは、また別のコロナ対策というようなところに傾けさせていただいたところでございます。今後、SDGsの普及というところでは、各企業に取り組んでいただく必要があろうかと考えてございますので、改めてさらに内容をブラッシュアップして、次につなげていくように今検討しているところでございます。 ◆杉田ひろし   一押し事業になっておりますし、またSDGsの取組は重要でありますので、さらにまた広く展開をしていただければとこれも期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、先般の9月21日の本会議での監査報告を聞いておりましたところ、ちょっと気になる点がありまして、令和2年度の定期監査の報告の中で、これは区民文化部のことですけれども、監査の結果、いずれも特に指摘すべき事項は認められませんでしたが、産業経済部産業振興課において、区立ものづくり研究開発連携センターの工場施設における使用料の滞納などが確認され、かつ施設の使用承認期間も更新していないにもかかわらず、継続使用している事業者が存在することが判明いたしました。工場施設の継続使用に当たっては、同センター条例第6条で規定する更新申請及び承認行為が必要とされておりますが、この一連の手続が行われておりませんでした。産業振興課に対し、当該事業者による不適切な工場施設の使用状況を早急に是正するよう指導いたしましたという報告が監査委員からあったわけですけれども、これの令和2年度の定期監査ということでありますので、今回改めて是正状況についてもお伺いできますでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらにつきましては、ものづくり研究開発連携センターの入居者の方が滞納されていらっしゃったということでございまして、平成28年6月分から滞納ということになってございます。平成29年11月にずっと滞納を重ねてきているというところで、それが改善されないということで一旦更新は止めさせていただいているという状況でございます。その後、代表の方には面談等を重ねまして、分割納付の計画であったり、誓約書を提出するようにとか、様々なアプローチで代表者の方とはお話をさせていただいてきたところですが、なかなか改善につながらずというところで、そういった中、代表者の方が体調を崩されたということで、令和3年2月にお亡くなりになられてしまったという状況でございます。現在、相続の関係を調査をさせていただいてございます。ご兄弟であり、ご親族でありというところで、そういったところで今後法的な対応をさせていただく可能性があるので、弁護士の方にもご相談をさせていただきながら、現在進めているところでございます。以上でございます。 ◆杉田ひろし   この監査報告があったので、私もホームページで監査の令和2年度区民文化部、産業経済部及び農業委員会事務局定期監査結果についてというのがアップされておりましたので見たのですけれども、確かに滞納金額もかなりの金額でありまして、今の現状を伺いますと、今後、対応を財産管理の在り方とか適切な対応をぜひ取っていただきまして、是正していただきますようよろしくお願いいたします。以上です。 ○主査   質疑の前に先ほどの質疑における答弁がございますので、先にお願いいたします。 ◎産業振興課長   いたばし若者サポートステーションからいたばし生活仕事サポートセンターのほうへの連携状況、つなぐというようなところでございます。実数的なものはちょっと今分からないのですけれども、確実に状況に応じまして、若者サポートステーションのほうから生活仕事サポートセンターのほうにはおつなぎしているというような状況でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございました。  それでは、続きまして主要施策の182ページでございます。観光振興等というということで、予算規模1,968万円、決算ということで1,794万円ということで、令和2年度ですからコロナ禍がスタートしたというところで、これは何年か前にいたばし観光センターの運営ということで、ちょうど(3)番に観光アプリのITA-マニアの運用というところがございます。ちょうど私の記憶が正しければ、平成29年に確かスタートした観光アプリITA-マニアだと思うのですけれども、当初平成29年度であればコロナ等もまだ大きくそういった形での感染拡大が見られなかったので、今現在、当然令和2年度に関して、このような観光アプリはあまり外に出歩けないというところもありますので、今現状で分かれば、観光アプリITA-マニアのダウンロード数が分かれば、お伺いをまず一番最初にしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎くらしと観光課長   アプリのダウンロード数というお話でございましたが、昨年度、ここにぐるっと板橋スタンプラリーというのがございまして、これは11月16日から1月11日まで開催していたんですが、この期間に限定しますと749件あったということでございます。  ダウンロード数でございますが、今年8月末で総計で5,084件あるというふうに聞いております。 ◆鈴木こうすけ   当初、私が確か総括質問のほうで質問させていただいたときには、例えば各自治体で観光アプリを使ったこういった事業がなかなかダウンロード数が増えないというふうなところで、各自治体頭を悩ませているというのが現状であったというふうにお聞きはしているんですけれども、例えば札幌市ですとか横浜市ですとか、かなりダウンロードが増えることによって他区から本区に、各自治体のほうにいろいろなこのような神社仏閣ですとか自然、そういった観光スポットに来ていただける本当にすばらしいアプリなんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひとも令和3年度以降、こういった形で緊急事態宣言解除で今第5波も落ち着いておりますけれども、こういったコロナが下火になれば、また当然観光というふうな部分で板橋区にいろいろなスポットがある。先ほどもハッシュタグのお話もさせていただきましたけれども、いろいろな連携を取れるというふうな形が考えられると思うのですけれども、今後の展開についても、もし課長のほうであればお示しいただければと思います。 ◎くらしと観光課長   アプリの活用についてでございますが、今後も、昨年はスタンプラリーを行ったことによって、かなりダウンロード数が増えたというところ、またコロナ後のマイクロツーリズムとか言われておりますので、その辺も含めて今年度も引き続きそういったスタンプラリー、来年度以降も近隣の北区であるとか、渋沢栄一の事業もございますので、包括的な連携協定でつながりもできておりますので、北区とも協力しながらそういったものを進めていきたいなというふうに今考えて、準備をしているところでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  それと(5)番にお届け!板橋うまいもんマルシェ事業ということで、これは区民まつりが令和2年度中止になったということで、代替でこのような企画をしたというふうな認識ですけれども、これは令和3年度も区民まつりは中止というふうな認識ですけれども、このような同じ事業というのはされるのかどうか、分かればお示しいただきたいと思います。 ◎くらしと観光課長   昨年度、コロナ禍で区民まつりは中止でございましたので、移動、対面がなかなか難しい状況の中でオンラインという形で開催させていただきました。今年度も含めまして、先日補正のほうで区民まつりの代替事業ということでお示ししまして、その中でオンラインとリアルイベントという形で一応予定をしております。昨年度、初めて試みまして706組のご利用ということでございましたので、さらに増えるように今年は内容をまた工夫しながらやっていきたいなというふうに考えております。 ◆鈴木こうすけ   ぜひこういったインターネットでの販売ですとか詰め合わせ、当然コロナ禍ですので、このような形の事業がかなり増えていくのじゃないかなというところもありますので、周知活動も含めて、また令和3年度もお願いできればというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  それともう1点ですけれども、主要施策の192ページ、これは資源環境費というところでちょっとお尋ねをさせていただきたいのですが、私が担当しているエリア、常盤台一丁目、富士見町付近で、(3)番の自然との共生という中の④番、ハクビシンがかなり今、課長にもご相談を何回かさせていただいたという状況もあるのですけれども、今現状、令和2年度は箱わなを設置して49件というところなのですが、これはどうなのですか。ちょっとここで質問というか、お示しをさせていただきたいのは、自宅の中にハクビシンが例えば空き家ですとか入らないと、区のほうは対応してくれないというふうな形の認識ではあるのですけれども、まず、そこだけちょっとお示しいただきたいなと思います。 ◎環境政策課長 
     確かに委員のおっしゃるとおり、ご自宅のほうにハクビシンが住み着いたような状況でなければ、なかなか箱わなの設置はしていないところでございます。 ◆鈴木こうすけ   現実にこういったわなを仕掛けて、外来種ですから、捕まった場合、変な話ですけれども、夜中一日中騒いでいるという状況も何度か聞きまして、夜中私もちょっと行かせていただいたりはさせてもらったのですけれども、そういった状況の中で、ここでもう1点お伺いしたいのは、板橋区内の例えば南部、北部でこういったハクビシンが発生していたりとか、例えば北部のどの辺のエリアが多いよというふうな状況というのは、リサーチというか調査をかけている状況なのかどうか教えてください。 ◎環境政策課長   ハクビシンは、委員のおっしゃるとおり、確かにここのところ急激に増えているようでございまして、昨年度の捕獲数が16頭と書いてありますが、元年度は13頭でございましたので、確実に増えているものと思われます。ハクビシンの場合、餌になるものが果物等が好きなものですから、庭に例えば柿の木とか植えられている方があれば、そこを狙ってハクビシンが餌を取りに行くというようなケースが多いということですので、実際に徳丸とか赤塚とかのほうが多いのかなというふうに予測されるところでございますけれども、実際の捕獲の状況を見ていますと、ほぼ区内全域等しく広がっているような状況でございます。よく電線の上を歩いていたということで目撃されているような状況でございますので、特に局所的にというわけではなくて、今区内全域に広がっているような状況でございます。 ◆鈴木こうすけ   この自然との共生の中で、予算規模の中で今524万円という中の決算でいうと486万円、ほぼ予算どおりなのかなというふうなところなんですが、④のハクビシン等の被害対策で使っている予算というのは、大体このうちのどのぐらいなのか、金額が例えばトータルの何%でも分かれば、ちょっとお示しをいただきたいんですけれども、よろしくお願いします。 ◎環境政策課長   まず、ハクビシンの対策に使っている費用でございますけれども、一般需用費で3万2,978円、それから捕獲の委託に関する費用で105万4,900円でございます。 ◆鈴木こうすけ   今お聞きしましたところ105万円ですとか、そのくらいの金額というふうにお聞きはしたんですけれども、外来種なので持ち込んだ方が当然いるので、そういった形で当然捕獲をされれば、かわいそうですけれども殺処分という形にはなってくると思うんですけれども、特に空き家が区内でもかなり大きなご自宅に多かったりして、そこに実は住み着いてしまったりもするので、できれば来年度以降、なかなか予算というところは厳しいと思うんですけれども、ハクビシン対策の強化をお願いしたいなというふうに思うんですけれども、今後の予算的なことなので分かる範囲で構いませんので、お示しいただければと思います。 ◎環境政策課長   この自然との共生の中では、ハクビシンだけではなくアライグマあるいはカラスの捕獲も行っているところでございます。カラスの捕獲数がここのところ減っている中で、ハクビシン、アライグマが増えているところでございますので、今いただいている予算の中で内部で調整して、何とかハクビシン対策、もうちょっと強化できないか、持ち帰って検討したいというふうに考えるところでございます。 ◆荒川なお   先ほどスポーツ振興課のほうにいたばし健康プロジェクトのところで質疑をさせていただいて、一昨日メールでも流れていましたけれども、歩いて貯めよう!いたばし健康ポイントというのが今月18日から実施されるということは聞いたんです。これで今まで2年前まであったものが改善されるというか、また再び、ちょっとこの2年間スポーツに親しめていなかった方、体動かせなかった方を外に出せるということができるということなんですか、そこを確認させてください。 ◎スポーツ振興課長   健康づくりプロジェクトは令和元年度まで行っていた事業で、その後、フォローアップとか、そういったところについてのご質問かと思うのですけれども、今回の健康生きがい部のほうでやる健康ポイントの事業ですけれども、対象人数も3,000人から4,000人ということで、幅広い人に今回、その前の健康づくりプロジェクトに参加している人だけでなくて幅広く歩いていただくというところも目的としてやっているものになります。委員おっしゃられるように動く、特に高齢者の方ですけれども、歩いていない方、体力が低下してしまった方とかがまた元に体力に戻すというのは結構大変なことだとは思うんですけれども、こういったきっかけがあればまた歩き始めることもできるかと思いますので、その1つとして健康の部門とスポーツのほうも連携しながら、歩く機会というのを増やしていければと思っております。 ◆荒川なお   参加条件の中に、先ほどスマホユーザーというふうになって、高齢者を視野に入れているということでしたけれども、高齢者は結構スマホを持っていない方、今さら買えるのかなというふうに思うので、これを条件にしているというのが、ほかは何となくよいと思うんですけれども、ちょっとどうなのかなと思っていたんですけれども、そこについての見解をお願いします。 ◎スポーツ振興課長   事業自体は健康部門のところの事業になってしまうんですけれども、確かに高齢者でスマホをお持ちでない方もいらっしゃるかと思います。ただ、これでやることに対して、ポイントがたまるというところで動機づけもあるんですけれども、ほかの人が歩いているところを見たりすることによって、やっぱり健康のために歩こうというところもあるかと思います。そういった点で、この事業をやっている人以外に関しても影響があるかと思うので、やはり歩けるように、よく歩いたほうがスポーツの振興、体の健康維持というところも大切になるということを周知していければよいかなというふうに思っております。 ◆荒川なお   2月28日までですよね、期間もそこまで長くはなくて、また同じことになってしまうんじゃないかなと思いますし、事業も基本的には健康生きがい部なので、やはり区民文化部スポーツ振興課として、スポーツという視点で位置づけることが必要だと思うのですけれども、この観点から、その後どういうことを考えているかというところもお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎スポーツ振興課長   こういったアプリを使ってやるということになると、例えば健康部門でやっていて、またスポーツ部門で同じようなことをやるというと、なかなか類似した事業、分かりにくくなってしまうと思います。今後のことをという話もあったのですけれども、健康部門のほうでこの事業をやっておりますので、その成果等も見つつ、今後については、その結果等も踏まえつつ検討していきたいと思います。 ◆荒川なお   ぜひ高齢者、幅広い世代が、今コロナ禍で本当に運動する機会が少なくなっているので、少しずつでも、若い世代でもいきなり体を動かすと結構大変なので、高齢者はなおさらですので、そういう機会をしっかりとつくっていただきたいなというふうに思います。  もう1つ聞きたかったのが、昨年度末に今年度廃止した事業6事業ですか、幾つかはほかの東京都とかサッカー連盟とかが代替という形でやりますよというのは聞いているのですけれども、水泳教室と洋弓・和弓教室、あと水泳のワンポイント指導というのが今年度から廃止になっているのですが、オリンピック・パラリンピックもあって、スポーツをやる人をもっと増やしていこうというところで、廃止されているというのは、やっぱり矛盾が大きいのかなというふうに思っているのですけれども、そのことについて、半年たちましたけれども、廃止して、事業に参加できなくなった人たちのことについて考えると、そこについてのスポーツ振興課の考えもお聞きしたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   洋弓とか和弓の教室に関しては、各連盟とかが主体となった教室はやる予定だったのですけれども、コロナの影響でできなくなっています。水泳のワンポイント指導ですけれども、一般公開時にワンポイントで指導を受けられるというようなものであったんですけれども、利用者がある程度固定されている場合が多いということから、特に混雑時ですけれども、場所をかなり取ってしまって、ほかの方からの苦情が出てきている状況もあったところでございます。その代替案でワンポイント指導については泳法教室などで泳ぎ方を教えるようなプログラムとかもやっておりまして、そちらのほうを今紹介させていただいているという状態であります。 ◆荒川なお   最後に答弁のあった水泳のワンポイント指導については、私のところに何で廃止したんだということがかなり来ていまして、やっぱり楽しみにしていたということ。私も以前は結構プールを利用していたので、混雑しているときにそういうふうになっているということもあったのですけれども、しかし、これ必要があってやっていたわけですよね。指導することによって上達する方もいます。かなり水泳のレベルが高い方でも指導を受けている方もいましたし、そういう意味では幅広く、偏っているとは言えないですけれども、固定しているということでしたけれども、何かもっと幅広くやれたのじゃないかなというのは、この間、私も水泳に関わって感じていたのですけれども、それでも今は本当に固定された人しかいないということなんですかね。 ◎スポーツ振興課長   固定されている方も多いということであって、必ずしも固定している人だけとは限らないのですけれども、コースの利用状況等も踏まえまして、水泳のプログラムの1つで泳法教室などそういった泳ぎ方の教室をやっているので、そちらのほうをご紹介してやっているということになります。水泳教室の定員等もあるので、今後どれぐらい利用されて、どのような要望があるか。そしてほかに水泳のプログラムとしてはアクアビクスだったり水中ウォーキング、そういったものもありますので、ほかのプログラムとのバランスを見ながら、要望等を聞きながら、今後のプログラミングをどうしていくかも含めて検討はしていきたいと思います。 ◆荒川なお   私の知り合いは民間のほうに移っている。やはりちょっとお金が高いんですよ。どのくらい差があるかは民間によって違うので、だから気軽に行けるというところでは、その必要性というのは当時やっていたわけですからあるわけで、混雑するときもありますけれども、しっかりと声を聞いて、廃止されたものを廃止してそのままということではなくて、板橋区としてスポーツをしっかりと位置づけるという意味ではやっていくことが必要だと思います。  あと分かればですけれども、廃止した6事業で、予算として今まで去年度まであった予算はどれぐらい増減があるのかというのは、答弁できますか。 ◎スポーツ振興課長   今手持ちにないので、後ほどでよろしいでしょうか。 ◆荒川なお   最後に、主要施策の成果の207ページで、(1)展示型イベントのところで、海洋ごみについて考えようというのが今年3月に実施されたということですけれども、海洋ごみの問題についてはかなりテレビ等でも報道されていますし、いろいろな区民の皆さんも相当関心を持っているところだと思うのですけれども、これを実施して、どういう効果があったか、例えば来場者とか、展示を見に来た人がどれくらいいるのかとか、そういうところをお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎資源循環推進課長   こちらの海洋ごみについて考えよう、ここに書いてあるのは展示型イベントということで、展示型イベントというのは、リサイクルプラザの2階でパネル展示したものでございまして、ちょっと今どのくらいの方がご覧いただけたのかという数字は手元に持っていないのですが、今回この展示型イベントでこのテーマを決めたのも、やはり今委員ご指摘ありましたように、海洋ごみ、マイクロプラスチック、よくウミガメとかの映像が流れていますけれども、関心が多いということでこの展示を始めまして、昨年度もほかの様々なリサイクルプラザでやっている講演会ですとか研修会でもこういった海洋ごみのものを取り上げて、知識を普及啓発していくという努力はしているところでございます。 ◆荒川なお   展示をやったのは私もすごく大事だと思うんですけれども、ちょっと気になっているのが、リサイクルプラザで展示をしたというのが、地元の私が言うのもちょっと変ですけれども、交通の便、率直に言って全然よくないんですよ。例えば区役所のロビーとかであれば、全然違うと思うんですよ。なぜそういう発想がなかったのかちょっと疑問だったんですけれども、そこについてもお願いします。 ◎資源循環推進課長   リサイクルプラザの事業として何ができるかということで、リサイクルプラザのすぐ向かい側、荒川のところに荒川生物生態園もありますし、リサイクルプラザの屋上ではバードウォッチングができる設備を持っておりまして、環境や自然に親しむということで関心のある方がリサイクルプラザ、確かに交通の便は非常に悪いところではございますけれども、お集まりいただいていますので、周りのインフラも含めて、環境、自然と親しむというところで、こういう企画をしたものでございますが、ご案内のとおり、重要なテーマでもありますので、コロナで少しできなかった部分はありますが、教育科学館であったり、それからエコポリスセンターであったり、また新しい中央図書館と連携プロジェクトでこういった展示も検討している中で、できればこういったものもリサイクルプラザの中にとどまらず、様々なところで啓発できるように努めてまいりたいと考えているところでございます。 ◆荒川なお   今3つの施設の名前が挙がったんですけれども、やはり私も、さっき区役所のロビーということも言いましたけれども、リサイクルプラザでやること自体は別によいと思うんですけれども、そこだけだとやっぱりちょっともったいないなと思いますし、問題であれば早急に求められているというか、知識が必要になってくる問題だと思いますので、3つの施設にとどまらず、より早急に、できれば今年度とかにも具体化できたらいいかなと思うのですけれども、その予定、そういうのがあれば最後聞きします。 ◎環境政策課長   エコポリスセンターを所管しております私のほうからも一言ご説明させていただきます。  昨年度につきましては、リサイクルプラザのほうで海洋ごみに関する展示がありましたが、エコポリスセンターでも以前、東京農工大学の高田秀重教授を招きまして、マイクロプラスチック海洋ごみの問題について講演をいただいたりしております。こういった形でいろいろな施設を使って、あるいは本来は役所がよいのかもしれませんけれども、多くの区民の方に専門的な知識の下、問題を把握してもらえるような機会を増やしていきたいというふうに資源環境部としては考えているところでございます。 ○主査   それでは、続きまして高山委員の順番ですが、先ほどの質疑に関します答弁を求めます。 ◎板橋西清掃事務所長   まず、先ほどの高山委員へお答えしました答弁の訂正がございますので、まず、そちらのほうを先にご説明させていただきます。  まず、不法投棄の処理に係る費用の内訳として、私は先ほど家電のみというようなご説明をさせていただきましたが、ちょっと誤りがありまして、家電と処理困難物として、バッテリーや消火器、タイヤ、こういったものも含まれているということを訂正させていただきます。その合計で、先ほど申し上げた金額、令和2年度については111万2,926円、令和元年度については86万6,026円となってございます。訂正させていただきます。  そして、改めて不法投棄への対応についてご質問いただきました。実は私ども清掃事務所もいろいろな相談を受け、パトロールなどを行うケースもございます。事案の悪質性ですとか継続性など、様々な状況を考慮した上で、ケース・バイ・ケースになるとは思いますけれども、警察等とも連携して対応していくことも考えていきたいと思っているところでございます。以上でございます。 ◆高山しんご   ご答弁ありがとうございます。先ほどは防犯カメラを見て犯人を捕まえたほうがいいんじゃないかぐらいの話だったのですけれども、何も警察に突き出せという話ではなくて、こうやって不法投棄が増えていっている中で、看板を設置したりいろいろな施策はされていると思うのですけれども、なかなか減っていかない現状がある。コロナの状況ももちろんあるのかもしれないですけれども、どうやって減らしていくか、今悪質なものというお話がありましたけれども、不法投棄がされやすいところというのは、もちろんあると思います。例えば防犯カメラも何もついていない人通りの少ない荒川沿いとか、そういうところもあると思います。そういうピンポイントに絞って対策をすることはできると思いますので、引き続き善処していただければと思います。この不法投棄については以上です。  続きまして、すみません、また産業の話で恐縮ですけれども、主要施策の成果の173ページ、板橋ブランド戦略事業です。先ほどオプトフォーラムの話、触れさせていただいたのですが、その下の(2)(3)のところで板橋産業ブランド戦略会議、それから印刷関連産業分科会、次世代経営者会議I・NEXT、この3つですが、私、印刷関連産業分科会については少しだけ知識があるのですが、ほかの会議体についてはちょっと不勉強で恐縮ですが、あまりよく分かっていないので、ここの3つの説明を改めてしていただければありがたいと思っています。お願いします。  そこの説明、後ほどちょっと説明していただければありがたいんですけれども、一番上、板橋ブランド戦略事業のところで予算規模が239万2,000円、それに対して決算規模が239万1,999円、1円の差なんです。これで1円の差というのは、予算使い切ったという形でいいことなのかもしれないのですが、逆にいうと、あまり余裕のない予算なのかなと見受けてしまうんですが、先ほどのいろいろな会議体がある中で、いろいろな官民協働というところももちろんあると思います。そういうことで話合いをしている中で、恐らくこういうことを区役所と民間で一緒にやりましょうというお話が出た際に、でも区役所は予算がないですよという話になったら、結局先ほどの未来の発明王の予算の話もそうですけれども、事業者のボランティアでやってくださいねという話になってきちゃうと思うんですよ。そうやって区と民間の方々が協力してやって、民間の方々は社会貢献する気持ちでもちろんやっていらっしゃると思うので、もちろん手弁当でやっていただける部分というのはありますし、実際にそういう場面もよく承知しているんですが、それだとやはり1回きりで終わりかねないというところで、そういったところについて、しっかりとそのとき予算がない、予算の問題になりますので、ちょっと事業として区役所がお金を出すのは難しいという話になりますけれども、事業者との信頼関係という部分で、長くお付き合いしていくためには、健全なお付き合いの関係を構築していくためには、やることに対して、区もしっかりと予算をつけていくということが重要なんじゃないかと思うんですが、所管としての見解を伺わせていただきます。 ◎産業振興課長   すみません、時間がかかってしまって申し訳ございませんでした。  まず、経費の部分ですけれども、板橋オプトフォーラムの経費でございまして、最終補正で減額させていただいていますので、不用額1円というような状況になってございます。  先ほどの次世代経営者会議だったり、ブランドコアの印刷分科会であったり、ブランド戦略会議というようなところでは、基本的にはお話にありましたとおり、特に報償費等はお出ししてないというところがありまして、まさに手弁当としてやっていただいているところでございます。次世代経営者会議につきましては、若手の経営者の方がお集まりいただいて、どういったことを今後進めていけばよいのかというようなお話合いをしていただいているところでございます。ブランドコアは、印刷関連産業分科会というところでは、印刷の方が集まって、地場産業である板橋の印刷の今後の展開についてご検討等いただいているところでございまして、板橋ブランド戦略会議は、ブランドコアの運営を今後どうしていきましょうというところで、昨年度は書面開催で行わせていただいているという状況でございます。 ◆高山しんご   手弁当でやっていただいている中で、やはり先ほども申しましたとおり、予算つける部分はしっかりと今の状況では厳しいと思いますが、しっかりとつける、ないしは何とかやり繰りして、ある程度民間の方々、経営者の方々と一緒に区役所がつくっていくという形で、しっかりと信頼関係を構築して、長い付き合い、健全な関係をつくっていただくことが、将来的には板橋の産業振興にとってよいのかなと思っていますので、その点についてもう1回伺わせていただきます。 ◎産業振興課長   そういった意味では自主運営していただいているグループというようなところがございます。まずは区としましては、いろいろな会議体のサポートというところでの運営支援をさせていただきまして、例えば今後何かそこから発生してイベントとかを開催するとかいうようなときには、またいろいろと予算組み等は検討していく必要があろうかなとは思うんですけれども、通常のお話合いの中では、まずはそういった側面的な支援というところで、しっかりと区としては関わっていきたいというふうに考えてございます。 ◆高山しんご   もちろん新しい展開になったら予算組みということも考えていただけるということで、その辺、先ほどの未来の発明王もそうですけれども、新しい展開になった際には、ぜひ予算措置ということを考えていただけるように、前向きに考えていただければと思っております。  最後に、産業見本市について少しだけ聞かせていただきます。2年ぶりにリアル開催というふうになって、私事ですけれども、今年で参加すれば7回目の参加とさせていただくぐらい産業見本市は行っているのですけれども、今年は昨年のオンライン見本市ということで、リアル開催の予算をそのままオンラインに振り分けてやったというところで、伺っているところでは反省点もいろいろあって、次のハイブリッド開催に生かしていくというところなんですけれども、産業見本市の日程が近いですけれども、どのような産業見本市になっていくのか、ハイブリッド開催ということで、進化した産業見本市が見られるのかなと思っているので、そのあたりの意気込みといいますか、どういったものになっていくのかというところを1つ教えていただければと思います。 ◎産業振興課長   見本市ですけれども、11月11日、12日ということで2日間の開催を予定してございます。まさに昨年度はオンライン開催でしか開催できなかったというようなところがございまして、お話しいただきましたとおり、今回は会場での運営と、あとオンラインでと併せてというようなところになります。そういった意味で2年ぶりの開催ということになりますので、まさに区内事業者も待ち望んだ形での産業見本市になろうかと思ってございます。  区内の中小企業の方、結集いただいて、新製品、また優れた技術の展示、アピール等をしっかりしていただきまして、区内事業者の販路拡大にしっかりとつなげていければというふうに考えてございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆高山しんご   ありがとうございます。期待しておりますので、よろしくお願いします。 ◆田中いさお   最後、よろしくお願いします。  まず、最初に、ごみ政策の件は先ほど様々努力していただいて、伺っていますけれども、板橋東清掃事務所管轄で何か特筆すべきことがあれば、ちょっとお聞かせください。 ○主査   板橋東清掃事務所管轄で何か前年度にありましたらということです。 ◎板橋東清掃事務所長   なかなか特筆すべき点というふうなことなんですが、今板橋東清掃として受け持っているものといたしましては、基本的には直営車両の関係とか、それから、し尿については板橋区が豊島区と北区を代表して、板橋区の件数が多いということもありますので、まとめて収集をしているというようなことでございます。今後、板橋東清掃で管理している車両については、だんだん古くもなってきていますので、新しく環境に優しいものをリースしていくなどして、ただ、ごみを収集するだけではなくて、環境にも配慮した対応ということで進めていきたいと思っております。また、いろいろと精査をしまして、車両台数もきちっと精査をした上で、本当に必要な台数をそろえるというような形で進めていきたいと思っているところでございます。 ◆田中いさお   名残惜しいんですけれども、最後の質問で農業施策です。私も農業委員をやらせていただいていまして、毎月1回定例会がございまして、日々報告が上がってくるのと寂しい思いが、農地が駐車場になった、アパート、共同住宅になるというのは毎回出てきます。毎月毎月、農地は確実に減っているというのは肌身で感じているところなんですけれども、ただ、予算書の成果のほうで見ても、結構予算措置はされているんですよね、私が見る限りは。多いか少ないかというのは僕は判断できませんけれども、主要施策の成果のほうでいうと187ページ、188ページ、都市型農業の推進ということで決算額870万円、次の188ページのほうでは5,290万円、農業の継承支援と農に触れる環境の充実というところでは、様々予算措置はされているということで、今後SDGsの指向とまた都市農業というのは、また脚光を浴びて守るべき施策の1つというのは間違いないと思っていますし、国のほうでもここには、都市農業はまた力を入れていこうという話も伺っているところもありますので、そこら辺の意気込みを聞かせていただければと思います。 ◎赤塚支所長   ご指摘のとおり、都市部の農地、もちろん生産的な食料の生産ということもありますけれども、それ以外にも様々、防災上の観点とか、あとは地域の皆様の交流の場とかいろいろな効果があるということで、おっしゃるとおり、国のほうも法律を定めまして残していこうというようなことになっているところです。これについては、大きく1つは、農地をどうやって守っていくかというところ、あとは担い手をどうやって継続させていくかと、掘り起こしていくかというところになるかとな思います。  まず、農地を保全していくというところでは、なかなかそれぞれ農家さん方のライフプランといいますか、そういったものもありますので、なかなかそれを急激に元に戻すというようなことは難しいところはあるんですけれども、1つの方法として、例えばもうなかなか農家として耕作を続けていくことは難しい、縮小していこうというお話があれば、そこを区民農園としてお借りして、区民農園として貸し出す。区民農園ですとまだ倍率かなりありまして人気ありますので、そうすることで地主さんの税制的な面も負担がなくなりますので、そういった方向をやっていければいいなというところがあります。  あとは担い手のほうでは、今農業体験学校というのが平成30年度から始まりまして、3年間、卒業生については今度援農ボランティアということで、農家のお手伝いとか区の農業体験農園というのがあるので、そこでイベントの協力とかをしていただいているような状況です。そういった取組を継続していくのと、あとはもう一歩進んだ、今援農ボランティアと言っている人たちを、さらにサポーターということでワンランク上のレベルの方に育成していくような、そういう仕組みを今後つくっていけないかというところで今やっているところでございます。  発言の機会をいただき、ありがとうございます。今後も頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆田中いさお   ありがとうございました。以上で終わります。 ◆しのだつよし   先ほどの続きであります。主要施策の155ページの東京2020オリンピック・パラリンピックの件で続きです。JOCのアスナビ説明会、これもちょっと中止になってしまいました。スポーツ界で活躍している選手が第二の人生を歩むためにも、こういうセカンドキャリアのためのアスナビというのは大事なんですね。これもオンラインでできたのかなと思うんですけれども、特にパラ選手、障がいをお持ちの方は就職がなかなか困難だということもあって、こういうようなアスナビというのはすごく重要かなというふうに思います。力を入れていただきたいと思うんですが、これについて何かありましたらお願いします。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   JOCのアスナビ説明会ですけれども、委員がおっしゃられるように、スポーツ活動をしながら仕事、働き場所も確保するという形で、企業にとっては就職していただいた方が企業のPR等も含めてしていただけるということで、企業にとっても、選手にとってもウィンウィンの関係というか、そういったものを目指しているものになります。昨年度は主催が私どもだけではないので、JOC等と協議した結果、中止という形にはなってしまったんですけれども、今年度は開催に向けて調整をしているところではありますので、今後もアスナビ説明会等を実施して、アスリートと企業が本当によい関係でいられるようなことを支援していければと思っております。 ◆しのだつよし   障がい者の就労というのは、これから本当にすごく大事になってきますし、またJOCでなくてもというところも私は心の中で思っています。これからどんどん出てもらうためにも、こういうような施策は必要かなと思っています。オリパラが9月に閉幕しましたけれども、パラスポーツの灯はともしていかなければいけないのかなと思っています。障がい者のくくりだと福祉部の役割ですので、なかなかお答えが難しいとは思うんですけれども、スポーツ振興課の担う役割は、これからは多くなってくると思います。ですので、これからパラスポーツにつきましても、スポーツ振興課のほうでぜひともこれから続けてもらいたいなと思っています。施設の充実が必要じゃなくてもできるスポーツは結構あります。目隠しをしながら、シッティングバレーだとかいろいろとあります。そういうようなものもぜひともスポーツ振興課のほうで後押しをしてもらいたいなと思うんですけれども、その点につきまして何かありますか。
    ◎スポーツ振興課長   今回東京2020大会が終わりまして、身近な東京でパラリンピックのスポーツを観れた。テレビでやっている回数も例年、普通の大会より多くなって、とてもパラスポーツを観る機会が多かったと思います。今回の大会を通じて、パラアスリートに関する理解というのは、今までよりも進んだんじゃないかと思っております。今回そういったせっかくの機会ですので、そういったところからパラスポーツの振興についても、スポーツ振興課として考えていきたいと思っております。 ◆しのだつよし   ありがとうございます。ぜひともお願いします。施設の充実が必要なスポーツもあるんですよね。車椅子を使っているとか、そういうものもあるんです。そうすると今の既存のスポーツ施設だとなかなか傷がついてしまうとかいうような問題があって、そういうような人たちのスポーツをする機会がなくなっちゃうのかと。我々健常者はそういうことをあまり考えないですけれども、やはりそういうような障がいを持たれている方に関しては、板橋区では何もできないじゃないかと言ってしまうと、なかなか申し訳ないのかなと思います。そういうところにあって、例えば志村とか高島平にある特別支援学校、高校、あれはすごく充実しております。あれは都の管轄ですので、なかなかできません。ただ、スポーツ庁もこれからそういうようなところと提携を結んでしっかりやっていきましょうというようなお話もあります。まず、それにつきまして、何かお答えがありましたらお願いします。 ◎スポーツ振興課長   今おっしゃられたような都の施設とか、あとはパラスポーツを推進していくにはスポーツ部門だけじゃなく福祉部門との協力、またスポーツ、パラスポーツの根底から理解を広めていくためには教育の関係も必要になるかと思います。そういったところと連携しながら、パラスポーツの推進を進めていければと思っております。 ◆しのだつよし   今おっしゃられたように、教育部門、そして福祉部門とその3つが三つどもえになってこれからいろいろと支えていただければと思います。  私からの質問は以上です。  ──────────────────────────────────────── ○主査   以上で本日の調査を終了いたします。  これをもちまして、区民環境分科会を閉会いたします。...