小 田 健 司
くらしと
観光課長 池 田 雄 史
環境政策課長 宮 津 毅
事務局職員
議事係長 龍 野 慎 治 書記 高 瀬 渉
区民環境分科会運営次第
1
開会宣告
2
理事者あいさつ
3
署名委員の指名
4 議 題
所管の
補正予算について
5
閉会宣告
○
主査
ただいまから
区民環境分科会を開会いたします。本日も、発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。
また、現在、
まん延防止等重点措置が適用されておりますので、簡潔な
質疑、
答弁、そして円滑な
議事運営にご
協力をお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
主査
初めに、
理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎
区民文化部長
おはようございます。本日は、まず
補正予算分科会ということで、ご
審議のほどよろしくお願い申し上げます。
分科会終了後、
区民環境委員会に移りまして、
新規の
陳情審査1件、それから
報告事項が10件と盛りだくさんでございます。簡潔明瞭な
答弁に努めますので、どうぞよろしくご
審議のほどお願い申し上げます。
────────────────────────────────────────
○
主査
次に、
署名委員を指名いたします。
高山しんご
委員、
荒川なお委員、以上お二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
主査
次に、
運営について申し上げます。本
分科会の
審査項目につきましては、既に配付しております
補正予算分科会別審査項目一覧表のとおりです。
質疑につきましては、
事前にご提出いただいております
理事者の範囲内で
質疑されますようご
協力をお願いいたします。また、
質疑の状況により、
答弁理事者の入退室の時間を設けますので、ご承知おき願います。加えて、本日配付しております
予算審査特別委員会補正予算関連審査の
運営についてに記載のとおり、
分科会では
議題に対する
説明は省略し、順次
質疑を行うこと、表決を行わないことなどが2月7日の
議会運営委員会で決定しておりますので、ご確認ください。
────────────────────────────────────────
○
主査
それでは、
所管の
補正予算についてを
議題といたします。
質疑につきましては、
事前に申出を受けておりますので、
吉田委員、
荒川委員の順に行います。
◆
吉田豊明
お願いいたします。
補正予算の197ページの第5
款資源環境費、第1項
環境管理費、第2目
環境公害費の中の3番の
地球温暖化防止経費についてお聞きいたします。まず
1つは、50万円の
増額補正となっていますが、これについて
説明をお願いいたします。
◎
環境政策課長
簡便に申し上げますと、この50万円の
増額につきましては
委託料でございまして、
ゼロカーボンシティ表明に係る
ロゴマーク等の
デザイン作成委託に係るものでございます。
◆
吉田豊明
この
地球温暖化防止経費は
4つの
項目、
4つの
事業に分かれていて、その中では、いたばし
環境アクションポイント事業、
予算規模でいうと324万円の
事業が行われておりますが、こちらのほうについては
増減はなかったのか教えてください。
◎
環境政策課長
こちらの表に出てくる
数字では、簡便に申し上げましたとおり
委託料の50万円の
増額でございますが、
一般需用費の中で出入りがありまして、その
関係でいたばし
環境アクションポイントの
実績に伴いまして
予算の
内容について若干見直しを行っているところでございます。
いたばし
環境アクションポイントにつきましては、
一般の
家庭1,000件、それから
事業所40件の
参加を見込んでいたところでございますが、今
年度の
実績につきましては、
一般の
家庭で524件、それから
事業所で14件ということで、大体目標の半分
程度の方にご
参加いただいたところでございます。これに伴いまして、
区内共通商品券としてお渡しする分だった
一般需用費につきまして
減額を行っているものでございます。その
金額が、
家庭用では38万円、それから
事業所用では15万6,000円の
減額を見込んでいるところでございます。これに対しまして、先ほど
委託料の中でゼロ
カーボンシティの
表明に係る
ロゴマークの
作成委託を挙げさせていただいておりますが、これを
周知するために
印刷製本費として
啓発用の
ポスター等の
印刷をするということで
増額分のものがございまして、相殺した形で
一般需用費につきましては、ほぼ
増減なしということで、表に出てきている
数字は
委託料のみになっていると、そういう形でございます。
◆
吉田豊明
委託料ということで、ゼロ
カーボン、例の
ロゴマーク、それからそれに関連して
啓発のための
ポスターとかということですよね、それが80万円ぐらいですか。
◎
環境政策課長
そうです。
◆
吉田豊明
その一方で、
環境アクションポイントについては、
一般需用費44万円の
減額ということでした。それで、全体としては
想定の半分ぐらいということで、
新規の
事業で鳴り物入りで行った
事業が
想定の半分ぐらいだということで、まず、この評価と、どこに課題があったのか、その辺についてもお願いします。
◎
環境政策課長
初
年度ということもありまして、
参加された方が見込んでいた数の半分だったということは非常に残念に思っております。これは反省すべき点があると思ってございまして、具体的には
周知が足りなかったのかと。今
年度参加された方の
口コミ等で広がっていけば、来
年度以降、大きく
参加者が見込めるんではないかと思っているのが1点。それから、エネルギー、具体的には
電気とガスの
使用量の
削減を見込んでおりまして、大体5%前後の
削減を
皆さんがされるのではないかなということで
予算取りをしていたところですが、現在上がってきている
報告書を集計しているまだ初期の
段階なんですけれども、約半数の方が10%以上の
削減をされていたということでございますので、そういった
意味では、
参加者は少なかったけれども、
参加された方はかなり
努力されていたのかなというふうに考えているところでございます。
◆
吉田豊明
今回のこの
環境アクションポイントは、
電気でいえば2%からですよね。1,000
ポイントがつくのが2%、4%というところで、少ないけれども、こまめに
電気を消したり、使わない部屋の暖房は切ったり、冷房は切ったりというこまめなことを
想定しているというふうに思うんですよ。そういう点で、こうした毎日の地道な
節電というところが比較的少なかったというふうに考えるんです。それで、例えば10%以上となると、これは日々の
努力では補えない。つまり大幅に
電気が、特にかかるのが
エアコンだと思うんですけれども、
エアコンを
省エネ型に買い換えたとか、そういう
家庭ではないかというふうに思うんですが、今後
事業を進めていく上でそうした、つまり今回10%減ったところが、もし
エアコンを買い換えて10%減ったとしたら、新
年度はなかなかまた10%というふうにはならないと思うんです。だから、日々の
節電をどう進めていくかという点が大きな
ポイントになるんじゃないかと思いますが、新
年度に向けてどのような
取組をしていくのか改めてお願いいたします。
◎
環境政策課長
確かに、日々の
努力では一度に10%の
削減をするのは難しいというのは、おっしゃるとおりだと思います。そういった
意味では、我々も
皆さんにお送りしているパンフレットの中で具体的に、これは
皆さんにお見せできるものではないんですが、どういうことをすると何%
削減できて、どれくらいの
電気量が減って、どれくらいの
金額が節約できるんですよみたいな形のものをお送りしているところですが、この辺をメインに出して、こまめな
努力によってどれだけ減るのかを見える化することによって、
皆さんの
努力のメニューを増やしていければというふうに思っていますので、そういった
意味では、
皆さんに最初の
段階で
参加された方にお送りするものの中に、
皆さんが何をすればどれくらい減るのかというのが分かるようなものをきちんと伝えられるように努めてまいりたいというふうに思います。
◆
吉田豊明
板橋区は、
ゼロカーボンシティ表明をしたということで、今後、こまめな
区民と一緒に
省エネ行動を進めていくということもやはり大きな
取組になりますので、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。
それから、次に141ページ、
戸籍住民課なんですけれども、まず、この3番の
個人番号カードの
発行経費が1億456万7,000円の
減額補正になっていますが、この
内容について示してください。
◎
戸籍住民課長
こちらの
発行経費の
減額の中で大きなものとしましては、
負担金及び
交付金の
部分で、
カード発行業務に関わる
経費として、
委任機関であるJ−
LISへ支払う
負担金を計上しておりまして、こちらのJ−
LIS負担金の
上限見込額の
通知額に基づきまして
減額しております。
◆
吉田豊明
そうなると、当初
予算があって、それについてこれだけの
発行を見込んだんだけれども、少なかったということでいいんですか。
◎
戸籍住民課長
こちらの
経費なんですけれども、歳入のほうで
補助金が入っておりまして、
個人番号事業費補助金、こちらについては
カード発行業務に伴う
負担金をJ−
LISへ支払うための
補助金として
同額がこちらのほうに計上され、それに基づいて
負担金で支払っているという現状でございます。こちらにつきましては、
年度当初、
予算計上する時点で国から
上限額が示されていなかったので、2
年度の当初
予算の
上限額にて
予算を計上しておりまして、最終的に今回これだけ
減額したということになっております。
◆
吉田豊明
そうすると、当初
予算は国のほうから
上限額が示されなかったということで、前
年度の当初
予算をそのまま
予算で計上したんだけれども、当初の
予算で
想定していた
発行経費よりも少なくなったという
理由が分からないんですが。
枚数は増えていると思うんですよ、前
年度よりも
発行の
枚数は。そこのところがどういうことなのかを教えていただきたい。
◎
戸籍住民課長
国の
経費につきましても、当初は本当に
上限額の
見込みというところで
例年こちらのほうに
通知が来ていて、最大これだけかかりますというところで計上しているところなんですね。それで、
例年このタイミングで、
上限額としては
実績としてこれぐらいになりますということで現実的な
金額が示され、今回の
減額をしているというところなんですけれども、当初と
決算額はちょっと乖離してしまうんですけれども、実際にどれだけかかったかというところで
説明をさせていただきますと、
令和2
年度につきましても、当初は
見込みでやっておりますので、今
年度と同じ3億3,600万円だったんです。ただ、実際の
決算額としては、2
年度につきましては2億4,400万円。それで今回、やはり当初のときは国からの
上限額が示されていなかったということで、去
年度に倣って
同額3億3,600万円を計上しましたが、今回、国からの今
年度の
見込みとしてちょうど
通知で示されてきている額が2億600万円
程度ということなので、実際にこちらの
通知カード等の
業務内容にかかった
金額としてはそれほどの乖離は生じていないと認識しています。
◆
吉田豊明
分かりました。そうすると、実際は
板橋区としては、
申請を受けて
発行業務を行いますよね、
交付までの。それについての費用は
全額国が持つということでよろしいんですか。それで、その
経費は入りと出は
同額で、つまり、区としてそれを変えられないものだというか、そういうふうに理解してよろしいですか。
◎
戸籍住民課長
現在、今回
補正で出させていただいている
マイナンバーに関わる
補助金が3種類ございまして、今、
吉田委員のほうからご質問いただいているものが、国の
委任機関のJ−
LISへそのまま支払うもので、J−
LISの請求に基づいてその
同額の
金額を国から
補助金としてもらって区を経由して通しているというものが今回のこの
減額が大きく生じている
補助金です。
そのほかに、例えば
マイナポイント事業費補助金といって、国の
マイナポイント第2弾実施に関わる
補助金の活用として、これはもう区が独自で
交付のための
コールセンターであるとか、
ポイント支援のための
コールセンターを新設したりというところで今回2,600万円を計上していますけれども、これは10割
補助で、そのまま
板橋区の
申請で
補助金をもらえる形になっています。
また、
吉田委員がおっしゃったように、
カード業務に関わる区独自の、例えば
人件費であるとか
予約システム、
窓口等の構築に関わる
交付事務の
補助金につきましても、別途2億3,700万円、こちらのほうも今回の
補正で計上させていただいていて、これも区でかかる必要な
経費について10割
補助で国から頂いているというものです。
◆
吉田豊明
J−
LISに関わるものだから、直接区が関わらないということで、国からきたお金をそのままJ−
LISに出すということでよろしいですね。分かりました。
続きまして、209ページの
産業振興費についてお聞きしたいというふうに思います。8番の
地域経済活性化生活応援事業経費の1億1,129万2,000円の
減額補正をされていますが、これについて
説明をお願いいたします。
◎
産業振興課長
こちらの1億1,100万円余につきましては
委託料でございまして、主なものにつきましては、昨年7月から8月にかけて行いました
キャッシュレスポイント還元事業、
PayPayを利用した30%の
ポイント還元事業でございまして、当初、その
ポイント還元分30%、6億円分を見込んでございました。実際7月、8月で
実績といたしましては4億9,100万円余というようなところでございまして、その差分が主な
経費でございます。
◆
吉田豊明
この
補正予算で立てられた、当初
予算ですかね、
補正予算だったか、で立てられた9億422万3,000円の
予算だったんですけれども、この
事業は2つあって、
1つは、
プレミアム商品券の
発行、それともう一つが、
PayPayでの
ポイント還元ということだったんですが、
商品券のほうは
減額の
補正はなかったということでいいですか。
◎
産業振興課長
プレミアム付きの
商品券の
事業経費といたしましては、2億8,000万円を計上させていただきました。こちらにつきましては、
減額補正とさせていただいてございません。
◆
吉田豊明
そうすると、
PayPayの
ポイント還元の
事業が1億1,000万円も使い残してしまったということなのだと思うんです。それで、この使い残してしまった
予算を新たに、例えば時期をもう少し延ばすとかそういうことは検討されなかったんですか。
◎
産業振興課長
PayPay還元事業といたしましては、7月8月の2か月間ということで
期間を区切って
周知等を徹底させていただいたところでございまして、そういったところから、さらに延長ということは当初
予定はしてございませんでした。実際、
ポイント還元で82%
程度は還元させていただいてございます。
経済効果といたしましては、
見込みとしては20億円を
予定させていただいたところではあるんですが、18億7,500万円
程度ということで、93.8%
程度達成させていただいているというようなところがございまして、
事業的には
一定程度の役割は果たせたかなという認識ではございます。
◆
吉田豊明
分かりました。
最後に、昨年の場合だと、この時期に……。
○
主査
20分経過しましたので、次の
委員に移らせていただきます。
◆
荒川なお
209ページの
観光振興経費のところをお聞きしたいんですけれども、この
経費の中で、いたばし
花火大会が多くを占めているというところなので、これが
マイナスになったというのは
中止だというのは大体分かるわけですけれども、ちょっと気になっていたのは、ほかの
事業で幾つかは
代替の企画をやっていますよね。このいたばし
花火大会でも
代替というのを何らかの形で検討できなかったのかなというのはちょっと気になっていたところなんですが、そこについてまずお聞きします。
◎
くらしと
観光課長
花火大会の
代替事業という
お話だと思います。
花火大会は、いろいろな
市町村で
代替というか
シークレット花火みたいなものを
開催しているところが数か所ございますが、その
開催については、
自治体ではなくて
民間で全て行っているというような形で聞いております。そういった
代替で
シークレットという形で行うことについては、地方
自治体がやるとなりますと、それなりの
準備等の影響もございますので、そういった検討は今回は行っておりませんでした。
◆
荒川なお
民間でほとんどやっているということなんですけれども、例えば
準備期間という
お話が今ありましたけれども、2020年だったら
コロナがはやる前で、しかも5月にやるとしていましたから、
期間があまりないというのは分かるんですけれども、この間の
コロナの
長期化というのはある
程度読めていたわけで、そういう
意味では、
準備期間というのが、ほかの
自治体は
民間がやっているからといっても、それだけが
理由になるのかというのも思うんですけれども、その辺については今の
答弁だけでは分からなかったんですが。
◎
くらしと
観光課長
すみません。私のほうで、ちょっと今の
説明に不足がありました。
準備期間というよりも準備
経費的なところで、例えば
シークレットというか、そういった形でやる場合も、周りの
警備等は当然必要になってまいりますので、その辺の
経費については、ほぼ
開催するのと同じ
程度かかる。また、区で行う場合については、やはり
区民の方
皆さんに
事業を行うという
周知が必要になってくるのかなと思いますが、そういった形で行いますと、通常の
花火大会と変わらない。ですので、ほかの
自治体も、各
市町村も、
自治体ではなくて
商工会であるとか地元の
町会であるとかというところで
シークレットという
開催をしております。やはり税金を入れて
花火大会をやるとなりますと、
シークレットで行うということについては、
一定の理解についてはなかなか難しいのかなというところの判断で行いませんでした。
◆
荒川なお
例えば
民間とかとそういう
協議とかも区としてはされていないということでいいんですか。
◎
くらしと
観光課長
民間からそういった申出があれば、当然そういった
協議をさせていただくんですが、お申出は実際ございません。一部の
町会でそういったものを考えているというようなことがございましたが、やはり
警備の
部分であるとかというところで、
皆さん断念されたというようなことは聞いております。
◆
荒川なお
先ほど
シークレットという
お話で、確か私も去年、川口市だったというふうに聞いているんですけれども、突然
板橋から見えるので、こういうのがあったんだなというのは分かるんですけれども。ただ単に
花火だけにどうしてもこだわる、
花火の
事業なので、それに対してというところはあるかもしれないんですけど、例えば仙台市なんかは、これも多分
民間とかが絡んでいたんだと思うんですけれども、全く違う
事業で、
地域の商店とか
地域を盛り上げるという
意味でやっているんだと思うんですけども、そういう視点に切り替えていくということも含めて考えていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、それについてもお願いします。
◎
くらしと
観光課長
今回、
花火の
代替となりますと、そういった形があるのかなと思っておりますが、
くらしと
観光課としては、
一定の
経済効果のある
事業ということで、今回、区役所の
周辺で
マルシェ、また
オンラインで
マルシェを
開催させていただいた。そちらが
区民まつりの
代替と言いながらも、
花火大会も含めた
イベント関係の
代替というような
部分が考えられるのかということで
開催しているところです。
◆
荒川なお
特に今回
花火大会の場合は、例えば
地域でいうと舟渡とか蓮根であるとか、そういうところであると、過去2年間お客さんが来ていないわけで、人の流れも全然ないわけですから、特に
経済的な打撃は大きくて、実際、今年も分からないし、さらに来年になったらというときには、もう店とかはなくなっちゃったりするわけですよ。だから、やっぱりそういうことを考えると、
オンラインマルシェとかいろいろやっていただいているのはものすごくいいんですけれども、
地域にピン
ポイントで当てるような、そういうことも考えていかなきゃいけないんじゃないかと思うんですけれども、
最後そこについて
答弁をお願いします。
◎
くらしと
観光課長
花火大会開催の
周辺と、そういったところの
経済の
部分というところでの
お話だと思います。なかなか
地域限定の
イベントの
代替で、
地域限定のそういった
経済効果を狙った
事業というところでは、ピン
ポイントではなかなか難しいのかなと思っております。ですので、今回、
PayPayであるとかそういったところでの
部分をご利用いただいて、そこでの
経済効果というところをお願いできればというふうに思っております。
◆
荒川なお
ちょっとそれだけでは。だから、それだけでできているならば店とかなくなりませんし、まだ不十分だというところはちゃんと認識していただきたいなというふうには思います。
次に、143ページの
東京2020
オリンピック・
パラリンピック競技大会関連事業というのがあるんですけれども、これも
マイナスにはなっているわけですけれども、具体的に
事業、どういうところで
マイナスになっているのかというのをお聞きしたいんですがお願いします。
◎
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長
この
東京2020
オリンピック・
パラリンピック競技大会関連事業なんですけれども、その名前のとおり、
東京2020
オリンピック・
パラリンピックに関連してやったものになります。具体的に言いますと、
イタリアバレーボールチームを
板橋区では受け入れていたんですけれども、その
交流事業が
中止になったり、
ボランティアの活動ができなくなったりとか、
あとオリンピックの
聖火リレーを
公道でやる
予定だったのが、
公道ではできなくなったため、そこに携わる方の
補償費とか、そういったところが主に
減額になっております。
◆
荒川なお
イタリアバレーボールチームのところは、以前も
委員会のときに
お話ししましたけれども、
ボランティアは以前募集していましたので、これができるのか、できないかというところはあったんですけれども。実際、スポーツや
オリンピックに関わりたくてそういうことをやろうとしていたと。これがただ単に、仕方ないんですけれども、できなかったというところですよね。だから、やっぱりそれで話が終わっちゃっているわけなんですけれども、
オリンピックを通じて、もともとの目的としては、いろんなスポーツに関われるようなというところが、もっとそういうところが見えるようにならなければいけないんじゃないかなというふうには思っていたんですけれども、そこについての考えもお願いします。
◎
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長
委員がおっしゃられたように、やはり
オリンピック・
パラリンピックは無観客になったりとか、選手との接触制限ということで、なかなか
交流事業もできなくて、思ったように機運醸成等ができないような難しい状況は続いておりました。今後なんですけれども、
板橋区はJOCと都内の区
市町村で初めてとなるパートナー都市協定を結んだりとかしていますので、そのJOCと連携して
事業を進めていったりとか、今回、
東京2020
オリンピック・
パラリンピックに出場した選手でも
板橋区にゆかりのある選手がいらっしゃいますので、そういう方と連携しながら、
オリンピックを通してスポーツの振興を進めていければとは思っております。
◆
荒川なお
今、JOCとの連携というところもあったんですけれども、なかなか今回、連携しないほうがいいとは思わないですけども、もうちょっと
板橋区独自でやっていくというか、どこかと連携しないと何かやらないとなると、その弊害じゃないですけれども、こっちがやらないと言えばなかなかできないというのもありますよね。だから、もっと
板橋区独自のものを、
オリンピックを通じてというのをもっと見せていかなければいけないと思うんですけれども、そこについての考えを聞きたかったんです。
◎
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長
区としても、やはり
イタリアバレーボールチームが来たり、
聖火リレー、
公道では実施ができなかったですけれども、点火式みたいな形でやっていたところにも関わっておりますので、今ちょうど
聖火リレーのトーチや
イタリアバレーボールチームのサインボールとかを巡回展示していたりとかもありますし、先ほども申し上げたように、区ゆかりの選手たちと
協力して、
パラリンピック・
オリンピックについて、
皆さんに知っていただくというのを進めていければと思っております。
◆
荒川なお
認識が間違っていたらすみません。この
事業の中に、確か
オリンピックデー何とかも入っていたかと思うんですけれども、2019年にはこれを
開催していて、私も開会式に行かせていただきましたけども、やっぱりあれだと、やり方はいろいろあると思うんですけれども、スポーツに関われますよね、
区民の方とかそういう方が。だから、そういうものをより、あれは
東京都と連携したと思うんですけれども、殊、
板橋区として、今、
板橋区ゆかりのスポーツ選手とかと、そういう具体的なものを今後やっていくという認識でいいんですか。そういう考えがあるということでいいんですか。
◎
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長
コロナ禍で接触がなかなか難しいところではありますけれども、
委員がおっしゃっていただいたように、直接スポーツに触れ合えるような、それを例えば
オリンピックに出た選手や
パラリンピックに出た選手と一緒に何かできるようなこと、そういったことも含めて検討していければと思っております。
◆
荒川なお
オリンピック後になったので、この間はデフリンピックなんかも陳情は採択されているわけですけれども、もっと
板橋区として今まで考えていなかったことも取り入れていくということが、この
オリンピック後というところで必要になってくると思うんですけれども、その辺もあんまり見えない、まだこれからなのかもしれませんけども、どう考えるのか
最後にお聞きしたいんですが、お願いします。
◎
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長
今回の
オリンピック・
パラリンピック等を通じて多様性ということで、スポーツに関してもいろんなスポーツの在り方というのを考えていく必要があるかと思います。区としても、今までやっているものだけではなくて、いろんなスポーツについて振興していけるように、これからも区としてスポーツ振興に励んでいきたいと思っております。
◆
荒川なお
それをやるに当たって、環境整備とかも不十分な点がまだまだあるとは思うので、これは要望で終わりますけども、そういったところも
板橋区としてはしっかりとやっていただきたいというふうには思います。
○
主査
では、よろしいですね。
吉田委員、続きございますよね。
◆
吉田豊明
1つだけお聞きしたいというふうに思います。現在、新型
コロナウイルスの新種の変異株が蔓延していて感染爆発というような状況になっていて、
まん延防止等重点措置というのが
東京都は適用されています。つまり、区内の
事業者も今大変厳しい状況が継続しているというふうに私は思っています。そういう中で、昨年はこの時期に最終
補正と前後して、営業時間短縮、
板橋区感染拡大防止
協力金給付
事業というのが行われました。
東京都の給付金、国の一時支援金に
板橋区が上乗せをするという
事業が
年度をまたいで繰越明許という形で行っていましたが、今回この
まん延防止等重点措置という中で
板橋区がそういった追加の支援をしなかった
理由について、検討されなかったのか、その辺の状況をお聞きしたいと思います。
◎
産業振興課長
昨
年度、感染拡大防止
協力金等を上乗せということで実施させていただいたところでございます。現在も新たな変異株ということで、オミクロン株で感染が拡大している状況の中では、非常に厳しいところはあろうかと思います。今
年度は、
板橋区独自の
事業継続給付金ということで、1月末までの受付で締め切らせていただいていますけれども、実施してきたところでございます。今般、国の支援金、また
東京都の感染拡大防止
協力金等、支給が始まるというようなところもございますので、そういった状況を見ながら今後の感染の状況を踏まえ、しっかりと必要に応じた検討はしてまいりたいというところでございますが、現時点で、昨年同様に、国や都の支援金、給付金に上乗せするというところの考え方はございません。
────────────────────────────────────────
○
主査
以上で
質疑を終了いたします。これをもちまして、
区民環境分科会を閉会いたします。...