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平成30年予算特別委員会 本文 開催日: 2018-03-19

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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成30年予算特別委員会 本文 2018-03-19 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 476 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯大塚委員長 選択 3 : ◯長坂病院事務総室長 選択 4 : ◯大塚委員長 選択 5 : ◯大塚委員長 選択 6 : ◯植田委員 選択 7 : ◯大塚委員長 選択 8 : ◯長坂病院事務総室長 選択 9 : ◯大塚委員長 選択 10 : ◯植田委員 選択 11 : ◯大塚委員長 選択 12 : ◯小田切看護部長 選択 13 : ◯大塚委員長 選択 14 : ◯植田委員 選択 15 : ◯大塚委員長 選択 16 : ◯小田切看護部長 選択 17 : ◯大塚委員長 選択 18 : ◯植田委員 選択 19 : ◯大塚委員長 選択 20 : ◯小田切看護部長 選択 21 : ◯大塚委員長 選択 22 : ◯植田委員 選択 23 : ◯大塚委員長 選択 24 : ◯小田切看護部長 選択 25 : ◯大塚委員長 選択 26 : ◯植田委員 選択 27 : ◯大塚委員長 選択 28 : ◯小田切看護部長 選択 29 : ◯大塚委員長 選択 30 : ◯植田委員 選択 31 : ◯大塚委員長 選択 32 : ◯小田切看護部長 選択 33 : ◯大塚委員長 選択 34 : ◯植田委員 選択 35 : ◯大塚委員長 選択 36 : ◯小田切看護部長 選択 37 : ◯大塚委員長 選択 38 : ◯植田委員 選択 39 : ◯大塚委員長 選択 40 : ◯小田切看護部長 選択 41 : ◯大塚委員長 選択 42 : ◯植田委員 選択 43 : ◯大塚委員長 選択 44 : ◯小田切看護部長 選択 45 : ◯大塚委員長 選択 46 : ◯植田委員 選択 47 : ◯大塚委員長 選択 48 : ◯小田切看護部長 選択 49 : ◯大塚委員長 選択 50 : ◯植田委員 選択 51 : ◯大塚委員長 選択 52 : ◯長坂病院事務総室長 選択 53 : ◯大塚委員長 選択 54 : ◯植田委員 選択 55 : ◯大塚委員長 選択 56 : ◯長坂病院事務総室長 選択 57 : ◯大塚委員長 選択 58 : ◯植田委員 選択 59 : ◯大塚委員長 選択 60 : ◯長坂病院事務総室長 選択 61 : ◯大塚委員長 選択 62 : ◯植田委員 選択 63 : ◯大塚委員長 選択 64 : ◯藤井病院長 選択 65 : ◯大塚委員長 選択 66 : ◯植田委員 選択 67 : ◯大塚委員長 選択 68 : ◯鮫田委員 選択 69 : ◯大塚委員長 選択 70 : ◯雨宮経営企画課長 選択 71 : ◯大塚委員長 選択 72 : ◯鮫田委員 選択 73 : ◯大塚委員長 選択 74 : ◯長坂病院事務総室長 選択 75 : ◯大塚委員長 選択 76 : ◯長坂病院事務総室長 選択 77 : ◯大塚委員長 選択 78 : ◯鮫田委員 選択 79 : ◯大塚委員長 選択 80 : ◯長坂病院事務総室長 選択 81 : ◯大塚委員長 選択 82 : ◯鮫田委員 選択 83 : ◯大塚委員長 選択 84 : ◯長坂病院事務総室長 選択 85 : ◯大塚委員長 選択 86 : ◯鮫田委員 選択 87 : ◯大塚委員長 選択 88 : ◯長坂病院事務総室長 選択 89 : ◯大塚委員長 選択 90 : ◯鮫田委員 選択 91 : ◯大塚委員長 選択 92 : ◯長坂病院事務総室長 選択 93 : ◯大塚委員長 選択 94 : ◯鮫田委員 選択 95 : ◯大塚委員長 選択 96 : ◯木内委員 選択 97 : ◯大塚委員長 選択 98 : ◯長坂病院事務総室長 選択 99 : ◯大塚委員長 選択 100 : ◯木内委員 選択 101 : ◯大塚委員長 選択 102 : ◯長坂病院事務総室長 選択 103 : ◯大塚委員長 選択 104 : ◯木内委員 選択 105 : ◯大塚委員長 選択 106 : ◯長坂病院事務総室長 選択 107 : ◯大塚委員長 選択 108 : ◯木内委員 選択 109 : ◯大塚委員長 選択 110 : ◯長坂病院事務総室長 選択 111 : ◯大塚委員長 選択 112 : ◯木内委員 選択 113 : ◯大塚委員長 選択 114 : ◯長坂病院事務総室長 選択 115 : ◯大塚委員長 選択 116 : ◯木内委員 選択 117 : ◯大塚委員長 選択 118 : ◯雨宮経営企画課長 選択 119 : ◯大塚委員長 選択 120 : ◯木内委員 選択 121 : ◯大塚委員長 選択 122 : ◯雨宮経営企画課長 選択 123 : ◯大塚委員長 選択 124 : ◯木内委員 選択 125 : ◯大塚委員長 選択 126 : ◯雨宮経営企画課長 選択 127 : ◯大塚委員長 選択 128 : ◯木内委員 選択 129 : ◯大塚委員長 選択 130 : ◯雨宮経営企画課長 選択 131 : ◯大塚委員長 選択 132 : ◯木内委員 選択 133 : ◯大塚委員長 選択 134 : ◯長坂病院事務総室長 選択 135 : ◯大塚委員長 選択 136 : ◯木内委員 選択 137 : ◯大塚委員長 選択 138 : ◯長坂病院事務総室長 選択 139 : ◯大塚委員長 選択 140 : ◯木内委員 選択 141 : ◯大塚委員長 選択 142 : ◯長坂病院事務総室長 選択 143 : ◯大塚委員長 選択 144 : ◯木内委員 選択 145 : ◯大塚委員長 選択 146 : ◯長坂病院事務総室長 選択 147 : ◯大塚委員長 選択 148 : ◯木内委員 選択 149 : ◯大塚委員長 選択 150 : ◯長坂病院事務総室長 選択 151 : ◯大塚委員長 選択 152 : ◯木内委員 選択 153 : ◯大塚委員長 選択 154 : ◯雨宮経営企画課長 選択 155 : ◯大塚委員長 選択 156 : ◯木内委員 選択 157 : ◯大塚委員長 選択 158 : ◯雨宮経営企画課長 選択 159 : ◯大塚委員長 選択 160 : ◯木内委員 選択 161 : ◯大塚委員長 選択 162 : ◯清水(仁)委員 選択 163 : ◯大塚委員長 選択 164 : ◯長坂病院事務総室長 選択 165 : ◯大塚委員長 選択 166 : ◯清水(仁)委員 選択 167 : ◯大塚委員長 選択 168 : ◯藤井病院長 選択 169 : ◯大塚委員長 選択 170 : ◯清水(仁)委員 選択 171 : ◯大塚委員長 選択 172 : ◯長坂病院事務総室長 選択 173 : ◯大塚委員長 選択 174 : ◯清水(仁)委員 選択 175 : ◯大塚委員長 選択 176 : ◯長坂病院事務総室長 選択 177 : ◯大塚委員長 選択 178 : ◯清水(仁)委員 選択 179 : ◯大塚委員長 選択 180 : ◯長坂病院事務総室長 選択 181 : ◯大塚委員長 選択 182 : ◯清水(仁)委員 選択 183 : ◯大塚委員長 選択 184 : ◯丸山総合相談室長 選択 185 : ◯大塚委員長 選択 186 : ◯清水(仁)委員 選択 187 : ◯大塚委員長 選択 188 : ◯長坂病院事務総室長 選択 189 : ◯大塚委員長 選択 190 : ◯清水(仁)委員 選択 191 : ◯大塚委員長 選択 192 : ◯嶋田教育総室長 選択 193 : ◯大塚委員長 選択 194 : ◯神山委員 選択 195 : ◯大塚委員長 選択 196 : ◯本田図書館長 選択 197 : ◯大塚委員長 選択 198 : ◯宮川学事課長 選択 199 : ◯大塚委員長 選択 200 : ◯神山委員 選択 201 : ◯大塚委員長 選択 202 : ◯本田図書館長 選択 203 : ◯大塚委員長 選択 204 : ◯神山委員 選択 205 : ◯大塚委員長 選択 206 : ◯宮川学事課長 選択 207 : ◯大塚委員長 選択 208 : ◯神山委員 選択 209 : ◯大塚委員長 選択 210 : ◯宮川学事課長 選択 211 : ◯大塚委員長 選択 212 : ◯神山委員 選択 213 : ◯大塚委員長 選択 214 : ◯宮川学事課長 選択 215 : ◯大塚委員長 選択 216 : ◯神山委員 選択 217 : ◯大塚委員長 選択 218 : ◯松田学校教育課長 選択 219 : ◯大塚委員長 選択 220 : ◯神山委員 選択 221 : ◯大塚委員長 選択 222 : ◯松田学校教育課長 選択 223 : ◯大塚委員長 選択 224 : ◯神山委員 選択 225 : ◯大塚委員長 選択 226 : ◯松田学校教育課長 選択 227 : ◯大塚委員長 選択 228 : ◯神山委員 選択 229 : ◯大塚委員長 選択 230 : ◯松田学校教育課長 選択 231 : ◯大塚委員長 選択 232 : ◯神山委員 選択 233 : ◯大塚委員長 選択 234 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 235 : ◯大塚委員長 選択 236 : ◯神山委員 選択 237 : ◯大塚委員長 選択 238 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 239 : ◯大塚委員長 選択 240 : ◯神山委員 選択 241 : ◯大塚委員長 選択 242 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 243 : ◯大塚委員長 選択 244 : ◯神山委員 選択 245 : ◯大塚委員長 選択 246 : ◯大塚委員長 選択 247 : ◯植田委員 選択 248 : ◯大塚委員長 選択 249 : ◯宮川学事課長 選択 250 : ◯大塚委員長 選択 251 : ◯植田委員 選択 252 : ◯大塚委員長 選択 253 : ◯宮川学事課長 選択 254 : ◯大塚委員長 選択 255 : ◯植田委員 選択 256 : ◯大塚委員長 選択 257 : ◯松田学校教育課長 選択 258 : ◯大塚委員長 選択 259 : ◯植田委員 選択 260 : ◯大塚委員長 選択 261 : ◯松田学校教育課長 選択 262 : ◯大塚委員長 選択 263 : ◯植田委員 選択 264 : ◯大塚委員長 選択 265 : ◯松田学校教育課長 選択 266 : ◯大塚委員長 選択 267 : ◯植田委員 選択 268 : ◯大塚委員長 選択 269 : ◯松田学校教育課長 選択 270 : ◯大塚委員長 選択 271 : ◯植田委員 選択 272 : ◯大塚委員長 選択 273 : ◯松田学校教育課長 選択 274 : ◯大塚委員長 選択 275 : ◯植田委員 選択 276 : ◯大塚委員長 選択 277 : ◯松田学校教育課長 選択 278 : ◯大塚委員長 選択 279 : ◯植田委員 選択 280 : ◯大塚委員長 選択 281 : ◯宮川学事課長 選択 282 : ◯大塚委員長 選択 283 : ◯植田委員 選択 284 : ◯大塚委員長 選択 285 : ◯宮川学事課長 選択 286 : ◯大塚委員長 選択 287 : ◯植田委員 選択 288 : ◯大塚委員長 選択 289 : ◯兵道委員 選択 290 : ◯大塚委員長 選択 291 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 292 : ◯大塚委員長 選択 293 : ◯兵道委員 選択 294 : ◯大塚委員長 選択 295 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 296 : ◯大塚委員長 選択 297 : ◯兵道委員 選択 298 : ◯大塚委員長 選択 299 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 300 : ◯大塚委員長 選択 301 : ◯兵道委員 選択 302 : ◯大塚委員長 選択 303 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 304 : ◯大塚委員長 選択 305 : ◯兵道委員 選択 306 : ◯大塚委員長 選択 307 : ◯碓井甲府商科専門学校事務長 選択 308 : ◯大塚委員長 選択 309 : ◯兵道委員 選択 310 : ◯大塚委員長 選択 311 : ◯碓井甲府商科専門学校事務長 選択 312 : ◯大塚委員長 選択 313 : ◯兵道委員 選択 314 : ◯大塚委員長 選択 315 : ◯碓井甲府商科専門学校事務長 選択 316 : ◯大塚委員長 選択 317 : ◯兵道委員 選択 318 : ◯大塚委員長 選択 319 : ◯碓井甲府商科専門学校事務長 選択 320 : ◯大塚委員長 選択 321 : ◯兵道委員 選択 322 : ◯大塚委員長 選択 323 : ◯小沢(宏)委員 選択 324 : ◯大塚委員長 選択 325 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 326 : ◯大塚委員長 選択 327 : ◯小沢(宏)委員 選択 328 : ◯大塚委員長 選択 329 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 330 : ◯大塚委員長 選択 331 : ◯小沢(宏)委員 選択 332 : ◯大塚委員長 選択 333 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 334 : ◯大塚委員長 選択 335 : ◯小沢(宏)委員 選択 336 : ◯大塚委員長 選択 337 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 338 : ◯大塚委員長 選択 339 : ◯小沢(宏)委員 選択 340 : ◯大塚委員長 選択 341 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 342 : ◯大塚委員長 選択 343 : ◯小沢(宏)委員 選択 344 : ◯大塚委員長 選択 345 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 346 : ◯大塚委員長 選択 347 : ◯小沢(宏)委員 選択 348 : ◯大塚委員長 選択 349 : ◯天野委員 選択 350 : ◯大塚委員長 選択 351 : ◯松田学校教育課長 選択 352 : ◯大塚委員長 選択 353 : ◯天野委員 選択 354 : ◯大塚委員長 選択 355 : ◯松田学校教育課長 選択 356 : ◯大塚委員長 選択 357 : ◯天野委員 選択 358 : ◯大塚委員長 選択 359 : ◯松田学校教育課長 選択 360 : ◯大塚委員長 選択 361 : ◯天野委員 選択 362 : ◯大塚委員長 選択 363 : ◯松田学校教育課長 選択 364 : ◯大塚委員長 選択 365 : ◯天野委員 選択 366 : ◯大塚委員長 選択 367 : ◯宮川学事課長 選択 368 : ◯大塚委員長 選択 369 : ◯天野委員 選択 370 : ◯大塚委員長 選択 371 : ◯岡委員 選択 372 : ◯大塚委員長 選択 373 : ◯宮川学事課長 選択 374 : ◯大塚委員長 選択 375 : ◯岡委員 選択 376 : ◯大塚委員長 選択 377 : ◯宮川学事課長 選択 378 : ◯大塚委員長 選択 379 : ◯岡委員 選択 380 : ◯大塚委員長 選択 381 : ◯小澤(浩)委員 選択 382 : ◯大塚委員長 選択 383 : ◯松田学校教育課長 選択 384 : ◯大塚委員長 選択 385 : ◯小澤(浩)委員 選択 386 : ◯大塚委員長 選択 387 : ◯松田学校教育課長 選択 388 : ◯大塚委員長 選択 389 : ◯小澤(浩)委員 選択 390 : ◯大塚委員長 選択 391 : ◯松田学校教育課長 選択 392 : ◯大塚委員長 選択 393 : ◯小澤(浩)委員 選択 394 : ◯大塚委員長 選択 395 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 396 : ◯大塚委員長 選択 397 : ◯小沢(宏)委員 選択 398 : ◯大塚委員長 選択 399 : ◯末木委員 選択 400 : ◯大塚委員長 選択 401 : ◯宮川学事課長 選択 402 : ◯大塚委員長 選択 403 : ◯末木委員 選択 404 : ◯大塚委員長 選択 405 : ◯宮川学事課長 選択 406 : ◯大塚委員長 選択 407 : ◯末木委員 選択 408 : ◯大塚委員長 選択 409 : ◯宮川学事課長 選択 410 : ◯大塚委員長 選択 411 : ◯末木委員 選択 412 : ◯大塚委員長 選択 413 : ◯内藤委員 選択 414 : ◯大塚委員長 選択 415 : ◯宮川学事課長 選択 416 : ◯中村副委員長 選択 417 : ◯内藤委員 選択 418 : ◯中村副委員長 選択 419 : ◯宮川学事課長 選択 420 : ◯中村副委員長 選択 421 : ◯内藤委員 選択 422 : ◯中村副委員長 選択 423 : ◯宮川学事課長 選択 424 : ◯中村副委員長 選択 425 : ◯内藤委員 選択 426 : ◯中村副委員長 選択 427 : ◯宮川学事課長 選択 428 : ◯中村副委員長 選択 429 : ◯内藤委員 選択 430 : ◯中村副委員長 選択 431 : ◯松田学校教育課長 選択 432 : ◯中村副委員長 選択 433 : ◯飯田スポーツ課長 選択 434 : ◯中村副委員長 選択 435 : ◯内藤委員 選択 436 : ◯中村副委員長 選択 437 : ◯木内委員 選択 438 : ◯中村副委員長 選択 439 : ◯宮川学事課長 選択 440 : ◯中村副委員長 選択 441 : ◯木内委員 選択 442 : ◯中村副委員長 選択 443 : ◯宮川学事課長 選択 444 : ◯中村副委員長 選択 445 : ◯木内委員 選択 446 : ◯中村副委員長 選択 447 : ◯宮川学事課長 選択 448 : ◯中村副委員長 選択 449 : ◯木内委員 選択 450 : ◯中村副委員長 選択 451 : ◯金丸委員 選択 452 : ◯大塚委員長 選択 453 : ◯宮川学事課長 選択 454 : ◯大塚委員長 選択 455 : ◯金丸委員 選択 456 : ◯大塚委員長 選択 457 : ◯小林教育長 選択 458 : ◯大塚委員長 選択 459 : ◯金丸委員 選択 460 : ◯大塚委員長 選択 461 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 462 : ◯大塚委員長 選択 463 : ◯金丸委員 選択 464 : ◯大塚委員長 選択 465 : ◯田中生涯学習文化課長 選択 466 : ◯大塚委員長 選択 467 : ◯金丸委員 選択 468 : ◯大塚委員長 選択 469 : ◯金丸委員 選択 470 : ◯大塚委員長 選択 471 : ◯宮川学事課長 選択 472 : ◯大塚委員長 選択 473 : ◯金丸委員 選択 474 : ◯大塚委員長 選択 475 : ◯小林教育部長 選択 476 : ◯大塚委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              平成30年度 予算特別委員会記録 1 日  時  平成30年3月19日(月)午前10時00分 2 場  所  議会会議室 本庁舎10階 3 出席委員  委員長 大塚 義久君     副委員長 中村 明彦君             廣瀬 集一君          岡  政吉君             小澤  浩君          末木 咲子君             鮫田 光一君          金丸 三郎君             清水  仁君          天野  一君             小沢 宏至君          兵道 顕司君             植田 年美君          内藤 司朗君             木内 直子君          神山 玄太君 4 欠席委員  な し 5 当局出席者    企画部長      中村 好伸君     病院長       藤井 秀樹君
       病院事務局長    中澤 義明君     教育長       小林  仁君    教育部長      小林 和彦君                               ほか関係室長及び課長 6 事務局   議会事務局長   古屋 昭仁君  議会事務総室長  神宮司秀樹君         議事調査課長   深澤 健二君  議事調査課長補佐 望月 正文君         議事調査課長補佐 橘田 善弘君  議事調査係長   小林 陽子君         議事調査係長   宮崎 真二君  議事調査係主任  清水 和美君         総務課長補佐   植松 泰人君 7 議  題  1 病院事業会計         2 一般会計歳出            第10款 教育費中福祉部所管分を除く 2:                午前10時00分 開 議 ◯大塚委員長 ただいまから、平成30年度予算特別委員会を開きます。  報告事項を申し上げます。本日と20日の審査を傍聴したい旨の申し出がありましたので、傍聴を許可いたしました。御了承願います。  以上で報告を終わります。  それでは本日の日程に入ります。  本日の日程は、病院事業会計及び一般会計歳出第10款中子ども未来部所管分を除く教育費の審査であります。  ここで、各委員に申し上げます。  御質問される際は、最初にどこの所管への質問かわかるよう、できるだけ款項目等をお示しいただき、審査が円滑に進むよう、委員の皆様の御協力をお願いいたします。  また、当局に申し上げます。  質問に対しては、円滑に答弁が行えるよう努めていただくとともに、答弁の内容も簡潔で的を射たものとしていただくよう御協力をお願いいたします。  なお、3月31日をもって退職されます教育部長には、所管する予算の審査が終わりましたところで挨拶をお願いしたいと思います。御了承願います。  最初に、病院事業会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  長坂病院事務総室長。 3: ◯長坂病院事務総室長 それでは、改めまして、おはようございます。  議案第12号 平成30年度甲府市病院事業会計予算につきまして御説明をさせていただきます。説明に当たりましては、本日お配りいたしました平成30年度甲府市病院事業会計予算説明資料に基づき、説明をさせていただきます。  それでは、資料の1ページ、市立甲府病院業務実績の推移をごらんいただきたいと思います。  平成30年度の業務の予定量でありますが、病床利用率につきましては、一般病床402床に対しまして昨年度と同様に78.0%を見込んでおり、入院延患者数につきましても、前年度と同数の11万4,449人を見込んでおります。また、外来延患者数につきましては、対前年度比で3,172人減の18万2,268人を見込んだところでございます。  次に、事業収益及び費用の年度別推移につきましては、平成26年度から平成28年度までは決算数値となり、税抜きを記載しており、平成29年度、平成30年度は予算額、こちらは税込みを記載しております。内容につきましては2ページ以降で説明をさせていただきます。  それでは、2ページをお開きください。  収益的収入及び支出につきまして、主な内容を説明いたします。  収益的収入の部、1款病院事業収益、1項医業収益のうち、1目入院収益につきましては、入院患者1人1日額の単価を平成29年度の実績を加味し算定する中、対前年度比で1億3,983万円余の増を見込んでおります。  2目外来収益につきましては、地域の診療所などの医療機関と急性期医療を担う総合病院の適切な機能分化など役割分担が定着化する中、外来患者数は減少するものの、1人1日額の単価増を見込み、対前年度比で1億1,653万円余の増を見込んでいるところであります。  3目その他医業収益につきましては、室料差額収益の増や、妊産婦及び乳児の健診にかかわります実績などを勘案する中、新年度の見込みを行い、対前年度比で459万円余の増としております。  次に、2項医業外収益のうち、2目他会計負担金につきましては、一般会計からの繰入金のうち、医療行政として行う業務に要する経費及び高度・特殊な医療で不採算な業務に要する経費に対します繰入金分となり、研究、研修に要する経費など繰入基準となります経費の増額に伴い、対前年度比で471万円余の減を見込んでおります。  4目長期前受金戻入につきましては、医療機器等の購入に充てた補助金に係る減価償却相当分を収益として計上するものであります。なお、同額を減価償却費に計上し、相殺されております。  5目その他医業外収益は、院内保育所保護者負担金の減などから、対前年度比で299万円余の減となっております。  以上、1款病院事業収益全体では、対前年度比で金額が2億4,999万円、率にしますと2.7%の増となっております。  次に、収益的支出の部についてでございます。1款病院事業費用、1項医業費用のうち、1目給与費につきましては、医師及び医療スタッフの増や給与改定の影響などから、対前年度比で6,835万円余の増を見込んでおります。  2目材料費につきましては、実績を勘案する中、算定し、薬品費及び診療材料費の増から、対前年度比1,967万円余の増を見込んでおります。  3目経費につきましては、光熱水費の増や医療情報システムの更新など委託料の増などから、対前年度比で8,276万円余の増を見込んでおります。  4目減価償却費につきましては、建物や建物附属施設の償却期間終了などから、対前年度比で182万円の減を見込んでおります。  5目資産減耗費につきましては、医療機器などの固定資産の廃棄の減などから、対前年度比で320万円の減を見込んでおります。  6目研究研修費は、医療スタッフの資格取得のための支援等を行うための経費でありますが、旅費等の実績を勘案する中、算定し、対前年度比638万円余の減となっております。  次に、2項医業外費用のうち、1目支払利息及び企業債取扱諸費は、企業債の利息の減から、対前年度比で1,407万円余の減となっております。  2目長期前払消費税償却は、新病院建設に係る控除対象外消費税償却の減から、対前年度比で232万円余の減となっております。  3目保育所運営費につきましては、看護師等の確保対策や働くことのできる環境づくりを進めることで離職防止を図るため、引き続き院内保育所の運営を行うための経費であり、平成30年度につきましては、サテライト保育事業委託料を増額したことから、対前年度比6万円余の増となっております。  5目消費税及び地方消費税は、保険対象外の自由診療分等に係る消費税等であります。  6目雑支出につきましては、棚卸資産となります薬品・診療材料に係る消費税相当分を診療報酬が消費税非課税であるために転嫁できないことから発生いたしますいわゆる損税と言われるものの一部であり、1億3,104万1,000円を見込んでおります。  1款病院事業費用全体では、対前年度比で金額が1億4,467万3,000円、率にしますと1.5%の増となっております。  以上が収益的収入及び支出の主な内容でございます。  なお、収入が支出に不足する額は721万9,000円となっております。  それでは、3ページをお開きいただきたいと思います。  資本的収入及び支出につきまして、主な内容を説明させていただきます。  まず、収入の部でございますけれども、1款資本的収入、1項企業債につきましては、後ほど説明させていただきます建設改良費の財源として借り入れを行うものでございます。  2項1目他会計負担金につきましては、病院建設や医療機器等の購入に要する経費として、企業債の元金償還に係る経費の一部を一般会計から繰り入れを受けているものでございます。  2目国県補助金につきましては、感染症外来協力医療機関整備事業費に要する補助金となっております。  資本的収入の合計は、対前年度比で金額で1億4,288万3,000円、率にいたしますと20.4%の減となっております。  次に、支出の部であります。1款資本的支出、1項建設改良費、1目資産購入費は、平成11年に移転開設して以来更新していない高額医療機器等について、平成27年度に策定いたしました老朽化高額医療機器等更新計画に基づき、引き続き高額医療機器の購入に要する費用を計上しており、対前年度比で1億2,518万円余の減となっております。  2目建物工事費は、院内の施設整備として蒸気ボイラ更新工事に要する費用を計上し、対前年度比で1,290万円余の減となっております。  次に、3項投資、1目長期貸付金は、看護師確保対策として看護学生への修学資金貸付金となり、新規及び継続して貸し付けを行う9名分の貸付金を計上しております。  資本的支出の合計は、対前年度比では金額で9,055万6,000円、率にいたしますと8.0%の減となっております。  以上が資本的収入及び支出の主な内容となります。収入が支出に対し不足する額4億7,810万円につきましては、欄外記載のとおり補填等を行ってまいります。  なお、平成30年度の一般会計からの繰入金は、収益的収入分が10億7,429万1,000円、資本的収入分が4億3,827万8,000円、合計で15億1,256万9,000円となり、対前年度比では550万円の減額となっております。  予算説明資料につきましては以上でございます。  なお、お手元の平成30年度予算に関する説明書(企業会計)につきましては、27ページに資金計画としての予定キャッシュ・フロー計算書を、また40ページには予定貸借対照表を、43ページ、44ページには重要な会計方針、予定貸借対照表に関する注記を掲載しておりますので、御参照いただきたいと思います。  以上、平成30年度病院事業会計の予算説明とさせていただきます。御審査を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 4: ◯大塚委員長 以上で説明は終わりました。  ここで、確認のためでありますが、本事業会計につきまして質疑のある委員は挙手をお願いいたします。                   (要望を聴取) 5: ◯大塚委員長 植田委員。 6: ◯植田委員 最初に、看護体制のことをお尋ねしたいと思います。款項目で言いますと、収益的支出の1款1項1目給与費の中に入るのかもしれませんけれども、金額の問題の前に確認したいのが、新年度の看護体制について、これまでと何か違う体制があるのでしたらお知らせいただきたいと思います。お願いします。 7: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 8: ◯長坂病院事務総室長 看護体制につきましては、現行の7対1の看護基準に基づく配置、また外来その他の部門への配置ということになりますので、平成29年度と同様の配置となっております。 9: ◯大塚委員長 植田委員。 10: ◯植田委員 PNS体制、パートナーシップ・ナーシング・システムというのを導入されるお考えがあるような情報を伺っておりますけれども、この点についてはいかがでしょうか。 11: ◯大塚委員長 小田切看護部長。 12: ◯小田切看護部長 PNSについては、2年ほど前から試行的に研修を受けまして、メリット・デメリット含めて、現在、2つのセクションで試行的に始めているところです。  以上です。 13: ◯大塚委員長 植田委員。 14: ◯植田委員 2つのセクションというのは、具体的に言うとどの部門とどの部門なんでしょうか。 15: ◯大塚委員長 小田切看護部長。 16: ◯小田切看護部長 4階東病棟の一般外科病棟と5階西病棟の整形外科病棟です。 17: ◯大塚委員長 植田委員。 18: ◯植田委員 わかりました。今後、全病棟PNS体制にしていくという方向性なんでしょうか。 19: ◯大塚委員長 小田切看護部長。 20: ◯小田切看護部長 試行を始める前に全看護職員にアンケート調査を行っています。アンケート調査の結果、導入したいという結果が多かったので、今後は全セクションで試みていきたいとは思っていますが、試行する中でメリット・デメリット含めて十分検討していきながら進めて行きたいと思っています。  以上です。 21: ◯大塚委員長 植田委員。 22: ◯植田委員 平成30年度に全病棟をPNS体制で行くという方向ではないということですね。 23: ◯大塚委員長 小田切看護部長。 24: ◯小田切看護部長 今、試行しておりますので、PNS体制にしていきたいという気持ちはありますが、アンケート結果を含めて、試行の結果も含めながら、慎重に進めていくということです。 25: ◯大塚委員長 植田委員。 26: ◯植田委員 PNSという言葉を初めて聞かれた方もいらっしゃるかもしれないので、若干補足させていただきますと、パートナーシップ・ナーシング・システムということで新しい看護方式という方向だそうです。メリットとすれば、2人で1人の患者さんを見る……。申しわけありませんでした、私が説明するより看護部長に。  その辺を、簡単で結構ですから御説明いただけますか。 27: ◯大塚委員長 小田切看護部長。
    28: ◯小田切看護部長 今までは1人の看護師が日々の患者さんを受け持ちながら見ていたんですが、1対1ではなく2人の看護師が1人の患者さんを看護していくことによって、ベテラン看護師とベテランでない、来たばかりの看護師、新人看護師も含めて2人で補完しながら患者さんを観察したりケアしていくということで、教育的な視点もありますし、不安も軽減したと聞いています。  以上です。 29: ◯大塚委員長 植田委員。 30: ◯植田委員 今までの看護体制は、病棟ですから日勤で入られる看護師、そして、たしか市立甲府病院の場合は準夜勤、また深夜勤、そして、日勤の方にバトンタッチするという流れだったと思うんですが、この体制は変わらなくていけるんでしょうか。 31: ◯大塚委員長 小田切看護部長。 32: ◯小田切看護部長 看護体制については、ガイドラインにあります、夜勤は16時間以上しないほうがいいという指導を受けていますので、PNS体制にすることによって2人で患者さんを見るということで、夜勤時間も13時間程度にしたほうがいいというような指導もありました。そこも含めて、夜勤の時間を短縮するという意味もありますので夜勤の時間を変更するということになります。日勤についても、今まで8時間だったんですが、夜勤が短くなる分、日勤の時間帯が多少長くなるということも影響としてあります。  以上です。 33: ◯大塚委員長 植田委員。 34: ◯植田委員 すみません、もう少しだけ詳しく教えていただきたいのは、日勤は何時から何時までで、夜勤の方は何時から何時までになるんでしょうか。 35: ◯大塚委員長 小田切看護部長。 36: ◯小田切看護部長 午前8時30分から13時間ほど働きますので、午後9時ごろで、夜勤時間については、午後8時か午後9時ごろから、午前8時30分か午前9時ごろという感じになります。 37: ◯大塚委員長 植田委員。 38: ◯植田委員 看護師さんというのは特殊なお仕事ですので、病棟の中で本当に一番主役になって頑張っていただいている方だと思うんですけれども、午前8時30分から午後9時まで、休憩時間はとれるのかとれないのか、その病棟にもよりけりだろうし、病床の埋まっている状況、患者さんの重篤感とかというところでまた違ってくるんでしょうけれども。夜勤の方が午後8時から入られて、日勤の方が午後9時までいてくださるわけだから、その間に引き継ぎとかの1時間をとって、夜勤の方が次の日の午前8時30分までということで。今からまたアンケートをとられるんでしょうけれども、看護師さんたちが勤務するのに当たって、今までだったら準夜勤、深夜勤という形があるので、育児中の看護師さんや、また御家族がいろんな状況の中の看護師さんが、その体制だから市立甲府病院で頑張ろうと思って入られた方もいらっしゃるかもしれない。そういう中で、この看護体制を変更していくということに対して、皆さんの御理解はどうなんでしょうか。 39: ◯大塚委員長 小田切看護部長。 40: ◯小田切看護部長 進めるにあたって、研修を受けた看護師長を含めリーダー的なスタッフが各病棟で教育的に勉強会をやったり、全体的な研修会も含めて十分理解を深めているところですし、今からも継続して理解を深めていこうと思っています。  以上です。 41: ◯大塚委員長 植田委員。 42: ◯植田委員 確かに優秀な看護師さんがたくさんいらっしゃる市立甲府病院なので、離職ということは本当に避けていただきたいというか、離職しないでずっと退職まで頑張っていただきたいと思います。けれども、やはりこの看護体制だと、現実問題、自分の家庭では無理とかっていう場合も出てくるのではないかということを危惧するんですけれども、その辺の考え方はいかがですか。 43: ◯大塚委員長 小田切看護部長。 44: ◯小田切看護部長 確かにまだ不十分な点はありますので、職員のワークライフバランスを含めて理解して、情報収集した上で、PNSを導入しているセクションについては離職については全く聞かれておりませんので、そこも含めて、今PNSを導入していないところもメリットを十分周知した上で、離職にはつながらないよう努力していこうと思っています。 45: ◯大塚委員長 植田委員。 46: ◯植田委員 市立甲府病院はやっぱり公務員だからということで、ほかの例えば民間の病院で頑張ってスキルを上げてこられた方も市立甲府病院でという思いでお勤めになってらっしゃる方もいらっしゃるし、また、これまでの長年育成といいますか、緩和ケアの看護の勉強でしたり、大変充実していただいて、優秀な看護師さんが、認定看護師と言われるような方たちがいっぱい排出されているということも存じております。その辺も大変期待しておりますし、感謝もしておりますが、看護体制を今年度全部入れかえるという話ではないということは今確認いたしましたけれども、今後こういう方向でということも考えられるということですよね。  そうすると、じゃあ5月からPNSだよということで、お母さんは出勤したら午後9時まで帰ってこないからねみたいな、こんな状況になっていくわけですから、家庭もあることですし、一人一人の看護師さんの実情に合わせてよく理解をしていただきながら進めていただきたいということを、要望させていただきます。  次に、やはり、同じく看護師さんの話なんですけれども、有給休暇がこれまでとりにくかったというお声も現実として耳に入ってまいりました。平成30年度、その辺に対しては、有給休暇をしっかりとる、とりやすくする、また、職場の空気というのもあるんでしょうけれども、なかなか帰れなくて時間を延ばしてしまっているというお声もあったんですが、こういうところの改善は何か考えていただいてますでしょうか。 47: ◯大塚委員長 小田切看護部長。 48: ◯小田切看護部長 有給休暇の取得については、各セクションで、バースデー休暇も含めて、誕生月には年次休暇を1日休もうとか、夏季休暇は必ずとるように指導しておりますし、そのほかにも、ワークライフバランスや、子どもさんたちの発熱とかも含めて、有給休暇はとるように指導しております。その対応については、リリーフ体制といって、当日急に休んだ職員に対しての全セクション全看護師の話し合いのもと、違う病棟からそこの病棟に対応してリリーフに行くというような体制もとっておりますので、やむを得ない休みのときの対応についてはみんなで配慮しております。超過勤務についても、リリーフ体制も含めて対応しておりますので、できるだけ公平に業務改善していっております。  以上です。 49: ◯大塚委員長 植田委員。 50: ◯植田委員 そもそも看護師の充足率というのは、以前に比べれば改善されているということは伺っておりますけれども、平成30年度、どのようなパーセンテージになってくるのでしょうか。 51: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 52: ◯長坂病院事務総室長 看護職員の離職率ということになります。現在、78%の病床利用率、また、今進めております地域支援病院の認定に向けてのICU、集中治療室設置に向けての定数ということで、340名という定数を設定しております。これに対しまして、来年度4月1日の見込みということになりますけれども、今年度当初と同数の319名を今、見込んでいるところであります。この319名につきましては、現状、目標としている78%の病床利用率にまだ達していない部分がございますので、現状の病床利用率からすると、看護師さんの数は、病床利用率、稼働状況から見ると、おおむね達していると考えているところであります。  以上になります。 53: ◯大塚委員長 植田委員。 54: ◯植田委員 承知いたしました。病床の充足率をもっと上げていくとやはり足りなくなってくるということは現実だと思うんですね。また、先ほど、リリーフというお話がありましたけれども、若干ここの人件費が上がったとしても、看護師さんをもう少し採用していただいたり、採用に頑張っていただいたりして、超過勤務とか、有給休暇がとりづらいとかということもないように、ワークライフバランスと言われておりますので、働きやすい、喜んで健康的に働ける市立甲府病院を目指していただきたいと思います。  最後に1点だけ、事務関係の質問をさせていただきます。  病棟事務とか受付事務とかありますけれども、甲府市職員が嘱託職員も含めて直営でされている分野と、病棟の事務の分野は、平成30年度どのようになっているでしょうか。 55: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 56: ◯長坂病院事務総室長 御質問の内容は事務職員の配置ということになりますけれども、基本的には正規職員ということでございますが、市立甲府病院の場合、その事務の特殊性から、いわゆる病棟、入院に関する事務に関しましては、非常勤の嘱託職員での対応ということになっております。また、外来部門、特に各診療科の受付でありますとか総合受付業務といった部分に関しましては、外部委託での業務ということになっております。あと、病院施設の管理業務もやはり専門性が高いということになりますので、一部委託事業者を入れながら正規職員が管理する中での対応をとっているところであります。  以上になります。 57: ◯大塚委員長 植田委員。 58: ◯植田委員 病棟にしろ外来にしろ、外部委託から、直営といいますか、市立甲府病院の嘱託職員であろうと臨時職員であろうと、そういう方に担ってただいているということを伺っておりますが、その中での研修など、例えばお仕事に対する研修だけではなくて、それぞれのポジションで新しい嘱託職員が入られたときとか、また、キャリアを積まれた嘱託職員がいる部署での、嘱託職員が嘱託職員に指導する場面も出てくるのではないかと思っておりますけれども、そういうところの研修はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。 59: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 60: ◯長坂病院事務総室長 まず、委託事業者に関しましては、年間での研修計画を事前に提出していただく中で、その実績等も随時報告を受けるような形の中で、内容についてこちらで必要と思われるものは随時協議させていただいているような状況でございます。  また、嘱託職員に関しましては、年度当初で新たに採用になった場合につきましては、市立甲府病院の場合、正規職員も含めましていろんな職種全体での研修を行っておりますので、こういったものへ参加していただきながら、基本的な、地方公務員としての身分でありますとか業務内容は研修を行っているところであります。また、個別業務につきましては、その中での経験を有する嘱託職員が中心になりながら実務的な研修を業務を通じながら行っているところでありますけれども、やはり正規職員が研修等にできる限りかかわりながら実務の研修を行っている状況であります。  以上になります。 61: ◯大塚委員長 植田委員。 62: ◯植田委員 何人かの方からの御相談だったりお声がありまして、非正規職員の方がキャリアを積まれると、初めて入ってこられた方に対してのパワーハラスメントに近いような言動があったり、また、忙しい現場ですから、キャリアを積まれた方の態度が、嘱託職員同士なのにという思いも新人の嘱託職員にはあるのかもしれません。また、ベテランの嘱託職員からすれば、もっと早くしないと回らないという思いで気が急いでいる部分もあるのかもしれませんけれども、若干パワーハラスメント的な言動もあるということも伺っておりますので、今後はぜひその辺も、正規職員ができる限り中に入って、こういう言い方はこういう言葉かけだよねということを、非正規職員であれ、やはり平等に研修をしていただければということをお願いしたいと思います。  最後に、現在の藤井病院長になっていただいてから大変よく、細かく、病棟ですとか現場を回っていただいて、皆さんにお声をかけて励ましていただいているということも伺っておりますが、やはりさっきの超過勤務の話、また有給休暇をとりづらいとか、いろんなお話をどこかにぶつけるといいますか、もっとこうなればいいのにという思いで働いていらっしゃるスタッフの方もいるやもしれませんので、今後は、できれば、甲府市でいう市長の手紙は市民の皆さんが市長にお手紙を書くんですけれども、病院長にこんな考え方はどうだろうという意見を聞いていただくような、パソコンからパソコンだと誰が発信したかわかってしまうので、無記名でいいからというふうな、そんなアンケート形式でも、目安箱と言うと変ですね、御意見箱も変ですね、何かそういう投函できるような形をとって医療スタッフの働きやすい環境をまた考えていただけるということはいかがでしょうか。 63: ◯大塚委員長 藤井病院長。 64: ◯藤井病院長 現在、目安箱的なものは既にできています。それで、私が参りましたときには、その回答は事務ということで回答されておりましたので、これは病院長が回答すべきものであろうということで、病院長名で回答をさせていただいておりますし、病棟を回っているのは患者さんを見るために回っているわけではなくて、師長、看護師、事務職員、医師の直接の生の声を聞きたいということで、週1回、1時間かけて回っておりますけけれども、植田委員のおっしゃるように、さまざまな意見が、初めのころはほとんど言ってくれませんでしたけれども、どこに言ったらいいかというのを理解していただいているように思います。それが恐らくいろいろなところに反映されて、改善につながっているように思っております。 65: ◯大塚委員長 植田委員。 66: ◯植田委員 藤井病院長みずから御答弁いただきまして、ありがとうございます。誇らしい市立甲府病院だと思っております。いろんな事故も確かにあったりもしますけれども、一人一人のスタッフの皆さんが一生懸命頑張っていただいて、甲府市内に限らず市外また県外からも足を運んでいただいている患者さんはいっぱいいるということも伺っておりますので、今後に期待させていただきたいと思います。  ありがとうございました。 67: ◯大塚委員長 鮫田委員。 68: ◯鮫田委員 何点か伺いたいんですけれども、初めに、配っていただいた資料の1ページの、入院患者数、外来患者数ということで、入院患者数は今後少しふやしていきたい、外来患者数は減らしていきたいというような数字に見受けられるんですが、これは平成29年度の予測がそのような形になっていて、またさらに平成30年度はそのような形になっているのかということと、総体的にどういう考えのもとにこういった数字の試算を見込んでいるのかお示しください。 69: ◯大塚委員長 雨宮経営企画課長。 70: ◯雨宮経営企画課長 まず、患者数の積算につきましてですが、入院患者数についてはおおむね1,000人増加を見込んでおります。こちらの理由につきましては、現在進めておりますDPC(診断群分類包括評価)という制度のもとの、全国的な平均在院日数というものがございます。その在院日数を適正化することを今、取り組んでおります。長くなるような患者さんも当然いらっしゃいますが、そういった患者さんにつきましては、平成28年1月に開設しました地域包括ケア病棟の運用を進めているという状況です。ですので、延患者数につきましては増加ということで見込んでおります。  一方、外来患者数につきましては、地域医療支援病院という、地域の診療所の医師と当院との連携のもと、手術またある程度の指導管理等を要するような患者さんを紹介していただくという取り組みをしております。ある程度症状が落ち着いた患者さんにつきまして、かかりつけの医師へまたお戻しするということで、総体的な患者数につきましては微減を今後も見込んでおります。ただし、紹介していただく患者さんにつきましては、例えば化学療法等ある程度相応の治療を要する患者さんを見込んでおりますことから単価の増、ひいては収益についても微増と考えておるところです。  また、収益のところ、2番目の御質問の部分ですが、今ちょっと触れさせていただきましたけれども、まず紹介患者そして救急の患者の積極的な受け入れを行う。これは基本的な最重要取り組み事項です。この取り組みによりまして、手術を要する患者さんまた指導管理を要する診療密度の高い患者さんを確保していく。で、診療単価の増、ひいては、先ほど申し上げた急性期病棟での在院日数の適正化、そして回復期での活用を進めて、総収益を上げていくということで、このような組み立てにさせていただいたところです。  以上です。 71: ◯大塚委員長 鮫田委員。 72: ◯鮫田委員 これは専門的で難しいんですけれども、収益が先にあって検討されたということではなくて、基準というところでやられていくのと、あと、救急等単価の高いところで取り組まれていくということで、内容はわかりました。  先ほどあった救急医療体制についてちょっとお伺いしたいと思います。先ほど、積極的に取り組まれていくということでしたが、ある特定の病院ですと救急車の受け入れが早いとかというような話を聞いたりするんですけれども、今後取り組まれるに当たって、現状は、そういう早いと言われているような病院とどのような体制が違うのか。  あと、平成30年度予算のところで、収入と支出のところの救急に関して、それがどこに反映されてくるのかというところを、この中ではちょっとわからないかもしれないですけれども、収入と支出で金額等、主に人件費になるかと思うんですが、わかる範囲で結構ですのでお示しいただきたいと思います。 73: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 74: ◯長坂病院事務総室長 まず、救急の受け入れについてというところになりますけれども、現在、当院では、救急搬送の依頼があった場合に、基本的にはドクターが状況を確認する中で判断を行っているという状況がございます。こうした状況の中で、特に二次救急医療機関の輪番日につきましては、患者さんがどうしても集中するような場合に若干時間がかかってしまっているというようなことはあるかとは思うんですけれども、それ以外のところで、他の医療機関と比べてどうこうというところを市立甲府病院としてはちょっと把握していない部分もございますけれども、できる限りの受け入れを積極的に行っているという体制は変わってはございません。  続きまして、救急患者さんの積極的な受け入れに伴う予算的な部分ということになりますけれども、先ほど雨宮経営企画課長からも御答弁させていただきましたが、まず収益の部分に関しましては、外来患者の単価の増、また内容に応じましては入院での患者さんの増といったものを勘案しながら、医業収益の増を見込んでいるところであります。また、これにかかる経費ということになりますけれども、基本的にここの部分に関しましては、救急体制の中での人員増は現在では考えておりませんが、救急の輪番日の日数が年によって変わりますので、ここの部分で人件費的な部分が若干増加する部分は見込まれますけれども、予算上はこれまでの平均という形で予算を立てておりますので、昨年度と比べて平成30年度に特に予算を立てているという状況ではございません。  以上になります。 75: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長、具体的な数字、おおまかな数字を答えられたら答えてくれませんか。  長坂病院事務総室長。 76: ◯長坂病院事務総室長 具体的な数字ということになりますと、まず単価の増を見込んでいる部分がございますので、単価で見ますと入院が4万9,980円を見込んでおりますので、今年度との差が1人当たり約1,200円の単価の増を見込んでいるところです。また、外来につきましても、単価で見ますと1万2,543円ということで、平成29年度が1万1,700円ということになりますので、約800円の増を見込んでおります。経費につきましては、先ほど申したとおり、これまでの予算と変わってはございません。 77: ◯大塚委員長 鮫田委員。 78: ◯鮫田委員 体制は変わらずに救急の増を見込むということでよろしいんでしょうか。 79: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 80: ◯長坂病院事務総室長 実際に救急患者さんの数というところになりますと、年間、救急の件数でいきますと5,000件程度を見込んでおりますけれども、ここ何年かの傾向といたしまして、救急搬送される患者さんのうち入院される患者さんの割合が徐々にふえてきております。そういった意味では、重症の患者さんの受け入れが多くなってきているということが考えられますので、件数云々というよりは、受け入れる患者さんの内容が変化しているということに伴う単価の増というような考えで予算を計上しているところであります。  以上になります。 81: ◯大塚委員長 鮫田委員。 82: ◯鮫田委員 入院までとなると、一部だけではなく全体にかかわってくるのかなと思うんですけれども、ますます職員の皆さんの負担もふえてくるかということは感じるところなんですが、徐々にということだと思うんですけれども入院までがふえてくるというところで、何か体制を改めるようなことは考えられているんでしょうか。 83: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 84: ◯長坂病院事務総室長 鮫田委員御指摘のとおり、診療内容、患者数増ということで、現行での対応が非常に厳しい状況になるかどうかというところは絶えず検証しながら、それぞれ実際の医師でありますとか看護師また医療技術者等の意見を聞きながら、引き続き検討していきたいとは考えております。  以上になります。 85: ◯大塚委員長 鮫田委員。 86: ◯鮫田委員 その看護体制の中で、診療科目によってかなり違うかと思うんですけれども、例えば外科が今から徐々に患者が多くなってくるのか、内科のどの部分なのかなど、そういったところの見込みは今おわかりになりますでしょうか。 87: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 88: ◯長坂病院事務総室長 受け入れ患者さんの概要ということになりますけれども、当院の場合、内科系の患者さんの割合が比較的多い状況がございます。ただ、救急に関してまして、特に二次救急医療機関の輪番日に関しましては、やはりその日の状況によって内科系、外科系の患者数は変動がございます。全体的に見ますと先ほど申したとおり内科系ということになるんですけれども、一応、救急当番日に関しましては、内科系それから外科系の医師それぞれ1名の2名体制での当直体制をとっておりますので、現行の体制を運用しながら、今後また引き続き検討はしていきたいと考えております。  以上になります。 89: ◯大塚委員長 鮫田委員。 90: ◯鮫田委員 ぜひ検討をまた重ねていっていただきたいと思います。  最後に、職員の退職金は一般会計から支出すると思うんですけれども、これ、市立甲府病院単体で例えば独立してやろうという観点から、実際幾らぐらいの金額を退職金として見込んでいるのかというのをお答えできますでしょうか。 91: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 92: ◯長坂病院事務総室長 退職金の金額そのものはつかめてない部分はございますけれども、これまでの傾向といたしまして、いわゆる中途退職も含めた退職者数ということになりますと、例年おおむね20名前後が退職者とになってくると考えております。  以上になります。 93: ◯大塚委員長 鮫田委員。 94: ◯鮫田委員 わかりました。また個別に確認したいと思います。独立採算という体制で考えるんであればこの金額もかかってくるということを思いまして、今、改革を進められて一生懸命やっていただいている御努力には感謝申し上げるところなんですけれども、今後もぜひ抜本的な改革や、検討を進めていっていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。 95: ◯大塚委員長 木内委員。 96: ◯木内委員 まず、来年度の医業収益について伺いたいと思います。来年度4月から診療報酬の改定がありますが、この予算額はその診療報酬改定を盛り込んだ額になっているのでしょうか。 97: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 98: ◯長坂病院事務総室長 予算編成時ということになりますけれども、診療報酬の改定、具体的な内容が全てつかめてはおりませんので、100%今回の診療報酬改定を踏まえた予算ということではございませんが、予算を編成する際に、想定される部分を反映させながらの内容となっております。 99: ◯大塚委員長 木内委員。
    100: ◯木内委員 この予算額を見て、先ほどの鮫田委員と少し重複する話になりますけれども、昨年度より入院、外来とも増額になっていまして、今年度の平成29年度の上半期の実績がかなり厳しかったという報告がありましたので、来年度の収益を伸ばすのはどうなのかなと思いましたが、今の御説明によりますと、紹介患者さん、重症の患者さんをふやしていくということで診療単価をふやす、それによって来年度の収益を伸ばすということになっているんだと私は理解をいたしました。それでよろしいでしょうか。 101: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 102: ◯長坂病院事務総室長 御指摘のとおりの内容ということで、基本的に申しますと、より重症度の高い患者さん、また入院につきましてはDPC制度の厳格な運用によりまして単価の増を図りながら、予算を計上したところであります。  以上になります。 103: ◯大塚委員長 木内委員。 104: ◯木内委員 来年度の診療報酬ですけれども、7対1看護入院基本料支払要件が、入院患者に占める重症者の割合が現行は25%以上、それが30%以上に引き上げられるということなんですが、市立甲府病院では来年度、入院患者に占める重症者の割合は何%を見込んでいますか。 105: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 106: ◯長坂病院事務総室長 重症度の割合の変更ということになりますけれども、あわせまして評価項目の見直し等もございました。新たな評価項目をもとに今年度の実績をもとに重症度の割合を見ますと、おおむね各月におきまして30%を超えるというような検証結果が出ておりますので、具体的に何%というところは答えにくいところもございますけれども、基準となります30%はクリアできると考えているところであります。  以上になります。 107: ◯大塚委員長 木内委員。 108: ◯木内委員 30%ぎりぎりで、もしかしたら30%を下回ってしまうという危険性は特にないと思ってよろしいでしょうか。 109: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 110: ◯長坂病院事務総室長 こちらに関しましては、確かにその時々の入院患者さんの内容ということがどうしても出てきてしまいますけれども、今年度の実績をもとにしますと30%を下回ることはないと、検証した結果として考えているところです。 111: ◯大塚委員長 木内委員。 112: ◯木内委員 そうしましたら、診療報酬改定を盛り込んで、現在の出されている予算額よりはもう少し伸びる可能性があるんでしょうか。診療報酬改定によってどのような影響が予想されますでしょうか。 113: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 114: ◯長坂病院事務総室長 今回の診療報酬の改定は、大きく薬価それから材料の引き下げが中心になっておりまして、当院の場合、先ほど何回かお話しさせていただいておりますけれども、DPC、診断群分類包括評価での入院の請求ということになりますので、薬価の減の影響は非常に受けにくい状況がございます。また、外来につきましても、薬の処方に関しましては院外処方が進んでおりますので、薬価の影響が少ない状況の中で、医価本体でのプラス会計の内容となっておりますので、今年度から見ますと約4,000万円程度が増となると見込んでいるところでございます。  以上になります。 115: ◯大塚委員長 木内委員。 116: ◯木内委員 1つ心配しているのが、重症者の割合30%以上という縛りがある中で、重症度が低いということで退院をどんどん進めていくようなことがあってはならないと思っていますので、その点はぜひ注意というか、そうならないようにしていただきたいと思います。  この点は終わりまして、次ですけれども、支出の中で、一部消費税という説明がございましたが、全体として消費税の金額ってどのぐらいになりますでしょうか。 117: ◯大塚委員長 雨宮経営企画課長。 118: ◯雨宮経営企画課長 平成30年度、約2億8,000万円の消費税を見込んでおります。  以上です。 119: ◯大塚委員長 木内委員。 120: ◯木内委員 診療報酬では患者さんに消費税を上乗せすることができませんので、消費税は本当に市立甲府病院にとってかなり重たい税だなと、2億8,000万円の金額というのは非常に重たい金額だなと思いました。この件に関してはいいです。  次に、先ほど嘱託職員の件も出ておりましたけれども、業務委託のことに関して伺いたいと思います。来年度、市立甲府病院では業務委託を予定しているのはどのような業務がございますでしょうか。 121: ◯大塚委員長 雨宮経営企画課長。 122: ◯雨宮経営企画課長 何分野かございます。医療事務系の分野、医療機器系の保守点検業務、施設にかかわります維持管理、施設運転等の業務、医療系の産業廃棄物の処理等の委託を見込んでおります。  以上です。 123: ◯大塚委員長 木内委員。 124: ◯木内委員 給食業務は委託ではありませんでしたか。 125: ◯大塚委員長 雨宮経営企画課長。 126: ◯雨宮経営企画課長 失礼しました。給食業務も委託でございます。 127: ◯大塚委員長 木内委員。 128: ◯木内委員 かなりの部分が委託になっているんだなと思ったんですけれども、委託の費用は経費に含まれると思われますが、業務委託される委託料や携わる人員は把握してらっしゃいますか。 129: ◯大塚委員長 雨宮経営企画課長。 130: ◯雨宮経営企画課長 来年度の委託料につきましては、トータルで11億8,461万円を計上しております。また、人数につきましては、医療事務系がおおむね50名、24時間常駐での保守等も含めまして施設管理系がおおむね23名の委託職員を配置しております。また、給食業務につきましては33名程度を予定しております。  以上です。 131: ◯大塚委員長 木内委員。 132: ◯木内委員 当会派は業務委託は賛成しかねることなんですけれども、実際に業務委託している業務があるということですが、その業務に携わる労働者の方々の労働条件は把握してらっしゃるでしょうか。 133: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 134: ◯長坂病院事務総室長 労働条件ということになりますと、実際の賃金、報酬といった部分に関しては、そこまでの把握はしてございませんが、それ以外の例えば健康診断の実施でありますとか、先ほどもありましたけれども、委託事業者の中での教育研修といった部分につきましては、仕様の中で縛りを設けておりましたり、また内容によっては報告をいただく形をとっておりますので、そうした中での把握は行っている状況であります。  以上になります。 135: ◯大塚委員長 木内委員。 136: ◯木内委員 正規雇用ではないとはいえ、やはり市立甲府病院の中で働いている労働者の皆さんですので、ぜひ労働条件に関してもしっかりと把握していただきたいと思っております。当然、最低賃金なんかは守られていると思いますけれども、社会保険に加入しているのかどうかとか、そのようなことなんかも把握していただいて、正規雇用でなくても、いい労働条件で働いていただけるような配慮をお願いしたいと思います。この件に関してはおしまいにいたします。  次ですけれども、院内保育所について伺いたいと思います。院内保育所の予算が若干ですけれども計上されておりますが、現在、定員が何名で、来年度の利用見込の状況、年度当初の予定人員、ゼロ歳児、1歳児、2歳児、3歳児ぐらいですか、把握がもしできていらっしゃるようでしたら、お示しください。 137: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 138: ◯長坂病院事務総室長 院内保育所における定員また利用見込ですけれども、通常での保育業務に関しましては定員が30名となっております。これに対しまして、平成30年度の見込みということになりますけれども、4月1日の見込みといたしますと、現在申し込みのある内容になりますけれども、ゼロ歳児が2名、1歳児が5名、2歳児が9名、それから3歳児が3名で、19名が利用予定となっております。  以上になります。 139: ◯大塚委員長 木内委員。 140: ◯木内委員 保育基準に関してはどうなっていますでしょうか。 141: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 142: ◯長坂病院事務総室長 配置基準ということになりますけれども、いわゆる事業所内の保育所ではありますが、基本的には、保育所の措置費で使います配置基準に応じての対応ということになっております。  以上になります。 143: ◯大塚委員長 木内委員。 144: ◯木内委員 それから、先ほどの御説明の中にサテライト保育という言葉がございましたが、その点に関して教えてください。 145: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 146: ◯長坂病院事務総室長 こちらの院内保育所が3歳児までの保育を行っている事業所内保育所となっております。したがいまして、4歳児以降につきまして、それぞれ職員の方が御自宅に近いところ、または御兄弟と一緒の保育所等を探すような形をとっていただいておりますけれども、もう1つ、サテライトとしての受け入れを行っていただいている保育所までの送迎に関してを、サテライト事業として市立甲府病院では行っております。したがいまして、院内保育所に朝、子どもさんを連れてきていただければ、その保育所までの送り、また帰りのお迎えを行っている事業になります。 147: ◯大塚委員長 木内委員。 148: ◯木内委員 その来年度の人数はわかりますか。 149: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 150: ◯長坂病院事務総室長 予算上の話になりますけれども、3歳児が3名、それから4歳児以上のお子さんも3名で、合計6名と把握しております。  以上になります。 151: ◯大塚委員長 木内委員。 152: ◯木内委員 いろいろお聞きしました。院内保育所を設置するためにはそれなりの経費がかかって、なかなか民間の病院なんかでは、保育園等に入れないがために育児休業が明けても職場復帰を遅らせざるを得ない状況がかなり広がっていますが、市立甲府病院では育児休業後もしっかりと保育施設が確保されていて、安心して働くことができる環境が整えられているということが非常に大切なことだと思っています。さらに、4歳児、5歳児の子どもたちも、必要な場合には、職場まで連れてきてそれを送り届けてくれるという、本当に手厚い対応をしてくださっていると。本来だったら、保育園等の問題でやめざるを得ないような看護師さんたちが引き続き働くことができるということなので、非常にいい事業だなと思います。保育基準や保育環境に配慮しながら、引き続いてお願いしたいと思います。  最後に、市立甲府病院の看護学生修学資金貸与制度について伺いたいと思います。予算で9名分とおっしゃっておりましたけれども、来年度新規に何名というのはまだわからないでしょうか。 153: ◯大塚委員長 雨宮経営企画課長。 154: ◯雨宮経営企画課長 新規募集は6名を予定しております。  以上です。 155: ◯大塚委員長 木内委員。 156: ◯木内委員 9名ということは、現在3名で、プラス6名ということでしょうか。 157: ◯大塚委員長 雨宮経営企画課長。 158: ◯雨宮経営企画課長 本年度3名に貸し付けをしていた学生さんのうち、1名につきましては辞退となりましたので、予算編成時は3名でしたが、4月では2名と新規が6名で8名ということになります。  以上です。 159: ◯大塚委員長 木内委員。 160: ◯木内委員 6名の枠があるということで、看護師・助産師を養成する大学・専門学校に在籍している学生さんに月額5万円貸与するということで、市立甲府病院に就業することで返済免除されると。年間で60万円貸与していただけるということで、経済的な理由で学校に行けない方にとっては非常にありがたい制度だなと思っております。来年度6名の枠ということで、しっかりと資格を取っていただいて、市立甲府病院で仕事をしていただけるといいなと思います。  以上で質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 161: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 162: ◯清水(仁)委員 黒字化についてお伺いしますが、新市立甲府病院改革プランの中で黒字化の改革プランを立てながら年々来てるんですけれども、なかなか黒字という声が聞こえてきません。2020年度に向けて黒字化という目標が立っておりますけれども、細かな分野での予算の説明は要りませんが、全体的な中で2020年度に向けた黒字化に向けた、新年度の中でのそれに結びつけていくというか対応をどのように考えているのか、お示しください。 163: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 164: ◯長坂病院事務総室長 平成30年度での経営改善に向けた主な取り組みということになりますけれども、経営改善に向けましては、平成30年3月定例会本会議におきましても藤井病院長から御答弁をさせていただきましたが、医業収益の増加、医業費用の抑制、さらには当院職員の経営に対する意識の向上、この3点が非常に重要となりますことから、まず、収益の増加に関しまして、今年度、まさに取り組んで一定の成果を挙げているところでありますけれども、DPC制度に基づきます適切な入院期間の運用と地域包括ケア病棟の活用といったことをまず前提としながら、収益の増加を引き続き図っていきたいと考えております。  また、費用の抑制に関しましては、開院以来これまで更新がおくれている医療機器に関しましてということになりますけれども、更新にかかわりますルールの一層の厳格化を図りながら、病院機能を損なうことがないように検討しながら、必要な医療機器の整備計画を行っていくことを考えております。  また、3点目の経営に対する職員の意識向上につきましても、先ほど藤井病院長から答弁させていただきましたが、藤井病院長がみずから定期的に現場を巡視しながら、実際その場にいる職員とともに課題を含めた対応などを検討するようなことを行っていく。こうしたことを引き続き行いながら、医業収益の増加、また費用の抑制に取り組みながら、収支改善に向けた取り組みを行っていきたいと考えております。  以上になります。 165: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 166: ◯清水(仁)委員 御丁寧に長い答弁で、収益を上げながら、また藤井病院長の基本的な方針の中で黒字化に向けて取り組んでいるという話を今、長坂病院事務総室長から聞きまして、大変ありがたく思っております。いつも黒字化の話になると先送りになったりしましてなかなか見えていないのが現状でありますけれども、今答弁したものを新年度にしっかり充当して、2020年度に黒字化になるように向けてしっかり取り組んでもらいたいと思います。  平成29年9月定例会本会議で質問をしたときに、藤井病院長のこの言葉を時間がなくて言えなかったんですが、「信を人に取ることは難し。人は口を進ぜずして躬を信じ、躬を信ぜずして心を信ず。是を以て難し」というその座右の銘が藤井病院長のお言葉として新聞に載ったことがありますけれども、まさに藤井病院長が言いました自分の座右の銘は、かの有名な儒学者の言葉でありますが、先ほど植田委員さんのときにも藤井病院長みずからお答えをした御答弁の中に、藤井病院長みずからが出向いて対応しているというようなお答えをいただきました。  先ほどの幕末の儒学者の座右の銘にしている言葉を分析すると、人から信用されることは難しい、いくらうまいことを言っても人は信用してくれない、言葉でなく行動をしていくということがこれから大事なことだということを説いているのが、この詩だと思います。それを藤井病院長が座右の銘にしているということで、先ほどの植田委員さんへの答弁がありました。  ぜひ、藤井病院長の座右の銘をさらにさらに伸ばしていっていただいて、やはり職員のやる気をしっかり出していく、中心になって変えていっている藤井病院長に敬意を表しますけれども、何かその点で藤井病院長から、お答えといったら失礼かもしれませんけれども、ありましたら一言お願いしたいと思います。 167: ◯大塚委員長 藤井病院長。 168: ◯藤井病院長 それは佐藤一斎という儒学者の言葉ですけれども、基本は、行動に心が伴わないとその行動は全うできないというのが、本当のところの言葉でございます。今どれだけ私ができているかということはまだわかりませんけれども、常に行動に心を伴わせていろいろな経営に当たっていきたいと思っております。 169: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 170: ◯清水(仁)委員 今、NHKの大河ドラマの「西郷どん」、明治の三傑と言われました西郷隆盛と大久保利通、木戸孝允が有名でありますけれども、西郷隆盛も佐藤一斎の言志四録を生涯愛読して、それを規範にしているということで、まさに今の大河ドラマ「西郷どん」の西郷隆盛と藤井病院長の考え方が全く同じということは、すごく期待をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  2点目に入ります。先ほど、鮫田委員のほうで退職金の話がありましたけれども、私からも給与明細のことでお聞きしたいと思うんですが、29ページかな、特殊勤務手当が2億6,500万円ありますけれども、この特殊勤務手当というのはどんな手当に充当するのか、教えていただけますか。 171: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 172: ◯長坂病院事務総室長 特殊勤務手当につきましては、まず、医師の経験年数による加算でありますとか、そういったものも含まれた内容となっております。また、業務の特殊性、例えば夜勤を行った場合の夜勤加算でありますとか、それぞれ専門的分野での特殊性を伴う勤務を行った場合に実績に応じて支払われる手当ということになります。  以上になります。 173: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 174: ◯清水(仁)委員 わかりました。今聞きますと、大変必要なお金であると思いますけれども、特殊という言葉が使ってあるから、特殊というのは特別なのか、あるいは、どういった対応をするのが特殊になるのかがちょっと見えてなかったものですから、そこをお聞きしたかったんです。特殊という意味は何かあるんですか。
    175: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 176: ◯長坂病院事務総室長 当院の場合、そういった意味では全てが特殊性を持ったということは言えるかとは思うんですけれども、その中でも特に、先ほど申したとおり、夜間の勤務を行ったことに伴います加算でありますとか、放射線照射業務でありますとか臨床検査業務、こういったものを行った場合に実績に応じて支払われる手当になります。  以上になります。 177: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 178: ◯清水(仁)委員 わかりました。今なぜ聞いたかというと、前年度と比較して8,900万円減額になっている要因をお聞きしようかと思ったんです。いかがですか、この要因は。 179: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 180: ◯長坂病院事務総室長 減額部分になりますけれども、まずは、実績を見ながらの積算を行った、算定を行った部分と、あわせまして、今後に向けまして手当の内容をもう一度検証すべきではないかということも含めまして、減額での予算計上ということになっております。  以上になります。 181: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 182: ◯清水(仁)委員 私ども聞くほうにしてみれば大変ありがたいお話なんだけれども、私が危惧するのは、これだけ8,900万円という金額が下がったので、例えばこれが医療サービスに影響してはいけないというような意味でちょっと聞いたんですが、今、改革というようなことであれば、私もこれは絶対いいことだと賛成していくべきであって、医療の低下にならないようにしていただければ大変ありがたいと思います。この件は結構でございます。  最後ですけれども、RI検査問題のことでお聞きしたいんですが。平成23年に事件が起きてから7年がたつわけでありますけれども、これは和解と補償は全て終わっているわけでありますが、新年度の中でその方々に対しての対応をどのようにお考えになっておりますか。 183: ◯大塚委員長 丸山総合相談室長。 184: ◯丸山総合相談室長 新年度、RI検査問題に係る患者様、御家族様に対する対応といたしましては、年に2回の健康診断の実施と、心の相談、健康相談、また被害者の会との協議会等を予定しております。  以上になります。 185: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 186: ◯清水(仁)委員 わかりました。私も被害者の会の会長さんと私の息子が友達でありまして、よく電話連絡をしているわけでありますけれども、今、新年度のことを聞きました。しかし、年に1回、定期的な協議を行っている中で、あの方たちが要望を出していることがまだまだ市立甲府病院としては全うされてない。例えば、定期協議会の中に放射線科の当時の方とかあるいは今の放射線科の方々も踏まえた中で、被害者の皆さん方はそこに文句というかケチをつけるのではないんだけれども、その方たちとその後の放射線科としての対応、真相究明とかあるいは安全上のことを聞きたいというようなことで、毎年、お会いしたいとお願いしているんだけれども、なかなかそれがかなわないということです。  数日前も私、その方と連絡をとりましたが、いまだかつてそういったことをしてくれないというようなことなんですけれども、いかがでしょうかね。そういった誠心誠意努めていただけるというような中で合意をして、そして補償も和解もされているんだけれども、病院長さん、副院長さんが来てくれてるそうだけれども、やはり保護者にしてみれば、そこに放射線科の方、もしできたら以前携わった方々に来ていただいてそんな話を聞きたいというようなことを言ってるんですが、そこら辺を新年度の中でいかがでしょうか。 187: ◯大塚委員長 長坂病院事務総室長。 188: ◯長坂病院事務総室長 これまで定期協議におきましては、放射線部門も統括する副院長、また病院長、それから診療部長という形で、放射線部門の職員は出なくても全体を統括している者が出ていくという考えのもとで対応させていただいているところでございます。今後に関してですけれども、現時点ではこれまでの考え方をもとに、できる限り被害者の会の皆様と意見交換をさせていただきながら御理解をいただきたいと考えているところであります。  以上になります。 189: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 190: ◯清水(仁)委員 わかりました。健診も年に2回していると思いますけれども、それが土曜日と祭日だと思いますが、どうしても家庭の事情で土曜日・日曜日、連休にしてほしいという要望が多分、被害者の方々から出ていると思うんですけれども、いまだかつてそれが実現されてなくて、例えば遠くに行かれた方も、1泊でこちらに来て土曜日・日曜日で健診したいという被害者の方もいますから、それも検討の中に入れていただいて、土曜日・日曜日に健診が受けられるような体制をとっていただけるようにまた考えていただきたいと思います。  そして、もう7年たちますから、既に社会の現場についた方もあるというような話を聞いております。まだまだ子どもには自分の葛藤で言えない親もいるそうでありますから、そういった、本人、親のケアなんかもまだまだ必要だと思いますから、当初から市立甲府病院のその当時の病院長が誠心誠意という言葉を使っておりましたから、できる限り誠心誠意努めていただけるように、また御検討をよろしくお願いを申し上げたいと思います。  以上です。 191: ◯大塚委員長 以上をもって、病院事業会計の審査を終了いたします。  ここで皆さんに申し上げます。注意事項です。  携帯電話及びスマートフォンは、あらかじめ電源を切るかマナーモードにしてください。委員の皆さんには、審査が円滑に進み議論に集中できるように御協力をお願いいたします。  以上、注意事項でございました。  次に、一般会計歳出第10款中子ども未来部所管分を除く教育費の審査を行います。  それでは、当局から説明を求めます。  嶋田教育総室長。 192: ◯嶋田教育総室長 それでは、よろしくお願い申し上げます。  議案目録(その1)議案第1号 平成30年度甲府市一般会計予算、第10款教育費の教育委員会所管分の予算につきまして御説明申し上げます。  それでは、お手元の平成30年度予算に関する説明書(一般会計)の10ページ、11ページをお開きください。  10款教育費につきましては、一部子ども未来部及び建設部所管分を含みますが、当初予算額70億7,687万6,000円、対前年度比プラス25.2%、14億2,432万2,000円の増額計上であります。増額の主な要因は、リニア中央新幹線建設に伴う中道北小学校移転事業費、玉諸小学校グラウンドの拡幅整備費、小中学校老朽化リニューアル事業費及び小学校給食室整備事業費の計上によるものでございます。  重点事業といたしましては、部活動指導員の導入や教育支援ボランティアの増員など教員の支援体制の強化に係る経費、学力向上専門員の継続配置による学力向上に向けた経費、新学習指導要領への移行に向けた外国人英語指導講師の増員に係る経費、また史跡武田氏館跡ガイダンス施設の整備に係る経費、さらには緑が丘スポーツ公園整備基本計画策定に係る経費などを計上させていただいたところでございます。  132ページ、133ページをお開きください。それでは、10款1項教育総務費につきまして、主な内容につきまして御説明申し上げます。  1目教育委員会費につきましては、134ページ、135ページにまたがりますが、教育委員4名の報酬等、教育委員会の運営に係る経費であります。  134ページ、135ページをお開きください。  2目事務局費につきましては、一般職給与費のほか、事務局運営費、入学準備金融資制度に基づく預託金などに係る経費であります。  続きまして、2項小学校費、1目学校管理費につきましては、一般職給与費のほか小学校25校の維持管理及び保健給食などに要する経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、給食調理業務の委託校の増加に伴う委託料及び給食室整備に伴う備品購入の増であります。  136ページ、137ページをお開きください。  13節委託料は、給食調理業務、学校ネットワーク保守業務及び警備業務などが主なものであります。  15節工事請負費は、羽黒小学校プール改修工事、甲運小学校プールろ過装置設置工事などが主なものであります。  18節備品購入費は、羽黒小学校給食室整備に伴う備品の購入費が主なものであります。  次に、2目教育振興費につきましては、小学校の学習環境の整備及び教育活動への支援などに係る経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、外国人英語指導講師3名を増員したことに伴う報酬等の増によるものであります。  1節報酬は、外国人英語指導講師、きめ細かな教育推進のための臨時教育職員等の報酬が主なものであります。  7節賃金は、特別支援教育支援員の賃金であります。  14節使用料及び賃借料は、教育用コンピューター機器の賃借料が主なものであります。  138ページ、139ページをお開きください。  20節扶助費は、要保護及び準要保護児童への就学援助費が主なものであります。  次に、3目学校建設費につきましては、小学校施設の建設等に係る経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、リニア中央新幹線建設に伴う中道北小学校移転事業費、玉諸小学校グラウンド拡幅整備費、学校老朽化リニューアル事業費及び小学校給食室整備事業費の計上による増であります。  13節委託料は、中道北小学校の実施設計委託料であります。  15節工事請負費は、湯田小学校ほか2校の校舎等リニューアル工事及び羽黒小学校給食室増改築工事が主なものであります。  17節公有財産購入費は、中道北小学校移転及び玉諸小学校グラウンド拡張に係る用地取得費であります。  続きまして、3項中学校費、1目学校管理費につきましては、中学校11校の維持管理及び保健給食などの運営に係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、城南中学校校庭改修工事を2カ年に分けたことによる工事請負費の減によるものであります。  140ページ、141ページをお開きください。  13節委託料は、中学校の警備業務及び学校給食調理業務等の委託料が主なものであります。  15節工事請負費は、城南中学校校庭整備工事が主なものであります。  2目教育振興費につきましては、中学校の学習環境の整備及び教育活動の支援や助成などに係る経費、教育研修所等の運営に係る経費であります。  1節報酬は、外国人英語指導講師、適応指導教室指導講師、問題を抱える児童・生徒や保護者等の相談・支援等を行う自立支援カウンセラーやスクールソーシャルワーカーの報酬及び新たに計上いたしました部活動指導員の報酬が主なものであります。  7節賃金は、特別支援教育支援員の賃金であります。  14節使用料及び賃借料は、教育用コンピューター機器の賃借料が主なものであります。  20節扶助費は、要保護及び準要保護生徒への就学援助費が主なものであります。  3目学校建設費につきましては、中学校施設の建設等に係る経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、学校老朽化リニューアル事業費の増額であります。  15節工事請負費は、西中学校ほか1校の校舎等リニューアル工事費であります。  142ページ、143ページをお開きください。  4項高等学校費、1目高等学校総務費につきましては、一般職給与費及び甲府商業高校の教職員65名分の給与費など、学校運営に係る経費であります。  2目学校管理費につきましては、施設の維持管理及び運営に係る経費であります。前年度と比較して減額となった要因は、工事請負費の減によるものであります。  13節委託料は、生徒の合宿等に利用する施設、紫紺館の耐震補強実施設計業務及び警備業務等の委託料が主なものであります。  3目教育振興費につきましては、学習環境の構築や教育活動に係る経費であります。  144ページ、145ページをお開きください。  13節委託料、14節使用料及び賃借料は、教育用コンピューター機器の保守及び賃借料が主なものであります。  続きまして、6項専門学校費、1目専門学校総務費につきましては、一般職給与費及び甲府商科専門学校の教職員6名分の給与費など、学校運営に係る経費であります。  2目学校管理費につきましては、施設の維持管理及び運営等に係る経費であります。  146ページ、147ページをお開きください。  13節委託料は、校内清掃業務、機械警備等委託料が主なものであります。  3目教育振興費につきましては、学習環境の構築や教育活動に係る経費であります。  13節委託料、14節使用料及び賃借料は、教育用コンピューター機器の保守及び賃借料が主なものであります。  続きまして、7項社会教育費、1目社会教育総務費につきましては、一般職給与費のほか、成人式の開催、生涯学習の振興に係る経費及び放課後子供教室推進事業に係る経費であります。  148ページ、149ページをお開きください。  13節委託料は、放課後子供教室運営費が主なものであります。  2目文化振興費につきましては、史跡の保存・整備推進のための発掘調査や武田氏館跡整備事業、交響楽団演奏会等の文化芸術推進事業及び開府500年に向けた記念誌編集及び史跡の説明板やサイン作成等に係る経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、史跡武田氏館跡ガイダンス施設整備に係る経費の増額であります。  7節賃金は、埋蔵文化財発掘作業員の賃金が主なものであります。  13節委託料は、ガイダンス施設整備に係る展示製作委託及び原因者負担による発掘調査委託料が主なものであります。  15節工事請負費は、ガイダンス施設整備に係る工事請負費が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金は、甲府市文化協会への補助金及び高室家住宅保存修理事業費補助金などが主なものであります。  次に、3目公民館費につきましては、一般職給与費のほか、市内9カ所の公民館の維持管理費及び運営に係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、工事請負費の減によるものであります。  150ページ、151ページをごらんください。  13節委託料は、各公民館の清掃業務、管理運営業務委託料が主なものであります。  4目図書館費につきましては、一般職給与費のほか、市立図書館の管理運営及び資料整備等に係る経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、図書の日本十進分類法第10版への改訂業務委託料の増であります。  13節委託料は、図書館コンピューターシステムの保守業務及び日本十進分類法第10版への改訂業務委託料が主なものであります。  18節備品購入費は、図書の購入に要する経費であります。  次に、5目総合市民会館費につきましては、総合市民会館の施設の維持管理及び運営に係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、工事請負費の減によるものであります。  13節委託料は、指定管理料であります。  15節工事請負費は、山の都アリーナ及び格技場の天井改修、並びに照明設備改修工事費が主なものであります。  152ページ、153ページをお開きください。  続きまして、8項社会体育費、1目社会体育総務費につきましては、一般職給与費及び甲府市スポーツ推進委員報酬等の経費であります。前年度と比較して増額となっております要因は、平成30年度の人事異動発令まで組織定数が確定しないことから、平成29年度の冬季国体課職員6名分給与費を含んだ定数で一般職給与費を計上していることによるものであります。  2目体育振興費につきましては、市民を対象としたスポーツ普及のための事業や競技力向上を目的としたスポーツ選手の育成、市民体育大会等の各種大会に要する経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、第73回国民体育大会冬季大会開催に伴う実行委員会への補助金の減によるものであります。  13節委託料は、各種スポーツ振興事業等委託料であります。
     19節負担金補助及び交付金につきましては、甲府市体育協会への補助金が主なものであります。  3目学校開放費につきましては、スポーツ振興のための小中学校施設のグラウンド、体育館の開放などに要する経費であります。  11節需用費は、各小中学校グラウンド夜間照明施設の電気料であります。  続きまして、4目体育施設費につきましては、緑が丘スポーツ公園、青葉スポーツ広場、東下条スポーツ広場等の施設の維持管理及び整備に係る経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、緑が丘スポーツ公園整備基本計画策定業務委託料及び青葉スポーツ広場防球ネット設置工事費の計上による増額であります。  154ページ、155ページをお開きください。  13節委託料は、緑が丘スポーツ公園、青葉スポーツ広場、東下条スポーツ広場の指定管理料及び緑が丘スポーツ公園整備基本計画策定業務委託料が主なものであります。  最後に、178ページ、179ページをお開きいただきたいと存じます。  債務負担行為になりますけれども、甲府市社会体育用夜間照明施設(LED照明灯)リース料につきましては、小学校等のスポーツ開放施設の夜間照明一括LED化に向けた債務負担行為の設定をさせていただいたところであります。  以上、教育委員会所管の予算内容につきまして、主なものを中心に御説明を申し上げました。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 193: ◯大塚委員長 以上で説明は終わりました。  ここで、確認のためですが、この款につきまして質疑のある委員は挙手をお願いいたします。                   (要望を聴取)  神山委員。 194: ◯神山委員 10款2項2目、3項2目、7項4目にかかわって、図書購入費についてお聞きしたいと思います。昨年の予算特別委員会でも確認をしましたが、まず、この平成30年度予算に関する説明書の中では購入費という形で書かれていませんので、小学校、中学校と甲府市立図書館の、それぞれの図書購入費を教えてください。 195: ◯大塚委員長 本田図書館長。 196: ◯本田図書館長 平成30年度の図書購入費につきましては、図書及びAVCを含めまして2,223万9,000円となっております。  以上です。 197: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 198: ◯宮川学事課長 学校図書館に関する新年度予算図書購入費になりますが、小学校では1,404万1,000円の予算となっております。中学校におきましては734万7,000円の予算を計上しております。 199: ◯大塚委員長 神山委員。 200: ◯神山委員 わかりました。甲府市立図書館からお聞きしていきますが、最初の嶋田教育総室長の説明の中でも十進分類法第10版への改訂という作業中だということですけれども、昨年度の予算特別委員会でも、平成29年度、平成30年度をかけて十進分類法への移行があるので図書の購入をやや抑えるということで、昨年度と同じ額が計上されていると今の説明でわかりましたが、平成30年度はその額で行って、十進分類法への改訂を行った後、平成31年度については現状へ戻していくように予算計上を平成30年度中に検討していくという理解でよろしいでしょうか。 201: ◯大塚委員長 本田図書館長。 202: ◯本田図書館長 そのように考えております。  以上です。 203: ◯大塚委員長 神山委員。 204: ◯神山委員 甲府市立図書館は確認できましたので、以上でいいです。ありがとうございました。  では、学校図書館のほうに確認をしていきたいと思いますけれども、小学校が1,404万円ほど、中学校が735万円ほどということで、昨年度よりもまた減額をしているような状況があります。平成30年度の予算編成についても、図書購入費を、備品購入、消耗品など学校の裁量に任せて判断していただいた積み上げで結果として減額になってしまったというような理解でよろしいでしょうか。 205: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 206: ◯宮川学事課長 神山委員のおっしゃるとおりでございます。 207: ◯大塚委員長 神山委員。 208: ◯神山委員 状況はわかりました。ではもう1点、図書に絡んでなんですけれども、第2次甲府市子ども読書活動推進計画は平成30年度までだと思うんですが、平成30年度中、第3次に向けての取り組みは今、予定があるのか、どのように検討されているか、お答えいただきたいと思います。 209: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 210: ◯宮川学事課長 文部科学省に示されております学校図書館整備5カ年計画というものがございます。そちらを基準として考えていきたいと考えております。 211: ◯大塚委員長 神山委員。 212: ◯神山委員 わかりました。何でそこに触れたかといいますと、平成30年度でこの計画が終わるというので、今後を考えていかなきゃいけないということもあると思いますし、もちろん、読書活動を推進していくというような計画を当然策定していって、子どものさまざまな教育に読書のほうからもしっかり寄与していこうとか、学校教育において読書活動をしっかり推奨していこうという計画づくりをしていただいている一方で、学校の裁量というところに任せて図書購入費が減っているという状況があると。しっかり予算措置をする部分でこの計画が進んでいくようにサポートしていただきたいと思うところがあります。  学校に裁量を任せるということ自体は決して悪いことではないと思っています。学校それぞれ特色を出した教育をしていくためには、学校へのしっかりとした裁量権があるべきだと思います。私の母校の北新小学校は、公立で唯一ブラスバンドがまだ残っていて活発な活動をしていますけれども、裁量があるからこそ楽器を購入できるとかそういうこともあるかもしれないんですが、しかし、昨年度から始まったこの学校の裁量権は、自由度を高めるという言い方をすればそうかもしれないけれども、しかしながら、お金がないから何とか頑張ってねというようなニュアンスが強いかなと思うわけです。  今回、図書購入費の部分ですけれども、今回はこのような形で予算計上されたということは確認できましたが、今は財政的に大変だから学校に裁量を任せるということではなくて、もっと自由度を高く裁量できるように、図書は当然子どもの教養を高めていくことにもつながっていくわけですから、平成30年度しっかり検討いただいて、子どもの読書の機会が減っていくことがないようにぜひともしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 213: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 214: ◯宮川学事課長 神山委員の後段の説明のとおり、学校の裁量権を平成29年度から採用しております。それによって、学校ごとに備品購入費とか事務費等が異なってまいりますが、やはり特色ある学校、そして学校規模も違います。大規模校であれば、やはり大規模校のよさを引き伸ばす予算計上で、小規模校であれば小規模校のまた特色のある予算計上、そういったものを考慮していきたいと思っております。  また、学校図書館図書標準につきましても、ほぼ全ての学校で達成しておりますので、その辺はまた、図書購入費は考えつつ、予算配分していきたいと思っております。  以上です。 215: ◯大塚委員長 神山委員。 216: ◯神山委員 ぜひともよろしくお願いしたいと思います。高校の教員とかと話をすると、やっぱり、表現のボキャブラリーが減ってきているのが目につくというようなことを耳にすることが多いです。そこまでの教育でどれだけ読書に触れたかということで、自分の感情を表現できるボキャブラリーに大きな影響があると思いますので、ぜひとも読書推進、それにあわせて図書館の充実は継続してお願いしていきたいと思います。  学事課は以上にしまして、思ったより時間を使ってしまったんですけれども、次は教員の多忙化についてです。  この間、本会議でも常任委員会でもさまざま出てきていますので、平成30年度の取り組みを具体的にどうしていくかということを確認させていただきたいと思います。  部活動の指導員や校務支援システムなどの導入で、少しでも多忙化を減らしていくということとか、臨時職員の加配などされてきていると思いますけれども、多忙ではない状態をつくるためには仕事を減らすしかないと思います。仕事を減らすということは2種類あって、いわゆるスリム化。何をやらないかということ。でも、学校の教育現場において、やらないという選択はなかなか難しいかとも思います。そうすると、人をふやすということがあるかと思いますけれども、具体的にいろいろ各論をしていきたいと思います。  平成30年度において、仕事を減らすという部分で、子どもにかかわる部分は当然減らすことは難しいと思いますし、するべきではないと思うんですけれども、具体的な話をしたいんですが、例えば給食費の未納を教員が取り立てに行かないなど、例えばそのような、事務作業としての煩雑な部分をより共有する仕組みを、例えば事務員さんを増強するとか、そのような、教員の負担を減らすことに対して具体的に何かできないかという部分について、いかがでしょうか。 217: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 218: ◯松田学校教育課長 ある意味では教員業務の見直しといいますか精選ということになるかと思いますけれども、やはり基本的に子どもに直接対応する部分でのというのはなかなか難しい面がありまして、教育の質を落とさずということになるかと思いますけれども、本年度、甲府市教員の多忙化改善対策検討委員会を設置しまして、その中では、やはり本市教育委員会が行っている会議、あるいはこれまで国や山梨県あるいは本市教育委員会独自にも学校に調査等を求めているものがありましたが、そういったもの、類似したもの、あるいは内容が似通ったものにつきましては1つに統合していくというようなところを取り組んでいるところでございます。  また、校務支援システムについては、お話しのとおりでございますけれども、学校現場でより使いやすいようにということで、学校現場の意見などを伺っているというような取り組みを進めております。 219: ◯大塚委員長 神山委員。 220: ◯神山委員 アンケートということで先ほど御答弁をいただいたんですけれども、非常にアンケートが多いという声も教員の方から結構お聞きすることがあるので、そこが整理されるという案が出ているのは非常にありがたいことです。そういう事務の部分の仕事をアウトソーシングできるということで大きく変わると思いますので、事務員の加配なども含めて、ぜひとも平成30年度の御検討をいただきたいと思います。  あと、仕事を減らすという部分では、仕事をシェアしていくというような考え方も当然、業務量を減らせるんだと。そうすると、今甲府市で行っている事業でそれができるもの、例えばきめ細かな教育推進のための臨時教育職員ですとか、嶋田教育総室長の最初の説明でもありました教育支援ボランティアは増員をするというようなことがありますけれども、この2つの事業を拡大していくことは、より具体的に業務量を減らすことにつながっていくと思いますが、平成30年度の取り組みの内容とかお考えをお聞かせください。 221: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 222: ◯松田学校教育課長 人的なという面になるかと思いますけれども、まず学校現場に直接配置するスタッフの充実ということでございますが、本市独自に配置しております臨時教育職員それから特別支援教育支援員は継続して配置していきたいと考えております。また、新たに部活動指導員を導入するとともに、日本語指導が必要な子どもたち等もふえておりますので日本語指導員の回数、それから教育支援ボランティア、教員OBや学生さんに御協力いただくという事業でございますけれども、こういったものを拡大していくということで予定しております。 223: ◯大塚委員長 神山委員。 224: ◯神山委員 きめ細かな教育推進のための臨時教育職員は従来どおりの人数ということでしょうか。 225: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 226: ◯松田学校教育課長 本市で配置します臨時教育職員につきましては、本年度同様、きめ細かな教育ということで9名、それから少人数学習の試行ということで2名、合計11名ということで変わりません。 227: ◯大塚委員長 神山委員。 228: ◯神山委員 わかりました。ここの部分は直接的に業務を減らすことにつながりますので、ぜひとも、積極的な加配を目指して、平成30年度、取り組みを行っていただきたいと思いますし、子どもの教育環境が改善するには年度途中ということでも特段問題ないと思いますので、積極的に財政当局とやりとりをしていただきたいと思います。  また、教育支援ボランティアの増員をしていく、拡大していくということでした。学生にとっては、OJTと言っていいかわからないですけれども、実際の、自分が将来働くべきところで業務に携わるということは、また別の面でも意味があるとも思いますので、ぜひとも拡大と、あとは教育学部系の大学があるあたりは当然ボランティアに行きやすいけれども、そこから遠いところはなかなか集まらないところがあると思うので、その点は教育委員会としてぜひサポートしていただきたいと思います。  もう1点、少人数学習の推進ということで、モデルケースで各校やってきたと思います。平成29年度は羽黒小学校、善誘館小学校で取り組みをしてきましたけれども、平成30年度においてこの少人数学習の拡大や、モデル校から具体的な全市実施などに向けた取り組みなどをお聞きしたいと思います。 229: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 230: ◯松田学校教育課長 平成27年度、平成28年度と善誘館小学校、羽黒小学校で取り組みまして、大きな成果があるなと感じたところでございますけれども、本年度から貢川小学校、千塚小学校の2校で検証の第2クールといいますか、また状況の違う学校で検証を進めておりまして、小学校3年生・4年生と2年間での取り組みを1つのスパンと考えておりますので、また来年度の取り組みを進めて、その状況を見ながらということで考えていきたいと思います。 231: ◯大塚委員長 神山委員。 232: ◯神山委員 わかりました。次は貢川小学校と千塚小学校で2年間、平成29年度、平成30年度で行っていくということで、今後の取り組みの状況はわかりました。ぜひとも分析結果をしっかり示すことで、なるほど、やっぱり加配をすることが子どもの教育環境が豊かになっていくんだなということを示していただくということは、当然、教員増員に向けてのエビデンスになっていきますし、具体的にやりとりできることになると思います。  ここまで教員の多忙化ということで論議してきましたけれども、教員をふやすということが一番、多忙である状況を減らすことにつながると思いますので、このようなモデルケースの取り組みをぜひ全市的に広げていくように、平成30年度、取り組みを拡大していただきたいと思います。  では、学校教育はここまでにしまして、最後に、放課後の子どもの居場所づくりの平成30年度の取り組みを伺いたいと思います。  放課後子供教室甲府モデルの取り組みを平成29年度、拡大してきていただいたところですけれども、平成30年度の計画について御説明いただきたいと思います。 233: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 234: ◯田中生涯学習文化課長 放課後子供教室甲府モデルに基づきます平成30年度の計画ということでございます。現在、甲府モデルがおかげさまで3校となってございます。石田小学校、甲運小学校、そして国母小学校と拡大をしてまいりました。そうした中で、来年度につきましても、1校、新規で甲府モデルでできればと考えております。また、既存の教室でやはりボランティアの関係でなかなか継続が難しいというところもございますので、そこについても甲府モデル等でできればということで、検討している状況でございます。  以上です。 235: ◯大塚委員長 神山委員。 236: ◯神山委員 わかりました。平成30年度はひとまずは1校目指している、取り組みを継続しているということでわかりました。今の、既存教室だと難しいところで甲府モデルとしてという部分ですが、それは専用の教室を設けるということの理解でよろしいんでしょうか。 237: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 238: ◯田中生涯学習文化課長 既存教室で平成19年度から放課後子供教室を実施しているんですけれども、その前から地域のボランティアの皆様が実施している教室に、放課後子供教室で行っていただきたいということでやっています。そうした中で、ボランティアの方の高齢化とか人が集まらないという、そういう意味での既存教室ができていかない。甲府モデルに無理やりしていくということではございません。  以上でございます。 239: ◯大塚委員長 神山委員。 240: ◯神山委員 わかりました。今、私が答弁を理解し間違えまして、既存の教室というのは、いわゆるハードの箱のことをイメージしていましたけれども、わかりました。今まで取り組みをしてきたものをどういうふうに一緒にサポートしていくかとか、そういう意味でということで了解しました。長く取り組みをされてきている放課後子供教室がありますので、今、田中生涯学習文化課長の答弁もありましたけれども、そこは必ずしもこの型に当てはめるということではなくて、今までの取り組みをしっかり踏まえて生かしながらサポートはぜひお願いしたいと思います。  この三間という考え方は、非常に甲府モデルとして子どもたちにとっていいなと思います。徐々にというような形かもしれませんけれども、ぜひ拡大していって、子どもに学校教育とか家庭での教育とはまた違う教育の場を提供していただきたいと思いますし、今回、学童保育の時間延長があったということで、放課後の居場所というのが非常に求められているなと強く感じます。放課後子供教室は当然学校の教室を使っているわけですけれども、しっかり子ども未来部とも密にしていただいて、ぜひとも連携した取り組みを平成30年度は拡大していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 241: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 242: ◯田中生涯学習文化課長 神山委員から御指摘がありました三間、時間、空間、仲間を取り戻すというものを甲府モデルの中でもうたってございます。家庭の中でゲームで遊んでしまっている子どもたちをどのように放課後、学校に戻してくるのか、そういったことを踏まえて三間ということをテーマの中にも取り入れております。社会性や人間性等を三間の中でやっていこうということで、三間という言葉も教育の分野でも使われているようなところで、ぜひこの三間という言葉が甲府モデルの中で使われていることが全国的に広がっていけばいいなという思いもございます。  そうした中で、放課後児童クラブとの連携ということになります。まず、甲府モデルというのは、その連携ができるようにということで、学校の施設内、あるいは学校の施設の近隣施設というものを条件にしておりますので、また子ども未来部とも連携を図りながら、参加型につきましても拡大を図っていきたいと思います。ただ、どうしてもやはり子どもたちの安全性を確保していくことが一番課題となっておりますので、そこを踏まえながら慎重に検討していきたいと思っております。  以上です。 243: ◯大塚委員長 神山委員。 244: ◯神山委員 了解しました。ぜひとも、子どもの成長のためにサポートしてあげていただきたいと思いますし、子どもの安全ということを田中生涯学習文化課長から言っていただきましたけれども、やっぱり学校施設というのは非常に安全が担保されている部分だと思いますので、ちょっと所管がかわりますけれども、しっかり放課後子供教室の取り組みが学校の中で行われていけば、当然、今後学童保育のほうの施設も老朽化したときに、さあどうするんだといったときに、学校施設を使ったらいいんじゃないかというふうな機運が出てくるように、ぜひとも子ども未来部とも、教育委員会の中ですけれども学事課ともコミュニケーションをとって、継続していっていただければと思います。  以上にします。 245: ◯大塚委員長 それでは、ここで暫時休憩といたします。再開は午後1時10分といたしますので、よろしくお願いいたします。                午後 零時05分 休 憩         ─────────────・─────────────                午後 1時08分 再開議 246: ◯大塚委員長 それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  植田委員。 247: ◯植田委員 最初に、小学校費、中学校費、あわせてなんですけれども、就学援助についてお尋ねします。  最初に、要保護それと準要保護の人数を教えていただいてもよろしいでしょうか。 248: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 249: ◯宮川学事課長 平成30年度の予算ということで答えさせていただきます。小学校で準要保護676名を推計しております。中学校では424名となっております。あと、要保護ですけれども、小学校で89名、中学校で41名を見込んでおります。 250: ◯大塚委員長 植田委員。 251: ◯植田委員 就学援助に関しては、学年が始まる前、新学期といいますか、4月より前に平成29年度から給付が始まっていることは承知しております。これは全国的にも甲府市は早いほうで、まだまだ平成30年度からというところも多いのにもかかわらず、甲府市はこのことに取り組んでいただいて、本当に心から感謝しております。ランドセルまた学用品の準備が就学前に、学校に入学する前に準備ができるということで、特に中学生のお子さんなんかそうだと思うんですけれども、御家族からは感謝の声が聞かれております。本当にありがとうございます。
     お尋ねしたいのは、年度途中で、平成29年度内でもう手を挙げられた、またこのことが確認できて見込まれた部分はよろしいんですけれども、後になって、入学以降になってから、こういう制度もあるのかということを認知された場合の、給付される月といいますか時期を教えていただいてもいいでしょうか。 252: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 253: ◯宮川学事課長 入学前支給は1月の下旬をもって締めまして、2月に審査をして、3月中旬に支給をしております。入学後につきましては、年度当初に募集をかけまして、5月から認定作業に移りまして、認定通知を6月に通知いたしまして、支給が7月となっております。 254: ◯大塚委員長 植田委員。 255: ◯植田委員 公明党はこれまで、就学援助を入学する前で支給するようにということを国レベルでも推進してまいりまして、本市がこのように具体的に3月中旬に恐らく支給されたんだと思いますけれども、喜ばれている制度になったということは本当に心から感謝申し上げます。  次に、不登校児童数についてお尋ねいたします。小学校費、中学校費、両方にあわせてなんですけれども、不登校児童数、不登校生徒数を、平成29年度に起きていることなので平成30年度どのように対策をされるのかということで、まず平成29年度までの数字をお示しください。 256: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 257: ◯松田学校教育課長 平成29年度につきましては、現在まだ年度が終了しておりませんのではっきりとした確定した数は持っておりませんけれども、参考といいますか平成28年度の状況で、小学校40名、中学校169名、合計209名ということで、本年度もほぼ同じぐらいの数、あるいは若干増加しそうな数と現在見ております。 258: ◯大塚委員長 植田委員。 259: ◯植田委員 一番多い学年というのはすぐには出てまいりませんか。要するに不登校になりやすい学年というのがもしデータ的にわかれば、教えていただきたいと思います。 260: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 261: ◯松田学校教育課長 小学校1年生から中学校3年生までで、昨年度の集計ですと、中学校3年生が65名ということで最も多くなっております。なお、ふえやすいという面では、中学校進学時、小学校6年生から中学校1年生にかけて30名ほど増加すると。ここのところが全国的にも一番増加率が高いと言われております。 262: ◯大塚委員長 植田委員。 263: ◯植田委員 不登校になられるお子さんについてはそれぞれケース・バイ・ケースで、いろんな事情がおありになるかとも思います。それでもやはり、今のお話ですと中学校1年生と、また高校進学また就職を控えた中学校3年生もということなので、恐らく、単純に考えますと、学力がついていかなかった、学校に行くのがつまらない、わからないからつまらないという、このマイナスの連鎖になっていくのではないかと私は個人的に感じるところなんですが、そこでお尋ねしたいのは、つまずき学習について、平成30年度どのような対策をお考えでしょうか。 264: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 265: ◯松田学校教育課長 御指摘のとおり、子どもたちの学力の二極化といいますか、そういったことも言われているところです。平成30年度に向けてということですけれども、各学校が本県教育委員会からの加配や本市単独に配置しておりますさまざまなスタッフを使って、休み時間や放課後、長期休業中など、学習支援に取り組んでおりますので、そういった面で、事業名としますと教育指導費、あるいはきめ細かな教育推進事業、サポートティーチャー事業というあたりになりますけれども、本市で配置しております臨時教育職員や特別支援教育支援員あるいは教育支援ボランティアといったあたりのところの継続配置であったり、あるいは回数を増加するというようなことを考えております。 266: ◯大塚委員長 植田委員。 267: ◯植田委員 日ごろの、日常的にサポートティーチャーに力をかしていただいて、小学校2年生、九九まではできたけれども割り算ができない、縦計算の筆算ができないというお子さんを見てきて、私も平成29年9月定例会本会議でも質問をさせていただいた経緯がございますが、やはり早目につまずきから解消させてあげるということが要なのではないかと思っております。平成29年度に行われた夏休み子どもわくわく学び塾、夏休み中の公民館を使っての学習会は平成30年度はどのような計画なんでしょうか。 268: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 269: ◯松田学校教育課長 教育指導費の中に盛り込んでおりますけれども、平成30年度も市内4カ所の公民館で本年度同様12日間の開催ということで予定しております。 270: ◯大塚委員長 植田委員。 271: ◯植田委員 ああいう形で自由に教員に1対1で見ていただいて、またボランティアの方や学生さんたちなんかもいたかもしれませんけれども、そのような流れで自由に勉強させていただいて、自分にわからないところを解消して帰るという、この事業はとても有意義なことだと思っています。できるものなら、4カ所と言わずできる限りたくさんの場所で。小学生なんかの場合は、通っていくのに、中道地区から南公民館まで小学校の小さい学年の方がやっぱり自力では行けないので、お母さんなりお父さんなりの大人の力をかりる。でも、そのお父さん、お母さんが忙しくてそこまで送っていけないというときには、もう既にそのチャンスもなくなってしまうので、できる限りたくさんの場所でそんな形を設けていただけるとありがたいと思います。  次に、ネット依存症の対策についてお尋ねします。  特に中学生なんですけれども、中学生はもうスマートフォンを買い与えられるという家庭が多くなっているかと思いますが、インターネットでゲームをやる、またいろんな形で調べものをする、それはそれで便利なことですし、このような時代にはもう必然だと思っております。ただ、中学生だからこそ、また小学校高学年だからこそ、なかなか分別といいますか、そこら辺がつかない部分もまだあるかもしれません。そのようなときに、ネット依存症というのは、中学校ですと、2学期の初めに登校が厳しくなったり、また学力が落ちたり、視力が落ちたり、ひどいときには精神疾患にまで発展してしまうというお話も聞いております。  ネット依存症対策みたいなことは、平成30年度、何かお考えなんでしょうか。 272: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 273: ◯松田学校教育課長 各学校におきまして、技術家庭科や特別活動、総合的な学習の時間などの中で、発達段階に応じて指導をしているところでございまして、特に中学校になりますと、山梨県警察本部の少年対策官、あるいは総務省のeネットキャラバンというような出前授業がありまして、こういったものを活用して取り組んでいるところでございます。教育委員会としましては、やはり、こういった面での教員の指導力向上ということがありますので、来年度ですと教育研修所費の中に情報教育に係る教員研修の経費を予定しておりまして、来年度もこういった研修を実施していくということを考えております。 274: ◯大塚委員長 植田委員。 275: ◯植田委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  教育の関係でもう1点、いじめ対策についてお尋ねいたします。  いじめ防止対策推進法が平成25年に成立いたしまして、それから今日までいろんな形で対策を打たれても、まだあるということは、根が絶えないということは残念なことだと思っております。そういう中で、甲府市では平成30年度、いじめ問題に対する対策は具体的に何かお考えになっていることがあればお示しください。 276: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 277: ◯松田学校教育課長 いじめ問題につきましては、まず何より未然防止の取り組みということもあるわけですけれども、そうはいってもやはり一定数のいじめが認知されているのが現状でございます。各学校におきましては、最低でも学期に1回以上、実態把握のアンケートをし、これに基づきまして学校の中でまずは解消、改善に取り組んでいるわけですけれども、教育委員会としましては、各学校の把握状況それからその内容について学期ごとに報告を求めておりまして、生徒指導アドバイザーという方が学校危機管理推進事業の中に位置づけてありますけれども、こういったスタッフが内容を確認して、学校への指導・支援に行ったり、場合によっては保護者と直接対応するというようなことも取り組んでいるところでございます。また、学校への相談がしにくいという保護者、児童・生徒もおりますので、甲府市教育研修所に自立支援カウンセラー相談員を2名配置しておりまして、こういった方々が電話あるいは来所での相談に応じていくということなどを取り組んでいきたいと思っております。 278: ◯大塚委員長 植田委員。 279: ◯植田委員 ぜひその形もお願いしたいし、また周知もお願いしたいと思います。国はSNSを活用したいじめホットラインのような形も平成30年度、力を入れるということが文部科学省のホームページにございました。今後は、国の動きも見ながらなんですけれども、中学生はスマートフォンなどで利用できるアプリ、LINEを頻繁に使い、またそのLINEの中でもいじめが始まる。悪循環なのかもしれませんが、教員にも言えない、カウンセラーにも言えないという生徒さんは、そういう形でいじめホットラインみたいなものをつくっていただければ、LINEなどのSNSで相談をすることも可能なのではないかと思っていますので、ぜひまた今後御検討いただきたいと思います。  学事課で先ほど一緒に聞けばよかったんですが、次は給食についてお尋ねいたします。  小学校費、中学校費の中です。学校給食の中で、アレルギー除去、食物アレルギーのあるお子さんたちに対しての、平成30年度どのような対策をされるのかというところをお尋ねしたいと思います。 280: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 281: ◯宮川学事課長 アレルギーを持つお子様が増加傾向にあるというのは、承知しております。毎年度、年度当初に、各学年ごと、保護者に対しましてアレルギーの調査を行います。食物のアレルギーなのか、また皮膚とか花粉症とかそういったのもアレルギーになりますので、そういった項目も全部調査いたしまして、特に給食に関しましては、一定のアレルゲン対策ということで、給食メニューにアレルギー表をつけております。番号で管理しておりまして、給食だよりと一緒に配布いたしまして、きょうの給食にはそばが使われているとか、ナッツ類が入っているという表示がありますので、そこは保護者の方、担任、そして栄養教諭等が連絡を密にしておりますので、その日は給食は除くとか、お弁当を持ってくると、そういった対応をとっていただいております。 282: ◯大塚委員長 植田委員。 283: ◯植田委員 本市PTA連絡協議会だよりの中にも、母親委員会というんでしょうか、学校給食、学校環境についての要望書の中に、食物アレルギーのある子どもを持つ保護者との懇談会を開催してもらいたいというような御要望もあったようです。また、そういう保護者との懇談会も開いていただいたという経緯も承知しております。ただ、山梨市では、平成30年度、今、恐らく予算特別委員会などやってると思うんですけれども、給食センターをつくると。そこではアレルギー完全除去食をつくるお部屋を1つつくって、完全にほかのものと間違っても混ざらないというふうな先進的な対策をされるようです。規模が違いますから、まして自校でつくっていただく給食というのも大事だということも認識しておりますので、今できることはこういうことかなという感じもしておりますが、ぜひ、この辺も慎重に、また調査をしていただいて、対策を練っていただきたいと思います。  最後にします。このアレルギーの問題に関連して、エピペンの研修が行われていると思いますが、アレルギーの事故で命を落とすようなことがあってはならないと思っております。このエピペンの研修などは平成30年度、どのような形になっているでしょうか。 284: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 285: ◯宮川学事課長 平成30年度も引き続き、学校単位でエピペンの研修をしていただきます。これは養護教諭が主になりまして、全教諭、あと学校事務の先生方、保健室のどこにエピペンが管理されているか、また児童自身でお持ちの方もいますので、そういった児童・生徒の把握を周知徹底いたしまして、エピペンの使用等の研修を毎年行っていますので、平成30年度も引き続き行っていくように周知してまいります。 286: ◯大塚委員長 植田委員。 287: ◯植田委員 数々御質問させていただきました。甲府で学ぶ、甲府で育つという中で、学校教育というのは欠かせないものですし、またその中で安全・安心に保護者の皆さんも子どもさんを送り出し、行ってらっしゃい、ただいま、おかえりと言ってくるまでが一日の中なんですが、こういったことの一つ一つができていけば、甲府市を担って立つお子さんたちがまた甲府市で大きく未来を開いていくのではないかと思っております。  いろいろありがとうございました。以上にいたします。 288: ◯大塚委員長 兵道委員。 289: ◯兵道委員 2点ほど、御質問させていただきたいと思いますが、あらかじめ申しますと、平成30年度予算に関する説明書でいくと149ページ、文化振興費の開府500年甲府の歴史を学ぶ事業費、それからあと1点は、専門学校費ということで、甲府商科専門学校の件についてお伺いさせていただきたいと思います。  最初に文化振興費の開府500年甲府の歴史を学ぶ事業費981万5,000円ということで計上を予定されていますけれども、まず、その内容についてお聞きしたいと思います。概要をお教え願いたいと思います。 290: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 291: ◯田中生涯学習文化課長 開府500年甲府の歴史を学ぶ事業についての概要でございます。開府500年を迎えるに当たりまして、市民意識の高揚と機運を醸成し、甲府の魅力を学んでもらえるよう、歴史講座はもちろんのこと伝統文化や人々の暮らし、食べ物などにスポットを当てました記念誌の作成、また史跡武田氏館跡やその周辺の文化財などを散策してもらえるよう、ルートの作成や説明板の整備、また武田氏に関係しますボランティアの育成などの事業となっております。  以上でございます。 292: ◯大塚委員長 兵道委員。 293: ◯兵道委員 市長が掲げたキーワードの中に「歴史物語」があります。今まで「健康づくり」とか「国際交流」とかそのほかのキーワードについてはある程度イメージされてきたわけなんですけれども、残る「歴史物語」という部分について、これまで議論の推移を見守ってきたわけですが「歴史物語」というキーワードにこの事業が非常に大きくかかわるのかどうなのかという点はいかがでしょうか。 294: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 295: ◯田中生涯学習文化課長 まず、こうふ開府500年記念誌なんですけれども、「本市の魅力や誇りにつながる重層的で多様な歴史文化・伝統を掘り起こし、かけがえのない本市固有の地域資源として記録を伝承していく。それをもって歴史物語都市こうふの実現に資する」という編集方針になっております。また、史跡武田氏館跡の周りですけれども、そこには家臣団の屋敷跡ですとか戦国時代に整備されました街路、武田氏や家臣が創建した寺社などが点在しているというところと、また豊かな自然環境の中に古くからの集落や江戸時代から現在に及びます名所旧跡、石造物がございます。そういったものを総合的に踏まえる中で、武田氏館跡の周辺散策ルートを策定するに当たりましても、甲府の魅力の一層の向上と情報発信に努めるということで、また、歴史物語都市こうふの基盤整備につながるようなルートをつくっていくというテーマをもとに、ルート等を作成しております。  以上です。 296: ◯大塚委員長 兵道委員。 297: ◯兵道委員 そういった形で「歴史物語都市こうふ」を語られるための基盤整備をしっかり行っていくといったことが中心だと思うんですけれども、いわゆるターゲットですね。先ほど機運の醸成等を図ると、ひとつそういう狙いもあるとおっしゃったところですけれども、こうした事業を通じてやはり一番大きく狙っているところは、市民意識の醸成とかそういうところですかね。その辺を絞っていきたいなと思っているんですが、この辺、いかがなんでしょうか。 298: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 299: ◯田中生涯学習文化課長 開府500年記念事業でございますけれども、私が先ほど申しましたとおり、機運の醸成ということもございます。それはやはり市民の方々に、開府500年というものがどういうものなのか、甲府ができてからどのように先祖の方々が甲府を守り、現在に至って私たちが生活をしているのかというところをお知らせするというところでございます。そういった意味での機運の醸成でもありますし、歴史物語都市である甲府というものを具現化するために記念誌をつくっていくわけですし、また、史跡武田氏館跡周辺の散策ルートまたガイダンス施設もつくっていますので、そのような武田氏の顕在化事業という中でこの事業を行ってまいりますので、それをもって開府500年の機運の醸成もできるかなというところでもあります。  以上です。 300: ◯大塚委員長 兵道委員。 301: ◯兵道委員 私、一番言いたいことは、開府500年というのは1つのスタートラインだと。次の500年に向けた、あるいは近未来的に100年といったものに向けたまちづくりの、こうした歴史を踏まえた甲府市がこれからますます持続可能な甲府市になるために市民みんなで意識を共有し合って、次のまちづくりをしっかりやっていこうと、そんなような1つのきっかけが開府500年だと思っております。でき得れば、やはり、こうした事業をせっかく打つわけですので、開府500年を記念したイベントだけにとどまっては実はもったいないなと。これを契機に、市民お一人お一人が自分たちの郷土、ふるさと甲府がどんな歴史を持っていたのかということを改めて学んで、これをじゃあ自分自身が次の甲府市に向けてお一人お一人がどういうふうにこれから考えていくのかということを考える、1つの大きなきっかけになればと思っておりますが、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 302: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 303: ◯田中生涯学習文化課長 まず、こうふ開府500年記念事業の基本理念が、「過去に学ぶ、今を見つめる、未来につなぐ」でございます。こうふ開府500年記念誌につきましても、こういった基本理念を踏まえまして広く市民、特に将来の甲府を担う若年層に甲府の歴史・文化に親しんでもらい、郷土への愛着と誇りを持った人材の育成につなげるような内容にするというものも、編集方針の1つになっております。それから、シティプロモーションや産業振興、観光振興などへの活用を図り、新たな甲府の創造やまちづくり、知名度の向上に役立てるというものも、編集方針の1つに入っておりまして、私が先ほど申しましたのは、まさに過去を振り返ってというお話をさせていただきましたが、兵道委員が御指摘のとおり、こうふ開府500年記念誌等もつくる、またガイダンス施設のルート等をつくる中で、これからの甲府に向けた発展的な要素も加味したものになっていくということでございます。 304: ◯大塚委員長 兵道委員。 305: ◯兵道委員 本当に大いに期待できるなと思っております。私自身の経験から言っても、甲府市ってどんなところという問いを県外の大学時代の友人とかに結構されるわけですね。これからは、このしっかりとしたものがありますので、これをもとに自分自身で甲府市を語っていこうと、こんなようなことを改めて感じさせていただきました。本当に、その内容について大いに期待をさせていただくとともに、これをきっかけにやはりもう少し市民意識、市民の皆様のこれからの甲府に向けた意識がどんどん高まってくることをぜひ期待したいと思いますので、この981万5,000円を使って大いなる成果を期待いたします。ありがとうございました。  では、この件に関してはこれでとどめておきます。  あと1点、専門学校費についてお伺いさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  私自身も娘がお世話になった学校ということで、これまで過去何年か見てきたわけなんですけれども、最難関の国家資格を在校生が取得して突破したといったような記事をよく目にするところでございまして、公立の専門学校として本当に全国に誇るべき学校だと私自身も自負させていただいているところでございます。  まず、平成30年度ですけれども、生徒数の見込みについては、現在試験中かと思われるんですけれども、その辺、どういうふうに見込まれるのかということをお聞きしたいと思います。 306: ◯大塚委員長 碓井甲府商科専門学校事務長。 307: ◯碓井甲府商科専門学校事務長 平成30年度入学予定者の見込みということでございますが、今のところ、確定というか手続を済まされている学生さんに限りますと、会計情報科14名、情報処理科30名となっております。全体で44名の方が入学予定者となっております。  以上でございます。 308: ◯大塚委員長 兵道委員。 309: ◯兵道委員 甲府市内の方ばかりではなくて市外あるいは県外の方も以前通っていたということもありますけれども、来年度の見込みはいかがでしょうか。 310: ◯大塚委員長 碓井甲府商科専門学校事務長。 311: ◯碓井甲府商科専門学校事務長 県外の方に関しては、いらっしゃいません。44名の内訳といたしまして、甲府市内が18名、市外が26名でございます。  以上でございます。 312: ◯大塚委員長 兵道委員。 313: ◯兵道委員 甲府市外の方にとってもすごく人気の高い学校だと思います。市長の所信表明の中にも、職業実践専門課程の認定校ということで、二、三年前ですかね、これを取得してさらなる飛躍を遂げると、こんなようなことを以前お伺いしたことがあるんですけれども、実は、最近、民間の大手の学校が甲府市内にオープンしているというようなこともありまして、こうした民間の進出に対して、甲府商科専門学校としてこれは売りだよというところでやってるかと思うんですが、その辺の意気込みといいますか、これが甲府商科専門学校の強みだという点について教えていただきたいと思います。 314: ◯大塚委員長 碓井甲府商科専門学校事務長。 315: ◯碓井甲府商科専門学校事務長 2年ほど前に甲府駅前に大手の専門学校さんができまして、甲府商科専門学校と競合するのではないかといろいろ御心配をいただいているところでございます。実際にここのところの5年間の入学者数を見ますと、5年間のうち定員を満たした年は1年しかございません。この専門学校が新しくできたからといって、この2年間の生徒数が急に落ち込んだということも逆にございません。本校自体の設立というのが、商業高校の上位校ということで始まったわけではございますが、基本的には地場、地域に役立つ人間を育てていきたいという考え方のもとで、学校自体考えて、生徒づくりというか人間づくりをしているところでございます。  本校の売りという部分でございますが、まず公立の学校ということですので、非常に授業料等を含めて費用が安いというところが、まず一番売りになっているところは事実でございます。そしてまた、その低廉な授業料等ではございますが、しっかり子どもたちを育てまして、先ほど兵道委員から御指摘がありましたとおり、難関資格の突破、難関資格を身につけて社会に出ていくという形を毎年職員一丸となって努力をしているところでございます。ただ、PRという部分でまだまだ足りない部分がございまして、甲府市で専門学校をやっているということを知らない方とか、まだまだアピールできない部分もございますので、これからよりアピールをする中で、この学校を知っていただいて、多くの方に利用していただく、入学していただくと。また、就職先、生徒を受け入れてもらうということを考えて、頑張っていきたいと思っております。  以上でございます。 316: ◯大塚委員長 兵道委員。 317: ◯兵道委員 本当に、難関資格、山梨県内でも数人しか突破できないといったような、例えば日商簿記の一級ですとかそうした部分で、公立の専門学校でこうした資格が取得できるよということは非常に大きなアドバンテージだと思っております。先ほど碓井甲府商科専門学校事務長からもっともっとアピールをと、PRをしたいということがございましたが、ぜひ、その辺について、甲府商科専門学校ここにありといったようなアピールがこれからどんどんできていったらいいなと心から思っているところです。  あと1点、この甲府商科専門学校の強みとして、就職率、就職の内定率が非常に高水準で推移しているということですけれども、直近の状況はいかがでしょうか。 318: ◯大塚委員長 碓井甲府商科専門学校事務長。 319: ◯碓井甲府商科専門学校事務長 平成29年度、ことしの卒業生は、就職を希望する生徒は100%、就職先が決まっております。  以上でございます。 320: ◯大塚委員長 兵道委員。 321: ◯兵道委員 景気の動向等もありますけれども、就職を希望される学生さんたちが100%就職できるという、これも甲府商科専門学校の本当にすごいところの1つだと思っております。しかも、資格も取得できて、先ほど碓井甲府商科専門学校事務長もおっしゃいましたけれども、地場企業に貢献できる人材の育成というところで、今後ますますこの甲府商科専門学校がその使命を果たせることを心から祈願しております。また平成30年度もいろんな過程で教員の方々の御尽力、御努力いただくわけですけれども、ぜひとも甲府商科専門学校が山梨県の地場企業に貢献できる人材をますます輩出できるように、心から御祈念、御期待申し上げまして、以上で質問を終了させていただきたいと思います。  ありがとうございました。 322: ◯大塚委員長 創政こうふの小沢(宏)委員。 323: ◯小沢(宏)委員 7項2目、史跡武田氏館跡整備事業費についてお伺いしたいと思います。  この中で、旧堀田家住宅についてなんですが、いろいろと費用が上乗せされたりしておりましたけれども、今回3億8,500万円ですか、この中に占める今年度の予算をお教えください。あと、これまでにかかった総額がわかればお願いします。 324: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。
    325: ◯田中生涯学習文化課長 まず、平成30年度におけます旧堀田家住宅の工事費でございますが、1億3,701万9,730円でございます。それから、今までにかかった金額ということでございますが、平成29年度6月から旧堀田家住宅につきましては大規模改修工事を行っております。建築主体また電気の設備、機械設備等を行いまして、建築主体につきましては長屋門等の壁、基礎が改修工事をしているところでもう使えないということがございまして、平成29年12月定例会で議案第123号工事請負契約の変更契約の締結についてを可決いただきまして、870万円ほどの増額をしております。総額で今までの工事費でございますが、平成29年度ベースですと1億9,351万5,480円の金額が工事費用としてかかった契約金額でございます。  以上です。 326: ◯大塚委員長 小沢(宏)委員。 327: ◯小沢(宏)委員 約2億円ですよね。この施設の中で物品販売はされないんでしょうか。飲食に関する販売は行うのか確認させてください。 328: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 329: ◯田中生涯学習文化課長 武田通りの用途変更を行いまして、その結果として飲食・物販等ができるようになりました。それを踏まえまして、旧堀田家住宅の長屋門というところがございます。そちらでの飲食・物販を予定しております。  以上です。 330: ◯大塚委員長 小沢(宏)委員。 331: ◯小沢(宏)委員 基本的には、調理を有しない軽食、あとは飲み物程度と考えてよろしいんでしょうか。 332: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 333: ◯田中生涯学習文化課長 はい、そうですね。飲み物また軽食程度と考えております。  以上です。 334: ◯大塚委員長 小沢(宏)委員。 335: ◯小沢(宏)委員 軽食ということでしたら、近隣に、ここがにぎわえば店舗が出る、それを狙っていると今定例会本会議での答弁もいただきましたので、それに期待するしかないと思うんですが。  もう1点、史跡武田氏館跡ガイダンス施設の中の展示物で今回9,000万円という費用が出ておりますが、どのような展示物か、概略がわかればお教え願えますか。 336: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 337: ◯田中生涯学習文化課長 具体的な展示内容につきましては、現在、庁内検討委員会等での検討を行っている状況でございますが、大まかな点として申し上げますと、まずは武田氏三代の居館であるということはなかなか市民の方もわかっておられない、武田神社ではなくもともとは武田氏三代の館があるんですよというところを掘り下げてテーマとしております。また、史跡武田氏館跡ガイダンス施設になりますので、展示内容につきましても、やはり武田氏だけではなく、現代に至るまでの変遷等を流れとしている状況でございます。  以上です。 338: ◯大塚委員長 小沢(宏)委員。 339: ◯小沢(宏)委員 概略をありがとうございます。楽しみにしています。器と中身と、あとは駐車場だと思うんですが、整備区域内に駐車場用地を探すという当初の目的があったと思うんですけれども、候補地は見つかったでしょうか。 340: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 341: ◯田中生涯学習文化課長 整備区域内というのは恐らく史跡の中ですよね。史跡の中というのは、やはり文化庁から厳しい規制がございまして、正式な駐車場整備というものは認められておりませんので、これまでにもともと甲府市が持っている土地ですとか、また公有地化しているところで暫定的な活用ができないかというところで、箇所は限られてきますけれどもそちらのほうを検討している状況でございます。 342: ◯大塚委員長 小沢(宏)委員。 343: ◯小沢(宏)委員 整備区域内は暫定的に使うと。で、整備区域外について、検討するというのが昔からあったと思うんですが、その辺について。 344: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 345: ◯田中生涯学習文化課長 整備区域外ということでございます。護国神社の信号がございます。そこからガイダンス施設までおおむね200メートルあります。その中はまさしく史跡の整備内になってしまいますので、それよりも外になるというところです。私どもも現地へ行って具体的に空き地などを探してみました。やはり住宅地ということもございまして、武田通り周辺以外の道路から護国神社に抜ける道以外、道路が狭いということがありまして、空いている土地もポツポツあるんですけれども、そこは車のすれ違いもできないということで、具体的に言いますと、やはり武田通りになるのかなというところで、護国神社よりも南側の空いているところを、直接行って、そこの方に貸してくれないかという話もしているところですが、今のところそういった大きな駐車場等を借りれるところがない状況でございます。検討はしておりますが、見つけられないという状況がございます。  以上です。 346: ◯大塚委員長 小沢(宏)委員。 347: ◯小沢(宏)委員 武田神社を保有する駐車場が一番、最寄りで大きなところだと思うんですが、あそこは武田神社の前から上積翠寺へ向かう県道の一部が非常に細い区間がありますので、武田神社の駐車場、相川小学校の南を行ったところから安全に観光客が来れるルートなどを確保できるように、検討を願えればと思います。また、相川小学校の駐車場を大きなイベントで利用されることがあるんですが、そうするとグラウンドが後々荒れるということもございますので、できるだけ学校施設以外のところで駐車場を探すような努力をしていただきたいと思います。  以上です。 348: ◯大塚委員長 天野委員。 349: ◯天野委員 手短に3点ほどお願いします。  最初に、2項2目の教育振興費の中の小学校外国人英語指導講師拡充事業ということで、平成29年度から1,600万円ほどふえていまして、先ほど嶋田教育総室長の説明の中で、5名から3名ふえて8名になるというお話を聞いたので、その辺は数値的には了解しました。この外国人英語指導講師ですが、以前はデモイン市との協定の中で派遣をしていただいたということを聞いたことがあるんですが、来年度もそのような形をとるのか、また違うように募集をするのかということをお聞きしたいと思います。 350: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 351: ◯松田学校教育課長 デモイン市からの派遣のFETにつきましては、現在、中学校に主に配置しておりまして、小学校につきましては、小学校の教員が必ずしも英語が堪能とは限りませんので、日本語が話せるということも1つ、要件となりますので、この増加の3名につきましてはこちらで採用ということになります。 352: ◯大塚委員長 天野委員。 353: ◯天野委員 小学校25校に対して8名ということですよね。大体1人当たり3校程度の受け持ちになるかと思うんですが、何年生が対象で年間どれぐらいの授業時間かわかりますか。 354: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 355: ◯松田学校教育課長 現在は小学校5年生・6年生が1クラス年間35時間ということで外国語活動を実施しているわけですけれども、来年度から新しい学習指導要領に向けての移行期間となりまして、若干授業数が増加しますので、小学校3年生・4年生が1クラス年間15時間、小学校5年生・6年生は現在の35時間に加えてやはり15時間増となりまして、1クラス50時間ということでございます。 356: ◯大塚委員長 天野委員。 357: ◯天野委員 小学校3年生・4年生で15時間、小学校5年生・6年生で50時間になるということで、了解いたしました。  私のころは中学校からしか英語の授業がなくて、教科書にTomとかLucyとか出てきた、そんな教科書だったんですけれども、これからは小学校3年生から英語の授業が始まるということで、私もそんな時代に生きていれば違う人生を送ってたかなと思っておりますが。小学校のうちは外国語より日本語教育をしっかりしたほうがいいという意見もありますが、グローバル化ということで、世界言語の英語の必要性がますます高まってくるということで、よろしくお願いしたいと思います。新学習指導要領になりますと、外国語のほかにプログラミングとかがふえてきますので、その辺の準備もしっかりお願いしたいと思います。  次の質問に移ります。  次に、2項2目と3項2目の教育振興費の中のサポートティーチャー事業費、小中学校合わせて、内訳とどういうスタッフを何名ぐらい想定しているか、お聞かせいただきたいと思います。 358: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 359: ◯松田学校教育課長 サポートティーチャー事業につきましてですけれども、まず、障がいのある児童・生徒等に対して支援を行います特別支援教育支援員が、小学校で21名、中学校で11名ということで、教育委員会で32名分を予定しております。それから、外国籍の子どもなどに日本語指導を行う日本語指導員ということでおおよそ380万円ということですけれども、こちらのほうは現在、週22回分ということで年間44週としておりますけれども、さらにきめ細かく手厚くということで週26回分掛ける44週ということで予定しております。それから、教員OBや学生さんに御協力いただいております教育支援ボランティアの報償費ということで300万円ということですけれども、こちらは、小学校で315回の増、中学校で295回分の増を予定しております。そのほか、部活動指導員がおよそ107万円あるわけですけれども、こちらはまずは2名ほど取り組みを始めてというところを考えております。  以上でございます。 360: ◯大塚委員長 天野委員。 361: ◯天野委員 サポートティーチャー事業ということで、教員の多忙化解消のための予算計上だと思います。細かく聞いていると時間がなくなっちゃうので、その中の部活動指導員の約107万円、2名、これは具体的にどのような配置をしていくのか、予定があればお聞かせいただきたいと思います。 362: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 363: ◯松田学校教育課長 こちらにつきましては、学校の職員として単独で指導や大会引率ができるということで、ある意味では教員の配置にも伴って検討する必要がありますので、間もなく教員の配置が決定しますので、それに伴いましてということで考えております。 364: ◯大塚委員長 天野委員。 365: ◯天野委員 了解しました。詳しくは聞きません。今定例会本会議でも質問させていただきましたが、学校教員に求められる役割が大変多忙化している中、教員が子どもと向き合える時間が少しでも持てるように、また御努力をお願いしたいと思います。  次の質問に移ります。  2項1目の学校給食費の中の小学校給食調理業務委託事業をお願いします。  羽黒小学校の給食室に伴う増改築工事ということで伺っております。これが平成30年度内に工事が完了して、平成31年4月から業務委託になるということでよろしいでしょうか。 366: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 367: ◯宮川学事課長 まず、平成30年度になりますけれども、貢川小学校がドライシステム化、平成29年度に給食室の改築をいたしましたので、平成30年度から民間委託が始まります。あと、平成30年度、親子方式で東小学校が親となり、善誘館小学校が子となりまして、そちらの給食の業務委託化が始まります。平成31年度ですが、羽黒小学校の給食業務が委託化され、新紺屋小学校が朝日小学校の子ということで親子方式を計画しております。最後、平成33年度になりますが、中道北小学校が親になって中道南小学校が子になるという親子方式を計画しております。 368: ◯大塚委員長 天野委員。 369: ◯天野委員 了解しました。中道北小学校については、学校移転と同時にやるということでよろしいですね。わかりました。給食ってとても大事な事業だと思います。特に甲府市の場合は、自校方式といって、ほとんどの学校が学校の敷地内に給食室がありまして、調理しているにおいとかつくってくれる人の顔がわかるので、つくってくれることにとても感謝ができると思っております。他都市ではセンター方式という調理場を設けていますが、甲府市では自校方式にしていただいていることで、本当にありがたく思っております。  私もずっとPTA役員をやってきたので、甲府市の給食事業の流れは大体把握していまして、小学校で始まったのが昭和33年で、中学校では、その前はお弁当を各自、家から持ってきたのを平成10年に委託の弁当方式にしていただいた。また、平成22年には大里小学校で給食業務の民間委託が始まって、中学校では委託弁当方式から食缶方式に変わったという経緯があります。  本当に、子どもたちのことを第一に考えていただいている給食の事業だと思いますので、これからも温かくておいしい給食の提供をお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。 370: ◯大塚委員長 岡委員。 371: ◯岡委員 3項1目委託料の13節が2億2,700万1,000円という内容で出ておりますけれども、この委託料の内容を先ほど説明がありました。ちょっと気になっているところで、このもろもろの調査費の中に、山城地区から荒川を渡って城南中学校に通うその城南中通学橋の調査費が入っていますか。もし入っていたら、お幾ら盛り込んでいるのかということをお示しいただきたいと思います。 372: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 373: ◯宮川学事課長 城南中学校の通学橋の委託調査費ですが、平成30年度、計上しております。金額といたしましては175万円ほどの予算額となっております。 374: ◯大塚委員長 岡委員。 375: ◯岡委員 了解しました。約175万円。この件につきましては、山城地区のPTAから学校を通じて何年も前から要望が出されていたことと思います。ようやく約175万円の調査費用が盛り込まれたということで、感謝をいたしたいと思っております。  城南中学校は昭和49年4月に玉穂村と甲府市の組合立として発足し、既に44年もたっております。城南中通学橋も、昭和50年2月に建設されて既に43年が経過して、大変老朽化しております。そういうことで、この橋をどのようにしていくのかなということで、新年度予算に調査費ということで計上していただいたわけでございますけれども、城南中学校は全校822人という県内随一の生徒数を擁していまして、山城地区からは560人がこの橋を渡るんですよ。昭和50年に建設されてもう既に43年がたっているということですので、何とかしっかりしてほしいと思っておったんですけれども、そういうことで今回この調査費用の積算項目をお知らせいただきたいと思います。 376: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 377: ◯宮川学事課長 岡委員御指摘のとおり、城南中通学橋、非常に多くの生徒が利用しております。また、近所の方も利用者が多く、利用状況の調査をさせていただきましたけれども、やはり1日1,000人ぐらいがその橋を利用されております。その中で、岡委員も言われていましたが、43年が既に経過しておりまして、今後、平成30年度、委託する予算で、今の橋を補強していくのか、またかけかえるのか、さらに、かけかえの場合、上流なのか下流なのか、そういった項目等の調査費用となっております。  以上です。 378: ◯大塚委員長 岡委員。 379: ◯岡委員 了解です。かけかえというとお金も何億円もかかるのかなと思います。橋の予算というのは倍の予算をとらなきゃならないなんて、よく国のほうでも言っておりますよね。そんなふうなことですから、大変なお金がかかるんだろうと思います。  ところで、この橋の広さはどれぐらいあるかというと、1.5メートルしかないんです。1.5メートル。そこを560人が渡るんですね。で、向こうから人が来ると、大変な状態になりますね。そういうふうなことで、今御報告がありましたとおり、かけかえなのか、広くして補修していくのかということがポイントになってくるのではないかと思っています。中学校で引き取り訓練を行いますと、お父さん、お母さん、生徒を合わせると、一遍に1,000人が渡るんですね。560人の倍ということになりますから。そういうふうなことで、全く橋がもつのかなと、私も2回ほど見させていただいたんですけれども、いずれにしろ、橋を渡って避難を山城地区にしていくんですね。  了解しましたので、どうぞしっかりした調査を行っていただいて、安心して渡れるような橋を建設する調査費ということで期待をしておりますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。  以上です。 380: ◯大塚委員長 小澤(浩)委員。 381: ◯小澤(浩)委員 先ほど天野委員が触れてしまっている項目なので、重複しないように気をつけていきます。  2項2目の新規事業で先ほど天野委員も言ってましたけれども、小学校への外国語指導員の教員の配置についてお伺いいたします。  小学校5年生・6年生の英語が教科化されるに当たりまして、外国人指導員の補強という形で、今5名いて、来年度3名ふえ、8名で携わっていただけるという話がありますけれども、それによってこの新規の事業で1,615万2,000円と予算がありますけれども、この内訳をわかる範囲内で結構なので教えてください。 382: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 383: ◯松田学校教育課長 FETの報酬としましておおむね35万円掛ける12カ月ということで、8名ですと3,417万円ほど、さらに、共済費ということで社会保険料等、8名ですと588万円ほどかかります。このうちの3名分が、申しわけありません、増加ということでよろしいでしょうか。 384: ◯大塚委員長 小澤(浩)委員。 385: ◯小澤(浩)委員 給料も十分、高額とは言えませんけれども、しっかりしていると思います。それで、職員の契約期間であったり、おおむねの勤務日数であったり、勤務時間等々、具体的なところがわかれば教えてください。 386: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 387: ◯松田学校教育課長 1日のFETの勤務時間ですけれども、7時間ということで、1年ごと12カ月ということでございます。それから、月額30万円程度というのは、総務省、外務省、文部科学省等によりますJETプログラムというものがありまして、それを基準にしまして、あと本市の嘱託職員の取り扱いを準用しているというような形でございます。 388: ◯大塚委員長 小澤(浩)委員。 389: ◯小澤(浩)委員 勤務日数は大体週5日ぐらいで。 390: ◯大塚委員長 松田学校教育課長。 391: ◯松田学校教育課長 月曜日から金曜日まで1日7時間ということでございます。 392: ◯大塚委員長 小澤(浩)委員。 393: ◯小澤(浩)委員 実は、この話をする前に、私たち政友クラブで先月、沖縄県浦添市へ行政視察に行ってまいりました。そこは10年ほど前から特区を受けてしっかり英語教育に携わっているというところでございました。そこの内容を見ると、給料は25万円、本市は35万円。勤務時間が週5日。これは同じです。あと、時間も、向こうは6時間、こっちは7時間で、1時間多いです。期間はやっぱり1年ごとで、市ホームページで募集して、嘱託職員で扱っているというところで、最初は18万円ぐらいの報酬から始まりまして、全然来なくて、外国人なので途中で本国に帰っちゃったりとか、いろいろな御苦労があったんですけれども、今は25万円の給料でしっかり定着して成功しているという事例でした。  本市も同じような状況の中からスタートができるということで、これはしっかり前に進めていっていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございます。 394: ◯大塚委員長 先ほどの創政こうふの小沢(宏)委員の質問に対しまして、田中生涯学習文化課長より発言を訂正したい旨の申し出があります。これを許可します。  田中生涯学習文化課長。 395: ◯田中生涯学習文化課長 申しわけありませんでした。先ほど、旧堀田家住宅のこれまでかかった費用ということで、平成29年度契約額を申しました。この契約額の中には継続費を組んでいますので今年度の予算等も入っておりまして、訂正させていただきたいと思います。  まず、予算ベースで言いますと、継続費を組んでおりまして、平成29年度が8,000万円でございます。そして今年度が、先ほど申しました1億3,000万円の金額に外構の工事が2,800万円加わりまして1億6,502万円になります。合わせまして2億4,502万円が旧堀田家住宅への費用となっております。
     大変申しわけありませんでした。以上、訂正させていただければと思います。よろしくお願いします。 396: ◯大塚委員長 小沢(宏)委員、よろしいですか。 397: ◯小沢(宏)委員 すばらしいものを期待します。頑張ってください。 398: ◯大塚委員長 それでは、末木委員。 399: ◯末木委員 重複を避けて、1問だけ質問させていただきたいと思います。  食品ロス事業の質問をさせていただきます。民生文教委員会でも質問させていただいたんですけれども、10款2項1目の学校給食費5億3,935万円のうち、食品ロス事業にはどのぐらいの事業費と、また事業費の内容をどうぞよろしくお願いいたします。 400: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 401: ◯宮川学事課長 平成30年度ですが、食品ロスにかかわります予算といたしまして、平成29年度から始めました堆肥化の事業等がございます。合計で223万円余の予算金額となっております。 402: ◯大塚委員長 末木委員。 403: ◯末木委員 先日、本市のモデル事業の内容で、モデル事業をしている学校が掲載されていました。その中で、その前の年よりも最高8割減量したという話を聞いております。その内容を見て、とてもいい事業だと思いました。平成30年度のモデル校の選択はもう済んでいるのでしょうか、お示しください。 404: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 405: ◯宮川学事課長 現在、候補校を決めているところでありまして、まだ決定はしておりません。 406: ◯大塚委員長 末木委員。 407: ◯末木委員 ぜひ早く決定していただいて、つなげていっていただきたいと思います。  ちょっと私、調べさせていただいたら、環境省の食品ロスの事業というのは、本市とあと京都府宇治市のみで選択されたということを聞いております。そして、2月、確かに全国の自治体の皆さんが来たり、あと企業が来たり、NPOが来て、大きな事業報告をされたということを聞いておりますけれども、これから先どのような形で事業を進めていくのでしょうか。お示しください。 408: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 409: ◯宮川学事課長 平成29年度は、環境省主催の単年の補助事業がございました。そちらが食品ロスと子どもの教育という形で、環境部と学事課の合同でその補助事業の採択を受けまして、食品ロスの事業を環境部そして学事課両方で始めました。平成30年度につきましては、まだ補助事業が継続するのか否かはっきりしておりませんので、補助事業が継続するということであれば、手を挙げていこうかなと今は考えております。 410: ◯大塚委員長 末木委員。 411: ◯末木委員 こちらの事業は環境問題、循環環境という形ですよね。また、私は本当に本市は先駆けだと思っています。ですから、ぜひつなげていっていただきたいと思っています。本市のアピールのためにもぜひ頑張っていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。以上です。 412: ◯大塚委員長 内藤委員。 413: ◯内藤委員 就学援助、10款2項2目20節及び10款3項2目20節、小中学校教育支援費の扶助費ですけれども、小学校、中学校ともに前年より減額になっておりますが、この要因は何でしょうか。 414: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 415: ◯宮川学事課長 就学援助にかかわります予算ですけれども、ここ数年、就学援助を受ける方、要保護者また準要保護者の人数が全国的に減っております。本市も、その伸び率を勘案いたしまして予算額を要求させていただきました。 416: ◯中村副委員長 内藤委員。 417: ◯内藤委員 同じ基準で、今、生活保護の1.3倍という基準のままだと思います。就学援助を受ける子どもが減っているというのは、児童・生徒数の減少もあります。あと、経済状況の好転によって受けなくても済むというようなことも言えるかと思いますけれども、甲府市の場合はどんな感じなんでしょうか。 418: ◯中村副委員長 宮川学事課長。 419: ◯宮川学事課長 先ほどもちょっと答弁させてもらいましたが、伸び率を勘案して予算を計上させていただきました。この伸び率ですけれども、小学校ですが、要保護の場合、平成29年度の見込みが1.04%といたしますと、平成30年度予算は1.07%、こちら、増で見ております。準要保護ですけれども、平成29年度の見込みが8.34%ですが、平成30年度の見込みは8.18%で少なくなるであろうということで予算計上しております。同じく中学校ですけれども、要保護の認定率ですが、平成29年度が1.05%ですと、平成30年度はやはり若干減って0.99%の予算計上。準要保護に関しましては、平成29年度の見込みが10.31%でしたので、ここも若干減るという見込みで平成30年度の見込みは10.17%で予算を計上しております。 420: ◯中村副委員長 内藤委員。 421: ◯内藤委員 経済状況がよくなって就学援助を必要としない家庭がふえていくということは、非常に好ましいことだと思っております。その一方で、前年と同じだけの予算を確保して、この1.3倍の基準を引き上げる、あるいは新3項目を甲府市でも導入するというような検討はされたんでしょうか。 422: ◯中村副委員長 宮川学事課長。 423: ◯宮川学事課長 平成22年度から就学援助の新たな支給項目としてクラブ活動費、生徒会費、PTA会費が新3項目という形で、生活保護を受けている要保護者につきまして生活保護費の中から支給され、準要保護につきましては自治体の判断で対応することとされております。現在、新3項目を支給対象としている自治体が全国的にも極めて少ないものですから、本市におきましても支給対象としておりませんが、今後も他都市の動向を見て考えていきたいと思っております。 424: ◯中村副委員長 内藤委員。 425: ◯内藤委員 子どもの数は減ってます。ちょっと寂しいなと思うのが、例えば国の予算の話なんですけれども、子どもの数が減っているからといって教員の数も順番に減らしていっちゃう。そして、3款のところで質問したんですけれども、すこやか子育て医療費助成制度もやはり、子どもの数が減っていることで全体、予算自体が減っていくと。何とか前年の水準を維持して、対象を広げてもらいたいという思いがすごくするんですね。この就学援助にいたしましても、もともと1.3倍では低いと思うんですね。大体、払うものを払っちゃうと、逆に生活保護基準よりも下に行っちゃう。それを防ぐためには大体1.4倍から1.5倍ぐらい必要だと思います。ですから、やっぱり1.3倍というのは引き上げてもらいたい。あるいは、今の1.3倍の中で行くにしても、前年並みの予算を確保すれば、この新3項目、ちょっと厳しいかもしれないけれども将来的にはやっぱり導入という方向で平成30年度も検討してもらいたいと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 426: ◯中村副委員長 宮川学事課長。 427: ◯宮川学事課長 新3項目につきましては先ほどの答弁とさせていただきまして、今、甲府市が平成25年度の生活保護基準の1.3倍の形で準要保護の基準としております。5年に1度の生活保護基準の見直しが平成30年度にあるとお話を聞いておりますが、まだ具体的な数字が示されておりません。5年前にも生活保護基準が変わったときに国から、就学援助等にあまりに影響がないように配慮するようにという通知がありました。平成30年度も、もしその基準の改正があった場合、同じようなことが予測されますので、それはそこできちんと、他都市の動向も見ながら、影響がないように気をつけていきたいとは考えております。 428: ◯中村副委員長 内藤委員。 429: ◯内藤委員 ことし10月ですかね、3年かけて5%、生活扶助費を削減。同じようにやっぱり文部科学省も、ほかの制度に影響が出ないようにということで、そういう方針になっていると思います。そういう中で、先ほど言いました、前年度の予算は確保しながらどうやって広げていけるのかというようなことで、いろいろ頑張っていただきたいと思います。要望です。  これは終わります。  もう1つ、子どもの体力向上について、学校教育の現場、もう1つは10款8項2目の体育振興費、2つの面でお聞きしたいと思っております。  子どもの体力向上ということで、樋口市政、今度は健康都市こうふを打ち出しました。それで、この柱の1つとして、やはり子どもの体力向上ということが言われております。健康都市こうふということを打ち出すからには、これまでの延長線ではない取り組みが平成30年度求められると思いますけれども、学校教育の現場、そして体育振興の現場、それぞれどのようにお考えでしょうか。 430: ◯中村副委員長 松田学校教育課長。 431: ◯松田学校教育課長 子どもの体力向上につきましては、それぞれ学校ごと、子どもの実態も違うところではありますけれども、平成30年度新たに全ての学校の経営の指針となる学校教育指導重点といったものを示しているんですが、その中に新たに体力面も示し、各学校における取り組みの推進を図っていこうと考えております。また、山梨県教育委員会等が募集しております、学校ごとの体力向上への取り組みなどもありますので、こういったものにもまずは積極的に手を挙げて取り組んでいこうと考えております。 432: ◯中村副委員長 飯田スポーツ課長。 433: ◯飯田スポーツ課長 それでは社会体育振興費の関係から御説明させていただきます。まず、スポーツ教室というものを実施しております。本市直営のものもございますし、甲府市体育協会に委託する中で行っている事業もございますが、その中で山梨学院大学と連携しております、小学生を対象としましたスポーツ教室を前年度、今年度とまた来年度も実施する予定となっております。また、ヴァンフォーレ甲府や山梨クイーンビーズとも相互支援という関係で連携する中で、サッカーやバスケットボールのスポーツ教室を行っているところでございます。そしてまた、甲府市民体育大会に今までスポーツ少年団は参加していなかったんですけれども、来年度におきましてはスポーツ少年団も甲府市民体育大会にも参加してやっていこうという、新たな運動機会の創出ということで今、計画しているところでございます。  以上です。 434: ◯中村副委員長 内藤委員。 435: ◯内藤委員 では、要望で終わりますけれども、冒頭言いました健康都市こうふということになると、本当にこれまでとは一皮むけた取り組みが、年度末までに基本構想を策定して、来年度具体的な話になってくると思いますけれども、かなりの課題が与えられてきていると思います。ぜひ学校の教員の負担がふえないような形でいろいろと頑張っていただきたいと思います。  終わります。 436: ◯中村副委員長 木内委員。 437: ◯木内委員 ほぼ皆さんが質問されていて、なかなか出尽くしたかなという感もありますが、その中で、まだ質問されていない部分でちょっと御質問させていただこうと思います。  小学校費、中学校費の中の扶助費の部分です。就学援助の入学準備費の件、御質問もありましたが、若干違った観点で御質問させていただこうと思います。  まず、2年前の予算特別委員会の場において、我が会派の清水英知議員から要望をさせていただいて、いち早く御決断いただいて、今年度の平成29年度から前倒し支給ということで入学前の支給が実現したということで、本当にいち早い判断をありがたいなと思います。さらに、入学準備費の支給額も、小学校が2万470円が4万600円に、中学校が2万3,550円が4万7,400円に増額された。それで、甲府市としても要保護だけでなく準要保護の方たちもそういう対応をしていただきましたが、これ、来年度も同じ対応をしていただけるということで確認はよろしいでしょうか。 438: ◯中村副委員長 宮川学事課長。 439: ◯宮川学事課長 はい、来年度も同じような対応を考えております。特に、来年入学される小学校1年生と、今度進学される中学校1年生の支給につきましては、先週の金曜日に支給が終わっております。 440: ◯中村副委員長 木内委員。 441: ◯木内委員 本当に、入学前の支給ということは助かることだなと思うんですけれども、担当の教育委員会の皆さんも事務作業など大変だったかと思います。その中でも、少しでも早く支給してほしいという御要望も実はございます。この件に関しては、以前、宮川学事課長に調査いただきましたら、3月1日ぐらいに支給されている自治体もあるということでした。また、山梨市では、来年度入学の子どもさんですけれども2月支給というようなことを伺っております。早く支給するためには、早く申し込みの締め切りをしなければならないということがあると思うんですけれども、それでも早目に支給していただくと助かるんだという方もいるんじゃないかと思いますが、この点、今よりも早目の支給ということの御検討はいかがでしょうか。 442: ◯中村副委員長 宮川学事課長。 443: ◯宮川学事課長 早目の支給ということで、私ども、他市町村の状況を調べさせてもらいました。やはり、3月1日に支給しているところもございます。あと、3月上旬というところもございます。ですが、やはり、そういったところは1月中旬ぐらいで申し込みを締め切っているんですね。そこから作業、認定に入りまして、そして3月上旬または1日に支給という形をとっております。甲府市の場合は、1月末日まで申し込みを受けつけております。甲府市と同じような自治体も多くございまして、やはりそこは3月中旬から下旬の支給という形になっております。  できるだけ早く支給をということで考えたのですが、まず、今年度に限ってなんですけれども、1月の中旬までに申し込んだ方が53%なんですね。下旬になりますと47%の方がやはり申し込みに来ておりますので、ほぼ半分半分ぐらいなんですね。だから、書類を整えるのが難しい保護者もおられるかと思いますので、どうしても今の段階では1月下旬まで待って、できるだけ3月中に支給したいなと考えております。  以上です。 444: ◯中村副委員長 木内委員。 445: ◯木内委員 いろいろ考え方もあるかと思うんですが、締め切りが1月いっぱいとなっていれば、やはり1月の後半にバタバタと申し込まれるかと思うんですけれども、1月中旬締め切りとなれば、それに合わせて申し込みをするんではないかなと思います。また、ここで間に合わない場合でも、今年度も6月まで募集を待っていただいて、入学した後に支給をされているということもございますので、一旦早目の申し込みをして早目に支給ということも考えていただいてもいいかなと思います。  来年度の支給の方たち、何名かいらっしゃいますので、支給した後にでもアンケートなどをとっていただくか、御意見をいただくか何かして、募集の期間を早めても大丈夫なのかとか、支給の時期を早めたほうがいいのか、それとも3月中旬でいいのかとか、その辺のところをぜひ御意見を集約していただいて、もし早目の支給のほうがありがたいというような御意見があるようでしたら、そのようなことを対応していただければと思いますので、これは要望にさせていただきます。  あともう1点ですけれども、先ほど給食の件で天野委員がおっしゃっていましたが、平成22年から随時民間委託が始まっていまして、民間委託がほとんどになりつつある。残されたところが貢川小学校、善誘館小学校、羽黒小学校、中道北小学校、中道南小学校、その辺が残されているのかなというところで、ほとんどのところが民間委託になってきてるんだなというところですが、私どもとしては、民間委託がコストダウンを理由に進められているというところでは、これに関してはずっと反対をしてまいりました。そして、それでも委託されているという現状の中で、仕事をされている職員の皆さんの労働条件の把握などはされているのかということを伺いたいんですけれども。 446: ◯中村副委員長 宮川学事課長。 447: ◯宮川学事課長 労働条件の把握ですけれども、まず、委託化するに当たりまして、提案を業者からしていただきます。そのうち調理員が何名とか栄養士が何名でという形で、職種の提案もしていただきまして、それから委託の契約を結ぶ形をとらせていただいております。委託契約後は、やはり私どもも委託業者の管理監督する責務がございますので、定期的に管理の状況を把握しております。 448: ◯中村副委員長 木内委員。 449: ◯木内委員 その点について、管理していただいているということでしたので、安心しましたが、やはり労働条件悪化や賃下げというようなことがどうしても起きてしまうのではないかと懸念されますので、その辺のところは引き続きしっかりと確認をしていっていただきたいと。小学校の給食をつくる調理員さんたちがひどい労働条件の中でされているということのないようにお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 450: ◯中村副委員長 最後、金丸委員。 451: ◯金丸委員 10款2項の小学校費と3項の中学校費、両方に絡む質問をさせていただきます。  1年前の数字なので、これが当たっているかどうかなんですが、数カ月前に我が市の小学生は何人いるんですか、中学生は何人いるんですかという数字を当局に教えていただきました。小学生は8,373人、それから中学生は4,218人、小中学生の合計が1万2,591人、これが平成29年9月1日現在だということで御教示いただいたんですが、我が市の中には、甲府市立の小中学校ではない国立の小学校が1つ、それから私立の小学校が2つ、中学校に至ってはこれにもう1つ私立中学校が加わると。この我が市の1万2,591人の小中学生のうち、何人の小学生、何人の中学生が言うなれば我が市立小中学校を選んでないか、まずその数字から御教示いただきたいと思います。  なければないでいいですよ。  そういう調査のデータがありますかということでお願いします。 452: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 453: ◯宮川学事課長 調査のデータはございます。 454: ◯大塚委員長 金丸委員。 455: ◯金丸委員 調べていただくとして。今度は、去年の9月1日よりもっと前の数字になるんだけれども、実は私のほうで把握した数字というのは、甲府市内の子かどうかわからないけれども、つまり他市町村からも通学してるんだろうけれど、これが多分その当時の数字で、小学校が1,460人、小学生全体からすると約17%が市立の小学校を選んでない。それから、中学校に至っては、1,341人で約32%が市立の中学校を選んでない。トータルで小中学校を合わせるとおおよそ約2,801人が私学もしくは国立の学校に行っていて、22%が選んでない。こういう数字を皆さんがどう判断するかは別にして、私はもうこのことに関しては何年も何年も前から、我が市の言うなれば公の義務教育の問題がここに1つあるんだと思っています。  教育の自由がありますから、保護者がどこをどう選ぼうが別に問題があるとは私には思えない。学校法人森友学園のような学校でなければ別に問題はないと私は思ってるんですね。だけど、人口が19万人に満たない地方都市の公教育がこういう状態だということは、やはり、ここはどこかに問題点があると思っているんです。  そこで、これは宮川学事課長は答えられないかもしれないけれども、2項、3項で、小学校費、中学校費としてこうやって予算計上している予算特別委員会でございますから、そういった問題について責任者である教育長は何か見識を持っているのか、あるいは何もないのかというところからまずスタートさせていただきたいと思っています。 456: ◯大塚委員長 小林教育長。 457: ◯小林教育長 ただいまの質問にお答えします。  確かに本市規模のような他都市の中で、私立の小中学校の数がパーセンテージとして多いというのは承知しております。この許認可については、当然、山梨県でやることですから、その結果、数というものが決まってきたんだと思っておりますけれども、その選択について、どちらを選ぶかということについて本市の小中学校に多くの原因があるということは考えておりません。本市の教育は、きちんと国の指導要領に基づいて決められた水準の中できちっと行っていると思っております。  以上でございます。 458: ◯大塚委員長 金丸委員。 459: ◯金丸委員 それを聞いて私もとても安心もしています。要は、こんな高い率の数字が問題かどうかということは別に置いて、我が市の市立の小中学校に通う児童・生徒さんたちの学力あるいは体力充実というものを図ってもらえば、この2項、3項でありがたいと思っています。  とはいえ、最近、我が市の若い職員に、君はどこの小学校出身だ、中学校出身だという話をすると、非常に言いにくいんですけれども、甲府市立の小中学校を出ている子が年々減ってきているような気がします。言い方が非常に難しいですね、せっかく我が市に奉職してくれる職員でさえもそういう傾向が強くなっているという。実態調査をしろなんてことを、私、言いませんけれども、そういう方がふえてきているように見受けられますし、恐らく、本市の幹部の皆さんの子弟が、市長さん以下、子弟の教育でそういうところを選択しているとは思いたくもないけれども、やはり、そういうことにならないように、2項、3項でしっかり教育の充実を図っていただきたいと、強く要望いたします。  私は昔、甲府市立の学校の教育について、甲府教育ということを盛んに取り上げた時期があったんですが、富士吉田市の富士山教育に対抗して、甲府教育もこうあるべきだという教育とすべきだということで盛んに提言をさせていただきました。当時、一番、私とすると成果が出たかなというのは、周囲の山、富士山を初め北岳、間ノ岳という、1番、2番、3番の山の写真を小学生の副読本に掲載してくれている小学校5年生の社会科の副読本だったかな、そういうことをやってくださってますから、非常にこれもありがたかったと思っているんですが、今回何人かの方が発表しておりますように、たまさか開府500年という大きな年を迎える平成30年。ここに、7項の2目に、開府500年甲府の歴史を学ぶ事業費ということで計上がされております。  同じ目の、これは史跡武田氏館跡ガイダンス施設の事業費だから問題ないとしても、問題は、開府500年甲府の歴史を学ぶ事業費981万円が計上されているのはいいことだと思いますが、これらも小中学生向け、つまり我が市の義務教育対象者向けに何か事業が含まれているのかいないのか、あるいは、ほかに小学校費の中では開府500年のためのこういう事業があります、中学校費の中にはこういう事業がありますということがありましたら、御教示ください。 460: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 461: ◯田中生涯学習文化課長 まず、こうふ開府500年記念事業についての御質問に答弁させていただきます。  先ほども説明をさせていただきましたが、こうふ開府500年記念誌を刊行いたします。この記念誌につきましても、甲府を担う若年層に甲府の歴史・文化に親しんでもらい、郷土への愛着と誇りを持った人材に育てるというのを編集方針に持っておりまして、内容におきましても、読みやすく親しみやすい、中学校3年生が理解できる記述表現等を想定しておりますので、発行についてはまた企画部との協議ということになりますが、学校にも配布いたしまして教材副読本等として活用していただければと考えております。  以上でございます。 462: ◯大塚委員長 金丸委員。 463: ◯金丸委員 ということは、中学校教育には役立つけれども、小学校6年生までには理解できないとなると、小学生には何の事業もないということですか。言葉尻を捉えて悪いんだけど。 464: ◯大塚委員長 田中生涯学習文化課長。 465: ◯田中生涯学習文化課長 記述表現について、難しい漢字につきましては読み仮名等を振るような予定でございますし、また写真や図案等を多用してビジュアルにも訴えるものになっておりますので、決して小学生でも使えないということではないと考えております。  以上です。 466: ◯大塚委員長 金丸委員。
    467: ◯金丸委員 なぜ私がこういった質問をするかというと、とにかく開府500年、いっぱいいろんな事業があったけれども、今の小中学生たち、特に小学生が何十年かたったら、そういえば昔、ディズニーのパレードが平和通りであったよね程度しか覚えてないようじゃ困るなという心配をするわけなんですね。100周年のときにパンダが来て、あれが100周年だったのか、ただパンダを中華人民共和国北京市から借りてきたのかということになると、結果としてはほとんど100周年のことは忘れてる人が多いわけですよね。そういうことにならないように、せっかく開府500年の年ですから、小中学校義務教育に、やっぱり甲府市立の学校に行ってよかったなぐらいの、私学に行かなくてよかったなというような教育成果が挙がるような予算の配分と使い方を強く願って、終わります。 468: ◯大塚委員長 金丸委員、先ほどの児童・生徒数の答弁が用意できたので、どうしますか。 469: ◯金丸委員 お願いします。 470: ◯大塚委員長 宮川学事課長。 471: ◯宮川学事課長 大変失礼いたしました。小学校の市立小学校以外の児童数、金丸委員が言われたとおり、小学校で1,460人。内訳といたしまして、山梨大学教育学部附属小学校が603人、駿台甲府小学校が443人、山梨学院小学校が414人で、合計で1,460人となっております。中学校に至りましては、山梨大学教育学部附属中学校が478名、山梨英和中学校が190名、駿台甲府中学校が422名、山梨学院中学校が251名、合計で1,341名が市立中学校以外、私立または国立の学校に通学しております。 472: ◯大塚委員長 金丸委員。 473: ◯金丸委員 ありがとうございました。今聞いたとおりなんですね。もう中学校に至っては、3分の1が市立を選んでないという現実。ぜひこの現実をみんなで共有して、一生懸命、いい公教育ができるように頑張っていきたいと思います。  以上です。 474: ◯大塚委員長 以上をもって、一般会計歳出第10款中子ども未来部所管分を除く教育費の審査を終了します。  ここで、教育部長が3月31日をもって退職されますので、挨拶をお願いしたいと思います。  教育部長、小林和彦君。 475: ◯小林教育部長 本日は第10款教育費の審査、大変ありがとうございました。また、このような挨拶の場を設けていただきまして、本当にありがとうございました。  昭和56年に市役所に入所いたしました。その後、多くの先輩や同僚また後輩にも支援を受けながら、ここまで何とかやってくることができました。この間、甲府市議会の皆さんにもさまざまな場面で御指導、御協力いただきました。本当にありがとうございました。  私は、振り返りますと、入所以来37年たったんですけれども、主に市民部、産業部、そして総務部ということで、おおむねこの3つの部局に10年前後所属しておりまして、市役所生活のほとんど大半をこの3つの部でお世話になったというようなことになります。特に印象深いのは、まだ若いころでしたけれども、観光課に在籍していたときに、その当時、山梨県が初めてNHKの大河ドラマの舞台となった「武田信玄」の放映がございました。そのころまだ主任にもなっておりませんでしたけれども、初めてのことで、本当に受け入れ態勢に苦慮した、そんなふうな思い出がございます。また、その後、総務部のほうでは、8年間、法制課のほうに在籍しておりました。そのときは、中道町、上九一色村が合併をするということで、70本以上の条例改正・制定、またそれに伴う規則、規定、要綱等の整備など、同僚と夜遅くまで議論を交わしたのが本当にいい思い出になっております。  部長になってからは、地域政策監、そして市民部長、そして現在の教育部長ということで、1年ごとに違った分野の仕事をさせていただきました。ちょっとやり残した感もありますけれども、ことしの3月をもちまして定年退職することになります。  甲府市は来年、開府500年、そして中核市へ移行するという大事な時期を迎えます。私も違った立場になりますけれども、また何らかの形でかかわっていきたいと思っております。  本当に、長い間ありがとうございました。お世話になりました。(拍手) 476: ◯大塚委員長 お疲れさまでした。  以上をもって、本日予定いたしました日程は全て終了いたしました。お疲れさまでした。  なお、あす20日は午前中に小学校の卒業式がありますので、午後1時から日程に従って審査を行いますので、時間厳守で出席されるようお願いいたします。  本日はこれをもって散会いたします。                午後 3時04分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...