次に、
管路維持課では、
水道管路や
下水道管路の
維持管理などに関する業務を行っております。
管路維持課内の
維持補修センターでは、
下水道管路の
維持管理作業などに関する業務を行っております。
次に、
水運用課では、排水系統及び水圧管理並びに
水運用センターや水源地等の
水道施設の
維持管理を行っております。また、
水運用課内の
水質管理室におきましては、水道及び
工業用水道の水質検査を行っております。
最後に、
水再生課では、
マンホールポンプ場などの管理や
下水道管の水質検査、
事業所排水の水質指導並びに
浄化センターに関する業務を行っております。また、
水再生課内の中部、東部、南部、西部の各
浄化センターにつきましては、
公共下水道の終末処理を行っており、現在
中部浄化センター以外は民間委託による運転を行っております。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
◎吉井康
経営企画課長 経営企画課、吉井でございます。私からは今年度の
主要事業につきまして御説明させていただきます。
資料の7ページをお願いいたします。
水道事業の今年度の当初
予算総括表でございます。
まず、
収益的収支でございますが、
水道事業収益138億9,800万円、前年度比で3億1,500万円、2.2%の減少となっております。これは給水収益及び
長期前受金戻入の減が主な要因でございます。
水道事業費用でございますが、114億3,400万円、前年度比3,400万円、0.3%の増加となっております。なお、この費用には
熊本地震関連費用1億2,500万円も含まれておりますので、実質的な費用は減額となります。
結果、
収益的収支差額は24億6,400万円を確保する見通しでございます。
次に、
資本的収支でございますが、収入27億5,700万円、前年度比3億5,000万円、14.5%の増加となっております。
災害復旧債及び
災害復旧費国庫補助金を新たに計上いたしております。
次に、支出は89億7,100万円、前年度比9,800万円、1.1%の増加となっております。管路や施設の
復旧経費は
災害復旧費として計上しながら、その他の
建設改良費は経営の影響や人的対応を考慮しまして、事務量を調整しているところでございます。
8ページをお願いいたします。
水道事業会計の
主要事業について御説明いたします。
まず、
水道施設整備事業でございます。これは老朽化した管路や施設の更新と耐震化を目的としまして31億6,000万円を計上しております。主な内容としまして、
健軍水源地の設備改修、配水管や送水管などの
基幹管路の更新及び老朽管の更新などになります。
次に、第6次拡張事業は、合併町域におきまして新たに配水管を布設するなどの経費といたしまして20億3,900万円を計上しております。今年度は城南地区の整備を重点的に行うとともに、合併3町に向かう旧市内の
基幹管路の整備を行うこととしております。
9ページをお願いいたします。
有効率向上対策関係経費でございます。
漏水多発箇所を集中的に更新し、有効率の向上を目指すもので、2億9,000万円を計上しているところでございます。
次に、地下水を育む取り組みに1億3,800万円を計上しております。
水源かん養林整備事業や
くまもと地下水財団、さらには新規といたしまして、
硝酸性窒素対策事業費などの負担金を拠出するものでございます。
最後に、新規の事業として、
震災関連経費でございます。
まず、施設の
復旧経費で、
国庫補助対象、単独事業を合わせまして9億800万円、また災害時対応力の強化としまして3,200万円、中でも小中学校に設置されております
貯水機能付給水管の改良経費の14カ所分や、小中学校で利用します
緊急給水栓購入経費16カ所分を局負担として新たに計上いたしております。
以上が
水道事業会計でございます。
次に、13ページをお願いいたします。
下水道事業の今年度の当初
予算総括表でございます。
まず、
収益的収支でございますが、
下水道事業収益211億1,500万円、前年度比で9,200万円、0.4%の減少となります。これは
下水道使用料の減額が主な要因でございます。
次に、費用でございますが、189億6,200万円、前年度比3億3,900万円、1.8%の減少となります。
減価償却費や
退職給付引当金などは増加が見込まれる中、
維持管理費の節減や企業債の利息の減少などの要因によるものでございます。結果、
収益的収支差額では21億5,000万円を確保する見通しでございます。
次に、
資本的収支でございます。
資本的収入118億7,900万円、前年度比9億3,800万円、7.3%の減少となりますが、これは企業債や
国庫補助金などの減少によるものでございます。
資本的支出も182億8,900万円、前年度比11億2,300万円、5.8%の減少となりますが、これは
建設改良費や
企業債償還金などの減額が主な要因でございます。
14ページをお願いいたします。
下水道事業会計の
主要事業でございます。
まず、未
普及解消築造事業でございます。36億1,300万円を計上いたしております。整備する地区といたしましては、熊本市地区が48ヘクタール、富合地区10ヘクタール、城南地区9ヘクタール、植木地区12ヘクタールを計画しておりまして、今年度末の普及率を89.6%に引き上げる予定でございます。
次の
水質保全築造事業に19億3,900万円を計上しております。
東部浄化センターの
用地取得費に2億2,000万円、
西部浄化センター処理水再利用に係る工事費に7億1,500万円などでございます。
15ページをお願いいたします。
資源循環形成築造事業に6億3,500万円を計上いたしております。これは下水道の処理過程で発生します
エネルギーの有効活用を図るための経費でございまして、
消化タンク設備の更新などを計画いたしております。
次に、
浸水対策築造事業に5億4,500万円を計上いたしております。重点地区の坪井川第3排水区における
調整池工事などを実施する予定でございます。
16ページをお願いいたします。
地震対策築造事業16億9,200万円でございます。
下水道管渠長寿命化や
総合地震対策関連等の経費でございます。
17ページをお願いいたします。
災害復旧事業は、被災した管渠や施設の復旧を図るために6,500万円を計上いたしております。
以上が
下水道事業会計でございます。
21ページをお願いいたします。
工業用水道事業でございます。概要といたしましては、給水区域は南区城南町の城南工業団地で、総面積42.6ヘクタール、給水事業所数は半導体関連、紙加工品製造業など13事業所でございます。
次に、当初予算の総括表をごらんいただきたいと思います。
収益的収支は、収益・費用ともに630万円を計上しており、前年度比0.4%の減少でございます。また
資本的収支の支出65万円は量水器購入と予備費でございます。
以上が工業用
水道事業会計でございます。
上下水道局の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○藤永弘 委員長 以上で
所管事務の説明は終わりました。
それでは、これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午前10時36分 閉会
出席説明員
〔環 境 局〕
局長 勝 谷 仁 雄
環境推進部長 富 永 健 之
環境政策課長 桝 田 一 郎
環境政策課副課長 高 橋 宏 光
温暖化対策室長 坂 本 康 祐
環境共生課長 尾 崎 絵 美
水保全課課長 永 田 努
環境総合センター所長
藤 井 幸 三
環境総合センター副所長
資源循環部長 小 崎 昭 也
近 藤 芳 樹
廃棄物計画課長 村 上 慎 一 廃棄物計画課副課長水 町 美 延
廃棄物計画課審議員兼環境
施設整備室長 扇田環境センター所長
吉 村 和 敏 後 藤 健 仁
首席審議員兼ごみ減量推進課長 事業ごみ対策室長 後 藤 滋
吉 村 栄 治
首席審議員兼震災廃棄物対策課長 浄化対策課長 上 妻 賢 治
山 岡 憲 史
北部クリーンセンター所長 西部クリーンセンター所長
西 村 啓 治 小 原 勝 也
東部クリーンセンター所長
東部環境工場長 森 崎 忠 教
梅 田 雄 介
〔
上下水道局〕
上下水道事業管理者永 目 工 嗣 技監 田 川 浩
総務部長 米 村 和 哉 総務課長 船 津 浩 一
総務課副課長 村 惠 章 広
経営企画課長 吉 井 康
経営企画課副課長 藤 本 仁
首席審議員兼料金課長
伊 東 一 成
料金課副課長 小 池 保 典
給排水設備課長 猪 口 浩 二
給排水設備課副課長坂 口 潔
計画整備部長 上 村 博 之
首席審議員 岩 本 英 紀
計画調整課長 上 田 信 一
水道整備課長 山 本 耕 作
下水道整備課長 石 原 元 晃
維持管理部長 坂 田 憲 盟
水相談課長 眞 杉 忠 伸
管路維持課長 白 岩 武 樹
水運用課長 中 島 毅 典
水再生課長 正 代 徳 明
東部浄化センター所長
村 上 達 也...