• "債権管理条例"(/)
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  1. 熊本市議会 2020-09-17
    令和 2年第 3回環境水道委員会-09月17日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 2年第 3回環境水道委員会-09月17日-01号令和 2年第 3回環境水道委員会               環境水道委員会会議録 開催年月日   令和2年9月17日(木) 開催場所    環境水道委員会室 出席委員    8名         福 永 洋 一 委員長    三 島 良 之 副委員長         北 川   哉 委員     島 津 哲 也 委員         吉 田 健 一 委員     日 隈   忍 委員         澤 田 昌 作 委員     田 尻 善 裕 委員 議題・協議事項   (1)報告案件(地方自治法第243条の3第2項の規定による)(2件)      報第 20号「公益財団法人くまもと地下水財団経営状況について」      報第 21号「公益財団法人熊本上下水道サービス公社経営状況について」   (2)所管事務調査                             午後 1時41分 開会 ○福永洋一 委員長  ただいまから環境水道委員会を開会いたします。
     今回、当委員会の付託議案はございませんので、これより所管事務調査を行います。  それでは、審査の方法及び日程についてお諮りいたします。  今定例会におきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のための議事運営として、審査の日程を局ごとに設定し審査を行うこととしております。よって、当委員会の審査の日程については、本日、これより上下水道局について、明9月18日、午前10時より環境局についての審査を行う。  次に、調査の方法としては、財団法人経営状況に関する報告2件及び執行部より申出のあっております報告7件について説明を聴取し、所管事務について、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○福永洋一 委員長  御異議なしと認め、そのように執り行います。  なお、田尻委員より申出がありました資料につきましては、お手元に配付しておりますので、よろしくお願いします。  それでは、これより上下水道局に関する所管事務調査を行います。  まず、報第21号「公益財団法人熊本上下水道サービス公社経営状況について」説明を求めます。 ◎藤本泰二 総務課長  上下水道局総務課でございます。  報第21号「公益財団法人熊本上下水道サービス公社経営状況について」御説明いたします。  委員会資料の1ページをお願いいたします。  令和元年度の決算について御報告いたします。  まず、1の貸借対照表でございます。  資産の部の合計、負債及び正味財産の部の合計、それぞれ合計3億1,833万7,908円でございます。  続きまして、資料の2ページをお願いいたします。  正味財産増減計算書でございます。  まず、公益目的事業会計でございます。  支出の部、収入の部、それぞれ合計2億9,725万8,406円でございます。  3ページをお願いいたします。  収益事業等会計については、支出の部、収入の部、それぞれ合計2億7,377万3,290円でございます。  資料の4ページをお願いいたします。  法人会計については、支出の部、収入の部、それぞれ合計966万4,001円でございます。  続きまして、事業実績について御説明させていただきます。  資料は5ページをお願いいたします。  まず、(1)の公益目的事業でございますが、アの上下水道及び地下水保全に関する知識の普及啓発事業については、施設の見学案内各種イベントなどを実施しました。  また、資料5ページの一番下から6ページにかけまして、熊本市水の科学館の指定管理業務の実施内容について記載しております。令和元年度の来館者は9万1,153人でございます。  その他、公益目的事業として、6ページ、イの給排水設備維持管理支援啓発に関する事業。  次に、7ページ中段からでございます。ウの下水道に関する技術等の維持向上を行う事業について、記載のとおり事業を実施しました。  以上が公益目的事業でございます。  次に、収益事業でございます。  7ページ、下から6行目から8ページに記載しております。  アの量水器の取替え等に関する事業を初め、次の8ページ、イの排水設備の整備に関する事業を記載のとおり実施したところでございます。  以上が収益事業でございます。  次に、9ページから12ページまでが令和2年度の事業計画でございますが、内容につきましては、令和元年度の事業実績と同じく計画したところでございます。  また、13ページから16ページまで、令和2年度の予算については令和元年度の決算の内容と同規模の予算を立てたところでございます。  内容は御確認いただきたいと思います。  最後になりますが、令和2年度の事業のうち、上下水道に関する知識の普及啓発事業新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、施設の見学案内やイベントなどの事業の見直しを行ったため、事業計画の変更を行い、適切に現在、事業を進めているところを申し添えさせていただきます。  以上、公益財団法人熊本上下水道サービス公社経営状況についての御報告とさせていただきます。 ○福永洋一 委員長  次に、執行部より申出のあっております報告3件について、順次、説明を聴取いたします。 ◎坂口潔 料金課長  料金課でございます。  私からは報第31号「債権の放棄の報告について」御説明をいたします。  環境水道委員会資料上下水道局の17ページをお願いいたします。  本報告は、熊本市債権管理条例第14条第1項の規定に基づき債権放棄しましたので、同条第2項の規定により、本委員会に御報告するものでございます。  まず、1、水道料金債権の放棄でございますが、表の上段に記載しております24件、31万1,406円につきましては、債権管理条例第14条第1項第1号に規定の破産法に基づく破産手続により免責許可が決定し、債務者が水道料金債権について、その責任を免れたことから放棄したものでございます。  下段の882件、756万6,861円につきましては、債権管理条例第14条第1項第5号に規定の消滅事項の期間を満了したもののうち、債務者の死亡や所在不明等により徴収不能となった水道料金債権を放棄したものでございます。  次に、2、植木町水道事業給水装置設置に係る加入分担金債権3件、38万8,500円、3、植木町水道事業給水装置設置に係る工事費債権3件、34万7,640円の放棄でございますが、債権管理条例第14条第1項第5号に規定の消滅事項の期間を満了したもので、本人への支払い交渉を続けてまいりましたが、回収が見込めないことから放棄したものでございます。  以上、御報告を終わります。 ◎藤本泰二 総務課長  総務課でございます。  令和2年7月豪雨における上下水道局支援活動について御報告いたします。  資料は19ページをお願いいたします。  7月4日未明からの豪雨により、県南の多くの市町村において甚大な被害が発生いたしました。本市上下水道局が行った支援について、まずは上水道について御説明させていただきます。  1の応急給水活動の(1)活動経緯についてでございますが、人吉市を初め、給水停止となった市町村から上水道事業の協会組織である日本水道協会の熊本県支部長の本市に給水車の派遣依頼がありました。当初は、本市及び熊本県支部内の給水車を所有する水道事業体によって応急給水活動を実施しておりましたが、被災した市町村からの給水車の派遣要請数が多く、熊本県支部だけでは支援が困難になってきたため、日本水道協会の枠組みによって、九州地方支部に応援要請を行いました。  (2)の派遣期間は7月4日から8月5日の33日間、(3)の表は本市の派遣内容でございます。  (4)の給水車の稼働状況につきましては、7月4日の発災日からの本市の給水車を使用した応急給水活動の状況でございます。  本市の派遣者が延べ643名、本市の給水車が延べ117台、被災地で応急給水活動を行いました。  次に、20ページをお願いいたします。  5の本市以外の派遣状況については、同じ熊本県支部内の大津菊陽水道企業団、益城町など、7つの水道事業体からの御協力と九州地方支部からの応援で、福岡市、北九州市、宮崎市の3市からの応援をいただきました。  次に、2の水道施設被害状況調査支援でございますが、被害が大きかった球磨村の調査につきまして熊本県より水道技術の面からの協力依頼があったことから、本市の技術職員2名を派遣したところでございます。  続きまして、下水道の支援でございます。  3の下水道施設被災状況調査支援についてですが、こちらも豪雨により被害が大きかった人吉市からの要請を受け、水没して機能が停止した下水道処理場の施設及び機器の被害調査下水道事業団と連携をしながら行いました。また、下水道の管渠の内部の滞水や堆積の流下状況の調査などを実施いたしました。早急な対応が必要な状況であったため、派遣期間は7月8日から13日の6日間に、可能な限りの職員を派遣して調査を行いました。派遣内容は(3)の表のとおりでございます。  以上、令和2年7月豪雨における上下水道局支援活動についての御報告を終わります。 ◎永戸成佳 総務部長  総務部でございます。  私からは、熊本市経済再建市民生活安心プラン(素案)について御報告をいたします。  まず、プランの概要について御説明をしまして、その後、上下水道局が所管する取組について御説明させていただきます。  なお、プランの全体につきましては、経済委員会で報告が行われることとなっております。  それでは、お手元の別冊、資料の1の1、概要版の1ページの方をお願いいたします。  策定の趣旨としましては、新型コロナウイルス感染症市民生活や経済に与える影響を分析し、必要な対策を計画的に実施するため策定するものでございます。計画期間は令和4年3月までとしております。  次に、Ⅱ、現状認識と課題についてでございますが、1の感染症、2の市民生活、3の地域経済、4の市財政の4つの視点からまとめているところでございます。  1の感染症については、現在、レベル4特別警報に当たり、さらなる感染拡大防止対策が課題であると認識しております。  2の市民生活については、市民アンケート等により調査、分析の結果から、感染拡大外出自粛等が生活全体に大きな影響を及ぼしておりまして、①正しい知識の普及啓発・人権擁護を初め、6つの課題があると認識しております。  右側の2ページでございます。  3の地域経済については、6月の統計調査では、先行きはリーマンショック時を超える状況の悪化の見通しでございまして、①の中小企業・小規模企業等事業継続など、5つの課題があると認識しております。  次に、4の市財政でございます。  市税の減収に加えまして、感染防止経済対策に多額の経費が必要となりますことから、国・県へのさらなる財政支援を求めていくとともに、財源確保や事務事業の見直しを図るなど、財政影響の最小化を図る必要があります。  Ⅲの1、対策の方向性でございますが、これらの現状認識と課題を踏まえまして、対策の方向性として新たな生活スタイルで経済と市民生活を再建し、安心して暮らせる熊本づくりを掲げております。  Ⅲの2、基本施策でございます。  基本施策は施策の1から4の柱を立て、状況の変化に応じて必要な対策を迅速かつ的確に講じてまいります。  3ページをお願いいたします。  この3ページから7ページまでは、感染症対策に加えまして、市民生活地域経済の課題の解決を図るための対策を記載しているところでございます。  各ページの左側に取組の方向性、右側に具体的な対策例を記載しております。具体的な対策例には、これまでの緊急対策に加え、今後の取組も例示させていただいております。  それでは、取組の方向性でございますが、簡単に説明させていただきます。  3ページでございます。  施策1として、感染拡大の防止に向けまして、衛生資材の確保や相談・検査体制、医療提供体制の充実に取り組みます。  4ページ、施策2、市民生活を守るでは、市民生活への影響を最小化するため、正しい知識の普及啓発を初め、市民の健康や文化・スポーツの維持、子供の学習支援などに取り組みます。  そして、めくって5ページでございます。  施策3、地域経済を再建するでは、中小企業等事業継続や雇用の維持に加えまして、地域経済の速やかな回復に向け、消費喚起や農水産業振興、企業誘致などに取り組みます。  では、7ページをお願いいたします。  施策の4でございます。  強靭な社会経済基盤を構築するでは、感染症や自然災害に強く、スマートな社会経済構造に転換し、安心して暮らせる持続可能なまちの実現に取り組みます。  次に、上下水道局の所管分の具体的な取組でございますが、資料1の2の42ページになります。  42ページの下から3行目になりますけれども、水道料金支払い猶予を実施しているところでございます。  それで、先ほどの委員会資料に戻っていただきまして、上下水道局の資料の21ページでございます。  中ほどの表でございますが、8月31日までの約5か月半の間に、水道料金下水道使用料の支払いが困難な事業者や一般世帯の方々340件に、約585万円の支払い猶予を実施しているところでございます。その後、この支払い猶予を申し出られた方、340件のうち、その下、括弧内に273件という数字がございますが、この約8割の方は既にお支払いを完了されているところでございます。今後も引き続き、きめ細やかな対応に努めてまいります。  以上、所管分の取組を御説明いたしましたが、本プランにつきましては、各常任委員会で御意見をいただいた後に、パブリックコメントで市民の皆様からの意見を聴取した上で、10月末に本プランを確定させたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○福永洋一 委員長  以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。  所管事務について質疑及び意見をお願いします。 ◆田尻善裕 委員  今日、皆さんにお配りいただいた資料で、下通アーケード入り口付近下水道現況報告というのを皆さんに配っていただいたんですけれども、これ、熊本市の顔である中心市街地の下通ですので、市民全体に関わることだから委員会にも報告した方がいいんではないかと思ったんですけれども、実はもともとが下通で商売なさっている方から、下通アーケードの下の下水道管が地震でところどころ割れているみたいだと。それで下水が漏れて、臭いの元になっているというような話をちょっと聞いたんですね。
     それで、これはちょっと市にとって大変なことだなという思いでその話を確かめた上で市の担当者にお話をしたら、すぐ状況確認を素早くしていただきました。藤本課長以下、早速調べた上での報告で、アンケートまで取っていただいたということだったんですね。それをちょっと御報告いただければと思います。 ◎藤本仁 管路維持課長  管路維持課です。よろしくお願いします。  お手元にお配りしておりますA3の紙でございますけれども、田尻委員の方からお話いただきましたとおり、下通アーケード入り口付近の方が臭うということで、早速、調査の方をしてまいりました。  調査の方法なんですけれども、まず、地域にお住まいの方、店舗の方が1階の方に聞いた方がいいんではないかということで、そのうち31件の方にアンケートの方を、様式を作りましてお尋ねしたところです。  お尋ねしたのは、9月10日に行きまして、5つの項目のお話をお聞きしました。  まず、臭気を感じたことがあるのか、また臭気の頻度、それと臭気の時間帯、最後に臭気を感じたのはいつでしょうか、またその他ということでお尋ねしたところです。  まず最初に場所をお話しなくてはいけなかったんですけれども、右の方に位置図がございます。色を6つに分けておりまして、2番が下通のアーケード、旧パルコのところの部分になりまして、1番、4番がいちのいち本通り、5番が城見町通り、6番が三年坂通りというふうになっております。そちらの方のところに行きまして、31件の方とお話をすることができました。  職員が6名行きましてお話をしましたところ、31件のうち15件の方が、約48%が臭気を感じたことがあるというふうなお話でしたものですから、それをまた詳しくお聞きしまして、臭気の頻度について、毎日感じる、2日や3日に1回、1週間に1回というところで、そういうふうなお話をいただきました。また、臭気の時間帯ですけれども、朝、昼、夕方、まちまちだなというところも15件のうちで分かったところです。  臭気を最後に感じたのはいつかというところは見ていただくと分かるんですけれども、このことで分かったことになりますけれども、私どもに住民の方から臭いますというふうな話は、市内中心部分で毎年20件ほどあるんですが、こちらの方の市内中心部では毎年8件ぐらいありました。今回、そのうちの2件程度が毎年この区域の中でお話があるものですから、この機会を与えていただいて分かったことが多くあったところです。  実際のところ、アンケートで分かったことはやはり調査しなくちゃいけないなということで、9月11日から13日の間で、先週なんですけれども行きまして、126か所、市内中心部は汚水と雨水を一緒の管で流すということの管なんですけれども、合流管と言います。そのうち、汚水ますは密閉式なんですけれども、集水ますの雨水ですね。通りにありますグレーチングがある雨水ますのところが126か所、この区域の中にあったんですけれども、その中で、防臭キャップ、臭いをブロックするような器具があるんですが、それをつけているのが71か所、それは4の(2)のところの表になりますけれども、また、つけていなかった、これは計画的につけるべきところではあるんですけれども、今までの事後対応というところがありまして、臭気があるということでお話いただいたところに直接出向きまして、そのたびにつけていたということで、ついていないところもあったというところも分かりましたし、実際のところ、開閉不可となっておりますけれども、こちらの方はグレーチングの目詰まりがありまして、さびがついていて、これは来週からまた調査の方をしていきたいというふうに考えております。  防臭キャップといいますのは、右下にありますとおり、ちょっとむき出しにしておりますが、これは管の中にこういうふうな器具を入れて、白い部分が左下の方にありますけれども、そこが開閉して、汚水の方が流れるとか、雨水の方が流れるというふうな器具でございます。  今後につきましては、早速、来週から、下通繁栄会の方に9月25日に伺いまして、改良の方を行うということも申し伝えるような形で連絡を取りましたので、来週から設置の方に行ってまいりたいというふうに思います。  また、開閉不可の部分についても、明日からその調査の方、もう一回開くかどうかを丁寧にやりまして、そちらの方も対処していきたいというふうに考えているところです。  長くなりましたけれども、以上、御報告です。 ◆田尻善裕 委員  迅速な対応ありがとうございました。  ちょっと、今、課長の報告でも抜けていたのがあったのが、結果的に、カメラを入れて調べていただいた結果、下水道管は割れていなかったということですよね。ですから、そこは私もちゃんと皆さんに告示をしたいと思います。  それで、今回、調べてもらったところが、飲食業が大変多いところなんで、ちょうどこの委員会は地下水の問題も取扱っていますけれども、熊本市は蛇口をひねればミネラルウオーターというふうな、本当に水がおいしいよということで売っている。そして、熊本市の観光として料理がおいしいと売っている中で、市に住んでいる人、そして、県外から来た人が、飲食業に行く途中で町が臭うというのは、本当に市の魅力を半減することですから、こういう対応を今後もまた、さらなる下通、新市街、上通、ありますんで、飲食業の多いところとかを含めて、計画的に対応していただきたいと思います。  よろしくお願いします。 ○福永洋一 委員長  要望でいいですか。 ◆田尻善裕 委員  はい。 ○福永洋一 委員長  よろしくお願いします。  いろいろ所管事務の報告がありましたが、所管事務ということで報告がなかった部分も含めてですけれども、質疑及び意見をお願いします。 ◆北川哉 委員  令和2年7月豪雨における上下水道局支援活動についてということで御報告があった中で、私自身、実際7月5日、人吉市と7月6日に芦北町に入らせていただきました。  本当に、給水活動されている上下水道局の方を最初はお声かけせずに、ちょっと遠目で見ておりました。本当、泥だらけの中に被災者の方に寄り添ってバックを持って、時には車までお運びするという、熊本市職員の姿を見たときに、私自身、本当、環境水道委員として誇らしく思いました。すばらしいと感じました。  その後、球磨村の方に入らせていただきました。人吉市とか芦北町が、水道が給水ができたというところで、球磨村の場合は、まだボランティア活動に使うその浄水だけではなくて、清掃するための水すらなかった状態です。ここに書いてある給水タンクというのが置いてあって、本当、汗だくになりながら球磨村の一勝地に取水地があったのかな、そこに給水車で1日いる間に何度も何度も運んでいる市の職員の方を見たときに、ここにもあります水道協会熊本県支部長ということの働きを私も被災地で目で、見させていただきました。  その中で、この給水車の派遣要請が基本的にあった段階で動いたのか、もしくは豪雨被害があって、断水状態にあるぞと、こちらである程度準備をして、よく国がするプッシュ型の支援、食事とかそういった形ですけれども、そういった準備をある程度動かれてしたのかどうかをお聞きしたいのと、あと、これ熊本県支部長が熊本市ということであって、仮にもしこの熊本市がこういう断水の状態にあったときには、どこがこう次、支部長の役目をするとかいう取決めは決まっているのかどうかをお答えいただきたいと思います。 ◎藤本泰二 総務課長  御賛辞ありがとうございました。  豪雨災害につきましての活動内容についての御質疑についてお答えさせていただきます。  まず、支援要請につきましては、日本水道協会の県支部の会員につきましては、本市の方に依頼があったところでございます。  その他、小規模市町村簡易水道協会につきましては、熊本県を通じて派遣要請依頼があったところでございます。 ○福永洋一 委員長  要請の前に準備をされたのかという質問もあったんですけれども。 ◎上村博之 計画整備部長  7月4日でございました、朝から非常に豪雨の情報を耳にしました。当然ながら、異常な災害というのが見て分かりましたので、私どもで準備できるということで、関係職員を早々に局の方にまず集めるという対応を取りました。その後に、すぐ要請もございましたので、行ける職員というものをまず選抜しまして、最初は1泊だったと思います。それで、その次からは順次職員をお願いして、プッシュ型とまではいきませんが、一定の準備をさせていただいたという状況でございます。  それと、熊本地震のときの応急給水につきまして、熊本市がそういう応急給水が必要になったときの枠組みでございますけれども、日本水道協会の方で、そういう災害時の手引というものがございまして、その中で、熊本市がもし被災した場合は、福岡市が九州支部長ということで福岡市、前回の熊本地震の折は九州管内だけでも間に合いませんでしたので、その後、大阪の方で順次、そういう組織の上位団体にお願いをして支援を要請するということになってございます。  以上でございます。 ◆北川哉 委員  ありがとうございました。  本当、私も7月5日に入らせていただいたときは、当然、消防車両、自衛隊車両、また警察等の緊急車両が吉田委員の一般質問にもあったように、山江パーキングから降りることもできない、先のスマートインターからも降りることができないという大渋滞の状態だったので、やはりあらかじめ準備していないと、この5日の日に入っている姿を見たときに、私はこれ、事前に準備があったんではないかなと少し感じていましたので、お聞きしようということで、本当に素早い対応で、私自身誇りに思いたいと思います。  以上です。ありがとうございました。 ○福永洋一 委員長  ほかにありませんか。 ◆島津哲也 委員  今の災害対応の支援活動についてのところで、ちょっと関連ですけれども、私も北川委員同様、人吉市、芦北町、球磨村のボランティアと、あと支援物資を運んだりしたときに、やはり水道局の給水車とか支援者が御活躍しているのを拝見しましたし、またボランティアの方、被災者の方にも熊本市の方から助けてもらったよということで、お礼の言葉をいただいて、私も委員として非常にうれしく思いました。本当、ありがとうございました。  こういう被害がありますと、水が非常に重要だというのは、もう前から、今回もですね、しっかり感じたところではございますけれども、そういう中で、今回、9月の初めに台風10号が襲来をすると。九州にも相当な被害を与えるようになるということでありましたので、そのときの水道局の水道事業としての対応といいますか、例えば、その給水車を事前に準備するとか、待機をするとか、そういう何か準備作業はあったのでしょうか。  もしもありましたら、御説明の方お願いします。 ◎上村博之 計画整備部長  9月7日に最接近の予報が出てございましたものですから、危機管理防災総室からの情報も得るとともに、局内での防災対応会議というものを金曜日に持ちまして、基本的には、当然ながら施設の点検ですとか、工事をやっておりますところの看板の補強ですとか、そういうものを基本的に確認すると同時に、燃料系を補充しておくと、それとあとはその災害による被害が出た場合の申合せをしておくというようなことを4日の日に行っております。  以上でございます。 ◆島津哲也 委員  ありがとうございました。熊本地震も経験していますし、今回人吉の豪雨災害で、非常に毎年災害が多く発生しているというのは、十分市民の方にも理解というか、準備をしていただいているのかなというふうに思っています。  水が本当にないというのはボランティアに行ったときも非常に感じましたし、水がやはり一番だなというふうに思っておりますので、今後も災害対応ですね、これからも台風が次々来るんではないかなというふうに思っていますんで、今後も迅速な対応をしていただけるようにお願いしておきます。  以上です。 ○福永洋一 委員長  要望ということでいいですか。 ◆島津哲也 委員  はい。 ○福永洋一 委員長  ほかにありませんか。 ◆北川哉 委員  すみません。今、島津委員の質問の中で、私自身、台風のときにお風呂に水をためないといけないとかですね、断水しますよという観点があるんですけれども、その電気の断水、千葉で起こったときは、九電出身の島津委員がおられるのもあれですけれども、2週間電気が止まったというときに、その停電が熊本市で全戸であった場合に、上水道、また下水道を維持するにおいて、やはりどこが一番最初に影響を受けるのか、当然、水を上げるところも駄目だろうし、山の上、タンクに貯水池の方に上げることもできないだろうし、だからどういう流れでその断水が起きてくるのか、それかもしくは貯水池、山の上の貯水池に近いところは断水が起きにくいのか、その停電によるその断水がどのような流れで起きてしまうのかを、一度、ちょっと教えていただければと思います。 ○福永洋一 委員長  今、答えられますかね。大筋。  熊本地震の時も相当、1か月水が来なかったというのはありましたけれども、誰が答えられますでしょうかね。 ◎白岩武樹 維持管理部長  まず、上水道の停電時につきましてお話させていただきます。  熊本市の上下水道では、各重要な施設には自家発電機というのを設置しておりまして、12時間程度の停電であれば自家発が稼働するということで、断水は免れるというふうに考えております。  ただ、小さい集落の世帯の方に送る場合には、どうしても加圧ということで、ポンプを使って上の方に上げる施設があるんですけれども、そこについてはどうしても自家発というのを置いておりませんことから、そちらの方は断水になってしまうということになります。  大規模な停電が起こった場合は、やはり自家発が据えてあるところの施設に対して、燃料補給です。いかに燃料を早く入れるか。それをストックできれば、もう24時間体制でずっと自家発が回りますので、断水にはならないというふうになります。  基本的には、健軍水源地というのが市内の3分の2を賄っておりますので、こちらの方には大きい自家発がありますので、こちらの方、燃料があればフルに稼働できますので、断水の状態はなくなると言いますか、それを言ってしまうと、もし何かあったときが困りますが、その辺は絶対ということはございませんので、ある程度、上下水道局としては、停電に対しては強い施設ではないかというふうには考えております。 ◆北川哉 委員  ありがとうございました。  本当、私たち熊本の場合、自噴している井戸から給水できるんで、案外停電には強いんではないかなと思いながら、台風のときは本当、お風呂に水をためなさいとか、ペットボトルに水をためてという放送ばっかり、報道ばっかりあっていたので、なんか不安にすごく駆られたところもあって、何人かからは、なんで停電したら水がなくなるのというふうに聞かれたこともありましたので、すごいすっきりしました。  ありがとうございました。 ○福永洋一 委員長  ほかにありませんか。         (発言する者なし) ○福永洋一 委員長  ほかになければ、以上で上下水道局に関する所管事務調査を終了いたします。  それでは、明18日、午前10時より、環境局に関する所管事務調査を行いたいと思います。                             午後 2時18分 閉会 出席説明員  〔上下水道局〕    上下水道事業管理者萱 野   晃    技監       堂 薗 洋 昭    総務部長     永 戸 成 佳    総務部首席審議員 桝 田 一 郎    総務課長     藤 本 泰 二    総務課副課長   辻 山   亨    経営企画課長   江 藤 徳 幸    経営企画課副課長 木 村 仁 洋    料金課長     坂 口   潔    給排水設備課長  北 村 竜 彦    給排水設備課副課長上 野 和 弘    計画整備部長   上 村 博 之    計画調整課長   上 田 信 一    水道整備課長   園 田 敏 継    下水道整備課長  猪 口 浩 二    下水道整備課副課長渕 上 弘 樹    維持管理部長   白 岩 武 樹    水相談課長    志 水 隆 司    水相談課副課長  島 村 幸 一    管路維持課長   藤 本   仁    水運用課長    木 村 利 信    水再生課長    正 代 徳 明    水再生課副課長  堀   正 直...