• "し尿処理費"(/)
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  1. 熊本市議会 2021-02-24
    令和 3年第 1回環境水道分科会−02月24日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年第 1回環境水道分科会−02月24日-01号令和 3年第 1回環境水道分科会                環境水道分科会会議録 開催年月日   令和3年2月24日(水) 開催場所    環境水道委員会室 出席委員    8名         福 永 洋 一 分科会長   三 島 良 之 副分科会長         北 川   哉 委員     島 津 哲 也 委員         吉 田 健 一 委員     日 隈   忍 委員         澤 田 昌 作 委員     田 尻 善 裕 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(3件)      議第 22号「令和2年度熊本市一般会計補正予算」中、環境水道分科会関係分      議第 34号「令和2年度熊本市水道事業会計補正予算」      議第 35号「令和2年度熊本市下水道事業会計補正予算」                             午前 9時58分 開会 ○福永洋一 分科会長  ただいまから予算決算委員会環境水道分科会を開会いたします。
     この際、申し上げます。各分科会における審査の分担等については、タブレットに掲載しておりますので御承知おき願います。  本日の議事に入ります前に、執行部より発言の申出があっておりますので、これを許可します。 ◎萱野晃 上下水道事業管理者  審議に先立ちまして、1点、御報告とおわびを申し上げます。  さきの令和2年第4回定例会環境水道委員会で、土壌汚染対策法に基づく届出について御報告を申し上げましたが、過去10年間遡って調査をいたしました結果、市全体の未届けの件数が133件、うち上下水道局分として5件の未届けの事案が判明いたしました。  このことを受けまして、今後は、発注段階におけるチェックの強化や職員に対する研修などの再発防止策を徹底してまいりたいと考えております。委員各位を初め、市民の皆様に対しまして心からおわび申し上げます。  誠に申し訳ございませんでした。  なお、詳細につきましては3月17日の環境水道委員会において担当課長から御説明申し上げますのでよろしくお願いいたします。 ○福永洋一 分科会長  発言は終わりました。  これより本日の議事に入ります。  今回、当分科会において先議案件として審査を分担します議案は、補正予算3件であります。  それでは、審査の方法及び日程についてお諮りいたします。  今定例会におきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のための議事運営として、審査の日程を局ごとに設定し、審査を行うこととしております。  よって、当分科会の審査の日程については、本日これより上下水道局について、休憩を挟み、環境局についての審査を行い、審査の方法としては、議案について説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○福永洋一 分科会長  御異議なしと認め、そのように執り行います。  これより上下水道局に関する議案の審査を行います。  議第34号「令和2年度熊本市水道事業会計補正予算」、議第35号「同下水道事業会計補正予算」、以上2件について一括して説明を求めます。 ◎江藤徳幸 経営企画課長  私からは、上下水道局所管2会計の令和2年度補正予算について説明させていただきます。  環境水道分科会資料上下水道局をお願いいたします。  1、2ページは、補正予算書の議案をつけております。3ページから説明させていただきます。予算決算委員会説明資料では197ページからでございます。  まず、水道事業会計補正予算でございます。  総括の上段、収益的収支補正額のところですが、収益は2,918万5,000円の減額、費用は1億938万6,000円の減額となり、補正後の収益的収支差額は8,020万1,000円増加し、28億5,248万円となる見込みでございます。  下の表、資本的収支でございますが、収入は6,237万1,000円の増額、支出は4,982万円の減額となり、その結果、収支は1億1,219万1,000円増加し、不足額は71億4,258万3,000円となる見込みでございます。  なお、この不足額につきましては、減債積立金過年度分損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。  次に、4ページ、収益的収支水道事業収益でございます。  主な内訳ですが、下水道受託工事の減少に伴う受託工事収益1,646万円の減額、一般会計負担金などの負担金の減などでございます。  次の5ページは、水道事業費用でございます。  支払消費税減価償却費、人件費など決算調整に伴い増減額を行った結果、減額補正となるものでございます。  次に6ページ上段、資本的収支資本的収入でございます。  主な内訳ですが、下水道受託工事の増加に伴う工事負担金6,139万円の増でございます。  続きまして、下段、資本的支出でございます。施設改良費や第6次拡張事業費で他工事との調整で増減額となった請負工事費ほか、人件費など決算調整を行った結果、減額補正となったものでございます。  以上が水道事業会計でございます。  次に、下水道事業会計補正予算でございます。  7から9ページは、補正予算書の議案をつけております。10ページから説明させていただきます。予算決算委員会説明資料では203ページからでございます。  上段の業務の予定量は、決算見込みに合わせて年間総処理水量等を補正しております。  次に、下段の補正予算でございます。  総括の収益的収支、補正額のところですが、収益は4億2,162万6,000円の減額、費用は3億5,502万2,000円の減額となり、補正後の収益的収支差額は、6,660万4,000円減少し、18億727万8,000円となる見込みでございます。  続きまして、下の表、資本的収支でございます。  収入は4億3,124万1,000円の増額、支出は9億1,015万5,000円の増額となり、その結果、収支は4億7,891万4,000円減少し、不足額は98億9,374万8,000円となる見込みでございます。  なお、この不足額につきましては、減債積立金過年度分損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。  次の11ページ、収益的収支下水道事業収益でございます。  主な内訳ですが、新型コロナウイルス感染症による影響で下水道使用料が2億543万6,000円減少することや、長期前受金戻入の減などでございます。  次の12ページ、下水道事業費用でございます。  主な内訳ですが、減価償却費資産減耗費、支払利息の減などのほか、人件費など決算調整に伴い増減額を行った結果、減額補正となるものでございます。  次に13ページ、資本的収支資本的収入でございます。  主な内訳ですが、国の補正予算対応分による国庫補助金4億3,200万円の増などでございます。  次に14ページ、資本的支出でございます。  主な内訳ですが、建設改良費で、右側の備考欄に内訳を記載しておりますが、国の防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策を受けた国の補正予算対応分として、処理場施設の改築更新など8億4,000万円を計上したことなどによるものでございます。  以上が下水道事業会計でございます。  令和2年度補正予算の説明は以上でございます。 ○福永洋一 分科会長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  分担議案について質疑及び意見をお願いいたします。         (発言する者なし) ○福永洋一 分科会長  特段ないようですので、以上で上下水道局に関する2議案の審査を終了いたします。  この際、議事の都合により休憩いたします。午前10時10分に再開いたします。                             午前10時07分 休憩                             ───────────                             午前10時10分 再開 ○福永洋一 分科会長  休憩前に引き続き分科会を再開いたします。  この際、執行部より発言の申出があっておりますので、これを許可します。 ◎三島健一 環境局長  本日これから補正予算について御審議を賜りますが、その前に私からおわびを申し上げます。  先週、2月18日付で4件懲戒処分があっておりますが、そのうちの1件が、環境局の出先の部署でございますが、昨年7月に、男性の作業長による職場内の同じ所属の職員に対する暴行行為がございました。今年の1月に暴行罪ということで罰金10万円の略式命令を受けたところでございます。  この事案に伴いまして、先週でございますけれども、本人に対し減給の懲戒処分が行われたところでございます。  本人は大変反省しているところでございます。私からも直接厳しく指導を行ったところでございますが、このような市政への信頼を失墜させる行為につきまして、この場をお借りして、委員各位を初め、市民の皆様に深くおわびを申し上げる次第でございます。  誠に申し訳ございませんでした。  以上でございます。 ○福永洋一 分科会長  発言は終わりました。  これより環境局に関する議案の審査を行います。  議第22号「令和2年度熊本市一般会計補正予算」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎本田昌浩 環境推進部長  令和2年度2月補正予算について御説明いたします。  予算決算委員会環境水道分科会環境局資料5ページ、予算決算委員会説明資料、全体資料では183ページをお願いいたします。  まず、総括表にてその概要を御説明いたします。  環境局所管予算合計でございますが、総額2億466万5,000円の減額補正を計上いたしております。  これにより、補正後の額は150億7,727万5,000円となります。  続きまして、その下の繰越明許費補正について御説明いたします。  20清掃費の埋立処理施設周辺環境整備事業1,500万円ですが、扇田環境センターの周辺の農道整備工事入札参加者がなく、再公告となり、予定より遅れて業者が決定しましたことから年度内の整備完了が困難となったため、予算の繰越しをお願いするものでございます。  2段目のし尿処理施設解体事業6億6,793万1,000円ですが、秋津浄化センターの解体工事及び施工管理業務委託でございまして、いずれも令和2年度までの契約でございましたが、現場の油含有土壌の撤去工事を追加するため、令和3年5月末まで工期を延長し、令和3年度の完了払いとなりますことから予算の繰越しをお願いするものでございます。  続きまして、3段目の25環境保護費全国都市緑化フェア関連事業1,900万円ですが、これはメイン会場の一つとなります立田山憩の森におけるアスレチック遊具の撤去及び新設費用であり、国の第3次補正予算を受け、国庫補助である社会資本整備総合交付金を活用し整備を行うものでございます。  続きまして、4段目の家畜排せつ物処理施設整備事業3,845万2,000円につきましては、東部浄化センター内の家畜排せつ物受入施設増設工事費用でございます。工事に先立ち実施いたしました詳細設計業務が、新型コロナウイルス感染症の影響で遅れが生じ、工事発注が遅れたため、今年度先行して発注する工事以外の費用につきまして予算の繰越しをお願いするものでございます。  私からは以上でございます。引き続き、それぞれの補正予算の内容につきまして、順次担当課長が御説明いたします。 ◎村上慎一 廃棄物計画課長  歳出予算について御説明いたします。  恐れ入りますけれども、資料の9ページ、予算決算委員会説明資料、全体資料では187ページをお願いいたします。  まず、この表の記載の方法でございますけれども、事業実施に当たりまして予算流用を行いまして執行いたしました経費が含まれるものにつきましては、事業名の先頭に丸印をつけております。  それでは、廃棄物計画課関連分について御説明いたします。  目の10清掃総務費3,005万6,000円の減額補正でございます。これは人件費の減額によるものでございます。  次に、目の15じん芥処理費4,248万9,000円の減額補正の主な内容について御説明いたします。  2番のごみ収集経費(政策)2,873万5,000円の減額でございますけれども、廃棄物収集運搬業務委託の入札の執行残によるものでございます。  次に、3番の東部環境工場ごみ処理経費292万9,000円の増額でございますけれども、こちらは、令和2年7月豪雨におきまして人吉市、芦北町の災害廃棄物を受け入れたことによります医薬材料費の増額等によるものでございます。  次に、6番の西部交流センター運営経費564万8,000円の減額でございますけれども、新型コロナウイルス感染防止のため施設を休館したことに伴いまして、上下水道使用料が減額となりましたので、指定管理料を減額するものでございます。  次に、7番の東部環境工場延命化整備経費457万4,000円の減額でございますけれども、長寿命化総合計画策定業務委託の入札の執行残によるものでございます。  次に、目の20特別清掃費1,613万7,000円の減額補正の主な内容について御説明いたします。  次の10ページ、全体資料では188ページをお願いいたします。  2番の指定収集袋製造等関係経費3,587万8,000円の減額補正でございますけれども、入札の執行残によるものでございます。  次に、4番の埋立処理経費(経常)1,907万7,000円の増額補正でございますけれども、これは、扇田環境センターにおきまして、令和2年7月豪雨の影響によりまして下水道の放流量が増大したため下水道使用料の増が主な要因となっております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎緒方宏行 浄化対策課長  続きまして、浄化対策課関連分について御説明いたします。  同じ資料の10ページの中段を御覧いただきたいと思います。  目の25し尿処理費の1億2,447万円の増額補正でございます。内容は、秋津浄化センター解体経費でございます。地下躯体の解体を進める中で、油を含んだ土砂を発見したため、土壌調査の委託及び地下水への流出を防ぐための油含有土壌の撤去工事による経費を追加したことによる増額でございます。  続きまして、同じ10ページの下段をお願いします。
     目の30浄化槽管理費の6,510万7,000円の減額補正の内容について御説明いたします。  1番の小型合併処理浄化槽設置費助成6,177万1,000円の減額補正につきましては、単独処理浄化槽やくみ取便槽から合併処理浄化槽に入れ替える転換、熊本地震で被災し住宅再建の際に新たに合併処理浄化槽を設置する災害新設の補助項目の中で、震災の影響が少なくなってきたこともあり、災害新設の申請数が、当初に比べまして約4割の見込みで減少傾向にあること、また、新型コロナウイルス感染症の影響により、施主と業者間の打合せが滞ったことや、7月豪雨による人吉市などへの浄化槽復旧整備に工事業者が当たられたことで転換分の申請が下りなかったのではないかと考えるところでございます。  次に、2番の被災合併処理浄化槽設置支援経費333万6,000円の減額補正でございますが、こちらは下水道事業計画区域において熊本地震に起因して合併処理浄化槽の取替え、新設者を対象に復興基金を活用した補助事業でございまして、住宅再建に伴う復興が進んできたのではないかと思われるように申請数が減少傾向にあり、当初に比べ6割弱の見込みであったことによるものでございます。  説明は以上でございます。 ◎池田賀一 環境政策課長  続きまして、11ページをお願いいたします。  目の10環境保護総務費でございます。  1番目のエネルギー政策推進経費の1,200万円の減額補正でございますが、こちらがEVや太陽光発電等導入補助事業決算調整となります。  一つ飛ばしまして、3番目の水道事業会計繰出金637万5,000円の増額補正でございますが、こちらは、令和2年7月の豪雨におきまして、被災地支援のために応急給水活動等にかかった経費でございます。  以上でございます。 ◎吉田香織 環境共生課長  資料は引き続き、同じく11ページでございます。  目20緑化推進費につきまして、2,875万7,000円の増額をしております。  主な内容を御説明いたしますと、まず1番目、自然環境保全経費につきましては、緑のじゅうたんサポーター制度で頂いた寄附金の積立て等を計上しております。  2番目、全国都市緑化フェア開催推進経費につきましては、都市緑化フェア開催に係る立田山憩の森の整備費用としまして、県への負担金を計上しております。  3番目としまして、次も全国都市緑化フェア開催推進経費ですが、先に繰越明許費補正として説明させていただきました立田山憩の森におけるアスレチック遊具の撤去及び新設費用でございます。  説明は以上でございます。 ◎永田努 首席審議員兼水保全課長  同じく資料11ページでございます。  下段、目25地下水保全対策費、1億4,176万1,000円の減額補正でございます。  資料12ページをお願いいたします。  3東部堆肥センター管理運営経費760万円の減額でございます。これは、センターで使用します電気代が当初想定よりも安くなったものでございます。  次に4アジア・太平洋水サミット開催経費1億3,400万円の減額でございます。これは、サミット延期に伴いまして、熊本市運営委員会負担金等の減額でございます。  以上でございます。 ◎近藤芳樹 環境総合センター所長  同じく資料12ページをお願いします。  目30環境総合センター費でございます。総額で8,517万6,000円を減額補正するものです。主なものを説明させていただきます。  1の一般検査経費(経常)です。備品購入費75万1,000円ですが、水の汚れの指標でありますCOD測定に使用する機器が年度途中で故障し修理不能であったため、流用を行い、急遽備品として購入したものです。  次に、2新型コロナウイルス検査体制強化経費です。需用費の6,116万円の減額ですが、前回の定例会で御報告しましたとおり、新たな検査機器の機種を変更し導入が遅れたこと、また、昨年9月から11月に一旦流行が終息したことなどから、試薬代の需用費を減額するものです。また、備品購入費1,427万4,000円の減額は、新たな検査機器機種変更等に伴う減額を行っております。  最後に、6の環境総合センター感染症予防事業国県支出金等返還金ですが、令和元年度分の当事業の補助金について、令和元年度末の令和2年1月に、概算による補助金請求を行いました。令和2年度になり、令和2年5月に実績による精算を行ったことから、国に差額の9,000円の補助金を返還したものです。  説明は以上でございます。 ◎池田賀一 環境政策課長  次に、13ページをお願いいたします。  目の10下水道費でございます。  下水道事業会計繰出金926万円の増額補正でございますが、雨水処理に係る負担金の増などによるものでございます。  以上でございます。 ◎村上慎一 廃棄物計画課長  続きまして、同じ資料の中段の災害復旧費の内容について御説明いたします。  1番の扇田周辺環境対策施設災害復旧経費の1,267万9,000円の減額補正ですけれども、釜尾町の里道拡幅工事の執行残によるものでございます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○福永洋一 分科会長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  分担議案について質疑及び意見をお願いいたします。 ◆北川哉 委員  11ページ、189の都市緑化フェア開催推進経費、今、御説明のあった立田山整備経費の中で、アスレチック撤去費用と。私も行ったことがあるんですけれども、これは、撤去した後にまた新たにこの場所に造るという形でとりあえず撤去を繰越しするということでよろしいでしょうか。 ◎吉田香織 環境共生課長  まず今ある老朽化したものを撤去いたしまして、場所は緑化フェアの会場に合わせた形で、同じ場所ではないんですけれども、新設という形を取らせていただこうと考えております。 ◆北川哉 委員  ありがとうございます。  やはり撤去するほどのものでもなかった、私もこのコロナ禍で行ったんですけれども、まだ使えるものも結構あったと思いますし、自然を生かした、子供たちとしては、すごく行きやすい場所でしたので、撤去を決めた要因等も、今日は多分資料を持ち合わせていないとは思いますので、よければまた御説明いただければと思っております。  続きまして、12ページの、P190の検査機器の件になりますけれども、末に納入しましたということでお知らせがあったことは大変ありがたいと思っておりますが、感染の減少があったということプラス機器が替わったということで、試薬の代金が減った、減額ということでありますけれども、今後、これに関して試薬の予算の予測としては、どのような形で、これから第4波あるかなということで、ここで減額をしたことをよしとするのか、また、今後、その試薬の予測を立ててしっかりと予算組みをしていくのかをお答えいただければと思います。 ◎近藤芳樹 環境総合センター所長  環境総合センターにおきましては、現在のところ、約1万3,000検体分の検査を実施しております。  今のところ、試薬の確保という形で約1万検体分の在庫を持っておりますので、当面の在庫の確保はできているという形で、それに伴って来年度の予算も次回要求させていただきたいと考えているところです。  今、新たな検査機器であるルミパルスは導入されましたので、ルミパルスとPCRを併用しながらクラスター対策にも対応していきたいと考えております。  以上でございます。 ◆北川哉 委員  ありがとうございました。  また機器が替わったことにより、職員の方の負担であったりとか、もともと従来来るべきであった機械じゃないという検査方法で、当然確度が下がってくるという予測でしたけれども、そこら辺の調査というのはされているでしょうか。実際、偽陰性とか、分からないとは思うんですけれども、使い勝手等、確度が悪いと言ってはいけないですけれども、そこの確認というのはされてはいないでしょうか。お答えいただければと思います。 ◎近藤芳樹 環境総合センター所長  当初、全自動のPCR測定器を導入するという形で計画しておりまして、その機械であれば比較的何種類も必要なく、自動でPCRをかけて結果が出るという形でした。今回、その全自動PCRが、機器が遅れている形で、機種変更してルミパルスにしたことによりまして、操作としては、ルミパルスは比較的簡単な操作なんですけれども、やはり前回の委員会のときに報告しましたとおり、感度がPCRに比べれば少し劣るという形がありますので、PCRで補いながらやるという形で、職員も少し気をつけながらやっているところでございます。  以上でございます。 ◆北川哉 委員  ありがとうございました。  今後、ワクチン接種等が増えて感染者が減少するということも、可能性は十分に期待ができるとは思うんですけれども、また、私が前々から言っている、新たなですね、今後、ウイルス等の新型、新興感染症が来るおそれもありますので、市としてはできる限りこの体制を維持できるようにして、5年後10年後、もしまた新たなものが来たときに体制構築をしていただければと思います。  以上です。ありがとうございました。 ○福永洋一 分科会長  ほかにありませんか。 ◆日隈忍 委員  関連でいいですか。  今ので、ちょっとルミパルスとPCRの併用ということを言われたんだけれども、これ、併用するときに、ルミパルスでやるのかPCRで検査するのかというのは、どのあたりを基準にしてされるんでしょうか。 ◎近藤芳樹 環境総合センター所長  ルミパルスと従来のリアルタイムPCRの使い分けなんですけれども、今、熊本市内でウイルスの検査をできるのが、当センターと民間のCISという会社、それと医師会のPCRセンターと、いろんなところが今PCRの検査ができるような状態になっております。  保健所の方で、発熱外来であったり、保健所で取った通常の検体につきましては民間の検査機関を活用すると。クラスター等の大量の発生のときに当センターの方を活用するというすみ分けをしております。クラスターが発生したときに、大量の検体が長くうちの方に来た場合には、やはりルミパルスを活用していくと。PCRにつきましては、精度が高いということと、試薬の代金がやはりPCRが安いということもありますので、PCRの方は少し検体数が少ないときに活用していくような形を取っていきたいと考えております。  以上でございます。 ◆日隈忍 委員  どうしても今、さっきの答弁でもあったように、ルミパルスが、感度がPCRに比べると問題があるということになって、やはり、できたら感度が高い方がいいのはいいと思うんですね。ですからその辺のところをしっかり、今お聞きしたところ、きちんとした区分けがしてあるということだったので安心しました。  以上です。 ○福永洋一 分科会長  特段いいですね、答弁は。 ◆日隈忍 委員  はい。 ○福永洋一 分科会長  ほかにありませんか。 ◆日隈忍 委員  浄化対策、この小型合併処理浄化槽の設置助成の件で、これが、補正前からすると補正額が半分ぐらいになっているんですけれども、当然、これは今から先のことを考えると合併浄化槽をさらに推進しようということになると思うんですけれども、今の説明では、やはり工事業者の関係とか、いろいろな要因があると思うんですけれども、当然、来年度の予算についても、これは関連してくると思うんですけれども、この合併処理浄化槽をさらに進めていこうというところも含めて、今後の方針というか、対策というのをちょっと教えてもらえればと思います。 ◎緒方宏行 浄化対策課長  今の日隈委員からのお話でございますけれども、当然、国も含めて合併処理浄化槽への転換促進という旗を揚げて、今、重点的な取組で行っているんですけれども、進められているんですけれども、本市におきましても、当初から市政だよりですとか、市のホームページで広報は行っておりますけれども、またさらに、浄化槽施工業者を対象に補助制度の説明会を実施するですとか転換促進の協力を、お願いはしてきたんですけれども、それをまたさらにお願いしていくというような考えでおります。  また今後、研修会のたびにそういった転換の促進をお話しさせていただきますとともに、今後は熊本県の浄化槽協会と連携を図りまして、単独浄化槽世帯を中心に浄化槽の維持管理指導を行いながら合併処理浄化槽の転換を促していきたいと考えているところでございます。  以上です。 ◆日隈忍 委員  多分まだ、単独浄化槽とかは、相当数、万の単位ぐらいであるのではないかなと思うんですけれども、やはりこれを進めていかなきゃなかなか熊本の水環境というのですかね、守るのは非常に難しいと思いますので、2番の被災の分の経費も減額になっていたんですけれども、やはり申請数が少ないということが原因ということでも、お聞きしたところもあったので、やはり今言われたように、推進というか、周知の方法を考えていかないとどうしても、市民にとっては一定の負担がかかるところでもあるので、その辺のところをしっかりやっていただければと思います。  以上です。 ○福永洋一 分科会長  要望でいいですか。 ◆日隈忍 委員  はい。 ◆島津哲也 委員  すみません。資料の11ページの環境政策課のところの1番、エネルギー政策推進経費というところでマイナス補正がされていますけれども、省エネの機器導入の補助金、いろいろPRもされていて、また市民の方の認知度も上がっているのかなと思っていますけれども、今年度と昨年度の比較、件数とか、金額の比較が分かれば教えてください。 ◎池田賀一 環境政策課長  今回の補正の概要を先に説明させていただきます。  今回の1,200万円のうち、主なものといたしましては、電気自動車の申込みなんですけれども、これは、一昨年が84台で昨年が125台ということで、今年200台分の予算を確保しておりましたけれども、結果として、今は60台弱の申込みにとどまっているということで、ここが大きな減額補正の要因となります。  今お尋ねのありました、これまでの取組の状況でございますが、今申し上げました車については、今年度の枠としては大きく広げたところでございます。あとZEHにつきましても昨年度に比べまして、実績としては、昨年が24件に対して今年度は40件ということで伸びております。また、太陽光、蓄電池、エネファームにつきましては、昨年度はトータルで279件でございましたが、今年度は365件の申込みを頂いております。これは、枠の方も増やしておりますので、その中で申込みいただいたという状況でございます。  そのほか、中小企業に対する、設備に対する補助につきましては、昨年度8件から今年度は23件ということで伸びております。そういった状況でございます。  以上でございます。 ◆島津哲也 委員  御丁寧にありがとうございました。  脱炭素、環境問題のことで、やはり力を入れていかなければならないところでございますので、今後も引き続きよろしくお願いします。  以上でございます。 ○福永洋一 分科会長  要望ということでいいですかね。 ◆島津哲也 委員  はい。 ○福永洋一 分科会長  ほかにありませんか。 ◆北川哉 委員  すみません。ちょっと1点。  9ページ2のごみ収集経費と10ページ2の指定収集袋製造等関係経費ということで、入札執行残ということで御説明があったんですけれども、ごみ収集経費に関しては、当然廃棄物量が減ったから、収集していないから金額が減ったという認識でいいのかと、あと、その指定収集袋製造等に関しては、ごみ袋が入札されたところで総量を決められて製造していないから減ったのか、もしくは、材料費が安くなったとか、そういった内容的なところを、執行残に関してのもう少し細かい説明をいただければと思っております。 ◎村上慎一 廃棄物計画課長  まず、ごみ収集経費(政策)、こちらの方の執行残について御説明させていただきます。  この委託料の部分なんですけれども、2,176万3,000円ということで減額しております。この内訳といたしましては、ごみ収集を地域ごとに分けて入札に出しておりまして、13本分の入札の執行残になります。今、入札の方が、やはり平均落札価格、ちょっと予定価格がありますので、はっきりしたところまで申し上げられないのですが、大体7割程度ぐらいでの落札となっておりますので、その部分の執行残でございます。  あと、備品購入費の方は、パッカー車等車両を有しておりますけれども、こちらが10年、20万キロで大体買換えの基準を迎えております。こちらの分も8台分の、これも備品購入の方を入札していますので、こちらの分の減額ということになります。  それと、指定収集袋製造等関係経費でございます。  こちらにつきましては、こちらの執行残の分、昨年度は非常に原材料が当初参考見積りを取った時点より安くなったと、業者からは聞いております。  昨年につきましては、新型コロナの影響もございまして石油価格とかも落ちておりましたので、そういったことが要因だというふうに聞いております。決して、枚数が減ったとか、そういった部分ではございませんのでよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◆北川哉 委員  ありがとうございました。  やはり、最初の当初予定より下がるというときに、説明も、私もなかなか勉強不足のところもありますけれども、今後も教えていただければと思います。  以上です。 ○福永洋一 分科会長  ほかにありませんか。         (発言する者なし) ○福永洋一 分科会長  ほかになければ、以上で環境局に関する議案の審査を終了いたします。  これをもちまして環境水道分科会を閉会いたします。
     お疲れさまでした。                             午前10時43分 閉会 出席説明員  〔環 境 局〕    理事       平 井 英 虎    局長       三 島 健 一    環境推進部長   本 田 昌 浩    環境政策課長   池 田 賀 一    環境政策課副課長 兼 平 進 一    温暖化・エネルギー対策室長                                 右 山 敬 基    環境共生課長   吉 田 香 織    首席審議員兼水保全課長                                 永 田   努    アジア・太平洋水サミット推進室長    環境総合センター所長             廣 瀧 宗 美             近 藤 芳 樹    資源循環部長   上 妻 賢 治    廃棄物計画課長  村 上 慎 一    廃棄物計画課副課長山 本 哲 也    環境施設課長   後 藤   滋    扇田環境センター所長          ごみ減量推進課長 千 原 直 樹             太 田 和 樹    事業ごみ対策室長 菅 本 康 博    浄化対策課長   緒 方 宏 行    北部クリーンセンター所長        西部クリーンセンター所長             本 田 信 之             竹 原 芳 郎    東部クリーンセンター所長        東部環境工場長  畑 田 芳 雄             外 山   誠  〔上下水道局〕    上下水道事業管理者萱 野   晃    技監       堂 薗 洋 昭    総務部長     永 戸 成 佳    総務部首席審議員 桝 田 一 郎    総務課長     藤 本 泰 二    総務課副課長   辻 山   亨    経営企画課長   江 藤 徳 幸    経営企画課副課長 木 村 仁 洋    料金課長     坂 口   潔    給排水設備課長  北 村 竜 彦    給排水設備課副課長上 野 和 弘    計画整備部長   上 村 博 之    計画調整課長   上 田 信 一    水道整備課長   園 田 敏 継    下水道整備課長  猪 口 浩 二    下水道整備課副課長渕 上 弘 樹    維持管理部長   白 岩 武 樹    水相談課長    志 水 隆 司    水相談課副課長  島 村 幸 一    管路維持課長   藤 本   仁    水運用課長    木 村 利 信    水再生課長    正 代 徳 明    水再生課副課長  堀   正 直 〔議案の審査結果〕   議第 22号 「令和2年度熊本市一般会計補正予算」中、環境水道分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 34号 「令和2年度熊本市水道事業会計補正予算」……………(審 査 済)   議第 35号 「令和2年度熊本市下水道事業会計補正予算」…………(審 査 済)...