この際、申し上げます。各
分科会における
審査の
分担等については、タブレットに掲載しておりますので御承知おき願います。
本日の議事に入ります前に、
執行部より発言の申出があっておりますので、これを許可します。
◎
萱野晃 上下水道事業管理者 審議に先立ちまして、1点、御報告と
おわびを申し上げます。
さきの
令和2年第4回
定例会環境水道委員会で、
土壌汚染対策法に基づく届出について御報告を申し上げましたが、過去10年間遡って調査をいたしました結果、市全体の未届けの件数が133件、
うち上下水道局分として5件の未届けの事案が判明いたしました。
このことを受けまして、今後は、
発注段階におけるチェックの強化や職員に対する研修などの
再発防止策を徹底してまいりたいと考えております。
委員各位を初め、市民の皆様に対しまして心から
おわび申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
なお、詳細につきましては3月17日の
環境水道委員会において
担当課長から御
説明申し上げますのでよろしくお願いいたします。
○
福永洋一 分科会長 発言は終わりました。
これより本日の議事に入ります。
今回、当
分科会において
先議案件として
審査を分担します
議案は、
補正予算3件であります。
それでは、
審査の方法及び日程についてお諮りいたします。
今
定例会におきましては、
新型コロナウイルス感染拡大防止のための
議事運営として、
審査の日程を
局ごとに設定し、
審査を行うこととしております。
よって、当
分科会の
審査の日程については、本日これより
上下水道局について、休憩を挟み、
環境局についての
審査を行い、
審査の方法としては、
議案について
説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
福永洋一 分科会長 御異議なしと認め、そのように執り行います。
これより
上下水道局に関する
議案の
審査を行います。
議第34号「
令和2年度熊本市
水道事業会計補正予算」、議第35号「同
下水道事業会計補正予算」、以上2件について一括して
説明を求めます。
◎
江藤徳幸 経営企画課長 私からは、
上下水道局所管2
会計の
令和2年度
補正予算について
説明させていただきます。
環境水道分科会資料、
上下水道局をお願いいたします。
1、2ページは、
補正予算書の
議案をつけております。3ページから
説明させていただきます。
予算決算委員会説明資料では197ページからでございます。
まず、
水道事業会計の
補正予算でございます。
総括の上段、
収益的収支補正額のところですが、収益は2,918万5,000円の
減額、費用は1億938万6,000円の
減額となり、
補正後の
収益的収支差額は8,020万1,000円増加し、28億5,248万円となる
見込みでございます。
下の表、
資本的収支でございますが、収入は6,237万1,000円の
増額、支出は4,982万円の
減額となり、その結果、
収支は1億1,219万1,000円増加し、
不足額は71億4,258万3,000円となる
見込みでございます。
なお、この
不足額につきましては、
減債積立金や
過年度分損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。
次に、4ページ、
収益的収支の
水道事業収益でございます。
主な内訳ですが、
下水道受託工事の減少に伴う
受託工事収益1,646万円の
減額、
一般会計負担金などの
負担金の減などでございます。
次の5ページは、
水道事業費用でございます。
支払消費税や
減価償却費、
人件費など
決算調整に伴い
増減額を行った結果、
減額補正となるものでございます。
次に6ページ上段、
資本的収支の
資本的収入でございます。
主な内訳ですが、
下水道受託工事の増加に伴う
工事負担金6,139万円の増でございます。
続きまして、下段、
資本的支出でございます。
施設改良費や第6次
拡張事業費で他
工事との調整で
増減額となった
請負工事費ほか、
人件費など
決算調整を行った結果、
減額補正となったものでございます。
以上が
水道事業会計でございます。
次に、
下水道事業会計の
補正予算でございます。
7から9ページは、
補正予算書の
議案をつけております。10ページから
説明させていただきます。
予算決算委員会説明資料では203ページからでございます。
上段の業務の
予定量は、
決算見込みに合わせて年間総
処理水量等を
補正しております。
次に、下段の
補正予算でございます。
総括の
収益的収支、
補正額のところですが、収益は4億2,162万6,000円の
減額、費用は3億5,502万2,000円の
減額となり、
補正後の
収益的収支差額は、6,660万4,000円減少し、18億727万8,000円となる
見込みでございます。
続きまして、下の表、
資本的収支でございます。
収入は4億3,124万1,000円の
増額、支出は9億1,015万5,000円の
増額となり、その結果、
収支は4億7,891万4,000円減少し、
不足額は98億9,374万8,000円となる
見込みでございます。
なお、この
不足額につきましては、
減債積立金や
過年度分損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。
次の11ページ、
収益的収支の
下水道事業収益でございます。
主な内訳ですが、
新型コロナウイルス感染症による影響で
下水道使用料が2億543万6,000円減少することや、
長期前受金戻入の減などでございます。
次の12ページ、
下水道事業費用でございます。
主な内訳ですが、
減価償却費や
資産減耗費、
支払利息の減などのほか、
人件費など
決算調整に伴い
増減額を行った結果、
減額補正となるものでございます。
次に13ページ、
資本的収支の
資本的収入でございます。
主な内訳ですが、国の
補正予算対応分による
国庫補助金4億3,200万円の増などでございます。
次に14ページ、
資本的支出でございます。
主な内訳ですが、
建設改良費で、右側の
備考欄に内訳を記載しておりますが、国の防災・減災、
国土強靭化のための5か年
加速化対策を受けた国の
補正予算対応分として、
処理場施設の
改築更新など8億4,000万円を計上したことなどによるものでございます。
以上が
下水道事業会計でございます。
令和2年度
補正予算の
説明は以上でございます。
○
福永洋一 分科会長 以上で
議案の
説明は終わりました。
これより質疑を行います。
分担議案について質疑及び意見をお願いいたします。
(発言する者なし)
○
福永洋一 分科会長 特段ないようですので、以上で
上下水道局に関する2
議案の
審査を終了いたします。
この際、議事の都合により休憩いたします。午前10時10分に再開いたします。
午前10時07分 休憩
───────────
午前10時10分 再開
○
福永洋一 分科会長 休憩前に引き続き
分科会を再開いたします。
この際、
執行部より発言の申出があっておりますので、これを許可します。
◎
三島健一 環境局長 本日これから
補正予算について御審議を賜りますが、その前に私から
おわびを申し上げます。
先週、2月18日付で4件
懲戒処分があっておりますが、そのうちの1件が、
環境局の出先の部署でございますが、昨年7月に、男性の
作業長による職場内の同じ所属の職員に対する
暴行行為がございました。今年の1月に
暴行罪ということで罰金10万円の
略式命令を受けたところでございます。
この事案に伴いまして、先週でございますけれども、本人に対し減給の
懲戒処分が行われたところでございます。
本人は大変反省しているところでございます。私からも直接厳しく指導を行ったところでございますが、このような市政への信頼を失墜させる行為につきまして、この場をお借りして、
委員各位を初め、市民の皆様に深く
おわびを申し上げる次第でございます。
誠に申し訳ございませんでした。
以上でございます。
○
福永洋一 分科会長 発言は終わりました。
これより
環境局に関する
議案の
審査を行います。
議第22号「
令和2年度熊本市
一般会計補正予算」中、当
分科会関係分についての
説明を求めます。
◎
本田昌浩 環境推進部長 令和2年度2月
補正予算について御
説明いたします。
予算決算委員会環境水道分科会環境局資料5ページ、
予算決算委員会説明資料、全体
資料では183ページをお願いいたします。
まず、
総括表にてその概要を御
説明いたします。
環境局所管予算合計でございますが、総額2億466万5,000円の
減額補正を計上いたしております。
これにより、
補正後の額は150億7,727万5,000円となります。
続きまして、その下の
繰越明許費補正について御
説明いたします。
20
清掃費の
埋立処理施設周辺環境整備事業1,500万円ですが、
扇田環境センターの周辺の
農道整備工事に
入札参加者がなく、再公告となり、予定より遅れて業者が決定しましたことから年度内の
整備完了が困難となったため、
予算の繰越しをお願いするものでございます。
2段目の
し尿処理施設解体事業6億6,793万1,000円ですが、
秋津浄化センターの
解体工事及び
施工管理業務委託でございまして、いずれも
令和2年度までの契約でございましたが、現場の
油含有土壌の
撤去工事を追加するため、
令和3年5月末まで工期を延長し、
令和3年度の
完了払いとなりますことから
予算の繰越しをお願いするものでございます。
続きまして、3段目の25
環境保護費の
全国都市緑化フェア関連事業1,900万円ですが、これは
メイン会場の一つとなります立田山憩の森における
アスレチック遊具の
撤去及び
新設費用であり、国の第3次
補正予算を受け、
国庫補助である
社会資本整備総合交付金を活用し整備を行うものでございます。
続きまして、4段目の
家畜排せつ物処理施設整備事業3,845万2,000円につきましては、
東部浄化センター内の
家畜排せつ物受入施設の
増設工事費用でございます。
工事に先立ち実施いたしました
詳細設計業務が、
新型コロナウイルス感染症の影響で遅れが生じ、
工事発注が遅れたため、今年度先行して発注する
工事以外の費用につきまして
予算の繰越しをお願いするものでございます。
私からは以上でございます。引き続き、それぞれの
補正予算の内容につきまして、順次
担当課長が御
説明いたします。
◎
村上慎一 廃棄物計画課長 歳出予算について御
説明いたします。
恐れ入りますけれども、
資料の9ページ、
予算決算委員会説明資料、全体
資料では187ページをお願いいたします。
まず、この表の記載の方法でございますけれども、
事業実施に当たりまして
予算流用を行いまして執行いたしました
経費が含まれるものにつきましては、
事業名の先頭に丸印をつけております。
それでは、
廃棄物計画課関連分について御
説明いたします。
目の10
清掃総務費3,005万6,000円の
減額補正でございます。これは
人件費の
減額によるものでございます。
次に、目の15
じん芥処理費4,248万9,000円の
減額補正の主な内容について御
説明いたします。
2番の
ごみ収集経費(政策)2,873万5,000円の
減額でございますけれども、
廃棄物収集運搬業務委託の入札の
執行残によるものでございます。
次に、3番の
東部環境工場ごみ処理経費292万9,000円の
増額でございますけれども、こちらは、
令和2年7月豪雨におきまして人吉市、芦北町の
災害廃棄物を受け入れたことによります
医薬材料費の
増額等によるものでございます。
次に、6番の
西部交流センター運営経費564万8,000円の
減額でございますけれども、
新型コロナウイルス感染防止のため施設を休館したことに伴いまして、
上下水道使用料が
減額となりましたので、
指定管理料を
減額するものでございます。
次に、7番の
東部環境工場延命化整備経費457万4,000円の
減額でございますけれども、
長寿命化総合計画策定業務委託の入札の
執行残によるものでございます。
次に、目の20
特別清掃費1,613万7,000円の
減額補正の主な内容について御
説明いたします。
次の10ページ、全体
資料では188ページをお願いいたします。
2番の
指定収集袋製造等関係経費3,587万8,000円の
減額補正でございますけれども、入札の
執行残によるものでございます。
次に、4番の
埋立処理経費(経常)1,907万7,000円の
増額補正でございますけれども、これは、
扇田環境センターにおきまして、
令和2年7月豪雨の影響によりまして
下水道の
放流量が増大したため
下水道使用料の増が主な要因となっております。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
◎
緒方宏行 浄化対策課長 続きまして、
浄化対策課関連分について御
説明いたします。
同じ
資料の10ページの中段を御覧いただきたいと思います。
目の25
し尿処理費の1億2,447万円の
増額補正でございます。内容は、
秋津浄化センター解体経費でございます。
地下躯体の解体を進める中で、油を含んだ土砂を発見したため、
土壌調査の委託及び
地下水への流出を防ぐための
油含有土壌の
撤去工事による
経費を追加したことによる
増額でございます。
続きまして、同じ10ページの下段をお願いします。
目の30
浄化槽管理費の6,510万7,000円の
減額補正の内容について御
説明いたします。
1番の
小型合併処理浄化槽設置費助成6,177万1,000円の
減額補正につきましては、
単独処理浄化槽やくみ取便槽から
合併処理浄化槽に入れ替える転換、
熊本地震で被災し
住宅再建の際に新たに
合併処理浄化槽を設置する
災害新設の
補助項目の中で、震災の影響が少なくなってきたこともあり、
災害新設の
申請数が、当初に比べまして約4割の
見込みで
減少傾向にあること、また、
新型コロナウイルス感染症の影響により、施主と業者間の打合せが滞ったことや、7月豪雨による人吉市などへの
浄化槽復旧整備に
工事業者が当たられたことで
転換分の申請が下りなかったのではないかと考えるところでございます。
次に、2番の
被災合併処理浄化槽設置支援経費333万6,000円の
減額補正でございますが、こちらは
下水道事業計画区域において
熊本地震に起因して
合併処理浄化槽の取替え、
新設者を対象に
復興基金を活用した
補助事業でございまして、
住宅再建に伴う復興が進んできたのではないかと思われるように
申請数が
減少傾向にあり、当初に比べ6割弱の
見込みであったことによるものでございます。
説明は以上でございます。
◎
池田賀一
環境政策課長 続きまして、11ページをお願いいたします。
目の10
環境保護総務費でございます。
1番目の
エネルギー政策推進経費の1,200万円の
減額補正でございますが、こちらがEVや
太陽光発電等の
導入補助事業の
決算調整となります。
一つ飛ばしまして、3番目の
水道事業会計繰出金637万5,000円の
増額補正でございますが、こちらは、
令和2年7月の豪雨におきまして、
被災地支援のために
応急給水活動等にかかった
経費でございます。
以上でございます。
◎
吉田香織 環境共生課長 資料は引き続き、同じく11ページでございます。
目20
緑化推進費につきまして、2,875万7,000円の
増額をしております。
主な内容を御
説明いたしますと、まず1番目、
自然環境保全経費につきましては、緑の
じゅうたんサポーター制度で頂いた
寄附金の
積立て等を計上しております。
2番目、
全国都市緑化フェア開催推進経費につきましては、
都市緑化フェア開催に係る立田山憩の森の
整備費用としまして、県への
負担金を計上しております。
3番目としまして、次も
全国都市緑化フェア開催推進経費ですが、先に
繰越明許費補正として
説明させていただきました立田山憩の森における
アスレチック遊具の
撤去及び
新設費用でございます。
説明は以上でございます。
◎
永田努 首席審議員兼水保全課長 同じく
資料11ページでございます。
下段、目25
地下水保全対策費、1億4,176万1,000円の
減額補正でございます。
資料12ページをお願いいたします。
3
東部堆肥センター管理運営経費760万円の
減額でございます。これは、
センターで使用します
電気代が当初想定よりも安くなったものでございます。
次に4アジア・
太平洋水サミット開催経費1億3,400万円の
減額でございます。これは、
サミット延期に伴いまして、熊本市
運営委員会負担金等の
減額でございます。
以上でございます。
◎
近藤芳樹 環境総合センター所長 同じく
資料12ページをお願いします。
目30
環境総合センター費でございます。総額で8,517万6,000円を
減額補正するものです。主なものを
説明させていただきます。
1の
一般検査経費(経常)です。
備品購入費75万1,000円ですが、水の汚れの指標であります
COD測定に使用する機器が年度途中で故障し修理不能であったため、流用を行い、急遽備品として購入したものです。
次に、2
新型コロナウイルス検査体制強化経費です。
需用費の6,116万円の
減額ですが、前回の
定例会で御報告しましたとおり、新たな
検査機器の機種を変更し導入が遅れたこと、また、昨年9月から11月に一旦流行が終息したことなどから、
試薬代の
需用費を
減額するものです。また、
備品購入費1,427万4,000円の
減額は、新たな
検査機器の
機種変更等に伴う
減額を行っております。
最後に、6の
環境総合センター感染症予防事業国県支出金等返還金ですが、
令和元
年度分の当
事業の
補助金について、
令和元年度末の
令和2年1月に、概算による
補助金請求を行いました。
令和2年度になり、
令和2年5月に実績による精算を行ったことから、国に差額の9,000円の
補助金を返還したものです。
説明は以上でございます。
◎
池田賀一
環境政策課長 次に、13ページをお願いいたします。
目の10
下水道費でございます。
下水道事業会計繰出金926万円の
増額補正でございますが、
雨水処理に係る
負担金の増などによるものでございます。
以上でございます。
◎
村上慎一 廃棄物計画課長 続きまして、同じ
資料の中段の
災害復旧費の内容について御
説明いたします。
1番の
扇田周辺環境対策施設災害復旧経費の1,267万9,000円の
減額補正ですけれども、釜尾町の
里道拡幅工事の
執行残によるものでございます。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○
福永洋一 分科会長 以上で
議案の
説明は終わりました。
これより質疑を行います。
分担議案について質疑及び意見をお願いいたします。
◆
北川哉 委員 11ページ、189の
都市緑化フェアの
開催推進経費、今、御
説明のあった立田山
整備経費の中で、
アスレチック撤去費用と。私も行ったことがあるんですけれども、これは、撤去した後にまた新たにこの場所に造るという形でとりあえず
撤去を繰越しするということでよろしいでしょうか。
◎
吉田香織 環境共生課長 まず今ある老朽化したものを
撤去いたしまして、場所は
緑化フェアの会場に合わせた形で、同じ場所ではないんですけれども、新設という形を取らせていただこうと考えております。
◆
北川哉 委員 ありがとうございます。
やはり
撤去するほどのものでもなかった、私もこの
コロナ禍で行ったんですけれども、まだ使えるものも結構あったと思いますし、自然を生かした、
子供たちとしては、すごく行きやすい場所でしたので、
撤去を決めた
要因等も、今日は多分
資料を持ち合わせていないとは思いますので、よければまた御
説明いただければと思っております。
続きまして、12ページの、P190の
検査機器の件になりますけれども、末に納入しましたということでお知らせがあったことは大変ありがたいと思っておりますが、感染の減少があったということ
プラス機器が替わったということで、試薬の代金が減った、
減額ということでありますけれども、今後、これに関して試薬の
予算の予測としては、どのような形で、これから第4波あるかなということで、ここで
減額をしたことをよしとするのか、また、今後、その試薬の予測を立ててしっかりと
予算組みをしていくのかをお答えいただければと思います。
◎
近藤芳樹 環境総合センター所長 環境総合センターにおきましては、現在のところ、約1万3,000
検体分の検査を実施しております。
今のところ、試薬の確保という形で約1万
検体分の在庫を持っておりますので、当面の在庫の確保はできているという形で、それに伴って来年度の
予算も次回要求させていただきたいと考えているところです。
今、新たな
検査機器である
ルミパルスは導入されましたので、
ルミパルスと
PCRを併用しながら
クラスター対策にも対応していきたいと考えております。
以上でございます。
◆
北川哉 委員 ありがとうございました。
また機器が替わったことにより、職員の方の負担であったりとか、もともと従来来るべきであった機械じゃないという
検査方法で、当然確度が下がってくるという予測でしたけれども、そこら辺の調査というのはされているでしょうか。実際、偽陰性とか、分からないとは思うんですけれども、
使い勝手等、確度が悪いと言ってはいけないですけれども、そこの確認というのはされてはいないでしょうか。お答えいただければと思います。
◎
近藤芳樹 環境総合センター所長 当初、全自動の
PCR測定器を導入するという形で計画しておりまして、その機械であれば比較的何種類も必要なく、自動で
PCRをかけて結果が出るという形でした。今回、その全
自動PCRが、機器が遅れている形で、機種変更して
ルミパルスにしたことによりまして、操作としては、
ルミパルスは比較的簡単な操作なんですけれども、やはり前回の
委員会のときに報告しましたとおり、感度が
PCRに比べれば少し劣るという形がありますので、
PCRで補いながらやるという形で、職員も少し気をつけながらやっているところでございます。
以上でございます。
◆
北川哉 委員 ありがとうございました。
今後、
ワクチン接種等が増えて
感染者が減少するということも、
可能性は十分に期待ができるとは思うんですけれども、また、私が前々から言っている、新たなですね、今後、
ウイルス等の新型、
新興感染症が来るおそれもありますので、市としてはできる限りこの体制を維持できるようにして、5年後10年後、もしまた新たなものが来たときに
体制構築をしていただければと思います。
以上です。ありがとうございました。
○
福永洋一 分科会長 ほかにありませんか。
◆
日隈忍 委員 関連でいいですか。
今ので、ちょっと
ルミパルスと
PCRの併用ということを言われたんだけれども、これ、併用するときに、
ルミパルスでやるのか
PCRで検査するのかというのは、どのあたりを基準にしてされるんでしょうか。
◎
近藤芳樹 環境総合センター所長 ルミパルスと従来のリアルタイム
PCRの使い分けなんですけれども、今、熊本市内でウイルスの検査をできるのが、当
センターと民間のCISという会社、それと医師会の
PCRセンターと、いろんなところが今
PCRの検査ができるような状態になっております。
保健所の方で、発熱外来であったり、保健所で取った通常の検体につきましては民間の検査機関を活用すると。クラスター等の大量の発生のときに当
センターの方を活用するというすみ分けをしております。クラスターが発生したときに、大量の検体が長くうちの方に来た場合には、やはり
ルミパルスを活用していくと。
PCRにつきましては、精度が高いということと、試薬の代金がやはり
PCRが安いということもありますので、
PCRの方は少し検体数が少ないときに活用していくような形を取っていきたいと考えております。
以上でございます。
◆
日隈忍 委員 どうしても今、さっきの答弁でもあったように、
ルミパルスが、感度が
PCRに比べると問題があるということになって、やはり、できたら感度が高い方がいいのはいいと思うんですね。ですからその辺のところをしっかり、今お聞きしたところ、きちんとした区分けがしてあるということだったので安心しました。
以上です。
○
福永洋一 分科会長 特段いいですね、答弁は。
◆
日隈忍 委員 はい。
○
福永洋一 分科会長 ほかにありませんか。
◆
日隈忍 委員 浄化対策、この小型
合併処理浄化槽の設置助成の件で、これが、
補正前からすると
補正額が半分ぐらいになっているんですけれども、当然、これは今から先のことを考えると合併浄化槽をさらに推進しようということになると思うんですけれども、今の
説明では、やはり
工事業者の関係とか、いろいろな要因があると思うんですけれども、当然、来年度の
予算についても、これは関連してくると思うんですけれども、この
合併処理浄化槽をさらに進めていこうというところも含めて、今後の方針というか、対策というのをちょっと教えてもらえればと思います。
◎
緒方宏行 浄化対策課長 今の日隈
委員からのお話でございますけれども、当然、国も含めて
合併処理浄化槽への転換促進という旗を揚げて、今、重点的な取組で行っているんですけれども、進められているんですけれども、本市におきましても、当初から市政だよりですとか、市のホームページで広報は行っておりますけれども、またさらに、浄化槽施工業者を対象に補助制度の
説明会を実施するですとか転換促進の協力を、お願いはしてきたんですけれども、それをまたさらにお願いしていくというような考えでおります。
また今後、研修会のたびにそういった転換の促進をお話しさせていただきますとともに、今後は熊本県の浄化槽協会と連携を図りまして、単独浄化槽世帯を中心に浄化槽の維持管理指導を行いながら
合併処理浄化槽の転換を促していきたいと考えているところでございます。
以上です。
◆
日隈忍 委員 多分まだ、単独浄化槽とかは、相当数、万の単位ぐらいであるのではないかなと思うんですけれども、やはりこれを進めていかなきゃなかなか熊本の水環境というのですかね、守るのは非常に難しいと思いますので、2番の被災の分の
経費も
減額になっていたんですけれども、やはり
申請数が少ないということが原因ということでも、お聞きしたところもあったので、やはり今言われたように、推進というか、周知の方法を考えていかないとどうしても、市民にとっては一定の負担がかかるところでもあるので、その辺のところをしっかりやっていただければと思います。
以上です。
○
福永洋一 分科会長 要望でいいですか。
◆
日隈忍 委員 はい。
◆島津哲也
委員 すみません。
資料の11ページの環境政策課のところの1番、
エネルギー政策推進経費というところでマイナス
補正がされていますけれども、省エネの機器導入の
補助金、いろいろPRもされていて、また市民の方の認知度も上がっているのかなと思っていますけれども、今年度と昨年度の比較、件数とか、金額の比較が分かれば教えてください。
◎
池田賀一
環境政策課長 今回の
補正の概要を先に
説明させていただきます。
今回の1,200万円のうち、主なものといたしましては、電気自動車の申込みなんですけれども、これは、一昨年が84台で昨年が125台ということで、今年200台分の
予算を確保しておりましたけれども、結果として、今は60台弱の申込みにとどまっているということで、ここが大きな
減額補正の要因となります。
今お尋ねのありました、これまでの取組の状況でございますが、今申し上げました車については、今年度の枠としては大きく広げたところでございます。あとZEHにつきましても昨年度に比べまして、実績としては、昨年が24件に対して今年度は40件ということで伸びております。また、太陽光、蓄電池、エネファームにつきましては、昨年度はトータルで279件でございましたが、今年度は365件の申込みを頂いております。これは、枠の方も増やしておりますので、その中で申込みいただいたという状況でございます。
そのほか、中小企業に対する、設備に対する補助につきましては、昨年度8件から今年度は23件ということで伸びております。そういった状況でございます。
以上でございます。
◆島津哲也
委員 御丁寧にありがとうございました。
脱炭素、環境問題のことで、やはり力を入れていかなければならないところでございますので、今後も引き続きよろしくお願いします。
以上でございます。
○
福永洋一 分科会長 要望ということでいいですかね。
◆島津哲也
委員 はい。
○
福永洋一 分科会長 ほかにありませんか。
◆
北川哉 委員 すみません。ちょっと1点。
9ページ2の
ごみ収集経費と10ページ2の
指定収集袋製造等関係経費ということで、入札
執行残ということで御
説明があったんですけれども、
ごみ収集経費に関しては、当然廃棄物量が減ったから、収集していないから金額が減ったという認識でいいのかと、あと、その指定収集袋製造等に関しては、ごみ袋が入札されたところで総量を決められて製造していないから減ったのか、もしくは、材料費が安くなったとか、そういった内容的なところを、
執行残に関してのもう少し細かい
説明をいただければと思っております。
◎
村上慎一 廃棄物計画課長 まず、
ごみ収集経費(政策)、こちらの方の
執行残について御
説明させていただきます。
この委託料の部分なんですけれども、2,176万3,000円ということで
減額しております。この内訳といたしましては、ごみ収集を地域ごとに分けて入札に出しておりまして、13本分の入札の
執行残になります。今、入札の方が、やはり平均落札価格、ちょっと予定価格がありますので、はっきりしたところまで申し上げられないのですが、大体7割程度ぐらいでの落札となっておりますので、その部分の
執行残でございます。
あと、
備品購入費の方は、パッカー車等車両を有しておりますけれども、こちらが10年、20万キロで大体買換えの基準を迎えております。こちらの分も8台分の、これも備品購入の方を入札していますので、こちらの分の
減額ということになります。
それと、
指定収集袋製造等関係経費でございます。
こちらにつきましては、こちらの
執行残の分、昨年度は非常に原材料が当初参考見積りを取った時点より安くなったと、業者からは聞いております。
昨年につきましては、新型コロナの影響もございまして石油価格とかも落ちておりましたので、そういったことが要因だというふうに聞いております。決して、枚数が減ったとか、そういった部分ではございませんのでよろしくお願いいたします。
以上でございます。
◆
北川哉 委員 ありがとうございました。
やはり、最初の当初予定より下がるというときに、
説明も、私もなかなか勉強不足のところもありますけれども、今後も教えていただければと思います。
以上です。
○
福永洋一 分科会長 ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○
福永洋一 分科会長 ほかになければ、以上で
環境局に関する
議案の
審査を終了いたします。
これをもちまして
環境水道分科会を閉会いたします。
お疲れさまでした。
午前10時43分 閉会
出席
説明員
〔環 境 局〕
理事 平 井 英 虎 局長 三 島 健 一
環境推進部長 本 田 昌 浩
環境政策課長 池 田 賀 一
環境政策課副課長 兼 平 進 一 温暖化・エネルギー対策室長
右 山 敬 基
環境共生課長 吉 田 香 織
首席審議員兼水保全課長
永 田 努
アジア・太平洋水サミット推進室長
環境総合センター所長
廣 瀧 宗 美 近 藤 芳 樹
資源循環部長 上 妻 賢 治
廃棄物計画課長 村 上 慎 一
廃棄物計画課副課長山 本 哲 也 環境施設課長 後 藤 滋
扇田環境センター所長 ごみ減量推進課長 千 原 直 樹
太 田 和 樹
事業ごみ対策室長 菅 本 康 博
浄化対策課長 緒 方 宏 行
北部クリーン
センター所長 西部クリーン
センター所長
本 田 信 之 竹 原 芳 郎
東部クリーン
センター所長 東部環境工場長 畑 田 芳 雄
外 山 誠
〔
上下水道局〕
上下水道事業管理者萱 野 晃 技監 堂 薗 洋 昭
総務部長 永 戸 成 佳 総務部
首席審議員 桝 田 一 郎
総務課長 藤 本 泰 二 総務課副課長 辻 山 亨
経営企画課長 江 藤 徳 幸 経営企画課副課長 木 村 仁 洋
料金課長 坂 口 潔 給排水設備課長 北 村 竜 彦
給排水設備課副課長上 野 和 弘 計画整備部長 上 村 博 之
計画調整課長 上 田 信 一 水道整備課長 園 田 敏 継
下水道整備課長 猪 口 浩 二
下水道整備課副課長渕 上 弘 樹
維持管理部長 白 岩 武 樹 水相談課長 志 水 隆 司
水相談課副課長 島 村 幸 一 管路維持課長 藤 本 仁
水運用課長 木 村 利 信 水再生課長 正 代 徳 明
水再生課副課長 堀 正 直
〔
議案の
審査結果〕
議第 22号 「
令和2年度熊本市
一般会計補正予算」中、
環境水道分科会関係分
……………………………………………………………(審 査 済)
議第 34号 「
令和2年度熊本市
水道事業会計補正予算」……………(審 査 済)
議第 35号 「
令和2年度熊本市
下水道事業会計補正予算」…………(審 査 済)...