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1. 荒尾市議会 2021-06-24
   2021-06-24 令和３年第３回定例会（４日目）　本文

   
   取得元: 荒尾市議会公式サイト
   最終取得日: 2023-05-08
   2021-06-24：令和３年第３回定例会（４日目）　本文 （文書 101 発言中）0 発言ヒット ▼最初のヒットへ（全 0 か所）/ 表示中の内容をダウンロード 1：◯議長（安田康則君） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午後１時３１分　開会 ◯議長（安田康則君）　これより、本日の会議を開きます。 　日程に入ります前に、この際、議長より申し上げます。 　今定例会から冷房が入っているとはいえ、マスク着用のまま長時間にわたり発言を続けることは、熱中症など体調を崩す一因と考えられます。よって、飛沫感染防止のために、議長席、壇上、質問席の３カ所については飛沫感染防止シートを設置しておりますので、この３カ所で発言する場合は、マスクの着用を求めないものとしますので、よろしくお願いいたします。 　それでは、日程に従い会議を進めます。 　　　──────────────────────────────── 　　日程第１議第３１号専決処分について（荒尾市税条例等の一部改正）から、 　　日程第１７令和３年請願第１号新型コロナ禍によるコメ危機の改善を求める 　　る請願まで（委員長報告・質疑・討論・表決） 2：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　日程第１、議第３１号専決処分について（荒尾市税条例等の一部改正）から、日程第１７、令和３年請願第１号新型コロナ禍によるコメ危機の改善を求める請願まで、以上一括議題といたします。 　この際、各常任委員長から、委員会の審査の経過及び結果について報告を求めます。総務文教常任委員長鶴田賢了議員。 　　〔総務文教常任委員長鶴田賢了君登壇〕 3：◯総務文教常任委員長（鶴田賢了君） ◯総務文教常任委員長（鶴田賢了君）　総務文教常任委員会に付託されました議案５件について、委員会における審査の結果及び経過について御報告いたします。 　本委員会に付託されました議第３３号荒尾市ウェルネス拠点施設（仮称）ＰＦＩ事業等審査委員会条例の制定について、議第３４号荒尾市指定管理候補者選定委員会条例の制定について、議第３５号荒尾市職員の服務の宣誓に関する条例及び荒尾市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、議第３６号荒尾市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、議第３９号（仮称）荒尾市・長洲町学校給食センター厨房機器製造請負契約の締結について、この５議案となっておりますが、いずれも異議なく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。 　以上です。 4：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　産業建設常任委員長菰田正也議員。 　　〔産業建設常任委員長菰田正也君登壇〕 5：◯産業建設常任委員長（菰田正也君） ◯産業建設常任委員長（菰田正也君）　産業建設常任委員会に付託されました議案１件について、委員会における審査の結果及び経過について御報告いたします。 　令和３年請願第１号新型コロナ禍によるコメ危機の改善を求める請願について、 　審査の結果、不採択であります。
   　審査の経過。本件については、1)市場に滞留する在庫米を政府が買い上げたとしても、市場関係者の中で完結してしまい、米価の維持、上昇にはつながらない。むしろ、コロナ禍という危機的な状況の中では、農家の規模にかかわらず、特別な経営所得安定対策の充実など、政策的枠組みの中身を拡充することが今、必要だと考えられる。2)以前、国内の作付け不良があり、政府米が底をつき、輸入米で窮地を脱した。高関税を課して輸入を制限する対案がミニマムアクセス米で、通常は主食ではなく、飼料用やお菓子用などに利用されている。これまでの経緯からも、安易にミニマムアクセス米の輸入数量抑制を行うことは適切でないため、本請願の願意は妥当でないとの反対討論と、在庫米を減少させてコメの価格下落に歯止めをかけ、農業者の生活を守るためにも、本請願の願意は妥当であるとの賛成討論があり、本件を採択することについて採決した結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。 　以上でございます。 6：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　市民福祉常任委員長俣川勝範議員。 　　〔市民福祉常任委員長俣川勝範君登壇〕 7：◯市民福祉常任委員長（俣川勝範君） ◯市民福祉常任委員長（俣川勝範君）　市民福祉常任委員会に付託されました事件の審査の経過及び結果について御報告いたします。 　議第３１号専決処分について（荒尾市税条例等の一部改正）。 　審査の結果、承認であります。 　審査の経過。本件につきましては、異議なく承認すべきものと決定いたしました。 　議第３７号荒尾市手数料条例の一部改正について、議第３８号荒尾市国民健康保険条例の一部改正について。 　以上の２議案については、審査の結果、いずれも原案可決であります。 　審査の経過。これらの２議案については、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 　以上、市民福祉常任委員会の委員長報告とさせていただきます。 8：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　財務常任委員長小田龍雄議員。 　　〔財務常任委員長小田龍雄君登壇〕 9：◯財務常任委員長（小田龍雄君） ◯財務常任委員長（小田龍雄君）　財務常任委員会に付託されました８議案について、委員会における審査の結果及び経過について御報告いたします。 　まず、議第３２号専決処分について（令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第２号））でありますが、異議なく承認すべきものと決定しております。 　次に、議第４０号令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第３号）は、マイナンバーカードに係る個人番号カード交付円滑化推進事業費については、個人情報の流出・漏えい問題が払拭されていないため妥当ではない。南新地地区ウェルネス拠点施設整備等民間事業者選定に係るアドバイザリー業務委託料については、現時点（委員会審査時）では、判断がつかないとの理由から反対との討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しております。 　なお、残余の議第４１号令和３年度荒尾市国民健康保険特別会計補正予算（第１号）、議第４２号令和３年度荒尾市介護保険特別会計補正予算（第１号）、議第４３号令和３年度荒尾市後期高齢者医療特別会計補正予算（第１号）、議第４４号令和３年度荒尾市南新地土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）、議第４５号令和３年度荒尾市下水道事業会計補正予算（第１号）、議第４６号令和３年度荒尾市病院事業会計補正予算（第１号）、以上６議案につきましては、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しております。 　以上でございます。 10：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　これより、各常任委員長の報告に対する質疑を許します。 　質疑はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 11：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　質疑なしと認めます。 　これより、議事日程の順序により討論に入ります。 　議第３１号専決処分について（荒尾市税条例等の一部改正）について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 12：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。 　議第３２号専決処分ついて（令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第２号））について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、承認であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 15：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、承認することに決しました。 　議第３３号荒尾市ウェルネス拠点施設（仮称）ＰＦＩ事業等審査委員会条例の制定について討論に入ります。討論はありませんか。 　３番北園敏光議員。 　　〔３番北園敏光君登壇〕 16：◯北園敏光君 ◯北園敏光君　議第３３号荒尾市ウェルネス拠点施設（仮称）ＰＦＩ事業等審査委員会条例の制定について、反対討論を行います。 　この条例は、道の駅基本計画に示されているように、道の駅と保健・福祉・子育て支援施設を一緒にＰＦＩ事業として民間に建設から運営まで全てを委託するために、その業者の選定等を含めてこの条例案が提出されているものと思います。 　私は、この議会において荒尾市の今後の将来を見据え、この議会ではこの議案が最も重要であると認識をしております。議会の中では、道の駅の建設につきましては、様々な意見が交わされてきたと思います。その中には、一度立ち止まって検討をしたほうがいいのではないかという意見も出されていると思いますが、私は、この条例が制定をされれば、少なくとも今年の１２月まで数回の委員会が開催されて詳細の枠組みが決まり、１２月に債務負担行為の予算が決まれば、いよいよストップはできないのではないかというふうに思います。 　そもそも私は、この道の駅の基本構想から基本計画素案、基本計画全て読んでまいりましたが、なかなか感動をするには至りませんでした。やはり、これから荒尾市において、この道の駅がどのような目的を持って、そして、市民がこの道の駅ができることにどのような夢が託せるのか、そういうものが感動として返ってくるものと思います。 　そして、今年の５月には、私が一般質問で取り上げましたように、会計検査院が全国の国が発注したＰＦＩ事業において、三十数％が経営破綻に陥ったり、平成３０年までにＰＦＩの事業が終了したものについて、このＰＦＩの選択が適正であったかどうかが認識・認証されていないということが明記されていたわけでございます。 　私は、そこで、やはりこの計画は本当に大変重要な問題でありますし、本当に価値ある有効な市民が期待できる道の駅にするためには、一度立ち止まり、十分に市民の意見も聞き、再検討するのがよりよいのではないかと思います。とりわけ道路が通って、場所的にも非常に奥まったところで建設が予定されております。そのような意味から、私は、拙速にこの条例案を制定することには反対を申し上げます。 　以上、反対討論といたします。 17：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　ほかに討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　これにて、討論は終結いたしました。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件の採決は起立により行います。本件は、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 19：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　起立多数であります。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第３４号荒尾市指定管理候補者選定委員会条例の制定について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 21：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第３５号荒尾市職員の服務の宣誓に関する条例及び荒尾市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第３６号荒尾市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 24：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第３７号荒尾市手数料条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第３８号荒尾市国民健康保険条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第３９号（仮称）荒尾市・長洲町学校給食センター厨房機器製造請負契約の締結について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第４０号令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第３号）について討論に入ります。 　討論の通告があります。７番坂東俊子議員。 　　〔７番坂東俊子君登壇〕 32：◯坂東俊子君 ◯坂東俊子君　議第４０号令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第３号）について、新社会党議員団を代表して反対の立場で討論をいたします。 　新社会党議員団は、マイナンバー制度に対しては反対してまいりました。今回は、マイナポイントとして５，０００円を上限として付与し、地域に出張受付申請し、便宜を与えることで、マイナンバーカードを取得する人が増えました。昨年の８月２３日時点は１９％だったのが、今、３７％以上になっております。２０１６年１月１日、マイナンバー制度が始まりました。社会保障・税番号制度の構築の問題点は、情報流出、漏えい問題であり、プライバシー権の侵害のおそれはまだ払拭されていません。また、マイナンバー制度の目的は、個人情報の一元管理と管理社会への構築をつなげることを懸念するものです。 　このような理由で、この予算に反対いたします。 33：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　ほかに討論はありませんか。 　　〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 34：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　北園敏光議員。 　　〔３番北園敏光君登壇〕 35：◯北園敏光君 ◯北園敏光君　議第４０号令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第３号）に反対討論を行います。 　ただいま、坂東議員がマイナンバー関連の予算が組まれているということをおっしゃいました。私も、その点は反対で同感でございますが、先ほど議第３３号のＰＦＩ事業等審査委員会条例の制定の件で反対の討論を行いましたが、この補正予算の中には４，８００万２，０００円のアドバイザリー事業委託料が債務負担行為として計上をされております。つまり、この議第４０号と議第３３号はセットであると思います。この道の駅の事業、そしてこの補正予算、これは開会１週間前に出されており、ほとんど市民の中では、まだ全く御存じない状況の中で、傍聴者やインターネット中継を見られた方のみしか御存じでないと思いますが、やはり、この事業そのものが議会で当然過半数になれば可決というふうにはなりますが、市民の意思・意見を十分に反映して、慎重に事を進められる、これが必要ではないかと思います。
   　以上、先ほどの条例案の反対と同じく、関連しますので、この補正予算には反対することを申し上げたいと思います。 36：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　ほかに討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 37：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　これにて討論は終結いたしました。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件の採決は、起立により行います。本件は、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 38：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　起立多数であります。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第４１号令和３年度荒尾市国民健康保険特別会計補正予算（第１号）について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 39：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第４２号令和３年度荒尾市介護保険特別会計補正予算（第１号）について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第４３号令和３年度荒尾市後期高齢者医療特別会計補正予算（第１号）について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 44：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第４４号令和３年度荒尾市南新地土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 45：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第４５号令和３年度荒尾市下水道事業会計補正予算（第１号）について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第４６号令和３年度荒尾市病院事業会計補正予算（第１号）について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　令和３年請願第１号新型コロナ禍によるコメ危機の改善を求める請願について討論に入ります。 　討論の通告があります。５番古城義郎議員。 　　〔５番古城義郎君登壇〕 51：◯古城義郎君 ◯古城義郎君　先ほど、菰田委員長のほうより報告がございました内容に少し重複する部分もありますけれども、不採択というのが妥当だと考えまして、請願に対する意見を述べさせていただきます。 　趣旨書に書いてあるように、人口減少と新型コロナ禍において大幅に米の需要が低下し、超在庫米が深刻な問題となっており、令和３年６月末、民間在庫量が２１２万トンとなっております。また、令和２年度産の米価は、前年度に比べ１１月までの相対取引価格で６７３円下がっております。令和３年ではこれ以上の米価下落を防ぐため、主食用米の過去最大規模の作付の転作が必要となっております。 　こうした状況の中から、令和３年度主食用米生産量の見通しは、令和２年度産から３０万トン減の６９３万トンと示されております。また、令和２年、令和３年の備蓄米の買入れ契約数量はそれぞれ２１万トン、２０．７万トンとなっており、適正備蓄水準が１００万トン程度であるということを考えますと、保有期間が一定の期間を経過している米については、必要に応じ品質の確認が行われた上で、年間１３万トンから２１万トンの範囲で非常食用として転売されております。 　こうした状況において、政府における対応に様々な政策があり、水田活用の直接支払交付金、新市場開拓に向けた水田リノベーション事業、麦・大豆収益性・生産性向上プロジェクトなどがあります。簡単に言いますと、水田活用というのは、米粉用米とＷＣＳと飼料米とかを作付して転作補助金という形でいただけるということですね。そのほかに経営安定対策として、少しの掛け金で米価が下落した際には収入を最大９割補填する制度などもあります。 　これらのことを踏まえまして、請願事項にあるコロナ禍で生まれた市場に滞留する在庫を政府が買い取るなどして市場から隔離し、需給環境を改善するとともに、米価下落に歯止めをかけると記してありますが、自分たち農家としては、規模の大小にかかわらず農家への支援事業としては、コロナ禍における特別な経営安定対策の充実を望んでおります。コロナ禍の特例として直接的な支援を行うことで、農家それぞれが自分たちで次年度以降の経営内容を考え、作付面積の変更や戦略的作物への転換を行いながら、国への要望や政策への転換を述べていくことが大切だと思います。政府が一時的に市場に滞留する在庫米を買い上げたとしても、市場関係者の中で終わってしまい、一時的にも米価の維持・上昇にはつながらないと思います。かつてない危機的状況の中において、主食用米生産者だけでなく、全ての農林水産を営む人たちに対しての支援を政策的枠組みの中身を充実、または拡充することが緊急の対策になると考えております。 　続きまして、米国並みの食料支援制度については、これは大統領選挙におきましてのパフォーマンス的な要素が大きく、農産物全体において２兆円規模の政府による買入れを行い、生活困窮者への支援の方針を打ち出してありますけれども、これは全く日本においては参考にならないことだと考えております。 　また、先ほどミニマムアクセスの問題もありましたけれども、これは輸入量制限について、これを解除してなくしてしまいますと、バランスの問題でほかの産業に多くの影響があると考えております。 　以上のことから、この請願につきましては、不採択が妥当だと考えております。議員各位の御同意をお願いいたします。 52：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　ほかに討論はありませんか。３番北園敏光議員。 　　〔３番北園敏光君登壇〕 53：◯北園敏光君 ◯北園敏光君　この請願の紹介議員になりましたので、賛成の立場から討論に参加をしたいと思います。 　私は、この団体の方から資料も頂き、自らも資料をそろえて吟味をいたしました。この請願に盛り込まれている過剰在庫米につきましては、農協中央会が令和４年、令和５年と続けて、今の状況が続けば２２０万トン以上在庫米が滞留して減らないというグラフと、それに伴って６０キロ当たりの単価が１万１，０００円まで下がるという折れ線グラフの説明をいただいたわけでございます。それで、その対策として、国に対して、まず国がその在庫米を買い取って価格の安定を図ってもらう、そのような大変切羽詰まった状況があるということで、この請願を出されたという経過を伺いました。 　その資料の中に、元農協中央会の専務理事で自民党参議院議員の山田俊男さんの農水委員会での質疑を紹介されました。先ほどの古城議員の説明とも重なる部分がありますが、この説明書では、ＪＡ生産者は生産調整を実施すること、また、麦や大豆や野菜などの格付けが必要である。そして、次に、政府は過剰米の輸出、飼料用米や米粉など新しい用途へ仕向けること、そして、三つ目に、政府が在庫として積み上げることも必要ですと。だから、国が買い取るということも指摘をされているような状況です。 　そして、この議員は最後に、これは私どもの日本共産党の政策と一致するんですが、規制改革推進会議などの言うとおり、自由な生産・流通・販売を許してはいけない。それだと一気に価格が暴落し、日本の水田農業は荒廃します、こう述べられており、今回請願に訪れた方の説明は、とにかく全国的に、特に、新潟や東北、北海道など大規模農家はもう切羽詰まっているという状況をお伺いしたわけでございます。 　それで、請願の１項目に、このコロナ禍、もちろん９月から、コロナ禍以前から輸入超過で在庫が増える中で新型コロナが輪をかけていたと。だから、需給改善をして米価下落に歯止めをかけることというのは、そのような逼迫した農村の要望であるのは間違いないのではないかというのが、１項目の私の受け止めでございます。 　そして２番目は、先ほど米国と言われましたが、この制度は欧米というヨーロッパの形式で食料支援をやっている。特に、日本の場合は、荒尾市も大学生がいる家庭について、米を支給されました。そういう中身も含む内容だという説明を受けました。 　３番目は、これはいろいろ考え方の、立場は違うでしょうけれども、この国内消費に必要な外国産米、いわゆるミニマムアクセス米ですね。これは、外国から一定量間違いなくずっと入ってきているんですが、やっぱり国内で米が余った場合は、そのときは需給状況に応じて輸入数量を抑制することは当然必要ではないかと。私ども日本共産党は、やはり食料自給率を高めるためには、機械的に外国米を増やしていく、こういう考え方には立っておりませんので、この３番目については、そういう意味でも私は賛成をしたわけでございます。 　以上、賛成討論といたします。 54：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　ほかに討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　これにて討論は終結いたしました。 　採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本請願に対する委員長の報告は、不採択であります。本件については、原案についてお諮りいたします。原案について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 56：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　起立少数であります。よって、本請願は、不採択とすることに決しました。 　　　──────────────────────────────── 　　日程第１８議第４７号令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第４号）及び日 　　程第１９議第４８号（仮称）荒尾市・長洲町学校給食センター新築工事請負 　　契約の締結について（提案理由説明・質疑・討論・表決） 57：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　日程第１８、議第４７号令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第４号）及び日程第１９、議第４８号（仮称）荒尾市・長洲町学校給食センター新築工事請負契約の締結について、以上２件を一括議題といたします。 　これより、上程議案について提案理由及び議案の内容の説明を求めます。浅田市長。 　　〔市長浅田敏彦君登壇〕 58：◯市長（浅田敏彦君） ◯市長（浅田敏彦君）　提案理由の説明に先立ちまして、１点御報告を申し上げます。 　高齢者への新型コロナウイルス感染症のワクチン接種につきましては、今月に入り市内の多くの医療機関で個別接種が始まっておりますが、集団接種の第２会場となります東大谷体育館につきましても、予定どおり明後日６月２６日から接種を開始いたします。 　今後も、一日も早く市民の皆様に安心をお届けすることができますよう、熊本県や医療機関等と連携しながら万全の体制で臨んでまいります。 　さて、今回、追加提案をさせていただきます議案についてでございますが、まずは議第４７号令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第４号）でございます。 　国の新型コロナウイルス感染症の生活困窮者自立支援事業により、本市におきましても対象者に支援金を支給するための補正予算となります。 　次に、議第４８号（仮称）荒尾市・長洲町学校給食センター新築工事請負契約の締結についてでございます。 　工事請負契約を締結することについて、地方自治法第９６条第１項第５号の規定により、議会の議決を求めるというものでございます。 　各議案の詳細につきましては、教育長及び総務部長から説明をいたしますので、議員の皆様におかれましては慎重審議の上、御賛同いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 59：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　石川総務部長。 　　〔総務部長石川陽一君登壇〕 60：◯総務部長（石川陽一君） ◯総務部長（石川陽一君）　私のほうからは、追加提案いたします議案１件、一般会計補正予算について御説明いたします。 　追加の議案書の１ページを御覧ください。 　議第４７号令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第４号）でございます。 　本補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ２，１８６万８，０００円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ２４３億６，０１５万１，０００円とするものでございます。 　補正内容につきましては、議案資料で御説明いたしますので、議案資料の１ページをお願いいたします。 　３款民生費の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業費でございますが、新型コロナウイルス感染症対策に係る特例貸付けが利用できず、生活に困窮する世帯に対し、収入、資産など一定の要件の基に世帯員数の区分による支援金を支給するもので、この支援金のほか、事務費等の所要の経費の計上となります。令和３年７月からの申請開始ということで、早急な対応が必要となり、追加提案させていただくものです。 　なお、財源といたしましては、当該事業費の全額が国庫補助金となります。 　以上、概略となりますが、説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 61：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　浦部教育長。 　　〔教育長浦部　眞君登壇〕 62：◯教育長（浦部　眞君） ◯教育長（浦部　眞君）　私のほうからは、追加議案の議第４８号（仮称）荒尾市・長洲町学校給食センター新築工事請負契約の締結について御説明をいたします。 　恐れ入りますが、追加の議案書の１３ページをお開き願います。 　学校給食センター建設における工事請負契約を締結することにつきまして、地方自治法第９６条第１項第５号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
   　提案理由といたしまして、本契約が１億５，０００万円以上の工事の請負に該当しますことから、荒尾市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第２条の規定により、議会の議決を必要とするからでございます。 　工事請負契約の内容につきましては、議案資料で御説明いたしますので、議案資料の２ページをお願いいたします。 　１から５に工事番号、工事名、工事場所、工期、施工理由を記載しております。 　工事概要は、鉄骨造り２階建て、延べ床面積３，３８７．４１平方メートルの建設本体工事一式等でございます。 　契約方法は、条件付き一般競争入札、入札執行日は、令和３年６月２日でございます。 　入札参加者は、記載の２共同企業体で、契約の相手方は熊本県荒尾市一部４１４番地１、中尾・興亜・豊特定建設工事共同企業体、代表者・株式会社中尾建設、代表取締役・中尾光生でございます。 　仮契約締結日は令和３年６月９日で、予定価格２０億９，１０５万５００円に対し、契約金額は２０億４，８２０万円となっております。 　議第４８号につきましては、以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 63：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　以上で、議案の説明は終了いたしました。 　これより、上程議案に対する質疑を行いますが、質疑の通告がありませんので、これにて質疑を終結いたします。 　お諮りいたします。ただいま議題となっております両件の委員会付託は、会議規則第３６条第３項の規定により省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 64：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、両件の委員会付託は、省略することに決しました。 　これより、議事日程の順に討論に入ります。 　まず、議第４７号令和３年度荒尾市一般会計補正予算（第４号）について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本件を、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 66：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　全員起立であります。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　議第４８号（仮称）荒尾市・長洲町学校給食センター新築工事請負契約の締結について討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本件を、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 68：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　全員起立であります。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 　　　──────────────────────────────── 　　日程第２０議第４９号荒尾市教育委員会委員の任命について及び日程第２１ 　　議第５０号荒尾市教育委員会委員の任命について（提案理由説明・質疑・討 　　論・表決） 69：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　日程第２０、議第４９号荒尾市教育委員会委員の任命について、日程第２１、議第５０号荒尾市教育委員会委員の任命について、以上両件を一括議題といたします。 　これより、提案理由及び議案内容の説明を求めます。浅田市長。 　　〔市長浅田敏彦君登壇〕 70：◯市長（浅田敏彦君） ◯市長（浅田敏彦君）　議第４９号及び議第５０号の荒尾市教育委員会委員の任命についてでございます。 　次の者を荒尾市教育委員会委員に任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第４条第２項の規定により、議会の同意を求めるというものでございます。 　議第４９号の氏名は深浦淳美、住所は、記載のとおりでございます。 　提案理由といたしましては、境民子委員は、令和３年７月１０日をもって任期が満了するので、その後任委員を任命したいからであるというものでございます。 　次に、議第５０号の氏名は谷本ひとみ、住所は、記載のとおりでございます。 　提案理由といたしましては、西尾直子委員は、令和３年７月１０日をもって任期が満了するので、その後任委員を任命したいからであるというものでございます。 　なお、本人の履歴につきましては、議第４９号資料及び議第５０号資料としてお手元に配付をいたしておりますので、よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。 71：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　以上で、議案の説明は終了いたしました。 　これより、上程議案に対する質疑を行いますが、質疑の通告がありませんので、これにて質疑を終結いたします。 　お諮りいたします。両件の委員会付託は、会議規則第３６条第３項の規定により省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、両件の委員会付託は、省略することに決しました。 　これより、議事日程の順に討論に入ります。 　まず、議第４９号荒尾市教育委員会委員の任命について、討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本件について、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 74：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　全員起立であります。よって、本件は、原案に同意することに決しました。 　次に、議第５０号荒尾市教育委員会委員の任命について、討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本件について、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 76：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　全員起立であります。よって、本件は、原案に同意することに決しました。 　　　──────────────────────────────── 　　日程第２２諮問第１号人権擁護委員の候補者の推薦について（提案理由説明 　　・質疑・討論・表決） 77：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　日程第２２、諮問第１号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 　これより、提案理由及び議案内容の説明を求めます。浅田市長。 　　〔市長浅田敏彦君登壇〕 78：◯市長（浅田敏彦君） ◯市長（浅田敏彦君）　諮問第１号人権擁護委員の候補者の推薦についてでございます。 　次の者を人権擁護委員の候補者に推薦することについて、人権擁護委員法第６条第３項の規定により、議会の意見を求めるというものでございます。 　氏名は山田利美子、住所は、記載のとおりでございます。 　提案理由といたしましては、山田利美子委員は、令和３年９月３０日をもって任期が満了するので、その後任委員の候補者として引き続き推薦したいからでございます。 　なお、本人の履歴につきましては、諮問第１号資料としてお手元に配付いたしておりますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 79：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　以上で、議案の説明は終了いたしました。 　これより、上程議案に対する質疑を行いますが、質疑の通告がありませんので、これにて質疑を終結いたします。 　お諮りいたします。本件の委員会付託は、会議規則第３６条第３項の規定により省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件の委員会付託は、省略することに決しました。 　これより、討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本件については、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 82：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　全員起立であります。よって、本件は、原案に同意することに決しました。 　　　──────────────────────────────── 　　日程第２３意見書第１号有明海再生の根源的な解決を図るために、国が福岡 　　高裁による和解協議の提案を受け入れるよう求める意見書（趣旨弁明・質疑 　　・討論・表決） 83：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　日程第２３、意見書第１号有明海再生の根源的な解決を図るために、国が福岡高裁による和解協議の提案を受け入れるよう求める意見書を議題といたします。 　意見書の趣旨弁明を求めます。３番北園敏光議員。 　　〔３番北園敏光君登壇〕 84：◯北園敏光君 ◯北園敏光君　それでは、趣旨弁明を行います。 　意見書第１号有明海再生の根源的な解決を図るために、国が福岡高裁による和解協議の提案を受け入れるよう求める意見書。 　上記の意見書を別紙のとおり会議規則第１３条第１項の規定により提出する。 　　令和３年６月２４日提出 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　提出者　市議会議員　北園敏光 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　賛成者　　　〃　　　田中浩治 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　谷口繁治 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　坂東俊子 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　木村誠一 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　野田ゆみ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　鶴田賢了 有明海再生の根源的な解決を図るために、国が福岡高裁による和解協議の提案を受け
   入れるよう求める意見書 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　別紙添付 　提案理由。 　有明海の水産業の発展、漁業者の福祉の増進、水産資源の適切な保存及び管理を図 るとともに、諫早干拓地農業の安定的な発展・持続との共存を実現するためにも、福 岡高裁の和解協議の提案を受入れ、国による主体的かつ積極的な関与を強く求めたい からであります。 有明海再生の根源的な解決を図るために、国が福岡高裁による和解協議の提案を受け 入れるよう求める意見書 　本年４月２８日、国営諫早湾干拓工事による潮受け堤防排水門の開門確定判決に対 する国による請求異議訴訟の差戻しを審議する福岡高裁が、当事者双方に対して和解 協議の提案、和解協議に関する考え方を示した。 　この提案では、有明海は国民にとって貴重な自然環境及び水産資源の宝庫として、 その恵沢を国民が等しく享受し、後代の国民に継承すべきものとされ、国民的資産と いうべきものである。本訴訟の審理の状況のみならず、各排水門の開門をめぐる一連 の紛争経過を踏まえ、その根源的な解決を図るため、当事者双方に対して和解協議の 場についた上で、合理的な期間内に集中的に協議を重ねることを求めるとしている。 　そして、福岡高裁は、国に対し国民の利害調整を総合的・発展的観点で行う広い権 能と職責とを有する控訴人のこれまで以上の尽力が不可欠であり、まさにその過程自 体が今後の施策の効果的な実現に寄与するものと理解しているとし、和解協議を実現 するために国が主体的かつ積極的関与を強く期待するとしている。 　この福岡高裁の提案は、解決の見通しが見えないまま、あまりにも長期に及び混乱 が続いてきた現状を打開するために、全ての当事者が話し合いの場に立つことにより 有明海の水産業の発展、漁業者の福祉の増進、水産資源の適切な保存及び管理を図る とともに、諫早干拓農地の安定的な発展・持続との共存を実現するなど国の役割が発 揮され、事態打開の展望を見出すことが期待できるまたとない機会となるものである。 　福岡高裁の和解協議の提案を受入れ、国による主体的かつ積極的な関与を強く求め る。 　以上、地方自治法第９９条の規定により意見書を提出する。 　令和３年６月２４日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　荒尾市議会 　　　あて先 　　　　　　衆議院議長　　　参議院議長　　　内閣総理大臣 　　　　　　農林水産大臣 　以上でございますが、議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 　　　──────────────────────────────── 85：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　趣旨弁明は終了しました。 　これより、本件に対する質疑を許します。質疑はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 86：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　質疑なしと認めます。 　お諮りいたします。本件の委員会付託は、会議規則第３６条第３項の規定により省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 87：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件の委員会付託は、省略することに決しました。 　これより、討論に入ります。 　討論の通告があります。１１番菅嶋公尚議員。 　　〔１１番菅嶋公尚君登壇〕 88：◯菅嶋公尚君 ◯菅嶋公尚君　有明海再生の根源的な解決を図るために、国が福岡高裁による和解協議の提案を受け入れるよう求める意見書について、反対討論をさせていただきます。 　諫早湾干拓関係訴訟につきましては、開門派の漁業者の方々が潮受け堤防の閉め切りによる漁業被害を訴えた佐賀開門訴訟において、福岡高等裁判所は、平成２２年１２月６日、国に対し排水門の開門を命じ、この判決に対し国が上告しなかったため、この判決は確定しました。 　一方で、開門反対派の営農者の方々は、国に対し、排水門を開門した場合には被害が生じるなどとして、開門の差止めを求める訴えを提起し、長崎地方裁判所は、平成２５年１１月１２日、国に対し開門差止めを命じる仮処分を決定しております。 　このように国は、福岡高等裁判所確定判決に基づく開門義務と、長崎地方裁判所仮処分決定に基づく開門禁止義務の相反する義務を負うという状況に置かれたことから、このような状況を打開すべく、平成２６年１月９日、福岡高等裁判所確定判決に基づく強制執行は許さない判決を求めて請求異議訴訟を提起しております。 　一審の佐賀地方裁判所は、平成２６年１２月１２日、国の請求を棄却する判決をしましたが、控訴審である福岡高等裁判所は、平成３０年７月３０日、強制執行の不許と停止を求める判決をしたため、開門派の漁業者の方々は、最高裁判所に上告しました。最高裁判所は、令和元年９月１３日、平成３０年の福岡高等裁判所判決を破棄し、福岡高等裁判所に審理を差戻す判決をしております。 　また、開門派の漁業者の方々が、長崎地方裁判所に提起した長崎一次開門訴訟において、福岡高等裁判所は、平成２７年９月７日、漁業者の方々による開門訴訟及び損害賠償請求をいずれも棄却する判決をしたため、開門派の漁業者の方々が最高裁判所に上告したところ、最高裁判所は、令和元年６月２６日、上告を認めない決定を下し、国の勝訴が確定しております。 　なお、開門反対派の営農者の方々が長崎地方裁判所に提起した開門差止め訴訟においては、平成２９年７月１７日、長崎地方裁判所は、国に対し開門の差止めを命じましたが、国は、排水門を開門しないとの方針を明確にし、この判決に対し控訴しませんでした。このように国は、排水門を開門しないとの方針を明確にし、開門によらない基金による和解を目指すとともに、引き続き関係訴訟の統一的な解決に向け真摯に努力するとしております。 　宝の海有明海の再生は、有明海沿岸地域全住民の願いであるとともに、地域全体の問題として取り組まなければ、その実現を図ることは困難であると認識しております。そうした中、福岡高等裁判所は、双方に対して和解によって解決を図るよう求めている現状を考えた場合、意見書案の内容は理解できるものの、現時点においては、まずは和解に向けた協議の状況を見守るべきと考えますので、この意見書に反対を表明して、討論を終わります。 89：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　ほかに討論はありませんか。３番北園敏光議員。 　　〔３番北園敏光君登壇〕 90：◯北園敏光君 ◯北園敏光君　討論の予定はありませんでしたが、今、反対討論が行われましたので、関連して発言を申し上げたいと思います。 　この意見書は、この議会で１７日の日に私が一般質問で執行部に対して受止めもお伺いしました。そうしたら北原部長は、この裁判所の考え方に賛同される、そして、この有明海の事態の解決がうまく進むよう期待を表明されました。そういう意味で、今、荒尾市としては、このまたとない福岡高裁の提案を期待されているというふうに受け止めたところでございます。 　先ほど反対討論がありましたが、実は皆さん御承知ないかもしれませんけれども、干拓農地の中であまりにも水質が悪くなるために、カモが干拓地に飛来をして野菜を食い荒らすという状況が頻発して、干拓農地の方が水門を開けて、カモが野菜に被害を与えないようにしてくれという開門訴訟に加わる動きも出ているわけでございます。 　そして、確かに裁判としては開門をやめ、そして開門を認めない。そして開門を、決定に従うようにという混乱もありましたが、これを取り扱っている最高裁判所の第二小法廷にこの問題が送られて、そこから今回、福岡高裁に対して審議をするようになっている中で、福岡高裁がこれまでの混乱した様々な当事者も参加をする場を持ちながら、国に対して事態の解決を促しているところでございます。 　先ほど、基金案というのが出されましたけれども、実は５年前に福岡高裁が、同じような和解の提案をしたところ、協議が始まりましたが、どうしても国が１００億円の基金案というものを出して、そこで物別れに終わって、そのままになっている状況があります。しかし、御承知のように１９９３年からタイラギは全く採れない。これは研究者が言われるように、あの諫早湾で腐った水が毎日流されるものが海底に蓄積されて酸素がない状況の中で、もはや底生の生物タイラギが住めない状況にあるということでございます。 　今回、見守るというのは、ぜひ必要だと思うんですが、進行の中で平成１４年に１度だけ２か月間、短期で開門調査が行われました。これは、国が裁判所の中でこの短期の水位が低いものであれば開けても被害が出ないのでということで開けて、今もそれは被害がないというふうに認識されているわけでございます。ですから、私は、この和解協議の中で一致点は、まず短期開門のレベルで海水を入れて、中のヘドロ化した水を替えることによって有明海がどのように変わっていくのか、それを見ていくというのが一致点ではないかと期待をしているわけでございます。 　そういう意味で、この和解協議がもし頓挫すれば、私は恐らく生きている間に有明海の再生を目指すチャンスは二度とないと思いますので、そういう意味で、議員の皆様もぜひこの意見書には賛同していただきたいということを申し上げて、賛成討論といたします。 91：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　ほかに討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　これにて討論は終結いたしました。 　採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 93：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　起立少数であります。よって、本意見書案は、原案を否決いたしました。 　　　──────────────────────────────── 　　日程第２４決議第２号荒尾市が発注する公共事業に関する決議（趣旨弁明・ 　　討論・表決） 94：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　日程第２４、決議第２号荒尾市が発注する公共事業に関する決議を議題といたします。 　決議案の趣旨弁明を求めます。１８番菰田正也議員。 　　〔１８番菰田正也君登壇〕 95：◯菰田正也君 ◯菰田正也君　それでは、趣旨弁明をいたします。 　決議第２号荒尾市が発注する公共事業に関する決議。 　上記の決議を別紙のとおり、会議規則第１３条第１項の規定により提出する。 　　令和３年６月２４日提出 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　提出者　市議会議員　菰田正也 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　賛成者　　　〃　　　田中浩治 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　小田龍雄 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　俣川勝範 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　橋本誠剛 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　石崎勇三 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　野田ゆみ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　鶴田賢了 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　北園敏光 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　〃　　　前田裕二 　　　　　　　　　　荒尾市が発注する公共事業に関する決議 　提案理由。 　市が発注する公共事業に関しては、今般の新学校給食センターの新築工事をはじめ、 荒尾市中小企業・小規模企業振興基本条例を踏まえた適切な対応とともに、受注事業 者においても、この条例の趣旨を十分理解し、地域経済の活性化につながるよう地域 と連携した取組に努めることを強く求めたいからである。
   　　　　　　　　　　荒尾市が発注する公共事業に関する決議 　今般の新学校給食センターの建設については、現在、荒尾市と長洲町の共同事業と して進められている。この事業は、両市町による大型公共事業であり、その整備に当 たっては地域活性化や持続可能性等の視点を持った取組が必要である。 　また、そうした取組を支えているのは、地元の多くの中小企業であり、小規模の零 細企業である。本市においては、このような中小事業者の振興を市政の重点課題と位 置付け、中小企業等の健全な発展や地域経済の活性化等に寄与することを目的として、 平成２８年３月に議員立法により荒尾市中小企業・小規模企業振興基本条例が制定さ れている。この条例では、中小企業等の振興は、中小事業者の創意工夫や自主的な努 力を基本とし、市、事業者、経済団体等や市民とも連携して推進していくことを基本 理念に掲げ、市の責務として近隣自治体等と連携を図りながら、販路や役務の提供範 囲の拡大に資するため、工事の発注や物品及び役務の調達等において、適切な予算執 行や透明で公正な競争の確保に留意し、官公需に関する施策を十分認識した上で、中 小企業者等の受注拡大に努めるよううたわれている。 　また、中小企業者等の責務として、地域と連携した取組等を通して地域活性化に努 めることや、提供する役務についても、地元内での消費及び雇用機会の確保等の促進 に努めるよう盛り込まれている。 　このようなことから、市が発注する公共事業に関しては、新学校給食センターの新 築工事をはじめ、荒尾市中小企業・小規模企業振興基本条例を踏まえた適切な対応と ともに、受注事業者においてもこの条例の趣旨を十分理解し、地域経済の活性化につ ながるよう地域と連携した取組に努めることを強く求める。 　以上、決議する。 　令和３年６月２４日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　荒尾市議会 　以上でございます。 　　　──────────────────────────────── 96：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　趣旨弁明は終了しました。 　お諮りいたします。本決議案は、各会派による共同提案のため、質疑・委員会付託は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本件の質疑・委員会付託は、省略することに決しました。 　これより、討論に入ります。討論はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　討論なしと認めます。 　採決いたします。本決議案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　御異議なしと認めます。よって、本決議案は、原案のとおり可決することに決しました。 　　　──────────────────────────────── 　　日程第２５　議会運営委員会委員の選任 100：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　日程第２５、議会運営委員会委員の選任を行います。 　議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第８条第１項の規定に基づき議長より指名いたします。 　議会運営委員会委員に、小田龍雄議員、木村誠一議員、俣川勝範議員、石崎勇三議員、橋本誠剛議員、菰田正也議員、以上６名の諸君を指名いたします。 　　　──────────────────────────────── 101：◯議長（安田康則君） ◯議長（安田康則君）　次の本会議は、明日６月２５日午前１０時から再開いたします。 　以上で、本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午後２時５１分　散会...