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平成22年第2回臨時会(第1号 9月27日)

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  1. 広陵町議会 2010-09-27
    平成22年第2回臨時会(第1号 9月27日)


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    平成22年第2回臨時会(第1号 9月27日)               平成22年第2回広陵町議会臨時会会議録                 平成22年9月27日               平成22年9月27日広陵町議会                  第2回臨時会会議録  平成22年9月27日広陵町議会第2回臨時会は、広陵町議場に招集された。 1 出席議員は、12名で次のとおりである。    1番  山 田 光 春          3番  青 木 義 勝    4番  吉 田 信 弘          5番  笹 井 正 隆(議長)    6番  坂 口 友 良          7番  乾   浩 之(副議長
       8番  長 濵 好 郎          9番  八 代 基 次   10番  八 尾 春 雄         11番  山 田 美津代   13番  松 浦 敏 信         14番  山 村 美咲子 2 欠席議員は、2番  竹 村 博 司 3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議出席した者は、次のとおりである。   町     長  平 岡   仁     副  町  長   山 村 吉 由   教  育  長  安 田 義 典     総 務 部 長   竹 村 元 延   財 政 部 長  坂 口 佳 隆     福 祉 部 長   奥 本 隆 一   事 業 部 長  吉 村 元 伸     教育委員会事務局長 植 村 和 由   水 道 局 長  松 井 宏 之 4 本会議の書記は、次のとおりである。   議会事務局長   城 内 武治郎   書     記  北 橋 美智代     書     記   藤 井 秀 紀 ○議長笹井正隆君) ただいまの出席議員は12名です。定足数に達していますので、平成22年第2回広陵町議会臨時会を開会します。    (A.M.10:14開会)  これより、本日の会議を開きます。 日程番号      付 議 事 件  1        会議録署名議員指名  2        会期及び日程決定について  3        議員提出議案第15号 広陵水道事業給水条例の一部を改正することについての再議の件について  4        議員提出議案第15号 広陵水道事業給水条例の一部を改正することについての再議の件について ○議長笹井正隆君) まず、日程1番、会議録署名議員指名を行います。  本臨時会会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により  11番  山田美津代 君  13番  松 浦 君  を指名します。 ○議長笹井正隆君) 次に、日程2番、会期及び日程決定についてを議題とします。  会期及び日程については、さき議会運営委員会において審議願っておりますので、その結果について、議会運営委員長から報告願うことにします。吉田委員長! ○議会運営委員長吉田信弘君) 議会運営委員会は、本日委員会を開き、平成22年第2回臨時会会期日程について審議しましたので、その結果を御報告申し上げます。  まず、本臨時会会期でございますが、本日9月27日、1日といたします。  次に、本日の日程でございますが、町長より議員提出議案第15号の再議の件について、再議書提出されておりますので、再議理由説明を受けます。  水道事業全般に関する検討特別委員会に付託後、委員長報告、本会議審議採決を行います。以上、議会運営委員会報告といたします。 ○議長笹井正隆君) ただいまの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長笹井正隆君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。  お諮りします。  ただいまの委員長報告のとおり、本臨時会会期は、本日1日とすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長笹井正隆君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定しました。 ○議長笹井正隆君) 続きまして、本日の日程ですが、お手元に配付した日程表のとおりで御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長笹井正隆君) 異議なしと認めます。よって、本日の日程は、日程表のとおりと決定しました。 ○議長笹井正隆君) 日程3番、議員提出議案第15号、広陵水道事業給水条例の一部を改正することについての再議の件についてを議題とします。  平岡町長から、地方自治法第176条第1項の規定によって再議に付されました。町長より再議に付した理由説明を求めます。平岡町長! ○町長平岡仁君) このたび御審議お願いいたします再議について御説明を申し上げます。  去る9月16日、議決いただきました議員提出議案第15号、広陵水道事業給水条例の一部を改正することについてでございます。  まず、事務手続ですが、去る9月17日付、議長さんから送付があり、9月27日付をもって再議に付することとしましたので、議長さんあて再議請求通知をさせていただきました。  再議に至ったその理由を御説明申し上げます。お手元に配付しています再議書にも記していますとおりでございます。  県水原価の5円値下げ水道事業剰余金をもって料金値下げ、そして10トンの基本料金を5トンに引き下げが主な改正内容理解をしています。  水道事業については、先人の皆さんの努力で、他の自治体、企業と比較すると経営内容は極めて良好と自負していますが、施設にあっては問題、課題がございます。自己水水質改善浄水施設、そして配水施設老朽化に伴う将来計画、各施設耐震化整備県水の将来動向の不安感、そして適切な会計処理答えを出さねばなりません。  施設分担金給水分担金会計処理二つ目は、過去日本住宅公団から受けた分担金余剰金としている預金利息会計処理等でございます。  水道施設の再確認と将来ビジョン、そして適切な会計処理をして料金改正すべきです。今、検討しているところなのでございます。それがため、議会事前協議をさせていただいて、町内有識者による水道事業懇談会を立ち上げ、既に検討開始しているやさきでございます。町民代表である区長自治会長さん、老人クラブ連合会長婦人会、商工会や産業界大学教授、税理士のプロフェッショナル、さらに議会から声をいただいて重視をさせていただき、一般公募による委員2名を加えて、合計14名で関係資料を配付して御勉強いただいているところでございます。  先日、第2回懇談会を開催いたしました。議会可決されたことを申し上げました。町としての考え方も申し上げました。私ども懇談会を無視して、今回議会水道事業課題考えず、ただ単に県水剰余金改正案を多数決で決められたことは、まことに残念で遺憾なことを申し上げました。懇談会のメンバーの皆さんにも、町の考えに御理解をいただきました。また、1人でも多く町民有識者に聞いてまいりました。さらに私どもは、部長クラスによる経営会議においても懇談会の意を尊重して、その答え議会に諮ることが適切であると方針を出してくれたのでございます。あらゆる角度から判断して、再議に付することが最適と確認いたした次第でございます。  なお、議員提出改正条例の施行は来年1月となっていましたことから、12月議会条例改正案提出できるようにスケジュールを早めて、考えを持っています。それがためには、懇談会日程にも条例改正を前倒しにし、審議をしていただくよう進めたいと思っています。  以上、再議に至った理由でございます。慎重審議をいただいて、適切な御決定を賜りたくお願いを申し上げ、御説明といたします。 ○議長笹井正隆君) ありがとうございました。  ただいまの説明に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長笹井正隆君) 質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。本件水道事業全般に関する検討特別委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長笹井正隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件水道事業全般に関する検討特別委員会に付託することに決定しました。しばらく休憩します。     (A.M.10:24休憩)     (P.M. 1:33再開) ○議長笹井正隆君) 休憩を解き再開します。  先ほど、議員提出議案第15号、広陵水道事業給水条例の一部を改正することについての再議の件については、水道事業全般に関する検討特別委員会に付託され、委員会において審査されましたので、本件追加日程4番として、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長笹井正隆君) 異議なしと認めます。よって、本件追加日程4番として、直ちに議題とすることに決定しました。 ○議長笹井正隆君) 日程4番、議員提出議案第15号、広陵水道事業給水条例の一部を改正することについての再議の件についてを議題とします。  本件について、水道事業全般に関する検討特別委員長より委員会審査の結果について、報告願います。委員長青木君! ○検討特別委員長青木義勝君) それでは、僭越ではございますが、委員長報告をさせていただきます。  水道事業全般に関する検討特別委員会は、本日の本会議において付託された案件につき、先ほど委員会を開き、慎重に審査いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  特別委員会は12名の出席で本日午前中に開催し、本会議において町長から再議趣旨説明を受け、委員会において委員から出された質問は、水道懇談会議会が無視したかのように町はとらえているが事実ではないか。議会では、昨年県水が1立方メートル当たり5円値下げが発表されてから、予算審議一般質問住民への還元を求める声があったのに、町はこれに速やかにこたえることをせず、値下げに応じなかったのは問題がある。近隣の自治体とも対応が違う。平成25年度から改定する心づもりではなかったのか。  15年6月に料金改定時にも基本料金制県水の比率・給水分担金経理処理など指摘をし、その後の予算決算審議の中でも議会は問題にしてきた。町がまともにこの問題に対応しないことが問題ではないのか。  水道懇談会では、議会審議内容は正しく伝わっているのか。また、懇談会ではどのような審議内容であったのか。懇談会は公開しているのか、22日の2回目の懇談会について、傍聴希望者に連絡がなかった。  地方自治法176条と177条において、再議をできる規定再議をしなければならない規定がある。今回はできる規定によって再議を求めているが、とすれば再議を求めなくてもよいという選択肢もあるのではないか。  これに対して町長理事者から回答があり、水道事業に関する件は、県水値下げと年度の剰余値下げにあてれば済む問題とは認識していない。また、議会懇談会を無視しているとは言っていない。これまで指摘されてきたことを住民代表有識者に深い議論していただいて、結論をまとめてほしいとお願いをしている。  当初、来年3月の議会提案できるように準備をする予定であったが、できるだけ速やかに結論をまとめ、12月議会議論してもらいたいと考えている。ただし、12月提出約束をするものではない。水道懇談会は公開をしており、傍聴も可能だ。懇談会では、全員一致再議に付すのがよいとの結論にまとまったので再議を求めました。  資本的収支収益的収支も健全な経営になっているが、基本料金制の変更を議会議決しているが、これについては検討が必要である等々の回答がありました。討論については、本会議で行うということにいたしました。採決の結果、賛成6、反対5で、議員提出議案第15号を、さき議決のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、簡単でありますが、水道事業全般に関する検討特別委員会審査報告とさせていただきます。 ○議長笹井正隆君) ただいまの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長笹井正隆君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  まず、さき議決した議員提出議案第15号に賛成者発言を許します。9番、八代君! ○9番(八代基次君) それでは、賛成立場で申し上げます。本件は、私がこの議案提案者でございます。そういう立場でございます。私は、16日の議会におきまして、8対4の大差可決されました。  町長は、地方自治法にのっとり、拒否権とも言うべき再議権を発動されましたが、私は議会における8対4という大差可決を尊重していただけるものと思っておりますので、この再議権の発動は大変残念に思います。以上でございます。 ○議長笹井正隆君) 次に、さき議決した議員提出議案第15号に反対者発言を許します。7番、乾君! ○7番(乾 浩之君) さき議会でも申し上げましたように、この条例改正反対であります。町長から再議理由として説明があったように、今、町当局において水道懇談会が開催され、水道料金も含めて意見を聞かれているところであります。私もその一員として出席させていただいており、9月22日に会議があり、しっかり事業の中身を確認し、結論を出していこうとなっております。  町長から発言があったようにしっかり見直し、12月の議会をめどに提案すると言われております。よって、時期を待って改めて議論すべきであり、町民を振り回すような今回の条例には反対であります。 ○議長笹井正隆君) ほかに討論ありませんか。賛成討論。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 議員提案された給水条例改正案賛成をいたします。
     今、いみじくも乾議員から、住民を振り回すごとき行為であるとの批判がございました。議員は、住民の声をしっかりと受けとめるならば、今起きているこの水道料金の問題、これは少なくとも県水が5円値下げをしたということを受けて、当面、とりあえず、住民還元をするという住民の側の苦しい生活の一端をやっぱり認識するならば、そういう結論になってしかるべきなのに、残念ながら乾議員はそういう立場には立っておられないということをみずから言われたようでございます。  私のほうには、少ない使用料高齢者から使用してもいない水道料金を負担させることの不条理についての苦情がございました。その方は、実は私以外の議員さんに、大分前ですけれども、言われたことがあったようです。なかなか対応してもらえないので、議会というのはそういうところかと思っていたら、たまたま私と会う機会があったもので訴えたところ、こういう結果になったということで、大変大喜びをしておられます。矛盾があれば、やっぱりそれを少しでもスピーディに緩和をするということをまずやっていただいてから、また本格的な議論を積み重ねて改善をするという手順が必要なのではないかと思っております。  今回、議員提案ということがかつてないことで、可決に至ったということは、我が広陵町議会も選挙で選ばれるのは町長だけではなくて、議員住民によって選ばれている二元代表制だということをやはりきちんと表したという意味でも、大変大きな意味合いがあろうかと思います。こういう一つ一つ課題について、矛盾のあるものについては、議会もきちんと発信をしていくということが大事だなというふうに感じております。  水道のことについて申しますと、例えば長い間、15年の6月議会可決されて以降、7年間で5億円の収支改善ができており、ある方はこんなに黒字になるとは思わなかったと。実は町の元職員で、OBさんでございます。どうするつもりなのかというふうなことを思って退職をしているけれどもというふうに私とやりとりをしていました。だから、本当にそこらあたり考えていただいて、今当面できることをまずやっていただいて、それから大きな課題について十分に議論をする。私たちは何も、懇談会を敵視しているものではございません。懇談会で出される意見というものとも十分にすり合わせをしながら、よい案にまとめていきたいなと、こういうふうに思っているわけです。  最後に、12月議会提案をするかのように町長は言われましたけれども約束はしていないということを先ほどの特別委員会ではきっちりと申されておられました。これは、先ほど発言された乾議員は、あたかも12月議会になったら値下げ案が出てくるかのような認識をしておられるようですけれども約束はしていないということを町長みずから言っておられるわけですから、それをやってもらったらいいと思いますけれども、そういう状態であるということも指摘をしておきたいと思います。ぜひこの議会可決をしていただきますようにお願いをして、賛成討論といたします。 ○議長笹井正隆君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長笹井正隆君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  議員提出議案第15号、広陵水道事業給水条例の一部を改正することについてを採決します。  この採決は、起立により、採決します。この場合、さき議決のとおり決定することについては、地方自治法第176条第3項の規定によって、出席議員の3分の2以上の者の同意を必要とします。ただいまの出席議員は12名であり、その3分の2は8名であります。  本件さき議決のとおり、決定することに賛成の諸君の起立を求めます。           (賛成者起立) ○議長笹井正隆君) ありがとうございました。起立7名であり、3分の2に達しません。よって、議員提出議案第15号は、さき議決のとおり決定することは否決されました。  議員提出議案第15号、広陵水道事業給水条例の一部を改正することについては、さき議決のとおり決定することが否決されましたので、廃案となりました。  以上で、本日の議事日程はすべて終了しましたので、これで会議を閉じます。  本臨時会に付議されました事件はすべて終了しました。  平成22年第2回臨時会はこれにて閉会します。     (P.M. 1:47閉会) 以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。        平成22年9月27日             広陵町議会議長   笹  井  正  隆             署 名 議 員   山 田  美 津 代             署 名 議 員   松  浦  敏  信...