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  1. 市川三郷町議会 2023-03-02
    03月02日-01号


    取得元: 市川三郷町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    令和 5年  3月 定例会(第1回)令和5年第1回市川三郷町議会定例会(第1日目) 1.議事日程                             令和5年3月2日                             午前10時00分開議                             於議場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 承認第1号 令和4年度市川三郷町一般会計補正予算(第9号)の専決処分につき承認を求めることについて 日程第4 議案第1号 市川三郷町職員の高齢者部分休業に関する条例制定について      議案第2号 市川三郷町地域文化観光振興基金条例制定について      議案第3号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第4号 市川三郷町職員の定年等に関する条例中改正について      議案第5号 市川三郷町職員定数条例中改正について      議案第6号 市川三郷町行政組織条例中改正について      議案第7号 市川三郷町国民健康保険条例中改正について      議案第8号 市川三郷町国民健康保険税条例中改正について      議案第9号 峡南広域行政組合規約の変更について      議案第10号 三郡衛生組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更について      議案第11号 令和4年度市川三郷町一般会計補正予算(第13号)      議案第12号 令和4年度市川三郷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)      議案第13号 令和4年度市川三郷町介護保険特別会計補正予算(第4号)      議案第14号 令和4年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計補正予算(第3号)      議案第15号 令和4年度市川三郷町簡易水道特別会計補正予算(第4号)      議案第16号 令和4年度市川三郷町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)      議案第17号 令和4年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      議案第18号 令和4年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第1号)      議案第19号 令和4年度市川三郷町温泉事業特別会計補正予算(第1号)      議案第20号 令和4年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計補正予算(第1号)      議案第21号 令和4年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)      議案第22号 令和4年度峡南地域教育支援センター共同設置特別会計補正予算(第1号)      議案第23号 令和5年度市川三郷町一般会計予算      議案第24号 令和5年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算      議案第25号 令和5年度市川三郷町介護保険特別会計予算      議案第26号 令和5年度市川三郷町介護サービス事業特別会計予算      議案第27号 令和5年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計予算      議案第28号 令和5年度市川三郷町簡易水道特別会計予算      議案第29号 令和5年度市川三郷町公共下水道事業特別会計予算      議案第30号 令和5年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計予算      議案第31号 令和5年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計予算      議案第32号 令和5年度市川三郷町温泉事業特別会計予算      議案第33号 令和5年度市川三郷町恩賜県有財産保護管理事業特別会計予算      議案第34号 令和5年度市川三郷町市川財産区特別会計予算      議案第35号 令和5年度市川三郷町高田財産区特別会計予算      議案第36号 令和5年度市川三郷町大同財産区特別会計予算      議案第37号 令和5年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計予算      議案第38号 令和5年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算      議案第39号 令和5年度峡南地域教育支援センター共同設置特別会計予算      議案第40号 令和5年度市川三郷町上水道事業会計予算      議案第41号 字の区域変更について 日程第5 一般質問 2.出席議員は次のとおりである。(13名)       1番 諏訪桂一   2番 一之瀬滋輝       3番 東 研一   4番 依田十造       5番 新津千吉   6番 秋山豊彦       7番 齋藤美佐   8番 丹澤 孝       9番 小川好一  10番 高尾 貫      11番 笠井雄一  13番 松野清貴      14番 一瀬 正 3.欠席議員(1名)      12番 有泉 希 4.会議録署名議員      11番 笠井雄一  13番 松野清貴      14番 一瀬 正 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(22名)  町長        遠藤 浩   副町長       依田誠二  政策秘書課長    井上靖彦   防災課長      林 茂一  総務課長      一瀬 浩   財政課長      海沼良明  町民課長      立川祐司   税務課長      芦沢 正  いきいき健康課長  望月和仁   福祉支援課長    櫻井 茂  保育課長      渡辺浩志   農林課長      望月順二  商工観光課長    塩沢正也   生活環境課長    丹沢宏友  土木整備課長    立川 潔   まちづくり推進課長 渡辺 潤  会計管理者     立川陽子   三珠支所長     丸山章仁  六郷支所長     木村竹実   教育長       渡井 渡  教育総務課長    相川由美   生涯学習課長    森川規彦 6.職務のために議場に出席した者の職氏名(5名)  議会事務局長    保坂秀樹  議会事務係長    進藤陽子  議会書記      相川伸也  議会書記      佐々木未緒  議会書記      依田慎也     開会 午前10時00分 ◎議会事務局長(保坂秀樹君)  おはようございます。 開会にあたりまして、あいさつを交わしたいと思います。 ご起立ください。 相互に礼。 ご着席ください。 ○議長(丹澤孝君)  おはようございます。 開会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。 議員各位には、年度末何かとご多忙のところご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。 本日は3月2日です。この冬は日本列島各地では大雪により交通網の混乱などが発生した地域がありましが、山梨では幸い比較的穏やかな天候の冬となりました。特に今週に入り、札幌で54年ぶりの高温となり、一気に雪解けが進んだことや、梅の花が見ごろを迎えたニュースなどで、春を感じさせる陽気となっています。 世界的には、トルコで大変な被害が出た大地震が発生しましたが、国内的には大きな災害のない冬を過ごし、新しい季節を迎えられそうです。 これからもウィズコロナとしての生活リズムの模索が続くこととなりますが、社会活動や経済活動の活性化が期待されます。 さて、昨日、3月1日には県内各高校での卒業式が挙行され、青洲高校では第1期生となる263人の卒業生を送り出しました。校舎の整備が完了して、北側の道路も拡幅されました、校庭の整備工事も間もなく完了し、より充実した高校生活を送る環境が整います。 工事に伴う埋蔵文化財調査により、何もないと思われてきた場所から、約千年前の住居跡や水田跡が発見され、新町前遺跡と名付けられるなど、地域としてもうれしい発見がありました。 本役場庁舎の正面壁面には、卒業生に向けたメッセージが掲げられています。卒業生の高校生活はさまざまな行事が中止されるなど、授業やクラブ活動が制限され、残念ながらコロナ禍の影響を強く受ける高校生活となってしまいましたが、この4月からは成人としての生活が始まります。世界や社会の出来事に関心を持ち、さまざまな経験を積み、自己実現に努めてほしいと思います。 そしてまたときどきはこの地を訪れる時間をつくってほしいと願っています。 第12番、有泉希君より、本日、欠席する旨の届け出がされておりますので、ご了承願います。 ただいまから、令和5年第1回市川三郷町議会定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 12月定例会以降の諸般の報告は、お手元に配布したとおりでございます。 続いて、一部事務組合議会の報告を組合議員に求めます。 はじめに、峡南広域行政組合議会の報告をお願いします。 第13番、松野清貴君。 ◆13番議員(松野清貴君)  議長の命により、峡南広域行政組合議会の報告をいたします。 令和4年第2回峡南広域行政組合議会臨時会は、12月21日に開会され、本町からは秋山豊彦議員と、私、松野が出席しました。 今回の臨時会では、条例改正1件、補正予算3件についてで、すべて原案のとおり可決されました。審議等の内容は次のとおりでありました。 まず、議案第20号 峡南広域行政組合職員給与条例中改正の件は、令和4年人事院および山梨県人事委員会より、給与改定が勧告されたことに伴い、各給料表の改正と勤勉手当について改正をおこなったものでありました。 次に、議案第21号 令和4年度峡南広域行政組合一般会計補正予算(第3号)の件について、歳入歳出それぞれ643万6千円を追加し、歳入歳出予算の総額を16億7,963万5千円とするものでありました。 歳入は、分担金及び負担金、繰越金の追加で、歳出は人事異動に伴う更正と、人事院および県人事委員会勧告消防関連修繕費共同廃棄委託料に伴う追加でありました。 次に、議案第22号 令和4年度峡南広域行政組合情報センター特別会計補正予算(第2号)の件については、歳入歳出それぞれ112万円を減額し、歳入歳出予算の総額を4,189万1千円とするものでありました。歳入は、諸収入の減額、歳出は、人件費の確定に伴う減額でありました。 次に、議案第23号 令和4年度峡南広域行政組合介護保険特別会計補正予算(第3号)の件については、歳入歳出それぞれに300万6千円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億3,275万9千円とするものでありました。 歳入はすべてで繰入金で、歳出は人事院および県人事委員会勧告、職員採用、備蓄品の補充に伴う追加でありました。 以上で峡南広域行政組合の報告を終わります。 ○議長(丹澤孝君)  次に、中巨摩地区広域事務組合議会の報告をお願いします。 第1番、諏訪桂一君。 ◆1番議員(諏訪桂一君)  議長の命により、中巨摩地区広域事務組合議会の報告をいたします。 令和4年12月中巨摩地区広域事務組合議会定例会は、12月27日に開会され、本町からは笠井雄一議員と、私、諏訪が出席しました。 本定例会に提出された議案は、専決処分1件、条例改正2件、予算案件3件の計6件でありました。 議案審議の前に、任期満了による市川三郷町議会議員選挙に伴い組合議員の改選が行われ、新たに笠井雄一議員と、私、諏訪が組合議員に選出されたことが報告されました。 それでは、内容について報告いたします。 議案第25号 専決処分の承認を求める件については、令和3年度分の消費税確定申告の不足分であり納付期日が9月末であるため専決処分としたものであり、歳入歳出それぞれ800万円を追加し、歳入歳出それぞれ13億1,816万2千円とするものでありました。 議案第26号 組合職員の定年等に関する条例中改正については、地方公務員法の一部を改正する法律の施行等に伴い、定年の段階的な引き上げ、役職定年制の導入等に関しての条例の一部を改正するものでありました。 次に、議案第27号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件については、関係条例の整備を行う必要があるため、6条例を一部改正および廃止するものでありました。 議案第28号 令和4年度ごみ処理事業特別会計補正予算(第2号)については、7,522万5千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ13億9,338万7千円とするもので、歳入は財政調整基金繰入金4,087万1千円、前年度繰越金3,435万4千円、歳出は需用費の消耗品1,468万5千円、光熱水費4,900万円、公課費の1,154万円でありました。 議案第29号 令和4年度勤労青年センター事業特別会計補正予算(第2号)については、130万円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ4,110万3千円とするもので、歳入は財政調整基金繰入金104万円、前年度繰越金26万円、歳出の主なものは、需用費の光熱水費50万円、委託料の業務補助要員委託料80万円でありました。 議案第30号 令和4年度し尿処理事業特別会計補正予算(第1号)については、2,638万8千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ3億185万9円とするもので、歳入は財政調整基金繰入金1,680万7千円、前年度繰越金958万1千円、歳出は需用費における光熱費1,060万円、工事請負費1,578万8千円でありました。 提案された議案6件は、いずれも原案どおり承認・可決されました。 以上、中巨摩地区広域事務組合議会の報告とさせていただきます。 ○議長(丹澤孝君)  次に、峡南医療センター企業団議会報告をお願いします。 第5番、新津千吉君。 ◆5番議員(新津千吉君)  議長の命により峡南衛生組合議会の報告をいたします。 令和4年第1回峡南衛生組合議会臨時会は、12月21日に開会され、本町からは笠井雄一議員と、私新津が出席しました。 本臨時会に提出された議案は、条例改正1件、補正予算1件でありました。 まず、議案第5号 組合職員給与条例の一部を改正する条例については、人事院および山梨県人事委員会の勧告に伴い、組合職員給与条例の一部を改正するものでありました。 次に、議案第6号 令和4年一般会計補正予算(第1号)については、3,195万6千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ4億9,186万4千円とするもので、歳入においては、財政調整基金繰入金を645万5千円、前年度繰越金を2,550万1千円追加するもの。 また、歳出においては、総務費を18万3千円、衛生費を2,132万8千円、火葬費を45万1千円、南部総務費を999万4千円追加するもので、内容につきましては、いずれも職員の人件費および需用費における光熱水費、電気代の追加に伴う補正でありました。 提出された2案件は、いずれも原案どおり可決されました。 続いて、令和5年第1回峡南衛生組合議会定例会は、2月16日に開会され、本町からは笠井雄一議員と、私、新津が出席しました。 本定例会に提出された案件は、条例の制定1件、条例改正1件、予算案件2件、人事案件1件でありました。 まず、議案第1号 組合個人情報保護法施行条例については、個人情報の取り扱いに係る法律の一本化によるものでありました。 次に、議案第2号 組合職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例については、地方公務員法の一部改正により職員の定年等に関する条例の一部を改正するものでありました。 議案第3号 令和4年度一般会計補正予算(第2号)については、352万1千円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ4億8,834万3千円とするもので、歳入においては、ごみ処理手数料を210万6千円追加、財政調整基金繰入金を562万7千円減額するもの。 また、歳出においては、総務費を18万7千円、衛生費を320万6千円、火葬費を12万8千円それぞれ減額するもので、内容につきましては、いずれも委託料および工事請負費の額の確定による減額でありました。 次に、議案第4号 令和5年度一般会計予算については、歳入歳出総額5億2,300万8千円で、前年度に比べて6,310万円の増額となりました。 主な歳入は、分担金及び負担金4億5,740万2千円で、本町の負担額は4,555万2千円、全体の9.96%でありました。 歳出の主なものは、衛生費においては、ごみ処理費に係る光熱水費の追加などにより849万4千円の増。 南部総務費においては、し尿処理に係る沈渣槽・受入槽防食工事等の追加により4,485万1千円の増でありました。 次に、同意第1号 組合監査委員の選任についてでは、南部町の四條和彦議員が選任されました。 提出された5議案は、いずれも原案どおり可決および承認されました。 以上、峡南衛生組合議会の報告とさせていただきます。 ○議長(丹澤孝君)  次に、後期高齢者医療広域連合議会の報告をお願いします。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  議長の命により、山梨県後期高齢者医療広域連合議会の報告をいたします。 令和5年第1回山梨県後期高齢者医療広域連合議会定例会は、2月20日、山梨県自治会館において開会されました。今定例会に提出された案件は、発委1件、条例制定が1件、条例の一部改正案が2件、補正予算案1件、令和5年度当初予算案2件であり、いずれも原案のとおり可決されました。 議案の内容および審議の結果は次のとおりでありました。 発委については、山梨県後期高齢者医療広域連合議会の個人情報の保護に関する条例の制定で、議会が保有する個人情報の開示、訂正および利用停止などを求める個人の権利を明らかにすることにより、議会の事務の適正かつ円滑な運営を図り、個人の権利利益を保護する情報の取り扱いについて、必要な事項を定めるものでありました。 条例制定案1件ついては、個人情報の保護に関する法律施行条例は、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、国、地方、民間等における個人情報の取り扱いが法律に基づく運用に一元化されたため、これまでの独自運用をしていた条例を廃止し、法律施行条例を新たに制定するものでありました。会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正は、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定の取り扱いに準じて、会計年度任用職員の給料表を改正するものでありました。 次に、後期高齢者医療に関する条例の一部改正では、高齢者の医療の確保に関する法律施行令の一部改正により、低所得者に対する保険料の軽減措置の判定基準が見直される改正が令和5年4月1日に施行されるため、5割軽減の対象世帯に係る所得判定基準について、被保険者数に乗ずる金額を28万5千円から29万円に、2割軽減の対象世帯に係る所得判定基準について、被保険者数に乗ずる金額を52万円から53万5千円に改めるものでありました。 令和4年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)では、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ19億775万2千円を増額し、それぞれ1,111億9,458万8千円とするもので、補正の主なものは、歳入では市町村負担金、国庫負担金を増額し、歳出では療養諸費を増額するものでありました。 続いて、令和5年度一般会計予算では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億4,508万8千円とするもので、広域連合議会や広域連合の事務に要する費用及び特別会計の事務費用に繰り出すための負担金を市町村から受け入れるなどの内容でありました。負担金総額は5億2千万円のうち、本町の負担金額は1,230万8千円とするものでありました。 次に令和5年度後期高齢者医療特別会計予算では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,129億5,136万円とするもので前年度に比べ56億7,196万9千円の増額でありました。歳入の主なものでは、市町村負担金197億899万5千円で、前年度より8億9,425万5千円の増額でありました。これは、保険料等負担金の増加によるものでありました。 歳出では、保険給付費1,120億4,230万円で、前年度より55億4,160万円の増額でありました。増額した主な要因は、被保険者の増加とそれに伴う医療費の増加、医療の高度化による医療費の増加によるものでありました。 以上、山梨県後期高齢者医療広域連合議会の報告といたします。 ○議長(丹澤孝君)  以上で、報告を終わります。 日程に入ります。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には、会議規則第126条の規定によって、 第14番 一瀬正君 第13番 松野清貴君 第11番 笠井雄一君 以上、3名を指名いたします。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第2 会期の決定を議題とします。 本件については、議会運営委員会において協議がされておりますので、その結果について議会運営委員長より報告を求めます。 議会運営委員長、第11番 笠井雄一君。 ◆議会運営委員長(笠井雄一君)  議長の命によりまして、議会運営委員会の報告をいたします。 令和5年第1回市川三郷町議会定例会の会期等につきましては、去る2月22日に議会運営委員会を開催し、協議いたしました。 その結果、会期は本日3月2日から16日までの15日間とします。この間、4日、5日、11日、12日を休会日とし、6日、8日、10日、13日、14日、15日を予備日といたします。 本日、3月2日の議会初日は、承認第1号の専決処分についての説明・質疑・採決を行います。次に、議案第1号から議案第41号を一括上程、説明・質疑を行った後、各常任委員会へ付託いたします。 続いて、一般質問は10人の発言者があり、2日間に分けて行います。本日3月2日が3名、3月3日が7名による一般質問とし、3月3日は午前9時より行うこととなりました。 以後の日程等ですが、7日、9日の2日間を各常任委員会の審査日に当て、7日を総務厚生常任委員会、9日を教育土木常任委員会とし、いずれも午前10時から開議することとします。 また、各常任委員会の会場につきましては、委員会室にて開催いたします。 続いて、16日の最終日を本会議とし、付託案件についての各委員長報告を行います。 また、追加議案が提出された場合には、日程に追加し、本会議の中で審議することといたします。 詳細は、お手元に配布した日程のとおりであります。 以上、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(丹澤孝君)  お諮りします。 本件につきましては、議会運営委員長の報告どおり、決定することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から3月16日まで15日間に決定しました。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第3 承認第1号 令和4年度市川三郷町一般会計補正予算(第9号)の専決処分につき承認を求めることについてを議題とします。 執行部の説明を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  令和5年3月、市川三郷町議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご参集賜り御礼を申し上げます。議会の開会にあたり提出いたしました案件のうち主なるものにつきまして、その概要をご説明申し上げますとともに、私の所信の一端を申し述べ議員各位ならびに町民の皆さまのご理解とご協力をお願いしたいと存じます。 一昨年、令和3年10月31日、市川三郷町長に就任させていただいて以来、「住み心地の良い町日本一」を目指して行政運営に取り組んでまいりました。令和5年度に向かい、新たな地域経営の方向性として、GDW向上、Well-beingであります。町民総充実を目指し、「住み心地の良い町」日本一への歩みを進めてまいります。 町長選挙の公約にも掲げました外部人材をフルに活用させていただき監査委員の改編、官製談合事件等に関する第三者委員会の設置、副町長の設置を実現させていただき高い機能性と機動力を本町の知的財産として得ることが叶いました。 そのほか、「神明の花火大会」、「ふるさとキャリア教育」、「ラウンドテーブル市川三郷」、「人材マネジメント」など外部人材をフルに活用する中で行政の高効率化を図り、GDW向上、町民総充実に繋げていく方針でございます。 昨年3月議会でお示しした令和4年度当初予算では「個別給付型」から「公共支援型」へ、また、市川三郷町誕生以来手付かずだった公共施設の存廃・統廃合の検討、財政再建についても取り組んでまいりました。現時点での町財政については、物価高騰の影響による国の財政支援や町民の皆さまのご理解とご協力により令和4年度収支は令和3年度に引き続き改善傾向に向かっていると申し上げられる状況になりました。 令和5年度以降は、「公共支援型」の充実、および公共施設の存廃・統廃合の推進と併せて、機構改革の推進に取り組んでまいります。 明年度は、公約に示した「新しい地域経営」をさらに深化させ、GDW向上、町内総充実を目指してまいります。 「地域経済と町財政は一対である」との持論により、人財が、財政の財を使っております。活躍する環境を整え、六郷インター周辺整備、峡南ネクスト共創会議、介護・福祉・健康増進、神明の花火大会、農業の高収益化と面展開、子育て保育環境の6項目を重点事業とし、推進してまいります。 次に、町政の進捗についてご報告申し上げます。 はじめに、六郷インターチェンジ周辺活性化についてであります。昨年11月に六郷町民会館において「六郷インターチェンジ周辺開発構想説明会」を開催いたしました。町から民間活力と協調しながら事業を進める旨の説明をいたしましたところであります。 2月には、官民連携の「六郷インターチェンジ開発推進協議会」を設立し、私が会長を務め、周辺活性化推進を図ってまいります。 国民健康保険税についてであります。 令和5年度は、賦課方式について、資産割を廃止し、「所得割」「均等割」「平等割」の3方式に変更するものであります。 資産割につきましては、固定資産税額が算定の基礎となるため、二重の負担感があること、固定資産の保有が経済的負担能力を必ずしも表すものではないということ、山梨県国民健康保険運営方針に基づき、県内全市町村は令和5年度までに賦課方式を3方式に移行することなどにより、資産割を廃止するものであります。 資産割を廃止した分につきましては、所得割に転嫁するもので、実所得にあった配分にするものでございます。 なお、令和5年度からは、財政再建策として、一般会計からの法定外繰出しの見直しを実施したいと考えております。 国民健康保険制度は、社会保険制度の一つとして、相互扶助の考え方に立った制度であると認識をしておりますが、本町では、他の被保険者に負担が転嫁されている状況が生じております。 平成30年度からは町に加え、山梨県も国民健康保険制度を担うこととなりました。 これによりまして、山梨県は、財政運営の責任主体となり、山梨県で参考となる保険料率を毎年度算定しており、これを参考として適用することが最適と考え、ご理解とご協力をお願いするものであります。令和5年度は、本来は、県で算定した令和5年度の保険料率に改正したいところでありますが、被保険者の影響軽減のため、令和7年度までに県で算定した令和5年度の保険料率に段階的に改正をしてまいりたいと考えております。このことにつきましては、国民健康保険運営協議会での協議を経て令和5年度は、賦課方式を変更し、令和6年度および令和7年度に保険料率の改正を行い令和8年度以降も県で算定する保険料率を参考とし、税率改正を視野に国保財政の健全化および負担の公平性に努めるものであります。 防災無線の更新についてです。 前回の更新からすでに15年が経過する中で、住民の要望に応えられるようシステム内容を更新することとし、令和5年度に実施設計、令和6年度に更新工事を行う計画で、予算計上いたしました。 高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業についてであります。 この事業は、山梨県後期高齢者医療広域連合からの委託事業で、令和6年度までに全国の市町村が取り組むこととなっております。本町では令和2年度末から準備を進め、令和5年度から事業を実施するものであります。 令和5年度は、介護に至らないよう加齢に伴う心身機能の低下防止ならびに生活習慣病等の疾病の重症化予防を一体的に行えるよう、現在年齢ごとに、また複数の課で行っている事業の結び付けを行う専門員を配置し、生活習慣病重症リスト者への受診勧奨、サロンなどの通いの場における後期高齢者の実態把握および介護予防や生活習慣病を予防するための健康教育などを実施してまいります。 生活支援体制整備事業についてであります。 本年度モデル事業を実施している高田地区において、先月9日に第3層となる協議体が設置をされました。 今後は、高田地区での活動強化を支援していくとともに、本モデル地区での経過・経験を基に、町民の皆さまを対象にしたフォーラムを開催し、さらに他地区での協議体設立を強力に推進してまいります。 介護保険事業計画についてであります。 令和5年度の新年度予算では、次期第9期の「介護保険事業計画および高齢者福祉計画」の策定予算を計上しており、本町の介護保険および高齢者福祉の実態に即した計画となるよう、策定を進めてまいります。 生活困窮者等に対する食糧支援につきましては、町社会福祉協議会とフードバンク山梨において月2回の支援を行っておりますが、今年度からは町内のスーパーや本町のNPO法人「みんなの広場」にもご協力をいただきながら支援活動の充実を図ったところであります。 今後も生活困窮者や高齢者等への継続した支援活動を続けて行きたいと考えております。 農業の振興についてであります。 本町の重要な産業である農業を守り、推進をしていくため、町内に面的な広がりを目指したいと考えております。 つきましては、関係機関はもとより農業委員さんとの連携を密にし、それぞれの地域に合った取り組みを模索してまいります。 先日は、その第一歩として2月の定例農業委員総会に出席をさせていただき、私の思いを伝えさせていただいたところでございます。 さらには、高収益作物への転換・導入、山梨県の推進するスマート農業、データー農業の導入も視野に、山梨県農政部、峡南農務事務所、JAや生産者さんからの情報収集につとめ、連携を持って取り組んでまいります。 県立博物館印章企画展についてであります。 3月11日より2カ月間、山梨県立博物館において「印章展」が開催されます。期間中は来場者に対して印章の歴史・文化・芸術的価値を高めつつ、印章の必要性を改めて再認識する良い機会と考えています。印章資料館内の展示品の貸与や期間中の篆刻体験開催など、町も六郷印章業組合と協働し積極的に参画してまいります。 また、県立美術館では、一昨日、2月28日から3月26日まで、町ふるさと大使で現代美術作家であります「たかくらかずき」さんの個展が開催をされております。 どちらとも町民の皆さまへのご案内およびご来場、ご来館お願いしたいと存じます。 次に、峡南ネクスト共創会議のシェアサイクル事業についてであります。 令和4年8月に始動をした峡南ネクスト共創会議においては、現在県、峡南5町とで構成する協議会にて、峡南地域観光振興戦略を策定しており、峡南地域周遊観光用シェアサイクル事業に取り組んでおります。町内では、2カ所シェアステーションを設置し、本町の観光振興を図ってまいります。 ごみの減量化に向けた検討についてであります。 中巨摩地区広域事務組合の区域内で、本町の1人当たりのごみの排出量が最も多くなっている状況があることから、町民の皆さまの意識改革を促進する中で、持続可能な循環型社会の確立を目指してごみの減量化に向けた検討に着手いたします。 次に、地域学校協働本部についてでございます。 現在、「地域学校協働本部」は「市川南中学校区」と「市川中学校区」に設置をされておりますが、令和5年度には、「三珠中学校区」、「六郷中学校区」にも設置をされ、これにより全地域で活動することとなります。 令和5年度は、学校と地域を結び連絡調整や活動の推進役を担う地域コーディネーターを全地区に配置し、推進体制を強化してまいります。 活動を通じ、地域の人や子どもたちの笑顔があふれる市川三郷町を目指しており、私といたしましては、「住み心地の良い町」日本一を目指して、住民が地域を愛し、地域を誇ることのできる町づくりの観点から、町教育委員会が行う「地域学校協働本部」の取り組みを応援してまいります。 このような考えの中、今議会に提出いたします案件は、承認1件、条例案8件規約の変更2件、補正予算12件、当初予算18件、字区域の変更1件であります。毎年度、高騰していく他会計への繰り出し金も住民福祉向上と制度の維持存続には必要であり必然的に予算配分を確実に行わなければなりません。令和5年度当初予算では、国民健康保険特別会計への一般会計からの繰出額は、対前年度比90万円削減されたものの1億6,756万円余。介護保険特別会計へは、127万円増の3億9,106万円余。後期高齢者医療特別会計へは1,138万円削減されたものの7,465万円余。公共下水道事業特別会計へは5,705万円余増の5億2,280万円余の予算計上であります。財政再建は必ずやらなければならない不退転の決意の中で、全ての職員が断腸の想いで予算編成に取り組んだ結果の予算であることも特に申し上げ、議員各位におかれましては、よろしくご審議を賜わりご議決あらんことを願い申しあげ提案概要および所信といたします。 承認第1号 令和4年度市川三郷町一般会計補正予算(第9号)につき承認を求めることについて、本件は緊急執行を要したので、地方自治法179条第1項の規定により専決処分をしたものであります。 専決事項は、令和4年度市川三郷町一般会計補正予算(第9号)で、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ395万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ99億6,686万3千円としたものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 以上のとおり、専決処分をいたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告をし、承認を求めるものであります。 詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げます。
    ○議長(丹澤孝君)  財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  それでは、証人第1号 令和4年度市川三郷町一般会計補正予算(第9号)の説明をいたします。 歳入から説明いたします。 事項別明細書の4ページをお開きください。 18款1項1目財政調整基金繰入金に395万円を増額したものであります。 以上、歳入の説明とさせていただきます。 歳出につきましては、土木整備課長より説明いたします。 ○議長(丹澤孝君)  土木整備課長、立川潔君。 ◎土木整備課長(立川潔君)  失礼いたしました。 引き続き4ページをお願いいたします。 7款2項1目道路橋梁維持管理費につきまして、395万円の増額でございます。 内容につきましては、事業費44万円の追加は、融雪剤の購入、12節委託料351万円の追加は、町道除雪排雪委託料で令和5年2月10日の降雪対応によるものです。 ご承認のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(丹澤孝君)  これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、承認第1号は原案のとおり承認することに決定しました。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第4 議案第1号から議案第41号までの41議案を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  議案第1号 市川三郷町職員の高齢者部分休業に関する条例制定について 議案第3号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についておよび 議案第4号 市川三郷町職員の定年等に関する条例中改正について 関連がありますので、併せて説明をいたします。 令和5年度から始まる国家公務員の定年引き上げに伴い、地方公務員法の一部が改正されたことから、同様の措置を講じるため、条例の制定および一部改正し、必要な事項を定めるものであります。 議案第2号 市川三郷町地域文化観光振興基金条例制定について 市川大門・三珠ライオンズクラブからの寄附金をその趣旨に基づき、市川三郷町の誇る伝統や文化の継承、生涯学習の活動および観光推進に有効に活用していくため、本条例を制定するものであります。 議案第5号 市川三郷町職員定数条例中改正について 機構改革に伴う課の改編および実情に準じた定数を考慮し、本条例の一部を改正するものであります。 議案第6号 市川三郷町行政組織条例中改正について 課の再編を伴う機構改革を行うことから、条例の全部を改正し、子育て支援課、介護課の新設により、高齢者および子育て施策の充実を図るとともに、総務課および政策秘書課の内部再編を行うことにより、行財政改革を加速するための改編を行うものであります。 議案第7号 市川三郷町国民健康保険条例中改正について 健康保険法施行令等の一部改正に伴い、出産育児一時金の支給額について、市川三郷町国民健康保険条例の所要の改正を行う必要が生じたため、本条例中の一部を改正するものであります。 議案第8号 市川三郷町国民健康保険税条例中改正について 国民健康保険の運営の広域運営が実施されたことに伴い、国民健康保険の健全な財政運営を図るため、資産割額を廃止するなど、本条例中の一部を改正するものであります。 議案第9号 峡南広域行政組合規約の変更について 峡南広域行政組合の共同処理する事務のうち、峡南ふるさと市町村圏事業の実施ならびに連絡調整に関する事務の廃止に伴い、峡南ふるさと市町村圏事業の実施ならびに連絡調整を峡南広域圏の地域振興事業と事業の名称の変更を行うものであります。 議案第10号 三郡衛生組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更について 三郡衛生組合で共同処理する事務のうち、し尿処理事務の対象自治体の増加に伴い、当組合の規約を変更する必要が生じたため、地方自治法290条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第11号 令和4年度市川三郷町一般会計補正予算(第10号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ5億5,817万7千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ94億868万6千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」、第2表「繰越明許費補正」、第3表「債務負担行為補正」および第4表「地方債補正」によります。 議案第12号 令和4年度市川三郷町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正は、事業勘定では、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ816万4千円を現額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ17億1,544万4千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 直営診療施設勘定では、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ20万5千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,871万1千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第13号 令和4年度市川三郷町介護保険特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ165万4千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ23億3,764万7千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第14号 令和4年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計補正予算(第3号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から、歳入歳出それぞれ469万6千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,342万5千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第15号 令和4年度市川三郷町簡易水道特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ93万9千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億7千万2千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」および第2表「地方債補正」、第3表「地方債補正」によります。 議案第16号 令和4年度市川三郷町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ3,280万7千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ10億4,985万3千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」、および第2表「繰越明許費補正」によります。 議案第17号 令和4年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ107万3千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,422万9千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」および第2表「地方債補正」によります。 議案第18号 令和4年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ161万7千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,079万4千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」および第2表「地方債補正」によります。 議案第19号 令和4年度市川三郷町温泉事業特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正は既定の予算の総額から、歳入歳出それぞれ150万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,685万3千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第20号 令和4年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ48万6千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,633万6千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第21号 令和4年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ3,540万1千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億4,413万2千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第22号 令和4年度峡南地域教育支援センター共同設置特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正は、財源更正をするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第23号 令和5年度市川三郷町一般会計予算について 令和5年度の当初予算は、「住み心地の良い町」日本一を目指す中で、厳しい財政状況ではありますが、財政健全化を見据え、普通建設事業費を抑制し、予算編成を行いました。いまだ収束の見えない新型コロナウイルス感染症と共存しながらも世界に貢献し、地域発展に欠かせない原動力となる人材育成を推進をし、さらなる飛躍を目指す町政実現のため、諸施策を進めてまいります。 また、町民サービスの向上と事務の効率化を目指して、行財政改革の第一弾として機構改革を行い、より適切な予算執行に努めます。 本町の歳入の約6割を占める町税と地方交付税につきましては、町税が前年度比1.41%の増、地方交付税は地方財政対策の各種手法等による試算から、前年度比4.09%の増を見込み、前年度比1億8,64万6千円の増となりました。 また、諸収入では、峡南医療センター企業団への短期貸付金、返還金2億円の減、町債では、借換債、および臨時財政対策債の減により、前年度比23.16%の減となりました。 ふるさと納税を活用した積極的な財源確保を図るとともに、経常経費の一部縮減に努めましたが、近年同様、当初予算編成時に財源の一部を財政調整基金に頼る厳しいものとなっております。 予算総額は90億1,107万7千円、前年度当初予算比で1.14%、1億427万8千円の減額となりました。 その内容は、歳入歳出予算第2表「債務負担行為」、第3表「地方債」によります。 議案第24号 令和5年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算について 事業勘定につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ17億4,343万6千円と定めるものであります。 また、直営診療施設勘定につきましては、歳入歳出の総額を7,017万7千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出」によります。 議案第25号 令和5年度市川三郷町介護保険特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ23億252万7千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第26号 令和5年度市川三郷町介護サービス事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ377万9千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第27号 令和5年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,931万6千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「債務負担行為」によります。 議案第28号 令和5年度市川三郷町簡易水道特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億4,442万5千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「債務負担行為」、第3表「地方債」によります。 議案第29号 令和5年度市川三郷町公共下水道事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ10億3,055万8千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「債務負担行為」、第3表「地方債」によります。 議案第30号 令和5年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,526万4千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「地方債」によります。 議案第31号 令和5年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ839万8千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「地方債」によります。 議案第32号 令和5年度市川三郷町温泉事業特別会計予算について 歳入歳出の総額を1,954万2千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第33号 令和5年度市川三郷町恩賜県有財産保護管理事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額を261万8千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第34号 令和5年度市川三郷町市川財産区特別会計予算について 歳入歳出予算の総額を276万1千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第35号 令和5年度市川三郷町高田財産区特別会計予算について 歳入歳出予算の総額を61万6千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第36号 令和5年度市川三郷町大同財産区特別会計予算について 歳入歳出予算の総額を318万1千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第37号 令和5年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,537万2千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第38号 令和5年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億4,656万7千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第39号 令和5年度峡南地域教育支援センター共同設置特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ345万6千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第40号 令和5年度市川三郷町上水道事業会計予算について 今年度の業務予定量は給水戸数3,817戸、総配水量150万7千立方メートル、1日平均配水量4,129立方メートルでございます。 収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益1億8,809万4千円、水道事業費用1億8,625万3千円とするものであります。 次に、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入202万5千円、資本的支出7,328万7千円とするものであります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7,126万2千円は過年度損益勘定留保資金866万1千円、および当年度損益勘定留保資金5,155万7千円で補てんするものでございます。 議案第41号 字の区域変更について 中山間地域総合整備事業下大鳥居工区圃場整備に伴い。字の区域の変更を行う必要が生じたため、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上、提案とさせていただきます。 ○議長(丹澤孝君)  これより質疑に入りますが、あらかじめ申し上げます。 本件については、議会運営委員長の報告にもありましたように、所管の常任委員会に審査を付託いたします。 したがって、ここでは大綱的な質疑をお願いいたします。 これより質疑に入ります。 高尾議員。 ◆10番議員(高尾貫君)  確認だけしておきたいと思います。 議案第1号 市川三郷町職員の高齢者部分休業に関する条例の制定と、それから議案第3号、関係条例の整備。それから第4号 市川三郷三郷町職員の停年等に関する条例の制定。いずれも制定ですけれども、関連する部分があろうかと思います。概略で結構ですので、例えば65歳まで定年。それは段階的にどうなる。細かい話は委員会でしてもらえばいいんですけれども、私もその委員の一員ではありませんので、そこだけちょっと押さえておきたいなと思いますので、何年後には、こうなりますよと。そして再任用はありませんよとかという、あるいは扶養手当についてはどうなるかとか等々について、分る範囲で結構ですので、教えてもらえば、次の委員会で行うのに非常に楽になるのではないかなというふうに思います。いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 総務課長、一瀬浩君。 ◎総務課長(一瀬浩君)  それでは大綱的な質問だということで、概略で説明をさせていただきたいと思います。 いずれも先ほどの町長の提案理由にもありましたとおり、議員さんからもおっしゃられた令和5年度から始まる国家公務員の定年引き上げに伴うものでございます。 これに伴いまして、議案第3号のところで制定をさせていただいている部分のほかにも中に8つございますので、それらは委員会の中でお話をさせていただきますが、一部分の改正等が8つのものが第3のところで含まれる、第3号の議案の中で含まれております。 おおむね、全体像ですが、非常に多岐にわたっているので、細かい説明をし出すと非常に長くなってしまうんですが、雑駁でお話ししますと、令和5年4月1日から令和7年3月31日までで61歳の定年。 それから2年後、令和7年4月1日から令和9年3月31日まで62歳。 それから令和9年から令和11年の3月31日までで63歳。 令和11年から令和13年3月31日までで64歳。 これ以降は65歳ということになります。 2年ずつ、2年ごとに1歳ずつ伸びていくということでご理解いただきたいと思います。 暫定再任用職員として65歳まで働ける仕組みにはなっておりますので、令和5年度から定年延長制度が実際に運用されますが、先ほどのように2年ごとに1歳ずつ引き上げられて法律上の定年年齢は60歳なんですけれども、役職としてそれ以降も1年ずつとか、2年に1歳ずつ延びていくというふうで、ご理解いただいて、暫定再任用職員として65歳まで働くことができる仕組みになっておりますが、令和14年度に定年延長制度は移行期間を完了し、それ以降は65歳の定年が固定というふうになります。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  追加ありますか。 高尾議員。 ◆10番議員(高尾貫君)  ありがとうございました。そういうことでぜひ、さらにまた詳しく教えていただければと思いますけれども、退職金なども含めて、そのときにお話しいただければと思います。 今は結構でございますので。 ○議長(丹澤孝君)  質疑を終わります。 お諮りします。 本件については、各常任委員会に審査を付託いたします。 これにご異議ありませんか。 異議なしと認めます。 したがって、本件につきましては、各常任委員会に審査を付託することに決定しました。 ここで暫時休憩します。 再開は午後1時、一般質からとします。     休憩 午前11時23分-----------------------------------     再開 午後1時00分 ○議長(丹澤孝君)  再開します。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第8 一般質問を行います。 第10番、高尾貫君ほか9名の計10名から通告がありました。 本日は10名中、3名について発言を許します。 順次発言をお願いします。 はじめに、第10番、高尾貫君の一般質問を許します。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  それでは、一般質問に入らせていただきます。 町の最上位計画、第3次総合計画の策定にあたりましてということで質問をいたします。 本町は、2005年10月に3町が合併し誕生、今年で19年が経過します。 合併後に、第1次総合計画を町の最上位計画として取り組まれて2017年3月に第2次総合計画、概要版発行を含んで策定をされました。 基本構想によりますと、期間は10年と定めておりますが、基本計画の中で必要に応じて、5年経過の段階で、見直しは可能であると記されております。 しかし、2022年までになぜ、事業検証や見直しが実施されなかったのか、その要因があろうかと思いますので答弁を求めます。 2つ目として、この間に、国内では新型コロナウイルスによる経済の停滞、人と人との交流遮断があり、人々は不安な日常を強いられてきました。また、ロシアのウクライナに侵攻、その侵攻により、人々の住むところは破壊され生きていく上での作物を育てていた土地は荒廃化されて、その結果世界が分断をされてしまいました。 こうした情勢を受けて、エネルギーや原材料の高騰による物価上昇となるなど、私たちの生活も大きく変化してまいりました。 一方、県内においても中部横断道の全線開通や2027年にはリニア中央新幹線が開通予定となっていたものの営業運転の開始時期が大幅に遅れる見込みや人口減少など、本町を取り巻く環境は財政難をはじめとして急激に変化してきております。 こうした情勢の中で、第3次総合計画の見直し策定は行われることとなりますが、どのような考えで臨むのか、計画のあらましを町民に分かりやすく説明してください。答弁を求めます。 また、総合計画策定までの到達目標年次は、何年度を目指しますか。具体的なスケジュールは、どのように考えているのか計画をあらかじめ町民に説明してください。答弁を求めます。 総合計画の審議会条例に伴う、町民からの審議委員は広く公募方式を採用してはと思いますがいかがでしょうか、これまた答弁を求めます。 5番目として、町の将来像は行政と町民が協働で策定するものと考えます。 第3次総合計画では、これまで同様住民参加を基本とし、職員および町民からのパブリックコメントは当然とし、「住民アンケート」、「中・高校生によるアンケート」、「働いている人へのアンケート」、「女性をはじめ各種団体によるアンケート」、そして「町長と各種団体との意見交換」など、より積極的に幅広く考え方を募り計画、いわゆる基本計画に生かし有意義に機能し、策定に生かしていくことが求められます。答弁を求めます。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  高尾貫議員の一般質問にお答えをいたします。 町の最上位計画、第3次総合計画作成にあたっての1点目、2020年になぜ事業検証見直しを実施しなかったかについてでありますが、平成28年度に策定された第2次総合計画の計画期間は、平成29年度から令和8年度までの10年間でありました。令和3年度は第2次総合計画の中間年度で、計画見直しを検討いたしましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により町民生活は大きな影響を受け、その生活環境や社会経済は大きく変化しており、それらに対応するため、見直しではなく、新総合計画策定を計画をいたしました。また、総合計画・総合戦略・人口ビジョンの一本化の流れの中で、総合戦略人口ビジョンは7年計画の2年目であり、総合戦略・人口ビジョンが5年目となる令和6年度に、総合計画と一体的に見直しをし、策定を行ったほうが合理的であると判断をした次第でございます。この3計画は関連性が強く、一本化した場合は町民の皆さまが、計画の全体像を理解しやすい利点があり、1本化が必要と考えました。 2点目、どのような考えで臨むのか、計画のあらましを町民に分かりやすく説明をについてでありますが、今般の世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大により、国民生活は大きな影響を受け、その生活環境や社会経済、個人の価値観などが大きく変化しており、デジタル化の遅れに対する迅速な対処や社会全体のDX、デジタルトランスフォーメーションへの対応などわが国を取り巻く情勢の変化に対応する必要がございます。また一方では、議員ご指摘のとおり中部横断自動車道や、リニア中央新幹線の開通予定といった町を取り巻く環境の変化にも積極的な対応が必要でございます。 これらの課題解決、急激な社会変化に対応するため、町の将来を担う若者などの多様な意見や、「誰1人取り残さない」社会の実現を目指す持続可能な開発目標「SDGs」の視点などを取り入れながら、必要な住民サービスを安定的に供給する持続可能市川三郷町の実現に向けて、少子化・超高齢化や人口減少などに対する中長期的な視点の両方を持ち合わせた、町民の方々にとって身近に感じられる市川三郷町第3次総合計画として「基本構想」および「前期基本計画」を策定をいたします。 3点目、策定までの具体的なスケジュールにつきましては、令和5年度中に基礎調査、人口予測および第2次総合計画の検証などを行い、全体の10年間の基本構想を考え、令和6年5月から同年9月に前期5年間の基本計画を考えてまいります。令和5年8月から令和6年9月の間に、役場内本部会議、役場内のワーキンググループ、役場内分科会を3回から5回程度を実施し、令和5年9月ころから総合計画審議会を6回程度開催をし、素案を固めた上で令和6年10月から翌11月にパブリックコメントを行い、令和6年12月に議会へ上程をするように進めていきたいと考えております。 4点目、町民からの審議委員は、広く公募方式を採用してはいかがかについてでありますが、総合計画審議会委員の定員は条例の定めにより25人以内となっており、前回第2回の時は23人でございました。今回も同人数程度を予定しております。委員の構成は、各種団体の役職員、学識経験者、町議会議員、一般住民であり、広報、ホームページで周知してまいります。選考は令和5年9月までに行う予定で、定員の内、若干名は令和5年6月ごろに公募をいたします。 5点目の第3次総合計画では、これまで同様住民参加を基本とし、より積極的に幅広い考え方を募り、基本計画を生かし、有意義に機能し、策定に生かしていくことが求められるがについてでありますが、策定に当たってはこれまで同様に住民参加を基本とし、急激な社会変化に対応するため、住民アンケートの実施や町民ワークショップを開催することにより町の将来を担う若者などの多様な意見を積極的に取り入れたいと考えております。 総合計画は、本町の目指す将来像や進むべき方向性と、それを実現するための基本的施策を総合的かつ体系的に示すものであり、町政運営の指針として広く町民の皆さまに理解、ご協力いただけるよう取り組んでまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  5つの課題について、答弁をいただきました。その中で、まず先ほど答弁の中で、SDGsのお話がありました、SDGsは、ご案内のように17項目、169のターゲットがあるわけですよね、細かくは全部言いませんけれども。それと第3次総合計画と、マッチングするには、相当な労力が必要だと思います。時間も含めて、そのへんの受け止めというのは、答弁でSDGsというのを組み入れるという話というのは、これは一応、言葉としては簡単です。しかし実際に入れるとなれば、これは持続可能な社会を目指すということでありますから、とてもとても幅が広くて、しかもSDGsは2030年の目標達成の時期を目指しているわけですね。それで果たしてどうなるかというところは、私はどうなのかという、そういう心配事はあります。 そこをどういうふうに受け止めていくか、そこをお答えいただけますか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  SDGsの取り入れということですけれども、ワーキンググループとかも開催をいたします。その中で、SDGsの知識を持たれた方に、概念等を説明をしていただいて、その中で総合計画の中に取り入れていけるものというのを、また選び抜いていきたいと考えております。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  要は、17項目169のターゲットを、いろいろな意見を聞く中で、それで組み入れていくという、そういう考え方で受け止めているんですか。 ○議長(丹澤孝君)  政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  SDGsも、議員さんがおっしゃるとおり、17項目ありますので、その中で総合計画にマッチングするような部分というものを拾い出して検討していきたいと考えております。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  分かりました。いずれにしましても、この先、先ほど町長の答弁の中でもありましたが、この先10年というのは、地方経済はかなり変化すると思います。 先ほどお話がありましたように、テクノロジーは当然でありますし、私たちはスマートホン、それからタブレット、これらを当然というように発展してまいります。と同時に、AI、さらにAIですね、AIイコールブロックチェーン、ブロックチェーンって分かります。ブロックチェーンというのは、コンピューターと、例えば郵便局の貯金通帳とつなげても、今、普通の銀行がそうですよね。そういうふうに、鎖でつながるような形が発展してくるんですよ。そういうことを、どういうふうにこの総合政策の中に踏み込んでいくかということを考えたことがありますか。私は、そこをやっぱり総合計画、これからの総合計画というのは、今日は本を持ってこなかったけど、総合計画は基本計画あり、基本構想あり、基本実施がある、この3点に絞られている。ところがそれを全部基本の中に入れると言ったら大変なことですよ。だから私がさっき言ったように、コンピューターの社会になる、テクノロジーの社会になるのに、どういうふうに総合計画に組み入れていくかということを、しっかり考えていかないと遅れを取りますよと。国、あるいは県からも、あるいは各市町村からもということを申し上げているんですけれども、そこは理解をされているかどうか分かりませんけれど。 ○議長(丹澤孝君)  政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  社会情勢が大分急加速でいろいろ変わっていくということは把握しておりますので、その辺に対応できるような総合計画を作りあげれるようにしたいと考えております。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  ぜひそれはそれで頑張っていただければというふうに思います。 そこで、予算化はしてありますよね。ちょっと私予算のほう、800なんぼでしたっけ、してありますよね。864万、3万。すみませんそれはそれでいいです。 人口ビジョンと、綜合計画を、今度は令和6年度にしっかりそこは組み入れると、従来は人口ビジョンは人口ビジョンで、総合計画は総合計画になっていたんですよ、それを今度は一体的にするということなんですけれど、あえて私、ここでいう必要もないですけど、ただ人口減少が到来します。来ています。人口減少が到来すると、何がその、何が来るって、何を招きますかですよね。どういうことが行われてくるのかということを、掴んでいると思うんですけれども、税務課長でも、財政課長でも、企画でも、どなたでも結構ですから、どんなふうなことが起きてくるのか、いわゆる人口ビジョンが、人口ビジョンのシミュレーションはまだできていませんよね、今度令和6年度ですから。シミュレーションをつくりながら、どういうふうに減少、あるいは減少する過程でもって、何を招くかということを掴んでいる人があればお答えいただければと思っています。 ○議長(丹澤孝君)  政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  人口減少により、所得のほう、働く方の人口が減るというようなことになると思います。そうすると、町のほうの住民税、所得のほうがです、町の所得のほうが年々減ってくるという状況だと考えております。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  そのとおりですね。私が答えを言っても仕方がないんですけど、結果的には税収減、社会保障のいわゆる関係費、それが人口減少と同時に高齢化になると増える、それとおそらく上下水道の中で、行政サービス、そういったものもかなり厳しくなる。そういうことを総合計画を作る段階では、すべてそういったことをトータル的に議論をしなければならないんですよ。もちろん、4回、5回の審議会でやるんですけれど、そこのへんのところをある程度やっぱり、相当のプロ意識を持ってやらないと、しっかりしたものが出ないというように私は思っています。 これは社人研と言って、国立社会保障人口問題研究所ですね、そこで2045年に、さみしいんですけれど、市川三郷町の人口は、1万人を切るんですよ、残念ながら、2045年なんですよ。私まだ生きているかもしれません。2045年ですよね、だからそのときにどういうふうになってくるかということまでを含めて、将来的なことも考えてもらわないと、結果的には確かに人口減少は全国的なものであるというふうに言われますけども、子育てとか、医療の問題だとか、住環境、あるいは雇用、さまざまに影響してくる。質のいい教育をしたいと思っても、なかなか難しくなってくるということがあるので、そういった人口減少イコール人口のシミュレーションをつくりながら、総合計画にどういうふうに動いていくか、人や物や金がどんなふうに動いていくのかも含めて、私は総合計画の中に、きちんと納め、捉えていくべきではないかと思いますけど、私がそのことを全部言ってしまうつもりはありませんけれども、もう少し総合計画というのは、最上位計画で作るわけですから、そのくらいのことは覚悟していただきたいと、大変なことでしょうねということです。 町長の答弁を求めます。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  議員のご指摘は理解をさせていただきました。当然これは、町の最上位計画ということでございますので、全庁挙げて、役場を挙げて取り組んでまいる所存でございます。 人口減少という大きな課題がございます。これも宿命的な問題にも、日本にとってはなろうかと思いますが、世界人口はそうは言っても増えている状況でありますので、こういったことも今後展開をしていく。まず住民の皆さまの所得を、個々の所得を上げていく算段を取っていく方法、あるいはリンケージ人口という、町の町民の皆さんと関係がある町外の方々との連携を強くしていくこと、またあるいは国際戦略も含めて、この地域発展のために取り組んでいく、そういう方向性も視野に入れながら取り組んでまいりたいと思います。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  その意気込みはぜひ持っていただきながら、ぜひ総合計画はきちんと作っていただきたいというふうに思います。 それで、総合計画に直接かかわりがあるかどうかは別にしても、いわゆる市川三郷町は峡南地方の玄関口だというふうに、私たちは言っています。私は言っていますが、玄関口としてもしそうであるとすれば、その役割と言いますか、何を申し上げたいかということは、例えば町長がいつも答弁などでお話される、いわゆる観光の問題、生産拠点の誘致の問題、あるいは移住、そして定住、そして地域の後ほどまた実施しますけれども、第3の質問のところでやりますけれども、町民の皆さん方の足の問題、そういったものを私ども議員の中でも、そういう問題意識を持っている人がいますけれども、広域行政的にというふうに言ったほうがいいのかな、広域的にやっぱり取り組むという、そういう視点で市川三郷町としてリーダーシップを取っていただければなというふうに思います。それがひいては峡南地域の発展につながるということになると思うんです。 だから2045年になると申し訳ないんですけれど、身延町は約人口3千人くらいになるらしいですけれども、そんなことを想定すると、大変なんですけれどもやはりそうは言っても市川三郷町は、峡南の玄関ですから、その玄関口として遠藤町長をはじめとして、市川三郷町はどういうふうにリーダーシップを取るかというのをお伺いしたいですね。しておきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  今、観光とか、いろいろな課題をご提示いただきましたけれども、昨年、所信のほうでも申し上げました。峡南ネクスト共創会議という、山梨県と峡南5町が連携をした取り組みがスタートをしてございます。その中で、地域課題でございます観光戦略について、今年度から取り組みを進めていくわけでございますが、その中にも公共交通をどうしていくのかとか、あるいは環境の問題をどうしていくのかという、そういう分科会もございますので、いろいろ多方面にわたってそういう連携を取りながら推進をしてまいります。もちろんそういう連携の中で、私どもの立ち位置というものを、しっかりご提示をさせていただき、進めていきたいと思っております。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  今、決意ではございませんけれども、ぜひそんなことでしっかりと取り組みをお願いをしたいというふうに思います。 それともう1つ、今後の公募の関係で触れておきたいと思うんですけれども、以前の組長は、コロナの関係があったから今は止まっていますけれども、町民の声を聴くという立場で、曜日を決めて本庁舎内、それから各支所の部所で、町民の声を聴いてきて、それをやっぱり総合計画にも反映をしてあるというように話を伺ったことがありますけれども、現町長は、今の町長ですよ、現町長はその思いはあるのでしょうか、聞いておきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  その思いはございます。先ほど申されたように、コロナということもあって、それがうまく機能はしなかったわけでございますが、計画の中ではございます。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  ぜひ、そのつもりで取り組みをお願いをしておきたいと思っています。 それでは次の質問に移ります。 2点目の質問に入らせていただきます。 市川三郷町地域強靱化計画の位置付けについて、お伺いします。 国の国土強靱化基本法が2013年に制定、それから公布され、本町においても、2020年12月に市川三郷町地域強靱化計画が策定されました。 計画の位置付けについてお尋ねいたしますが、市川三郷町地域強靱化計画に係る部分については、本町のさまざまな分野の防災、減災計画の指針となり、行政全般に関わる既存の総合的な計画よりも、さらに上位に位置づけられる性格を持っているというふうに記されております。 私は、大変重要なことと思っています。本町を取り巻く環境は、森林が約6割を占め、3本の一級河川や渓流があり、山地災害など多種の自然災害が発生しやすい条件下にあります。 したがって、市川三郷町地域強靱化計画も総合計画同様、本町の最上位計画に組み入れ事業検証を行い、手を加えていくことが重要と考えます。答弁を求めます。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  市川三郷町地域強靱化計画の位置づけについてでありますが、近年みられる台風の大型化や集中豪雨の多発化、地震等による災害発生のリスクの高まりから、本町においては、大規模自然災害等に平時から備え、人命の保護を最大限図るまちづくりを目指し、令和2年12月に策定をいたしました。計画期間は、令和2年から令和6年の5カ年であります。市川三郷町地域強靱化計画は、行政全般に関わる既存の計画よりも上位の位置づけとなっております。 事業検証につきましては、アクションプランのうち建築物等の耐震対策の推進、庁舎等の耐震化の推進、災害に備えた協定の締結推進、感染症等の拡大防止に資する対応と備蓄体制、災害発生等の業務継続体制の確立、避難所等の電源確保体制の整備、道路の点検や緊急車両等の通行のため、早急に最低限のがれきや放置車両等の処理を行ったり、簡易な段差修正等により救援ルートを開けるための啓開マニュアルの運用および訓練の実施、産業廃棄物の処理体制の整備等、重点化すべき15プログラムを今年度内に検証し、目標達成に向け取り組んでまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  ごもっともの答弁でありがとうございます。それはそれでいいんですけど、ただ、総合計画と、地域強靱化計画が、両方とも最上位計画なんですよね。私たちもそうですけれど、町民も、職員も、どちらを、最上位計画というのは何だという話ですけれども、最上位計画、両方とも最上位計画、1つの町に最上位計画っていうのは1つでいいんではないかなと、つまり総合計画が最上位であれば、その中に強靱化計画を具体化をし、あの項目の中には、確か2つ入っているんですよ、防災関係は、だからその強靱化計画というのは、もっともっと幅広く入っているので、それをどういうふうにするかって、強靱化計画は強靱化計画として置いておくのはいい、設置しておくのはいいんですけど、最上位計画の中に、きちんと強靱化計画ということを組み入れたらどうかという、そういう質問なんです。 先ほどの町長の答弁は、それがいいということではなくて、私は戸惑いがあるので、どちらもということは、どちらも最上位計画にあるということはありえないというふうに思うので、そこはどういうふうに分析をし、これからどういうふうにしていくのかということだけはっきり聞いておきたいと思いますので、お願いします。 ○議長(丹澤孝君)  携帯電話は、マナーモードか、電源オフでお願いします。 答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  地域強靱化計画ですけれども、こちらのほうは人命の保護を最大限図るということの中で作られたものであり、総合計画というものは、町の将来の方向性を計画的に計画を立てて進めていくというような位置づけになりますので、最上位計画という表現はしておるんですけれども、計画の質が違うと言いますか、表現と言いますか、そのへんがちょっと違うかなというような、今のところ解釈をしております。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  そのとおりです。 これをどうしても上位計画をどちらかを外して1本にしろというふうに言っても、どうも無理のようですから、これ以上はやりませんけれども、ただ総合計画の中に、人命とそれから物というふうにすれば、そういう整理になりますけれども、総合計画についてもこれは当然にして災害も入っていますから、13項目の中での2つの項目が入っているんです。だから、総合計画の中にですよ。その中に2つのいわゆる防災の関係が入っているんですね。だからそこが強靱化計画ときちんと連携をしながら、同時に検証も一緒にするようなことを考えたらどうだろうかなと、その点についてはどうなんでしょうか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  当然、国土強靭化地域計画のほうを、総合計画第3次の総合計画のほうにも大いに取り入れて、検証のほうも両方していきたいと考えております。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問ありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  そういうことでお願いをしたいと思います。 それでは3点目の質問に入ります。 3点目の質問は、町民の足、いわゆる移動手段の確保と対応策についてでございます。 昨年12月末、町内の病院に通院している高齢者から、「町内のタクシー会社が、2023年1月末で休業になるとの話を聞いて驚いた」ということで、私のところに相談電話が朝早くありました。 私も、これはただ事ではないと思い、早々に当該のタクシー会社に出向き話を伺うことといたしました。 「もう限界です。会社をあけておいても利用してもらえないので無理です。」ということでございました。 町民の移動手段の確保は、公共交通の活用と歩いて暮らせる町づくり、人と人との交流の活性化など、交通確保による町民の暮らしを守ることは、行政と議会の役割ではないかと思い、昨年12月慌ただしい年末の時期ではありましたが、町へ今後の対応策について、地域の議員の皆さんと一緒にお願いに上がりました。 チラシの作成だとか、2月1日以降、町の早いスピーディーな対応に対しては、改めて感謝を申し上げます。 その後も「タクシーは何とかならないのか、免許証返納したくてもタクシーがなくなるなら免許返納を先延ばししようかと考えているとか、身延線があっても買い物や病院には行けないよね。」などの問い合わせが年明けも続いておりました。 第2次総合計画、今の総合計画の中では、公共交通の維持・充実、その現状と課題、施策の方向では公共交通機関の充実など、列記されておりますが、町内から全てのタクシー会社がなくなるとは誰しも想定できなかったかと思います。国土交通省によりますと、交通政策基本法、地域公共交通活性化再生法が2020年の6月に改正をされました。市町村は、主体的に地域公共交通、いわゆる町民の足確保、活性化策に取り組むよう努めなければならないというふうに規定をされています。 とりわけ、買い物弱者や病院に通院できる機能強化を図るためにも、地域公共交通会議、いわゆる協議会を立ち上げ、さまざまな方々の意見を聞く場を設け、町内全域の移動に困っている人たちを支える仕組みができるとさらに安心かと思います。いかがでしょうか、答弁を求めます。 2つ目は、この町に住む人々は、地域の活性化や地域で安心して暮らせることを楽しみにしています。前項でも申し上げたよう地域公共交通は、いわゆる地域町民の皆さんとともに真剣に考えなくてはならない社会的な課題であります。 自家用車を利用できない人はどうすればよいのでしょうか、本町にもご高齢の方、何らかの障害を持っている方、運転免許証や自家用車を持っていない方もたくさん暮らしております。 この機に、町民の皆さんの日常の足をどのような方法で確保して行くのか行政として、具体的に策定することが求められております。 将来にわたって、町民の足確保について、容易ではないとは思いますが、今後どのような考えを持ってのぞむのかお尋ねいたします。答弁を求めます。 3点目は、AIオンデマンドバス実証実験の利用状況、これは令和5年1月末現在の利用人数、利用者の声、課題等について情報はすでにいただきました。 その後の実態と、実証運行は引き続き行うのか、あるいは本実施に移行するのか、あるいは異なる方法を見出して利用するのか、町の考えをお訊ねいたします。答弁を求めます。 4点目は、この町の現状を把握していると思いますが、困っている町民はどこにいるのか、どの時間にどこへ行きたいのか、町は町民にどれくらいまで補助できるのか、どのくらいの人が利用するのかなど、実効性のある取り組みへの道筋をつけることが、地域にあった持続可能な町民の足を確保することができるものと考えます。改めて対応策について答弁を求めます。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  町民の足の確保と対策の1点目、地域公共交通会議を立ち上げさまざまな方々の意見を聞く場を設け、町内全域の移動に困っている人たちを支える仕組みができると安心だと思うがいかがかと、2点目の将来の町民の足確保についてでありますが、第2次総合計画の公共交通の維持・充実の中で、コミュニティバスを充実させ、高齢者など交通弱者の買い物、通院の移動手段の確保に努めると記載しております。この総合計画が策定された、平成29年3月時点で町内のタクシー会社は3社ございましたが、現時点で1社休眠ということで、ゼロとなりました。 本町の交通環境が大きな変革期を向かえていることを認識しております。町で唯1のタクシー会社が1月末をもって休眠とする情報を12月下旬に得てから、それまでの利用状況を調査したところ、多くが重度心身障害者等タクシー利用料金助成回数券を利用し市川三郷病院への通院をする方であったという実態が判明したことから、市川三郷病院と富士川病院を結ぶシャトルバスの延伸について、昨年12月末に峡南医療センター企業団にお伺いをし、お願いいたしました。何度か協議を重ね、2月1日より市川大門地内での1日3本の延伸を実現することができました。また、富士川町のタクシー会社が月曜日から土曜日までの午前8時から午後5時まで、市川大門駅前に常駐することとなりました。 なお、町民の方々には「タクシー利用案内」を、2月15日に町内に全戸配布いたしました。 買い物弱者、民間医院への対応といたしましては、コミュニティバス山保線の路線変更とダイヤ改正も現在検討中でありますが、富士川町のタクシー会社が2月より参入しておりますので、民間経営の圧迫になる可能性もあり、3カ月ほど様子をみて判断いたしたいと思っております。 コミュニティバス山保線の路線変更ダイヤ改正等には地域交通会議を開き、構成員の方々にご意見をいただきます。 将来の町民の足の確保につきましては、地域交通会議での意見集約や第3次総合計画の住民アンケート調査、住民ワークショップでご意見を伺う中で、公共交通網の整備に努めてまいります。 町民の足確保対策についての3点目、AIオンデマンドバス実証実験についてであります。この実証実験は、六郷地区より民間タクシーが撤退し、時間に縛りのない公共交通機関を失う中で、六郷循環線をAIオンデマンド交通に転換し、令和4年11月1日から令和5年2月24日までの77日間を行い、その導入効果を利用者数、延べ利用者数、利用エリア傾向等から検証するために実施をいたしました。 また、高齢者のネット予約率の向上を図ることで、利用者にAIオンデマンド交通の利便性を実感していただくことも目的の1つとして実施いたしました。実施にあたり各地区集会所での説明会およびネット予約の説明会を開催をいたしました。さらに期間中には、「六郷の里秋まつり」でのPR活動、町ホームページ、広報いちかわみさと、LINE等を活用し周知してまいりました。実験開始後もバス停を増設するなど利便性も図りながら事業を進めてまいりました。 その結果、利用者数は循環線の約2倍となりましたが、ネット予約はほとんどありませんでした。 今後、実証実験で得られたデータやアンケート結果を詳細に分析し、検証結果をまとめてまいります。実証実験の継続や本運行につきましては、予約システムの利便性、運行経費、乗り合い率の状況等総合的に判断をして検討してまいります。また、本運行の可否とは別に、今回の実証実験で得られた情報は、今後の公共交通運営に生かしてまいりたいと思います。 全町展開をしていくということでございます。 4点目でございます。1つ目は、困っている町民は何処にいるのかということでございましたが、タクシー券利用者で病院へ通院している方を令和4年4月から12月まで調査いたしましたところ、3回以上利用した方は55人いらっしゃいました。内訳は、市川地区31人、高田地区5人、上野地区4人、下大鳥居地区4人、印沢地区3人、大塚地区3人、黒沢地区2人、楠甫地区2人、岩間地区1人でございます。 2つ目、どの時間体に何処へ行ったかにつきましては、タクシー券利用の状況からは時間帯は分かりませんが、通院を考えると午前8時から午前11時くらいが多いと推測されます。行先は医療機関が多く、次いで買い物が多いわけでありますが、買い物客とその通院との大きな差はございます。 3つ目、町民にどれくらいの補助ができるのかにつきましては、現状の補助事業は、重度心身障害者等タクシー利用料金助成回数券、コミュニティバスの運行での75歳以上の無料化、峡南医療センターシャトルバスの延伸となります。これが補助対象ということになります。 4つ目、どのくらいの人が利用するのかにつきましては、タクシー券の利用者は、令和4年4月から12月までの9カ月間で、延べ2,663回利用、コミュニティバスの令和3年度の乗車実績は、三珠線が982人で1便あたり1.53人、山保線が1,404人で1便あたり2.45人、六郷線が4,798人で1便あたり1.83人、六郷循環線が1,763人で1便あたり5.39人でございました。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  今、最後のところで、4点目のところで、これは実際の数字を上げていただいて、ここは感謝をいたしますが、私は、これは困っている人はどこにいるとか、どの時間に行きたいのかというのをしっかりと調査をして,その対応策をしてほしいということを、質問の中では言っておりますので、現状の数字をこうとか、ああだとかということではなかったの、この後どうするかという、いわゆる1月末でタクシー会社が終わって、その後、例えば富士川町のタクシー会社は5時までと、ところで私が、ちょっと7時過ぎに用事があるんだけども、タクシー来てもらえますでしょうかという話をしましたら、うちの会社は7時までですと、7時までは大門駅にいてもらえるんでしょうかと言ったら、5時までですのでいませんと、そういう話がありましたので、あえて今の現状、2月15日にチラシを配っていただいたり、さまざまな労をねぎらっていただいたことについてはこれは感謝しているんです。この後、この後どうするかということなんですけど、この後町民の足をどういうふうに確保するかということを、実は申し上げているわけです。質問の中では。 町長が丁寧にと数字を挙げていただきましたので、それはもうしっかり私も後ほど数字をいただきまして、参考にさせていただきますが、元へ戻りますが。一番最初の質問のところで、例えば、これは市川地区だけの問題じゃないものですから、六郷地区、三珠地区、町全体の問題ですから、私のほうでは、この後、しっかりと三珠の人たち、あるいは六郷の人たち、それから市川大門地域の方々、あるいは関係する業者さんの方々、あるいは役場の皆さん方を入れたりして、そしてしっかり協議会をつくって、この後10年、20年先の町民の足をどうするかということを検討する協議会をつくってほしいというふうに求めているんです。そこを町長から答弁をいただきたかった、私は。 だから捉え方が違ったかもしれませんが、そこに本当の町としての役場としての皆さんにやれという話ではないんですよ。協議会をつくって、きちんと検討しながら立ち上げたらどうだと、どうしたらいいかという話をしているんですよ。そこはどうなんでしょうか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  協議会といいますか、今、地域公共交通会議と言うものはうちの要綱のほうで定められておりまして、議員さんのおっしゃっているのは、それ以外に新たな協議会をというようなことでよろしいですか。 はい。こちらのほうですね。今、既にあります地域交通会議の設置要綱がございまして、もう1つ、その下のワーキンググループというものも要綱化されております。その中でメンバー的には各種団体の役員6名、各種団体というのは、社会福祉協議会、老人クラブ連合会の会長、民生児童委員の協議会長、市川三郷教育長、商工会長、そして女性団体連絡協議会の会長の6名と、あとは各種交通会議機関の方ですね。山梨県の交通関係の方々が3名、そして町民の代表が6名。そして県と国と町の職員で構成されております。そちらのワーキングというようなことを利用してはどうかなと考えております。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  分かりました。結構でしょう。そこで、今私が言った先ほど申し上げたようなことをきちんと明確に検討して、そして今度はその協議会は全てオープンだと思いますけれども、できるだけ町民に分かりやすいようにオープンにしていただけますか。そこはいかがでしょう。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  町内の問題ですので、今やるとすればオープンも検討していきたいと考えています。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  今ある会議を、不信感を持っているつもりは全くございません。ただ、本当に具体性があるかなということになると、ちょっと不安があります。そこで、改めての新たな本当の協議会をつくったらどうだというのが私の思いでありますから、そこは、今日、答弁はいりませんけれども、少し検討してみてください。でその検討を併せてですけれども、つまり、そういう会議の中では、国の動きや、県の動きや、あるいは県内の各市町村でのそういった、例えば役場でどこかでそういう、自前でやっているというふうな話とか、そういったことは出ませんか。出ていませんか。 ○議長(丹澤孝君)  政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  今のところ出ておりません。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  だから私は信用しないって言っているんですよ。そういう会議を。そういうそのレベルでやってもらってては困るなという話なんですよ。実は本当は明らかにする。ここでオープンにするつもりはなかったんですけれども、やっている町があるんですよ。知ってますよね。知ってます。理解してない。 町長知っています。知っていない。 やっている町があるんですよ。 これ山日、高齢者の送迎好評利用距離7倍に増加。西桂町、事業を1年の経過・結果なんですよ。 残念なんですよ。そういうことをちゃんときちっと把握して、こういうところに臨んでくれるならいい、私はこういうことをきちっとつかんで皆さんに投げているんですよ。 だから信用しないというのはそういう意味なんです。 というのは、実は西桂町の移動支援の事業はタクシー券を配布する方法に比べて、いわゆる自前でやっている方が7倍にも増えたと。事業の対象者は、事業の対象者って言うのは、車を使う人は、時間がなくなっちゃうから全部やっていると、免許証の返納した方とか、日中移動手段のない人とか、75歳以上の高齢者の方だとか、これ全部新聞に載っていますから後で見てください。2月8日、水曜日の山日。 あと西桂町の永田福祉課長に聞いてください。全部教えてくれるようになってますから、私が全部連絡を取り合ってますから。時間も8時15分から午後5時。町の採用した臨時職員が公用車2台を町内外、町の外まで送迎。運賃は無料で利用の目的は問わない。利用の目的は問わない。私が甲府の医大へ行くとすれば、それは乗せていってくれるらしいですよ。ということです。 予約が重複した場合は、予約時に調整をしている。登録人数は128人、75歳以上の人で。利用回数は、高齢者1人につき1カ月のうち片道のみ16回。町外への移動は4回、町外です。甲府へ行く場合は4回だけ。それは往復だから2回、それを登録しておいて、急の利用でも可能、他の町への病院へを、西桂から富士吉田の赤十字病院へ行くのにもただ、無料、2回まで4回までOK。 車の購入代は800万、小型車だと狭いどころまで入れるので、そのほうがいいだろうと、会計年度職員を1カ月15万円で雇用している。臨時職員だと1時間954円、今年度の職員が休んだ。会計年度職員が休んでできないときは、場合によっては役場の職員も対応する。 なぜコミバスをやらなかったのと言ったら、コミバスは他の公共交通機関、例えばJRとか、山梨交通に同意を得なければできない。役場が対応するのであれば同意がなくてもできるというふうになっているんです。これは国交省が言っているんですよ。 将来的に、やはり峡南で、先ほど申し上げた町長も答弁してくれたんですけれども、それらをきちんと広域の行政的に取り組むような方法を考えたりする。だから、リーダーシップをとれと言っているんです私は。それをやらなければ、市川三郷町は何だと言われになりますよ。 そういうふうにぜひ、今までタクシー券は75歳以上の人たちに、西桂では年間2万4千円払っているそうです。それを配らなくてもいいし、それから申し訳ない言い方だけど、わざわざ車を買わなくても、空いている車があれば、それをやると。役場の職員にやれというふうに言っているのではないんですよ。実施してほしい。社協に下ろしてほしいと。社協に下ろして、役場が委託するんですが、仕事は役場、事業は役場。実際に動かすのは社会福祉協議会です。そういうふうにもっと研究をして、いろんなところに足を運んでいただかなければ、町長も大変だろうとは思うんだけども、もう少し、積極的にいろんなことを県へ足を運んだり、それからいろんなところに足を運んで情報を収集していただければなというふうに思いますので、これは私からお願いであります。今言ったようなことについて、最終的に町長から答弁もらいます。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  重要な情報をありがとうございました。西桂町の情報は入手はしておりまして、私どもの町では、タクシー会社が休眠状態であるということ。また、民間で福祉タクシーも営業しているということで、暫定的なあくまでも処置ということでございます。将来の足確保につきましては、先ほども申し上げたとおり、峡南連携の中でやっていくことと、それから町内の中でやっていくこととございますが、このへんもそういう住民の声を的確に捉えながら推進をしていきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問ありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  どうぞよろしくお願いいたします。 4点目の質問に入ります。 自治公民館の建設および設置に関する要綱の見直しについてですが、自治公民館の建設設置に伴う問題は、令和2年の12月定例会一般質問および教育土木常任委員会等で、これは私がやったんですけれども、一般質問は一瀬議員だったかな。自治公民館の建設計画は再検討するべきと多くの提案や意見がありました。 提案内容は、地域的にも公共施設を建設するにはもったいない場所、財政的にも厳しい財政難に置かれていること、あるいは地元住民からの負担金なしで建設することは従前と異なり、町民全体から理解はされないなど多くの意見が出ました。 つまり、これまでの自治公民館建設は、各戸、各組からの負担金や寄付金等で賄い、町は補助金程度でしてきたのに、教育委員会告示第3号(令和6年6月1日)要項を発布してしまって、整合性が異なる方法を生み出してしまいました。 私は無理のある建設や施設建設設置には反対ですということでございますので答弁を求めます。 2つ目は、将来の財政負担を考慮して新年度を迎えるに当たって、白紙に戻すか、大幅に見直すことが必要と考えます。町長として、今後もこの要望を踏襲していくのか、改めてお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  自治公民館等の建設および設置に関する要綱の見直しについてでありますが、1点目、無理のある建設や施設設置に反対するにつきましては、ご指摘されているのは自治公民館を建設する場合には、以前のように地元から負担金や寄附金を求めなければ整合性が合わず、無理のある建設になるとの趣旨と存じます。 このことにつきましては、令和3年6月1日に公布した自治公民館等の建設および建設に関する要綱策定の際に、建設に係る地元負担金の実態調査を行いましたので、まずその結果についてご説明を申し上げます。 市川三郷町には自治公民館が69館ありますが、比較的近年に建設をされた33館について確認を行うことができました。結果は、地元負担金のない施設が25館、76%でございます。特に町村合併以後である平成18年度以降に建設をした3施設については、全て地元負担金がありませんでした。 この調査結果を踏まえ、要綱の第6条にて、自治公民館等の建設に当たっては原則として地元住民から負担金を徴収しない。ただし、寄附の申し出は妨げないと規定をいたしました。 一方、新自治公民館建設事業につきましては、コロナ禍や、ウクライナ侵攻などを起因とするウッドショックと呼ばれる建築資材の高騰が収束せず、令和3年度から事業実施を見送らざるを得ず、建設に係る地域の要望に応えられておりません。 したがいまして、建設に係る地域の要望に応えるためには、今後要項の見直しについても柔軟な検討を行っていきたいと考えております。 2点目の将来、財政負担を考慮して要綱を白紙に戻すか大幅に見直すことが必要につきましては、新自治公民館建設事業につきましては、令和3年度の補正予算にて、一度は議会の議決もいただいております。事業の重要性や必要性は当時と変わらず高いものがあり、今後も推進をしていきたいと考えております。ただし、1点目の答弁のとおり、建設に係る地域の要望に応えるためには、今後の要綱の見直しについても柔軟な検討を行っていきたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  他に質問はありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  柔軟という言葉が2つ出ましたから。そこで柔軟に検討していただければなと。というのは、公民館活動というのは必要だということは、私も十分承知しているんです。ただ、難しいのは全部無料で建てますよということはかなり無理があると、町民から理解をされないし、役場の職員の中でも、それは無理だろうと、そんなことをやったら大変なことになるという話も出ていることは間違いないんですよ。そういうことも受けながら、ぜひ柔軟にということをいただきましたから、柔軟という言葉が2回ありましたから、それをぜひ大事にしながらご検討いただければというふうに思います。 ただ、現状をお話をしておきます。当該の土地です。いわゆるここで言っているところ、全部で5室あるんですけれども、762平方メートルです。金額にして2,532万3,900円。1平米あたりが3万3,233円で、これは消費税入っていませんから2,500万かける消費税ですから、これにプラス250万ということになるわけですよね。ざっくりで。 3平米で9万9,700円、1坪9万9,700円でいくと10万超えますね。あの土地どうなっているんだっていう、近くの人たちやら、旧来から町役場にお勤めしていた先輩方とか、そういう人たちからはあの土地はどうなっているんだというふうに言われますから、私もそういうふうに言われて、即回答できないときに役場のほうに聞いて、先般伺ったところ、既にそれは教育生涯学習課の行政のほうの係になっているということでしたので、それを教育委員会で持っているのも、果たしてどうなのかなというふうに思いまして、あえてそこは、そこも柔軟に対応していくのか、財政の厳しい状況の中で、一方では土地を遊休地でぶらぶらさせておいて、一方側では行財政が厳しいという話をしながら、財政が厳しい厳しいという状況の中で、果たしていかがなものかなということが出ている。そういう言葉が発せられているということだけは、町民から出ていることをぜひそれは受けとめていただきたいと思いますが、町長、答弁いただきましたので、生涯学習課長に答弁をさせていただきたいと思います。どうぞ。 ○議長(丹澤孝君)  生涯学習課長、森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。まず土地についてですけれども、先ほど高尾議員がおっしゃるとおり、まずは町の土地開発基金で購入をいたしまして、その後一般会計で予算化をいたしまして、名目、目的を新自治公民館建設用地として一般会計で取得。旧館です、生涯学習課の予算で取得をして行政財産行政目的が公民館建設用地ということで、生涯学習課でその後管理をしているところでございます。 今後というところにつきましては、先ほど町長からの答弁にもございましたが、白紙に戻すかという中での答弁でございますが、令和3年度の補正予算にて一度は議会の議決もいただいております。事業の重要性や必要性は当時と変わらず高いものであり、今後も推進していきたいと考えております。というのが現状の町の考えでございますので、行政財産、今のところの行政目的、自治公民館建設用地というものは残るものだというふうに現状認識をしております。 以上になります。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  これ以上申し上げません。ぜひ先ほど私が言ったように、町の中では。あれだけの土地が空いていてもったいないなという話をされているということだけは、ぜひ受けとめていただきたいと思います。 私たちもそのことを聞かれるたびに、大変皆さんと同じように苦しい立場にありますから、ぜひよろしくお願いしたいと思いますし、ましてや地域町民の方が、私らの後ろにいますから、私らが発言しているその後ろには、みんな町民もいますから、あまりのことは言えませんから、このへんで止めておきますけれども、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。 5番目の質問に入ります。 財政難の中で、土地開発基金管理状況と処分についてお尋ねいたしますが、これは1つは、市川大門195-1の4筆の土地ですね。この令和3年度に処分されておりますが、これはどのようになっているのかお答えをいただきたいと思います。 それから、土地開発基金の管理状況が、令和3年度末の保管土地によると、ほかの土地は14件というふうになっております。もったいないので、先ほど申し上げましたように、財政難を乗り越えるためにも、処分をできるだけ早く行って、他の活用に振り向けてはどうかというふうに思いますから、どんなお考えを持っているのかを求めたいと思います。 答弁を求めます。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  土地開発基金管理状況と処分についての第1点目、市川大門195番地の1の4筆の土地は、令和3年度に処分されているが、現状はについてでありますが、市川大門195番地の1ほか4筆は、令和2年度に土地開発基金で先行取得し、令和3年度に新自治公民館建設用地として一般会計で買い戻しを行いました。現在も新自治公民館建設用地として行政財産として管理してございます。 2点目の土地開発基金の処分と他の活用はについてでありますが、土地開発基金は公用もしくは公共用に供する土地または公共の利益のために取得する必要のある土地をあらかじめ取得するための基金であり、現在保管する土地も事業目的を見据えて取得した土地でございます。 しかし、さまざまな理由により、取得当時の使用目的を果たせず、今日に至っております。土地開発基金である土地を処分する場合は、一般会計で買い戻しをし、普通財産として処分することとなります。 土地の取得から現在まで地価の下落等により、取得当時の金額での売買は難しいと思われますが、他事業での活用と併せて、町として使用目的のない土地につきましては、売却等も検討してまいります。 以上答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  ということで、あえてさらに聞きますけれども、全部で土地開発基金の管理は、全部で15件ありますよね。全て宅地なのですかね。そこは、財政課長。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  全て宅地ではございません。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  そうすると、3年度4年度までに処分した土地は何件ですか。 ○議長(丹澤孝君)  財政課長、海沼良明君。
    ◎財政課長(海沼良明君)  ただいま町長がご答弁差し上げた土地以外は処分はございません。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  処分可能な土地はあるのでしょうか、お尋ねします。 ○議長(丹澤孝君)  財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  処分可能と思われる土地は、私のほうで見る限りあります。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  深くは言えませんけど、あと道林の土地ありますよね。道林にあそこも線路向こう側の土地ですね。あれは今どうなっているのか。それを聞かせてください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  そちらについては、土地開発基金としては管理しておりませんので、私どもでは申しわけございません。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  どこの管理ですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、井上靖彦君。 ◎政策秘書課長(井上靖彦君)  政策秘書課の管理になりまして、一昨年まで賃貸住宅候補地ということで、うちのほうで管理、現在もしております。ですけども賃貸住宅のほうがウッドショック、あと資材単価の高騰により、価格が適正な家賃で入居ができないということで、今見送りをしておりまして、そのままの状態でございます。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  そういったものもあるようですので、できるだけ処分をしたほうがいいんではないかということだけ申し上げておきます。 それとあと市川大門の982-2、3、4、4筆、948.13平方メートル、3,754万5,948円という土地ですけれども、これは管理上どのようになっているのか。それからこれはこれからどうするのか、それだけ聞いておきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  今、高尾議員がおっしゃられた土地につきましては、市川大門地区の中央通りの商店街の中銀前にございます。商店街の駐車場として使用しております。これについては、過去商工会の組合のほうから、もう店主さんたちが高齢になって管理ができないということで、町のほうで取得したという経過で、管理のほうは商工会にお願いしております。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  管理が商工会ということでいいですね。いずれにしましても、これも相当の大きな土地ですよね。だからこれはよく一方通行の解消のために、文教通りから南線道路につなげろと、開けてほしいという要望は私も出しているし、他の議員も出しています。そういったところに使う方法だとか、さまざま使い勝手はこれから考えられると思いますので、あえてこれをそっくりそのままどこかにさばけという処分しろという話はしませんけれども、こういった土地がたくさん町内にさまざまある、そういった土地をできるだけ処分をしていただきたい。そして、それを他の財産に振り向けていってほしいなということだけ、私のほうからは、この段階では申し上げておきたいと思いますので、次の質問に移ります。 6番目の官製談合贈収賄事件を受け、入札制度改革案の運用について質問をいたします。 一般競争入札の予定価格を原則1億円以上を原則1千万円以上に引き下げ、複数の業者の提案を検討しながら発注先を検討する、決定する。プロポーザル方式を実施する場合は、業者を原則公募するなどとした具体的方策を新年度より実施をしていくとする要綱、要領について、1月25日の議会全員協議会の席上で説明を受けました。 内容については、私はおおむね理解をいたします。ただ、大変業者は厳しいとは思いますけれども、次の点についてお尋ねいたします。 1つは、プロポーザル方式についても、今後は原則として参加業者を公募するとありますが、原則とは何を指しているのか。また、原則でない場合は、どのような場合を言うのか、お尋ねをしておきたいと思います。答弁を求めます。 2つ目は、今回の発注事業をめぐる談合贈収賄事件に発展した事業は、本町にとってはかなりの大型なプロジェクトでありました。2件の施設設計業務を特定の設計業者に受注させてしまい、一般競争入札が取り入れられなかったことは誠に残念であります。このような事件が二度と起きないよう行政として慎重な対応が求められていますが、町長からの強いメッセージを町民に発信をしていただきたいと思います。 答弁を求めます。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  官製談合、贈収賄事件を受け、入札制度の運用についての1点目、公募型プロポーザルを実施する際の原則とは何を指しているのかについてでありますが、プロポーザル方式において公募型とする原則はその性質、または目的が公募に適さないとき、その性質または目的により競争に加わるべき者の数が公募に付する必要がないと認められる程度に少数であるとき、公募に付することが不利と認められるとき以外の場合を指しているということで、ご理解願いたいと思います。 2点目、事件が二度と起こらないよう慎重な対応をについてでありますが、官製談合贈収賄事件を受け、第三者委員会を設置し、再発防止に向けご協議をいただきご意見をいただきました。 この答申内容を踏まえ、制度改革を検討してまいりました。令和5年度より新制度により入札を執行いたします。入札制度は新たなスタートとなりますが、引き続き検証を行い、よりよい制度となるよう取り組んでまいります。 今後、二度とこのような不祥事を起こさないよう、入札制度のみならず、行政システムの盲点やすき間を見つけ出し、改善することで町民の信頼回復に努めてまいりたいと思います。 以上答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  しっかりした見識をいただいたというふうに思いますけれども、私はないことを前提にお尋ねいたしますが、随意契約についても談合はあってはならないというふうに思いますけれども、先ほどちょっと述べましたけれども、随意契約で適用される条件というのはありますよね。何点か、それちょっと挙げてみてください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  緊急を要する場合ですとか、例えば災害等が起こりまして、その対策をすぐにしなければならないような場合は、緊急ということで随意契約をいたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問がありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  10項目くらいあるんですよね。全部で。金額が少ない場合だとか、特定の業者しかできないような作業ですね、事業ですね。そして入札していると時間がかかってしまう場合もありますよね。そういう時には随意を使うんですけれども、随意では恐らく談合はないなと思うんですけれども、結構分からないんですよそれも、随意も何をやっているか分からないから、僕らには目に見えないから、役場の職員の皆さんもそうだと思う。だから、しっかり目配りをしてほしいということを申し上げておきたいと思います。 それと2つ目、これはあくまでも内規ということでいいのかな。内規、この情報は。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  内規と言いますか、要項ということで。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  ういうことで、あとは関係業者。この新しくできた要綱ですね、関係事業者に対する周知の徹底はどのようになります。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  実はこの制度改革に当たりまして。検討途中に関係業者さんにもご意見を伺う機会を設けました。その後、検討を重ねまして、内容が固まりましたので、建設協議会の会長さんにまずお話をしていただいて、建設協会さんのほうには、皆さんにお話をしていただくということと。あとほかの関係業者さんについては通知にてお知らせをするということにいたしております。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  ということは、周知は既にしっかり行ってあるという理解でいいんですね。 ○議長(丹澤孝君)  財政課長、海沼良明君。 ◎財政課長(海沼良明君)  そうですね。議員さんに全員協議会でご報告差し上げた後、新聞報道等もありまして、その後周知を行いました。 ○議長(丹澤孝君)  第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  私はこの談合贈収賄事件を受けて、私は私なりに思うんですけれども。時代が変わっても決してなくならないんですよ。この贈収賄事件というのが、いつの世でもお金が絡むと手を染める人が出てくる。今回、私たちの町で起きた事件というのは、職員と首長が、ごめんなさい議員と首長という極めて特定の場を利用して、業者などに便宜を図るという極めて悪質な行為であったんですね。 一昨年の本町の事件は、その見返りとしてさらに金銭も関わりましたし。県内市町村でもこの種、類似した事件というのは幾つかあることもありました。国においてもありますよね。この間のオリンピックの収賄事件、ロッキード事件だとか、リクルート、それから公的年金の流用、それから梓ゴルフの事件だとか、大体7~8年から10年間隔で起きているんですよ。こういう問題は、だから別にそれがあるからということじゃなくて。ただ、いつの世でも何らかの権力を手にする人々の周囲には、それを利用する人たちが出てくるんですよ。ですよ町長。私は権益の人が絡むと、人間の欲望を抑えきれなくなりますから、こうしたことは起こり得るということは十分あろうと思います。 町民と公共の福祉増進に使う大切な大切な税金ですから、このようなことが起こらないように庁舎内、それから議会もそうですけれども、議会内でもしっかりと起こさないような風土をつくっていく必要があるというふうに、私自身もそう思います。 どうか先ほどの町長から力強いご答弁いただきましたけれども、改めて庁舎内、町全体としてこういったことが起こらないことのようなことの、町長としての見識といいますか、ぜひ一言お願いをして、町民にお訴えいただきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤委員。 ◎町長(遠藤浩君)  改めて答えろということでございますので申し上げます。 この事件を受けまして、町の職員も自主的に組織を立ち上げ、検討をしたということは大変に評価できるというふうに私は思っております。その上で、第三者委員会に外部目線でこのことについてどういう対策があろうかということで問い合わせをさせて、それを突合させて、今日に至るというふうに理解をしております。 今後はやはり何度も繰り返されないように、またそういう巧妙化していく場合も想定されますが、そこ行政システム自体の盲点とか、あるいは何らかのそういう付け入る隙があるということも想定をしていろいろな多角的な見地。また、外部目線からご指摘をいただきながら、この改革には取り組んで、今後も継続して取り組んでいきたいというふうに思っております。 以上答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問ありますか。 第10番、高尾貫君。 ◆10番議員(高尾貫君)  ありがとうございました。この後、引き続き他の議員からもこの課題。同じ課題については、ご質問があろうかと思いますので、重なりますのでここで一旦、私の質問は終わります。 ありがとうございました。 ○議長(丹澤孝君)  これをもって、第10番、高尾貫君の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩します。 再開は午後2時55分とします。     休憩 午後2時40分-----------------------------------     再開 午後2時56分 ○議長(丹澤孝君)  再開します。 一部報道機関から、議場内での写真撮影許可の申し出があり、これを許可しましたので、ご了承願います。 続いて、第6番、秋山豊彦君の発言を許します。 第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  議長のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。 私の一般質問につきましては、町民の声を質問をさせていただきますので、その点ご理解のことと同時に、答弁いただきましても、2度3度繰り返してお尋ねをしますが、その点も一つご理解のほどをお願いをすると同時に、明快なるご答弁を期待いたしておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 通告しましたまず最初、政治姿勢について伺います。 遠藤町長は就任してから1年5カ月が経過をいたしました。この間、議会は久保前町長に対する損害賠償請求、体育館のコンクリートの直貼り改修、ニードスポーツセンターの存続や公民館に設置している風呂の存続、さまざまな提案を行ってまいりました。 議員は全ての議案に対し、町民の意見を聞くことは不可能であります。そのため、議案の賛否は議員の自身の責任で判断しますので、採択については町民から白紙委任されていることになります。それだけに、議員には日ごろから町民の意見に耳を傾けて、議会では真剣にしかも丁寧に議論する責務があります。しかしながら、本町の議会は、久保前町長に盲目的な追随する議員が過半数以上いたため、一部議員の正当な意見も全く無視して全ての議案を可決してしまいました。その結果、贈収賄という不名誉な事件を犯してしまったのです。 そればかりではありません。久保前町長は、自身を支持する議員が多数いることを背景に同一建設業者に発注を繰り返したり、入札後に建設費を不正に増額したりしたため、町の体制を県内一悪くしてしまったのです。 そうした先例があるにもかかわらず、遠藤町長は議員の質問に対し、極めてぞんざいで、しかも誤った答弁を繰り返しています。さらに、議会の議決に対し、真摯に向き合うこともありません。そこで、町長の政治姿勢について幾つかお尋ねをいたします。 まずは、町長は議会制民主政治とはどのような制度であると考えているか伺います。 地方議会と執行権者である町長とは、車の両輪であると思います。両輪とはどのような関係だと考えているか伺います。町長は地方自治法第96条第1項である。議決事項以外を議会が議決した場合は、これをどのように取り扱うべきであると考えているか伺います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  秋山豊彦議員の一般質問にお答えいたします。 政治姿勢についての1点目、議会制民主主義とはどのような制度であると考えているのかについてですが、地方公共団体は。議事機関として議会を設置し、議会の議員は住民が直接選挙することとされております。このように、住民の住民が代表者である議員を選ぶことで、間接的に民主主義を実現する仕組みが議会制民主主義であると認識をしております。 住民が全員あつまり、直接政治や行政を行うことは、現実的には困難でありますので、住民の意思を政治や行政に反映するために、このような制度が採用されており、住民の代表である議会は欠かすことのできないものであると考えております。 2点目、議会と町民とは車の両輪と言われているが、両輪とはどのような関係だと考えているのかについてでありますが、議会の議員だけでなく、地方公共団体の長も住民が直接選挙することとされております。このように、議会および長がともに住民の代表機関となっている仕組みを二元代表制と呼び、議会も長も住民の信託を受け、そして責任を持つ制度となっております。 つまり、議会と長は並列対等であり、抑制均衡の原則に立ちながら両者が調和を保ちつつ政治行政が進められることから、こうした関係を車の両輪と言っており、地方自治を適切に運営していくための重要な仕組みであると考えております。 3点目、地方自治法第96条第1項で定める議決事件以外を議会が議決した場合、これをどのように取り扱うべきと考えているかについてでありますが、地方自治法96条第1項第1項各号に掲げている事項および同条第2項の規定により、議会の権限とされた事項については、議会の議決により町の意思が決定されます。 それ以外の場合は、地方自治制度上、執行機関たる長などが自己の権限に属する事項を自ら決定し、執行することとされております。 しかしながら、議会は住民の代表機関であり、町の意思決定機能だけでなく、政策形成機能や執行機関の監視機能、多様な民意の反映、利害の調整、住民の意見の集約などの機能も有しているため、地方自治法96条第1項で定める事項以外を議決した場合も、その内容は重く受け止めるべきと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  町長に質問をいたします。 議会の全会一致の議決は、町民の大多数の意見だと理解をしてもよろしいんですか。その点についていかがでしょうか。ご答弁願います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  そのように理解をしております。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  先の議会において、ニードスポーツセンターや、公民館設置しているお風呂の存続。さらに、新しい教科書問題の採択を求める請願を全会一致で採択したが、この議決は民意を反映していると思っているのですか、いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  その点に関しましても同様でございます。議決に関しては、民意の反映があって議決をされたというふうに理解をしております。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  すると町長は、町民から提出された請願を議会が採択をした場合、どのように取り扱うと考えているか伺います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  誠意を持って対応をし、役場内で全てのステークホルダー、住民利害関係者全ての状況を勘案をし、政策として対応をさせていただいております。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  請願採択が民意を反映していると思うなら、上地区公民館および下地公民館、私は直ちに再開してはと思うわけですがいかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  先ほども申し上げましたとおり、ご議決いただきましたことに関しましては、真摯に受けとめ、役場内で議論を重ね、利害関係者だけでなく、利用者だけでなく、納税者、あるいはその利用にあずからない方々、その他さまざまな町民の方々との公平性などを勘案し、意思決定を行政運営をさせていただいております。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問がありますか。 第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  上地区、下地区の公民館の風呂を再開したらどうだと、前議会の時に、一瀬議員が質問したら、あなたはその予定はないというような答弁をして、今の答弁と一瀬議員に言った答弁が違うじゃないですか ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  これは前期の議会の最終議会で、いろいろなことに議決されたことに対しまして、町の方向性を申し上げました。もう一度、その点に関しましてご発言させていただきます。 上地区・下地区公民館内の入浴サービス再開を求める請願について、市川上地区・下地区公民館のお風呂につきましては、昨年3月をもって終了いたしました。 お風呂が設置されていたのは、8地区公民館のうち2地区公民館で、すべての公民館に設置されていたものではなく、地区公民館の事業としての位置づけが不明確でもありました。 なお、ご利用いただいていた方には状況に応じた支援を行っており、ミニデイサービスのご利用をご案内をしております。さらに入浴事業の取り組みとして、みたまの湯、つむぎの湯の活用が考えられます。 公共交通の活用による利便性の向上に向けての研究として、AIデマンドバスの実証実験を行います。このほか、さまざまな施策により町内入浴施設への足確保に努めますという答弁をさせていただいております。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  私はそんなことを聞いているのではないんですよ。 一瀬議員の答弁に、要するに予定がないと、今私が議会の、全会一致の議決は町民の大多数の意見かと聞いたらそうだと、そしてそうであるならば、要するに上地区・下地区のお風呂を再開したらどうだと言ったら、今度は請願の前にお話をしたように、こうだああだって言っているけど、私はあなたがそうやって議会の請願を尊く思い、先ほども二元代表制だとそのとおりですよ。町長もわれわれも議会議員が全会一致で採択したんですよ。そしてあなたは私の当初の議会ですか、その問題を取り上げたときに、私に何と言ったんですか。私がそんなことであれば、不信任をかけなきゃならんじゃないかと、議会が全会一致で採択したものをそんなことを言うんだったらなと言ったら考えますと言いながら、あなたはそこを出ながら、議会が終わって私に何て言ったの、秋山議員、私がどっちかを再開してもらいたいとあなたに話したら、分かりました。ちょっともうちょっと待ってくださいと、あなたこういうふうに私に話を、答えをしたじゃないですか。私はその答えをもらったから、一瀬議員にも、そして上地区・下地区を利用しているお年寄り皆さん方にも、町長がこういうふうに話をしたから、近々には再開できるよと、こういう話をしたんですよ。 あんたは一国一城の主ですよ。それなのに、私と本会議の席上で云々なければだめなんですか。そこへ出たときに私に話した、覚えているでしょ。もうちょっと待ってください。何とかしますと言ったじゃないですかそこで、私はまともに聞いたから、すぐに一瀬議員に話して、町長がこういうふうに返事をしてくれたよと、そして利用している町民の皆さんにも、ああ近々に町長がこういう返事したから大丈夫よと言っていたら、今は何ですかその答弁は。 あなたは私と話をしたの、あれは嘘なんですか。私の頭にしっかり入ってますよ。あんた市川大門のこの町民の代表者ですよ、長ですよ。どう思うんですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  まず議決に対する答えとしましては、議場での答弁を最優先させていただきたいと思います。 プライベートの議論につきましては、特に公的な発信力はございません。その当時、考え方として結論を出すのにもう少し待ってくださいという発言はさせていただいたと記憶しております。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  議場と一歩外へ出た時は違うんですか。 あんたも情けないこと言いますね。私にあなたはっきり言ったではないですか。 私は上地区か下地区、どちらかを再開してほしいと言ったら、分りました。ちょっと待ってください。こうはっきり私に言っているんじゃないですか。今は何ですか、本会議場の云々でなければ。駄目なんですか。何が駄目なんですか。いいかげんな、私は町民の皆さん方の代表者でこうやって議員と出ているんです。その私は、町民の皆さんに町長がこう言ってくれたと、再開できますよと。それこそ議会をバカにしているとしか考えられないんじゃないですか。それとも予算がないから再開できないんですかどうなんですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  議決に対する真摯な答弁といたしましては、議場の発言でございます。 プライベートの中での発言につきましては、回答まで少しお時間をくださいという内容で、ご解答させていただいたと思います。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  議場の議決は尊重する。そして個々の問題については、もう少し待ってくれと、こういうことですね。今、そういうふうに私は受けとめるけど、そういうことですね。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  もう一度繰り返して申し上げますと、議決に対する町の姿勢に関しましては議場での発言でございます。それから、プライベートの内容につきましては、回答には少し猶予をくださいという意味で申し上げたということでございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  よく町長はそんなことが言えるね。私があなたに、そんなことを言うと、議会はそんなことを要らないってことで否決しますよと言ったら、考えますって議場は終わりましたよ。そこに出たときに、私がたまたま町長と行き会ったから、町長どっちか何とかしてくださいと顔を立ててくださいと言ったら。分りました。もうちょっと待ってください。こう言ったじゃないですか。 それは町長、そこで答弁するだったら、しばらく待ってください、再開しますと、こういうんだったら分かるけど、それとも予算が云々て言うんだったら分かるけれども、議場の発言とプライベートは違うだなんて、バカなこと言ってんじゃないですか。言葉の重みってことをあなたは分かっているんでしょう、いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  繰り返して申し上げますけれども、議会の議決に対しましては真摯に検討をし、ご回答させていただいております。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  議決なんですよ。全会一致で採択したんだからそうでしょう。だったらあんた、しかもそこで出た時もそういう返事をしていて、今度は議会の議決は尊く慎重にって言うんだから、そしてさっきも言ったのはないですか。請願は重く受け止めると、そう言ってて今度は何ですか。 それはその答弁だったら私は納得しないし、町民の皆さんも納得いかないと思います。もうちょっと明快な答弁を求めます。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  繰り返し最初に戻りますけれども、議会の議決は真摯に受けとめ、役場内でしっかりとした検討を行っております。その検討の中で利用者だけではなく、納税者、またご利用できない住民の皆さま、あるいは全くそのことに関係しない住民の皆さま、いろんな立場の方々との公平性を考慮し、町として判断をした結果を9月議会でお示しをさせていただきました。内容につきましては、先ほどの答弁で申し上げたとおりでございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  納得いきませんね。本当に納得いきませんね。 利用している人たちも、利用していない人たちも、それぞれの分野によって予算はついていくんですよ。利用しているからといって、その人たちばかりが納税者、利用しなくても町民の人たちは、市川三郷の当然税金を納めている以上はですよ。じゃあ、体育館を利用しないから、納税しなくていいかと、利用していないから、それと同じことではないですか。 上地区・下地区の風呂を利用していなくても、市川三郷町の公民館にあるお風呂ではないですか。使う人が少ないから、納税者が少ないから再開しない。これは納得いきませんね。もうちょっと町長、それは。 私はあんたの言うことは、本当にまともに聞いたんですよ。だから話をしたんですよ。再開するって、ちょっと時間をくださいと、再開すると言ったんですよ。 首を振ることはないよ。私がウソをつくわけないよ。私、あんたにお願いしたんだから、何とか、どっちか再開してほしいと言ったら、分りました。もうしばらく待ってください。言ったじゃないですか。納得しません。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  先ほども申し上げたとおり、議会の議決に関しましては真摯に受けとめ行政として適切に対応をしているところでございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  対応するということは、再開も視野に入れてくれてるというふうに理解をしていいんですか。 町長、そんな答弁していると納得しませんよ、私は。返事をもらうまで私は、一歩も引きませんよ。納得いくような答弁を受けるだったらいいけれど、その答弁では納得いきませんよ。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  現段階では、ミニデイサービスのご利用を呼びかけております。また、個々にも対応をしてございます。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  私は、上地区・下地区、どちらかの風呂を再開したらどうだと言っているんですよ。それ以外のこと聞いているんじゃないんですよ。この2つのどちらかを再開しろというんだから、それで答えてくれればいいんですよ。みたまの湯とか、つむぎの湯とか、関係ない。上地区・下地区、あなたが1度口に出ししたんだから、公の場所でなくても、首を振ることはないよ。 現実に、私に言ったではないの。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  繰り返しになりますけれども、私どもとしては議決に関しましてはしっかりと議論をさせていただき、議会のほうにお答えをさせていただいております。そういう過程の中で、今回のその公民館の風呂に関しましては、個々に対応させていただき、デイサービスなどの利用を呼びかけてございます。 また、こういうことを再開するかしないかということでございますけれども、公民館事業としての位置づけが明確ではないという観点。そして公民館活動にはもちろん、住民の皆さまの集いの場ということもございますが、ほかの事業で集いの機会もございますので、そちらのほうでご利用いただき、公民館活動を活発にしていっていただくということが考えられるかと思います。 以上です。
    ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  議会が議決しているんだから、尊く受け止めなければ駄目じゃないですか。話しているんじゃ。 そしてもう1つ、付け加えて聞きますが、なんで風呂、上地区・下地区を開かないんですか。なんで使用禁止にしたんですか。その理由を教えてください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  何度も申し上げておりますが、公民館の活動としての事業が不明確であるという点でございます。公民館の活動の中で、そういった事業がない。また、ほかの事業で集いの場ができるということであります。また、地区公民館が町内8カ所ございますが、8カ所のうち2カ所だけがお風呂があったということで、たまたまあったということで、公民館の全ての公平性が確保されていないことも原因、理由の一つというふうに考えております。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  では、利用していた人たちはどうしたらいいんですか。公民館活動を活発にするために、あそこを使用禁止にして、どうするんですか。そしてその理由、前に本会議で予算がないからとか500万円かかるとか、600万円かかるとかというような答弁したことを記憶にあるんですが。また全然違うじゃないですか今の。 ○議長(丹澤孝君)  町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  議会の議決に関するお答えとしては、先ほど答弁をしたとおりでございます。 その利用された方に関しましては、個々に対応させていただいております。 個々に対応してミニデイサービスなどへのご利用をお願いしたところでございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  では、下地区のボイラーが、あれ故障していると、あの費用は、500万円、600万円かかると、だから今の財政の中ではちょっとできないというようなことを答弁しているんですが、それはどういうことなんですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  下地区公民館だけを抜き出しにご説明した。記憶はちょっとございませんけれども、確かに年度末に故障し、ちょうどタイミングを同じくして故障したことは記憶しておりますが、それを理由にということで議会に説明したという記憶はございません。ただ、もしかして仮設でありますけれども、どのくらいかかるのかという質問があって、それに答弁したかもしれませんが、私どものほうからそういうお答えをしたという記憶はございません。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  町長、議事録を見れば分かりますよ。委員会でも、本会議でも議事録を見ればちゃんと500万円、600万円かかるから、今の状況では再開は不可能だというふうに私は受けとめますよ。いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  記憶の範囲内でありますので、詳細については差し控えさせていただきますが、現段階で議決に対する町の姿勢といたしまして、先ほど答弁をさせていただいたとおり、公民館活動としての位置づけが不明確であるということ。また、全ての公民館にお風呂があって、それが事業として成立をしているという実態がないということについて、風呂の再開は見送ったところでございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  歴代の町長は、要するに公民館に風呂が必要だということで造ったんですよ。設置したんですよ。そしたらあなたになったら、何カ所もある公民館に風呂がないから、要するにあそこは閉鎖するというと同時に、先ほどの500万円、600万円ですよ。ボイラーが故障しているから、これは間違いなく私が聞いています。そして議会の請願議決は尊重すると、尊く受けとめると、こう言っていて、議会が全会一致で議決したんですよ。 そう言っていて、他の公民館には風呂がないから閉鎖する。何か言ってることが全然、私は分らないし、理解できないんですが、ちゃんと答えてください。 ○議長(丹澤孝君)  笠井議員。 ◆11番議員(笠井雄一君)  暫時休憩をお願いいたします。 審議が前に進まないので、ここで議会運営委員会を開催したいと思いますので、暫時休憩をお願いします。 ○議長(丹澤孝君)  暫時休憩とします。     休憩 午後3時30分-----------------------------------     再開 午後3時43分 ○議長(丹澤孝君)  休憩前にありました、修理の関係の金額の経過につきまして、生涯学習課長、森川課長から説明をお願いします。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  下地区公民館の修繕費。 ○議長(丹澤孝君)  傍聴席は静粛にお願いします。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お話ですけども、令和4年10月19日に一瀬正議員と秋山豊彦議員が上地区公民館のお風呂を現地視察を行いたいということで、そのほか、元々の利用者の方もお連れいただいてお話をしたことがございました。 町のほうといたしましては、私と政策秘書課長を2人で対応させていただいたことがございましたが、その際に秋山議員から上地区という場所だったんですけれども、下地区公民館のお風呂の修繕をする場合に、いくらかかるのだというふうな質問を受けまして、私、その段階で見積もりを徴して確認をしておりましたので、500万円、約500万円という金額が下地区公民館のお風呂を開始する場合には約500万円という金額がかかるという見積もりをいただいておりますという話はさせていただきました。 以上になります。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  私と一瀬が現地を見ていたときに、今課長はそのときに500万円ぐらい見積もりがかかるこう言ったと言っていますが、委員会でも間違いなく、後で委員会の議事録を見れば分るけれども、500万円という金額が出てきているはずですが、ではここ森川課長に聞くけれども、まず町長にも、副町長にも振るけれども、議会が請願書を出して使用禁止に、4月に使用禁止にいきなりやって、その何でその使用禁止にしたかということは、要するにボイラーが故障している、古くなっているという形の中で、今の森川課長じゃないけど、修理代が500万円もかかるというようなことで、町は今、対応ができないということの中で、使用禁止にしたのではないかなというふうに思うけども、これだけ、森川課長は、要は500万円ぐらいかかるというのは、どこからどう引っ張り出して500万円という数字が出てきたのは、先ほど業者の見積もりというようなことを答弁しているけれども、業者が500万円かかると言ったんですか。 それから、私が一瀬議員とあなたと政策秘書課長を呼んで、その後、その前、課長か誰か職員が風呂を見に行ったことはありますか。あなた方は一度も行っていないんだよ。私が政策秘書課長に、立ち合えと言ったら、政策課長も、担当の生涯学習課長の森川を呼んで、2人で立ち会った。私が言ったから来たんだ。あなた方は、紙を貼り付けてから行っていないんだよ。町長も、副町長も、この請願が採択されても、何でも、一度もあなた方は風呂を見に来ていない。それで勝手に、これだから、議会で使用する人が少ないから云々、納税者が少ないから、そんな勝手なことを言っているけれども、あなた、この市川三郷の町長でしょう。あなた、そういう時あったらすぐ飛んで行って、どういう状況かなと調べるのは、あなたの仕事じゃないの。あなたはそういうところがずさん、考えが甘い。あの高尾議員が町立病院の話をした。あなた、町立病院へっていったら、いや就任して5カ月経ってまだ行ってません。明日行ってきます。言われて飛んで行った、これと同じなんですよ。 これだけ、お年寄りが困ってるんですよ。それなのにあなたはのうのうとして、現地も風呂も見ていない。下地区のボイラーがどうの、これも見ていない。この課長たちもそう。私はなぜそれを調べたんだよ。あなたが何回来たか、1回なのか2回なのか、ほかの職員が何回来たか。町長はどうだ、副町長は。副町長もそうだよ、就任してからもう1年経って、この問題が出ていて、一度も風呂を見てない。 あなたは年間1千万円からの金を取ってるんだよ。それなのにそうやって、使っている人にすれば有事ですよこんなことは。急に風呂が止まっちゃった。そしたら今度は、遠くに出てる子どもたちは、お父さん、おばあさん1人で風呂に入れるかな、どうかなと心配するのは当たり前。そして議会で今度は議決した請願を、そしたらやらない。そして風呂も見に行っていない。一度も行っていない。私に言われて、本当に政策秘書課長が森川が現地を見ただけだ。あとは何も行っていない。それでいて、きめ細かな行政へ、あなた方は、どこから給料もらっているんだ。町民の皆さん方の尊い税金ではないか。もっと町のことを愛し、町民のことを考えるのが皆さん方、町長であり、職員であると私は思う。どうなんですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  昨年3月に現地については確認をしてございます。同席は財政課長と一緒にまいりました。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  どこの風呂へ行ったの。上地区へ行ったの、上地区を見たの、下地区は見たの、見てないよ。 私は確認しているんですよ。この席で質問する以上は、当然確認をしている。そして。生涯学習課長、あなた500万円なんていい加減な答弁しているけれども、私は500万円かかると言うから、一瀬議員と相談をしながら、そして私の知人からメーカーに相談していただいて、27日の横浜から3人業者が来てもらった、その時も全くもって対応が悪い、生涯学習課、ボイラー室の鍵を開けてくれと、立ち会ってくれ、2度も3度も言っても、一度も立ち合わない。鍵だけは月曜日に職員が持って来て、あとは教育委員会へ鍵を持ってきてくださいと言って置いて帰っちゃった。 何を考えているんですか。町民のことを本当に考えてくれているんですか皆さんは。まったくもってなっていない。 先ほどのあれではないですか、高尾議員も質問していたけれども、真剣に町民のことを考えなきゃだめ。今の町の財政状況からいけば、5人にするところを4人でやる。4人のを3人でやるような、職員が気構えがなければ、今のこの財政状況の中で大変なこと。課長、それについていかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 生涯学習課長、森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 まず1点目と言ってよろしいんですかね。見積もりの件ですけれども、見積もりと言いますか、約500万円という件ですけれども、町内の業者さんに見積もりを聴取して、見積書で確認をした金額ということになります。 あと、現場での対応というとこなんですけれども、前回、11月下旬ですか、議員さんからそういう話をいただきまして、たしかうちの職員に月曜日にご連絡をいただいて、火曜日、明日行くから開けなさいということだったと思うんですけれども、ちょっと火曜日、職員が本庁にいる職員が会議等で出ることができなかったので、公民館には公民館主事という職員、会計年度任用職員になりますが、職員がおりますので、会計年度任用職員で対応させていただいたということでございます。 以上になります。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  それは当然、会計年度職員がいたから、当時はだよ、この間はいない。月曜日で休み、休館、分るね。公民館とか、施設の管理は議会がやるんですか。皆さん方が町長をはじめ、公共施設の、どのようになっているか管理はあなた方やるんでしょう。議会がやるじゃないでしょう。 だけども、私はあえてボイラーを困っている人のためにと思って行って、これ500万円本当にかかるのかということで、相談をして、横浜から来ていただいて、あのボイラーのメーカーは一度つぶれたんだよ。だけども再開をして、今は部品が何でも取れるんだよ。 そしてろ過装置、ろ過装置は1層、2層、3層、4層とあってフィルターを交換していないんだよ。1年に一度フィルター交換しなきゃならない、それも交換していない。それだから、ろ過装置のほうも駄目、ボイラーは火が付いて大丈夫、一部部品を換えればいいと。 町長、さぁそこで伺いますが、あのボイラーは500万もかからないんですよ。聞いてますか、500万円かからないです。いくらかかると思いますか。何10万なんですよ。何10万でできるんですよ。それを500万円かかるとか、なんとか、とんでもない話だと。私は全くがっかりしちゃった。皆さん方が本当に町の町民のことを思っているのかなと。こんなことでと思って、私は1日の日に風呂行って、町長が、それから職員が、実際聞いた、上地区も行った、聞いた。ボイラー屋さんにも遠くから来てもらった、私は自分で自腹を切って、当然来てもらって出張費払って、そして見てもらったら30万円ですよ、町長。500万円が30万円。そしてフィルターは1年に一度取り換えるのを取り換えていないから、詰まったと、こういう結果なんですよ。誰がそういうことをやるんですか。議会のわれわれがやるんですか。あなた方がやることででしょう。それで、日本一のまちをつくるとか、なんとか、行き届いた町民に親切、丁寧、冗談じゃない。いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  私どもといたしましては、行政決定につきましては利害関係者、全ての利害関係者に公平に対応するために取り組んでございます。ご利用者だけではなく、納税者、あるいはそのサービスを提供できない、されない住民の皆さまも大勢いらっしゃいます。同等な待遇で違うサービスをされている方もおります。そういったことを総合的に判断をし、事業を執行してございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  こんなことでは前へ進まない。先ほど笠井議員が言ったではない、前へ進まない。 私は500万円かかるというのが30万円でできるから、町長いかがですか、金を出し合いましょう。私も出しますよ。あんたも自腹を切って出してくださいよ。 ○議長(丹澤孝君)  傍聴席は静粛に願います。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  いかがですか町長。 その500万円も、600万円もかかるならともあれ、30万でできると。そのような結果が出ているのに、考えることはないじゃないですか。明快なる答弁を求めます。時間がありませんので、あとに続いているから、ここでなんぼでもあれしているわけにも、明快なる答弁を。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ○議長(丹澤孝君)  先ほどから申し上げておりますとおり、公民館風呂に関しましては、全ての公民館に設置されているものではなく、公民館の活動としての位置づけも明確ではないということで、風呂の再開はいたしてございません。 したがいまして、先ほどの改修費用がいくらになるかということに関しましては、この議論外だというふうに認識をしております。 ○議長(丹澤孝君)  何度も申し上げますけれども、傍聴席静粛にお願いします。 第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  これは議長、全然その質問が前へ進みません。こんな答弁をしていたのでは。 私は、町長もボイラーも見に行っていない、そして500万円と言った担当者も顔を出していない。そこの管理人に任せて見積もり取らしたり、そんなことの中でやっているならば、全く私は納得できない。ですから暫時休憩を求めます。 ○議長(丹澤孝君)  暫時休憩とします。     休憩 午後3時59分-----------------------------------     再開 午後4時05分 ○議長(丹澤孝君)  再開します。 同様の質疑の繰り返しになっておりますので、またこのテーマにつきまして、庁内で再度整理をしてというようなところで、一旦区切りたいと思いますけど、よろしいでしょうか。 そういうことにします。 そういうことで、ほかの質問があれば。 第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  議長が言ったように、しっかり皆さんで精査しながら、私は再開を求めることを強く要望して、次に入ります。 町長よろしいですね、次に入っても、今、私の言ったこと聞いてくださいますか。 次の質問に入らせていただきます。 町長は、本町の令和3年度の将来負担比率が全国で1,741市町村の中で、この町はワースト11なんて、ワースト1が北海道の夕張市なんです。うちは11なんですよ。存じ上げていると思いますが。また経常収支比率が98.1%、非常に高い比率を示している。承知していると思いますが、経常収支比率を改善するには義務的経費である人件費、扶助費、公債費、削減することが大事だと言われています。 町長は義務的経費のうち、真っ先に削減する経費は何だと思っているか伺います。 ○議長(丹澤孝君)  秋山議員、今の質問は事前通告の中に入りますか。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  入っています。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  ご指摘ありがとうございます。財政再建についてご理解をいただいているというふうに理解をいたします。 義務的経費の削減につきましては、公債費についてはもう既に執行されているものを返していくということで、なかなか難しいというふうに思います。人件費また扶助費については削減の可能性もございます。今、機構改革によりまして、その点は事業の精査をし、また人件費につきましても行政システムを変えていくという中で事業を精査をし、それに係る人、人員の削減などができるように工夫をしていく方針でございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  今、私が言ったように、大変な状況にあることは事実なんです。1,741全国の市町村の中で、経常支出比率が11%ということであるので、ぜひひとつ、この人件費、扶助費、公債費等をしっかりと考えながら前に進んでいただきたいと思います。 次に町長は、先ほどの所信表明の中でも、個人型支援から公共型支援に切り替えると、このような今答弁があったんですが、個人型支援とはどのようなものを言うのか。本町の個人型授業を全て挙げていただきたい。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  個人型給付から公共支援型ということでございます。個人型支援の全ての事業ということでございますが、膨大な資料になります。全て把握はしてございません。 また、今回、それは令和4年度の当初予算の改善点ということでご提起をさせていただきました。明年度ですね。令和5年度予算につきましては、公共支援型を重点に取り組んでまいるということでございます。平たく申し上げれば、ばらまきをやめてみんなで使えるものへというふうな転換を考え、令和4年度でお示しをさせていただきました。 これは行財政改革の中の一つの切り口ということで、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  時間もありませんので、もう一度聞きますが、町長は個人型事業をすべて廃止するということでしょうか。先ほどの、個人型から行政改革、公共型に切り替えると言うんだからそうすると、個人型は全て廃止ですか。 ○議長(丹澤孝君)  町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  全て廃止をするという方向は示してございません。昨年の当初予算でお示しをしておりますが、重複する事業、利用者が極めて少ない事業、それから目的を達成している事業、この3点についての検討をした次第でございます。明年度の予算編成につきましては、この点については特に実行することはしておりません。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  個人型事業のうち存続するものがあるということだが、事業の存続廃止はどのようの基準で決めていきたいと、町長は思っているのか伺います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  先ほども申し上げましたが、重複する事業、特に同じご利用者が2つ重複する事業で給付を受けているような場合について、今年度ですね。令和4年度予算では改革をしてご提案をさせていただきました。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  遠藤町長が、昨年の当初予算で行った財源捻出のための創意工夫は、私から見れば、あなたは100歳年金の廃止、敬老会の補助金の廃止、多子世帯の祝い金の廃止、町民や弱者を犠牲にしている。町民に痛みを与えるなら、あなたもあなた自身も私は痛みを受けなければならないと思っている。それなのに、遠藤町長は自身の身を切るどころか、自分の能力の無さを補うために副町長を採用し、さらには自分の年末ボーナスを増額するなど、私に言わせれば、自らはコタツの中でぬくぬくと温まっていながら、町民を寒風にさらしているとしか思えません。 遠藤町長は、自身の身を切るとはどのような。考えでいるかお答え願いたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  冒頭のご質問でもございました。二元代表制の一翼を担う町長でございます。町長責は独任ということでございます。そういう中で権限と責任は同時にあるわけでございまして、私は身を切る覚悟を持って、この財政再建に取り組んでおります。つまり、今回示しました、令和4年度で示しました方針によって、私に対する政治批判は十分にあるという認識の中で、その覚悟を持って取り組んでおりますので、ご理解のほどお願いを申し上げます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  あなたは、行政に対しても十分勉強し補っているというふうに、今の答弁は、そういうように私が受けとめてもよろしいんですか。 それだったら、それだけ経験があるだったらなんで副町長を必要とするんですか。今の町の財政状況がどうなっているかは、あなたがよく分かっていると思うわけであります。 先ほども言ったように、27市町村ワースト1、全国1,441の市町村の中で11というような状況にある。だから、あなた自身の身を切ることはどのようなことを示すのか、そこを答えてください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  身を切るというのは、町政に対する批判も承知の上で、財政の厳しい状況を皆さまに分っていただく政策を遂行する、提案をすることでございます。 また、副町長に関しましては、私の片腕としてこの行政運営に当たっていただくものでございまして、今まで1年近くになりますが、十分にそのことはなし遂げていただいております。 県とのパイプも非常に太いものになってございますし、またいろいろな方々との人脈なども町政発展のためにご尽力いただいているところでございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  市川三郷町は、財政状況でそんなに余裕はないんですよ。昭和町だったらともあれ。甲府でもいられない。こういう町だったらいいんですよ。副町長でも、副町長補佐でも、町長補佐でも、何人置いてもいいんですよ。だけど、どん底の状態じゃないですか市川三郷は。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  先ほども所信の中で申し上げましたけれども、令和3年度決算においては1億数千万の単年度収支がかないましたし、また今年度、令和4年度の収支状況についても好転傾向に向かっているというふうにご説明させていただきました。 財政再建には確実に前進をしているということで、ご理解願いたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  この問題におきましては、あす笠井議員が財政について質問をいたしますので、私はこれ以上しつこくは言いません。 ですので、次に副町長に私はお尋ねします。副町長が、あなたが1年間勤務してみて、本町の財政状況はどのような財政状況にあるかお答えください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 副町長、依田誠二君。 ◎副町長(依田誠二君)  ただいまのご質問にお答えいたします。 財政再建等に関しまして、明日また笠井議員のほうからご質問あるということですので、簡単に本町の財政状況ということで感じている、捉えているところをお答えさせていただきますと、いろいろな実質収支がここのところ数年赤字が続いたというような状況があります。 先ほど議員からもお話があったように、扶助費も増えておりますし、公債費も増加しております。そういった状況もある中で、漫然とそのまんま過去からの取り組みを今後もずっと続けていくというようなことは厳しい状況になっていくんじゃないかと思っています。そんな意味で、また健全化にも取り組んでいくと、そんなイメージを持っております。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  私は財政が豊かであれば、財政調整基金なんか取り崩さなくてもできると思うんです。私が言ってんのは、今財政が悪いと、27市町村でワースト1だから悪いじゃないですかと、あなたはいいと感じてるんですか。そこを聞いているんです。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 副町長、依田誠二君。 ◎副町長(依田誠二君)  すみません。決していいという答弁をしたつもりはないんですけれども、実質収支が赤字が数年間続いておりました。令和3年の決算を見ますと、実質収支は黒字決算を打てておりますし、令和4年度についても収支状況は赤字が大きかったときと比べれば改善していると思っています。ただ、財政が厳しいのは、厳しいという認識は、私は今も持っておりまして、今後も扶助費も少子高齢化、人口減少が進んでいく中で、扶助費も伸びていくことも予想されますし、公債費も大型のものを続けていくと、公債費はまた伸びていってしまう。そのへんは、いろいろ改善を図りながらやっていくということで、厳しさは十分認識しております。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  副町長は、私の受けとめでは厳しい中にあるけれども、徐々に何とか、持ちこたえながらやっていきたいと、こういうふうに受けとめてよろしいですね。 であるならば、そういう状況にあって、職員の中に副町長の職務が遂行できるこの課長さん方の中におりますか、どうですか。1年間務めて、そして相談相手になってみてどうなんですか、町長じゃないんだよ。副町長に聞いてるんだよ。いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 副町長、依田誠二君。 ◎副町長(依田誠二君)  副町長の任命につきましては、もちろん議会の同意が必要になりますけれども、町長の任命権のもとにやりますので、私のほうからは答弁は控えさせていただきます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  先ほども副町長は、決して今の状況がいいとは思わないということで、いわば厳しい状況にあるというふうに、私は副町長の答弁はそのように受けとめますが。副町長の職務が遂行できる職員はいるかと私が聞いたんだけれども、その点にはあなたが1年職員と相談相手になってやってきて、この職員の中で。あなたのこれ要するに。遂行できる人材はいるかと聞いたからいるいないで、長々と答弁いらないから、時間もないしするからお答えください。 ○議長(丹澤孝君)  副町長、依田誠司君。 ◎副町長(依田誠二君)  繰り返しになって申し訳ないんですが、副町長の任命については町長が任命することになっておりますので、そういう点の考えについては答弁は控えさせていただきます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  職員の中にいたか、いないかと私は聞いてるんですよ。これを答えてください。町長云々じゃないんだよ、副町長が1年務めて、そして職務が遂行できる人材はいたかどうかということを副町長にお聞きしている。いたかいないか答えてください、町長は関係ない。副町長に。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 副町長、依田誠司君。 ○議長(丹澤孝君)  繰り返しになって本当に申し訳ないんですけども、副町長の任命については町長が任命することになってまして、そのへんの判断につきましては私の方でしかねますので、答弁は控えさせていただきます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  依田副町長に対して、人間的にもなかなかきちっとしているし、あなた自体は云々と、私は言ってるのではないんですよ。ただ、副町長を置いたことにおいて、町民の皆さんはかんかん怒りなんですよ。遠藤町長は何してるんだと。町民にはこれも抑えなさい。あれも抑えなさいと言いながら、そして副町長を置いた。だから私が先ほど言った、あなたに能力がないから副町長を置いたのかということを、質問したんです。 そういうことで、副町長が職員にの中にも、そういう人材はいると考えていると、私が思うわけですが、ただ町長から任命をもらってるから、私はここでああだこうだ言うわけにはいかない。これは分ります。だけれども今度は私の願い、そして町民の人の願い。副町長あなたの職務が務まる人材が、私はこの課長の中にいると思うんですよ。しっかり前町長が留守の時に、職務代理を総務課長が務めました。立派に務めたんですよ。そういう職員ですね。政策秘書課長をはじめ4課長がいるんですよ。ですから、今この有事なんですよ、この町は財政的に、であるならば私はぜひ副町長にお願いしたいのは、生まれ、故郷の身延町にお帰りになっていただいて、そして即、私は町長に辞表を出してもらえば、真に心、町民のことを思ってくれるならば、1年間勤めて大変だと、愛町精神を持ってくれるならば、ぜひ一つ私は辞表を提出していただきたいなと、議員として、町民の1人として、町民の皆さんは願ってますよ。 遠藤町長が評判を落としたんですよこれで、随分落としましたよ。ここで時間がないから、私は質問はこれ以上しませんが、ぜひ一つその点をお考えになっていただきたいと、副町長にお願いをしました。 以上で次の質問に入ります。 ○議長(丹澤孝君)  答弁ありますか、いいですか。 副町長、依田誠二君。 ◎副町長(依田誠二君)  私に対する批判があるのであれば、それは真摯に受け止めたいと思いますけども。一応任期4年ということで同意をいただきまして、任命いただいております。やはり私は市川三郷町大好きですけれども、外部の目を入れてですね。いろいろ取り組んでいくことも非常に必要だと思っていまして、それなりに私なりの役割を持っていると思ってますので、町民の皆さんのご批判等をいただかないよう、ご期待に応えられるように頑張りたいと思います。 以上です。
    ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  遠藤町長は先ほど、自信をもって、私は政治的業績が上がると言っているから、なおのことを私は、町民の人たちが、副町長が人間的に悪いんじゃないんだよ。今、町の財政から見て大変だということは、あなたは認めてくれたんだから、本当に町のことを思う心があったならば、ぜひひとつ生まれ故郷の身延へお帰りになって、身延のために働いてもらえばいいじゃないかなとという、私の考えへ、答弁いらない。もう次に入るから、強くその点は要望します。 次の質問に入ります。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を。 副町長、依田誠二君。 ◎副町長(依田誠二君)  ただいまの質問にお答えいたします。 財政が厳しいということは重々承知しております。財政の再建に、再建というか、財政の健全化に向けて取り組みを行っています。それなりの役割を果たして、財政の健全化につなげて、その上でいろいろな施策にもつなげられるように努力してまいります。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  次の質問に入らせていただきます。 秋山詔樹前議員の寄附の取り扱いについて伺います。 小川議員が昨年の6月の議会において、秋山詔樹前議員から申し出のあった寄附の取り扱いについて質問したところ、総務課長は裁判中であるから、今の段階でお受けできないと答弁したが、現在、秋山詔樹前議員の寄附の取り扱いはどのような状況になっているかお伺いします。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  ただいま秋山詔樹前議員の寄附の取り扱いについてということでございます。これは当時の議論では裁判の最中ということでございまして、議場での答弁のほうは差し控えさせていただきました。判決の時効の理由として、この寄附の申し出があったということで、新聞報道されたかというふうに理解しております。 ただ、その後現在まで、特にそういう申し出はございません。今後、民事闘争の可能性もございますので、市川三郷町長遠藤浩が原告で、秋山前議員が被告の立場で裁判を行うことも可能性としてございますので、現在弁護士事務所と情報を共有しているところでございます。 今後も弁護士事務所と連携をし、対応してまいります。 以上答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  裁判中だから、要するに給付を受けることが裁判に影響するからという理由でもあるんですか。受け取らなかった理由は、要するに裁判中に寄附を受け取ると裁判に影響するからという理由であるならば、その理由なんですか。 ○議長(丹澤孝君)  町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  今申し上げましたけれども、今後、民事訴訟の原告と被告の関係になる可能性もありますので、現時点でこのことについては、先ほど申し上げたとおりでございまして、その後、寄附の申し出はいただいていないということは申し上げられる事実でございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  私はこの裁判中であったにしても、持ってきた時に、今裁判中であるので、裁判が終わりましたら受け取りさせていただきますと、一言言わなかったのかなということを、私なりに考えるんですが、いかがでしょうか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  その場のやりとり、理由につきましては、今後の裁判も想定されますので、この場、公然の場では発言は控えさせていただきます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  そうすると秋山詔樹前議員と裁判を起こすという理解でよろしいんですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  可能性があるということで、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  可能性があるということは、そういう考えであるというふうに受け取られますが、要するに秋山詔樹前議員が、寄附ですよ寄附。寄附というのは善意なんです。善意でお金を寄附を申し入れしてきたんですよ。それをお断りするってのが、私はどうかなと、本人は300万円、いわば贈収賄でもらったそれを1千万円というだから、上乗せして町民の皆さん方に申し訳ないという善意で持ってきたんですよ。それが私にはちょっと理解できないし、小川議員が質問したら、今裁判中だから受け取ることができないというようなことを答弁しているわけですが、では、裁判をこれから起こすというふうに理解していいんですか、起こすかもではなくて、町長は訴訟を起こすということで理解してよろしいんですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  何度か申し上げておりますけれども、民事裁判の可能性もあるということでございます。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  秋山議員から寄附の、今後申し出があったときには、ぜひ町長、受けてほしいと私は思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  そのときの答弁で、今後そういった場合があったら、議会には相談させていただきますというお答えはさせていただいたと記憶しております。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  次の質問に入らせていただきます。 損害賠償請求について伺います。 競争入札はより良いものをより安く購入するために公正に行わなければなりません。しかしながら、久保前町長は、設計業社から賄賂を受け取り、他の業者より設計委託料が高いことを承知で不正な入札を行い、当該業者に落札させました。こうしたことから、町が損害を被ったことは明らかであったにもかかわらず、遠藤町長は損害賠償を請求しようともしませんでした。 そこで議会は令和4年6月に全国でも例のない、久保前町長等に対する損害賠償を町が請求することを全会一致で可決しました。しかしながら、遠藤町長は久保前町長等が同収賄事件で逮捕されてから1年5カ月も経過しているのに、いまだに損害額を確定していないばかりか、損害賠償を請求することさえ明らかにしていません。 隣の富士川町議会は昨年の12月に同様な議決をしました。富士川町長は直ちにこの議決に従い、3月に本年の3月に損害賠償請求する予算を提案することを決めました。 行政はスピード感をもって執行しなければならないのに、遠藤町長は対応の遅さ驚くべきか憤りさえ感じます。一事が万事という言葉がありますが、この対応の遅さが人命にかかわる事件であったとしたら、私はあなたに町長を任せておいたら、命を失ってしまうじゃないかと不安になります。 そこで、久保前町長等に対する損害賠償請求について、いくつか質問をさせていただきます。 町長は、小川議員の久保前町長等の損害賠償に対する質問に係争中であることを理由に、全て答弁を拒否したが、なぜ係争中であれば答弁できないのか。損害賠償請求は民事訴訟です。民事である損害賠償に対する町長の答弁が係争中の刑事事件のどこに影響を与えるのか、詳しく説明をしていただきたい。久保前町長は不正な入札を行ったことにより、町が損害を受けたと思うか、いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  久保前町長に対する損害賠償請求についての1点目、なぜ係争中であれば答弁できないのかと、2点目の民事である損害賠償に対する町長の答弁が係争中の刑事事件のどこに影響を与えるのかについてでありますが、民事事件と刑事事件ではもちろん手続きが異なるわけでありますが、刑事事件で無罪判決が出るようなことがあれば、民事の損害賠償請求を行うことは当然困難になりますし、有罪判決であっても、最終的にどのような犯罪事実が認定されるのかによって、民事損害賠償請求の内容に影響が出ることが考えられます。そのような意味で、刑事事件の結果が民事事件に与える影響は少なくないため、弁護士から民事の損害賠償請求について言及することは、差し控えるのが適当であろうとの助言もいただいてございます。このような状況もありましたので、係争中の答弁を差し控えさせた次第であります。 3点目の前町長が不正入札を行ったことにより、町が損害を受けたと思うかについてでありますが、これにつきましては弁護士が裁判記録を確認していく中で明らかになってくると思います。その中で、何かしらの損害が明らかになったと報告されたときには、その後に係争を含めた対応を町で協議し、議会にもご相談をさせていただく中で適正な対応をしていきたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  会議の途中ですが、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめ延長します。 第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  再質問をさせていただきます。 町長は9月の議会で小川議員の質問に対し、損害賠償のしかるべき根拠とするため、裁判記録などを提供してくれるよう、裁判所や検察庁に申し入れていくと答弁しているが、検察庁から訴訟記録の入手ができたのかお伺いします。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  私どもは、弁護士事務所と代理権。代理人契約をさせていただき、その業務につきましては弁護士事務所のほうにお願いと一緒に、記録の入手は取り組んでいるところでございます。 ただ、今どういう状況にあるかということに関しましては、今後の裁判も関係することでございますので、この場での公然の場でのご発言は控えさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  小川議員の質問に対して、しかるべき根拠とするために、裁判記録などを提供してくれるように裁判所、検察庁に申し入れしているという答弁なんですよ。だから、その検察庁から訴訟記録は入手できたのか。それを聞いているんですよ。あなたは本会議の席でこういう答弁をしているんです現実に。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  その点に関しましては、弁護士事務所と一緒に取り組んでいる最中でございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  先ほどから、弁護士事務所と弁護士事務所と相談はしてる分る。だけども記録は町長、入手して見たのかと、私は聞いているんですよ。 その中に、本町の損害額が出ていたんですか、それを聞いている。弁護士は関係ないです。あなたは答えているので、小川さんのときに。要するに、しかるべき根拠とするために裁判記録などを提供してくれるように、裁判所や検察庁に申し入れしていると答弁しているんです。だから、検察庁から訴訟記録が入手できたのかと。できたとすれば、そこに損害賠償が云々と、できたか、できないのかって私は聞いているんだから、弁護士は関係ないんだよ。あなたが言っているから、あなたにできたのかと、入手できたのかと聞いているんだから答えなさいよ。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  今の段階では、先ほど答弁させていただいたとおり、代理人契約を結びまして、そのことにつきまして取り組んでいるところでございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  私時間がないから、あと11分しかないから、こんなことではなくて、入手できたかできないかと聞いているんだから、できました。怠慢でできませんでしたとか、なんとか言うならともかくとして、弁護士事務所に契約しているからお願いしているでは、あなた、町長の価値はないではないの。町は被害者なんですよ。町民は被害者なんですよ。弁護士云々は、久保さんが弁護士に相談でするなら分かるんですよ。損害請求されたら弁護士の先生、どうしたらいいでしょうかと、これは分る。あなたは、あなたが決断しなければいけないんですよ。あなたは公の場所で、この本会議場で、小川議員の答弁にそう答えているから。だから私が聞いているんですがいかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  今回の件に関しましては、刑事事件は結審をしております。ただ、これが民事訴訟となると、また1からその確認をしていかなければなりません。というのは、刑事事件、民事事件ともに心証が、心の証が大事でありまして。ただ刑事事件につきましては、この心証については要証事実ということで、確かな証拠。俗に言う物証というふうなものに値すると思いますが、それが必要となります。 民事訴訟の場合、この心証というのは要証事実でございますけれども。争いのない事実というふうに理解をされ、解釈をされていると承知をしております。 そういう違いのあるところで、十分に検討をしていかなければなりません。そういう中で法的な知識のある弁護士事務所に依頼をし、契約を結び調査をしているところでございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  町長、最初から刑事事件なんですよね。要するに、贈収賄事件なんです。保育園の官製談合で逮捕騒ぎ、お金ももらったから逮捕、これはどう考えても刑事事件なんです。民事ではないんです。それをあなたは、小川議員の答弁のときに、損害賠償の然るべき根拠とするために、裁判所などに資料を提供してくれるよう申し入れしていると、こういうふうに答弁をしているんですよ。私が議事録を見ているんですよ、小川議員の。そんな刑事事件に市川大門町の町がいくら損をしたなんて書いてあるわけがないじゃないですか。それを本会議の席上で、あたかもあんたが知っているようなことの中で答弁している。 小川議員は間違いなくやっているんです。9月の議会で、小川議員の質問に対して損害賠償のしかるべき根拠とするため、裁判記録などを提供してくれるよう、裁判所や検察庁にあなたは申し入れしていると答弁しているんですよ。申し入れしていると。いいですか、子どもでもよく分かりますがね、裁判所や検察庁が、いいですか、裁判記録を提供してくれると思っているんですか。提供してくれるわけがないじゃないですか。子供だましのいい加減な答弁をしていたら大きな間違いですよ。情けないですね。そんなことを、そんな人に町長を任せておくことは非常に、私は情けないと、われながら反省をするところですよ。いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  先ほども申し上げましたが、要証事実が大事でございまして、民事訴訟をしていく中で、双方が争いのない事実を求めていくということでございます。これが裁判記録になります。裁判記録は結審をしていて、双方が納得をした事実ということで、この中に法律の専門家が見ていただく中で、具体的な被害があるかないかということを判断していく。それとそれを私どもで検討していくということになります。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  こんなことで言い争ったらもう時間がないし、後がないので、町長、一つだけ私が話しておきますが、裁判記録などを提供してくれなんて言ってね。裁判所や検察庁に申し入れして、記録しました。はいどうぞどうぞと持ってくるわけがない。閲覧することはできますよ。申し入れしたら持ってくるなんてことは考えられません。そして、贈収賄事件で、町がいくら損をしたから逮捕されたとかなんかじゃないんですよ。官製談合と贈収賄、金もらった、やった、これで捕まった。町がいくら損をしたから逮捕されたんじゃないんですよ。こんな公の場所で、そんなでたらめの答弁しては困りますね。いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  先ほども申し上げました。今弁護士事務所と真相について、調査、取り組んでいるところであります。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  町長、弁護士に相談したって駄目ですよ。あなたが要するにどうするかを決めるはあなたなんですよ。弁護士の先生なんかはどんな事件でも、人を殺してもお金を持っていれば、殺人事件でも、はいはいって承りますよ。 それは、決断するのはあなたなんですよ。あなたがどうするんだと、しかも、私の言わんとしていることは、この議会の席上、公の場所でいい加減な答弁をしちゃ困るということなんですよ。小川議員だって持ち時間もらった中で質問しているんですよ。それに子供だましみたいな、こんな答弁の仕方はとんでもない話です。いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  先ほども申し上げましたが、弁護士事務所が最終判断をするわけではなくて、町が判断をしてまいります。訴訟追行は町長の権限でございますし、責任ももちろんございます。また、裁判の提起につきましては、議会の議決が必要となるため、議会にもご相談をさせていただく方針でございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  遠藤町長は、町は損害を受けたと思いますか。いかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  それを今、弁護士事務所とともに調査をしている段階でございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  あのね、逮捕されているんですよ。町が損害を受けているんです。受けたから、警察は逮捕に踏み切ったんだ。贈収賄、官製談合等々で、あなたは弁護士以上に法的には詳しいんじゃない。あなたは大学法科出てるんじゃないですか。そのくらいの知恵はあってしかるべきじゃないですか。一国一城の主になるには、何から何までマスターしなければ駄目なんですよ。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  繰り返しになりますけれども、私どもは刑事事件と民事事件の違いがございますので、町民の皆さまにはご迷惑をかけないような形で、このことについては真相、損害が民事上の損害があったかないかを今、調査をしている段階でございます。今後の展開につきましては、議会ともご相談をさせていただき、しかるべき対応をさせていただきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  プロポーザルの採点表を見れば分かると思うが、綜合設計の見積額、それから不正入札が行われていれば、落札として思われる業者の見積金額よりも670万円高い。したがって、最低でも670万円の損が出ていることは明らかであると私は思います。ですから、弁護士に相談しなくても、ここでもう損害が出ているか、出ていないかは、町が精査すれば分るんです。だからいかがですか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  それが判決のその分類の中に含まれているかどうかということが大変重要でございまして、先ほども申し上げました。心証、要証事実に関して、双方が争いのない事実として、それが認められているかどうかということを今調査しているところでございます。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  待ってください、時間がないからそんなの出ているわけがないですよ、町長の中に町がいくら損をしたなということは。町長あなたは、最高の大学を出て、法科出ていて、そんなこと1つできないんですか。では、ここで説明するために資料を提出して、これに資料に基づいて説明をしていただきたいんです。町長に。暫時休憩をして、資料を配付していただきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  暫時休憩します。     休憩 午後4時56分-----------------------------------     再開 午後5時00分 ○議長(丹澤孝君)  再開します。 第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  今、執行部ならびに議員の皆さんに、プロポーザルの審査結果表をお渡ししました。これについて町長から説明をしていただきたい。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  私は当時関わってなかったので、この詳細については存じ上げません。 今、この表を見させていただく限りでは、プロポーザルの落札業者が1位であるということであります。その見積額が3,650万円ということでありますが、設計額が4,337万円ということで設計額を下回っているということになろうかと思います。 ただ、最低のラインが2,980万円ということで、その差額がもしこの業者が落とさなければそこに行っただろうということを指しているのかなと思います。 ただ、これは選定に対する不正があったのかどうかということは、裁判記録を見なければこれは分かりませんので、この件については、やはり裁判記録が重要な存在になろうかと思います。また、これが被害なのかということに関しましても、どういうふうに裁判所が判断をしているのかということで、裁判所が判断したのは原告被告一致をした事実ということでありますので、これが要証事実になるわけであります。それを今調査中ということでご理解願います。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  私はこんなこと聞いてるじゃない。この採点表がありますプロポーザルの、この事前審査表を見て分かるように、こうやって1・2・3・4・5とあるでしょう、これを数字を改ざんしたから、こういう結果が出て、これは損害賠償は精査すれば計算してみてください。670万円の損害が出てるはずですよ。それを私は、何もこれは裁判記録が見なくたって、これを見れば分かるんですよ。 あなた、これを見て分からんですか。だから、これを見て説明してくださいと私は言っているんです。 何でここへ事前審査に、最初から点数を改ざんして、上乗せして、それへまだなおかつ8倍して、出てくるんじゃないですか。670万円の損害が、差額が出るじゃないですか。それを言っているんですよ。弁護士に相談しなくてもいいんですよ。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  確かに差額がございます。 ポイントといたしましては、この選考が裁判所として不正として認めたか否か。それから、この差額が損害と認めているか否か。その点について、やはりこれは裁判記録を基に調査を今しているところでございまして、そこの確認が重要になろうかと思います。 ○議長(丹澤孝君)  一般質問の途中ですが、通告された発言の制限時間に迫っています。まとめをお願いします。 第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  全然わかってないですね。こんなことが裁判記録に出てるわけがないではないですか。市川の町が、プロポーザルの云々で、要するにいくら損をしたって出ていませんよ。なんぼ見たって。だからこれを説明してください。今、あなたが言った、確かにそうですねと、出てますねと差額が、それが損害ですよ町の、町民が損してるんです町が、町が損をしているってことは、町民の皆さんが損害を被っているんですよ。なんでこれを認めないんですか。答弁願います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  何度も申し上げておりますが、この選考に不正があったかどうかというところが重要だと思います。また、設計額が4,337万円ということでございまして、設計額を下回っている金額で落札をしているということになろうかと思います。 この別の業者、最低価格の2位になった業者との比較で確かに差はございますが、これが被害とされるのかどうかということについては調査をしてまいります。 ○議長(丹澤孝君)  第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  されるんですよ。それが差額が損をしているんですよ。 1番は綜合設計、2番の業者と670万円も差が開いた。本来ならば、その2番目の業者が取るんですよ。それを贈収賄でお金をもらってるから、採点表を多くつけて綜合設計が取れるようにしたと、それがその金額が損害賠償であります。そのことを、また私は、次の機会があれば、この点をしっかりと町長に説明、答弁を求めますので、最後のまとめでに、私は入りたいと、この問題については、のちにしっかりとした答弁を求めます。 議会が久保前町長等に対する損害賠償を求める議決をしてから10カ月も経過している。それなのに、あなたは、いまだ結論が出せないでいる。わが町では、現職の町長が町民の血税を賄賂として受け取るという驚くべき事件が起きた。遠藤町長は直ちに再発防止策を講じなければならないのに、事件から1年5カ月が経っても全く進んでいない。また、議会の議決は尊重すべきであるのに、全会一致で採択した請願は無視するなど、そればかりではないと、財政が厳しいからと言って福祉をメッタ切りにしておきながら副町長を設置するなど、就任してからあなたの1年5カ月を見て、私はあなたは決断力も時代を見る目も、危機管理能力もないと断言せざるを得ない。 したがって、私はあなたは町長としては不適格であると私は思います。これは私ばかりでなく、町民の皆さんも何回も何回もくどいようですが、福祉をめった切りにして副町長を設置したなんかして、あほうないというような声が日ごとに高まっているんです。 そして、町長に私が。 ○議長(丹澤孝君)  あと30秒を切りました。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  はっきり言わせてもらうとあなたは親不孝です。お母さんが町長になったからといって、胸を張って歩いていたのに、今は副町長を置いたために肩身の狭い思いをしています。その点よく考えて、次回の私は質問でしっかりと質問させていただくし、なおかつ町民の皆さん方はあんたにリコール運動をしてくれと日ごとに。 ○議長(丹澤孝君)  質問を終わってください。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  以上で終わります。 ○議長(丹澤孝君)  これをもって、第6番、秋山豊彦君の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩します。 再開は午後5時25分とします。     休憩 午後5時09分-----------------------------------     再開 午後5時23分 ○議長(丹澤孝君)  再開します。 続いて、第3番、東研一君の発言を許します。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  神明の花火大会について、神明の花火は町を挙げた一大イベントとして、県内最大級の花火大会に成長しました。これもひとえに合併前から今に至るまでの、特に市川地区の先人の皆さまの努力の賜物と心より感謝申し上げております。 さて、昨年久々に開催されたこの事業についていくつかの質問をさせていただきます。 1.大会のテーマについて、2.開催経費について、3.実施公開について、4.事業主体についての4点に絞ってみましたので、一つずつご回答のほうをよろしくお願いいたします。 1.大会テーマについて、昨年度、神明の花火にSDGsの「継続可能な」をテーマとしたことを1つの目標として、決して不自然ではありません。しかし、SDGsには誰一人として取り残されないという最も大切なテーマがあります。これが私には神明の花火という町を挙げた大事業に、最も欠けている部分ではないかと考えました。これは今に始まったことではありません。 六郷地区在住の町民の方々に神明の花火の話をすると、皆が口をそろえて言うのは私たちは関係ない。私たちには花火どころか音も聞こえない。町を挙げて盛大にやっているようだけど、そこまで行く足がない。私たちは参加したくてもできないなどと、私が耳にすることは、神明の花火に対する否定的な意見ばかりです。 いくら観光事業とはいえ、花火が見える地域の町民、まったく見えない地域の町民があってはいけないと思います。せめて六郷地区へシャトルバスの発着場を設け、老若男女、誰もが神明の花火の素晴らしさを共感できる機会を作ることが行政の役割であり、それができてこそSDGsの誰一人として取り残されないという目的に恥じない取り組みだと考えております。 市川地区はもとより、すでに三珠地区は町民もシャトルバスの恩恵を受けることができています。それどころか、隣の富士川町でも、はくばく文化ホールをシャトルバスの発着場としているのに、町内の六郷地区だけはなぜ発着場がないのかと思うのが普通です。 さらに六郷地区には町内で唯一中部横断道のインターがあるのに、なぜ静岡方面から来る観光客もターゲットにしたシャトルバスを設けないのかという疑問もあります。 私はかつて知り合いの役場職員に対し、六郷を発着する便は作れないのかと尋ねたところ、その職員は毎年、神明の花火の職員反省会のアンケートに六郷にシャトルバスの発着場をという要望をなんと10年近く繰り返して書いてくれていたそうです。残念ながら。いまだに実現していません。検討した気配すら感じられないそうです。 私も議員になって発言の機会を与えられたので、あえて言わせていただくと、神明の花火に関しては六郷地区は取り残されていると思います。もしかすると、山保地区、下芦川地区なども同様でしょう。 SDGsを単なるイメージアップのパフォーマンスとするのでなく、しっかりと遂行できるように取り組みとして、誰一人として取り残されない取り組みをするべきです。 そこで町長、本年度こそシャトルバスの六郷発着便をはじめとし、幅広く町民の花火大会への参加ができる機会を設けていただきたいと思いますが、答弁を求めます。 ○議長(丹澤孝君)  ここで。ここで区切りですね。 答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  東研一議員の一般質問にお答えをいたします。 神明の花火についての大会テーマについてであります。神明の花火、市川花火については、武田信玄の狼煙がその始まりと言われております。市川には躑躅ヶ崎の館から駿河方面への伝達の白山狼煙台があり、非常に重要な拠点と言われていました。 平安時代には、紙漉を市川に伝えた甚左衛門など、市川和紙に関連する記述などもあり、本町の誇れる歴史的伝統産業でもあります。 本年度の大会テーマにつきましては、市川三郷町ふるさと夏祭り第34回神明の花火第2回実行委員会において、「「神明の花火」×「SDGs」持続可能な花火大会を目指して」というテーマについて議論をいただき決定をしております。 議員のご指摘の町内各地域からのアクセス等につきましては、現在運行を実施している町内シャトルバス事業等と連携する中で検討してまいりたいと思います。また、昨年の大会は狼煙花火として市川地区だけではなくて、三珠地区と六郷地区でも、失礼しました。33回でありましたけれども、そういう試みもございました。全ての町民がこのイベントに参加できるような取り組みは、今後も継続させていただきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  今、先ほど町長がおっしゃられたことは分かりますが、六郷地区の方は今までやはり身延線にしても向こうから来る電車は少ないんですよね。甲府のほうから来る電車のほうは本数が多く、やはり来られる方は結構子どもにしても、高校生にしても、若者にしても、みんな来てますが、やはり六郷地区から例えば網倉、岩下、五八、楠甫にしてもそうですけど、歩いて駅まで行く、そういうことができないもんですから、六郷地区には運行を、シャトルバスでも、今のコミュニティバスでもかまいませんので、ピストン輸送でぜひやっていただきたいと思います。いかがでしょうか。
    ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  JR東海との協議の中で、そういった試みも検討させていただいてはおりますが、駅員の配置とかがあって、とてもそこまで人を割けないということも言われておりました。今後の課題でありますが、南側からのアクセスについてもJR東海と共同しながら、今新しい企画については取り組んでいるところでございます。そういう中で甲斐岩間駅、あるいは鰍沢口駅を拠点としたシャトルバス体制というものも確立をしていく必要は十分にございますが、物理的にそういう人の配置とか、あとバス自体ももう目いっぱいというところで今やっておりますので、今後の課題としてご理解いただいて、そういう思いはあるということはご理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問ありますか。 第3番。東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  今町長がおっしゃることは重々分かりますけど、それでは検討ということであれば、また何年後かということになりますので、ぜひとも早くそのシャトルバスなりなんなりを考えていただいて検討していただいて、ぜひ今年中にでも何とかしていただきたいというのは皆さんの思いだと思います。ましてや、ふれあいセンターとか駐車場もありますんで、そういうところを活用しながら、静岡方面から来る方のまた駐車場を設けるとか、また六郷地区の皆さんのそういう、やっぱり、今までのコミュニティバスみたいな感じで拾っていくっていうのも一つの手だと思いますので、ご検討のほうをよろしくお願いします。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  今までも検討してきておりますし、今後も何かの方策が見い出せれば実施に向けて取り組んでいく所存でございます。先ほど申し上げましたように、物理的な要因があって、少し行動には至っておりませんけれども、今後ともJR東海や、いろんな関係団体との協議の中で進めていきたいと思います。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問ありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  2番の大会経費について、質問させていただきます。 この問題については、会議記録等を読むと、小川議員がすでに9月の議会で一般質問をさせていただきましたが、先輩議員に相談したところ、一昨年までは同一あるいは同様な質問は1年に一回以上してはいけないという信じられない慣例がありました。 昨年の議会改革により撤廃され、疑問点があれば追跡質問として質問してよいということになったということですので、質問させていただきます。 小川議員の問題とした質問は大会に関わる人件費の質問でした。町では、神明の花火の準備や、当日の配置に関する出労を職員に無償でやらせ、人件費が表面に出てこない形で指摘していました。 小川議員が着目された点は、職員だから使ってよいというのではなく、職員の本来の職としての仕事や、貴重な休暇を犠牲にしていることを明白にすると同時に、もっと有効的な人件費の節約方法を提起したものでした。 その中で、職員の出労は延べ1,242時間、経費に換算すると1,143万円とのことで、花火に関わる人件費のあまりの大きさに驚きました。さらに、当初予算を見ると、花火に関わる経費は他にも打ち上げ花火料300万円、会場の設置費用222万円、工事費580万円と巨額な経費がかかっている事業であることが分りました。今後、このような経費や職員に対する負担はどの程度軽減できるのか答弁願います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  大会経費につきましては、本年度実施をした神明の花火大会の職員出労時間は、延べ時間4,242時間であり、出労の方には、通常業務以外において本大会への事前準備、当日運営、後片付けまで職員一丸となり従事していただきました。ご指摘にあります今後の大会経費につきましては、常設会場階段設置工事の完成をすることにより、毎年設置の仮設販路等の設置工事が不要となりますので、こちらも経費削減の1つであると考えます。 また、出労等の軽減につきましては、ボランティア団体の募集などにより職員の出労軽減に努めております。今後は、出労の軽減、業務軽減策、アウトソーシングなどの運営方針、ならびに負担金等を合わせた中長期的な計画案を作成した上で、夏祭実行委員会において協議検討を重ねてまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  経費のことなんですが、消防団や安協、ボランティアの団体の弁当代など、いろいろなさまざまな経費が含まれているかと思いますが、UTYや花火関係者に支払った金額や職員に出労費は、どこにいくら払ったのかというのをお聞かせください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 商工観光課長、塩沢正也君。 ◎商工観光課長(塩沢正也君)  ただいまの東議員の質問でございますが、ボランティア団体等以外の消防団等につきましては、お弁当等を1人当たり800円お支払いしている状況でございます。 あと、職員の出労の手当につきましては、冒頭町長が申し上げました4,242時間でありまして、これを職員の平均賃金に換算しますと、1,143万3千円という試算をしております。実際的には職員のほうには、出労の時間手当というのは出しておりません。 もう1点、UTYさんのほうのお支払いということですが、これは協賛金等のスポンサーのほうを集めていただくために、収入の15%をお支払いしているところでありまして、協賛の会社は169社、協賛金につきましては4,009万3千円の協賛金がございます。そのうちのUTYのスポンサー手数料ということで、15%の740万3千円をお支払いしている状況でございます。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  今お聞きして、UTYとか払った金額は分かりましたが、寄付など私も議員になるまで初めてそこまで気にしてなかったんですが、どのぐらいの金額が集まり、何十年か前ですね。新聞に載って、やっぱり市川の神明の花火の不正ということで、新聞にも載ったことがあると思うんですけど、そういうやはり寄附金とか、そういう金額を皆さんに分かるように、町民の皆さんに分かるように明確にしていただきたいということをお願い申し上げます。 ○議長(丹澤孝君)  答弁求めます。 商工観光課長、塩沢正也君。 ◎商工観光課長(塩沢正也君)  今月の3月15日で、夏まつり実行委員会の開催が予定されております。その時点では、決算の監査をしていただき、決算をしていただくような予定になっております。その後には、夏まつり実行委員会のホームページに決算書などを表記しまして、町民皆さまの方には分かるように周知してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  次に移りたいと思います。 3.実施効果について、このことについて、市川三郷町に神明の花火あり、花火といったら市川三郷町という県内外に知らしめたことは大きな効果と考えます。しかし、それが町の財政や地域経済に対し、要した経費に見合った効果があったのかと考えるととても疑問です。 もちろん、花火関係者にはその恩恵は多大なものと考えますが、町の事業のあり方としてはこのままでよいのかということは問題にしなければならないと考えます。ぜひ、神明の花火の開催に対する経済効果について教えてください。特に町長が提唱している個別支給型でなく、公共形として特別業者でなく多岐にわたる町全体への経済効果についての説明をお願いいたします。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  実施効果についてでありますが、本大会につきましては、1989年、平成元年8月7日を花火の日、神明の花火大会として復活をし、皆さまのご協力により第34回目を迎えることができました。 本年度コロナ禍の時期においても、打上数約2万発、ご観覧者数約12万人の方々が観覧され、経済効果の額といたしましては、これは全国的な換算値でございますが、14億円と推計されてございます。 そういう中で感動の大会が実施できたというふうに理解をしております。 コロナ禍前の大会では26万人が観覧をされた神明の花火大会の知名度向上を図ることで、地場産業の拡大につながるとともに、今後も地域経済の発展につながることを念頭に事業を実施をしております。 今、担当課のほうで町内経済の波及も視野に入れた取り組みを検討しておりますので、今後ともご指導のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  26万人、去年は12万人ということでコロナもありまして、人出は少なくなったのかなとは思います。私も安協などで出ていた際に、駐車場がなくて誘導していると、シャトルバスのパンフレットを配布していると、有料観覧席の券を持っている方が駐車場が止められないので、有料でもいいから止めさせてほしいという声もありました。これを逆に取ると、例えばつむぎの湯からシャトルバスで温泉に入っていただいて、神明の花火を見るとか、そういう方向もあると思うんですが、それはいかがでしょうか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 商工観光課長、塩沢正也君。 ◎商工観光課長(塩沢正也君)  駐車場の件ですが、現在20カ所ほどありまして、4千台が17時30分には当日満車になるような状態になっております。駐車場の件につきましては、本年度モデル事業で軒先パーキングという事業をモデル事業でやりました。ある一定の広さを個人のお宅から借りて、民間が借り上げて、ネットでサイトのほうで予約をするというモデル事業も今年やってみました。非常に好評でトラブルもなく実施できましたので、今後はそのような駐車場の活用していきたいと考えております。 あと1点、つむぎの湯を介して、JRとか駐車場を使いながら大会会場へ入っていただきたいということも去年ですね、町長はじめJR東海の本社に、ツアーズのほうの関係に商品のご相談とか、東京に出向いて相談している状況ですので、中京圏、東京も、神奈川横浜のほうからお客さんをお迎えするようなことのプランも、今検討してる状態であります。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  分かりました。ではそういうことでよろしくお願いいたします。 4番、事業主体について、これも9月の議会の際に小川議員が質問していることと重なりますが、町長は神明の花火の実行委員会の会長を辞して、山梨県観光協会機構の中田さんという方が会長になられたということですが、一般的に考えると事業主体が町から山梨観光機構へ移管したと考えるのが普通です。会議録を読めば読むほど分からなくなりますが、町長が会長を辞したのが利益相反の回避だということの、中田さんは観光事業にノウハウを持っていて、大会運営に欠かせないなどと議論がよく分かりませんでした。 最後に小川議員も、町が主体となっているのであれば、堂々と町長が会長になればよいとも言っていますよね。これには私も賛同です。 そこで、山梨県観光機構の中田さんが入ったことにより、ノウハウだけでなくどのような点で花火大会が変わったのか、今までと違った効果があったのか、具体的に説明をお願いいたします。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  事業主体についてでありますが、前回定例会と同様のご説明を申し上げますが、第1には先般の官製談合事件を受け、利益相反に当たらない組織づくりのため改選を実施いたしました。 第2に山梨観光推進機構理事長への委員依頼につきましては、平成25年4月より公益社団法人として機構組織開始後は山梨県市町村および関係機関との連携を実施していただいておりますので、この長年にわたる実績等からノウハウを指導していただきながら、共同で相互のイベント等の連携を図りつつ、催事等の事業拡大につなげていくことを目標としております。 既に本年度につきましては、第34回ふるさと夏祭り神明の花火大会において、信玄公祭りに対した狼煙花火をオープニングにて披露をし、また世界中からお客さまが来県される第49回信玄公祭りでは、令和4年10月28日のオープニングにおいて、神明の花火大会とのコラボ花火をご披露していただいたいただき、多くの方にご覧いただき、認知度向上に役立ったというふうに思います。 引き続き、山梨観光推進機構様と本大会の相乗り効果を高めることを目的として取り組みを推進してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  山梨観光機構との連携は構いませんが、町長が頭となって指揮を執っていただきたいなとは思っております。また、町民のご高齢の方や、障害者の方に特別な観覧席を設けるとか、また特別招待券をふるさと納税の返礼品に充てるなど、一定額以上の方々に加えてもよろしいと思いますが、いかがお考えでしょうか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  高齢な方から、また障害者という方に対しての対応ということでございます。この点に関しましては、会場の都合等もございますので、ただバリアフリー化というのは重要な案件でございますので、検討する方向で考えていきたいと思います。 また、いろんなアイデアを昨年観光推進機構のほうからいただいたわけでありますけれども、コロナ対応ということ重視していたために、私どものほうで対応ができなかったということが実態でございます。いろんな地域経済への波及をするような取り組みも多く提案をされていることは事実であります。今後ともそういった中でやまなし観光推進機構とは連携をとっていきたいということであります。 実行部隊として、私が長として取り組んでいるというそういう図式で、ご理解いただければありがたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  それでは、次の質問にさせていただきます。 AIのオンデマンドバスについてお伺いいたします。 次の県の補助金にて試行運転をしておりましたが、補助金はいつまで、ちょっとこれを出す前に補助金のほうとかはちょっと切れちゃった関係もありますが、お伺いいたします。 補助金はいつまでで、その後は利用者がどのくらいあり、アンケート調査などの結果、町にクレームなどの意見を寄せられているのか、3点についてこちらも一つずつ答弁お願いいたします。 この補助金はいつまで、オンデマンドバスは動くは、申し訳ない。 オンデマンドバスは足のない高齢者にとっては大変ありがたい事業の一つではありますが、試験的運行は2月までとお聞きしておりましたが、今後は無料運転なのか。もし有料化にするなら、利用者が払う金額はいくらになるのかお聞かせください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  AIオンデマンドバスについての補助金はいつまでかについてでありますが、この補助金は山梨県の新たなモビリティサービス導入促進事業費補助金を活用しております。本年度限りの補助金となります。この補助金を利用した無料の実証実験は、令和5年2月24日で終了いたしました。終了後は実証実験前の六郷循環線を再開しております。 なお、AIオンデマンドバスの本運行をする場合には、有料となることも考えますが、実証実験の効果を分析検証した上で検討をしてまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  以前、コミュニティバスに戻るというチラシが、先月の回覧板で回ってきました。しかしながら。網倉、岩下、五八とか、楠甫や宮原地区など、通り沿いに面してない地域の方々は、そこまで出て行かなければならないし、ましてや以前のAIのオンデマンドバスは身延町のスーパーに乗り入れしていただいておったのが、今回のコミュニティバスの場合はできないということで記載されておりましたが、いかがお考えでしょうか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 防災課長、林茂一君。 ◎防災課長(林茂一君)  ご指摘のように今まで行っておりました。循環線に戻すということで、ルートが変わるところが幾つかあります。それは今回実験ということで、いろんなルートを入れたり、町外のスーパーにも伸ばして実証実験をいたしましたので、その結果、いろいろな情報が得られておりますので、今後その情報を取り入れながらできるだけ便利に使えるような形を考えていきたいと思います。 今回従来の循環線に戻すということは、それを1度取りやめて、今回の期間だけ実験をするということでしたので、元の形に戻したわけですが、元の循環線のコースというのは、いろいろな協議を経て決められた申請をして走っていますので、また今回得られた情報で使いやすくするためには、またそういう協議を経てコース変更なり、そういうことを手続をして進めていきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  それでは身延町のスーパーなどにAIの時のように行ってもらえることもあるということで認識でよろしいでしょうか。 また、今私の周りにいる方々もそうなんですが、お年寄りの方は。スーパーに行くにも、六郷地区には今ありません。そんな関係で、今まで行ってくれたから、なんで行かないんだということを言われます。ぜひとも身延町のスーパーなどに乗り入れをしていただきたいと思います。 ましてや、身延町のバスは六郷の駅まで入ってきて、そのまんま下部のほうを経由していたりとか、いろんなこの前、笠井議員もおっしゃっていましたが、富士川町、身延町、南部町のコミュニティバスが乗り入れしているのにかかわらず、市川三郷だけは、何でよその町に行けないのかというのをお聞かせください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁求めます。 防災課長、林茂一君。 ◎防災課長(林茂一君)  今回の実証実験で。どこから乗ってどこで降りてというような調査もしていますので、今回町外のスーパーを入れることで、そこの利用が高いことは分かりました。確認できましたが、町内にも同じ商店で頑張っている店もあるということで、その店からもご意見をいただいておりますので、そのへんを考慮しながら、今後の検討をしていきたいと思います。 また、他町のバスが乗り入れているということで、乗り入れができないということはないですので、そのへんも検討に含めていくと同時にほかの質問でもありましたが、峡南ネクスト共創会議という中の1つのワーキンググループで、公共交通のあり方について議論する峡南5町の関係者が集まって議論しているところもありまして、その中でお互いのバス、例えば1つの例を出しますと、富士川町が鰍沢の駅を出発して富士川町内を走って、最後この青洲高校本町の役場まで来るというバスを走らせていますが、そのバスを利用して本町の町民が富士川町へ行くことができないのか。そのへん時間的に合わなければ調整はできないのかということで議論をして検討していますので、そういうことが可能であれば、そういうことも実施していきたいと考えております。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  六郷地区から鰍沢口まではコミュニティバスが運行してますが、鰍沢口から市川の大門とか、こちらのほうへ来るのは、富士川町のバスを経由しなければ直通、もしくはないというような認識で、お年寄りの方がどうすりゃいいだという考えで言われていますんで、そのへんもご検討いただいて、いかがでしょうかお答えください ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 防災課長、林茂一君。 ◎防災課長(林茂一君)  他の一般質問でも出ておりましたが、公共交通会議がありまして、バスを走らせるにはJRとかタクシー会社とかの協議が必要ということで、鰍沢駅から市川のほうにというのはJRと並行して走るので、その協議した結果、そのコースがまだ実現していない状況であります。 ○議長(丹澤孝君)  他に質問ありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  それは分かりましたけど、今からそれを検討していただけるのかということです。例えば、黒沢地区から市川地区のその並行して走るというのは分かっているんですけど、それを例えば六郷地区からそのまま市川大門まで、直で1発で乗ってこれるという経路でなければ、年寄りがいちいちまたそこで乗り継ぎをして、時間も調べて何してっていうことが富士川病院へ行くんだったらいいかもしれませんけど、例えば市川の大鳥居とかあのへんに用がある、そういう人はじゃあどうすればいいんですかということになりますし。ましてや富士川町経由で乗り入れしてやってしまうと、またそこで金も発生しますし、いろんなことが年寄りにとってはたぶん大変なことになると思いますので、ぜひ直通バスを何とかしていただきたいということを検討していただきたいと思いますけれどもいかがでしょうか。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 防災課長、林茂一君。 ◎防災課長(林茂一君)  私どもも、やはり乗りかえは大変だと思いますので、そういう提案とかは協議はしておりますが、今のところ実現していないということと、高尾議員のほうでも町民の足ということで、公共交通の協議会みたいなものをつくっていい方法を検討していただきたいという意見もいただいておりますので、それも含めて検討していきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  他に質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  次の質問に移りたいと思います。現在の利用者数などの実態は、毎日利用者数は現在どれくらいか。また時間帯はどの時間帯が多いのか。それとどこからどこまでの乗車が可能な可能なのかを教えてください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  現在の利用者数などの実態はについてでありますが、1月31日末現在の利用者数ですが、運行日数60日で、1,535人となっております。時間帯では10時から14時くらいの昼間、昼前後の利用が比較的多くなっております。また、バスの乗車範囲につきましては、六郷循環線の代替として実証実験を行いましたので、基本的に六郷地区内ですが、六郷循環線のバス停21カ所に追加をし、合計54カ所に設置し運行をいたしました。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  他に質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  AIのオンデマンドバスですけど、例えば山梨県で市川三郷と甲斐市がやっていましたけど、甲斐市などは例えば、道路状況により混雑とかいろんなことがあるので、そういうことはいいかとも思いますけど、市川三郷地区のましてや六郷地区という限られた限定した地域の中でやっていたことに対して、町民から自由乗り降りバスみたいに。そこで手をあげれば乗れるとか、そういうことがなくバス停まで行かなければ乗れないということを言われました。そんな中で、今度のコミュニティバスに戻った時には、自由乗り降りバスみたいな格好にしていただけるのかご返答ください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 防災課長、林茂一君。 ◎防災課長(林茂一君)  通常の六郷循環線に戻したわけですが、今回の実証実験でいろいろな意見をもらっていますので、そういう意見が反映できるように、先ほども申したようにいろいろな協議申請をして、許可が下りてはじめてコースが変更とか実施できるので、そういうことを含めて検討を進めていきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに質問がありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  分かりました。次の質問に移りたいと思います。 町のクレームとその対応は。町は利用者のクレームにどれくらい把握しているのかお聞きします。 町へ直接でなく、私たち町議に直接訴える住民の方もおられるのは事実なので、当然町へのクレームは来ているはずです。私が聞いたクレームはバスが来ない。予約ができない。予約の仕方が分からないなど多々ありますが、このような問題点をどのように解決していくのか。アンケート調査なども踏まえ、お聞かせください。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  町へのクレームとその対応はについてでありますが、一番多い問い合わせは予約するのが面倒であるということでありました。そのほかは時間の勘違いによるバスが来ない。バス停に行っても、予約者がいないことが比較的多く、次には予約時間の重複による予約ができないことや、土日の運行を希望する方、予約方法が分からない等がありました。こういった問い合わせには、状況を詳しく丁寧に説明しながらご理解をいただきました。 今後、実証実験で得られたデータやアンケート結果を分析し、検証結果をまとめてまいります。本運行につきましては、予約システムの利便性、運行経費、乗り合い率の状況等総合的に判断をして検討をしてまいります。 また、本運行の可否とは別に、今回の実証実験で得られた情報は、今後の公共交通の運営に生かしてまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(丹澤孝君)  他に質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  クレームなどいろんなことがあると思います。また、町がこれに対して実証クレームなどのアンケートの結果を踏まえて、今から検証しながら運行するということであれば、私も何もそこまで言いませんけど、高齢の方々は病院や買い物に行く足として使用している現状です。 なおかつ県道沿いの方はいいんですけど、ちょっと路地へ入った方とか、足腰の悪い人などは大変なので、そのへんも考えながら、今度のコミュニティバスにしていただきたいと思います。 ○議長(丹澤孝君)  答弁を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  ご指摘をいただきましてありがとうございます。地域の実情をよく把握をされてご質問いただきました。感謝を申し上げます。 今までちょっと議論されたことではありませんが、私はこの実証実験につきまして、先ほど高尾議員の答弁でも申し上げましたが、利用者が倍になったということでございます。この点については、前進をしたということです。 それから、もう1点は、職員が本当に真剣になって、いろいろなアイデアを出して、それに取り組んだということで、職員のスキルアップは大変に進んだと思います。そのことで、住民の皆さまに説明をして、いろんなところに出向いていったということで、私は今回の実証実験については成功裏に終わったということでございます。 いただきましたクレーム等につきましては、クレームという扱いではなくて、ご要望として承って、今後に努めていきたいと思います。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  他に質問はありますか。 第3番、東研一君。 ◆3番議員(東研一君)  それではそのようにお願いして、私の一般質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(丹澤孝君)  これをもって、第3番、東研一君の一般質問を終わります。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会します。 大変ご苦労さまでございました。     散会 午後6時17分...