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  1. 熊本市議会 2020-02-21
    令和 2年第 1回環境水道分科会-02月21日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 2年第 1回環境水道分科会-02月21日-01号令和 2年第 1回環境水道分科会                環境水道分科会会議録 開催年月日   令和2年2月21日(金) 開催場所    環境水道委員会室 出席委員    8名         福 永 洋 一 分科会長   小佐井 賀瑞宜 副分科会長         古 川 智 子 委員     島 津 哲 也 委員         北 川   哉 委員     吉 田 健 一 委員         三 島 良 之 委員     田 尻 善 裕 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(4件)      議第 19号「令和元年度熊本市一般会計補正予算」中、環境水道分科会関係分      議第 31号「令和元年度熊本市水道事業会計補正予算」      議第 32号「令和元年度熊本市下水道事業会計補正予算」      議第 33号「令和元年度熊本市工業用水道事業会計補正予算」                             午前10時06分 開会
    ○福永洋一 分科会長  ただいまから予算決算委員会環境水道分科会を開会いたします。  本日の議事に入ります前に、執行部より発言の申し出があっておりますので、これを許可します。 ◎勝谷仁雄 環境局長  2点の報告がございます。  まず、環境推進部長の森でございますが、病気で本日欠席いたしております。  それとあともう一点でございますけれども、1月1日付で人事異動がございまして、アジア・太平洋水サミットを担当いたします水保全課副課長、北里洋祐でございます。         〔執行部自己紹介〕 ◎勝谷仁雄 環境局長  報告は以上でございます。 ○福永洋一 分科会長  発言は終わりました。  今回、当分科会において先議案件として審査を分担します議案は、補正予算4件であります。  それでは、審査の方法についてお諮りいたします。  審査の方法としては、議案について説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○福永洋一 分科会長  異議なしということで認め、そのようにとり行います。  これより議案の審査を行います。  まず、議第19号「令和元年度熊本市一般会計補正予算」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎村上慎一 廃棄物計画課長  廃棄物計画課でございます。  令和元年度補正予算について御説明させていただきます。  恐れ入りますが、予算決算委員会環境水道分科会環境局資料、黄色の帯のついた資料になります。  5ページをお願いいたします。  なお、ページのところに括弧書きの方が書いてございますが、こちらは予算決算委員会説明資料の全体のページとなっておりまして、そちらは171ページでございます。  まず、総括表にて概要を御説明いたします。  中ほどの所管予算合計でございますけれども、指定収集袋製造等関係業務委託等の入札の執行残のほか、決算調整によるものを合わせまして総額6億156万7,000円の減額補正を計上いたしております。これによりまして環境局の令和元年度の予算は、146億6,241万2,000円となります。  続きまして、その下段の繰越明許費補正の欄を御覧ください。  継続して事業を進めていきますために、令和2年度に予算を繰り越しさせていただくものでございます。  上段の20清掃費の埋立処理施設周辺環境整備事業1,550万円につきましては、扇田環境センター周辺農道整備工事入札参加業者がなく、再公告となったため、予算の繰り越しをお願いいたすものでございます。  続きまして、2段目のし尿処理施設解体事業3億6,222万6,000円につきましては、秋津浄化センターの解体工事及び施工管理業務委託でございまして、いずれも令和2年度までの債務負担行為に係る契約となっておりまして、契約締結後にそれぞれ受注業者と協議をいたしました際、出来高払いの請求はせず、令和2年度の完了払いのみとなったため、予算繰り越しをお願いするものでございます。  続きまして、3段目の25環境保護費全国都市緑化フェア関連事業1,612万9,000円につきましては、平成17年に策定いたしました緑の基本計画の改定業務の委託の繰り越しでございます。当該基本計画策定から現在まで十数年にわたります各施策の調査、照会等に期間を要しますため、繰越明許費補正を計上させていただくものでございます。  繰越明許費の補正につきましては以上でございます。 ◎桝田一郎 環境政策課長  債務負担行為補正について御説明いたします。  同じ資料の下段の表でございますが、地域エネルギー事業に係る使用料としまして、限度額1億8,984万円を計上しております。これは、本市がSDGsの取り組みとして国へ提案した事業の一環で、自治体SDGsモデル事業に選定された事業でございまして、昨年4月に本市が出資し、東西環境工場の発電した電力を本市施設へ供給しております熊本の地域エネルギー会社スマートエナジー熊本が本市の目指す防災・減災のまちづくりの施策として大型蓄電池の設置、自営線の敷設等を実施するものでございます。大型蓄電池につきましては、南区役所及び上下水道局庁舎の2カ所に設置し、停電時のBCP対策のほか、平時は電力のピークカットにより、料金の削減を図ります。  なお、大型蓄電池の設置につきましては、全体として今回の設置を含めて20カ所を想定しております。また、自営線につきましては、西部環境工場から隣接する城山公園まで敷設し、同公園にEV充電拠点を設置します。これにより広域停電時にもEV充電拠点を確保することにより、日産自動車との連携協定に基づくEVを活用した避難所等への電気供給の持続性を可能とするものでございます。  説明は以上でございます。この後、それぞれの補正の内容につきまして、順次担当課長が御説明申し上げます。 ◎村上慎一 廃棄物計画課長  廃棄物計画課でございます。  続きまして、歳出予算について御説明いたします。  恐れ入りますが、環境局資料の9ページ、全体資料では175ページをお願いいたします。  まず、この表の記載方法でございますけれども、事業実施に当たりまして、予算流用を行い執行した経費が含まれるものにつきましては、事業名の先頭に丸印をつけております。この中には需用費から備品購入費などの支出科目の更正のための節の組みかえなども全て含まれております。  それでは、廃棄物計画課関連分について御説明させていただきます。  目の10清掃総務費の1,052万9,000円の減額補正でございます。こちらの主な要因としては、人件費の減額でございます。  次に、目の15じん芥処理費2億79万9,000円の減額補正の主な内容について御説明いたします。  1番のごみ収集経費(経常)270万円の増額でございますけれども、クリーンセンター車両燃料代の増加と車両修繕費の増加が主な要因でございます。  次に、2番のごみ収集経費(政策)1億6,735万5,000円の減額でございますけれども、廃棄物収集運搬業務委託の入札の執行残によるものでございます。  次に、4番の東部環境工場ごみ処理経費は、3,620万円の減額でございます。これは、ごみの焼却量の減少に伴いまして焼却灰等運搬業務委託費の減額等によるものでございます。  次に、目の20特別清掃費2億694万9,000円の減額補正の主な内容について御説明いたします。  1番の指定収集袋製造等関係経費6,598万5,000円の減額。  それから10ページに移りまして、全体資料では176ページになります。  2番の資源物再資源化推進経費3,466万8,000円の減額、4番の旧リサイクル情報プラザ解体経費3,006万7,000円の減額、5番の資源物持ち去り対策経費179万9,000円の減額補正でございますけれども、これらは全て入札の執行残によるものでございます。  次に、6番のPCB廃棄物適正処理推進経費202万円の増額補正につきましては、嘱託職員を2名雇用したことに伴いまして増額をお願いするものでございます。  次に、7番の埋立処理経費(経常)1,670万円の減額補正につきましては、扇田環境センターの2期目の埋立処分場の供用開始が埋め立てごみの減少によりまして遅れましたために、下水道使用料等を減額するものでございます。  次に、8番の埋立処理経費(政策)5,980万円の減額補正につきましては、処分場で予定いたしておりました工事範囲が減少いたしまして4,900万円を減額したものによるものでございます。  廃棄物計画課関連分は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎緒方宏行 浄化対策課長  続きまして、浄化対策課より説明いたします。  環境局資料10ページ、同じく全体資料176ページの下段、目の25し尿処理費5,849万7,000円の減額補正でございます。  主な内容といたしまして、2番の秋津浄化センター解体経費5,869万9,000円の減額補正でございますが、解体工事及び施工管理業務委託等の入札の執行残によるものでございます。  続きまして、資料11ページ、全体資料で177ページをお願いいたします。  目の30浄化槽管理費6,504万7,000円の減額補正の主な内容について御説明いたします。  2番の小型合併処理浄化槽設置費助成5,206万円の減額補正につきましては、単独処理浄化槽くみ取り便槽から合併処理浄化槽に入れかえる転換、新築等での設置による通常新設、熊本地震で被災した合併処理浄化槽の設置、入れかえに対する災害新設の3つの補助項目の中で、特に災害新設の申請数が減少傾向にありまして、当初に比べ4割弱の見込みであったことによるものでございます。  3番の被災合併処理浄化槽設置支援経費1,297万2,000円の減額補正でございますが、こちらは下水道事業計画1期において、熊本地震に起因して合併処理浄化槽の設置者を対象に復興基金を活用した補助事業でございまして、申請数が減少傾向にあり、当初に比べ5割弱の見込みであったことによるものでございます。  以上でございます。 ◎桝田一郎 環境政策課長  同じ資料の中ほどでございます。目の10環境保護総務費でございます。3,400万6,000円の増額を計上しております。  内訳としまして、まず下段の職員の人件費といたしまして、年度中途の増員に伴う4,153万9,000円の増額でございます。  次に、環境政策課分でございますが、主なものを御説明いたします。  2番の温暖化対策推進経費といたしまして1,773万円の増額を計上しております。これは、本市の地球温暖化対策実行計画の改定を予定しておりましたが、熊本連携中枢都市圏13市町村のうち、本市を含め18市町村での共同策定への変更に伴う委託料の増額でございます。この共同策定は、熊本連携中枢都市圏ビジョンに基づくもので、策定事務の効率化のほか、温暖化対策の補完、波及、推進効果があると考えております。共同策定は全国初の試みでありますが、策定に当たっては、国や熊本県との整合性を図り、各市町村の特性を生かした実効性の高い計画となるよう取り組んでまいります。  なお、共同策定の対象市町村につきましては、策定費用として応分の負担をお願いしております。また、この共同策定につきましては、先月改めて熊本連携中枢都市圏18市町村で共同策定を実施することとなりましたが、この件につきましては、2050年、温室効果ガス排出実質ゼロ宣言とあわせまして、3月開催の委員会で御説明させていただきたいと思います。  次に、3番のエネルギー政策推進経費といたしまして1,680万6,000円の減額につきましては、エネルギーハウスや太陽光発電への補助事業への決算調整でございます。  次に、12ページをお願いいたします。全体資料178ページでございます。  7番の水道事業会計繰出金でございます。国が定めました地方公営企業への繰出基準に基づいた決算調整といたしまして80万円の減額を計上しております。  以上でございます。 ◎松本光裕 環境共生課長  環境共生課でございます。  続きまして、目20緑化推進費について御説明申し上げます。171万9,000円の増額補正を計上いたしております。  主な内容を御説明いたしますと、1番立田山管理経費につきましては、立田山憩の森からの落石によります隣接家屋への外壁の補修費用の相当額といたしまして、15万4,000円の賠償金を計上いたしております。  2番自然環境保全経費につきましては、緑のじゅうたんサポーター制度で頂きました寄附金の基金への積み立て経費を計上いたしております。  続きまして、飛びまして5番緑化推進経費につきましては、住宅や事業所を緑化される方への支援制度でございます。つながりの森づくり補助金の申請状況を踏まえまして100万円の減額補正を計上いたしております。  以上でございます。 ◎永田努 水保全課長  水保全課でございます。  同じく、環境局資料の12ページ、下段、全体資料の178ページでございます。  目25地下水保全対策費東部堆肥センター管理運営経費2,370万円の減額でございます。これは、東部堆肥センター指定管理料のうち、燃料光熱費1,624万円、車両費397万円などを減額するものでございます。  以上でございます。 ◎近藤芳樹 環境総合センター所長  環境総合センターでございます。  続きまして、環境局資料13ページ、全体資料の179ページになります。  目の30環境総合センター費でございます。113万9,000円の減額を計上しております。内訳といたしまして、1番の感染症対策経費は、非常勤職員の共済費4,000円増加分でございます。  次に、2番の環境総合センター施設管理経費(経常)は、電気料の執行残114万3,000円の減額でございます。  以上でございます。 ◎桝田一郎 環境政策課長  同じ資料の中段でございます。  1番の下水道事業会計繰出金でございます。国が定めました地方公営企業への繰出基準に基づいた決算調整といたしまして7,063万2,000円の減額を計上しております。  説明は以上でございます。 ○福永洋一 分科会長  次に、議第31号「令和元年度熊本市水道事業会計補正予算」、議第32号「同下水道事業会計補正予算」、議第33号「同工業用水道事業会計補正予算」、以上3件について、一括して説明を求めます。 ◎江藤徳幸 経営企画課長  経営企画課でございます。私からは上下水道局所管3会計の令和元年度補正予算について説明させていただきます。  青色の表紙、環境水道分科会資料上下水道局の1ページをお願いいたします。  まず、水道事業会計の補正予算でございます。  1、2ページには補正予算書にあります議案をつけております。  3ページから御説明させていただきます。予算決算委員会説明資料では185ページからでございます。  1、総括の収益的収支でございます。補正額のところでございますが、収益は1億2,896万2,000円の増額、費用は1億8,052万1,000円の増額となり、補正後の収益的収支差額5,155万9,000円減少し、25億6,675万3,000円となる見込みでございます。  下の表、資本的収支でございますが、収入は5,767万円の増額、支出は2,153万8,000円の減額となり、その結果、収支は7,920万8,000円増加し、不足額は63億4,103万6,000円となる見込みでございます。  なお、この不足額につきましては、減債積立金過年度分損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。  次に、4ページに収益的収支水道事業収益でございます。  収益は1億2,896万2,000円増額計上しております。主な内訳ですが、下水道受託工事の増加により、受託工事収益が4,693万4,000円の増や、龍神橋、明午橋補修工事に伴う補償金が4,488万4,000円の増となったことなどでございます。  次の5ページは、収益的収支水道事業費用でございます。  費用は1億8,052万1,000円増額計上しております。支払消費税のほか、人件費や修繕費など決算調整に伴い増減額を行った結果、増額補正となるものでございます。  次の6ページ上段、資本的収支資本的収入でございます。  収入は5,767万円増額計上しております。主な内訳ですが、下水道受託工事の増に伴う工事負担金5,500万円や加入金の増でございます。
     続きまして、下段、資本的支出でございます。  支出は2,153万8,000円減額計上いたしております。人件費や請負工事費など決算調整に伴い減額補正となったものでございます。  以上が水道事業会計でございます。  次の7ページ、下水道事業会計の補正予算でございます。  7ページから9ページには、補正予算書にあります議案をつけております。  10ページから御説明させていただきます。予算決算委員会説明資料では191ページからでございます。  1、総括の収益的収支でございますが、収益は1億1,757万円の増額、費用は9,763万5,000円の増額となり、補正後の収益的収支差額は1,993万5,000円増加し、19億7,620万8,000円となる見込みでございます。  続きまして、下の表、資本的収支でございますが、収入は1億6,705万4,000円の増額、支出は2億2,156万7,000円の増額となり、その結果、収支は5,451万3,000円減少し、不足額は73億2,507万6,000円となる見込みでございます。  なお、この不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。  次の11ページに収益的収支下水道事業収益でございます。  収益は1億1,757万円増額計上いたしております。主な内訳ですが、一般会計からの負担金や補助金が減少する一方で、長期前受金戻入が9,000万円、その他、特別利益で退職給付引当金収益化額8,848万5,000円などが増額したものでございます。  次の12ページ、収益的収支下水道事業費用でございます。  費用は9,763万5,000円増額計上いたしております。資産減耗費支払消費税の増、支払利息の減のほか、人件費、委託料など決算調整に伴い増減額を行った結果、増額補正となるものでございます。  次の13ページ、3、資本的収支資本的収入でございます。  収入は1億6,705万4,000円増額計上いたしております。その内訳ですが、雨水分を含む国庫補助金1億4,861万円の増額などでございます。  次の14ページ、資本的支出でございますが、支出は2億2,156万7,000円増額計上いたしております。建設改良費で備考欄に内訳を記載しておりますが、資源循環形成事業が1億1,147万3,000円の増額、災害復旧事業で1億2,245万円の増額などでございます。  以上が下水道事業会計でございます。  次に、15ページ、工業用水道事業会計の補正予算でございます。  15ページには、補正予算書にあります議案をつけております。  16ページから御説明させていただきます。予算決算委員会説明資料では199ページからでございます。  これは、城南工業団地の入居企業へ工業用水道を供給しているものでございます。Ⅰ、業務の予定量ですが、供給事業所数は11カ所で変化はございませんが、年間総給水量が1,787立方メートル減少し、5万5,211立方メートルと見込んでおります。  下段のⅡ、令和元年度2月補正予算、1、総括をごらんください。  収益、費用とも24万5,000円の減額で、補正後も収支均衡予算でございます。  資本的収支の補正はございません。  17ページをお願いいたします。  収支的収支の主な内訳でございますが、収益では給水収益を20万4,000円減額、費用では維持管理経費の執行残などを減額計上いたしております。  以上が工業用水道事業会計でございます。  令和元年度補正予算の説明は以上でございます。 ○福永洋一 分科会長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  分担議案について質疑及び意見をお願いいたします。 ◆古川智子 委員  すみません。ちょっと素朴な疑問ですが、環境局、13ページの環境総合センター費、2番の環境総合センター施設管理経費、これは電気量が予想よりも少なかったためにということで減額なんですが、本当に素朴な疑問で申し訳ないんですけれども、稼働している日数はそんなに変わらないと思うんですが、なぜこんなに電気料金が減ったのか教えていただけますか。 ◎近藤芳樹 環境総合センター所長  電気料金の減額ですけれども、平成30年に環境総合センターの空調設備の入れかえを行いました。それに伴いまして、省エネ型のエアコンを使用することによりまして、約10%の電気量の削減を行ったところです。  以上です。 ◆古川智子 委員  ありがとうございました。やはり入れかえて10%も違うんですね。御説明ありがとうございました。 ◆北川哉 委員  環境局の説明資料の中の10ページのPCB廃棄物適正処理推進経費で嘱託職員の人件費が増えておりますけれど、このPCB廃棄物というのは、量的に増えてきているのでその人員を増やすという形になっているのか、やはりPCB自体はもう作らないというか、そっちの方に何か進んでいるのかとか、そういったところがちょっと疑問に思いましたので、お答えいただければと思います。 ◎千原直樹 ごみ減量推進課長  ごみ減量推進課でございます。  もう御存じかもしれませんが、昭和43年にカネミ油症事件というのがありまして、これを契機に昭和47年以降には、製造、輸入とも禁止されている物質でございまして、大変古いものですから、その調査というものをするためにというのが1点と、それとPCBの特措法でそのPCBの濃度とか、あるいは含む機器によって処分期限が定められておりまして、来年度いっぱいに処分をしなければならない、例えば、蛍光灯の安定器等については来年度いっぱいまでに処分をしなければなりませんので、その処分をちゃんとしてもらえるかどうか、あるいは機器がどれくらいあるかどうか、そういったことを調査するために嘱託職員を新たに2名雇用したということでございます。  以上でございます。 ○福永洋一 分科会長  質問ではPCB自体が増えているのかという質問もあったと思いますが。 ◎千原直樹 ごみ減量推進課長  PCB自体は先ほど申しましたように、昭和47年以降、製造、輸入とも禁止されておりますので、増えているということはないんですけれども、ただ、古いものですから、それがどのくらいあるかというような調査をしなければならないということで、新たに2名雇用したということになります。  以上でございます。 ◆北川哉 委員  ありがとうございます。新たに作られてはないということは思っていたんですけれど、やはり見つけるのが大変、多分困難ではあると思う、古くもう保管されたまんま眠っているというのが多分あると思うので、今後、有害性があるものですので、しっかり探して処理していただきたいと思っております。よろしくお願いします。 ○福永洋一 分科会長  ほかにありませんか。 ◆島津哲也 委員  すみません、私も環境局の11ページの3番にエネルギー政策推進経費のところで、補正の方が1,680万6,000円ということで、エネルギーハウス、太陽光の減ということで先ほど御説明ありましたけれども、もうちょっと詳しく教えていただければなと。その減になった要因といいますか、そういうところまで把握されていればお願いします。 ◎桝田一郎 環境政策課長  補助の減額の内容でございます。  このEV、エコカーの補助でございますけれども、もともと200台ということで見込んでおりましたけれども、今のところ150台といった見込みを今、立ててございます。それから、ゼロエネルギーハウスでございますけれども、当初40件ということで補助枠を確保しておりましたけれども、今のところ半分ぐらいというような見込みでございます。  その他は、高断熱窓改修につきましても補助枠を少し下回るというような状況でございまして、エコカーにつきましては、私どもがメーカー、ディーラー様に聞き取りをしまして、大体このくらいということで見込みを立てておりましたが、まだここまで至っていないということで、今、2月いっぱいの申し込みをいただいていまして、本来3月が、そもそも決算で多いというところもございますけれども、まだ昨年聞き取りをしましたのにちょっと至っていないと。  それからゼロエネルギーハウスでございますけれども、こちらにつきましては、私どもが改善しまして、手続で今まで事前の申し込みを事後申し込みとしまして、手続の簡略化ですとか、受け入れがしやすいようにということで改善をいたしましたが、まだまだこのゼロエネルギーハウスにつきましては、メーカーさんもちょっと手が回らないということで、なかなか推進するに至っていないということもちょっと聞いております。ゼロエネルギーハウスが建っていないというではないんですけれども、申請に対してやはりこの需要が多く、まだまだ建てているところが多いということで、申請にちょっと手が回らないといったことも聞いてございます。  そういったことで、私どもの想定よりも今のところ申し込みが少ないと、ただ、改善をしたことによって今、大手メーカーさんも徐々に申請を出されておりますので、今後は、その辺は件数が増えてくるというふうに考えております。  以上です。 ◆島津哲也 委員  すみません。説明ありがとうございました。  お金がマイナスになるということは、非常にいいことだと思うんですけれども、環境の問題というのは、今からちょっとお金をかけていかないといけないなというふうに私も感じております。エコカーの問題だとか、ゼロエネルギーハウスのPRの方もしていかないといけないでしょうし、申請もできれば簡素化していただくような方向で要望したいなというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○福永洋一 分科会長  要望でいいですね。 ◆島津哲也 委員  はい、要望で。 ○福永洋一 分科会長  ほかにありませんか。 ◆吉田健一 委員  2点、御質問させていただきます。  まず1点目、10ページの8番埋立処理経費(政策)ということで、先ほど御説明の中で工事範囲の減少ということでありました。その要因をちょっと教えていただければと思います。 ◎後藤滋 環境施設課長  環境施設課でございます。  扇田環境センター埋立処分場についてなんですが、扇田処分場については、1期処分場と2期処分場がございます。まもなく1期処分場のほうは埋立容量上限に達しようかというところでございますが、ごみの搬入量等が思った以上に伸びませんで、1期処分場の埋め立てがまだ完成しないような状況でございます。そうすると2期処分場の開始がおくれるというような状況にはなっておりますが、1期処分場の埋め立てが上がったところで、調整用の遮水シートを敷く工事を計画しておりましたが、その遮水シートの工事が埋め立てが上がらなかったものですから、それを今回減額させていただいたということです。来年度当初予算でこの分については実施させていただくというような計画をしております。  以上でございます。 ○福永洋一 分科会長  減少した理由を聞きたかったんですよね。今の答弁でいいですか。 ◆吉田健一 委員  ありがとうございます。実際スタートして、その都度計画を立てられて、今回の減少につながっているということだと思いますので、来年度予算でまたぜひ状況を教えていただければと思います。よろしくお願いします。  すみません、続けて2点目、12ページ、東部堆肥センターの管理運営経費ということで、説明の中で燃料また車両に伴う減額ということで、これもまた理由を教えていただければと思います。 ◎永田努 水保全課長  水保全課でございます。  東部堆肥センターにつきましては、昨年4月に供用を開始しまして、4月から9月ぐらいまで、夏場にかけて非常に持ち込み量が多い状況でございました。そのような状況でございましたので、年度後半の燃料費、それから人件費、車両費等が不足するのではないかということが考えられましたので、昨年度、第4回の定例会で3,700万円の増額をお願いしたところでございます。  その後、秋以降、非常に安定した持ち込みがされておりまして、今、施設も安定した運営状況にございます。そういったことから、燃料費でございますとか、車両の運搬費等を当初の予定よりも減額することになったということでございます。  以上でございます。 ◆吉田健一 委員  ありがとうございます。1年通してまだやっていないというところもありますので、しっかり一緒に経験を積んで、そのシーズン的なものもあると思いますので、また一緒に勉強させていただければと思います。ありがとうございます。 ○福永洋一 分科会長  要望ということですね。 ◆吉田健一 委員  はい。 ◆田尻善裕 委員  幾つか確認したいことがあります。教えていただきたいのは、まず最初に9ページの廃棄物計画課の指定収集袋の件なんですけれども、昨今のコロナウイルスの件で、先日マスコミにも出ていましたけれど、他都市はごみ袋が足りない状況の中、本市は十分に確保できているというお話があったので、一安心なんですけれども、本市の場合は、製造はどこで作って、どこで保管していらっしゃるのでしょうか。 ◎村上慎一 廃棄物計画課長  廃棄物計画課でございます。  私ども、ごみ袋の製造を3つに分けております。これも危機管理と多くの参入機会という観点から、3つのところで分けておりまして、その3つの会社が入札で落とされまして、今の契約でいきますと、ベトナムで製造しているのが2社と中国で製造しているのが1社でございます。今回、中国の方で製造されている部分なんですが、販売枚数が低い、燃えるごみですと小、特小、あと不燃物というのが今中国の方で製造されている分になります。私ども、やはりこういった突発的な事情がございますので、保管の方を大体在庫を4、5カ月分持つようにしております。今回もそれによりまして、あと数カ月入ってこなくても足りますし、また4月には新たな入札がございまして、4月の入札では当然稼働している工場を皆さん入札では上げてこられると思いますので、特段、今回については問題ないと思います。  それと、あと今保管の方ですけれども、当然、作られた分は熊本市の方で保管をしておりますので、流通も大丈夫だというふうに思っていただいて結構かと思います。  以上でございます。 ◆田尻善裕 委員  ありがとうございました。リスク管理をやっているという、非常に心強く思います。  また別件でいいですか。11ページになるんですけれど、同じく環境局、さっき説明がなかったので、COOL CHOICE CITY くまもとのこの減額部分が国、県が大きいんですけれども、これの何か理由を教えてもらってもいいですか。 ◎桝田一郎 環境政策課長  COOL CHOICE CITY くまもとの減額でございますが、これは当初予算で、まず例年1,000万円の補助ということで、1,000万円を計上してございました。ところが、今年度の交付額の上限がまず800万円に減額されました。それから、最終的な交付の申請時にさらに718万8,000円に減額されたということがございまして、800万円が上限となりました。  それから、その内で事業をすることとなりましたが、今回イベント時に台風が参りましてイベントの中止をしました。そういったところで、さらにその分の減額をしました関係で、この不要額としまして決算調整しまして332万9,000円となったわけでございます。  以上です。 ◆田尻善裕 委員  その台風でなくなったイベントというのは、また今後やられるんですか。 ◎桝田一郎 環境政策課長  今年度は、もうそこで中止で、実はほとんど準備をしておりまして、開催する前日に中止をしましたものですから、全くこの委託料を払わなくてよかったというわけではございませんで、金額の3分の2近くは払うことになってしまいましたものですから、再度また同じような規模ですることができなくなりました。  以上でございます。 ○福永洋一 分科会長  新年度はどうかという質問もあったが。 ◎桝田一郎 環境政策課長  新年度は、3月の委員会の方でまた説明させていただきます。 ◆田尻善裕 委員  了解です。  最近のコロナの状況を考えて、イベントが本当に将棋倒しに中止になっているのを考えれば、準備されていたのを補填するためにも、致し方ない判断だと思いますし、私が聞きたかったのは、来年度、計画しているならそういうようなことを一言言ってもらえればよかったのかなと思ったんですけれども。  ちょっとすみません、もう一ついいですか。上下水道のことは、金額もかなり大きいので、非常に難しいんですけれど、管理者の感想が聞きたいんです。計画の管理者として。 ○福永洋一 分科会長  全体の予算の総括みたいなことでいいですか。 ◆田尻善裕 委員  はい。 ◎白石三千治 上下水道事業管理者  今回の補正に関しての所感というような御質問だと思いますけれども、水道事業会計下水道事業会計工業用水道事業会計、それぞれが減額補正というのが確かに多いんですけれども、事業推進に当たりましては、基本的にいろいろな計画を持って実行しているところでございまして、事業の進捗としては、非常に進捗通り進んでいる部分が多いのかなというふうに思っているところでございます。  ただ、そういう中であって、例えば、災害復旧事業に対しましても今年度の3月末をもって下水道の管渠等も終わりますので、その辺りも順調に進捗している、あるいは上水道における水源地の更新事業とかいろいろございますけれども、そういったものを着実に進めている、下水道の施設整備についても着実に進めているということで、事業の推進自体は適正に進めているというような状況もございますし、損益上の話になりますと黒字といいますか、そういったものも十分確保できているというような状況でございます。  今年度、3月に経営戦略というものを策定いたしまして、4月から実行するというようなこともございますけれども、そういった中でも今後10年間、そういった例えば、黒字を確保するというような見通しの中で経営戦略を作っておりますけれども、そうした観点からしても今年度の決算の見込みに対しても十分その経営戦略に反映できる通りの事業推進に当たっているのかなというふうに考えているところでございます。ちょっと大ざっぱなことになりますが。 ○福永洋一 分科会長  よろしいですか。 ◆三島良之 委員  今、田尻委員が総体的なことをおっしゃいましたが、私はもっと変わって、環境にまた戻ります。  10ページ、これは、浄化対策課にお尋ねいたします。  公衆トイレの管理経費9万9,000円ですが、公衆トイレが今例えば幾つあるのか、あるいは管理等、例えば備品交換とか、そういうのも含めて入っているのか。今はほとんど公衆トイレに代わるのは町中のコンビニで済ませていますけれど、これを例えば、公園なんかのトイレも含めた公衆トイレと位置づけているのか、これは浄化対策課で全てトイレを管理しているのかも含めて、担当課長、よろしくお願いいたします。 ◎緒方宏行 浄化対策課長  浄化対策課でございます。  私ども浄化対策課の方では、公衆トイレということで、現在9カ所のトイレを維持管理しているところでございます。
    ◆三島良之 委員  ちょっとそれを言ってごらん。皆さんも知っておった方がいいですよ。 ◎緒方宏行 浄化対策課長  9カ所でございます。  1つが学園通りトイレ、あと金峰山山頂の頂上トイレでございます。それと岩戸の里公園手洗所、高麗門手洗所、立田山配水池前手洗所、明八橋際公衆トイレ、新呉服橋際公衆トイレ、JRの武蔵塚駅前公衆トイレ、金峰山登山口手洗所ということで、以上の9カ所でございます。それと公園のトイレは先ほどの熊本県自然保護課からの委託を受けて、岩戸の里公園を管理しているところで、清掃、管理等を行っているところでございます。公園は以上です。 ◆三島良之 委員  分かりました。その中で、今9カ所で、なるほどそれが大体1カ所に対して1万円ということか。全くしないところもあるでしょうし、例えば、そこで便座が壊れたとか、窓が割れたとか、そういうのも含めた管理でしょうけれども、そのほかに備品の変更、交代なんかもあるでしょうけれど、公衆トイレということに関しては、私は少ないという気がいたします。  それから、こんな感じで、この予算の中で抑えていこうとするからいつまででもなかなか入ろうとしない。ますます汚くなる。その最たるものが、先ほど、明八橋か、あのトイレ見てごらん。よっぽどのときじゃないととてもとても入る気がしない。むしろない方がいい。あれぐらいだったらもうない方がいいですよ。本当に熊本の環境そのものが外から来られた、あるいは郊外から来られた方が、とてもとてもと思います。  これは課も違いますけれど、担当課と相談しながら、それがクリアできないなら逆にやめさせたらいい。やはりそれぐらい全庁的に共有してこれぐらいは頑張らなければいけない。たった9カ所、それを守り切らないというのに問題もありますよ。ぜひ、その辺のところも今後の、新年度に向けての課題にしていただきたい。  以上が私からの本当に細かな、素朴な質問でございました。よろしくお願いしますよ。 ○福永洋一 分科会長  要望でいいですか。 ◆三島良之 委員  はい。 ○福永洋一 分科会長  私からも実態調査も含めて、汚いトイレにやはり人は入らないだろうし、きちんと整備するのか、廃止するのかも含めて1回、やはり現地調査も含めて、維持管理をずっとするんじゃなくて、改修すべきはすべき、廃止するはするということで方向性も今後検討してください。よろしくお願いします。  ほかにありませんか。水道局事業に関しては、予算全般に関わる質問しかなかったんですけれども、ありませんか。素朴な疑問でもいいですよ。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○福永洋一 分科会長  ほかになければ、これをもちまして環境水道分科会を閉会いたします。  お疲れさまでした。                             午前10時59分 閉会 出席説明員  〔環 境 局〕    局長       勝 谷 仁 雄    環境政策課長   桝 田 一 郎    環境政策課副課長 中 村 清 香    温暖化・エネルギー対策室長                                 右 山 敬 基    環境共生課長   松 本 光 裕    水保全課長    永 田   努    水保全課副課長  北 里 洋 祐    アジア・太平洋水サミット推進室長                                 廣 瀧 宗 美    環境総合センター所長          資源循環部長   上 妻 賢 治             近 藤 芳 樹    廃棄物計画課長  村 上 慎 一    廃棄物計画課副課長山 本 哲 也    環境施設課長   後 藤   滋    扇田環境センター所長                                 東   誓 司    ごみ減量推進課長 千 原 直 樹    事業ごみ対策室長 菅 本 康 博    浄化対策課長   緒 方 宏 行    浄化対策課副課長 中 尾 健 児    北部クリーンセンター所長        西部クリーンセンター所長             西 村 啓 治             小 林 弘 和    東部クリーンセンター所長        東部環境工場長  畑 田 芳 雄             外 山   誠  〔上下水道局〕    上下水道事業管理者白 石 三千治    技監       堂 園 洋 昭    総務部長     永 戸 成 佳    総務課長     藤 本 泰 二    総務課副課長   岩 本 清 昭    経営企画課長   江 藤 徳 幸    料金課長     小 池 保 典    給排水設備課長  北 村 竜 彦    給排水設備課副課長坂 口   潔    計画整備部長   上 村 博 之    計画調整課長   上 田 信 一    水道整備課長   山 本 耕 作    下水道整備課長  猪 口 浩 二    下水道整備課副課長上 妻 秀 明    維持管理部長   白 岩 武 樹    水相談課長    眞 杉 忠 伸    管路維持課長   藤 本   仁    水運用課長    木 村 利 信    水再生課長    正 代 徳 明 〔議案の審査結果〕   議第 19号 「令和元年度熊本市一般会計補正予算」中、環境水道分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 31号 「令和元年度熊本市水道事業会計補正予算」……………(審 査 済)   議第 32号 「令和元年度熊本市下水道事業会計補正予算」…………(審 査 済)   議第 33号 「令和元年度熊本市工業用水道事業会計補正予算」……(審 査 済)...